JP7059100B2 - 放射線撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放射線撮影装置に関する。
近年、医療画像診断や非破壊検査に用いる放射線撮影装置として、半導体センサを使用してデジタル画像を取得する装置の普及が進められている。これにより、従来の感光性フィルムによる画像取得と異なり、取得画像を瞬時に確認できることで作業効率の向上が実現できている。
このような撮影装置として、迅速かつ広範囲な部位の撮影を可能にするため、薄型で軽量な可搬型の撮影装置、いわゆる電子カセッテが開発されている。特に近年では、可搬性を増すために、ケーブル接続のいらないワイヤレスタイプの撮影装置が開発されている。このようなタイプの撮影装置の場合、電力を供給するための電源である充電池が内蔵、又は、着脱できる構成となり、従来の装置より高い可搬性を有している。
電子カセッテ型の撮影装置は、可搬性を有するため、ストレッチャーやベッドに載せたまま患者を撮影することもでき、撮影装置の位置を変更することにより撮影箇所を調整することができるため、動けない患者に対しても柔軟に対処することができる。
ところで、撮影装置に収容された放射線検出器は、例えば、ガラス基板上に回路が形成されているが、落下等による衝撃が加わると損傷するおそれがある。また、構造部材や内部の電気部品等も損傷するおそれがある。
ここで、特許文献1には、可搬型画像検出器に用いられるカバーが記載されている。特許文献1の可搬型画像検出器は、撮影時にカバーに挿入される。特許文献2には、筐体の側面に緩衝部材が設けている可搬型放射線画像撮影装置が記載されている。特許文献3には、筐体本体の底面の両端部に厚み方向に傾斜する傾斜面が形成されている放射線画像撮影装置が記載されている。
特開2006-293368号公報 特開2010-133892号公報 特開2002-82172号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、可搬型画像検出器がカバーに挿入されていない場合、カバーに挿入されている場合と比べて、耐衝撃性が劣る。また、特許文献2の可搬型放射線画像撮影装置を、被検者用のベッドの上等に載置して位置合わせのために移動させる場合、可搬型放射線画像撮影装置の側面に設けられた緩衝部材に対してベッドの表面との摩擦力が強く働く場合がある。したがって、特許文献2の可搬型放射線画像撮影装置は、動かしにくく、位置合わせが困難になる場合がある。また、特許文献3の放射線画像撮影装置は、所定の耐衝撃性を有するが、更なる耐衝撃性の向上を求められる場合がある。
本発明は、位置合わせが容易であり耐衝撃性に優れた放射線撮影装置の提供を目的とする。
本発明の放射線撮影装置は、入射した放射線を検出して画像信号に変換する放射線検出器と、前記放射線検出器を収容し、前記放射線が入射する入射面とは反対側の背面と側面との間に、前記背面よりも前記入射面の方向に退いた形状の面逃げ部を有する外装部材と、前記外装部材の前記側面を覆う側面部と、前記側面部と接続し、前記面逃げ部の前記側面側の端部を覆い、前記面逃げ部の前記背面側の端部を露出させる第1の延出部と、を有し、弾性材料からなる保護部材と、を有する。
本発明によれば、位置合わせが容易であり耐衝撃性に優れた放射線撮影装置を提供することができる。
放射線撮影装置の外観の一例を示す三面図である。 放射線撮影装置の断面の一例を示す図である。 放射線撮影装置の一部断面の一例を示す図である。 放射線撮影装置の一部断面の一例を示す図である。 放射線撮影装置の一部断面の一例を示す図である。 放射線撮影装置の一部断面の一例を示す図である。 放射線撮影装置の一部断面の一例を示す図である。 放射線撮影装置の一部断面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
放射線撮影装置100は、図示しない放射線発生装置によって発射され被写体を透過した放射線を、放射線検出器であるセンサパネル101によって検出して二次元画像データを生成するものである。放射線撮影装置100で取得された画像は、外部に転送され、モニタ上等に表示され検査、診断等に使用される。本明細書では、X線だけでなく、α線、β線、γ線、粒子線、宇宙線等も、放射線に含まれるものとする。
図1は、放射線撮影装置100の外観の一例を示す三面図である。図1(a)は、放射線撮影装置100の放射線の入射面160側から見た放射線撮影装置100の平面図である。図1(b)は、図1(a)のX方向から見た放射線撮影装置100の側面図である。図1(c)は、図1(a)のY方向から見た放射線撮影装置100の側面図である。図2は、図1(a)のA-Aにおける放射線撮影装置100の断面の一例を示す図であり、放射線撮影装置100の内部の断面を模式的に示している。
放射線撮影装置100は、センサパネル101と、ケーブル102と、信号処理基板103と、制御基板104と、充電池105と、外部通信コネクタ106と、UIF(ユーザインタフェイス)部107と、背面構造体108とを有する。また、放射線撮影装置100は、外装部材110と、保護部材150とを有する。
センサパネル101は、入射した放射線を検出して画像信号に変換する放射線検出器である。センサパネル101は、例えば、矩形平面形状であってマトリクス状に多数の光電変換素子(センサ)が配置されたセンサ基板、及び、センサ基板に組み合わされる蛍光体層(シンチレータ層)等から構成され、いわゆる、間接変換型の放射線検出器である。ただし、センサパネル101は、間接変換型に限らない。センサパネル101は、a-Se(アモルファスセレン半導体)等からなる変換素子及びTFT(Thin Film Transistor)等の電気素子が二次元に配置されている変換素子部からなる、いわゆる直接変換型の放射線検出器でもよい。また、センサパネル101は、間接変換型や直接変換型に限定されることもない。
ケーブル102は、センサパネル101と信号処理基板103とを電気的に接続する。ケーブル102の代わりにフレキシブル回路基板等を使用してもよい。
信号処理基板103は、センサパネル101から受ける信号に基づいた処理を行う。信号処理基板103は、制御基板104と電気的に接続する。
制御基板104は、放射線撮影装置100についての各種の制御を行う。
充電池105は、放射線撮影装置100の各部に必要な電力を供給する。
外部通信コネクタ106は、外部からの有線接続での電力の供給や、外部装置との電気信号のやり取りを行うためのインタフェースである。
UIF部107は、ユーザへ向けての情報を表示する表示部107aやユーザが入力するボタン等を備えた操作部等を有する。
背面構造体108は、センサパネル101の背面(フロントカバー部材120側とは反対側の面であり、図2における下側)に配置され、支持機能、遮へい機能、電磁波シールド機能等の少なくとも1つの機能を担う。背面構造体108は、機能ごとに異なる部材を用意し、これらの部材で仕立てられた複合体としてもよい。支持機能は、センサパネル101を固定保持する機能である。遮へい機能は、センサパネル101を透過した余剰のX線等の放射線から電気部品を防護するための機能である。電磁波シールド機能は、センサパネル101に影響する内外の電気的ノイズを減弱させるための機能である。
外装部材110は、箱型の外装構造体であり、放射線撮影装置100の外観の一部となる。外装部材110は、センサパネル101と、ケーブル102と、信号処理基板103と、制御基板104と、充電池105とを収容している。外装部材110は、フロントカバー部材120とバックカバー部材130とを有する。
フロントカバー部材120は、放射線の入射面160側に配置される。バックカバー部材130部材は、背面161側(入射面160の対向面側)に配置される。入射面160は、放射線撮影装置100が撮影する場合に放射線が入射する外装部材110の面である。背面161は、入射面160とは反対側の外装部材110の面である。本実施形態の外装部材110は、フロントカバー部材120及びバックカバー部材130の組み合わせによって、外装部材110として必要な剛性・強度が得られる。
フロントカバー部材120は、板状であり、フロントカバー部材120の表面が入射面160となる。フロントカバー部材120は、撮影対象の放射線情報が透過する部材であって放射線透過率の高さが求められる。放射線としてX線が使われる場合、フロントカバー部材120は、撮影対象のX線情報が透過する部材であってX線透過率の高さが求められる。また、外装部材110としての要求に応じた剛性(弾性率)の高さが必要になる。フロントカバー部材120は、カーボン、樹脂材料を主に使った材料で作られる。ただし、フロントカバー部材120は、金属材料ほどではないが比較的に弾性率の高い繊維強化樹脂材料等で作られてもよい。
本実施形態では、フロントカバー部材120は、カーボン繊維強化樹脂(CFRP)で作られている。フロントカバー部材120は板状に成型された材料を切り出して製造されたものである。このCFRP材料は、代表的には、カーボン繊維を整列させたり編み込んだりして構成したシートに樹脂材料を含浸させ、熱をかけて固形化する製造方法が知られる。実際には、要求される強度や板厚に応じて、シートを複数枚重ねて固形化した板状の材料を用いる。板状の材料を用い切削加工で外形を形成するこの作り方により、外形をカスタム形状に作り込む専用の型を用意することなく製造可能な方法となり、大量生産を行わない製品においては比較的安価なコストで製造できるメリットがある。
バックカバー部材130は、構造体としての剛性・強度の高さを求められる。軽量化と強度についてバランス良く仕立てる要求に応じて、アルミニウム合金やマグネシウム合金、繊維強化樹脂、繊維強化金属等の比較的に弾性率の高い材料で作られる。
以下、図3乃至図6を参照して、外装部材110及び保護部材150の詳細を説明する。図3は、図1のB-Bにおける放射線撮影装置100の断面の一例を示す図である。図4は、図1のC-Cにおける放射線撮影装置100の断面の一例を示す図である。図5は、図1のD-Dにおける放射線撮影装置100の断面の一例を示す図である。図6は、図1のE-Eにおける放射線撮影装置100の断面の一例を示す図である。図3乃至図6では、説明に不要な構成部品は省略してある。
バックカバー部材130は、底面部131と側壁部132とを有する。底面部131は、放射線撮影装置100の外形と略一致するフットプリントとなる矩形の部位である。側壁部132は、底面部131の各辺から底面部131に対して立ち上がる形状である。バックカバー部材130は、底面部131と側壁部132とによって矩形の器状に形成されている。側壁部132の側面とフロントカバー部材120の端面121とが、外装部材110の側面162を構成する。外装部材110の側面162を、外装部材110の外縁とも呼ぶ。
底面部131の背面が外装部材110の背面161となる。背面161は、放射線撮影装置100を、ベッドや検査用の台に載置した場合に、ベッドや検査用の台に接触する。また、底面部131には、面逃げ部163が設けられている。面逃げ部163は、背面161と側面162との間を面取りしたような形状となっている。より具体的には、面逃げ部163は、背面161と側面162との間にあって、背面161の縁から側面162に向かったときに入射面160の方向に退いた形状であり、背面161に対して入射面160側に(内向きに)肉が退いた部分である。面逃げ部163は、背面161と側面162との間で、背面161よりも入射面160の方向に退いた形状ともいえる。面逃げ部163は、背面161に垂直な方向(図2の矢印Z’で示す方向)から見た場合、外装部材110の外縁に設けられる。より具体的には、面逃げ部163は、背面161に垂直な方向から見た場合、外装部材110の外縁の全周に設けられる。
上記のように、外装部材110には面逃げ部163が設けられている。よって、放射線撮影装置100がベッドや検査用の台の上でフロントカバー部材120側を上に向けた平置き状態にされている場合に、検者等は、何れの方向からでも容易に面逃げ部163に手指をかけることができる。したがって、放射線撮影装置100は、可搬性やハンドリング性に優れる。また、外装部材110の面逃げ部163が設けられて部分は鈍角になるため、面逃げ部163が被検者等に柔軟に当たって、不快感を与えるおそれが抑制される。本実施形態では、面逃げ部163は、傾斜した平面状になっている。しかし、面逃げ部163は、曲面状でもよい。また、面逃げ部163は、段差を持った複数の面からなる形状であってもよい。このように、面逃げ部163が傾斜した平面状ではない場合であっても、本実施形態の面逃げ部163と同様の効果を奏する。
フロントカバー部材120とバックカバー部材130とは、センサパネル101等の構成物を収容した上で、お互いに組み合わされて締結される。本実施形態では、締結部材であるビス140が、外装部材110の組み付けに使われる。より具体的には、ビス140によってフロントカバー部材120とバックカバー部材130とが締結される。ビス140は、放射線撮影装置100の外形に沿った複数のポイントに配置され、フロントカバー部材120とバックカバー部材130とを固定している。本実施形態では、ビス140は、鍋ビスである。ビス140を用いたネジ締結を採用することによれば、メンテナンスの際や内部の修理の際に、フロントカバー部材120とバックカバー部材130との分離や再組み立てが容易となるメリットがある。ただし、ネジ締結以外の締結手段を用いてフロントカバー部材120とバックカバー部材130とを締結してもよい。ネジ締結以外の締結手段として、例えば、接着剤、溶着・溶接、リベット等の手段がある。ネジ締結以外の締結手段を用いることで、例えば低コストや軽量化等が実現される。
保護部材150は、外装部材110の外縁を保護する部材である。保護部材150は、外装部材110の側面162、及び、面逃げ部163の少なくとも側面162側の端部を覆い、面逃げ部163の少なくとも背面161側の端部を露出させる。そして、保護部材150は、外装部材110の側面162を全周にわたって覆い、入射面160に垂直な方向(図2の矢印Zで示す方向)から見た場合、環状である。以下に記述するように、保護部材150は、使用される環境において起きうる各種トラブルから放射線撮影装置100を保護するとともに、外装部材110に構成されている外観上の要素からユーザを保護する役割を担う。
保護部材150は、図3、図5、図6に示す第1の側面部151と、図4に示す第2の側面部155と、図3から図6に示す第1の延出部152と第2の延出部153とを有する。
第1の側面部151は、外装部材110の側面162に対向する部分であり、入射面160に垂直な方向から見た場合、外装部材110の辺部分160b(図1(a)参照)に位置する。
第2の側面部155は、外装部材110の側面162に対向する部分であり、入射面160に垂直な方向から見た場合、外装部材110の角部分160a(図1(a)参照)に位置する。第1の側面部151と第2の側面部155とからなる保護部材150の側面部は、外装部材110の側面162を全周にわたって覆う。
第1の延出部152は、第1の側面部151における背面161側の端部及び第2の側面部155における背面161側の端部から、面逃げ部163に沿って、フランジ状に延出した形状である。第1の延出部152は、面逃げ部163の一部を覆い、面逃げ部163の少なくとも背面161側の端部を露出させる。面逃げ部163における第1の延出部152と対向する部分は、入射面160側に切り欠かれた形状の切り欠き部164が設けられている。第1の延出部152は、切り欠き部164に配置される。第1の延出部152は、第1の側面部151及び第2の側面部155と接続する。
第2の延出部153は、第1の側面部151における入射面160側の端部及び第2の側面部155における入射面160側の端部から、入射面160に沿って、入射面160の中央に向けて、フランジ状に延出した形状である。入射面160の中央とは、保護部材150が形成する環の中央である。第2の延出部153は、入射面160の端部を覆う。第2の延出部153は、第1の側面部151及び第2の側面部155と接続する。
第1の側面部151と第2の側面部155と第1の延出部152と第2の延出部153とは、保護部材150として一体的に形成されている。
図3から図6に示すように、フロントカバー部材120とバックカバー部材130との合わせ目165が外装部材110の側面162に位置する。合わせ目165は、外装部材110の外縁となる側面162を一周する形で存在している。保護部材150の第1の側面部151及び第2の側面部155は、合わせ目165が外観に露出しないように合わせ目165を覆う。これにより、放射線撮影装置100の内部に埃や液体が侵入しにくくなる。
また、図3に示すように、ビス140のビス頭140aは、フロントカバー部材120に対して突出しており、外装部材110の表面に露出する露出部分となる。より具体的には、ビス頭140aは、入射面160から突出している。本実施形態では、保護部材150の第2の延出部153が、外装部材110におけるビス140の露出部分であるビス頭140aを覆う。したがって、検者が放射線撮影装置100をハントリングする場合や、放射線撮影装置100が被検者に接触する場合、ビス頭140aが身体局所を圧迫したり、ビス頭140aが肌や衣類に引っ掛かったりするトラブルの発生を抑制できる。検者として、例えば、医師や放射線技師が挙げられる。また、ビス140の頭にある工具用の溝も露出しないため、埃や液体等の汚れが溝にたまってしまう衛生上のトラブルも防ぐこともできる。ビス140以外のリベットその他のファスナー等の締結部材を用いた場合であっても、リベット頭等の突出部があれば、保護部材150はそれを覆うことができることは同様である。なお、ビス頭140aを突出させないようにするために、皿ビスを用いたり、フロントカバー部材120に座グリを設けたりすることができる。ただし、締結された部品のゆがみや強度の点から、ビス140として鍋ビスを使用することが好ましい。
第2の延出部153は、ビス頭140aに対向する部分に干渉逃げ部154を有する。干渉逃げ部154は、ビス140の配置されるポイントごとに要所を切り欠かれた凹みでもよく、複数のビス140を網羅するように連続して切り欠かれた溝状でもよい。干渉逃げ部154を設けることにより、保護部材150の外観にゆがみが生じず、検者や被検者の身体に接触する際に不快感を引き起こしにくくなる。
また、上記の通り、フロントカバー部材120はCFRP板材を切削加工で切り出して製造している。切り出されたフロントカバー部材120の端面121は、図3から図6に示すように、外装部材110の側面162を構成する。ここで、切り出されたフロントカバー部材120の主面は、非切削加工面であり、入射面160となる。端面121は、非切削加工面である入射面160と比べて平滑さが劣る。したがって、端面121は、入射面160と比べて粗い。また、フロントカバー部材120は、カーボン繊維の形状をそのまま残した素材であるために、経時的に外部から摩擦を受けると繊維のむしれ等の劣化が生じやすい。ここで、保護部材150の第1の側面部151及び第2の側面部155は、フロントカバー部材120の端面121を覆う。したがって、端面121の不平滑性や繊維のむしれが、身体局所を圧迫したり、肌や衣類へ引っ掛かったりする等のトラブルを生じさせにくくできる。また、端面121が保護部材150に覆われて摩擦が起きにくいため、繊維のむしれ等の劣化がそもそも発生しにくくなる。
また、保護部材150は、弾性材料で作られており、外装部材110の外縁への衝撃負荷を緩和する機能も有する。検者等が放射線撮影装置100をハンドリングする際、誤って放射線撮影装置100を落下させたり、什器等にぶつけたりしてしまうことがある。そういった場合に、衝突による衝撃負荷を最も受けやすいのが外装部材110の外縁部である。外装部材110の外縁部は、バックカバー部材130の側壁部132とフロントカバー部材120の端面121の部分とからなる。保護部材150は、この外縁部を覆うように構成されている。外装部材110となるフロントカバー部材120及びバックカバー部材130は、放射線撮影装置100の剛性を維持するために、一般的に弾性率の高い材料で構成される。したがって、外装部材110単体では、変形が少ない分、応力が集中しやすく損傷を起こしやすい。しかし、外装部材110より弾性率の低い材料から成る保護部材150が、自身の変形により衝撃エネルギーを吸収することで、外装部材110の損傷が抑制され、放射線撮影装置100の損傷を引き起こしにくくなる。したがって、放射線撮影装置100は、耐衝撃性に優れる。
次に、図4を参照して、外装部材110の角部分160a(図1(a)参照)における保護部材150の構成について説明する。外装部材110における4つの角部分160aの何れにおいても保護部材150の構成は同様である。
外装部材110の角部分160aにおいて、外装部材110は、第2の側面部155と第1の延出部152と第2の延出部153とを有する。図3と図4とを比べることで分かるように、第2の側面部155は、第1の側面部151より肉厚である。また、図4から分かるように、第2の側面部155は、第1の延出部152より肉厚である。
放射線撮影装置100を誤って落下させた場合、放射線撮影装置100の角部分が床面に最初に衝突する確率は、他の部分が床面に最初に衝突する確率より圧倒的に大きい。保護部材150において、放射線撮影装置100の角部分に相当する第2の側面部155は、放射線撮影装置100の辺部分に相当する第1の側面部151に比べて、材料の肉厚が大きい。これにより、最も衝突する確率の高い、外装部材110の角部分の保護を強化している。また、同様の理由で、放射線撮影装置100を誤って落下させた場合、放射線撮影装置100の側面が最初に床面に衝突する確率は、面逃げ部163が最初に床面に衝突する確率より大きい。したがって、面逃げ部163を覆う第1の延出部152の肉厚より、側面162を覆う第2の側面部155の肉厚を大きくする。保護部材150は、放射線撮影装置100を誤って装置を落下させた場合等、衝撃を受けた場合、衝撃を緩和する緩和機能を有する。したがって、放射線撮影装置100は、耐衝撃性に優れる。
保護部材150が弾性材料から成ることにより、保護部材150の外装部材110への組み付けも容易となる。フロントカバー部材120とバックカバー部材130とを組み付けて外装部材110を作った後、保護部材150の弾力性(柔軟性)を利用して保護部材150を一時的に拡張し、収縮する過程で保護部材150を外装部材110に組み合わせることができる。保護部材150を外装部材110に取り付ける際に、確実性を高めるためにネジや接着剤等の締結手段を併用してもかまわないが、特別な締結手段を追加せずとも組み立てが可能な構成をシンプルに実現できる。また、接触のダメージで保護部材150が損傷を受けた際に保護部材150のみを交換すれば放射線撮影装置100の保護機能を回復することができ、メンテナンスが容易である。
また、保護部材150は、第1の延出部152と第2の延出部153とがあるため、外装部材110を抱え込むことになり、弾性部材の持つ収縮性も相まって、保護部材150が外装部材110から容易に脱落することがない。
保護部材150に用いられる弾性部材について、材料としてはゴム、エラストマー樹脂等が主に考慮される。これらの材料は、上記の保護部材150としての特性を持たせるために十分な弾力性を有するものである。十分な弾力性として、材料の弾性率が高すぎないことが好ましい。弾性率を示す代表的な特性であるヤング率を考えれば、10MPa以下であることが好ましい。
弾性材料であるゴム、エラストマー樹脂は、表面も含めて比較的変形しやすいため、物品等が接触した際の密着が強くなりやすく摩擦力も大きくなる。そのため、接触した物品等に対して弾性材料を滑らせようとした際、摩擦力のために移動させにくくなる。
放射線撮影装置100は、ベッドや検査用の台の上で、フロントカバー部材120側を上に向けた平置き状態にて使われるケースが多い。すなわち、バックカバー部材130の背面161がベッドや検査用の台に接触した状態で使われるケースが多い。放射線画像撮影の際、放射線発生装置に対して放射線撮影装置100の位置合わせを行う必要がある。その際、検者はベッドや検査用の台の上で放射線撮影装置100を滑らせて少しずつ移動させて位置合わせを行うことがある。このことから、バックカバー部材130の背面161に相当する部分に、滑らせて移動させたいときに摩擦力の大きい弾性材料から成る部材を配置するのは好ましくない。本実施形態の保護部材150は、背面161までは覆わない。背面161側の第1の延出部152は、バックカバー部材130の面逃げ部163に沿って配置されるが、第1の延出部152の末端が、背面161と側面162との間の面逃げ部163の中に位置する。そして、面逃げ部163の背面161側の端部が露出する。よって、弾性材料から成る保護部材150がベッドや検査用の台と摩擦することを避けることができる。したがって、放射線撮影装置100は、位置合わせが容易である。
また、弾性材料からなる保護部材150は、ハンドリングにおける手指との密着を高めるメリットがある。保護部材150が外装部材110の外縁部全周に備わっていることにより、外縁部の何れの部分を掴んだ場合でも滑り止めの効果が得られ、検者が放射線撮影装置100を掴み損ねたり、落下させたりする等のトラブルを低減できる。
また、保護部材150は、外装部材110の外縁を覆い、外部と最も接触する機会の多い放射線撮影装置100の外縁部となる。また、保護部材150は、弾性材料の特性である変形しやすさの効能を有する。したがって、検者や被検者の身体や衣類等の放射線撮影装置100に対する感触がソフトであり不快感を与えにくくなる。また、保護部材150は、人間に対してだけではなく、周囲の物品に損傷を与える可能性も低くできる。
以上のように、保護部材150の末端がバックカバー部材130の背面161と側面162との間の面逃げ部163の中に位置する構成とし、面逃げ部163の背面161側の端部が露出する。したがって、放射線撮影装置100は、ベッドや検査用の台の上での位置合わせが容易であり、耐衝撃性及びハンドリング性に優れる、等の各種効果を奏する。
次に、図5を参照して、保護部材150及び外装部材110について更に説明する。
外装部材110は、係合用切り欠き134を有する。より具体的には、外装部材110のバックカバー部材130は、係合用切り欠き134を有する。また、保護部材150は、外装部材110に係合する係合部である係合用突起156を有する。より具体的には、保護部材150の第1の延出部152は、端部に係合用突起156を有する。係合用切り欠き134は、係合用突起156に対応する位置に設けられる。係合用突起156が係合用切り欠き134に挿入されて、係合用突起156と係合用切り欠き134とが係合することで、保護部材150は外装部材110から脱落しにくくなっている。係合用突起156と係合用切り欠き134との組み合わせは、保護部材150及び外装部材110の各所に複数設けられる。係合用突起156と係合用切り欠き134とを設けて、ネジや接着等の締結手段を用いないことで、メンテナンスの際の分離や組み立てを容易にできる。切り欠きと突起の関係は逆として、バックカバー部材130に突起を設けて、保護部材150に切り欠きを設けてもよい。
次に、図6を参照して、保護部材150及び外装部材110について更に説明する。図6では、表示部107aが示されている。表示部107aは、UIF部107の一部であり、ユーザへ向けての情報を表示する。表示部107aは、LEDやその他の光学的なディスプレイである。ケーブル170は、表示部107aと制御基板104とを電気的に接続する。
表示部107aは、保護部材150に覆われている。また、保護部材150を透明の材質にする。これにより、表示部107aが配置される部分も他の部分と同様に保護機能を備えるとともに、表示部107aによる光学的な情報表示を妨げない構成を実現可能である。ただし、保護部材150の全ての部分を透明な材質で形成せずに、表示部107aを覆う部分のみ透明な材質とすることでも同じ効果を得られる。その場合は、保護部材150の形成に、二色成形、別部品結合等の技術を用いる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態となる放射線撮影装置200について説明する。以下に記載する第2の実施形態の放射線撮影装置200の説明では、上記の放射線撮影装置100と共通する事項について説明を省略し、上記の放射線撮影装置100と異なる事項についての説明を行う。
図7は、放射線撮影装置200の一部断面の一例を示す図である。図7は、放射線撮影装置100を説明する図3に相当する放射線撮影装置200の図である。図7において、放射線撮影装置100と同様の構成要素については、放射線撮影装置100と同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。
放射線撮影装置200の外装部材210が有するフロントカバー部材220は、側壁部221を有する点が、板状であってCFRP製である放射線撮影装置100のフロントカバー部材120とは異なる。フロントカバー部材220の側壁部221は、入射面160の縁から背面161側に立ち上がった形状である。フロントカバー部材220は、フロントカバー部材220の側壁部221がバックカバー部材130の側壁部132の外側で側壁部132と対向するように、バックカバー部材130にはめ込まれて、バックカバー部材130に被せられる。フロントカバー部材220は、一体の部品でなくてもよい。例えば、フロントカバー部材220は、放射線画像を得るために放射線が透過する部位のみカーボンや樹脂等を使用した部品とした複合部品であってもよい。この場合、フロントカバー部材220の一部は金属でもよい。また、フロントカバー部材220は、カスタム形状の型を用意して成形した一体のCFRP成型品や樹脂成型品であってもよい。また、フロントカバー部材220は、面逃げ部266を有する。フロントカバー部材220の面逃げ部266は、入射面160と側面162との間にあって、入射面160に対して背面161側に(内向きに)肉が退いた部分である。保護部材150の第2の延出部153は、フロントカバー部材220の面逃げ部266を覆う。
ビス240は、側面162から水平方向に挿入されて、フロントカバー部材220の側壁部221とバックカバー部材130の側壁部132とを締結する。
また、放射線撮影装置200は、面逃げ部163や保護部材150等を有することにより、上記の放射線撮影装置100と同様に、位置合わせが容易であり、耐衝撃性及びハンドリング性に優れる、等の各種効果を奏する。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態となる放射線撮影装置300について説明する。以下に記載する第3の実施形態の放射線撮影装置300の説明では、上記の放射線撮影装置100と共通する事項について説明を省略し、上記の放射線撮影装置100と異なる事項についての説明を行う。
図8は、放射線撮影装置300の一部の断面の一例を示す図である。図8は、放射線撮影装置100を説明する図3に相当する放射線撮影装置300の図である。図8において、放射線撮影装置100と同様の構成要素については、放射線撮影装置100と同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。
放射線撮影装置300の外装部材310は、構成される部材の数が放射線撮影装置100の外装部材110と異なる。外装部材310は、フロントカバー部材120とバックカバー部材330と枠状フレーム部材370とを有する。
バックカバー部材330は、金属等の板材から成形した形状である。材料としては、鋼材、アルミニウム合金、マグネシウム合金等を適用できるが、比較的安価に製造できる板金プレス加工技術を用いることができ、低コストで装置を提供可能になるメリットがある。バックカバー部材330は、面逃げ部363を有する。バックカバー部材330の面逃げ部363は、図3等に示す面逃げ部163とは異なり、斜面ではなく、段差形状である。バックカバー部材330の面逃げ部363は、図3等に示す面逃げ部163と同様の役割を有する。
枠状フレーム部材370は、枠状であり、フロントカバー部材120とバックカバー部材330とに挟まれて、センサパネル101等を収容する空間を形成する。
ビス340は、フロントカバー部材120と枠状フレーム部材370とを締結する。ビス341は、枠状フレーム部材370とバックカバー部材330とを締結する。
バックカバー部材330の主面は、背面161となる。また、バックカバー部材330の端面331は、側面162の一部となる。バックカバー部材330を板材から成形した場合、プレス加工、及び、切削加工の何れであっても端面331においては、エッジやバリや不平滑な断面が露出することがある。この端面331は、背面161と比べて粗い。ここで、保護部材150が、バックカバー部材330の端面331を覆う。よって、エッジやバリや不平滑な断面等が放射線撮影装置300の外観に露出することがない。したがって、放射線撮影装置300をハンドリングする検者、撮影対象の被検者等に対して、不快感等を与える可能性を低減できる。
また、外装部材310が3つの部材で構成されるため、外装部材310の側面162を一周する形で存在する部材間の合わせ目が複数存在する。より具体的には、外装部材310には、合わせ目371と合わせ目372とが存在する。第3の実施形態においも、保護部材150の第1の側面部151及び第2の側面部155は、複数の合わせ目(合わせ目371、372)を覆い、合わせ目は外観に露出しない。したがって、何れの合わせ目からも埃や液体が外装部材310の内部に侵入することを防ぐ効果を得られる。
また、放射線撮影装置300は、面逃げ部363や保護部材150等を有することにより、上記の放射線撮影装置100、200と同様に、位置合わせが容易であり、耐衝撃性及びハンドリング性に優れる、等の各種効果を奏する。
(変形例)
上記の実施形態では、図3、図4に示すように、保護部材150の側面部の一部である第2の側面部155が、第1の延出部152より肉厚である。しかし、保護部材150の第1の側面部151及び第2の側面部155を共に第1の延出部152より肉厚にしてもよい。これにより、放射線撮影装置100、200、300の耐衝撃性を向上できる。
以上説明したように、第1の実施形態の放射線撮影装置100、第2の実施形態の放射線撮影装置200、及び、第3の実施形態の放射線撮影装置300は、位置合わせが容易であり、耐衝撃性及びハンドリング性に優れる。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 放射線撮影装置、110 外装部材、120 フロントカバー部材、130 バックカバー部材、150 保護部材、151 第1の側面部、152 第1の延出部、153 第2の延出部、155 第2の側面部、163 面逃げ部

Claims (10)

  1. 入射した放射線を検出して画像信号に変換する放射線検出器と、
    前記放射線検出器を収容し、前記放射線が入射する入射面とは反対側の背面と側面との間に、前記背面よりも前記入射面の方向に退いた形状の面逃げ部を有する外装部材と、
    前記外装部材の前記側面を覆う側面部と、前記側面部と接続し、前記面逃げ部の前記側面側の端部を覆い、前記面逃げ部の前記背面側の端部を露出させる第1の延出部と、を有し、弾性材料からなる保護部材と、を有する放射線撮影装置。
  2. 前記外装部材は、少なくとも2つの部材から構成され、
    前記保護部材は、前記2つの部材の合わせ目を覆う請求項1に記載の放射線撮影装置。
  3. 前記外装部材は、前記入射面、又は、前記背面となる主面と、前記主面より粗く前記側面の少なくとも一部となる端面と、を有する部材を備え、
    前記側面部は、前記端面を覆う請求項1又は2に記載の放射線撮影装置。
  4. 前記保護部材は、前記外装部材の組み付けに使われる締結部材の露出部分を覆う請求項1乃至3何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  5. 前記側面部は、前記外装部材の辺部分に位置する第1の側面部と、前記外装部材の角部分に位置する第2の側面部と、を有し、
    前記第2の側面部は、前記第1の側面部より肉厚である請求項1乃至4何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  6. 前記側面部の少なくとも一部は、前記第1の延出部より肉厚である請求項1乃至5何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  7. 前記外装部材は、前記側面に表示部を有し、
    前記側面部は、前記表示部を覆う部分が透明である請求項1乃至6何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  8. 前記保護部材は、前記入射面の端部を覆う形状の第2の延出部を有する請求項1乃至7何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  9. 前記保護部材は、前記外装部材に係合する係合部を有する請求項1乃至8何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  10. 前記保護部材は環状であり、前記外装部材の全周にわたって設けられる請求項1乃至9何れか1項に記載の放射線撮影装置。
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