JP7063685B2 - ドリルねじ - Google Patents

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Description

本発明は、ドリルねじに関し、アピトン、アカシア、竹、イペ等の各種天然木材および合板などの木質材料からなる面材、あるいは、合成木材、再生木材、樹脂製木材、木材・およびプラスチック再生複合材等の各種人工木材などの木質代替材料からなる面材を、例えば、各種天然木材、各種人工木材、またはアルミ、鋼板、薄板鋼、鉄骨等の各種金属製下地材に締結する、建築用ねじに用いて好適なドリルねじに関する。
本発明の背景となる従来の技術としては、例えば、アルミ等の金属製下地材の上に樹脂製木材を締結した面材を締結する場合、樹脂製木材と金属製下地材にドリルで下穴をあけ、その後、樹脂製木材にサラ座ぐりをしてからタッピングをねじ込むという作業が行われていた。しかし、このような施工では、下穴を開ける作業、座ぐり加工、タッピンねじをねじ込む作業のように、複数の工程を要して手間が掛かるものとなっていた。
そのため、上記した問題点を解消するために、最近では、ドリルねじを用いて、金属製下地材の上に天然木材や人工木材を締結する施工が数多く見受けられる。このようなドリルねじとしては、例えば、雄ネジ部を有する軸部と、軸部の先端に延設されたドリル部と、軸部の基端に首部を介して延設された頭部とが備えられ、首部の外周面には多数の切削用リブが形成され、雄ネジ部とドリル部との間にはリーマ刃部が突設されているものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
ところが、この従来のドリルねじ1は、例えば特許文献1の[図2(A),(B)]に示すように、首部5がリーミング穴21の上部の一部に係止されているだけであるため、強固な締結力をえることができなかった。また、係止する力を強めるため、頭部6および首部5の外径を大きくした場合には、リーミング穴21の座ぐりが十分に行えず、頭部6が被締結物(木材などの軟質部材)19の表面から突出する不具合が多発していた。
さらに、リーミング穴21の座ぐりが十分に行えた場合でも、頭部6のボリュームが大きいため、切削した削り屑が多く発生し、被締結物(木材などの軟質部材)19と頭部6との間に削り屑が挟まり、美観を損ねるなどの不具合が発生していた。
また、一方では、頭部の外径を大きくしても、被締結部材表面からドリルねじの頭部が突出することのないドリルねじが提案されている。
このドリルねじは、例えば、円柱状の軸部を有し、軸部の周面には雄ネジ部が形成されている。軸部の一端には、ドリル部が連設され、他端には頭部が連設されている。頭部の首部の上部には、頭部の頂面部から軸部に向けて急激に母線間の距離が狭まる截頭円錐からなる上部截頭円錐部を有する。また、頭部の首部の下部には、頭部の頂面から軸部に向けて上部截頭円錐部に較べて緩やかに母線間距離が狭まる截頭円錐からなる下部截頭円錐部を有する。頭部の首部の外周面には、被締結部材を切削可能なリブが上方から下方に亘って設けられている(例えば、特許文献2参照。)。
この従来のドリルねじによれば、頭部の首部の形状を2段階テーパ状に形成し、頭部の首形状にくびれを持たせることで、頭部および首部の外径を大きくしても、頭部のボリュームが大きくならず、さらに、当該首部の外周面の上部截頭円錐部から下部截頭円錐部に亘って連続する複数のリブを設けたことにより、容易に頭部を被締結部材に埋没させることができる。
実用新案登録第3003477号公報 特開2002-257122号公報
しかしながら、このような従来のドリルねじにおいて、被締結部材を切削する複数のリブは、鍛造等の加工面での制約や硬さの制約等から、当該リブの頂部(稜線部)を鋭利な刃物状に形成することが困難となっているので、実質的には、被締結部材を当該リブで強引に擦り取る状態になっている。そのため、頭部を沈ませた周囲に、被締結部材の一部が毛羽立ってはみ出て大きなカエリ、所謂、「バリ」が発生するものとなっている。これは頭部を沈ませることで圧縮された被締結部材の一部が上に逃げてきて、沈み込んだ頭部の周縁端から被締結部材表面側へと押し出されることが原因となっている。例えば、被締結部材が、軟質の天然木および樹脂製の人工木などの場合には、上記の「バリ」の発生が顕著なものとなっている。
この場合、被締結部材の表面側に発生した「バリ」によって、当該被締結部材の表面には突起部が発生するものとなり、アルミ等の金属製下地材の上に樹脂製木材を締結した面材を、例えば、公園の歩道などに利用した場合、突起部の程度によっては、歩行者が歩く際に、当該突起部により躓く原因になる虞があった。
また、この「バリ」(突起部)をサンダーおよびサンドペーパー等の研摩手段により削り落とす作業は手間の掛かるもので、施工能率の低下を来たすものとなっていた。
それゆえに、本発明の主たる目的は、頭部を沈ませることができ、且つ、バリの発生を防止することが可能なドリルねじを提供することである。
請求項1にかかる本発明は、天然木等の木質材料または人工木等の木質代替材料からなる面材と、天然木製,人工木製および金属製の下地材の少なくとも1つの下地材とを、締結するためのドリルねじであって、ねじ部を有する軸部と、軸部の軸方向の一端側に配設され、軸部をねじ込むための凹所を備えたねじ部の外径よりも大径の頭部と、軸部の軸方向の他端側に配設されるドリル部と、軸部と頭部に連接され、軸部から頭部に向かって漸次拡径したテーパ部を有する首部と、頭部の外周端縁から頭部の径方向内側に所定の長さと厚みをもって配設され、首部に連接される環状の突縁部とを含み、突縁部は、当該突縁部の基端部から、軸部の軸線方向と略平行で且つ、当該ドリルねじのねじ込み方向に向って突出する第1の突出片と、当該突縁部の基端部から、軸部の軸線方向と略平行で且つ、当該ドリルねじのねじ込み方向とは反対方向に向って突出する第2の突出片とを含み、第1の突出片と第2の突出片と突縁部の基端部とにより、頭部の外周部に押圧面部が形成され、頭部の裏面側には、頭部の裏面と、第1の突出片の内周面と、首部の外周面とで囲繞された部分に、ポケット部が配設され、首部のテーパ部は、首部側の第1のテーパ区域のテーパ角度をθ 1 とし、頭部側の第2のテーパ区域のテーパ角度をθ 2 としたとき、第1のテーパ区域のテーパ角度θ 1 と比べて第2のテーパ区域のテーパ角度θ 2 の方が急峻となるように、θ 1 >θ 2 に設定され、第1の突出片および第2の突出片は、頭部の外周部の全周囲に亘って連続的に配設され、第1の突出片の頂角部の角度をθ VA1 とし、第2の突出片の頂角部の角度をθ VA2 としたとき、θ VA1 <θ VA2 となるように設定されることを特徴とする、ドリルねじである。
請求項1に係る発明は、上記した構成を有するので、第1の突出片が、天然木等の木質材料または人工木等の木質代替材料からなる面材(以下、「被締結面部材」という。)に、回転しながら切削するようにねじ込まれるため、被締結面部材の圧縮による膨らみを防止する。
また、頭部の外周部に押圧面部を形成したことによって、当該ドリルねじが被締結面部材にねじ込まれていくときに、ドリルねじにより削り取られた被締結面部材の一部と押圧面部との接触面が多くなり、当該押圧面部は、より広い範囲で且つ強固に被締結面部材に密着するため、ドリルねじにより削り取られた被締結面部材の一部が頭部の外周側上方に逃げるのを塞き止める。
さらに、この押圧面部は、ドリルねじにより削り取られた被締結面部材の一部との接触面を大きくすることで、気候の変化による温度変化や雨水の浸水や乾燥による湿度変化等々に起因する被締結面部材の変形に対して、削り取られた被締結面部材の一部を当該押圧面部で頭部の半径方向外方に押圧して固定するため、当該被締結面部材の変形を最小限に食い止める作用がある。
また、ドリルねじの締結後、押圧面部により、ドリルねじの頭部の外終端縁と被締結面部材との隙間を閉塞し、たとえば雨水等が当該隙間に侵入することを防止することができるので、ドリルねじによる座ぐり内面(ドリルねじが締結された状態のドリル穴の内周面)の変形を防止することが可能となる。
また、請求項1に係る発明は、上記した構成を有するので、頭部の裏面側にポケット部が形成される。そのため、ドリルねじの頭部によって被締結面部材の一部を圧縮する際に、このポケット部は、当該ドリルねじの頭部により圧縮され、且つ、ドリル部および第2の突出片により削り取られた被締結面部材の削り屑を当該ポケット部に溜めておく収納部としての機能を有している。
特に、請求項1に係る発明では、頭部側の第2のテーパ区域のテーパ角度θ 2 が、首部側の第1のテーパ区域のテーパ角度θ 1 よりも小さく形成されている(θ 1 >θ 2 )ことにより、ポケット部の空間をより広くして、ドリルねじの頭部によって被締結面部材の一部を圧縮する際に、当該ドリルねじの頭部により圧縮され、且つ、ドリル部および第1の突出片により削り取られた被締結面部材の一部をこのポケット部により多く溜めて収納しておくことが可能となっている。
また、第1の突出片および第2の突出片は、頭部の外周部の全周囲に亘って連続的に配設されているため、第1の突出片および第2の突出片が頭部の外周部に間隔を隔てて断続的に形成される場合に比べて、より一層、上記した押圧面部の作用・効果をより一層効果的に発揮させることが可能となる。
特に、請求項1に係る発明では、第1の突出片の頂角部の角度θ VA1 が、第2の突出片の頂角部の角度θ VA2 よりも小さく形成されている(θ VA1 <θ VA2 )ことにより、当該ドリルねじが被締結面部材にねじ込まれていくときに、被締結面部材に対して、第1の突出片は、その先端部の頂角部が切削刃の機能を発揮し、突縁部の周囲の被締結面部材を切削するように、より効果的にねじ込むことが可能となる。

請求項に係る本発明は、請求項1に係る発明に従属する発明であって、軸部とドリル部との間で、且つ、軸部の軸線と略直交する方向に張り出すように配設されるリーマ部を含むことを特徴とする、ドリルねじである。
請求項に係る発明は、上記した構成を有するので、リーマ部により軸部のねじ部の外径よりも大きいバカ穴を設けることができるので、被締結面部材の浮き上がりが防止される。また、このバカ穴により、ドリルねじの首部の部位と被締結面部材との過度の干渉が防止される。この場合、ドリルねじの頭部の沈み込みの際の抵抗も低減されるため、頭部の沈み込みが比較的容易なものとなり、ドリルねじの空転防止にも繋がる。
請求項に係る本発明は、請求項1または請求項2に係る発明に従属する発明であって、首部の外周面には、当該首部の周方向に間隔を隔てて、軸部側から頭部側に延びて配設される複数のリブ部を含むことを特徴とする、ドリルねじである。
請求項に係る発明は、上記した構成を有するので、当該ドリルねじをねじ込む際に、リブ部により首部の周囲の被締結面部材が削られ、それによって、頭部が被締結面部材の表面から沈み込むことを容易にしている。
本発明によれば、頭部を沈ませることができ、且つ、バリの発生を防止することが可能なドリルねじが得られる。
本願発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
本発明に係る実施形態の一例を示す図であって、(A)はその正面図であり、(B)はその平面図である。 図1に示した実施形態例の要部拡大図である。 (A)は、図1に示した実施形態例の要部拡大断面図であり、(B)は、(A)のa部拡大図である。 (A)は、図1~図3に示した実施形態例の作用・効果を説明するための要部拡大断面図であり、(B)は、(A)のb部拡大図である。 (A)は、図1~図3に示した実施形態例の他の作用・効果を説明するための要部拡大断面図であり、(B)は、(A)のc部拡大図である。 (A)は、図1~図3に示した実施形態例のさらに他の作用・効果を説明するための要部拡大断面図であり、(B)は、(A)のd部拡大図である。 本発明に係るドリルねじと従来のドリルねじを用いて、樹脂製木材等の人工木材の面材とアルミ等の金属製の下地材とを締結した状態の比較例を示す要部拡大説明図であり、(A)は、従来のドリルねじの場合を示し、(B)は、図1に示したドリルねじの場合を示すものである。 本発明に係るドリルねじと従来のドリルねじを用いて、アピトン等の天然木材の面材とアルミ等の金属製の下地材とを締結した状態の比較例を示す要部拡大説明図であり、(A)は、従来のドリルねじの場合を示し、(B)は、図1に示したドリルねじの場合を示すものである。 本発明に係るドリルねじを用いて、例えば、金属製の下地材の上に木材の面材を締結したものを公園の歩道などに利用した一例を示す説明図である。 本発明に係る実施形態の他の例を示す図であって、(A)はその正面図であり、(B)はその平面図である。 (A)は、図10に示した実施形態例の要部拡大図であり、(B)は、(A)のe-e線断面拡大図である。 (A)は、図10に示した実施形態例の要部拡大断面図であり、(B)は、(A)のf部拡大図である。 本発明に係る実施形態のさらに他の例を示す図であって、(A)はその正面図であり、(B)はその平面図である。 図13に示した実施形態例の要部拡大図である。 (A)は、図13に示した実施形態例の要部拡大断面図であり、(B)は、(A)のg部拡大図である。 本発明に係る実施形態のさらに他の例を示す図であって、(A)はその正面図であり、(B)はその平面図である。 (A)は、図16に示した実施形態例の要部拡大図であり、(B)は、(A)のh-h線断面拡大図である。 (A)は、図16に示した実施形態例の要部拡大断面図であり、(B)は、(A)のi部拡大図である。
図1は、本発明に係る実施形態の一例を示す図であって、(A)はその正面図であり、(B)はその平面図である。図2は、図1に示した実施形態例の要部拡大図である。図3は、図1に示した実施形態例の要部拡大断面図である。
本発明に係るドリルねじは、アピトン、アカシア、竹、イペ等の各種天然木材および合板などの木質材料からなる面材、あるいは、合成木材、再生木材、樹脂製木材、木材・およびプラスチック再生複合材等の各種人工木材などの木質代替材料からなる面材を、例えば、各種天然木材、各種人工木材、またはアルミ、鋼板、薄板鋼、鉄骨等の各種金属製下地材に締結する、建築用ねじに用いて好適なドリルねじである。
以下に示す実施形態の一例では、例えば、アピトン等の天然木材で形成された面部材(以下、「被締結面部材」と言う。)を、アルミおよび薄板鋼等の金属製の下地材に締結する、ドリルねじ10について説明する。
このドリルねじ10は、概略的に言うと、ねじ部14を有する軸部12と、軸部12の軸方向の一端側に配設され、軸部12の軸径よりも大径の頭部16と、軸部12の軸方向の他端側に配設されるドリル部20と、軸部12から頭部16に向かって漸次拡径したラッパ状の首部22と、頭部16の外周部に配設され、首部22と連接される突縁部30と、軸部12とドリル部20との間で、且つ、軸部12の軸線と略直交する方向に張り出すように配設されるリーマ部38とを具備する構成態様となっている。
すなわち、このドリルねじ10は、たとえば円柱状の軸部12を含む。軸部12の周面には、軸部12の軸方向の一端側から他端側に亘って、螺旋状のねじ部14が配設されている。この軸部12の軸方向の一端側には、首部22を介して、軸部12の軸径よりも大径の平面視たとえば円形状の頭部16が配設されている。頭部16は、その表面中央に、電動ドライバや電動レンチ等の締め付け工具と係合可能な凹所18を備えた例えば丸サラ状の態様を有する。本実施形態例では、凹所18として、たとえば平面視十字形状の十字穴溝部が配設されている。
首部20は、たとえば図3に示すように、テーパ部24を含む。テーパ部24には、テーパ角度(θ1)を有する第1のテーパ区域26と、テーパ角度(θ2)を有する第2のテーパ区域28とが形成されている。
この実施形態例では、例えば、第1のテーパ区域26のテーパ角度(θ1)が例えば80°に、第2のテーパ区域28のテーパ角度(θ2)が例えば50°に形成されている。つまり、第1のテーパ区域26のテーパ角度(θ1)よりも、第2のテーパ区域28のテーパ角度(θ2)の方が急峻なものとなっている。また、首部22の第1のテーパ区域26の第1のサラ径D1は、例えばφ5.8mmに形成され、第2のテーパ区域28の第2のサラ径D2が、例えばφ7.6mmに形成されている。さらに、頭部16の外径は、例えばφ9.4mm以上φ10mm以下に形成されている。突縁部30の厚みは、例えば1.0mmに形成されている。また、リーマ部38のリーマ径DR1は、たとえば7.5mm以上8.0mm以下に形成されている。
一方、頭部16には、図1および図2に示すように、当該頭部16の外周端縁から当該頭部16の半径方向内側に所定の長さと厚みをもって、首部22に連接される扁平環状の突縁部30が配設されている。本発明の実施形態に係るドリルねじ10は、特に、突縁部30の構成に特徴を有するものであるから、以下、突縁部30について詳細に説明する。
この突縁部30は、図3の(A),(B)に示すように、たとえば断面直角3角形状で楔形の態様を有する第1の突出片32および第2の突出片34を含む。第1の突出片32は、特に、図3の(B)に示すように、当該突縁部30の基端部30Aから頭部16の軸線(x-x)方向と略平行で、且つ、このドリルねじ10のねじ込み方向に向って突出する態様となっている。また、第2の突出片34は、図3の(B)に示すように、当該突縁部30の基端部30Aから当該頭部16の軸線(x-x)方向と略平行で、且つ、このドリルねじ10のねじ込み方向とは反対方向に向って突出する態様となっている。
突縁部30において、基端部30Aの下端面を第1の突出片32の底辺部32BLとし、この底辺部32BLから下に垂直に延びる辺(線分)を第1の突出片32の垂直辺部32VLとし、底辺部32BLと垂直辺部32VLとが交差する第1の突出片32の直角部32RAの対辺を第1の突出片32の斜辺部32OLとしたとき、この底辺部32BLと垂直辺部32VLと斜辺部32OLとで囲繞された部位が、たとえば断面直角3角形状で楔形の態様を有する第1の突出片32を構成するものとなっている。この場合、第1の突出片32は、垂直辺部32VLと斜辺部32OLとの交差部に頂角部32VAを有するものとなっている。
一方、基端部30Aの上端面を第2の突出片34の底辺部34BLとし、この底辺部34BLから下に垂直に延びる辺(線分)を第2の突出片34の垂直辺部34VLとし、底辺部34BLと垂直辺部34VLとが交差する第2の突出片34の直角部34RAの対辺を第2の突出片34の斜辺部34OLとしたとき、この底辺部34BLと垂直辺部34VLと斜辺部34OLとで囲繞された部位が、たとえば断面直角3角形状で楔形の態様を有する第2の突出片32を構成するものとなっている。この場合、第2の突出片34は、垂直辺部34VLと斜辺部34OLとの交差部に頂角部34VAを有するものとなっている。
このドリルねじ10では、突縁部30に第1突出片32および第2突出片34を形成することによって、特に、たとえば図3の(B)に示すように、頭部16の突縁部30の外周部に、当該突縁部30の基端部30Aと、第1の突出片32と、第2の突出片34とで、たとえば断面台形状の1つの押圧面部30PFが形成される。この場合、押圧面部30PFは、第1の突出片32の垂直辺部32VLと、突縁部30の基端部30Aの外周端面30E(頭部16の外周端面)と、第2の突出片34の垂直辺部34VLとで、押圧面部30PFが形成される。
第1突出片32および第2突出片34は、たとえば図1~図3[特に、図1の(B)]に示すように、頭部16の外周部の全周囲に亘って連続的に形成されている。すなわち、上記した押圧面部30PFは、突縁部30の外周の全周囲に亘って平面視環状に形成されている。
この実施形態例では、第1の突出片32の頂角部32VAの角度θVA1および第2の突出片34の頂角部34VAの角度θVA2は、それぞれ、たとえば30°に形成されている。この場合、特に、第1の突出片32の頂角部32VAの角度θVA1は、たとえば10゜以上40°以下に形成されることが好ましく、たとえば10゜以上30°以下に形成されることがさらに好ましく、たとえば10゜以上25°以下に形成されることがさらに好ましい。
このドリルねじ10では、たとえば図3の(A)および(B)に示すように、頭部16の裏面側に、頭部16の裏面16aと、第1の突出片32の内周面、すなわち、第1の突出片32の斜辺部32OLと、首部22のテーパ部24の第2のテーパ区域28の外周面とで囲繞された部分に、ポケット部36が配設されている。
図1~図3に示す実施形態に係るドリルねじ10では、上述した構成を有しているため、以下に示す作用・効果を奏するものとなっている。
すなわち、このドリルねじ10によって、アピトン等の天然木材で形成された被締結面部材42をアルミおよび薄板鋼等の金属製の下地材(図示せず)に締結する場合、たとえば図4に示すように、第1の突出片32は、被締結面部材42に対して、回転しながら切り込むようにねじ込まれるので、被締結面部材42の圧縮による膨らみを防止する。
この場合、ドリルねじ10が被締結面部材42にねじ込まれていくときに、特に、図4の(B)に示すように、被締結面部材42に対して、楔形に形成された第1の突出片32の先端部の頂角部32VAが切削刃の機能を発揮する。そのため、突縁部30の周囲の被締結面部材42には、たとえば図5に示すように、座ぐり穴46が形成される。
したがって、当該第1の突出片32の先端部の頂角部32VAをより効果的に被締結面部材42にねじ込ませることができる。つまり、ドリルねじ10の頭部16は、被締結部材42の表面側に充分に沈み込ませることができる。
また、頭部16の外周部に、突縁部30の押圧面部30PFを形成したことによって、当該ドリルねじ10が被締結面部材42にねじ込まれて沈み込んでいくときに、特に、図5の(B)に示すように、削り取られた被締結面部材42の一部の面(座ぐり穴46の内周面46A)と押圧面部30PFとの接触面yが多くなり、当該押圧面部30PFは、より広い範囲で且つ強固に座ぐり穴46の内周面に46Aに密着する。
そのため、ドリルねじ10のドリル部20および第1の突出片32により削り取られた被締結面部材42の肉が頭部16の外周側上方に逃げるのを塞き止めることができる。
さらに、この押圧面部30PFは、座ぐり穴46の内周面46Aとの接触面yを大きくすることで、気候の変化による温度変化や雨水の浸水や乾燥による湿度変化等々に起因する被締結面部材42の変形に対して、座ぐり穴46の内周面46Aを当該押圧面部30PFで頭部16の半径方向外方に押圧して固定することができるため、当該被締結面部材42の変形を最小限に食い止めることができる。
そして、ドリルねじ10の締結後、押圧面部30PFにより、ドリルねじ10の頭部の外周端縁と被締結面部材42との隙間を閉塞し、たとえば雨水等が当該隙間に侵入することを防止することができるので、ドリルねじ10によるバカ穴44の内周面44Aの変形を防止することができる。
さらに、本実施形態例にかかるドリルねじ10では、頭部16の裏面側にポケット部36(所謂、アンダーカットと呼ばれる部位)が形成されている。そのため、ドリルねじ10の頭部16によって被締結面部材42の一部を圧縮する際に、このポケット部36は、当該ドリルねじ10の頭部16により圧縮され、且つ、ドリル部20および第1の突出片32により削り取られた被締結面部材42の削り屑を当該ポケット部36に溜めておくことができる。そのため、ドリルねじ10のドリル部20および第1の突出片32により削り取られた被締結面部材42の肉が頭部16の外周側上方に逃げるのを防止することができる。
本実施形態例にかかるドリルねじ10では、上記した第1の突出片32および第2の突出片34が、頭部16の外周部の全周囲に亘って連続的に配設されているので、例えば、第1の突出片32および第2の突出片34を頭部16の外周部に間隔を隔てて断続的に形成した場合と比べて、先に述べた突縁部30の押圧面部30PFの作用・効果をより一層効果的に発揮させることができるものとなっている。
また、本実施形態例にかかるドリルねじ10では、上記した首部22のテーパ部24が、テーパ角度の異なる第1のテーパ区域26および第2のテーパ区域28を有しているので、例えば、頭部16側の第2のテーパ区域28のテーパ角度(θ2)を首部22側の第1のテーパ区域26のテーパ角度(θ1)よりも小さくして急峻にすることにより、ポケット部36の大きさをより大きくすることができる。
この場合、ドリルねじ10の頭部16によって被締結面部材42の一部を圧縮する際に、このポケット部36は、当該ドリルねじ10の頭部16により圧縮され、且つ、ドリル部20および第1の突出片32により削り取られた被締結面部材の削り屑をより多く溜めて収納しておくことができる。
さらに、本実施形態例にかかるドリルねじ10では、特に、たとえば図1の(A)に示すように、上記した軸部12とドリル部20との間で、且つ、軸部12の軸線と略直交する方向に張り出すようにリーマ部38が形成されているので、たとえば図4~図6に示すように、当該リーマ部38により軸部12のねじ部14の外径よりも大きいバカ穴44を被締結面部材42に設けることができる。そのため、被締結面部材42の浮き上がりを防止することができる。
また、このバカ穴44により、ドリルねじ10の首部16の部位と被締結面部材42との過度の干渉を防止することができる。この場合、ドリルねじ10の頭部16の沈み込みの際の抵抗も低減されるため、頭部16の沈み込みが比較的容易なものとなり、ドリルねじ10の空転も防止することができる。
本実施形態例にかかるドリルねじ10では、既述したように、頭部16のサラ径D2がφ7.6mm、リーマ径DR1が7.5mm以上8.0mm以下と設定したことによって、頭部16による圧縮を略ポケット部36が行うようにし、頭部16による被締結面部材42の圧縮の低減を図っている。また、寸法上、僅かに頭部16の首部22のテーパ部24がリーマ径に干渉する可能性もあるが、第2のテーパ区域28のテーパ角度θ2を50°と急峻とすることで被締結面部材42の圧縮を低減している。すなわち、上記のサラ径D2およびリーマ径DR1寸法による頭部16による被締結面部材42の圧縮の低減は、頭部16を沈ませる際の抵抗の低減にも繋がり、ドリルねじ10の空転発生を抑制するのに役立つものである。
本実施形態例に係るドリルねじ10を用いた本発明の発明者による施工実験例を図7および図8に示す。
図7は、本発明に係るドリルねじと従来のドリルねじを用いて、樹脂製木材等の人工木材の面材とアルミ等の金属製の下地材とを締結した状態の比較例を示す要部拡大説明図であり、(A)は、従来のドリルねじの場合を示し、(B)は、図1に示したドリルねじの場合を示すものである。
また、図8は、本発明に係るドリルねじと従来のドリルねじを用いて、アピトン等の天然木材の面材とアルミ等の金属製の下地材とを締結した状態の比較例を示す要部拡大説明図であり、(A)は、従来のドリルねじの場合を示し、(B)は、図1に示したドリルねじの場合を示すものである。
図7および図8に示すように、本実施形態例に係るドリルねじ10によれば、従来のドリルねじに比べて、明らかに、頭部16を沈ませることができ、且つ、バリの発生を防止することが可能であることが分かった。
なお、図9は、本発明に係るドリルねじを用いて、例えば、金属製の下地材の上に木材の面材を締結したものを公園の歩道などに利用した一例を示す説明図である。
図10は、本発明に係る実施形態の他の例を示す図であって、図10の(A)はその正面図であり、図10の(B)はその平面図である。図11の(A)は、図10に示した実施形態例の要部拡大図であり、図11の(B)は、図11の(A)のe-e線断面拡大図である。図12の(A)は、図10に示した実施形態例の要部拡大断面図であり、図12の(B)は、図12の(A)のf部拡大図である。
図10~図12に示す実施形態に係るドリルねじ10は、図1~図3に示すドリルねじ10と比べて、特に、首部22にリブ部40が形成されている点で、相違している。
すなわち、この実施形態に係るドリルねじ10は、図10~図12に示すように、首部22の外周面に、当該首部22の周方向に間隔を隔てて、軸部12側から頭部16側に延びて、複数のリブ部40が配設されている。複数のリブ部40は、首部22の第2のテーパ区域28に配設されている。
このリブ部40は、たとえば図11の(B)に示すように、当該リブ部40を形成する2つの斜辺部が、軸部12の軸線に直交する方向に対して等角度に傾斜し、且つ、交差角が略90°の角度で交差する稜線部40aを有するものである。この稜線部40aの交差角は、たとえば60°以上90°以下の範囲に形成されてもよい。また、リブ部40を形成する2つの斜辺部は、軸部12の軸線に直交する方向に対して、非対称に傾斜するように形成されてもよい。
この実施形態に係るドリルねじ10では、図1~図3に示すドリルねじ10の作用・効果に加えて、たとえば図4~図6に示すように、当該ドリルねじ10を被締結面部材42にねじ込む際に、複数のリブ部40によって、首部22の第2のテーパ区域28の周囲の被締結面部材42が削られ、それによって、頭部16が被締結面部材42の表面から沈み込ませることが容易となっている。
図13は、本発明に係る実施形態のさらに他の例を示す図であって、図13の(A)はその正面図であり、図13の(B)はその平面図である。図14は、図13に示した実施形態例の要部拡大図である。図15の(A)は、図13に示した実施形態例の要部拡大断面図であり、図15の(B)は、図15の(A)のg部拡大図である。
図13~図15に示す実施形態に係るドリルねじ10は、図1~図3に示すドリルねじ10と比べて、特に、頭部48および首部50の態様が相違している。すなわち、図1~図3に示すドリルねじ10の頭部16が、所謂、丸サラ状の態様を有するのに対して、この実施形態に係るドリルねじ10の頭部48は、所謂、フラットウェハーの態様を有するものとなっている。また、図1~図3に示すドリルねじ10では、首部22にテーパ角度の異なる複数のテーパ区域26および28が配設されているのに対して、この実施形態に係るドリルねじ10の首部50は、単に、1つのテーパ角度のテーパ区域を有するだけである。
図13~図15に示す実施形態に係るドリルねじ10は、図1~図3に示すドリルねじ10の作用・効果に加えて、頭部48の押さえ力が大きいものとなっている。
なお、この実施形態例では、首部50のテーパ角度(θ3)が例えば80°に形成されている。また、首部50のサラ径D3は、例えばφ11mmに形成されている。さらに、頭部48の外径は、例えばφ11.5mm以上φ12mm以下に形成されている。突縁部30の厚みは、例えば1.5mmに形成されている。また、頭部16の外径は、例えばφ11.5mm以上φ12mm以下に形成されている。また、リーマ部38のリーマ径DR2は、たとえば9.4mm以上9.8mm以下に形成されている。
また、この実施形態例では、第1の突出片32の頂角部32VAの角度θVA1は、たとえば13°に形成されている。第2の突出片34の頂角部34VAの角度θVA2は、たとえば35°に形成されている。
図16は、本発明に係る実施形態のさらに他の例を示す図であって、(A)はその正面図であり、(B)はその平面図である。図17の(A)は、図16に示した実施形態例の要部拡大図であり、図17の(B)は、図17の(A)のh-h線断面拡大図である。図18の(A)は、図16に示した実施形態例の要部拡大断面図であり、図18の(B)は、図18の(A)のi部拡大図である。
図16~図18に示す実施形態に係るドリルねじ10は、図13~図15に示すドリルねじ10と比べて、特に、首部50にリブ部40が形成されている点で、相違している。
すなわち、この実施形態に係るドリルねじ10は、図16~図18に示すように、首部50の外周面に、当該首部50の周方向に間隔を隔てて、軸部12側から頭部16側に延びて、複数のリブ部40が配設されている。
そのため、この実施形態に係るドリルねじ10では、図1~図3に示すドリルねじ10および図13~図15に示すドリルねじ10の作用・効果に加えて、ドリルねじ10を被締結面部材にねじ込む際に、複数のリブ部40によって、首部50の1つのテーパ区域の周囲の被締結面部材が削られ、それによって、頭部48が被締結面部材の表面から沈み込ませることが容易となっている。
10 ドリルねじ
12 軸部
14 ねじ部
16,48 頭部
16a,48a 頭部の裏面
18 凹所
20 ドリル部
22,50 首部
22a 首部の外周面
24 首部のテーパ部
26 首部のテーパ部の第1のテーパ区域
28 首部のテーパ部の第2のテーパ区域
30 突縁部
30A 突縁部の基端部
30E 突縁部の外周端縁(頭部の外周端縁)
30PF 押圧面部
32 第1の突出片
32a 第1の突出片の内周面
32RA 第1の突出片の直角部
32OL 第1の突出片の斜辺部
32VL 第1の突出片の垂直辺部
32BL 第1の突出片の底辺部
32VA 第1の突出片の頂角部
34 第2の突出片
34RA 第2の突出片の直角部
34OL 第2の突出片の斜辺部
34VL 第2の突出片の垂直辺部
34BL 第2の突出片の底辺部
34VA 第2の突出片の頂角部
36 ポケット部
38 リーマ部
40 リブ部
40a リブ部の稜線部
42 被締結面部材
42A ドリルねじにより削り取られた被締結面部材の削り屑
44 バカ穴
44A バカ穴の内周面
46 座ぐり穴
46A 座ぐり穴の内周面
θ1 第1のテーパ区域のテーパ角度
θ2 第2のテーパ区域のテーパ角度
θ3 他の首部のテーパ部のテーパ角度
θVA1 第1の突出片の頂角部の角度
θVA2 第2の突出片の頂角部の角度
1 首部の第1のサラ径
2 首部の第2のサラ径
3 他の首部のサラ径
R1 ,DR2 リーマ部のリーマ径
x-x 軸部の軸線

Claims (3)

  1. 天然木等の木質材料または人工木等の木質代替材料からなる面材と、天然木製,人工木製および金属製の下地材の少なくとも1つの下地材とを、締結するためのドリルねじであって、
    ねじ部を有する軸部、
    前記軸部の軸方向の一端側に配設され、前記軸部をねじ込むための凹所を備えた前記ねじ部の外径よりも大径の頭部、
    前記軸部の軸方向の他端側に配設されるドリル部、
    前記軸部と前記頭部に連接され、前記軸部から前記頭部に向かって漸次拡径したテーパ部を有する首部、および
    前記頭部の外周端縁から前記頭部の径方向内側に所定の長さと厚みをもって配設され、前記首部に連接される環状の突縁部を含み、
    前記突縁部は、
    前記突縁部の基端部から、前記軸部の軸線方向と略平行で且つ、当該ドリルねじのねじ込み方向に向って突出する第1の突出片、および
    前記突縁部の基端部から、前記軸部の軸線方向と略平行で且つ、当該ドリルねじのねじ込み方向とは反対方向に向って突出する第2の突出片を含み、
    前記第1の突出片と前記第2の突出片と前記突縁部の前記基端部とにより、前記頭部の外周部に押圧面部が形成され、
    前記頭部の裏面側には、前記頭部の裏面と、前記第1の突出片の内周面と、前記首部の外周面とで囲繞された部分に、ポケット部が配設され、
    前記首部の前記テーパ部は、
    前記首部側の第1のテーパ区域のテーパ角度をθ 1 とし、
    前記頭部側の第2のテーパ区域のテーパ角度をθ 2 としたとき、
    第1のテーパ区域のテーパ角度θ 1 と比べて前記第2のテーパ区域のテーパ角度θ 2 の方が急峻となるように、θ 1 >θ 2 に設定され、
    前記第1の突出片および前記第2の突出片は、前記頭部の外周部の全周囲に亘って連続的に配設され、
    前記第1の突出片の頂角部の角度をθ VA1 とし、
    前記第2の突出片の頂角部の角度をθ VA2 としたとき、
    θ VA1 <θ VA2 となるように設定されることを特徴とする、ドリルねじ。
  2. 前記軸部と前記ドリル部との間で、且つ、前記軸部の軸線と略直交する方向に張り出すように配設されるリーマ部を含むことを特徴とする、請求項1に記載のドリルねじ。
  3. 前記首部の外周面には、当該首部の周方向に間隔を隔てて、前記軸部側から前記頭部側に延びて配設される複数のリブ部を含むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のドリルねじ。
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