JP7058494B2 - 輝度変化検出装置およびプログラム - Google Patents
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Description
図1は、第1実施形態による輝度変化検出装置の概略機能構成を示す機能ブロック図である。図示するように、輝度変化検出装置1は、差分画像演算部2と、積算部3と、輝度差判定部4と、代表値画像演算部5とを含んで構成される。
さらに、差分画像演算部2は、遅延部10と、動き推定部11と、動き補償部12と、差分演算部13とを含んで構成される。
また、積算部3は、遅延部15-2,15-3,・・・と、加算部16-2,16-3,16-4,・・・とを含んで構成される。図1では、遅延部15-4よりも後段の機能構成を省略して示している。省略した部分については、後で説明する。
また、輝度差判定部4は、閾値処理部17-1,17-2,17-3,・・・と、判定部20とを含んで構成される。図1では、閾値処理部17-3よりも後段の機能構成を省略して示している。省略した部分については、後で説明する。
また、代表値画像演算部5は、遅延部10と、最小演算部21-1,21-2,21-3,・・・と、遅延部22-2,22-3,22-4,・・・とを含んで構成される。図1では、遅延部22-4よりも後段の機能構成を省略して示している。省略した部分については、後で説明する。
これらの各機能部は、例えば、電子回路を用いて実現される。また、各機能部は、必要に応じて、半導体メモリーや磁気ハードディスク装置などといった記憶手段を内部に備えてよい。また、各機能部を、コンピューターおよびソフトウェアによって実現するようにしてもよい。
入力映像をIとする。入力映像Iは、水平方向および垂直方向に配置された画像の時系列として表せる。例えば、画素の、水平座標をxとし、垂直座標をyとする。ある映像の、時刻tにおける画像座標(x,y)の画素値を、映像を表す文字に引き続き(t,x,y)を付すことにより表現する。すなわち、例えば、入力映像Iの時刻t、画像座標(x,y)における画素値を、I(t,x,y)と表す。なお、画素値は、輝度値のようなスカラー値であってもよいし、カラー画像の各色成分からなるベクトル値であってもよい。例えば、画素値は、R(赤),G(緑),B(青)の各色成分の輝度値を要素とするベクトル(r,g,b)であってもよい。また、時刻tにおける映像フレーム(画像)は、映像を表す文字に引き続き(t)を付すことにより表現する。例えば、映像Iの時刻tにおける映像フレームを、I(t)と表す。なお、以下の説明では画素値がスカラー値(輝度値)である場合を例として記述するが、画素値がベクトル値であっても本質的な違いはない。
差分画像演算部2は、例えば、入力映像Iに含まれるフレーム間の、画素位置毎の輝度差を演算し、該輝度差を画素位置ごとに並べた差分画像R1を出力する。具体的には、差分画像演算部2は、入力映像Iの隣接するフレーム間の、画素位置毎の輝度差を演算し、該輝度差を画素位置ごとに並べた差分画像R1を出力する。この場合、時刻tを整数として、差分画像R1は下の式(1)で表される。
なお、積算部3は、差分画像演算部2から出力されるn時点分(nは2以上の整数)の残差画像R1(t)をたし合わせ、その結果をnフレーム積算残差画像Rn(t)として出力する。また、積算部3が、複数の積算残差画像を出力するようにしてもよい。
図1に示す積算部3は、2フレーム積算残差画像R2(t)と、3フレーム積算残差画像R3(t)とを、少なくとも出力する。
図1では遅延部15-4以下の構成の記載を省略しているが、積算部3が、4フレーム積算残差画像R4(t)や、より後段のnフレーム積算残差画像Rn(t)をも出力するようにしてもよい。
また、輝度差判定部4は、例えば、上記の閾値処理において画素位置ごとに閾値制御する。つまり、輝度差判定部4は、画素位置ごとに、差分画像の画素値が閾値によって区切られるどの区間に属するものであるかを判定する。また、輝度差判定部4は、例えば、入力映像の当該画素位置における現在または過去の画素値に応じて定まる閾値を用いて、閾値制御する。
なお、本実施形態による輝度差判定部4は、複数の閾値処理部17-1,17-2,17-3,・・・を備えており、この各々の閾値処理部において、差分画像演算部2から出力される差分画像を、あるいは積算部3から出力される積算残差画像を対象とした閾値処理を行う。
本実施形態における代表値画像演算部5は、画素位置ごとの代表値として、当該画素位置の、現在および所定範囲内の過去の画素値列の最小値を出力する。つまり、現在および所定範囲内の過去における最も低い輝度値に基づいて、輝度差判定部4は閾値を定めることとなる。
具体的には、代表値画像演算部5は、輝度差判定部4が有する閾値処理部17-1,17-2,17-3,・・・の各々に、その対象時間区間(tの範囲)に応じた代表値を供給する。
動き推定部11は、撮像時刻の異なる入力画像間において動き推定を行う。具体的には、動き推定部11は、入力画像I(t2)の特定の画素位置が、入力画像I(t1)のどの画素位置に対応するものであるかを推定する。ここで、t2>t1である。典型的には、t2=t1+1である。動き推定部11は、動き推定の結果を、動きベクトルとして出力する。動きベクトルは、画素位置に依存するベクトルである。ただし、近傍の画素位置間で共通の動きベクトルを動き推定部11が推定するようにしてもよい。なお、動き推定の結果において所定の妥当性が得られない場合には、動き推定部11は、「動きなし」を出力、つまり動きベクトルとして零ベクトルを出力してもよい。
動き補償部12は、動き推定部11による動き推定の結果に基づいて、入力画像における動き補償を行う。つまり、動き補償部12は、動き推定部11が出力した動きベクトルに基づいて、異なる時刻の画像間における画素位置の対応付けを行う。
差分演算部13は、撮像時刻の異なる入力画像間における差分である差分画像を算出する。動き補償部12が動き補償を行った場合には、差分演算部13は、動き補償の結果にも基づいて上記の差分画像を算出する。つまり、差分演算部13は、動き補償部12による動き補償を行った結果得られる動き補償予測残差を差分画像として出力する。
具体的には、遅延部15-2は、差分画像演算部2から出力される差分画像を1時点分遅延させる。また、遅延部15-3,15-4,・・・は、それぞれ、加算部16-2,16-3から出力される積算差分画像を1時点分遅延させる。
加算部16-2,16-3,16-4,・・・は、1時点前の積算差分画像と、差分画像演算部2から出力される差分画像とを加算する。加算部16-2,16-3,16-4,・・・は、それぞれ、加算結果である積算差分画像を、判定処理のために、輝度差判定部4に供給する。
判定部20は、閾値処理部17-1,17-2,17-3,・・・から出力される閾値処理結果画像T1(t),T2(t),T3(t),・・・に基づき、画素位置ごとに所定の判定ルールを適用して判定結果画像C(t)の画素値を求める。そして、判定部20は判定結果画像C(t)を出力する。
具体的には、最小演算部21-1は、入力画像I(t)と、入力画像を1時点遅延させた(遅延部10からの出力)画像I(t-1)とに基づいて、最小値画像を求め、出力する。
最小演算部21-2,21-3,・・・は、それぞれ、入力画像I(t)と、1時点前の最小値画像(それぞれ、遅延部22-2,22-3,・・・からの出力)とに基づいて、最小値画像を求め、出力する。
遅延部22-2,22-3,22-4,・・・は、それぞれ、最小演算部21-1,21-2,21-3,・・・から出力される最小値画像を、1時点分遅延させる。
一方、式(2)におけるSは、探索領域の大きさと形状を規定する領域である。領域Sは、例えば、下の式(6)で表される。
また、動き推定部11は、別の方法で動き推定を行ってもよい。例えば、式(2)の代わりに、下の式(7)による計算で、動きベクトル(U(t,x,y),V(t,x,y))を求めるようにしてもよい。
あるいは、動き推定部11は、式(2)や式(7)の代わりに、下の式(8)による計算で、動きベクトル(U(t,x,y),V(t,x,y))を求めるようにしてもよい。
なお、上に示した式(10)の下段の式は、式(2)と同様の式であるが、ここで、代わりに、式(7)や式(8)を用いてもよい。
例えば、図1に示す積算部3は、2フレーム積算残差画像R2(t)と、3フレーム積算残差画像R3(t)とを、少なくとも出力する。具体的な処理の流れは、次の通りである。
遅延部15-2は、差分演算部13から出力される残差画像R1(t)を1時点遅延したR1(t-1)を出力する。
加算部16-2は、遅延部15-2の出力であるR1(t-1)と、差分演算部13から出力される残差画像R1(t)とを、画素位置ごとにたし合わせる。そして、加算部16-2は、その加算結果である2フレーム積算残差画像R2(t)を出力する。即ち、加算部16-2は、式(13)の演算を行う。
遅延部15-3は、加算部16-2からの2フレーム積算残差画像R2(t)を1時点遅延したR2(t-1)を出力する。
加算部16-3は、遅延部15-3の出力であるR2(t-1)と、差分演算部13から出力される残差画像R1(t)とを、画素位置ごとにたし合わせる。そして、加算部16-3は、その加算結果である3フレーム積算残差画像R3(t)を出力する。即ち、加算部16-3は、式(13)の演算を行う。
以上のように、積算部3は、2フレーム積算残差画像R2(t)および3フレーム積算残差画像R3(t)を出力する。
一般化すれば、i≧3において、次の通りである。
即ち、遅延部15-iは、前段の加算部16-(i-1)からの(i-1)フレーム積算残差画像Ri-1(t)を1時点遅延させ、Ri-1(t-1)を出力する。
また、加算部16-iは、遅延部15-iの出力であるRi-1(t-1)と、差分演算部13から出力される残差画像R1(t)とを、画素位置ごとにたし合わせる。そして、加算部16-iは、その加算結果であるiフレーム積算残差画像Ri(t)を出力する。
なお、言うまでもなく、R1(t)は、差分演算部13から得られる。
閾値処理部17-2は、2フレーム積算残差画像R2(t)に対して、画素毎に閾値判定を行い、判定結果を画素値とする閾値処理結果画像T2(t)を出力する。
閾値処理部17-3は、3フレーム積算残差画像R3(t)に対して、画素毎に閾値判定を行い、判定結果を画素値とする閾値処理結果画像T3(t)を出力する。
さらに、一般化して、閾値処理部17-i(i≧2)が、iフレーム積算残差画像Ri(t)に対して、画素毎に閾値判定を行い、判定結果を画素値とする閾値処理結果画像Ti(t)を出力する。
例えば、閾値処理部17-1および17-i(i≧2)は、2つの閾値θ-およびθ+(但し、θ-<θ+とする)を用いて、画素位置ごとに3値の判定を実行する。
具体的には、例えば、閾値処理部17-1および17-i(i≧2)が出力する閾値処理結果画像Tn(n∈{1,2,3,・・・})の画素値は、閾値θ-および閾値θ+との大小関係に応じて、例えば-1、0および+1のいずれかの値をとる。例えば、閾値処理部17-1および17-i(i≧2)は、閾値処理結果画像Tnの画素値を下の式(14)の通りとする。
代表値画像演算部5は、現時点tから現時点のnフレーム前である時点(t-n)までの入力映像Iの画素位置(x,y)における画素値の最小値を求める。
遅延部10は、前述の通り、I(t-1)を出力する。なお、本実施形態では、差分画像演算部2と代表値画像演算部5とで遅延部10を共用しているが、差分画像演算部2と代表値画像演算部5とで別々の遅延部を設けてもよい。
最小演算部21-1は、入力画像I(t-1)と、遅延部10から出力されるI(t-1)とに基づいて、画素位置ごとに、画素値の最小値を求める。最小演算部21-1は、求めた最小値画像(代表値画像)を閾値処理部17-1に供給する。
遅延部22-2は、最小演算部21-1から出力される最小値画像を1フレーム分遅延させる。
最小演算部21-2は、遅延部22-2から出力される最小値画像と、現時点の入力画像I(t)とに基づいて、画素位置ごとに、画素値の最小値を求める。つまり、最小演算部21-2は、画素位置ごとに、I(t)と、I(t-1)と、I(t-2)の画素値の最小値を求める。最小演算部21-2は、求めた最小値画像(代表値画像)を閾値処理部17-2に供給する。
最小演算部21-iは、遅延部22-iから出力される最小値画像と、現時点の入力画像I(t)とに基づいて、画素位置ごとに、画素値の最小値を求める。つまり、最小演算部21-2は、画素位置ごとに、I(t)と、I(t-1)と、・・・、I(t-i)との画素値の最小値を求める。最小演算部21-iは、求めた最小値画像(代表値画像)を閾値処理部17-iに供給する。
判定部20における判定ルールとしては、例えば、時刻t、画像座標(x,y)における閾値処理結果画像の画素値列(T1(t,x,y),T2(t,x,y),・・・,TN(t,x,y))が、全項0であれば判定結果C(t,x,y)=0とする。画素値列(T1(t,x,y),T2(t,x,y),…,TN(t,x,y))の中に非零の項が存在する場合には、非零の項の集合Wの中で添字の値(Tn(t,x,y)のnの値)が最も小さいものの画素値をC(t,x,y)とする。即ち、判定部20は、下の式(16)によって、判定結果画像C(t)を求め、出力する。
輝度変化検出装置1が出力する判定結果映像は、隣接フレーム間の輝度変化のみならず複数フレームにわたる輝度変化をも考慮して点滅画素を検出するものであるから、前記有害フレームの検出結果も複数フレームにわたる輝度変化に対応したものとなる。これにより、有害なフレームの検出精度を向上することができる。
次に、第2実施形態について説明する。なお、前実施形態において既に説明した事項については以下において説明を省略する場合がある。ここでは、本実施形態に特有の事項を中心に説明する。
具体的には、有害映像判定部32は、判定結果映像Cの各画素位置について、ある時点までの判定値(+1または-1)の時系列(もしくは、判定値+1または-1を生じた時刻の系列)を一定期間記録する。そして、有害映像判定部32は、その系列において所定時間内に所定回数以上の点滅を生じたか否かを判定する。つまり、有害映像判定部32は、各画素位置について、判定値の+1から-1へのトランジション、および-1から+1へのトランジションが規定回数以上生じたか否かを判定する。
その判定結果が「生じた」である場合には、有害映像判定部32は、当該画素を有害画素と判定する。さらに、有害映像判定部32は、フレーム内の有害画素の数を集計し、該集計結果であるところの有害画素数または全体画素数に占める有害画素数の割合が所定の閾値超(または閾値以上)であった場合には「有害フレームである」として、警告を出力する。有害画素数または有害画素数の割合が閾値超(または閾値以上)という条件を満たさない場合には、有害映像判定部32は、上記警告を出力しない(または「有害フレームではない」という情報を出力する)。
輝度変化検出装置1が代表値画像演算部5を持たなくてもよい。その場合、輝度差判定部4は、入力画像I(t),I(t-1),I(t-2),・・・が有する画素位置ごとの画素値に依らず、輝度差の判定を行う。例えば、閾値処理部17-1,17-2,17-3,・・・は、入力画像に含まれる画素値に依らない閾値を用いた判定を行う。例えば、閾値処理部17-1,17-2,17-3,・・・は、予め設定された閾値に基づいて閾値処理を行う。
差分画像演算部2が、動き推定部11および動き補償部12を持たなくてもよい。この場合、差分演算部13は、動き補償されない画素値に基づいて差分画像を算出する。これは、動きベクトルが常に零ベクトル(0,0)である場合と同様の結果を生み出す。
差分画像演算部2は、1画素ごとの差分画像を算出する代わりに、複数画素から成るブロックごとの差分値からなる差分画像を算出するようにしてもよい。この場合、輝度差判定部4は、ブロックごとに輝度変化の判定を行い、ブロックごとの判定結果からなる判定結果画像を出力する。
輝度変化検出装置1が積算部3を含み、積算部3は隣接フレーム間の輝度変化を表す差分画像を複数積算する。これにより、隣接フレーム間の輝度変化のみならず複数フレームにわたる輝度変化をも考慮して有害な点滅を構成する輝度変化を捉えることが可能となる。
差分画像演算部2が動き推定部11および動き補償部12を含む。これにより、差分画像演算部2は、動き補償の処理をした上で差分画像を算出する。これにより、例えばテクスチャのある物体の運動によりある画素位置の輝度変化が生じる場合に、これを有害な点滅と判定しないように、輝度変化を検出することが可能となる。
輝度変化検出装置1が代表値画像演算部5を含み、代表値画像演算部5は、入力画像に含まれる画素位置ごとの画素値の代表値を出力する。これにより、輝度差判定部4は、ある時間区間における有意な輝度変化を検出するにあたって、当該時間区間における入力映像の各画素値またはその代表値に応じた適応的な閾値処理が可能となる。このような適応的な閾値処理により、例えば、輝度変化のみならず輝度コントラストに基づく有意性の判定も可能。つまり、生体への影響をより詳細に考慮した点滅画素の判定が可能とする情報を出力できる。
2 差分画像演算部
3 積算部
4 輝度差判定部
5 代表値画像演算部
10 遅延部
11 動き推定部
12 動き補償部
13 差分演算部
20 判定部
15-2,15-3,・・・ 遅延部
16-2,16-3,16-4,・・・ 加算部
17-1,17-2,17-3,・・・ 閾値処理部
21-1,21-2,21-3,・・・ 最小演算部
22-2,22-3,22-4,・・・ 遅延部
31 映像判定装置
32 有害映像判定部
Claims (5)
- 映像を入力し、当該映像における撮像時刻の異なる入力画像間の動き推定を行う動き推定部と、
前記動き推定部による動き推定の結果に基づいて、前記入力画像における動き補償を行う動き補償部と、
前記動き補償部による動き補償を行った結果得られる動き補償予測残差を差分画像として出力する差分演算部と、
複数の前記差分画像を積算した積算差分画像を算出する積算部と、
前記差分画像および前記積算差分画像の画素位置ごとに、閾値処理を施し、前記入力画像間で所定範囲の輝度変化を有する画素を検出する輝度差判定部と、
を備える輝度変化検出装置。 - 前記輝度差判定部は、前記閾値処理において画素位置ごとに閾値制御するものであり、前記閾値制御は前記映像の当該画素位置における現在または過去の画素値に応じて制御されるものである、
請求項1に記載の輝度変化検出装置。 - 前記映像の画素位置ごとの現在および過去の画素値列の代表値を出力する代表値画像演算部、
を備え、
前記輝度差判定部は、前記閾値処理において、前記代表値画像演算部が出力する画素位置ごとの前記代表値に基づいて閾値制御する、
請求項2に記載の輝度変化検出装置。 - 前記代表値は、画素位置ごとの、現在および所定範囲内の過去の画素値列の最小値である、
請求項3に記載の輝度変化検出装置。 - コンピューターを、
映像を入力し、当該映像における撮像時刻の異なる入力画像間の動き推定を行う動き推定部と、
前記動き推定部による動き推定の結果に基づいて、前記入力画像における動き補償を行う動き補償部と、
前記動き補償部による動き補償を行った結果得られる動き補償予測残差を差分画像として出力する差分演算部と、
複数の前記差分画像を積算した積算差分画像を算出する積算部と、
前記差分画像および前記積算差分画像の画素位置ごとに、閾値処理を施し、前記入力画像間で所定範囲の輝度変化を有する画素を検出する輝度差判定部と、
を備える輝度変化検出装置として機能させるためのプログラム。
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