JP7069093B2 - パンチピン、関連したソケット、およびパンチピンを使用してソケットを形成する方法 - Google Patents

パンチピン、関連したソケット、およびパンチピンを使用してソケットを形成する方法 Download PDF

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    • B26F1/02Perforating by punching, e.g. with relatively-reciprocating punch and bed
    • B26F1/14Punching tools; Punching dies

Description

関連出願(優先権主張)
この出願は、2013年10月10日に出願され参照によって全体が本明細書に取り込まれた米国仮出願シリアル番号第61/889,367の利益を主張する。
本発明は、締結具頭部にドライブ構造を形成するために使用されるパンチピンに関する。より詳細には、本発明は、形成後にコーティングされる小さな大きさの締結具頭部にドライブ構造を形成するために使用されるパンチピン、パンチピンによって形成される結果として生じる小さな大きさの締結具頭部、および前記小さな大きさの締結具頭部を形成しコーティングする方法に関する。
発明以来、TORX PLUS(登録商標)ブランドのドライブシステムは、市場で常に他の全てのドライブシステムをしのいでいる。ドライブシステムの長い工具寿命および最適なトルク伝達は、世界中の多数の産業の組み立てラインでの製品の信頼性、生産性の向上、および全体の組み立てコストの減少を高めた。TORX PLUS(登録商標)ブランドのドライブシステムは、楕円をベースにした形状、0度のドライブ角、大きな断面領域を有する6つの突出部、垂直の側壁、および凹部の落ち込み部分の減少、および大きく向上した強度および信頼性を有する。TORX PLUS(登録商標)ブランドのドライブシステムは、TORX PLUS(登録商標)ブランドのドライブシステムの旧システムであるドライブ工具のTORX(登録商標)ブランドのドライブシステムとも互換性がある。TORX PLUS(登録商標)ブランドのドライブシステムとは対照的に、TORX(登録商標)ブランドのドライブシステムは、円筒をベースにした形状を有する。TORX(登録商標)ブランドのドライブシステムは、米国特許第3,584,667号明細書に記載され図示され、TORX PLUS(登録商標)ブランドのドライブシステムは、米国特許第5,207,132号明細書および米国特許第5,279,190号明細書に記載され図示されている。これら3つの米国特許は、全体が参照によって本明細書に取り込まれている。商標TORX(登録商標)およびTORX PLUS(登録商標)のためのいくつかの商標登録は、米国と外国の両方で、本出願の出願人であるアキュメントインテレクチュアル プロパティーズ エルエルシー(Acument Intellectual Properties,LLC)によって所有されている。
典型的であり標準的な大きさのTORX PLUS(登録商標)ブランドの凹部締結具20は、図1に示されている。締結具20は、ねじ山24が形成された細長い胴部22を含む。締結具20の端部には、凹部またはドライブソケット28が形成された拡大部分または頭部のある部分26が設けられている。凹部またはソケット28は、一連の交互に並ぶ、概ね楕円状に湾曲した突出部34および概ね楕円状に湾曲した溝部36によって規定された内部形状を有する。突出部34は径方向内向きに向けられ、一方、溝部36は逆向きに形成され、したがってTORX PLUS(登録商標)ブランドのドライブシステムの内部形状として以下で参照されるものを規定する。溝部36および突出部34は、ソケット28の壁の周囲の周りに等間隔に配置され、示された実施形態では、6連の突出部34および溝部36が設けられている。
図2は、締結具20のソケット28の内部形状を製造するために使用されるパンチピン40を示す。パンチピン40は、締結具20の頭部26にソケット28を形成するために、締結具20の頭部26の中に実質的にパンチされる。図3は、パンチピン40の端面図を示し、加工端面42の輪郭をより明瞭に示す。より詳細には、パンチピン40は、概ね楕円状に湾曲した(図3で破線77によって示された代表の対応する楕円の残りの部分である)、一連の径方向に配置され、外側に向けられた突出部44を有し、対応する一連の概ね楕円状に湾曲した溝部46(図3の破線79によって示された代表の対応する楕円の残りの部分)が、突出部44と交互に並んでいる。パンチピン40の加工端面42が、締結具20の頭部26の中にパンチされるとき、パンチピン40の突出部44は、締結具20の溝部36の形を形成するために機能し、一方、パンチピン40の溝部46は、締結具20の突出部34の形を形成するために機能する。
図3に示されるように、パンチピン40の加工端面42の溝部46および突出部44のそれぞれは、主軸線および副軸線を有する。隣接する溝部46および突出部44の主軸線は、概ね位置TREFにおける接線である。突出部44のそれぞれの副軸線は、概ね位置LREFに延び、溝部46のそれぞれの副軸線は、概ね位置FREFに延びている。対向する突出部44の対向するLREF位置から中心CREFまでの直線距離は、概ねパンチピン40の加工端面42のAREF寸法(すなわち、大きい直径(major diameter))として規定されている。対向する溝部46の対向するFREF位置から中心CREFまでの直線距離は、概ねパンチピン40の加工端面42のBREF寸法(すなわち、最小限の直径(minimum diameter))として規定されている。位置TREFは、それぞれの溝部46が隣接の突出部44と交差する場所を実質的に規定する。
突出部44のそれぞれの中心LCREFも突出部44のそれぞれの主軸線および副軸線が交差する場所によって規定されている。突出部44の中心LCREFから位置LREFまでの直線距離は、概ねFa-REF距離として規定されている。突出部44の中心LCREFから位置TREFまでの直線距離は、概ねFb-REF距離として規定されている。同様に、溝部46の中心FCREFは、溝部46の主軸線および副軸線が交差する場所によって規定されている。溝部46の中心FCREFから位置FREFまでの直線距離は、概ねEa-REF距離として規定されている。溝部46の中心FCREFから位置TREFまでの直線距離は、概ねEb-REF距離として規定されている。
さらに、図3に示すように、溝部46および突出部44の形を規定する楕円77,79の中心点101は、破線103によって示される円を形成する。円103の中心はCREFである。
図4は、図1に示す締結具20の頭部26の上面図を提供する。図4に示されるように、パンチピン40によって形成された締結具20の溝部36および突出部34のそれぞれは、主軸線および副軸線を有する。隣接する溝部36および突出部34の主軸線は、概ね位置TREFにおける接線である。突出部34のそれぞれの副軸線は、概ね位置LREFに延び、溝部36のそれぞれの副軸線は、概ね位置FREFに延びている。対向する溝部36の対向するFREF位置から中心CREFまでの直線距離は、概ね締結具20のソケット28のAREF寸法(すなわち、大きい直径)として規定されている。対向する突出部34の対向するLREF位置から中心CREFまでの直線距離は、概ね締結具20のソケット28のBREF寸法(すなわち、最小限の直径)として規定されている。
突出部34のそれぞれの中心LCREFも、突出部34のそれぞれの主軸線および副軸線が交差する場所によって規定されている。突出部34の中心LCREFから位置LREFまでの直線距離は、概ねFa-REF距離として規定されている。突出部34の中心LCREFから位置TREFまでの直線距離は、概ねFb-REF距離として規定されている。同様に、溝部36の中心FCREFは、溝部36の主軸線および副軸線が交差する場所によって規定されている。溝部36の中心FCREFから位置FREFまでの直線距離は、概ねEa-REF距離として規定されている。溝部36の中心FCREFから位置TREFまでの直線距離は、概ねEb-REF距離として規定されている。位置TREFは、実質的にそれぞれの溝部36が隣接の突出部34と交差する場所を規定する。
締結具20は、概ね楕円状に湾曲した一連の突出部34(図4の破線177によって示された代表の対応する楕円の残りの部分)を有し、対応する一連の概ね楕円状に湾曲した溝部36(図4の破線179によって示された代表の対応する楕円の残りの部分)が突出部34と交互に並んでいる。さらに、パンチピン40と同様に、締結具20は、溝部36および突出部34の形を規定する楕円177,179の中心点105が破線107によって示された円を形成することを提供する。円の中心はCREFである。
典型的であり標準的な大きさのTORX(登録商標)ブランドの凹部締結具60は、図5に示されている。締結具20と同様に、締結具60は、ねじ山が形成された細長い胴部を含む(締結具60の胴部およびねじ山は、図示されていないが、締結具20の胴部22およびねじ山24と同一である点が理解される。)。締結具60の端部には、凹部またはドライブソケット68が形成された拡大部分または頭部のある部分66が設けられている。凹部またはソケット68は、一連の交互に並ぶ、概ね円筒状に湾曲した突出部74および概ね円筒状に湾曲した溝部76によって規定された内部形状を有する。突出部74は、径方向内向きに向けられ、一方、溝部76は、逆向きに形成され、したがってTORX(登録商標)ブランドのドライブシステムの内部形状として以下で参照されるものを規定する。溝部76および突出部74は、ソケット68の壁の周囲の周りに配置され、示された実施形態では、6連の突出部74および溝部76が設けられている。
図6は、加工端面82の輪郭をより明瞭に示す、締結具60のソケット68の内部形状を製造するために使用されるパンチピン80の端面図を示す。より詳細には、パンチピン80は、概ね円筒状に湾曲した、一連の径方向に配置され、外側に向けられた突出部84(破線87によって示された代表の円筒形の残りの部分)を有し、対応する一連の概ね円筒状に湾曲した溝部86(破線89によって示された代表の円筒形の残りの部分)が突出部84と交互に並んでいる。パンチピン80の加工端面82が、ソケット68を形成するために締結具60の頭部の中にパンチされるとき、パンチピン80の突出部84は、締結具60の溝部76の形を形成するために機能し、一方、パンチピン80の溝部86は、締結具60の突出部74の形を形成する。
図6に示されるように、溝部86および突出部84のそれぞれは、主軸線および副軸線を有する。隣接する溝部86および突出部84の主軸線は、概ね位置TREFにおける接線である。突出部84のそれぞれの副軸線は、概ね位置LREFに延び、溝部86のそれぞれの副軸線は、概ね位置FREFに延びている。対向する突出部84の対向するLREF位置から中心CREFまでの直線距離は、概ねパンチピン80の加工端面82のAREF寸法(すなわち、大きい直径)として規定されている。対向する溝部86の対向するFREF位置から中心CREFまでの直線距離は、概ねパンチピン80の加工端面82のBREF寸法(すなわち、最小限の直径)として規定されている。
突出部84のそれぞれの中心LCREFも、突出部84のそれぞれの主軸線および副軸線が交差する場所によって規定されている。突出部84の中心LCREFから位置LREFまでの直線距離は、概ねFa-REF距離として規定されている。突出部84の中心LCREFから位置TREFまでの直線距離は、概ねFb-REF距離として規定されている。同様に、溝部86の中心FCREFは、溝部86の主軸線および副軸線が交差する場所によって規定されている。溝部86の中心FCREFから位置FREFまでの直線距離は、概ねEa-REF距離として規定されている。溝部86の中心FCREFから位置TREFまでの直線距離は、概ねEb-REF距離として規定されている。位置TREFは、実質的にそれぞれの溝部86が隣接の突出部84と交差する場所を規定する。
米国特許第3,584,667号明細書に記載されているように、望ましくはTORX(登録商標)ブランドの締結具は、円筒状に湾曲した溝部および突出部を有する点が指摘されるべきである。そのようなものとして、望ましくは、パンチピン80の対応する溝部86および突出部84も円筒状に湾曲している。そのようなものとして、溝部86および突出部84の軸線は「主」および「副」として以上で説明されてはいるが、望ましくはそれぞれの突出部84の軸線は、実際、互いに概ね等しく、望ましくはそれぞれの溝部86の軸線は、実際、互いに概ね等しい。換言すると、望ましくはFa-REFはFb-REFに等しく、Ea-REFはEb-REFに等しく、一方、TREFは、それぞれの溝部86と突出部84との間の分割点を規定する。
図5に示されるように、パンチピン80によって形成された、締結具60の溝部76および突出部74のそれぞれも、主軸線および副軸線を有する。隣接する溝部76および突出部74の主軸線は、概ね位置TREFにおける接線である。突出部74のそれぞれの副軸線は、概ね位置LREFに延び、溝部76のそれぞれの副軸線は、概ね位置FREFに延びている。対向する溝部76の対向するFREF位置から中心CREFまでの直線距離は、概ね締結具60のソケット68のAREF寸法(すなわち、大きい直径)として規定されている。対向する突出部74の対向するLREF位置から中心CREFまでの直線距離は、概ね締結具60のソケット68のBREF寸法(すなわち、最小限の直径)として規定されている。
突出部74のそれぞれの中心LCREFも、突出部74のそれぞれの主軸線および副軸線が交差する場所によって規定されている。突出部74の中心LCREFから位置LREFまでの直線距離は、概ねFa-REF距離として規定されている。突出部74の中心LCREFから位置TREFまでの直線距離は、概ねFb-REF距離として規定されている。同様に、溝部76の中心FCREFは、溝部76の主軸線および副軸線が交差する場所によって規定されている。溝部76の中心FCREFから位置FREFまでの直線距離は、概ねEa-REF距離として規定されている。溝部76の中心FCREFから位置TREFまでの直線距離は、概ねEb-REF距離として規定されている。位置TREFは、実質的にそれぞれの溝部76が隣接の突出部74と交差する場所を規定する。
パンチピン40,80の加工端面42,82の大きさおよび寸法が、締結具20,60のソケット28,68の内部形状の大きさおよび寸法を決定付ける点が明らかであるべきである。上で述べたように、米国特許第3,584,667号明細書に記載されているように、望ましくは、TORX(登録商標)ブランドの締結具は、円筒状に湾曲した溝部および突出部を有する。そのようなものとして、望ましくは、パンチピン60の溝部76および突出部74も、(図5の破線91によって示された2つの代表の円筒形の残りの部分によって)円筒状に湾曲している。そのようなものとして、溝部76および突出部74の軸線は「主」および「副」として以上で説明されてはいるが、望ましくはそれぞれの突出部74の軸線は、実際、互いに概ね等しく、望ましくはそれぞれの溝部76の軸線は、実際、互いに概ね等しい。換言すると、望ましくはFa-REFはFb-REFに等しく、Ea-REFはEb-REFに等しく、一方、TREFは、それぞれの溝部76と突出部74との間の分割点を規定する。
特定の環境では、TORX PLUS(登録商標)ブランドの凹部締結具20およびTORX(登録商標)ブランドの凹部締結具60が、ソケット28,68の内部形状が(図3および図6のそれぞれで示されたパンチピン40,80のような)パンチピンによって、締結具20,60の頭部26,66に形成された後、凹部締結具に施される亜鉛薄片のコーティングのようなコーティングを有することは必要である。亜鉛薄片のコーティングのようないくつかのコーティングが、小さいTORX PLUS(登録商標)ブランドの凹部締結具20、例えば(当業者に知られた)7IPから10IPまでの大きさのTORX PLUS(登録商標)ブランドのドライバを受け入れるように構成された凹部締結具、または小さいTORX(登録商標)ブランドの凹部締結具60、例えば(当業者に知られた)T7からT10までの大きさのTORX(登録商標)ブランドのドライバを受け入れるように構成された凹部締結具に施されるとき、おそらく回転操作によって生じるコーティング面張力によって、凹部の壁のコーティング厚さが均一でないことが究明されている。より詳細には、コーティングは、突出部34,74よりも溝部36,76に沿って厚い。溝部36,76に沿ったこの厚いコーティングは、溝部36,76があまり深くならなくなるようにすることがあり、それによって(図示していない)適切なドライブ工具または(ソケット28,68の内部形状が適切な大きさにされることを保証するために使用される)適切な測定ゲージを締結具20,60のソケット28,68の中に挿入することができなくなる。
1つの考えられる解決策は、過剰な大きさのソケットを有する締結具(すなわち、標準的な大きさと比較してAREF寸法およびBREF寸法の両方が過剰な大きさにされたソケットを有する締結具)を作成することのみである。しかしながら、これは、締結具のソケットに良好に適合しないドライバ工具を生じる。詳細には、ドライバ工具は、使用中に締結具のソケットの内部形状で不安定であり、これは望ましくない。
米国特許第3,584,667号明細書 米国特許第5,207,132号明細書 米国特許第5,279,190号明細書
そのようなものとして、施される亜鉛薄片のコーティングのようなコーティングを有する、従来技術の小さいTORX PLUS(登録商標)ブランドの凹部締結具および従来技術の小さいTORX(登録商標)ブランドの凹部締結具の不利益な点を克服する解決策のための要求がある。本発明は、前記解決策を提供する。
典型的であり標準的な大きさのTORX PLUS(登録商標)ブランドの凹部締結具を示す図である。 締結具のソケットの内部形状を製造するために使用されるパンチピンを示す図である。 パンチピンの端面図である。 図1に示す締結具の頭部の上面図である。 典型的であり標準的な大きさのTORX(登録商標)ブランドの凹部締結具を示す図である。 締結具のソケットの内部形状を製造するために使用されるパンチピンの端面図である。 本発明の1つの実施形態に従うパンチピンの加工端面を示す図である。 パンチピンの加工端面と比較した比較のパンチピンの加工端面を示す図である。 TORX PLUS(登録商標)ブランドの凹部締結具を示す図である。 締結具のソケットと比較した比較の締結具のソケットを示す図である。 本発明の1つの実施形態に従うパンチピンの加工端面を示す図である。 パンチピンの加工端面と比較した比較のパンチピンの加工端面を示す図である。 TORX(登録商標)凹部締結具を示す図である。 締結具のソケットと比較した比較の締結具のソケットを示す図である。
本発明は、実施形態を異なる形で受け入れる余地はあるが、本開示は、本発明の原理の例示と考えられ、ここで図示され説明されたものに対して、本発明を限定することを意図していないことを理解することによって、特徴的な実施形態がここでより詳細に説明され、図面に示される。
図7は、本発明の1つの実施形態に従うパンチピン(punch pin)140の加工端面(working end surface)142を示す。パンチピン140は、小さな大きさ(通常7IPから10IP)のTORX PLUS(登録商標)凹部締結具(recess fasteners)120に形成されるソケット(socket)の内部形状を製造するために使用される。従来技術のパンチピン40と同様に、パンチピン140は、概ね楕円状に湾曲した(generally elliptically curved)(図7の破線277によって示された代表の対応する楕円の残りの部分)、一連の径方向に配置された、外側に向けられた突出部(lobes, ローブ)144を備え、対応する一連の概ね楕円状に湾曲した溝部(flutes)146(図7の破線279によって示された代表の対応する楕円の残りの部分)が、突出部144と交互に並んでいる。
図7に示されるように、パンチピン140の溝部146および突出部144のそれぞれは、主軸線および副軸線を有する。隣接する溝部146および突出部144の主軸線は、概ね位置T’REFにおける接線である。突出部144のそれぞれの副軸線は、概ね位置L’REFに延び、溝部146のそれぞれの副軸線は、概ね位置F’REFに延びている。対向する突出部144の対向するL’REF位置から中心C’REFまでの直線距離は、概ねパンチピン140の加工端面142のA’REF寸法として規定されている。対向する溝部146の対向するF’REF位置から中心C’REFまでの直線距離は、概ねパンチピン140の加工端面142のB’REF寸法として規定されている。
突出部144のそれぞれの中心LC’REFも、突出部144のそれぞれの主軸線および副軸線が交差する場所によって規定されている。突出部144の中心LC’REFから位置L’REFまでの直線距離は、概ねF’a-REF距離として規定されている。突出部144の中心LC’REFから位置T’REFまでの直線距離は、概ねF’b-REF距離として規定されている。同様に、溝部146の中心FC’REFは、溝部146の主軸線および副軸線が交差する場所によって規定されている。溝部146の中心FC’REFから位置F’REFまでの直線距離は、概ねE’a-REF距離として規定されている。溝部146の中心FC’REFから位置T’REFまでの直線距離は、概ねE’b-REF距離として規定されている。
本発明のパンチピン140と従来技術の標準的な大きさのパンチピン40との差は、(1)F’a-REF距離とFa-REF距離との差、(2)F’b-REF距離とFb-REF距離との差、(3)E’b-REF距離とEb-REF距離との差、(4)結果として生じるA’REF距離とAREF距離との差である。より詳細には、望ましい実施形態では、F’a-REF距離は、望ましくはFa-REF距離よりも0.025mm大きく、F’b-REF距離は、望ましくはFb-REF距離よりも0.025mm大きく、E’b-REF距離は、望ましくはEb-REF距離よりも0.025mm小さく、A’REF距離は、望ましくはAREF距離よりも0.05mm大きい。パンチピン40,140の他の寸法に対する変更を行う必要はない。例えば、B’REF距離およびBREF距離は、望ましくは同一であり、E’a-REF寸法およびEa-REF寸法は、望ましくは同一である。参照目的のために、図8は、パンチピン40の加工端面42と比較した比較のパンチピン140の加工端面142を示す。
図7に示されるように、E’a-REF距離に対して小さく形成されたE’b-REF距離によって、溝部146を形成する楕円279はあまり長楕円形にはならず(すなわち、円筒状により近くなり)、望ましくは突出部144を形成する楕円277よりも長楕円形ではない。さらに、溝部146の形を規定する楕円279の中心点(center points)201は、(破線203によって示された)1つの円を形成するが、突出部144の形を規定する楕円279の中心点205は、円203よりも中心軸線(central axis)C’REFからさらに離れた(破線207によって規定された)別の円を形成する。
述べたように、図8は、パンチピン40の加工端面42と比較した比較のパンチピン140の加工端面142を示す。示されるように、パンチピン40の突出部44および溝部46の中心点は、同一の円103に沿って存在し、パンチピン140の溝部146の中心点は、極めて類似した円203に沿って存在するが、パンチピン140の突出部144の中心点は、異なる円205、すなわち中心軸線からさらに離れた円205に沿って存在する。パンチピン140の突出部144は、パンチピン40の突出部44よりも中心軸線からさらに離れて延び、さらに、パンチピン140の溝部146は、パンチピン40の溝部46よりも中心軸線に向かって径方向内側には延びていない。
説明されるように、パンチピン140の突出部144が中心軸線C’REFからさらに離れるように効果的に移動される一方でパンチピン140の溝部146があまり長楕円形ではない(すなわち、溝部146があまり凹面ではない)という事実は、締結具の中心軸線C’REFに向かってさらに延びる対応する突出部134を設けなければならなくなることなく、締結具120の頭部の中にパンチされる結果として生じる溝部136を、別の方法で深くするよりも深く設けることができるということを提供する。説明されるように、この追加の溝部136の深さは、堆積する亜鉛薄片のコーティングのようなコーティングのための追加の空間を提供することを手助けする。
パンチ140は、小さな大きさのTORX PLUS(登録商標)ブランドの凹部締結具120(図9参照)のソケット128の内部形状を製造するために使用される。より詳細には、加工端面142は、ソケット128を形成するために締結具120の頭部の中にドライブされるかまたはパンチされる。結果として、パンチピン140の突出部144は、締結具120の溝部136の形を形成し、一方、パンチピン140の溝部146は、締結具120の突出部134の形を形成する。パンチピン140の加工端面142の変更によって、結果として生じる小さな大きさのTORX PLUS(登録商標)ブランドの凹部締結具120のソケット128の内部形状も、同様に変更する。
図9に示されるように、パンチピン140によって形成された締結具120の溝部136および突出部134のそれぞれは、主軸線および副軸線を有する。隣接する溝部136および突出部134の主軸線は、概ね位置T’REFにおける接線である。突出部134のそれぞれの副軸線は、概ね位置L’REFに延び、溝部136のそれぞれの副軸線は、概ね位置F’REFに延びている。対向する溝部136の対向するF’REF位置から中心C’REFまでの直線距離は、概ね締結具120のソケット128のA’REF寸法(すなわち、大きい直径)として規定されている。対向する突出部134の対向するL’REF位置から中心C’REFまでの直線距離は、概ね締結具120のソケット128のB’REF寸法(すなわち、最小限の直径)として規定されている。
突出部134のそれぞれの中心LC’REFも、突出部134のそれぞれの主軸線および副軸線が交差する場所によって規定されている。突出部134の中心LC’REFから位置L’REFまでの直線距離は、概ねF’a-REF距離として規定されている。突出部134の中心LC’REFから位置T’REFまでの直線距離は、概ねF’b-REF距離として規定されている。同様に、溝部136の中心FC’REFは、溝部136の主軸線および副軸線が交差する場所によって規定されている。溝部136の中心FC’REFから位置F’REFまでの直線距離は、概ねE’a-REF距離として規定されている。溝部136の中心FC’REFから位置T’REFまでの直線距離は、概ねE’b-REF距離として規定されている。
本発明の締結具120と従来技術の締結具20との差は、(1)E’a-REF距離とEa-REF距離との差、(2)E’b-REF距離とEb-REF距離との差、(3)F’b-REF距離とFb-REF距離との差、および(4)A’REF距離とAREF距離との差である。より詳細には、望ましい実施形態では、E’a-REF距離は、望ましくはEa-REF距離よりも0.025mm大きく、E’b-REF距離は、望ましくはEb-REF距離よりも0.025mm大きく、F’b-REF距離は、望ましくはFb-REF距離よりも0.025mm小さく、A’REF距離は、望ましくはAREF距離よりも0.05mm大きい。締結具20,120の他の寸法に対する変更を行う必要はない。例えば、B’REF距離およびBREF距離は、望ましくは同一であり、F’a-REF寸法およびFa-REF寸法は、望ましくは同一である。参照目的のために、図10は、締結具20のソケット28と比較した比較の締結具120のソケット128を示す。
図9に示されるように、F’a-REF距離に対して小さく形成されたF’b-REF距離によって、突出部134を形成する楕円379はあまり長楕円形にはならず(すなわち、円筒状により近くなり)、望ましくは溝部136を形成する楕円377よりも長楕円形ではない。さらに、溝部136の形を規定する楕円377の中心点301は、(破線303によって示された)1つの円を形成するが、突出部134の形を規定する楕円379の中心点305は、(破線307によって規定された)別の円を形成し、円305は、円303よりも中心軸線C’REFにより近い。
述べたように、図10は、締結具20のソケット28と比較した比較の締結具120のソケット128を示す。示されるように、締結具20のソケット28の突出部34および溝部36の中心点は、同一の円107に沿って存在し、締結具120のソケット128の突出部134の中心点は、極めて類似した円307に沿って存在するが、締結具120のソケット128の溝部136の中心点は、異なる円303、すなわち中心軸線からさらに離れた円303に沿って存在する。ソケット128の溝部136は、ソケット28の溝部36よりも中心軸線からさらに離れて延び、さらに、ソケット128の突出部134は、ソケット28の突出部34よりも中心軸線に向かって径方向内側には延びていない。
溝部136を形成する楕円377が中心軸線C’REFからさらに離れるように移動される一方で、突出部134を形成する楕円379があまり長楕円形ではないように設けられるという事実は、突出部134が中心軸線C’REFに向かってさらに延びるということを提供しなければならなくなることはないが、溝部136が深くなるように設けることができるということを提供する。この追加の溝部136の深さは、堆積する亜鉛薄片のコーティングのようなコーティングのための追加の空間を提供することを手助けする。
したがって、亜鉛薄片のコーティングがパンチピン140によって形成された小さいTORX PTUS(登録商標)ブランドの凹部締結具120に施されるとき、溝部136は、より深くなるが、突出部134は、中心軸線C’REFに近くはない。結果として、コーティングが突出部134よりも溝部136に沿って厚いという事実は、適切なドライブ工具または適切な測定ゲージのいずれかの使用に関して問題を引き起こすことはない。
パンチピン140のA’REF寸法の増加は、締結具120のA’REF寸法の増加を形成するために機能し、したがって、ドライバ工具および適切な測定ゲージは、溝部136の内部のコーティングの厚さを増加させるにもかかわらず、締結具で使用することができるように、パンチピン140によって形成された締結具120に対する他の問題を作り出すことなく、亜鉛薄片のコーティングプロセスと関連した問題を考慮し解決する。
図11は、本発明の1つの実施形態に従うパンチピン180の加工端面182を示す。パンチピン180は、小さな大きさ(通常T7からT10)のTORX(登録商標)凹部締結具160(図13参照)に形成されるソケットの内部形状を製造するために使用される。従来技術のパンチピン80と同様に、パンチピン180は、一連の径方向に配置された、外側に向けられた突出部184および溝部186を備える。
図11に示されるように、パンチピン180の溝部186および突出部184のそれぞれは、主軸線および副軸線を有する。隣接する溝部186および突出部184の主軸線は、概ね位置T’REFにおける接線である。突出部184のそれぞれの副軸線は、概ね位置L’REFに延び、溝部186のそれぞれの副軸線は、概ね位置F’REFに延びている。対向する突出部184の対向するL’REF位置から中心C’REFまでの直線距離は、概ねパンチピン180の加工端面182のA’REF寸法(すなわち、大きい直径)として規定されている。対向する溝部186の対向するF’REF位置から中心C’REFまでの直線距離は、概ねパンチピン180の加工端面182のB’REF寸法(すなわち、最小限の直径)として規定されている。
突出部184のそれぞれの中心LC’REFも、突出部184のそれぞれの主軸線および副軸線が交差する場所によって規定されている。突出部184の中心LC’REFから位置L’REFまでの直線距離は、概ねF’a-REF距離として規定されている。突出部184の中心LC’REFから位置T’REFまでの直線距離は、概ねF’b-REF距離として規定されている。同様に、溝部186の中心FC’REFは、溝部186の主軸線および副軸線が交差する場所によって規定されている。溝部186の中心FC’REFから位置F’REFまでの直線距離は、概ねE’a-REF距離として規定されている。溝部186の中心FC’REFから位置T’REFまでの直線距離は、概ねE’b-REF距離として規定されている。
本発明のパンチピン180と従来技術の標準的な大きさのパンチピン80との差は、(1)F’a-REF距離とFa-REF距離との差、(2)F’b-REF距離とFb-REF距離との差、(3)E’b-REF距離とEb-REF距離との差、および(4)A’REF距離とAREF距離との差である。より詳細には、望ましい実施形態では、F’a-REF距離は、望ましくはFa-REF距離よりも0.025mm大きく、F’b-REF距離は、望ましくはFb-REF距離よりも0.025mm大きく、E’b-REF距離は、望ましくはEb-REF距離よりも0.025mm小さく、A’REF距離は、望ましくはAREF距離よりも0.05mm大きい。パンチピン80,180の他の寸法に対する変更を行う必要はない。例えば、望ましくはB’REF距離およびBREF距離は同一であり、E’a-REF距離およびEa-REF距離は同一である。参照目的のために、図12は、パンチピン80の加工端面82と比較した比較のパンチピン180の加工端面182を示す。
突出部184の軸線は「主」および「副」として以上で説明されてはいるが、望ましくは突出部184の軸線は、実際、互いに概ね等しい。換言すると、望ましくはF’a-REF寸法はF’b-REF寸法に等しい。F’a-REF寸法およびF’b-REF寸法は、望ましくは互いに等しい一方、それによってパンチピン180の加工端面182に概ね円筒状に湾曲した突出部184および溝部186を設ける。
述べたように、図12は、パンチピン80の加工端面82と比較した比較のパンチピン180の加工端面182を示す。示されるように、パンチピン180の突出部184は、パンチピン80の突出部84よりも中心軸線からさらに離れて延び、さらに、パンチピン180の溝部186は、パンチピン80の溝部86よりも中心軸線に向かって径方向内側には延びていない。これは、締結具の中心軸線C’REFに向かってさらに延びる対応する突出部174を設けなければならなくなることなく、締結具180の頭部の中にパンチされる結果として生じる溝部176が、別の方法で深くするよりも深く設けられるということを提供する。説明されるように、この追加の溝部176の深さは、堆積する亜鉛薄片のコーティングのようなコーティングのための追加の空間を提供することを手助けする。
パンチピン180は、小さな大きさのTORX(登録商標)ブランドの凹部締結具160のソケット168の内部形状を製造するために使用される。より詳細には、加工端面182は、締結具160(図13参照)の頭部の中にドライブされるかまたはパンチされる。結果として、パンチピン180の突出部184は、締結具160の溝部176の形を形成し、一方、パンチピン180の溝部186は、締結具160の突出部174の形を形成する。パンチピン180の加工端面182の変更によって、結果として生じる小さな大きさのTORX(登録商標)ブランドの凹部締結具160のソケット168の内部形状も、同様に変更する。
図13に示されるように、パンチピン180によって形成された締結具160の溝部176および突出部174のそれぞれは、主軸線および副軸線を有する。隣接する溝部176および突出部174の主軸線は、概ね位置T’REFにおける接線である。突出部174のそれぞれの副軸線は、概ね位置L’REFに延び、溝部176のそれぞれの副軸線は、概ね位置F’REFに延びている。対向する溝部176の対向するF’REF位置から中心C’REFまでの直線距離は、概ね締結具160のソケット168のA’REF寸法(すなわち、大きい直径)として規定されている。対向する突出部174の対向するL’REF位置から中心C’REFまでの直線距離は、概ね締結具160のソケット168のB’REF寸法(すなわち、最小限の直径)として規定されている。
突出部174のそれぞれの中心LC’REFも、突出部174のそれぞれの主軸線および副軸線が交差する場所によって規定されている。突出部174の中心LC’REFから位置L’REFまでの直線距離は、概ねF’a-REF距離として規定されている。突出部174の中心LC’REFから位置T’REFまでの直線距離は、概ねF’b-REF距離として規定されている。同様に、溝部176の中心FC’REFは、溝部176の主軸線および副軸線が交差する場所によって規定されている。溝部176の中心FC’REFから位置F’REFまでの直線距離は、概ねE’a-REF距離として規定されている。溝部176の中心FC’REFから位置T’REFまでの直線距離は、概ねE’b-REF距離として規定されている。
本発明の締結具160と従来技術の締結具60との差は、(1)E’a-REF距離とEa-REF距離との差、(2)E’b-REF距離とEb-REF距離との差、(3)F’b-REF距離とFb-REF距離との差、および(4)A’REF距離とAREF距離との差である。より詳細には、望ましい実施形態では、E’a-REF距離は、望ましくはEa-REF距離よりも0.025mm大きく、E’b-REF距離は、望ましくはEb-REF距離よりも0.025mm大きく、F’b-REF距離は、望ましくはFb-REF距離よりも0.025mm小さく、A’REF距離は、望ましくはAREF距離よりも0.05mm大きい。締結具60,160の他の寸法に対する変更を行う必要はない。例えば、望ましくはB’REF距離およびBREF距離は同一であり、F’a-REF寸法およびFa-REF寸法は望ましくは同一である。参照目的のために、図14は、締結具60のソケット68と比較した比較の締結具160のソケット168を示す。
溝部176の軸線は「主」および「副」として以上で説明されてはいるが、望ましくは溝部176の軸線は、実際、互いに概ね等しい。換言すると、望ましくはE’a-REFはE’b-REFに等しい。
述べたように、図14は、締結具60のソケット68と比較した比較の締結具160のソケット168を示す。示されるように、ソケット168の溝部176は、ソケット68の溝部76よりも中心軸線からさらに離れて延び、さらに、ソケット168の突出部174は、ソケット68の突出部74よりも中心軸線に向かって径方向内側には延びていない。
溝部176は、締結具160の中心軸線C’REFに向かってさらに延びる対応する突出部174を設けなければならなくなることなく、別の方法で深くするよりも深く設けられる。この追加の溝部176の深さは、堆積する亜鉛薄片のコーティングのようなコーティングのための追加の空間を提供することを手助けする。したがって、コーティングが突出部174よりも溝部176に沿って厚いという事実は、適切なドライブ工具または適切な測定ゲージのいずれかの使用に関して問題を引き起こすことはない。
パンチピン180のA’REF寸法の増加は、締結具160のA’REF寸法の増加を形成するために機能し、したがって、ドライバ工具および適切な測定ゲージは、溝部176の内部のコーティングの厚さを増加させるにもかかわらず、締結具で使用することができるように、パンチピン180によって形成された締結具160に対する他の問題を作り出すことなく、亜鉛薄片のコーティングプロセスと関連した問題を考慮し解決する。
米国特許第3,584,667号明細書は、(‘667特許において参照符号25で特定された)大きい直径を、(‘667特許において参照符号26で特定された)最小限の直径よりも25~30%大きくなるように効果的に開示する一方、望ましくは本発明の1つの実施形態は(締結具またはパンチピンとして具現化されようとされなかろうと-図11および図13参照)、大きい直径(すなわちA’REF寸法)が、少なくとも最小限の直径(すなわちB’REF寸法)よりも40%大きく(換言すると、最小限の直径の140%であり)、望ましくは最小限の直径(すなわちB’REF寸法)よりも42~49%大きい(換言すると、最小限の直径の142~149%である)ということを提供する。‘667特許で開示されたものと比較して、A’REF寸法がB’REF寸法よりもはるかに大きい寸法であるということを提供することによって、本発明は、締結具が亜鉛薄片のコーティングのようなコーティングを受けるのにより適したソケットを有し、したがってより好ましい公差を有するということを提供する。
本発明は、TORX PLUS(登録商標)およびTORX(登録商標)ブランドのドライブシステムに関連して説明されているが、本発明は、他の真っすぐな壁のドライブシステムのような他のドライブシステムにも等しく適用することが想定される。そのようなものとして、構造がいくつかのタイプの交互に並ぶ面を有する限り、本発明は、交互に並ぶ溝部および突出部を有する構造で具現化することを必ずしも必要としない。とにかく、望ましくは本発明に従う装置が交互構造(alternating structures)を有し、それらの構造は大きい直径または寸法(すなわち「A」)および最小限のまたは小さい直径または寸法(すなわち「B」)を規定し、望ましくはA寸法は、装置がコーティングを受け入れるのにより適し、受け入れ可能な最終の公差内に収まるように、過剰な大きさにされている。A寸法は、例えば、B寸法よりも少なくとも40パーセント大きくすることができる。望ましくは、A寸法は、B寸法よりも42~49パーセント大きく、B寸法よりも46~49パーセント大きくてもよい。
ここでの図面は一定の縮尺で描かれていない点が理解される。
本発明の望ましい実施形態は、図示され説明されているが、当業者は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、本発明の様々な修正を考案してもよいことが想定される。

Claims (6)

  1. 加工端面を有するパンチピンであって、
    どちらか一方の前記加工端面は、径方向内向きの溝部と、該溝部の中心点よりも径方向外側に位置する中心点を有する径方向外向きの突出部とを交互に有する複数の交互構造を備え、
    前記溝部および前記突出部のそれぞれは、楕円状に湾曲し、
    前記溝部を規定する前記楕円の中心点は、第1の円を規定し、
    前記突出部を規定する前記楕円の中心点は、第2の円を規定し、
    前記第2の円は、前記第1の円よりも大きく、
    前記第1の円は、前記第2の円よりもパンチピンの中心軸線に近く、
    前記溝部を規定する前記楕円は、前記突出部を規定する前記楕円よりも長楕円形ではなく、
    前記交互構造は、第1セットの対向構造間に延びる大きい直径、および第2セットの対向構造間に延びる最小限の直径を有し、
    前記大きい直径は、前記最小限の直径よりも42~49%大きい、
    パンチピン。
  2. 前記大きい直径は、前記最小限の直径よりも46~49%大きい、請求項1に記載のパンチピン。
  3. ソケットが形成された締結具であって、
    前記ソケットは、径方向内向きの突出部と、該突出部の中心点よりも径方向外側に位置する中心点を有する径方向外向きの溝部とを交互に有する複数の交互構造を備え、
    前記溝部および前記突出部のそれぞれは、楕円状に成形され、
    前記突出部を規定する前記楕円の中心点は、第1の円を規定し、
    前記溝部を規定する前記楕円の中心点は、第2の円を規定し、
    前記第2の円は、前記第1の円よりも大きく、
    前記第1の円は、前記第2の円よりも前記締結具の中心軸線に近く、
    前記突出部を規定する前記楕円は、前記溝部を規定する前記楕円よりも長楕円形ではなく、
    前記交互構造は、第1セットの対向構造間に延びる大きい直径、および第2セットの対向構造間に延びる最小限の直径を有し、
    前記大きい直径は、前記最小限の直径よりも42~49%大きい、
    締結具。
  4. 前記大きい直径は、前記最小限の直径よりも46~49%大きい、請求項に記載の締結具。
  5. 前記ソケットは、複数の突出部および複数の溝部を備え、
    前記ソケットは、対向する溝部間に延びる大きい直径および対向する突出部間に延びる最小限の直径を有する、
    請求項に記載の締結具。
  6. ソケットが形成された締結具であって、
    前記ソケットは、径方向内向きの複数の突出部と、該突出部の中心点よりも径方向外側に位置する中心点を有する径方向外向きの複数の溝部を備え、
    前記溝部および前記突出部のそれぞれは、楕円状に成形され、
    前記突出部を規定する前記楕円の中心点は、第1の円を規定し、
    前記溝部を規定する前記楕円の中心点は、第2の円を規定し、
    前記第1の円は、前記第2の円よりも前記締結具の中心軸線に近く、
    前記突出部を規定する前記楕円は、前記溝部を規定する前記楕円よりも長楕円形ではなく、
    前記ソケットは、対向する溝部間に延びる大きい直径および対向する突出部間に延びる最小限の直径を有し、
    前記大きい直径は、前記最小限の直径よりも46~49%大きい、
    締結具。
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