JP7059614B2 - 受信制御装置、基地局および受信制御方法 - Google Patents

受信制御装置、基地局および受信制御方法 Download PDF

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Description

本技術は、受信制御装置に関する。詳しくは、端末から送信されるフレームを受信するための受信制御装置、基地局およびその受信制御方法に関する。
近年、IoT(Internet of Things)と呼ばれる技術により、様々な場所や物から無線ネットワークを介して情報を収集して分析および解析することにより、状況監視や変化の予兆を推測して、事前の対策や素早い対応を行う社会システムが構築されつつある。このようなシステムにおいては、複数の端末から送信される情報を効率良く受信することが求められる。例えば、プリアンブルとの相関値が閾値以上であったプリアンブル識別子毎にプリアンブルタイミングを検出して、通信を行う基地局が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2017-017487号公報
IoTを利用したシステムにおいては、端末の数が増大することが予想され、1つの基地局が多数の端末を収容するために、基地局の処理性能を向上させることが重要になってくる。一方、処理性能を向上させるためには、設計および製造のコストや消費電力についても併せて考慮する必要がある。
本技術はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、多数の端末を収容する基地局を低コストで実現することを目的とする。
本技術は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、複数のサブ基地局からなる基地局における第1のサブ基地局において受信された制御フレームに含まれる端末識別子を取得する端末識別子取得部と、上記端末識別子に基づいてデータフレームの送信条件を求めて当該送信条件に適合する第2のサブ基地局に対して上記データフレームの受信を指示するデータフレーム受信制御部とを具備する受信制御装置およびその受信制御方法である。これにより、送信条件に適合する第2のサブ基地局に対して受信制御装置からデータフレームの受信を指示するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記データフレーム受信制御部は、上記送信条件として周波数チャネルおよびタイムスロットを求めるようにしてもよい。
また、この第1の側面において、上記データフレーム受信制御部は、上記複数のサブ基地局のうち未だ受信処理が割り当てられていないものを上記第2のサブ基地局として決定するようにしてもよい。
また、この第1の側面において、上記データフレーム受信制御部は、上記複数のサブ基地局において使用される周波数チャネルが分散されるように上記第2のサブ基地局を決定するようにしてもよい。
また、この第1の側面において、上記データフレーム受信制御部は、上記複数のサブ基地局において使用されるタイムスロットが分散されるように上記第2のサブ基地局を決定するようにしてもよい。
また、この第1の側面において、上記データフレーム受信制御部は、上記複数のサブ基地局における信号処理量が分散されるように上記第2のサブ基地局を決定するようにしてもよい。
また、この第1の側面において、上記データフレーム受信制御部は、上記第2のサブ基地局に対して上記データフレームの受信を指示する際に上記端末識別子を配布するようにしてもよい。
また、この第1の側面において、上記データフレーム受信制御部は、上記第2のサブ基地局に対して上記データフレームの受信を指示する際に上記送信条件を配布するようにしてもよい。
また、この第1の側面において、上記複数のサブ基地局のうち所定の条件に適合するものを上記第1のサブ基地局として決定して上記制御フレームの受信を指示する制御フレーム受信制御部をさらに具備してもよい。この場合において、上記制御フレーム受信制御部は、上記所定の条件として、上記第2のサブ基地局よりも広い受信範囲を有する上記第1のサブ基地局を決定するようにしてもよい。
また、この第1の側面において、上記第2のサブ基地局において受信された上記データフレームに含まれるセンサ情報を取得するデータ取得部をさらに具備してもよい。
また、本技術の第2の側面は、制御フレームを受信して当該制御フレームに含まれる端末識別子を受信制御装置に供給する第1のサブ基地局と、上記受信制御装置からの指示に従って上記端末識別子を有する端末からデータフレームを受信する第2のサブ基地局と
を具備する基地局である。これにより、制御フレームとデータフレームを受信するサブ基地局を分散させるという作用をもたらす。
本技術によれば、多数の端末を収容する基地局を低コストで実現することができるという優れた効果を奏し得る。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術の実施の形態における無線通信システムの全体構成の一例を示す図である。 本技術の実施の形態における端末100の構成例を示す図である。 本技術の実施の形態におけるパケット構成部130により構成される制御フレームの一例を示す図である。 本技術の実施の形態におけるパケット構成部130により構成されるデータフレームの一例を示す図である。 本技術の実施の形態における基地局200の第1の設置例を示す図である。 本技術の実施の形態における基地局200の第2の設置例を示す図である。 本技術の実施の形態におけるサブ基地局202の構成例を示す図である。 本技術の実施の形態において想定する周波数チャネルおよびタイムスロットの一例を示す図である。 本技術の実施の形態におけるサブ基地局202の内部構成例を示す図である。 本技術の実施の形態におけるサブ基地局202の割当て決定の第2の例を説明するための図である。 本技術の実施の形態におけるサブ基地局202の割当て決定の第3の例を説明するための図である。 本技術の実施の形態におけるサブ基地局202の割当て決定の第4の例を説明するための図である。 本技術の実施の形態におけるサーバ300の機能構成の一例を示す図である。 本技術の実施の形態における無線通信システムの処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 本技術の実施の形態における端末100の処理手順の一例を示す流れ図である。 本技術の実施の形態におけるサーバ300の処理手順の一例を示す流れ図である。 本技術の実施の形態におけるサブ基地局202の処理手順の一例を示す流れ図である。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.実施の形態
2.変形例
<1.第1の実施の形態>
[無線通信システムの構成]
図1は、本技術の実施の形態における無線通信システムの全体構成の一例を示す図である。
この無線通信システムは複数の端末100と、基地局200と、サーバ300とを備える。端末100は、無線通信を用いて情報を送信する端末である。この端末100は、例えば、センサにより取得した情報を送信することが想定される。基地局200は、複数の端末100から送信された情報を受信する基地局である。サーバ300は、基地局200における受信処理の制御を行う装置である。なお、サーバ300は、特許請求の範囲に記載の受信制御装置の一例である。
基地局200と端末100との間は、無線通信により接続される。この例においては、無線通信として、LPWA(Low Power, Wide Area)方式による無線通信を想定する。このLPWAは、低消費電力でありながら遠距離通信を可能とする無線通信方式であり、以下の特徴を有する。第1に、データ量が少量(例えば数十バイト程度)である。第2に、通信速度は低速(例えば数Kbps程度)である。送信間隔が数分に一度程度であるため、時間をかけて少量データを送ることが可能である。第3に、長距離(例えば数十Km程度)の通信が可能である。低速通信であるため、送信信号の占有帯域は狭くすることができる。具体的には、200KHz以下であることが多い。そのため、帯域内の熱雑音を抑えることが可能であり、信号電力対雑音電力比(SN比)を高くすることができる。第4に、端末の運用コストが低い(例えば年間利用料が数百円程度)。長距離通信が可能であるということは、受信基地局の通信範囲が広いため、通信範囲内にたくさんの端末を収容することが可能となり、端末あたりの基地局負担を低くすることが可能である。
基地局200とサーバ300との間は、LANケーブル等による有線接続が想定されるが、無線LAN等による無線接続であってもよい。
図2は、本技術の実施の形態における端末100の構成例を示す図である。この端末100は、センサ110と、GPS受信部120と、パケット構成部130と、無線制御部140と、無線送信部150とを備える。
GPS受信部120は、GPS(Global Positioning System)に代表される位置測位の信号受信部である。その端末100の位置情報および時刻情報を取得することが可能である。
センサ110は、その端末100の周囲の温度や気圧、その端末100の加速度などを検出するセンサである。
パケット構成部130は、無線信号として送信するフォーマットを構成するものである。送信されるフォーマットとしては、制御フレームおよびデータフレームの2種類を想定する。
無線制御部140は、GPS受信部120によって得られる時刻情報とその端末100の識別子(端末識別子)とに基づいて決定される、タイミングおよび送信周波数により送信が行われるように、無線送信部150を制御するものである。
無線送信部150は、無線制御部140による制御に基づいて、パケット構成部130において構成された無線信号を搬送波に変換して、アンテナを介して放射するものである。
図3は、本技術の実施の形態におけるパケット構成部130により構成される制御フレームの一例を示す図である。
制御フレームは、プリアンブル621およびそれに続くPHYヘッダ622を備える。プリアンブル621は、受信側において無線信号を検出するための固定パターンである。制御フレームのプリアンブル621のパターンは、この例においては、通信システムで1つのパターンを想定する。PHYヘッダ622は、物理層(PHY層)におけるヘッダである。
端末識別子611は、その端末100の識別子である。端末100の識別子としては、例えば、32ビットの識別子が想定される。CRC(Cyclic Redundancy Check)612は、端末識別子611に対して付加される冗長ビットである。この冗長ビットにより、受信側においてデータのエラーを検出することができる。
誤り訂正部131は、パケット構成部130における機能であり、制御フレームに関しては、端末識別子611およびCRC612に対して耐雑音性を高めるための信号処理を行う。代表的な信号処理として、畳み込み符号が挙げられる。この誤り訂正部131による信号処理が施された端末識別子611およびCRC612の情報が、PHYヘッダ622に含まれる。
図4は、本技術の実施の形態におけるパケット構成部130により構成されるデータフレームの一例を示す図である。
データフレームは、プリアンブル641およびそれに続くPHYペイロード642を備える。プリアンブル641は、受信側において無線信号を検出するための固定パターンである。データフレームのプリアンブル641のパターンは、この例においては、端末識別子631によって複数のパターンから1つが選択されることを想定する。PHYペイロード642は、物理層におけるペイロードである。
端末識別子631は、その端末100の識別子である。端末100の識別子としては、例えば、32ビットの識別子が想定される。センサ情報632は、センサ110またはGPS受信部120によって取得された情報であり、例えば、上述の位置情報、時刻情報、温度、気圧、加速度等が想定される。このセンサ情報632としては、例えば数十バイト程度の情報が想定される。CRC633は、端末識別子631およびセンサ情報632に対して付加される冗長ビットである。このCRC633としては、例えば16ビットの符号が想定される。このCRC633により、受信側においてデータのエラーを検出することができる。
誤り訂正部132は、パケット構成部130における機能であり、データフレームに関しては、端末識別子631、センサ情報632およびCRC633に対して耐雑音性を高めるための信号処理を行う。代表的な信号処理として、畳み込み符号やLDPC(Low Density Parity Check)が挙げられる。この誤り訂正部132による信号処理が施された端末識別子631、センサ情報632およびCRC633の情報が、PHYペイロード642に含まれる。
図5は、本技術の実施の形態における基地局200の第1の設置例を示す図である。
基地局200が多数の端末100を収容するためには、基地局200の処理能力に高い性能が求められることになる。例えば、国内においてLPWAに使用される周波数として有望な920MHz帯では、200KHzのチャネルが38チャネル定義されている。端末100が200ms長のパケットを送信すると仮定すると、基地局200は200ms以内に38チャネル分の端末のパケットを処理しなければ、次の200msのパケットを処理することができない。したがって、5.3ms(=200ms/38チャネル)の間に1つのパケットを処理する必要がある。パケット処理は、無線信号の検出および同期、フレーム再構成、誤り訂正、エラー検出から構成されるが、特に検出および同期の処理は信号の伝送速度をオーバーサンプリングした状態で行うため処理量が多い。特に、検出に用いる固定パターンが複数存在する場合には、それぞれを並列で処理する必要があるため、処理量が増加する。また、誤り訂正もLDPCなど誤り訂正能力の高い技術では処理量が大きくなる。
そこで、この実施の形態においては、基地局200内に複数のサブ基地局202を想定し、これらが処理を分担することにより、個々のサブ基地局202の処理量を軽減して、コストの低いサブ基地局202により通信システムを構築する。ただし、基地局200の設置には、電源の確保、重量の制約、設置場所の確保などを考慮する必要がある。
この基地局200の第1の設置例では、基地局200の設置場所として1個所に設置可能な場合を想定している。この場合、複数のサブ基地局202を集中して配置し、アンテナ201を共有することができる。
図6は、本技術の実施の形態における基地局200の第2の設置例を示す図である。
この基地局200の第2の設置例では、複数のサブ基地局202が、互いに近傍の異なる場所に設置されることを想定している。この場合、複数のサブ基地局202には、それぞれ独自のアンテナ201が接続されることになる。
何れの設置例においても、複数のサブ基地局202は、それぞれがサーバ300に接続され、サーバ300から受信制御の指示を受ける。なお、複数のサブ基地局202の各々は、処理能力が互いに異なるものであってもよい。
図7は、本技術の実施の形態におけるサブ基地局202の構成例を示す図である。このサブ基地局202は、無線受信部210と、信号処理部220と、有線通信部230とを備える。
無線受信部210は、アンテナ201によって受信した信号をデジタル信号に変換するものである。複数の周波数について受信可能な場合、アナログ信号からデジタル信号に変換する際に、指定された周波数チャネルのみをデジタル信号に変換する。
信号処理部220は、サーバ300によって指定されたフォーマットの信号処理を行うものである。データフレームの信号処理を行う場合は、サーバ300から提供された受信すべき端末識別子に基づいて、周波数、タイミング、プリアンブルのパターンを事前に決定し、データフレームの受信を行うことにより、必要となる処理量を削減することができる。
有線通信部230は、サーバ300との送受信を制御するものである。
[端末による周波数チャネルおよびタイムスロットの決定]
図8は、本技術の実施の形態において想定する周波数チャネルおよびタイムスロットの一例を示す図である。この例では、横方向に時刻、縦方向に周波数を示している。
周波数としては、制御フレーム620のためのf0およびf1の2つの周波数チャネルと、データフレーム640のためのf2乃至f5の4つの周波数チャネルの、計6つの周波数チャネルを想定している。
時刻としては、制御フレーム620のためには6つのタイムスロットcts(control time slot)を想定し、データフレーム640のためには5つのタイムスロットdts(data time slot)を想定している。
これら周波数チャネルおよびタイムスロットは、端末100毎に決定されて使用される。端末100は、GPS受信部120において時刻情報を受けており、端末100同士の間で同期がとれている。そして、以下のように自身の端末識別子を利用して、周波数チャネルおよびタイムスロットを決定することができる。
端末100は、データフレーム640に先立って制御フレーム620を送信する。制御フレーム620の周波数チャネルは、例えば、以下のように決定される。自身の端末識別子の下位1ビットが「0」の場合、最初にf0を用いて送信し、次の制御フレーム620を送信するときはf1を用いて送信し、その次はf0を用いて送信する、というように交互に周波数チャネルを切り替える。逆に、下位1ビットが「1」の場合には、最初にf1を用いて送信し、次の制御フレーム620を送信するときはf0を用いて送信し、その次はf1を用いて送信する、というように交互に周波数チャネルを切り替える。
制御フレーム620のタイムスロットは、例えば、以下のように決定される。制御フレームのタイムスロットctsの周期をNctsとした場合、端末識別子が32ビットであると想定すると、自身の端末識別子の下位1ビットを除いた31ビットをNctsによって除算した剰余値を示すctsのタイムスロットにおいて送信するものとする。なお、この例においては、Nctsは「6」である。
端末100は、制御フレーム620に続いてデータフレーム640を送信する。データフレーム640の周波数チャネルは、例えば、以下のように決定される。データフレームを送信可能な周波数の個数がNfである場合、自身の端末識別子の一部をNfによって除算した剰余値を示す周波数チャネルを用いて送信するものとする。なお、この例においては、Nfは「4」である。
データフレーム640のタイムスロットは、例えば、以下のように決定される。データフレーム用のタイムスロットdtsの周期をNdtsとした場合、自身の端末識別子の一部をNdtsによって除算した剰余値を示すdtsのタイムスロットにおいて送信するものとする。なお、この例においては、Ndtsは「5」である。
これにより、端末100から送信されるフレームは、理想的には、周波数チャネルの数およびタイムスロットの数を掛け合わせた数に分散されることになる。異なる端末100同士が同じ周波数チャネルおよびタイムスロットを使用することは起こり得るが、その場合であっても異なるプリアンブルを用いることによりそれぞれを検出することが可能である。また、誤り訂正を施しているため、衝突により受信感度が低下してもある程度までは受信可能である。
[サーバによるサブ基地局の決定]
図9は、本技術の実施の形態におけるサブ基地局202の内部構成例を示す図である。
上述のように、端末100は自身の端末識別子を用いて周波数チャネルおよびタイムスロットを決定し、制御フレーム620およびデータフレーム640を送信する。そのため、サブ基地局202は、複数の周波数チャネルについて同時に受信できるように以下のような内部構成を有する。
無線受信部210は、アナログフロントエンド211と、複数のバンドパスフィルタ212とを備える。信号処理部220は、複数のプリアンブル検出部221と、複数のデコーダ222とを備える。なお、バンドパスフィルタ212、プリアンブル検出部221およびデコーダ222の数は同数である。
アナログフロントエンド211は、アンテナ201によって受信した信号を、デジタル信号に変換するものである。このアナログフロントエンド211は、アナログ信号を取り扱うため、専用のハードウェアによって構成されることが一般的である。
バンドパスフィルタ212は、指定された周波数チャネルのみを取り出すものである。このバンドパスフィルタ212は、デジタル信号を扱うため、ソフトウェアによって構成することが可能であり、複数の周波数チャネルを指定された場合には、複数のバンドパスフィルタ212によって並列に実行することができる。
アナログフロントエンド211の出力では複数の周波数チャネルが含まれるが、バンドパスフィルタ212を通過した後は特定の周波数チャネルのみを扱うことが可能となる。したがって、無線受信部210のソフトウェア処理量は、必要とされるバンドパスフィルタ212の個数によって決まる。ここで、処理が必要とされるタイムスロット数をN(T)とし、1タイムスロットの時間で1つのバンドパスフィルタ212が処理するのに要する処理量をP(BPF)とし、このサブ基地局202に受信するように指定された周波数チャネルの数をN(F)とする。このとき、サブ基地局202の無線受信部210の処理量は、次式により表される。
N(T)×N(F)×P(BPF)
プリアンブル検出部221は、事前に設定されたプリアンブルの検出を行うものである。このプリアンブル検出部221は、受信信号と事前に設定されたプリアンブルとの相関を計算することにより、そのプリアンブルを持つパケットが存在するか否かを判定する。事前に設定されるプリアンブルは、制御フレームを受信するサブ基地局においては制御フレーム用のシステム固有のプリアンブルパターンであり、データフレームを受信するサブ基地局においては受信指定された端末識別子から算出されるプリアンブルパターンである。
デコーダ222は、検出されたパケットの復調を行うものである。このデコーダ222は、誤り訂正の復号およびCRC算出により、受信フレームが正しいデータであるか否かを判断する。正しいと判断された受信フレームの端末識別子やセンサ情報は、有線通信部230を介してサーバ300に報告される。
データフレームを受信する場合、データフレームごとにプリアンブルとデータの中身が異なるため、プリアンブル検出部221およびデコーダ222は、データフレームの個数分必要になる。したがって、信号処理部220のソフトウェア処理量は、例えば、次式のようになる。ここで、処理が必要とされるタイムスロット数をN(T)、1タイムスロットの時間でプリアンブル検出部221およびデコーダ222の処理に必要な処理量をP(PD)、受信するデータフレームの個数をN(Frame)とする。
N(T)×N(Frame)×P(PD)
したがって、サブ基地局202の全体の処理量は、
N(T)×N(F)×P(BPF)+N(T)×N(Frame)×P(PD)
となる。サーバ300は、上式に示される全体の処理量を複数のサブ基地局202に分散させるように、サブ基地局202に受信処理を割り当てる。
サブ基地局202の割当て決定の第1の例としては、受信処理を割り当てられていないサブ基地局202が存在する場合、そのサブ基地局202に受信処理を割当てることが考えられる。これにより、特定のサブ基地局202に受信処理が集中しないように制御することが可能となる。
図10は、本技術の実施の形態におけるサブ基地局202の割当て決定の第2の例を説明するための図である。
サブ基地局202の割当て決定の第2の例としては、無線受信部210の処理を周波数チャネル毎に分散するように受信処理を割り当てる。具体例として、サーバ300が制御フレームを受信して、受信すべきデータフレームの周波数チャネルおよびタイムスロットを算出した結果が同図のようであった場合を想定する。この場合、サブ基地局202毎に受信する周波数チャネルを割り当てる。サブ基地局202が4台ある場合は、サブ基地局202毎に周波数チャネルを割り当てることによって、特定のサブ基地局202に受信処理が集中しない制御が可能となる。周波数チャネルよりもサブ基地局202の数が少ない場合は、1つのサブ基地局202に複数の周波数チャネルを割り当てる。同図の例において、例えば2台のサブ基地局202により処理を行う場合には、f2およびf3を1つのサブ基地局202に割り当て、f4およびf5をもう1つのサブ基地局202に割り当てる。
図11は、本技術の実施の形態におけるサブ基地局202の割当て決定の第3の例を説明するための図である。
サブ基地局202の割当て決定の第3の例としては、無線受信部210の処理をタイムスロット毎に分散するように受信処理を割当てる。具体例として、サーバ300が制御フレームを受信して、受信すべきデータフレームの周波数チャネルおよびタイムスロットを算出した結果が同図のようであった場合を想定する。この場合、サブ基地局202毎に受信するタイムスロットを割り当てることにより、特定のサブ基地局202に受信処理が集中しない制御が可能となる。
図12は、本技術の実施の形態におけるサブ基地局202の割当て決定の第4の例を説明するための図である。
サブ基地局202の割当て決定の第4の例としては、信号処理部220の処理を分散するように受信処理を割当てる。具体的には、具体例として、サーバ300が制御フレームを受信して、受信すべきデータフレームの周波数チャネルおよびタイムスロットを算出した結果が同図のようであった場合を想定する。この場合、2台のサブ基地局202を周波数チャネルf3に割り当て、他の2台のサブ基地局202を周波数チャネルf4に割り当てる。そして、該当するタイムスロットにおいて、指定された端末識別子から予め取り決められた仕様により決定されるプリアンブルパターンを用いて信号処理を行うことにより、特定のサブ基地局202に受信処理が集中しない制御が可能となる。
なお、サブ基地局202の決定方法は、ここに例示した4つの決定方法を適宜組み合わせたものであってもよい。
[動作]
図13は、本技術の実施の形態におけるサーバ300の機能構成の一例を示す図である。ここでは、サーバ300の機能として、制御フレーム受信制御部310と、端末識別子取得部320と、データフレーム受信制御部330と、データ取得部340とを想定する。
制御フレーム受信制御部310は、複数のサブ基地局202のうち所定の条件に適合するものを、制御フレームの受信のためのサブ基地局として決定して、制御フレームの受信を指示するものである。この例では、サブ基地局#C(203)を制御フレームの受信のためのサブ基地局として決定した場合を想定している。制御フレーム受信制御部310は、サブ基地局203に対して、例えば、受信周波数がf0およびf1であり、受信フォーマットが制御フレームである旨を設定して制御を行う。このサブ基地局203として決定するための条件としては、基地局200内の他のサブ基地局202よりも広い受信範囲を有するものであることが望ましい。なお、制御フレームの受信のためのサブ基地局203は、特許請求の範囲に記載の第1のサブ基地局の一例である。
端末識別子取得部320は、サブ基地局203において受信された制御フレームから、その制御フレームに含まれる端末識別子を取得するものである。すなわち、この端末識別子は、その制御フレームを送信した端末100の端末識別子であり、その後、その端末100からデータフレームが送信されることが予想される。
データフレーム受信制御部330は、端末識別子取得部320によって取得された端末識別子に基づいてデータフレームの送信条件を求めて、その送信条件に適合するサブ基地局に対してデータフレームの受信を指示するものである。この例では、サブ基地局#D(204)をデータフレームの受信のためのサブ基地局として決定した場合を想定している。データフレーム受信制御部330は、端末100の送信条件として、周波数、時刻、プリアンブルパターン等を計算する。なお、データフレームの受信のためのサブ基地局204は、特許請求の範囲に記載の第2のサブ基地局の一例である。
データ取得部340は、サブ基地局204において受信されたデータフレームから、そのデータフレームに含まれるセンサ情報を取得するものである。ここで、センサ情報は、端末100のセンサ110またはGPS受信部120によって取得された情報であり、例えば、上述の位置情報、時刻情報、温度、気圧、加速度等が想定される。
図14は、本技術の実施の形態における無線通信システムの処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
サーバ300は、複数のサブ基地局202のうち所定の条件に適合するものを、制御フレームの受信のためのサブ基地局203として割り当てて、制御フレームの受信を指示する(ステップS811)。
端末100は、自身の端末識別子に基づいて制御フレームを送信する(ステップS812)。サブ基地局203は、サーバ300からの指示に基づいて制御フレームを受信して、その結果をサーバ300に報告する(ステップS813)。
サーバ300は、サブ基地局203において受信された制御フレームから端末識別子を取得し、その端末識別子に基づいてデータフレームの送信条件を求める(ステップS814)。そして、サーバ300は、その送信条件に適合するサブ基地局204に対してデータフレームの受信を指示する(ステップS815)。
端末100は、自身の端末識別子に基づいてデータフレームを送信する(ステップS816)。 サブ基地局204は、サーバ300からの指示に基づいてデータフレームを受信して、その結果をサーバ300に報告する(ステップS817)。これにより、サーバ300は、データフレームに含まれるセンサ情報を取得する。
図15は、本技術の実施の形態における端末100の処理手順の一例を示す流れ図である。
端末100は、GPS信号を受信して、その端末100の位置情報および時刻情報を取得する(ステップS911)。そして、端末100は、その時刻情報に同期してタイムスロットを決定する(ステップS912)。
端末100は、自身の端末識別子に基づいて制御フレームを送信すべき周波数チャネルを決定する(ステップS913)。また、端末100は、自身の端末識別子に基づいて制御フレームを送信すべきタイムスロットを決定する(ステップS914)。そして、端末100は、このようにして決定された周波数チャネルおよびタイムスロットを用いて制御フレームを送信する(ステップS915)。
端末100は、自身の端末識別子に基づいてデータフレームを送信すべき周波数チャネルを決定する(ステップS916)。また、端末100は、自身の端末識別子に基づいてデータフレームを送信すべきタイムスロットを決定する(ステップS917)。そして、端末100は、このようにして決定された周波数チャネルおよびタイムスロットを用いてデータフレームを送信する(ステップS918)。
図16は、本技術の実施の形態におけるサーバ300の処理手順の一例を示す流れ図である。
サーバ300は、複数のサブ基地局202のうち所定の条件に適合するものを、制御フレームの受信のためのサブ基地局203として決定する(ステップS931)。そして、サーバ300は、サブ基地局203に対して、制御フレームを受信する制御情報を設定する(ステップS932)。
サーバ300は、サブ基地局203から制御フレーム受信の報告を受けると(ステップS933:Yes)、その制御フレームに含まれる端末識別子を取得し、その端末識別子に基づいてデータフレームの送信条件を求める(ステップS934)。そして、サーバ300は、その送信条件に適合するサブ基地局204を決定し(ステップS935)、そのサブ基地局204に端末識別子を配布してデータフレームの受信を指示する(ステップS936)。その結果、サブ基地局204からデータフレームの受信報告を受けると(ステップS937:Yes)、一連の処理を終了する。
なお、サーバ300がデータフレームの送信条件を求める際には(ステップS934)、制御フレームに含まれる端末識別子に基づいてデータフレームの周波数チャネルおよびタイムスロットを計算する。このように計算された周波数チャネルおよびタイムスロットに適合するサブ基地局がデータフレームを受信するサブ基地局204として決定される(ステップS935)。この実施の形態においては、サーバ300からサブ基地局204に配布する情報を抑えるために、制御フレームに含まれる端末識別子のみを配布する。この場合、サブ基地局204は、その端末識別子に基づいてデータフレームの周波数チャネル、タイムスロットおよびプリアンブルパターンを計算して、送信条件を設定する。
図17は、本技術の実施の形態におけるサブ基地局202の処理手順の一例を示す流れ図である。
サブ基地局202は、サーバ300から制御フレームまたはデータフレームの受信の指示を受けると(ステップS921:Yes)、そのサーバ300からの指示に基づいて端末100から送信される送信条件を計算して設定する(ステップS922)。そして、サブ基地局202は、この送信条件に合わせて受信処理を行い(ステップS923)、その受信結果をサーバ300に報告する(ステップS924)。
制御フレームを受信するサブ基地局203の場合、ステップS922において、制御フレーム用のシステム固有のプリアンブルパターンと受信信号の相関を計算する。この場合、受信する周波数をf0およびf1の2つに限定し、制御フレーム検出のために相関を計算するプリアンブル候補を1つに限定すれば、処理量を抑えることができ、低消費電力かつ低コストによる実現が可能である。そして、ステップS923において、制御フレームを受信するサブ基地局203の場合、検出した制御フレームのPHYヘッダ622の信号処理を行い、受信した制御フレームから端末識別子を取得する。そして、取得した端末識別子をサーバ300に報告する。
データフレームを受信するサブ基地局204の場合、ステップS922において、端末100がデータフレームを送信してくる送信条件を計算する。この送信条件には、周波数、時刻、プリアンブルパターン等が含まれる。そして、ステップS923において、該当する周波数、時刻において、該当するプリアンブルパターンによりデータフレームの検出を行う。データフレームを受信したサブ基地局204は、PHYペイロード642の信号処理を行い、受信したデータフレームから端末識別子およびセンサ情報を取得する。そして、取得した端末識別子およびセンサ情報をサーバ300に報告する。
このように、本技術の実施の形態では、制御フレームに含まれる端末識別子から求められたデータフレームの送信条件に適合するサブ基地局202に対して、サーバ300がデータフレームの受信を指示する。これにより、基地局200を複数のサブ基地局202により構成して、処理を分散することができる。
すなわち、複数のサブ基地局202によって1つの基地局を構成することにより、コストの低い無線通信ステムを構築することが可能となる。また、個々のサブ基地局202の処理能力を制限することができ、サブ基地局202は汎用演算装置を用いながら熱対策などの周辺構成要素に対するコストを低減することが可能である。また、基地局200の受信範囲内の端末100の増加に応じて、サブ基地局202を増設することにより対応が可能である。そして、それぞれのサブ基地局202がサーバ300を介して協調動作を行うことにより、サブ基地局202の増設が容易になる。
<2.変形例>
上述の実施の形態では、データフレームの受信のためのサブ基地局204に対するサーバ300からの指示には端末識別子を配布していた(ステップS936)。この場合、例えば32ビットの端末識別子を配布することにより、サブ基地局204において送信条件として、周波数、時刻、プリアンブルパターンが計算される。これに対し、変形例として、サーバ300から送信条件の内容をサブ基地局204に配布するようにしてもよい。この場合、サーバ300からサブ基地局204に配布される情報量は増えるが、基地局200とサーバ300との間の接続態様によっては実現可能である。この場合、サブ基地局204における送信条件の計算は不要となる。
なお、上述の実施の形態は本技術を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本技術の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本技術は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
また、上述の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。この記録媒体として、例えば、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、DVD(Digital Versatile Disc)、メモリカード、ブルーレイディスク(Blu-ray(登録商標)Disc)等を用いることができる。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって、限定されるものではなく、また、他の効果があってもよい。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)複数のサブ基地局からなる基地局における第1のサブ基地局において受信された制御フレームに含まれる端末識別子を取得する端末識別子取得部と、
前記端末識別子に基づいてデータフレームの送信条件を求めて当該送信条件に適合する第2のサブ基地局に対して前記データフレームの受信を指示するデータフレーム受信制御部と
を具備する受信制御装置。
(2)前記データフレーム受信制御部は、前記送信条件として周波数チャネルおよびタイムスロットを求める
前記(1)に記載の受信制御装置。
(3)前記データフレーム受信制御部は、前記複数のサブ基地局のうち未だ受信処理が割り当てられていないものを前記第2のサブ基地局として決定する
前記(1)または(2)に記載の受信制御装置。
(4)前記データフレーム受信制御部は、前記複数のサブ基地局において使用される周波数チャネルが分散されるように前記第2のサブ基地局を決定する
前記(1)または(2)に記載の受信制御装置。
(5)前記データフレーム受信制御部は、前記複数のサブ基地局において使用されるタイムスロットが分散されるように前記第2のサブ基地局を決定する
前記(1)または(2)に記載の受信制御装置。
(6)前記データフレーム受信制御部は、前記複数のサブ基地局における信号処理量が分散されるように前記第2のサブ基地局を決定する
前記(1)または(2)に記載の受信制御装置。
(7)前記データフレーム受信制御部は、前記第2のサブ基地局に対して前記データフレームの受信を指示する際に前記端末識別子を配布する
前記(1)または(2)に記載の受信制御装置。
(8)前記データフレーム受信制御部は、前記第2のサブ基地局に対して前記データフレームの受信を指示する際に前記送信条件を配布する
前記(1)または(2)に記載の受信制御装置。
(9)前記複数のサブ基地局のうち所定の条件に適合するものを前記第1のサブ基地局として決定して前記制御フレームの受信を指示する制御フレーム受信制御部をさらに具備する前記(1)から(8)のいずれかに記載の受信制御装置。
(10)前記制御フレーム受信制御部は、前記所定の条件として、前記第2のサブ基地局よりも広い受信範囲を有する前記第1のサブ基地局を決定する
前記(9)に記載の受信制御装置。
(11)前記第2のサブ基地局において受信された前記データフレームに含まれるセンサ情報を取得するデータ取得部をさらに具備する前記(1)から(10)のいずれかに記載の受信制御装置。
(12)制御フレームを受信して当該制御フレームに含まれる端末識別子を受信制御装置に供給する第1のサブ基地局と、
前記受信制御装置からの指示に従って前記端末識別子を有する端末からデータフレームを受信する第2のサブ基地局と
を具備する基地局。
(13)複数のサブ基地局からなる基地局における第1のサブ基地局において受信された制御フレームに含まれる端末識別子を取得する端末識別子取得手順と、
前記端末識別子に基づいてデータフレームの送信条件を求めて当該送信条件に適合する第2のサブ基地局に対して前記データフレームの受信を指示するデータフレーム受信制御手順と
を具備する受信制御方法。
100 端末
110 センサ
120 GPS受信部
130 パケット構成部
131、132 誤り訂正部
140 無線制御部
150 無線送信部
200 基地局
201 アンテナ
202~204 サブ基地局
210 無線受信部
211 アナログフロントエンド
212 バンドパスフィルタ
220 信号処理部
221 プリアンブル検出部
222 デコーダ
230 有線通信部
300 サーバ
310 制御フレーム受信制御部
320 端末識別子取得部
330 データフレーム受信制御部
340 データ取得部

Claims (12)

  1. 複数のサブ基地局からなる基地局における第1のサブ基地局において端末から受信された制御フレームに含まれる前記端末の端末識別子を取得する端末識別子取得部と、
    前記端末識別子に基づいてデータフレームの送信条件を求めて当該送信条件に適合する第2のサブ基地局に対して前記端末からの前記データフレームの受信を指示するデータフレーム受信制御部と
    を具備し、
    前記制御フレームおよび前記データフレームの周波数チャネルおよびタイムスロットは、前記端末において前記端末識別子のビットパターンに基づいて決定される
    受信制御装置。
  2. 前記データフレーム受信制御部は、前記複数のサブ基地局のうち未だ受信処理が割り当てられていないものを前記第2のサブ基地局として決定する
    請求項1記載の受信制御装置。
  3. 前記データフレーム受信制御部は、前記複数のサブ基地局において使用される周波数チャネルが分散されるように前記第2のサブ基地局を決定する
    請求項1記載の受信制御装置。
  4. 前記データフレーム受信制御部は、前記複数のサブ基地局において使用されるタイムスロットが分散されるように前記第2のサブ基地局を決定する
    請求項1記載の受信制御装置。
  5. 前記データフレーム受信制御部は、前記複数のサブ基地局における信号処理量が分散されるように前記第2のサブ基地局を決定する
    請求項1記載の受信制御装置。
  6. 前記データフレーム受信制御部は、前記第2のサブ基地局に対して前記データフレームの受信を指示する際に前記端末識別子を配布する
    請求項1記載の受信制御装置。
  7. 前記データフレーム受信制御部は、前記第2のサブ基地局に対して前記データフレームの受信を指示する際に前記送信条件を配布する
    請求項1記載の受信制御装置。
  8. 前記複数のサブ基地局のうち所定の条件に適合するものを前記第1のサブ基地局として決定して前記制御フレームの受信を指示する制御フレーム受信制御部をさらに具備する請求項1記載の受信制御装置。
  9. 前記制御フレーム受信制御部は、前記所定の条件として、前記第2のサブ基地局よりも広い受信範囲を有する前記第1のサブ基地局を決定する
    請求項記載の受信制御装置。
  10. 前記第2のサブ基地局において受信された前記データフレームに含まれるセンサ情報を取得するデータ取得部をさらに具備する請求項1記載の受信制御装置。
  11. 端末から制御フレームを受信して当該制御フレームに含まれる前記端末の端末識別子を受信制御装置に供給する第1のサブ基地局と、
    前記受信制御装置からの指示に従って前記端末識別子を有する前記端末からデータフレームを受信する第2のサブ基地局と
    を具備し、
    前記制御フレームおよび前記データフレームの周波数チャネルおよびタイムスロットは、前記端末において前記端末識別子のビットパターンに基づいて決定される
    基地局。
  12. 複数のサブ基地局からなる基地局における第1のサブ基地局において端末から受信された制御フレームに含まれる前記端末の端末識別子を取得する端末識別子取得手順と、
    前記端末識別子に基づいてデータフレームの送信条件を求めて当該送信条件に適合する第2のサブ基地局に対して前記端末からの前記データフレームの受信を指示するデータフレーム受信制御手順と
    を具備し、
    前記制御フレームおよび前記データフレームの周波数チャネルおよびタイムスロットは、前記端末において前記端末識別子のビットパターンに基づいて決定される
    受信制御方法。
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