JP7066795B2 - 無線通信用のランダムアクセスチャネルの構成 - Google Patents
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Description
ランダムアクセス(RA)手順は、セルラーシステムにおける重要な機能である。LTEでは、ネットワークにアクセスしようとする無線デバイス、例えばユーザ機器(UE)は、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)のアップリンクでプリアンブル(例えば、Msg1)を送信することによって、ランダムアクセス手順を開始する。プリアンブルを受信し、ランダムアクセスの試行を検出する、Next Generation NodeB(gNB)またはTRP(Transmission and Reception Point、即ち基地局、アクセスノード)は、ランダムアクセス応答(RAR、例えばMsg2)を送信することによって、ダウンリンクで応答する。RARは、端末識別のための以下の後続メッセージ(例えば、Msg3)をアップリンクで送信することによって、UEが手順を継続するためのアップリンクスケジューリンググラントを保持している。同様の手順が新無線(NR)に関して想起される。例えば、図1は、NRに関して考慮される初期アクセス手順の一例を示している。
SSブロックの考慮された最大数Lは、異なる周波数範囲に対するSSバーストセット内で、次の通りである。
3GHz以下の周波数範囲の場合、SSバーストセット内におけるSSブロックの最大数Lは、[1,2,4]である。
3GHz~6GHzの周波数範囲の場合、SSバーストセット内におけるSSブロックの最大数Lは、[4,8]である。
6GHz~52.6GHzの周波数範囲の場合、SSバーストセット内におけるSSブロックの最大数Lは、[64]である。
Lの値を仕様に反映させる方法はFFSである。
上述の値は、NRの初期アクセス設計を容易にし、仕様への影響を評価するのに使用されるべきものである。
統一周波数不可知シグナリング(unified frequency agnostic signaling)設計を有する可能性は除外されない。
更に、全てのSSブロックが実際に送信されるわけではないことを示すのが可能であることが提案される。
6GHz未満および6GHz超過の両方の事例に関して実際に送信されたSSブロックを示すため、フルビットマップを用いるUE特異的なRRCシグナリングを使用することができる。
実際に送信されたSSブロックは、6GHz未満および6GHz超過の両方の事例に関して、RMSIで示される。
指示は、6GHzを上回る事例では圧縮形態であり、指示方法は、次の代替例から絞り込まれる。
代替例1:グループ-ビットマップ+グループ内ビットマップ
グループは、連続するSS/PBCHブロックとして定義される。
グループ内ビットマップは、グループ内のどのSS/PBCHブロックが実際に送信されるかを示すことができ、各グループは同じSS/PBCHブロック送信パターンを有し、グループ-ビットマップはどのグループが実際に送信されるかを示すことができる。
例えば、8グループ、および1グループ当たり8つのSS/PBCHブロックの場合、[8]+[8]ビットである。
代替例2:グループ-ビットマップ+グループ内の実際に送信されたSS/PBC Hブロック数(SS/PBCHブロックの開始インデックスは固定)
グループは、連続するSS/PBCHブロックとして定義される。
グループ-ビットマップは、どのグループが実際に送信されるかを示すことができ、グループ内のSS/PBCHブロックは論理的に連続しており、実際に送信されたSS/PBCHブロックの数は、第1のインデックスから始まっていくつの論理的に連続したSS/PBCHブロックが実際に送信されるかを示し、数は、全ての送信されたグループに共通して適用される。
例えば、8グループ、および1グループ当たり8つのSS/PBCHブロックの場合、[8]+[3]ビットである。
代替例3:グループ内ビットマップ+実際に送信されたグループの数(グループの開始インデックスは固定)
グループは、連続するSS/PBCHブロックとして定義される。
グループ内ビットマップは、グループ内のどのSS/PBCHブロックが実際に送信されるかを示すことができ、各グループは同じSS/PBCHブロック送信パターンを有し、実際に送信されたグループの数は、第1のグループから始まっていくつの連続したグループが実際に送信されるかを示す。
例えば、8グループ、および1グループ当たり8つのSS/PBCHブロックの場合、[8]+[3]ビットである。
代替例4:グループ-ビットマップ+各グループ内の実際に送信されたSS/PBCHブロックの数
グループは、連続するSS/PBCHブロックとして定義される。
グループ-ビットマップは、どのグループが実際に送信されるかを示すことができ、グループ内のSS/PBCHブロックは論理的に連続しており、各グループの実際に送信されたSS/PBCHブロックの数は、第1のインデックスから始まっていくつの論理的に連続したSS/PBCHブロックが実際に送信されるかを示す。
8グループ、および1グループ当たり8つのSS/PBCHブロックの場合、最小で[8]+[3]ビット、最大で[8]+[3]×[8]ビットである。
代替例5:実際に送信されたSS/PBCHブロックの数+開始インデックス+2つの連続したSS/PBCHブロック間のギャップ
[6]+[6]+[6]ビット
代替例6:グループ-ビットマップ
グループは、連続するSS/PBCHブロックとして定義される。
グループ-ビットマップは、どのグループが実際に送信されるかを示すことができ、送信されたグループ内の全てのSS/PBCHブロックが実際に送信される。
例えば、8グループ、および1グループ当たり8つのSS/PBCHブロックの場合、[8]ビットである。
他の代替例が除外されるものではない。
指示されたリソースは、実際に送信されたSSブロックに対して保留される。
データチャネルは、実際に送信されたSSブロックの周辺でレートマッチングされる。
RMSIで指示する場合
代替例1:グループ-ビットマップ(8ビット)+グループ内ビットマップ(8ビット)
グループは、連続するSS/PBCHブロックとして定義される。
グループ内ビットマップは、グループ内のどのSS/PBCHブロックが実際に送信されるかを示すことができ、各グループは同じSS/PBCHブロック送信パターンを有し、グループ-ビットマップはどのグループが実際に送信されるかを示すことができる。
以下の作業仮説を確認
6GHz未満および6GHz超過の両方の事例に関して実際に送信されたSSブロックを示すため、フルビットマップを用いるUE特異的なRRCシグナリングを使用することができる。
実際に送信されたSSブロックは、6GHz未満および6GHz超過の両方の事例に関して、RMSIで示される。
指示は、6GHzを上回る事例では圧縮形態である。
指示されたリソースは、実際に送信されたSSブロックに対して保留される。
データチャネルは、実際に送信されたSSブロックの周辺でレートマッチングされる。
無線デバイスが、実際に送信されるSSブロックおよび/またはSSブロックのうちのブロックの指示を受信することと、
無線デバイスが、PRACH設定インデックスを受信することと、
無線デバイスが、PRACH設定インデックス(および関連する標準化テーブル)にしたがって、ただし、実際に送信されるSSブロックに使用される時間インスタンス(または時間スロット)における送信は回避して、RACHプリアンブルを送信することを含む。
グループA
1.無線デバイスで使用される方法であって、
同期信号(SS)ブロックの少なくとも一部分が実際に送信されるものとして指示されたとき、ランダムアクセスプリアンブルの送信を制限するか否かを決定することを含む、方法。
制限をオンに切り換えるという指示が、ネットワークが全二重を使用不能にしていることに基づき、
制限をオフに切り換えるという指示が、ネットワークが全二重を使用可能にしていることに基づく、方法。
実際に送信されるSSブロックおよび/またはSSブロックのうちのブロックの指示を、ネットワークから受信することを更に含む[例えば、ランダムアクセスプリアンブルの送信前]、方法。
1.ネットワークノードで使用される方法であって、
同期信号(SS)ブロックの少なくとも一部分が実際に送信されるものとして指示されたとき、ランダムアクセスプリアンブルの送信を制限するか否かを指示する、指示を無線デバイスに送出することを含む、方法。
制限をオンに切り換えるという指示が、ネットワークが全二重を使用不能にしていることに基づき、
制限をオフに切り換えるという指示が、ネットワークが全二重を使用可能にしていることに基づく、方法。
実際に送信されるSSブロックおよび/またはSSブロックのうちのブロックの指示を、ネットワークから送出することを更に含む、方法。
ランダムアクセス応答ウィンドウ(RAR)を全SSバーストセット(長さL)よりも短く設定することと、
SSバーストセット内部のいくつかのSSブロック群を実際に送信されないように設定することと、
実際に送信されないSSブロックの少なくとも一部において、無線デバイスがランダムアクセスプリアンブルの送信を許可されることを、無線デバイスに指示すること[例えば、テーブル内のインデックスの選択を通して、無線デバイスに対して利用可能なブロックを指示する]とを更に含む、方法。
Claims (11)
- 無線デバイスがペアのスペクトルまたはペアでないスペクトルのどちらで動作しているかに基づいて、同期信号(SS)バーストセットの少なくとも一部分の間、ランダムアクセスプリアンブルの送信を制限するように決定することであって、前記SSバーストセットは、送信されるものと指示される少なくとも1つのSSブロックを含み、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信を制限するか否かの決定が、
前記無線デバイスがペアのスペクトルで動作しているという判定に応答して前記制限がオフに切り換えられることを考慮することと、
前記無線デバイスがペアでないスペクトルで動作しているという判定に応答して前記制限がオンに切り換えられることを考慮することを含む、
ランダムアクセスプリアンブルの送信を制限するように決定することと、
前記ランダムアクセスプリアンブルの送信が制限されていない時間の間、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信することと
を含む、無線デバイスで使用される方法。 - 送信されるものとして指示される任意のSSブロックと時間が少なくとも部分的に重複しているいずれかのスロットにおいて、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信を制限することを更に含む、請求項1に記載の方法。
- 前記無線デバイスが、前記SSバーストセットが完了した後にのみ、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信を許可される、請求項1に記載の方法。
- 送信されるものと指示されている最後のSSブロックが終了すると直ぐに、前記無線デバイスが、前記SSバーストセットの間、前記ランダムアクセスプリアンブルの送信を許可される、請求項1に記載の方法。
- どのSSブロックが送信されているかの指示が、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介してネットワークから受信されるビットマップを含む、請求項1に記載の方法。
- 物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)設定インデックスを受信することと、前記PRACH設定インデックスにしたがって、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信することとを更に含み、ただし送信されるSSブロックを受信するときは送信を回避する、請求項1に記載の方法。
- 前記ランダムアクセスプリアンブルが新無線ランダムアクセスチャネル(NR-RACH)プリアンブルを含む、請求項1に記載の方法。
- 無線デバイスがペアのスペクトルまたはペアでないスペクトルのどちらで動作しているかに基づいて、同期信号(SS)バーストセットの少なくとも一部分の間、前記無線デバイスがランダムアクセスプリアンブルを送信するのを制限されるか否かを決定することであって、前記SSバーストセットは、送信されるものと指示される少なくとも1つのSSブロックを含み、
ペアのスペクトルで動作している前記SSバーストセットの間、前記無線デバイスが前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するのを制限されず、
ペアでないスペクトルで動作している前記SSバーストセットの少なくとも一部分の間、前記無線デバイスが前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するのを制限される、
前記無線デバイスがランダムアクセスプリアンブルを送信するのを制限されるか否かを決定することと、
前記無線デバイスが前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するのを制限されていない時間の間、前記ランダムアクセスプリアンブルのランダムアクセスチャネルをモニタリングすることと
を含む、ネットワークノードで使用される方法。 - 送信されるものとして指示される任意のSSブロックと時間が少なくとも部分的に重複しているいずれかのスロットにおいて、前記無線デバイスが前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するのを制限されるように決定することを更に含む、請求項8に記載の方法。
- どのSSブロックが送信されているかの指示が、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して前記ネットワークから送出されるビットマップを含む、請求項8に記載の方法。
- 命令を格納するように動作可能なメモリと、前記命令を実行するように動作可能な処理回路構成とを備えた無線デバイスであって、
無線デバイスがペアのスペクトルまたはペアでないスペクトルのどちらで動作しているかに基づいて、同期信号(SS)バーストセットの少なくとも一部分の間、ランダムアクセスプリアンブルの送信を制限するか否かを決定することであって、前記SSバーストセットは、送信されるものと指示される少なくとも1つのSSブロックを含み、
前記無線デバイスがペアのスペクトルで動作している前記SSバーストセットの間、前記無線デバイスが前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するのを制限されず、
前記無線デバイスがペアでないスペクトルで動作している前記SSバーストセットの少なくとも一部分の間、前記無線デバイスが前記ランダムアクセスプリアンブルを送信するのを制限される、
ランダムアクセスプリアンブルの送信を制限するか否かを決定することと、
前記ランダムアクセスプリアンブルの送信が制限されていない時間の間、前記ランダムアクセスプリアンブルを送信することと
を含む動作を実施するように動作可能である、無線デバイス。
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