JP7056671B2 - 確認装置、確認方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、確認装置、確認方法及びプログラムに関する。
特許文献1は、海洋動物プランクトン由来の蛍光タンパク質を組み換え発現し、植物成体の各組織において、当該蛍光タンパク質に起因する蛍光を発する園芸植物の創製方法と、該方法で作製される園芸植物を開示している。
特許文献2は、新規な蛍光性タンパク質とそれをコードする遺伝子を開示している。
特許文献3は、蛍光タンパク質の蛍光波長を変える方法、ならびに、該方法を適用して得られる、改変蛍光タンパク質を開示している。
特許第4741994号 特許第4863280号 特許第4719226号
生産、販売、所持等されている植物(例:大麻、煙草)やその加工品が正規品か否かを確認する手段が望まれている。例えば、植物やその加工品にバーコードを付して管理する手段が考えられる。しかし当該手段の場合、バーコードの取り外しや偽造等の妨害行為により管理が困難になる。
本発明は、植物(例:大麻、煙草)やその加工品が正規品か否かを確認する手段を提供することを課題とする。
本発明によれば、
植物または植物の加工品に対して光を照射する照射工程と、
光を照射した前記植物又は前記加工品が蛍光を発したか否か、及び蛍光を発した部分を確認する確認工程と、
断工程と、
を有し、
正規品の前記植物又は前記加工品は、光を照射すると所定の部分から蛍光を発するように遺伝子組み換えされており、
前記所定の部分を示す特徴情報を取得する取得工程をさらに有し、
前記判断工程では、
前記特徴情報で示される部分から蛍光を発した前記植物又は前記加工品を正規品と判断し、
蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品、及び前記特徴情報で示される部分から蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品を非正規品と判断する確認方法が提供される。
また、本発明によれば、
植物または植物の加工品に対して光を照射する照射手段と、
光を照射した前記植物又は前記加工品が蛍光を発したか否か、及び蛍光を発した部分を確認する確認手段と、
断手段と、
を有し、
正規品の前記植物又は前記加工品は、光を照射すると所定の部分から蛍光を発するように遺伝子組み換えされており、
前記所定の部分を示す特徴情報を取得する取得手段をさらに有し、
前記判断手段は、
前記特徴情報で示される部分から蛍光を発した前記植物又は前記加工品を正規品と判断し、
蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品、及び前記特徴情報で示される部分から蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品を非正規品と判断する確認装置が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
植物または植物の加工品に対して光を照射する照射手段、
光を照射した前記植物又は前記加工品が蛍光を発したか否か、及び蛍光を発した部分を確認する確認手段、
断手段、
として機能させ、
正規品の前記植物又は前記加工品は、光を照射すると所定の部分から蛍光を発するように遺伝子組み換えされており、
前記コンピュータを、前記所定の部分を示す特徴情報を取得する取得手段としてさらに機能させ、
前記判断手段は、
前記特徴情報で示される部分から蛍光を発した前記植物又は前記加工品を正規品と判断し、
蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品、及び前記特徴情報で示される部分から蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品を非正規品と判断するプログラムが提供される。
本発明によれば、植物(例:大麻、煙草)やその加工品が正規品か否かを確認する手段が実現される。
上述した目的、および、その他の目的、特徴及び利点は、以下に述べる好適な実施の形態、および、それに付随する以下の図面によって、さらに明らかになる。
本実施形態の確認方法の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の確認方法で正規品か否かの確認を行う場面の一例を説明するための図である。 本実施形態の確認方法で正規品か否かの確認を行う場面の一例を説明するための図である。 本実施形態の確認方法で正規品か否かの確認を行う場面の一例を説明するための図である。 本実施形態の確認方法で正規品か否かの確認を行う場面の一例を説明するための図である。 本実施形態の確認方法の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の確認装置の機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態の確認装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 本実施形態の確認装置の機能ブロック図の一例を示す図である。
<第1の実施形態>
本実施形態の確認方法の概要を説明する。まず、正規品の植物又はその加工品は、光を照射すると蛍光を発するよう遺伝子組み換えされる。そして、正規品か否かを確認する対象の植物又は加工品に対して光を照射し、蛍光を発した植物又は加工品を正規品と判断し、蛍光を発しなかった植物又は加工品を非正規品と判断する。
次に、本実施形態の確認方法の構成を詳細に説明する。図1のフローチャートは、本実施形態の確認方法の処理の流れの一例を示す。図示するように、本実施形態の確認方法は、照射工程S11と、確認工程S12と、判断工程S13とを有する。
照射工程S11では、正規品か否かを確認する対象の植物または加工品に対して光を照射する。以下、正規品か否かを確認する対象の植物または加工品を「確認対象」という場合がある。
正規品か否かを確認する対象の植物は、大麻、煙草等が例示されるがこれらに限定されない。合法的なものを正規品としてもよいし、ある基準を満たすように生育されたブランド品種を正規品としてもよい。
上述の通り、正規品の植物又はその加工品は、光を照射すると蛍光を発するよう遺伝子組み換えされる。当該前提は、以下のすべての実施形態において同様である。なお、このような遺伝子組み換えは、例えば特許文献1乃至3の技術を利用して実現できる。
本実施形態では、人が、確認対象に対する光の照射を行う。例えば、人がライトのある場所に確認対象を持っていき、そこで確認対象に光を照射してもよい。その他、人が確認対象のある場所にライトを持っていき、そこで確認対象に光を照射してもよい。なお、蛍光を確認するため、照射工程S11は暗闇の中で行われるのが好ましい。
確認工程S12では、光を照射した確認対象が蛍光を発したか否かを確認する。本実施形態では、人が、蛍光を発したか否かの確認を行う。すなわち、人が、光を照射した確認対象を視認し、確認対象が蛍光を発したか否かを自身の目で確認する。なお、自身の目での確認は、直接確認対象を見ることで行われてもよいし、カメラ等で撮影されている確認対象をモニター越しに見ることで行われてもよい。
判断工程S13では、蛍光を発した確認対象を正規品と判断し、蛍光を発しなかった確認対象を非正規品と判断する。本実施形態では、人が、確認工程S12での確認結果に基づき、当該判断を行う。
ここで、確認対象が正規品か否かを確認する場面の一例を説明する。
(1)例えば、植物や加工品を生産・加工等する生産・加工者が所持している植物や加工品を確認対象とすることができる。
発育中の植物を定期的に確認対象とし、正規品か否かを確認してもよい。その他、加工処理に回される植物を加工処理前に確認対象とし、正規品か否かを確認してもよい。その他、他者に譲渡される前(流通経路にのる前)の植物や加工品(完成品)を確認対象とし、正規品か否かを確認してもよい。
このような場面で正規品か否かを確認することで、生産・加工者が非正規品を繁殖したり、加工したりする不都合を抑制することができる。また、非正規品が他者の手に渡る不都合を抑制することができる。
(2)図2は、植物や加工品の流通経路の一例を示す。図2は、植物や加工品の生産・加工者から他の生産・加工者に、植物や加工品が販売される流通経路を示す。
例えば、植物や加工品を購入した生産・加工者が所持している植物や加工品を確認対象とすることができる。購入直後の植物や加工品を確認対象としてもよい。このような場面で正規品か否かを確認することで、植物を繁殖したり、加工品を生産したりできる生産・加工者が非正規品を手に入れる不都合を抑制することができる。
(3)図3は、植物や加工品の流通経路の他の一例を示す。図3は、植物や加工品の生産・加工者から消費者に、植物や加工品が販売される流通経路を示す。
例えば、植物や加工品を購入した消費者が所持している植物や加工品を確認対象とすることができる。購入直後の植物や加工品を確認対象としてもよい。このような場面で正規品か否かを確認することで、消費者が非正規品を手に入れる不都合を抑制することができる。
(4)図4は、植物や加工品の流通経路の他の一例を示す。図4は、植物や加工品の生産・加工者から販売者を経由して消費者に、植物や加工品が販売される流通経路を示す。
例えば、植物や加工品を購入した販売者が所持している植物や加工品を確認対象とすることができる。購入直後の植物や加工品を確認対象としてもよい。又は販売している植物や加工品を確認対象としてもよい。このような場面で正規品か否かを確認することで、販売者が非正規品を手に入れる不都合や、販売者により非正規品が広く販売される不都合を抑制することができる。
(5)図5は、植物や加工品の流通経路の他の一例を示す。図5は、植物や加工品の生産・加工者から税関を経由して、海外の生産加工者、販売者、消費者等に販売される流通経路を示す。
例えば、税関を通る植物や加工品を確認対象とすることができる。このような場面で正規品か否かを確認することで、非正規品が海外に出ていく不都合や、非正規品が国内に入ってくる不都合を抑制することができる。
以上、説明した本実施形態の確認方法によれば、植物やその加工品が正規品か否かを確認することができる。
また、本実施形態の確認方法では、遺伝子組み換えで植物やその加工品に所定の特徴(光を照射すると蛍光を発する)を与え、その特徴を有するか否かを確認することで、それが正規品か否かを確認する。このような本実施形態の確認方法によれば、非正規品を正規品のように誤認させる妨害行為や、正規品を非正規品のように誤認させる妨害行為等が困難となる。結果、正規品か否かの確認を高精度に行うことができる。
また、本実施形態の確認方法では、確認対象に光を照射し、蛍光を発するか否かを確認するという簡単な作業により、正規品か否かの確認を高精度に行うことができる。作業が簡単なので、どこでも、また、いつでも気軽に実施できる。このため、より多くの植物や加工品を確認対象とし、正規品か否かの確認を行うことができる。
<第2の実施形態>
本実施形態では、正規品の植物又はその加工品は「所定の波長の光」を照射すると蛍光を発するよう遺伝子組み換えされる。そして、本実施形態の確認方法では、確認対象に対して「所定の波長の光」を照射し、蛍光を発した確認対象を正規品と判断し、蛍光を発しなかった確認対象を非正規品と判断する。
図1のフローチャートは、本実施形態の確認方法の処理の流れの一例を示す。図示するように、本実施形態の確認方法は、照射工程S11と、確認工程S12と、判断工程S13とを有する。
照射工程S11では、確認対象に対して「所定の波長の光」を照射する。所定の波長の光は、ブルーライト、ブラックライト又は紫外線であってもよいし、その他の波長の光であってもよい。照射工程S11のその他の構成は、第1の実施形態と同様である。
確認工程S12では、所定の波長の光を照射した確認対象が蛍光を発したか否かを確認する。確認工程S12のその他の構成は、第1の実施形態と同様である。
判断工程S13では、所定の波長の光を照射した場合に蛍光を発した確認対象を正規品と判断し、所定の波長の光を照射した場合に蛍光を発しなかった確認対象を非正規品と判断する。判断工程S13のその他の構成は、第1の実施形態と同様である。
以上、説明した本実施形態の確認方法によれば、第1の実施形態と同様な作用効果を実現できる。また、蛍光を発する条件をより限定的にすることで、正規品と同様の特徴を有する模倣品(非正規品)が生産等される不都合を抑制できる。
<第3の実施形態>
本実施形態では、正規品の植物又はその加工品は光を照射すると「所定の部分から蛍光を発する」よう遺伝子組み換えされる。そして、本実施形態の確認方法では、正規品か否かを確認する対象の植物又は加工品に光を照射し、所定の部分から蛍光を発した植物又は加工品を正規品と判断し、所定の部分から蛍光を発しなかった植物又は加工品を非正規品と判断する。
なお、特許文献1乃至3の技術を利用した場合、花、葉っぱ、茎等の中のランダムな部分から蛍光を発する。例えば、同じ部分から蛍光を発している植物同士で交配することで、蛍光を発する部分を制御することができる。
図1のフローチャートは、本実施形態の確認方法の処理の流れの一例を示す。図示するように、本実施形態の確認方法は、照射工程S11と、確認工程S12と、判断工程S13とを有する。
照射工程S11は、第1及び第2の実施形態と同様である。
確認工程S12では、光を照射した確認対象の所定の部分から蛍光を発したか否かを確認する。ここで確認する「蛍光を発した部分」は、定常状態における光る部分でなく、光を照射した場合に光る部分である。確認工程S12のその他の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。
判断工程S13では、所定の部分から蛍光を発した確認対象を正規品と判断し、所定の部分から蛍光を発しなかった確認対象を非正規品と判断する。判断工程S13のその他の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。
以上、説明した本実施形態の確認方法によれば、第1の実施形態と同様な作用効果を実現できる。また、蛍光を発する条件をより限定的にすることで、正規品と同様の特徴を有する模倣品(非正規品)が生産等される不都合を抑制できる。
<第4の実施形態>
本実施形態では、正規品の植物又はその加工品は光を照射すると「所定の部分から蛍光を発し、かつ、所定の部分が蛍光を発しない」よう遺伝子組み換えされる。そして、本実施形態の確認方法では、正規品か否かを確認する対象の植物又は加工品に光を照射し、所定の部分から蛍光を発し、かつ、所定の部分が蛍光を発しない植物又は加工品を正規品と判断し、その他の植物又は加工品を非正規品と判断する。
例えば、第3の実施形態で説明した方法で、所定の部分から蛍光を発するように制御することができる。そして、例えば、レーザなどの熱処理にて所定の箇所のたんぱく質を破壊等することで、蛍光を発しない所定の部分を作ることができる。その他、所定の部分から蛍光を発し、所定の部分から蛍光を発しない植物同士で交配することで、蛍光を発する部分及び蛍光を発しない部分を制御してもよい。例えば、蛍光を発する部分は、花、葉っぱ、茎の中の何れかであってもよい。そして、蛍光を発しない部分は、花、葉っぱ、茎の中の蛍光を発する部分と異なる部分であってもよい。
図1のフローチャートは、本実施形態の確認方法の処理の流れの一例を示す。図示するように、本実施形態の確認方法は、照射工程S11と、確認工程S12と、判断工程S13とを有する。
照射工程S11は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
確認工程S12では、光を照射した確認対象の所定の部分から蛍光を発し、かつ、所定の部分が蛍光を発しなかったか否かを確認する。ここで確認する「蛍光を発した部分」は、定常状態における光る部分でなく、光を照射した場合に光る部分である。また、ここで確認する「蛍光を発しなかったか部分」は、定常状態における光を発しなかった部分でなく、光を照射した場合に光を発しなかった部分である。確認工程S12のその他の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
判断工程S13では、所定の部分から蛍光を発し、かつ、所定の部分から蛍光を発しない確認対象を正規品と判断し、その他の確認対象を非正規品と判断する。判断工程S13のその他の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
以上、説明した本実施形態の確認方法によれば、第1の実施形態と同様な作用効果を実現できる。また、蛍光を発する条件をより限定的にすることで、正規品と同様の特徴を有する模倣品(非正規品)が生産等される不都合を抑制できる。
<第5の実施形態>
本実施形態では、正規品の植物又はその加工品は光を照射すると「所定の色の蛍光を発する」よう遺伝子組み換えされる。そして、本実施形態の確認方法では、確認対象に対して光を照射し、所定の色の蛍光を発した確認対象を正規品と判断し、所定の色の蛍光を発しなかった確認対象を非正規品と判断する。
図1のフローチャートは、本実施形態の確認方法の処理の流れの一例を示す。図示するように、本実施形態の確認方法は、照射工程S11と、確認工程S12と、判断工程S13とを有する。
照射工程S11は、第1乃至第4の実施形態と同様である。
確認工程S12では、光を照射した確認対象から所定の色の蛍光を発したか否かを確認する。ここで確認する「蛍光の色」は、定常状態における光の色でなく、光を照射した場合に発せられた光の色である。確認工程S12のその他の構成は、第1乃至第4の実施形態と同様である。
判断工程S13では、所定の色の蛍光を発した確認対象を正規品と判断し、所定の色の蛍光を発しなかった確認対象を非正規品と判断する。判断工程S13のその他の構成は、第1乃至第4の実施形態と同様である。
以上、説明した本実施形態の確認方法によれば、第1の実施形態と同様な作用効果を実現できる。また、蛍光を発する条件をより限定的にすることで、正規品と同様の特徴を有する模倣品(非正規品)が生産等される不都合を抑制できる。
<第6の実施形態>
本実施形態では、正規品の植物又はその加工品は光を照射すると「光の強度が閾値以上の蛍光を発する」よう遺伝子組み換えされる。そして、本実施形態の確認方法では、確認対象に対して光を照射し、光の強度が閾値以上の蛍光を発した確認対象を正規品と判断し、その他の確認対象を非正規品と判断する。
図1のフローチャートは、本実施形態の確認方法の処理の流れの一例を示す。図示するように、本実施形態の確認方法は、照射工程S11と、確認工程S12と、判断工程S13とを有する。
照射工程S11は、第1乃至第5の実施形態と同様である。
確認工程S12では、光を照射した確認対象から光の強度が閾値以上の蛍光を発したか否かを確認する。ここで確認する「蛍光の強度」は、定常状態における光の強度でなく、光を照射した場合に発せられた光の強度である。確認工程S12のその他の構成は、第1乃至第5の実施形態と同様である。
判断工程S13では、光の強度が閾値以上の蛍光を発した確認対象を正規品と判断し、その他の確認対象を非正規品と判断する。判断工程S13のその他の構成は、第1乃至第5の実施形態と同様である。
以上、説明した本実施形態の確認方法によれば、第1の実施形態と同様な作用効果を実現できる。また、発する蛍光の条件をより限定することで、正規品と同様の特徴を有する模倣品(非正規品)が生産等される不都合を抑制できる。
<第7の実施形態>
本実施形態では、正規品の植物又はその加工品は「所定の波長の光を照射すると蛍光を発する」、「所定の部分から蛍光を発する」、「所定の部分から蛍光を発し、かつ、所定の部分から蛍光を発しない」、「所定の色の蛍光を発する」及び「光の強度が閾値以上の蛍光を発する」の中の少なくとも1つの条件を満たすように遺伝子組み換えされる。そして、本実施形態では、上記正規品の条件を満たす確認対象を正規品と判断し、蛍光を発しなかった確認対象を非正規品と判断する。本実施形態は、第1乃至第6の実施形態に準じて実現できる。
以上、説明した本実施形態の確認方法によれば、第1乃至第6の実施形態と同様な作用効果を実現できる。
<第8の実施形態>
本実施形態では、正規品を複数のグループに分ける。例えば、産地毎に分けてもよいし、生産時期毎に分けてもよいし、その他の基準で分けてもよい。そして、各グループの正規品に与える特徴を異ならせる。例えば、「蛍光を発するために照射する光の波長」、「蛍光を発する部分」、「蛍光を発する部分及び蛍光を発しない部分」、「蛍光の色」及び「蛍光の強度」の中の少なくとも1つを異ならせる。
本実施形態では、各正規品に与えた特徴を示す特徴情報を、各正規品に付与する。例えば、特徴情報を示すコード(例:バーコード、2次元コード)を植物や加工品に付与してもよいし、特徴情報を記憶したIC(integrated circuit)チップを植物や加工品に付与してもよい。そして、本実施形態の確認方法では、各植物や加工品に付与された特徴情報を取得し、取得した特徴情報に基づき、正規品か否かの確認を行う。
図1のフローチャートは、本実施形態の確認方法の処理の流れの一例を示す。図示するように、本実施形態の確認方法は、取得工程S10と、照射工程S11と、確認工程S12と、判断工程S13とを有する。なお、取得工程S10の実施順は図示するものに限定されず、その他のタイミングで行ってもよい。
取得工程S10では、人が、確認対象に付与された特徴情報を取得する。例えば、特徴情報を示すコード(例:バーコード、2次元コード)が確認対象に付与されていてもよい。この場合、人は、コードリーダに当該コードを読み取らせ、所定の出力装置(例:ディスプレイ)から出力された読取結果(特徴情報)を視認する。その他、特徴情報を記憶したICチップが確認対象に付与されていてもよい。この場合、人は、リーダとICチップとを互いに通信可能な状態(例:近接、当接)にすることで、ICチップに記憶された特徴情報をリーダに取得させ、所定の出力装置(例:ディスプレイ)から出力された特徴情報を視認する。
特徴情報は、蛍光を発するために照射する光の波長を示す情報(波長情報)、蛍光を発する部分を示す情報(第1の蛍光部分情報)、蛍光を発する部分、及び、蛍光を発しない部分を示す情報(第2の蛍光部分情報)、発する蛍光の色を示す(蛍光色情報)、発する蛍光の強度を示す情報(蛍光強度情報)の中の少なくとも1つを有してもよい。
特徴情報が波長情報を有する場合、照射工程S11では、人が、波長情報で示される波長の光を照射する。確認工程S12では、人が、波長情報で示される波長の光を照射した確認対象が蛍光を発したか否かを確認する。判断工程S13では、人が、波長情報で示される波長の光を照射した場合に蛍光を発した確認対象を正規品と判断し、波長情報で示される波長の光を照射した場合に蛍光を発しなかった確認対象を非正規品と判断する。
特徴情報が第1の蛍光部分情報を有する場合、確認工程S12では、人が、第1の蛍光部分情報で示される蛍光を発する部分から確認対象が蛍光を発したか否かを確認する。判断工程S13では、人が、第1の蛍光部分情報で示される蛍光を発する部分から蛍光を発した確認対象を正規品と判断し、第1の蛍光部分情報で示される蛍光を発する部分から蛍光を発しなかった確認対象を非正規品と判断する。
特徴情報が第2の蛍光部分情報を有する場合、確認工程S12では、人が、第2の蛍光部分情報で示される蛍光を発する部分から確認対象が蛍光を発し、かつ、第2の蛍光部分情報で示される蛍光を発しない部分から確認対象が蛍光を発しなかったか否かを確認する。判断工程S13では、人が、第2の蛍光部分情報で示される蛍光を発する部分から蛍光を発し、かつ、第2の蛍光部分情報で示される蛍光を発しない部分から蛍光を発しなかった確認対象を正規品と判断し、その他の確認対象を非正規品と判断する。
特徴情報が蛍光色情報を有する場合、確認工程S12では、人が、蛍光色情報で示される色の蛍光を確認対象が発したか否かを確認する。判断工程S13では、人が、蛍光色情報で示される色の蛍光を発した確認対象を正規品と判断し、蛍光色情報で示される色の蛍光を発しなかった確認対象を非正規品と判断する。
特徴情報が蛍光強度情報を有する場合、確認工程S12では、人が、蛍光強度情報で示される強度の蛍光を確認対象が発したか否かを確認する。判断工程S13では、人が、蛍光強度情報で示される強度の蛍光を発した確認対象を正規品と判断し、その他の確認対象を非正規品と判断する。
照射工程S11、確認工程S12及び判断工程S13のその他の構成は、第1乃至第7の実施形態と同様である。
以上、説明した本実施形態の確認方法によれば、第1乃至第7の実施形態と同様な作用効果を実現できる。
また、正規品を複数のグループに分け、各グループの正規品に与える特徴を異ならせることで、正規品をより緻密に管理することができる。また、植物や加工品各々に与えた特徴を示す特徴情報を各植物や加工品に付与しく。かかる場合、確認対象自身から特徴情報を取得することができる。このため、各正規品に付与した特徴の把握を効率的かつ簡単に行うことができる。
ここで、本実施形態の変形例を説明する。各正規品に与えた特徴を示す特徴情報は、その他の手段で事前に確認作業を行う人に通知されてもよい。例えば、メール等で通知してもよい。なお、確認作業を行う人への通知において、パスワードやワンタイムパスワードを利用してセキュリティを強化してもよい。当該変形例でも同様の作用効果を実現できる。
<第9の実施形態>
本実施形態では、コンピュータが、照射工程S11、確認工程S12及び判断工程S13を行う。各工程の内容は第1乃至第8の実施形態と同様である。
図7に、照射工程S11、確認工程S12及び判断工程S13を行う確認装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、確認装置10は、照射部11と、確認部12と、判断部13とを有する。
まず、確認装置10のハードウエア構成の一例について説明する。本実施形態の確認装置10が備える各部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インターフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図8は、本実施形態の確認装置10のハードウエア構成を例示するブロック図である。図1に示すように、確認装置10は、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有する。周辺回路4Aには、様々なモジュールが含まれる。なお、周辺回路4Aを有さなくてもよい。
バス5Aは、プロセッサ1A、メモリ2A、周辺回路4A及び入出力インターフェイス3Aが相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1Aは、例えばCPU(Central Processing Unit) やGPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ2Aは、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。入出力インターフェイス3Aは、入力装置(例:キーボード、マウス、マイク等)、外部装置、外部サーバ、外部センサー等から情報を取得するためのインターフェイスや、出力装置(例:ディスプレイ、スピーカ、プリンター、メーラ等)、外部装置、外部サーバ等に情報を出力するためのインターフェイスなどを含む。プロセッサ1Aは、各モジュールに指令を出し、それらの演算結果をもとに演算を行うことができる。
照射部11は、照射工程S11を行う。照射工程S11は、第1乃至第8の実施形態と同様である。例えば、照射部11は、オペレータの入力に応じて、光を照射してもよい。その他、照射部11は、照射位置に確認対象が位置することを検出してもよい。そして、当該検出に応じて光を照射してもよい。当該検出は、例えば画像解析で実現してもよいし、任意のセンサーを用いて実現してもよい。
確認部12は、確認工程S12を行う。確認工程S12は、第1乃至第8の実施形態と同様である。確認部12は、光を照射された確認対象を撮影した画像を解析(画像解析)することで、第1乃至第8の実施形態で説明した確認処理を行う。
判断部13は、判断工程S13を行う。判断工程S13は、第1乃至第8の実施形態と同様である。判断部13は、確認部12による確認結果に基づき、確認対象が正規品か否かを判断する。
以上、説明した本実施形態の確認装置10は、第1乃至第8の実施形態と同様な作用効果を実現できる。また、コンピュータ(確認装置10)が各工程を行う本実施形態によれば、確認作業を効率的かつ確実に行うことができる。
<第10の実施形態>
本実施形態では、コンピュータが、取得工程S10、照射工程S11、確認工程S12及び判断工程S13を行う。各工程の内容は第1乃至第9の実施形態と同様である。
図9に、取得工程S10、照射工程S11、確認工程S12及び判断工程S13を行う確認装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、確認装置10は、照射部11と、確認部12と、判断部13と、取得部14とを有する。
取得部14は、取得工程S10を行う。取得工程S10は、第8の実施形態と同様である。例えば、特徴情報を示すコード(例:バーコード、2次元コード)が確認対象に付与されていてもよい。この場合、確認装置10はコードリーダを有する。人がコードリーダに当該コードを読み取らせることで、取得部14は特徴情報を取得する。その他、特徴情報を記憶したICチップが確認対象に付与されていてもよい。この場合、確認装置10はICチップと近距離無線通信するリーダを有する。人がリーダとICチップとを互いに通信可能な状態(例:近接、当接)にすることで、取得部14はICチップに記憶された特徴情報を取得する。取得部14は、取得した特徴情報を確認装置10のメモリに格納する。その他、各正規品に与えた特徴を示す特徴情報が、メール等のその他の手段で事前に確認作業を行う人に通知されてもよい。そして、当該人が入力装置を介して確認装置10に特徴情報を入力してもよい。なお、確認作業を行う人への通知において、パスワードやワンタイムパスワードを利用してセキュリティを強化してもよい。
特徴情報は、蛍光を発するために照射する光の波長を示す情報(波長情報)、蛍光を発する部分を示す情報(第1の蛍光部分情報)、蛍光を発する部分、及び、蛍光を発しない部分を示す情報(第2の蛍光部分情報)、発する蛍光の色を示す(蛍光色情報)、発する蛍光の強度を示す情報(蛍光強度情報)の中の少なくとも1つを有してもよい。
特徴情報が波長情報を有する場合、照射部11は、波長情報で示される波長の光を照射する。確認部12は、画像解析で、波長情報で示される波長の光を照射した確認対象が蛍光を発したか否かを確認する。判断部13は、波長情報で示される波長の光を照射した場合に蛍光を発した確認対象を正規品と判断し、波長情報で示される波長の光を照射した場合に蛍光を発しなかった確認対象を非正規品と判断する。
特徴情報が第1の蛍光部分情報を有する場合、確認部12は、画像解析で、第1の蛍光部分情報で示される蛍光を発する部分から確認対象が蛍光を発したか否かを確認する。判断部13は、第1の蛍光部分情報で示される蛍光を発する部分から蛍光を発した確認対象を正規品と判断し、蛍光部分情報で示される蛍光を発する部分から蛍光を発しなかった確認対象を非正規品と判断する。
特徴情報が第2の蛍光部分情報を有する場合、確認部12は、画像解析で、第2の蛍光部分情報で示される蛍光を発する部分から確認対象が蛍光を発し、かつ、第2の蛍光部分情報で示される蛍光を発しない部分から確認対象が蛍光を発しなかったか否かを確認する。判断部13は、第2の蛍光部分情報で示される蛍光を発する部分から蛍光を発し、かつ、第2の蛍光部分情報で示される蛍光を発しない部分から蛍光を発しなかった確認対象を正規品と判断し、その他の確認対象を非正規品と判断する。
特徴情報が蛍光色情報を有する場合、確認部12は、画像解析で、蛍光色情報で示される色の蛍光を確認対象が発したか否かを確認する。判断部13は、蛍光色情報で示される色の蛍光を発した確認対象を正規品と判断し、蛍光色情報で示される色の蛍光を発しなかった確認対象を非正規品と判断する。
特徴情報が蛍光強度情報を有する場合、確認部12は、画像解析で、蛍光強度情報で示される強度の蛍光を確認対象が発したか否かを確認する。判断部13は、蛍光強度情報で示される強度の蛍光を発した確認対象を正規品と判断し、その他の確認対象を非正規品と判断する。
なお、照射部11は、所定の入力に応じて一定時間だけ光を照射してもよい。所定の入力は、人による暗証番号、パスワード、ワンタイムパスワード等の入力であってもよい。
以上、説明した本実施形態の確認装置10は、第1乃至第9の実施形態と同様な作用効果を実現できる。
ここで、第9及び第10の実施形態の確認装置10に適用される変形例を説明する。判断部13により確認対象が正規品と判断されると、確認装置10はその確認対象に対応する効能をディスプレイ等に表示してもよい。また、判断部13により確認対象が非正規品と判断されると、確認装置10はその場所(非正規品発見場所)の位置情報を取得し、蓄積してもよい。そして、確認装置10は、非正規品発見場所をマッピングした地図データを生成し、ディスプレイ等に出力してもよい。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 植物または植物の加工品に対して光を照射する照射工程と、
光を照射した前記植物又は前記加工品が蛍光を発したか否かを確認する確認工程と、
蛍光を発した前記植物又は前記加工品を正規品と判断し、蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品を非正規品と判断する判断工程と、
を有する確認方法。
2. 1に記載の確認方法において、
正規品の前記植物又は前記加工品は、光を照射すると蛍光を発するように遺伝子組み換えされている確認方法。
3. 1又は2に記載の確認方法において、
正規品の前記植物又は前記加工品は、所定の波長の光を照射すると蛍光を発し、
前記所定の波長を示す特徴情報を取得する取得工程をさらに有し、
前記照射工程では、前記特徴情報で示される波長の光を照射する確認方法。
4. 1から3のいずれかに記載の確認方法において、
正規品の前記植物又は前記加工品は、所定の部分から蛍光を発し、
前記所定の部分を示す特徴情報を取得する取得工程をさらに有し、
前記確認工程では、蛍光を発した部分を確認し、
前記判断工程では、前記特徴情報で示される部分から蛍光を発した前記植物又は前記加工品を正規品と判断し、前記特徴情報で示される部分から蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品を非正規品と判断する確認方法。
5. 1から4のいずれかに記載の確認方法において、
正規品の前記植物又は前記加工品は、所定の色の蛍光を発し、
前記所定の色を示す特徴情報を取得する取得工程をさらに有し、
前記確認工程では、蛍光色を確認し、
前記判断工程では、前記特徴情報で示される色の蛍光を発した前記植物又は前記加工品を正規品と判断し、前記特徴情報で示される色の蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品を非正規品と判断する確認方法。
6. 3から5のいずれかに記載の確認方法において、
前記植物又は前記加工品には前記特徴情報が付与されており、
前記取得工程では、前記植物又は前記加工品に付与された前記特徴情報を取得する確認方法。
7. 3から5のいずれかに記載の確認方法において、
前記取得工程では、電子メールで前記特徴情報の通知を受ける確認方法。
8. 1から7のいずれかに記載の確認方法において、
コンピュータが、前記工程を実行する確認方法。
9. 8に記載の確認方法において、
前記確認工程では、画像解析を利用する確認方法。
10. 植物または植物の加工品に対して光を照射する照射手段と、
光を照射した前記植物又は前記加工品が蛍光を発したか否かを確認する確認手段と、
蛍光を発した前記植物又は前記加工品を正規品と判断し、蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品を非正規品と判断する判断手段と、
を有する確認装置。
11. コンピュータを、
植物または植物の加工品に対して光を照射する照射手段、
光を照射した前記植物又は前記加工品が蛍光を発したか否かを確認する確認手段、
蛍光を発した前記植物又は前記加工品を正規品と判断し、蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品を非正規品と判断する判断手段、
として機能させるプログラム。

Claims (9)

  1. 植物または植物の加工品に対して光を照射する照射工程と、
    光を照射した前記植物又は前記加工品が蛍光を発したか否か、及び蛍光を発した部分を確認する確認工程と、
    断工程と、
    を有し、
    正規品の前記植物又は前記加工品は、光を照射すると所定の部分から蛍光を発するように遺伝子組み換えされており、
    前記所定の部分を示す特徴情報を取得する取得工程をさらに有し、
    前記判断工程では、
    前記特徴情報で示される部分から蛍光を発した前記植物又は前記加工品を正規品と判断し、
    蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品、及び前記特徴情報で示される部分から蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品を非正規品と判断する確認方法。
  2. 植物または植物の加工品に対して光を照射する照射工程と、
    光を照射した前記植物又は前記加工品が蛍光を発したか否か、及び発した蛍光色を確認する確認工程と、
    断工程と、
    を有し、
    正規品の前記植物又は前記加工品は、光を照射すると所定の色の蛍光を発するように遺伝子組み換えされており、
    前記所定の色を示し、前記植物又は前記加工品に付与されている特徴情報を取得する取得工程をさらに有し、
    前記判断工程では、
    前記特徴情報で示される色の蛍光を発した前記植物又は前記加工品を正規品と判断し、
    蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品、及び前記特徴情報で示される色の蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品を非正規品と判断する確認方法。
  3. 植物または植物の加工品に対して光を照射する照射工程と、
    光を照射した前記植物又は前記加工品が蛍光を発したか否かを確認する確認工程と、
    蛍光を発した前記植物又は前記加工品を正規品と判断し、蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品を非正規品と判断する判断工程と、
    を有し、
    正規品の前記植物又は前記加工品は、所定の波長の光を照射すると蛍光を発するように遺伝子組み換えされており、
    前記所定の波長を示し、前記植物又は前記加工品に付与されている特徴情報を取得する取得工程をさらに有し、
    前記照射工程では、前記特徴情報で示される波長の光を照射する確認方法。
  4. 請求項1に記載の確認方法において、
    前記植物又は前記加工品には前記特徴情報が付与されており、
    前記取得工程では、前記植物又は前記加工品に付与された前記特徴情報を取得する確認方法。
  5. 請求項1に記載の確認方法において、
    前記取得工程では、電子メールで前記特徴情報の通知を受ける確認方法。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の確認方法において、
    コンピュータにより実行される確認方法。
  7. 請求項6に記載の確認方法において、
    前記確認工程では、画像解析を利用する確認方法。
  8. 植物または植物の加工品に対して光を照射する照射手段と、
    光を照射した前記植物又は前記加工品が蛍光を発したか否か、及び蛍光を発した部分を確認する確認手段と、
    断手段と、
    を有し、
    正規品の前記植物又は前記加工品は、光を照射すると所定の部分から蛍光を発するように遺伝子組み換えされており、
    前記所定の部分を示す特徴情報を取得する取得手段をさらに有し、
    前記判断手段は、
    前記特徴情報で示される部分から蛍光を発した前記植物又は前記加工品を正規品と判断し、
    蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品、及び前記特徴情報で示される部分から蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品を非正規品と判断する確認装置。
  9. コンピュータを、
    植物または植物の加工品に対して光を照射する照射手段、
    光を照射した前記植物又は前記加工品が蛍光を発したか否か、及び蛍光を発した部分を確認する確認手段、
    断手段、
    として機能させ、
    正規品の前記植物又は前記加工品は、光を照射すると所定の部分から蛍光を発するように遺伝子組み換えされており、
    前記コンピュータを、前記所定の部分を示す特徴情報を取得する取得手段としてさらに機能させ、
    前記判断手段は、
    前記特徴情報で示される部分から蛍光を発した前記植物又は前記加工品を正規品と判断し、
    蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品、及び前記特徴情報で示される部分から蛍光を発しなかった前記植物又は前記加工品を非正規品と判断するプログラム。
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