JP7058896B1 - 照明装置付きガイド冶具 - Google Patents

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Abstract

【課題】充分な局所照明が可能で、釘又はねじの陰影を使用することで先端部の位置合わせが正確にでき、被対象物に対して垂直、かつ強く打ち込む又は締め付けることができる照明装置付きガイド冶具を提供する。【解決手段】照明装置付きガイド冶具100は、筒状ガイド10と、釘3又はねじを保持する保持部13と、筒状ガイド10の下部に結合され、保持部13を外装するように形成された筒状部11と、筒状部11の下部を外装し、着脱自在に装着される筒状の照明部50と、から構成され、照明部50の下端に、釘3又はねじの先端を視認するための穴52が穿設され、釘3又はねじの先端を照射する発光体と、該発光体に電力を供給する電源手段51と、が備えられ、該発光体から照射された光が釘3又はねじの陰影を形成し、陰影が釘を打ち込む位置又はねじを締め付ける位置を合わせるガイドになる。【選択図】図4

Description

本発明は、ハンマーで釘の打ち込み又はドライバーでねじの締め付け作業の際に用いられるガイド冶具に関し、特に充分な局所照明が可能な照明装置付きガイド冶具に関する。
従来、釘の打ち込み又はねじの締め付け作業を安全に、かつ効率よく行うことを目的とした工具が開発されている。例えば特許文献1には、ハンマーで釘を打つ際、又はドライバーでねじを締め付ける際に使用するガイド冶具が開示されている。このガイド治具は、様々な寸法の釘又はねじに使用することができる。また、このガイド治具を使用することで、釘又はねじの先端部の位置合わせを正確にでき、被対象物に対して垂直に打ち込む又は締め付けることができる。
特許文献2には、ドライバー工具に着脱自在に装着するようにし、各種サイズのドライバー工具に適用でき、扱いも容易なドライバー工具用照明具が開示されている。このドライバー工具用照明具を使用することで、暗い場所でのねじの取り付け又は取り外し作業が容易に行える。
特許第6447764号公報 実用新案登録第3174490号公報
特許文献1のガイド治具は、明るい場所での釘の打ち込み又はねじの締め付け作業を行う際には好適であるが、暗い場所で作業する際には、正確に釘の打ち込み位置やねじの頭部の位置を定めることが困難である。そのため、暗い場所でも正確に使用できるように改良されたガイド治具が望まれている。
特許文献2のドライバー工具用照明具は、暗い場所において、ねじの取り付け又は取り外し作業が容易にできるが、釘の打ち込み作業に関しては、上方からハンマーで強い衝撃を与えるため、容易に取り付けられた照明具が外れる場合が考えられる。そのため、釘打ちの際にも使用でき、照明部分が強固に固定される安定した構造が望まれる。
本発明は、上記課題に鑑み、充分な局所照明が可能で、釘又はねじの陰影を使用することで先端部の位置合わせが正確にでき、被対象物に対して垂直、かつ強く打ち込む又は締め付けることができる照明装置付きガイド冶具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、スライド軸又はドライバーがスライドする筒状ガイドと、前記筒状ガイドの下端に嵌着され、複数のテーパー状の保持部材と、該保持部材を結束し、少なくとも1つが所定の距離を置いて配置される寸法の異なる2以上の弾性部と、を有し、釘又はねじを保持するための保持部と、前記筒状ガイドの下部に結合され、前記保持部を外装するように形成された筒状部と、前記筒状部の下部を外装し、着脱自在に装着される筒状の照明部と、から構成される照明装置付きガイド冶具であって、前記照明部の下端に、前記釘又はねじの先端を視認するための穴が穿設され、前記釘又はねじの先端を照射する発光体と、該発光体に電力を供給する電源手段と、が備えられ、前記発光体は、前記穴と対向する位置又は対向する位置から周方向に30~60度の角度で設置され、該発光体から照射された光が前記釘又はねじの陰影を形成し、該陰影が釘を打ち込む位置又はねじを締め付ける位置を合わせるガイドになることを特徴とする照明装置付きガイド冶具である。
請求項2に記載の発明は、スライド軸又はドライバーがスライドする筒状ガイドと、前記筒状ガイドの下端に嵌着され、複数のテーパー状の保持部材と、該保持部材を結束し、少なくとも1つが所定の距離を置いて配置される寸法の異なる2以上の弾性部と、を有し、釘又はねじを保持するための保持部と、前記筒状ガイドの下部に結合され、前記保持部を外装するように形成された筒状部と、前記筒状部の下部を外装し、着脱自在に装着される筒状の照明部と、から構成される照明装置付きガイド冶具であって、前記照明部の下端に、前記釘又はねじの先端を視認するための穴が穿設され、前記釘又はねじの先端を照射する発光体と、該発光体に電力を供給する電源手段と、が備えられ、前記発光体の先端部が下方になるように、前記発光体の中心軸が設置される水平面から垂直方向に10~20度の角度で設置され、該発光体から照射された光が前記釘又はねじの陰影を形成し、該陰影が釘を打ち込む位置又はねじを締め付ける位置を合わせるガイドになることを特徴とする照明装置付きガイド冶具である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の照明装置付きガイド冶具であって、前記照明部は、外部からの光を遮光する遮光部材で構成されている、又は遮光部材で覆われていることを特徴とする。
本発明の照明装置付きガイド冶具によると、充分な局所照明が可能で、釘又はねじの陰影を使用することで先端部の位置合わせが正確にでき、被対象物に対して垂直、かつ強く打ち込む又は締め付けることができる。
従来技術のガイド冶具の(A)は説明図、(B)は(A)の断面図である。 図1のガイド冶具の筒状ガイドの(A)は断面図、(B)は平面図、(C)は保持部が嵌着される前の底面図の模式図である。 図1のガイド冶具の保持部の(A)は保持部材が弾性部材で結束された状態、(B)保持部材から弾性部材を外した状態、(C)は保持部材を離した状態を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る照明装置付きガイド冶具の概略を示す説明図である。 図4の照明装置付きガイド冶具の(A)は側面図、(B)は正面図を示す説明図である。 図4の照明部の(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は内部構造を示す模式図である。 図4の照明部の発光体から釘の先端部が照射されることによってできる陰影を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る照明装置付きガイド冶具の照明部の(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は内部構造を示す模式図である。 図8の照明部の発光体から釘の先端部が照射されることによってできる陰影を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る照明装置付きガイド冶具の照明部の(A)は平面図、(B)は正面図の模式図である。 図10の照明部の発光体から釘の先端部が照射されることによってできる陰影を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態(以下実施例と記す)を、図面に基づいて説明する。以下の図において、共通する部分には同一の符号を付しており、同一符号の部分に対して重複した説明を省略する。
[照明装置付きガイド冶具の構成]
本発明の第1の実施例に係る照明装置付きガイド冶具は、特許文献1のガイド冶具1の一部を改良したものであり、ガイド冶具1の筒状部の下部に装着される筒状の照明部以外の構成は、ガイド冶具1の構成と同様である。従来技術のガイド冶具1の構成と比較しながら、本実施例の照明装置付きガイド冶具の構成について、図1~6を参照して説明する。図1(A)は従来技術のガイド冶具の説明図、(B)は(A)の断面図であり、スライド軸2をガイド冶具1に挿入した状態を示している。図2(A)は、図1のガイド冶具1の筒状ガイドの断面図、(B)は平面図、(C)は保持部13が嵌着される前の底面図の模式図である。図3(A)は、図1のガイド冶具1の保持部13の保持部材14が弾性部材で結束された状態、(B)は保持部材14から弾性部材を外した状態、(C)は保持部材14を離した状態を示す説明図である。図4は、第1の実施例に係る照明装置付きガイド冶具100の概略を示す説明図である。図5(A)は、図4の照明装置付きガイド冶具100の側面図、(B)は正面図を示す説明図である。図6(A)は、図4の照明部の平面図、(B)は正面図、(C)は内部構造を示す模式図である。
図1に示すように、ガイド冶具1は、釘3を打撃するスライド軸2がスライドする筒状ガイド10と、筒状ガイド10の下端に嵌着され、釘3を保持するための保持部13と、筒状ガイド10の下部に結合され、保持部13を外装するように形成された筒状部11を基本構成としている。このような構成とすることで、釘3をハンマーで打ち込む際には、手で釘3を押さえるのではなく、ガイド冶具1の筒状ガイド10又は筒状部11を手で押さえることで、安全にハンマーで打ち込むことできる。
筒状ガイド10と筒状部11の間には把持部4が備えられている。把持部4は本発明の必須の構成ではないが、把持部4を備えることでガイド冶具1を手で押さえ易くなるため、より安全である。把持部4は、強度のある金属材(例えば鉄や鋼、ステンレス)からなるが、持ち手部40には木材等の滑りにくい材質を加えている。また、図1に示すように、ガイド冶具1を吊り下げて保管できるように、把持部4の持ち手部40の端にヒートン(アイ・ボルト)41を取り付けてもよい。
筒状ガイド10は、図2(A)、(B)に示すように、釘3とスライド軸2が貫通する円筒形である。筒状ガイド10は、強度のある金属材(例えば鉄や鋼、ステンレス)からなり、その寸法は、例えば外径を20mm、内径を8mm、長手方向の長さを50mmとすることができる。釘3の寸法は、頭部経が3.5mm程から11mm程、全長が16mm程から150mm程まで様々なものがあるが、本実施例のガイド冶具1は、少なくとも頭部経が3.5mmから6.5mm、全長が16.6mmから50mmの寸法の釘3に使用することができる。
図1、図2(A)、(B)に示すように、筒状ガイド10の内周面にスライド軸2がスライド可能に摩擦係合するための弾性部材17を取り付けてもよい。弾性部材17には、筒状ガイド10内周面に沿って、環状のゴムパッキン(いわゆるOリング)を使用することができる。他のゴム部材を使用してもよい。弾性部材17を備えることで、例えば天井の釘打ちの際にもスライド軸2が筒状ガイド10に摩擦係合するため、スライド軸2が筒状ガイド10から滑り落ちづらくなり、作業がしやすくなる。なお、必要のない場合には、筒状ガイド10に弾性部材17を取り付けない構成としてもよい。
また、図1、図2(A)、(C)に示すように、筒状ガイド10の下部には、筒状部11が取り付けやすいように、取付け部101が形成されている。取付け部101は、例えば周囲に螺旋状の溝が刻まれて、雄ネジの形状とすることができる。筒状部11の取り付け部を雌ねじの形状とすれば、容易に取り付け及び取り外しができる。また、筒状ガイド10と筒状部11の間に把持部4を挟んで取り付けることができるという利点がある。筒状ガイド10に筒状部11を取り付ける方法は、これに限定されず、いかなる方法を用いてもよい。
筒状ガイド10の下端に嵌着されている保持部13は、複数のテーパー状の保持部材14と、それらを結束する弾性部材15、16から構成される。保持部材14の上端部は、筒状ガイド10の下端にある保持部13の嵌着部130に嵌着されており、分離することはないが、保持部13の構成を説明するために、図3では保持部13のみ分離して図示している。保持部材14は、いくつあってもよいが、釘3を均等に保持するため、本実施例では4つの保持部材14を備えた構成とする。保持部材14は先細りのテーパー状であり、その角度は3度程度である。保持部材14の先端部を円形の形状としてもよい。それにより、釘3を打ち込む際に釘3の先端部が見え易くなる。
図2(C)の底面図に示すように、保持部13が嵌着される前の嵌着部130は、保持部材14が嵌る溝131と、仕切り壁132が配設されており、4つの溝131に4枚の保持部材14をそれぞれ嵌められ、加締められる。それにより、4枚の保持部材14は嵌着部130に揺動可能に嵌着される。これらの保持部材14を結束させるために、弾性部材15、16が使用される。
弾性部材15、16は、保持部材14を結束し、釘3の挿入の際に保持部材14を開閉可能に結束できれば、いかなる部材をいくつ使用してもよいが、本実施例では大きさの異なるOリング15、16を2箇所に使用する。また、図3(B)に示すように、保持部材14にOリング15、16を嵌めやすくするため、Oリング溝151、161を形成してもよい。
図3(A)に示すように、保持部13は、保持部材14がOリング15、16により結束された状態で、上端部から先端部に向かってテーパー状に狭まって案内孔が形成されている。案内孔は、釘3の挿入に伴って形成されるようにしてもよい。保持部材14の材質は、筒状ガイド10と同様に、金属材とすることができる。また、保持部13の寸法は、長手方向の長さを40mm、上端部の外径を10mm、内径を8mm、先端部の外径を4mm、内径(案内孔の径)を1~1.5mm程度とすることができる。また、Oリング15、16の寸法は、それぞれ内径を8mm、5mm程度とすることができる。
以上のように保持部材14がOリング15、16により結束される構成であるため、釘3が挿入された際に、釘3の周囲に均等に力が加わり、その先端部を筒状ガイド10(又は保持部13)の軸の中心位置に保持することができる。また、保持部13は、釘3の挿入に伴い拡径するように変形し、拡径したときに縮径する方向に締め付けて作用する。保持部13は、釘3を打ち込む際に釘3の頭部が保持部13の先端部を通るため、最大に拡径し、釘3の打ち込みが完了すると元の径に縮径する。以上のようにして、釘3を打ち込む面に対して垂直に打ち込むことができる。なお、ガイド冶具1は、このような保持部13の構成から、特定の大きさの釘3だけではなく、様々な大きさの釘3の打ち込みに使用することができる。
筒状部11は、筒状ガイド10の下部の取付け部101に保持部13の上端部から先端部まで外装するように、取り外し可能に結合されている。それにより、保持部13を外周側から押さえ、開口部が開口し過ぎることを防止できる。前述のように、筒状ガイド10の下部の取付け部101が雄ネジの形状の場合には、雌ネジの形状とすることもできる。筒状部11の寸法は、例えば外径を22mm、内径を10mm、長手方向の長さを50mmとすることができる。
図1に示すように、筒状部11は上部110と、下部120に分けて構成されている。従来例では、釘3の先端を見やすくするため、下部120の下端に穴121が穿設されている。穴121の位置を調整するために上部110と下部120は、回転可能に結合させることができる。例えば上部110又は下部120に弾性部材(例えばOリング)18を嵌めて、回転可能に結合させる。以上は、ガイド冶具1の構成である。
図4と図5に示すように、本発明の照明装置付きガイド冶具100は、筒状部11の上部110の構成まではガイド治具1と同一であるが、下部120の構成が異なっている。筒状部11の下部120の代わりに、筒状部11の上部110の一部を外装し、着脱自在に装着される筒状の照明部50を備えている。このような構成とすることで、周囲が暗い場合には、照明部50を筒状部11に外装して照明装置付きガイド冶具100を使用し、周囲が明るい場合には、通常のガイド治具1の下部120を使用するなど使い分けができる。
照明部50は、筒状部11の上部110よりも大径で、筒状部11の上部110を嵌め込むことができるように凹部状に構成されている(図4参照)。筒状部11の周方向に配置された弾性部材(例えばOリング)18が、照明部50の凹部に嵌ることで回転可能に固定される。照明部50の下端には、釘3(又はねじ)の先端を視認するための穴52が穿設され、釘3(又はねじ)の先端を照射する発光体53と、発光体53に電力を供給する電源手段51が設けられている。なお、以下の構成では、釘3を扱う場合について説明するが、ねじを扱う場合の構成も同様である。
照明部50の下端に穴52が穿設されていることで、釘3の先端の位置を確認する作業がより容易になる。本実施例では、穴52は電源手段51と対向する向きに設けているが、穴52の位置はこれに限定されず、いかなる位置に設けてもよい。穴52が電源手段51と対向する向きに設けることで、外部からも穴52の位置がわかりやすくなる。また、穴52の入口はいかなる形状でもよいが、図5(A)、(B)に示すように、穴52の上方からも釘3の先端が見やすいように上下に傾斜させた形状が好ましい。また、穴52の左右からも釘3の先端が見やすいように、入口の形状は左右に広く開いた(傾斜させた)形状が好ましい。
照明部50の材質は金属やプラスチックやガラスなどいかなる材質でもよいが、発光体53からの光を効率的に使用できるよう、外部からの光を遮光する遮光部材で構成されている、又は遮光部材で覆われていることが好ましい。それにより、発光体53から照射された光が釘3(又はねじ)の陰影をくっきりと形成することができる。照明部50の寸法は、例えば外径を42mm、上面の穴の内径を22mm、底面の穴の内径を14mm、長手方向の長さを43mmとすることができる。
図6に示すように、電源手段51は照明部50に備え付けられ、電池510を含んで構成される。電源手段51は、外付けの電源部を使用してもよいが、持ち運びが容易で釘打ち等の作業の容易性から、照明部50に備え付けられる構成が好ましい。電源手段51の電池510はいかなるものを使用してもよいが、本実施例では照明部50をできるだけコンパクトかつ、軽量するため、薄型のボタン型電池(又はコイン型電池)を使用する。電源手段51は、使用者の操作により発光体53を点灯又は消灯するために(電池からの通電をオン又はオフするために)スイッチ511が備えられている。スイッチはいかなる型のものを使用してもよいが、本実施例では押し釦型のスイッチ511を使用する。
図6(C)に示すように、押し釦型のスイッチ511は、電源手段51に取り外しでき、電池510の蓋として構成され、一方の外面に釦のスイッチ、他方の面には電池510を抑えるバネ512を備えている。押し釦型のスイッチ511の周方向に弾性部材514(例えばOリング)が配置され、電源手段51の凹部に嵌ることで固定される。電池510は、前述のように薄型のボタン型電池を使用し、例えばCR2025型のリチウム電池510を使用する。押し釦型のスイッチ511は公知の構造のものを使用し、押し釦スイッチ511を押すと電池510への接点が閉じて発光体53が点灯し、そのままの状態で保持され、再度スイッチ511を押すと電池510への接点が開き発光体53が消灯する。
発光体53は、電源手段51と配線513で接続されており、照明部50の内壁に発光体53の先端部(点灯部)が突出するように配置されている。本実施例では、図6(A)、(B)に示すように、2個の発光体53が穴52から見て左右方向に配置されている。発光体53は、本実施例では発光ダイオード(以下、LEDと記す)を使用するが、いかなる発光体を使用してもよい。また、本実施例では、図6(B)に示すように、2個の発光体53が、設置される水平面と平行になるように設置しているが、発光体53の先端部が下方になるように、発光体53の中心軸が水平面から垂直方向に10~20度(15±5度)の角度で傾けて設置してもよい。このように発光体53を傾けて設置することで、発光体53が釘3の先端に向いて照射し易くなる。
[照明装置付きガイド冶具100を使用して釘を打ち込む方法]
上記のように構成された照明装置付きガイド冶具100を使用して釘3を打ち込む方法を図4~7を使用して説明する。図7は、照明装置付きガイド冶具100の照明部50の発光体53から釘3の先端部が照射されることによってできる陰影6を示す説明図である。照明部50の発光体53を点灯又は消灯すること以外の操作は、従来のガイド冶具1の使用方法と同様であるため、簡単に説明する。
図4に示すように、照明装置付きガイド冶具100を使用して釘3を打ち込む際には、スライド軸2とハンマー(図示せず)を使用する。スライド軸2はいかなるものでもよいが、材質は筒状ガイド10と同様に強度のある金属材が好ましい。スライド軸2は、外径が筒状ガイド10の内径よりも小さく、挿入部分20の長さは、筒状ガイド10と保持部13を合わせた長手方向の長さ以上が必要である。また、ハンマーでスライド軸2を打ち易くするために、スライド軸2の上端には頭部21が固着されていることが好ましい。
まず、被対象物(図4では木材5)の上に照明装置付きガイド冶具100を置き、筒状ガイド10に釘3を挿入する。筒状ガイド10に釘3を挿入した後、スライド軸2を挿入する。スライド軸2の先端部が釘3の頭部に当接し、釘3の先端部が保持部13の先端部(案内孔)まで挿入されると、保持部13は拡径するように変形し、同時に縮径する方向に釘3を締め付ける。それにより、釘3の先端部は筒状ガイド10(又は保持部13)の軸の中心位置に垂直に保持される。
図4に示すように、保持部13から突き出た釘3の先端部を穴52から目視して、木材5の打ち込む位置に合わせることができる。特に、周囲が暗い状態で、釘3の先端部と打ち込む位置が見えづらいときには、照明部50のスイッチ511を押してオンに切り替えることで、発光体53の光を照射する。それにより、周囲が暗い場合でも釘3の先端部と打ち込む位置を確認することができる。
図7に示すように、発光体53から照射された光が釘3の陰影6を形成し、その陰影6が釘3を打ち込む位置の位置合わせのガイドになっている。本実施例では、木材5に打ち込む位置(罫書き点マークや線)60が描かれており、その上に釘3を合わせる。このとき、釘3の陰影6が合わせる際のガイドとなり、容易に打ち込む位置60に合わせることができる。本実施例では、図6(B)に示すように、2個の発光体53が設置されているため、図7に示すようにリボン状に2個の陰影6が形成される。この陰影6を見ながら位置合わせをすることで、釘3の先端部だけを見るよりも、位置合わせを容易にかつ正確に行うことができる。
釘3の先端部の位置合わせをした後、ハンマーでスライド軸2を打撃して釘3を木材5に打ち込む。このとき、安全のため、把持部4で照明装置付きガイド冶具100を押さえて、ハンマーで打撃することが好ましい。釘3は、保持部13が縮径する方向に周囲から締め付けられているため、常に木材5に対して垂直に保たれる。特に釘3の頭部が保持部13の先端部に近づくにつれて拡径が大きくなり、周囲から頭部を締め付ける力が徐々に強くなり、保持部13の先端部を通るときに保持部13の拡径が最大になり、釘3の頭部を最も強く締め付ける。そのため、ハンマーでスライド軸2を強く打撃して釘3を打ち込む。このとき、釘3は木材5に対して垂直に保たれている。最後に、照明装置付きガイド冶具100を外して直接、釘3を打ち込んで、完了させてもよい。このようにして、周囲が暗い場合でも釘3を木材5に対して垂直、かつ強く打ち込むことができる。なお、保持部13は、釘3の頭部が保持部13の先端部を通過した後、元の径に縮径する。以上のようにして、周囲が暗い場合でも、本発明の照明装置付きガイド冶具100を使用して、釘3の先端部の位置合わせが正確にでき、木材5に対して垂直、かつ強く打ち込むことができる。
[照明装置付きガイド冶具100を使用してねじを締め付ける方法]
照明装置付きガイド冶具100を使用してねじを締め付ける方法についても、照明部50の発光体53を点灯又は消灯すること以外の操作は、従来のガイド冶具1の使用方法と同様であるため、簡単に説明する。
釘3はハンマーで打ち込んで被対象物に固定するが、ねじは、打ち込まずに回転させて押し込むことで被対象物に固定する。従って、照明装置付きガイド冶具100を使用してねじを締め付ける際には、スライド軸2とハンマーではなく、一般的なドライバーを使用する。ドライバーはいかなるものでもよいが、筒状ガイド10に挿入でき、ねじを締め付けることができる長さが必要である。ドライバーは、その軸(金属部分)の径が筒状ガイド10の内径よりも小さく、軸の長さは、筒状ガイド10と保持部13を合わせた長手方向の長さ以上が必要である。
また、ドライバーには、軸の先端部にマグネットが入っているマグネット付ドライバーを使用することもできる。マグネット付ドライバーを使用することで、ドライバーの先端にねじの頭部がくっ付いて、容易に嵌めることができる。釘3と同様に、ねじには用途によって様々な寸法のねじがある。本実施例の照明装置付きガイド冶具100は、少なくとも頭部経が4.0mmから6.8mm、全長が10mmから25mmの寸法のねじの締め付けに使用することができる。
ねじの締め付けの際には、まず被対象物(本実施例では木材5)の上に照明装置付きガイド冶具100を置き、筒状ガイド10にねじを挿入する。筒状ガイド10にねじを挿入した後、ドライバーの軸を挿入する。軸の先端部がねじの頭部に嵌り、ねじの先端部が保持部13の先端部まで挿入されると、保持部13は拡径するように変形し、同時に縮径する方向にねじを締め付ける。それにより、釘3と同様に、ねじの先端部は筒状ガイド10(又は保持部13)の軸の中心位置に垂直に保持される。
図4に示す釘3の場合と同様に、保持部13から突き出たねじの先端部を穴52から目視して、木材5の打ち込む位置に合わせることができる。周囲が暗く、ねじの先端部と打ち込む位置が見えづらいときには、照明部50のスイッチ511を押してオンに切り替えることで、発光体53の光を照射する。図7に示す釘3の場合と同様に、発光体53から照射された光がくぎの陰影を形成し、その陰影がねじの締め付ける位置の位置合わせガイドになっている。本実施例では、木材5にねじの締め付ける位置(罫書き点マークや線)が描かれており、その上にねじを合わせる。このとき、ねじの陰影が位置合わせる際のガイドとなり、釘3の場合と同様に、位置合わせを容易にかつ正確に行うことができる。
ねじの先端部の位置合わせをした後、ドライバーのハンドルを回してねじの先端部を木材5に締め付け始める。始めは軽く回るが、徐々に押しながら強く回す必要がある。ねじは、保持部13が縮径する方向に周囲から締め付けられているため、常に木材5に対して垂直に保たれる。特にねじの頭部が保持部13の先端部に近づくにつれて拡径が大きくなり、周囲から頭部を締め付ける力が徐々に強くなり、保持部13の先端部を通るときに保持部13の拡径が最大になり、ねじの頭部を最も強く締め付ける。そのため、ドライバーを強く押しながらねじを回す。このとき、ねじは木材に対して垂直に保たれている。最後に、照明装置付きガイド冶具100を外して直接、ねじを締め付けて、ねじの締め付けを完了させてもよい。以上のようにして、本実施例の照明装置付きガイド冶具100を使用することで、周囲が暗い場合でも、ねじの位置合わせが正確にでき、ねじを木材5に対して垂直、かつ強固に締め付けることができる。
次に本発明の第2の実施例に係る照明装置付きガイド冶具100について、図4と図8を用いて説明する。図8は、第2の実施例に係る照明装置付きガイド冶具の照明部50の(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は内部構造を示す模式図である。実施例1に係る照明装置付きガイド冶具100と異なる点は、照明部50の構成である。それ以外の構成は、実施例1と同様であるため、説明を省略する。
照明部50は、筒状部11よりも大径で筒状部11の上部110を嵌め込むことができるように凹部状に構成されている。また、照明部50の下端には、釘3(又はねじ)の先端を視認するための穴52が穿設されており、釘3(又はねじ)の先端を照射する発光体53と、発光体53に電力を供給する電源手段51が設けられている。照明部50の材質は、いかなる材質でもよいが、外部からの光を遮光する遮光部材で構成されている、又は遮光部材で覆われていることが好ましい。ここまでの照明部50の構成と穴52の形状に関しては実施例1と共通である。また、図8(A)~(C)に示すように、電源手段51の構成部(電池510、押し釦型のスイッチ511、発光体53等)も実施例1と共通であるが、本実施例では発光体53の個数と配置が異なっている。
図8(A)、(B)に示すように、照明部50には1個の発光体53が、穴52と対向する位置に設置されている。また、発光体53の中心軸が水平面から垂直方向に10~20度の角度で傾けて設置してもよい。本実施例では図8(C)に示すように、発光体53を、その中心軸が水平面から垂直方向に15度ほど傾けて設置する。このように発光体53を傾けて設置することで、発光体53が釘3の先端に向いて照射し易くなる。
[照明装置付きガイド冶具100の使用方法]
本実施例の照明装置付きガイド冶具100を使用して釘3を打ち込む方法とねじを締め付ける方法は、基本的には実施例1と同様であるが、発光体53から釘3の先端部が照射されることによってできる陰影6が異なる。この異なる点について図9を使用して、釘3を打ち込む方法を説明する。図9は、本実施例の照明部50の発光体53から釘3の先端部が照射されることによってできる陰影6を示す説明図である。
照明部50のスイッチ511を押してオンに切り替えることで、図9に示すように、発光体53から照射された光が釘3の陰影6を形成し、その陰影6が釘3を打ち込む位置の位置合わせガイドになっている。実施例1と異なり、発光体53が1個であることから、釘3の先端から手前に向けて、1つのくっきりとした陰影6が形成される。実施例1では、リボン状の陰影6が形成されたが、2個の向かい合う発光体53を使用することで互いの光により、光と陰のコントラストが弱くなり、陰影6が弱くなっていた。本実施例では、1個の発光体53を使用することで、光と陰のコントラストが強くなり、より強い陰影6が形成される。従って、非常に暗い場所では、実施例1よりも本実施例の照明部50がより有効である。釘3の陰影6を見ながら位置合わせをすることで、釘3の先端部だけを見るよりも、位置合わせを容易にかつ正確に行うことができる。
釘3の先端部の位置合わせをした後、ハンマーでスライド軸2を打撃して釘3を木材5に打ち込む点は、実施例1と同様である。以上のようにして、周囲が非常に暗い場合でも、本実施例の照明装置付きガイド冶具100を使用して、釘3の先端部の位置合わせが正確にでき、木材5に対して垂直、かつ強く打ち込むことができる。本実施例の陰影6を使用してねじを締め付ける方法については、上記と同様であるため、説明を省略する。以上のようにして、本実施例の照明装置付きガイド冶具100を使用することで、周囲が暗い場合でも、釘3(又はねじ)の陰影がくっきりと見えるため、位置合わせが正確にでき、木材5に対して垂直、かつ強く打ち込む(又は強固に締め付ける)ことができる。
本発明の第3の実施例に係る照明装置付きガイド冶具100について、図10を用いて説明する。図10は、第3の実施例に係る照明装置付きガイド冶具の照明部の(A)は平面図、(B)は正面図の模式図である。実施例1及び2に係る照明装置付きガイド冶具100と異なる点は、照明部50の発光体53の個数と配置である。それ以外の構成は、実施例1及び2と同様であるため、説明を省略する。
図10(A)に示すように、照明部50には1個の発光体53が、穴52と対向する位置から周方向に45度の角度で設置されている。それにより、釘3の先端から手前に向けて陰影6が形成されるのではなく、斜め手前に向けて陰影6が形成される。発光体53が、穴52と対向する位置から周方向に30~60度(45±15度)の範囲内で設置してもよい。また、図8(B)に示すように、発光体53の中心軸が水平面から垂直方向に15度の角度で傾けて設置されている。発光体53の中心軸が水平面から垂直方向に10~20度の範囲で傾けて設置してもよい。このように発光体53を傾けて設置することで、発光体53が釘3の先端に向いて照射し易くなる。照明部50の内部構造は、実施例2と同様であるため、説明を省略する。
[照明装置付きガイド冶具100の使用方法]
本実施例の照明装置付きガイド冶具100を使用して釘3を打ち込む方法とねじを締め付ける方法は、基本的には実施例1、2と同様であるが、発光体53から釘3の先端部が照射されることによってできる陰影6が異なる。この異なる点について図11を使用して、釘3を打ち込む方法を説明する。図11は、本実施例の照明部50の発光体53から釘3の先端部が照射されることによってできる陰影6を示す説明図である。
照明部50のスイッチ511を押してオンに切り替えることで、図11に示すように、発光体53から照射された光が釘3の陰影6を形成し、その陰影6が釘3を打ち込む位置の位置合わせガイドになっている。実施例2と同様に、発光体53が1個であることから、光と陰のコントラストが強くなり、より強い陰影6が形成される。実施例2と異なる点は、釘3の先端から手前に向けて陰影6が形成されるのではなく、斜め手前に向けて陰影6が形成される点である。実施例2の場合には、釘3を打ち込む位置(罫書き点マークや線)60が陰影6で隠れてしまう場合があるが、本実施例では斜め手前に向けて陰影6が形成されることにより、釘3を打ち込む位置(罫書き点マークや線)60が見やすくなり、その上に釘3を合わせることが容易になる。従って、釘3の陰影6を見ながら位置合わせをすることで、釘3の先端部だけを見るよりも、位置合わせを容易にかつ正確に行うことができる。釘3(又はねじ)の先端部の位置合わせをした後の使用方法は、実施例1、2と同様であるため説明を省略する。
本発明の第4の実施例に係る照明装置付きガイド冶具100について説明する。本実施例の照明装置付きガイド冶具100の構成は、第1~3の実施例に係る照明装置付きガイド冶具100の構成と同様であるが、異なる点は、照明部50の発光体53が透明色のLEDではなく、有色のLEDである点である。それ以外の構成や使用方法は、実施例1~3と同様であるため説明を省略する。
本実施例の発光体53は、青、緑、黄、赤などの有色のLEDである。より好ましくは青色や、緑色、紫色のLEDである。発光体53から照射された光が釘3の陰影6を形成し、その陰影6が釘3を打ち込む位置の位置合わせガイドになっている点は、実施例1~3と共通する。照明装置付きガイド冶具100の発光体53のLEDは、特定方向に集中して光を照射するため、透明色のLEDの場合、使用者が眩しく感じて作業効率が悪くなる場合がある。本実施例では、発光体53が青色等のLEDであることから、透明色のLEDよりも眩しさを抑えることができ、より効率的に作業することが可能になる。また、釘打ち作業は小さな釘を扱う細かな作業であるため、精神を集中して行う必要があるが、青色のLEDの使用により、その色の効果(例えば、青色は精神を癒し、心を鎮める効果があると言われている)を得ることができる。
以上説明したように、本発明の照明装置付きガイド冶具は、充分な局所照明が可能で、釘又はねじの陰影を使用できる構成であるため、釘又はねじの先端部の位置合わせが正確にでき、被対象物に対して垂直、かつ強く打ち込む又は締め付けることができる。
なお、上述した実施例の照明装置付きガイド冶具は一例であり、その構成は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
照明装置付きガイド冶具は、夜間や倉庫内等での暗い場所で作業する際にも使用でき、釘打ち又はねじの締め付けの作業に慣れていない人でも容易に作業することができるため、図工、美術、技術等の分野において利用することができる。
1 ガイド冶具
2 スライド軸
3 釘
4 把持部
5 木材
6 陰影
10 筒状ガイド
11 筒状部
13 保持部
14 保持部材
15~18 弾性部材(Oリング)
20 スライド軸の挿入部分
21 スライド軸の頭部
40 持ち手部
41 ヒートン(アイ・ボルト)
50 照明部
51 電源手段
52 照明部の下端の穴
53 発光体
60 打ち込む位置(罫書き点マークや線)
100 照明装置付きガイド冶具
101 取付け部
110 筒状部の上部
120 筒状部の下部
121 筒状部の穴
122 筒状部のガイド線
130 筒状ガイドの嵌着部
131 嵌着部の溝
132 嵌着部の仕切り壁
510 電池
511 スイッチ
512 バネ
513 配線
514 弾性部材

Claims (3)

  1. スライド軸又はドライバーがスライドする筒状ガイドと、
    前記筒状ガイドの下端に嵌着され、複数のテーパー状の保持部材と、該保持部材を結束し、少なくとも1つが所定の距離を置いて配置される寸法の異なる2以上の弾性部と、を有し、釘又はねじを保持するための保持部と、
    前記筒状ガイドの下部に結合され、前記保持部を外装するように形成された筒状部と、
    前記筒状部の下部を外装し、着脱自在に装着される筒状の照明部と、
    から構成される照明装置付きガイド冶具であって、
    前記照明部の下端に、前記釘又はねじの先端を視認するための穴が穿設され、前記釘又はねじの先端を照射する発光体と、該発光体に電力を供給する電源手段と、が備えられ、前記発光体は、前記穴と対向する位置又は対向する位置から周方向に30~60度の角度で設置され、該発光体から照射された光が前記釘又はねじの陰影を形成し、該陰影が釘を打ち込む位置又はねじを締め付ける位置を合わせるガイドになることを特徴とする照明装置付きガイド冶具。
  2. スライド軸又はドライバーがスライドする筒状ガイドと、
    前記筒状ガイドの下端に嵌着され、複数のテーパー状の保持部材と、該保持部材を結束し、少なくとも1つが所定の距離を置いて配置される寸法の異なる2以上の弾性部と、を有し、釘又はねじを保持するための保持部と、
    前記筒状ガイドの下部に結合され、前記保持部を外装するように形成された筒状部と、
    前記筒状部の下部を外装し、着脱自在に装着される筒状の照明部と、
    から構成される照明装置付きガイド冶具であって、
    前記照明部の下端に、前記釘又はねじの先端を視認するための穴が穿設され、前記釘又はねじの先端を照射する発光体と、該発光体に電力を供給する電源手段と、が備えられ、前記発光体の先端部が下方になるように、前記発光体の中心軸が設置される水平面から垂直方向に10~20度の角度で設置され、該発光体から照射された光が前記釘又はねじの陰影を形成し、該陰影が釘を打ち込む位置又はねじを締め付ける位置を合わせるガイドになることを特徴とする照明装置付きガイド冶具。
  3. 請求項1又は2に記載の照明装置付きガイド冶具であって、前記照明部は、外部からの光を遮光する遮光部材で構成されている、又は遮光部材で覆われていることを特徴とする照明装置付きガイド冶具。
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