JP7061411B2 - 自動施錠装置 - Google Patents
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なお、デッドボルトとトリガー出没部材は、双方とも前端に傾斜面を有して、閉扉時に戸口枠側のストライク板に傾斜面が当接すると後退するようになっている。
なお、サムターンに非常カバーが被せられたものでは、非常カバーを壊してサムターンを操作する方法があるが、後処理が面倒である。
ボルト付勢手段により付勢されて前進して扉の戸先に沿ったフロント板から前方に最大突出量まで突出し、前記ボルト付勢手段に抗して後方に後退して前記フロント板の内側に没する前端に傾斜面を有するデッドボルトと、
最大突出量まで突出した前記デッドボルトに係止して同デッドボルトの後退を規制してロック状態とするロック係止部材と、
最大突出量より小さい中間突出量まで突出したデッドボルトの前進を規制してラッチ状態とするラッチ係止部材と、
閉扉したときに前記フロント板の内側のトリガー作動部材がトリガー付勢手段の付勢力に抗して作動して前記ラッチ係止部材に作用してラッチ状態を解除するトリガー機構と、を備えた自動施錠装置において、
前記トリガー機構は、
前記トリガー作動部材に一体に設けられた第1永久磁石が前記フロント板の内面に対向して設けられ、
閉扉時にフロント板から突出した前記デッドボルトが貫通して挿入される施錠口を有する戸口枠側のストライク板の内側に第2永久磁石が設けられ、
閉扉したときに、前記第1永久磁石が前記第2永久磁石に対応して互いに作用する磁力を受けて前記トリガー作動部材を前記トリガー付勢手段の付勢力に抗して作動することを特徴とする。
前記トリガー機構は、閉扉時に、前記第1永久磁石と前記第2永久磁石が互いに同じ磁極を対向させて斥力を生じさせるようにしてもよい。
このトリガー機構では、開扉時に鉄などの強磁性体が、フロント板に近づき、対応した第1永久磁石により磁化されたとしても、第1永久磁石が吸引されることはあっても、斥力を受けてトリガー作動部材とともに後退することはなく、強磁性体のために、誤ってトリガー機構が作動することはなく、デッドボルトが最大突出量まで突出してロック状態となることを未然に防止することができる。
前記デッドボルトの前記ロック係止部材側の側面にロック係止突起部とラッチ凹部が前後に並んで形成され、
前記ロック係止部材は、回動自在に設けられ、前記ラッチ凹部に係合して前記デッドボルトと連動されるとともに前記ロック係止突起部に係止してロック状態とするロック係止片部と、前記ラッチ係止部材に係止してラッチ状態とするラッチ係止片部とを備え、
前記ラッチ係止部材は、前記トリガー作動部材に固着され、
前記ラッチ係止片部が前記ラッチ係止部材に当接する方向に前記ロック係止部材が、回動付勢手段により回動付勢されるようにしてもよい。
開扉時には、ロック係止部材のラッチ係止片部が、トリガー作動部材に固着されたラッチ係止部材に当接して、回動が規制されることで、ロック係止部材のロック係止片部を介して連動するデッドボルトが中間突出量突出したラッチ状態となる。
前記デッドボルトの前記ロック係止部材側の側面にロック係止段部とラッチ突起部が前後に並んで形成され、
前記ロック係止部材は、回動自在に設けられ、前記ロック係止段部に係止してロック状態とするロック係止杆部を備え、
前記ラッチ係止部材は、回動自在に設けられ、前記ラッチ突起部に係止するラッチ係止爪部と、前記トリガー作動部材に係合して連動させるトリガー係合突部とを備え、
回動付勢手段により、前記ロック係止杆部が前記デッドボルトのロック係止段部に係止する方向に前記ロック係止部材が回動付勢されると同時に、前記トリガー係合突部が前記トリガー作動部材に係合する方向に前記ラッチ係止部材が回動付勢されるようにしてもよい。
開扉時には、第1永久磁石が第2永久磁石の磁力の影響を受けずトリガー付勢手段により移動したトリガー作動部材とともにラッチ係止部材が回動してラッチ係止爪部がデッドボルトのラッチ突起部に係止可能として、デッドボルトが中間突出量まで突出して、それ以上の前進を規制されたラッチ状態となる。
図1は、本発明の類似例に係る自動施錠装置10を備えた扉5および戸口4の外観図である
扉5の戸先5aに沿って所定高さにフロント板12を露出させて自動施錠装置10が扉5の内側に配設されている。
一方、戸口4を閉めた扉5の戸先5aが対向する戸口枠3の垂直枠部3aに、ストライク板11が自動施錠装置10のフロント板12に対向して設けられている。
自動施錠装置10は、戸先5aの面に沿って嵌め込まれるフロント板12の内側に、扁平直方体状の錠箱13が設けられている。
なお、扉5において、フロント板12からデッドボルト20が突出する方向を前方とし、デッドボルト20が引っ込む方向を後方とする。
デッドボルト20は、前後に長尺の直方体状をなし、突出端(前端)に傾斜面20sを有する。
一方、フロント板12に対向するストライク板11には、扉5のフロント板12から突出したデッドボルト20が貫通して挿入される矩形の施錠口11aが形成されている。
そして、錠箱13の内側で、デッドボルト20の上方に、フロント板12の内面に対向して第1永久磁石M1が後述するように設けられており、一方のストライク板11の内面には、第2永久磁石M2が固着されている。
なお、第1永久磁石M1に近接するフロント板12および第2永久磁石M2が固着されるストライク板11は、磁力線の分散を避けるため非磁性材料で構成されている。
後述するように、デッドボルト20は、フロント板12の矩形口12aから前進して突出し、後退して引っ込み没することができ、突出する場合も閉扉時の最大突出量まで突出するロック状態と、開扉時の最大突出量より小さい中間突出量まで突出するラッチ状態の2段の突出状態を有する。
デッドボルト20は、錠箱13の後壁13rから前方に突出するガイド支軸21に後方から挿入されて、前後に摺動自在に支持され、ガイド支軸21に巻装された圧縮コイルばね22により前方に付勢されている。
ロック係止突起部20pは、図3に示す側面視で上方に先細に突出して三角形状をなしており、後方の後斜面20prが若干凹んで湾曲している。
ラッチ凹部20qは、側面視で凹状に凹んでおり、ロック係止突起部20pに連続して後方に形成されている。
ロック係止部材25は、回動軸26より径方向に突出したロック係止片部25aとラッチ係止片部25bを有する。
ロック係止部材25には、回動軸26より上方に第1ローラ27が軸支され、回動軸26より下方のロック係止片部25aより後方に第2ローラ28が軸支されている。
回動軸26の上方には錠シリンダ16が配置され、第1ローラ27は、錠シリンダ16と回動軸26との間に前後に揺動可能に位置しており、前記錠シリンダ16のシリンダカム17のカム片17aが当接して作用することができる。
ガイド板33は、水平板部33hの前端が上方に屈曲して垂直板部33vを構成しており、垂直板部33vがフロント板12の近傍に位置し、水平板部33hが錠シリンダ16と第1ローラ27の間の高さ位置にある。
トリガー作動部材31に取り付けられた磁石支持板32に第1永久磁石M1が支持される。
磁石支持板32は、水平板部32hの前端が下方に屈曲して垂直板部32vが構成され、水平板部32hがトリガー作動部材31の前部上面に固着され、垂直板部32vの前面に第1永久磁石M1が固着されて、第1永久磁石M1はトリガー作動部材31に一体に設けられている。
第1永久磁石M1はフロント板12の内面に対向してフロント板12の近傍にあって、磁石支持板32を介してトリガー作動部材31と一体に前後に移動可能である。
以上の構造と前記第2永久磁石M2とからトリガー機構30が構成されている。
したがって、トリガー作動部材31は、ラッチ係止部材35と一体に前後に移動する。
したがって、ねじりコイルばね37によりトリガー作動部材31は、第1永久磁石M1およびラッチ係止部材35と一体に前方に付勢される。
回動するハンドルハブ18は、概ね下部から前方に係止片部18aが突出形成されるとともに、ハンドルハブ18の上部に受圧板19が固着されて後方に突出している。
圧縮コイルばね43により上方に付勢された押圧部材42は、凸曲面に形成された上端面が受圧板19に当接して押圧するので、ハンドルハブ18を図3に示す側面視で反時計回りに回動付勢する。
したがって、圧縮コイルばね43により受圧板19を介して回動付勢されたハンドルハブ18は、第1ストッパ部材44に当接して回動を規制される。
ハンドル作動レバー45は、ハンドルハブ18と一体に前後に揺動し、後方に揺動したとき、ロック係止部材25の第2ローラ28に当接してロック係止部材25を回動することができる。
すなわち、第2ストッパ部材46は、前後に長く支持ピン48に支持されて前後に摺動する水平摺動板47の後端に設けられている。
なお、ソレノイド50は遠隔操作される。
ロッド50aの前端には、第1リンク部材51が嵌着されており、第1リンク部材51の前部には前後に長い長孔51hが形成されている
第2リンク部材52は、支軸53より下部で連結ピン54により第1リンク部材51と連結され、上端係合部52aが前記水平摺動板47に係合している。
したがって、図3に示されるように、ハンドルハブ18の回動が第1ストッパ部材44と第2ストッパ部材46により規制されているので、ハンドルハブ18の方形孔に角軸が嵌入され一体に回動するレバーハンドル15の回動操作はできない状態にある。
図4は、図3と同じ開扉状態を示すもので、デッドボルト20が中間突出量まで突出するラッチ状態を示している。
そのため、磁石支持板32を介してラッチ係止部材35も前方位置にある。
このとき、ロック係止部材25のロック係止片部25aは、デッドボルト20のラッチ凹部20qに係合している。
すなわち、扉5が開扉状態にあるときは、デッドボルト20が中間突出量Paまで突出し、それ以上の突出が規制され、後方への移動は許容されるラッチ状態にある。
同時に第1永久磁石M1がストライク板11の内面の第2永久磁石M2に近づき、互いに対向する同磁極により斥力が働き、第1永久磁石M1は後方に力を受け、第1永久磁石M1と磁石支持板32およびトリガー作動部材31を介して一体のラッチ係止部材35がラッチ係止片部25bにより圧接されていないので、第1永久磁石M1はトリガー作動部材31およびラッチ係止部材35とともに後方に抵抗なく移動する(図6参照)。
そのため、ラッチ係止部材35はロック係止部材25の係止部25bbが圧接する位置になく、ロック係止部材25は図6に示す側面視で時計回りの回動が可能となる。
扉5は閉扉状態にあって、デッドボルト20が施錠口11aに挿入されて施錠状態にある。
したがって、このような状態では、錠シリンダ16にキーを差し込んでシリンダカム17を回動しない限り、ロック状態を解除することができない。
したがって、ロック係止部材25のロック係止片部25aがデッドボルト20のロック係止突起部20pの後斜面20prとの対向位置から外れて、ここでロック状態が解除される。
よって、扉5を開扉することができる。
よって、扉5を開扉することができる。
したがって、開扉時にラッチ状態が解除されことはなく、デッドボルト20が最大突出量まで突出してロック状態となることを未然に防止することができる。
すなわち、強磁性体のために、誤ってトリガー機構が作動することはなく、デッドボルトが最大突出量まで突出してロック状態となることを未然に防止することができる。
この場合、デッドボルトが最大突出量突出してロック状態にあるときに、内側レバーハンドルの操作で、ソレノイド50の駆動の有無に拘わらず常にロック状態を解除することができる。
本自動施錠装置10の場合は、開扉時にデッドボルトが最大突出量まで突出してロック状態となることが防止されているので、かかる事態の発生を未然に防止することができる。
図13は、自動施錠装置60の錠箱63の内部構造を示す断面図であり、開扉時のデッドボルト70がフロント板62から中間突出量まで突出するラッチ状態を示している。
デッドボルト70は、前後に摺動自在に支持され、錠箱63の後壁63rとの間に介装された圧縮コイルばね72により前方に付勢されている。
ボルト頭部70aの前端には傾斜面70sが形成されている。
ボルト部70bの後端部に下方に突起70rが突出形成され、この突起70rの前方所定位置にストッパ71が錠箱63に固定されている。
ロック係止部材75は、支軸80の前後に延び、支軸80より前側のロック係止杆部75fの前端は、フロント板62の内面近くを上下に揺動し、支軸80より後側の後側係合杆部75rは支軸80の下側から後方に延び、同後側係合杆部75rの上側側縁の前部に凹部75raと凸部75rbが前後に連続して形成されている。
前側のロック係止杆部75fの前部には係止ピン76が突設されている。
なお、ロック係止杆部85fの上側側縁には、トリガー係合突部85tの直ぐ前に係止突部85sが形成されている。
支軸80より後側の後側杆部85rは、前記ロック係止部材75の後端辺りまで延びて上下に揺動し、後側杆部85rの後部に係止ピン86が突設されている。
すなわち、図13の側面視で、ロック係止部材75は反時計回りに回動付勢され、ラッチ係止部材85は時計回りに回動付勢される。
トリガー作動部材91は、板部材であり、水平板部91hの前端が上方に屈曲して垂直板部91vを構成しており、垂直板部91vの前面に第1永久磁石M1が固着されている。
トリガー作動部材91の水平板部91hの側縁にトリガー係合段部91tが前後所定箇所に形成されている。
したがって、トリガー作動部材91が前後すると、後退するトリガー係合段部91tに係合したトリガー係合突部85tが従動してラッチ係止部材85が回動する。
この錠シリンダ66の直下にロック解除回動部材95が回動軸96に軸支されて回動自在に設けられている。
ロック解除回動部材95は、回動軸96の周囲の回動基部95aの前部から下方に回動杆部95bが長尺に延出するとともに、回動基部95aの後部から下方に突部95cが突出している。
回動杆部95bの先端は、デッドボルト70のボルト部70bに上下に貫通した前後に長尺の長孔に挿入され、回動杆部95bが後方に揺動したとき、回動杆部95bの先端部95bbがボルト部70bの後壁70bbに前方から当接し後方に押圧することができる。
ロック解除回動部材95の回動杆部95bには係止ピン98が突設されている。
ばね受板92とロック解除回動部材95との間に係止ピン94が固定されている。
図13に示されるラッチ状態おいて、ロック解除回動部材95の係止ピン98は、ロック係止部材75の後側係合杆部75rの上側側縁の凹部75raに上側から臨んでいる。
ハンドルハブ100は、回動中心から下方斜め前後に一対の突起部100p,100pを突出して、前後の突起部100p,100p間に係合凹部100qが形成されている。
ロック解除昇降部材101は、前後の脚部101p,101pの屈曲した下端部101pp,101ppがハンドルハブ100の突起部100p,100pの上端縁にそれぞれ当接して支持されている。
ロック解除昇降部材101は、後側の脚部101pから上方に本体部101aが延出しており、本体部101aの上端縁101bはロック解除回動部材95の突部95cに近接している。
回動規制部材111は、支軸110より前方に前側突出部111fが突出し、支軸110より後方に後側杆部111rが長尺に延び、その後端の上方に屈曲した屈曲端部111rrがハンドルハブ100の係合凹部100qに係合している。
回動規制部材111の前側突出部111fには、前端縁に切込み111ffが形成されている。
ロッド120aの下端には係合板121が水平姿勢で固着されており、同係合板121の後方に延びた後端部は前記回動規制部材111の前側突出部111fの切込み111ffに挿入されている。
図14は、図13と同じ開扉状態を示すもので、デッドボルト70が中間突出量まで突出するラッチ状態を示している。
このラッチ状態では、デッドボルト70が圧縮コイルばね72の付勢力に抗して後方へ移動することは可能である。
同時に第1永久磁石M1がストライク板61の内面の第2永久磁石M2に近づき、互いに対向する同磁極により斥力が働き、第1永久磁石M1は後方に力を受けて、トリガー作動部材91とともに後方に移動する。
したがって、ラッチ係止爪部85nが上方に揺動し退避したので、デッドボルト70の前進は規制されることはない。
扉は閉扉状態にあって、デッドボルト70が施錠口61aに挿入されて施錠状態にある。
したがって、このような状態では、錠シリンダ66にキーを差し込んでシリンダカム67を回動しない限り、ロック状態を解除することができない。
扉が開扉されると、図20に示されるように、フロント板62の対向する位置にストライク板61はなく、したがって、第1永久磁石M1は、第2永久磁石M2の磁力による斥力が失われ、圧縮コイルばね93の付勢力によりトリガー作動部材91とともに前方に移動するので、トリガー作動部材91のトリガー係合段部91tがラッチ係止部材85のトリガー係合突部85tに後方から係合して前方に押圧し、ラッチ係止部材85を図20に示す側面視で反時計回りに回動し、ラッチ係止部材85のロック係止杆部85fの先端のラッチ係止爪部85nがデッドボルト70のボルト頭部70aの上面に当接される。
その後、キーを操作してシリンダカム67を、図20に示す側面視で反時計回りに回動して元の状態に戻すと、ねじりコイルばね99の付勢力によりロック解除回動部材95が時計回りに回動して、デッドボルト70が圧縮コイルばね72の付勢力により前方に突出するので、ラッチ係止爪部85nにデッドボルト70のラッチ突起部70qが係止して、前記図14に示されたデッドボルト70が中間突出量Paまで突出した開扉状態となる。
よって、扉を開扉することができる。
したがって、開扉時にラッチ状態が解除されことはなく、デッドボルト70が最大突出量まで突出してロック状態となることを未然に防止することができる。
すなわち、強磁性体のために、誤ってトリガー機構が作動することはなく、デッドボルトが最大突出量まで突出してロック状態となることを未然に防止することができる。
1…建物、2…壁、3…戸口枠、4…戸口、5…扉、
10…自動施錠装置、11…ストライク板、12…フロント板、13…錠箱、15…レバーハンドル、16…錠シリンダ、17…シリンダカム、18…ハンドルハブ、19…受圧板、
20…デッドボルト、20s…傾斜面、20b…突起、20p…ロック係止突起部、20q…ラッチ凹部、21…ガイド支軸、22…圧縮コイルばね、23…、24…ねじりコイルばね、
25…ロック係止部材、25a…ロック係止片部、25b…ラッチ係止片部、26…回動軸、27…第1ローラ、28…第2ローラ、29…係止ピン、
30…トリガー機構、31…トリガー作動部材、32…磁石支持板、33…ガイド板、
35…ラッチ係止部材、36…支持ピン、37…ねじりコイルばね、
40…支持板、41…ガイド軸、42…押圧部材、43…圧縮コイルばね、44…第1ストッパ部材、45…ハンドル作動レバー、46…第2ストッパ部材、47…水平摺動板、48…支持ピン、50…ソレノイド、51…第1リンク部材、52…第2リンク部材、53…支軸、54…連結ピン、
60…自動施錠装置、61…ストライク板、62…フロント板、63…錠箱、66…錠シリンダ、67…シリンダカム、
70…デッドボルト、70a…ボルト頭部、70b…ボルト部、70bb…後壁、70p…ロック係止段部、70q…ラッチ突起部、70r…突起、71…ストッパ、72…圧縮コイルばね、
75…ロック係止部材、75f…ロック係止杆部、75r…後側係合杆部、75ra…凹部、75rb…凸部、76…係止ピン、80…支軸、81…ねじりコイルばね、
85…ラッチ係止部材、85f…ロック係止杆部、85n…ラッチ係止爪部、85t…トリガー係合突部、85s…係止突部、85r…後側杆部、86…係止ピン、
90…トリガー機構、91…トリガー作動部材、91h…水平板部、91v…垂直板部、91t…トリガー係合段部、92…ばね受板、93…圧縮コイルばね、94…係止ピン、
95…ロック解除回動部材、95a…回動基部、95b…回動杆部、95c…突部、96…回動軸、97…ローラ、98…係止ピン、99…ねじりコイルばね、
100…ハンドルハブ、100p…突起部、100q…係合凹部、101…ロック解除昇降部材、101a…本体部、101b…上端縁、101p…脚部、104…固定ピン、105…ゼンマイばね、
110…支軸、111…回動規制部材、111f…前側突出部、111ff…切込み、111r…後側杆部、111rr…屈曲端部、120…ソレノイド、121…係合板。
Claims (4)
- ボルト付勢手段(72)により付勢されて前進して扉の戸先に沿ったフロント板(62)から前方に最大突出量(Pb)まで突出し、前記ボルト付勢手段(72)に抗して後方に後退して前記フロント板(62)の内側に没する前端に傾斜面(70s)を有するデッドボルト(70)と、
最大突出量(Pb)まで突出した前記デッドボルト(70)に係止して同デッドボルト(70)の後退を規制してロック状態とするロック係止部材(75)と、
最大突出量(Pb)より小さい中間突出量(Pa)まで突出したデッドボルト(70)の前進を規制してラッチ状態とするラッチ係止部材(85)と、
閉扉したときに前記フロント板(62)の内側のトリガー作動部材(91)がトリガー付勢手段(93)の付勢力に抗して作動して前記ラッチ係止部材(85)に作用してラッチ状態を解除するトリガー機構(90)と、を備えた自動施錠装置において、
前記デッドボルト(70)の側面にロック係止段部(70p)とラッチ突起部(70q)が形成され、
前記ロック係止部材(75)は、前記ロック係止段部(70p)に係止してロック状態とし、
前記ラッチ係止部材(85)は、前記ラッチ突起部(70q)に係止してラッチ状態とするとともに、前記トリガー作動部材(91)に係合して連動させ、
前記トリガー機構(90)は、
前記トリガー作動部材(91)に一体に設けられた第1永久磁石(M1)が前記フロント板(62)の内面に対向して設けられ、
閉扉時に前記フロント板(62)から突出した前記デッドボルト(70)が貫通して挿入される施錠口(61a)を有する戸口枠側のストライク板(61)の内側に第2永久磁石(M2)が設けられ、
閉扉したときに、前記第1永久磁石(M1)が前記第2永久磁石(M2)に対応して互いに作用する磁力を受けて前記トリガー作動部材(91)を前記トリガー付勢手段(93)の付勢力に抗して作動することを特徴とすることを特徴とする自動施錠装置。 - 前記ロック係止部材(75)は、回動自在に設けられ、前記ロック係止段部(70p)に係止してロック状態とするロック係止杆部(75f)を備え、
前記ラッチ係止部材(85)は、回動自在に設けられ、前記ラッチ突起部(70q)に係止するラッチ係止爪部(85n)と、前記トリガー作動部材(91)に係合して連動させるトリガー係合突部(85t)とを備えることを特徴とする請求項1記載の自動施錠装置。 - 前記ロック係止部材(75)は、前記ロック係止杆部(75f)が前記ロック係止段部(70p)に係止する方向に回動付勢され、
前記ラッチ係止部材(85) は、前記トリガー係合突部(85t)が前記トリガー作動部材(91)に係合する方向に回動付勢されることを特徴とする請求項2記載の自動施錠装置。 - 前記トリガー機構(30,90)は、閉扉時に、前記第1永久磁石(M1)と前記第2永久磁石(M2)が互いに同じ磁極を対向させて斥力を生じさせることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかの項記載の自動施錠装置。
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JP2021079851A JP7061411B2 (ja) | 2017-06-06 | 2021-05-10 | 自動施錠装置 |
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JP2017111368A JP6950929B2 (ja) | 2017-06-06 | 2017-06-06 | 自動施錠装置 |
JP2021079851A JP7061411B2 (ja) | 2017-06-06 | 2021-05-10 | 自動施錠装置 |
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