JP7070397B2 - 通知制御装置、電子機器、通知制御方法、およびプログラム - Google Patents

通知制御装置、電子機器、通知制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通知制御装置、電子機器、通知制御方法、およびプログラムに関する。
携帯端末装置などの電子機器が落下したときに、警告音を鳴らすことで紛失を防止する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2000-32167号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような技術では、例えば、周囲の騒音が大きな環境では、警告音を鳴らすことが最適な通知方法とならない可能性がある。そのため、電子機器が落下した場合に紛失を防止するための有効な通知方法が求められている。
本発明は、電子機器が落下した場合に紛失を防止するための有効な通知を行なうことのできる通知制御装置、電子機器、通知制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の通知制御装置は、ユーザの周囲の状況を判別する周囲状況判別部と、前記ユーザが所有する電子機器に対する衝撃を検出する衝撃検出部と、前記衝撃が前記電子機器の落下によるものであるか否かを判定する落下判定部と、前記衝撃が落下によるものであると判定された場合、前記電子機器が落下した時点の直前において前記周囲状況判別部が判別した、前記ユーザの周囲の状況を予め設定された通知先に通知する通信部とを備える。
本発明の電子機器は、本発明の通知制御装置を備える。
本発明の通知制御方法は、ユーザの周囲の状況を判別する周囲状況判別ステップと、前記ユーザが所有する電子機器に対する衝撃を検出する衝撃検出ステップと、前記衝撃が前記電子機器の落下によるものであるか否かを判定する落下判定ステップと、前記衝撃が落下によるものである場合、前記電子機器が落下した時点の直前において、前記周囲状況判別ステップで判別した、前記ユーザの周囲の状況を予め設定された通知先に送信する通信ステップと、を含む。
本発明のプログラムは、ユーザの周囲の状況を判別する周囲状況判別ステップと、前記ユーザが所有する電子機器に対する衝撃を検出する衝撃検出ステップと、前記衝撃が前記電子機器の落下によるものであるか否かを判定する落下判定ステップと、前記衝撃が落下によるものである場合、前記電子機器が落下した時点の直前において、前記周囲状況判別ステップで判別した、前記ユーザの周囲の状況を予め設定された通知先に送信する通信ステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、電子機器が落下した場合に紛失を防止するための有効な通知を行なうことができる。
図1は、本実施形態に係る通知制御装置が適用される電子機器の一例を示す模式図である。 図2は、本実施形態に係る通知制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態に係る通知方法を設定する方法の一例を説明するための模式図である。 図4は、本実施形態に係る通知制御装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図5は、通知方法を選択する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図6は、ユーザの行動に関する情報を通知する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含む。
<実施形態1>
図1を用いて、本発明の実施形態に係る電子機器の一例について説明する。図1は、本発明の電子機器の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る電子機器1は、例えば、ワイヤレスヘッドホン1a、1bである。以下では、本実施形態に係る電子機器1は、ワイヤレスヘッドホン1a、1bであるものとして説明するが、これは例示であり、本発明を限定するものではない。本発明の実施形態の電子機器は、ユーザが持ち運び可能な小型の電子機器であってもよい。
図2を用いて、本実施形態に係る電子機器の構成について説明する。図2は、電子機器の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、電子機器1は、記憶部10と、集音部20と、加速度センサ30と、位置情報測位部40と、通知部50と、通知制御装置(制御部)100とを備える。
記憶部10は、例えば、通知制御装置100の各部を実現させるためのプログラムを記憶している。この場合、通知制御装置100は、記憶部10に記憶されているプログラムを展開して実行することで、各部の機能を実現する。記憶部10は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、ソリッドステートドライブ、光ディスクなどの記憶装置で実現することができる。
集音部20は、種々の音を集音する。集音部20は、例えば、電子機器1の周囲の環境音を集音する。集音部20は、例えば、通常のマイクロホンで実現することができる。集音部20は、例えば、集音した環境音を音声情報として周囲状況判別部110に出力する。
加速度センサ30は、電子機器1に作用する加速度を検出する。加速度センサ30は、例えば、図1に図示されているような、X軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向の加速度を検出する。なお、X軸、Y軸、およびZ軸は、それぞれ互いに直交する。加速度センサ30は、例えば、検出した加速度を加速度情報として周囲状況判別部110に出力する。
位置情報測位部40は、電子機器1の現在位置に関する情報を取得する。位置情報測位部40は、例えば、GPS(Global Positioning System)受信回路やGPS受信アンテナで実現することができる。この場合、位置情報測位部40は、GPS信号を受信する。位置情報測位部40は、例えば、取得した電子機器1の現在位置に関する情報を、周囲状況判別部110に出力する。
通知部50は、種々の情報をユーザに通知する。通知部50は、例えば、電子機器1が落下した際に、電子機器1が落下したことをユーザに通知する。通知部50は、例えば、電子機器1を落下したことなどで紛失した際に、電子機器1が落下した際のユーザの行動を含む状況をユーザに通知する。通知部50は、例えば、通信部51と、音声出力部52と、発光部53とを備える。
通信部51は、図示しない有線又は無線ネットワークを介して外部の情報通信装置と情報通信を行なう。通信部51は、例えば、通信制御部161の制御に従って、通知制御装置100と、ユーザが所有する端末装置との間で情報通信を行なう。ここで、端末装置としては、PC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット端末などを挙げることができるが、これらに限定されない。
音声出力部52は、種々の音声を出力する。音声出力部52は、例えば、音声制御部162の制御に従って、ユーザに種々の情報を通知するための音声を出力する。具体的には、音声出力部52は、例えば、電子機器1が落下した際に、電子機器1が落下したことを通知するための音声を出力する。音声出力部52は、例えば、通常のスピーカで実現することができる。
発光部53は、種々の光を発光する。発光部53は、例えば、発光制御部163の制御に従って、ユーザに種々の情報を通知するための光を発光する。具体的には、発光部53は、例えば、電子機器1が落下した際に、電子機器1が落下したことを通知するための光を発光する。発光部53は、例えば、LED(Light Emitting Diode)で実現することができる。
通知制御装置100は、周囲状況判別部110と、バッファメモリ120と、衝撃情報取得部130と、落下判別部140と、通知方法選択部150と、通知制御部160とを備える。通知制御装置100は、記憶部10に記憶されているプログラムを展開して実行することで、各部の機能を実現する。通知制御装置100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含む電子的な回路で実現することができる。
周囲状況判別部110は、電子機器1の周囲の状況を判別するための種々の情報を取得する。周囲状況判別部110は、例えば、集音部20から音声情報を取得する。周囲状況判別部110は、例えば、加速度センサ30から加速度情報を取得する。周囲状況判別部110は、例えば、位置情報測位部40から現在位置情報を取得する。
周囲状況判別部110は、取得した情報に基づいて、電子機器1の周囲の状況を判別する。周囲状況判別部110は、例えば、音声情報に基づいて、周囲のノイズの大きさを判別する。
周囲状況判別部110は、例えば、加速度情報に基づいて、ユーザの行動を判別する。周囲状況判別部110は、例えば、加速度情報に基づいて、ユーザは歩いて移動しているか、走って移動しているか、自転車に乗って移動しているか、電車に乗って移動しているか、あるいは移動していないのかなどの移動状況を判別する。
周囲状況判別部110は、例えば、現在位置情報に基づいて、ユーザの現在位置を判別する。具体的には、周囲状況判別部110は、例えば、現在位置情報に基づいて、ユーザは自宅にいるか、職場にいるか、駅などの公共施設にいるかなどを判別する。
周囲状況判別部110は、例えば、所定の時間毎に連続して周囲状況を判別し、判別結果を記憶部10に記憶する。記憶部10は、新たな判別結果が記憶された場合、時間的に古い判別結果から順に消去又は上書きする構成とすればよい。
バッファメモリ120は、種々の情報を一時的に記憶する。バッファメモリ120は、周囲状況判別部110による判別結果を一時的に記憶する。
衝撃情報取得部130は、電子機器1に作用した種々の衝撃に関する情報を取得する。衝撃情報取得部130は、例えば、電子機器1に作用した衝撃に関する情報として、加速度センサ30が検出した加速度情報を取得する。この場合、衝撃情報取得部130は、加速度情報を加速度センサ30から直接取得してもよいし、記憶部10に格納されている加速度情報を読み出してもよい。
落下判別部140は、電子機器1が落下したか否かを判別する。落下判別部140は、例えば、衝撃情報取得部130が取得した加速度情報に基づいて、電子機器1が落下したか否かを判別する。この場合、落下判別部140は、例えば、電子機器1に作用した加速度が所定の閾値を超えていた場合に、電子機器1が落下したと判定する。落下判別部140は、例えば、電子機器1に作用した加速度と、記憶部10などに予め記憶された落下時の加速度とを比較することで、電子機器1が落下したか否かを判別する。落下判別部140は、電子機器1の落下を判別した際に、例えば、落下時の加速度に基づいて、電子機器1が落下して転がって移動した距離を算出する機能を有していてもよい。
通知方法選択部150は、ユーザに対する通知方法を選択する。通知方法選択部150は、周囲状況判別部110の電子機器1の周囲の状況の判別結果に基づいて、ユーザに対する通知方法を選択する。通知方法選択部150は、例えば、周囲状況に基づいて、音で通知するか、光で通知するか、ユーザの所有する端末装置に送信して通知するかを選択する。
通知方法選択部150は、例えば、周囲の騒音が比較的大きく、音声出力部52からの音声が聴き取りづらいと判断される環境下であったり、音を鳴らせない環境下であったりする場合には、光による通知又は端末装置への送信による通知を選択する。この場合、通知方法選択部150は、光による通知と、端末装置への送信による通知との両方を選択してもよい。
通知方法選択部150は、例えば、屋外などの発光部53を発光させても光を視認しづらいと判断される環境下では、音による通知又は端末装置への送信による通知を選択する。この場合、通知方法選択部150は、音による通知又は端末装置への送信による通知との両方を選択してもよい。
通知方法選択部150は、例えば、ユーザの移動状況や、時間帯に基づいて、通知方法を選択してもよい。通知方法選択部150は、例えば、昼では光のよる通知の優先度を低く、夜では光による通知の優先度を高くして通知方法を選択するようにしてもよい。通知方法選択部150は、例えば、ユーザが自転車に乗って移動していると判別された場合には、音による通知と、端末装置への送信による通知との両方を選択してもよい。通知方法選択部150は、例えば、ユーザが夜に自転車に乗って移動していると判別された場合には、光による通知と、端末装置への送信による通知との両方を選択してもよい。
通知方法選択部150は、例えば、場所に応じて通知方法が予め設定されている場合には、選択された通知方法を選択するようにしてもよい。
図3を用いて、場所に応じた通知方法を設定する方法の一例について説明する。図3は、通知方法を設定する方法の一例を説明するための模式図である。
図3には、現在位置と、通知方法とを対応付けた対応表が示されている。図3に示した位置は、電子機器1を落とした位置を意味している。
図3に示す例では、現在位置が自宅である場合には、第一通知方法が対応付けられている。現在位置が職場である場合には、第二通知方法が対応付けられている。現在位置が電車の中である場合には、第三通知方法が対応付けられている。
図3の場合、通知方法選択部150は、現在位置が自宅であると判別された場合には、通知方法として第一通知方法を選択する。通知方法選択部150は、現在位置が職場であると判別された場合には、通知方法として第二通知方法を選択する。通知方法選択部150は、現在位置が電車の中であると判別された場合には、第三通知方法を選択する。
ここで、第一通知方法と、第二通知方法と、第三通知方法とには、通知方法に関する各種の条件が含まれている。例えば、自宅であると判別された場合に選択される第一通知方法の場合、通知の際に周りに迷惑をかけるおそれが低いので、通知方法に特に制限はない。例えば、職場であると判別された場合に選択される第二通知方法や、電車であると判別された場合に選択される第三通知方法の場合、音を鳴らすと周りに迷惑をかけるおそれがあるため、通知方法として音による通知を設定しない。これにより、場所に応じて最適な通知方法が選択される。本実施形態では、ユーザは、例えば、第一通知方法と、第二通知方法と、第三通知方法とを任意に設定することができる。これにより、本実施形態は、ユーザがいる場所に応じて、ユーザの所望の方法で、通知を行なうことができる。
再び図2を参照する。通知方法選択部150は、通知方法を選択すると、選択情報として通知制御部160に出力する。
通知制御部160は、通知方法選択部150から受けた選択情報に従って、通知部50を制御して、ユーザに通知を行なう。通知制御部160は、通信制御部161と、音声制御部162と、発光制御部163とを備える。
通信制御部161は、選択情報に従って、通信部51を介してユーザの端末装置と情報通信を行なうことで、ユーザに通知を行なう。この場合、通信制御部161は、例えば、ユーザの端末装置に電子機器1が落下したことを示す文字信号を送信する。通信制御部161は、例えば、ユーザの端末装置に電子機器1が落下したことを示す音声信号を送信する。通信制御部161は、例えば、ユーザの端末装置に電子機器1が落下した際に、ユーザの端末装置を振動させるための振動信号を送信する。
通信制御部161は、電子機器1が落下する直前のユーザの行動に関する判別結果や、ユーザがいた場所に関する情報をユーザの端末装置に送信してもよい。通信制御部161は、例えば、電子機器1が落下した後、所定時間が経過し、電子機器1を紛失したと判断された場合に、電子機器1が落下する直前のユーザに関する情報をユーザの端末装置に送信すればよい。この場合、通信制御部161は、例えば、「A駅のホームを走っていました」、「電車に乗って移動中でした」、「B店にいました」といった情報を通知すればよい。具体的には、所定時間経過したか否かについては、例えば、通知方法選択部150によって判定される。この場合、通知方法選択部150は、通信制御部161に対して、ユーザに関する情報をユーザの端末装置等の予め設定された通知先に送信する旨の制御信号を出力する。通信制御部161は、例えば、電子機器1が落下する直前のユーザに関する情報を記憶部10から読み出せばよい。
音声制御部162は、選択情報に従って、音声出力部52から音声を出力することで、ユーザに通知を行なう。この場合、音声制御部162は、例えば、音声出力部52から警告音を出力してもよいし、「電子機器1が落下しました」といった音声を出力してもよい。
音声制御部162は、電子機器1が落下した場所に応じて、出力する音声を変更してもよい。音声制御部162は、例えば、周囲のノイズが比較的大きい場合には大きな音声を出力し、周囲のノイズが比較的小さい場合には小さな音声を出力してもよい。音声制御部162は、例えば、周囲のノイズにかき消されないように音声出力部52から音声を出力してもよい。この場合、音声制御部162は、例えば、高周波数帯域のノイズが多い環境下では低周波数帯域の音声を出力し、低周波数帯域のノイズが多い環境下では高周波数帯域の音声を出力すればよい。音声制御部162は、例えば、電子機器1が落下して転がった距離に応じて出力する音声を変更してもよい。この場合、音声制御部162は、例えば、電子機器1が落下地点から所定距離以上転がって移動した場合には、音声を大きくして出力するようにすればよい。
音声制御部162は、電子機器1のユーザの使用状況に応じて、出力する音声を変更してもよい。音声制御部162は、例えば、ユーザの興味を引くような音声を出力するようにしてもよい。音声制御部162は、例えば、ユーザが電子機器1を利用して音楽を視聴していた場合には、電子機器1を落とした際に、その音楽の音を大きくして出力するようにしてもよい。音声制御部162は、例えば、電子機器1を落とした際に視聴していた音楽とは異なる同一ジャンルの音楽を出力するようにしてもよい。音声制御部162は、例えば、電子機器1を落とした際にユーザが好きな音楽や、好きな楽器の音などを出力するようにしてもよい。ユーザが好きな音楽は、例えば、電子機器1と接続された音楽プレイヤなどから再生履歴を取得して判断すればよい。
音声制御部162は、電子機器1のユーザの使用状況に応じて、出力する音声の音量を変更してもよい。音声制御部162は、例えば、電子機器1が落下する直前における加速度センサ30の検出値が所定の閾値よりも小さい場合、ユーザは教室や電車内等にいると判別し、通知音量を小さくする。電子機器1が落下する直前における加速度センサ30の検出値が所定の閾値以上の場合、ユーザは徒歩や自転車で移動中と判別し、通知音量を大きくする。
発光制御部163は、選択情報に従って、発光部53を発光することで、ユーザに通知を行なう。この場合、発光制御部163は、例えば、発光部53を継続的に発光させてもよいし、発光部53を点滅して発光させてもよい。
図4を用いて、通知制御装置の処理について説明する。図4は、通知制御装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、通知制御装置100は、電子機器1の周囲状況を判別する(ステップS101)。具体的には、通知制御装置100は、周囲状況判別部110によって、電子機器1の周囲の状況を判別する。そして、通知制御装置100は、ステップS102に進む。
次に、通知制御装置100は、ステップS102において、電子機器1に作用した衝撃があるか否かを判定する。具体的には、通知制御装置100は、衝撃情報取得部130によって、電子機器1に作用した衝撃の有無を判定する。
電子機器1に作用した衝撃が検出されなかった場合(ステップS102のNo)、通知制御装置100は、ステップS101に戻り上述の処理を実行する。一方、電子機器1に作用した衝撃が検出された場合(ステップS102のYes)、通知制御装置100は、ステップS103に進む。
次に、通知制御装置100は、ステップS103において、ステップS102で検出された衝撃は電子機器1の落下によるものであるか否かを判定する。具体的には、通知制御装置100は、落下判別部140によって、電子機器1の落下の有無を判定する。
電子機器1が落下していないと判別された場合(ステップS103のNo)、通知制御装置100は、ステップS101に戻り上述の処理を実行する。一方、電子機器1が落下したと判別された場合(ステップS103のYes)、通知制御装置100は、ステップS104に進む。
次に、通知制御装置100は、ユーザに対して、電子機器1が落下したことを通知するための通知方法を選択する(ステップS104)。具体的には、通知制御装置100は、通知方法選択部150によって、通知方法を選択する。そして、通知制御装置100は、ステップS105に進む。
次に、通知制御装置100は、選択された通知方法によって、電子機器1が落下したことをユーザに通知する(ステップS105)。具体的には、通知制御装置100は、通知制御部160によってユーザに通知する。
図5を用いて、通知方法を選択する処理についてより詳細に説明する。図5は、通知方法を選択する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、通知制御装置100は、ステップS201において、ユーザによって設定された通知方法があるか否かを判定する。具体的には、通知制御装置100は、通知方法選択部150によって、ユーザによって設定された通知方法があるか否かを判定する。
ユーザによって設定された通知方法がある場合(ステップS201のYes)、通知制御装置100は、ステップS202に進み、設定された通知方法でユーザに通知する(ステップS202)。具体的には、通知制御装置100は、通知制御部160によって設定された通知方法でユーザに通知する。
ユーザによって設定された通知方法がない場合(ステップS201のNo)、通知制御装置100は、ステップS203に進み、通知方法選択部150によって、周囲状況判別部110による判別結果に基づいて通知方法を選択する(ステップS203)。そして、通知制御装置100は、ステップS204に進み、周囲状況に応じた通知方法でユーザに通知する(ステップS204)。
上述のとおり、本実施形態は、電子機器が落下した際の周囲の状況に応じた方法で、電子機器が落下したことを予め設定した通知先に通知することができる。これにより、ユーザは、電子機器が落下したことを、適切に把握することができる。従って、電子機器が落下した場合に紛失を防止するための有効な通知を行なうことができる。
<実施形態2>
実施形態2では電子機器1が落下した後、例えば、所定時間経過後に、電子機器1が落下した際のユーザの行動に関する情報を、予め設定した通知先に送信する。例えば、ユーザの端末装置を通知先として設定しておけばよい。実施形態2の電子機器1の構成は実施形態1と同様であるが、落下を検出した後の処理が異なる。
図6を用いて、本実施形態の通知制御装置の処理について説明する。図6は、通知制御装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS301からステップS303の処理は、図4に図示のステップS101からS103の処理と同様なので説明は省略する。
電子機器1が落下したと判別された場合(ステップS303のYes)、通知制御装置100は、電子機器1が落下した時点の直前におけるユーザの行動を取得する(ステップS304)。具体的には、通知制御装置100は、周囲状況判別部110によって、記憶部10からユーザの行動に関する情報を取得する。そして、通知制御装置100は、ステップS305に進む。
通知制御装置100は、ステップS305において、電子機器1が落下してから所定時間経過したか否かを判定する。具体的には、通知制御装置100は、通知方法選択部150によって、所定時間経過したか否かを判定する。
所定時間経過していない場合(ステップS305のNo)、通知制御装置100は、ステップS305の処理を繰り返す。一方、所定時間経過した場合には(ステップS305のYes)、通知制御装置100は、ステップS306に進む。
次に、通知制御装置100は、取得したユーザの行動に関する情報を通知する(ステップS306)。具体的には、通信制御部161が通信部51によって、ユーザに関する情報を、予め設定した通知先に送信することで通知する。
なお、本実施形態では、電子機器1に通知をキャンセルする機能を持たせてもよい。例えば、落下判定後に電子機器1が備えるボタンを押すと通知をキャンセルすることができる構成とする。通知方法選択部150は、電子機器1が落下したと判定してからキャンセルボタンが押されずに所定時間経過したか否かを判定する。通知キャンセルボタンを備えることで、落下直後にユーザが拾った場合等、紛失しなかった場合に無駄な通知をすることを防ぐことができる。
本実施形態では、電子機器が落下して紛失した際などに、電子機器が落下した時点の直前におけるユーザの行動を含む情報を、ユーザに通知することができる。これにより、ユーザは、電子機器が落下した際の状況を、適切に把握することができる。従って、電子機器が落下した場合に紛失を防止するための有効な通知を行なうことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により実施形態が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行なうことができる。
1 電子機器
10 記憶部
20 集音部
30 加速度センサ
40 位置情報測位部
50 通知部
51 通信部
52 音声出力部
53 発光部
100 通知制御装置(制御部)
110 周囲状況判別部
120 バッファメモリ
130 衝撃情報取得部
140 落下判別部
150 通知方法選択部
160 通知制御部
161 通信制御部
162 音声制御部
163 発光制御部

Claims (5)

  1. 加速度情報および位置情報を含むユーザの行動を判別する周囲状況判別部と、
    前記ユーザが所有する電子機器に対する衝撃を検出する衝撃検出部と、
    前記衝撃が前記電子機器の落下によるものであるか否かを判定する落下判定部と、
    前記衝撃が落下によるものであると判定された場合、前記電子機器が落下した時点の直前において前記周囲状況判別部が判別した、前記ユーザの行動を予め設定された通知先に通知する通信部と
    を備ることを特徴とする通知制御装置。
  2. 記憶部を更に備え、
    前記周囲状況判別部は前記判別した前記ユーザの行動を前記記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通知制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の通知制御装置を備える、電子機器。
  4. 加速度情報および位置情報を含むユーザの行動を判別する周囲状況判別ステップと、
    前記ユーザが所有する電子機器に対する衝撃を検出する衝撃検出ステップと、
    前記衝撃が前記電子機器の落下によるものであるか否かを判定する落下判定ステップと、
    前記衝撃が落下によるものである場合、前記電子機器が落下した時点の直前において、前記周囲状況判別ステップで判別した、前記ユーザの行動を予め設定された通知先に送信する通信ステップと、
    を含む、通知制御方法。
  5. 加速度情報および位置情報を含むユーザの行動を判別する周囲状況判別ステップと、
    前記ユーザが所有する電子機器に対する衝撃を検出する衝撃検出ステップと、
    前記衝撃が前記電子機器の落下によるものであるか否かを判定する落下判定ステップと、
    前記衝撃が落下によるものである場合、前記電子機器が落下した時点の直前において、前記周囲状況判別ステップで判別した、前記ユーザの行動を予め設定された通知先に送信する通信ステップと、
    をコンピュータに実行させるための、プログラム。
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