JP7068624B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、装置本体と、装置本体に対して着脱自在な端末装置とから構成されたPOSレジスタが開示されている。同様に、特許文献2には、オーダーターミナル(端末装置)がLCD表示部を兼用し、POS本体からオーダーターミナルを着脱自在なPOS端末装置が開示されている。各文献に記載された端末装置は、装置本体(支持台)から取り外されたとき、発注業務や棚卸し業務等の業務用端末として単独で使用できる。
特開2014-41559号公報 特開2002-183834号公報
特許文献1及び特許文献2に記載されている装置においては、着脱自在な端末装置と支持台とを一体の装置として使用したい場合であっても、端末装置が支持台に接続されていない場合がある。例えば、特許文献1に記載のPOSレジスタは、端末装置が装置本体(支持台)から取り外されると、精算機としては使用できなくなってしまう。このため、精算機として使用可能なPOSレジスタの数が、精算待ちの顧客の数に対して不足している場合には、例えば店内放送によってレジ応援を要請していた。しかし、端末装置を所持している店員を特定して迅速に呼び出すことは困難であった。
本発明は、上述の課題に鑑みて行われたものであって、POS端末を支持台から取り外して使用している店員に対して支持台へのPOS端末の接続を迅速に要求できる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一つの観点によれば、支持台に対して着脱自在なPOS端末と前記支持台との接続状態を検出する検出手段と、前記接続状態が非接続のときに、前記POS端末又は前記POS端末に予め紐付けられたユーザ端末に前記支持台への前記POS端末の接続を要請する要請手段とを備えることを特徴とする情報処理装置が提供される。
本発明によれば、POS端末を支持台から取り外して使用している店員に対して支持台へのPOS端末の接続を迅速に要求できる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムが提供される。
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置を用いたPOSシステムを示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態において記憶部が記憶する端末管理情報の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態においてPOS端末が支持台に接続された状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態においてPOS端末が支持台から取り外された状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態においてPOS端末に表示される応援要請画面の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態においてPOS端末に表示される通知画面の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理装置を用いたPOSシステムを示す概略図である。 本発明の第2実施形態において記憶部が記憶する端末管理情報の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態においてユーザ端末に表示される通知画面の一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の第5実施形態において記憶部が記憶する端末管理情報の一例を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る情報処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第6実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す機能ブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、以下で説明する図面においては、同一の機能又は対応する機能を有する要素には同一の符号を付し、その繰り返しの説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る情報処理装置10を用いたPOSシステム1を示す概略図である。本実施形態に係る情報処理装置10は、商品を販売する店舗に導入されたPOSシステム1において店舗サーバとして用いられる。図1に示すように、POSシステム1は、情報処理装置10、アクセスポイント11、及びPOS装置12を含んでいる。情報処理装置10、アクセスポイント11、及びPOS装置12は、例えばLAN(Local Area Network)であるネットワーク13に接続されている。
情報処理装置10は、例えば、店舗で販売される商品情報の管理、販売データの集計、売り上げの管理、在庫の管理等を行い、POSシステム1の運用を管理する店舗サーバ(ストアコントローラ)である。情報処理装置10は、例えば、店舗のバックヤードに設置されている。情報処理装置10は、POS装置12で用いられる商品情報等のデータを管理する。
アクセスポイント11は、非接続状態のPOS端末20と無線通信を行って、POS端末20をネットワーク13に接続する無線通信機器である。アクセスポイント11は、例えば、店舗の天井等に設置されている。また、アクセスポイント11は、例えば、店舗の規模、無線環境等に応じて、1台又は複数台設置することができる。
本実施形態のPOS装置12は、POS端末20と、POS端末20を着脱自在に支持する支持台30とを有している。POS装置12は、店舗においてレジカウンタR-1~R-n(n≧2)にそれぞれ設置されている。なお、POS装置12の台数は、特に限定されるものではなく、店舗の規模等に応じて任意に設置できる。支持台30には、周辺機器40が接続されている。支持台30の設置場所は、特に限定されない。支持台30は、店舗のレジカウンタR-1~R-n以外の場所にも設置できる。
POS端末20は、操作者である店員が携帯可能なタブレット端末等の情報機器である。図1では、店員XがレジカウンタR-nの支持台30からPOS端末20を取り外して使用していることを示している。POS端末20は、接続状態が“接続”及び“非接続”のいずれの場合においても使用可能である。すなわち、POS端末20は、店舗のレジカウンタR-1~R-nに設置された支持台30に取り付けられた状態で店員は使用できる。また、POS端末20は、支持台30から取り外された状態で、店舗のレジカウンタR-1~R-nのみならず、店舗のレジカウンタR-1~R-n以外の場所で店員が携帯して使用することもできる。
支持台30に取り付けられたPOS端末20は、支持台30を介して有線でネットワーク13に接続する。これにより、POS端末20は、有線通信によって情報処理装置10その他の外部機器とのデータの送受信を行える。なお、POS端末20とネットワーク13との接続は、これに限定されず、無線により接続してもよい。
周辺機器40は、支持台30に取り付けられた処理装置である。周辺機器40は、例えば、コードスキャナ、非接触IC(Integrated Circuit)リーダライタ、プリンタ、キャッシュドロア等を含む。接続状態のPOS端末20は、支持台30を介して周辺機器40を制御できる。
このように、支持台30は、これに取り付けられたPOS端末20の機能を拡張する拡張ユニットであるクレードル又はドッキングステーションとして機能する。
一方、支持台30から取り外された非接続状態のPOS端末20は、アクセスポイント11との無線通信によりネットワーク13に接続する。これにより、非接続状態のPOS端末20は、無線通信でネットワーク13を介して情報処理装置10その他の外部機器とのデータの送受信を行える。なお、非接続状態のPOS端末20とネットワーク13との接続は、これに限定されるものではない。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成例を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、通信インターフェース(I/F(Interface))105、入力装置106、出力装置107、及び表示装置108を有している。各機器は、共通のバスライン109に接続されている。
CPU101は、情報処理装置10の全体の動作を制御する。また、CPU101は、HDD104等に記憶されたプログラムをRAM103にロードして実行する。これにより、CPU101は、後述する端末状態検出部10a、応援要請受付部10c及び接続要請部10dとしての機能を実現する。
ROM102は、ブートプログラム等のプログラムを記憶している。RAM103は、CPU101がプログラムを実行する際のワーキングエリアとして使用される。
また、HDD104は、情報処理装置10における処理結果及びCPU101により実行される各種のプログラムを記憶する記憶装置である。記憶装置は、不揮発性であればHDD104に限定されない。記憶装置は、例えばフラッシュメモリ等であってもよい。本実施形態において、HDD104、ROM102及びRAM103は、後述する記憶部10bとしての機能を実現する。
通信I/F105は、ネットワーク13に接続された機器との間のデータ通信を制御する。通信I/F105は、CPU101と共に端末状態検出部10a、応援要請受付部10c及び接続要請部10dとしての機能を実現する。
入力装置106は、例えば、キーボード、マウス等のヒューマンインターフェースである。また、入力装置106は、表示装置108に組み込まれたタッチパネルであってもよい。情報処理装置10のユーザは、入力装置106を介して、情報処理装置10の設定の入力、処理の実行指示の入力等を行える。
出力装置107は、CPU101からの信号に従って、所定の情報を出力する装置である。出力装置107は、例えば、スピーカやプリンタ等である。
表示装置108は、CPU101からの信号に従って、所定の情報を表示する装置である。表示装置108としては、液晶ディスプレイ等を用いることができる。
なお、情報処理装置10は、図2に示すハードウェア構成に限定されず、その他の機器を更に備えてもよい。情報処理装置10は一つ又は複数の装置からなってもよく、あるいは他の装置と一体に構成されてもよい。また、情報処理装置10は別の装置に接続され、本実施形態において情報処理装置10によって行われる処理の少なくとも一部は該装置によって行われてもよい。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置10の構成例を示す機能ブロック図である。情報処理装置10は、端末状態検出部10a、記憶部10b、応援要請受付部10c、及び接続要請部10dを備える。
端末状態検出部10aは、支持台30に対して着脱自在なPOS端末20と支持台30との接続状態を検出する。端末状態検出部10aは、POS端末20と支持台30とが電気的かつ物理的に接続されているか否かを検出する。検出方法としては、例えば以下の(1)・(2)のような方法が挙げられる。ただし、検出方法は、これらに限られない。
(1)端末状態検出部10aは、POS端末20との無線通信を介してPOS端末20と支持台30の接続状態を検出する。例えば、各POS端末20は、内蔵されている着脱センサ(不図示)によって自端末と支持台30との接続状態を検出し、その接続状態を記憶装置に記憶している。この場合、端末状態検出部10aは、無線通信によってPOS端末20に問い合わせを行うことで接続状態を検出できる。
(2)端末状態検出部10aは、支持台30を介してPOS端末20と通信可能か否かを判定することで、POS端末20と支持台30の接続状態を検出する。例えば、支持台30を介してPOS端末20と有線通信が可能な場合には、POS端末20と支持台30との接続状態は“接続”であると判定できる。逆に、支持台30を介してPOS端末20と有線通信ができない場合には、POS端末20と支持台30との接続状態は“非接続”であると判定できる。
記憶部10bは、複数のPOS端末20の端末管理情報を記憶する記憶装置である。図4は、本実施形態において記憶部10bが記憶する端末管理情報の一例を示す図である。ここでは、POS端末ID、レジID、及び接続状態をデータ項目とする端末管理情報が示されている。POS端末IDは、POS端末20を識別するデータ項目である。レジIDは、支持台30が設置されているレジカウンタR-1~R-nを識別するデータ項目である。接続状態は、POS端末20と支持台30との接続状態(接続/非接続)を示すデータ項目である。例えば、POS端末ID“tablet-3”のPOS端末20については、レジID“R-3”のレジカウンタR-3に設置された支持台30との接続状態が“非接続”であることが示されている。
応援要請受付部10cは、POS端末20からネットワーク13を介して入力された応援要請を受け付ける。なお、応援要請受付部10cは、POS端末20以外の機器から入力された応援要請を受け付けてもよい。
接続要請部10dは、POS端末20の接続状態が“非接続”のときに、当該POS端末20に対して支持台30への接続を要請する。また、本実施形態における接続要請は、POS端末20からの応援要請の入力をトリガとし、接続状態が“非接続”のPOS端末20を特定した後に通知される。従って、接続要請部10dは、複数のPOS端末20のうち、支持台30と接続されているPOS端末20のいずれかより応援要請受付部10cに対して応援要請が入力されたときは、複数のPOS端末20の中から接続状態が“非接続”のPOS端末20にのみ接続を要請する。
続いて、本実施形態におけるPOS装置12の構成について図5及び図6に沿って説明する。図5は、POS端末20が支持台30に装着された状態を示す斜視図である。図6は、POS端末20が支持台30から取り外された状態を示す斜視図である。
POS端末20は、矩形板状の外形形状を有し、この外形形状に対応する矩形状のタッチパネル201の表示画面202を有している。支持台30は、ディスプレイ301と、本体部302と、ホルダ部303とを有し、POS端末20を支持する。
ディスプレイ301は、POS端末20による制御を受けて、顧客に対して会計情報等の各種の情報を表示画面(不図示)に表示する。ディスプレイ301に表示される会計情報は、例えば、会計処理を行う商品の名称、商品の数量、販売金額、値引き金額、合計金額、税額、受領金額、釣銭金額等である。
本体部302は、POS端末20とディスプレイ301とを支持する支持体として機能する。更に、本体部302は、その内部に電源や外部I/F(Interface)等を収容する筐体として機能する。
本体部302は、レジカウンタR-1~R-n等の設置場所に置かれる土台部304と、土台部304の一端部から上方に向かって延在する板状の脚部305とを有している。脚部305の上側には、鉛直方向に対して、土台部304の他端部の側に傾斜した傾斜部306が設けられている。
図5及び図6に示すように、ホルダ部303は、載置部307と、載置部307の下端部及び上端部にそれぞれ設けられた一対の爪部308、309とを有している。ホルダ部303は、一対の爪部308、309によってPOS端末20を挟持することで、POS端末20の支持体として機能する。一対の爪部308、309は、弾性変形可能な素材により形成されており、ホルダ部303に対するPOS端末20の着脱が容易である。
また、ホルダ部303には、接続コネクタ310が設けられている。接続コネクタ310は、POS端末20を支持台30に電気的に接続するためのコネクタである。図6の例では、接続コネクタ310は、ホルダ部303の下側の爪部308に設けられている。接続コネクタ310に対して、POS端末20に設けられた接続コネクタ203が接続されることにより、POS端末20が支持台30に電気的かつ物理的に接続される。
また、本体部302の下側の側部には、USB(Universal Serial Bus)コネクタ311、通信コネクタ312、ディスプレイ端子313、及び電源コネクタ314が設けられている。なお、各端子の設置場所は、特に限定されるものではない。
USBコネクタ311には、周辺機器40として、例えば、コードスキャナ、非接触ICリーダライタ、プリンタ、キャッシュドロア等が接続される。
通信コネクタ312には、LANケーブル等の通信ケーブルが接続される。通信コネクタ312は、例えばRJ-45等のLANコネクタである。支持台30は、通信コネクタ312に接続された通信ケーブルを介してネットワーク13に接続される。
ディスプレイ端子313には、外部ディスプレイが接続される。ディスプレイ端子313は、例えば、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)端子、DVI(Digital Visual Interface)端子、VGA(Video Graphics Array)端子等である。
電源コネクタ314には、AC(Alternating Current)アダプタが接続される。ACアダプタは、商用電源からの交流電源を直流電源に変換して支持台30に供給する。
以下、本実施形態に係る情報処理装置10の動作について図7乃至図9を参照しながら説明する。図7は、本実施形態に係る情報処理装置10の処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、例えば店舗の営業時間内において繰り返し実行される。
先ず、応援要請受付部10cは、複数のPOS端末20のいずれかからの応援要請の入力が有ったかを判定する(ステップS101)。
図8は、本実施形態においてPOS端末20に表示される応援要請画面の一例を示す図である。ここでは、支持台30に接続されたPOS端末20において応援要請画面(表示画面202)が表示されている。応援要請画面には、POS端末ID(“tablet-1”)と応援要請ボタン204が表示されている。POS端末20の操作者である店員が、レジの混雑状況に応じて応援要請ボタン204を押下したとき、応援要請受付部10cは、応援要請の入力が有ったと判定する。
次に、応援要請受付部10cが、POS端末20からの応援要請の入力が有ったと判定した場合(ステップS101:YES)には、ステップS102の処理へ移る。これに対し、応援要請受付部10cが、POS端末20からの応援要請の入力は無いと判定した場合(ステップS101:NO)には、ステップS101の処理を繰り返す。
ステップS102において、端末状態検出部10aは、各POS端末20から支持台30との接続状態を検出する。このとき、端末状態検出部10aは、検出した接続状態を記憶部10bに記憶する。
次に、接続要請部10dは、応援要請受付部10cにおける判定結果を受けて記憶部10bを参照し、接続状態が“非接続”のPOS端末20の有無を判定する(ステップS103)。ここで、接続要請部10dは、接続状態が“非接続”のPOS端末20が有ると判定した場合(ステップS103:YES)には、該当するPOS端末20を要請先に決定し(ステップS104)、接続を要請(ステップS105)した後、ステップS101の処理へ戻る。
図9は、本実施形態においてPOS端末20に表示される通知画面の一例を示す図である。ここでは、支持台30から取り外されているPOS端末20において接続要請のメッセージが通知画面(表示画面202)に表示されている。表示画面202には、POS端末ID(“tablet-3”)と接続要請のメッセージ(“現在、レジが混雑しています。このPOS端末を3番レジの支持台に接続してください。”)が表示されている。当該POS端末20の操作者である店員は、表示画面202のメッセージに従ってPOS端末20を支持台30に接続することになる。
これに対し、接続要請部10dは、支持台30との接続状態が“非接続”のPOS端末20が無いと判定した場合(ステップS103:NO)には、応援要請を行ったPOS端末20に対して対象端末無しのメッセージを通知し(ステップS106)、ステップS101の処理へ戻る。
このように、本実施形態に係る情報処理装置10によれば、POS端末20を支持台30から取り外して使用している店員に対して支持台30へのPOS端末20の接続を迅速に要求できる。すなわち、店内放送等によってすべての店員に対して応援を要請する必要はなく、非接続状態のPOS端末20を使用している店員に対してのみ通知を行うことができる。その結果、稼動レジの数を短時間で増やし、顧客の精算待ちの時間の短縮化を図ることができる。
[第2実施形態]
以下、第2実施形態に係る情報処理装置50について説明する。なお、第1実施形態の図中において付与した符号と共通する符号は同一の対象を示す。このため、第1実施形態と共通する箇所の説明は省略し、異なる箇所について詳細に説明する。
図10は、本実施形態に係る情報処理装置50を用いたPOSシステム2を示す概略図である。ここでは、店員XはレジカウンタR-nの支持台30からPOS端末20を取り外して使用中であることが示されている。また、図10では、店員Xがスマートフォン等の通信機能を有するユーザ端末14をPOS端末20と併せて所持していることも示している。なお、本実施形態では、各店員が所持するユーザ端末14に直接的に通知を行うため、連絡先を記憶部10bに予め記憶しているものとする。
図11は、本実施形態において記憶部10bが記憶する端末管理情報の一例を示す図である。ここでは、POS端末ID、レジID、接続状態、ユーザID、及びユーザ端末(連絡先)をデータ項目とする端末管理情報が示されている。POS端末IDは、POS端末20を識別するデータ項目である。レジIDは、支持台30が設置されているレジカウンタR-1~R-nを識別するデータ項目である。ユーザIDは、POS端末20を使用している店員を識別するデータ項目である。ユーザ端末(連絡先)は、ユーザ端末14に関する連絡先を示すデータ項目である。例えば、POS端末ID“tablet-3”のPOS端末20は、ユーザID“0105”の店員が使用中であり、支持台30との接続状態は“非接続”である。また、同店員が携帯するユーザ端末14の連絡先は電話番号“0**-***-**01”である。連絡先は、電話番号に限られず、メールアドレス等でもよい。
また、本実施形態の接続要請部10dは、接続状態が“非接続”のときに、POS端末20に予め紐付けられたユーザ端末14に支持台30へのPOS端末20の接続を要請する。すなわち、本実施形態における接続の要請先は、第1実施形態とは異なっている。
図12は、本実施形態においてユーザ端末14に表示される通知画面の一例を示す図である。ここでは、ユーザ端末14に通知画面141が表示されている。通知画面141には、接続要請のメッセージ(“現在、レジが混雑しています。使用中のPOS端末を3番レジの支持台に接続してください。”)が表示されている。当該POS端末20の操作者である店員は、通知画面141のメッセージに従って使用中のPOS端末20を支持台30に接続することになる。
本実施形態に係る情報処理装置50の処理は、上述した図7のフローチャートと同様であるが、ステップS104のみが異なる。本実施形態の場合には、接続要請部10dは、記憶部10bを参照し、接続状態が“非接続”のPOS端末20に予め関連付けられているユーザ端末14の連絡先を接続の要請先に決定する。
このように、本実施形態に係る情報処理装置50によれば、接続状態が“非接続”のPOS端末20の代わりに、当該POS端末20を使用中の店員が所持するユーザ端末14へ接続を要請できる。このため、POS端末20への要請ができないような場合にもユーザ端末14を要請先とすることで確実に要請できる。
[第3実施形態]
以下、第3実施形態に係る情報処理装置60について説明する。なお、第1実施形態の図中において付与した符号と共通する符号は同一の対象を示す。このため、第1実施形態と共通する箇所の説明は省略し、異なる箇所について詳細に説明する。
図13は、本実施形態に係る情報処理装置60の構成例を示す機能ブロック図である。図13に示すように、情報処理装置60は、店舗において顧客を監視する監視部10eを更に備える点で第1実施形態と異なっている。監視部10eは、店舗においてカメラ等の撮像装置(不図示)によって撮像した顧客の画像を解析することで、顧客の待ち状態を監視する。なお、監視方法は撮像画像の解析だけでなく、赤外線センサやレーザーセンサ等の各種センサによる検出結果を用いてもよい。また、本実施形態の接続要請部10dは、接続状態が“非接続”のPOS端末20が有り、かつ、顧客が所定の人数に達しているときに、接続を要請する。すなわち、本実施形態の情報処理装置60は、店舗における混雑状況に応じて非接続状態のPOS端末20に対して自動的に通知を行う点で第1実施形態と異なっている。なお、自動通知の条件は、任意に定めることができる。
以下、本実施形態に係る情報処理装置60の動作について図14を参照しながら説明する。図14は、本実施形態に係る情報処理装置60の処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、例えば店舗の営業時間内において繰り返し実行される。
先ず、監視部10eは、撮像装置から取得した店舗における監視画像を解析し(ステップS201)、例えばレジカウンタR-1~R-nの近傍領域において精算待ちの顧客が存在するか否かを判定する(ステップS202)。ここで、監視部10eは、精算待ちの顧客が存在すると判定した場合(ステップS202:YES)には、ステップS203の処理へ移る。これに対し、監視部10eは、精算待ちの顧客が存在しないと判定した場合(ステップS202:NO)には、ステップS201の処理へ戻る。
ステップS203において、端末状態検出部10aは、各POS端末20から支持台30との接続状態を検出する。このとき、端末状態検出部10aは、検出した接続状態を記憶部10bに記憶する。
次に、接続要請部10dは、監視部10eにおける判定結果を受けて記憶部10bを参照し、接続状態が“非接続”のPOS端末20の有無を判定する(ステップS204)。ここで、接続要請部10dは、接続状態が“非接続”のPOS端末20が有ると判定した場合(ステップS204:YES)には、該当するPOS端末20を要請先に決定し(ステップS205)、接続を要請(ステップS206)した後、ステップS201の処理へ戻る。これに対し、接続要請部10dは、支持台30との接続状態が“非接続”のPOS端末20が無いと判定した場合(ステップS204:NO)には、ステップS201の処理へ戻る。
このように、本実施形態に係る情報処理装置60によれば、店員からの応援要請の入力を必要とすることなく、店舗における顧客の待ち状態を検知し、非接続状態のPOS端末20に対して自動的に接続を要請できる。このため、所定の混雑状況が発生した場合に、一律かつ迅速な対応が可能になる。
[第4実施形態]
以下、第4実施形態に係る情報処理装置70について説明する。なお、第1実施形態の図中において付与した符号と共通する符号は同一の対象を示す。このため、第1実施形態と共通する箇所の説明は省略し、異なる箇所について詳細に説明する。
図15は、本実施形態に係る情報処理装置70の構成例を示す機能ブロック図である。情報処理装置70は、位置取得部10fを更に備える点で第1実施形態と異なっている。位置取得部10fは、店舗におけるPOS端末20の位置を取得する。例えば、位置取得部10fは、POS端末20との無線通信を介して店舗におけるPOS端末20の位置を取得する。位置取得部10fは、例えばBeacon等の近距離無線技術を用いることができる。また、POS端末20の接続状態と併せて位置情報を取得してもよい。なお、支持台30と接続状態にあるPOS端末20については、位置取得部10fは、位置情報の取得を省略できる。
また、本実施形態の接続要請部10dは、接続要請の対象を所定の優先順位に基づいて決定する点で第1実施形態と異なっている。具体的には、接続要請部10dは、接続状態が“非接続”のPOS端末20が複数有る場合に、その位置が支持台30から近い方のPOS端末20へ優先的に接続を要請する。なお、位置情報以外の情報に基づいて接続要請の優先順位を決定してもよい。例えば、POS端末20の使用頻度、POS端末20と支持台30の組み合わせの可否等に基づいて接続要請の優先順位を決定することもできる。
以下、本実施形態に係る情報処理装置70の動作について図16を参照しながら説明する。図16は、本実施形態に係る情報処理装置70の処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、例えば店舗の営業時間内において繰り返し実行される。
先ず、応援要請受付部10cは、複数のPOS端末20のいずれかから応援要請の入力が有ったかを判定する(ステップS301)。ここで、応援要請受付部10cは、POS端末20から応援要請の入力が有ったと判定した場合(ステップS301:YES)には、ステップS302の処理へ移る。接続要請部10dに出力する。これに対し、応援要請受付部10cは、POS端末20からの応援要請の入力は無いと判定した場合(ステップS301:NO)には、ステップS301の処理を繰り返す。
ステップS302において、端末状態検出部10aは、各POS端末20から支持台30との接続状態を検出する。このとき、端末状態検出部10aは、検出した接続状態を記憶部10bに記憶する。
次に、接続要請部10dは、応援要請受付部10cにおける判定結果を受けて記憶部10bを参照し、接続状態が“非接続”のPOS端末20の有無を判定する(ステップS303)。ここで、接続要請部10dは、接続状態が“非接続”のPOS端末20が有ると判定した場合(ステップS303:YES)には、ステップS304の処理へ移る。
ステップS304において、位置取得部10fは、接続状態が“非接続”のPOS端末20との無線通信によって店舗におけるPOS端末20の位置を取得し、その位置情報を接続要請部10dへ出力する。なお、非接続状態のPOS端末20が1台のみである場合には、ステップS304の処理は省略できる。
次に、接続要請部10dは、位置取得部10fから入力された位置情報に基づいて、複数のPOS端末20の中から、接続先となる支持台30の位置から最も近いPOS端末20を要請先に決定し(ステップS305)、接続を要請(ステップS306)した後、ステップS301の処理へ戻る。
これに対し、接続要請部10dは、支持台30との接続状態が“非接続”のPOS端末20が無いと判定した場合(ステップS303:NO)には、応援要請を行ったPOS端末20に対して対象端末無しのメッセージを通知し(ステップS307)、ステップS301の処理へ戻る。
このように、本実施形態に係る情報処理装置70によれば、POS端末20等から応援要請が入力されたときに、通知候補となる非接続状態のPOS端末20が複数有る場合には、複数のPOS端末20の位置を考慮して接続先の支持台30から近いPOS端末20へ優先的に接続を要請できる。このため、稼動レジを増やすまでの時間を更に短縮化できる。
[第5実施形態]
以下、第5実施形態に係る情報処理装置80について説明する。なお、第1実施形態の図中において付与した符号と共通する符号は同一の対象を示す。このため、第1実施形態と共通する箇所の説明は省略し、異なる箇所について詳細に説明する。
図17は、本実施形態に係る情報処理装置80の構成例を示す機能ブロック図である。図17に示すように、情報処理装置80は、モード切換要請部10gを更に備える点で第1実施形態と異なっている。
また、本実施形態の端末状態検出部10aは、POS端末20と支持台30の接続状態だけでなく、各POS端末20における選択モードを取得する。端末状態検出部10aは、取得した選択モードを記憶部10bに記憶する。
図18は、本実施形態において記憶部10bが記憶するデータの一例を示す図である。ここでは、POS端末ID、レジID、接続状態、及び選択モードをデータ項目とする端末管理情報が示されている。POS端末IDは、POS端末20を識別するデータ項目である。レジIDは、支持台30が設置されているレジカウンタR-1~R-nを識別するデータ項目である。接続状態は、POS端末20と支持台30との接続状態(接続/非接続)示すデータ項目である。選択モードは、各POS端末20において店員が選択した稼動モード(機能)を示すデータ項目である。
モード切換要請部10gは、応援要請受付部10cに応援要請が入力されたときに、支持台30と接続状態にあるPOS端末20における選択モードを記憶部10bから取得する。モード切換要請部10gは、接続状態にあるPOS端末20の中に選択モードが“精算モード”以外であるPOS端末20が有るとき、該当するPOS端末20に対してモード切換を要請する。
以下、本実施形態に係る情報処理装置70の動作について図19を参照しながら説明する。図19は、本実施形態に係る情報処理装置80の処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、例えば店舗の営業時間内において繰り返し実行される。
先ず、応援要請受付部10cは、複数のPOS端末20のいずれかから応援要請の入力が有ったかを判定する(ステップS401)。ここで、応援要請受付部10cが、POS端末20から応援要請の入力が有ったと判定した場合(ステップS401:YES)には、ステップS402の処理へ移る。接続要請部10dに出力する。これに対し、応援要請受付部10cが、POS端末20の応援要請の入力は無いと判定した場合(ステップS401:NO)には、ステップS401の処理を繰り返す。
ステップS402において、端末状態検出部10aは、各POS端末20と無線又は有線によって通信を行い、各POS端末20から支持台30との接続状態を検出する。このとき、端末状態検出部10aは、検出した接続状態を記憶部10bに記憶する。
次に、端末状態検出部10aは、各POS端末20と無線又は有線によって通信を行い、各POS端末20における選択モードを取得する(ステップS403)。このとき、端末状態検出部10aは、取得した選択モードを記憶部10bに記憶する。
次に、モード切換要請部10gは、応援要請受付部10cにおける判定結果を受けて記憶部10bを参照し、選択モードが“精算モード”以外のPOS端末20の有無を判定する(ステップS404)。ここで、接続要請部10dは、選択モードが“精算モード”以外のPOS端末20が有ると判定した場合(ステップS404:YES)には、該当するPOS端末20を要請先に決定し(ステップS405)、モード切換要請を通知(ステップS406)した後、ステップS401の処理へ戻る。例えば、図18のデータ例では、POS端末ID“tablet-5”のPOS端末20は、接続状態が“接続”であるが、選択モードが“発注モード”である。このような場合、当該POS端末20に対して“精算モード”へのモード切換を要請することで、店員にモード切換を促すことができる。
これに対し、モード切換要請部10gは、選択モードが“精算モード”以外のPOS端末20が無いと判定した場合(ステップS404:NO)には、ステップS407の処理へ移る。
ステップS407において、接続要請部10dは、応援要請受付部10cにおける判定結果を受けて記憶部10bを参照し、接続状態が“非接続”のPOS端末20の有無を判定する。ここで、接続要請部10dは、接続状態が“非接続”のPOS端末20が有ると判定した場合(ステップS407:YES)には、該当するPOS端末20を要請先に決定し(ステップS408)、接続を要請(ステップS409)した後、ステップS401の処理へ戻る。これに対し、接続要請部10dは、支持台30との接続状態が“非接続”のPOS端末20が無いと判定した場合(ステップS407:NO)には、ステップS401の処理へ戻る。
このように、本実施形態に係る情報処理装置80によれば、稼動レジの総数が不足している場合に、支持台30に接続されているPOS端末20の中から精算モード以外のPOS端末20を特定してモード切換(機能切換)を要請できる。この結果、接続状態のPOS端末20に対しても、稼動レジの総数を増やすために通知を行うことが可能になる。また、モード切換の要請先は、接続状態のPOS端末20であり、POS端末20の移動は必要ないため、稼動レジの数を簡単かつ迅速に増やせる利点がある。
[第6実施形態]
以下、第6実施形態に係る情報処理装置90について説明する。図20は、本実施形態に係る情報処理装置90の構成例を示す機能ブロック図である。情報処理装置90は、支持台に対して着脱自在なPOS端末と支持台との接続状態を検出する検出手段90aと、接続状態が非接続のときに、POS端末又はPOS端末に予め紐付けられたユーザ端末に支持台へのPOS端末の接続を要請する要請手段90bとを備える。
本実施形態に係る情報処理装置90によれば、POS端末を支持台から取り外して使用している店員に対して支持台へのPOS端末の接続を迅速に要求できる。
[変形実施形態]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成及び詳細には本発明の要旨を逸脱しない範囲で、当業者が理解し得る様々な変形をすることができる。例えば、いずれかの実施形態の一部の構成を、他の実施形態に追加した実施形態、あるいは他の実施形態の一部の構成と置換した実施形態も本発明を適用し得る実施形態であると理解されるべきである。
また、上述の各実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラムを記録媒体に記録させ、該記録媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記録媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のコンピュータプログラムが記録された記録媒体はもちろん、そのコンピュータプログラム自体も各実施形態に含まれる。
該記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記録媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS(Operating System)上で処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
上述の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
支持台に対して着脱自在なPOS端末と前記支持台との接続状態を検出する検出手段と、
前記接続状態が非接続のときに、前記POS端末又は前記POS端末に予め紐付けられたユーザ端末に前記支持台への前記POS端末の接続を要請する要請手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
店舗における顧客を監視する監視手段を更に備え、
前記要請手段は、前記非接続の前記POS端末が有り、かつ、前記顧客が所定の人数に達しているときに、前記接続を要請することを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記監視手段は、前記店舗において前記顧客を撮像した画像を解析することで前記監視を行うことを特徴とする付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記POS端末の位置を取得する位置取得手段を更に備え、
前記要請手段は、前記非接続の前記POS端末が複数有る場合に、前記位置が前記支持台から近い前記POS端末を優先して前記接続を要請する付記1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記5)
前記位置取得手段は、前記POS端末との無線通信を介して前記位置を取得することを特徴とする付記4に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記要請手段は、複数の前記POS端末のうち、前記支持台と前記接続されている前記POS端末から応援要請が入力されたときに、前記接続を要請することを特徴とする付記1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記7)
前記検出手段は、前記POS端末と前記支持台とが電気的かつ物理的に前記接続されているか否かを検出することを特徴とする付記1乃至6のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記8)
前記検出手段は、前記POS端末との無線通信を介して前記接続状態を検出することを特徴とする付記1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記9)
支持台に対して着脱自在なPOS端末における前記支持台との接続状態を検出するステップと、
前記接続状態が非接続のときに、前記POS端末又は前記POS端末に予め紐付けられたユーザ端末に前記支持台への前記POS端末の接続を要請するステップとを備えることを特徴とする情報処理方法。
(付記10)
コンピュータに、
支持台に対して着脱自在なPOS端末における前記支持台との接続状態を検出するステップと、
前記接続状態が非接続のときに、前記POS端末又は前記POS端末に予め紐付けられたユーザ端末に前記支持台への前記POS端末の接続を要請するステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
1,2・・・POSシステム
10,50,60,70,80,90・・・情報処理装置
10a・・・端末状態検出部(検出手段)
10b・・・記憶部
10c・・・応援要請受付部
10d・・・接続要請部(要請手段)
10e・・・監視部(監視手段)
10f・・・位置取得部(位置取得手段)
10g・・・モード切換要請部
11・・・アクセスポイント
12・・・POS装置
13・・・ネットワーク
14・・・ユーザ端末
20・・・POS端末
30・・・支持台
40・・・周辺機器
101・・・CPU
102・・・ROM
103・・・RAM
104・・・HDD
105・・・通信インターフェース
106・・・入力装置
107・・・出力装置
108・・・表示装置
109・・・バスライン

Claims (10)

  1. 支持台に対して着脱自在なPOS端末と前記支持台との接続状態を検出する検出手段と、
    前記接続状態が非接続のときに、前記POS端末又は前記POS端末に予め紐付けられたユーザ端末に前記支持台への前記POS端末の接続を要請する要請手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 店舗における顧客を監視する監視手段を更に備え、
    前記要請手段は、前記非接続の前記POS端末が有り、かつ、前記顧客が所定の人数に達しているときに、前記接続を要請することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記監視手段は、前記店舗において前記顧客を撮像した画像を解析することで前記監視を行うことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記POS端末の位置を取得する位置取得手段を更に備え、
    前記要請手段は、前記非接続の前記POS端末が複数有る場合に、前記位置が前記支持台から近い前記POS端末を優先して前記接続を要請する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記位置取得手段は、前記POS端末との無線通信を介して前記位置を取得することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記要請手段は、複数の前記POS端末のうち、前記支持台と前記接続されている前記POS端末から応援要請が入力されたときに、前記接続を要請することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記検出手段は、前記POS端末と前記支持台とが電気的かつ物理的に前記接続されているか否かを検出することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記検出手段は、前記POS端末との無線通信を介して前記接続状態を検出することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. コンピュータが、支持台に対して着脱自在なPOS端末における前記支持台との接続状態を検出するステップと、
    前記コンピュータが、前記接続状態が非接続のときに、前記POS端末又は前記POS端末に予め紐付けられたユーザ端末に前記支持台への前記POS端末の接続を要請するステップとを備えることを特徴とする情報処理方法。
  10. コンピュータに、
    支持台に対して着脱自在なPOS端末における前記支持台との接続状態を検出するステップと、
    前記接続状態が非接続のときに、前記POS端末又は前記POS端末に予め紐付けられたユーザ端末に前記支持台への前記POS端末の接続を要請するステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
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