JP7065525B2 - Pachinko machine - Google Patents
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Description
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine such as a pachinko gaming machine.
従来、パチンコ遊技機では、開閉可能な始動口に遊技球が入球することを条件に、大当たりか否かを判定する大当たり判定が行われる。大当たり判定が行われると、大当たり判定結果を報知する特別図柄の変動表示が行われる。特別図柄の変動表示で、大当たり判定の結果が大当たりであるという結果が導出されると、開閉可能な大入賞口の開放を伴う大当たり遊技が実行される(特許文献1参照)。 Conventionally, in a pachinko gaming machine, a jackpot determination for determining whether or not a jackpot is performed is performed on the condition that the gaming ball enters the opening and closing opening. When the jackpot determination is made, a variable display of a special symbol for notifying the jackpot determination result is performed. When the result of the jackpot determination is derived from the variable display of the special symbol, the jackpot game with the opening of the openable jackpot is executed (see Patent Document 1).
そして、特許文献1に係る遊技機では、大当たり遊技が実行された後に、開閉可能な始動口が通常遊技状態(非時短状態)よりも開放し易い時短状態になることがある。
Then, in the gaming machine according to
しかしながら、開閉可能な始動口が通常遊技状態(非時短状態)よりも開放し易い遊技状態にすることが可能な遊技機について、遊技興趣の向上を図るために未だ改善の余地がある。 However, there is still room for improvement in order to improve the enjoyment of the game with respect to the gaming machine in which the opening and closing opening can be set to a gaming state in which it is easier to open than in the normal gaming state (non-time saving state).
本発明に係る遊技機は、
所定の変動条件が成立すると、識別情報の変動表示を実行可能であり、識別情報を特定態様で停止表示すると、遊技領域に設けられた開閉可能な可変入賞口の開放を伴う大当たり遊技を実行する遊技制御手段を備えた遊技機において、
前記遊技制御手段は、
通常遊技状態よりも、前記遊技領域に設けられた開閉可能な可変始動口が開放し易い特定遊技状態にすることが可能であり、
前記大当たり遊技の終了に応じて前記特定遊技状態にすることがあり、
識別情報を前記特定態様と異なる非特定態様で停止表示することに応じて前記特定遊技状態にすることがあり、
識別情報を前記非特定態様で停止表示することに応じて設定する前記特定遊技状態後には、識別情報の変動表示の変動時間を、
前記大当たり遊技の終了に応じて設定する前記特定遊技状態後とは異なる条件に基づいて決定可能であり、
所定の切替条件が成立する前と、前記切替条件が成立した後とで異なる条件に基づいて決定することを特徴とする。
The gaming machine according to the present invention
When a predetermined variation condition is satisfied, the variation display of the identification information can be executed, and when the identification information is stopped and displayed in a specific mode, a jackpot game with opening of the variable winning opening provided in the game area is executed. In a gaming machine equipped with gaming control means
The game control means is
It is possible to make a specific game state in which the variable start opening provided in the game area is easier to open than in the normal game state.
Depending on the end of the jackpot game, the specific game state may be set.
The identification information may be put into the specific gaming state in response to the stop display in a non-specific mode different from the specific mode.
After the specific gaming state in which the identification information is set according to the stop display in the non-specific mode, the variation time of the variation display of the identification information is set.
It can be determined based on conditions different from those after the specific gaming state, which are set according to the end of the jackpot game.
It is characterized in that the determination is made based on different conditions before the predetermined switching condition is satisfied and after the switching condition is satisfied.
本発明によれば、遊技興趣の低下を抑えることが可能である。 According to the present invention, it is possible to suppress a decrease in the entertainment interest.
<基本的な実施形態>
最初に、本発明の遊技機の特徴部分の前提となる本発明の基本的な実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。なお、以下において、記述の簡略化上、情報、信号、物理量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対する情報、信号、物理量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。
<Basic embodiment>
First, a basic embodiment of the present invention, which is a premise of the characteristic portion of the gaming machine of the present invention, will be specifically described with reference to the drawings. In each of the referenced figures, the same parts are designated by the same reference numerals, and duplicate explanations regarding the same parts will be omitted in principle. In the following, for the sake of simplicity of description, by describing a symbol or a code that refers to an information, a signal, a physical quantity, a member, etc., the name of the information, a signal, a physical quantity, a member, etc. for the symbol or the code is omitted or abbreviated. Sometimes.
1.遊技機の機械的構成
本発明の遊技機の基本的な実施形態であるパチンコ遊技機PY1について説明する。最初に、パチンコ遊技機PY1の機械的構成について図1~図4を用いて説明する。なお、以下の説明において、パチンコ遊技機PY1の各部の左右上下方向は、そのパチンコ遊技機PY1に対面する遊技者にとっての(正面視の)左右上下方向のことである。また、「前方」とはパチンコ遊技機PY1から当該パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者に近づく方向とし、「後方」をパチンコ遊技機PY1に対面する遊技者から当該パチンコ遊技機PY1に近づく方向として、説明する。
1. 1. Mechanical Configuration of Gaming Machine A pachinko gaming machine PY1 which is a basic embodiment of the gaming machine of the present invention will be described. First, the mechanical configuration of the pachinko gaming machine PY1 will be described with reference to FIGS. 1 to 4. In the following description, the left-right and up-down directions of each part of the pachinko gaming machine PY1 are the left-right and up-down directions (front view) for the player facing the pachinko gaming machine PY1. Further, "front" is the direction from the pachinko gaming machine PY1 toward the player facing the pachinko gaming machine PY1, and "rear" is the direction from the player facing the pachinko gaming machine PY1 toward the pachinko gaming machine PY1. ,explain.
図1に示すように、パチンコ遊技機PY1は、遊技盤1を含む遊技盤ユニットYUと、遊技盤ユニットYUを内部に収納した遊技機枠2とを備えている。遊技機枠2は、遊技店に固定される枠状の外枠21と、外枠21に取り付けられ、遊技盤ユニットYUが取り付けられる内枠22と、内枠22に回転自在に支持される前扉23と、を備える。
As shown in FIG. 1, the pachinko gaming machine PY1 includes a gaming board unit YU including the
外枠21、内枠22、および前扉23の正面視外周形状は大体同一である。そして、外枠21の前面に内枠22が取り付けられている。
The
前扉23は内枠22に対して開閉が可能である。前扉23は、大体中央に略縦長矩形状の大きな開口部が形成された枠状の前枠23mと、その開口部に嵌め込まれた透明板23tと、を備える。前扉23が閉じられているとき、遊技盤ユニットYUに含まれる遊技盤1と透明板23tとが対面する。透明板23tは、透明な合成樹脂板で略縦長矩形状に成形されている。よって、パチンコ遊技機PY1が遊技店に設置されると、当該パチンコ遊技機PY1の前方にいる遊技者は、透明板23tを通して、遊技盤1の前面に形成された遊技領域6を視認することができる。なお、透明板23tとして、透明な合成樹脂板の代わりに透明なガラス板を用いてもよい。パチンコ遊技機PY1の前方から透明板23tを通して遊技領域6を視認可能であればよい。
The
前枠23mの前面の右下部には、遊技球を発射させるための回転操作が可能なハンドル72kが設けられている。ハンドル72kが操作された量(回転角度)が、遊技球を発射させるために遊技球に与えられる力の大きさ(発射強度)に対応付けられている。よって、遊技球は、ハンドル72kの回転操作に応じた発射強度で発射される。
At the lower right of the front surface of the
また、前枠23mの前面の下部には、前方に大きく突出した上皿34と、上皿34の直下に配された下皿35が設けられている。上皿34の前方側中央には、下方に押下操作可能な第1演出ボタン40kが設けられている。第1演出ボタン40kの上皿34の上面から視認可能に突出している操作部分は半球形に成形されている。さらに、上皿34の上面の後方側には、ハンドル72kに供給される遊技球を貯留するための供給球貯留穴34Aが形成されている。また、下皿35の上面には、供給球貯留穴34Aに収容しきれない余剰の遊技球を貯留するための余剰球貯留穴35Aが設けられている。
Further, at the lower part of the front surface of the
さらに、前枠23mの前面の透明板23tの上側、右側、および左側には、前方に突出した上側装飾体31、右側装飾体32、および左側装飾体33が設けられている。上側装飾体31の底面には、音を出力可能な一対の2つのスピーカー52、具体的には左側に配されたスピーカー52Lと右側に配されたスピーカー52R、が下方を向いて左右方向に所定距離をおいて並設されている。また、右側装飾体32の下部には、下方に押下操作可能な第2演出ボタン41kが設けられている。第2演出ボタン41kの操作部分は棒状に成形されている。さらに、右側装飾体32から上皿34の正面右部分にかけて、および左側装飾体33から上皿34の正面左部分にかけて、発光可能な枠ランプ53が設けられている。
Further, on the upper side, the right side, and the left side of the
なお、遊技機枠2に設けられる部材や装置の位置や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
The positions and numbers of the members and devices provided in the
次に、遊技盤ユニットYUについて、図1に加えて図2を用いて説明する。遊技盤ユニットYUは、遊技盤1と、遊技盤1の背面に取り付けられた盤用演出ユニットEUと、を有する。最初に、遊技盤1について説明する。遊技盤1は、透明な合成樹脂板で構成されている。遊技盤1の略中央には正面視略円形の開口部1Aが形成されている。
Next, the game board unit YU will be described with reference to FIG. 2 in addition to FIG. The game board unit YU has a
遊技盤1の前面には、開口部1Aに沿って、略リング状のセンター装飾体61が前方に突出して形成されている。また、センター装飾体61の外側には、センター装飾体61を大きく取り囲むように略リング状に形成された外レール62と、外レール62の左側部分とセンター装飾体61との間で、外レール62およびセンター装飾体61に略平行な湾曲状の内レール63と、が形成されている。
On the front surface of the
そして、遊技盤1の前面において、センター装飾体61、外レール62および内レール63などで囲まれた領域が遊技領域6を形成している。すなわち、遊技盤1の前面が、センター装飾体61、外レール62および内レール63によって、遊技領域6とそれ以外の領域とに区切られている。また、外レール62と内レール63とで囲まれた領域は、発射された遊技球が遊技領域6へ向かうために通過可能な発射領域7を形成している。
Then, on the front surface of the
遊技領域6は、ハンドル72kの操作によって発射された遊技球が流下可能な領域であり、パチンコ遊技機PY1で遊技を行うために設けられている。なお、遊技領域6には、多数の遊技用くぎ(図示なし)が突設されている。遊技用くぎは、遊技領域6に進入して遊技領域6を流下する遊技球を、一般入賞口10、第1始動口11、第2始動口12、ゲート13、および大入賞口14などに適度に誘導する経路を構成している。
The
遊技領域6の所定位置に一般入賞装置10Dが設けられている。一般入賞装置10Dには、一般入賞口10が遊技球の入球が可能に形成されている。遊技球が一般入賞口10へ入球すると、所定個数(例えば、3個)の遊技球が賞球として払い出される。なお、一般入賞口10に入球した遊技球はそのまま遊技領域6の外部へ排出される。
A
また、遊技領域6におけるセンター装飾体61の中央直下には第1始動入賞装置11Dが設けられている。第1始動入賞装置11Dには、第1始動口11が遊技球の入球が可能に形成されている。第1始動入賞装置11Dは作動しない非作動構造からなる。そのため、第1始動口11は、遊技球の入球のし易さが変化せずに一定(不変)である。遊技球が第1始動口11へ入球すると、所定個数(例えば、4個)の遊技球が賞球として払い出される。なお、第1始動口11に入球した遊技球はそのまま遊技領域6の外部へ排出される。
Further, a first
なお、センター装飾体61の左側部から下端部にかけて、遊技球を内部に通すワープ部61wが形成されている。ワープ部61wへの入口はセンター装飾体61の左側部に形成されている。ワープ部61wに入った遊技球はワープ部61wの内部を通って出口から出る。ワープ部61wの出口付近であってセンター装飾体61の下端部上面には、遊技球が転動可能なステージ61sが設けられている。ステージ61sの先端には、遊技球を下方に導く下方誘導部61yが設けられている。この下方誘導部61yの直下には第1始動口11が設けられている。
From the left side portion to the lower end portion of the center
遊技領域6における第1始動口11の直下には、第2始動入賞装置(所謂「電チュー」)12Dが設けられている。電チュー12Dには、遊技球が入球不可能な閉態様と入球可能な開態様とに変化可能な第2始動口12が形成されている。第2始動口12は、電チュー12Dが具備する電チュー開閉部材12kによって閉態様と開態様とをとる。すなわち、電チュー開閉部材12kの作動によって第2始動口12が開閉する。
A second start winning device (so-called "electric chew") 12D is provided immediately below the first start opening 11 in the
電チュー開閉部材12kは正面視略L字状部材からなり、通常は第2始動口12を閉鎖している。電チュー開閉部材12kは、前方側先端面が遊技領域6と面一状態になる退避状態から前方に突出することができる。電チュー開閉部材12kが前方に突出すると、電チュー開閉部材12kが遊技領域6に垂直に突出した状態になり、第2始動口12が入球可能に開放する。具体的には、電チュー開閉部材12kの水平部の左端に立設された垂直部分が遊技球を受けとめられ、水平部から第2始動口12へと導かれる。
The electric chew opening / closing
このように、電チュー開閉部材12kが開状態であるときだけ遊技球の第2始動口12への入球が可能となる。遊技球が第2始動口12へ入球すると、所定個数(例えば、2個)の遊技球が賞球として払い出される。なお、第2始動口12に入球した遊技球はそのまま遊技領域6の外部へ排出される。
In this way, the game ball can enter the
また、センター装飾体61の右側にゲート13が設けられている。ゲート13は、遊技球が通過可能に構成されている。遊技球がゲート13を通過しても賞球が払い出されない。なお、ゲート13を通過した遊技球はそのまま遊技領域6を流下する。
Further, a
遊技領域6における第1始動入賞装置11Dの右側でゲート13の下流側には、大入賞装置14Dが設けられている。大入賞装置14Dには、遊技球が入球不可能な閉態様と入球可能な開態様とに変化可能な大入賞口14が形成されている。大入賞口14は、大入賞装置14Dが具備するAT開閉部材14kによって閉態様と開態様とをとる。すなわち、AT開閉部材14kの作動によって大入賞口14が開閉する。
A
AT開閉部材14kは正面視略横長矩形状の平板からなる可動部材であり、通常は大入賞口14を閉鎖している。AT開閉部材14kの下端部には、水平な回転軸が設けられている。AT開閉部材14kはその回転軸を中心に、上端が前方へ倒れるように略90度回転することができる。AT開閉部材14kが回転すると、AT開閉部材14kが遊技領域6に垂直に突出した状態になり、大入賞口14が入球可能に開放する。
The AT opening /
このように、AT開閉部材14kが開状態であるときだけ遊技球の大入賞口14への入球が可能となる。遊技球が大入賞口14へ入球すると、所定個数(第1実施形態では、1個)の遊技球が賞球として払い出される。なお、大入賞口14に入球した遊技球はそのまま遊技領域6の外部へ排出される。
In this way, it is possible to enter the game ball into the large winning
また、遊技領域6における大入賞装置14Dの下方には、その上面が左斜め下方に形成され、遊技球を第2始動口12へ誘導する誘導経路64が遊技領域6(遊技盤1の前面)から前方に突出して設けられている。なお、誘導経路64の上面を転動する遊技球は、第2始動口12の方へ向かって流下可能であるが、基本的には第1始動口11へ入球することはできない。
Further, below the
なお、第1始動口11、第2始動口12、大入賞口14、および一般入賞口10への遊技球の入球や、遊技球のゲート13の通過をまとめて、第1始動口11、第2始動口12、大入賞口14、一般入賞口10、およびゲート13への「入賞」と総称する。
It should be noted that the
ところで、遊技球が流下可能な遊技領域6は、左右方向の中央より左側の左遊技領域6Aと、右側の右遊技領域6Bと、に分けることができる。遊技球が左遊技領域6Aを流下するように遊技球を発射させるハンドル72kの操作態様を「左打ち」という。一方、遊技球が右遊技領域6Bを流下するように遊技球を発射させるハンドル72kの操作態様を「右打ち」という。
By the way, the
遊技領域6において、左打ちにて遊技球を発射したときに遊技球が流下可能な流路を、第1流路R1といい、右打ちにて遊技球を発射したときに遊技球が流下可能な流路を、第2流路R2という。第1流路R1および第2流路R2には、不図示の多数の遊技用くぎによっても構成されている。
In the
第1流路R1上には、第1始動口11と、2つの一般入賞口10と、が設けられている。よって、遊技者は、左打ちにより第1流路R1を流下するように遊技球を発射させることで、第1始動口11、または、一般入賞口10への入賞を狙うことができる。一方、第2流路R2上には、第2始動口12と、ゲート13と、大入賞口14と、が設けられている。よって、遊技者は、右打ちにより第2流路R2を流下するように遊技球を発射させることで、ゲート13、第2始動口12、または大入賞口14への入賞を狙うことができる。
A
なお、遊技領域6の略最下部には、遊技領域6へ打ち込まれたもののいずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球を遊技領域6の外部へ排出する2つのアウト口19が設けられている。また、各入賞口への入賞による賞球数は、適宜に設定することが可能である。
It should be noted that, at the substantially lowermost portion of the
次に、遊技盤1の背面に取り付けられた盤用演出ユニットEUについて説明する。盤用演出ユニットEUは、主に演出を行う複数の装置をユニット化したものである。盤用演出ユニットEUには、画像表示装置50、および盤可動装置55が取り付けられている。
Next, the board production unit EU attached to the back surface of the
画像表示装置50は、20インチの3D液晶ディスプレイで構成されており、3D画像を表示可能な表示部50aを具備する。画像表示装置50は、遊技盤1の数センチ後方に配置されている。
The
盤可動装置55は、動作可能な盤可動体55kを備える。盤可動体55kは、水平状態を保持された横長で板状の昇降部材55k2と、昇降部材55k2の左右方向中央に設けられた略楕円形状の回転部材55k1と、を有する。盤可動体55kは、遊技盤1と画像表示装置50との間に配されている。盤可動体55kは、初期位置に配されている待機状態において、盤可動体55kの下端部分、具体的に回転部材55k1の下端部分が、遊技盤1の開口部1Aの上端から少しだけ下方に位置している。すなわち、盤可動体55kは、待機状態において、回転部材55k1の下端部の一部のみが遊技者から視認でき、大部分が視認できないよう配されている(図3(A)参照)。
The board
そして、盤可動体55kは、全体的に初期位置から所定の作動位置まで下降し、その作動位置から上昇して初期位置に戻ることができる(図3(B)参照)。所定の作動位置としては、正面視で盤可動体55kが開口部1Aの略中央につく位置である。ここで、所定の作業位置は適宜に設定可能であり、正面視で盤可動体55kが開口部1Aの略中央より上方側におかれる位置であっても下方側におかれる位置であってもよい。
Then, the board
また、回転部材55k1は、その中心において前後方向に形成された回転軸を中心に正面視右回りおよび左回りに回転運動することが可能である(図3(C)参照)。なお、回転部材55k1の回転運動は、盤可動体55kが待機位置から作動位置に移動するとき、作動位置に保持されているとき、および作動位置から待機位置に移動するときに実行可能である。
Further, the rotating member 55k1 can rotate clockwise and counterclockwise in the front view around the rotation axis formed in the front-rear direction at the center thereof (see FIG. 3C). The rotational movement of the rotating member 55k1 can be executed when the board
なお、遊技盤ユニットYUに設けられる部材や装置の位置や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。 The positions and numbers of the members and devices provided in the game board unit YU can be appropriately changed as long as they do not interfere with the game.
次に、遊技盤1の前面に形成された遊技領域6の上下方向略中央の右隣(遊技領域6以外の部分)に配置されている表示器類8について説明する。図4に示すように、表示器類8には、第1特別図柄(以下、「特図1」という)を可変表示する特図1表示器81a、第2特別図柄(以下、「特図2」という)を可変表示する特図2表示器81b、及び、普通図柄(以下、「普図」という)を可変表示する普図表示器82が含まれている。また、表示器類8には、後述する特図1保留数を表示する特図1保留表示器83a、および後述する特図2保留数を表示する特図2保留表示器83bが含まれている。
Next, the
特図1の可変表示は、遊技球の第1始動口11への入賞を契機とした特図1抽選が行われると実行される。また、特図2の可変表示は、遊技球の第2始動口12への入賞を契機とした特図2抽選が行われると実行される。特図1抽選、および特図2抽選については後述する。なお、以下の説明では、特図1、および特図2を総称して「特図」といい、特図1抽選、および特図2抽選を総称して「特図抽選」という。また、特図1表示器81a、および特図2表示器81bを総称して「特図表示器81」という。さらに、特図1保留表示器83a、および特図2保留表示器83bを総称して「特図保留表示器83」という。
The variable display of the special figure 1 is executed when the special figure 1 lottery triggered by the winning of the game ball to the
特図の可変表示は、特図抽選の結果を報知する。特図の可変表示では、特図が変動表示した後に停止表示する。停止表示された特図(停止特図)は、可変表示の表示結果として導出された特図抽選の結果を表す識別情報である。停止表示された特図が予め定めた特定の特図である場合には、大入賞口14の開放を伴う大当たり遊技が行われる。
The variable display of the special figure notifies the result of the special figure lottery. In the variable display of the special figure, the special figure is displayed in a variable manner and then stopped. The stop-displayed special figure (stop special figure) is identification information representing the result of the special figure lottery derived as the display result of the variable display. If the stop-displayed special figure is a predetermined special figure, a big hit game is performed with the opening of the big winning
特図1表示器81a、および特図2表示器81bはそれぞれ、横並びに配された8個のLEDから構成されている。特図1表示器81a、および特図2表示器81bの点灯態様は、特図抽選の結果に応じた特図、すなわち特図抽選の結果を表す。例えば特図抽選の結果が大当たりである場合には、最終的に「□□■■□□■■」(□:点灯、■:消灯)というように左から1,2,5,6番目にあるLEDが点灯する。この点灯態様が大当たり図柄であり、大当たりを表す。また、特図抽選の結果がハズレである場合には、最終的に「■■■■■■■□」というように一番右にあるLEDのみが点灯する。この点灯態様がハズレ図柄であり、ハズレを表す。なお、特図抽選の結果に対応するLEDの点灯態様は限定されず、適宜に設定することができる。よって、例えば、ハズレ図柄として全てのLEDを消灯させてもよい。
The special figure 1
また、特図の可変表示において、特図が停止表示される前には所定の変動時間にわたって特図の変動表示がなされる。特図の変動表示の態様は、例えば左から右へ光が繰り返し流れるように各LEDが点灯する態様である。なお、変動表示の態様は、特に限定されず、各LEDが停止表示(特定の態様での点灯表示)されていなければ、全LEDが一斉に点滅するなど適宜に設定してよい。 Further, in the variable display of the special map, the variable display of the special map is performed over a predetermined fluctuation time before the special map is stopped and displayed. The mode of the variable display of the special figure is, for example, a mode in which each LED is turned on so that light repeatedly flows from left to right. The mode of the variable display is not particularly limited, and if each LED is not stopped and displayed (lighting display in a specific mode), all the LEDs may be appropriately set such as blinking all at once.
ところで、パチンコ遊技機PY1では、遊技球が第1始動口11または第2始動口12へ入賞してもすぐに特図抽選および特図の可変表示が行われない場合がある。具体的には、特図の可変表示の実行中や大当たり遊技の実行中に遊技球の第1始動口11または第2始動口12への入賞があった場合である。この場合、その入賞に基づいて特図抽選および特図の可変表示が保留される。この保留された特図抽選および特図の可変表示のことを「特図保留」という。 By the way, in the pachinko gaming machine PY1, the special drawing lottery and the variable display of the special drawing may not be performed immediately even if the gaming ball wins a prize in the first starting opening 11 or the second starting opening 12. Specifically, it is a case where a prize is given to the first starting opening 11 or the second starting opening 12 of the game ball during the execution of the variable display of the special figure or the execution of the jackpot game. In this case, the special drawing lottery and the variable display of the special drawing are suspended based on the winning. This reserved special drawing lottery and variable display of special drawings are called "special drawing reservations".
特図保留には、第1始動口11への入賞に基づいて保留された特図1抽選、および特図1の可変表示を表す「特図1保留」と、第2始動口12への入賞に基づいて保留された特図2抽選、および特図2の可変表示を表す「特図2保留」と、がある。そして、特図1保留の数、すなわち保留されている特図1抽選および特図1の可変表示の数を特図1保留表示器83aが表示する。一方、特図2保留の数、すなわち保留されている特図2抽選、および特図2の可変表示の数を特図2保留表示器83bが表示する。
The special drawing hold includes the
特図1保留の数、および特図2保留の数に上限値に設けることも設けないことも可能である。また、特図1保留の数、および特図2保留の数に上限値を設ける場合、特図1保留の数と特図2保留の数を同一にしても良いし、異ならせても良い。なお、基本的な実施形態では、特図1保留の数、および特図2保留の数の上限値が「4」に設定されているとする。 It is possible to set or not set the upper limit of the number of special figure 1 hold and the number of special figure 2 hold. Further, when an upper limit is set for the number of special figure 1 hold and the number of special figure 2 hold, the number of special figure 1 hold and the number of special figure 2 hold may be the same or different. In the basic embodiment, it is assumed that the upper limit of the number of special figure 1 hold and the number of special figure 2 hold is set to "4".
特図1保留表示器83aおよび特図2保留表示器83bのそれぞれは、4個のLEDで構成されており、特図1保留および特図2保留の数の分だけLEDを点灯させることにより特図1保留および特図2保留の数を表示する。なお、以下において、特図1保留の数を「特図1保留数(U1)」といい、特図2保留数の数を「特図2保留数(U2)」という。また、「特図1保留数」と「特図2保留数」を総称して「特図保留数」という。さらに、「特図1保留表示器83a」と「特図2保留表示器83b」とを総称して「特図保留表示器83」という。
Each of the special figure 1
また、普図の可変表示は、遊技球のゲート13への入賞を契機とした普図抽選が行われると実行される。そして、普図の可変表示は、普図抽選の結果を報知する。普図の可変表示では、普図が変動表示した後に停止表示する。停止表示された普図(停止普図)は、可変表示の表示結果として導出された普図抽選の結果を表す識別情報である。停止表示された普図が予め定めた特定の普図である場合には、第2始動口12の開放を伴う補助遊技が行われる。
Further, the variable display of the fuzu is executed when the fuzu lottery triggered by the winning of the game ball to the
普図表示器82は、例えば2個のLEDから構成されている。普図表示器82の点灯態様は、普図抽選の結果に応じた普図、すなわち普図抽選の結果を表す。普図抽選の結果が当たりである場合には、最終的には、「□□」(□:点灯、■:消灯)というように両LEDが点灯する。この点灯態様が当たり図柄であり、当たりを表す。また普図抽選の結果がハズレである場合には、最終的には、「■□」というように右のLEDのみが点灯する。この点灯態様がハズレ図柄であり、ハズレを表す。なお、普図抽選の結果に対応するLEDの点灯態様は限定されず、適宜に設定することができる。例えば、ハズレ図柄として全てのLEDを消灯させる態様を採用してもよい。
The
また、普図が停止表示される前には所定の変動時間にわたって普図の変動表示が行われる。普図の変動表示の態様は、基本的な実施形態では、両LEDが交互に点灯するという態様である。なお、普図の変動表示の態様は、特に限定されず、各LEDが停止表示(特定の態様での点灯表示)されていなければ、全LEDが一斉に点滅するなど適宜に設定してもよい。 Further, before the normal map is stopped and displayed, the variable display of the normal map is performed for a predetermined fluctuation time. In the basic embodiment, the variation display of the normal diagram is an embodiment in which both LEDs are turned on alternately. It should be noted that the mode of variable display in the normal drawing is not particularly limited, and if each LED is not stopped display (lighting display in a specific mode), all LEDs may be appropriately set such as blinking all at once. ..
2.遊技機の電気的構成
次に、図5~図7に基づいて、パチンコ遊技機PY1の電気的な構成を説明する。図5に示すように、パチンコ遊技機PY1の背面側には、遊技利益を得ることが可能な遊技に関する制御(遊技の進行)を行う遊技制御基板100、遊技制御基板100による遊技の制御に応じた演出に関する制御を行う演出制御基板120、画像の制御を行う画像制御基板140、遊技球の払い出しに関する制御などを行う払出制御基板170、および各基板100、120、140、170に電力を供給する電源基板190が取り付けられている。
2. 2. Electrical configuration of the gaming machine Next, the electrical configuration of the pachinko gaming machine PY1 will be described with reference to FIGS. 5 to 7. As shown in FIG. 5, on the back side of the pachinko gaming machine PY1, the
電源基板190には、電源スイッチ191が接続されている。電源スイッチ191のON/OFF操作により、電源の投入/遮断が切り換えられる。
A
図6に示すように、遊技制御基板100には、プログラムに従ってパチンコ遊技機PY1の遊技の進行を制御する遊技制御用ワンチップマイコン(以下「遊技制御用マイコン」)101が実装されている。よって、遊技制御基板100は、遊技の制御を行う遊技制御部と位置づけることができる。なお、遊技制御基板100の制御対象となる遊技利益を獲得可能な遊技には、特図抽選、特図の可変表示、大当たり遊技、後述する遊技状態の設定、普図抽選、普図の可変表示、補助遊技などが含まれる。
As shown in FIG. 6, a game control one-chip microcomputer (hereinafter referred to as “game control microcomputer”) 101 that controls the progress of the game of the pachinko gaming machine PY1 according to a program is mounted on the
遊技制御用マイコン101には、遊技の進行を制御するためのプログラムやテーブル等を記憶した遊技用ROM(Read Only Memory)103、ワークメモリとして使用される遊技用RAM(Random Access Memory)104、遊技用ROM103に記憶されたプログラムを実行する遊技用CPU(Central Processing Unit)102が含まれている。
The
遊技用ROM103には、後述する遊技制御メイン処理や遊技制御側タイマ割り込み処理などを行うためのプログラムが格納されている。また、遊技用ROM103には、後述する大当たり判定テーブル、大当たり図柄種別判定テーブル、リーチ判定テーブル、特図変動パターン判定テーブル、先読み判定テーブル、大当たり遊技制御テーブル、遊技状態設定テーブル、当たり判定テーブル、補助遊技制御テーブルなどが格納されている。なお、遊技用ROM103は外付けであってもよい。
The
また、遊技用RAM104には、特図保留記憶部105が設けられている。ここで、特図保留記憶部105について説明する。前述の通り、遊技球の第1始動口11または第2始動口12への入賞があると、特図保留が発生可能であるが、特図保留が可能な場合、すなわち、特図保留数が上限値に達していないときには、この入賞に基づいて、特図抽選などを行うための各種乱数からなる判定情報が取得される。そして、この判定情報は、特図保留として特図保留記憶部105に一旦記憶される。なお、以下において、遊技球の第1始動口11への入賞により取得される判定情報のことを「特図1関連判定情報」といい、遊技球の第2始動口12への入賞により取得される判定情報のことを「特図2関連判定情報」という。また、特図1関連判定情報と特図2関連判定情報とを総称して「特図関連判定情報」という。
Further, the
そして、特図1関連判定情報は、特図1保留として、特図保留記憶部105の中の特図1保留記憶部105aに記憶される。一方、特図2関連判定情報は、特図2保留として、特図保留記憶部105の中の特図2保留記憶部105bに記憶される。特図1保留記憶部105aに記憶可能な特図1関連判定情報の数、すなわち、特図1保留数の上限値は「4」に設定されている。また、特図2保留記憶部105bに記憶可能な特図2関連判定情報の数、すなわち、特図2保留数の上限値は「4」に設定されている。
Then, the special figure 1 related determination information is stored in the special figure 1 hold storage unit 105a in the special figure
また、遊技制御基板100には、所定の中継基板(図示なし)を介して各種センサ類やソレノイド類が接続されている。そのため、遊技制御基板100には、各種センサ類が出力した信号が入力する。また、遊技制御基板100は、各種アクチュエータ類に信号を出力する。
Further, various sensors and solenoids are connected to the
遊技制御基板100に接続されている各種センサ類には、一般入賞口センサ10a、第1始動口センサ11a、第2始動口センサ12a、ゲートセンサ13a、および大入賞口センサ14aが含まれている。
Various sensors connected to the
一般入賞口センサ10aは、一般入賞口10に入賞した遊技球を検知する。第1始動口センサ11aは、第1始動口11に入賞した遊技球を検知する。第2始動口センサ12aは、第2始動口12に入賞した遊技球を検知する。ゲートセンサ13aは、ゲート13を通過した遊技球を検知する。大入賞口センサ14aは、大入賞口14に入賞した遊技球を検知する。
The general winning
また、遊技制御基板100に接続されている各種アクチュエータ類には、電チューソレノイド12s、およびATソレノイド14sが含まれている。電チューソレノイド12sは、電チュー12Dの電チュー開閉部材12kを駆動する。ATソレノイド14sは、大入賞装置14DのAT開閉部材14kを駆動する。
Further, various actuators connected to the
なお、遊技制御基板100に接続されるセンサの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。また、遊技制御基板100に接続されるアクチュエータの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
The type and number of sensors connected to the
さらに遊技制御基板100には、表示器類8(特図表示器81、普図表示器82、および、特図保留表示器83)が接続されている。これらの表示器類8の表示制御は、遊技制御用マイコン101によりなされる。
Further, the
また遊技制御基板100は、払出制御基板170に各種コマンドを送信するとともに、払い出し監視のために払出制御基板170から信号を受信する。払出制御基板170には、カードユニットCU、および払出装置73が接続されているとともに、発射装置72が接続されている。また、カードユニットCUは、パチンコ遊技機PY1に隣接して設置され、挿入されているプリペイドカード等の情報に基づいて球貸しを可能にする装置である。
Further, the
払出制御基板170は、遊技制御用マイコン101からの信号や、接続されたカードユニットCUからの信号に基づいて、払出装置73の払出モータ73mを駆動して賞球や貸球の払い出しを行う。払い出される賞球や貸球は、その計数のための払出センサ73aにより検知される。
The
また、発射装置72は遊技球を発射する装置である。ハンドル72kが、発射装置72に遊技球を発射させるための操作を受け付ける操作部または入力部を構成しており、発射装置72に含まれる。ハンドル72kには、遊技者などの人のハンドル72kへの接触を検知可能なタッチスイッチ72aが設けられている。遊技者によるハンドル72kの操作があった場合には、タッチスイッチ72aが遊技者のハンドル72kへの接触を検知し、発射制御回路175を介して検知信号を払出制御基板170に出力する。
Further, the launching
さらに、ハンドル72kには、ハンドル72kの回転角度(操作量)を検知可能な発射ボリュームのつまみ72bが接続されている。発射装置72は、発射ボリュームのつまみ72bが検知したハンドル72kの回転角度に応じた強さで遊技球が発射されるよう発射モータ72mを駆動させる。なお、パチンコ遊技機PY1においては、ハンドル72kへの回転操作が維持されている状態では、約0.6秒毎に1球の遊技球が発射されるようになっている。
Further, a firing
また遊技制御基板100は、遊技の進行に応じて、演出制御基板120に対し、遊技に関する情報を含んだ各種コマンドを送信する。演出制御基板120は、遊技制御基板100から送られてきた各種コマンドに基づいて、遊技制御基板100による遊技の進行状況(遊技の制御内容)を把握することができる。
Further, the
なお、遊技制御基板100と演出制御基板120との接続は、遊技制御基板100から演出制御基板120への信号の送信のみが可能な単方向通信接続となっている。すなわち、遊技制御基板100と演出制御基板120との間には、通信方向規制手段としての図示しない単方向性回路(例えばダイオードを用いた回路)が介在している。
The connection between the
図7に示すように、演出制御基板120には、プログラムに従ってパチンコ遊技機PY1の演出を制御する演出制御用ワンチップマイコン(以下「演出制御用マイコン」)121が実装されている。そして、演出制御基板120は、後述する画像制御基板140、音声制御回路161、およびサブドライブ基板162と共に、演出の制御を行う演出制御部と位置づけることができる。ただし、演出制御部は、少なくとも演出制御基板120を備え、演出装置(画像表示装置50、スピーカー52、枠ランプ53、および盤可動体55k等)を用いた遊技演出、客待ち演出、および操作促進演出などを制御可能であればよい。
As shown in FIG. 7, the
なお、演出制御基板120の制御対象となる演出には、遊技演出(特図変動演出、保留演出、大当たり遊技演出など)、客待ち演出、第1演出ボタン40kや第2演出ボタン41kの操作が有効な期間(操作有効期間)において操作を促す操作促進演出などが含まれている。
The effects to be controlled by the
演出制御用マイコン121には、遊技制御基板100による遊技の進行に伴って演出を制御するためのプログラム等を記憶した演出用ROM123、ワークメモリとして使用される演出用RAM124、演出用ROM123に記憶されたプログラムを実行する演出用CPU122が含まれている。
The
演出用ROM123には、後述する演出制御メイン処理、受信割り込み処理、1msタイマ割り込み処理、および10msタイマ割り込み処理などを行うためのプログラムが格納されている。なお、演出用ROM123は外付けであってもよい。
The
演出用RAM124には、後述する始動入賞コマンドを記憶する始動入賞コマンド保留記憶部125、後述する図柄指定コマンドを記憶する図柄指定コマンド記憶部126、および後述する特図変動開始コマンドを記憶する特図変動開始コマンド記憶部127が設けられている。
The
また、演出制御基板120には、画像制御基板140が接続されている。演出制御基板120の演出制御用マイコン121は、遊技制御基板100から受信したコマンドに基づいて、すなわち、遊技制御基板100による遊技の進行に応じて、画像制御基板140に画像表示装置50の表示制御を行わせる。なお、演出制御基板120と画像制御基板140との接続は、演出制御基板120から画像制御基板140への信号の送信と、画像制御基板140から演出制御基板120への信号の送信の双方が可能な双方向通信接続となっている。
Further, the
画像制御基板140は、画像制御のためのプログラム等を記憶した画像用ROM142、ワークメモリとして使用される画像用RAM143、及び、画像用ROM142に記憶されたプログラムを実行する画像用CPU141を備えている。また、画像制御基板140は、画像表示装置50に表示される画像のデータを記憶したCGROM(Character Generator Read Only Memory)145、CGROM145に記憶されている画像データの展開等に使用されるVRAM(Video Random Access Memory)146、及び、VDP(Video Display Processor)144を備えている。これらの電子部品の全部又は一部がワンチップで構成されていてもよい。
The
CGROM145には、例えば、画像表示装置50に表示される画像を表示するための画像データ(静止画データや動画データ、具体的にはキャラクター、アイテム、図柄、図形、文字、数字および記号等(演出図柄を含む)や背景画像等の画像データ)が格納されている。
In the
VDP144は、演出制御用マイコン121からの指令に基づき画像用CPU141によって作成されるディスプレイリストに従って、CGROM145から画像データを読み出してVRAM146内の展開領域に展開する。そして、展開した画像データを適宜合成してVRAM146内のフレームバッファに画像を描画する。そしてフレームバッファに描画した画像をRGB信号として画像表示装置50に出力する。これにより、種々の演出画像が表示部50aに表示される。
The
なお、ディスプレイリストは、フレーム単位で描画の実行を指示するためのコマンド群で構成されている。ディスプレイリストには、描画する画像の種類、画像を描画する位置、表示の優先順位、表示倍率、画像の透過率等の種々のパラメータの情報が含まれている。 The display list is composed of a group of commands for instructing the execution of drawing on a frame-by-frame basis. The display list contains information on various parameters such as the type of image to be drawn, the position where the image is drawn, the display priority, the display magnification, and the transmittance of the image.
また、演出制御用マイコン121は、遊技制御基板100から受信したコマンドに基づいて、すなわち、遊技制御基板100による遊技の進行に応じて、音声制御回路161を介してスピーカー52から音声、楽曲、および効果音等を出力する。
Further, the
スピーカー52から出力する音声等の音声データは、演出制御基板120の演出用ROM123に格納されている。なお、音声制御回路161を、基板で構成させてCPUを実装してもよい。この場合、そのCPUに音声制御を実行させてもよい。さらにこの場合、基板にROMを実装し、そのROMに音声データを格納してもよい。また、スピーカー52を画像制御基板140に接続し、画像制御基板140の画像用CPU141に音声制御を実行させてもよい。さらにこの場合、画像制御基板140の画像用ROM142に音声データを格納してもよい。
Audio data such as audio output from the
また、演出制御基板120には、所定の中継基板(図示なし)を介して、入力部となる各種センサ類や駆動源となる各種アクチュエータ類が接続されている。演出制御基板120には、各種センサ類が出力した信号が入力する。また、演出制御基板120は、各種アクチュエータ類に信号を出力する。
Further, various sensors serving as an input unit and various actuators serving as a drive source are connected to the
演出制御基板120に接続されている各種スイッチ類には、第1演出ボタンセンサ40a、および第2演出ボタンセンサ41aが含まれている。第1演出ボタンセンサ40aは、第1演出ボタン40kが押下操作されたことを検出する。第2演出ボタンセンサ41aは、第2演出ボタン41kが押下操作されたことを検出する。第1演出ボタンセンサ40a、および第2演出ボタンセンサ41aは、それぞれが操作されたことを検知すると、その検知内容に応じた信号を演出制御基板120に出力する。
The various switches connected to the
なお、演出制御基板120に接続されるスイッチの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。また、演出制御基板120に接続されるアクチュエータの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
The type and number of switches connected to the
演出制御基板120に接続された各種アクチュエータ類には、回転部材用モータ55m1、および昇降部材用モータ55m2が含まれている。回転部材用モータ55m1は、回転部材55k1を駆動して、回転部材55k1を回転させることが可能である。昇降部材用モータ55m2は、昇降部材55k2を上昇または下降させることが可能である。詳細には、演出制御用マイコン121は、回転部材55k1や昇降部材55k2の動作態様を決める動作パターンデータを作成し、サブドライブ基板162を介して、回転部材55k1や昇降部材55k2の動作を制御する。
The various actuators connected to the
なお、以下において、「回転部材55k1や昇降部材55k2」の動作を「盤可動体55kの動作」と総称することもある。また、回転部材55k1を回転させることや昇降部材55k2を下降または上昇させることについて「盤可動体55kを回転させる、または下降もしくは上昇させる」ともいう。
In the following, the operations of the "rotating member 55k1 and the elevating member 55k2" may be collectively referred to as "the operation of the board
また、演出制御用マイコン121は、遊技制御基板100から受信したコマンドなどに基づいて、サブドライブ基板162を介して枠ランプ53などの点灯制御を行う。詳細には演出制御用マイコン121は、枠ランプ53の発光態様を決める発光パターンデータ(点灯/消灯や発光色等を決めるデータ、ランプデータともいう)を作成し、発光パターンデータに従って枠ランプ53の発光を制御する。なお、発光パターンデータの作成には演出制御基板120の演出用ROM123に格納されているデータを用いる。
Further, the
なお、サブドライブ基板162を基板で構成させてCPUを実装してもよい。この場合、そのCPUに、枠ランプ53等の点灯制御、および、盤可動体55kの動作制御を実行させてもよい。さらにこの場合、基板にROMを実装して、そのROMに発光パターンや動作パターンに関するデータを格納してもよい。
The
3.遊技機による主な遊技
次に、パチンコ遊技機PY1により行われる主な遊技について、図8~図15を用いて説明する。
3. 3. Main games by the gaming machine Next, the main games played by the pachinko gaming machine PY1 will be described with reference to FIGS. 8 to 15.
3-1.普図に関わる遊技
最初に、普図に関わる遊技について説明する。パチンコ遊技機PY1は、発射された遊技球がゲート13を通過すると、普図抽選を実行することができる。普図抽選を行うと、普図表示器82において、普図の可変表示(変動表示を行った後に停止表示)を行う。ここで、停止表示される普図には、当たり図柄とハズレ図柄とがある。なお、普図のハズレ図柄については、後述する特図のハズレ図柄と区別をするために「ハズレ普図」ともいう。
3-1. Games related to Fuzu First, we will explain the games related to Fuzu. The pachinko gaming machine PY1 can execute a general drawing lottery when the launched gaming ball passes through the
当たり図柄が停止表示されると補助遊技が実行されて、当該ゲート13の通過に係る遊技が終了する。一方、ハズレ普図が停止表示されると、補助遊技は行われず、当該ゲート13の通過に係る遊技が終了する。また、以下において、普図の可変表示または補助遊技が行われていないときに遊技球がゲート13を通過することを「普図変動始動条件の成立」という。
When the winning symbol is stopped and displayed, the auxiliary game is executed, and the game related to the passage of the
パチンコ遊技機PY1は、普図変動始動条件が成立し、普図関連判定情報を取得して普図抽選を行うことに基づいて、普図の可変表示、および補助遊技といった一連の遊技を行うことができる。取得する普図関連判定情報には、図8(A)に示すように、普通図柄乱数がある。普通図柄乱数は当たり判定を行うための乱数(判定情報)である。各乱数には、適宜に範囲が設けられている。 The pachinko gaming machine PY1 performs a series of games such as variable display of the normal map and auxiliary games based on the fact that the normal map fluctuation start condition is satisfied, the normal map related determination information is acquired, and the normal map lottery is performed. Can be done. As shown in FIG. 8A, the acquired general map-related determination information includes a normal symbol random number. Ordinary symbol random numbers are random numbers (judgment information) for performing collision detection. A range is appropriately provided for each random number.
3-1-1.当たり判定
当たり判定は、例えば図9(A)に示すような当たり判定テーブルを用いて、当たりか否か(補助遊技を実行するか否か)を決定するための判定である。当たり判定テーブルは、後述する遊技状態に関連付けることが可能である。遊技状態に関連付けられる場合、当たり判定テーブルには、非時短状態で用いる当たり判定テーブル(非時短用当たり判定テーブル)と、時短状態で用いる当たり判定テーブル(時短用当たり判定テーブル)と、がある。
3-1-1. Hit determination The hit determination is a determination for determining whether or not to hit (whether or not to execute an auxiliary game) using, for example, a hit determination table as shown in FIG. 9A. The hit determination table can be associated with the gaming state described later. When associated with the game state, the hit determination table includes a hit determination table (non-time reduction hit determination table) used in the non-time reduction state and a hit determination table (time reduction hit determination table) used in the time reduction state.
各当たり判定テーブルでは、当たり判定の結果である当たりとハズレに、普通図柄乱数の判定値(普通図柄乱数判定値)が適宜に振り分けられている。よって、パチンコ遊技機PY1は、取得した普通図柄乱数を当たり判定テーブルに照合して、当たりかハズレかの当たり判定を行う。当たり判定の結果が当たりであると、普図の可変表示で当たり図柄が停止表示される。一方、当たり判定の結果がハズレであると、普図の可変表示でハズレ普図が停止表示される。なお、当たりの当選確率については、適宜に変更することが可能である。 In each hit determination table, the determination value of the normal symbol random number (ordinary symbol random number determination value) is appropriately distributed to the hit and the loss which are the results of the hit determination. Therefore, the pachinko gaming machine PY1 collates the acquired ordinary symbol random numbers with the hit determination table, and determines whether the hit or miss is a hit. If the result of the hit determination is a hit, the hit symbol is stopped and displayed in the variable display of the normal figure. On the other hand, if the result of the hit determination is a loss, the lost normal map is stopped and displayed in the variable display of the normal map. The winning probability can be changed as appropriate.
3-1-2.普図変動パターン判定・普図可変表示
普図変動パターン判定は、例えば図9(B)に示すような普図変動パターン判定テーブルを用いて、普図変動パターンを決定するための判定である。普図変動パターンとは、普図変動時間などの普図の可変表示に関する所定事項に関する識別情報である。
3-1-2. Normal map fluctuation pattern determination / normal map variable display The normal map fluctuation pattern determination is a judgment for determining a normal map fluctuation pattern using, for example, a normal map fluctuation pattern determination table as shown in FIG. 9B. The normal map fluctuation pattern is identification information regarding predetermined items related to the variable display of the normal map such as the normal map fluctuation time.
普図変動パターン判定テーブルは、遊技状態(非時短状態/時短状態)に関連付けることが可能である。遊技状態(非時短状態/時短状態)に関連付けられる場合、普図変動パターン判定テーブルには、非時短状態のときに用いられる普図変動パターン判定テーブル(非時短普図変動パターン判定テーブル)と時短状態のときに用いられる普図変動パターン判定テーブル(時短普図変動パターン判定テーブル)とがある。 The normal figure fluctuation pattern determination table can be associated with a gaming state (non-time saving state / time saving state). When associated with the game state (non-time saving state / time saving state), the normal map fluctuation pattern determination table includes the normal map fluctuation pattern determination table (non-time saving normal map fluctuation pattern determination table) and the time saving used in the non-time saving state. There is a normal map fluctuation pattern judgment table (time saving normal map fluctuation pattern judgment table) used in the state.
各普図変動パターン判定テーブルには、普図変動パターン判定の結果である普図変動パターンが、停止される普図毎に1つ格納されている。すなわち、パチンコ遊技機PY1は、非時短状態と時短状態とで、普図変動時間を異ならせることが可能である。例えば、非時短状態においては、ハズレの普図(ハズレ普図)を停止表示する場合の普図の可変表示については普図変動時間が30秒となる普図変動パターンに決定し、当たり図柄を停止表示する場合の普図の可変表示については普図変動時間が30秒となる普図変動パターンに決定する。また、時短状態においては、ハズレ普図を停止表示する場合の普図の可変表示については普図変動時間が5秒となる普図変動パターンに決定し、当たり図柄を停止表示する場合の普図の可変表示については普図変動時間が5秒となる普図変動パターンに決定する。なお、これら普図変動時間については、適宜に変更することが可能である。 In each normal map fluctuation pattern determination table, one normal map fluctuation pattern, which is the result of the normal map fluctuation pattern determination, is stored for each normal map to be stopped. That is, the pachinko gaming machine PY1 can make the fluctuation time of the normal map different between the non-time saving state and the time saving state. For example, in the non-time saving state, the variable display of the normal map when the lost normal map (lost normal map) is stopped and displayed is determined to be the normal map fluctuation pattern in which the normal map fluctuation time is 30 seconds, and the winning symbol is set. The variable display of the normal map when the stop display is performed is determined by the normal map fluctuation pattern in which the normal map fluctuation time is 30 seconds. In addition, in the time-saving state, the variable display of the normal map when the lost normal map is stopped and displayed is determined to be the normal map fluctuation pattern in which the normal map fluctuation time is 5 seconds, and the winning symbol is stopped and displayed. For the variable display of, the normal map fluctuation pattern is determined so that the normal map fluctuation time is 5 seconds. It should be noted that these fluctuation times of the normal map can be changed as appropriate.
そして、普図変動パターン判定で決定された普図変動パターンに対応付けられた普図変動時間の普図の可変表示が、普図表示器82で行われる。このように、当たり判定、および、普図変動パターン判定が行われることによって、普図表示器82において普図の可変表示が行われる。
Then, the variable display of the normal map variation time associated with the normal map fluctuation pattern determined by the normal map fluctuation pattern determination is performed by the
3-1-3.補助遊技
補助遊技は、普図の可変表示で、表示結果(普図抽選の結果)として、当たり図柄が停止表示(導出)されると実行される。補助遊技において、電チュー12Dが開放する
3-1-3. Auxiliary game Auxiliary game is a variable display of a normal map, and is executed when the winning symbol is stopped and displayed (derived) as a display result (result of the general map lottery). In the auxiliary game, the
補助遊技を構成する要素(補助遊技構成要素)には、電チュー12Dが開放する回数、および各開放についての開放時間などの様々な要素が含まれている。パチンコ遊技機PY1は、補助遊技制御テーブルを用いて補助遊技を制御する。補助遊技制御テーブルには、補助遊技構成要素が格納されている。例えば図9(C)に示すように、補助遊技制御テーブルに遊技状態(非時短状態/時短状態)を関連付けることが可能である。すなわち、補助遊技構成要素を、遊技状態(非時短状態/時短状態)に関連付けることが可能である。なお、開放回数や開放時間などの各要素の具体的な内容については、適宜に変更することが可能である。
The elements constituting the auxiliary game (auxiliary game component) include various elements such as the number of times the
パチンコ遊技機PY1は、非時短状態における補助遊技と時短状態における補助遊技とで、電チュー12Dの開放時間を異ならせることが可能である。例えば、非時短状態における補助遊技では、0.2秒などの遊技球を電チュー12Dに入賞させるのが困難な第1の開放時間だけ電チュー12Dが開放する。一方、時短状態における補助遊技では、例えば、1.0秒のインターバル(閉鎖)を挟んだ2.5秒の2回開放などの第1の開放時間よりも長く、遊技球を電チュー12Dに入賞させることが容易な第2の開放時間だけ電チュー12Dが開放する。
The pachinko gaming machine PY1 can make the opening time of the
なお、以下において、非時短状態における補助遊技のことを「ショート開放補助遊技」ともいう。一方、時短状態における補助遊技のことを「ロング開放補助遊技」ともいう。また、各補助遊技における開放時間は、その補助遊技での合計時間であり、例えば、一度開放した後に一旦閉鎖するインターバルを挟んで再度開放するなど、1回の補助遊技の中で複数回開放するように構成しても良い。 In the following, the auxiliary game in the non-time saving state is also referred to as "short open auxiliary game". On the other hand, the auxiliary game in the short time state is also called "long open auxiliary game". Further, the opening time in each auxiliary game is the total time in the auxiliary game, and is opened a plurality of times in one auxiliary game, for example, opening once and then opening again with an interval of closing once. It may be configured as follows.
3-2.特図に関わる遊技
次に、特図に関わる遊技について説明する。パチンコ遊技機PY1は、発射された遊技球が第1始動口11に入賞すると、特図1抽選を実行することができる。特図1抽選が行われると、特図1表示器81aにおいて、特図1の可変表示(変動表示を行った後に停止表示)を行って、特図1抽選の結果を報知する。ここで、停止表示される特図1には、大当たり図柄、およびハズレ図柄がある。すなわち、特図1抽選の結果には大当たり、およびハズレがある。
3-2. Games related to special figures Next, games related to special figures will be explained. When the launched game ball wins the
大当たり図柄が停止表示されると大当たり遊技が実行され、新たな遊技状態が設定されて、当該入賞に基づく遊技が終了する。また、ハズレ図柄が停止表示されると、大当たり遊技が行われず、当該入賞に基づく遊技が終了する。 When the jackpot symbol is stopped and displayed, the jackpot game is executed, a new game state is set, and the game based on the winning is completed. In addition, when the lost symbol is stopped and displayed, the jackpot game is not performed, and the game based on the prize is terminated.
同様に、パチンコ遊技機PY1は、発射された遊技球が第2始動口12に入賞すると、特図2抽選を実行することができる。特図2抽選が行われると、特図2表示器81bにおいて、特図2の可変表示(変動表示を行った後に停止表示)を行って、特図2抽選の結果を報知する。ここで、停止表示される特図2には、大当たり図柄、およびハズレ図柄がある。すなわち、特図2抽選の結果には、大当たり、およびハズレがある。
Similarly, the pachinko gaming machine PY1 can execute the special figure 2 lottery when the launched gaming ball wins the
大当たり図柄が停止表示されると大当たり遊技が実行され、新たな遊技状態が設定されて、当該入賞に基づく遊技が終了する。さらに、ハズレ図柄が停止表示されると大当たり遊技が行われず、当該入賞に基づく遊技が終了する。 When the jackpot symbol is stopped and displayed, the jackpot game is executed, a new game state is set, and the game based on the winning is completed. Further, when the lost symbol is stopped and displayed, the jackpot game is not performed, and the game based on the prize is ended.
また、以下において、第1始動口11に遊技球が入賞することを「第1始動条件の成立」といい、第2始動口12に遊技球が入賞することを「第2始動条件の成立」という。また、「第1始動条件の成立」と「第2始動条件の成立」をまとめて「始動条件の成立」と総称する。また、特別図柄のハズレ図柄については、前述の普図のハズレ図柄と区別するために「ハズレ特図」ともいう。
Further, in the following, winning a game ball in the first starting
パチンコ遊技機PY1は、始動条件が成立し、特図関連判定情報を取得して特図抽選を行うことに基づいて、特図の可変表示、および大当たり遊技といった一連の遊技を行う。そして、特図の可変表示を行うために、当該特図関連判定情報について種々の判定を行う。取得する特図関連判定情報には、図8(B)に示すように、特別図柄乱数、大当たり図柄種別乱数、リーチ乱数および特図変動パターン乱数がある。 The pachinko gaming machine PY1 performs a series of games such as variable display of special figures and a jackpot game based on the fact that the start condition is satisfied, the special figure-related determination information is acquired, and the special figure lottery is performed. Then, in order to perform variable display of the special figure, various judgments are made on the special figure-related determination information. As shown in FIG. 8B, the special symbol-related determination information to be acquired includes a special symbol random number, a jackpot symbol type random number, a reach random number, and a special symbol variation pattern random number.
特別図柄乱数は大当たり判定を行うための乱数(判定情報)である。大当たり図柄種別乱数は大当たり図柄種別判定を行うための乱数(判定情報)である。リーチ乱数はリーチ判定を行うための乱数(判定情報)である。特図変動パターン乱数は特別図柄の変動パターン判定を行うための乱数(判定情報)である。各乱数には、適宜に範囲が設けられている。次に、特図関連判定情報を用いて行われる各判定について説明する。 The special symbol random number is a random number (judgment information) for performing a jackpot determination. The jackpot symbol type random number is a random number (judgment information) for determining the jackpot symbol type. The reach random number is a random number (judgment information) for performing reach determination. The special symbol variation pattern random number is a random number (determination information) for determining the variation pattern of the special symbol. A range is appropriately provided for each random number. Next, each determination performed using the special figure-related determination information will be described.
3-2-1.大当たり判定
大当たり判定は、大当たり判定テーブルを用いて、大当たりか否か(大当たり遊技を実行するか否か)、言い換えると、大当たり、またはハズレの何れかを決定することである。大当たり判定テーブルは、例えば図10(A)に示すように、後述する遊技状態に関連付けて設けることができる。具体的には、大当たり判定テーブルには、後述する通常確率状態で用いられる大当たり判定テーブル(以下、「通常確率用大当たり判定テーブル」という)と、後述する高確率状態で用いられる大当たり判定テーブル(以下、「高確率用大当たり判定テーブル」という)と、がある。
3-2-1. Jackpot determination The jackpot determination is to determine whether or not a jackpot (whether or not to execute a jackpot game), in other words, either a jackpot or a loss, using the jackpot determination table. As shown in FIG. 10A, for example, the jackpot determination table can be provided in association with the gaming state described later. Specifically, the jackpot determination table includes a jackpot determination table used in the normal probability state described later (hereinafter referred to as "normal probability jackpot determination table") and a jackpot determination table used in the high probability state described later (hereinafter referred to as "big hit determination table"). , "High probability jackpot judgment table").
遊技状態に関連付けられた各大当たり判定テーブルでは、大当たり判定の結果である大当たり、およびハズレに、特別図柄乱数の判定値(特別図柄乱数判定値)が振り分けられている。パチンコ遊技機PY1は、遊技状態に関連付けられた大当たり判定テーブルに、取得した特別図柄乱数を照合して、大当たり、またはハズレの何れであるかを判定する。図10(A)に示すように、高確率用大当たり判定テーブルの方が、通常確率用大当たり判定テーブルよりも、大当たりと判定される特別図柄乱数判定値が多く設定されている。 In each jackpot determination table associated with the game state, the determination value of the special symbol random number (special symbol random number determination value) is assigned to the jackpot and the loss which are the results of the jackpot determination. The pachinko gaming machine PY1 collates the acquired special symbol random numbers with the jackpot determination table associated with the gaming state, and determines whether it is a jackpot or a loss. As shown in FIG. 10A, the high-probability jackpot determination table has more special symbol random number determination values determined to be jackpots than the normal probability jackpot determination table.
なお、大当たり確率や各種大当たり判定の判定結果に対する特別図柄乱数判定値の振り分け方については、適宜に変更することが可能である。 It is possible to appropriately change the method of allocating the special symbol random number determination value to the jackpot probability and the determination results of various jackpot determinations.
3-2-2.大当たり図柄種別判定
大当たり図柄種別判定は、大当たり判定の結果が大当たりである場合に、例えば図10(B)に示すような大当たり図柄種別判定テーブルを用いて大当たり図柄の種別(大当たり図柄種別)を決定することである。大当たり図柄の種別に、大当たりの内容、換言すれば、遊技者に付与される遊技特典などで構成される大当たりの構成要素(遊技者に有利な内容)を対応付けることが可能である。
3-2-2. Jackpot symbol type determination In the jackpot symbol type determination, when the result of the jackpot determination is a jackpot, for example, the jackpot symbol type (big hit symbol type) is determined using the jackpot symbol type determination table as shown in FIG. 10 (B). It is to be. It is possible to associate the jackpot symbol type with the jackpot content, in other words, the jackpot component (content advantageous to the player) composed of the game privilege given to the player.
大当たり図柄種別判定テーブルは、可変表示される特別図柄の種別(特図1/特図2)、言い換えれば、当該大当たり図柄種別判定が起因する(当該大当たり図柄種別判定を発生させた)入賞が行われた始動口の種別(第1始動口11/第2始動口12)に関連付けられている。すなわち、大当たり図柄種別判定テーブルには、特図1の可変表示を行うときに用いられる大当たり図柄種別判定テーブル(第1大当たり図柄種別判定テーブル)と特図2の可変表示を行うときに用いられる大当たり図柄種別判定テーブル(第2大当たり図柄種別判定テーブル)とがある。
In the jackpot symbol type determination table, the type of special symbol that is variably displayed (special figure 1 / special figure 2), in other words, the prize is awarded due to the jackpot symbol type determination (causing the jackpot symbol type determination). It is associated with the type of starting port (first starting
大当たり図柄は複数種類設定可能である。各大当たり図柄種別判定テーブルでは、大当たり図柄種別判定の結果である大当たり図柄種別に、大当たり図柄種別乱数の判定値(大当たり図柄種別乱数判定値)が振り分けられている。よって、パチンコ遊技機PY1は、取得した大当たり図柄種別乱数を大当たり図柄種別判定テーブルに照合して、大当たり図柄の種別を判定する。そして、第1大当たり図柄種別判定テーブルおよび第2大当たり図柄種別判定テーブルでは、大当たり図柄種別乱数判定値が各種大当たり図柄に適宜に振り分けられている。 Multiple types of jackpot symbols can be set. In each jackpot symbol type determination table, the determination value of the jackpot symbol type random number (the jackpot symbol type random number determination value) is assigned to the jackpot symbol type which is the result of the jackpot symbol type determination. Therefore, the pachinko gaming machine PY1 collates the acquired jackpot symbol type random numbers with the jackpot symbol type determination table to determine the type of jackpot symbol. Then, in the first jackpot symbol type determination table and the second jackpot symbol type determination table, the jackpot symbol type random number determination values are appropriately distributed to various jackpot symbols.
特図1の大当たり図柄、および特図2の大当たり図柄の種類は適宜に設定することができるが、例えば、図10(B)に示す大当たり図柄種別判定テーブルのように、特図1の大当たり図柄として、大当たり図柄A、大当たり図柄B、および大当たり図柄Cの3種類の大当たり図柄を設け、特図2の大当たり図柄として、大当たり図柄D、大当たり図柄E、および大当たり図柄Fの3種類の大当たり図柄を設けることができる。そして、図10(B)に示す大当たり図柄種別判定テーブルのように、第1大当たり図柄種別判定テーブルおよび第2大当たり図柄種別判定テーブルでは、大当たり図柄種別乱数判定値が各種大当たり図柄に適宜に振り分けられている。なお、大当たり図柄種別の振分率については、適宜に変更することが可能である。また、大当たり図柄の種別については、適宜に増加したり減少したりすることが可能である。 The type of the jackpot symbol of the special figure 1 and the type of the jackpot symbol of the special figure 2 can be appropriately set. For example, as in the jackpot symbol type determination table shown in FIG. 10B, the jackpot symbol of the special figure 1 is used. As a jackpot symbol A, a jackpot symbol B, and a jackpot symbol C, three types of jackpot symbols are provided, and as a jackpot symbol of special figure 2, three types of jackpot symbols D, a jackpot symbol E, and a jackpot symbol F are used. Can be provided. Then, as in the jackpot symbol type determination table shown in FIG. 10B, in the first jackpot symbol type determination table and the second jackpot symbol type determination table, the jackpot symbol type random number determination values are appropriately distributed to various jackpot symbols. ing. The distribution rate for each jackpot symbol type can be changed as appropriate. In addition, the types of jackpot symbols can be increased or decreased as appropriate.
3-2-3.リーチ判定
リーチ判定は、例えば、大当たり判定の結果がハズレである場合に、図10(C)に示すようなリーチ判定テーブルを用いて、後述する特図変動演出でリーチを発生させるか否かを決定することである。
3-2-3. Reach determination In the reach determination, for example, when the result of the jackpot determination is a loss, whether or not to generate reach by the special figure variation effect described later is determined by using the reach determination table as shown in FIG. 10 (C). It is to decide.
リーチ判定テーブルは、遊技状態(非時短状態/時短状態)に関連付けることが可能である。遊技状態に関連付けられる場合、例えば、リーチ判定テーブルには、非時短状態のときに用いられるリーチ判定テーブル(非時短用リーチ判定テーブル)と、時短状態のときに用いられるリーチ判定テーブル(時短用リーチ判定テーブル)とがある。 The reach determination table can be associated with a gaming state (non-time saving state / time saving state). When associated with the gaming state, for example, the reach determination table includes a reach determination table (non-time reduction reach determination table) used in the non-time reduction state and a reach determination table (time reduction reach) used in the non-time reduction state. Judgment table).
各リーチ判定テーブルでは、リーチ判定の結果である「リーチ有り(リーチを発生させる)」と「リーチ無し(リーチを発生させない)」に、リーチ乱数の判定値(リーチ乱数判定値)が振り分けられている。よって、パチンコ遊技機PY1は、取得したリーチ乱数をリーチ判定テーブルに照合して、リーチ有りかリーチ無しか(リーチを発生させる否か)を判定する。 In each reach judgment table, the judgment value of the reach random number (reach random number judgment value) is divided into "with reach (generate reach)" and "without reach (do not generate reach)" which are the results of reach judgment. There is. Therefore, the pachinko gaming machine PY1 collates the acquired reach random numbers with the reach determination table, and determines whether or not there is reach (whether or not to generate reach).
図10(C)に示すように、非時短用リーチ判定テーブルと時短用リーチ判定テーブルとで、「リーチ有り(リーチを発生させる)」と判定されるリーチ乱数判定値の数を異ならせることが可能である。なお、以下において、大当たり判定の結果が「ハズレ」であることを前提に行われるリーチ判定の結果「リーチ有り(リーチを発生させる)」のことを「リーチ有りハズレ」といい、「リーチ無し(リーチを発生させない)」のことを「リーチ無しハズレ」ということもある。 As shown in FIG. 10C, the number of reach random number determination values determined to be "reachable (generate reach)" may be different between the non-time reduction reach determination table and the time reduction reach determination table. It is possible. In the following, the result of the reach judgment "with reach (generate reach)" performed on the premise that the result of the jackpot judgment is "miss" is referred to as "loss with reach", and "without reach (without reach). "Does not generate reach)" is sometimes referred to as "loss without reach".
3-2-4.特図変動パターン判定
特図変動パターン判定は、大当たり判定の結果が大当たり、およびハズレの何れの場合にも、例えば図11~図12に示すような特別図柄の変動パターン判定テーブル(特図変動パターン判定テーブル)を用いて、特図の可変表示の変動パターン(特図変動パターン)を決定することである。
3-2-4. Special figure fluctuation pattern judgment In the special figure fluctuation pattern judgment, regardless of whether the result of the jackpot judgment is a big hit or a loss, for example, a fluctuation pattern judgment table of a special symbol as shown in FIGS. 11 to 12 (special figure fluctuation pattern). The determination table) is used to determine the variation pattern (special map variation pattern) of the variable display of the special map.
特図変動パターンとは、特図変動時間、所謂「尺」や後述する特図変動演出の演出フロー(演出内容)などに関する所定事項を識別するための識別情報である。なお、特図変動パターンには、特図変動時間や特図変動演出の演出フロー(演出内容)の他、大当たり判定の結果、およびリーチ判定の結果に関する識別情報を含ませることも可能である。なお、特図変動パターンの種類や数は適宜に変更することが可能である。 The special figure fluctuation pattern is identification information for identifying predetermined items related to a special figure fluctuation time, a so-called “scale”, an effect flow (effect content) of a special figure variation effect described later, and the like. In addition to the special map fluctuation time and the effect flow (effect content) of the special map variation effect, the special map variation pattern can also include identification information regarding the result of the jackpot determination and the result of the reach determination. The type and number of special figure fluctuation patterns can be changed as appropriate.
特図変動パターン判定テーブルは、判定対象となる可変表示を行う特別図柄の種別(特図1/特図2)、言い換えれば、当該特図変動パターン判定が起因する入賞が行われた始動口の種別(第1始動口11/第2始動口12)に関連付けることが可能である。すなわち、特図変動パターン判定テーブルには、特図1の可変表示を行うときに用いられる特図変動パターン判定テーブル(特図1変動パターン判定テーブル:図11)と、特図2の可変表示を行うときに用いられる特図変動パターン判定テーブル(特図2変動パターン判定テーブル:図12)とがある。
The special figure fluctuation pattern judgment table is the type of special symbol (special figure 1 / special figure 2) that performs variable display to be judged, in other words, the starting port where a prize is given due to the special figure fluctuation pattern judgment. It can be associated with the type (first starting
そして、各特図変動パターン判定テーブルは、遊技状態(非時短状態/時短状態)に関連付けることが可能である。具体的には、特図1変動パターン判定テーブルには、非時短状態のときに用いられる特図1変動パターン判定テーブル(非時短用特図1変動パターン判定テーブル)と時短状態のときに用いられる特図1変動パターン判定テーブル(時短用特図1変動パターン判定テーブル)とがある。一方、特図2変動パターン判定テーブルについても同様に、非時短状態のときに用いられる特図2変動パターン判定テーブル(非時短用特図2変動パターン判定テーブル)と、時短状態のときに用いられる特図2変動パターン判定テーブル(時短用特図2変動パターン判定テーブル)と、がある。 Then, each special figure variation pattern determination table can be associated with a gaming state (non-time saving state / time saving state). Specifically, the special figure 1 fluctuation pattern judgment table is used in the special figure 1 fluctuation pattern judgment table (non-time saving special figure 1 fluctuation pattern judgment table) used in the non-time saving state and in the time saving state. There is a special figure 1 fluctuation pattern judgment table (special figure 1 fluctuation pattern judgment table for time saving). On the other hand, similarly, the special figure 2 fluctuation pattern judgment table is also used in the special figure 2 fluctuation pattern judgment table (non-time saving special figure 2 fluctuation pattern judgment table) used in the non-time saving state and in the time saving state. There is a special figure 2 variation pattern determination table (special figure 2 variation pattern determination table for time saving).
また、遊技状態(非時短状態/時短状態)に関連付けられた各特図変動パターン判定テーブルは、さらに、大当たり判定結果、およびリーチ判定結果にも関連付けることが可能である。すなわち、非時短用特図1変動パターン判定テーブルおよび時短用特図1変動パターン判定テーブルにはそれぞれ、大当たり用、リーチ有りハズレ用、およびリーチ無しハズレ用がある。同様に、非時短用特図2変動パターン判定テーブルおよび時短用特図2変動パターン判定テーブルにもそれぞれ、大当たり用、リーチ有りハズレ用、およびリーチ無しハズレ用がある。 Further, each special figure variation pattern determination table associated with the gaming state (non-time saving state / time saving state) can be further associated with the jackpot determination result and the reach determination result. That is, the non-time saving special figure 1 fluctuation pattern determination table and the time saving special figure 1 fluctuation pattern determination table have a jackpot use, a reach loss, and a reachless loss, respectively. Similarly, the non-time saving special figure 2 variation pattern determination table and the time saving special figure 2 variation pattern determination table also have a jackpot, a reach loss, and a non-reach loss, respectively.
さらに、遊技状態に関連付けられた各リーチ無しハズレ用の特図1変動パターン判定テーブルは、特図1保留数にも関連付けることが可能である。例えば、特図1保留数(U1)が0~2のときに用いられるリーチ無しハズレ用の特図1変動パターン判定テーブルと、特図1保留数(U1)が3~4のときに用いられるリーチ無しハズレ用の特図1変動パターン判定テーブルと、がある。同様に、遊技状態に関連付けられた各リーチ無しハズレ用の特図2変動パターン判定テーブルも、特図2保留数にも関連付けることが可能である。具体的には、特図2保留数(U2)が0~2のときに用いられるリーチ無しハズレ用の特図2変動パターン判定テーブルと、特図2保留数(U2)が3~4のときに用いられるリーチ無しハズレ用の特図2変動パターン判定テーブルと、がある。
Further, the special figure 1 variation pattern determination table for each reachless loss associated with the gaming state can also be associated with the special figure 1 hold number. For example, it is used when the special figure 1 holding number (U1) is 0 to 2 and the
そして、各特図変動パターン判定で決定された特図変動パターンに応じた特図変動時間の特図の変動表示が、特図表示器81で行われる。そして、特図の変動表示の後に、特図可変表示の表示結果(特別図柄抽選の結果)として、大当たり図柄が停止表示されると、即座に次の特図の可変表示が行われず、引き続いて、大当たり遊技が実行される。 Then, the special map display 81 performs the variation display of the special map variation time according to the special map variation pattern determined by each special map variation pattern determination. Then, when the jackpot symbol is stopped and displayed as the display result of the special symbol variable display (result of the special symbol lottery) after the variable display of the special symbol, the next variable display of the special symbol is not immediately performed, and subsequently. , The jackpot game is executed.
また、各特図変動パターンに、図11~図12の表の右から3番目の欄に示すような特図変動演出の演出フローを関連付けることが可能である。ここで、特図変動パターンに関連づけられた特図変動演出の演出フローを構成する代表的な演出について説明する。 Further, it is possible to associate each special figure variation pattern with an effect flow of the special figure variation effect as shown in the third column from the right in the table of FIGS. 11 to 12. Here, a typical effect constituting the effect flow of the special figure variation effect associated with the special figure variation pattern will be described.
特図変動演出の演出フローを構成する演出として、通常変動、リーチ、ノーマルリーチ(Nリーチ)、ロングリーチ(Lリーチ)、スペシャルリーチ(SPリーチ)、バトル演出、がある。 There are normal fluctuation, reach, normal reach (N reach), long reach (L reach), special reach (SP reach), and battle production as the effects that make up the effect flow of the special figure variation effect.
通常変動は、停止表示していた演出図柄が変動を開始し、各演出図柄を構成する1つ1つが認識困難な程度に高速で変動表示して特図の可変表示が開始されたことを示唆する演出である。そして、リーチ無しハズレ変動に係る特図変動演出(演出図柄の変動開始から変動停止までの部分)、および、リーチが発生する特図変動演出におけるリーチが成立(確定)するまでの部分が通常変動で構成されることがある。 The normal fluctuation suggests that the staging symbols that had been stopped and displayed started to fluctuate, and each of the staging symbols constituting each staging symbol was fluctuated at a high speed to the extent that it was difficult to recognize, and the variable display of the special symbol was started. It is a production to do. Then, the special figure fluctuation effect (the part from the start of the change of the effect symbol to the stop of the change) related to the loss change without reach, and the part until the reach is established (determined) in the special figure change effect where the reach occurs are normal fluctuations. May consist of.
Nリーチは、通常変動を経てリーチが成立(確定)した直後に、例えば当該リーチを構成する演出図柄が仮停止したその位置で所定時間(例えば、10秒)維持された状態で、残り1つの演出図柄が減速していき、通常変動より低速で変動する演出である。Nリーチが示唆する大当たりの期待度は、通常変動より高く、後述するLリーチ、およびSPリーチよりも低い。Nリーチで特図変動演出が終了する場合、その低速で変動する残りの1つの演出図柄が停止する。ハズレの場合、残りの1つの演出図柄は、リーチを構成する演出図柄とは異なる演出図柄で停止する。Nリーチで特図変動演出が終了しない場合、残りの1つの演出図柄が再び高速で変動し、リーチが維持されたままNリーチからLリーチ、SPリーチに発展する(切り替わる)。 Immediately after the reach is established (determined) through normal fluctuations, the N reach is maintained for a predetermined time (for example, 10 seconds) at the position where the effect symbols constituting the reach are temporarily stopped, and the remaining one. This is a production in which the design slows down and fluctuates at a lower speed than normal fluctuation. The jackpot expectation suggested by N reach is higher than normal fluctuations and lower than L reach and SP reach, which will be described later. When the special symbol variation effect ends at N reach, the remaining one effect symbol that fluctuates at the low speed stops. In the case of loss, the remaining one staging symbol stops at a staging symbol different from the staging symbol constituting the reach. If the special symbol variation effect does not end in N reach, the remaining one effect symbol changes at high speed again, and develops (switches) from N reach to L reach and SP reach while the reach is maintained.
Lリーチは、大当たりのときもハズレのときも実行可能であり、大当たり遊技状態になるか否かを示唆する演出であり、大当たり遊技状態になる可能性があることを示唆する。さらに、Lリーチは、例えばNリーチの後に実行可能な演出であり、Nリーチよりも長時間行われ、Nリーチよりも大当たり期待度が高いことを示唆する。Lリーチでも、成立したリーチが維持されるが、当該リーチを構成する演出図柄が縮小されると共に、Nリーチのときよりも背景画像の支障にならない所定位置(例えば、後述する左演出図柄EZ1が表示部50aの左上で、右演出図柄EZ3が表示部50aの右上)に移動した状態で、Lリーチ専用の背景画像に切り替わる(Lリーチ専用の映像が流れる)。なお、Lリーチでは、主に表示部50aにおいて2DCGによるアニメーション画像が表示される。Lリーチの演出内容としては、主人公キャラクターが必殺技を習得するために特訓を行うなど後述のSPリーチに係る試合とは異なるシーンの映像が表示される。
L-reach is an effect that can be executed at the time of a big hit and a loss, and suggests whether or not the big hit game state is reached, and suggests that there is a possibility of the big hit game state. Further, the L reach is, for example, an effect that can be performed after the N reach, which is performed for a longer time than the N reach, and suggests that the jackpot expectation is higher than the N reach. Even in the L reach, the established reach is maintained, but the effect symbols constituting the reach are reduced, and the predetermined position (for example, the left effect symbol EZ1 described later) that does not interfere with the background image is smaller than in the N reach. At the upper left of the
SPリーチは、大当たりのときもハズレのときも実行可能であり、大当たり遊技状態になるか否かを示唆する演出であり、大当たり遊技状態になる可能性があることを示唆する。さらに、SPリーチは、例えばNリーチの後に実行可能な演出であり、Lリーチよりも長時間行われ、Lリーチよりも大当たり期待度が高いことを示唆する。SPリーチでも、成立したリーチが維持されるが、当該リーチを構成する演出図柄が縮小されると共に、Nリーチのときよりも背景画像の支障にならない所定位置(例えば、後述する左演出図柄EZ1が表示部50aの左上で、右演出図柄EZ3が表示部50aの右上)に移動した状態で、SPリーチ専用の背景画像に切り替わる(SPリーチ専用の映像が流れる)。なお、SPリーチでは、主に表示部50aにおいて3DCG画像が表示される。そして、SPリーチの演出内容としては、主人公キャラクターが所属するチームと、主人公キャラクターのライバルが所属するチームとが試合を行うシーンの映像が表示される。
The SP reach can be executed at the time of a big hit or a loss, and is an effect suggesting whether or not the big hit game state is reached, and suggests that there is a possibility of the big hit game state. Further, the SP reach is, for example, an effect that can be performed after the N reach, which is performed for a longer time than the L reach, and suggests that the jackpot expectation is higher than the L reach. Even in the SP reach, the established reach is maintained, but the effect symbols constituting the reach are reduced, and the predetermined position (for example, the left effect symbol EZ1 described later) that does not interfere with the background image is smaller than that in the N reach. At the upper left of the
バトル演出は、例えば時短状態においてリーチ後に実行可能な演出であり、通常変動よりも大当たり期待度が高いことを示唆する演出である。バトル演出でも、成立したリーチが維持されるが、当該リーチを構成する演出図柄が縮小されると共に所定位置(例えば、左演出図柄EZ1が表示部50aの左上で、右演出図柄EZ3が表示部50aの右上)に移動した状態で、バトル演出専用の背景画像に切り替わる(バトル演出専用の映像が流れる)。また、バトル演出では、主に表示部50aにおいて3DCG画像が表示される。
The battle effect is, for example, an effect that can be executed after reaching in a short time state, and is an effect that suggests that the jackpot expectation is higher than the normal fluctuation. Even in the battle effect, the established reach is maintained, but the effect symbols constituting the reach are reduced and the predetermined position (for example, the left effect symbol EZ1 is on the upper left of the
なお、Nリーチ、Lリーチ、SPリーチ、およびバトル演出における「リーチが維持された状態」には、当該Nリーチ、Lリーチ、SPリーチ、およびバトル演出においてリーチを構成する演出図柄が表示部50aで視認可能である状態だけではなく、例えば、専用の背景画像との関係で所定期間、当該リーチを構成する演出図柄が表示部50aから視認困難または視認不可能な状態も含むものとする。また、通常変動、Nリーチ、Lリーチ、SPリーチ、およびバトル演出の演出内容は適宜に変更可能である。さらに、特図変動演出を構成する演出は、これらに限られず、適宜に加え、あるいは減らすことが可能である。
In addition, in the "state in which the reach is maintained" in the N reach, the L reach, the SP reach, and the battle effect, the effect symbols constituting the reach in the N reach, the L reach, the SP reach, and the battle effect are displayed in the
また、図11~図12の表の右から2番目の欄に示すように、特図変動パターンに、大当たり判定結果および特図変動演出の演出内容などを関連付けて名称を付すことが可能である。そして、大当たりに係る特図変動パターンのことを「大当たり変動」、ハズレに係る特図変動パターンのことを「ハズレ変動」と総称することもある。 Further, as shown in the second column from the right of the table of FIGS. 11 to 12, it is possible to give a name to the special figure fluctuation pattern by associating the jackpot determination result and the effect content of the special figure fluctuation effect. .. The special map fluctuation pattern related to the jackpot may be collectively referred to as "big hit fluctuation", and the special map fluctuation pattern related to the loss may be collectively referred to as "loss variation".
さらに、大当たり判定結果に関わらずSPリーチが行われる特図変動パターンのことを「SPリーチ変動」、Lリーチが行われる特図変動パターンのことを「Lリーチ変動」、Nリーチで特図変動演出が終わる特図変動パターンのことを「Nリーチ変動」と総称することもある。また、リーチ有りのハズレ変動のことを「リーチ有りハズレ変動」といい、リーチ無しのハズレ変動のことを「通常ハズレ変動」と総称することもある。 Furthermore, the special map fluctuation pattern in which SP reach is performed regardless of the jackpot judgment result is "SP reach variation", the special map fluctuation pattern in which L reach is performed is "L reach variation", and the special map variation in N reach. The special figure fluctuation pattern at which the production ends is sometimes collectively referred to as "N reach fluctuation". In addition, the loss fluctuation with reach is referred to as "loss fluctuation with reach", and the loss fluctuation without reach may be collectively referred to as "normal loss fluctuation".
3-2-5.先読み判定
パチンコ遊技機PY1は、大当たり判定を行う前に、取得した特図関連判定情報に基づいて、例えば図13~図14に示すような先読み判定テーブルを用いて先読み判定を行うことが可能である。先読み判定テーブルは、その始動入賞に係る始動口の種別(第1始動口11/第2始動口12)、言い換えると、その始動入賞によって可変表示される特図の種類(特図1/特図2)に関連付けることが可能である。すなわち、先読み判定テーブルには、第1始動口11に入賞し、特図1の可変表示が行われる場合の第1先読み判定テーブル(図13)と、第2始動口12に入賞し、特図2の可変表示が行われる場合の第2先読み判定テーブル(図14)と、がある。なお、第1先読み判定テーブルに基づいて行う先読み判定を「第1先読み判定」、第2先読み判定テーブルに基づいて行う先読み判定を「第2先読み判定」ともいう。
3-2-5. Pre-reading determination The pachinko gaming machine PY1 can perform pre-reading determination using, for example, a pre-reading determination table as shown in FIGS. 13 to 14 based on the acquired special figure-related determination information before performing jackpot determination. be. The look-ahead determination table is the type of start port (
また、先読み判定テーブルは、後述する遊技状態(通常遊技状態/高確率高ベース遊技状態/低確率高ベース遊技状態)にも関連付けることが可能である。すなわち、先読み判定テーブルには、通常遊技状態のときに用いられる先読み判定テーブル(通常遊技状態用先読み判定テーブル)と、高確率高ベース遊技状態のときに用いられる先読み判定テーブル(高確率高ベース遊技状態用先読み判定テーブル)と、低確率高ベース遊技状態のときに用いられる先読み判定テーブル(低確率高ベース遊技状態用先読み判定テーブル)と、がある。 Further, the look-ahead determination table can also be associated with a gaming state (normal gaming state / high-probability high-base gaming state / low-probability high-base gaming state) described later. That is, the look-ahead judgment table includes a look-ahead judgment table (a look-ahead judgment table for a normal game state) used in a normal gaming state and a look-ahead judgment table (a high-probability high-base game) used in a high-probability high-base game state. There is a pre-reading determination table for a state) and a pre-reading determination table (a pre-reading determination table for a low-probability high-base gaming state) used in a low-probability high-based gaming state.
つまり、先読み判定テーブルには、通常遊技状態のときに用いられる第1先読み判定テーブルと、高確率高ベース遊技状態のときに用いられる第1先読み判定テーブルと、低確率高ベース遊技状態のときに用いられる第1先読み判定テーブルと、通常遊技状態のときに用いられる第2先読み判定テーブルと、高確率高ベース遊技状態のときに用いられる第2先読み判定テーブルと、低確率高ベース遊技状態のときに用いられる第2先読み判定テーブルと、がある。 That is, the look-ahead determination table includes a first look-ahead determination table used in a normal gaming state, a first look-ahead determination table used in a high-probability high-base gaming state, and a low-probability high-base gaming state. The first look-ahead determination table used, the second look-ahead determination table used in the normal gaming state, the second look-ahead determination table used in the high-probability high-base gaming state, and the low-probability high-base gaming state. There is a second look-ahead determination table used in.
なお、図13~図14に示す先読み判定テーブルを用いる先読み判定によって、当該始動口11、12への入賞によって行われる特図の可変表示に係る特図変動パターンが特定される。すなわち、当該入賞に基づく特図の可変表示が行われるよりも前にその特図の可変表示に係る特図変動パターンが先読み判定結果として特定される。特図変動パターンを特定する過程で、大当たりの当否も先読み判定結果として特定される。
By the look-ahead determination using the look-ahead determination table shown in FIGS. 13 to 14, the special figure fluctuation pattern related to the variable display of the special figure performed by winning the starting
そして、特図変動パターンなどに関する情報が含まれる先読み判定結果は始動入賞コマンドに対応付けられている。後述するように、始動入賞コマンドは、その生成に伴って先読み判定結果として演出制御基板120に送信される。なお、先読み判定結果としてどのような情報を特定させるかは適宜に変更可能である。例えば、大当たり図柄種別に関する情報も先読み判定結果に含ませることができる。
Then, the look-ahead determination result including the information about the special figure fluctuation pattern and the like is associated with the start winning command. As will be described later, the start winning command is transmitted to the
以上のように、大当たり判定、大当たり図柄種別判定、リーチ判定、および特図変動パターン判定が行われることによって、特図表示器81において特図の可変表示が行われる。そして、特図の可変表示で、表示結果(特別図柄抽選の結果)として、大当たり図柄が停止表示されると、次の特図の可変表示が行われず、引き続いて、大当たり遊技が実行される。次に、大当たり遊技について説明する。 As described above, the special figure display 81 performs variable display of the special figure by performing the big hit determination, the big hit symbol type determination, the reach determination, and the special figure fluctuation pattern determination. Then, when the jackpot symbol is stopped and displayed as the display result (result of the special symbol lottery) in the variable display of the special symbol, the next variable display of the special symbol is not performed, and the jackpot game is subsequently executed. Next, the jackpot game will be described.
3-3.大当たり遊技
大当たり遊技は、大入賞口14の開閉を伴う複数回のラウンド遊技と、大当たり遊技が開始してから初回のラウンド遊技が開始されるまでのオープニング(OPとも表記する)と、最終回のラウンド遊技が終了してから大当たり遊技が終了するまでのエンディング(EDとも表記する)とを含んでいる。各ラウンド遊技は、オープニングの終了又は前のラウンド遊技の終了によって開始し、次のラウンド遊技の開始又はエンディングの開始によって終了する。
3-3. Big hit game The big hit game consists of multiple round games that involve the opening and closing of the big winning
なお、OPやEDを設けないようすることが可能である。また、以下において、所定回数目(所定の順番)のラウンド遊技を、単に「ラウンド」という。例えば、初回(1回目)のラウンド遊技のことを「1ラウンド(1R)」ともいい、10回目のラウンド遊技のことを「10ラウンド(10R)」ともいう。 It is possible not to provide OP or ED. Further, in the following, the round game of a predetermined number of times (predetermined order) is simply referred to as a "round". For example, the first round game is also referred to as "1 round (1R)", and the 10th round game is also referred to as "10 round (10R)".
そして、パチンコ遊技機PY1は、大当たり遊技制御テーブルを用いて大当たり遊技を制御する。大当たり遊技制御テーブルは大当たり図柄の種別毎に設定することが可能である。すなわち、大当たり遊技を大当たり図柄の種別に対応付けることが可能である。そして、大当たり遊技は1種類、または複数種類設定可能である。 Then, the pachinko gaming machine PY1 controls the jackpot game by using the jackpot game control table. The jackpot game control table can be set for each type of jackpot symbol. That is, it is possible to associate the jackpot game with the type of jackpot symbol. And one kind or a plurality of kinds of jackpot games can be set.
大当たり遊技制御テーブルには、大当たり遊技を構成する要素(大当たり遊技構成要素)が格納されている。大当たり遊技構成要素には、ラウンド遊技の回数、各回のラウンド遊技における大入賞口14の開放回数、各開放が行われる大入賞口の種別および開放時間(開放パターン)、次回の開放まで閉鎖させる時間(閉鎖時間)、オープニングの時間(オープニング時間)、およびエンディングの時間(エンディング時間)などが含まれている。
The jackpot game control table stores elements constituting the jackpot game (big hit game components). The jackpot game components include the number of round games, the number of times the
そして、パチンコ遊技機PY1は、例えば図15(A)に示すような大当たり遊技制御テーブルを用いて大当たり遊技を制御することが可能である。すなわち、図15(A)に示すような大当たり遊技の種別および各大当たり遊技に対する大当たり遊技構成要素を設定することが可能である。ここで、図15(A)で設定されている大当たり遊技について説明する。 Then, the pachinko gaming machine PY1 can control the jackpot game by using, for example, the jackpot game control table as shown in FIG. 15 (A). That is, it is possible to set the type of the jackpot game and the jackpot game component for each jackpot game as shown in FIG. 15A. Here, the jackpot game set in FIG. 15A will be described.
大当たり図柄Aに対応付けられた大当たり遊技(以下、「第1大当たり遊技」ともいう)では、ラウンド遊技が10回行われる。そして、1Rから10Rまでの各ラウンド遊技では、1回のラウンド遊技あたり最大で29.5秒にわたって大入賞口14が開放する。また、第1大当たり遊技が開始されてから最初のラウンド遊技が開始されるまでの間、10.0秒間にわたり大入賞口14の閉鎖状態が保持されたオープニングがある。さらに、最後のラウンド遊技が終了してから第1大当たり遊技が終了するまでの間、15.0秒間にわたり大入賞口14の閉鎖状態が保持されたエンディングがある。
In the jackpot game associated with the jackpot symbol A (hereinafter, also referred to as "first jackpot game"), a round game is performed 10 times. Then, in each round game from 1R to 10R, the big winning
大当たり図柄Bに対応付けられた大当たり遊技(以下、「第2大当たり遊技」ともいう)では、ラウンド遊技が5回行われる。そして、1Rから5Rまでの各ラウンド遊技では、1回のラウンド遊技あたり最大で29.5秒にわたって大入賞口14が開放する。また、第2大当たり遊技が開始されてから最初のラウンド遊技が開始されるまでの間、10.0秒間にわたり大入賞口14の閉鎖状態が保持されたオープニングがある。さらに、最後のラウンド遊技が終了してから第2大当たり遊技が終了するまでの間、15.0秒間にわたり大入賞口14の閉鎖状態が保持されたエンディングがある。
In the jackpot game associated with the jackpot symbol B (hereinafter, also referred to as “second jackpot game”), a round game is performed five times. Then, in each round game from 1R to 5R, the big winning
大当たり図柄Cに対応付けられた大当たり遊技(以下、「第3大当たり遊技」ともいう)では、ラウンド遊技が5回行われる。そして、1Rから5Rまでの各ラウンド遊技では、1回のラウンド遊技あたり最大で29.5秒にわたって大入賞口14が開放する。また、第3大当たり遊技が開始されてから最初のラウンド遊技が開始されるまでの間、10.0秒間にわたり大入賞口14の閉鎖状態が保持されたオープニングがある。さらに、最後のラウンド遊技が終了してから第3大当たり遊技が終了するまでの間、15.0秒間にわたり大入賞口14の閉鎖状態が保持されたエンディングがある。
In the jackpot game associated with the jackpot symbol C (hereinafter, also referred to as "third jackpot game"), a round game is performed five times. Then, in each round game from 1R to 5R, the big winning
大当たり図柄Dに対応付けられた大当たり遊技(以下、「第4大当たり遊技」ともいう)では、ラウンド遊技が10回行われる。そして、1Rから10Rまでの各ラウンド遊技では、1回のラウンド遊技あたり最大で29.5秒にわたって大入賞口14が開放する。また、第4大当たり遊技が開始されてから最初のラウンド遊技が開始されるまでの間、10.0秒間にわたり大入賞口14の閉鎖状態が保持されたオープニングがある。さらに、最後のラウンド遊技が終了してから第4大当たり遊技が終了するまでの間、10.0秒間にわたり大入賞口14の閉鎖状態が保持されたエンディングがある。
In the jackpot game associated with the jackpot symbol D (hereinafter, also referred to as “fourth jackpot game”), a round game is performed 10 times. Then, in each round game from 1R to 10R, the big winning
大当たり図柄Eに対応付けられた大当たり遊技(以下、「第5大当たり遊技」ともいう)では、ラウンド遊技が6回行われる。そして、1Rから6Rまでの各ラウンド遊技では、1回のラウンド遊技あたり最大で29.5秒にわたって大入賞口14が開放する。また、第5大当たり遊技が開始されてから最初のラウンド遊技が開始されるまでの間、10.0秒間にわたり大入賞口14の閉鎖状態が保持されたオープニングがある。さらに、最後のラウンド遊技が終了してから第5大当たり遊技が終了するまでの間、10.0秒間にわたり大入賞口14の閉鎖状態が保持されたエンディングがある。
In the jackpot game associated with the jackpot symbol E (hereinafter, also referred to as "fifth jackpot game"), a round game is performed six times. Then, in each round game from 1R to 6R, the big winning
大当たり図柄Fに対応付けられた大当たり遊技(以下、「第6大当たり遊技」ともいう)では、ラウンド遊技が6回行われる。そして、1Rから6Rまでの各ラウンド遊技では、1回のラウンド遊技あたり最大で29.5秒にわたって大入賞口14が開放する。また、第6大当たり遊技が開始されてから最初のラウンド遊技が開始されるまでの間、10.0秒間にわたり大入賞口14の閉鎖状態が保持されたオープニングがある。さらに、最後のラウンド遊技が終了してから第6大当たり遊技が終了するまでの間、10.0秒間にわたり大入賞口14の閉鎖状態が保持されたエンディングがある。
In the jackpot game associated with the jackpot symbol F (hereinafter, also referred to as "sixth jackpot game"), a round game is performed six times. Then, in each round game from 1R to 6R, the big winning
なお、各ラウンド遊技では、予め定めた所定個数(例えば10個)の遊技球が大入賞口センサ14aによって検知されると、大入賞口14の最大開放時間が経過する前であっても、大入賞口14を閉鎖してラウンド遊技が終了する。また、大当たり遊技構成要素の種類や具体的な内容については、適宜に変更することが可能である。
In each round game, when a predetermined number (for example, 10) of game balls is detected by the large winning
また、図15(A)に示す大当たり遊技制御テーブルでは、何れの種類の大当たり遊技が実行されるかは、大当たり図柄の種類によって決定されているが、これとは異なる方法で大当たり遊技が実行されるようにしても良い。例えば、遊技領域6に2つの入賞口に振分け可能な装置を設け、一方の入賞口に入賞すると所定数のラウンド遊技からなる大当たり遊技のみが実行される一方、他方の入賞口に入賞すると、所定数より多いラウンド遊技からなる大当たり遊技と所定数より少ないラウンド遊技からなる大当たり遊技の何れかが抽選などによって所定の確率で実行されるようにしても良い。
Further, in the jackpot game control table shown in FIG. 15A, which type of jackpot game is executed is determined by the type of jackpot symbol, but the jackpot game is executed by a method different from this. You may do so. For example, a device capable of distributing to two winning openings is provided in the
3-4.遊技状態
次に、パチンコ遊技機PY1が制御可能な遊技状態について説明する。パチンコ遊技機PY1は、大当たり遊技が実行されている状態である大当たり遊技状態と、大当たり遊技が実行されていない非大当たり遊技状態がある。非大当たり遊技状態には、基本的なベースとなる遊技状態である通常遊技状態と、通常遊技状態よりも遊技者に有利な特定遊技状態と、がある。この特定遊技状態に係る「遊技者に有利」となる要素には大当たり確率と、第2始動口12の開放の容易性とがある。すなわち、特定遊技状態に大当たり確率と、第2始動口12の開放の容易性を関連付けることができる。
3-4. Game state Next, a game state in which the pachinko gaming machine PY1 can be controlled will be described. The pachinko gaming machine PY1 has a jackpot game state in which the jackpot game is executed and a non-big hit game state in which the jackpot game is not executed. The non-big hit game state includes a normal game state, which is a basic base game state, and a specific game state, which is more advantageous to the player than the normal game state. Factors that are "advantageous to the player" related to this specific gaming state include the jackpot probability and the ease of opening the
大当たり確率について遊技者に有利とは、通常遊技状態よりも大当たり確率が高くなり、大当たり当選し易くなるということである。また、第2始動口12の開放の容易性について遊技者に有利とは、通常遊技状態よりも第2始動口12の開放の容易性が高くなり、単位時間あたりの第2始動口12の開放時間が長くなるということである。
Regarding the jackpot probability, the advantage to the player is that the jackpot probability is higher than that in the normal gaming state, and it becomes easier to win the jackpot. Further, regarding the ease of opening the
そして、特定遊技状態としては、大当たり確率および第2始動口12の単位時間あたりの開放時間の何れもが遊技者に有利な第1特定遊技状態と、大当たり確率のみが遊技者に有利な第2特定遊技状態と、第2始動口12の単位時間あたりの開放時間のみが遊技者に有利な第3特定遊技状態の3種類を設定可能である。なお、これらの3種類の特定遊技状態の全てをパチンコ遊技機PY1に搭載せずに、3種類の特定遊技状態の中の一部を搭載することもできる。
As the specific gaming state, the first specific gaming state in which both the jackpot probability and the opening time per unit time of the
ここで、大当たり確率に注目した部分的な遊技状態として、大当たり確率が通常遊技状態よりも高くなり、大当たり確率について遊技者に有利な状態を「高確率状態」という。これに対して、大当たり確率が通常遊技状態での通常確率であり、大当たり確率について遊技者に有利ではない状態を「通常確率状態」という。 Here, as a partial gaming state focusing on the jackpot probability, a state in which the jackpot probability is higher than that in the normal gaming state and the jackpot probability is advantageous to the player is referred to as a "high probability state". On the other hand, the jackpot probability is the normal probability in the normal gaming state, and the state in which the jackpot probability is not advantageous to the player is called the "normal probability state".
また、単位時間あたりの第2始動口12の開放時間に注目した部分的な遊技状態として、単位時間あたりの第2始動口12の開放時間が通常遊技状態よりも長く、第2始動口12の開放の容易性(第2始動口12の開放のし易さ)が遊技者に有利な状態を「時短状態」という。これに対して、単位時間あたりの第2始動口12の開放時間が通常遊技状態での開放時間であり、第2始動口12の開放の容易性が遊技者に有利ではない状態を「非時短状態」という。
Further, as a partial gaming state focusing on the opening time of the
ここで、非時短状態と時短状態について詳細に説明する。前述のように、時短状態は、非時短状態に比べて、単位時間当たりの電チュー12Dの開放時間が長くなる。すなわち、時短状態は非時短状態よりも第2始動口12に入賞させ易い状態である。ここで、非時短状態よりも時短状態で第2始動口12に入賞させ易くするための具体的な方法について説明する。
Here, the non-time saving state and the time saving state will be described in detail. As described above, in the time saving state, the opening time of the
例えば、時短状態を、非時短状態に比べて普図変動時間が短くなり易い状態にすることで、時短状態では第2始動口12に入賞させ易くすることができる。例えば、前述の通り、当たり判定の結果に関わらず、時短状態においては、非時短状態において決定される普図変動時間(30.0秒)よりも短い普図変動時間(5.0秒)が決定されるようにする。その結果、時短状態の方が、単位時間当たりにおける普図抽選の実行回数が多くなる。この場合、非時短状態と時短状態の違いに関わらず、当たり判定で当たりに当選する確率と1回の補助遊技における電チュー12Dの開放時間が同一であると、単位時間あたりにおける普図抽選の実行回数が多い分、単位時間あたりの電チュー12Dの開放時間が長くなる。
For example, by setting the time-reduced state to a state in which the fluctuation time of the normal figure is likely to be shorter than that of the non-time-reduced state, it is possible to make it easier for the
また、時短状態を、非時短状態に比べて1回の補助遊技における電チュー12Dの開放時間が長くなり易い状態にすることで、時短状態では第2始動口12に入賞させ易くすることができる。例えば、前述の通り、非時短状態では、1回の補助遊技で電チュー12Dが0.2秒開放するのに対し、時短状態では、1回の補助遊技で電チュー12Dが合計で5.0秒開放するようにする。この場合、非時短状態と時短状態の違いに関わらず、当たり判定で当たりに当選する確率と普図変動時間が同一であると、単位時間あたりの補助遊技の実行回数が等しくなるため、1回の補助遊技での電チュー12Dの開放時間が長い分、単位時間あたりの電チュー12Dの開放時間が長くなる。
Further, by setting the time saving state to a state in which the opening time of the
さらに、時短状態を、非時短状態に比べて当たり判定で当たりと判定され易い状態にすることで、時短状態では第2始動口12に入賞させ易くすることができる。例えば、前述の通り、非時短状態では、当たり判定において6600/65536の確率で当たりと判定されるのに対し、時短状態では、当たり判定において59936/65536の確率で当たりと判定されるようにする。この場合、非時短状態と時短状態の違いに関わらず、1回の補助遊技における電チュー12Dの開放時間と普図変動時間が同一であると、当たり判定で当たりと判定される確率が高い分、単位時間あたりの当たり判定の回数が多くなるため、単位時間あたりの電チュー12Dの開放時間が長くなる。
Further, by setting the time-reduced state to a state in which it is easier to determine that the hit is a hit than in the non-time-reduced state, it is possible to make it easier for the
このように、時短状態の開放容易性を構成する要素として、当たり判定で当たりに当選する確率(当たり当選確率)、普図変動時間、および1回の補助遊技における電チュー12Dの開放時間がある。そして、時短状態においては非時短状態よりも当たりに当選し易いこと、普図変動時間が短くなり易いこと、および1回の補助遊技における電チュー12Dの開放時間が長くなり易いことからなる3つの条件が成立することによって、時短状態では、非時短状態に比べて、単位時間あたりの電チュー12Dの開放時間が長くなり、第2始動口12への入賞を容易にすることができる。この結果、発射球数に対する賞球数の割合である所謂「ベース」が高くなる。そのため、ベースの高い時短状態では、通常遊技状態に比べて所持する遊技球を大きく減らすことなく大当たり当選を狙うことができる。すなわち、時短状態の方が非時短状態よりも遊技者にとって有利であるといえる。
As described above, the factors constituting the ease of opening in the time-saving state include the probability of winning in the hit determination (winning probability), the fluctuation time of the normal map, and the opening time of the
なお、時短状態においては、第2始動口12の単位時間あたりの開放時間が長くなるための3つの条件が全て揃わずに一部の条件のみが揃うようにしても良い。最終的に、時短状態では、非時短状態に比べて、単位時間当たりの電チュー12Dの開放時間が長くなり、第2始動口12への入賞が容易になればよい。
In the time saving state, not all three conditions for increasing the opening time per unit time of the
また、時短状態では、非時短状態に比べて特図変動時間の短い特図変動パターンが選択され易くなるようにするなどして、単位時間あたりにおける特図可変表示の実行回数が少ない、または特図変動時間の平均が低くなるようにしても良い。その結果、時短状態では、特図保留が消化されるペースが速くなり、始動口への有効な入賞(特図保留として記憶され得る入賞)が発生しやすくなる。そのため、スムーズな遊技の進行のもとで大当たりを狙うことができる。 In addition, in the time-saving state, the number of executions of the special figure variable display per unit time is small or special by making it easier to select a special figure fluctuation pattern having a shorter special figure fluctuation time than in the non-time saving state. The average of the fluctuation times may be set to be low. As a result, in the time-saving state, the pace at which the special figure hold is digested becomes faster, and an effective prize (a prize that can be stored as a special figure hold) to the starting port is likely to occur. Therefore, it is possible to aim for a big hit with the smooth progress of the game.
なお、以下において、各特定遊技状態について遊技者に対する有利性の内容に関連付けて、第1特定遊技状態のことを「高確率高ベース遊技状態」、第2特定遊技状態のことを「高確率低ベース遊技状態」、および第3特定遊技状態のことを「低確率高ベース遊技状態」ともいう。さらに、通常遊技状態のことを「低確率低ベース遊技状態」ともいう。 In the following, the first specific game state is referred to as a "high probability high base game state" and the second specific game state is referred to as a "high probability low" in relation to the content of the advantage to the player for each specific game state. The "base game state" and the third specific game state are also referred to as "low probability high base game state". Further, the normal gaming state is also referred to as a "low probability low base gaming state".
よって、低確率低ベース遊技状態は、通常確率状態且つ非時短状態で制御されている遊技状態といえる。同様に、低確率高ベース遊技状態は通常確率状態且つ時短状態、高確率低ベース遊技状態は高確率状態且つ非時短状態、および高確率高ベース遊技状態は高確率状態且つ時短状態で制御されている遊技状態といえる。 Therefore, it can be said that the low-probability low-base gaming state is a gaming state controlled in a normal probability state and a non-time saving state. Similarly, the low-probability high-base gaming state is controlled in the normal probability state and time-saving state, the high-probability low-base gaming state is controlled in the high-probability state and non-time-saving state, and the high-probability high-base gaming state is controlled in the high-probability state and time-saving state. It can be said that the game is in a state of being.
このように、パチンコ遊技機PY1は、低確率低ベース遊技状態、低確率高ベース遊技状態、高確率低ベース遊技状態、高確率高ベース遊技状態、および大当たり遊技状態で制御可能である。なお、大当たり遊技状態では、大入賞口14が長時間開放し、遊技球を多量に獲得することができるので、大当たり遊技状態も遊技者に有利な遊技状態ということができる。よって、大当たり遊技状態と、特定遊技状態は、通常遊技状態よりも遊技者に有利な「有利遊技状態」ということもできる。
As described above, the pachinko gaming machine PY1 can be controlled in a low-probability low-base gaming state, a low-probability high-base gaming state, a high-probability low-base gaming state, a high-probability high-base gaming state, and a jackpot gaming state. In the big hit game state, the big winning
なお、高確率高ベース遊技状態、および高確率低ベース遊技状態は、大当たり確率が通常確率状態よりも高確率となっている点で低確率低ベース遊技状態よりも遊技者に有利な遊技状態である。また、高確率高ベース遊技状態、および低確率高ベース遊技状態は、第2始動口12への入賞容易性が非時短状態よりも高い点で低確率低ベース遊技状態よりも遊技者に有利な遊技状態である。さらには、大当たり遊技状態では、1回の入賞による賞球数が第1始動口11、および第2始動口12よりも多い大入賞口14が開放するので、大当たり遊技状態は低確率低ベース遊技状態よりも遊技者に有利な遊技状態である。
The high-probability high-base game state and the high-probability low-base game state are more advantageous to the player than the low-probability low-base game state in that the jackpot probability is higher than the normal probability state. be. Further, the high-probability high-base gaming state and the low-probability high-base gaming state are more advantageous to the player than the low-probability low-base gaming state in that the ease of winning the
また、パチンコ遊技機PY1の電源が投入されると最初に通常遊技状態が設定される。また、大当たり遊技状態は、大当たり図柄の停止表示が行われることによって設定される。一方、特定遊技状態は、大当たり当選して大当たり遊技が実行されることによって設定される。次に、特定遊技状態の設定について説明する。 Further, when the power of the pachinko gaming machine PY1 is turned on, the normal gaming state is first set. In addition, the jackpot game state is set by displaying the stop of the jackpot symbol. On the other hand, the specific game state is set by winning the big hit and executing the big hit game. Next, the setting of the specific gaming state will be described.
3-5.特定遊技状態の設定
パチンコ遊技機PY1は、大当たり遊技の終了に伴って、新たに特定遊技状態を設定することができる。すなわち、大当たり遊技の後に、特定遊技状態にて遊技を制御・進行させることができる。この特定遊技状態の継続期間は適宜に設定可能である。例えば、特定遊技状態を次回大当たり当選するまで継続させることができる。また、特定遊技状態が継続できる期間を制限することもできる。
3-5. Setting of specific gaming state The pachinko gaming machine PY1 can newly set a specific gaming state with the end of the jackpot game. That is, after the jackpot game, the game can be controlled and advanced in a specific game state. The duration of this specific gaming state can be set as appropriate. For example, the specific game state can be continued until the next big hit is won. It is also possible to limit the period during which the specific gaming state can be continued.
特定遊技状態の継続期間を制限させる場合は、継続期間に対する終了条件が成立することを契機に特定遊技状態を終了させることができる。そして、特定遊技状態が終了すると通常遊技状態が設定されるようにすることができる。また、高確率高ベース遊技状態については、終了条件が成立すると、低確率高ベース遊技状態または高確率低ベース遊技状態が設定されるようにすることもできる。この場合、新たに設定された低確率高ベース遊技状態または高確率低ベース遊技状態は次回大当たり当選するまで継続するようにしても良い。また、新たに設定された低確率高ベース遊技状態または高確率低ベース遊技状態についても同一または異なる終了条件を設け、当該終了条件が成立すると通常遊技状態が設定されるようにしても良い。 When limiting the duration of the specific gaming state, the specific gaming state can be terminated when the termination condition for the continuation period is satisfied. Then, when the specific gaming state ends, the normal gaming state can be set. Further, regarding the high-probability high-base gaming state, when the end condition is satisfied, the low-probability high-base gaming state or the high-probability low-base gaming state can be set. In this case, the newly set low-probability high-base gaming state or high-probability low-base gaming state may be continued until the next big hit is won. Further, the same or different end conditions may be set for the newly set low-probability high-base gaming state or high-probability low-base gaming state, and when the end condition is satisfied, the normal gaming state may be set.
また、特定遊技状態の継続期間に対する終了条件は適宜に設定することができる。終了条件として、例えば特図可変表示の実行回数を設定することができる。また、特図可変表示の実行回数に限られず、大当たり遊技後の経過時間、大当たり遊技後の遊技球の発射球数、大当たり遊技後のゲート13への通過回数、または特定遊技状態を終了させるか否かの抽選(所謂、「転落抽選」)において終了させるという結果の導出などを終了条件に設定することができる。さらには、これらの要素を単独で終了条件に設定しても良く、また複合的に設定しても良い。
In addition, the end condition for the duration of the specific gaming state can be set as appropriate. As the end condition, for example, the number of executions of the variable display of the special figure can be set. In addition, the number of times the special figure variable display is executed is not limited to the elapsed time after the big hit game, the number of launched balls of the game ball after the big hit game, the number of passages to the
なお、これらの終了条件は、大当たり遊技後に設定可能な全ての特定遊技状態に対して同一に設定しても良く、また設定可能な特定遊技状態の中の一部の特定遊技状態に対して設定しても良い。さらに、特定遊技状態毎に終了条件を異ならせても良い。 In addition, these end conditions may be set to be the same for all the specific game states that can be set after the big hit game, and may be set for some of the specific game states that can be set. You may. Further, the end condition may be different for each specific game state.
さらに、大当たり遊技の後に制御される特定遊技状態、終了条件の有無、および終了条件の内容は、その大当たり遊技に係る大当たり図柄種別に対応付けることが可能である。例えば、前述のように大当たり図柄種別が設定されている場合、図15(B)に示すように、大当たり図柄A、大当たり図柄B、および大当たり図柄Dに係る大当たり遊技の終了後に高確率高ベース遊技状態で遊技が制御されるようにしても良い。ここで、この高確率高ベース遊技状態については終了条件を設けずに、大当たり当選するまで継続可能にすることができる。さらに、大当たり図柄C、および大当たり図柄Eに係る大当たり遊技の終了後に低確率高ベース遊技状態で遊技が制御されるようにしても良い。ここで、この低確率高ベース遊技状態については終了条件を設け、終了条件として100回の特図可変表示に設定することができる。なお、この大当たり種別図柄と大当たり遊技の後に制御される特定遊技状態、終了条件の有無、および終了条件の内容との関係は一例であって、これに限られない。 Further, the specific game state controlled after the jackpot game, the presence / absence of the end condition, and the content of the end condition can be associated with the jackpot symbol type related to the jackpot game. For example, when the jackpot symbol type is set as described above, as shown in FIG. 15B, the high-probability high-base game after the jackpot game related to the jackpot symbol A, the jackpot symbol B, and the jackpot symbol D is completed. The game may be controlled in the state. Here, this high-probability, high-base game state can be continued until the jackpot is won without setting an end condition. Further, the game may be controlled in a low probability and high base game state after the end of the big hit game related to the big hit symbol C and the big hit symbol E. Here, an end condition can be set for this low-probability high-base game state, and the special figure variable display can be set 100 times as the end condition. The relationship between the jackpot type symbol and the specific gaming state controlled after the jackpot game, the presence / absence of the end condition, and the content of the end condition is an example, and is not limited to this.
また、大当たりの遊技利益に着目し、大当たり遊技後に高確率状態で遊技が進行する大当たりのことを「高確率大当たり」ともいう。さらに、大当たり遊技後に高確率状態且つ時短状態で遊技が進行する大当たりのことを「確変大当たり」ともいう。加えて、大当たり遊技後に通常確率状態且つ時短状態で遊技が進行する大当たりのことを「時短大当たり」ともいう。 In addition, paying attention to the game profit of the big hit, the big hit in which the game progresses in a high probability state after the big hit game is also called "high probability big hit". Further, a jackpot in which the game progresses in a high probability state and a short time state after the jackpot game is also referred to as a "probability change jackpot". In addition, a jackpot in which the game progresses in a normal probability state and a time-saving state after the jackpot game is also referred to as a "time-saving jackpot".
4.遊技機による主な演出
次に、パチンコ遊技機PY1により行われる主な演出について、図16~図30を用いて説明する。
4. Main effects by the gaming machine Next, the main effects performed by the pachinko gaming machine PY1 will be described with reference to FIGS. 16 to 30.
4-1.演出モード
最初に、演出モードについて説明する。演出モードは、演出の区分(あるいは、上位概念的な属性)のことである。パチンコ遊技機PY1は、演出モードとして、客待ち演出モード、通常演出モードと、確変演出モード、時短演出モードおよび大当たり演出モードを設定することが可能である。
4-1. Production mode First, the production mode will be described. The staging mode is a division of staging (or a higher-level conceptual attribute). The pachinko gaming machine PY1 can set a customer waiting effect mode, a normal effect mode, a probability variation effect mode, a time saving effect mode, and a jackpot effect mode as the effect modes.
客待ち演出モードは、「低確率低ベース遊技状態」、「低確率高ベース遊技状態」、「高確率低ベース遊技状態」および「高確率高ベース遊技状態」において特図可変表示が行われていないときに設定可能であり、特図可変表示が行われていない待機状態であることを示す演出モードである。客待ち演出モードが設定されているときに客待ち演出が行われる。客待ち演出では、例えば、図16(A)に示すように、表示部50aにおいてパチンコ遊技機PY1を紹介する客待ちデモ動画G100が表示される。また、客待ちデモ動画G100が表示されているときに第1演出ボタン40kが操作されると、図16(B)に示すように、パチンコ遊技機PY1の演出に関する設定を行うための設定画面G101が表示される。演出に関する設定には、スピーカー52から出力される音の音量設定、表示部50aの輝度設定、および実行される演出の頻度設定などがある。なお、演出に関する設定の項目は適宜に設定することができる。また、客待ちデモ動画G100から遊技者の操作によって設定画面G101が表示されないようにすることもできる。
In the customer waiting effect mode, the special figure variable display is performed in "low probability low base game state", "low probability high base game state", "high probability low base game state" and "high probability high base game state". This is an effect mode that can be set when there is no special figure and indicates that the standby state is in which the variable display of the special figure is not performed. The customer waiting effect is performed when the customer waiting effect mode is set. In the customer waiting effect, for example, as shown in FIG. 16A, a customer waiting demo video G100 introducing the pachinko gaming machine PY1 is displayed on the
通常演出モードは、「低確率低ベース遊技状態」において設定可能であり、通常遊技状態であることを示す演出モードである。そして、さらに通常演出モードに属する下位の演出モードを複数設けることができる。例えば、通常演出モードに属する下位の階層の演出モードとして、第1通常演出モード、第2通常演出モード、および第3通常演出モードなどを設けることができる。 The normal effect mode can be set in the "low probability low base game state", and is an effect mode indicating that the game is in the normal game state. Further, a plurality of lower-level effect modes belonging to the normal effect mode can be provided. For example, as the lower hierarchy effect mode belonging to the normal effect mode, a first normal effect mode, a second normal effect mode, a third normal effect mode, and the like can be provided.
なお、以下において、演出モードに属する下位の階層の演出モードを「演出ステージ」ともいう。それに伴って、第1通常演出モードを「第1通常演出ステージ」ともいい、第2通常演出モードを「第2通常演出ステージ」ともいい、第3通常演出モードを「第3通常演出ステージ」ともいう。なお、特段の事情がない場合以外、基本的にはパチンコ遊技機PY1の電源が投入された後、最初に特図変動表示が開始されたときに設定される演出モードは第1通常演出ステージ(第1通常演出モード)であるとする。ただし、当該最初に設定される演出モードの種類は特に限定されずに適宜変更しても良い。 In the following, the production mode of the lower hierarchy belonging to the production mode is also referred to as a “production stage”. Along with this, the first normal production mode is also referred to as the "first normal production stage", the second normal production mode is also referred to as the "second normal production stage", and the third normal production mode is also referred to as the "third normal production stage". say. Unless there are special circumstances, basically, the effect mode set when the special figure variation display is first started after the power of the pachinko gaming machine PY1 is turned on is the first normal effect stage ( It is assumed that it is the first normal effect mode). However, the type of the effect mode initially set is not particularly limited and may be changed as appropriate.
このように通常演出モードに属する複数の演出ステージを設けた場合、所定の切替条件が成立すると演出ステージを順番に繰り返して切り替えていくことができる。切替条件は適宜に設定可能であるが、例えば、切替条件として、大当たりに当選することなく所定回数の特図可変演出が行われることに設定することができる。さらに、切替条件として、SPリーチハズレ変動に基づく特図変動演出など、特定の演出が実行されることに設定することもできる。 When a plurality of production stages belonging to the normal production mode are provided in this way, the production stages can be repeatedly switched in order when a predetermined switching condition is satisfied. The switching condition can be set as appropriate, but for example, the switching condition can be set so that the special figure variable effect is performed a predetermined number of times without winning the jackpot. Further, as the switching condition, it is possible to set that a specific effect such as a special figure variation effect based on the SP reach loss variation is executed.
また、後述するように特図変動演出においてリーチが発生することがあるが、特図変動演出を、リーチが発生しない場合の特図変動演出の全区間、およびリーチが発生する場合のリーチが成立する前の前段部分と、リーチが発生する場合のリーチが成立した後の後段部分と、に分けることができる。なお、前段部分は、前述の「通常変動」で構成される。 In addition, as will be described later, a reach may occur in the special figure variation effect, but the special figure variation effect is established for the entire section of the special figure variation effect when the reach does not occur, and the reach when the reach occurs. It can be divided into a front part before the reach and a rear part after the reach is established when the reach occurs. The front part is composed of the above-mentioned "normal fluctuation".
そして、第1通常演出ステージの前段部分では、表示部50aにおいて、主に街の景色を表す背景画像(図17(A):第1通常用背景画像G111)が表示される。第2通常演出ステージの前段部分では、表示部50aにおいて、主に野球場のグラウンドを表す背景画像(図17(B):第2通常用背景画像G112)が表示される。第3通常演出ステージの前段部分では、表示部50aにおいて、主に飲食店内を表す背景画像(図17(C):第3通常用背景画像G113)が表示される。一方、第1通常演出ステージ~第3通常演出ステージの後段部分では、第1通常用背景画像G111、第2通常用背景画像G112および第3通常用背景画像G113が表示されず、通常演出モードにおけるリーチの種類に応じた専用の背景画像が表示される。
Then, in the front stage portion of the first normal effect stage, a background image (FIG. 17 (A): first normal background image G111) mainly representing the scenery of the city is displayed on the
なお、通常演出モードにおけるリーチの種類に応じた専用の背景画像は、演出ステージの種別に関係なく通常演出モードに共通の背景画像としても良く、また、演出ステージ毎に異なる背景画像としても良い。 The dedicated background image according to the type of reach in the normal effect mode may be a background image common to the normal effect mode regardless of the type of the effect stage, or may be a different background image for each effect stage.
また、「高確率低ベース遊技状態」においても通常演出モードを設定可能にし、通常演出モードは非時短状態であることを示す演出モードにしても良い。あるいは「高確率低ベース遊技状態」においてのみ設定され、通常演出モードとは異なる所定の演出モードを設けても良い。さらに、ある条件で発生した低確率低ベース遊技状態、および高確率低ベース遊技状態において、通常演出モードと異なる所定の演出モードを設定しても良い。 Further, the normal effect mode may be set even in the "high probability low base game state", and the normal effect mode may be set to the effect mode indicating that the non-time saving state is set. Alternatively, a predetermined effect mode that is set only in the "high probability low base game state" and is different from the normal effect mode may be provided. Further, in the low-probability low-base gaming state and the high-probability low-base gaming state that occur under certain conditions, a predetermined staging mode different from the normal staging mode may be set.
確変演出モードは、「高確率高ベース遊技状態」において設定可能であり、高確率高ベース遊技状態であることを示す演出モードである。確変演出モードの前段部分では、例えば、図17(D)に示すように、表示部50aにおいて宇宙を表す背景画像(確変用背景画像G120)が表示され、確変用BGMがスピーカー52から出力される。また、確変演出モードの後段部分では、確変演出モードにおけるリーチの種類に応じた専用の背景画像が表示される。
The probability variation effect mode can be set in the "high probability high base game state", and is an effect mode indicating that the state is a high probability high base game state. In the pre-stage portion of the probability variation effect mode, for example, as shown in FIG. 17D, a background image (probability variation background image G120) representing the universe is displayed on the
時短演出モードは、「低確率高ベース遊技状態」において設定可能であり、時短状態であることを示す演出モードである。時短演出モードの前段部分では、例えば、図17(E)に示すように、表示部50aにおいて空を表す背景画像(時短用背景画像G130)が表示され、時短用BGMがスピーカー52から出力される。また、時短演出モードの後段部分では、時短演出モードにおけるリーチの種類に応じた専用の背景画像が表示される。
The time-saving effect mode can be set in the "low-probability high-base game state", and is an effect mode indicating that the time-saving effect state is set. In the front part of the time saving effect mode, for example, as shown in FIG. 17 (E), a background image representing the sky (time saving background image G130) is displayed on the
なお、時短演出モードは、低確率高ベース遊技状態、および高確率高ベース遊技状態において設定され、低確率高ベース遊技状態、または高確率高ベース遊技状態の何れかであり、少なくとも時短状態であることを示す演出モードにすることもできる。 The time saving effect mode is set in the low probability high base game state and the high probability high base game state, and is either the low probability high base game state or the high probability high base game state, and is at least the time saving state. It is also possible to set the effect mode to indicate that.
また、確変演出モードおよび時短演出モードの何れもまたは何れか一方について、通常演出モードと同様に、さらにその演出モード用の演出ステージを複数設け、所定の切替条件が成立すると、演出ステージが切り替わるようにしても良い。 Further, for either or either of the probabilistic effect mode and the time-saving effect mode, a plurality of effect stages for the effect mode are further provided as in the normal effect mode, and the effect stage is switched when a predetermined switching condition is satisfied. You can do it.
大当たり演出モードは、「大当たり遊技状態」において大当たり遊技が行われているときに設定可能な演出モードであり、大当たり遊技が行われていることを示す演出モードである。大当たり演出モードでは、例えば、大当たり遊技におけるオープニング中に、図18(A)に示すように、表示部50aにおいて、大当たり遊技の開始を示唆するオープニング画像G1や「右打ち」を促す右打ち画像G2が表示される大当たりオープニング演出が行われる。加えて、オープニング中には、大当たりオープニング演出として、表示部50aにおいて、オープニング画像G1や右打ち画像G2の背景で、大当たり遊技の種別に応じた背景画像(オープニング用背景画像G200)が表示される。
The jackpot effect mode is an effect mode that can be set when the jackpot game is being performed in the "big hit game state", and is an effect mode indicating that the jackpot game is being performed. In the jackpot effect mode, for example, during the opening in the jackpot game, as shown in FIG. 18A, the opening image G1 suggesting the start of the jackpot game and the right-handed image G2 prompting "right-handed" are displayed on the
また、大当たり演出モードでは、大当たり遊技におけるラウンド遊技中に、図18(B)に示すように、表示部50aにおいて、右打ち画像G2がオープニングから引き続いて表示されると共に、ラウンド数を示すラウンド画像G3や払い出された賞球数を示唆する賞球数画像G4が表示されるラウンド演出が行われる。加えて、ラウンド遊技中には、ラウンド演出として、表示部50aにおいて、右打ち画像G2、ラウンド画像G3、および賞球数画像G4の背景で、大当たり遊技の種別に応じた背景画像(ラウンド用背景画像G201)が表示されると共に、スピーカー52から大当たり遊技の種別に応じたBGMが出力される。
Further, in the jackpot effect mode, during the round game in the jackpot game, as shown in FIG. 18B, the right-handed image G2 is continuously displayed from the opening on the
さらに、大当たり遊技におけるエンディング中には、図18(C)に示すように、表示部50aにおいて、大当たり遊技後に設定される演出モードを示唆するエンディング画像G5や払い出された総賞球数を示唆する総賞球数画像G6が表示される大当たりエンディング演出が行われる。加えて、エンディング中には、大当たりエンディング演出として、表示部50aにおいて、エンディング画像G5や総賞球数画像G6の背景で、大当たり遊技の種別に応じた背景画像(エンディング用背景画像G202)が表示される。
Further, during the ending in the jackpot game, as shown in FIG. 18C, the
なお、以下において、大当たりオープニング演出、ラウンド演出、および大当たりエンディング演出を合わせて、大当たり遊技において実行される演出として「大当たり遊技演出」ともいう。すなわち、大当たり演出モードにおいて大当たり遊技演出が行われる。 In the following, the jackpot opening effect, the round effect, and the jackpot ending effect are collectively referred to as a "big hit game effect" as an effect performed in the jackpot game. That is, the jackpot game effect is performed in the jackpot effect mode.
4-2.特図変動演出
次に、特図変動演出について説明する。パチンコ遊技機PY1は、特図の可変表示が開始されると、特図の可変表示に係る特図変動パターンおよび特図抽選結果(大当たり判定結果、大当たり図柄種別判定結果、リーチ判定結果、および、特図変動パターン判定結果)などに基づいて、特図変動演出を実行する。
4-2. Special figure fluctuation effect Next, the special figure variation effect will be described. When the variable display of the special figure is started, the pachinko gaming machine PY1 has a special figure fluctuation pattern and a special figure lottery result (big hit judgment result, big hit symbol type judgment result, reach judgment result, and The special figure fluctuation effect is executed based on the special figure fluctuation pattern determination result) and the like.
特図変動演出では、表示部50aにおいて、所定の背景画像に重畳的に、演出図柄の変動表示が行われる。演出図柄の変動表示では、演出図柄が変動した後に停止する。すなわち、特図変動時間、演出図柄の変動表示が行われた後に、当該変動が停止して、演出図柄の停止表示が行われる。そして、基本的には、演出図柄の停止表示によって特図抽選の結果が報知される。
In the special figure variation effect, the
なお、表示部50aで行われる特図変動演出では、演出図柄の変動表示以外の画像を用いることも可能である。さらに、表示部50aを含む画像表示装置50以外に、スピーカー52、枠ランプ53、盤可動装置55、第1演出ボタン装置40、および第2演出ボタン装置41などの様々な演出装置を用いた特図変動演出を行うことが可能である。
In the special figure variation effect performed by the
次に、特図可変表示に応じて実行される特図変動演出において、表示部50aに表示される演出図柄について説明する。演出図柄は、特図抽選結果を示すための識別情報でもあり、複数種類設けられている。詳細には、演出図柄の構成要素の1つが、特図抽選結果を示すための識別情報を構成し、その識別情報の違いによって演出図柄が複数種類設けられている。
Next, in the special figure variation effect executed in response to the special figure variable display, the effect symbol displayed on the
例えば、図19(A)に示すように、演出図柄を1~9の数字で構成させ、9つの演出図柄を設けることができる。そして、数字「1」を含む演出図柄を演出図柄G10aとする。同様に、数字「2」~数字「9」を含む演出図柄を演出図柄G10b~演出図柄G10eとする。なお、便宜上、個々の演出図柄を区別なく取り扱う場合は、「演出図柄G10」と総称する。
For example, as shown in FIG. 19A, the effect symbols may be composed of
また、「3」、および「7」に係る演出図柄G10c、G10gの数字部分は赤色であり、「1」、「2」、「4」、「5」、「6」、「8」、および「9」の演出図柄G10a、G10b、G10d、G10e、G10f、G10h、G10iの数字部分は青色である。すなわち、演出図柄G10の構成要素に、色が含まれている。なお、演出図柄G10の構成や識別情報を何に設定するかは適宜に変更しても良い。例えば、演出図柄G10に、各数字に対応付けられたキャラクターなどの他の構成要素を加えても良い。 In addition, the numerical parts of the effect symbols G10c and G10g related to "3" and "7" are red, and "1", "2", "4", "5", "6", "8", and The numerical portions of the effect symbols G10a, G10b, G10d, G10e, G10f, G10h, and G10i of "9" are blue. That is, colors are included in the components of the effect symbol G10. The configuration of the staging symbol G10 and what the identification information is set to may be appropriately changed. For example, other components such as a character associated with each number may be added to the effect symbol G10.
続いて、演出図柄G10を表示するための演出図柄表示領域について説明する。例えば、図19(B)に示すように、表示部50aを水平方向に略均等に3つに分けた左側、中央および右側を、左演出図柄領域50b1、中演出図柄領域50b2、および右演出図柄領域50b3とすることができる。左演出図柄領域50b1、中演出図柄領域50b2、および右演出図柄領域50b3の何れにも演出図柄G10が表示される。
Subsequently, the effect symbol display area for displaying the effect symbol G10 will be described. For example, as shown in FIG. 19B, the left side, the center, and the right side of the
そして、主に、特図変動演出の前段部分において、左演出図柄領域50b1に表示される演出図柄G10を「左演出図柄EZ1」と総称し、中演出図柄領域50b2に表示される演出図柄G10を「中演出図柄EZ2」と総称し、および右演出図柄領域50b3に表示される演出図柄G10を「右演出図柄EZ3」と総称する。すなわち、左演出図柄領域50b1、中演出図柄領域50b2、および右演出図柄領域50b3において、共通して、数字の1~9からなる演出図柄G10が表示されるが、相対的な表示位置で演出図柄G10を区別する場合には、左演出図柄EZ1、中演出図柄EZ2、および右演出図柄EZ3と表記する。
Then, mainly, in the front stage portion of the special symbol variation effect, the effect symbol G10 displayed in the left effect symbol area 50b1 is collectively referred to as "left effect symbol EZ1", and the effect symbol G10 displayed in the middle effect symbol area 50b2 is referred to. The effect symbol G10 displayed in the right effect symbol area 50b3 is collectively referred to as "right effect symbol EZ3". That is, in the left effect symbol area 50b1, the middle effect symbol area 50b2, and the right effect symbol area 50b3, the effect symbol G10 consisting of
また、図19(B)に示すように、表示部50aの下端部の左端(左下隅)の一区画に、小図柄を可変表示する小図柄領域50cを設けることが可能である。小図柄領域50cにおいて、特図の可変表示に応じて小図柄を可変表示させることができる。なお、小図柄のデザインは適宜に設定可能であるが、例えば、演出図柄G10の数字部分をそのまま縮小させて構成させることができる。
Further, as shown in FIG. 19B, it is possible to provide a
なお、図19(B)において、左演出図柄領域50b1、中演出図柄領域50b2、右演出図柄領域50b3、および小図柄領域50cは一点鎖線で明示されているが、これは左演出図柄領域50b1、中演出図柄領域50b2、右演出図柄領域50b3、および小図柄領域50cの範囲を表すために記載したものであり、実際には表示されていない。
In FIG. 19B, the left effect symbol area 50b1, the middle effect symbol area 50b2, the right effect symbol area 50b3, and the
また、前述したように、特図変動演出の演出フローを構成する演出として、通常変動、Nリーチ、Lリーチ、SPリーチ、およびバトル演出がある。ここで、これらの一部について説明する。 Further, as described above, as the effects constituting the effect flow of the special figure variation effect, there are normal variation, N reach, L reach, SP reach, and battle effect. Here, some of these will be described.
4-2-1.通常変動
パチンコ遊技機PY1は、特図変動演出において、先ず通常変動を行うことが可能である。通常変動は、特図の可変表示が開始されたことを示唆する演出として機能する。次に、通常変動を具体的に説明する。なお、小図柄として、左演出図柄EZ1、中演出図柄EZ2、および右演出図柄EZ3に対応する左小図柄KZ1、中小図柄KZ2、および右小図柄KZ3が小図柄領域50cで可変表示する。
4-2-1. Normal variation The pachinko gaming machine PY1 can first perform normal variation in the special figure variation effect. The normal fluctuation functions as an effect suggesting that the variable display of the special figure has started. Next, the normal fluctuation will be specifically described. As the small symbols, the left small symbol KZ1, the medium small symbol KZ2, and the right small symbol KZ3 corresponding to the left effect symbol EZ1, the middle effect symbol EZ2, and the right effect symbol EZ3 are variably displayed in the
例えば、図20(A)に示すように、表示部50aにおいて、左演出図柄EZ1、中演出図柄EZ2および右演出図柄EZ3が停止表示されていると共に、左小図柄KZ1、中小図柄KZ2および右小図柄KZ3が停止表示されており、特図の可変表示が行われておらず、特図の可変表示を待機している状態から、特図の可変表示が開始されると、図20(B)に示すように、その開始に伴って特図変動演出が開始される。具体的には、演出図柄EZ1~EZ3の変動表示が開始されると共に、左小図柄KZ1、中小図柄KZ2および右小図柄KZ3の変動表示が開始される。
For example, as shown in FIG. 20A, the left effect symbol EZ1, the middle effect symbol EZ2, and the right effect symbol EZ3 are stopped and displayed on the
演出図柄EZ1~EZ3の変動表示の表示態様と、小図柄KZ1~KZ3の変動表示の表示態様とを異ならせることができる。例えば、演出図柄EZ1~EZ3の変動表示は、各演出図柄EZ1~EZ3が表示部50aの上から下にスクロール表示して行い、小図柄KZ1~KZ3の変動表示は、各小図柄KZ1~KZ3を定位置で次々に入れ替えて行うようにしても良い。なお、演出図柄EZ1~EZ3の変動表示の表示態様と、小図柄KZ1~KZ3の変動表示の表示態様とを同一にしても良い。
It is possible to make the display mode of the variable display of the staging symbols EZ1 to EZ3 different from the display mode of the variable display of the small symbols KZ1 to KZ3. For example, the variation display of the effect symbols EZ1 to EZ3 is performed by scrolling the effect symbols EZ1 to EZ3 from the top to the bottom of the
また、演出図柄EZ1~EZ3および小図柄KZ1~KZ3は変動表示の開始直後から高速で変動表示する。演出図柄EZ1~EZ3および小図柄KZ1~KZ3が高速で変動表示されている間は、演出図柄EZ1~EZ3および小図柄KZ1~KZ3は、基本的に背景画像G111~G114などのその背景側の画像が視認容易な透明性を持って表示される。 Further, the staging symbols EZ1 to EZ3 and the small symbols KZ1 to KZ3 are variablely displayed at high speed immediately after the start of the variable display. While the effect symbols EZ1 to EZ3 and the small symbols KZ1 to KZ3 are variablely displayed at high speed, the effect symbols EZ1 to EZ3 and the small symbols KZ1 to KZ3 are basically images on the background side such as background images G111 to G114. Is displayed with transparency that is easy to see.
そして、この特図の可変表示の特図変動パターンがリーチ無しハズレの特図変動パターン(例えば、通常ハズレ変動)であると、リーチが発生することなく、特図の可変表示の終了(特図の停止表示)に伴って、リーチ無しハズレに特有なハズレ目(所謂「バラケ目」)で演出図柄EZ1~EZ3および小図柄KZ1~KZ3の停止表示が行われる。 Then, if the special figure fluctuation pattern of the variable display of the special figure is the special figure fluctuation pattern of the loss without reach (for example, the normal loss fluctuation), the variable display of the special figure ends without the reach occurring (special figure). (Stop display), the staging symbols EZ1 to EZ3 and the small symbols KZ1 to KZ3 are stopped and displayed with the loss stitches (so-called “barracuda stitches”) peculiar to the loss without reach.
演出図柄EZ1~EZ3の停止表示に向けて、例えば、最初に図20(C)に示すように、左演出図柄EZ1が上下方向略中央位置で仮停止し、次に図20(D)に示すように、右演出図柄EZ3が上下方向略中央位置で仮停止し、さらに、図20(E)に示すように、中演出図柄EZ2が上下方向略中央位置で仮停止する。 Toward the stop display of the effect symbols EZ1 to EZ3, for example, first, as shown in FIG. 20 (C), the left effect symbol EZ1 temporarily stops at a substantially central position in the vertical direction, and then is shown in FIG. 20 (D). As shown in FIG. 20 (E), the right effect symbol EZ3 temporarily stops at a substantially central position in the vertical direction, and further, as shown in FIG. 20 (E), the middle effect symbol EZ2 temporarily stops at a substantially central position in the vertical direction.
そして、最後に、上下方向略中央位置で水平方向に並んだ状態で仮停止している演出図柄EZ1~EZ3が、図20(F)に示すように、そのまま一斉に完全に停止し、停止が確定する(演出図柄EZ1~EZ3の停止表示が行われる)。仮停止していた演出図柄EZ1~EZ3がバラケ目で完全に停止するとき、すなわち、演出図柄EZ1~EZ3の停止表示が行われるとき、3つの小図柄KZ1~KZ3が、演出図柄EZ1~EZ3と同一のバラケ目で一斉に停止し、小図柄KZ1~KZ3の停止表示も行われる。 Finally, as shown in FIG. 20 (F), the staging symbols EZ1 to EZ3, which are temporarily stopped in a state of being lined up horizontally at a substantially central position in the vertical direction, are completely stopped all at once, and the stop is stopped. Confirm (stop display of effect symbols EZ1 to EZ3 is performed). When the staging symbols EZ1 to EZ3 that have been temporarily stopped are completely stopped at random points, that is, when the stop display of the staging symbols EZ1 to EZ3 is performed, the three small symbols KZ1 to KZ3 become the staging symbols EZ1 to EZ3. It stops all at once with the same variation, and the stop display of the small symbols KZ1 to KZ3 is also performed.
なお、図20の例では、演出図柄EZ1~EZ3の停止表示が行われる際に、左演出図柄EZ1→右演出図柄EZ3→中演出図柄EZ2の順で演出図柄が仮停止したが、仮停止する態様はこれに限られず、適宜に設定することができる。 In the example of FIG. 20, when the stop display of the staging symbols EZ1 to EZ3 is performed, the staging symbols are temporarily stopped in the order of left staging symbol EZ1 → right staging symbol EZ3 → middle staging symbol EZ2, but the staging symbols are temporarily stopped. The embodiment is not limited to this, and can be appropriately set.
4-2-2.リーチ
次に、リーチの成立について説明する。特図の可変表示の特図変動パターンがリーチ有りハズレの特図変動パターン(例えば、Nハズレ変動)である場合も、基本的には前述のリーチ無しの場合と同様に、表示部50aにおいて、図21(A)に示すように、演出図柄EZ1~EZ3が停止表示されていると共に、小図柄KZ1~KZ3が停止表示されている状態から、特図の可変表示が開始されて、図21(B)に示すように、演出図柄EZ1~EZ3の変動表示が開始すると共に、小図柄KZ1~KZ3の変動表示が開始する。
4-2-2. Reach Next, the establishment of reach will be explained. Even when the special figure fluctuation pattern of the variable display of the special figure is the special figure fluctuation pattern of the loss with reach (for example, the N loss fluctuation), basically, the
その後、所定時間が経過した後に、図21(C)に示すように、数字「5」に係る左演出図柄EZ1が上下方向略中央位置で仮停止し、次に、図21(D)に示すように、同一の数字「5」に係る右演出図柄EZ3が上下方向略中央位置で水平方向に並んで仮停止して、リーチが成立する。なお、左演出図柄EZ1、および右演出図柄EZ3でリーチが成立しても、小図柄KZ1~KZ3の変動表示は継続して行われている。 Then, after a lapse of a predetermined time, as shown in FIG. 21 (C), the left effect symbol EZ1 according to the number "5" temporarily stops at a substantially central position in the vertical direction, and then is shown in FIG. 21 (D). As described above, the right effect symbols EZ3 having the same number "5" are temporarily stopped side by side in the horizontal direction at a substantially central position in the vertical direction, and reach is established. Even if the reach is established by the left effect symbol EZ1 and the right effect symbol EZ3, the variable display of the small symbols KZ1 to KZ3 is continuously performed.
さらに、図21の例では、リーチが成立する際に、左演出図柄EZ1→右演出図柄EZ3の順で演出図柄が仮停止したが、仮停止する態様はこれに限られず、適宜に設定することができる。また、リーチを構成する演出図柄の数字も「5」に限られない。また、仮停止する位置も上下方向略中央位置に限られない。また、リーチを構成する演出図柄が並ぶ方向も水平方向に限られず斜め方向など他の方向であってもよい。 Further, in the example of FIG. 21, when the reach is established, the staging symbols are temporarily stopped in the order of the left staging symbol EZ1 → the right staging symbol EZ3. Can be done. Further, the number of the staging pattern constituting the reach is not limited to "5". Further, the position of temporary stop is not limited to the substantially central position in the vertical direction. Further, the direction in which the effect symbols constituting the reach are lined up is not limited to the horizontal direction, and may be another direction such as an oblique direction.
このように、リーチ無しハズレである場合の特図変動演出の全期間と、リーチが発生する場合の特図変動演出の開始時からリーチ成立時までの区間を通常変動とすることができる。ただし、リーチが成立するまでの時間は、特図変動パターンなどに基づいて適宜に設定することができる。さらに、リーチが成立するまでの間に、所謂「疑似連」や、カットイン予告、台詞予告などの種々の予告演出を実行することも可能である。あるいは、リーチが成立するまでの間に、所謂「ゾーン」に突入するようにすることも可能である。 In this way, the entire period of the special map variation effect when there is no reach loss and the section from the start of the special map variation effect when reach occurs to the time when the reach is established can be set as normal fluctuations. However, the time until the reach is established can be appropriately set based on the special figure fluctuation pattern and the like. Furthermore, it is also possible to execute various notice effects such as so-called "pseudo-ren", cut-in notice, and dialogue notice until the reach is established. Alternatively, it is possible to enter the so-called "zone" until the reach is established.
4-2-3.Nリーチ
パチンコ遊技機PY1は、通常変動の後にリーチが成立するとNリーチを行うことが可能である。Nリーチは、特図抽選の抽選結果が「大当たり」であった可能性があることを示唆する演出であり、遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。次に、Nリーチを具体的に説明する。
4-2-3. The N-reach pachinko gaming machine PY1 can perform N-reach when the reach is established after the normal fluctuation. The N reach is a production that suggests that the lottery result of the special drawing lottery may have been a "big hit", and functions as a production for making the player expect a big hit. Next, N reach will be specifically described.
リーチが成立すると、例えば、図21(D)に示すように、その時点からNリーチが行われる。Nリーチでは、図22(A)に示すように、リーチが成立したときの状態が所定時間(例えば、10秒)維持される。Nリーチが開始されると、図22(B)に示すように、通常態様の高速で変動表示(スクロール)をしている中演出図柄EZ2が徐々に減速していく。 When the reach is established, for example, as shown in FIG. 21 (D), N reach is performed from that point. In N reach, as shown in FIG. 22 (A), the state when the reach is established is maintained for a predetermined time (for example, 10 seconds). When the N reach is started, as shown in FIG. 22 (B), the medium effect symbol EZ2, which is displaying (scrolling) at high speed in the normal mode, gradually decelerates.
特図の可変表示の特図変動パターンがリーチ有りハズレの特図変動パターン(例えば、Nハズレ変動)であると、リーチが成立した状態から、中演出図柄EZ2が上下方向略中央位置で仮停止してハズレを示す演出図柄の停止表示が行われる。このとき、リーチが成立しているので、図22(C-1)に示すように、リーチを構成する数字とは異なる数字(図22(C-1)において「4」)からなる中演出図柄EZ2が仮停止する。そして、特図の可変表示の終了(特図の停止表示)に伴って、図22(D)に示すように、仮停止状態が完全な停止状態になり、リーチ有りハズレに特有なハズレ目で左演出図柄EZ1、中演出図柄EZ2および右演出図柄EZ3の停止表示が行われる。 If the special figure fluctuation pattern of the variable display of the special figure is the special figure fluctuation pattern of loss with reach (for example, N loss fluctuation), the middle effect symbol EZ2 temporarily stops at the substantially center position in the vertical direction from the state where the reach is established. Then, the stop display of the effect symbol indicating the loss is performed. At this time, since the reach is established, as shown in FIG. 22 (C-1), a medium effect symbol composed of a number different from the numbers constituting the reach (“4” in FIG. 22 (C-1)). EZ2 temporarily stops. Then, with the end of the variable display of the special figure (stop display of the special figure), as shown in FIG. 22 (D), the temporary stop state becomes a complete stop state, and the loss is peculiar to the loss with reach. The left effect symbol EZ1, the middle effect symbol EZ2, and the right effect symbol EZ3 are stopped and displayed.
また、仮停止していた演出図柄EZ1~EZ3がリーチ有りハズレに特有なハズレ目で完全に停止するとき、すなわち、演出図柄EZ1~EZ3の停止表示が行われるとき、3つの小図柄KZ1~KZ3が、演出図柄EZ1~EZ3と同一のリーチ有りハズレに特有なハズレ目で一斉に停止し、小図柄KZ1~KZ3の停止表示も行われる。なお、Nリーチの内容は、適宜に変更または追加することが可能である。 Further, when the staging symbols EZ1 to EZ3 that have been temporarily stopped are completely stopped due to the loss peculiar to the loss with reach, that is, when the stop display of the staging symbols EZ1 to EZ3 is performed, the three small symbols KZ1 to KZ3 However, it stops all at once with the same loss eyes peculiar to the loss with reach as the staging symbols EZ1 to EZ3, and the stop display of the small symbols KZ1 to KZ3 is also performed. The contents of N reach can be changed or added as appropriate.
Nリーチで特図変動演出が終了しない場合、図22(C-2)に示すように、停止していない残りの1つの中演出図柄EZ2が再び高速で変動し、リーチが維持されたままNリーチからLリーチまたはSPリーチに発展する(切り替わる)ことがある。 When the special figure variation effect does not end at N reach, as shown in FIG. 22 (C-2), the remaining one medium effect symbol EZ2 that has not stopped fluctuates again at high speed, and N while the reach is maintained. It may develop (switch) from reach to L reach or SP reach.
4-2-4.Lリーチ
パチンコ遊技機PY1は、Nリーチの後にLリーチを行うことが可能である。Lリーチは、特図抽選の結果が「大当たり」である可能性が、Nリーチよりも高いことを示唆する演出であり、遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。なお、Lリーチでも、成立したリーチが維持されるが、例えば、図23(A)に示すように、Lリーチの開始時に、当該リーチを構成する演出図柄EZ1、EZ3が縮小されると共に、表示部50aにおける小図柄領域50cに重複しない所定位置(例えば、左演出図柄EZ1は表示部50aの左上で、右演出図柄EZ3は表示部50aの右上)に移動する。
4-2-4. The L-reach pachinko gaming machine PY1 can perform L-reach after N-reach. The L reach is an effect that suggests that the possibility that the result of the special drawing lottery is a "big hit" is higher than that of the N reach, and functions as an effect for the player to expect a big hit. Although the established reach is maintained even in the L reach, for example, as shown in FIG. 23 (A), at the start of the L reach, the staging symbols EZ1 and EZ3 constituting the reach are reduced and displayed. The left effect symbol EZ1 moves to a predetermined position (for example, the left effect symbol EZ1 is on the upper left of the
また、Lリーチの開始時に、例えば、図23(A)に示すように、表示部50aにLリーチ専用の背景画像(Lリーチ用背景画像G114)が表示される。Lリーチ用背景画像G114は、所定のストーリーが展開する動画で構成されている。Lリーチ用背景画像G114に係る動画のストーリーの内容は適宜に設定可能であるが、基本的な実施形態では、主人公キャラクターが女の子に告白するという内容で構成されている。
Further, at the start of L reach, for example, as shown in FIG. 23A, a background image dedicated to L reach (background image G114 for L reach) is displayed on the
Lリーチ用背景画像G114が表示されると、最初に、図23(A)に示すように、主人公キャラクターがある待ち合わせ場所で女の子を待っているシーンから開始される。続いて、図23(B)に示すように、待ち合わせ場所に女の子が現れる。このとき、表示部50aの略中央にて、中演出図柄EZ2として、リーチを構成している数字「5」の演出図柄と、リーチを構成していない数字「4」の演出図柄と、が現れて、奥側から手前側に出てきてはまた奥側へ戻るようにゆっくりと回転する。
When the background image G114 for L reach is displayed, it starts from a scene where the main character is waiting for a girl at a meeting place as shown in FIG. 23 (A). Subsequently, as shown in FIG. 23 (B), a girl appears at the meeting place. At this time, at the substantially center of the
数字「4」の演出図柄と数字「5」の演出図柄の回転が継続して行われている中、Lリーチ用背景画像G114に係るストーリーが進展する。そして、図23(C)に示すように、主人公キャラクターが女の子に告白するシーンを迎える。このとき、表示部50aの略中央にて、リーチを構成している数字「5」の演出図柄と、リーチを構成していない数字「4」の演出図柄と、が相互に相手を弾き飛ばそうとぶつかり合う。数字「5」の演出図柄はリーチを構成し、数字「4」の演出図柄はリーチを構成していないことから、数字「4」の演出図柄が弾き飛ばされて数字「5」の演出図柄が残ると、大当たりを示す態様の演出図柄EZ1~EZ3の停止表示が成立する一方、数字「5」の演出図柄が弾き飛ばされて数字「4」の演出図柄が残ると、リーチハズレを示す態様の演出図柄EZ1~EZ3の停止表示が成立する。よって、この図23(C)の場面は、当該Lリーチの最終局面であり、大当たりを示唆する演出(大当たり示唆演出)が実行されるかハズレを示唆する演出(ハズレ示唆演出)が実行されるかに分岐する分岐点(所謂「当落分岐点」)を構成している。
While the production symbol of the number "4" and the production symbol of the number "5" are continuously rotated, the story related to the background image G114 for L reach progresses. Then, as shown in FIG. 23 (C), the hero character confesses to the girl. At this time, at the substantially center of the
当落分岐点において、特図の可変表示の特図変動パターンが大当たり変動(L大当たり変動)であると、図24(A-1)に示すように、表示部50aに、笑顔の女の子がアップで表示された後、図24(B-1)に示すように、告白に成功して喜んでいる主人公キャラクターが表示される笑顔の女の子がアップで表示された後、図24(B-1)に示すように、告白に成功して喜んでいる主人公キャラクターが表示されると共に、スピーカー52から所定の効果音が出力される。このとき、リーチを構成している数字「5」の左演出図柄EZ1および右演出図柄EZ3と共に、そのリーチを構成している数字「5」の中演出図柄EZ2が表示部50aの中央に仮停止態様で表示される。すなわち、演出図柄EZ1~EZ3が大当たりを示す態様で仮停止表示している。
When the special figure fluctuation pattern of the variable display of the special figure is the jackpot fluctuation (L jackpot fluctuation) at the hit branch point, as shown in FIG. 24 (A-1), a smiling girl is up on the
告白に成功して喜んでいる主人公キャラクターの表示と、所定の効果音の出力とは、大当たり示唆演出を構成する。大当たり示唆演出の後は、図24(C-1)に示すように、大当たりを示す態様で演出図柄EZ1~EZ3および小図柄KZ1~KZ3の停止表示が行われる。 The display of the hero character who is happy to succeed in confession and the output of a predetermined sound effect constitute a jackpot suggestion effect. After the jackpot suggestion effect, as shown in FIG. 24 (C-1), the effect symbols EZ1 to EZ3 and the small symbols KZ1 to KZ3 are stopped and displayed in a manner indicating the jackpot.
一方、当落分岐点後、特図の可変表示の特図変動パターンがリーチ有りハズレ変動(Lハズレ変動)であると、大当たり示唆演出が行われることなく、Lリーチ用背景画像G114にて、図24(A-2)に示すように、表示部50aに、悲しい表情をした女の子がアップで表示された後、図24(B-2)に示すように、告白に失敗して落胆している主人公キャラクターが表示される。このとき、リーチを構成している数字「5」の左演出図柄EZ1および右演出図柄EZ3と共に、リーチを構成していない数字「5」の中演出図柄EZ2が表示部50aの中央に仮停止態様で表示される。すなわち、演出図柄EZ1~EZ3がリーチハズレを示す態様で仮停止表示している。
On the other hand, if the special map fluctuation pattern of the variable display of the special map is the loss variation with reach (L loss variation) after the hit branch point, the figure is shown in the background image G114 for L reach without performing the jackpot suggestion effect. As shown in FIG. 24 (A-2), after a girl with a sad expression is displayed up on the
告白に失敗して落胆している主人公キャラクターの表示は、ハズレ示唆演出を構成する。ハズレ示唆演出の後は、図24(C-2)に示すように、リーチ用のハズレ目で演出図柄EZ1~EZ3および小図柄KZ1~KZ3の停止表示が行われる。 The display of the hero character who fails to confess and is discouraged constitutes a loss suggestion effect. After the loss suggestion effect, as shown in FIG. 24 (C-2), the effect symbols EZ1 to EZ3 and the small symbols KZ1 to KZ3 are stopped and displayed with the loss stitches for reach.
4-2-5.SPリーチ
また、パチンコ遊技機PY1は、Nリーチの後にSPリーチを行うことが可能である。SPリーチは、特図抽選の結果が「大当たり」である可能性が、Lリーチよりも高いことを示唆する演出であり、遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。なお、SPリーチでも、成立したリーチが維持されるが、例えば、図25(A)に示すように、SPリーチの開始時に、当該リーチを構成する演出図柄EZ1、EZ3が縮小されると共に、表示部50aにおける小図柄領域50cに重複しない所定位置(例えば、左演出図柄EZ1は表示部50aの左上で、右演出図柄EZ3は表示部50aの右上)に移動する。
4-2-5. SP reach Further, the pachinko gaming machine PY1 can perform SP reach after N reach. The SP reach is an effect that suggests that the possibility that the result of the special drawing lottery is a "big hit" is higher than that of the L reach, and functions as an effect for the player to expect a big hit. Although the established reach is maintained even in the SP reach, for example, as shown in FIG. 25 (A), at the start of the SP reach, the staging symbols EZ1 and EZ3 constituting the reach are reduced and displayed. The left effect symbol EZ1 moves to a predetermined position (for example, the left effect symbol EZ1 is on the upper left of the
また、SPリーチの開始時に、例えば、図25(A)に示すように、表示部50aにSPリーチ専用の背景画像(SPリーチ用背景画像G115)が表示される。SPリーチ用背景画像G115は、所定のストーリーが展開する動画で構成されている。SPリーチ用背景画像G115に係る動画のストーリーの内容は適宜に設定可能であるが、基本的な実施形態では、主人公キャラクターと、主人公キャラクターのライバルである敵キャラクターとが対決するという内容で構成されている。なお、主人公キャラクターは野球のピッチャーであり、敵キャラクターは野球のバッターであり、両者は野球の試合においてピッチャーとバッターの立場で対決する。
Further, at the start of SP reach, for example, as shown in FIG. 25A, a background image dedicated to SP reach (background image G115 for SP reach) is displayed on the
SPリーチ用背景画像G115が表示されると、最初に、図25(A)に示すように、敵キャラクターが出現し、続いて、図25(B)に示すように、表示部50aの中央にSPリーチが開始されたことを表す画像(SPリーチ開始タイトル画像)G11が表示される。SPリーチ開始タイトル画像G11は、SPリーチのタイトルを表すタイトル画像G11a「図25(B)において「敵バッター○○を打ち取れ!!」」と、タイトル画像G11aを引き立てるエフェクト画像G11bとで構成される。
When the background image G115 for SP reach is displayed, an enemy character first appears as shown in FIG. 25 (A), and then, as shown in FIG. 25 (B), in the center of the
次に、図25(C)に示すように、主人公キャラクターと敵キャラクターが対峙しているシーンが表示される。その後、SPリーチ用背景画像G115にて、図26(A)に示すように、主人公キャラクターがボールを投げ、図26(B)に示すように、ボールが敵キャラクターに向かって進み、図26(C)に示すように、敵キャラクターがバットを振り始める。続いて、図26(D)に示すように、ボールとバットとが接近し、主人公キャラクターと敵キャラクターとの対決に決着がつこうとする場面を迎える。この場面は、ピッチャーとバッターの対決で主人公キャラクターが勝利して大当たりが示唆されるか敗北してハズレが示唆されるかの分岐点(当落分岐点)を構成する。 Next, as shown in FIG. 25 (C), a scene in which the main character and the enemy character are facing each other is displayed. After that, in the background image G115 for SP reach, the main character throws the ball as shown in FIG. 26 (A), and the ball advances toward the enemy character as shown in FIG. 26 (B). As shown in C), the enemy character begins to swing the bat. Then, as shown in FIG. 26 (D), the ball and the bat approach each other, and the confrontation between the main character and the enemy character is about to be settled. This scene constitutes a turning point (winning turning point) where the main character wins in the confrontation between the pitcher and the batter and a big hit is suggested or a defeat is suggested and a loss is suggested.
この当落分岐点後、特図の可変表示の特図変動パターンが大当たり変動(SP大当たり変動)であると、図27(A-1)に示すように、表示部50aに、敵キャラクターが空振りをして対決に勝利した後、図27(B-1)に示すように、敵キャラクターを三振に取ってマウンド上で雄叫びを上げる主人公キャラクターが表示されると共に、スピーカー52から所定の効果音が出力される。このとき、演出図柄EZ1~EZ3は大当たりを示す態様で仮停止表示している。
After this hit branch point, if the special map fluctuation pattern of the variable display of the special map is a jackpot fluctuation (SP jackpot fluctuation), as shown in FIG. 27 (A-1), the enemy character makes a missed swing on the
対決に勝利して雄叫びを上げている主人公キャラクターの表示と、所定の効果音の出力とが、大当たり示唆演出を構成する。大当たり示唆演出の後は、図27(C-1)に示すように、大当たりを示す態様で演出図柄EZ1~EZ3および小図柄KZ1~KZ3の停止表示が行われる。 The display of the main character who wins the confrontation and screams, and the output of the predetermined sound effect constitute the jackpot suggestion effect. After the jackpot suggestion effect, as shown in FIG. 27 (C-1), the effect symbols EZ1 to EZ3 and the small symbols KZ1 to KZ3 are stopped and displayed in a manner indicating the jackpot.
一方、当落分岐点後、特図の可変表示の特図変動パターンがリーチハズレ変動(SPハズレ変動)であると、大当たり示唆演出が行われることなく、SPリーチ用背景画像G115にて、図27(A-2)に示すように、敵キャラクターがホームランを打って対決に敗北し、図27(B-2)に示すように、主人公キャラクターがマウンド上で落胆する。このとき、演出図柄EZ1~EZ3はリーチハズレを示す態様で仮停止表示している。 On the other hand, if the special map fluctuation pattern of the variable display of the special map is the reach loss variation (SP loss variation) after the hit branch point, the SP reach background image G115 shows FIG. 27 (SP reach loss variation) without the jackpot suggestion effect. As shown in A-2), the enemy character hits a home run and loses the confrontation, and as shown in Fig. 27 (B-2), the main character is discouraged on the mound. At this time, the staging symbols EZ1 to EZ3 are temporarily stopped and displayed in a manner indicating reach loss.
対決に敗北して落胆している主人公キャラクターの表示が、ハズレ示唆演出を構成する。ハズレ示唆演出の後は、図27(C-2)に示すように、リーチ用のハズレ目で演出図柄EZ1~EZ3および小図柄KZ1~KZ3の停止表示が行われる。 The display of the hero character who is defeated in the confrontation and is disappointed constitutes a loss suggestion production. After the loss suggestion effect, as shown in FIG. 27 (C-2), the effect symbols EZ1 to EZ3 and the small symbols KZ1 to KZ3 are stopped and displayed with the loss stitches for reach.
次に、特図変動演出において行われる可動体演出と操作演出について説明する。可動体演出と操作演出は、前述のSPリーチ、Lリーチ、およびNリーチ、さらには大当たり遊技演出などに組み込まれる形でこれらの演出の一部として行われる場合と、これらの演出とは独立して行われる場合とがある。最初に可動体演出について説明する。 Next, the movable body effect and the operation effect performed in the special figure variation effect will be described. The movable body effect and the operation effect are independent of these effects when they are performed as a part of these effects in a form incorporated into the above-mentioned SP reach, L reach, N reach, and even a jackpot game effect. May be done. First, the movable body production will be described.
4-3.可動体演出
パチンコ遊技機PY1は、特図変動演出や大当たり遊技演出などの所定の演出における所定のタイミングで可動体の動作を伴う可動体演出を行うことが可能である。可動体演出は、例えば盤可動装置55などの可動装置を用いた演出であり、大当たり期待度やSPリーチへの発展を示唆する演出として機能する。
4-3. Movable body effect The pachinko gaming machine PY1 can perform a movable body effect accompanied by an operation of a movable body at a predetermined timing in a predetermined effect such as a special figure variation effect or a jackpot game effect. The movable body effect is an effect using a movable device such as a board
例えば、可動体演出がSPリーチへの発展を示唆する演出として機能する場合、図28(A)に示すように、特図変動演出において、NリーチからSPリーチに発展する際に、まずは図28(B)に示すように、盤可動装置55が作動し、盤可動体55kが正面視で作動位置まで下降し、所定時間その位置で保持される。さらに、このとき、表示部50aの全体に、盤可動体55kの動作に伴うエフェクト画像G13も表示される。そして、図28(C)に示すように、エフェクト画像G13が消去され、盤可動体55kが待機位置まで上昇して、盤可動装置55が通常の待機状態に戻る。盤可動装置55が通常の待機状態に戻ると、SPリーチに発展する。なお、可動体演出における可動装置の作動内容は、適宜に変更または追加することが可能である。
For example, when the movable body effect functions as an effect suggesting the development to SP reach, as shown in FIG. 28 (A), when the special figure variation effect develops from N reach to SP reach, first of all, FIG. 28. As shown in (B), the board
4-4.操作演出
次に操作演出について説明する。パチンコ遊技機PY1は、特図変動演出や大当たり遊技演出などの所定の演出における所定のタイミングで、操作促進演出、および第1演出ボタン40kや第2演出ボタン41k等の操作に応じた操作結果演出を含む操作演出を行うことが可能である。操作促進演出は、遊技者に操作手段の操作を促す演出であり、操作結果演出は、操作促進演出における操作手段の操作に応じて行われる演出であり、それぞれ遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。
4-4. Operation effect Next, the operation effect will be described. The pachinko gaming machine PY1 has an operation promotion effect and an operation result effect according to an operation of the
例えば、前述のように、LリーチやSPリーチにおいて当落分岐点に達すると、第1演出ボタン40kの押下操作が有効な期間(第1演出ボタン操作有効期間)が発生し、この第1演出ボタン操作有効期間の発生に伴って、図29(A)に示すように、第1演出ボタン40kの操作を促す演出(第1演出ボタン操作促進演出)が行われる。
For example, as described above, when the winning branch point is reached in the L reach or SP reach, a period during which the pressing operation of the
第1演出ボタン操作促進演出において、表示部50aに、第1演出ボタン操作促進演出画像G12が表示される。第1演出ボタン操作促進演出画像G12は、操作対象である第1演出ボタン40kを表す画像(操作対象画像)G12aと、第1演出ボタン40kの操作態様(すなわち、押下操作)を表す画像(押下操作画像)G12bと、第1演出ボタン40kの操作に係る操作有効期間(第1演出ボタン操作有効期間)の残り時間を表す画像(第1演出ボタン操作有効期間残り時間画像)G12cと、を含む。
In the first effect button operation promotion effect, the first effect button operation promotion effect image G12 is displayed on the
なお、第1演出ボタン操作有効期間残り時間画像G12cは、おおむね曲線状のプログレスバーからなり、時間の経過に伴って、遊技者が第1演出ボタン操作有効期間の残り時間を容易に理解できるように変化する。なお、図29(B)は、第1演出ボタン操作有効期間が発生して、第1演出ボタン操作有効時間の1/3の時間が経過した様子を表している。 The first effect button operation valid period remaining time image G12c is composed of a generally curved progress bar so that the player can easily understand the remaining time of the first effect button operation valid period with the passage of time. Changes to. Note that FIG. 29B shows a state in which the first effect button operation valid period has occurred and one-third of the first effect button operation effective time has elapsed.
そして、特図の可変表示の特図変動パターンが大当たり変動(SP大当たり変動)であると、第1演出ボタン操作有効期間において第1演出ボタン40kが押下操作された後、または、第1演出ボタン操作有効期間において第1演出ボタン40kが操作されることなく第1演出ボタン操作有効期間の残り時間がなくなった後、操作結果演出が行われる。
If the special figure fluctuation pattern of the variable display of the special figure is a jackpot fluctuation (SP jackpot fluctuation), after the
操作結果演出としては、例えば図29(C)に示すように、盤可動装置55が作動して、盤可動体55kが作動位置まで下降し、所定時間その位置で保持されると共に、回転部材55k1が所定時間回転する。このように、操作結果演出に可動体演出も含まれている。さらに、このとき、操作結果演出として、表示部50aの全体に、盤可動体55kの動作に伴うエフェクト画像G13が表示される。そして、図29(D)に示すように、エフェクト画像G13が消去され、回転部材55k1の回転が止まり、盤可動体55kが上昇することによって操作結果演出が終了する。操作結果演出が終了すると大当たり示唆演出が行われる。
As an operation result effect, for example, as shown in FIG. 29 (C), the board
一方、特図の可変表示の特図変動パターンがリーチハズレ変動(SPハズレ変動)であると、第1演出ボタン操作有効期間において第1演出ボタン40kが押下操作されても、または、第1演出ボタン40kが押下操作されることなく演出ボタン操作有効期間の残り時間がなくなっても、操作結果演出が行われることがなく、ハズレ示唆演出が行われる。
On the other hand, if the special figure fluctuation pattern of the variable display of the special figure is reach loss fluctuation (SP loss fluctuation), even if the
なお、操作結果演出は、盤可動装置55の作動やエフェクト画像G13の表示に限られず、適宜に変更または追加することが可能である。また、操作演出は特図変動演出に限られず大当たり演出においても実行可能である。
The operation result effect is not limited to the operation of the panel
4-5.先読み演出
次に、特図保留の対象となる特図可変表示が実行される前に実行可能な先読み演出について説明する。パチンコ遊技機PY1は、特図変動演出の任意のタイミングで、先読み判定の結果に基づいて、大当たり判定が行われていない特図1保留または特図2保留に対する先読み演出を行うことが可能である。先読み演出は、特図1保留または特図2保留に対する大当たり期待度を示唆する演出であり、その保留に対応する特図の可変表示の前から大当たりを期待させる演出として機能する。先読み演出の一例として、特図保留を表す保留演出を用いた保留変化予告がある。ここで、通常演出モードにおいて行われる保留演出、および保留変化予告について説明する。
4-5. Look-ahead effect Next, the look-ahead effect that can be executed before the special figure variable display that is the target of the special figure hold is executed will be described. The pachinko gaming machine PY1 can perform a look-ahead effect for the special figure 1 hold or the special figure 2 hold for which the jackpot determination has not been made, based on the result of the look-ahead determination at any timing of the special figure variation effect. .. The look-ahead effect is an effect that suggests the degree of expectation of a big hit for the special figure 1 hold or the special figure 2 hold, and functions as an effect that makes the big hit expected even before the variable display of the special figure corresponding to the hold. As an example of the look-ahead effect, there is a hold change notice using a hold effect indicating a special figure hold. Here, a hold effect and a hold change notice performed in the normal effect mode will be described.
保留演出は、図30(A)に示すように、表示部50aの下端部における略中央の一区画において横長矩形状に形成された保留表示領域50dにおいて行われる。保留表示領域50dは、保留表示領域50dを左右方向に略均等に4つに分割した第1領域50d1、第2領域50d2、第3領域50d3、および、第4領域50d4で構成されている。すなわち、保留表示領域50dにおいて、第1領域50d1~第4領域50d4が左端から右端に向けて順に並んで設けられている。
As shown in FIG. 30A, the hold display is performed in the
第1領域50d1には、保留されている特図1保留の中で最も先に発生し、その特図1保留に対応する特図1関係乱数に基づいて最も先に特図1可変表示が行われる特図1保留を表す保留アイコンが表示される。同様に、第2領域50d2~第4領域50d4には、保留されている特図1保留の中で2~4番目に発生し、その特図1保留に対応する特図1関係乱数に基づいて2~4番目に特図1可変表示が行われる特図1保留を表す保留アイコンが表示される。 In the first region 50d1, the special figure 1 variable display is the first to occur in the special figure 1 hold, and the special figure 1 variable display is the first to occur based on the special figure 1 related random number corresponding to the special figure 1 hold. The hold icon indicating the special figure 1 hold is displayed. Similarly, in the second region 50d2 to the fourth region 50d4, it occurs second to fourth in the reserved special figure 1 hold, and is based on the special figure 1 related random number corresponding to the special figure 1 hold. The hold icon indicating the hold of the special figure 1 in which the special figure 1 variable display is performed is displayed in the 2nd to 4th positions.
なお、以下において、第1領域50d1に表示される保留アイコンに対応する特図1保留のことを「保留順1の特図1保留」と称する。同様に、第2領域50d2、第3領域50d3、および第4領域50d4に表示される保留アイコンに対応する特図1保留のことを「保留順2の特図1保留」、「保留順3の特図1保留」、および「保留順4の特図1保留」と称する。すなわち、存在している特図1保留について、発生した順に「保留順1」~「保留順4」と称する。
In the following, the special figure 1 hold corresponding to the hold icon displayed in the first area 50d1 is referred to as "special figure 1 hold in the
また、保留表示領域50dの左隣には、当該変動表示領域50eが形成されている。当該変動表示領域50eには、現在実行中の特図1変動表示を表す当該アイコンが表示される。よって、当該変動表示領域50eに表示される当該アイコンが示す対象は、保留表示領域50dに表示される保留アイコンが示す対象と異なり、厳密には、特図1保留に応じた「保留演出」には含まれないが、保留アイコンの表示と当該アイコンの表示とは関連性を有しているので、以下においては、保留アイコンの表示と当該アイコンの表示とをまとめて、「保留演出」とする。また、保留アイコンと当該アイコンとをまとめて、「アイコン」と称する。さらに、当該アイコンが示す実行中の特図1変動表示を「当該変動」とも称する。
Further, the
なお、図30(A)において保留表示領域50dおよび当該変動表示領域50eは一点鎖線で明示され、第1領域50d1~第4領域50d4は破線で明示されているが、これは保留表示領域50d、第1領域50d1~第4領域50d4、および当該変動表示領域50eの範囲を表すために記載したものであり、実際には表示されていない。
In FIG. 30A, the
次に、保留演出の具体例について説明する。なお、以降の説明では、小図柄KZ1~KZ3の可変表示は省略する。前提として、特図1変動表示中(特図変動演出中)であり、特図1保留数(U1)が「2」であるとする。この状況下において、図30(B)に示すように、前述した不図示の第1領域50d1において、現在保留されている特図1保留の中で最も先に発生した特図1保留(保留順1の特図1保留)を表した保留アイコンHA2が表示され、前述した不図示の第2領域50d2において、保留アイコンHA2が表す特図1保留の次に発生した特図1保留(保留順2の特図1保留)を表した保留アイコンHA3が表示されている。また、前述した不図示の当該変動表示領域50eには、現在実行中の特図1変動表示を表す当該アイコンHA1が表示されている。なお、図30(B)で表示されているアイコンHA1~HA3の表示態様は通常態様である。
Next, a specific example of the hold effect will be described. In the following description, the variable display of the small symbols KZ1 to KZ3 will be omitted. As a premise, it is assumed that the special figure 1 change is being displayed (the special figure change is being produced) and the special figure 1 hold number (U1) is "2". Under this circumstance, as shown in FIG. 30 (B), in the above-mentioned first area 50d1 (not shown), the special figure 1 hold (holding order) that occurred first among the special figure 1 hold currently held. The hold icon HA2 representing the special figure 1 hold of 1 is displayed, and in the above-mentioned second area 50d2 (not shown), the special figure 1 hold (hold order 2) that occurs after the special figure 1 hold represented by the hold icon HA2 is displayed. The hold icon HA3 indicating the special figure 1 hold) is displayed. Further, in the above-mentioned
このように、保留演出においては、特図1保留が発生した順に保留表示領域50dの左端から右に並んで表示される。すなわち、保留されている特別図柄の可変表示、言い換えれば、特図保留記憶部105に記憶されている特図関連判定情報に基づく未実行の特別図柄の可変表示は、個別に保留アイコンで表示される。
As described above, in the hold effect, the
そして、図30(C)に示すように、演出図柄EZ1~EZ3の停止表示が行われると、その直前まで実行中の特図変動表示を表していた当該アイコンHA1が消去される。続けて、保留アイコンHA2を表す特図1保留に基づいて特別図柄の可変表示(特図変動演出)が開始されると、保留アイコンHA2と保留アイコンHA3がシフトする。具体的には、不図示の第1領域50d1に表示されていた保留アイコンHA2は不図示の当該変動表示領域50eに移動し、不図示の第2領域50d2に表示されていた保留アイコンHA3は不図示の第1領域50d1に移動する。すなわち、表示されていた保留アイコンHA2および保留アイコンHA3がそれぞれ1つずつ左にシフトする。これは、保留アイコンHA2に対応する特別図柄の可変表示が開始され、保留アイコンHA3が表す特図1保留が、現在保留されている特図1保留の中で最も先に発生した特図1保留になり、次に開始される特図可変表示になったことに応じて、保留アイコンHA2および保留アイコンHA3をその状況に適応させるためである。
Then, as shown in FIG. 30C, when the stop display of the effect symbols EZ1 to EZ3 is performed, the icon HA1 representing the special figure variation display being executed until immediately before that is deleted. Subsequently, when the variable display of the special symbol (special figure variation effect) is started based on the special figure 1 hold representing the hold icon HA2, the hold icon HA2 and the hold icon HA3 shift. Specifically, the hold icon HA2 displayed in the first area 50d1 (not shown) moves to the
また、当該変動表示領域50eに表示されている保留アイコンHA2は、実行中の特図1変動表示を表しているので、当該変動表示領域50eに表示される際に当該アイコンHA2となる。すなわち、「アイコン」の前に付く言葉として、保留表示領域50dに表示されているアイコンについては「保留」とし、当該変動表示領域50eに表示されているアイコンについては「当該」とする。換言すれば、保留アイコンが表示されているときに、該保留アイコンが示す特図保留に対して特別図柄の変動表示の開始条件が成立すると、該開始条件の成立に係る特別図柄の変動表示に対応する保留アイコンが当該アイコンとして表示される。
Further, since the hold icon HA2 displayed in the
なお、保留アイコンから当該アイコンになる際に、言い換えると、アイコンは保留表示領域50dから当該変動表示領域50eに移動する際に、アイコンの大きさが同一のままでも拡大されても良い。図30(C)では、アイコンは保留表示領域50dから当該変動表示領域50eに移動する際に約2倍に拡大している。
In addition, when the icon is changed from the hold icon to the icon, in other words, when the icon is moved from the
そして、この状況から第1始動口11に遊技球が入賞して、特図1保留が発生すると、図30(E)に示すように、当該特図1保留の発生に応じて、新たな保留アイコンHA4が前述した不図示の第2領域50d2に表示される。
Then, when the game ball wins a prize in the
このように、第1始動口11に入賞して特図1関係乱数が取得されると、1つの共通したアイコンが表示される。このアイコンは、当該入賞に基づく特図1可変表示が終了すると消去されるが、表示されている間は、当該特図1可変表示の置かれている状態(保留の状態および実行中の状態)に応じて、異なる名称(保留アイコンおよび当該アイコン)で存在していることになる。
In this way, when a prize is won in the
ところで、前述のとおり、始動入賞コマンドには当否情報および特図変動パターン情報が含まれている。そして、パチンコ遊技機PY1は、この当否情報および特図変動パターン情報に基づいて、保留アイコンを通常態様、または特別態様で表示することができる。この保留アイコンを特別態様で表示することを「保留予告」という。 By the way, as described above, the start winning command includes the winning / failing information and the special figure fluctuation pattern information. Then, the pachinko gaming machine PY1 can display the hold icon in a normal mode or a special mode based on the pass / fail information and the special figure fluctuation pattern information. Displaying this hold icon in a special manner is called "hold notice".
保留アイコンの表示態様が特別態様である、すなわち保留予告が行われると、遊技者は、その保留アイコンに対応した特別図柄の可変表示で大当たりに当選できるかもしれないという期待を持つことができる。次に、保留予告の具体例について説明する。保留予告の具体例として、図30(E)に示す保留アイコンHA4の表示態様が特別態様になるとする。 When the display mode of the hold icon is a special mode, that is, when the hold notice is given, the player can expect that the jackpot may be won by the variable display of the special symbol corresponding to the hold icon. Next, a specific example of the hold notice will be described. As a specific example of the hold notice, it is assumed that the display mode of the hold icon HA4 shown in FIG. 30 (E) is a special mode.
保留予告の1つの種別として、保留アイコンが表示された直後に特別態様になる、言い換えれば、特図1保留の発生時(第1始動口11への入賞時)に保留予告が行われる保留予告種別がある。例えば、図31(A)に示すように、保留アイコンHA4が表示される前の状況(図30(D)の状況)から、第1始動口11に遊技球が入賞して、特図1保留が発生すると、図30(E)の場合と同様に、当該特図1保留の発生に応じて、通常態様の保留アイコンHA4が前述した不図示の第2領域50d2に表示される。なお、図面においては、通常態様の保留アイコンは完全に静止しているように見えるが、実際には、基本的には、完全に静止状態するようにしても、表示位置は移動しないがその場で軽く揺れたりするように構成しても良い。
As one type of hold notice, it becomes a special mode immediately after the hold icon is displayed, in other words, the hold notice is given when the special figure 1 hold occurs (when the
そして、その直後に、図31(B)に示すように、保留アイコンHA4の表示態様が通常態様から特別態様(図31(B)において灰色)に変化する(保留予告が行われる)。なお、図29の例では保留アイコンHA4は表示直後に一瞬通常態様で表示されるが、特別態様で表示されるようにし、通常態様で表示される期間をなくしてもよい。 Immediately after that, as shown in FIG. 31 (B), the display mode of the hold icon HA4 changes from the normal mode to the special mode (gray in FIG. 31 (B)) (hold notice is given). In the example of FIG. 29, the hold icon HA4 is displayed in the normal mode for a moment immediately after the display, but it may be displayed in the special mode and the period displayed in the normal mode may be eliminated.
別の保留予告の種別として、保留アイコンが移動する際に特別態様になる、言い換えれば、特図1保留のシフト時に保留アイコン変化予告が行われる保留予告種別がある。例えば、図32(A)に示すように、保留アイコンHA4が表示される前の状況(図30(D)の状況)から、第1始動口11に遊技球が入賞して、特図1保留が発生すると、図32(B)に示すように、当該特図1保留の発生に応じて、通常態様(図32(B)において白色)の保留アイコンHA4が前述した不図示の第2領域50d2に表示される。
As another type of hold notice, there is a hold notice type that becomes a special mode when the hold icon moves, in other words, the hold icon change notice is given at the time of the shift of the special figure 1 hold. For example, as shown in FIG. 32 (A), from the situation before the hold icon HA4 is displayed (the situation in FIG. 30 (D)), the game ball wins a prize in the
そして、図32(C)に示すように、演出図柄EZ1~EZ3の停止表示が行われると、その直前まで実行中の特図変動表示を表していた当該アイコンHA2が消去される。続けて、保留アイコンHA3が表す特図1保留に基づいて特別図柄の可変表示(特図変動演出)が開始されると、図32(D)に示すように、第1領域50d1に表示されていた保留アイコンHA3は不図示の当該変動表示領域50eに移動し、第2領域50d2に表示されていた保留アイコンHA4は不図示の第1領域50d1に移動する。ここで、保留アイコンHA4が第2領域50d2から第1領域50d1に移動する際に、その表示態様が通常態様から特別態様(図32(D)において灰色)に変化する(保留予告が行われる)。
Then, as shown in FIG. 32 (C), when the stop display of the effect symbols EZ1 to EZ3 is performed, the icon HA2 representing the special figure variation display being executed until immediately before that is deleted. Subsequently, when the variable display of the special symbol (special figure variation effect) is started based on the special figure 1 hold represented by the hold icon HA3, it is displayed in the first area 50d1 as shown in FIG. 32 (D). The hold icon HA3 is moved to the
また、保留予告に係る特別態様を複数種類設けて、特別態様の種類によって大当たり期待度が異なるようにすることができる。例えば、保留アイコンの表示態様を、保留アイコンの色に関連付け、保留アイコンの表示態様として白色、緑色、赤色、および金色が設定されているとする。ここで、白色が通常態様であり、緑色、赤色、および金色が特別態様とする。そして、保留アイコンの表示態様が示す大当たり期待度は、白色<緑色<赤色<金色の順で高くなるように設定することができる。 In addition, it is possible to provide a plurality of types of special modes related to the hold notice so that the jackpot expectation degree differs depending on the type of the special mode. For example, it is assumed that the display mode of the hold icon is associated with the color of the hold icon, and white, green, red, and gold are set as the display mode of the hold icon. Here, white is a normal embodiment, and green, red, and gold are special embodiments. Then, the jackpot expectation degree indicated by the display mode of the hold icon can be set so as to increase in the order of white <green <red <gold.
なお、先読み演出は、特図1保留および特図2保留の両方または一方に対して行うことが可能である。また、先読み演出は、保留アイコンHAの表示態様に限られず、例えば背景画像などの表示部50aにおける保留アイコンHA以外の画像や、スピーカー52から出力される音、枠ランプ53による発光、および盤可動装置55による動作などの画像表示装置50以外の演出装置を用いて実行することが可能である。さらには、先読み演出の演出態様として、保留アイコンHAによる保留アイコン変化予告などのように実行されてから特図変動表示が開始されるまで途切れることなく継続する演出態様の他に、演出図柄の停止表示が行われる度または演出図柄の変動表示が開始される度など、断続的且つ連続的に実行する演出態様にしても良い。
The look-ahead effect can be performed on both or one of the special figure 1 hold and the special figure 2 hold. Further, the look-ahead effect is not limited to the display mode of the hold icon HA, for example, an image other than the hold icon HA on the
5.遊技制御用マイコン101による遊技の制御
[遊技制御メイン処理]
次に図33~図42に基づいて遊技制御用マイコン101による遊技の制御について説明する。なお、以下に説明する遊技を制御するためのフローチャートは、一例である。そして、フローチャートにおける複数の処理については、処理内容に矛盾が生じない範囲で、適宜に実行順序を変更し、または並列に実行することができる。
5. Game control by the game control microcomputer 101 [Game control main processing]
Next, the game control by the
また、以下において説明する遊技制御用マイコン101による遊技の制御において登場するカウンタ、タイマ、フラグ、ステータス、バッファ等は、遊技用RAM104に設けられている。また、カウンタの初期値は「0」であり、フラグの初期値は「0」つまり「OFF」であり、ステータスの初期値は「1」である。
Further, a counter, a timer, a flag, a status, a buffer, and the like appearing in the game control by the
遊技制御基板100に備えられた遊技制御用マイコン101は、パチンコ遊技機PY1が電源投入されると、遊技用ROM103から図33に示した遊技制御メイン処理のプログラムを読み出して実行する。同図に示すように、遊技制御メイン処理では、まず、電源投入時処理(S001)を行う。電源投入時処理では、遊技用RAM104へのアクセスの許可設定、遊技用CPU102の設定、SIO(SyStem Input/Output)、PIO(Parallel Input/Output)、CTC(Counter/Timer Circuit:割り込み時間の管理のための回路)の設定等が行われる。
When the pachinko gaming machine PY1 is turned on, the
電源投入時処理に次いで、割り込みを禁止し(S002)、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)を実行する。この普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)では、普図関連判定情報および特図関連判定情報に係る種々の乱数のカウンタ値を1加算して更新する。各乱数のカウンタ値は上限値に達すると「0」に戻って再び加算される。なお各乱数のカウンタの初期値は「0」以外の値であってもよく、ランダムに変更されるものであってもよい。また各乱数のうちの少なくとも一部は、カウンタIC等からなる公知の乱数生成回路を利用して生成される所謂ハードウェア乱数であってもよい。 Following the power-on processing, interrupts are disabled (S002), and normal symbol / special symbol main random number update processing (S003) is executed. In this normal symbol / special symbol main random number update process (S003), the counter values of various random numbers related to the normal symbol-related determination information and the special symbol-related determination information are added by 1 and updated. When the counter value of each random number reaches the upper limit value, it returns to "0" and is added again. The initial value of the counter of each random number may be a value other than "0" or may be changed at random. Further, at least a part of each random number may be a so-called hardware random number generated by using a known random number generation circuit including a counter IC or the like.
普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)が終了すると、割り込みを許可する(S004)。割り込み許可中は、遊技制御側タイマ割り込み処理(S005)の実行が可能となる。遊技制御側タイマ割り込み処理(S005)は、例えば4msec周期で遊技用CPU102に繰り返し入力される割り込みパルスに基づいて実行される。すなわち、遊技制御側タイマ割り込み処理(S005)は4msec周期で実行される。そして、遊技制御側タイマ割り込み処理(S005)が終了してから、次に遊技制御側タイマ割り込み処理(S005)が開始されるまでの間に、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)による種々の乱数のカウンタ値の更新処理が繰り返し実行される。なお、割り込み禁止状態のときに遊技用CPU102に割り込みパルスが入力された場合は、遊技制御側タイマ割り込み処理(S005)はすぐには開始されず、割り込み許可(S004)がされてから開始される。
When the normal symbol / special symbol main random number update process (S003) is completed, an interrupt is permitted (S004). While the interrupt is enabled, the game control side timer interrupt process (S005) can be executed. The game control side timer interrupt process (S005) is executed based on an interrupt pulse repeatedly input to the
[遊技制御側タイマ割り込み処理]
次に、遊技制御側タイマ割り込み処理(S005)について説明する。図34に示すように、遊技制御側タイマ割り込み処理(S005)では、まず出力処理(S101)を実行する。出力処理(S101)では、以下に説明する各処理において遊技制御基板100の遊技用RAM104に設けられた出力バッファにセットされたコマンド等を、演出制御基板120や払出制御基板170等に出力する。
[Game control side timer interrupt processing]
Next, the game control side timer interrupt processing (S005) will be described. As shown in FIG. 34, in the game control side timer interrupt process (S005), the output process (S101) is first executed. In the output process (S101), in each process described below, commands and the like set in the output buffer provided in the
出力処理(S101)に次いで行われる入力処理(S102)では、遊技制御用マイコン101は、余剰球貯留穴35Aの満杯を検出する下皿満杯スイッチからの検出信号を取り込み、下皿満杯データとして遊技用RAM104の出力バッファに記憶する。
In the input process (S102) performed after the output process (S101), the
次に行われる普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S103)は、図33の遊技制御メイン処理で行う普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)と同じである。即ち、普図関連判定情報および特図関連判定情報に係る各種乱数のカウンタ値の更新処理は、遊技制御側タイマ割り込み処理(S005)の実行期間と、それ以外の期間(メイン側タイマ割り込み処理(S005)の終了後、次の遊技制御側タイマ割り込み処理(S005)が開始されるまでの期間)との両方で行われている。 The normal symbol / special symbol main random number update process (S103) performed next is the same as the normal symbol / special symbol main random number update process (S003) performed in the game control main process of FIG. 33. That is, the counter value update processing of various random numbers related to the normal figure-related judgment information and the special figure-related judgment information includes the execution period of the game control side timer interrupt processing (S005) and the other period (main side timer interrupt processing (main side timer interrupt processing). After the end of S005), it is performed both in the period until the next game control side timer interrupt process (S005) is started).
普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S103)に次いで、遊技制御用マイコン101は、センサ検知処理(S104)を行い、続いて普通動作処理(S105)を行い、さらに特別動作処理(S106)を行う。センサ検知処理、普通動作処理および特別動作処理については後述する。
Following the normal symbol / special symbol main random number update process (S103), the
次に、遊技制御用マイコン101は、その他の処理(S107)を実行して、遊技制御側タイマ割り込み処理(S005)を終了する。その他の処理(S107)としては、電源が断たれる際の電源断監視処理、遊技用RAM104に設けられているタイマの更新などが行われる。また、その他の処理(S107)として、遊技者に賞球を払い出す払出制御処理が行われる。払出制御処理では、第1始動口11用の賞球カウンタ、第2始動口12用の賞球カウンタ、大入賞口14用の賞球カウンタ、及び、一般入賞口10用の賞球カウンタが「0」を超えているか否かのチェックを行い、「0」を超えていると、賞球要求信号を払出制御基板170に送信する。そして、賞球信号を送信するとき、その信号に係る賞球カウンタを「1」減算する更新処理を行う。
Next, the
そして、遊技制御用マイコン101は、次に遊技用CPU102に割り込みパルスが入力されるまでは遊技制御メイン処理のステップS002~S004の処理を繰り返し実行し、割り込みパルスが入力されると(約4msec後)、再び遊技制御側タイマ割り込み処理(S005)を実行する。遊技制御用マイコン101は、再び実行された遊技制御側タイマ割り込み処理(S005)の出力処理(S101)において、前回の遊技制御側タイマ割り込み処理(S005)にて遊技用RAM104の出力バッファにセットされたコマンド等を出力する。
Then, the
[センサ検知処理]
次に、図35~図36を用いてセンサ検知処理について説明する。センサ検知処理(S104)ではまず、一般入賞口10に遊技球が入賞したか否か、即ち、一般入賞口センサ10aによって遊技球が検出されたか否か判定する(S201)。一般入賞口10に遊技球が入賞していない場合(S201でNO)にはステップS203に進み、一般入賞口10に遊技球が入賞した場合には(S201でYES)、遊技球に所定個数の賞球を払い出すための一般入賞口賞球処理を行う(S202)。一般入賞口賞球処理では、一般入賞口10用の賞球カウンタに、一般入賞口10への入賞に応じた賞球個数(基本的な実施形態において「3」)を加算する。
[Sensor detection processing]
Next, the sensor detection process will be described with reference to FIGS. 35 to 36. In the sensor detection process (S104), first, it is determined whether or not the game ball has won a prize in the general winning
ステップS203では、遊技球がゲート13を通過したか否か、即ち、ゲートセンサ13aによって遊技球が検出されたか否か判定する。遊技球がゲート13を通過していなければ(S203でNO)、ステップS207に進む。一方、遊技球がゲート13を通過していれば(S203でYES)、後述する普通動作ステータス=1であるか否か、言い換えれば、普図可変表示または補助遊技の何れも行われていないか否かを判定する(S204)。普通動作ステータス=1でない場合には(S204でNO)、ステップS207に進み、普通動作ステータス=1である場合(S204でYES)には、普通図柄乱数カウンタ(ラベル-TRND-F)のカウンタ値が示す普通図柄乱数を普図関連判定情報として取得し(S205)、取得した普図関連判定情報を、遊技用RAM104に設けられた普図保留記憶部86に記憶して(S206)、ステップS207に進む。
In step S203, it is determined whether or not the game ball has passed through the
ステップS207では、第2始動口12に遊技球が入賞したか否か、即ち、第2始動口センサ12aによって遊技球が検出されたか否か判定する。第2始動口12に遊技球が入賞していない場合(S207でNO)にはステップS214に進み、第2始動口12に遊技球が入賞した場合には(S207でYES)、遊技球に所定個数の賞球を払い出すための第2始動口賞球処理を行う(S208)。第2始動口賞球処理では、第2始動口12用の賞球カウンタに、第2始動口12への入賞に応じた賞球個数(第1実施形態において「2」)を加算する。
In step S207, it is determined whether or not the game ball has won a prize in the
次に、特図2保留数(具体的には遊技用RAM104に設けた特図2保留数をカウントするカウンタ(特図2保留数カウンタ)の数値)が「4」(上限記憶数)以上であるか否か判定する(S209)。特図2保留数が「4」以上である場合(S209でYES)には、ステップS214に進むが、特図2保留数が「4」以上でない(「4」未満である)場合には(S209でNO)、特図2保留数加算処理を行う(S210)。特図2保留数加算処理では、特図2保留数カウンタを「1」加算し、特図2保留表示器83bが示す特図2保留数を「1」増加させる。
Next, when the special figure 2 hold number (specifically, the numerical value of the counter (special figure 2 hold number counter) for counting the special figure 2 hold number provided in the gaming RAM 104) is "4" (upper limit storage number) or more. It is determined whether or not there is (S209). If the number of special figure 2 hold is "4" or more (YES in S209), the process proceeds to step S214, but if the number of special figure 2 hold is not "4" or more (less than "4"), the process proceeds to step S214. NO in S209), special figure 2 holding number addition processing is performed (S210). In the special figure 2 hold number addition process, the special figure 2 hold number counter is added by "1", and the special figure 2 hold number indicated by the special figure 2
続いて、特別図柄乱数カウンタ(ラベル-TRND-T)、大当たり図柄種別乱数カウンタ(ラベル-TRND-OS)、リーチ乱数カウンタ(ラベル-TRND-RC)及び特図変動パターン乱数カウンタ(ラベル-TRND-HP)からなる特図2関連判定情報を取得し、遊技用RAM104に設けられた特図関連判定情報用バッファに記憶する(S211)。 Subsequently, a special symbol random number counter (label-TRND-T), a jackpot symbol type random number counter (label-TRND-OS), a reach random number counter (label-TRND-RC), and a special symbol variation pattern random number counter (label-TRND-). The special figure 2 related determination information composed of HP) is acquired and stored in the special figure related determination information buffer provided in the gaming RAM 104 (S211).
次に、第2先読み判定処理を行う(S212)。第2先読み判定処理では、図14に示す第2先読み判定テーブルに、現在の遊技状態とステップS211で取得した特図2関連判定情報とを照合して第2始動入賞コマンドを特定し、特定した第2始動入賞コマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。
Next, the second look-ahead determination process is performed (S212). In the second look-ahead determination process, the second start-up winning command is specified and specified by collating the current gaming state with the special figure 2 related determination information acquired in step S211 in the second look-ahead determination table shown in FIG. The second start winning command is set in the output buffer of the
続いて、遊技制御用マイコン101は、ステップS211で取得した特図2関連判定情報を特図2保留記憶部105bに記憶する(S213)。
Subsequently, the
続いて、ステップS214では、第1始動口11に遊技球が入賞したか否か、即ち、第1始動口センサ11aによって遊技球が検出されたか否か判定する。第1始動口11に遊技球が入賞していない場合(S214でNO)にはステップS221に進み、第1始動口11に遊技球が入賞した場合には(S214でYES)、遊技球に所定個数の賞球を払い出すための第1始動口賞球処理を行う(S215)。第1始動口賞球処理では、第1始動口11用の賞球カウンタに、第1始動口11への入賞に応じた賞球個数(第1実施形態において「4」)を加算する。
Subsequently, in step S214, it is determined whether or not the game ball has won a prize in the
次に、特図1保留数(具体的には遊技用RAM104に設けた特図1保留の数をカウントするカウンタ(特図1保留数カウンタ)の数値)が「4」(上限記憶数)以上であるか否か判定する(S216)。特図1保留数が「4」以上である場合(S216でYES)には、ステップS221に進むが、特図1保留数が「4」以上でない(未満である)場合には(S216でNO)、特図1保留数加算処理を行う(S217)。特図1保留数加算処理では、特図1保留数カウンタを「1」加算し、特図1保留表示器83aが示す特図1保留数を「1」増加させる。
Next, the number of special figure 1 hold (specifically, the numerical value of the counter for counting the number of special figure 1 hold provided in the gaming RAM 104 (special figure 1 hold number counter)) is "4" (upper limit storage number) or more. It is determined whether or not it is (S216). If the number of special figure 1 hold is "4" or more (YES in S216), the process proceeds to step S221, but if the number of special figure 1 hold is not (less than) "4" or more (NO in S216). ), The special figure 1 hold number addition process is performed (S217). In the special figure 1 hold number addition process, the special figure 1 hold number counter is added by "1", and the special figure 1 hold number indicated by the special figure 1
続いて、特別図柄乱数カウンタ(ラベル-TRND-T)、大当たり図柄種別乱数カウンタ(ラベル-TRND-OS)、リーチ乱数カウンタ(ラベル-TRND-RC)及び特図変動パターン乱数カウンタ(ラベル-TRND-HP)からなる特図1関連判定情報を取得し、遊技用RAM104に設けられた特図関連判定情報用バッファに記憶する(S218)。 Subsequently, a special symbol random number counter (label-TRND-T), a jackpot symbol type random number counter (label-TRND-OS), a reach random number counter (label-TRND-RC), and a special symbol variation pattern random number counter (label-TRND-). The special figure 1 related determination information composed of HP) is acquired and stored in the special figure related determination information buffer provided in the gaming RAM 104 (S218).
次に、第1先読み判定処理を行う(S219)。第1先読み判定処理では、図13に示す第1先読み判定テーブルに、現在の遊技状態とステップS218で取得した特図1関連判定情報とを照合して第1始動入賞コマンドを特定し、特定した第1始動入賞コマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。
Next, the first look-ahead determination process is performed (S219). In the first look-ahead determination process, the first start winning command is specified and specified by collating the current gaming state with the special figure 1 related determination information acquired in step S218 in the first look-ahead determination table shown in FIG. The first start winning command is set in the output buffer of the
続いて、遊技制御用マイコン101は、ステップS218で取得した特図1関連判定情報を特図1保留記憶部105aのうち現在の特図1保留数に応じた記憶領域に記憶する(S220)。
Subsequently, the
ステップS221では、大入賞口14に遊技球が入賞したか否か、即ち、大入賞口センサ14aによって遊技球が検出されたか否か判定する。大入賞口14に遊技球が入賞していない場合(S221でNO)にはセンサ検知処理を終了し、大入賞口14に遊技球が入賞した場合には(S221でYES)、遊技用RAM104に設けられた大入賞口入賞カウンタのカウンタ値が「9」以上であるか否かを判定する(S222)。大入賞口入賞カウンタは、大当たり遊技の1回のラウンド遊技において大入賞口14に入賞した個数を計数するためのカウンタである。なお、大入賞口入賞カウンタは各ラウンド遊技が終了するたびにクリアされる。第1実施形態では、入賞規定個数は「10」に設定されている。よって、ステップS222の処理が行われる。
In step S221, it is determined whether or not the game ball has won a prize in the large winning
大入賞口入賞カウンタのカウンタ値が「11」以上であると(S222でYES)、センサ検知処理を終了し、大入賞口入賞カウンタのカウンタ値が「11」以上でない、すなわち、「11」未満であると(S222でNO)、大入賞口入賞カウンタのカウンタ値を「1」加算し(S223)、遊技者に所定個数の賞球を払い出すための大入賞口賞球処理を行い(S224)、センサ検知処理を終了する。なお、大入賞口賞球処理では、大入賞口14用の賞球カウンタに、大入賞口14への入賞に応じた賞球個数(第1実施形態において「9」)を加算する。
When the counter value of the big prize opening winning counter is "11" or more (YES in S222), the sensor detection process is terminated and the counter value of the big winning opening winning counter is not "11" or more, that is, less than "11". If (NO in S222), the counter value of the large prize opening prize counter is added by "1" (S223), and the large winning opening prize ball processing for paying out a predetermined number of prize balls to the player is performed (S224). ), End the sensor detection process. In the large prize opening prize ball processing, the number of prize balls (“9” in the first embodiment) corresponding to the winning of the large winning
なお、遊技球を検知可能なセンサとして、センサ10a~14a以外のセンサを設け、そのセンサが遊技球を検知したことに基づいて、図35~図36に示す処理以外の処理を行うようにしても良い。
As a sensor capable of detecting the game ball, a sensor other than the
[普通動作処理]
次に、普図表示器82および電チュー12Dの制御に関する普通動作処理について説明する。図37に示すように、普図表示器82および電チュー12Dに関する処理が4つのステータス(段階)に分けられている。そして、それらの各ステータスに「普通動作ステータス=1,2,3,4」が割り当てられている。遊技制御用マイコン101は、普通動作処理(S105)において、最初に、「普通動作ステータス」を確認する(S1101)。「普通動作ステータス」が「1」である場合には、普通図柄待機処理(S1102)を行い、「普通動作ステータス」が「2」である場合には、普通図柄変動処理(S1103)を行い、「普通動作ステータス」が「3」である場合には、普通図柄確定処理(S1104)を行い、「普通動作ステータス」が「4」である場合には、補助遊技制御処理(S1105)を行う。なお「普通動作ステータス」は初期設定で「1」に設定される。
[Normal operation processing]
Next, the normal operation processing related to the control of the
普通図柄待機処理(S1102)は、普図の可変表示および補助遊技が行われていない待機中に行われる処理である。普通図柄待機処理(S1102)では、普図保留記憶部86に記憶された普通図柄乱数に基づいて当たり判定を行う。さらに、現在の遊技状態に基づいて普図変動パターン判定を行って普図変動パターンを決定し、決定した普図変動パターンに応じた普図変動時間の普図の変動表示を普図表示器82に開始させて、普通動作ステータスを「2」に変更する。また、遊技制御用マイコン101は、普図の変動表示の開始時に、普図変動パターン判定結果に応じた普図変動開始コマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。
The normal symbol standby process (S1102) is a process performed during standby in which the variable display of the normal map and the auxiliary game are not performed. In the normal symbol standby process (S1102), a hit determination is performed based on the normal symbol random number stored in the normal symbol hold storage unit 86. Further, the normal map fluctuation pattern is determined based on the current gaming state, and the normal map fluctuation pattern is determined, and the normal map fluctuation display of the normal map fluctuation time according to the determined normal map fluctuation pattern is displayed on the
普通図柄変動処理(S1103)は、普図が変動表示しているときに行われる処理である。普通図柄変動処理(S1103)では、実行中の普図の変動表示が開始してから普図変動時間が経過したか否か(普図の変動表示を終了させるか否か)を判定し、普図変動時間が経過したと判定されれば、当たり判定結果に基づいて普図の停止表示を行って、普通動作ステータスを「3」に変更する。また、遊技制御用マイコン101は、普図の変動表示の開始時に、普図変動停止コマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。
The normal symbol variation process (S1103) is a process performed when the normal symbol is variablely displayed. In the normal symbol variation processing (S1103), it is determined whether or not the normal map fluctuation time has elapsed since the execution of the normal map variation display started (whether or not the normal map variation display is terminated), and the normal symbol variation processing is performed. If it is determined that the figure fluctuation time has elapsed, the stop display of the normal figure is performed based on the hit determination result, and the normal operation status is changed to "3". Further, the
普通図柄確定処理(S1104)は、普図が停止表示しているときに行われる処理である。普通図柄確定処理(S1104)では、実行中の普図の停止表示が開始してから所定の停止時間(例えば、0.8秒)が経過したか否か(普図の停止表示を終了させるか否か)を判定し、所定の停止時間が経過したと判定されれば、停止表示している普図が当たり図柄であるか否かを判定する。当たり図柄でなければ(停止表示している普図がハズレ図柄であれば)、普通動作ステータスを「1」に変更する。一方、当たり図柄が停止表示していれば、普通動作ステータスを「4」に変更して、現在の遊技状態および補助遊技制御テーブルに基づいて補助遊技を開始させる。さらに、遊技制御用マイコン101は、補助遊技の開始時に、補助遊技開始コマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。
The normal symbol determination process (S1104) is a process performed when the normal symbol is stopped and displayed. In the normal symbol confirmation process (S1104), whether or not a predetermined stop time (for example, 0.8 seconds) has elapsed since the stop display of the running normal figure started (whether to end the stop display of the normal figure). Whether or not) is determined, and if it is determined that the predetermined stop time has elapsed, it is determined whether or not the normal figure displayed as stopped is a winning symbol. If it is not a winning symbol (if the stopped symbol is a lost symbol), the normal operation status is changed to "1". On the other hand, if the winning symbol is stopped and displayed, the normal operation status is changed to "4" and the auxiliary game is started based on the current game state and the auxiliary game control table. Further, the
補助遊技制御処理(S1105)は、補助遊技が行われているときに行われる処理である。補助遊技制御処理(S1105)では、現在の遊技状態および補助遊技制御テーブルに基づいて補助遊技を制御する。そして、補助遊技が終了すれば、普通動作ステータスを「1」に変更する。 The auxiliary game control process (S1105) is a process performed when the auxiliary game is being performed. In the auxiliary game control process (S1105), the auxiliary game is controlled based on the current game state and the auxiliary game control table. Then, when the auxiliary game is completed, the normal operation status is changed to "1".
[特別動作処理]
次に、特図表示器81、特図保留表示器83および大入賞装置14Dの制御に関する特別動作処理について説明する。図38に示すように、特図表示器81、特図保留表示器83および大入賞装置14Dに関する処理は、5つのステータス(段階)に分けられている。そして、それらの各ステータスに「特別動作ステータス=1,2,3,4,5」が割り当てられている。遊技制御用マイコン101は、最初に「特別動作ステータス」を確認する(S1501)。
[Special operation processing]
Next, the special operation processing relating to the control of the special figure display 81, the special figure hold display 83, and the
遊技制御用マイコン101は、「特別動作ステータス」が「1」である場合には、特別図柄待機処理(S1502)を行い、「特別動作ステータス」が「2」である場合には、特別図柄変動処理(S1503)を行い、「特別動作ステータス」が「3」である場合には、特別図柄確定処理(S1504)を行い、「特別動作ステータス」が「4」である場合には、大当たり遊技制御処理(S1505)を行い、「特別動作ステータス」が「5」である場合には、遊技状態設定処理(S1506)を行う。なお「特別動作ステータス」は初期設定で「1」に設定される。
The
特別図柄待機処理(S1502)は、特別図柄の可変表示、大当たり遊技が行われていない待機中に行われる処理である。特別図柄待機処理については後に詳述する。 The special symbol standby process (S1502) is a process performed during standby in which the variable display of the special symbol and the jackpot game are not performed. The special symbol standby process will be described in detail later.
特別図柄変動処理(S1503)は、特別図柄が変動表示しているときに行われる処理である。特別図柄変動処理については後に詳述する。 The special symbol variation process (S1503) is a process performed when the special symbol is variablely displayed. The special symbol variation processing will be described in detail later.
特別図柄確定処理(S1504)は、特別図柄が停止表示しているときに行われる処理である。特別図柄確定処理については後に詳述する。 The special symbol determination process (S1504) is a process performed when the special symbol is stopped and displayed. The special symbol determination process will be described in detail later.
大当たり遊技制御処理(S1505)は、大当たり遊技において行われる処理である。遊技制御用マイコン101が、大当たり遊技制御処理を行うことによって、大当たり遊技制御テーブルに応じた大当たり遊技を行う。大当たり遊技が終了する際に特別動作ステータスを「5」に変更する。なお、各ラウンド遊技が開始される際には、そのラウンド数を示すラウンド数指定コマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。また、全てのラウンド遊技が終了してエンディングが開始される際には、当該大当たり遊技に係る大当たり図柄に応じたエンディングを示すエンディングコマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。なお、遊技制御用マイコン101が、特別動作ステータス「4」を設定し、大当たり遊技を制御する状態が、「大当たり遊技状態」であり、特別動作ステータス「4」が設定されていることを「大当たり遊技状態」と称する。
The jackpot game control process (S1505) is a process performed in the jackpot game. The
遊技状態設定処理(S1506)は、大当たり遊技が終了する際に、大当たり遊技後に制御する遊技状態を設定する処理である。例えば、大当たり遊技後に高確率状態で制御する場合は、高確率フラグを遊技用RAM104の高確率フラグ領域にONして高確率状態を設定する。さらにこのときに、高確率状態の継続期間を制限する場合、継続期間も併せて設定する。例えば、高確率状態の終了条件が特図可変表示の実行回数である場合、その回数(以下において、「高確率規定回数」という)を遊技用RAM104に設けられた高確率残り回数カウンタにセットする。また、大当たり遊技後に時短状態で制御する場合は、時短フラグを遊技用RAM104の時短フラグ領域にONして時短状態を設定する。さらにこのときに、時短状態の継続期間を制限する場合、継続期間も併せて設定する。例えば、時短状態の終了条件が特図可変表示の実行回数である場合、その回数(以下において、「時短規定回数」という)を遊技用RAM104に設けられた時短残り回数カウンタにセットする。
The game state setting process (S1506) is a process of setting a game state to be controlled after the big hit game when the big hit game ends. For example, when controlling in a high probability state after a big hit game, the high probability flag is turned ON in the high probability flag area of the
また、遊技制御用マイコン101は、遊技状態設定処理において、大当たり遊技後の遊技状態を示す遊技状態コマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。
Further, in the game state setting process, the
[特別図柄待機処理]
次に図39を用いて特別図柄待機処理について説明する。特別図柄待機処理(S1502)ではまず、特図2保留数が「0」であるか否かを判定する(S1601)。特図2保留数が「0」である場合(S1601でYES)、即ち、第2始動口12への入賞に起因して取得した特図2関連判定情報の記憶がない場合には、特図1保留数が「0」であるか否かを判定する(S1608)。そして、特図1保留数も「0」である場合(S1608でYES)、即ち、第1始動口11への入賞に起因して取得した特図1関連判定情報の記憶もない場合には、客待ちフラグがONか否かを判定する(S1618)。ここで、客待ちフラグがONであれば(S1618でYES)、特別図柄待機処理を終え、客待ちフラグがONでなければ(S1618でNO)、客待ちコマンドを出力バッファにセットし(S1619)、客待ちフラグをONにし(S1620)、特別図柄待機処理を終える。
[Special symbol standby processing]
Next, the special symbol standby process will be described with reference to FIG. 39. In the special symbol standby process (S1502), first, it is determined whether or not the number of reserved special figures 2 is "0" (S1601). When the number of reserved special figures 2 is "0" (YES in S1601), that is, when there is no memory of the special figure 2 related determination information acquired due to the winning of the
また、特図2保留数が「0」であるが特図1保留数が「0」でない場合(S1601でYES且つS1608でNO)、即ち、特図2関連判定情報はないが、第1始動口11への入賞に起因して取得した特図1関連判定情報の記憶が1つ以上ある場合には、特図1判定処理(S1609)及び特図1変動パターン判定処理(S1610)を行う。
Further, when the special figure 2 hold number is "0" but the special figure 1 hold number is not "0" (YES in S1601 and NO in S1608), that is, there is no special figure 2 related determination information, but the first start. When there is one or more stores of the special figure 1 related determination information acquired due to the winning of the
特図1判定処理(S1609)では、特図1保留記憶部105aに記憶されている特別図柄乱数の中で最も先に記憶されたものを読み出して、遊技状態に関連付けられた大当たり判定テーブルに基づいて、大当たり、またはハズレの何れであるかの判定(大当たり判定)を行う。 In the special figure 1 determination process (S1609), among the special symbol random numbers stored in the special figure 1 hold storage unit 105a, the earliest stored one is read out and based on the jackpot determination table associated with the game state. Then, it is determined whether it is a big hit or a loss (big hit judgment).
ここで、大当たり判定の結果が大当たりであれば、大当たり図柄種別乱数を読み出して第1大当たり図柄種別判定テーブルに基づいて大当たり図柄種別の判定(大当たり図柄種別判定)を行う。そして、大当たり図柄種別を表す大当たり図柄データを遊技用RAM104に設けられた特図バッファにセットすると共に、大当たり図柄種別を表す図柄指定コマンドを遊技用RAM104に設けられた出力バッファにセットする。
Here, if the result of the jackpot determination is a jackpot, the jackpot symbol type random number is read out and the jackpot symbol type is determined based on the first jackpot symbol type determination table (big hit symbol type determination). Then, the jackpot symbol data representing the jackpot symbol type is set in the special symbol buffer provided in the
また、大当たり判定の結果が「ハズレ」であれば、ハズレを表すハズレ図柄データを特図バッファにセットすると共に、ハズレを表す図柄指定コマンドを出力バッファにセットする。 If the result of the jackpot determination is "loss", the loss symbol data representing the loss is set in the special symbol buffer, and the symbol designation command indicating the loss is set in the output buffer.
次に、特図1変動パターン判定処理(S1610)について図40を用いて説明する。特図1変動パターン判定処理では、まず、現在非時短状態であるか否かを判定する(S1651)。非時短状態であれば(S1651でYES)、非時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルを選択(S1652)してからステップS1654に進み、非時短状態でなければ(S1651でNO)、時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルを選択(S1653)してからステップS1654に進む。 Next, the special figure 1 variation pattern determination process (S1610) will be described with reference to FIG. 40. In the special figure 1 fluctuation pattern determination process, first, it is determined whether or not the state is currently in a non-time saving state (S1651). If it is in the non-time saving state (YES in S1651), the special figure 1 fluctuation pattern determination table for the non-time saving state is selected (S1652), and then the process proceeds to step S1654. After selecting the special figure 1 fluctuation pattern determination table for the state (S1653), the process proceeds to step S1654.
ステップS1654において、遊技制御用マイコン101は、大当たり判定結果が「大当たり」であるか否かを判定する。大当たりでなければ(S1654でNO)、ステップS1655に進み、大当たりであれば(S1654でYES)、ステップS1652またはステップS1653の何れかで選択した特図1変動パターン判定テーブルの中から大当たり図柄用の特図1変動パターン判定テーブルを選択(S1659)してからステップS1660に進む。
In step S1654, the
ステップS1655において、遊技制御用マイコン101は、リーチ判定を行う。リーチ判定では、リーチ乱数を読み出して、そのリーチ乱数を現在の遊技状態(非時短状態/時短状態)に応じたリーチ判定テーブルに照合して、リーチ有りかリーチ無しかを判定する。
In step S1655, the
遊技制御用マイコン101は、次に、ステップS1655のリーチ判定の結果が「リーチ有り」であるか否かを判定する(S1656)。リーチ有りであれば(S1656でYES)、ステップS1652またはステップS1653の何れかで選択した特図1変動パターン判定テーブルの中からリーチ有りハズレ用の特図1変動パターン判定テーブルを選択(S1658)してからステップS1660に進み、リーチ有りでなければ(S1656でNO)、現在の特図1保留数を確認して、ステップS1652またはステップS1653の何れかで選択した特図1変動パターン判定テーブルの中から特図1保留数に応じたリーチ無しハズレ用の特図1変動パターン判定テーブルを選択(S1657)してからステップS1660に進む。
Next, the
遊技制御用マイコン101は、ステップS1660において、特図変動パターン乱数を読み出して、その特図変動パターン乱数をステップS1657~ステップS1659の何れかで選択した特図1変動パターン判定テーブルに照合して、特図1変動パターンを判定する特図1変動パターン判定を行う。続けて、遊技制御用マイコン101は、決定された特図1変動パターンを示す特図1変動開始コマンドを出力バッファにセットし(S1661)、決定された特図1変動パターンに応じた特図変動時間を特別動作用タイマにセットし(S1662)、特図1変動パターン判定処理を終了して、特別図柄待機処理に処理を戻す。
In step S1660, the
なお、特別動作用タイマは、遊技制御側タイマ割り込み処理におけるその他の処理において、4ms分、更新される。また、セットされる特図1変動開始コマンドには、特別図柄の種別(特図1であるということ)に関する情報や特図1変動パターン判定処理(S1610)で行われた特図変動パターン判定の結果に関する情報(リーチの有無や特図変動時間の情報を含む特図変動パターンの情報)が含まれている。 The special operation timer is updated by 4 ms in other processes in the game control side timer interrupt process. In addition, the set special figure 1 fluctuation start command includes information on the type of special symbol (that is, special figure 1) and the special figure fluctuation pattern determination performed in the special figure 1 fluctuation pattern determination process (S1610). Information on the result (information on the special map fluctuation pattern including information on the presence or absence of reach and the special map fluctuation time) is included.
続いて、遊技制御用マイコン101は、ステップS1610で決定された特図1変動パターンに応じた特図変動時間に基づいて特図1表示器81aに特図1の変動表示を開始させる(S1611)。
Subsequently, the
次に、遊技制御用マイコン101は、特図1保留記憶部105aにおける各種カウンタ値の格納場所(記憶領域)を現在の位置から読み出される側に一つシフトするとともに、特図1保留記憶部105aにおける保留1個目に対応する記憶領域(読み出される側から最も遠い記憶領域)をクリアする特図1保留記憶部シフト処理を行う(S1612)。このようにして、特図1保留が保留された順に消化される。
Next, the
次に、遊技制御用マイコン101は、特図1保留数カウンタを「1」減算し(S1613)、特図1保留表示器83aが示す特図1保留数を「1」減少させて変更し(S1614)、特別動作ステータスを「2」に変更する(S1615)。
Next, the
遊技制御用マイコン101は、続いて、客待ちフラグがONか否かを判定し(S1616)、ONであれば(S1616でYES)、客待ちフラグをOFFして(S1617)、特別図柄待機処理を終え、ONでなければ(S1616でNO)、ステップS1617を実行することなく特別図柄待機処理を終える。
The
また、ステップS1601において特図2保留数が「0」でない場合(S1601でNO)、即ち、第2始動口12への入賞に起因して取得した特図2関連判定情報の記憶が1つ以上ある場合には、特図2判定処理(S1602)及び特図2変動パターン判定処理(S1603)を行う。特図2判定処理(S1602)及び特図2変動パターン判定処理(S1603)は、特図1判定処理(S1609)および特図1変動パターン判定処理(S1610)と基本的には同じ処理内容である。
Further, when the special figure 2 hold number is not "0" in step S1601 (NO in S1601), that is, one or more of the special figure 2 related determination information acquired due to the winning of the
特図2判定処理(S1602)は、大当たり判定で用いるテーブルが第2大当たり判定テーブルであること、および大当たり図柄種別判定で用いるテーブルが第2大当たり図柄種別判定テーブルであることを除いて、基本的には特図1判定処理(S1609)と同様の処理であるため説明を省略する。また、特図2変動パターン判定処理(S1603)も、基本的には、特図2変動パターン判定で用いるテーブルが特図2変動パターン判定テーブルであることを除いて特図1変動パターン判定処理(S1610)と同様の処理であるため説明を省略する。 The special figure 2 determination process (S1602) is basically performed except that the table used for the jackpot determination is the second jackpot determination table and the table used for the jackpot symbol type determination is the second jackpot symbol type determination table. Since the process is the same as that of the special figure 1 determination process (S1609), the description thereof will be omitted. Further, the special figure 2 fluctuation pattern determination process (S1603) is also basically a special figure 1 fluctuation pattern determination process (S1603) except that the table used in the special figure 2 fluctuation pattern determination is the special figure 2 fluctuation pattern determination table. Since the process is the same as S1610), the description thereof will be omitted.
次に、遊技制御用マイコン101は、ステップS1603で決定された特図変動パターンに応じた特図変動時間に基づいて特図2表示器81bに特図2の変動表示を開始させる(S1604)。
Next, the
次に、遊技制御用マイコン101は、特図2保留記憶部105bにおける各種カウンタ値の格納場所(記憶領域)を現在の位置から読み出される側に一つシフトするとともに、特図2保留記憶部105bにおける保留4個目に対応する記憶領域(読み出される側から最も遠い記憶領域)をクリアする特図2保留記憶部シフト処理を行う(S1605)。このようにして、特図2保留が保留された順に消化される。
Next, the
続いて遊技制御用マイコン101は、特図2保留数カウンタを「1」減算し(S1606)、特図2保留表示器83bが示す特図2保留数を「1」減少させて変更し(S1607)、特別動作ステータスを「2」に変更し(S1615)、ステップS1616に進む。
Subsequently, the
上記のように第1実施形態では、特図1保留に基づく特別図柄の変動表示は、特図2保留が「0」の場合(S1601でYESの場合)に限って行われる。すなわち特図2保留の消化は、特図1保留の消化に優先して実行される。そして第1実施形態では、特図2保留に基づく抽選の方が、特図1保留に基づく抽選よりも、遊技者にとって利益の大きい大当たり図柄に当選しやすくなっている。なお、特図1保留の消化を特図2保留の消化に優先して実行されるようにしても良い。また、特図1保留の消化と特図2保留の消化を、特図の種別に関わらず保留が発生した順に行っても良い。 As described above, in the first embodiment, the variable display of the special symbol based on the special figure 1 hold is performed only when the special figure 2 hold is "0" (YES in S1601). That is, the digestion of the special figure 2 hold is executed in preference to the digestion of the special figure 1 hold. In the first embodiment, the lottery based on the special figure 2 hold is easier to win the jackpot symbol that is more profitable for the player than the lottery based on the special figure 1 hold. It should be noted that the digestion of the special figure 1 hold may be executed in preference to the digestion of the special figure 2 hold. Further, the digestion of the special figure 1 hold and the digestion of the special figure 2 hold may be performed in the order in which the hold occurs regardless of the type of the special figure.
[特別図柄変動処理]
次に図41を用いて特別図柄変動処理について説明する。遊技制御用マイコン101は、特別図柄変動処理ではまず、特別図柄の変動表示を終了させるか否か、即ち、ステップS1603又はステップS1610で特別動作用タイマにセットした特図変動時間が経過した(特別動作カウンタ=0)か否かを判定する(S1701)。特別図柄の変動表示を終了させない場合(S1701でNO)、特別図柄変動処理を終了し、特別図柄の変動表示を終了させる場合(S1701でYES)、特図表示器81に、特別図柄の変動表示を終了させるとともに、ステップS1602又はステップS1609で特図バッファにセットした図柄データ(大当たり図柄データ、またはハズレ特図データ)に応じた特別図柄の停止表示をさせる(S1702)。
[Special symbol change processing]
Next, the special symbol variation processing will be described with reference to FIG. 41. In the special symbol variation processing, the
続いて、予め設定された特図確定時間(例えば、0.8秒)を特別動作用タイマにセットし(S1703)、特別図柄の変動表示が終了することを示す特図変動停止コマンドを出力バッファにセットし(S1704)、特別動作ステータスを「3」に変更し(S1705)、特別図柄変動処理を終了する。 Subsequently, a preset special figure confirmation time (for example, 0.8 seconds) is set in the special operation timer (S1703), and a special figure change stop command indicating that the change display of the special symbol ends is output as an output buffer. (S1704), the special operation status is changed to "3" (S1705), and the special symbol change processing is terminated.
[特別図柄確定処理]
次に図42を用いて特別図柄確定処理について説明する。遊技制御用マイコン101は、特別図柄確定処理(S1504)ではまず、特別図柄の停止表示を終了させるか否か、即ち、ステップS1703で特別動作用タイマにセットした特図確定時間が経過した(特別動作カウンタ=0)か否かを判定する(S1751)。特別図柄の停止表示を終了させない場合(S1751でNO)、特別図柄確定処理を終了し、特別図柄の停止表示を終了させる場合(S1751でYES)、現在、通常確率状態(高確率フラグがOFF)であるか否かを判定する(S1752)。
[Special symbol confirmation process]
Next, the special symbol determination process will be described with reference to FIG. 42. In the special symbol determination process (S1504), the
遊技制御用マイコン101は、現在、通常確率状態でなければ(S1752でNO)、ステップS1757に進み、現在、通常確率状態であれば(S1752でYES)、時短状態(時短フラグがON)であるか否かを判定する(S1753)。遊技制御用マイコン101は、時短状態でなければ(S1753でNO)、ステップS1757に進み、現在、時短状態であれば(S1753でYES)、時短状態で実行可能な特別図柄の可変表示の残りの回数(時短残り回数)を計測する時短残り回数カウンタの値を「1」減算し(S1754)、時短残り回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する(S1755)。時短残り回数カウンタの値(時短残り回数)が「0」でなければ(S1755でNO)、ステップS1757に進み、時短残り回数カウンタの値(時短残り回数)が「0」であれば(S1755でYES)、時短状態から非時短状態に移行させて(時短フラグをOFFする)(S1756)、ステップS1757に進む。
If the
次に、遊技制御用マイコン101は、現在の遊技状態を確認し、その遊技状態を示した遊技状態コマンドを出力バッファにセットし(S1757)、現在停止表示している特別図柄が大当たり図柄か否かを判定する(S1758)。大当たり図柄でなければ(S1758でNO)、特別動作ステータスを「1」に変更して(S1762)、特別図柄確定処理を終え、大当たり図柄であれば(S1758でYES)、遊技状態をリセットする(通常遊技状態を設定する。具体的には、高確率フラグおよび時短フラグをOFFし、高確率残り回数カウンタおよび時短残り回数カウンタの値を「0」にする)(S1759)。
Next, the
続いて、遊技制御用マイコン101は、大当たり遊技準備処理を行い(S1760)、特別動作ステータスを「4」に変更し(S1761)、特別図柄確定処理を終了する。遊技制御用マイコン101は、大当たり遊技準備処理において、大当たり図柄の種別に応じた大当たり遊技制御テーブルを遊技用RAM104の所定領域にセットする。また、停止表示している大当たり図柄に応じたオープニング中であることを示す大当たりオープニングフラグを遊技用RAM104の所定領域にONし、大当たり図柄の種別に応じて、所定のオープニング時間(大当たり遊技が開始されてから1ラウンドを開始するまでの時間)を特別動作用タイマにセットする。さらには、大当たり図柄の種別に応じ、大当たり図柄の種別を示すオープニングコマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。大当たり図柄の種別に応じたオープニングコマンドは、その停止表示した大当たり図柄の種別に応じた大当たり遊技(大当たり遊技のオープニング)が開始されることを表す。
Subsequently, the
6.演出制御基板120による演出の制御
[演出制御メイン処理]
次に図43~図47のフローチャートを用いて、演出制御基板120による演出の制御について説明する。なお、以下に説明する演出を制御するためのフローチャートは、一例である。そして、フローチャートにおける複数の処理については、処理内容に矛盾が生じない範囲で、適宜に実行順序を変更し、または並列に実行することができる。
6. Control of staging by staging control board 120 [Staging control main processing]
Next, the control of the staging by the
また、以下の演出制御基板120による演出の制御の説明において登場するカウンタ、タイマ、フラグ、バッファ等は、演出用RAM124に設けられている。演出制御基板120に備えられた演出制御用マイコン121は、パチンコ遊技機PY1が電源投入されると、図43に示したサブ制御メイン処理のプログラムを演出用ROM123から読み出して実行する。
Further, the counter, timer, flag, buffer and the like appearing in the following description of the control of the staging by the
同図に示すように、演出制御メイン処理では、最初に、電源投入に応じた電源投入時処理を行う(S4001)。電源投入時処理では、例えば、演出用CPU122の設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間の管理のための回路)等の設定等を行う。
As shown in the figure, in the staging control main process, first, the power-on process is performed according to the power-on (S4001). In the power-on processing, for example, the
次に、割り込みを禁止し(S4002)、乱数シード更新処理を実行する(S4003)。乱数シード更新処理(S4003)では、種々の演出に関する判定を行うための種々の演出判定用乱数カウンタの値を更新する。なお、演出判定用乱数には、後述する停止図柄パターン判定用乱数、および特図変動演出パターン判定用乱数等の演出内容を決定するための様々な乱数がある。 Next, the interrupt is disabled (S4002) and the random number seed update process is executed (S4003). In the random number seed update process (S4003), the values of various effect determination random number counters for making determinations related to various effects are updated. The random numbers for determining the effect include various random numbers for determining the content of the effect, such as a random number for determining a stop symbol pattern and a random number for determining a special figure variation effect pattern, which will be described later.
種々の演出についての判定用乱数カウンタの更新方法は、一例として、前述の遊技制御基板100が行う乱数更新処理と同様の方法をとることができる。更新に際して乱数値を1ずつ加算するのではなく、2ずつ加算するなどしてもよい。これは、前述の遊技制御基板100が行う乱数更新処理においても同様である。
As an example, the method for updating the random number counter for determination for various effects can be the same as the random number update process performed by the
乱数シード更新処理が終了すると、コマンド送信処理を実行する(S4004)。コマンド送信処理では、演出制御基板120の演出用RAM124内の出力バッファに格納されている各種のコマンド(例えば、後述する特図変動演出開始コマンド、客待ち開始コマンド、オープニング演出開始コマンド、ラウンド演出開始コマンド、およびエンディング演出開始コマンドなど)を、画像制御基板140に送信する。
When the random number seed update process is completed, the command transmission process is executed (S4004). In the command transmission process, various commands stored in the output buffer in the
コマンドを受信した画像制御基板140は、受信したコマンドに従って、表示部50aに画像を表示する(画像による種々の演出を実行する)。また、演出制御基板120は、画像制御基板140によって行われる種々の演出とともに、音声制御回路161を介してスピーカー52から音声を出力させたり(音声による種々の演出を実行したり)、サブドライブ基板162を介して枠ランプ53を発光させたり(発光による種々の演出を実行したり)、盤可動体55kを作動させたり(動作による種々の演出を実行したり)する。なお、種々の演出としては、特図変動演出、大当たり遊技演出(大当たりオープニング演出、ラウンド演出、大当たりエンディング演出)、客待ち演出、操作演出、および先読み演出等がある。
The
演出制御用マイコン121は続いて、割り込みを許可する(S4005)。以降、ステップS4002~ステップS4005をループさせる。割り込み許可中においては、受信割り込み処理(S4010)、1msタイマ割り込み処理(S4011)、および10msタイマ割り込み処理(S4012)の実行が可能となる。1msタイマ割り込み処理(S4011)、および10msタイマ割り込み処理(S4012)については後述する。
The
受信割り込み処理(S4010)は、ストローブ信号、すなわち、遊技制御基板100から送られた各種のコマンドが演出制御用マイコン121の外部INT入力部に入力される度に実行される。受信割り込み処理(S4010)では、演出制御用マイコン121は遊技制御基板100の出力処理(S101)により送信されてきて受信した各種のコマンドを演出用RAM124の受信バッファに格納する。この受信割り込み処理は、他の割り込み処理(S4011、S4012)に優先して実行される。
The reception interrupt process (S4010) is executed every time a strobe signal, that is, various commands sent from the
[1msタイマ割り込み処理]
次に図44を用いて1msタイマ割り込み処理について説明する。1msタイマ割り込み処理(S4011)は、演出制御基板120に1msec周期の割り込みパルスが入力される度に実行される。演出制御用マイコン121は、1msタイマ割り込み処理(S4011)ではまず、入力処理を行う(S4101)。入力処理では、演出制御用マイコン121は、第1演出ボタンセンサ40aからの検出信号に基づいて第1演出ボタンスイッチデータを作成する。演出制御用マイコン121は、第2演出ボタンセンサ41aからの検出信号に基づいて第2演出ボタンスイッチデータを作成する。
[1ms timer interrupt processing]
Next, the 1 ms timer interrupt process will be described with reference to FIG. 44. The 1 ms timer interrupt process (S4011) is executed every time an interrupt pulse having a cycle of 1 msec is input to the
続いて、演出制御用マイコン121は、発光データ出力処理を行う(S4102)。発光データ出力処理では、演出制御用マイコン121は、画像による演出等に合うタイミングなどで枠ランプ53を発光させるべく、後述の10msタイマ割り込み処理における発光データ作成処理(S4203)で作成された発光データをサブドライブ基板162に出力する。つまり、演出制御用マイコン121は、発光データに従って枠ランプ53を所定の発光態様で発光させる。
Subsequently, the
次いで、演出制御用マイコン121は、可動装置制御処理を行う(S4103)。可動装置制御処理では、演出制御用マイコン121は、所定のタイミングで盤可動体55kを駆動させるべく、駆動データ(盤可動体55kの駆動のためのデータ)を作成し、または、出力する。つまり、演出制御用マイコン121は、駆動データに従って、盤可動体55kを所定の動作態様で駆動させる。
Next, the
次に、演出制御用マイコン121は、タイマ更新処理を行う(S4104)。タイマ更新処理では、各種所定の演出に関する時間の管理・制御を行うために、後述する演出用RAM124に設けられた各種タイマの更新が行われる。当該処理では、演出用RAM124に設けられたタイマが1msec分、更新される。
Next, the
そして、演出制御用マイコン121は、ウォッチドッグタイマのリセット設定を行うウォッチドッグタイマ処理を行って(S4105)、1msタイマ割り込み処理を終える。
Then, the
[10msタイマ割り込み処理]
次に図45を用いて10msタイマ割り込み処理について説明する。10msタイマ割り込み処理(S4012)は、演出制御基板120に10msec周期の割り込みパルスが入力される度に実行される。演出制御用マイコン121は、10msタイマ割り込み処理ではまず、ステップS4010で受信バッファに格納したコマンドなどを解析する受信コマンド解析処理を行う(S4201)。受信コマンド解析処理については後述の第1実施形態で詳細に説明する。
[10ms timer interrupt processing]
Next, the 10 ms timer interrupt process will be described with reference to FIG. 45. The 10 ms timer interrupt process (S4012) is executed every time an interrupt pulse having a cycle of 10 msec is input to the
次いで、演出制御用マイコン121は、音声制御処理を行う(S4202)。音声制御処理では、演出用RAM124にセットされる特図変動演出データなどが示す演出内容などに基づいて、音声データ(スピーカー52からの音声の出力を制御するデータ)の作成と音声制御回路161への出力が行われる。
Next, the
次いで、演出制御用マイコン121は、発光データ作成処理を行う(S4203)。発光データ作成処理では、演出用RAM124にセットされる特図変動演出データなどが示す演出内容などに基づいて、発光データの作成が行われる。
Next, the
[受信コマンド解析処理]
次に図46~図47を用いて受信コマンド解析処理について説明する。演出制御用マイコン121は、受信コマンド解析処理ではまず、遊技制御基板100から始動入賞コマンド(第1始動入賞コマンド又は第2始動入賞コマンド)を受信したか否か、言い換えれば、始動入賞コマンドを受信バッファに格納したか否かを判定する(S4301)。演出制御用マイコン121は、始動入賞コマンドを受信していれば(S4301でYES)、ステップS4302に進む一方、始動入賞コマンドを受信していなければ(S4301でNO)、ステップS4303に進む。
[Received command analysis processing]
Next, the received command analysis process will be described with reference to FIGS. 46 to 47. In the reception command analysis process, the
ステップS4302において、演出制御用マイコン121は、第1始動口11や第2始動口12に遊技球が入賞することに応じた始動入賞時処理を行う。始動入賞時処理では、受信した始動入賞コマンドを演出用RAM124にある始動入賞コマンド保留記憶部125に記憶する。次に、演出制御用マイコン121は、その記憶した始動入賞コマンドを解析して、大当たり期待度を示す先読み演出を実行するか否かの判定を行う。先読み演出には、保留アイコンを特別態様で表示する保留予告の他に、連続する複数回の特別図柄の変動表示にわたって行われる連続予告演出等がある。これらの先読み演出を実行すると決定した場合には、決定した演出を実行するための先読み演出開始コマンドを演出用RAM124の出力バッファにセットする。
In step S4302, the
演出用RAM124の出力バッファにセットされた先読み演出開始コマンドが、コマンド送信処理(S4004)により画像制御基板140に送信されると、画像制御基板140の画像用CPU141は、画像用ROM142から所定の演出画像を読み出して、画像表示装置50の表示部50aにて画像による先読み演出を行う。また、演出制御用マイコン121は、画像制御基板140によって行われる画像による先読み演出が行われている間、画像制御基板140に送信された先読み演出開始コマンドが示す先読み演出内容に応じて、音声制御回路161を介してスピーカー52から音声を出力させ(音声による先読み演出を実行し)、また、サブドライブ基板162を介して枠ランプ53を発光させ(発光による先読み演出を実行し)、盤可動体55kを作動させる(動作による先読み演出を実行する)ことが可能である。
When the pre-reading effect start command set in the output buffer of the
ステップS4303において、演出制御用マイコン121は、遊技制御基板100から図柄指定コマンドを受信したか否か、言い換えれば、図柄指定コマンドを受信バッファに格納したか否かを判定する。演出制御用マイコン121は、図柄指定コマンドを受信していなければ(S4303でNO)、ステップS4305に進む一方、図柄指定コマンドを受信していれば(S4303でYES)、図柄指定コマンドを演出用RAM124にある図柄指定コマンド記憶部126に記憶する(S4304)。
In step S4303, the
ステップS4305において、演出制御用マイコン121は、遊技制御基板100から特図変動開始コマンドを受信したか否か、言い換えれば、特図変動開始コマンドを受信バッファに格納したか否かを判定する。特図変動開始コマンドを受信していなければ(S4305でNO)、ステップS4307に進む一方、特図変動開始コマンドを受信していれば(S4305でYES)、特図変動演出の演出内容を決定し、特図変動演出を開始させるための特図変動演出開始処理(S4306)を行う。
In step S4305, the
演出制御用マイコン121は、特図変動演出開始処理では、まず、特図変動開始コマンドを演出用RAM124にある特図変動開始コマンド記憶部127に記憶する。次いで、ステップS4304で既に記憶した図柄指定コマンドが示す停止特図の内容(大当たり図柄の種別、ハズレ特図)と特図変動開始コマンドが示す特図変動パターンに基づいて、停止表示させる演出図柄EZ1~EZ3、および小図柄KZ1~KZ3を判定する停止図柄判定を行うための停止図柄パターン判定テーブルを選択する。停止図柄パターン判定テーブルは、特図および特図変動パターンに関連づけられて複数設けられている。よって、演出制御用マイコン121は、停止特図および特図変動パターンに対応付けられた停止図柄パターン判定テーブルを1つ選択する。各停止図柄パターン判定テーブルには、所定の振分率(%)となるように、複数の演出図柄EZ1~EZ3、および小図柄KZ1~KZ3に停止図柄パターン判定用乱数の値(停止図柄パターン判定値)が振り分けられている。次に、演出制御用マイコン121は、停止図柄パターン判定用乱数カウンタが示す値を停止図柄パターン判定用乱数として取得し、取得した停止図柄パターン判定用乱数に基づいて停止図柄パターン判定を行う。
In the special figure variation effect start process, the
演出制御用マイコン121は、停止図柄パターン判定において、選択した停止図柄パターンテーブルに、取得した停止図柄パターン判定用乱数を照合し、停止表示させる演出図柄EZ1~EZ3、および小図柄KZ1~KZ3を決定して、決定した演出図柄EZ1~EZ3、および小図柄KZ1~KZ3を表すデータを演出用RAM124の所定領域にセットする。例えば、特図変動パターンがリーチ無しハズレ変動であれば所謂「バラケ目」となるように演出図柄EZ1~EZ3、および小図柄KZ1~KZ3の組み合わせが選択される。また、特図変動パターンがリーチ有りハズレ変動であれば、左演出図柄EZ1と右演出図柄EZ3とが同一で、中演出図柄EZ2がそれらと異なるように演出図柄EZ1~EZ3、および小図柄KZ1~KZ3の組み合わせが選択される。さらに、特図変動パターンが大当たり変動であれば、演出モードおよび大当たり図柄の種別に応じて所謂「ゾロ目」となるように演出図柄EZ1~EZ3、および小図柄KZ1~KZ3の組み合わせが選択される。
In the stop symbol pattern determination, the
次に、演出制御用マイコン121は、滞在している演出モードと特図変動開始コマンドが示す特図変動パターンに基づいて、特図変動演出の演出内容が対応付けられた特図変動演出パターンを判定する特図変動演出パターン判定を行うための特図変動演出パターン判定テーブルを選択する。特図変動演出パターン判定テーブルは、演出モードおよび特図変動パターンに関連づけられて複数設けられている。よって、演出制御用マイコン121は、特図変動パターンに対応付けられた特図変動演出パターン判定テーブルを1つ選択する。各特図変動演出パターン判定テーブルには、所定の振分率(%)となるように、1又は複数の特図変動演出パターンに特図変動演出パターン判定用乱数の値(特図変動演出パターン判定値)が振り分けられている。続いて、演出制御用マイコン121は、特図変動演出パターン判定用乱数カウンタが示す値を特図変動演出パターン判定用乱数として取得し、取得した特図変動演出パターン判定用乱数に基づいて特図変動演出パターン判定を行う。
Next, the
演出制御用マイコン121は、特図変動演出パターン判定において、選択した特図変動演出パターンテーブルに、取得した特図変動演出パターン判定用乱数を照合し、特図変動演出パターンを決定して、決定した特図変動演出パターンを表すデータを演出用RAM124の所定領域にセットすると共に、特図変動演出パターンを示す特図変動演出開始コマンドを演出用RAM124の出力バッファにセットする。
The
演出用RAM124の出力バッファにセットされた特図変動演出開始コマンドが、コマンド送信処理(S4004)により画像制御基板140に送信されると、画像制御基板140の画像用CPU141は、画像用ROM142から所定の演出画像を読み出して、画像表示装置50の表示部50aにて画像による特図変動演出を行う。
When the special figure variation effect start command set in the output buffer of the
また、特図変動演出開始コマンドには、特図変動開始コマンドが示す特図変動パターンに関連付けられた演出フローに関する情報が含まれている。また、特図変動演出開始コマンドには、画像表示装置50で行われる画像による特図変動演出の他に、スピーカー52から出力される音声による特図変動演出、枠ランプ53で行われる発光による特図変動演出の演出内容、および、盤可動体55kで行われる動作による特図変動演出の演出内容が含まれている。
In addition, the special map variation effect start command includes information about the effect flow associated with the special map variation pattern indicated by the special map variation start command. Further, in addition to the special figure variation effect by the image performed by the
また、演出制御用マイコン121は、画像制御基板140によって行われる画像による特図変動演出が行われている間、画像制御基板140に送信された特図変動演出開始コマンドが示す特図変動演出内容に応じて、音声制御回路161を介してスピーカー52から音声を出力させ(音声による特図変動演出を実行し)、また、サブドライブ基板162を介して枠ランプ53を発光させ(発光による特図変動演出を実行し)、盤可動体55kを作動させる(動作による特図変動演出を実行する)。
Further, in the
ステップS4307において、演出制御用マイコン121は、遊技制御基板100から特図変動停止コマンドを受信したか否か、言い換えれば、特図変動停止コマンドを受信バッファに格納したか否かを判定する。演出制御用マイコン121は、特図変動停止コマンドを受信していなければ(S4307でNO)、ステップS4309に進む一方、特図変動停止コマンドを受信していれば(S4307でYES)、特図変動演出を終了させる(演出図柄EZ1~EZ3および小図柄KZ1~KZ3の変動表示を停止し、停止表示を行う)ための特図変動演出終了処理(S4308)を行う。
In step S4307, the
演出制御用マイコン121は、特図変動演出終了処理では、特図変動停止コマンドを解析し、その解析結果に基づいて、特図変動演出を適宜に終了(演出図柄EZ1~EZ3、および小図柄KZ1~KZ3の変動表示を停止)させるための特図変動演出終了コマンドを演出用RAM124の出力バッファにセットする。画像制御基板140は、特図変動演出終了コマンドを受信すると、実行中の特図変動演出を終了(変動中の演出図柄EZ1~EZ3、および小図柄KZ1~KZ3を停止)する。
The
ステップS4309において、演出制御用マイコン121は、遊技制御基板100から遊技状態コマンドを受信したか否か、言い換えれば、遊技状態コマンドを受信バッファに格納したか否かを判定する。演出制御用マイコン121は、遊技状態コマンドを受信していなければ(S4309でNO)、ステップS4311に進む一方、遊技状態コマンドを受信していれば(S4309でYES)、遊技状態コマンドを解析して、遊技状態コマンドが表す遊技状態を特定し、遊技状態を設定するための遊技状態設定処理を行う(S4310)。
In step S4309, the
演出制御用マイコン121は、遊技状態設定処理において、遊技状態コマンドが示す遊技状態に応じた遊技状態フラグを演出用RAM124の遊技状態フラグ領域に設定する。例えば、演出制御用マイコン121は、遊技状態コマンドが示す遊技状態が通常遊技状態であれば遊技状態フラグ「00H」を演出用RAM124の遊技状態フラグ領域に設定する。また、演出制御用マイコン121は、遊技状態コマンドが示す遊技状態が高確率高ベース遊技状態であれば遊技状態フラグ「01H」を演出用RAM124の遊技状態フラグ領域に設定する。さらに、演出制御用マイコン121は、遊技状態コマンドが示す遊技状態が低確率高ベース遊技状態であれば遊技状態フラグ「02H」を演出用RAM124の遊技状態フラグ領域に設定する。
In the game state setting process, the
ステップS4311において、演出制御用マイコン121は、遊技制御基板100から客待ちコマンドを受信したか否か、言い換えれば、客待ちコマンドを受信バッファに格納したか否かを判定する。演出制御用マイコン121は、客待ちコマンドを受信していなければ(S4311でNO)、ステップS4313に進む一方、客待ちコマンドを受信していれば(S4311でYES)、客待ち演出待機処理を行い(S4312)、受信コマンド解析処理を終える。
In step S4311, the
演出制御用マイコン121は、客待ち演出待機処理では、演出図柄の停止表示が行われてから客待ち演出を開始させるまでの待機時間(客待ち演出待機時間:例えば、20秒)を客待ち演出タイマにセットする。なお、演出制御用マイコン121は、この待機時間が経過したか否かを判定可能であり、待機時間が経過したと判定すると、客待ち演出を開始させるための客待ち演出開始コマンドを演出用RAM124の出力バッファにセットする。
In the customer waiting effect standby process, the
ステップS4313において、演出制御用マイコン121は、遊技制御基板100からオープニングコマンドを受信したか否か、言い換えれば、オープニングコマンドを受信バッファに格納したか否かを判定する。演出制御用マイコン121は、オープニングコマンドを受信していなければ(S4313でNO)、ステップS4315に進む一方、オープニングコマンドを受信していれば(S4313でYES)、大当たり遊技のオープニングの開始に伴う大当たりオープニング演出開始処理を行う(S4314)。
In step S4313, the
演出制御用マイコン121は、大当たりオープニング演出開始処理では、オープニングコマンドを解析して、その解析結果に基づいて、これから実行される大当たり遊技のオープニングに応じた大当たりオープニング演出を実行するか否かを判定し、実行するのであれば大当たりオープニング演出の演出内容(大当たりオープニング演出パターン)を選択し、選択した大当たりオープニング演出パターンにて大当たりオープニング演出を開始するための大当たりオープニング演出開始コマンドを演出用RAM124の出力バッファにセットする。
The
ステップS4315において、演出制御用マイコン121は、遊技制御基板100からラウンド数指定コマンドを受信したか否か、言い換えれば、ラウンド数指定コマンドを受信バッファに格納したか否かを判定する。ラウンド数指定コマンドを受信していなければ(S4315でNO)、ステップS4317に進む一方、ラウンド数指定コマンドを受信していれば(S4315でYES)、ラウンド遊技の開始に伴うラウンド演出開始処理を行う(S4316)。
In step S4315, the
演出制御用マイコン121は、ラウンド演出開始処理では、ラウンド数指定コマンドを解析して、これから開始されるラウンド遊技に応じたラウンド演出を実行するか否かを判定し、実行するのであればラウンド演出の演出内容(ラウンド演出パターン)を選択し、選択したラウンド演出パターンに応じたラウンド演出開始コマンドを演出用RAM124の出力バッファにセットする。
The
ステップS4317において、演出制御用マイコン121は、遊技制御基板100からエンディングコマンドを受信したか否か、言い換えれば、エンディングコマンドを受信バッファに格納したか否かを判定する。エンディングコマンドを受信していなければ(S4317でNO)、受信コマンド解析処理を終える一方、エンディングコマンドを受信していれば(S4317でYES)、大当たり遊技のエンディングの開始に伴う大当たりエンディング演出開始処理(S4318)、および演出モード設定処理(S4319)を行ってから受信コマンド解析処理を終える。
In step S4317, the
演出制御用マイコン121は、大当たりエンディング演出開始処理において、エンディングコマンドを解析して、これから実行される大当たり遊技のエンディングに応じた大当たりエンディング演出を実行するか否かを判定し、実行するのであれば大当たりエンディング演出の演出内容(大当たりエンディング演出パターン)を選択し、選択した大当たりエンディング演出パターンに応じた大当たりエンディング演出開始コマンドを演出用RAM124の出力バッファにセットする。
The
また、演出制御用マイコン121は、演出モード設定処理において、エンディングコマンドの解析結果、具体的には、エンディングコマンドが示す大当たり図柄に基づいて、大当たり遊技後の演出モードを設定する処理(演出モードを制御するための処理)を行う。
Further, the
例えば、演出制御用マイコン121は、大当たりエンディングコマンドが示す大当たり図柄が、大当たり図柄A,B、または大当たり図柄D,Eであると、高確率高ベース遊技状態を示唆する確変演出モードに設定する。そして、確変演出モードを示す演出モードフラグを演出用RAM124の所定領域にONすると共に、確変演出モードを設定することを示す確変演出モード開始コマンドを演出用RAM124の出力バッファにセットする。演出用RAM124の出力バッファにセットされた確変演出モード開始コマンドが、コマンド送信処理(S4004)により画像制御基板140に送信されると、画像制御基板140の画像用CPU141は、エンディングが終了するタイミングで、背景画像として確変用背景画像G120を表示し、BGMとして確変用BGMを出力する。
For example, if the jackpot symbol indicated by the jackpot ending command is the jackpot symbols A, B, or the jackpot symbols D, E, the
また、演出制御用マイコン121は、大当たりエンディングコマンドが示す大当たり図柄が、大当たり図柄C、または大当たり図柄Fであると、低確率高ベース遊技状態を示唆する時短演出モードを設定する。そして、演出制御用マイコン121は、時短演出モードを示す演出モードフラグを演出用RAM124の所定領域にONすると共に、時短演出モードを設定することを示す時短演出モード開始コマンドを演出用RAM124の出力バッファにセットする。演出用RAM124の出力バッファにセットされた時短演出モード開始コマンドが、コマンド送信処理(S4004)により画像制御基板140に送信されると、画像制御基板140の画像用CPU141は、エンディングが終了するタイミングで、背景画像として時短用背景画像G130を表示し、BGMとして時短用BGMを出力する。
Further, when the jackpot symbol indicated by the jackpot ending command is the jackpot symbol C or the jackpot symbol F, the
<第1実施形態>
次に、前述の本発明に係る基本的な実施形態に基づいて、本発明に係る第1実施形態について説明する。以下においては、主に、第1実施形態として、基本的な実施形態と異なる点について説明する。また、基本的な実施形態と同一の構成、または同様に対応する構成については同一の符号、および用語を用いる。
<First Embodiment>
Next, a first embodiment according to the present invention will be described based on the above-mentioned basic embodiment according to the present invention. In the following, mainly, the first embodiment will be described as different from the basic embodiment. Further, the same reference numerals and terms are used for the same configurations as those of the basic embodiments or the corresponding configurations.
最初に第1実施形態の大まかな特徴点を遊技性の観点で説明する。基本的な実施形態では、大当たり判定において「大当たり」および「ハズレ」の何れか一方に決定されていたが、第1実施形態では、「大当たり」および「ハズレ」以外に、「小当たり」に決定されることもある。言い換えると、第1実施形態では、基本的な実施形態における大当たり判定では決定されることがなかった「小当たり」が設けられている。 First, the rough feature points of the first embodiment will be described from the viewpoint of playability. In the basic embodiment, either "big hit" or "miss" was determined in the jackpot determination, but in the first embodiment, "small hit" is determined in addition to "big hit" and "loss". It may be done. In other words, in the first embodiment, a "small hit" that has not been determined by the big hit determination in the basic embodiment is provided.
なお、詳細は後述するが、大当たり判定で大当たり判定の結果として、「小当たり」に決定されると、「大当たり」および「ハズレ」に決定された場合と同様に、特図変動パターンが決定されて、当該特図変動パターンに基づいて特図可変表示が行われる。特図可変表示では最終的に、「小当たり」に当選したことを示す「小当たり図柄」の停止表示が行われる。すなわち、特図可変表示において、大当たり判定結果として、「小当たり」が導出される。そして、小当たり図柄の停止表示が行われると、小当たり遊技が実行される。 Although the details will be described later, when the result of the big hit judgment in the big hit judgment is determined to be "small hit", the special figure fluctuation pattern is determined in the same manner as when it is determined to be "big hit" and "missing". Then, the special figure variable display is performed based on the special figure fluctuation pattern. In the special figure variable display, the stop display of the "small hit symbol" indicating that the "small hit" has been won is finally performed. That is, in the special figure variable display, "small hit" is derived as the big hit determination result. Then, when the stop display of the small hit symbol is performed, the small hit game is executed.
小当たり遊技では、大入賞口14が開放する。すなわち、小当たり遊技は、大入賞口14の開放を伴う遊技である。小当たり遊技が行われている遊技状態のことを「小当たり遊技状態」と称することもある。小当たり遊技状態では、第1始動口11や第2始動口12と比べて賞球数が多い大入賞口14が開放するので、小当たり遊技状態は、通常遊技状態よりも遊技者に有利な遊技状態と位置づけることもできる。また、小当たり遊技状態において、特図可変表示の実行が規制、詳細には禁止されている。そして、小当たり遊技状態が終了すると、新たな特図可変表示の開始が可能となる。小当たり遊技状態の詳細は後述する。
In the small hit game, the big winning
また、基本的な実施形態では、第2始動口12の開放容易性(開放のし易さ)に係る遊技状態として、非時短状態、および時短状態が設けられており、相対的に遊技者に有利な時短状態は、大当たりに当選して大当たり遊技状態が終了することに応じて設定されていた。すなわち、時短状態の発生の契機として、大当たり遊技状態の終了(大当たり当選、あるいは大当たり図柄の停止表示)が設定されていた。しかしながら、第1実施形態では、時短状態設定の契機として、大当たり遊技状態の終了の他に、小当たり図柄の停止表示、またはハズレ図柄の停止表示も設けられている。
Further, in the basic embodiment, a non-time saving state and a time saving state are provided as a gaming state related to the ease of opening (easiness of opening) of the
なお、第1実施形態では、小当たり図柄は1種類しか設けられていないので、小当たり図柄の停止表示が行われると必ず当該停止表示に応じて時短状態が設定される。一方、ハズレ図柄には、ハズレ図柄A、ハズレ図柄B、ハズレ図柄C、およびハズレ図柄Dの4種類が設けられており、ハズレ図柄Bの停止表示、またはハズレ図柄Cの停止表示に応じて時短状態が設定される。 In the first embodiment, since only one type of small hit symbol is provided, when the stop display of the small hit symbol is performed, the time saving state is always set according to the stop display. On the other hand, there are four types of lost symbols, lost symbol A, lost symbol B, lost symbol C, and lost symbol D, and the time is shortened according to the stop display of the lost symbol B or the stop display of the lost symbol C. The state is set.
このように、小当たり図柄の停止表示、ハズレ図柄Bの停止表示、およびハズレ図柄Cの停止表示に応じて時短状態が設定されるので、小当たり図柄、ハズレ図柄B、およびハズレ図柄Cは、時短状態を設定させることができる特別図柄と位置づけることができる。 In this way, since the time saving state is set according to the stop display of the small hit symbol, the stop display of the lost symbol B, and the stop display of the lost symbol C, the small hit symbol, the lost symbol B, and the lost symbol C are It can be positioned as a special symbol that can set the time saving state.
また、第1実施形態では、第1始動口11への入賞に基づく大当たり判定、換言すると、特図1可変表示に係る大当たり判定でのみ「小当たり」に決定されることがあり、第2始動口12への入賞に基づく大当たり判定、換言すると、特図2可変表示に係る大当たり判定では「小当たり」に決定されることはない。さらに、時短状態を設定させることができるハズレ図柄は、第1始動口11への入賞に基づく大当たり判定で「ハズレ」に決定された場合にのみ決定される。よって、基本的には、非時短状態で第1始動口11への入賞を目指して左打ちしている状況において、大当たり遊技状態にかかわらずに時短状態を発生させることができる。
Further, in the first embodiment, the big hit determination based on the winning of the
次に、遊技制御用マイコン101が遊技制御のために用いる各種テーブルであって、基本的な実施形態と異なるテーブル、および基本的な実施形態では用いられていなかったテーブルについて説明する。基本的な実施形態と異なるテーブルは、大当たり判定テーブル、特図1変動パターン判定テーブル、および特図2変動パターン判定テーブルである。基本的な実施形態では用いられていなかったテーブルとして、ハズレ図柄種別判定テーブル、小当たり図柄の停止表示に係る遊技状態設定テーブル、小当たり遊技制御テーブル、およびハズレ図柄の停止表示に係る遊技状態設定テーブルがある。
Next, various tables used by the
最初に、大当たり判定テーブルについて説明する。第1実施形態では、第1始動口11への入賞に基づいて特図1可変表示を行う場合の大当たり判定と、第2始動口12への入賞に基づいて特図2可変表示を行う場合の大当たり判定と、で異なる大当たり判定テーブルを用いられる。以下において、前者を「特図1大当たり判定テーブル」と称し、後者を「特図2大当たり判定テーブル」と称する。なお、以下において、特図1可変表示に係る大当たり判定を「特図1大当たり判定」と称する。また、特図2可変表示に係る大当たり判定を「特図2大当たり判定」と称する。
First, the jackpot judgment table will be described. In the first embodiment, the jackpot determination in the case of performing the special figure 1 variable display based on the winning of the
図48(A)は特図1大当たり判定テーブルの構成例であり、図48(B)は特図2大当たり判定テーブルの構成例である。特図1大当たり判定テーブル、および特図2大当たり判定テーブルの何れにも、基本的な実施形態の場合と同様に、通常確率状態で用いるテーブルと、高確率状態で用いるテーブルと、がある。すなわち、特図1大当たり判定テーブルには、通常確率状態用特図1大当たり判定テーブルと、高確率状態用特図1大当たり判定テーブルと、があり、特図2大当たり判定テーブルには、通常確率状態用特図2大当たり判定テーブルと、高確率状態用特図2大当たり判定テーブルと、がある。 FIG. 48 (A) is a configuration example of the special figure 1 jackpot determination table, and FIG. 48 (B) is a configuration example of the special figure 2 jackpot determination table. Both the special figure 1 jackpot determination table and the special figure 2 jackpot determination table include a table used in a normal probability state and a table used in a high probability state, as in the case of the basic embodiment. That is, the special figure 1 jackpot determination table includes a special figure 1 jackpot determination table for a normal probability state and a special figure 1 jackpot determination table for a high probability state, and the special figure 2 jackpot determination table includes a normal probability state. There is a special figure 2 jackpot determination table for high probability state and a special figure 2 jackpot determination table for high probability state.
図48(A)に示すように、各特図1大当たり判定テーブルでは、大当たり判定結果である大当たり、小当たり、およびハズレのそれぞれに、特別図柄乱数の判定値(特別図柄乱数判定値)が適宜に振り分けられている。よって、各特図1大当たり判定テーブルで大当たり判定が行われると、大当たり、小当たり、およびハズレの何れかに決定される。一方、図48(B)に示すように、各特図2大当たり判定テーブルでは、大当たり判定結果である大当たり、およびハズレのそれぞれに、特別図柄乱数判定値が適宜に振り分けられている。よって、各特図2大当たり判定テーブルで大当たり判定が行われると、大当たり、およびハズレの何れかに決定され、小当たりに決定されることはない。 As shown in FIG. 48 (A), in each special figure 1 big hit judgment table, the judgment value (special symbol random number judgment value) of the special symbol random number is appropriately set for each of the big hit, the small hit, and the loss which are the big hit judgment results. It is distributed to. Therefore, when the jackpot determination is made in each special figure 1 jackpot determination table, it is determined to be either a jackpot, a small hit, or a loss. On the other hand, as shown in FIG. 48 (B), in each special figure 2 jackpot determination table, special symbol random number determination values are appropriately distributed to each of the jackpot determination result, which is the jackpot determination result, and the loss. Therefore, when the jackpot determination is made in each special figure 2 jackpot determination table, it is determined to be either a jackpot or a loss, and is not determined as a small hit.
次に、ハズレ図柄種別判定テーブルについて説明する。前述の通り、第1実施形態では、ハズレ図柄は複数種類設けられている。以下において、ハズレ図柄の種類のことを「ハズレ図柄種別」と称する。そして、ハズレ図柄種別判定テーブルは、大当たり判定の結果がハズレである場合に、ハズレ図柄種別を決定するためのテーブルである。ハズレ図柄種別判定テーブルにも、大当たり図柄種別判定テーブルと同様に、特図1可変表示を行うときに用いられるハズレ図柄種別判定テーブル(特図1ハズレ図柄種別判定テーブル)と、特図2可変表示を行うときに用いられるハズレ図柄種別判定テーブル(特図2ハズレ図柄種別判定テーブル)と、がある。なお、以下において、ハズレ図柄種別判定テーブルを用いてハズレ図柄種別を決定することを「ハズレ図柄種別判定」と称する。さらには、特図1ハズレ図柄種別判定テーブルを用いてハズレ図柄種別を決定することを「特図1ハズレ図柄種別判定」と称し、特図2ハズレ図柄種別判定テーブルを用いてハズレ図柄種別を決定することを「特図2ハズレ図柄種別判定」と称する。 Next, the loss symbol type determination table will be described. As described above, in the first embodiment, a plurality of types of lost symbols are provided. In the following, the type of lost symbol will be referred to as "missing symbol type". The lost symbol type determination table is a table for determining the lost symbol type when the result of the jackpot determination is a loss. Similar to the jackpot symbol type judgment table, the lost symbol type judgment table also includes the lost symbol type judgment table (special figure 1 lost symbol type judgment table) and the special figure 2 variable display used when performing the special figure 1 variable display. There is a lost symbol type determination table (special figure 2 lost symbol type determination table) used when performing the above. In the following, determining the lost symbol type using the lost symbol type determination table is referred to as "missing symbol type determination". Furthermore, determining the lost symbol type using the special figure 1 lost symbol type determination table is called "special figure 1 lost symbol type determination", and determining the lost symbol type using the special figure 2 lost symbol type determination table. This is referred to as "special figure 2 loss symbol type determination".
ここで、ハズレ図柄種別判定について説明する。ハズレ図柄種別判定も、大当たり図柄種別判定と同様に、大当たり図柄種別判定用乱数をハズレ図柄種別判定テーブルに照合することで行われる。すなわち、大当たり図柄種別判定およびハズレ図柄種別判定で共通の乱数が用いられる。そこで、第1実施形態においては、基本的な実施形態で説明した「大当たり図柄種別判定用乱数」のことを「図柄種別判定用乱数」と称する。 Here, the loss symbol type determination will be described. Similar to the jackpot symbol type determination, the lost symbol type determination is also performed by collating the random number for the jackpot symbol type determination with the lost symbol type determination table. That is, a common random number is used in the jackpot symbol type determination and the lost symbol type determination. Therefore, in the first embodiment, the "random number for determining the jackpot symbol type" described in the basic embodiment is referred to as the "random number for determining the symbol type".
第1実施形態では、特図1に係るハズレ図柄として、ハズレ図柄A、ハズレ図柄B、ハズレ図柄Cの3種類のハズレ図柄が設けられ、特図2に係るハズレ図柄として、ハズレ図柄Dの1種類のハズレ図柄が設けられている。そして、図48(C)に示すように、各ハズレ図柄種別判定テーブルでは、図48(C)に示す各ハズレ図柄種別に対する選択率となるように、各ハズレ図柄種別に、図柄種別乱数の判定値(図柄種別乱数判定値)が適宜に振り分けられている。
In the first embodiment, three types of lost symbols, a lost symbol A, a lost symbol B, and a lost symbol C, are provided as the lost symbol according to the special figure 1, and the lost
次に、特図1変動パターン判定テーブル、および特図2変動パターン判定テーブルについて説明する。基本的な実施形態では、特図1変動パターン判定テーブル、および特図2変動パターン判定テーブルのそれぞれは、第2始動口12の開放容易性に係る遊技状態に関連付けられていた。換言すると、特図1変動パターン判定テーブルには、非時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルと、時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルと、があり、特図2変動パターン判定テーブルには、非時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルと、時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルと、があった。第1実施形態では、この特図変動パターン判定テーブルの基本的な構成は共通するが、時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルがさらに細かく分けられている。具体的には、時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルは、当該時短状態の契機に関連付けられており、大当たり遊技状態後の時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル(第1時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル)と、小当たり図柄停止表示後およびハズレ図柄B停止表示後の時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル(第2時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル)と、ハズレ図柄C停止表示後の時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル(第3時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル)と、がある。
Next, the special figure 1 variation pattern determination table and the special figure 2 variation pattern determination table will be described. In the basic embodiment, each of the special figure 1 variation pattern determination table and the special figure 2 variation pattern determination table is associated with the gaming state related to the ease of opening the
ここで、遊技状態および遊技状態の契機に関連付けられた各特図変動パターン判定テーブルについて説明する。図49(A)は非時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルの構成例であり、図49(B)は時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルの構成例であり、図50(A)は非時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルの構成例であり、図50(B)は第1時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルの構成例であり、図51(A)は第2時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルの構成例であり、図51(B)は第3時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルの構成例である。 Here, each special figure fluctuation pattern determination table associated with the gaming state and the trigger of the gaming state will be described. FIG. 49 (A) is a configuration example of the special figure 1 fluctuation pattern determination table for the non-time saving state, and FIG. 49 (B) is a configuration example of the special figure 1 fluctuation pattern determination table for the time saving state. A) is a configuration example of the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the non-time reduction state, and FIG. 50 (B) is a configuration example of the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the first time reduction state, and FIG. 51 (A). ) Is a configuration example of the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the second time saving state, and FIG. 51 (B) is a configuration example of the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the third time saving state.
図49(A)、図49(B)に示すように、非時短状態用の特図1変動パターン判定テーブル、および時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルの中には、大当たり判定結果が大当たりである場合の特図1変動パターン判定テーブルと、大当たり判定結果がハズレである場合の特図1変動パターン判定テーブルの他に、大当たり判定結果が小当たりである場合の特図1変動パターン判定テーブルも含まれている。これは、前述の通り、第1実施形態では、特図1大当たり判定の判定結果に「小当たり」が含まれているからである。 As shown in FIGS. 49 (A) and 49 (B), the jackpot determination result is contained in the special figure 1 fluctuation pattern determination table for the non-time saving state and the special figure 1 fluctuation pattern determination table for the time saving state. In addition to the special figure 1 fluctuation pattern judgment table in the case of a big hit and the special figure 1 fluctuation pattern judgment table in the case where the big hit judgment result is a loss, the special figure 1 fluctuation pattern judgment in the case where the big hit judgment result is a small hit. A table is also included. This is because, as described above, in the first embodiment, the determination result of the special figure 1 big hit determination includes "small hit".
また、大当たり判定結果がハズレである場合の特図1変動パターン判定テーブルには、ハズレ図柄Aの場合の特図1変動パターン判定テーブル(ハズレ図柄A用特図1変動パターン判定テーブル)と、ハズレ図柄Bの場合の特図1変動パターン判定テーブル(ハズレ図柄B用特図1変動パターン判定テーブル)と、ハズレ図柄Cの場合の特図1変動パターン判定テーブル(ハズレ図柄C用特図1変動パターン判定テーブル)と、がある。これは、前述の通り、第1実施形態では、ハズレ図柄には複数の種類があり、ハズレ図柄の種別によっては、ハズレ図柄の停止表示後に遊技者に有利な時短状態が発生するので、その場合には、特図変動時間をある程度確保して、遊技者の期待感を高める特図変動演出を確実に実行させるためである。よって、ハズレ図柄B用特図1変動パターン判定テーブル、およびハズレ図柄C用特図1変動パターン判定テーブルには、リーチ判定結果が関連付けられておらず、大当たりの場合と同様に、特図1変動パターン判定結果として、通常変動で特図変動演出が終了する特図1変動パターンが含まれていない。一方、ハズレ図柄A用特図1変動パターン判定テーブルには、リーチ判定結果が関連付けられており、基本的な実施形態における非時短状態用のハズレに係る特図1変動パターン判定テーブルと同様に、さらに、リーチ有りの場合のハズレ図柄A用特図1変動パターン判定テーブルと、リーチ無しの場合のハズレ図柄A用特図1変動パターン判定テーブルと、がある。 Further, in the special figure 1 fluctuation pattern judgment table when the jackpot judgment result is a loss, the special figure 1 fluctuation pattern judgment table (special figure 1 fluctuation pattern judgment table for the loss symbol A) in the case of the loss symbol A and the loss. Special figure 1 fluctuation pattern judgment table for symbol B (special figure 1 fluctuation pattern judgment table for lost symbol B) and special figure 1 fluctuation pattern judgment table for lost symbol C (special figure 1 fluctuation pattern for lost symbol C) Judgment table) and. This is because, as described above, in the first embodiment, there are a plurality of types of lost symbols, and depending on the type of the lost symbol, a time saving state advantageous to the player occurs after the stop display of the lost symbol. This is to ensure that the special figure fluctuation time is secured to some extent and the special figure fluctuation effect that raises the player's expectation is surely executed. Therefore, the reach determination result is not associated with the special figure 1 fluctuation pattern judgment table for the lost symbol B and the special figure 1 fluctuation pattern judgment table for the lost symbol C, and the special figure 1 fluctuation is the same as in the case of the big hit. As the pattern determination result, the special figure 1 fluctuation pattern in which the special figure fluctuation effect ends due to the normal fluctuation is not included. On the other hand, the reach determination result is associated with the special figure 1 fluctuation pattern determination table for the loss symbol A, and the same as the special figure 1 variation pattern determination table relating to the loss for the non-time saving state in the basic embodiment, Further, there is a special figure 1 fluctuation pattern determination table for the lost symbol A when there is a reach, and a special figure 1 fluctuation pattern determination table for the lost symbol A when there is no reach.
次に、遊技状態を新たに設定(変更)するための遊技状態設定テーブルについて説明する。基本的な実施形態では、大当たり遊技状態が終了することに応じて遊技状態を新たに設定(変更)する場合は、当該大当たり遊技状態に係る大当たり図柄種別に関連付けられた遊技状態設定テーブルに基づいて遊技状態が新たに設定(変更)された。第1実施形態において、大当たり遊技状態が終了することに応じて遊技状態を新たに設定(変更)する場合は、同様である。そして、小当たり図柄の停止表示に応じて遊技状態を新たに設定(変更)する場合、およびハズレ図柄の停止表示に応じて遊技状態を新たに設定(変更)する場合も、基本的には、遊技状態設定テーブルに基づいて遊技状態が新たに設定(変更)される。 Next, the game state setting table for newly setting (changing) the game state will be described. In the basic embodiment, when the game state is newly set (changed) according to the end of the jackpot game state, it is based on the game state setting table associated with the jackpot symbol type related to the jackpot game state. The game status has been newly set (changed). In the first embodiment, the same applies when the gaming state is newly set (changed) according to the end of the jackpot gaming state. Then, basically, when the game state is newly set (changed) according to the stop display of the small hit symbol, or when the game state is newly set (changed) according to the stop display of the lost symbol. The game state is newly set (changed) based on the game state setting table.
小当たり図柄の停止表示に応じて遊技状態を新たに設定(変更)する場合の遊技状態設定テーブルには、非時短状態おいて小当たり図柄の停止表示が行われた場合の小当たり図柄停止表示用遊技状態設定テーブル(非時短小当たり図柄停止表示用遊技状態設定テーブル)と、時短状態おいて小当たり図柄の停止表示が行われた場合の小当たり図柄停止表示用遊技状態設定テーブル(時短小当たり図柄停止表示用遊技状態設定テーブル)と、がある。すなわち、小当たり図柄の停止表示に係る遊技状態設定テーブルには、遊技状態が関連付けられている。 In the game state setting table when the game state is newly set (changed) according to the stop display of the small hit symbol, the small hit symbol stop display when the stop display of the small hit symbol is performed in the non-time saving state. Game status setting table (non-time saving small hit symbol stop display game state setting table) and small hit symbol stop display game state setting table (time saving small) when the small hit symbol stop display is performed in the time saving state There is a game status setting table for displaying the hit symbol stop). That is, the game state is associated with the game state setting table related to the stop display of the small hit symbol.
図52(A)は非時短小当たり図柄停止表示用遊技状態設定テーブルの構成例であり、図52(B)は時短小当たり図柄停止表示用遊技状態設定テーブルの構成例である。図52(A)および図52(B)に示すように、非時短小当たり図柄停止表示用遊技状態設定テーブルによると、小当たり図柄の停止表示に応じて時短状態が設定されるが、時短小当たり図柄停止表示用遊技状態設定テーブルによると、小当たり図柄の停止表示に応じて時短状態が設定されない。 FIG. 52 (A) is a configuration example of a game state setting table for displaying a non-time reduction small hit symbol, and FIG. 52 (B) is a configuration example of a game state setting table for displaying a time reduction small hit symbol stop. As shown in FIGS. 52 (A) and 52 (B), according to the game state setting table for non-time saving small hit symbol stop display, the time saving state is set according to the stop display of the small hit symbol, but the time saving small According to the game state setting table for the winning symbol stop display, the time saving state is not set according to the stop display of the small hit symbol.
また、ハズレ図柄の停止表示に応じて遊技状態を新たに設定(変更)する場合の遊技状態設定テーブル(ハズレ図柄停止表示用遊技状態設定テーブル)には、非時短状態においてハズレ図柄の停止表示が行われた場合のハズレ図柄停止表示用遊技状態設定テーブル(非時短ハズレ図柄停止表示用遊技状態設定テーブル)と、時短状態においてハズレ図柄の停止表示が行われた場合のハズレ図柄停止表示用遊技状態設定テーブル(時短ハズレ図柄停止表示用遊技状態設定テーブル)と、がある。図52(C)は非時短ハズレ図柄停止表示用遊技状態設定テーブルの構成例であり、図52(D)は時短ハズレ図柄停止表示用遊技状態設定テーブルの構成例である。すなわち、ハズレ図柄の停止表示に係る遊技状態設定テーブルには、遊技状態が関連付けられている。 In addition, in the game state setting table (game state setting table for loss symbol stop display) when the game state is newly set (changed) according to the stop display of the lost symbol, the stop display of the lost symbol is displayed in the non-time saving state. Game state setting table for loss symbol stop display when performed (non-time saving loss symbol stop display game state setting table) and game state for loss symbol stop display when loss symbol stop display is performed in the time reduction state There is a setting table (a game state setting table for displaying a time-saving loss symbol stop). FIG. 52 (C) is a configuration example of a game state setting table for non-time saving loss symbol stop display, and FIG. 52 (D) is a configuration example of a game state setting table for time reduction loss symbol stop display. That is, the game state is associated with the game state setting table related to the stop display of the lost symbol.
さらに、非時短ハズレ図柄停止表示用遊技状態設定テーブルには、ハズレ図柄Bである場合の非時短ハズレ図柄停止表示用遊技状態設定テーブル(非時短ハズレ図柄B停止表示用遊技状態設定テーブル)と、ハズレ図柄Cである場合の非時短ハズレ図柄停止表示用遊技状態設定テーブル(非時短ハズレ図柄C停止表示用遊技状態設定テーブル)と、があり、時短ハズレ図柄停止表示用遊技状態設定テーブルには、ハズレ図柄Bである場合の時短ハズレ図柄停止表示用遊技状態設定テーブル(時短ハズレ図柄B停止表示用遊技状態設定テーブル)と、ハズレ図柄Cである場合の時短ハズレ図柄停止表示用遊技状態設定テーブル(時短ハズレ図柄C停止表示用遊技状態設定テーブル)と、がある。すなわち、ハズレ図柄の停止表示に係る遊技状態設定テーブルには、遊技状態とハズレ図柄種別が関連付けられている。 Further, in the game state setting table for non-time saving loss symbol stop display, a game state setting table for non-time saving loss symbol stop display (game state setting table for non-time reduction loss symbol B stop display) when the loss symbol B is used, There is a game state setting table for non-time saving loss symbol stop display (game state setting table for non-time saving loss symbol C stop display) when it is a loss symbol C, and there is a game state setting table for time reduction loss symbol stop display. The game state setting table for the time-saving loss symbol stop display when it is a lost symbol B (game state setting table for the time-saving loss symbol B stop display) and the game state setting table for the time-saving loss symbol stop display when it is a lost symbol C ( There is a game state setting table for time saving loss symbol C stop display). That is, the game state and the lost symbol type are associated with each other in the game state setting table related to the stop display of the lost symbol.
図52(C)および図52(D)に示すように、非時短ハズレ図柄B停止表示用遊技状態設定テーブル、および非時短ハズレ図柄C停止表示用遊技状態設定テーブルによると、ハズレ図柄Bの停止表示およびハズレ図柄Cに応じて時短状態が設定されるが、時短ハズレ図柄B停止表示用遊技状態設定テーブル、および時短ハズレ図柄C停止表示用遊技状態設定テーブルによると、ハズレ図柄Bの停止表示およびハズレ図柄Cの停止表示に応じて時短状態が設定されない。 As shown in FIGS. 52 (C) and 52 (D), according to the non-time saving loss symbol B stop display game state setting table and the non-time saving loss symbol C stop display game state setting table, the loss symbol B is stopped. The time saving state is set according to the display and the loss symbol C, but according to the time saving loss symbol B stop display game state setting table and the time saving loss symbol C stop display game state setting table, the stop display and the loss symbol B stop display and The time saving state is not set according to the stop display of the lost symbol C.
このように、遊技状態を新たに設定(変更)するための遊技状態設定テーブルには、大当たり判定結果が関連付けられている。そして、小当たりに係る遊技状態設定テーブルおよびハズレに係る遊技状態設定テーブルには、特図停止表示が行われたときの遊技状態が関連付けられている。また、大当たりに係る遊技状態設定テーブルおよびハズレに係る遊技状態設定テーブルには、図柄種別が関連付けられている。 In this way, the jackpot determination result is associated with the game state setting table for newly setting (changing) the game state. The game state setting table related to the small hit and the game state setting table related to the loss are associated with the game state when the special figure stop display is performed. Further, the symbol type is associated with the game state setting table related to the jackpot and the game state setting table related to the loss.
また、小当たり図柄の停止表示に応じて時短状態が設定された場合の当該時短状態の終了条件、およびハズレ図柄Bの停止表示に応じて時短状態が設定された場合の当該時短状態の終了条件は「特図可変表示150回」に設定されている。すなわち、当該時短状態は、大当たりに当選することなく150回の特図可変表示が実行されると終了して、非時短遊技状態になる。一方、ハズレ図柄Cの停止表示に応じて時短状態が設定された場合の当該時短状態の終了条件は「特図可変表示50回」に設定されている。すなわち、当該時短状態は、大当たりに当選することなく50回の特図可変表示が実行されると終了して、非時短遊技状態になる。
In addition, the end condition of the time reduction state when the time reduction state is set according to the stop display of the small hit symbol, and the end condition of the time reduction state when the time reduction state is set according to the stop display of the lost symbol B. Is set to "special figure variable display 150 times". That is, the time saving state ends when the special figure variable display is executed 150 times without winning the jackpot, and becomes a non-time saving gaming state. On the other hand, when the time saving state is set according to the stop display of the lost symbol C, the end condition of the time saving state is set to "special figure
次に、小当たり遊技制御テーブルについて説明する。小当たり遊技制御テーブルは、小当たり遊技が行われる小当たり遊技を制御するために用いるテーブルである。小当たり遊技は、大入賞口14の開閉を伴う開放遊技と、当該小当たり遊技が開始してから初回の開放遊技が開始されるまでのオープニング(OPとも表記する)と、最終回の開放遊技が終了してから当該小当たり遊技が終了するまでのエンディング(EDとも表記する)とを含んでいる。各開放遊技は、オープニングの終了又は前の開放遊技の終了によって開始し、次の開放遊技の開始又はエンディングの開始によって終了する。また、開放遊技を挟んでオープニングが開始されてからエンディングが終了するまでが小当たり遊技を構成する。
Next, the small hit game control table will be described. The small hit game control table is a table used for controlling the small hit game in which the small hit game is performed. The small hit game consists of an open game that involves opening and closing the large winning
図53に小当たり遊技制御テーブルの構成例を示す。小当たり遊技制御テーブルには、小当たり遊技を構成する要素(小当たり遊技構成要素)が格納されている。小当たり遊技構成要素には、開放遊技の回数、各開放遊技に係る大入賞口の開放時間(開放パターン)、オープニングの時間(オープニング時間)、およびエンディングの時間(エンディング時間)などが含まれている。なお、小当たり遊技の種別が複数ある場合、小当たり遊技の種別毎に、小当たり遊技構成要素を設定することが可能である。 FIG. 53 shows a configuration example of the small hit game control table. The small hit game control table stores elements (small hit game components) that make up the small hit game. The small hit game components include the number of open games, the opening time (opening pattern) of the large winning opening for each open game, the opening time (opening time), the ending time (ending time), and the like. There is. When there are a plurality of types of small hit games, it is possible to set a small hit game component for each type of small hit game.
小当たり遊技制御テーブルによれば、開放遊技が1回行われる。そして、第1実施形態においては、開放遊技にて、大入賞口14が1.8秒にわたって開放する。また、小当たり遊技が開始されてから最初の開放遊技が開始されるまでの間、2.0秒にわたり大入賞口14の閉鎖状態が保持されたオープニングが行われる。さらに、最後の開放遊技が終了してから小当たり遊技が終了するまでの間、0.5秒間にわたり大入賞口14の閉鎖状態が保持されたエンディングが行われる。
According to the small hit game control table, the open game is performed once. Then, in the first embodiment, in the open game, the big winning
次に、遊技制御用マイコン101が行う処理であって、処理内容が基本的な実施形態と異なる処理、および基本的な実施形態では行われていなかった処理について説明する。基本的な実施形態と異なる処理は、特別動作処理と、特別動作処理における特別図柄待機処理の特図1判定処理、特図1変動パターン判定処理、特図2判定処理、および特図2変動パターン判定処理と、特別動作処理における特別図柄確定処理と、である。一方、基本的な実施形態では行われていなかった処理として、特別動作処理における小当たり図柄表示後遊技状態設定処理、小当たり遊技制御処理、およびハズレ図柄表示後遊技状態設定処理がある。
Next, processing that is performed by the
最初に、特別動作処理について説明する。第1実施形態に係る特別動作処理について説明する。特別動作処理のフローチャートを図54に示す。第1実施形態に係る特別動作処理では、特図表示器81、特図保留表示器83および大入賞装置14Dに関する処理が、8つのステータス(段階)に分けられている。そして、それらの各ステータスに「特別動作ステータス=1,2,3,4,5,6,7,8」が割り当てられている。
First, the special operation processing will be described. The special operation process according to the first embodiment will be described. A flowchart of the special operation process is shown in FIG. 54. In the special operation processing according to the first embodiment, the processing related to the special figure display 81, the special figure hold display 83, and the
遊技制御用マイコン101は、「特別動作ステータス」が「1」である場合には、特別図柄待機処理(S1502)を行い、「特別動作ステータス」が「2」である場合には、特別図柄変動処理(S1503)を行い、「特別動作ステータス」が「3」である場合には、特別図柄確定処理(S1504)を行い、「特別動作ステータス」が「4」である場合には、大当たり遊技制御処理(S1505)を行い、「特別動作ステータス」が「5」である場合には、大当たり遊技後遊技状態設定処理(S1506)を行い、「特別動作ステータス」が「6」である場合には、小当たり図柄表示後遊技状態設定処理(S1507)を行い、「特別動作ステータス」が「7」である場合には、小当たり遊技制御処理(S1508)を行い、「特別動作ステータス」が「8」である場合には、ハズレ図柄表示後遊技状態設定処理(S1509)を行う。なお「特別動作ステータス」は初期設定で「1」に設定される。
The
第1実施形態に係る「特別図柄変動処理」、「大当たり遊技制御処理」、および「大当たり遊技状態後遊技状態設定処理」は、基本的な実施形態に係る「特別図柄変動処理」、「大当たり遊技制御処理」、および「遊技状態設定処理」と同じ処理内容である。なお、「特別動作ステータス=5」に係る処理は、「大当たり遊技後遊技状態設定処理」であり、基本的な実施形態における名称と異なっているが、これは第1実施形態において遊技状態を新たに設定(変更)する契機が増えたことを受けて、その名称を変更したためであり、「特別動作ステータス=5」での処理内容は概ね同一である。また、第1実施形態に係る「特別図柄待機処理」における「特図1判定処理」、「特図1変動パターン判定処理」、「特図2判定処理」、および「特図2変動パターン判定処理」、ならびに「特別図柄確定処理」は、基本的な実施形態に係る「特別図柄待機処理」における「特図1判定処理」、「特図1変動パターン判定処理」、「特図2判定処理」、および「特図2変動パターン判定処理」、ならびに「特別図柄確定処理」と処理内容が異なる。これらの処理の詳細は後述する。 The "special symbol variation process", "big hit game control process", and "big hit game state post-game state setting process" according to the first embodiment are the "special symbol variation process" and "big hit game" according to the basic embodiment. The processing content is the same as that of "control processing" and "game state setting processing". The process related to "special operation status = 5" is "game state setting process after big hit game", which is different from the name in the basic embodiment, but this is a new game state in the first embodiment. This is because the name was changed in response to the increase in the opportunity to set (change) to, and the processing contents in "special operation status = 5" are almost the same. In addition, "special figure 1 determination process", "special figure 1 variation pattern determination process", "special figure 2 determination process", and "special figure 2 variation pattern determination process" in the "special symbol standby process" according to the first embodiment. , And the "special symbol determination process" are "special figure 1 determination process", "special figure 1 fluctuation pattern determination process", and "special figure 2 determination process" in the "special symbol standby process" according to the basic embodiment. , And "Special Figure 2 Fluctuation Pattern Judgment Process" and "Special Symbol Confirmation Process". Details of these processes will be described later.
小当たり図柄表示後遊技状態設定処理(S1507)は、小当たり図柄の停止表示が終了して小当たり図柄が確定した際に、遊技状態を新たに設定(変更)する処理である。 The game state setting process (S1507) after displaying the small hit symbol is a process of newly setting (changing) the game state when the stop display of the small hit symbol is completed and the small hit symbol is confirmed.
小当たり遊技制御処理(S1508)は、小当たり遊技において行われる処理である。遊技制御用マイコン101が、小当たり遊技制御処理を行うことによって、小当たり遊技制御テーブルに応じた小当たり遊技が行われる。なお、遊技制御用マイコン101が、特別動作ステータス「7」を設定し、小当たり遊技を制御する状態が、「小当たり遊技状態」であり、特別動作ステータス「7」が設定されていることを「小当たり遊技状態」と称する。
The small hit game control process (S1508) is a process performed in the small hit game. The
ハズレ図柄停止表示後遊技状態設定処理(S1509)は、非時短状態においてハズレ図柄Bの停止表示、およびハズレ図柄Cの停止表示が終了してハズレ図柄B、およびハズレ図柄Cが確定した際に、遊技状態を設定する処理である。 The game state setting process (S1509) after the lost symbol stop display is performed when the lost symbol B stop display and the lost symbol C stop display are completed and the lost symbol B and the lost symbol C are confirmed in the non-time saving state. This is the process of setting the game state.
なお、詳細は後述するが、小当たり図柄が停止表示された場合の特別図柄確定処理において「特別動作ステータス」が「6」に変更される。一方、ハズレ図柄Bが停止表示された場合、およびハズレ図柄Cが停止表示された場合の特別図柄確定処理において「特別動作ステータス」が「8」に変更される。また、小当たり図柄表示後遊技状態設定処理が終了する際に、「特別動作ステータス」が「7」に変更され、ハズレ図柄停止後遊技状態設定処理が終了する際に、「特別動作ステータス」が「1」に変更される。さらに、小当たり遊技制御処理が終了する際に、「特別動作ステータス」が「1」に変更される。 Although the details will be described later, the "special operation status" is changed to "6" in the special symbol confirmation process when the small hit symbol is stopped and displayed. On the other hand, the "special operation status" is changed to "8" in the special symbol determination process when the lost symbol B is stopped and displayed and when the lost symbol C is stopped and displayed. In addition, the "special operation status" is changed to "7" when the game state setting process after the small hit symbol is displayed is completed, and the "special operation status" is changed when the game state setting process after the loss symbol is stopped is completed. It is changed to "1". Further, when the small hit game control process is completed, the "special operation status" is changed to "1".
次に、特別図柄待機処理における特図1判定処理、および特図1変動パターン判定処理について説明する。最初に、特図1判定処理について説明する。図55に特図1判定処理のフローチャートを示す。図55に示すように、遊技制御用マイコン101は、特図1判定処理において、まずは、ステップS1621として、現在、大当たり確率に係る遊技状態が通常確率状態であるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、通常確率状態であると判定すると、ステップS1622において、通常確率状態用の特図1大当たり判定テーブルを選択する一方、通常確率状態ではない、すなわち高確率状態であると判定すると、ステップS1623において、高確率状態用の特図1大当たり判定テーブルを選択する。
Next, the special figure 1 determination process and the special figure 1 variation pattern determination process in the special symbol standby process will be described. First, the special figure 1 determination process will be described. FIG. 55 shows a flowchart of the special figure 1 determination process. As shown in FIG. 55, in the special figure 1 determination process, the
遊技制御用マイコン101は、特図1大当たり判定テーブルを選択すると、ステップS1624において、選択した特図1大当たり判定テーブルに基づいて特図1大当たり判定を行う。遊技制御用マイコン101は、特図1大当たり判定では、特図1保留記憶部105aに記憶されている特別図柄乱数の中で最も先に記憶されたものを読み出して、選択した特図1大当たり判定テーブルに照合し、大当たり、小当たり、またはハズレの何れであるかを判定する。
When the special figure 1 big hit determination table is selected, the
遊技制御用マイコン101は、ステップS1625において、特図1大当たり判定の結果が大当たりであるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、大当たりであると判定すると、ステップS1626において、特図1大当たり図柄種別判定テーブルを選択し、ステップS1627において、特図1大当たり図柄種別判定を行う。
In step S1625, the
遊技制御用マイコン101は、特図1大当たり図柄種別判定では、特図1保留記憶部105aに記憶されている図柄種別乱数の中で最も先に記憶されたものを読み出して、特図1大当たり図柄種別判定テーブルに照合し、何れの大当たり図柄種別であるかを判定する。遊技制御用マイコン101は、特図1大当たり図柄種別判定を行うと、ステップS1628において、その判定結果である大当たり図柄種別を示す図柄種別フラグを遊技用RAM104の所定領域にセットし、ステップS1629において、その判定結果である大当たり図柄種別を示す図柄指定コマンドを遊技用RAM104に設けられた出力バッファにセットし、当該特図1判定処理を終えて、特別図柄待機処理に処理を戻す。
In the special figure 1 jackpot symbol type determination, the
遊技制御用マイコン101は、ステップS1625において大当たりでないと判定すると、ステップS1630において、特図1大当たり判定の結果が小当たりであるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、小当たりであると判定すると、ステップS1631において、小当たり図柄を示す図柄種別フラグを遊技用RAM104の所定領域にセットし、ステップS1632において、小当たり図柄を示す図柄指定コマンドを遊技用RAM104に設けられた出力バッファにセットし、当該特図1判定処理を終えて、特別図柄待機処理に処理を戻す。
When the
遊技制御用マイコン101は、ステップS1630において小当たりでないと判定すると、ステップS1633において、特図1ハズレ図柄種別判定テーブルを選択し、ステップS1634において、特図1ハズレ図柄種別判定を行う。
When the
遊技制御用マイコン101は、特図1ハズレ図柄種別判定では、特図1保留記憶部105aに記憶されている図柄種別乱数の中で最も先に記憶されたものを読み出して、特図1ハズレ図柄種別判定テーブルに照合し、何れのハズレ図柄種別であるかを判定する。遊技制御用マイコン101は、特図1ハズレ図柄種別判定を行うと、ステップS1635において、その判定結果であるハズレ図柄種別を示す図柄種別フラグを遊技用RAM104の所定領域にセットし、ステップS1636において、その判定結果であるハズレ図柄種別を示す図柄指定コマンドを遊技用RAM104に設けられた出力バッファにセットし、当該特図1判定処理を終えて、特別図柄待機処理に処理を戻す。
In the special figure 1 lost symbol type determination, the
次に、特図1変動パターン判定処理について説明する。図56に特図1変動パターン判定処理のフローチャートを示す。図56に示すように、遊技制御用マイコン101は、特図1パターン判定処理において、まずは、ステップS1641として、現在、第2始動口12の開放容易性に係る遊技状態が非時短状態であるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、非時短状態であると判定すると、ステップS1642において、非時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルを選択する一方、非時短状態ではない、すなわち時短状態であると判定すると、ステップS1643において、時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルを選択して、ステップS1644に進む。
Next, the special figure 1 fluctuation pattern determination process will be described. FIG. 56 shows a flowchart of the special figure 1 fluctuation pattern determination process. As shown in FIG. 56, in the special figure 1 pattern determination process, in the special figure 1 pattern determination process, first, as step S1641, is the gaming state related to the ease of opening the
続いて、遊技制御用マイコン101は、ステップS1644において、図柄種別フラグなどを確認して、特図1大当たり判定結果が大当たりであるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、特図1大当たり判定結果が大当たりであると判定すると、ステップS1645において、ステップS1642またはステップS1643の何れかで選択した特図1変動パターン判定テーブルの中で、大当たり用の特図1変動パターン判定テーブルを選択する。一方、遊技制御用マイコン101は、特図1大当たり判定結果が大当たりではないと判定すると、ステップS1645において、図柄種別フラグなどを確認して、特図1大当たり判定結果が小当たりであるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、特図1大当たり判定結果が小当たりであると判定すると、ステップS1647において、ステップS1642またはステップS1643の何れかで選択した特図1変動パターン判定テーブルの中で、小当たり用の特図1変動パターン判定テーブルを選択して、ステップS1656に進む。
Subsequently, in step S1644, the
遊技制御用マイコン101は、特図1大当たり判定結果が小当たりではないと判定すると、ステップS1648において、図柄種別フラグなどを確認して、特図1ハズレ図柄種別判定の結果がハズレ図柄Aであるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、特図1ハズレ図柄種別判定の結果がハズレ図柄Aであると判定すると、ステップS1649において、リーチ判定を行う。遊技制御用マイコン101は、リーチ判定において、特図1保留記憶部105aに記憶されているリーチ乱数の中で最も先に記憶されたものを読み出して、そのリーチ乱数を現在の遊技状態(非時短状態/時短状態)に応じたリーチ判定テーブルに照合して、リーチ有りかリーチ無しかを判定する。
When the
遊技制御用マイコン101は、ステップS1650において、リーチ判定の結果が「リーチ有り」であるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、リーチ判定の結果がリーチ有りであれば、ステップS1651において、ステップS1642またはステップS1643の何れかで選択した特図1変動パターン判定テーブルの中で、リーチ有りハズレ図柄Aに係る特図1変動パターン判定テーブルを選択してからステップS1656に進み、リーチ判定の結果がリーチ有りでなければ、ステップS1652において、現在の特図1保留数を確認して、ステップS1642またはステップS1643の何れかで選択した特図1変動パターン判定テーブルの中で特図1保留数に応じたリーチ無しハズレ図柄A用の特図1変動パターン判定テーブルを選択してからステップS1656に進む。
In step S1650, the
遊技制御用マイコン101は、ステップS1648において、特図1ハズレ図柄種別判定の結果がハズレ図柄Aではないと判定すると、ステップS1653において、図柄種別フラグなどを確認して、特図1ハズレ図柄種別判定の結果がハズレ図柄Bであるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、特図1ハズレ図柄種別判定の結果がハズレ図柄Bであると判定すると、ステップS1654において、ステップS1642またはステップS1643の何れかで選択した特図1変動パターン判定テーブルの中で、ハズレ図柄B用の特図1変動パターン判定テーブルを選択してからステップS1656に進み、特図1ハズレ図柄種別判定の結果がハズレ図柄Bではないと判定すると、ステップS1655において、ハズレ図柄C用の特図1変動パターン判定テーブルを選択してからステップS1656に進む。
When the
遊技制御用マイコン101は、ステップS1645、S1647、S1651、S1652、S1654、S1655で特図1変動パターン判定テーブルを選択すると、ステップS1656において、選択した特図1変動パターン判定テーブルに基づいて特図1変動パターン判定を行う。遊技制御用マイコン101は、特図1変動パターン判定において、特図1保留記憶部105aに記憶されている特図変動パターン乱数の中で最も先に記憶されたものを読み出して、その特図変動パターン乱数を選択した特図1変動パターン判定テーブルに照合して、特図1変動パターンを判定する。
When the special figure 1 variation pattern determination table is selected in steps S1645, S1647, S1651, S1652, S1654, and S1655, the
続けて、遊技制御用マイコン101は、ステップS1657において、決定された特図1変動パターンを示す特図1変動開始コマンドを出力バッファにセットし、ステップS1658において、決定された特図1変動パターンに応じた特図変動時間を特別動作用タイマにセットして、特図1変動パターン判定処理を終了し、特別図柄待機処理に処理を戻す。
Subsequently, the
次に、特別図柄待機処理における特図2判定処理、および特図2変動パターン判定処理について説明する。最初に、特図2判定処理について説明する。図57に特図2判定処理のフローチャートを示す。図57に示すように、遊技制御用マイコン101は、特図2判定処理において、まずは、ステップS1661として、現在、大当たり確率に係る遊技状態が通常確率状態であるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、通常確率状態であると判定すると、ステップS1662において、通常確率状態用の特図2大当たり判定テーブルを選択する一方、通常確率状態ではない、すなわち高確率状態であると判定すると、ステップS1663において、高確率状態用の特図2大当たり判定テーブルを選択する。
Next, the special figure 2 determination process and the special figure 2 variation pattern determination process in the special symbol standby process will be described. First, the special figure 2 determination process will be described. FIG. 57 shows a flowchart of the special figure 2 determination process. As shown in FIG. 57, in the special figure 2 determination process, the
遊技制御用マイコン101は、特図2大当たり判定テーブルを選択すると、ステップS1664において、選択した特図2大当たり判定テーブルに基づいて特図2大当たり判定を行う。遊技制御用マイコン101は、特図2大当たり判定では、特図2保留記憶部105bに記憶されている特別図柄乱数の中で最も先に記憶されたものを読み出して、選択した特図2大当たり判定テーブルに照合し、大当たり、またはハズレの何れであるかを判定する。
When the special figure 2 big hit determination table is selected, the
遊技制御用マイコン101は、ステップS1665において、特図2大当たり判定の結果が大当たりであるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、大当たりであると判定すると、ステップS1666において、特図2大当たり図柄種別判定テーブルを選択し、ステップS1667において、特図2大当たり図柄種別判定を行う。
In step S1665, the
遊技制御用マイコン101は、特図2大当たり図柄種別判定では、特図2保留記憶部105bに記憶されている図柄種別乱数の中で最も先に記憶されたものを読み出して、特図2大当たり図柄種別判定テーブルに照合し、何れの大当たり図柄種別であるかを判定する。遊技制御用マイコン101は、特図2大当たり図柄種別判定を行うと、ステップS1668において、その判定結果である大当たり図柄種別を示す図柄種別フラグを遊技用RAM104の所定領域にセットし、ステップS1669において、その判定結果である大当たり図柄種別を示す図柄指定コマンドを遊技用RAM104に設けられた出力バッファにセットし、当該特図2判定処理を終えて、特別図柄待機処理に処理を戻す。
In the special figure 2 jackpot symbol type determination, the
遊技制御用マイコン101は、ステップS1665において大当たりでない、すなわち、ハズレであると判定すると、ステップS1670において、特図2ハズレ図柄種別判定テーブルを選択し、ステップS1671において、特図2ハズレ図柄種別判定を行う。
When the
遊技制御用マイコン101は、特図2ハズレ図柄種別判定では、特図2保留記憶部105bに記憶されている図柄種別乱数の中で最も先に記憶されたものを読み出して、特図2ハズレ図柄種別判定テーブルに照合し、何れのハズレ図柄種別であるかを判定する。遊技制御用マイコン101は、特図2ハズレ図柄種別判定を行うと、ステップS1672において、その判定結果であるハズレ図柄種別を示す図柄種別フラグを遊技用RAM104の所定領域にセットし、ステップS1673において、その判定結果であるハズレ図柄種別を示す図柄指定コマンドを遊技用RAM104に設けられた出力バッファにセットし、当該特図2判定処理を終えて、特別図柄待機処理に処理を戻す。なお、前述の通り、第1実施形態では、特図2に係るハズレ図柄種別としては、ハズレ図柄Dの1種類のみが設けられている。
In the special figure 2 lost symbol type determination, the
次に、特図2変動パターン判定処理について説明する。図58に特図2変動パターン判定処理のフローチャートを示す。図58に示すように、遊技制御用マイコン101は、特図2パターン判定処理において、まずは、ステップS1681として、現在、第2始動口12の開放容易性に係る遊技状態が非時短状態であるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、非時短状態であると判定すると、ステップS1682において、非時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルを選択して、ステップS1689に進む。
Next, the special figure 2 fluctuation pattern determination process will be described. FIG. 58 shows a flowchart of the special figure 2 fluctuation pattern determination process. As shown in FIG. 58, in the special figure 2 pattern determination process, in the special figure 2 pattern determination process, first, as step S1681, is the gaming state related to the ease of opening the
遊技制御用マイコン101は、ステップS1681において、非時短状態ではない、すなわち時短状態であると判定すると、ステップS1683において、後述する時短フラグの種別を確認して、当該時短状態が大当たり遊技後の時短状態であるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、当該時短状態が大当たり遊技後の時短状態であると判定すると、ステップS1684において、第1時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルを選択して、ステップS1689に進む。
When the
遊技制御用マイコン101は、ステップS1683において、大当たり遊技状態後の時短状態ではないと判定すると、ステップS1685において、時短フラグの種別を確認して、当該時短状態が小当たり図柄停止表示後の時短状態であるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、当該時短状態が小当たり図柄停止表示後の時短状態であると判定すると、ステップS1686において、第2時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルを選択して、ステップS1689に進む。
When the
遊技制御用マイコン101は、当該時短状態が小当たり図柄停止表示後の時短状態ではないと判定すると、ステップS1687において、時短フラグの種別を確認して、当該時短状態がハズレ図柄B停止表示後の時短状態であるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、当該時短状態が、ハズレ図柄B停止表示後の時短状態であると判定すると、ステップS1686において、第2時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルを選択して、ステップS1689に進む一方、ハズレ図柄B停止表示後の時短状態ではないと判定すると、ステップS1688において、第3時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルを選択して、ステップS1689に進む。
When the
遊技制御用マイコン101は、ステップS1689において、図柄種別フラグなどを確認して、特図2大当たり判定結果が大当たりであるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、特図2大当たり判定結果が大当たりであると判定すると、ステップS1690において、ステップS1682、S1684、S1686、S1688の何れかで選択した特図2変動パターン判定テーブルの中で、大当たり用の特図2変動パターン判定テーブルを選択する。一方、遊技制御用マイコン101は、特図2大当たり判定結果が大当たりではない、すなわちハズレであると判定すると、ステップS1691において、リーチ判定を行う。遊技制御用マイコン101は、リーチ判定において、特図2保留記憶部105bに記憶されているリーチ乱数の中で最も先に記憶されたものを読み出して、そのリーチ乱数を現在の遊技状態(非時短状態/時短状態)に応じたリーチ判定テーブルに照合して、リーチ有りかリーチ無しかを判定する。
In step S1689, the
遊技制御用マイコン101は、ステップS1692において、リーチ判定の結果が「リーチ有り」であるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、リーチ判定の結果がリーチ有りであれば、ステップS1693において、ステップS1682、S1684、S1686、S1688の何れかで選択した特図2変動パターン判定テーブルの中で、リーチ有りハズレ用の特図2変動パターン判定テーブルを選択してからステップS1695に進み、リーチ判定の結果がリーチ有りでなければ、ステップS1694において、現在の特図2保留数を確認して、ステップS1682、S1684、S1686、S1688の何れかで選択した特図2変動パターン判定テーブルの中で特図2保留数に応じたリーチ無しハズレ用の特図2変動パターン判定テーブルを選択してからステップS1695に進む。
In step S1692, the
遊技制御用マイコン101は、ステップS1690、S1693、S1694で、特図2変動パターン判定テーブルを選択すると、ステップS1695において、選択した特図2変動パターン判定テーブルに基づいて特図2変動パターン判定を行う。遊技制御用マイコン101は、特図2変動パターン判定において、特図2保留記憶部105bに記憶されている特図変動パターン乱数の中で最も先に記憶されたものを読み出して、その特図変動パターン乱数を選択した特図2変動パターン判定テーブルに照合して、特図2変動パターンを判定する。
When the special figure 2 variation pattern determination table is selected in steps S1690, S1693, and S1694, the
続けて、遊技制御用マイコン101は、ステップS1696において、決定された特図2変動パターンを示す特図2変動開始コマンドを出力バッファにセットし、ステップS1697において、決定された特図2変動パターンに応じた特図変動時間を特別動作用タイマにセットして、特図2変動パターン判定処理を終了し、特別図柄待機処理に処理を戻す。
Subsequently, the
次に、特別図柄確定処理について説明する。図59に特別図柄確定処理のフローチャートを示す。図59に示すように、遊技制御用マイコン101は、特別図柄確定処理において、まずは、ステップS1751として、特別図柄の停止表示を終了させて特別図柄を確定するか否か、即ち、ステップS1703で特別動作用タイマにセットした特図確定時間が経過したか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、特図確定時間が経過していないと判定すると、当該特別図柄確定処理を終了する。一方、遊技制御用マイコン101は、特図確定時間が経過したと判定すると、ステップS1752において現在、通常確率状態(高確率フラグがOFF)であるか否かを判定する。
Next, the special symbol determination process will be described. FIG. 59 shows a flowchart of the special symbol determination process. As shown in FIG. 59, in the special symbol determination process, the
遊技制御用マイコン101は、現在、通常確率状態ではないと判定すると、ステップS1757に進み、現在、通常確率状態であると判定すると、ステップS1753において、時短状態(時短フラグがON)であるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、時短状態ではないと判定すると、ステップS1757に進み、現在、時短状態であると判定すると、ステップS1754において、時短残り回数カウンタの値を「1」減算し、ステップS1755において、時短残り回数カウンタの値が「0」であるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、時短残り回数カウンタの値(時短残り回数)が「0」ではないと判定すると、ステップS1757に進み、時短残り回数カウンタの値(時短残り回数)が「0」であると判定すると、ステップS1756において、時短状態から非時短状態に移行させて(時短フラグをOFFする)、ステップS1757に進む。
If the
遊技制御用マイコン101は、ステップS1757において、現在の遊技状態を確認し、その遊技状態を示した遊技状態コマンドを出力バッファにセットし、ステップS1758において、現在停止表示している特別図柄が大当たり図柄であるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、大当たり図柄であると判定すると、ステップS1759において、遊技状態をリセットする(通常遊技状態を設定する。具体的には、高確率フラグおよび時短フラグをOFFし、時短残り回数カウンタの値を「0」にする)。
The
続いて、遊技制御用マイコン101は、ステップS1760において、大当たり遊技準備処理を行い、ステップS1761において、特別動作ステータスを「4」に変更し、当該特別図柄確定処理を終了する。遊技制御用マイコン101は、大当たり遊技準備処理において、大当たり図柄の種別に応じた大当たり遊技制御テーブルを遊技用RAM104の所定領域にセットする。また、停止表示している大当たり図柄に応じたオープニング中であることを示す大当たりオープニングフラグを遊技用RAM104の所定領域にONし、大当たり図柄の種別に応じて、所定のオープニング時間(大当たり遊技が開始されてから1ラウンドを開始するまでの時間)を特別動作用タイマにセットする。さらには、大当たり図柄の種別に応じ、大当たり図柄の種別を示すオープニングコマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。大当たり図柄の種別に応じたオープニングコマンドは、その停止表示した大当たり図柄の種別に応じた大当たり遊技(大当たり遊技のオープニング)が開始されることを表す。
Subsequently, the
遊技制御用マイコン101は、ステップS1758において、現在停止表示している特別図柄が大当たり図柄ではないと判定すると、ステップS1762において、現在停止表示している特別図柄が小当たり図柄であるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、小当たり図柄であると判定すると、ステップS1763において、特別動作ステータスを「6」に変更し、当該特別図柄確定処理を終了する。
When the
遊技制御用マイコン101は、ステップS1762において、現在停止表示している特別図柄が小当たり図柄ではないと判定すると、ステップS1764において、現在停止表示している特別図柄がハズレ図柄Bまたはハズレ図柄Cであるか否かを判定する。遊技制御用マイコン101は、ハズレ図柄Bまたはハズレ図柄Cであると判定すると、ステップS1766において、特別動作ステータスを「8」に変更して、当該特別図柄確定処理を終了する一方、ハズレ図柄Bまたはハズレ図柄Cではないと判定すると、ステップS1765において、特別動作ステータスを「1」に変更して、当該特別図柄確定処理を終了する。
When the
ここで、小当たり図柄表示後遊技状態設定処理(S1507)、およびハズレ図柄表示後遊技状態設定処理(S1509)について説明する。最初に、小当たり図柄表示後遊技状態設定処理(S1507)について説明する。前述の通り、遊技制御用マイコン101は、特別動作ステータスが「6」のときに、小当たり図柄表示後遊技状態設定処理を行う。遊技制御用マイコン101は、小当たり図柄の停止表示後に時短状態にて遊技を行うので、小当たり図柄表示後遊技状態設定処理において、小当たり図柄の停止表示を契機とした時短状態であることを示す時短フラグ(小当たり図柄表示後時短フラグ)を遊技用RAM104の時短フラグ領域にONして時短状態を設定すると共に、小当たり図柄の停止表示を契機とした時短状態であることを示す遊技状態コマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。また、当該時短状態の終了条件は特図可変表示の実行回数「150」回であるので、「150」回を時短規定回数として、時短残り回数カウンタにセットする。そして、遊技制御用マイコン101は、特別動作ステータスを「7」に変更して、当該小当たり図柄表示後遊技状態設定処理を終了する。
Here, the game state setting process after displaying the small hit symbol (S1507) and the game state setting process after displaying the lost symbol (S1509) will be described. First, the game state setting process (S1507) after displaying the small hit symbol will be described. As described above, the
次に、ハズレ図柄表示後遊技状態設定処理(S1509)について説明する。前述の通り、遊技制御用マイコン101は、特別動作ステータスが「8」のときに、ハズレ図柄表示後遊技状態設定処理を行う。遊技制御用マイコン101は、ハズレ図柄表示後遊技状態設定処理において、ハズレ図柄種別に基づいて時短状態を設定する。具体的に、遊技制御用マイコン101は、ハズレ図柄Bの停止表示が行われていれば、ハズレ図柄Bの停止表示を契機とした時短状態であることを示す時短フラグ(ハズレ図柄B表示後時短フラグ)を遊技用RAM104の時短フラグ領域にONして時短状態を設定すると共に、ハズレ図柄Bの停止表示を契機とした時短状態であることを示す遊技状態コマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。また、当該時短状態の終了条件は特図可変表示の実行回数「150」回であるので、「150」回を時短規定回数として、時短残り回数カウンタにセットする。一方、遊技制御用マイコン101は、ハズレ図柄Cの停止表示が行われていれば、ハズレ図柄Cの停止表示を契機とした時短状態であることを示す時短フラグ(ハズレ図柄C表示後時短フラグ)を遊技用RAM104の時短フラグ領域にONして時短状態を設定すると共に、ハズレ図柄Cの停止表示を契機とした時短状態であることを示す遊技状態コマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。また、当該時短状態の終了条件は特図可変表示の実行回数「50」回であるので、「50」回を時短規定回数として、時短残り回数カウンタにセットする。そして、遊技制御用マイコン101は、特別動作ステータスを「1」に変更して、当該ハズレ図柄表示後遊技状態設定処理を終了する。
Next, the game state setting process (S1509) after the loss symbol display will be described. As described above, the
なお、遊技制御用マイコン101は、大当たり遊技後遊技状態設定処理(S1505)において時短状態を設定する場合は、大当たり遊技状態の終了を契機とした時短状態であることを示す時短フラグ(大当たり遊技状態後時短フラグ)を遊技用RAM104の時短フラグ領域にONして時短状態を設定すると共に、大当たり遊技状態の終了を契機とした時短状態であることを示す遊技状態コマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。また、当該時短状態に終了条件としての時短期待回数が設定されている場合、すなわち、大当たり図柄C,Fに係る大当たり遊技状態終了後の時短状態を設定する場合、当該時短状態の終了条件は特図可変表示の実行回数「100」回であるので、「100」回を時短規定回数として、時短残り回数カウンタにセットする。
When setting the time saving state in the game state setting process (S1505) after the big hit game, the
このように、大当たり遊技後遊技状態設定処理(S1505)、小当たり図柄表示後遊技状態設定処理(S1507)、およびハズレ図柄表示後遊技状態設定処理(S1509)において、時短状態を示す時短フラグとして、大当たり遊技状態後時短フラグ、小当たり図柄表示後時短フラグ、ハズレ図柄B表示後時短フラグ、およびハズレ図柄C表示後時短フラグがセットされるので、遊技制御用マイコン101は、当該時短フラグに基づいて、契機が関連付けられた時短状態を特定し、時短状態に係る特図2変動パターン判定テーブルを適切に選択して、特図2変動パターン判定を行うことができる。
In this way, in the game state setting process after the big hit game (S1505), the game state setting process after the small hit symbol display (S1507), and the game state setting process after the loss symbol display (S1509), as a time saving flag indicating the time saving state, Since the big hit game state after time reduction flag, the small hit symbol display after time reduction flag, the lost symbol B display after time reduction flag, and the lost symbol C display after time reduction flag are set, the
次に、演出制御用マイコン121が、各契機による時短状態を設定した場合の演出について説明する。最初に大当たり遊技状態の終了を契機とした時短状態における演出について説明する。図60は、主に、表示部50aで、大当たり遊技状態の終了を契機とした時短状態において時短モードによる演出が行われている様子を示す図である。図60(A)は、時短モードによる演出が行われる前の演出として、大当たり遊技が終了する際にエンディング演出が実行されている様子を示す図、図60(B)は、エンディング演出が終了して時短モードになって特図変動演出が開始される直前の様子を示す図、図60(C)~図60(E)は、演出モードBによる特図変動演出が行われている様子を示す図である。
Next, the effect when the
前述のように、演出制御用マイコン121は、大当たり遊技状態が終了するときに、時短演出モードを設定し、時短演出モードを開始することを示す時短演出モード開始コマンドを演出用RAM124の出力バッファにセットする。セットされた時短モード開始コマンドは、コマンド送信処理(S4004)により画像制御基板140に送信される。
As described above, the
画像制御基板140の画像用CPU141は、時短モード開始コマンドを受信すると、図60(A)~図60(B)に示すように、エンディング用背景画像G202から、時短用背景画像G130に切り替える。また、画像用CPU141は、これから時短状態で制御され、時短状態では基本的に第2始動口12へ入賞させて特図2可変表示を行う遊技が行われるので、表示部50aの所定領域において、右打ちを促す画像(右打ち画像)G30を表示する。さらに、画像用CPU141は、表示部50aの所定領域において、当該時短状態に係る時短残り回数を示す画像(時短残り回数画像)G31を表示する。
Upon receiving the time saving mode start command, the
なお、右打ち画像G30および時短残り回数画像G31の具体的な表示内容は、その機能を発揮できる範囲内で特に限定されないが、第1実施形態では、右打ち画像G30は、表示部50aの水平方向全域に延びた帯状のベース部分と、ベース部分の上で水平方向に複数並べられた右向き矢印を表す図形と、で構成され、時短残り回数画像G31は、文字「残り回数〇〇回」で構成されている。時短残り回数画像G31に係る「〇〇」の部分には、実際の時短残り回数を表す数字が表示される。よって、図60(B)に示すように、エンディング演出が終了して時短モードによる特図変動演出が開始される前には、大当たり遊技状態後の時短状態に係る時短規定回数である「100」が表示されている。また、画像用CPU141は、エンディング演出が終了して時短モードによる特図変動演出が開始される前に、当該大当たり遊技に係る演出図柄EZ1~EZ3を停止状態で表示する。
The specific display contents of the right-handed image G30 and the time-saving remaining number of times image G31 are not particularly limited within the range in which the functions can be exhibited, but in the first embodiment, the right-handed image G30 is the
そして、時短演出モードにおいて1回目の特図変動表示が開始されると、図60(C)に示すように、演出図柄EZ1~EZ3の変動表示が開始されると共に、時短残り回数画像G31が示す時短残り回数が「1」減少する。そして、当該1回目の特図変動表示が終了すると、図60(D)に示すように、演出図柄EZ1~EZ3の停止表示が行われる。続いて、時短演出モードにおいて2回目の特図変動表示が開始されると、図60(E)に示すように、演出図柄EZ1~EZ3の変動表示が開始されると共に、時短残り回数画像G31が示す時短残り回数がさらに「1」減少する。その後は、大当たり当選しない限りは、時短演出モードにおいて特図変動パターンに基づく特図変動演出などが適宜に実行されながら、特図変動表示が開始される度に、時短残り回数画像G31が示す時短残り回数が「1」ずつ減少していく。 Then, when the first special figure variation display is started in the time saving effect mode, as shown in FIG. 60 (C), the variation display of the effect symbols EZ1 to EZ3 is started, and the time saving remaining number image G31 is shown. The number of remaining time reductions is reduced by "1". Then, when the first special figure variation display is completed, the staging symbols EZ1 to EZ3 are stopped and displayed as shown in FIG. 60 (D). Subsequently, when the second special figure variation display is started in the time reduction effect mode, as shown in FIG. 60 (E), the variation display of the effect symbols EZ1 to EZ3 is started, and the time reduction remaining number image G31 is displayed. The number of remaining time reductions shown is further reduced by "1". After that, unless the jackpot is won, the time saving remaining number image G31 shows the time saving each time the special figure fluctuation display is started while the special figure fluctuation effect based on the special figure fluctuation pattern is appropriately executed in the time saving effect mode. The remaining number of times decreases by "1".
次に、小当たり図柄の停止表示を契機とした時短状態、ハズレ図柄Bの停止表示を契機とした時短状態、およびハズレ図柄Cの停止表示を契機とした時短状態において行われる演出について説明する。 Next, the effects performed in the time saving state triggered by the stop display of the small hit symbol, the time saving state triggered by the stop display of the lost symbol B, and the time saving state triggered by the stop display of the lost symbol C will be described.
第1実施形態では、小当たり図柄の停止表示を契機とした時短状態、およびハズレ図柄Bの停止表示を契機とした時短状態では、時短演出モードとは異なり、当該時短状態に応じた演出モードが設定される。以下において、この演出モードを「超チャンスモード」と称する。そして、超チャンスモードでは、時短演出モードの場合と同様に、表示部50aにおいて、超チャンスモード専用の背景画像(超チャンスモード用背景画像G140)が表示され、スピーカー52から超チャンスモード用のBGM(超チャンスモード用BGM)が出力される。なお、第1実施形態では、超チャンスモード用背景画像G140はゴルフ場の風景を紹介する動画で構成されている。
In the first embodiment, in the time saving state triggered by the stop display of the small hit symbol and the time saving state triggered by the stop display of the lost symbol B, the effect mode corresponding to the time saving state is different from the time saving effect mode. Set. Hereinafter, this effect mode is referred to as a “super chance mode”. Then, in the super chance mode, a background image dedicated to the super chance mode (background image G140 for the super chance mode) is displayed on the
演出制御用マイコン121は、例えば、小当たり図柄の停止表示を契機とした時短状態を示す遊技状態コマンド、およびハズレ図柄Bの停止表示を契機とした時短状態を示す遊技状態コマンドを受信すると、ステップS4310の遊技状態設定処理において新たに遊技状態を設定した後に、超チャンスモードを示す演出モードフラグ(超チャンスモードフラグ)を演出用RAM124の所定領域にONすると共に、超チャンスモードを開始することを示す超チャンスモード開始コマンドを演出用RAM124の出力バッファにセットする。セットされた超チャンスモード開始コマンドは、コマンド送信処理(S4004)により画像制御基板140に送信される。
When the
画像制御基板140の画像用CPU141は、超チャンスモード開始コマンドを受信すると、表示部50aにおいて、その直前に表示されている背景画像から、超チャンスモード用背景画像G140に切り替える。また、画像用CPU141は、これから時短状態で制御され、時短状態では基本的に第2始動口12へ入賞させて特図2可変表示を行う遊技が行われるので、表示部50aの所定領域において、右打ち画像G30を表示する。さらに、画像用CPU141は、表示部50aの所定領域において、当該時短状態に係る時短残り回数を表す時短残り回数画像G31を表示する。
Upon receiving the super chance mode start command, the
一方、ハズレ図柄Cの停止表示を契機とした時短状態では、時短演出モードおよび超チャンスモードとは異なり、当該時短状態に応じた演出モードが設定される。以下において、この演出モードを「短チャンスモード」と称する。そして、短チャンスモードでは、時短演出モードおよび超チャンスモードの場合と同様に、表示部50aにおいて、短チャンスモード専用の背景画像(短チャンスモード用背景画像G150)が表示され、スピーカー52から短チャンスモード用のBGM(短チャンスモード用BGM)が出力される。なお、第1実施形態では、短チャンスモード用背景画像G150は所定のキャラクターがジョギングをしている様子を表す動画で構成されている。
On the other hand, in the time saving state triggered by the stop display of the lost symbol C, the effect mode is set according to the time saving state, unlike the time saving effect mode and the super chance mode. Hereinafter, this effect mode is referred to as a “short chance mode”. Then, in the short chance mode, a background image dedicated to the short chance mode (background image G150 for the short chance mode) is displayed on the
演出制御用マイコン121は、例えば、ハズレ図柄Cの停止表示を契機とした時短状態を示す遊技状態コマンドを受信すると、ステップS4310の遊技状態設定処理において新たに遊技状態を設定した後に、短チャンスモードを示す演出モードフラグ(短チャンスモードフラグ)を演出用RAM124の所定領域にONすると共に、短チャンスモードを開始することを示す短チャンスモード開始コマンドを演出用RAM124の出力バッファにセットする。セットされた短チャンスモード開始コマンドは、コマンド送信処理(S4004)により画像制御基板140に送信される。
When the
画像制御基板140の画像用CPU141は、短チャンスモード開始コマンドを受信すると、表示部50aにおいて、その直前に表示されている背景画像から、短チャンスモード用背景画像G150に切り替える。また、画像用CPU141は、これから時短状態で制御され、時短状態では基本的に第2始動口12へ入賞させて特図2可変表示を行う遊技が行われるので、表示部50aの所定領域において、右打ち画像G30を表示する。さらに、画像用CPU141は、表示部50aの所定領域において、当該時短状態に係る時短残り回数を表す時短残り回数画像G31を表示する。
Upon receiving the short chance mode start command, the
また、詳細な説明は省略するが、第1実施形態では、小当たりに係る特図変動演出、ハズレ図柄種別Bのハズレに係る特図変動演出、およびハズレ図柄種別Cのハズレに係る特図変動演出では、リーチが成立した後に、これらの特図変動演出に専用の演出が実行される。以下において、この専用の演出のことを「チャレンジ演出」と称する。 Further, although detailed description is omitted, in the first embodiment, the special figure variation effect related to the small hit, the special figure variation effect related to the loss of the lost symbol type B, and the special figure variation related to the loss of the lost symbol type C are omitted. In the production, after the reach is established, a dedicated production is executed for these special figure fluctuation productions. In the following, this dedicated production will be referred to as "challenge production".
チャレンジ演出では、表示部50aにおいて、背景画像として、チャレンジ演出専用の背景画像(チャレンジ演出用背景画像)G116が表示される。すなわち、リーチが成立すると、表示部50aにおいては、それまで表示されていた何れかの通常用背景画像(第1通常用背景画像G111、第2通常用背景画像G112、第3通常用背景画像G113)から、チャレンジ演出用背景画像G116に切り替わる。
In the challenge effect, the background image (background image for the challenge effect) G116 dedicated to the challenge effect is displayed as the background image on the
次に、超チャンスモードおよび短チャンスモードの具体例について説明する。図61は、主に、表示部50aで、通常演出モードから超チャンスモードに切り替わって、超チャンスモードによる演出が行われている様子を示す図である。一方、図61は、主に、表示部50aで、通常演出モードから短チャンスモードに切り替わって、短チャンスモードによる演出が行われている様子を示す図である。
Next, specific examples of the super chance mode and the short chance mode will be described. FIG. 61 is a diagram showing a state in which the
最初に超チャンスモードについて説明する。図61(A)は、通常演出モードにおいて表示部50aでチャレンジ演出が行われている様子を示す図、図61(B)は、通常演出モードにおいて表示部50aでチャレンジ演出が終了して、小当たり、およびハズレ図柄Bのハズレを示唆すると共に、超チャンスモードが設定されることを示唆する態様で演出図柄EZ1~EZ3の停止表示が実行されている様子を示す図、図61(C)は、通常演出モードが終了して超チャンスモードによる特図変動演出が開始される直前の様子を示す図、図61(D)~図61(F)は、超チャンスモードによる特図変動演出が行われている様子を示す図である。
First, I will explain the super chance mode. FIG. 61 (A) is a diagram showing a state in which a challenge effect is performed on the
図61(A)に示すように、特図変動演出においてチャレンジ演出が実行されているときに、小当たりおよびハズレ図柄Bに係る特図変動表示が終了すると、図61(B)に示すように、小当たり、およびハズレ図柄Bのハズレを示唆すると共に、超チャンスモードが設定されることを示唆する態様で演出図柄EZ1~EZ3の停止表示が行われる。第1実施形態では、演出図柄EZ1~EZ3に係る「小当たり、およびハズレ図柄Bのハズレを示唆すると共に、超チャンスモードが設定されることを示唆する態様」として、左演出図柄EZ1が文字「超チャンス」を含む画像(左超チャンスモード示唆画像)G32a、中演出図柄EZ2が文字「モード」を含む画像(中超チャンスモード示唆画像)G32b、右演出図柄EZ3が文字「突入」を含む画像(右超チャンスモード示唆画像)G32cでそれぞれ構成されている。 As shown in FIG. 61 (A), when the special figure variation display relating to the small hit and the lost symbol B is completed while the challenge effect is being executed in the special map variation effect, as shown in FIG. 61 (B). , Small hit, and lost symbol B is suggested, and the staging symbols EZ1 to EZ3 are stopped and displayed in a manner suggesting that the super chance mode is set. In the first embodiment, the left effect symbol EZ1 is the character "as an embodiment suggesting that the super chance mode is set while suggesting the loss of the small hit and the loss symbol B" related to the effect symbols EZ1 to EZ3. An image containing "super chance" (left super chance mode suggestion image) G32a, an image in which the middle effect symbol EZ2 contains the character "mode" (medium super chance mode suggestion image) G32b, and an image in which the right effect symbol EZ3 contains the character "rush" ( Right super chance mode suggestion image) It is composed of G32c respectively.
なお、以下において、左超チャンスモード示唆画像G32a、中超チャンスモード示唆画像G32b、および右超チャンスモード示唆画像G32cを併せて「超チャンスモード示唆画像G32」と総称する。超チャンスモード示唆画像G32の表示は、超チャンスモードが設定されることを示唆している。 In the following, the left super chance mode suggestion image G32a, the middle super chance mode suggestion image G32b, and the right super chance mode suggestion image G32c are collectively referred to as "super chance mode suggestion image G32". The display of the super-chance mode suggestion image G32 suggests that the super-chance mode is set.
前述のように、特別図柄確定処理が終了した直後に、小当たり図柄の停止表示を契機とした時短状態を示す遊技状態コマンド、またはハズレ図柄Bの停止表示を契機とした時短状態を示す遊技状態コマンドが演出制御基板120に送信されるので、演出図柄EZ1~EZ3の停止表示が行われてから特図確定時間が経過したことに応じて、超チャンスモードが設定されて、超チャンスモード開始コマンドが画像制御基板140に送信される。よって、このタイミングで、図61(C)に示すように、チャレンジ演出用背景画像G116から超チャンスモード用背景画像G140に切り替わる。また、これから時短状態で制御され、時短状態では基本的に第2始動口12へ入賞させて特図2可変表示を行う遊技が行われるので、表示部50aの所定領域において、右打ち画像G30が表示される。さらに、表示部50aの所定領域において、当該時短状態に係る時短残り回数画像G31が表示される。なお、第1実施形態では、小当たり図柄の停止表示を契機とした時短状態、およびハズレ図柄Bの停止表示を契機とした時短状態に係る時短規定回数は「150」回であるので、超チャンスモードの設定直後は、図61(C)に示すように、時短残り回数画像G31が表示されたとき、時短残り回数画像G31は時短残り回数が「150」回であることを示唆している。
As described above, immediately after the special symbol confirmation process is completed, the game state command indicating the time saving state triggered by the stop display of the small hit symbol, or the gaming state indicating the time saving state triggered by the stop display of the lost symbol B. Since the command is transmitted to the
続いて、超チャンスモードにおいて1回目の特図変動表示が開始されると、図61(D)に示すように、演出図柄EZ1~EZ3の変動表示が開始されると共に、時短残り回数画像G31が示す時短残り回数が「1」減少する。そして、当該1回目の特図変動表示が終了すると、図61(E)に示すように、演出図柄EZ1~EZ3の停止表示が行われる。続いて、超チャンスモードにおいて2回目の特図変動表示が開始されると、図61(F)に示すように、演出図柄EZ1~EZ3の変動表示が開始されると共に、時短残り回数画像G31が示す時短残り回数がさらに「1」減少する。その後は、大当たり当選しない限りは、超チャンスモードにおいて特図変動パターンに基づく特図変動演出などが適宜に実行されながら、特図変動表示が開始される度に、時短残り回数画像G31が示す時短残り回数が「1」ずつ減少していく。 Subsequently, when the first special figure variation display is started in the super chance mode, as shown in FIG. 61 (D), the variation display of the staging symbols EZ1 to EZ3 is started, and the time saving remaining number image G31 is displayed. The number of remaining time reductions shown is reduced by "1". Then, when the first special figure variation display is completed, the staging symbols EZ1 to EZ3 are stopped and displayed as shown in FIG. 61 (E). Subsequently, when the second special figure variation display is started in the super chance mode, as shown in FIG. 61 (F), the variation display of the staging symbols EZ1 to EZ3 is started, and the time saving remaining number image G31 is displayed. The number of remaining time reductions shown is further reduced by "1". After that, unless the jackpot is won, the time saving remaining number image G31 shows the time saving each time the special figure fluctuation display is started while the special figure fluctuation effect based on the special figure fluctuation pattern is appropriately executed in the super chance mode. The remaining number of times decreases by "1".
次に、短チャンスモードについて説明する。図62(A)は、通常演出モードにおいて表示部50aでチャレンジ演出が行われている様子を示す図、図62(B)は、通常演出モードにおいて表示部50aでチャレンジ演出が終了して、ハズレ図柄Cのハズレを示唆すると共に、短チャンスモードが設定されることを示唆する態様で演出図柄EZ1~EZ3の停止表示が実行されている様子を示す図、図62(C)は、通常演出モードが終了して短チャンスモードによる特図変動演出が開始される直前の様子を示す図、図62(D)~図62(F)は、短チャンスモードによる特図変動演出が行われている様子を示す図である。
Next, the short chance mode will be described. FIG. 62 (A) is a diagram showing a state in which a challenge effect is performed on the
図62(A)に示すように、特図変動演出においてチャレンジ演出が実行されているときに、ハズレ図柄Cに係る特図変動表示が終了すると、図62(B)に示すように、ハズレ図柄Cのハズレを示唆すると共に、短チャンスモードが設定されることを示唆する態様で演出図柄EZ1~EZ3の停止表示が行われる。第1実施形態では、演出図柄EZ1~EZ3に係る「ハズレ図柄Cのハズレを示唆すると共に、短チャンスモードが設定されることを示唆する態様」として、左演出図柄EZ1が文字「短チャンス」を含む画像(左短チャンスモード示唆画像)G33a、中演出図柄EZ2が文字「モード」を含む画像(中短チャンスモード示唆画像)G33b、右演出図柄EZ3が文字「突入」を含む画像(右短チャンスモード示唆画像)G33cでそれぞれ構成されている。 As shown in FIG. 62 (A), when the special symbol variation display related to the lost symbol C is completed while the challenge effect is being executed in the special map variation effect, the lost symbol is as shown in FIG. 62 (B). The stop display of the staging symbols EZ1 to EZ3 is performed in a manner suggesting that C is lost and that the short chance mode is set. In the first embodiment, the left effect symbol EZ1 expresses the character "short chance" as "a mode suggesting that the loss symbol C is lost and the short chance mode is set" related to the effect symbols EZ1 to EZ3. Image including (left short chance mode suggestion image) G33a, image in which the middle effect symbol EZ2 contains the character "mode" (medium and short chance mode suggestion image) G33b, image in which the right effect symbol EZ3 contains the character "rush" (right short chance) Mode suggestion image) It is composed of G33c respectively.
なお、以下において、左短チャンスモード示唆画像G33a、中短チャンスモード示唆画像G33b、および右短チャンスモード示唆画像G33cを併せて「短チャンスモード示唆画像G33」と総称する。短チャンスモード示唆画像G33の表示は、短チャンスモードが設定されることを示唆している。 In the following, the left short chance mode suggestion image G33a, the medium short chance mode suggestion image G33b, and the right short chance mode suggestion image G33c are collectively referred to as "short chance mode suggestion image G33". The display of the short chance mode suggestion image G33 suggests that the short chance mode is set.
前述のように、特別図柄確定処理が終了した直後に、ハズレ図柄Cの停止表示を契機とした時短状態を示す遊技状態コマンドが演出制御基板120に送信されるので、演出図柄EZ1~EZ3の停止表示が行われてから特図確定時間が経過したことに応じて、短チャンスモードが設定されて、短チャンスモード開始コマンドが画像制御基板140に送信される。よって、このタイミングで、図62(C)に示すように、チャレンジ演出用背景画像G116から短チャンスモード用背景画像G150に切り替わる。また、これから時短状態で制御され、時短状態では基本的に第2始動口12へ入賞させて特図2可変表示を行う遊技が行われるので、表示部50aの所定領域において、右打ち画像G30が表示される。さらに、表示部50aの所定領域において、当該時短状態に係る時短残り回数画像G31が表示される。なお、第1実施形態では、ハズレ図柄Cの停止表示を契機とした時短状態に係る時短規定回数は「50」回であるので、短チャンスモードの設定直後は、図62(C)に示すように、時短残り回数画像G31が表示されたとき、時短残り回数画像G31は時短残り回数が「50」回であることを示唆している。
As described above, immediately after the special symbol confirmation process is completed, the game state command indicating the time saving state triggered by the stop display of the lost symbol C is transmitted to the
続いて、短チャンスモードにおいて1回目の特図変動表示が開始されると、図62(D)に示すように、演出図柄EZ1~EZ3の変動表示が開始されると共に、時短残り回数画像G31が示す時短残り回数が「1」減少する。そして、当該1回目の特図変動表示が終了すると、図62(E)に示すように、演出図柄EZ1~EZ3の停止表示が行われる。続いて、短チャンスモードにおいて2回目の特図変動表示が開始されると、図62(F)に示すように、演出図柄EZ1~EZ3の変動表示が開始されると共に、時短残り回数画像G31が示す時短残り回数がさらに「1」減少する。その後は、大当たり当選しない限りは、短チャンスモードにおいて特図変動パターンに基づく特図変動演出などが適宜に実行されながら、特図変動表示が開始される度に、時短残り回数画像G31が示す時短残り回数が「1」ずつ減少していく。 Subsequently, when the first special figure variation display is started in the short chance mode, as shown in FIG. 62 (D), the variation display of the staging symbols EZ1 to EZ3 is started, and the time saving remaining number image G31 is displayed. The number of remaining time reductions shown is reduced by "1". Then, when the first special figure variation display is completed, the staging symbols EZ1 to EZ3 are stopped and displayed as shown in FIG. 62 (E). Subsequently, when the second special figure variation display is started in the short chance mode, as shown in FIG. 62 (F), the variation display of the staging symbols EZ1 to EZ3 is started, and the time saving remaining number image G31 is displayed. The number of remaining time reductions shown is further reduced by "1". After that, unless the jackpot is won, the special figure fluctuation effect based on the special figure fluctuation pattern is appropriately executed in the short chance mode, and each time the special figure fluctuation display is started, the time reduction remaining number image G31 shows the time reduction. The remaining number of times decreases by "1".
次に、第1実施形態に係るパチンコ遊技機PY1の特徴的な遊技フローについて説明する。図63は、第1実施形態に係るパチンコ遊技機PY1の特徴的な遊技フローを表した図である。通常遊技状態にて遊技が行われているときに、言い換えると、通常演出モードで、第1通常演出ステージ、第2通常演出ステージ、および第3通常演出ステージによる演出が実行されているときに、小当たり図柄の停止表示、またはハズレ図柄Bの停止表示が行われると、当該停止表示に応じて、時短規定回数が150回であり、第2時短状態用特図2変動パターン判定テーブルが用いられる時短状態が設定されて低確率高ベース遊技状態に移行すると共に、超チャンスモードに移行する。一方、ハズレ図柄Cの停止表示が行われると、当該停止表示に応じて、時短規定回数が50回であり、第3時短状態用特図2変動パターン判定テーブルが用いられる時短状態が設定されて低確率高ベース遊技状態に移行すると共に、短チャンスモードに移行する。 Next, a characteristic gaming flow of the pachinko gaming machine PY1 according to the first embodiment will be described. FIG. 63 is a diagram showing a characteristic gaming flow of the pachinko gaming machine PY1 according to the first embodiment. When the game is being played in the normal gaming state, in other words, when the production by the first normal production stage, the second normal production stage, and the third normal production stage is being executed in the normal production mode. When the stop display of the small hit symbol or the stop display of the lost symbol B is performed, the time reduction specified number of times is 150 times according to the stop display, and the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the second time reduction state is used. A time saving state is set and the game shifts to a low-probability high-base game state, and at the same time, shifts to a super-chance mode. On the other hand, when the stop display of the lost symbol C is performed, the time reduction specified number of times is 50 times according to the stop display, and the time reduction state in which the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the third time reduction state is used is set. It shifts to the low-probability high-base game state and also shifts to the short chance mode.
また、通常遊技状態にて遊技が行われているときに、言い換えると、通常演出モードで、第1通常演出ステージ、第2通常演出ステージ、および第3通常演出ステージによる演出が実行されているときに、大当たり図柄Cの停止表示が行われると、当該停止表示に応じて、大当たり遊技状態に移行すると共に、大当たり演出モードに移行する。そして、大当たり図柄Cの停止表示に基づく大当たり遊技状態の終了に応じて、時短規定回数が100回であり、第1時短状態用特図2変動パターン判定テーブルが用いられる時短状態が設定されて低確率高ベース遊技状態に移行すると共に、時短演出モードに移行する。なお、大当たり図柄A、Bの停止表示が行われると、当該停止表示に応じて、大当たり遊技状態に移行すると共に、大当たり演出モードに移行する。そして、大当たり図柄A、Bの停止表示に基づく大当たり遊技状態の終了に応じて、第1時短状態用特図2変動パターン判定テーブルが用いられる時短状態が設定されて高確率高ベース遊技状態に移行すると共に、確変演出モードに移行する。 Further, when the game is being performed in the normal game state, in other words, when the production by the first normal production stage, the second normal production stage, and the third normal production stage is executed in the normal production mode. When the stop display of the jackpot symbol C is performed, the game shifts to the jackpot gaming state and the jackpot effect mode shifts according to the stop display. Then, according to the end of the jackpot gaming state based on the stop display of the jackpot symbol C, the time saving specified number of times is 100 times, and the time saving state in which the special figure 2 variation pattern determination table for the first time saving state is used is set and is low. At the same time as shifting to the high probability base game state, it shifts to the time saving effect mode. When the big hit symbols A and B are stopped, the game shifts to the jackpot game state and the jackpot effect mode is set according to the stop display. Then, according to the end of the jackpot gaming state based on the stop display of the jackpot symbols A and B, the time saving state in which the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the first time saving state is used is set and the game shifts to the high probability high base gaming state. At the same time, it shifts to the probability change production mode.
以上のように第1実施形態に係るパチンコ遊技機PY1によると、大当たり遊技を実行することなく時短状態になることがある。よって、遊技者に肯定的な驚きを与えることができ、遊技興趣が向上する。また、大当たり遊技を発生させる大当たり図柄とは異なるハズレ図柄や小当たり図柄が停止表示すると時短状態になるので、遊技者にハズレ図柄や小当たり図柄の停止表示に対しても期待感を持たせることができ、遊技興趣が向上する As described above, according to the pachinko gaming machine PY1 according to the first embodiment, the time may be shortened without executing the jackpot game. Therefore, it is possible to give a positive surprise to the player and improve the game entertainment. In addition, if a lost symbol or a small hit symbol that is different from the jackpot symbol that generates the jackpot game is stopped and displayed, the time will be shortened. And improve the game entertainment
また、特図変動表示が行われる前のハズレ図柄種別判定でハズレ図柄B、Cに判定されると、すなわち時短状態にすることができるか否かの判定で時短状態にすることができると判定されると、ハズレ図柄B、Cの停止表示が行われるので、大当たり当選以外にも遊技者に有利になる機会が設けられることになる。よって、遊技が奥深くなって遊技興趣が向上する。さらに、ハズレ図柄B、Cの停止表示および小当たり図柄の停止表示の後以外にも、大当たり遊技が実行された後に時短状態になることがある。このように、時短状態へのルートが複数設けられることで、遊技が適度に複雑化されて遊技興趣が向上する。 In addition, if the lost symbols B and C are determined in the loss symbol type determination before the special symbol variation display is performed, that is, it is determined that the time reduction state can be achieved by determining whether or not the time reduction state can be achieved. If this is done, the stop display of the lost symbols B and C will be displayed, so that there will be an opportunity to be advantageous to the player in addition to the big hit winning. Therefore, the game becomes deeper and the game fun is improved. Further, in addition to after the stop display of the lost symbols B and C and the stop display of the small hit symbol, the time may be shortened after the big hit game is executed. In this way, by providing a plurality of routes to the time saving state, the game is appropriately complicated and the game entertainment is improved.
また、パチンコ遊技機PY1によると、大当たり図柄とは異なる特別図柄が停止表示すると時短状態になることがあり、当該時短状態のときと、通常遊技状態(非時短状態)のときと、で特図2変動パターンを決定するための条件が異なる、具体的には特図2変動パターン判定テーブルが異なるので、パチンコ遊技機PY1に係る遊技フローを適度に複雑化することができて遊技興趣が向上する。さらに、時短状態にすることができる大当たり図柄とは異なる特別図柄として、ハズレ図柄B、ハズレ図柄C、および小当たり図柄があり、ハズレ図柄Bの停止表示および小当たり図柄の停止表示が行われた場合と、ハズレ図柄Cの停止表示が行われた場合と、で当該時短状態において特図2変動パターンを決定するための条件が異なる、具体的には特図2変動パターン判定テーブルが異なるので、パチンコ遊技機PY1に係る遊技フローを適度に複雑化すると共に、時短状態に対する単調化や飽きを防止することができて遊技興趣が向上する。 In addition, according to the pachinko gaming machine PY1, when a special symbol different from the jackpot symbol is stopped and displayed, it may be in a time-saving state, and it is a special figure in the time-saving state and in the normal game state (non-time-saving state). 2 The conditions for determining the fluctuation pattern are different, specifically, since the special figure 2 fluctuation pattern determination table is different, the game flow related to the pachinko gaming machine PY1 can be appropriately complicated, and the game interest is improved. .. Further, there are a lost symbol B, a lost symbol C, and a small hit symbol as special symbols different from the big hit symbol that can be shortened, and the stop display of the lost symbol B and the stop display of the small hit symbol are performed. The conditions for determining the special figure 2 fluctuation pattern are different between the case and the case where the stop display of the lost symbol C is performed. Specifically, the special figure 2 fluctuation pattern determination table is different. The game flow related to the pachinko game machine PY1 can be appropriately complicated, and monotonousness and boredom can be prevented in a time-saving state, which improves the game entertainment.
(第1実施形態の変更例)
次に、第1実施形態に係るパチンコ遊技機PY1の変更例について説明する。第1実施形態では、時短状態を発生させる特図1ハズレ図柄種別は、ハズレ図柄B,Cの2種類であるが、3種類以上であってもよい。この場合は、第1実施形態のように、ハズレ図柄種別に応じて時短状態において用いる特図2変動パターン判定テーブルを異ならせても良い。また、第1実施形態では、特図2ハズレ図柄種別は、時短状態を発生させないハズレ図柄のみ設けられているが、特図1ハズレ図柄種別のように、時短状態を発生させるハズレ図柄種別を設けても良い。この場合、時短状態において、時短状態を発生させる何れかの特図1ハズレ図柄種別と同じ特図2変動パターン判定テーブルを用いても良く、また、時短状態を発生させる特図1ハズレ図柄種別と異なる特図2変動パターン判定テーブルを用いても良い。
(Example of modification of the first embodiment)
Next, a modified example of the pachinko gaming machine PY1 according to the first embodiment will be described. In the first embodiment, the special figure 1 lost symbol type that causes the time saving state is two types of lost symbols B and C, but may be three or more types. In this case, as in the first embodiment, the special figure 2 fluctuation pattern determination table used in the time saving state may be different depending on the type of lost symbol. Further, in the first embodiment, the special figure 2 lost symbol type is provided only for the lost symbol that does not generate the time saving state, but the lost symbol type that causes the time saving state is provided as in the
また、第1実施形態では、特図2大当たり判定テーブルには小当たりが含まれていないが、小当たりを含ませて、特図2大当たり判定でも小当たり当選できるようにしても良い。この場合、小当たり図柄の停止表示の終了を契機に時短状態が設定されるようにしても良い。さらにこの場合の時短状態では、特図1に係る小当たり図柄の停止表示後と同じ特図2変動パターン判定テーブルを用いても良く、また、異なる特図2変動パターン判定テーブルを用いても良い。 Further, in the first embodiment, the special figure 2 big hit determination table does not include the small hit, but the small hit may be included so that the small hit can be won even in the special figure 2 big hit determination. In this case, the time saving state may be set when the stop display of the small hit symbol ends. Further, in the time saving state in this case, the same special figure 2 fluctuation pattern determination table as after the stop display of the small hit symbol according to the special figure 1 may be used, or a different special figure 2 fluctuation pattern determination table may be used. ..
さらに、第1実施形態では、小当たり図柄には、ハズレ図柄のように複数の種類が設けられていないが、ハズレ図柄のように複数の種類が設けられていても良い。この場合、小当たり図柄の種別に応じて時短状態において用いる特図2変動パターン判定テーブルを異ならせても良い。また、第1実施形態では、小当たり図柄が停止表示すると、その停止表示後に必ず時短状態が発生するが、時短状態が発生しない場合があっても良い。すなわち、小当たり図柄には、時短状態を発生させる小当たり図柄の種別と、時短状態を発生させない小当たり図柄の種別があっても良い。あるいは、時短状態を発生させない小当たり図柄のみが設けられていても良い。 Further, in the first embodiment, the small hit symbol is not provided with a plurality of types like the lost symbol, but may be provided with a plurality of types such as the lost symbol. In this case, the special figure 2 fluctuation pattern determination table used in the time saving state may be different depending on the type of the small hit symbol. Further, in the first embodiment, when the small hit symbol is stopped and displayed, the time saving state always occurs after the stop display, but the time saving state may not occur in some cases. That is, the small hit symbol may have a type of a small hit symbol that generates a time saving state and a type of a small hit symbol that does not generate a time saving state. Alternatively, only a small hit symbol that does not generate a time saving state may be provided.
また、第1実施形態では、小当たり図柄の停止表示およびハズレ図柄の停止表示の何れでも時短状態になり得るが、大当たり遊技状態の終了以外の契機として、何れか一方の図柄の停止表示のみが設けられるようにしても良い。さらには、大当たり判定によって大当たり判定結果として小当たり図柄が導出されたことや小当たり種別判定によって小当たり図柄種別判定結果として小当たり図柄B,Cが導出されたことによって時短状態を発生させるのではなく、例えば、大当たり判定前に時短状態を発生させるか否かの判定(時短判定)を行っても良い。この場合、例えば大当たり乱数のような乱数(時短乱数)を別に設けておき、大当たり判定のように、時短乱数を、時短状態を発生させることと時短状態を発生させないことに時短乱数の判定値が適宜に振り分けられた時短判定テーブルに照合する時短判定を行うようにしても良い。そして、時短判定で時短状態を発生させると判定した場合に小当たり図柄の停止表示後やハズレ図柄の停止表示後に時短状態を設定するようにしても良い。また、この場合は、時短判定で時短状態を発生させるという判定結果が導出された場合と、時短判定で時短状態を発生させないという判定結果が導出された場合とで、小当たり図柄やハズレ図柄を異ならせても良い。さらには、時短判定で時短状態を発生させるという判定結果が導出された場合には、さらに小当たり図柄やハズレ図柄の種別を複数の中から決定するようにしておき、第1実施形態に係る大当たり図柄種別判定やハズレ図柄種別判定のように、当該小当たり図柄やハズレ図柄の種別に応じて、当該時短状態で用いる特図判定テーブルや時短規定回数(終了条件)が異なるようにしても良い。 Further, in the first embodiment, either the stop display of the small hit symbol or the stop display of the lost symbol can be in the time saving state, but as a trigger other than the end of the big hit game state, only the stop display of one of the symbols is displayed. It may be provided. Furthermore, the time saving state may be generated by the fact that the small hit symbol is derived as the big hit judgment result by the big hit judgment and the small hit symbols B and C are derived as the small hit symbol type judgment result by the small hit type judgment. Instead, for example, it may be determined whether or not to generate a time saving state (time saving determination) before the jackpot determination. In this case, for example, a random number (time saving random number) such as a big hit random number is provided separately, and the judgment value of the time saving random number is determined to generate the time saving state and not to generate the time saving state as in the big hit judgment. It is also possible to perform a time saving determination to collate with an appropriately distributed time saving determination table. Then, when it is determined by the time reduction determination that the time reduction state is generated, the time reduction state may be set after the stop display of the small hit symbol or the stop display of the lost symbol. Further, in this case, the small hit symbol or the lost symbol is determined depending on whether the judgment result that the time saving state is generated by the time saving judgment is derived or the judgment result that the time saving state is not generated is derived by the time saving judgment. You may make it different. Furthermore, when the determination result that the time reduction state is generated is derived by the time reduction determination, the type of the small hit symbol or the lost symbol is further determined from a plurality of types, and the big hit according to the first embodiment is performed. The special symbol determination table and the specified number of time reductions (end condition) used in the time reduction state may be different depending on the type of the small hit symbol or the loss symbol, such as the symbol type determination or the loss symbol type determination.
さらに、第1実施形態では、小当たり図柄の停止表示の後の時短状態と、ハズレ図柄Bの停止表示の後の時短状態と、で同一の特図2変動パターン判定テーブルが用いられるが、異なる特図2変動パターン判定テーブルが用いられるようにしても良い。また、小当たり図柄の停止表示の後の時短状態と、ハズレ図柄Bの停止表示の後の時短状態と、で同一の演出モードに移行するが、異なる演出モードに移行するようにしても良い。 Further, in the first embodiment, the same special figure 2 fluctuation pattern determination table is used for the time saving state after the stop display of the small hit symbol and the time saving state after the stop display of the lost symbol B, but they are different. Special figure 2 The fluctuation pattern determination table may be used. Further, the time saving state after the stop display of the small hit symbol and the time saving state after the stop display of the lost symbol B are shifted to the same effect mode, but may be shifted to different effect modes.
また、第1実施形態では、ハズレ図柄Bの停止表示の後の時短状態と、ハズレ図柄Cの停止表示の後の時短状態と、で異なる演出モードに移行するが、同一の演出モードに移行するようにしても良い。 Further, in the first embodiment, the time saving state after the stop display of the lost symbol B and the time saving state after the stop display of the lost symbol C shift to different effect modes, but the mode shifts to the same effect mode. You may do so.
さらに、第1実施形態では、小当たり図柄の停止表示の後の時短状態と、ハズレ図柄Bの停止表示の後の時短状態と、で同一回数の時短規定回数が設定されているが、異なる回数の時短規定回数が設定されていても良い。また、第1実施形態では、ハズレ図柄Bの停止表示の後の時短状態と、ハズレ図柄Cの停止表示の後の時短状態と、で異なる回数の時短規定回数が設定されているが、同一回数の時短規定回数が設定されていても良い。さらには、低確率高ベース遊技状態に係る全ての契機の時短状態で同一回数の時短規定回数が設定されていても良い。 Further, in the first embodiment, the same number of time reduction specified times is set for the time reduction state after the stop display of the small hit symbol and the time reduction state after the stop display of the lost symbol B, but different times. The specified number of time reductions may be set. Further, in the first embodiment, different times are set for the time saving state after the stop display of the lost symbol B and the time saving state after the stop display of the lost symbol C, but the same number of times is set. The specified number of time reductions may be set. Further, the same number of time reduction specified times may be set in the time reduction state of all the triggers related to the low probability high base game state.
<第2実施形態>
次に、前述の本発明に係る基本的な実施形態、および第1実施形態に基づいて、本発明に係る第2実施形態について説明する。第2実施形態では、小当たり図柄の停止表示、およびハズレ図柄の停止表示を契機に時短状態が設定されることがあるという点で第1実施形態と共通している。以下においては、主に、第2実施形態として、基本的な実施形態、および第1実施形態と異なる点について説明する。また、基本的な実施形態、および第1実施形態と同一の構成、または同様に対応する構成については同一の符号、および用語を用いる。
<Second Embodiment>
Next, a second embodiment of the present invention will be described based on the above-mentioned basic embodiment of the present invention and the first embodiment. The second embodiment is common to the first embodiment in that the time saving state may be set triggered by the stop display of the small hit symbol and the stop display of the lost symbol. In the following, mainly, as the second embodiment, the basic embodiment and the differences from the first embodiment will be described. Further, the same reference numerals and terms are used for the same configurations as those of the basic embodiment and the first embodiment, or similarly corresponding configurations.
第1実施形態では、大当たり遊技終了、小当たり図柄・ハズレ図柄Bの停止表示、およびハズレ図柄Cの停止表示を契機に、第2始動口12の開放容易性に係る遊技状態として、共通する1つの時短状態が設定されていた。しかしながら、第2実施形態では、時短状態の契機に応じて、第2始動口12の開放容易性(第2始動口12の開放のし易さ)の異なる時短状態が設定される。以下において、大当たり遊技終了を契機に設定される時短状態を「第1時短状態」と称し、小当たり図柄・ハズレ図柄Bの停止表示を契機に設定される時短状態を「第2時短状態」と称し、およびハズレ図柄Cの停止表示を契機に設定される時短状態を「第3時短状態」と称する。
In the first embodiment, the game state related to the ease of opening the
基本的な実施形態で説明した通り、時短状態に係る第2始動口12の開放容易性(第2始動口12の開放のし易さ)に影響を及ぼす構成として、第2始動口12を開放させる当たりの当選確率(当たり当選確率)、普図変動時間、および補助遊技における第2始動口12の開放時間がある。そして、当たりか否かを決定する当たり判定は当たり判定テーブルを用いて行われ、普図変動時間を決定する普図変動パターン判定は普図変動パターン判定テーブルを用いて行われ、第2始動口12が開放する補助遊技は補助遊技制御テーブルを用いて行われる。ここで、基本的な実施形態(第1実施形態)では、何れのテーブルについても、第2始動口12の開放容易性が関連付けられており、非時短状態のときに用いられるテーブルと、時短状態のときに用いられるテーブルと、で分けて設けられていたが、第2実施形態では、時短状態に複数の種類があることに応じて、非時短状態のときに用いられるテーブルと、第1時短状態のときに用いられるテーブルと、第2時短状態のときに用いられるテーブルと、第3時短状態のときに用いられるテーブルと、で分けられる。
As described in the basic embodiment, the
図64(A)は第2実施形態に係る当たり判定テーブルの構成例を示し、図64(B)は第2実施形態に係る普図変動パターン判定テーブルの構成例を示し、図64(C)は第2実施形態に係る補助遊技制御テーブルの構成例を示している。 FIG. 64 (A) shows a configuration example of the hit determination table according to the second embodiment, and FIG. 64 (B) shows a configuration example of the normal figure fluctuation pattern determination table according to the second embodiment, FIG. 64 (C). Shows a configuration example of the auxiliary game control table according to the second embodiment.
図64(A)に示すように、非時短状態用の当たり判定テーブルが用いられた場合は、6600/65536の確率で当たりと判定され、第1時短状態用の当たり判定テーブルが用いられた場合は、59936/65536の確率で当たりと判定され、第2時短状態用の当たり判定テーブルが用いられた場合は、50000/65536の確率で当たりと判定され、第3時短状態用の当たり判定テーブが用いられた場合は、65000/65536の確率で当たりと判定される。よって、第3時短状態>第1時短状態>第2時短状態>非時短状態の順番で当たり判定で当たりと判定され易い。 As shown in FIG. 64 (A), when the hit determination table for the non-time saving state is used, it is determined to be a hit with a probability of 6600/65536, and when the hit determination table for the first time saving state is used. Is determined to be a hit with a probability of 59936/65536, and when the hit determination table for the second time saving state is used, it is determined to be a hit with a probability of 50,000/65536, and the hit determination table for the third time saving state is determined. When used, it is determined to be a hit with a probability of 65000/65536. Therefore, it is easy to determine that the hit is a hit in the order of the third time saving state> the first time saving state> the second time saving state> the non-time saving state.
また、図64(B)に示すように、非時短状態用の普図変動パターン判定テーブルが用いられた場合は、停止する普図の種類に関わらず普図変動時間が30秒と判定され、第1時短状態用の普図変動パターン判定テーブルが用いられた場合は、停止する普図の種類に関わらず普図変動時間が5秒と判定され、第2時短状態用の普図変動パターン判定テーブルが用いられた場合は、停止する普図の種類に関わらず普図変動時間が7秒と判定され、第3時短状態用の普図変動パターン判定テーブルが用いられた場合は、停止する普図の種類に関わらず普図変動時間が3秒と判定される。よって、第3時短状態>第1時短状態>第2時短状態>非時短状態の順番で、普図変動表示の単位時間当たりの実行回数が多くなる(実行頻度)が高くなる。 Further, as shown in FIG. 64 (B), when the normal map fluctuation pattern determination table for the non-time saving state is used, the normal map fluctuation time is determined to be 30 seconds regardless of the type of the normal map to be stopped. When the normal map fluctuation pattern determination table for the first time saving state is used, it is determined that the normal map fluctuation time is 5 seconds regardless of the type of the normal map to be stopped, and the normal map fluctuation pattern determination for the second time saving state is determined. When the table is used, it is determined that the normal map fluctuation time is 7 seconds regardless of the type of the normal map to be stopped, and when the normal map fluctuation pattern determination table for the third time saving state is used, the normal map is stopped. Regardless of the type of figure, it is determined that the fluctuation time of the normal figure is 3 seconds. Therefore, in the order of the third time saving state> the first time saving state> the second time saving state> the non-time saving state, the number of executions per unit time of the normal map variation display increases (execution frequency).
また、図64(C)に示すように、非時短状態用の補助遊技制御テーブルが用いられた場合は、補助遊技における第2始動口12の開放時間が0.2秒となり、第1時短状態用の補助遊技制御テーブルが用いられた場合は、補助遊技における第2始動口12の開放時間が5.0秒となり、第2時短状態用の補助遊技制御テーブルが用いられた場合は、補助遊技における第2始動口12の開放時間が4.0秒となり、第3時短状態用の補助遊技制御テーブルが用いられた場合は、補助遊技における第2始動口12の開放時間が5.6秒となる。よって、第3時短状態>第1時短状態>第2時短状態>非時短状態の順番で、1回の補助遊技における第2始動口12の開放時間が長くなる。
Further, as shown in FIG. 64 (C), when the auxiliary game control table for the non-time saving state is used, the opening time of the
このように、時短状態の種別に応じて、当たり判定テーブル、普図変動パターン判定テーブル、および補助遊技制御テーブルが異なり、当たり当選確率については第3時短状態>第1時短状態>第2時短状態の順番で高く、普図変動時間については第3時短状態>第1時短状態>第2時短状態の順番で短く、補助遊技における第2始動口12の開放時間については第3時短状態>第1時短状態>第2時短状態の順番で長い。前述の通り、当たり当選確率が高くなるにつれて第2始動口12の開放容易性が高くなり、普図変動時間が短くなるにつれて第2始動口12の開放容易性が高くなり、補助遊技における第2始動口12の開放時間が長くなるにつれて第2始動口12の開放容易性が高くなる。よって、このことを鑑みると、第3時短状態>第1時短状態>第2時短状態の順番で第2始動口12の開放容易性が高くなり、遊技者に有利な時短状態であると言える。
In this way, the hit determination table, the normal figure fluctuation pattern determination table, and the auxiliary game control table are different depending on the type of the time reduction state, and the winning probability is the third time reduction state> the first time reduction state> the second time reduction state. The order is higher, the fluctuation time of the normal figure is shorter in the order of 3rd time reduction state> 1st time reduction state> 2nd time reduction state, and the opening time of the
また、遊技制御用マイコン101は、時短状態の種別に関連付けられた当たり判定テーブル、普図変動パターン判定テーブル、および補助遊技制御テーブルを選択するためには、第1時短状態、第2時短状態、および第3時短状態を特定する必要がある。ここで、第1実施形態では、大当たり遊技状態後時短フラグ、小当たり図柄表示後時短フラグ、ハズレ図柄B表示後時短フラグ、およびハズレ図柄C表示後時短フラグがセットされるところ、大当たり遊技状態後時短フラグがONされている状態を「第1時短状態」と特定し、小当たり図柄表示後時短フラグ、およびハズレ図柄B表示後時短フラグがONされている状態を「第2時短状態」と特定し、ハズレ図柄C表示後時短フラグがONされている状態を「第3時短状態」と特定する。
Further, in the
したがって、遊技制御用マイコン101は、ステップS1102の普通図柄待機処理において、当たり判定を行うときには、大当たり遊技状態後時短フラグがONされていると第1時短状態用の当たり判定テーブルを選択し、小当たり図柄表示後時短フラグ、およびハズレ図柄B表示後時短フラグがONされていると第2時短状態用の当たり判定テーブルを選択し、ハズレ図柄C表示後時短フラグがONされていると第3時短状態用の当たり判定テーブルを選択する。また、遊技制御用マイコン101は、ステップS1102の普通図柄待機処理において、普図変動パターン判定を行うときには、大当たり遊技状態後時短フラグがONされていると第1時短状態用の普図変動パターン判定テーブルを選択し、小当たり図柄表示後時短フラグ、およびハズレ図柄B表示後時短フラグがONされていると第2時短状態用の普図変動パターン判定テーブルを選択し、ハズレ図柄C表示後時短フラグがONされていると第3時短状態用の普図変動パターン判定テーブルを選択する。さらに、遊技制御用マイコン101は、ステップS1105の補助遊技制御処理において、補助遊技の制御を行う(第2始動口12を開放させる)ときには、大当たり遊技状態後時短フラグがONされていると第1時短状態用の補助遊技制御テーブルを選択し、小当たり図柄表示後時短フラグ、およびハズレ図柄B表示後時短フラグがONされていると第2時短状態用の補助遊技制御テーブルを選択し、ハズレ図柄C表示後時短フラグがONされていると第3時短状態用の補助遊技制御テーブルを選択する。
Therefore, when the hit determination is performed in the normal symbol standby process in step S1102, the
また、第2実施形態では、第1時短状態、第2時短状態、第3時短状態は、第1実施形態の大当たり遊技状態後の時短状態、小当たり図柄停止後・ハズレ図柄B停止後の時短状態、小当たり図柄C停止後の時短状態に対応している。そして、大当たり当選確率に係る遊技状態として通常確率状態が設定され、且つ、第2始動口12の開放容易性に係る遊技状態として第1時短状態が設定されている遊技状態を「第1低確率高ベース遊技状態」と称する。同様に、通常確率状態が設定され、且つ、第2時短状態が設定されている遊技状態を「第2低確率高ベース遊技状態」と称し、通常確率状態が設定され、且つ、第3時短状態が設定されている遊技状態を「第3低確率高ベース遊技状態」と称する。
Further, in the second embodiment, the first time saving state, the second time saving state, and the third time saving state are the time saving state after the big hit game state of the first embodiment, and the time saving after the small hit symbol is stopped and the lost symbol B is stopped. It corresponds to the state and the time saving state after the small hit symbol C is stopped. Then, the game state in which the normal probability state is set as the game state related to the jackpot winning probability and the first time saving state is set as the game state related to the ease of opening the
また、第2実施形態において、特図2変動パターン判定テーブルについては、第1実施形態と同様に、第1時短状態では、第1時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルが用いられ、第2時短状態では、第2時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルが用いられ、第3時短状態では、第3時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルが用いられる。さらに、時短状態に係る時短規定回数についても、第1実施形態と同様に、大当たり図柄C,Fの大当たり遊技終了後の第1時短状態に係る時短規定回数は100回に設定され、第2時短状態に係る時短規定回数は150回に設定され、第3時短状態に係る時短規定回数は50回に設定されている。加えて、時短状態に係る演出モードについても、第1実施形態と同様に、大当たり図柄C,Fの大当たり遊技終了後の第1時短状態に係る演出モードは時短モードに設定され、第2時短状態に係る演出モードは超チャンスモードに設定され、第3時短状態に係る演出モードは短チャンスモードに設定される。 Further, in the second embodiment, as for the special figure 2 variation pattern determination table, as in the first embodiment, in the first time reduction state, the special figure 2 variation pattern determination table for the first time reduction state is used, and the second embodiment. In the 2 time reduction state, the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the 2nd time reduction state is used, and in the 3rd time reduction state, the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the 3rd time reduction state is used. Further, regarding the time saving specified number of times related to the time saving state, as in the first embodiment, the time saving specified number of times related to the first time saving state after the jackpot game of the jackpot symbols C and F is completed is set to 100 times, and the second time saving is set. The specified number of time reductions related to the state is set to 150 times, and the specified number of time reductions related to the third time reduction state is set to 50 times. In addition, as for the effect mode related to the time saving state, the effect mode related to the first time saving state after the jackpot game of the jackpot symbols C and F is set to the time saving mode is set to the second time saving state as in the first embodiment. The effect mode related to the third time reduction state is set to the super chance mode, and the effect mode related to the third time reduction state is set to the short chance mode.
次に、第2実施形態に係るパチンコ遊技機PY1の特徴的な遊技フローについて説明する。図65は、第1実施形態に係るパチンコ遊技機PY1の特徴的な遊技フローを表した図である。通常遊技状態にて遊技が行われているときに、言い換えると、通常演出モードで、第1通常演出ステージ、第2通常演出ステージ、および第3通常演出ステージによる演出が実行されているときに、小当たり図柄の停止表示、またはハズレ図柄Bの停止表示が行われると、当該停止表示に応じて、時短規定回数が150回であり、第2時短状態用特図2変動パターン判定テーブルが用いられる第2時短状態が設定されて第2低確率高ベース遊技状態に移行すると共に、超チャンスモードに移行する。一方、ハズレ図柄Cの停止表示が行われると、当該停止表示に応じて、時短規定回数が50回であり、第3時短状態用特図2変動パターン判定テーブルが用いられる第3時短状態が設定されて第3低確率高ベース遊技状態に移行すると共に、短チャンスモードに移行する。 Next, a characteristic game flow of the pachinko gaming machine PY1 according to the second embodiment will be described. FIG. 65 is a diagram showing a characteristic gaming flow of the pachinko gaming machine PY1 according to the first embodiment. When the game is being played in the normal gaming state, in other words, when the production by the first normal production stage, the second normal production stage, and the third normal production stage is being executed in the normal production mode. When the stop display of the small hit symbol or the stop display of the lost symbol B is performed, the time reduction specified number of times is 150 times according to the stop display, and the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the second time reduction state is used. The second time saving state is set, and the game shifts to the second low-probability high-based gaming state, and at the same time, shifts to the super-chance mode. On the other hand, when the stop display of the lost symbol C is performed, the time reduction specified number of times is 50 times according to the stop display, and the third time reduction state in which the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the third time reduction state is used is set. Then, it shifts to the third low-probability high-base gaming state and also shifts to the short chance mode.
また、通常遊技状態にて遊技が行われているときに、言い換えると、通常演出モードで、第1通常演出ステージ、第2通常演出ステージ、および第3通常演出ステージによる演出が実行されているときに、大当たり図柄Cの停止表示が行われると、当該停止表示に応じて、大当たり遊技状態に移行すると共に、大当たり演出モードに移行する。そして、大当たり図柄Cの停止表示に基づく大当たり遊技状態の終了に応じて、時短規定回数が100回であり、第1時短状態用特図2変動パターン判定テーブルが用いられる第1時短状態が設定されて低確率高ベース遊技状態に移行すると共に、時短演出モードに移行する。なお、大当たり図柄A、Bの停止表示が行われると、当該停止表示に応じて、大当たり遊技状態に移行すると共に、大当たり演出モードに移行する。そして、大当たり図柄A、Bの停止表示に基づく大当たり遊技状態の終了に応じて、第1時短状態用特図2変動パターン判定テーブルが用いられる時短状態が設定されて高確率高ベース遊技状態に移行すると共に、確変演出モードに移行する。 Further, when the game is being performed in the normal game state, in other words, when the production by the first normal production stage, the second normal production stage, and the third normal production stage is executed in the normal production mode. When the stop display of the jackpot symbol C is performed, the game shifts to the jackpot gaming state and the jackpot effect mode shifts according to the stop display. Then, according to the end of the jackpot gaming state based on the stop display of the jackpot symbol C, the time saving specified number of times is 100 times, and the first time saving state in which the special figure 2 variation pattern determination table for the first time saving state is used is set. It shifts to the low-probability high-base game state and also shifts to the time-saving production mode. When the big hit symbols A and B are stopped, the game shifts to the jackpot game state and the jackpot effect mode is set according to the stop display. Then, according to the end of the jackpot gaming state based on the stop display of the jackpot symbols A and B, the time saving state in which the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the first time saving state is used is set and the game shifts to the high probability high base gaming state. At the same time, it shifts to the probability change production mode.
以上のように第2実施形態に係るパチンコ遊技機PY1によると、大当たり図柄とは異なるハズレ図柄B、ハズレ図柄C、および小当たり図柄が停止表示すると、大当たり遊技が実行されることなく時短状態になり、ハズレ図柄Bの停止表示および小当たり図柄の停止表示が行われた場合と、ハズレ図柄Cの停止表示が行われた場合と、で異なる種類の時短状態、詳細には構成する要素(当たり当選確率、普図変動時間、補助遊技における第2始動口12の開放時間)が異なる時短状態になるので、パチンコ遊技機PY1に係る遊技フローを適度に複雑化すると共に、時短状態に対する単調化や飽きを防止することができて遊技興趣が向上する。さらに、ハズレ図柄Bの停止表示および小当たり図柄の停止表示が行われた場合と、ハズレ図柄Cの停止表示が行われた場合と、で当該時短状態において特図2変動パターンを決定するための条件が異なる、具体的には特図2変動パターン判定テーブルが異なるので、時短状態に係る遊技に変化をつけることができて遊技興趣が向上する。
As described above, according to the pachinko gaming machine PY1 according to the second embodiment, when the lost symbol B, the lost symbol C, and the small hit symbol different from the jackpot symbol are stopped and displayed, the jackpot game is not executed and the time is shortened. Therefore, there are different types of time saving states depending on whether the stop display of the lost symbol B and the stop display of the small hit symbol are performed and the stop display of the lost symbol C is performed, in detail, the constituent elements (hits). Since the winning probability, the fluctuation time of the normal map, and the opening time of the
また、第2実施形態に係るパチンコ遊技機PY1によると、大当たり遊技が実行されると時短状態になるときと、大当たり図柄とは異なる特別図柄(ハズレ図柄B、ハズレ図柄C、小当たり図柄)が停止表示されると時短状態になるときと、があり、大当たり遊技が実行された場合と、大当たり図柄とは異なる特別図柄(ハズレ図柄B、ハズレ図柄C、小当たり図柄)が停止表示された場合と、で異なる種類の時短状態、詳細には構成する要素(当たり当選確率、普図変動時間、補助遊技における第2始動口12の開放時間)が異なる時短状態になるので、パチンコ遊技機PY1に係る遊技フローを適度に複雑化すると共に、時短状態に対する単調化や飽きを防止することができて遊技興趣が向上する。さらに、大当たり遊技が実行された場合の時短状態(第1時短状態)と、大当たり図柄とは異なる特別図柄(ハズレ図柄B、ハズレ図柄C、小当たり図柄)が停止表示された場合の時短状態(第2時短状態、第3時短状態)と、で第2始動口12の開放容易性が異なるので、時短状態に変化を付けることができて遊技興趣が向上する。また、第1時短状態と、第2時短状態と、第3時短状態と、で特図2変動パターンを決定するための条件が異なる、具体的には特図2変動パターン判定テーブルが異なるので、さらに時短状態に係る遊技に変化をつけることができて遊技興趣が向上する。
Further, according to the pachinko gaming machine PY1 according to the second embodiment, when the jackpot game is executed, the time is shortened, and the special symbols (missing symbol B, losing symbol C, small hit symbol) different from the jackpot symbol are When the stop display is displayed, there are times when the time is shortened, and when the jackpot game is executed and when the special symbols (missing symbol B, losing symbol C, small hit symbol) different from the jackpot symbol are stopped and displayed. And, different types of time saving states, more specifically, the constituent elements (winning probability, normal figure fluctuation time, opening time of the
(第2実施形態の変更例)
次に、第2実施形態に係るパチンコ遊技機PY1の変更例について説明する。第2実施形態における第2始動口12の開放容易性(第2始動口12の開放のし易さ)に係る遊技状態(非時短状態/第1時短状態/第2時短状態/第3時短状態)を構成する要素(当たり当選確率/普図変動時間/補助遊技における第2始動口12の開放時間)の具体的な値は特に限定されず、適宜に変更可能である。
(Example of modification of the second embodiment)
Next, a modified example of the pachinko gaming machine PY1 according to the second embodiment will be described. A gaming state (non-time saving state / first time saving state / second time saving state / third time saving state) related to the ease of opening the second starting port 12 (easiness of opening the second starting port 12) in the second embodiment. ) Is not particularly limited, and can be appropriately changed.
さらに、第2実施形態では、第3時短状態>第1時短状態>第2時短状態の順番で第2始動口12の開放容易性が高く設定されているが、この順番は適宜に変更しても良い。また、時短状態の一部の種別間もしくは全ての種別間で第2始動口12の開放容易性が同一または略同一に設定されるようにしても良い。この場合は、総合的な開放容易性は同一または略同一であっても、時短状態を構成する要素(当たり当選確率/普図変動時間/補助遊技における第2始動口12の開放時間)が異なるようにすることで、総合的な開放容易性が同一またや略同一であっても時短状態の詳細が異なり、遊技者の時短状態に対する体感性が異なるようにすることが好ましい。遊技性、特には時短状態が多様化され、遊技の単調化を防止することができるからである。
Further, in the second embodiment, the ease of opening the
また、第2実施形態では、各時短状態について普図変動パターン判定が行われる場合は、停止表示される普図の種類(当たり/ハズレ)に関わらず同一の普図変動時間に決定されるが、普図の種類に応じて異なる普図変動時間に決定されるようにしても良い。さらには、特図変動パターンのように、当たりおよびハズレの何れに対してもしくは何れか一方に対して、複数種類の普図変動時間の中の何れか1つに決定可能に構成し、特図変動パターン乱数のような乱数を取得することで、普図変動時間を判定によって決定するようにしても良い。また、第2実施形態では、普通図柄の停止時間は、遊技状態に関わらず一定であるが、当たり当選確率、普図変動時間、および補助遊技における第2始動口12の開放時間のように、遊技状態に応じて異なるようにしても良い。
Further, in the second embodiment, when the normal map fluctuation pattern is determined for each time saving state, the same normal map fluctuation time is determined regardless of the type (hit / loss) of the normal map that is stopped and displayed. , It may be determined that the fluctuation time of the normal map differs depending on the type of the normal map. Furthermore, like the special map fluctuation pattern, it is configured so that it can be determined to be one of a plurality of types of normal map fluctuation time for either hit or loss, or for any one of them. Fluctuation pattern By acquiring a random number such as a random number, the fluctuation time of the normal map may be determined by determination. Further, in the second embodiment, the stop time of the normal symbol is constant regardless of the gaming state, but such as the winning probability, the normal symbol fluctuation time, and the opening time of the
さらに、第2実施形態では、時短状態を発生させる特図1ハズレ図柄種別は、ハズレ図柄B,Cの2種類であるが、3種類以上であってもよい。この場合は、第2実施形態のように、ハズレ図柄種別に応じて時短状態の種別を異ならせても良い。また、第2実施形態では、特図2ハズレ図柄種別は、時短状態を発生させないハズレ図柄のみ設けられているが、特図1ハズレ図柄種別のように、時短状態を発生させるハズレ図柄種別を設けても良い。この場合、時短状態において、時短状態を発生させる何れかの特図1ハズレ図柄種別と同じ特図2変動パターン判定テーブルを用いても良く、また、時短状態を発生させる特図1ハズレ図柄種別と異なる特図2変動パターン判定テーブルを用いても良い。
Further, in the second embodiment, the special figure 1 lost symbol type that causes the time saving state is two kinds of lost symbols B and C, but may be three or more kinds. In this case, as in the second embodiment, the type of the time saving state may be different depending on the type of the lost symbol. Further, in the second embodiment, the special figure 2 lost symbol type is provided only for the lost symbol that does not generate the time saving state, but the lost symbol type that causes the time saving state is provided as in the
また、第2実施形態では、小当たり図柄には、ハズレ図柄のように複数の種類が設けられていないが、ハズレ図柄のように複数の種類が設けられていても良い。この場合、小当たり図柄の種別に応じて時短状態の種別を異ならせても良い。さらに、時短状態の種別に応じて用いる特図2変動パターン判定テーブルが異なるようにしても良い。 Further, in the second embodiment, the small hit symbol is not provided with a plurality of types like the lost symbol, but may be provided with a plurality of types such as the lost symbol. In this case, the type of the time saving state may be different depending on the type of the small hit symbol. Further, the special figure 2 fluctuation pattern determination table used may be different depending on the type of the time saving state.
さらに、第2実施形態では、小当たり図柄の停止表示の後と、ハズレ図柄Bの停止表示の後と、で同一種別の第2時短状態になるが、異なる種別の時短状態になるようにしても良い。この場合、時短状態の種別に応じて用いる特図2変動パターン判定テーブルが異なるようにしても良い。また、小当たり図柄の停止表示の後の時短状態と、ハズレ図柄Bの停止表示の後の時短状態と、で同一の演出モードに移行するが、異なる演出モードに移行するようにしても良い。また、第2実施形態では、ハズレ図柄Bの停止表示の後の時短状態と、ハズレ図柄Cの停止表示の後の時短状態と、で異なる演出モードに移行するが、同一の演出モードに移行するようにしても良い。 Further, in the second embodiment, after the stop display of the small hit symbol and after the stop display of the lost symbol B, the second time saving state of the same type is set, but the time saving state of different types is set. Is also good. In this case, the special figure 2 fluctuation pattern determination table used may be different depending on the type of the time saving state. Further, the time saving state after the stop display of the small hit symbol and the time saving state after the stop display of the lost symbol B are shifted to the same effect mode, but may be shifted to different effect modes. Further, in the second embodiment, the time saving state after the stop display of the lost symbol B and the time saving state after the stop display of the lost symbol C shift to different effect modes, but the mode shifts to the same effect mode. You may do so.
また、大当たり判定によって大当たり判定結果として小当たり図柄が導出されたことや小当たり種別判定によって小当たり図柄種別判定結果として小当たり図柄B,Cが導出されたことによって時短状態を発生させるのではなく、例えば、大当たり判定前に時短状態を発生させるか否かの判定(時短判定)を行っても良い。この場合、例えば大当たり乱数のような乱数(時短乱数)を別に設けておき、大当たり判定のように、時短乱数を、時短状態を発生させることと時短状態を発生させないことに時短乱数の判定値が適宜に振り分けられた時短判定テーブルに照合する時短判定を行うようにしても良い。そして、時短判定で時短状態を発生させると判定した場合に小当たり図柄の停止表示後やハズレ図柄の停止表示後に時短状態を設定するようにしても良い。また、この場合は、時短判定で時短状態を発生させるという判定結果が導出された場合と、時短判定で時短状態を発生させないという判定結果が導出された場合とで、小当たり図柄やハズレ図柄を異ならせても良い。さらには、時短判定で時短状態を発生させるという判定結果が導出された場合には、さらに小当たり図柄やハズレ図柄の種別を複数の中から決定するようにしておき、第1実施形態に係る大当たり図柄種別判定やハズレ図柄種別判定のように、当該小当たり図柄やハズレ図柄の種別に応じて、時短状態の種類(時短状態を構成する要素(当たり当選確率、普図変動パターン、補助遊技における第2始動口12の開放時間)の具体的な内容)、当該時短状態で用いる特図判定テーブル、および時短規定回数(終了条件)が異なるようにしても良い。 In addition, the time saving state is not generated because the small hit symbol is derived as the big hit judgment result by the big hit judgment and the small hit symbols B and C are derived as the small hit symbol type judgment result by the small hit type judgment. For example, it may be determined whether or not to generate a time saving state (time saving determination) before the jackpot determination. In this case, for example, a random number (time saving random number) such as a big hit random number is provided separately, and the judgment value of the time saving random number is determined to generate the time saving state and not to generate the time saving state as in the big hit judgment. It is also possible to perform a time saving determination to collate with an appropriately distributed time saving determination table. Then, when it is determined by the time reduction determination that the time reduction state is generated, the time reduction state may be set after the stop display of the small hit symbol or the stop display of the lost symbol. Further, in this case, the small hit symbol or the lost symbol is determined depending on whether the judgment result that the time saving state is generated by the time saving judgment is derived or the judgment result that the time saving state is not generated is derived by the time saving judgment. You may make it different. Furthermore, when the determination result that the time reduction state is generated is derived by the time reduction determination, the type of the small hit symbol or the lost symbol is further determined from a plurality of types, and the big hit according to the first embodiment is performed. Depending on the type of the small hit symbol or the lost symbol, such as the symbol type determination or the lost symbol type determination, the type of the time saving state (elements constituting the time saving state (winning probability, normal symbol fluctuation pattern, first in auxiliary game) (2) Specific contents of the opening time of the starting port 12), the special figure determination table used in the time saving state, and the specified number of times of time saving (end condition) may be different.
<第3実施形態>
次に、前述の本発明に係る基本的な実施形態、および第1実施形態に基づいて、本発明に係る第3実施形態について説明する。第3実施形態は、ほとんど第1実施形態と同一であるが、ハズレ図柄Cの停止表示後の時短状態では、小当たり図柄の停止表示後の時短状態、およびハズレ図柄Bの停止表示後の時短状態で用いられる特図2変動パターン判定テーブルが用いられる、すなわち、小当たり図柄の停止表示後の時短状態、ハズレ図柄Bの停止表示後の時短状態、およびハズレ図柄Cの停止表示後の時短状態で共通する同一の特図2変動パターン判定テーブルが用いられるという点で第1実施形態と異なる。以下においては、主に、第3実施形態として、基本的な実施形態、および第1実施形態と異なる点について説明する。また、基本的な実施形態、および第1実施形態と同一の構成、または同様に対応する構成については同一の符号、および用語を用いる。
<Third Embodiment>
Next, a third embodiment of the present invention will be described based on the above-mentioned basic embodiment of the present invention and the first embodiment. The third embodiment is almost the same as the first embodiment, but in the time saving state after the stop display of the lost symbol C, the time saving state after the stop display of the small hit symbol and the time saving state after the stop display of the lost symbol B are displayed. The special figure 2 fluctuation pattern determination table used in the state is used, that is, the time saving state after the stop display of the small hit symbol, the time saving state after the stop display of the lost symbol B, and the time saving state after the stop display of the lost symbol C. It differs from the first embodiment in that the same special figure 2 fluctuation pattern determination table common to the above is used. In the following, mainly, as the third embodiment, the basic embodiment and the differences from the first embodiment will be described. Further, the same reference numerals and terms are used for the same configurations as those of the basic embodiment and the first embodiment, or similarly corresponding configurations.
図66は、第3実施形態において、小当たり図柄の停止表示後の時短状態、ハズレ図柄Bの停止表示後の時短状態、およびハズレ図柄Cの停止表示後の時短状態で用いられる特図2変動パターン判定テーブルを示す。なお、この特図2変動パターン判定テーブルは、第1実施形態において、小当たり図柄の停止表示後の時短状態、およびハズレ図柄Bの停止表示後の時短状態で用いられる特図2変動パターン判定テーブル(第2時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル)であるが、これら3つの時短状態に共通の特図2変動パターン判定テーブルは、これに限られず、第1実施形態におけるハズレ図柄Cの停止表示後の時短状態で用いられる特図2変動パターン判定テーブル(第3時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル)にしても良い。さらには、これら3つの時短状態に共通の特図2変動パターン判定テーブルを、第2時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルおよび第3時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルとは異なる変動パターン判定テーブルで構成させても良い。 FIG. 66 shows the variation of the special figure 2 used in the third embodiment in the time saving state after the stop display of the small hit symbol, the time saving state after the stop display of the lost symbol B, and the time saving state after the stop display of the lost symbol C. The pattern judgment table is shown. The special figure 2 fluctuation pattern determination table is used in the first embodiment in the time saving state after the stop display of the small hit symbol and the time saving state after the stop display of the lost symbol B. (Special figure 2 fluctuation pattern determination table for the second time saving state), but the special figure 2 fluctuation pattern determination table common to these three time saving states is not limited to this, and the loss symbol C in the first embodiment is used. The special figure 2 fluctuation pattern determination table (special figure 2 fluctuation pattern determination table for the third time reduction state) used in the time reduction state after the stop display may be used. Furthermore, the special figure 2 fluctuation pattern determination table common to these three time reduction states is different from the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the second time reduction state and the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the third time reduction state. It may be configured by a fluctuation pattern determination table.
なお、小当たり図柄の停止表示後の時短状態、ハズレ図柄Bの停止表示後の時短状態、およびハズレ図柄Cの停止表示後の時短状態で用いられる特図2変動パターン判定テーブルが同一となることに応じて、特図2変動パターン判定処理は図67に示すように変更される。具体的には、ステップS1683で、大当たり遊技状態後の時短状態ではないと判定されると、そのままステップS1686に進み、第2時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルが選択される。 It should be noted that the special figure 2 fluctuation pattern determination table used in the time saving state after the stop display of the small hit symbol, the time saving state after the stop display of the lost symbol B, and the time saving state after the stop display of the lost symbol C is the same. 2 The variation pattern determination process is changed as shown in FIG. 67. Specifically, if it is determined in step S1683 that the time saving state is not after the jackpot game state, the process proceeds to step S1686 as it is, and the special figure 2 variation pattern determination table for the second time saving state is selected.
また、第3実施形態では、小当たり図柄の停止表示後の時短状態、ハズレ図柄Bの停止表示後の時短状態、およびハズレ図柄Cの停止表示後の時短状態で用いられる特図2変動パターン判定テーブルが同一であるが、時短規定回数については、第1実施形態の場合と同様に、小当たり図柄の停止表示後の時短状態、およびハズレ図柄Bの停止表示後の時短状態に係る時短規定回数を150回とし、ハズレ図柄Cの停止表示後の時短状態に係る時短規定回数を50回とする。ただし、小当たり図柄の停止表示後の時短状態、およびハズレ図柄Bの停止表示後の時短状態に係る時短規定回数と、ハズレ図柄Cの停止表示後の時短状態に係る時短規定回数を同一にしても良い。 Further, in the third embodiment, the special figure 2 fluctuation pattern determination used in the time saving state after the stop display of the small hit symbol, the time saving state after the stop display of the lost symbol B, and the time saving state after the stop display of the lost symbol C. Although the tables are the same, regarding the specified number of time reductions, as in the case of the first embodiment, the specified number of time reductions related to the time reduction state after the stop display of the small hit symbol and the time reduction state after the stop display of the lost symbol B are displayed. Is 150 times, and the specified number of time reductions related to the time reduction state after the stop display of the lost symbol C is 50 times. However, the specified number of time reductions related to the time reduction state after the stop display of the small hit symbol and the time reduction state after the stop display of the lost symbol B and the specified number of time reductions related to the time reduction state after the stop display of the lost symbol C are made the same. Is also good.
さらに、演出モードについても、第1実施形態の場合と同様に、小当たり図柄の停止表示後の時短状態、およびハズレ図柄Bの停止表示後の時短状態に係る演出モードを超チャンスモードとし、ハズレ図柄Cの停止表示後の時短状態に係る演出モードを短チャンスモードとする。ただし、小当たり図柄の停止表示後の時短状態、およびハズレ図柄Bの停止表示後の時短状態に係る演出モードと、ハズレ図柄Cの停止表示後の時短状態に係る演出モードを同一にしても良い。 Further, as for the effect mode, as in the case of the first embodiment, the effect mode related to the time reduction state after the stop display of the small hit symbol and the time reduction state after the stop display of the lost symbol B is set as the super chance mode, and the effect mode is lost. The effect mode related to the time saving state after the stop display of the symbol C is set as the short chance mode. However, the effect mode related to the time reduction state after the stop display of the small hit symbol and the time reduction state after the stop display of the lost symbol B and the effect mode related to the time reduction state after the stop display of the lost symbol C may be the same. ..
以上のように、第3実施形態に係るパチンコ遊技機PY1によると、大当たり遊技が実行されると時短状態になるときと、大当たり図柄とは異なる特別図柄(ハズレ図柄B、ハズレ図柄C、小当たり図柄)が停止表示されると時短状態になるときと、があり、大当たり遊技が実行された場合と、大当たり図柄とは異なる特別図柄(ハズレ図柄B、ハズレ図柄C、小当たり図柄)が停止表示された場合と、で特図2変動パターンを決定するための条件が異なる、具体的には特図2変動パターン判定テーブルが異なるので、パチンコ遊技機PY1に係る遊技フローを適度に複雑化すると共に、時短状態に対する単調化や飽きを防止することができて遊技興趣が向上する。また、時短状態を発生させる大当たり図柄とは異なる特別図柄(ハズレ図柄B、ハズレ図柄C、小当たり図柄)として、ハズレ図柄B、ハズレ図柄C、および小当たり図柄があり、ハズレ図柄Bの停止表示後の時短状態と、ハズレ図柄Cの停止表示後の時短状態と、小当たり図柄の停止表示後の時短状態と、で特図2変動パターンを決定するための条件が同一、具体的には特図2変動パターン判定テーブルを共通にしているので、パチンコ遊技機PY1に係る遊技フローが過剰に複雑化されて遊技興趣が低下することを防止することができる。さらに、ハズレ図柄Bの停止表示後の時短状態、および小当たり図柄の停止表示後の時短状態と、ハズレ図柄Cの停止表示後の時短状態と、で終了条件、具体的には時短規定回数が異なるので、当該時短状態に変化をつけることができて遊技興趣が向上する。 As described above, according to the pachinko gaming machine PY1 according to the third embodiment, when the jackpot game is executed, the time is shortened and the special symbol (missing symbol B, losing symbol C, small hit) different from the jackpot symbol is used. When the symbol) is stopped and displayed, there are times when the time is shortened, and when the jackpot game is executed, special symbols (missing symbol B, losing symbol C, small hit symbol) different from the jackpot symbol are stopped and displayed. Since the conditions for determining the special figure 2 fluctuation pattern are different, specifically, the special figure 2 fluctuation pattern determination table is different, the game flow related to the pachinko gaming machine PY1 is appropriately complicated. , It is possible to prevent monotonousness and boredom in a short time state, and the game entertainment is improved. In addition, there are lost symbol B, lost symbol C, and small hit symbol as special symbols (missing symbol B, lost symbol C, small hit symbol) that are different from the jackpot symbol that causes a time saving state, and the stop display of the lost symbol B is provided. The conditions for determining the special figure 2 fluctuation pattern are the same, specifically, the later time-saving state, the time-saving state after the stop display of the lost symbol C, and the time-saving state after the stop display of the small hit symbol. Since the variation pattern determination table of FIG. 2 is shared, it is possible to prevent the gaming flow of the pachinko gaming machine PY1 from being excessively complicated and deteriorating the game interest. Furthermore, the end condition, specifically, the specified number of time reductions, is determined by the time reduction state after the stop display of the lost symbol B, the time reduction state after the stop display of the small hit symbol, and the time reduction state after the stop display of the lost symbol C. Since it is different, it is possible to change the time saving state and improve the game entertainment.
(第3実施形態の変更例)
次に、第3実施形態に係るパチンコ遊技機PY1の変更例について説明する。小当たり図柄の停止表示後の時短状態、ハズレ図柄Bの停止表示後の時短状態、およびハズレ図柄Cの停止表示後の時短状態で用いられる特図2変動パターン判定テーブルが同一であるが、ハズレ図柄Bの停止表示後の時短状態で用いられる特図2変動パターン判定テーブルと、ハズレ図柄Cの停止表示後の時短状態で用いられる特図2変動パターン判定テーブルと、が同一であり、この特図2変動パターン判定テーブルと、小当たり図柄の停止表示後の時短状態で用いられる特図2変動パターン判定テーブルと、が異なるようにしても良い。さらに、ハズレ図柄Bの停止表示後の時短状態に係る時短規定回数と、ハズレ図柄Cの停止表示後の時短状態に係る時短規定回数と、が同一であり、この時短規定回数と、小当たり図柄の停止表示後の時短状態に係る時短規定回数と、が異なるようにしても良い。また、ハズレ図柄Bの停止表示後の時短状態に係る演出モードと、ハズレ図柄Cの停止表示後の時短状態に係る演出モードと、が同一であり、この演出モードと、小当たり図柄の停止表示後の時短状態に係る演出モードと、が異なるようにしても良い。
(Example of modification of the third embodiment)
Next, a modified example of the pachinko gaming machine PY1 according to the third embodiment will be described. The special figure 2 fluctuation pattern judgment table used in the time saving state after the stop display of the small hit symbol, the time saving state after the stop display of the lost symbol B, and the time saving state after the stop display of the lost symbol C is the same, but lost. The special figure 2 fluctuation pattern determination table used in the time saving state after the stop display of the symbol B and the special figure 2 fluctuation pattern determination table used in the time saving state after the stop display of the lost symbol C are the same. FIG. 2 The variation pattern determination table may be different from the special figure 2 variation pattern determination table used in the time saving state after the stop display of the small hit symbol. Further, the specified number of time reductions related to the time reduction state after the stop display of the lost symbol B and the specified number of time reductions related to the time reduction state after the stop display of the lost symbol C are the same. The specified number of time reductions related to the time reduction state after the stop display of the above may be different. Further, the effect mode related to the time reduction state after the stop display of the lost symbol B and the effect mode related to the time reduction state after the stop display of the lost symbol C are the same, and this effect mode and the stop display of the small hit symbol are the same. The effect mode related to the later time saving state may be different from that of the effect mode.
また、大当たり判定によって大当たり判定結果として小当たり図柄が導出されたことや小当たり種別判定によって小当たり図柄種別判定結果として小当たり図柄B,Cが導出されたことによって時短状態を発生させるのではなく、例えば、大当たり判定前に時短状態を発生させるか否かの判定(時短判定)を行っても良い。この場合、例えば大当たり乱数のような乱数(時短乱数)を別に設けておき、大当たり判定のように、時短乱数を、時短状態を発生させることと時短状態を発生させないことに時短乱数の判定値が適宜に振り分けられた時短判定テーブルに照合する時短判定を行うようにしても良い。そして、時短判定で時短状態を発生させると判定した場合に小当たり図柄の停止表示後やハズレ図柄の停止表示後に時短状態を設定するようにしても良い。また、この場合は、時短判定で時短状態を発生させるという判定結果が導出された場合と、時短判定で時短状態を発生させないという判定結果が導出された場合とで、小当たり図柄やハズレ図柄を異ならせても良い。さらには、時短判定で時短状態を発生させるという判定結果が導出された場合には、さらに小当たり図柄やハズレ図柄の種別を複数の中から決定するようにしておき、第1実施形態に係る大当たり図柄種別判定やハズレ図柄種別判定のように、当該小当たり図柄やハズレ図柄の種別に応じて、時短規定回数(終了条件)が異なるようにしても良い。 In addition, the time saving state is not generated because the small hit symbol is derived as the big hit judgment result by the big hit judgment and the small hit symbols B and C are derived as the small hit symbol type judgment result by the small hit type judgment. For example, it may be determined whether or not to generate a time saving state (time saving determination) before the jackpot determination. In this case, for example, a random number (time saving random number) such as a big hit random number is provided separately, and the judgment value of the time saving random number is determined to generate the time saving state and not to generate the time saving state as in the big hit judgment. It is also possible to perform a time saving determination to collate with an appropriately distributed time saving determination table. Then, when it is determined by the time reduction determination that the time reduction state is generated, the time reduction state may be set after the stop display of the small hit symbol or the stop display of the lost symbol. Further, in this case, the small hit symbol or the lost symbol is determined depending on whether the judgment result that the time saving state is generated by the time saving judgment is derived or the judgment result that the time saving state is not generated is derived by the time saving judgment. You may make it different. Furthermore, when the determination result that the time reduction state is generated is derived by the time reduction determination, the type of the small hit symbol or the lost symbol is further determined from a plurality of types, and the big hit according to the first embodiment is performed. The specified number of time reductions (end condition) may be different depending on the type of the small hit symbol or the lost symbol, such as the symbol type determination or the lost symbol type determination.
<第4実施形態>
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態では、小当たり図柄の停止表示、およびハズレ図柄の停止表示を契機に時短状態が設定されることがあるという点で第1実施形態と共通している。以下においては、主に、第4実施形態を、第1実施形態を基に、第1実施形態と異なる点について説明する。また、基本的な実施形態、および第1実施形態と同一の構成、または同様に対応する構成については同一の符号、および用語を用いる。
<Fourth Embodiment>
Next, the fourth embodiment will be described. The fourth embodiment is common with the first embodiment in that the time saving state may be set triggered by the stop display of the small hit symbol and the stop display of the lost symbol. Hereinafter, the fourth embodiment will be mainly described as being different from the first embodiment based on the first embodiment. Further, the same reference numerals and terms are used for the same configurations as those of the basic embodiment and the first embodiment, or similarly corresponding configurations.
第4実施形態の特徴点のひとつは、第3時短状態において用いられる特図1変動パターン判定テーブル、特図2変動パターン判定テーブルにある。具体的には、第3時短状態における特図変動表示の回数により、用いられる特図1変動パターン判定テーブル、特図2変動パターン判定テーブルが異なることがある(切り替わる)という点にある。以下、具体的に説明する。 One of the feature points of the fourth embodiment is in the special figure 1 fluctuation pattern determination table and the special figure 2 fluctuation pattern determination table used in the third time saving state. Specifically, the special figure 1 fluctuation pattern determination table and the special figure 2 fluctuation pattern determination table to be used may be different (switched) depending on the number of times the special figure variation display is performed in the third time saving state. Hereinafter, a specific description will be given.
第1実施形態では、特図1変動パターン判定テーブルとして、非時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルと、時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルとがあった。これに対し、本形態では、時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルとして、第3時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルがある。つまり、第3時短状態における特図1の可変表示では、他の時短状態における特図1の可変表示とは異なる特図1変動パターン判定テーブルが用いられる。なお、第1時短状態および第2時短状態では、第1実施形態で説明した時短状態用の特図1変動パターン判定テーブル(図49(B))が用いられる。また、本形態では、第3時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルとして複数のものがあり、第3時短状態における特図の可変表示の回数(特図変動回数)が所定の切替変動回数となると、特図1変動パターンの決定時に用いられる特図1変動パターン判定テーブルが、切替変動回数となる前と異なるものとなる。このため、第3時短状態における特図の可変表示が何回目のものであるかにより、特図1変動パターンの決定時に用いられる特図1変動パターン判定テーブルが異なり得る。 In the first embodiment, as the special figure 1 fluctuation pattern determination table, there are a special figure 1 fluctuation pattern determination table for the non-time saving state and a special figure 1 fluctuation pattern determination table for the time saving state. On the other hand, in the present embodiment, as the special figure 1 fluctuation pattern determination table for the time saving state, there is a special figure 1 fluctuation pattern determination table for the third time saving state. That is, in the variable display of the special figure 1 in the third time saving state, a special figure 1 fluctuation pattern determination table different from the variable display of the special figure 1 in the other time saving state is used. In the first time saving state and the second time saving state, the special figure 1 fluctuation pattern determination table (FIG. 49 (B)) for the time saving state described in the first embodiment is used. Further, in the present embodiment, there are a plurality of special figure 1 fluctuation pattern determination tables for the third time saving state, and the number of variable display of the special figure (number of special drawing fluctuations) in the third time saving state is a predetermined number of switching fluctuations. Then, the special figure 1 fluctuation pattern determination table used when determining the special figure 1 fluctuation pattern is different from that before the number of switching fluctuations. Therefore, the special figure 1 fluctuation pattern determination table used at the time of determining the special figure 1 fluctuation pattern may differ depending on the number of times the variable display of the special figure is performed in the third time saving state.
図68、図69に、第4実施形態において、第3時短状態で用いられる特図1変動パターン判定テーブルを示す。図68(A)は、第3時短状態における特図変動回数が1~10回である場合に用いられる特図1変動パターン判定テーブル(第3時短状態用(特図変動回数1~10)の特図1変動パターン判定テーブル)である。図68(B)は、第3時短状態における特図変動回数が11~30回である場合に用いられる特図1変動パターン判定テーブル(第3時短状態用(特図変動回数11~30)の特図1変動パターン判定テーブル)である。図69は、第3時短状態における特図変動回数が31~50回である場合に用いられる特図1変動パターン判定テーブル(第3時短状態用(特図変動回数31~50)の特図1変動パターン判定テーブル)である。
68 and 69 show a special figure 1 fluctuation pattern determination table used in the third time saving state in the fourth embodiment. FIG. 68 (A) shows the special figure 1 fluctuation pattern determination table (for the third time saving state (special
つまり、第3時短状態における特図の可変表示に際して、その特図の可変表示が特図1の可変表示であり、かつ、第3時短状態となって1~10回目である場合には、第3時短状態用(特図変動回数1~10)の特図1変動パターン判定テーブルを用いて、特図変動パターンが決定される。第3時短状態における特図の可変表示に際して、その特図の可変表示が特図1の可変表示であり、かつ、第3時短状態となって11~30回目である場合には、第3時短状態用(特図変動回数11~30)の特図1変動パターン判定テーブルを用いて、特図変動パターンが決定される。第3時短状態における特図の可変表示に際して、その特図の可変表示が特図1の可変表示であり、かつ、第3時短状態となって31~50回目である場合には、第3時短状態用(特図変動回数31~50)の特図1変動パターン判定テーブルを用いて、特図変動パターンが決定される。このように、本形態では、第3時短状態において選択可能な特図1変動パターン判定テーブルが3つあり、特図変動回数が所定の切替変動回数となると、特図1変動パターンの決定時に用いられる特図1変動パターン判定テーブルが、切替変動回数となる前と異なるものとなる。
That is, when the variable display of the special figure in the third time saving state is the variable display of the special figure 1 and the third time saving state is the 1st to 10th times, the variable display is performed. The special figure variation pattern is determined using the special figure 1 variation pattern determination table for the 3 time saving state (special
また、第1実施形態では、第3時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルとして、1つのものを用いた。これに対し、本形態では、第3時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルとして複数のものがあり、第3時短状態における特図の可変表示の回数(特図変動回数)が所定の切替変動回数となると、特図2変動パターンの決定時に用いられる特図2変動パターン判定テーブルが、切替変動回数となる前と異なるものとなる。このため、第3時短状態における特図の可変表示が何回目のものであるかにより、特図2変動パターンの決定時に用いられる特図2変動パターン判定テーブルが異なり得る。 Further, in the first embodiment, one is used as the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the third time saving state. On the other hand, in the present embodiment, there are a plurality of special figure 2 fluctuation pattern determination tables for the third time reduction state, and the number of variable display of the special figure (special figure fluctuation number) in the third time reduction state is predetermined. When it comes to the number of fluctuations, the special figure 2 fluctuation pattern determination table used when determining the special figure 2 fluctuation pattern is different from that before the number of switching fluctuations. Therefore, the special figure 2 fluctuation pattern determination table used at the time of determining the special figure 2 fluctuation pattern may differ depending on the number of times the variable display of the special figure is performed in the third time saving state.
図70に、第4実施形態において、第3時短状態で用いられる特図2変動パターン判定テーブルを示す。図70(A)は、第3時短状態における特図変動回数が1~5回である場合に用いられる特図2変動パターン判定テーブル(第3時短状態用(特図変動回数1~5)の特図2変動パターン判定テーブル)である。図70(B)は、第3時短状態における特図変動回数が6~40回である場合に用いられる特図2変動パターン判定テーブル(第3時短状態用(特図変動回数6~40)の特図2変動パターン判定テーブル)である。図70(C)は、第3時短状態における特図変動回数が41~50回である場合に用いられる特図2変動パターン判定テーブル(第3時短状態用(特図変動回数41~50)の特図2変動パターン判定テーブル)である。
FIG. 70 shows a special figure 2 fluctuation pattern determination table used in the third time saving state in the fourth embodiment. FIG. 70 (A) shows the special figure 2 fluctuation pattern determination table (for the third time reduction state (special
つまり、第3時短状態における特図の可変表示に際して、その特図の可変表示が特図2の可変表示であり、かつ、第3時短状態となって1~5回目である場合には、第3時短状態用(特図変動回数1~5)の特図2変動パターン判定テーブルを用いて、特図変動パターンが決定される。第3時短状態における特図の可変表示に際して、その特図の可変表示が特図2の可変表示であり、かつ、第3時短状態となって6~40回目である場合には、第3時短状態用(特図変動回数6~40)の特図2変動パターン判定テーブルを用いて、特図変動パターンが決定される。第3時短状態における特図の可変表示に際して、その特図の可変表示が特図2の可変表示であり、かつ、第3時短状態となって41~50回目である場合には、第3時短状態用(特図変動回数41~50)の特図2変動パターン判定テーブルを用いて、特図変動パターンが決定される。このように、本形態では、第3時短状態において選択可能な特図2変動パターン判定テーブルが3つあり、特図変動回数が所定の切替変動回数となると、特図2変動パターンの決定時に用いられる特図2変動パターン判定テーブルが、切替変動回数となる前と異なるものとなる。
That is, when the variable display of the special figure in the third time reduction state is the variable display of the special figure 2 and the third time reduction state is the first to fifth times, the third time reduction state is performed. The special figure variation pattern is determined using the special figure 2 variation pattern determination table for the 3 time saving state (special
次に、遊技制御用マイコン101が行う処理であって、処理内容が第1実施形態と異なる処理について説明する。第1実施形態と異なる処理は、特図1変動パターン判定処理および特図2変動パターン判定処理である。
Next, a process that is performed by the
まず、特図1変動パターン判定処理について説明する。本形態でも、特図1変動パターン判定処理(S1610)は、基本的には図56に示す通りである。ただし、本形態では、ステップS1643において、図71に示す時短状態用の特図1変動パターン判定テーブル選択処理を行う。 First, the special figure 1 fluctuation pattern determination process will be described. Also in this embodiment, the special figure 1 variation pattern determination process (S1610) is basically as shown in FIG. 56. However, in this embodiment, in step S1643, the special figure 1 variation pattern determination table selection process for the time saving state shown in FIG. 71 is performed.
時短状態用の特図1変動パターン判定テーブル選択処理(S1643)では、遊技制御用マイコン101は、まず、大当たり遊技状態後の時短状態であるか否かを判定する(S2101)。大当たり遊技状態後の時短状態であるか否かは、大当たり遊技状態後時短フラグがONであるか否かにより判定することが可能である。大当たり遊技後の時短状態である場合(S2101でYES)、ステップS2102に進む。一方、大当たり遊技後の時短状態でない場合(S2101でNO)、小当たり図柄停止表示後の時短状態であるか否かを判定する(S2103)。小当たり図柄停止表示後の時短状態であるか否かは、小当たり図柄表示後時短フラグがONであるか否かにより判定することが可能である。小当たり図柄停止表示後の時短状態である場合(S2103でYES)、ステップS2102に進む。一方、小当たり図柄停止表示後の時短状態でない場合(S2103でNO)、ハズレ図柄B停止表示後の時短状態であるか否かを判定する(S2104)。ハズレ図柄B停止表示後の時短状態であるか否かは、ハズレ図柄B表示後時短フラグがONであるか否かにより判定することが可能である。ハズレ図柄B停止表示後の時短状態である場合(S2104でYES)、ステップS2102に進む。
In the special figure 1 variation pattern determination table selection process (S1643) for the time saving state, the
ステップS2102では、第3時短状態用以外の時短状態用の特図1変動パターン判定テーブル、すなわち、図49(B)に示す時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルを選択する。つまり、大当たり遊技後の時短状態、小当たり図柄停止表示後の時短状態、ハズレ図柄B停止表示後の時短状態である場合、すなわち第1時短状態または第2時短状態である場合には、同じ時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルが選択される。 In step S2102, the special figure 1 variation pattern determination table for the time reduction state other than the third time reduction state, that is, the special figure 1 variation pattern determination table for the time reduction state shown in FIG. 49 (B) is selected. That is, in the case of the time saving state after the big hit game, the time saving state after the small hit symbol stop display, and the time saving state after the loss symbol B stop display, that is, in the case of the first time saving state or the second time saving state, the same time saving state. The special figure 1 fluctuation pattern determination table for the state is selected.
一方、ハズレ図柄B停止表示後の時短状態でない場合(S2104でNO)、つまり、ハズレ図柄C停止表示後の時短状態である第3時短状態である場合、時短残り回数カウンタの値が40よりも大きいか否かを判定する(S2105)。これにより、当該処理に係る特図の可変表示が、第3時短状態になってから1~10回目のものであるかを判定する。時短残り回数カウンタの値が40よりも大きい場合(S2105でYES)、第3時短状態用(特図変動回数1~10)の特図1変動パターン判定テーブルを選択する(S2106)。
On the other hand, when it is not the time saving state after the loss symbol B stop display (NO in S2104), that is, when it is the third time saving state which is the time saving state after the loss symbol C stop display, the value of the time saving remaining number counter is more than 40. It is determined whether or not it is large (S2105). As a result, it is determined whether the variable display of the special figure related to the process is the 1st to 10th times after the third time saving state is reached. When the value of the time reduction remaining number counter is larger than 40 (YES in S2105), the special figure 1 variation pattern determination table for the third time reduction state (special
また、時短残り回数カウンタの値が40以下である場合(S2105でNO)、時短残り回数カウンタの値が20よりも大きいか否かを判定する(S2107)。これにより、当該処理に係る特図の可変表示が、第3時短状態になってから11~30回目のものであるかを判定する。時短残り回数カウンタの値が20よりも大きい場合(S2107でYES)、第3時短状態用(特図変動回数11~30)の特図1変動パターン判定テーブルを選択する(S2108)。
Further, when the value of the time saving remaining number counter is 40 or less (NO in S2105), it is determined whether or not the value of the time saving remaining number counter is larger than 20 (S2107). As a result, it is determined whether the variable display of the special figure related to the process is the 11th to 30th times after the third time saving state is reached. When the value of the time reduction remaining number counter is larger than 20 (YES in S2107), the special figure 1 variation pattern determination table for the third time reduction state (special
また、時短残り回数カウンタの値が20以下である場合(S2107でNO)、つまりは当該処理に係る特図の可変表示が、第3時短状態になってから31~50回目のものである場合、第3時短状態用(特図変動回数31~50)の特図1変動パターン判定テーブルを選択する(S2109)。
Further, when the value of the time reduction remaining number counter is 20 or less (NO in S2107), that is, when the variable display of the special figure related to the processing is the 31st to 50th times after the third time reduction state is reached. , The special figure 1 fluctuation pattern determination table for the third time saving state (special
次に、特図2変動パターン判定処理について説明する。本形態でも、特図2変動パターン判定処理(S1603)は、基本的には図58に示す通りである。ただし、本形態では、ステップS1688において、図72に示す第3時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル選択処理を行う。 Next, the special figure 2 fluctuation pattern determination process will be described. Also in this embodiment, the special figure 2 variation pattern determination process (S1603) is basically as shown in FIG. 58. However, in this embodiment, in step S1688, the special figure 2 variation pattern determination table selection process for the third time saving state shown in FIG. 72 is performed.
第3時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル選択処理(S1688)では、遊技制御用マイコン101は、まず、時短残り回数カウンタの値が45よりも大きいか否かを判定する(S2205)。これにより、当該処理に係る特図の可変表示が、第3時短状態になってから1~5回目のものであるかを判定する。時短残り回数カウンタの値が45よりも大きい場合(S2205でYES)、第3時短状態用(特図変動回数1~5)の特図2変動パターン判定テーブルを選択する(S2206)。
In the special figure 2 fluctuation pattern determination table selection process (S1688) for the third time reduction state, the
また、時短残り回数カウンタの値が45以下である場合(S2205でNO)、時短残り回数カウンタの値が10よりも大きいか否かを判定する(S2207)。これにより、当該処理に係る特図の可変表示が、第3時短状態になってから6~40回目のものであるかを判定する。時短残り回数カウンタの値が10よりも大きい場合(S2207でYES)、第3時短状態用(特図変動回数6~40)の特図2変動パターン判定テーブルを選択する(S2208)。
Further, when the value of the time saving remaining number counter is 45 or less (NO in S2205), it is determined whether or not the value of the time saving remaining number counter is larger than 10 (S2207). As a result, it is determined whether the variable display of the special figure related to the process is the 6th to 40th times after the third time saving state is reached. When the value of the time reduction remaining number counter is larger than 10 (YES in S2207), the special figure 2 variation pattern determination table for the third time reduction state (special
また、時短残り回数カウンタの値が10以下である場合(S2207でNO)、つまりは当該処理に係る特図の可変表示が、第3時短状態になってから41~50回目のものである場合、第3時短状態用(特図変動回数41~50)の特図2変動パターン判定テーブルを選択する(S2209)。
Further, when the value of the time reduction remaining number counter is 10 or less (NO in S2207), that is, when the variable display of the special figure related to the processing is the 41st to 50th times after the third time reduction state is reached. , The special figure 2 fluctuation pattern determination table for the third time saving state (special
このように、本形態では、第3時短状態における特図1変動パターンの決定に用いる特図1変動パターン判定テーブルとして、3つのものがある。そして、第3時短状態となってからの特図変動回数(特図の可変表示の回数)に基づいて、3つの特図1変動パターン判定テーブルのうち、特図1変動パターンの決定に用いるものが選択される。具体的には、本形態においては、第3時短状態になってからの特図変動回数が、1~10回、11~30回、31~50回のときにそれぞれ異なる特図1変動パターン判定テーブルにより、特図1変動パターンが決定される。つまり、第3時短状態となってからの特図変動回数が所定の切替変動回数となったとき(11回、31回)に、特図1変動パターンの決定に用いられる特図1変動パターン判定テーブルが、3つの特図1変動パターン判定テーブルのなかで切り替わる。 As described above, in the present embodiment, there are three special figure 1 fluctuation pattern determination tables used for determining the special figure 1 fluctuation pattern in the third time saving state. Then, among the three special figure 1 fluctuation pattern determination tables, the one used for determining the special figure 1 fluctuation pattern based on the number of special figure fluctuations (the number of variable display of the special figure) since the third time reduction state is reached. Is selected. Specifically, in the present embodiment, the special figure 1 fluctuation pattern determination is different when the number of special figure fluctuations after the third time reduction state is 1 to 10, 11 to 30 times, and 31 to 50 times, respectively. The table determines the variation pattern of Special Figure 1. That is, when the number of special figure fluctuations after the third time reduction state reaches a predetermined number of switching fluctuations (11 times, 31 times), the special figure 1 fluctuation pattern determination used for determining the special figure 1 fluctuation pattern is determined. The table is switched among the three special figure 1 fluctuation pattern determination tables.
また、第3時短状態における特図2変動パターンの決定に用いる特図2変動パターン判定テーブルとして、3つのものがある。そして、第3時短状態となってからの特図変動回数に基づいて、3つの特図2変動パターン判定テーブルのうち、特図2変動パターンの決定に用いるものが選択される。具体的には、本形態においては、第3時短状態になってからの特図変動回数が、1~5回、6~40回、41~50回のときにそれぞれ異なる特図2変動パターン判定テーブルにより、特図2変動パターンが決定される。つまり、第3時短状態となってからの特図変動回数が所定の切替変動回数となったとき(6回、41回)に、特図2変動パターンの決定に用いられる特図2変動パターン判定テーブルが、3つの特図2変動パターン判定テーブルのなかで切り替わる。 Further, there are three special figure 2 fluctuation pattern determination tables used for determining the special figure 2 fluctuation pattern in the third time saving state. Then, among the three special figure 2 fluctuation pattern determination tables, the one used for determining the special figure 2 fluctuation pattern is selected based on the number of times the special figure changes after the third time reduction state is reached. Specifically, in the present embodiment, the special figure 2 fluctuation pattern determination is different when the number of special figure fluctuations after the third time reduction state is 1 to 5, 6 to 40 times, and 41 to 50 times, respectively. The table determines the variation pattern of Special Figure 2. That is, when the number of special figure fluctuations after the third time reduction state reaches a predetermined number of switching fluctuations (6 times, 41 times), the special figure 2 fluctuation pattern determination used for determining the special figure 2 fluctuation pattern is determined. The table is switched among the three special figure 2 fluctuation pattern determination tables.
このため、第3時短状態における特図変動演出が第3時短状態となってから何回目のものであるかにより、特図変動パターンの決定に用いる特図変動パターン判定テーブルが異なり得る。また、本形態では、第3時短状態において、特図1変動パターンの決定に用いる特図1変動パターン判定テーブルの切替変動回数と、特図2変動パターンの決定に用いる特図2変動パターン判定テーブルの切替変動回数とが同じでない。 Therefore, the special figure variation pattern determination table used for determining the special figure variation pattern may differ depending on how many times the special figure variation effect in the third time reduction state is performed after the third time reduction state is reached. Further, in the present embodiment, in the third time saving state, the number of switching fluctuations of the special figure 1 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 1 fluctuation pattern and the special figure 2 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 2 fluctuation pattern. The number of switching fluctuations is not the same.
次に、演出制御用マイコン121が、第3時短状態にて行う演出について説明する。図73は、表示部50aで、第3時短状態において短チャンスモードによる演出が行われている様子を示す図である。本形態でも、短チャンスモードでは、表示部50aにおいて、短チャンスモード専用の背景画像(短チャンスモード用背景画像G150)が表示され、スピーカー52から短チャンスモード用のBGM(短チャンスモード用BGM)が出力される。
Next, the effect performed by the
また、本形態の短チャンスモードでは、特図変動表示が開始されると、図73(A)に示すように、演出図柄EZ1~EZ3の変動表示が開始される。なお、時短残り回数画像G31が示す時短残り回数は、短チャンスモードの開始時に設定される値が50であり、特図変動表示の開始とともに1ずつ減少する。また、本形態では、演出図柄EZ1~EZ3の変動表示が開始された後、第1演出ボタン40kの操作を促す演出(第1演出ボタン操作促進演出)が行われることがある。
Further, in the short chance mode of the present embodiment, when the special figure variation display is started, the variation display of the staging symbols EZ1 to EZ3 is started as shown in FIG. 73 (A). The number of remaining time reductions indicated by the time reduction remaining number image G31 is a value set at the start of the short chance mode of 50, and decreases by 1 with the start of the special figure variation display. Further, in the present embodiment, after the variable display of the effect symbols EZ1 to EZ3 is started, an effect of urging the operation of the
本形態の短チャンスモードで行われる第1演出ボタン操作促進演出は、特図変動パターンの決定に用いられる特図変動パターン判定テーブルによって異なる。具体的には、第3時短状態用(特図変動回数1~10)の特図1変動パターン判定テーブル(図68(A))の場合、ボタン操作変動(1回)が行われることがあり、ボタン操作変動(1回)ではボタン操作を1回だけ促される第1演出ボタン操作促進演出が行われる。第3時短状態用(特図変動回数11~30)の特図1変動パターン判定テーブル(図68(B))の場合、ボタン操作変動(2回)が行われることがあり、ボタン操作変動(2回)ではボタン操作を2回、促される第1演出ボタン操作促進演出が行われる。第3時短状態用(特図変動回数31~50)の特図1変動パターン判定テーブル(図69)の場合、ボタン操作変動(3回)が行われることがあり、ボタン操作変動(3回)ではボタン操作を3回、促される第1演出ボタン操作促進演出が行われる。第3時短状態用(特図変動回数1~5)の特図2変動パターン判定テーブル(図70(A))の場合、ボタン操作変動(連打ショート)が行われることがあり、ボタン操作変動(連打ショート)では複数回のボタン操作を所定の期間、連続して行う連打操作が促される第1演出ボタン操作促進演出が行われる。第3時短状態用(特図変動回数6~40回)の特図2変動パターン判定テーブル(図70(B))の場合、ボタン操作変動(連打ロング)が行われることがあり、ボタン操作変動(連打ロング)では複数回のボタン操作をボタン操作変動(連打ショート)の場合よりも長い期間、連続して行う連打操作が促される第1演出ボタン操作促進演出が行われる。第3時短状態用(特図変動回数41~50)の特図2変動パターン判定テーブル(図70(C))の場合、ボタン操作変動(長押し)が行われることがあり、ボタン操作変動(長押し)ではボタン操作を所定の期間、継続する長押しが促される第1演出ボタン操作促進演出が行われる。
The first effect button operation promotion effect performed in the short chance mode of the present embodiment differs depending on the special figure variation pattern determination table used for determining the special figure variation pattern. Specifically, in the case of the special figure 1 fluctuation pattern determination table (FIG. 68 (A)) for the third time saving state (special
図73(B)、(C)は、ボタン操作変動(1回)のパターンの第1演出ボタン操作促進演出が行われる場合を示す図である。ボタン操作変動(1回)のパターン第1演出ボタン操作促進演出では、図73(B)に示すように、表示部50aに、第1演出ボタン操作促進演出画像G12が表示される。第1演出ボタン操作促進演出画像G12は、操作対象である第1演出ボタン40kを表す操作対象画像G12aと、第1演出ボタン40kの操作態様である押下操作を表す押下操作画像G12bと、第1演出ボタン40kの操作に係る操作有効期間である第1演出ボタン操作有効期間の残り時間を表す第1演出ボタン操作有効期間残り時間画像G12cと、を含んでいる。
FIGS. 73 (B) and 73 (C) are diagrams showing a case where the first effect button operation promotion effect of the pattern of button operation fluctuation (once) is performed. Pattern of button operation fluctuation (once) In the first effect button operation promotion effect, as shown in FIG. 73B, the first effect button operation promotion effect image G12 is displayed on the
なお、第1演出ボタン操作有効期間残り時間画像G12cは、おおむね曲線状のプログレスバーからなり、時間の経過に伴って、遊技者が第1演出ボタン操作有効期間の残り時間を容易に理解できるように変化する。なお、図73(C)は、第1演出ボタン操作有効期間が発生して、第1演出ボタン操作有効時間の1/3の時間が経過した様子を表している。 The first effect button operation valid period remaining time image G12c is composed of a generally curved progress bar so that the player can easily understand the remaining time of the first effect button operation valid period with the passage of time. Changes to. Note that FIG. 73C shows a state in which the first effect button operation valid period has occurred and one-third of the first effect button operation effective time has elapsed.
そして、特図変動パターンが大当たり変動(第1ボタン大当たり変動)であると、第1演出ボタン操作有効期間において第1演出ボタン40kが押下操作された後、または、第1演出ボタン操作有効期間において第1演出ボタン40kが操作されることなく第1演出ボタン操作有効期間の残り時間がなくなった後、演出図柄EZ1~EZ3が大当たりであることを示す態様(所謂「ゾロ目」の態様)で停止表示される(図73(D))。一方、特図変動パターンがハズレ変動(第1ボタンハズレ変動)であると、第1演出ボタン操作有効期間において第1演出ボタン40kが押下操作された後、または、第1演出ボタン操作有効期間において第1演出ボタン40kが操作されることなく第1演出ボタン操作有効期間の残り時間がなくなった後、演出図柄EZ1~EZ3がハズレであることを示す態様(「ゾロ目」ではない態様)で停止表示される(図73(E))。
If the special figure variation pattern is a jackpot variation (first button jackpot variation), after the
なお、本形態では、ボタン操作変動(2回)のパターンの第1演出ボタン操作促進演出では、第1演出ボタン操作促進演出画像G12が2つ、表示される。ボタン操作変動(3回)のパターンの第1演出ボタン操作促進演出では、第1演出ボタン操作促進演出画像G12が3つ、表示される。ボタン操作変動(連打ショート)のパターンおよびボタン操作変動(連打ロング)のパターンの第1演出ボタン操作促進演出では、押下操作画像G12bに替えて、第1演出ボタン40kの操作態様である連打操作を表す画像が表示される。ボタン操作変動(長押し)のパターンの第1演出ボタン操作促進演出では、押下操作画像G12bに替えて、第1演出ボタン40kの操作態様である長押し操作を表す画像が表示される。
In this embodiment, in the first effect button operation promotion effect of the pattern of button operation fluctuation (twice), two first effect button operation promotion effect images G12 are displayed. In the first effect button operation promotion effect of the button operation variation (three times) pattern, three first effect button operation promotion effect images G12 are displayed. In the first effect button operation promotion effect of the button operation variation (continuous striking short) pattern and the button operation variation (continuous striking long) pattern, the continuous striking operation which is the operation mode of the
以上のように第4実施形態に係るパチンコ遊技機PY1の遊技制御用マイコン101は、第3時短状態中の特図1変動パターンを、第3時短状態における特図変動回数についての所定の区間ごとに、異なる特図1変動パターン判定テーブルに基づいて決定する。つまり、第3時短状態中の特図1変動パターンを、第3時短状態における特図変動回数が所定の切替変動回数になる前と、切替変動回数になった後とで、異なる特図1変動パターン判定テーブルに基づいて決定する。特図2変動パターンについても同様である。このため、第3時短状態における特図変動時間は、第3時短状態における特図変動回数によって異なり得ることとなる。これにより、第3時短状態における遊技が単調になってしまうことを抑制可能であり、遊技興趣の向上が可能である。
As described above, the
また、第3時短状態において、特図1変動パターン判定テーブルに係る切替変動回数と、特図2変動パターン判定テーブルに係る切替変動回数とは異なるものである。よって、第3時短状態における遊技が単調になってしまうことを、より抑制可能である。 Further, in the third time saving state, the number of switching fluctuations related to the special figure 1 fluctuation pattern determination table and the number of switching fluctuations related to the special figure 2 fluctuation pattern determination table are different. Therefore, it is possible to further suppress that the game in the third time saving state becomes monotonous.
(第4実施形態の変更例)
次に、第4実施形態に係るパチンコ遊技機PY1の変更例について説明する。例えば、第4実施形態では、第3時短状態にて特図1変動パターンの決定に用いる特図1変動パターン判定テーブルと、第3時短状態にて特図2変動パターンの決定に用いる特図2変動パターン判定テーブルとを異なるものとして説明した。しかし、第3時短状態において、特図2変動パターンを、特図1変動パターンの決定に用いる特図変動パターン判定テーブルと同じものを用いて決定することとしてもよい。具体的には、例えば、特図2変動パターンを、第3時短状態における特図変動回数が1~10回目であるときには図68(A)の特図変動パターン判定テーブルを用いて決定し、第3時短状態における特図変動回数が11~30回目であるときには図68(B)の特図変動パターン判定テーブルを用いて決定し、第3時短状態における特図変動回数が31~50回目であるときには図69の特図変動パターン判定テーブルを用いて決定することとしてもよい。またこのように、第3時短状態において、特図1変動パターンと特図2変動パターンとを同じ特図変動パターン判定テーブルを用いて決定する構成であっても、切替変動回数については、特図1変動パターンを決定する場合と、特図2変動パターンを決定する場合とで異なるものとしてもよい。
(Example of modification of the fourth embodiment)
Next, a modified example of the pachinko gaming machine PY1 according to the fourth embodiment will be described. For example, in the fourth embodiment, the special figure 1 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 1 fluctuation pattern in the third time-saving state and the special figure 2 used for determining the special figure 2 fluctuation pattern in the third time-saving state. It was explained as different from the fluctuation pattern judgment table. However, in the third time saving state, the special figure 2 fluctuation pattern may be determined by using the same one as the special figure fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 1 fluctuation pattern. Specifically, for example, the special figure 2 fluctuation pattern is determined by using the special figure fluctuation pattern determination table of FIG. 68 (A) when the number of special figure fluctuations in the third time saving state is the 1st to 10th. When the number of special map fluctuations in the 3rd time reduction state is the 11th to 30th, it is determined using the special map fluctuation pattern determination table of FIG. 68 (B), and the number of special map fluctuations in the 3rd time reduction state is the 31st to 50th times. Occasionally, the determination may be made using the special figure variation pattern determination table of FIG. 69. Further, in this way, even if the configuration is such that the special figure 1 fluctuation pattern and the special figure 2 fluctuation pattern are determined using the same special figure fluctuation pattern determination table in the third time saving state, the number of switching fluctuations is the special figure. 1 The case where the fluctuation pattern is determined and the case where the special figure 2 fluctuation pattern is determined may be different.
また、第4実施形態では、第3時短状態でのみ、特図変動パターンを、第3時短状態における特図変動回数についての所定の区間ごとに、異なる特図変動パターン判定テーブルに基づいて決定することとして説明した。しかし、他の時短状態においても、特図変動パターンを、特図変動回数についての所定の区間ごとに、異なる特図変動パターン判定テーブルに基づいて決定することとしてもよい。具体的には、例えば、大当たり遊技状態後の時短状態(第1時短状態)においても、特図変動パターンを、特図変動回数についての所定の区間ごとに、異なる特図変動パターン判定テーブルに基づいて決定することとしてもよい。この場合、例えば、第1時短状態においても、特図変動パターンを、第3時短状態と同じ特図変動パターン判定テーブルを用いて決定することとしてもよい。また例えば、第1時短状態と第3時短状態とで同じ特図変動パターン判定テーブルを用いて特図変動パターンを決定する場合であっても、切替変動回数については、第1時短状態と第3時短状態とで異なるものとしてもよい。また例えば、第1時短状態と第3時短状態とで特図変動パターン判定テーブルの切替変動回数は同じとし、第1時短状態と第3時短状態とでそれぞれに異なる特図変動パターン判定テーブルを用いて特図変動パターンを決定することとしてもよい。 Further, in the fourth embodiment, the special map fluctuation pattern is determined only in the third time-saving state based on a different special map fluctuation pattern determination table for each predetermined section regarding the number of special map fluctuations in the third time-saving state. I explained it as a thing. However, even in other time-saving states, the special map fluctuation pattern may be determined based on a different special map fluctuation pattern determination table for each predetermined section regarding the number of special map fluctuations. Specifically, for example, even in the time saving state (first time saving state) after the jackpot game state, the special map fluctuation pattern is based on a different special map fluctuation pattern determination table for each predetermined section regarding the number of special map fluctuations. It may be decided. In this case, for example, even in the first time saving state, the special figure fluctuation pattern may be determined using the same special figure fluctuation pattern determination table as in the third time saving state. Further, for example, even when the special figure fluctuation pattern is determined using the same special figure fluctuation pattern determination table in the first time saving state and the third time saving state, the number of switching fluctuations is the first time saving state and the third time saving state. It may be different depending on the time saving state. Further, for example, the number of switching fluctuations of the special figure fluctuation pattern determination table is the same in the first time reduction state and the third time reduction state, and different special figure fluctuation pattern determination tables are used for the first time reduction state and the third time reduction state. The special figure fluctuation pattern may be determined.
<第5実施形態>
次に、第5実施形態について説明する。第5実施形態では、小当たり図柄の停止表示、およびハズレ図柄の停止表示を契機に時短状態が設定されることがあるという点で第1実施形態と共通している。以下においては、主に、第5実施形態を、第1実施形態を基に、第1実施形態と異なる点について説明する。また、基本的な実施形態、および第1実施形態と同一の構成、または同様に対応する構成については同一の符号、および用語を用いる。
<Fifth Embodiment>
Next, the fifth embodiment will be described. The fifth embodiment is common to the first embodiment in that the time saving state may be set triggered by the stop display of the small hit symbol and the stop display of the lost symbol. Hereinafter, the fifth embodiment will be mainly described as being different from the first embodiment based on the first embodiment. Further, the same reference numerals and terms are used for the same configurations as those of the basic embodiment and the first embodiment, or similarly corresponding configurations.
第5実施形態の特徴点のひとつは、第3時短状態後の非時短状態において用いられる特図1変動パターン判定テーブル、特図2変動パターン判定テーブルにある。具体的には、第3時短状態後の非時短状態における特図変動表示の回数により、用いられる特図1変動パターン判定テーブル、特図2変動パターン判定テーブルが異なることがある(切り替わる)という点にある。以下、具体的に説明する。 One of the feature points of the fifth embodiment is in the special figure 1 fluctuation pattern determination table and the special figure 2 fluctuation pattern determination table used in the non-time reduction state after the third time reduction state. Specifically, the special figure 1 fluctuation pattern judgment table and the special figure 2 fluctuation pattern judgment table to be used may be different (switched) depending on the number of times the special figure fluctuation display is performed in the non-time reduction state after the third time reduction state. It is in. Hereinafter, a specific description will be given.
第1実施形態では、非時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルとして、1つのものを用いた。これに対し、本形態では、非時短状態用の特図1変動パターン判定テーブルとして、第3時短状態後の所定の特図変動回数により区切られる特定区間にて用いられる特図1変動パターン判定テーブルがある。つまり、第3時短状態後の特定区間における特図の可変表示では、非時短状態における特定区間以外の特図の可変表示とは異なる特図1変動パターン判定テーブルが用いられる。なお、第3時短状態後の特定区間以外の特図1の可変表示では、第1実施形態で説明した非時短状態用の特図1変動パターン判定テーブル(図49(A))が用いられる。また、本形態では、第3時短状態後の特定区間用の特図1変動パターン判定テーブルとして複数のものがあり、第3時短状態の特定区間における特図の可変表示の回数(特図変動回数)が所定の切替変動回数となると、特図1変動パターンの決定時に用いられる特図1変動パターン判定テーブルが、切替変動回数となる前と異なるものとなる。このため、第3時短状態の特定区間における特図の可変表示が何回目のものであるかにより、特図1変動パターンの決定時に用いられる特図1変動パターン判定テーブルが異なり得る。 In the first embodiment, one special figure 1 fluctuation pattern determination table for the non-time saving state was used. On the other hand, in the present embodiment, as the special figure 1 fluctuation pattern determination table for the non-time reduction state, the special figure 1 fluctuation pattern determination table used in the specific section divided by the predetermined number of special figure fluctuations after the third time reduction state. There is. That is, in the variable display of the special map in the specific section after the third time saving state, the special figure 1 fluctuation pattern determination table different from the variable display of the special map other than the specific section in the non-time saving state is used. In the variable display of the special figure 1 other than the specific section after the third time saving state, the special figure 1 fluctuation pattern determination table (FIG. 49 (A)) for the non-time saving state described in the first embodiment is used. Further, in the present embodiment, there are a plurality of special figure 1 fluctuation pattern determination tables for the specific section after the third time saving state, and the number of variable display of the special figure in the specific section of the third time saving state (the number of times the special figure changes). ) Is the predetermined number of switching fluctuations, the special figure 1 fluctuation pattern determination table used when determining the special figure 1 fluctuation pattern is different from that before the number of switching fluctuations. Therefore, the special figure 1 fluctuation pattern determination table used at the time of determining the special figure 1 fluctuation pattern may differ depending on the number of times the variable display of the special map is performed in the specific section of the third time saving state.
図74、図75に、第5実施形態において、第3時短状態後の特定区間で用いられる特図1変動パターン判定テーブルを示す。図74(A)は、第3時短状態後の非時短状態における特図変動回数が1~5回である場合に用いられる特図1変動パターン判定テーブル(第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数1~5)の特図1変動パターン判定テーブル)である。図74(B)は、第3時短状態後の非時短状態における特図変動回数が6~8回である場合に用いられる特図1変動パターン判定テーブル(第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数6~8)の特図1変動パターン判定テーブル)である。図75は、第3時短状態後の非時短状態における特図変動回数が9~10回である場合に用いられる特図1変動パターン判定テーブル(第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数9~10)の特図1変動パターン判定テーブル)である。
74 and 75 show the special figure 1 fluctuation pattern determination table used in the specific section after the third time saving state in the fifth embodiment. FIG. 74 (A) shows a special figure 1 fluctuation pattern determination table (for the non-time reduction state after the third time reduction state) used when the number of special figure fluctuations in the non-time reduction state after the third time reduction state is 1 to 5 times. (Special figure 1 fluctuation pattern determination table) of (special
つまり、非時短状態における特図の可変表示に際して、その特図の可変表示が特図1の可変表示であり、かつ、第3時短状態後の非時短状態となって1~5回目である場合には、第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数1~5)の特図1変動パターン判定テーブルを用いて、特図変動パターンが決定される。非時短状態における特図の可変表示に際して、その特図の可変表示が特図1の可変表示であり、かつ、第3時短状態後の非時短状態となって6~8回目である場合には、第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数6~8)の特図1変動パターン判定テーブルを用いて、特図変動パターンが決定される。非時短状態における特図の可変表示に際して、その特図の可変表示が特図1の可変表示であり、かつ、第3時短状態後の非時短状態となって9~10回目である場合には、第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数9~10)の特図1変動パターン判定テーブルを用いて、特図変動パターンが決定される。このように、本形態では、第3時短状態後の非時短状態の特図変動回数が1~10回目に設定された特定区間において選択可能な特図1変動パターン判定テーブルが3つあり、第3時短状態後の非時短状態の特定区間における特図の可変表示の回数により、使用される特図1変動パターン判定テーブルが異なり得る。なお、第3時短状態後の非時短状態であっても、特定区間よりも後の特図変動回数が11回目以降においては、第1実施形態で説明した非時短状態用の特図1変動パターン判定テーブル(図49(A))が用いられる。このように、本形態では、第3時短状態後の非時短状態において選択可能な特図1変動パターン判定テーブルが4つあり、特図変動回数が所定の切替変動回数となると、特図1変動パターンの決定時に用いられる特図1変動パターン判定テーブルが、切替変動回数となる前と異なるものとなる。
That is, when the variable display of the special figure in the non-time reduction state is performed, the variable display of the special figure is the variable display of the special figure 1, and the non-time reduction state after the third time reduction state is the 1st to 5th times. The special figure variation pattern is determined using the special figure 1 variation pattern determination table for the non-time saving state (special
また、第1実施形態では、非時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルとして、1つのものを用いた。これに対し、本形態では、非時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルとして、第3時短状態後の所定の特図変動回数により区切られる特定区間にて用いられる特図2変動パターン判定テーブルがある。つまり、第3時短状態後の特定区間における特図の可変表示では、非時短状態における特定区間以外の特図の可変表示とは異なる特図2変動パターン判定テーブルが用いられる。なお、第3時短状態後の特定区間以外の特図2の可変表示では、第1実施形態で説明した非時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル(図50(A))が用いられる。また、本形態では、第3時短状態後の特定区間用の特図2変動パターン判定テーブルとして複数のものがあり、第3時短状態の特定区間における特図の可変表示の回数が所定の切替変動回数となると、特図2変動パターンの決定時に用いられる特図2変動パターン判定テーブルが、切替変動回数となる前と異なるものとなる。このため、第3時短状態の特定区間における特図の可変表示が何回目のものであるかにより、特図2変動パターンの決定時に用いられる特図2変動パターン判定テーブルが異なり得る。 Further, in the first embodiment, one special figure 2 fluctuation pattern determination table for the non-time saving state was used. On the other hand, in the present embodiment, as the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the non-time reduction state, the special figure 2 fluctuation pattern determination table used in the specific section divided by the predetermined number of special figure fluctuations after the third time reduction state. There is. That is, in the variable display of the special map in the specific section after the third time saving state, the special figure 2 fluctuation pattern determination table different from the variable display of the special map other than the specific section in the non-time saving state is used. In the variable display of the special figure 2 other than the specific section after the third time saving state, the special figure 2 fluctuation pattern determination table (FIG. 50A) for the non-time saving state described in the first embodiment is used. Further, in the present embodiment, there are a plurality of special figure 2 fluctuation pattern determination tables for the specific section after the third time reduction state, and the number of variable display of the special figure in the specific section of the third time reduction state is a predetermined switching variation. When it comes to the number of times, the special figure 2 fluctuation pattern determination table used when determining the special figure 2 fluctuation pattern is different from that before the number of switching fluctuations. Therefore, the special figure 2 fluctuation pattern determination table used at the time of determining the special figure 2 fluctuation pattern may differ depending on the number of times the variable display of the special map is performed in the specific section of the third time saving state.
図76に、第5実施形態において、第3時短状態後の特定区間で用いられる特図2変動パターン判定テーブルを示す。図76(A)は、第3時短状態後の非時短状態における特図変動回数が1~5回である場合に用いられる特図2変動パターン判定テーブル(第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数1~5)の特図2変動パターン判定テーブル)である。図76(B)は、第3時短状態後の非時短状態における特図変動回数が6~10回である場合に用いられる特図2変動パターン判定テーブル(第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数6~10)の特図2変動パターン判定テーブル)である。
FIG. 76 shows a special figure 2 fluctuation pattern determination table used in a specific section after the third time saving state in the fifth embodiment. FIG. 76 (A) shows a special figure 2 fluctuation pattern determination table (for the non-time reduction state after the third time reduction state) used when the number of special figure fluctuations in the non-time reduction state after the third time reduction state is 1 to 5 times. (Special figure 2 fluctuation pattern determination table) of (special
つまり、非時短状態における特図の可変表示に際して、その特図の可変表示が特図2の可変表示であり、かつ、第3時短状態後の非時短状態となって1~5回目である場合には、第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数1~5)の特図2変動パターン判定テーブルを用いて、特図変動パターンが決定される。非時短状態における特図の可変表示に際して、その特図の可変表示が特図2の可変表示であり、かつ、第3時短状態後の非時短状態となって6~10回目である場合には、第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数6~10)の特図2変動パターン判定テーブルを用いて、特図変動パターンが決定される。このように、本形態では、第3時短状態後の非時短状態の特図変動回数が1~10回目に設定された特定区間において選択可能な特図2変動パターン判定テーブルが2つあり、第3時短状態後の非時短状態の特定区間における特図の可変表示の回数により、使用される特図2変動パターン判定テーブルが異なり得る。なお、第3時短状態後の非時短状態であっても、特定区間よりも後の特図変動回数が11回目以降においては、第1実施形態で説明した非時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル(図50(A))が用いられる。このように、本形態では、第3時短状態後の非時短状態において選択可能な特図2変動パターン判定テーブルが3つあり、特図変動回数が所定の切替変動回数となると、特図2変動パターンの決定時に用いられる特図2変動パターン判定テーブルが、切替変動回数となる前と異なるものとなる。
That is, when the variable display of the special figure in the non-time reduction state is performed, the variable display of the special figure is the variable display of the special figure 2, and the non-time reduction state after the third time reduction state is the 1st to 5th times. The special figure variation pattern is determined using the special figure 2 variation pattern determination table for the non-time saving state (special
次に、遊技制御用マイコン101が行う処理であって、処理内容が第1実施形態と異なる処理について説明する。第1実施形態と異なる処理は、特図1変動パターン判定処理、特図2変動パターン判定処理、特別図柄確定処理である。
Next, a process that is performed by the
まず、特図1変動パターン判定処理について説明する。本形態でも、特図1変動パターン判定処理(S1610)は、基本的には図56に示す通りである。ただし、本形態では、ステップS1642において、図77に示す非時短状態用の特図1変動パターン判定テーブル選択処理を行う。 First, the special figure 1 fluctuation pattern determination process will be described. Also in this embodiment, the special figure 1 variation pattern determination process (S1610) is basically as shown in FIG. 56. However, in this embodiment, in step S1642, the special figure 1 variation pattern determination table selection process for the non-time saving state shown in FIG. 77 is performed.
非時短状態用の特図1変動パターン判定テーブル選択処理(S1642)では、遊技制御用マイコン101は、まず、時短後カウンタの値が「0」であるか否かを判定する(S3101)。時短後カウンタは、遊技用RAM104に設けられ、第3時短状態後の非時短状態における特定区間の残り回数をカウントするカウンタである。本形態の時短後カウンタは、第3時短状態が時短規定回数だけ継続して非時短状態となることに応じて、特定区間に対応した値「10」でセットされ、その後、非時短状態での特図の可変表示に応じて「1」ずつ減算されるものである。時短後カウンタの値が「0」である場合(S3101でYES)、第3時短状態後の非時短状態用(第3時短状態後の特定区間用)以外の非時短状態用の特図1変動パターン判定テーブル(すなわち、図49(A)に示す特図1変動パターン判定テーブル)を選択する(S3102)。
In the special figure 1 fluctuation pattern determination table selection process (S1642) for the non-time reduction state, the
一方、時短後カウンタの値が「0」でない場合(S3101でNO)、時短後カウンタの値が5よりも大きいか否かを判定する(S3103)。これにより、当該処理に係る特図の可変表示が、第3時短状態後の非時短状態になってから1~5回目のものであるかを判定する。時短後カウンタの値が5よりも大きい場合(S3103でYES)、第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数1~5)の特図1変動パターン判定テーブルを選択する(S3104)。
On the other hand, when the value of the time reduction counter is not "0" (NO in S3101), it is determined whether or not the value of the time reduction counter is larger than 5 (S3103). Thereby, it is determined whether the variable display of the special figure related to the process is the 1st to 5th time after the non-time saving state after the 3rd time saving state. When the value of the counter after time reduction is larger than 5 (YES in S3103), the special figure 1 fluctuation pattern determination table for the non-time reduction state after the third time reduction state (special
また、時短後カウンタの値が5以下である場合(S3103でNO)、時短後カウンタの値が2よりも大きいか否かを判定する(S3105)。これにより、当該処理に係る特図の可変表示が、第3時短状態後の非時短状態になってから6~8回目のものであるかを判定する。時短後カウンタの値が2よりも大きい場合(S3105でYES)、第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数6~8)の特図1変動パターン判定テーブルを選択する(S3106)。
Further, when the value of the time reduction counter is 5 or less (NO in S3103), it is determined whether or not the value of the time reduction counter is larger than 2 (S3105). Thereby, it is determined whether the variable display of the special figure related to the process is the 6th to 8th times after the non-time saving state after the third time saving state. When the value of the counter after time reduction is larger than 2 (YES in S3105), the special figure 1 fluctuation pattern determination table for the non-time reduction state after the third time reduction state (special
また、時短後カウンタの値が2以下である場合(S3105でNO)、つまりは当該処理に係る特図の可変表示が、第3時短状態後の非時短状態になってから9~10回目のものである場合、第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数9~10)の特図1変動パターン判定テーブルを選択する(S3107)。
Further, when the value of the time reduction counter is 2 or less (NO in S3105), that is, the 9th to 10th times after the variable display of the special figure related to the processing becomes the non-time reduction state after the third time reduction state. If it is, the special figure 1 fluctuation pattern determination table for the non-time saving state (special
なお、時短後カウンタの値が「0」でない場合、時短後カウンタの値に対応した特図1変動パターン判定テーブルを選択後、時短後カウンタの値を「1」減算する(S3108)。 If the value of the time reduction counter is not "0", the value of the time reduction counter is subtracted by "1" after selecting the special figure 1 fluctuation pattern determination table corresponding to the time reduction counter value (S3108).
次に、特図2変動パターン判定処理について説明する。本形態でも、特図2変動パターン判定処理(S1603)は、基本的には図58に示す通りである。ただし、本形態では、ステップS1682において、図78に示す非時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル選択処理を行う。 Next, the special figure 2 fluctuation pattern determination process will be described. Also in this embodiment, the special figure 2 variation pattern determination process (S1603) is basically as shown in FIG. 58. However, in this embodiment, in step S1682, the special figure 2 variation pattern determination table selection process for the non-time saving state shown in FIG. 78 is performed.
非時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル選択処理(S1682)では、遊技制御用マイコン101は、まず、時短後カウンタの値が「0」であるか否かを判定する(S3201)。時短後カウンタの値が「0」である場合(S3201でYES)、第3時短状態後の非時短状態用(第3時短状態後の特定区間用)以外の非時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル(すなわち、図50(A)に示す特図2変動パターン判定テーブル)を選択する(S3202)。
In the special figure 2 fluctuation pattern determination table selection process (S1682) for the non-time reduction state, the
一方、時短後カウンタの値が「0」でない場合(S3201でNO)、時短後カウンタの値が5よりも大きいか否かを判定する(S3203)。これにより、当該処理に係る特図の可変表示が、第3時短状態後の非時短状態になってから1~5回目のものであるかを判定する。時短後カウンタの値が5よりも大きい場合(S3203でYES)、第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数1~5)の特図2変動パターン判定テーブルを選択する(S3204)。
On the other hand, when the value of the time reduction counter is not "0" (NO in S3201), it is determined whether or not the value of the time reduction counter is larger than 5 (S3203). Thereby, it is determined whether the variable display of the special figure related to the process is the 1st to 5th time after the non-time saving state after the 3rd time saving state. When the value of the counter after time reduction is larger than 5 (YES in S3203), the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the non-time reduction state after the third time reduction state (special
また、時短後カウンタの値が5以下である場合(S3203でNO)、つまりは当該処理に係る特図の可変表示が、第3時短状態後の非時短状態になってから6~10回目のものである場合、第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数6~10)の特図2変動パターン判定テーブルを選択する(S3205)。
Further, when the value of the time reduction counter is 5 or less (NO in S3203), that is, the 6th to 10th times after the variable display of the special figure related to the processing becomes the non-time reduction state after the third time reduction state. If it is, the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the non-time saving state (special
なお、時短後カウンタの値が「0」でない場合、時短後カウンタの値に対応した特図2変動パターン判定テーブルを選択後、時短後カウンタの値を「1」減算する(S3206)。 If the value of the time reduction counter is not "0", the value of the time reduction counter is subtracted by "1" after selecting the special figure 2 fluctuation pattern determination table corresponding to the time reduction counter value (S3206).
次に、特別図柄確定処理について説明する。図79に、本形態の特別図柄確定処理のフローチャートを示す。本形態の特別図柄確定処理は、時短残り回数が「0」である場合(S1755でYES)に、時短後カウンタに係る処理を行う。この時短後カウンタに係る処理を行う以外は、第1実施形態のもの(図59)と同様である。 Next, the special symbol determination process will be described. FIG. 79 shows a flowchart of the special symbol determination process of this embodiment. In the special symbol determination process of the present embodiment, when the number of remaining time reductions is "0" (YES in S1755), the processing related to the time reduction counter is performed. This is the same as that of the first embodiment (FIG. 59) except that the processing related to the time reduction counter is performed.
すなわち、時短残り回数が「0」である場合(S1755でYES)、遊技制御用マイコン101は、第3時短状態であるか否かを判定する(S3301)。第3時短状態であるか否かは、時短フラグの種別を確認することで判定することができる。第3時短状態である場合(S3301でYES)、時短後カウンタに、特定区間に対応する値「10」をセットし(S3302)、ステップS1756に進む。一方、第3時短状態でない場合(S3301でNO)、時短後カウンタの値を「0」にリセットし(S3303)、ステップS1756に進む。
That is, when the number of remaining time reductions is "0" (YES in S1755), the
このように、本形態では、第3時短状態後の非時短状態における特図1変動パターンの決定に用いる特図1変動パターン判定テーブルとして、4つのものがある。そして、第3時短状態後の非時短状態となってからの特図変動回数(特図の可変表示の回数)に基づいて、4つの特図1変動パターン判定テーブルのうち、特図1変動パターンの決定に用いるものが選択される。具体的には、本形態においては、第3時短状態後の非時短状態になってからの特図変動回数が、1~5回、6~8回、9~10回、11回以降でそれぞれ異なる特図1変動パターン判定テーブルにより、特図1変動パターンが決定される。つまり、第3時短状態後の非時短状態となってからの特図変動回数が所定の切替変動回数(6回、9回、11回)となったときに、特図1変動パターンの決定に用いられる特図1変動パターン判定テーブルが、4つの特図1変動パターン判定テーブルのなかで切り替わる。 As described above, in the present embodiment, there are four special figure 1 fluctuation pattern determination tables used for determining the special figure 1 fluctuation pattern in the non-time saving state after the third time saving state. Then, out of the four special figure 1 fluctuation pattern determination tables, the special figure 1 fluctuation pattern is based on the number of special figure fluctuations (the number of variable display of the special figure) after the non-time reduction state after the third time reduction state. The one used to determine is selected. Specifically, in this embodiment, the number of special map fluctuations after the non-time reduction state after the third time reduction state is 1 to 5 times, 6 to 8 times, 9 to 10 times, and 11 times or later, respectively. The special figure 1 fluctuation pattern is determined by different special figure 1 fluctuation pattern determination tables. That is, when the number of fluctuations of the special figure after the non-time reduction state after the third time reduction state becomes the predetermined number of switching fluctuations (6 times, 9 times, 11 times), the special figure 1 fluctuation pattern is determined. The special figure 1 variation pattern determination table used is switched among the four special figure 1 variation pattern determination tables.
また、第3時短状態後の非時短状態における特図2変動パターンの決定に用いる特図2変動パターン判定テーブルとして、3つのものがある。そして、第3時短状態後の非時短状態となってからの特図変動回数に基づいて、3つの特図2変動パターン判定テーブルのうち、特図2変動パターンの決定に用いるものが選択される。具体的には、本形態においては、第3時短状態の非時短状態になってからの特図変動回数が、1~5回、6~10回、11回以降でそれぞれ異なる特図2変動パターン判定テーブルにより、特図2変動パターンが決定される。つまり、第3時短状態後の非時短状態となってからの特図変動回数が所定の切替変動回数(6回、11回)となったときに、特図2変動パターンの決定に用いられる特図2変動パターン判定テーブルが、3つの特図2変動パターン判定テーブルのなかで切り替わる。 Further, there are three special figure 2 fluctuation pattern determination tables used for determining the special figure 2 fluctuation pattern in the non-time saving state after the third time saving state. Then, among the three special figure 2 fluctuation pattern determination tables, the one used for determining the special figure 2 fluctuation pattern is selected based on the number of special figure fluctuations after the non-time saving state after the third time saving state. .. Specifically, in the present embodiment, the special figure 2 fluctuation patterns in which the number of special figure fluctuations after the non-time saving state of the third time saving state is changed to 1 to 5 times, 6 to 10 times, and 11 times or later are different. The special figure 2 fluctuation pattern is determined by the determination table. That is, when the number of fluctuations of the special figure after the non-time reduction state after the third time reduction state becomes the predetermined number of switching fluctuations (6 times, 11 times), the special figure 2 variation pattern is used for determination. FIG. 2 The variation pattern determination table is switched among the three special figures 2 variation pattern determination tables.
このため、第3時短状態後の非時短状態における特図変動演出が、第3時短状態後の非時短状態となってから何回目のものであるかにより、特図変動パターンの決定に用いる特図変動パターン判定テーブルが異なり得る。また、本形態では、第3時短状態後の非時短状態において、特図1変動パターンの決定に用いる特図1変動パターン判定テーブルの切替変動回数と、特図2変動パターンの決定に用いる特図2変動パターン判定テーブルの切替変動回数とが同じではなく、一部、異なっている。 For this reason, the special figure variation pattern used for determining the special figure fluctuation pattern depends on how many times the special figure fluctuation effect in the non-time saving state after the third time saving state is performed after the non-time saving state after the third time saving state. Figure The variation pattern determination table may be different. Further, in the present embodiment, in the non-time saving state after the third time saving state, the number of switching fluctuations of the special figure 1 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 1 fluctuation pattern and the special drawing used for determining the special figure 2 fluctuation pattern. 2 The number of switching fluctuations in the fluctuation pattern judgment table is not the same, but is partially different.
以上のように第5実施形態に係るパチンコ遊技機PY1の遊技制御用マイコン101は、第3時短状態後の非時短状態における特図1変動パターンを、第3時短状態後の非時短状態における特図変動回数についての所定の区間ごとに、異なる特図1変動パターン判定テーブルに基づいて決定する。つまり、第3時短状態後の非時短状態における特図1変動パターンを、第3時短状態後の非時短状態における特図変動回数が所定の切替変動回数になる前と、切替変動回数になった後とで、異なる特図1変動パターン判定テーブルに基づいて決定する。特図2変動パターンについても同様である。このため、第3時短状態後の非時短状態における特図変動パターンの特図変動時間は、第3時短状態後の非時短状態における特図変動回数によって異なり得ることとなる。これにより、第3時短状態後の非時短状態における遊技が単調になってしまうことを抑制可能であり、遊技興趣の向上が可能である。
As described above, the
また、第3時短状態後の非時短状態において、特図1変動パターン判定テーブルに係る切替変動回数と、特図2変動パターン判定テーブルに係る切替変動回数とは同じではなく、異なるものである。よって、第3時短状態後の非時短状態における遊技が単調になってしまうことを、より抑制可能である。 Further, in the non-time saving state after the third time saving state, the number of switching fluctuations related to the special figure 1 fluctuation pattern determination table and the number of switching fluctuations related to the special figure 2 fluctuation pattern determination table are not the same but different. Therefore, it is possible to further suppress that the game in the non-time saving state after the third time saving state becomes monotonous.
(第5実施形態の変更例)
次に、第5実施形態に係るパチンコ遊技機PY1の変更例について説明する。例えば、第5実施形態では、第3時短状態後の非時短状態の特定区間にて特図1変動パターンの決定に用いる特図1変動パターン判定テーブルと、第3時短状態後の非時短状態の特定区間にて特図2変動パターンの決定に用いる特図2変動パターン判定テーブルとを異なるものとして説明した。しかし、第3時短状態後の非時短状態の特定区間において、特図2変動パターンを、特図1変動パターンの決定に用いる特図変動パターン判定テーブルと同じものを用いて決定することとしてもよい。具体的には、例えば、特図2変動パターンを、第3時短状態後の非時短状態における特図変動回数が1~5回目であるときには図74(A)の特図変動パターン判定テーブルを用いて決定し、第3時短状態後の非時短状態における特図変動回数が6~8回目であるときには図74(B)の特図変動パターン判定テーブルを用いて決定し、第3時短状態後の非時短状態における特図変動回数が9~10回目であるときには図75の特図変動パターン判定テーブルを用いて決定することとしてもよい。またこのように、第3時短状態後の非時短状態において、特図1変動パターンと特図2変動パターンとを同じ特図変動パターン判定テーブルを用いて決定する構成であっても、切替変動回数については、特図1変動パターンを決定する場合と、特図2変動パターンを決定する場合とで異なるものとしてもよい。具体的には、例えば、特図2変動パターンを、第3時短状態後の非時短状態における特図変動回数が1~5回目であるときには図74(A)の特図変動パターン判定テーブルを用いて決定し、第3時短状態後の非時短状態における特図変動回数が6~10回目であるときには図74(B)の特図変動パターン判定テーブルを用いて決定することとしてもよい。
(Example of modification of the fifth embodiment)
Next, a modified example of the pachinko gaming machine PY1 according to the fifth embodiment will be described. For example, in the fifth embodiment, the special figure 1 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 1 fluctuation pattern in the specific section of the non-time saving state after the third time saving state, and the non-time saving state after the third time saving state. It has been described as different from the special figure 2 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 2 fluctuation pattern in a specific section. However, in the specific section of the non-time saving state after the third time saving state, the special figure 2 fluctuation pattern may be determined by using the same table as the special figure fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 1 fluctuation pattern. .. Specifically, for example, when the special figure 2 fluctuation pattern is used and the number of special figure fluctuations in the non-time saving state after the third time saving state is the 1st to 5th, the special figure fluctuation pattern determination table of FIG. 74 (A) is used. When the number of special map fluctuations in the non-time saving state after the third time saving state is the 6th to 8th, the determination is made using the special figure fluctuation pattern determination table of FIG. 74 (B), and after the third time saving state. When the number of special map fluctuations in the non-time saving state is the 9th to 10th, the determination may be made using the special map fluctuation pattern determination table of FIG. 75. Further, in this way, even in the configuration in which the special figure 1 fluctuation pattern and the special figure 2 fluctuation pattern are determined using the same special figure fluctuation pattern determination table in the non-time reduction state after the third time reduction state, the number of switching fluctuations As for, the case where the special figure 1 fluctuation pattern is determined and the case where the special figure 2 fluctuation pattern is determined may be different. Specifically, for example, when the special figure 2 fluctuation pattern is used and the number of special figure fluctuations in the non-time saving state after the third time saving state is the 1st to 5th, the special figure fluctuation pattern determination table of FIG. 74 (A) is used. When the number of special map fluctuations in the non-shortened state after the third time shortened state is the 6th to 10th, the determination may be made using the special figure fluctuation pattern determination table of FIG. 74 (B).
また、第5実施形態では、第3時短状態後の非時短状態でのみ、特図変動パターンを、第3時短状態後の非時短状態における特図変動回数についての所定の区間ごとに、異なる特図変動パターン判定テーブルに基づいて決定することとして説明した。しかし、他の時短状態後の非時短状態においても、特図変動パターンを、特図変動回数についての所定の区間ごとに、異なる特図変動パターン判定テーブルに基づいて決定することとしてもよい。具体的には、例えば、大当たり遊技状態後の時短状態(第1時短状態)後の非時短状態においても、特図変動パターンを、特図変動回数についての所定の区間ごとに、異なる特図変動パターン判定テーブルに基づいて決定することとしてもよい。この場合、例えば、第1時短状態後の非時短状態においても、特図変動パターンを、第3時短状態後の非時短状態と同じ特図変動パターン判定テーブルを用いて決定することとしてもよい。また例えば、第1時短状態後の非時短状態と第3時短状態後の非時短状態とで同じ特図変動パターン判定テーブルを用いて特図変動パターンを決定する場合であっても、切替変動回数については、第1時短状態後の非時短状態と第3時短状態後の非時短状態とで異なるものとしてもよい。また例えば、第1時短状態後の非時短状態と第3時短状態後の非時短状態とで特図変動パターン判定テーブルの切替変動回数は同じとし、第1時短状態後の非時短状態と第3時短状態後の非時短状態とでそれぞれに異なる特図変動パターン判定テーブルを用いて特図変動パターンを決定することとしてもよい。 Further, in the fifth embodiment, the special map fluctuation pattern is changed only in the non-time saving state after the third time saving state for each predetermined section regarding the number of special map fluctuations in the non-time saving state after the third time saving state. Figure It was explained that the determination is made based on the fluctuation pattern determination table. However, even in the non-time saving state after the other time saving state, the special map fluctuation pattern may be determined based on a different special map fluctuation pattern determination table for each predetermined section regarding the number of special map fluctuations. Specifically, for example, even in the non-time saving state after the time saving state (first time saving state) after the jackpot game state, the special map fluctuation pattern is changed for each predetermined section regarding the number of special map fluctuations. The determination may be made based on the pattern determination table. In this case, for example, even in the non-time saving state after the first time saving state, the special figure variation pattern may be determined using the same special figure variation pattern determination table as in the non-time saving state after the third time saving state. Further, for example, even when the special figure fluctuation pattern is determined using the same special figure fluctuation pattern determination table for the non-time saving state after the first time saving state and the non-time saving state after the third time saving state, the number of switching fluctuations May be different between the non-time saving state after the first time saving state and the non-time saving state after the third time saving state. Further, for example, the number of switching fluctuations of the special figure fluctuation pattern determination table is the same between the non-time reduction state after the first time reduction state and the non-time reduction state after the third time reduction state, and the non-time reduction state after the first time reduction state and the third time reduction state. The special figure fluctuation pattern may be determined using a special figure fluctuation pattern determination table that is different for each of the non-time reduction state after the time reduction state.
<第6実施形態>
次に、第6実施形態について説明する。第6実施形態では、小当たり図柄の停止表示、およびハズレ図柄の停止表示を契機に時短状態が設定されることがあり、第3時短状態では、特図変動パターンの決定に用いられる特図変動パターン判定テーブルが、切替変動回数に基づいて異なるものとされるという点で第4実施形態と共通している。以下においては、主に、第6実施形態を、第4実施形態を基に、第4実施形態と異なる点について説明する。また、基本的な実施形態、第1実施形態、第4実施形態と同一の構成、または同様に対応する構成については同一の符号、および用語を用いる。
<Sixth Embodiment>
Next, the sixth embodiment will be described. In the sixth embodiment, the time saving state may be set triggered by the stop display of the small hit symbol and the stop display of the lost symbol, and in the third time saving state, the special figure variation used for determining the special symbol variation pattern. It is common with the fourth embodiment in that the pattern determination table is different based on the number of switching fluctuations. Hereinafter, the sixth embodiment will be mainly described as being different from the fourth embodiment based on the fourth embodiment. Further, the same reference numerals and terms are used for the same configurations as those of the basic embodiment, the first embodiment, and the fourth embodiment, or similarly corresponding configurations.
第6実施形態の特徴点のひとつは、第3時短状態において、特図変動パターンの決定に用いる特図変動パターン判定テーブルの切替条件(切替変動回数)に係る特図変動回数のカウント条件が、特図1変動パターン判定テーブルに係るものと、特図2変動パターン判定テーブルに係るものとで異なる点にある。すなわち、第6実施形態では、第3時短状態において、特図1変動パターン判定テーブルの切替条件に係る特図変動回数がカウントされる条件と、特図2変動パターン判定テーブルの切替条件に係る特図変動回数がカウントされる条件とが異なるという点にある。以下、具体的に説明する。 One of the feature points of the sixth embodiment is that, in the third time saving state, the counting condition of the number of special figure fluctuations related to the switching condition (number of switching fluctuations) of the special figure fluctuation pattern determination table used for determining the special figure fluctuation pattern is set. There is a difference between the one related to the special figure 1 variation pattern determination table and the one related to the special figure 2 variation pattern determination table. That is, in the sixth embodiment, in the third time saving state, the condition for counting the number of special figure fluctuations related to the switching condition of the special figure 1 fluctuation pattern determination table and the special figure related to the switching condition of the special figure 2 fluctuation pattern determination table. The point is that the conditions for counting the number of fluctuations are different. Hereinafter, a specific description will be given.
第4実施形態では、第3時短状態において、特図1変動パターンの決定に用いる特図1変動パターン判定テーブルと、特図2変動パターンの決定に用いる特図2変動パターン判定テーブルとをともに、時短残り回数カウンタの値(時短残り回数)に基づいて選択する。これに対し、本形態では、第3時短状態において、特図1変動パターンの決定に用いる特図1変動パターン判定テーブルと、特図2変動パターンの決定に用いる特図2変動パターン判定テーブルとをそれぞれ、異なる条件によりカウントされるカウンタの値に基づいて選択する(切り替える)。 In the fourth embodiment, in the third time saving state, both the special figure 1 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 1 variation pattern and the special figure 2 variation pattern determination table used for determining the special figure 2 variation pattern are used. Select based on the value of the time reduction remaining number counter (time reduction remaining number). On the other hand, in the present embodiment, in the third time saving state, the special figure 1 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 1 fluctuation pattern and the special figure 2 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 2 fluctuation pattern are used. Each is selected (switched) based on the value of the counter counted by different conditions.
ここで、遊技制御用マイコン101が行う処理であって、処理内容が第4実施形態と異なる処理について説明する。第4実施形態と異なる処理は、第3時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル選択処理、特別図柄確定処理である。
Here, a process that is performed by the
まず、第3時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル選択処理について説明する。本形態の第3時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル選択処理のフローチャートを図80に示す。 First, the special figure 2 fluctuation pattern determination table selection process for the third time saving state will be described. FIG. 80 shows a flowchart of the special figure 2 fluctuation pattern determination table selection process for the third time saving state of the present embodiment.
第3時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル選択処理(S1688)では、遊技制御用マイコン101は、まず、特図2変動カウンタの値が45よりも大きいか否かを判定する(S3401)。特図2変動カウンタは、遊技用RAM104に設けられ、時短状態における特図2の可変表示の残り回数をカウントするカウンタである。本形態の特図2変動カウンタは、時短状態がセットされることに応じて、時短残り回数カウンタと同じ値でセットされ、その後、時短状態での特図2の可変表示に応じて「1」ずつ減算されるものである。つまり、ステップS3401では、当該処理に係る特図2の可変表示が、第3時短状態になってから1~5回目のものであるかを判定する。特図2変動カウンタの値が45よりも大きい場合(S3401でYES)、第3時短状態用(特図変動回数1~5)の特図2変動パターン判定テーブルを選択する(S2206)。
In the special figure 2 fluctuation pattern determination table selection process (S1688) for the third time saving state, the
また、特図2変動カウンタの値が45以下である場合(S3401でNO)、特図2変動カウンタの値が10よりも大きいか否かを判定する(S3402)。これにより、当該処理に係る特図2の可変表示が、第3時短状態になってから6~40回目のものであるかを判定する。特図2変動カウンタの値が10よりも大きい場合(S3402でYES)、第3時短状態用(特図変動回数6~40)の特図2変動パターン判定テーブルを選択する(S2208)。
Further, when the value of the special figure 2 fluctuation counter is 45 or less (NO in S3401), it is determined whether or not the value of the special figure 2 fluctuation counter is larger than 10 (S3402). Thereby, it is determined whether the variable display of the special figure 2 related to the process is the 6th to 40th times after the third time saving state is reached. When the value of the special figure 2 fluctuation counter is larger than 10 (YES in S3402), the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the third time saving state (the number of
また、特図2変動カウンタの値が10以下である場合(S3402でNO)、つまりは当該処理に係る特図2の可変表示が、第3時短状態になってから41~50回目のものである場合、第3時短状態用(特図変動回数41~50)の特図2変動パターン判定テーブルを選択する(S2209)。
Further, when the value of the special figure 2 fluctuation counter is 10 or less (NO in S3402), that is, the variable display of the special figure 2 related to the process is the 41st to 50th times since the third time reduction state is reached. If there is, the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the third time saving state (special
なお、第3時短状態用の特図2変動パターン判定テーブルの選択後、特図2変動カウンタの値を「1」減算する(S3403)。 After selecting the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the third time saving state, the value of the special figure 2 fluctuation counter is subtracted by "1" (S3403).
次に、特別図柄確定処理について説明する。図81に、本形態の特別図柄確定処理のフローチャートを示す。本形態の特別図柄確定処理は、時短残り回数が「0」でない場合(S1755でNO)に、特図2変動カウンタに係る処理を行う以外は、第1実施形態のもの(図59)と同様である。 Next, the special symbol determination process will be described. FIG. 81 shows a flowchart of the special symbol determination process of this embodiment. The special symbol determination process of the present embodiment is the same as that of the first embodiment (FIG. 59) except that the process related to the special figure 2 fluctuation counter is performed when the number of remaining time reductions is not “0” (NO in S1755). Is.
すなわち、時短残り回数が「0」でない場合(S1755でNO)、遊技制御用マイコン101は、特図2変動カウンタの値が「0」であるか否かを判定する(S3501)。特図2変動カウンタの値が「0」である場合(S3501でYES)、ステップS1756に進む。一方、特図2変動カウンタの値が「0」でない場合(S3501でNO)、ステップS1757に進む。
That is, when the number of remaining time reductions is not "0" (NO in S1755), the
すなわち、本形態では、第3時短状態において、特図1変動パターンを決定する際には、時短残り回数カウンタの値に基づいて、3つの特図1変動パターン判定テーブルのなかから、特図1変動パターンの決定に用いるものが選択される。一方、第3時短状態において、特図2変動パターンを決定する際には、特図2変動カウンタの値に基づいて、3つの特図2変動パターン判定テーブルのなかから、特図2変動パターンの決定に用いるものが選択される。
That is, in the present embodiment, when the special figure 1 fluctuation pattern is determined in the third time saving state, the special figure 1 is selected from the three
また、本形態では、時短状態における特図の可変表示の回数(特図変動回数)をカウントするカウンタとして、時短残り回数カウンタと、特図2変動カウンタとの2つがある。時短残り回数カウンタは、特図1の可変表示および特図2の可変表示のどちらが行われた場合にも値が減算されるカウンタである。これに対し、特図2変動カウンタは、特図1の可変表示が行われた場合には値が減算されず、特図2の可変表示が行われた場合にのみ値が減算されるカウンタである。 Further, in the present embodiment, there are two counters for counting the number of times the special figure is variablely displayed (the number of times the special figure fluctuates) in the time saving state, the time saving remaining number counter and the special figure 2 fluctuation counter. The time reduction remaining number counter is a counter whose value is subtracted when either the variable display of the special figure 1 or the variable display of the special figure 2 is performed. On the other hand, the special figure 2 fluctuation counter is a counter in which the value is not subtracted when the variable display of the special figure 1 is performed, and the value is subtracted only when the variable display of the special figure 2 is performed. be.
このため、第3時短状態にて特図1変動パターンの決定に用いられる特図1変動パターン判定テーブルは、特図1および特図2に関わらず、特図の可変表示が行われることに基づいて切り替わる。これに対し、第3時短状態にて特図2変動パターンの決定に用いられる特図2変動パターン判定テーブルは、特図2の可変表示が行われることに基づいて切り替わる。よって、例えば、第3時短状態となった後、最初に特図1の可変表示が2回、連続して行われ、その後に特図2の可変表示が5回、連続して行われた場合、その特図2の可変表示の特図2変動パターンは、第3時短状態用(特図変動回数1~5)の特図2変動パターン判定テーブルを用いて決定されることとなる。すなわち、特図2変動パターンの決定に用いる特図2変動パターン判定テーブルを、特図1の可変表示の回数にほとんど影響されることなく選択することが可能である。
Therefore, the special figure 1 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 1 fluctuation pattern in the third time saving state is based on the variable display of the special figure regardless of the special figure 1 and the special figure 2. To switch. On the other hand, the special figure 2 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 2 fluctuation pattern in the third time saving state is switched based on the variable display of the special figure 2. Therefore, for example, after the third time reduction state is reached, the variable display of the special figure 1 is first performed twice continuously, and then the variable display of the special figure 2 is continuously performed five times. , The special figure 2 fluctuation pattern of the variable display of the special figure 2 is determined by using the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the third time saving state (the number of
以上のように第6実施形態に係るパチンコ遊技機PY1の遊技制御用マイコン101は、第3時短状態における特図変動パターンを、第3時短状態における特図変動回数に応じてカウントされるカウント値により、異なる特図変動パターン判定テーブルに基づいて決定する。つまり、第3時短状態における特図変動パターンを、第3時短状態における特図変動回数に応じてカウントされるカウント値が切替変動回数に対応する切替カウント値になる前と、切替カウント値になった後とで、異なる特図変動パターン判定テーブルに基づいて決定する。そして、第3時短状態における特図1の可変表示については、特図1変動パターンを、特図1の可変表示および特図2の可変表示を合わせてカウントする時短残り回数カウンタの値が切替カウント値になる前と、切替カウント値になった後とで、異なる特図1変動パターン選択テーブルに基づいて決定する。一方、第3時短状態における特図2の可変表示については、特図2変動パターンを、特図2の可変表示をカウントする特図2変動カウンタの値が切替カウント値になる前と、切替カウント値になった後とで、異なる特図2変動パターン選択テーブルに基づいて決定する。よって、例えば、第3時短状態において、特図2変動パターンの決定に用いる特図2変動パターン判定テーブルとして、所定のものを、特図1の可変表示の回数にそれほど影響されずに、所定の回数だけ選択できる可能性が高まる。よって、特図1の可変表示の回数にそれほど影響されずに、選択される特図2変動パターンを安定させることが可能である。従って、第3時短状態における遊技が単調になってしまうことを抑制可能としつつも、あらかじめ予定した内容の演出を高い精度で実行することが可能となり、遊技興趣の向上が可能である。
As described above, the
(第6実施形態の変更例)
次に、第6実施形態に係るパチンコ遊技機PY1の変更例について説明する。例えば、第6実施形態では、第3時短状態において、時短残り回数カウンタに係る規定回数と特図2変動カウンタに係る規定回数とをともに、同じ回数(50回)とした。このため、第6実施形態では、第3時短状態において、特図1の可変表示の回数と特図2の可変表示の回数とにかかわらず、特図の可変表示が50回、行われた場合に、第3時短状態が終了する。しかし、第3時短状態において、時短残り回数カウンタに係る規定回数と特図2変動カウンタに係る規定回数とを異なることとしてもよい。すなわち、例えば、特図2変動カウンタに係る規定回数を、時短残り回数カウンタに係る規定回数よりも少なくしてもよい。この場合、例えば、特図2変動カウンタの規定回数を、時短残り回数カウンタに係る規定回数である50回よりも少ない、20回とすることができる。また例えば、第6実施形態では、第3時短状態における特図の可変表示の回数をカウントするカウンタとして、時短残り回数カウンタに加え、特図2の可変表示の回数のみをカウントする特図2変動カウンタを設けた構成とした。しかし、例えば、第3時短状態における特図の可変表示の回数をカウントするカウンタとして、時短残り回数カウンタに加え、特図1の可変表示の回数のみをカウントするカウンタを設けてもよい。また、特図1の可変表示の回数のみをカウントするカウンタを設ける場合には、そのカウンタのカウント値に基づいて、特図1変動パターン判定テーブルを切り替えることとしてもよい。
(Example of modification of the sixth embodiment)
Next, a modified example of the pachinko gaming machine PY1 according to the sixth embodiment will be described. For example, in the sixth embodiment, in the third time saving state, the specified number of times related to the time saving remaining number counter and the specified number of times related to the special figure 2 fluctuation counter are both set to the same number of times (50 times). Therefore, in the sixth embodiment, in the third time saving state, the variable display of the special figure is performed 50 times regardless of the number of times of the variable display of the special figure 1 and the number of times of the variable display of the special figure 2. In addition, the third time saving state ends. However, in the third time saving state, the specified number of times related to the time saving remaining number counter and the specified number of times related to the special figure 2 fluctuation counter may be different. That is, for example, the specified number of times related to the special figure 2 fluctuation counter may be less than the specified number of times related to the time saving remaining number counter. In this case, for example, the specified number of times of the special figure 2 fluctuation counter can be set to 20 times, which is less than the specified number of times of the time saving remaining number counter. Further, for example, in the sixth embodiment, as a counter for counting the number of times of variable display of the special figure in the third time saving state, in addition to the time saving remaining number of times counter, the special figure 2 variation which counts only the number of times of variable display of special figure 2. A counter was provided. However, for example, as a counter for counting the number of times of variable display of the special figure in the third time saving state, in addition to the time saving remaining number of times counter, a counter for counting only the number of times of variable display of special figure 1 may be provided. Further, when a counter for counting only the number of variable displays of the special figure 1 is provided, the variation pattern determination table of the special figure 1 may be switched based on the count value of the counter.
また例えば、第6実施形態では、第3時短状態にて特図1変動パターンの決定に用いる特図1変動パターン判定テーブルと、第3時短状態にて特図2変動パターンの決定に用いる特図2変動パターン判定テーブルとを異なるものとして説明した。しかし、第3時短状態において、特図2変動パターンを、特図1変動パターンの決定に用いる特図変動パターン判定テーブルと同じものを用いて決定することとしてもよい。具体的には、例えば、特図2変動パターンを、第3時短状態における特図2の可変表示の回数が1~10回目であるときには図68(A)の特図変動パターン判定テーブルを用いて決定し、第3時短状態における特図2の可変表示の回数が11~30回目であるときには図68(B)の特図変動パターン判定テーブルを用いて決定し、第3時短状態における特図2の可変表示の回数が31~50回目であるときには図69の特図変動パターン判定テーブルを用いて決定することとしてもよい。またこのように、第3時短状態において、特図1変動パターンと特図2変動パターンとを同じ特図変動パターン判定テーブルを用いて決定する構成であっても、切替変動回数については、特図1変動パターンを決定する場合と、特図2変動パターンを決定する場合とで異なるものとしてもよい。 Further, for example, in the sixth embodiment, the special figure 1 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 1 fluctuation pattern in the third time-saving state and the special figure 2 variation pattern used for determining the special figure 2 fluctuation pattern in the third time-saving state. 2 The variation pattern determination table has been described as different from the table. However, in the third time saving state, the special figure 2 fluctuation pattern may be determined by using the same one as the special figure fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 1 fluctuation pattern. Specifically, for example, when the number of variable displays of the special figure 2 in the third time saving state is the 1st to the 10th, the special figure fluctuation pattern determination table of FIG. 68 (A) is used. When the number of variable displays of the special figure 2 in the third time saving state is the 11th to the 30th, the determination is made using the special figure fluctuation pattern determination table of FIG. 68 (B), and the special figure 2 in the third time saving state is determined. When the number of variable displays of is 31 to 50, it may be determined using the special figure variation pattern determination table of FIG. 69. Further, in this way, even if the configuration is such that the special figure 1 fluctuation pattern and the special figure 2 fluctuation pattern are determined using the same special figure fluctuation pattern determination table in the third time saving state, the number of switching fluctuations is the special figure. 1 The case where the fluctuation pattern is determined and the case where the special figure 2 fluctuation pattern is determined may be different.
<第7実施形態>
次に、第7実施形態について説明する。第7実施形態では、小当たり図柄の停止表示、およびハズレ図柄の停止表示を契機に時短状態が設定されることがあり、第3時短状態後の非時短状態では、特図変動パターンの決定に用いられる特図変動パターン判定テーブルが、切替変動回数に基づいて異なるものとされるという点で第5実施形態と共通している。以下においては、主に、第7実施形態を、第5実施形態を基に、第5実施形態と異なる点について説明する。また、基本的な実施形態、第1実施形態、第5実施形態と同一の構成、または同様に対応する構成については同一の符号、および用語を用いる。
<7th Embodiment>
Next, the seventh embodiment will be described. In the seventh embodiment, the time saving state may be set triggered by the stop display of the small hit symbol and the stop display of the lost symbol, and in the non-time saving state after the third time saving state, the special figure fluctuation pattern is determined. It is common with the fifth embodiment in that the special figure fluctuation pattern determination table used is different based on the number of switching fluctuations. In the following, the differences between the 7th embodiment and the 5th embodiment will be mainly described based on the 5th embodiment. Further, the same reference numerals and terms are used for the same configurations as those of the basic embodiment, the first embodiment, and the fifth embodiment, or similarly corresponding configurations.
第7実施形態の特徴点のひとつは、第3時短状態後の非時短状態において、特図変動パターンの決定に用いる特図変動パターン判定テーブルの切替条件(切替変動回数)に係る特図変動回数のカウント条件が、特図1変動パターン判定テーブルに係るものと、特図2変動パターン判定テーブルに係るものとで異なる点にある。すなわち、第7実施形態では、第3時短状態後の非時短状態において、特図1変動パターン判定テーブルの切替条件に係る特図変動回数がカウントされる条件と、特図2変動パターン判定テーブルの切替条件に係る特図変動回数がカウントされる条件とが異なるという点にある。以下、具体的に説明する。 One of the feature points of the seventh embodiment is the number of special figure fluctuations related to the switching condition (number of switching fluctuations) of the special figure fluctuation pattern determination table used for determining the special figure fluctuation pattern in the non-time saving state after the third time saving state. The count condition is different between the one related to the special figure 1 fluctuation pattern determination table and the one related to the special figure 2 fluctuation pattern determination table. That is, in the seventh embodiment, in the non-time saving state after the third time saving state, the condition in which the number of special figure fluctuations related to the switching condition of the special figure 1 fluctuation pattern determination table is counted, and the condition of the special figure 2 fluctuation pattern determination table. The point is that the condition for counting the number of special map fluctuations related to the switching condition is different. Hereinafter, a specific description will be given.
第5実施形態では、第3時短状態後の非時短状態において、特図1変動パターンの決定に用いる特図1変動パターン判定テーブルと、特図2変動パターンの決定に用いる特図2変動パターン判定テーブルとをともに、時短後カウンタの値(第3時短状態後の非時短状態における特図の可変表示の回数)に基づいて選択する。これに対し、本形態では、第3時短状態後の非時短状態において、特図1変動パターンの決定に用いる特図1変動パターン判定テーブルと、特図2変動パターンの決定に用いる特図2変動パターン判定テーブルとをそれぞれ、異なる条件によりカウントされるカウンタの値に基づいて選択する(切り替える)。 In the fifth embodiment, in the non-time saving state after the third time saving state, the special figure 1 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 1 fluctuation pattern and the special figure 2 fluctuation pattern determination used for determining the special figure 2 fluctuation pattern are used. Both the table and the table are selected based on the value of the counter after the time reduction (the number of times of variable display of the special figure in the non-time reduction state after the third time reduction state). On the other hand, in the present embodiment, in the non-time saving state after the third time saving state, the special figure 1 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 1 fluctuation pattern and the special figure 2 variation used for determining the special figure 2 fluctuation pattern are used. The pattern judgment table is selected (switched) based on the value of the counter counted under different conditions.
ここで、遊技制御用マイコン101が行う処理であって、処理内容が第5実施形態と異なる処理について説明する。第5実施形態と異なる処理は、非時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル選択処理、特別図柄確定処理である。
Here, a process that is performed by the
まず、非時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル選択処理について説明する。本形態の非時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル選択処理のフローチャートを図82に示す。 First, the special figure 2 fluctuation pattern determination table selection process for the non-time saving state will be described. FIG. 82 shows a flowchart of the special figure 2 fluctuation pattern determination table selection process for the non-time saving state of this embodiment.
非時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル選択処理(S1682)では、遊技制御用マイコン101は、まず、時短後特図2カウンタの値が「0」であるか否かを判定する(S3601)。時短後特図2カウンタは、遊技用RAM104に設けられ、第3時短状態後の非時短状態における特図2の可変表示の回数をカウントするカウンタである。本形態の時短後特図2カウンタは、第3時短状態が時短規定回数だけ継続して非時短状態となることに応じて、時短後カウンタと同じ値(10回)でセットされ、その後、非時短状態での特図2の可変表示に応じて「1」ずつ減算されるものである。時短後特図2カウンタの値が「0」である場合(S3601でYES)、第3時短状態後の非時短状態用(第3時短状態後の特定区間用)以外の非時短状態用の特図2変動パターン判定テーブル(すなわち、図50(A)に示す特図2変動パターン判定テーブル)を選択する(S3202)。
In the special figure 2 fluctuation pattern determination table selection process (S1682) for the non-time reduction state, the
一方、時短後特図2カウンタの値が「0」でない場合(S3601でNO)、時短後特図2カウンタの値が5よりも大きいか否かを判定する(S3602)。これにより、当該処理に係る特図2の可変表示が、第3時短状態後の非時短状態になってから1~5回目のものであるかを判定する。時短後特図2カウンタの値が5よりも大きい場合(S3602でYES)、第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数1~5)の特図2変動パターン判定テーブルを選択する(S3204)。
On the other hand, when the value of the special figure 2 counter after the time reduction is not "0" (NO in S3601), it is determined whether or not the value of the special figure 2 counter after the time reduction is larger than 5 (S3602). Thereby, it is determined whether the variable display of the special figure 2 related to the process is the 1st to 5th time after the non-time saving state after the 3rd time saving state. When the value of the special figure 2 counter after the time reduction is larger than 5 (YES in S3602), the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the non-time reduction state after the third time reduction state (number of
また、時短後特図2カウンタの値が5以下である場合(S3602でNO)、つまりは当該処理に係る特図2の可変表示が、第3時短状態後の非時短状態になってから6~10回目のものである場合、第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数6~10)の特図2変動パターン判定テーブルを選択する(S3205)。
Further, when the value of the special figure 2 counter after the time reduction is 5 or less (NO in S3602), that is, after the variable display of the special figure 2 related to the process becomes the non-time reduction state after the third
なお、時短後特図2カウンタの値が「0」でない場合、時短後特図2カウンタの値に対応した特図2変動パターン判定テーブルの選択後、時短後カウンタの値を「1」減算し(S3206)、時短後特図2カウンタの値を「1」減算する(S3603)。 If the value of the special figure 2 counter after time reduction is not "0", the value of the counter after time reduction is subtracted by "1" after selecting the special figure 2 fluctuation pattern determination table corresponding to the value of the special figure 2 counter after time reduction. (S3206), the value of the special figure 2 counter after the time reduction is subtracted by "1" (S3603).
次に、特別図柄確定処理について説明する。図83に、本形態の特別図柄確定処理のフローチャートを示す。本形態の特別図柄確定処理は、時短残り回数が「0」である場合(S1755でYES)に、時短後特図2カウンタに係る処理を行う。この時短後カウンタに係る処理を行う以外は、第5実施形態のもの(図79)と同様である。 Next, the special symbol determination process will be described. FIG. 83 shows a flowchart of the special symbol determination process of this embodiment. In the special symbol determination process of the present embodiment, when the number of remaining time reductions is "0" (YES in S1755), the processing related to the special figure 2 counter after the time reduction is performed. This is the same as that of the fifth embodiment (FIG. 79) except that the processing related to the time reduction counter is performed.
すなわち、時短残り回数が「0」であり(S1755でYES)、第3時短状態である場合(S3301でYES)、遊技制御用マイコン101は、時短後カウンタをセット(S3302)した後、時短後特図2カウンタに、特定区間に対応する値「10」をセットし(S3701)、ステップS1756に進む。一方、第3時短状態でない場合(S3301でNO)、時短後カウンタの値をリセット(S3303)した後、時短後特図2カウンタの値を「0」にリセットし(S3702)、ステップS1756に進む。
That is, when the number of remaining time reductions is "0" (YES in S1755) and the third time reduction state (YES in S3301), the
すなわち、本形態では、第3時短状態後の非時短状態において、特図1変動パターンを決定する際には、時短後カウンタの値に基づいて、4つの特図1変動パターン判定テーブルのなかから、特図1変動パターンの決定に用いるものが選択される。一方、第3時短状態後の非時短状態において、特図2変動パターンを決定する際には、時短後特図2カウンタの値に基づいて、3つの特図2変動パターン判定テーブルのなかから、特図2変動パターンの決定に用いるものが選択される。 That is, in the present embodiment, when the special figure 1 fluctuation pattern is determined in the non-time saving state after the third time saving state, the special figure 1 fluctuation pattern determination table is selected from the four special figure 1 fluctuation pattern determination tables based on the value of the time saving counter. , Special figure 1 The one used for determining the fluctuation pattern is selected. On the other hand, when determining the special figure 2 fluctuation pattern in the non-time saving state after the third time saving state, the special figure 2 fluctuation pattern determination table is selected from the three special figure 2 fluctuation pattern determination tables based on the value of the special figure 2 after time saving state. Special figure 2 The one used for determining the fluctuation pattern is selected.
また、本形態では、第3時短状態後の非時短状態における特図の可変表示の回数(特図変動回数)をカウントするカウンタとして、時短後カウンタと、時短後特図2カウンタとの2つがある。時短後カウンタは、特図1の可変表示および特図2の可変表示のどちらが行われた場合にも値が減算されるカウンタである。これに対し、時短後特図2カウンタは、特図1の可変表示が行われた場合には値が減算されず、特図2の可変表示が行われた場合にのみ値が減算されるカウンタである。 Further, in the present embodiment, there are two counters for counting the number of variable display of the special figure (number of fluctuations of the special figure) in the non-time reduction state after the third time reduction state, that is, the time reduction after time counter and the time reduction after time reduction special figure 2 counter. be. The time reduction counter is a counter whose value is subtracted when either the variable display of the special figure 1 or the variable display of the special figure 2 is performed. On the other hand, the special figure 2 counter after the time reduction is a counter in which the value is not subtracted when the variable display of the special figure 1 is performed, and the value is subtracted only when the variable display of the special figure 2 is performed. Is.
このため、第3時短状態後の非時短状態にて特図1変動パターンの決定に用いられる特図1変動パターン判定テーブルは、特図1および特図2に関わらず、特図の可変表示が行われることに基づいて切り替わる。これに対し、第3時短状態後の非時短状態にて特図2変動パターンの決定に用いられる特図2変動パターン判定テーブルは、特図2の可変表示が行われることに基づいて切り替わる。よって、例えば、第3時短状態後の非時短状態となった後、最初に特図1の可変表示が2回、連続して行われ、その後に特図2の可変表示が5回、連続して行われた場合、その特図2の可変表示の特図2変動パターンは、第3時短状態後の非時短状態用(特図変動回数1~5)の特図2変動パターン判定テーブルを用いて決定されることとなる。
Therefore, the special figure 1 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 1 fluctuation pattern in the non-time saving state after the third time saving state has a variable display of the special figure regardless of the special figure 1 and the special figure 2. Switch based on what is done. On the other hand, the special figure 2 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 2 fluctuation pattern in the non-time saving state after the third time saving state is switched based on the variable display of the special figure 2. Therefore, for example, after the non-time saving state after the third time saving state is reached, the variable display of the special figure 1 is first performed twice continuously, and then the variable display of the special figure 2 is continuously performed five times. When this is done, the special figure 2 fluctuation pattern of the variable display of the special figure 2 uses the special figure 2 fluctuation pattern determination table for the non-time saving state after the third time saving state (the number of
以上のように第7実施形態に係るパチンコ遊技機PY1の遊技制御用マイコン101は、第3時短状態後の非時短状態における特図変動パターンを、第3時短状態後の非時短状態における特図変動回数に応じてカウントされるカウント値により、異なる特図変動パターン判定テーブルに基づいて決定する。つまり、第3時短状態後の非時短状態における特図変動パターンを、第3時短状態後の非時短状態における特図変動回数に応じてカウントされるカウント値が切替変動回数に対応する切替カウント値になる前と、切替カウント値になった後とで、異なる特図変動パターン判定テーブルに基づいて決定する。そして、第3時短状態後の非時短状態における特図1の可変表示については、特図1変動パターンを、特図1の可変表示および特図2の可変表示を合わせてカウントする時短後カウンタの値が切替カウント値になる前と、切替カウント値になった後とで、異なる特図1変動パターン選択テーブルに基づいて決定する。一方、第3時短状態後の非時短状態における特図2の可変表示については、特図2変動パターンを、特図2の可変表示をカウントする時短後特図2カウンタの値が切替カウント値になる前と、切替カウント値になった後とで、異なる特図2変動パターン選択テーブルに基づいて決定する。よって、例えば、第3時短状態後の非時短状態において、特図2変動パターンの決定に用いる特図2変動パターン判定テーブルとして、所定のものを、特図1の可変表示の回数にそれほど影響されずに、所定の回数だけ選択できる可能性が高まる。よって、特図1の可変表示の回数にそれほど影響されずに、選択される特図2変動パターンを安定させることが可能である。従って、第3時短状態における遊技が単調になってしまうことを抑制可能としつつも、あらかじめ予定した内容の演出を高い精度で実行することが可能となり、遊技興趣の向上が可能である。
As described above, the
(第7実施形態の変更例)
次に、第7実施形態に係るパチンコ遊技機PY1の変更例について説明する。例えば、第7実施形態では、第3時短状態後の非時短状態において、時短後カウンタに係る規定回数と時短後特図2カウンタに係る規定回数とをともに、同じ回数(10回)とした。しかし、第3時短状態後の非時短状態において、時短後カウンタに係る規定回数と時短後特図2カウンタに係る規定回数とを異なることとしてもよい。すなわち、例えば、時短後特図2カウンタに係る規定回数を、時短後カウンタに係る規定回数よりも少なくしてもよい。また例えば、第7実施形態では、第3時短状態後の非時短状態における特図の可変表示の回数をカウントするカウンタとして、特図1の可変表示の回数および特図2の可変表示の回数を合わせてカウントする時短後カウンタと、特図2の可変表示の回数のみをカウントする時短後特図2カウンタを設けた構成とした。しかし、例えば、時短後カウンタに、第3時短状態後の非時短状態における特図1の可変表示の回数のみをカウントさせてもよい。
(Example of modification of the seventh embodiment)
Next, a modified example of the pachinko gaming machine PY1 according to the seventh embodiment will be described. For example, in the seventh embodiment, in the non-time saving state after the third time saving state, the specified number of times related to the time saving after counter and the specified number of times related to the time saving special figure 2 counter are both set to the same number of times (10 times). However, in the non-time saving state after the third time saving state, the specified number of times related to the time saving after counter and the specified number of times related to the time saving special figure 2 counter may be different. That is, for example, the specified number of times related to the special figure 2 counter after time reduction may be less than the specified number of times related to the counter after time reduction. Further, for example, in the seventh embodiment, as a counter for counting the number of times of variable display of the special figure in the non-time saving state after the third time saving state, the number of times of variable display of special figure 1 and the number of times of variable display of special figure 2 are counted. The counter is provided with a time-saving after-time counter that counts together and a time-saving special figure 2 counter that counts only the number of variable displays of special figure 2. However, for example, the counter after the time reduction may be made to count only the number of variable displays of the special figure 1 in the non-time reduction state after the third time reduction state.
また例えば、第7実施形態では、第3時短状態後の非時短状態の特定区間にて特図1変動パターンの決定に用いる特図1変動パターン判定テーブルと、第3時短状態後の非時短状態の特定区間にて特図2変動パターンの決定に用いる特図2変動パターン判定テーブルとを異なるものとして説明した。しかし、第3時短状態後の非時短状態の特定区間において、特図2変動パターンを、特図1変動パターンの決定に用いる特図変動パターン判定テーブルと同じものを用いて決定することとしてもよい。具体的には、例えば、特図2変動パターンを、第3時短状態後の非時短状態における特図2の可変表示の回数が1~5回目であるときには図74(A)の特図変動パターン判定テーブルを用いて決定し、第3時短状態後の非時短状態における特図2の可変表示の回数が6~8回目であるときには図74(B)の特図変動パターン判定テーブルを用いて決定し、第3時短状態後の非時短状態における特図2の可変表示の回数が9~10回目であるときには図75の特図変動パターン判定テーブルを用いて決定することとしてもよい。またこのように、第3時短状態後の非時短状態において、特図1変動パターンと特図2変動パターンとを同じ特図変動パターン判定テーブルを用いて決定する構成であっても、切替変動回数については、特図1変動パターンを決定する場合と、特図2変動パターンを決定する場合とで異なるものとしてもよい。具体的には、例えば、特図2変動パターンを、第3時短状態後の非時短状態における特図2の可変表示の回数が1~5回目であるときには図74(A)の特図変動パターン判定テーブルを用いて決定し、第3時短状態後の非時短状態における特図2の可変表示の回数が6~10回目であるときには図74(B)の特図変動パターン判定テーブルを用いて決定することとしてもよい。 Further, for example, in the seventh embodiment, the special figure 1 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 1 fluctuation pattern in the specific section of the non-time saving state after the third time saving state and the non-time saving state after the third time saving state. In the specific section of the above, the special figure 2 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 2 fluctuation pattern has been described as being different. However, in the specific section of the non-time saving state after the third time saving state, the special figure 2 fluctuation pattern may be determined by using the same table as the special figure fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 1 fluctuation pattern. .. Specifically, for example, when the number of variable displays of the special figure 2 in the non-time saving state after the third time saving state is the 1st to 5th, the special figure fluctuation pattern of FIG. 74 (A) is shown. The determination is made using the determination table, and when the number of variable displays of the special figure 2 in the non-time reduction state after the third time reduction state is the 6th to the 8th, the determination is made using the special figure fluctuation pattern determination table of FIG. 74 (B). However, when the number of variable displays of the special figure 2 in the non-time saving state after the third time saving state is the 9th to the 10th, it may be determined by using the special figure fluctuation pattern determination table of FIG. 75. Further, in this way, even in the configuration in which the special figure 1 fluctuation pattern and the special figure 2 fluctuation pattern are determined using the same special figure fluctuation pattern determination table in the non-time reduction state after the third time reduction state, the number of switching fluctuations As for, the case where the special figure 1 fluctuation pattern is determined and the case where the special figure 2 fluctuation pattern is determined may be different. Specifically, for example, when the number of variable displays of the special figure 2 in the non-time saving state after the third time saving state is the 1st to 5th times, the special figure variation pattern of FIG. 74 (A) is shown. The determination is made using the determination table, and when the number of variable displays of the special figure 2 in the non-time reduction state after the third time reduction state is the 6th to the 10th, the determination is made using the special figure fluctuation pattern determination table of FIG. 74 (B). You may do it.
7.その他の変更例
次に、基本的な実施形態、および第1実施形態に係るパチンコ遊技機PY1についてのその他の変更例を以下に説明する。以下、基本的な実施形態、および第1実施形態に係るパチンコ遊技機PY1について「パチンコ遊技機PY1など」という。
7. Other Modification Examples Next, other modification examples of the basic embodiment and the pachinko gaming machine PY1 according to the first embodiment will be described below. Hereinafter, the pachinko gaming machine PY1 according to the basic embodiment and the first embodiment will be referred to as "pachinko gaming machine PY1 and the like".
パチンコ遊技機PY1などでは、特図抽選結果を報知するために表示部50aを用いて演出図柄EZ1~EZ3の可変表示を行っているが、画像表示装置に代えて、所謂「回胴式遊技機(スロットマシーン)」のように図柄が表示されたドラムを配設し、当該ドラムを可変表示することによって特図抽選結果を報知してもよい。また、パチンコ遊技機PY1などでは、大当たり遊技で大入賞口14が開放可能であるが、大入賞口14以外にも大当たり遊技で開放可能な入賞領域を設けても良い。
In pachinko gaming machines such as PY1, variable display of the staging symbols EZ1 to EZ3 is performed using the
また、パチンコ遊技機PY1などでは、特定の大当たり図柄種別に判定されると、必ず大当たり遊技後に高確率状態にて遊技が進行する。すなわち、高確率状態の設定が大当たり図柄種別に対応付けられている。しかしながら、高確率状態の設定条件を変更してもよい。例えば、大入賞装置14Dとは別に、開閉可能であり、開放時に遊技球が入球可能な第2大入賞装置を遊技領域6の遊技球が到達可能な位置に設けておき、大当たり遊技中の所定のラウンド遊技において第2大入賞装置が開放して第2大入賞装置に入球した遊技球が、その下流側に設けられた特定領域を通過すると、大当たり遊技の終了に伴って高確率状態が設定されるようにしてもよい。
Further, in the pachinko gaming machine PY1 or the like, when it is determined to be a specific jackpot symbol type, the game always proceeds in a high probability state after the jackpot game. That is, the setting of the high probability state is associated with the jackpot symbol type. However, the setting condition of the high probability state may be changed. For example, apart from the
この場合、例えば第2大入賞装置が入球容易な時間(例えば、29.5秒)開放する特定の大当たり図柄(高確率状態を設定させ易い大当たり図柄)と、第2大入賞装置が入球困難な時間(例えば、0.5秒)開放する非特定の大当たり図柄(高確率状態を設定させ難い大当たり図柄)と、を設けることができる。また、第2大入賞装置に入賞した遊技球が通過可能な領域として特定領域と非特定領域があり、遊技球を特定領域と非特定領域に振り分ける振分装置を設けておく。そして、第2大入賞装置の開放時間は同じであるが、第2大入賞装置の開放態様と振分装置の作動態様との組み合わせで、高確率状態を設定させ易い大当たり図柄と高確率状態を設定させ難い大当たり図柄を設けることも可能である。 In this case, for example, a specific jackpot symbol (a jackpot symbol that makes it easy to set a high probability state) that the second big prize device opens for a time (for example, 29.5 seconds) that makes it easy to enter the ball, and a second big prize device wins the ball. A non-specific jackpot symbol (a jackpot symbol that makes it difficult to set a high probability state) that opens for a difficult time (for example, 0.5 seconds) can be provided. Further, there are a specific area and a non-specific area as areas through which the game ball won in the second big prize device can pass, and a distribution device for distributing the game ball to the specific area and the non-specific area is provided. Then, although the opening time of the second prize-winning device is the same, the jackpot symbol and the high-probability state that make it easy to set the high-probability state can be obtained by combining the opening mode of the second prize-winning device and the operating mode of the distribution device. It is also possible to provide a jackpot symbol that is difficult to set.
また、パチンコ遊技機PY1などでは、遊技の進行に係る基本的な制御を遊技制御基板100が行い、遊技の進行(遊技の制御)に応じた演出の進行に係る基本的な制御を演出制御基板120が行うというように、遊技の制御と演出の制御とを異なる基板で行っているが、一つの基板で行うよう構成しても良い。この場合、画像制御基板140を、その一つの基板に含めても良く、また、その一つの基板とは別に設けても良い。
Further, in the pachinko gaming machine PY1 or the like, the
また、本発明の遊技機を、アレンジボール機、雀球遊技機等の他の弾球遊技機や回胴式遊技機(所謂「スロットマシーン」)などに適用することも可能である。 Further, the gaming machine of the present invention can be applied to other ball gaming machines such as an arrange ball machine and a sparrow ball gaming machine, a rotating body type gaming machine (so-called "slot machine"), and the like.
8.前述した実施形態に開示されている発明
この[発明を実施するための形態]における前段落までには、以下の発明A~発明Dが開示されている。発明A~発明Dの説明では、前述した発明を実施する形態における対応する構成の名称や表現、図面に使用した符号を参考のためにかっこ書きで付記している。但し、各発明を構成する手段などの要素はこの付記に限定されるものではない。なお、発明Aは、以下の発明A1~発明A4の総称であり、発明Bは、以下の発明B1~発明B4の総称であり、発明Cは、以下の発明C1~発明C4の総称であり、発明Dは、以下の発明D1~発明D4の総称である。
8. Inventions disclosed in the above-described embodiments The following inventions A to D are disclosed up to the preceding paragraph in this [mode for carrying out the invention]. In the description of the inventions A to D, the names and expressions of the corresponding configurations in the embodiment of the above-mentioned invention and the reference numerals used in the drawings are added in parentheses for reference. However, the elements such as the means constituting each invention are not limited to this appendix. Invention A is a general term for the following inventions A1 to A4, invention B is a general term for the following inventions B1 to B4, and invention C is a general term for the following inventions C1 to C4. Invention D is a general term for the following inventions D1 to D4.
8-1-1.発明A1
所定の変動条件が成立(第1始動口11、第2始動口12へ遊技球が入賞)すると、識別情報(特別図柄)の変動表示を実行可能であり、識別情報を特定態様(大当たり図柄)で停止表示すると、遊技領域(遊技領域6)に設けられた開閉可能な可変入賞口(大入賞口14)の開放を伴う大当たり遊技を実行する遊技制御手段(遊技制御用マイコン101)を備えた遊技機(パチンコ遊技機PY1)において、
前記遊技制御手段は、
通常遊技状態よりも、前記遊技領域に設けられた開閉可能な可変始動口(第2始動口12)が開放し易い特定遊技状態(時短状態)にすることが可能であり、
識別情報を前記特定態様と異なる非特定態様(ハズレ図柄・小当たり図柄)で停止表示することに応じて前記特定遊技状態にすることがあり、
前記特定遊技状態中の識別情報の変動表示の変動時間(特図変動時間)を、所定の切替条件が成立する(特図変動回数が切替変動回数となる)前と、前記切替条件が成立した後とで異なる条件(特図変動パターン判定テーブル)に基づいて決定することを特徴とする遊技機。
8-1-1. Invention A1
When a predetermined variation condition is satisfied (a game ball wins a prize in the
The game control means is
It is possible to set a specific gaming state (time saving state) in which the variable starting port (second starting port 12) that can be opened and closed provided in the gaming area is easier to open than in the normal gaming state.
Depending on the stop display of the identification information in a non-specific mode (lost symbol / small hit symbol) different from the specific mode, the specific gaming state may be set.
The fluctuation time (special figure fluctuation time) of the variation display of the identification information during the specific gaming state is set before the predetermined switching condition is satisfied (the special figure fluctuation number becomes the switching fluctuation number) and the switching condition is satisfied. A gaming machine characterized in that it is determined based on different conditions (special figure fluctuation pattern determination table).
8-1-2.発明A2
発明A1に係る遊技機であって、
前記変動条件には、第1変動条件(第1始動口11への遊技球の入賞)と第2変動条件(第2始動口12への遊技球の入賞)とが少なくともあり、
前記遊技制御手段は、
前記特定遊技状態中に前記第1変動条件の成立に応じて識別情報の変動表示(特図1の可変表示)を行う際には、その変動時間を、前記切替条件の1つである第1切替条件が成立する前と、前記第1切替条件が成立した後とで異なる条件(第3時短状態中における特図変動回数が、特図1変動パターンの決定に用いる特図1変動パターン判定テーブルについての切替変動回数となる)に基づいて決定し、
前記特定遊技状態中に前記第2変動条件の成立に応じて識別情報の変動表示(特図2の可変表示)を行う際には、その変動時間を、前記第1切替条件とは異なる前記切替条件である第2切替条件が成立する(第3時短状態中における特図変動回数が、特図2変動パターンの決定に用いる特図2変動パターン判定テーブルについての切替変動回数となる)前と、前記第2切替条件が成立した後とで異なる条件に基づいて決定することを特徴とする遊技機。
8-1-2. Invention A2
A gaming machine according to the invention A1.
The variable conditions include at least a first variable condition (a winning of a game ball to the first starting port 11) and a second variable condition (a winning of a game ball to the second starting opening 12).
The game control means is
When the variation display of the identification information (variable display of the special figure 1) is performed according to the establishment of the first variation condition during the specific gaming state, the variation time is set to the first switching condition, which is one of the switching conditions. Different conditions before the switching condition is satisfied and after the first switching condition is satisfied (the special figure 1 fluctuation pattern determination table in which the number of special figure fluctuations in the third time saving state is used to determine the special figure 1 fluctuation pattern). It will be the number of switching fluctuations)
When the variation display of the identification information (variable display of the special figure 2) is performed according to the establishment of the second variation condition during the specific gaming state, the variation time is set to the switching different from the first switching condition. Before the second switching condition, which is the condition, is satisfied (the number of special figure fluctuations in the third time saving state becomes the number of switching fluctuations for the special figure 2 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 2 fluctuation pattern), and A gaming machine characterized in that the determination is made based on different conditions after the second switching condition is satisfied.
8-1-3.発明A3
発明A1または発明A2に係る遊技機であって、
前記切替条件は、識別情報の変動表示の回数に基づいて成立することを特徴とする遊技機。
8-1-3. Invention A3
A gaming machine according to the invention A1 or the invention A2.
The switching condition is a gaming machine characterized in that it is satisfied based on the number of times of variable display of identification information.
8-1-4.発明A4
発明A1から発明A3までのいずれかに係る遊技機であって、
前記遊技制御手段は、前記大当たり遊技の終了に応じて前記特定遊技状態にすることがあることを特徴とする遊技機。
8-1--4. Invention A4
A gaming machine according to any one of Invention A1 to Invention A3.
The game control means is a gaming machine characterized in that the specific gaming state may be set in response to the end of the jackpot game.
8-2-1.発明B1
所定の変動条件が成立(第1始動口11、第2始動口12へ遊技球が入賞)すると、識別情報(特別図柄)の変動表示を実行可能であり、識別情報を特定態様(大当たり図柄)で停止表示すると、遊技領域(遊技領域6)に設けられた開閉可能な可変入賞口(大入賞口14)の開放を伴う大当たり遊技を実行する遊技制御手段(遊技制御用マイコン101)を備えた遊技機(パチンコ遊技機PY1)において、
前記遊技制御手段は、
通常遊技状態よりも、前記遊技領域に設けられた開閉可能な可変始動口(第2始動口12)が開放し易い特定遊技状態(時短状態)にすることが可能であり、
識別情報を前記特定態様と異なる非特定態様(ハズレ図柄・小当たり図柄)で停止表示することに応じて前記特定遊技状態にすることがあり、
前記特定遊技状態後の識別情報の変動表示の変動時間(特図変動時間)を、所定の切替条件が成立する(特図変動回数が切替変動回数となる)前と、前記切替条件が成立した後とで異なる条件に基づいて決定することを特徴とする遊技機。
8-2-1. Invention B1
When a predetermined variation condition is satisfied (a game ball wins a prize in the
The game control means is
It is possible to set a specific gaming state (time saving state) in which the variable starting port (second starting port 12) that can be opened and closed provided in the gaming area is easier to open than in the normal gaming state.
Depending on the stop display of the identification information in a non-specific mode (lost symbol / small hit symbol) different from the specific mode, the specific gaming state may be set.
The fluctuation time (special figure fluctuation time) of the variation display of the identification information after the specific gaming state is set before the predetermined switching condition is satisfied (the special figure fluctuation number becomes the switching fluctuation number) and the switching condition is satisfied. A gaming machine characterized in that it is determined based on different conditions later.
8-2-2.発明B2
発明B1に係る遊技機であって、
前記変動条件には、第1変動条件(第1始動口11への遊技球の入賞)と第2変動条件(第2始動口12への遊技球の入賞)とが少なくともあり、
前記遊技制御手段は、
前記特定遊技状態後に前記第1変動条件の成立に応じて識別情報の変動表示(特図1の可変表示)を行う際には、その変動時間を、前記切替条件の1つである第1切替条件が成立する(第3時短状態後の非時短状態中における特図変動回数が、特図1変動パターンの決定に用いる特図1変動パターン判定テーブルについての切替変動回数となる)前と、前記第1切替条件が成立した後とで異なる条件に基づいて決定し、
前記特定遊技状態後に前記第2変動条件の成立に応じて識別情報の変動表示(特図2の可変表示)を行う際には、その変動時間を、前記第1切替条件とは異なる前記切替条件である第2切替条件が成立する(第3時短状態後の非時短状態中における特図変動回数が、特図2変動パターンの決定に用いる特図2変動パターン判定テーブルについての切替変動回数となる)前と、前記第2切替条件が成立した後とで異なる条件に基づいて決定することを特徴とする遊技機。
8-2-2. Invention B2
A gaming machine according to invention B1.
The variable conditions include at least a first variable condition (a winning of a game ball to the first starting port 11) and a second variable condition (a winning of a game ball to the second starting opening 12).
The game control means is
When the variation display of the identification information (variable display of the special figure 1) is performed according to the establishment of the first variation condition after the specific gaming state, the variation time is set to the first switching which is one of the switching conditions. Before the condition is satisfied (the number of special figure fluctuations in the non-time reduction state after the third time reduction state becomes the number of switching fluctuations for the special figure 1 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 1 fluctuation pattern) and above. Determined based on different conditions after the first switching condition is satisfied,
When the variation display of the identification information (variable display of the special figure 2) is performed according to the establishment of the second variation condition after the specific gaming state, the variation time is set to the switching condition different from the first switching condition. The second switching condition is satisfied (the number of special figure fluctuations in the non-time saving state after the third time saving state is the number of switching fluctuations for the special figure 2 fluctuation pattern determination table used for determining the special figure 2 fluctuation pattern. ) A gaming machine characterized in that the determination is made based on different conditions before and after the second switching condition is satisfied.
8-2-3.発明B3
発明B1または発明B2に係る遊技機であって、
前記切替条件は、識別情報の変動表示の回数に基づいて成立することを特徴とする遊技機。
8-2-3. Invention B3
A gaming machine according to invention B1 or invention B2.
The switching condition is a gaming machine characterized in that it is satisfied based on the number of times of variable display of identification information.
8-2-4.発明B4
発明B1から発明B3までのいずれかに係る遊技機であって、
前記遊技制御手段は、前記大当たり遊技の終了に応じて前記特定遊技状態にすることがあることを特徴とする遊技機。
8-2-4. Invention B4
A gaming machine according to any one of inventions B1 to B3.
The game control means is a gaming machine characterized in that the specific gaming state may be set in response to the end of the jackpot game.
8-3-1.発明C1
所定の第1変動条件または第2変動条件が成立(第1始動口11または第2始動口12へ遊技球が入賞)すると、識別情報(特別図柄)の変動表示を実行可能であり、識別情報を特定態様(大当たり図柄)で停止表示すると、遊技領域(遊技領域6)に設けられた開閉可能な可変入賞口(大入賞口14)の開放を伴う大当たり遊技を実行する遊技制御手段(遊技制御用マイコン101)を備えた遊技機(パチンコ遊技機PY1)において、
前記遊技制御手段は、
通常遊技状態よりも、前記遊技領域に設けられた開閉可能な可変始動口(第2始動口12)が開放し易い特定遊技状態(時短状態)にすることが可能であり、
識別情報を前記特定態様と異なる非特定態様(ハズレ図柄・小当たり図柄)で停止表示することに応じて前記特定遊技状態にすることがあり、
前記特定遊技状態中の識別情報の変動表示の変動時間(特図変動時間)を、当該特定遊技状態中の識別情報の変動表示に応じてカウントされるカウント値に基づく切替条件が成立する(特図変動回数が切替変動回数となる)前と、前記切替条件が成立した後とで異なる条件(特図変動パターン判定テーブル)に基づいて決定し、
前記切替条件は、
前記特定遊技状態中の前記第1変動条件の成立に応じて行われる識別情報の変動表示(特図1の可変表示)については、前記カウント値の1つである第1カウント値(時短残り回数カウンタの値)に基づいて成立することがあり、
前記特定遊技状態中の前記第2変動条件の成立に応じて行われる識別情報の変動表示(特図2の可変表示)については、前記第1カウント値とは異なる前記カウント値である第2カウント値(特図2変動カウンタの値)に応じて成立することがあることを特徴とする遊技機。
8-3-1. Invention C1
When the predetermined first variable condition or the second variable condition is satisfied (the game ball wins the
The game control means is
It is possible to set a specific gaming state (time saving state) in which the variable starting port (second starting port 12) that can be opened and closed provided in the gaming area is easier to open than in the normal gaming state.
Depending on the stop display of the identification information in a non-specific mode (lost symbol / small hit symbol) different from the specific mode, the specific gaming state may be set.
A switching condition is established based on the count value in which the fluctuation time (special figure fluctuation time) of the variation display of the identification information during the specific gaming state is counted according to the variation display of the identification information during the specific gaming state (special). Determined based on different conditions (special figure fluctuation pattern determination table) before (the number of fluctuations in the figure becomes the number of switching fluctuations) and after the switching condition is satisfied.
The switching condition is
Regarding the variable display of the identification information (variable display of the special figure 1) performed in response to the establishment of the first variable condition in the specific gaming state, the first count value (number of remaining time reductions), which is one of the count values, is used. It may be established based on the value of the counter),
Regarding the variable display of the identification information (variable display of the special figure 2) performed in response to the establishment of the second variable condition in the specific gaming state, the second count is a count value different from the first count value. A gaming machine characterized in that it may be established according to a value (value of a fluctuation counter in Special Figure 2).
8-3-2.発明C2
発明C1に係る遊技機であって、
前記第1カウント値および前記第2カウント値の一方(時短残り回数カウンタの値)は、他方(特図2変動カウンタの値)ではカウントされない識別情報の変動表示(特図1の可変表示)に応じてカウントされることを特徴とする遊技機。
8-3-2. Invention C2
A gaming machine according to invention C1.
One of the first count value and the second count value (value of the time reduction remaining number counter) is displayed as a variation of the identification information (variable display of the special figure 1) which is not counted by the other (value of the variation counter of the special figure 2). A gaming machine characterized by being counted accordingly.
8-3-3.発明C3
発明C2に係る遊技機であって、
前記一方は、前記第1変動条件の成立に応じて行われる識別情報の変動表示と、前記第2変動条件の成立に応じて行われる識別情報の変動表示とに応じてカウントされ、
前記他方は、前記第1変動条件の成立に応じて行われる識別情報の変動表示と、前記第2変動条件の成立に応じて行われる識別情報の変動表示とのどちらか(特図2の可変表示)に応じてカウントされることを特徴とする遊技機。
8-3-3. Invention C3
A gaming machine according to invention C2.
One of the above is counted according to the variable display of the identification information performed according to the establishment of the first variable condition and the variable display of the identification information performed according to the fulfillment of the second variable condition.
The other is either a variable display of the identification information performed in response to the establishment of the first variable condition or a variable display of the identification information performed in response to the establishment of the second variable condition (variable in FIG. 2). A gaming machine characterized by being counted according to the display).
8-3-4.発明C4
発明C1から発明C3までのいずれかに係る遊技機であって、
前記遊技制御手段は、前記大当たり遊技の終了に応じて前記特定遊技状態にすることがあることを特徴とする遊技機。
8-3-4. Invention C4
A gaming machine according to any one of inventions C1 to C3.
The game control means is a gaming machine characterized in that the specific gaming state may be set in response to the end of the jackpot game.
8-4-1.発明D1
所定の第1変動条件または第2変動条件が成立(第1始動口11または第2始動口12へ遊技球が入賞)すると、識別情報(特別図柄)の変動表示を実行可能であり、識別情報を特定態様(大当たり図柄)で停止表示すると、遊技領域(遊技領域6)に設けられた開閉可能な可変入賞口(大入賞口14)の開放を伴う大当たり遊技を実行する遊技制御手段(遊技制御用マイコン101)を備えた遊技機(パチンコ遊技機PY1)において、
前記遊技制御手段は、
通常遊技状態よりも、前記遊技領域に設けられた開閉可能な可変始動口(第2始動口12)が開放し易い特定遊技状態(時短状態)にすることが可能であり、
識別情報を前記特定態様と異なる非特定態様(ハズレ図柄・小当たり図柄)で停止表示することに応じて前記特定遊技状態にすることがあり、
前記特定遊技状態後の識別情報の変動表示の変動時間(特図変動時間)を、当該特定遊技状態後の識別情報の変動表示に応じてカウントされるカウント値に基づく切替条件が成立する(特図変動回数が切替変動回数となる)前と、前記切替条件が成立した後とで異なる条件(特図変動パターン判定テーブル)に基づいて決定し、
前記切替条件は、
前記特定遊技状態後の前記第1変動条件の成立に応じて行われる識別情報の変動表示(特図1の可変表示)については、前記カウント値の1つである第1カウント値(時短後カウンタの値)に基づいて成立することがあり、
前記特定遊技状態後の前記第2変動条件の成立に応じて行われる識別情報の変動表示(特図2の可変表示)については、前記第1カウント値とは異なる前記カウント値である第2カウント値(時短後特図2カウンタの値)に応じて成立することがあることを特徴とする遊技機。
8-4-1. Invention D1
When the predetermined first variable condition or the second variable condition is satisfied (the game ball wins the
The game control means is
It is possible to set a specific gaming state (time saving state) in which the variable starting port (second starting port 12) that can be opened and closed provided in the gaming area is easier to open than in the normal gaming state.
Depending on the stop display of the identification information in a non-specific mode (lost symbol / small hit symbol) different from the specific mode, the specific gaming state may be set.
A switching condition is established based on the count value in which the fluctuation time (special figure fluctuation time) of the variation display of the identification information after the specific gaming state is counted according to the variation display of the identification information after the specific gaming state (special). Determined based on different conditions (special figure fluctuation pattern determination table) before (the number of fluctuations in the figure becomes the number of switching fluctuations) and after the switching condition is satisfied.
The switching condition is
Regarding the variable display of the identification information (variable display of the special figure 1) performed in response to the establishment of the first variable condition after the specific gaming state, the first count value (counter after time reduction), which is one of the count values, is used. May be established based on (value of)
Regarding the variable display of the identification information (variable display of the special figure 2) performed according to the establishment of the second variable condition after the specific gaming state, the second count is a count value different from the first count value. A gaming machine characterized in that it may be established according to a value (value of a special figure 2 counter after a short time).
8-4-2.発明D2
発明D1に係る遊技機であって、
前記第1カウント値および前記第2カウント値の一方(時短後カウンタの値)は、他方(時短後特図2カウンタの値)ではカウントされない識別情報の変動表示(特図1の可変表示)に応じてカウントされることを特徴とする遊技機。
8-4-2. Invention D2
A gaming machine according to invention D1.
One of the first count value and the second count value (the value of the counter after the time reduction) is displayed as a variation of the identification information (variable display of the special figure 1) which is not counted by the other (the value of the special figure 2 counter after the time reduction). A gaming machine characterized by being counted accordingly.
8-4-3.発明D3
発明D2に係る遊技機であって、
前記一方は、前記第1変動条件の成立に応じて行われる識別情報の変動表示と、前記第2変動条件の成立に応じて行われる識別情報の変動表示とに応じてカウントされ、
前記他方は、前記第1変動条件の成立に応じて行われる識別情報の変動表示と、前記第2変動条件の成立に応じて行われる識別情報の変動表示とのどちらかに応じてカウントされることを特徴とする遊技機。
8-4-3. Invention D3
A gaming machine according to invention D2.
One of the above is counted according to the variable display of the identification information performed according to the establishment of the first variable condition and the variable display of the identification information performed according to the fulfillment of the second variable condition.
The other is counted according to either the variable display of the identification information performed according to the establishment of the first variable condition and the variable display of the identification information performed according to the establishment of the second variable condition. A gaming machine characterized by that.
8-4-4.発明D4
発明D1から発明D3までのいずれかに係る遊技機であって、
前記遊技制御手段は、前記大当たり遊技の終了に応じて前記特定遊技状態にすることがあることを特徴とする遊技機。
8-4-4. Invention D4
A gaming machine according to any one of inventions D1 to D3.
The game control means is a gaming machine characterized in that the specific gaming state may be set in response to the end of the jackpot game.
PY1…パチンコ遊技機
1…遊技盤
11…第1始動口
11a…第1始動口センサ
12…第2始動口
12a…第2始動口センサ
14…大入賞口
14a…大入賞口センサ
40…第1演出ボタン装置
40k…第1演出ボタン
40a…第1演出ボタンセンサ
41…第2演出ボタン装置
41k…第2演出ボタン
41a…第2演出ボタンセンサ
50…画像表示装置
50a…表示部
52…スピーカー
53…枠ランプ
55…盤可動装置
55k…盤可動体
100…遊技制御基板
101…遊技制御用マイコン
120…演出制御基板
121…演出制御用マイコン
140…画像制御基板
PY1 ...
Claims (2)
前記遊技制御手段は、
通常遊技状態よりも、前記遊技領域に設けられた開閉可能な可変始動口が開放し易い特定遊技状態にすることが可能であり、
前記大当たり遊技の終了に応じて前記特定遊技状態にすることがあり、
識別情報を前記特定態様と異なる非特定態様で停止表示することに応じて前記特定遊技状態にすることがあり、
識別情報を前記非特定態様で停止表示することに応じて設定する前記特定遊技状態後には、識別情報の変動表示の変動時間を、
前記大当たり遊技の終了に応じて設定する前記特定遊技状態後とは異なる条件に基づいて決定可能であり、
所定の切替条件が成立する前と、前記切替条件が成立した後とで異なる条件に基づいて決定することを特徴とする遊技機。 When a predetermined variation condition is satisfied, the variation display of the identification information can be executed, and when the identification information is stopped and displayed in a specific mode, a jackpot game with opening of the variable winning opening provided in the game area is executed. In a gaming machine equipped with gaming control means
The game control means is
It is possible to make a specific game state in which the variable start opening provided in the game area is easier to open than in the normal game state.
Depending on the end of the jackpot game, the specific game state may be set.
The identification information may be put into the specific gaming state in response to the stop display in a non-specific mode different from the specific mode.
After the specific gaming state in which the identification information is set according to the stop display in the non-specific mode, the variation time of the variation display of the identification information is set.
It can be determined based on conditions different from those after the specific gaming state, which are set according to the end of the jackpot game.
A gaming machine characterized in that a determination is made based on different conditions before a predetermined switching condition is satisfied and after the switching condition is satisfied.
前記変動条件には、第1変動条件と第2変動条件とが少なくともあり、
前記遊技制御手段は、
前記特定遊技状態後に前記第1変動条件の成立に応じて識別情報の変動表示を行う際には、その変動時間を、前記切替条件の1つである第1切替条件が成立する前と、前記第1切替条件が成立した後とで異なる条件に基づいて決定し、
前記特定遊技状態後に前記第2変動条件の成立に応じて識別情報の変動表示を行う際には、その変動時間を、前記第1切替条件とは異なる前記切替条件である第2切替条件が成立する前と、前記第2切替条件が成立した後とで異なる条件に基づいて決定することを特徴とする遊技機。 The gaming machine according to claim 1.
The fluctuation conditions include at least a first fluctuation condition and a second fluctuation condition.
The game control means is
When the variation display of the identification information is performed according to the establishment of the first variation condition after the specific gaming state, the variation time is set to before the first switching condition, which is one of the switching conditions, is satisfied, and to the above. Determined based on different conditions after the first switching condition is satisfied,
When the variation display of the identification information is performed according to the establishment of the second variation condition after the specific gaming state, the second switching condition, which is the switching condition different from the first switching condition, is established for the variation time. A gaming machine characterized in that the determination is made based on different conditions before and after the second switching condition is satisfied.
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