JP7056492B2 - サーバ装置及び表示制御プログラム - Google Patents

サーバ装置及び表示制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7056492B2
JP7056492B2 JP2018182634A JP2018182634A JP7056492B2 JP 7056492 B2 JP7056492 B2 JP 7056492B2 JP 2018182634 A JP2018182634 A JP 2018182634A JP 2018182634 A JP2018182634 A JP 2018182634A JP 7056492 B2 JP7056492 B2 JP 7056492B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
image
instruction
unit
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018182634A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020052817A (ja
Inventor
隆也 角森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2018182634A priority Critical patent/JP7056492B2/ja
Publication of JP2020052817A publication Critical patent/JP2020052817A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7056492B2 publication Critical patent/JP7056492B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、サーバ装置及び表示制御プログラムに関する。
空港における手荷物の検査や、物流センタにおける出荷物の検査等の検品シーンにおいては、従来より、検査者による目視検査が行われている。これらの検品シーンの場合、検査対象物が多岐にわたるうえ、日々変化するため、機械学習等による画像認識の適用が困難だからである。
一方で、検査者による目視検査の場合、一定程度のコストがかかることから、検査者の少人数化が求められる。これに対して、例えば、下記特許文献1では、複数の検査対象物それぞれを撮影する複数の撮像装置を配し、各撮影画像を所定の表示装置に集約して表示することで、各検査者が各撮影位置での検査対象物を同時に検査可能な構成が提案されている。
特開2011-201663号公報
しかしながら、検品シーンによっては、検査対象物が各撮影位置に一定間隔で搬送(あるいはピッキング)されず、各検査者間で単位時間あたりに検査すべき検査対象物の数にばらつきが生じる場合がある。このような場合、検査者によっては、次の撮影画像が表示されるまでに、待ち時間が発生することもある。
加えて、各検査者間で検査作業に要する時間にはばらつきがあるため、検査者によっては、検査すべき検査対象物の撮影画像が溜まり、検査が追いつかないといった事態も生じ得る。
一つの側面では、複数の撮像装置それぞれにより撮影された、各検査対象物の撮影画像を、効率的に表示することを目的とする。
一態様によれば、サーバ装置は、
複数の撮像装置それぞれにより撮影された撮影画像であって、検査開始の指示が入力された撮影画像を取得し、検査開始の指示が入力された順序に従って配列する第1配列部と、
各画面における検査対象物についての検品結果を受け付ける受付部と、
前記検品結果より画面の情報を取得し、受け付け順序に従って配列する第2配列部と、
前記第1配列部により配列された順序に従って、前記検査開始の指示が入力された撮影画像を、前記第2配列部により配列された画面の情報に、順次、割り当てる割り当て部と、
前記検査開始の指示が入力された撮影画像を、前記割り当て部による割り当て結果に応じた画面に表示する表示制御部とを有する。
複数の撮像装置それぞれにより撮影された、各検査対象物の撮影画像を、効率的に表示することができる。
検品システムのシステム構成の一例を示す図である。 従来の検品シーンの一例を示す図である。 比較例の検品シーンの一例を示す図である。 サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 サーバ装置の機能構成の一例を示す図である。 撮影画像を取得する取得処理の具体例を示す図である。 検品結果を受け付ける受付処理の具体例を示す図である。 撮影画像を分割画面情報に割り当てる割り当て処理の具体例を示す図である。 サーバ装置における表示制御処理の流れを示すフローチャートである。 検品システムを適用した場合の効果を示す図である。 検品システムの適用例を示す第1の図である。 検品システムの適用例を示す第2の図である。 検品システムの適用例を示す第3の図である。
以下、各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
[第1の実施形態]
<検品システムのシステム構成>
はじめに、検査対象物を検査する検品システムのシステム構成について説明する。図1は、検品システムのシステム構成の一例を示す図である。図1に示すように、検品システム100は、表示装置110_1~110_3と、サーバ装置130とを有する。また、検品システム100は、制御装置150_1~150_7と、警報装置160_1~160_7と、操作スイッチ170_1~170_7と、撮像装置180_1~180_7とを有する。
なお、表示装置110_1~110_3と、サーバ装置130とは、ネットワーク140を介して通信可能に接続される。同様に、サーバ装置130と制御装置150_1~150_7とは、ネットワーク140を介して通信可能に接続される。
表示装置110_1~110_3は、撮像装置180_1~180_7が検査対象物を撮影することで得た撮影画像を、サーバ装置130から受信し、表示する。表示装置110_1~110_3はそれぞれ、画面が4分割されており、各分割画面に、撮影画像を表示する。
なお、表示装置110_1~110_3の各分割画面に撮影画像が表示されることで、対応する検査者120_1~120_3は、撮影画像に含まれる検査対象物を検査する(正常か異常かを判定し、判定結果を入力する)。また、検査者120_1~120_3により入力された判定結果は、各種情報とともに、検品結果としてサーバ装置130に送信される。
サーバ装置130は、撮像装置180_1~180_7が検査対象物を撮影することで得た撮影画像を制御装置150_1~150_7から受信する。また、サーバ装置130は、受信した撮影画像であって、検査開始の指示が入力された撮影画像を取得し、表示装置110_1~110_3のいずれかの分割画面に割り当てる。これにより、表示装置110_1~110_3の割り当てられた分割画面には、取得した撮影画像が表示される。
また、サーバ装置130は、表示装置110_1~110_3より検品結果を受け付け、検査対象物が異常であると判定された場合には、対応する制御装置(制御装置150_1~150_7のいずれか)に、異常通知を行う。
制御装置150_1~150_7は、それぞれ、撮像装置180_1~180_7と接続され、撮像装置180_1~180_7が検査対象物を撮影することで得た撮影画像を、サーバ装置130に送信する。
また、制御装置150_1~150_7は、それぞれ、操作スイッチ170_1~170_7と接続され、操作スイッチ170_1~170_7が押圧された場合に、検査開始の指示が入力されたと判定し、サーバ装置130に検査開始の指示を送信する。
なお、図1には示していないが、制御装置150_1~150_7は、それぞれ、操作スイッチ170_1~170_7の代わりに、検査対象物が撮影位置に搬送(あるいはピッキング)されたことを検知する検知センサと接続されてもよい。この場合、制御装置150_1~150_7は、それぞれ、対応する検知センサが検査対象物を検知した場合に、検査開始の指示が入力されたと判定し、サーバ装置130に検査開始の指示を送信する。
また、制御装置150_1~150_7は、それぞれ、警報装置160_1~160_7と接続され、サーバ装置130より異常通知が送信された場合に、対応する警報装置(警報装置160_1~160_7のいずれか)を制御し、警報を出力する。
撮像装置180_1~180_7は、それぞれ、検査対象物を撮影し、撮影画像を制御装置150_1~150_7に送信する。撮像装置180_1~180_7にて撮影される撮影画像は、静止画像であっても動画像であってもよい。なお、静止画像の場合、撮像装置180_1~180_7は、対応する操作スイッチ170_1~170_7が押圧されたタイミングで、撮影を行う。一方、動画像の場合、撮像装置180_1~180_7は、常時撮影を行い、撮影した動画像を制御装置150_1~150_7にストリーミング送信する。
操作スイッチ170_1~170_7は、例えば、検査対象物の所持者(あるいは管理者)によって操作される。検査対象物の所持者は、検査対象物を搬送台に載せ、撮影位置まで搬送させた際に、操作スイッチ170_1~170_7を操作する。
警報装置160_1~160_7は、それぞれ、対応する制御装置(制御装置150_1~150_7のいずれか)からの指示に基づき、警報を出力する。これにより、検査エリアのスタッフは、検査者によって検査対象物が異常と判定されたことを認識することができる。
<従来の検品シーン>
次に、従来の検品シーンについて簡単に説明する。ここでは、空港における手荷物の検査を例に説明する。図2は、従来の検品シーンの一例を示す図である。図2において、A~Gで示すオブジェクトは、手荷物を示しており、同じアルファベットは、同じ搬送台にて搬送されることを示している。図2の例では、7台の搬送台が配置されており、紙面左側から順に、2個の手荷物、3個の手荷物、3個の手荷物、3個の手荷物、1個の手荷物、2個の手荷物、1個の手荷物が、それぞれ搬送されることを示している。
図2に示すように、それぞれの搬送台には、検査者120_1~120_7が常駐しており、それぞれの検査者120_1~120_7が、対応する搬送台にて搬送される手荷物を検査する。なお、図2において、各搬送台で搬送される手荷物のうち、時間軸の上流側に位置する手荷物は、検査者120_1~120_7が先に検査する手荷物であることを示している。一方、時間軸の下流側に位置する手荷物は、検査者120_1~120_7が後に検査する手荷物であることを示している。
このように、従来の検品シーンでは、搬送台の数に応じた検査者が、それぞれの搬送台にて搬送された手荷物について検査を行っていた。
<検査者を少人数化した場合の検品シーン(比較例)>
次に、従来の検品シーンに対して、検査者を少人数化した場合の検品シーンとして、上述した検品システム100との比較例について説明する。図3は、比較例の検品シーンの一例を示す図である。
図3の場合、表示装置110_1の各分割画面301_1~301_4に、撮像装置180_1及び撮像装置180_2のいずれかで撮影された撮影画像が表示される。
また、図3の場合、表示装置110_2の各分割画面302_1~302_4に、撮像装置180_3及び撮像装置180_4のいずれかで撮影された撮影画像が表示される。更に、図3の場合、表示装置110_3の各分割画面303_1~303_4に、撮像装置180_5~180_7のいずれかで撮影された撮影画像が表示される。つまり、図3の場合、各撮像装置には1台の表示装置が対応付けられており、所定の表示装置には、所定の撮影位置の撮影画像が表示される。
一般に、空港における手荷物の検査において、各搬送台で搬送される単位時間あたりの手荷物の数(検査すべき手荷物の数)には、各検査者間でばらつきがある。このため、例えば、図3の場合、検査者120_1は、時間T=tまでに、“B”の手荷物の検査が完了する。一方、検査者120_3は、時間T=tまでに、“F”の手荷物の検査が完了し、時間T=tの時点では、待ち時間が発生している。
反対に、検査者120_2は、時間T=tの時点で、“D”の手荷物の検査を開始していない(つまり、検査者120_2は、時間T=tの時点で、検査すべき検査対象物の撮影画像が溜まっている)。
このように、所定の撮影位置の撮影画像を所定の表示装置に集約して表示する比較例の検品シーンの場合、同一時間帯に、待ち時間が発生する検査者と、検査すべき撮影画像が溜まっている検査者とが存在することとなり、効率的でない。
また、図3の例では、検査者120_1~120_3が、個々の手荷物を検査するのに要する時間が同じであるとしているが、検査者120_1~120_3間で手荷物の検査に要する時間にばらつきがあることも考えられる。
例えば、検査者120_2が手荷物の検査をするのに要する時間が、検査者120_1、120_3それぞれが、手荷物の検査をするのに要する時間よりも長い場合には、検査者120_2が検査すべき撮影画像が更に溜まることになる。
第1の実施形態に係るサーバ装置130では、このような事態が回避されるよう、各分割画面への撮影画像の割り当てを適切に行うことで、各分割画面に撮影画像を効率的に表示する。以下、サーバ装置130の詳細構成について説明する。
<サーバ装置のハードウェア構成>
図4は、サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図4に示すように、サーバ装置130は、CPU(Central Processing Unit)401、ROM(Read Only Memory)402、RAM(Random Access Memory)403を有する。CPU401、ROM402、RAM403は、いわゆるコンピュータを形成する。
また、サーバ装置130は、補助記憶部404、表示部405、操作部406、I/F(Interface)部407、ドライブ部408を有する。なお、サーバ装置130の各ハードウェアは、バス409を介して相互に接続されている。
CPU401は、補助記憶部404にインストールされている各種プログラム(例えば、後述する表示制御プログラム等)を実行する演算デバイスである。
ROM402は、不揮発性メモリである。ROM402は、補助記憶部404にインストールされている各種プログラムをCPU401が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する主記憶デバイスとして機能する。具体的には、ROM402はBIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラム等を格納する、主記憶デバイスとして機能する。
RAM403は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性メモリである。RAM403は、補助記憶部404にインストールされている各種プログラムがCPU401によって実行される際に展開される作業領域を提供する、主記憶デバイスとして機能する。
補助記憶部404は、各種プログラムや、各種プログラムが実行されることで取得される情報を格納する補助記憶デバイスである。
表示部405は、サーバ装置130の内部状態を表示する表示デバイスである。操作部406は、サーバ装置130の管理者がサーバ装置130に対して各種指示を入力する入力デバイスである。I/F部407は、ネットワーク140に接続され、サーバ装置130が、表示装置110_1~110_3、制御装置150_1~150_7との間で通信を行うための通信デバイスである。
ドライブ部408は記録媒体410をセットするためのデバイスである。ここでいう記録媒体410には、CD-ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する媒体が含まれる。また、記録媒体410には、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等が含まれていてもよい。
なお、補助記憶部404にインストールされる各種プログラムは、例えば、配布された記録媒体410がドライブ部408にセットされ、該記録媒体410に記録された各種プログラムがドライブ部408により読み出されることでインストールされる。あるいは、補助記憶部404にインストールされる各種プログラムは、I/F部407を介して、ネットワーク140よりダウンロードされることでインストールされてもよい。
<サーバ装置の機能構成>
次に、サーバ装置130の機能構成について説明する。図5は、サーバ装置の機能構成の一例を示す図である。上述したとおり、サーバ装置130には、表示制御プログラムがインストールされている。サーバ装置130は、表示制御プログラムを実行することで、指示受付部510、第1配列部520、検品結果受付部530、第2配列部540、割り当て部550、表示制御部560として機能する。
指示受付部510は、制御装置150_1~150_7から送信される、検査開始の指示を受け付ける。また、指示受付部510は、検査開始の指示を送信した制御装置を特定し、制御装置特定情報を第1配列部520に通知する。
更に、指示受付部510は、撮影画像が動画像の場合にあっては、検品結果受付部530より撮影画像識別情報を受信し、第1配列部520に撮影画像識別情報を通知する。
第1配列部520は、指示受付部510より、制御装置特定情報が通知されると、制御装置特定情報により特定される制御装置(制御装置150_1~150_7のいずれか)より、撮影画像を取得する。
なお、撮影画像が静止画像の場合、制御装置特定情報が通知されると、第1配列部520では、制御装置特定情報により特定される制御装置(制御装置150_1~150_7)から静止画像を取得する。
また、撮影画像が動画像の場合、制御装置特定情報が通知されると、第1配列部520は、制御装置特定情報により特定される制御装置(制御装置150_1~150_7)から送信される動画像の取得を開始する。第1配列部520では、指示受付部510より、撮影画像識別情報が通知されるまで動画像の取得を継続し、撮影画像識別情報が通知されると、動画像の取得を停止する。
また、第1配列部520は、取得した撮影画像を、指示受付部510が検査開始の指示を受け付けた順序で(つまり、第1配列部520が制御装置特定情報を受信した順序で)、配列する。更に、第1配列部520は、撮影画像の配列結果(撮影画像の順序を示した情報)を、撮影画像とともに割り当て部550に通知する。
検品結果受付部530は受付部の一例であり、表示装置110_1~110_3から送信される、検品結果を受け付ける。なお、検品結果受付部530が受け付ける検品結果には、
・検査対象物の撮影画像を識別する撮影画像識別情報、
・検査対象物の撮影画像が表示された分割画面を特定するための表示装置情報及び画面情報、
・検査対象物が正常か異常かの判定結果、
が含まれるものとする。
また、検品結果受付部530は、受け付けた検品結果に、異常であるとの判定結果が含まれていた場合には、対応する制御装置(制御装置150_1~150_7のいずれか)に、異常通知を行う。
また、検品結果受付部530は、受け付けた検品結果に含まれる撮影画像識別情報を、指示受付部510に通知する。
また、検品結果受付部530は、受け付けた検品結果に含まれる表示装置情報に基づいて、検査者が判定結果を入力した表示装置(表示装置110_1~110_3のいずれか)を特定する。また、検品結果受付部530は、受け付けた検品結果に含まれる画面情報に基づいて、検査者が判定結果を入力した分割画面(分割画面301_1~301_4、302_1~302_4、303_1~303_4のいずれか)を特定する。更に、検品結果受付部530は、表示装置情報及び画面情報を第2配列部540に通知する。
第2配列部540は、検品結果受付部530より表示装置情報及び画面情報を受信すると、検品結果受付部530が検品結果を受け付けた順序で(つまり、第2配列部540が表示装置情報及び画面情報を受信した順序で)、配列する。更に、第2配列部540は、表示装置情報及び画面情報の配列結果を、割り当て部550に通知する。
割り当て部550は、第1配列部520より通知された配列結果(撮影画像の順序を示した情報)に従って、撮影画像を、第2配列部540より通知された配列結果に含まれる表示装置情報及び画面情報に割り当てる。また、割り当て部550は、撮影画像を、割り当て結果とともに、表示制御部560に通知する。
表示制御部560は、割り当て部550より通知された割り当て結果に従って、表示装置(表示装置110_1~110_3のいずれか)に撮影画像を送信し、各分割画面に割り当て結果に応じた撮影画像を表示する。
<サーバ装置の各部の処理の具体例>
次に、サーバ装置の各部(ここでは、指示受付部510、第1配列部520、検品結果受付部530、第2配列部540、割り当て部550)の処理の具体例について説明する。
(1)撮影画像を取得する取得処理の具体例
はじめに、指示受付部510及び第1配列部520が、撮影画像を取得する取得処理の具体例(動画像の場合と静止画像の場合)について説明する。図6は、撮影画像を取得する取得処理の具体例を示す図である。なお、図6の例は、撮像装置180_1で撮影された撮影画像を取得し、表示装置110_1または110_2に表示する場合を示している。
図6の時間軸600に示すように、指示受付部510では、制御装置150_1より検査開始の指示を受け付ける。また、動画像の場合にあっては、指示受付部570では、検品結果受付部530が検品結果を受け付けたことに応じて、検品結果受付部530より撮影画像識別情報を受信する。
図6上段は、撮影画像が動画像の場合を示している。図6上段に示すように、第1配列部520では、制御装置150_1より動画像610を受信する。また、第1配列部520では、指示受付部510が検査開始の指示を受け付けると、動画像610より動画像611の取得を開始する。更に、第1配列部520では、指示受付部510が検査開始の指示を受け付けた順序に従って、取得した動画像611を配列する。これにより、動画像611は、割り当てられた分割画面(図6の例では、表示装置110_1の分割画面301_1)に表示されることになる。
なお、第1配列部520では、撮影画像識別情報を受信するまで、動画像611の取得を継続する。これにより、表示装置110_1の分割画面301_1には、動画像611が継続して表示される。
撮影画像識別情報を受信すると、第1配列部520では、動画像611の取得を停止する。ただし、動画像611の取得を停止した場合でも、第1配列部520では、継続して動画像610を受信する。
続いて、指示受付部510が、制御装置150_1より次の検査開始の指示を受け付けると、第1配列部520では、動画像610より動画像612の取得を開始する。また、第1配列部520では、検査開始の指示を受け付けた順序に従って、取得した動画像612を配列する。これにより、動画像612は、割り当てられた分割画面(図6の例では、表示装置110_2の分割画面302_1)に表示されることになる。
なお、第1配列部520では、撮影画像識別情報を受信するまで、動画像612の取得を継続する。これにより、表示装置110_2の分割画面302_1には、動画像612が継続して表示される。
撮影画像識別情報を受信すると、第1配列部520では、動画像612の取得を停止する。ただし、動画像612の取得を停止した場合でも、第1配列部520では、継続して動画像610を受信する。このように、撮影画像が動画像の場合、取得処理が実行されることで、検査開始の指示を受け付けてから撮影画像識別情報を受信するまでの間の動画像が取得される。
一方、図6下段は、撮影画像が静止画像の場合を示している。図6下段に示すように、第1配列部520では、指示受付部510が検査開始の指示を受け付けると、制御装置150_1より静止画像621を取得し、指示受付部510が検査開始の指示を受け付けた順序に従って配列する。これにより、静止画像621は、割り当てられた分割画面(図6の例では、表示装置110_1の分割画面301_1)に表示されることになる。
続いて、指示受付部510が、制御装置150_1より次の検査開始の指示を受け付けると、第1配列部520では、制御装置150_1より静止画像622を取得し、指示受付部510が検査開始の指示を受け付けた順序に従って配列する。これにより、静止画像622は、割り当てられた分割画面(図6の例では、表示装置110_2の分割画面302_1)に表示されることになる。このように、撮影画像が静止画像の場合、取得処理が実行されることで、検査開始の指示を受け付けた際の静止画像が取得される。
(2)検品結果を受け付ける受付処理の具体例
次に、検品結果受付部530が検品結果を受け付ける受付処理の具体例について説明する。図7は、検品結果を受け付ける受付処理の具体例を示す図である。このうち、図7(a)は、判定結果が正常であった場合の受付処理の具体例を示している。
図7(a)に示すように、表示装置110_1の分割画面301_1に表示された撮影画像に含まれる検査対象物が、正常であった場合、検査者120_1は、分割画面301_1上で、指700を矢印710で示す方向に動かすことで判定結果を入力する。これにより、表示装置110_1では、分割画面301_1に表示された撮影画像に含まれる検査対象物が、正常であると判定し、検品結果を生成する。このとき、表示装置110_1では、
・撮影画像識別情報=“A”の手荷物を撮影した撮影画像を識別する情報、
・表示装置情報=表示装置110_1を示す情報、画面情報=分割画面301_1を示す情報、
・検査対象物(“A”の手荷物)が正常であるとの判定結果、
を含む検品結果を生成する。
表示装置110_1では、生成した検品結果をサーバ装置130に送信する。これにより、検品結果受付部530では、これらの情報を含む検品結果を受け付ける。
なお、図7(a)に示すように、表示装置110_1では、判定結果が入力されることで、分割画面301_1に表示された撮影画像を非表示にし、サーバ装置130より次の撮影画像が送信されるまで待機する。
図7(b)は、判定結果が異常であった場合の受付処理の具体例を示している。図7(b)に示すように、表示装置110_1の分割画面301_2に表示された撮影画像に含まれる検査対象物が、異常であった場合、検査者120_1は、分割画面301_2上で、指700を矢印720方向に動かすことで判定結果を入力する。これにより、表示装置110_1では、分割画面301_2に表示された撮影画像に含まれる検査対象物が、異常であると判定し、検品結果を生成する。このとき、表示装置110_1では、
・撮影画像識別情報=“D”の手荷物を撮影した撮影画像を識別する情報、
・表示装置情報=表示装置110_1を示す情報、画面情報=分割画面301_2を示す情報、
・検査対象物(“D”の手荷物)が異常であるとの判定結果、
を含む検品結果を生成する。
表示装置110_1では、生成した検品結果をサーバ装置130に送信する。これにより、検品結果受付部530では、これらの情報を含む検品結果を受け付ける。
なお、図7(b)に示すように、表示装置110_1では、判定結果が入力されることで、分割画面301_2に表示された撮影画像を非表示にし、サーバ装置130より次の撮影画像が送信されるまで待機する。
(3)撮影画像を分割画面情報に割り当てる割り当て処理の具体例
次に、第1配列部520、第2配列部540、割り当て部550が、撮影画像を表示装置情報及び分割画面情報による割り当てる割り当て処理の具体例について説明する。図8は、撮影画像を分割画面情報に割り当てる割り当て処理の具体例を示す図である。図8において、符号810は、検品結果受付部530が検品結果を受け付けた順序で、第2配列部540が、表示装置情報及び分割画面情報を配列した様子を示している。
図8の場合、時間T=t-4から時間T=t-3の間に、最初に、検査者120_1が、表示装置110_1の分割画面301_1に判定結果を入力したことを示している。また、図8の場合、時間T=t-4から時間T=t-3の間に、2番目に、検査者120_2が、表示装置110_2の分割画面302_1に判定結果を入力したことを示している。更に、図8の場合、時間T=t-4から時間T=t-3の間に、3番目に、検査者120_3が、表示装置110_3の分割画面303_1に判定結果を入力したことを示している。
また、図8において、符号820は、指示受付部510が検査開始の指示を受け付けた順序で、第1配列部520が撮影画像を配列した様子を示している。図8の場合、時間T=tから時間T=tの間に、最初に、“A”の手荷物を撮影した撮影画像について、検査開始の指示を受け付けたことを示している。また、図8の場合、時間T=tから時間T=tの間に、2番目に、“B”の手荷物を撮影した撮影画像について、検査開始の指示が受け付けたことを示している。更に、図8の場合、時間T=tから時間T=tの間に、3番目に、“C”の手荷物を撮影した撮影画像について、検査開始の指示を受け付けたことを示している。
したがって、割り当て部550では、“A”の手荷物を撮影した撮影画像を、表示装置110_1の分割画面301_1に割り当てる。また、割り当て部550では、“B”の手荷物を撮影した撮影画像を、表示装置110_2の分割画面302_1に割り当てる。更に、割り当て部550では、“C”の手荷物を撮影した撮影画像を、表示装置110_3の分割画面303_1に割り当てる。
このように、第1配列部520の配列結果と、第2配列部540の配列結果とを用いることで、割り当て部550によれば、各分割画面への撮影画像の割り当てを適切に行うことができる。
つまり、図3で説明した比較例の検品シーンのように、各撮像装置に1台の表示装置が対応付けられているわけではないため、割り当て部550によれば、所定の表示装置の各分割画面には、任意の撮影位置の撮影画像を割り当てることができる。この結果、割り当て部550によれば、複数の撮影画像と複数の分割画面との間で、分割画面が空いた順に、撮影画像を割り当てることが可能となる。
<表示制御処理の流れ>
次に、サーバ装置130による表示制御処理の流れについて説明する。図9は、表示制御処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS901において、指示受付部510は、制御装置150_1~150_7より、検査開始の指示を受け付けたか否かを判定する。ステップS901において、検査開始の指示を受け付けていないと判定した場合には(ステップS901においてNoの場合には)、ステップS906に進む。
一方、ステップS901において、検査開始の指示を受け付けたと判定した場合には(ステップS901においてYesの場合には)、ステップS902及びステップS904に進む。
ステップS902において、第1配列部520は、検査開始の指示を送信した制御装置(制御装置150_1~150_7のいずれか)から、撮影画像を取得する。また、ステップS903において、第1配列部520は、検査開始の指示を受け付けた順序に従って、取得した撮影画像を配列する。
ステップS904において、検品結果受付部530は、表示装置110_1~110_3より検品結果を受け付け、表示装置情報及び分割画面情報を取得する。
また、ステップS905において、第2配列部540は、表示装置情報及び分割画面情報を、検品結果受付部530が検品結果を受け付けた順序に従って配列する。
ステップS906において、割り当て部550は、未表示の撮影画像があるか否かを判定する。ステップS906において、未表示の撮影画像がないと判定した場合には(ステップS906においてNoの場合には)、ステップS909に進む。
一方、ステップS906において、未表示の撮影画像があると判定した場合には(ステップS906においてYesの場合には)、ステップS907に進む。
ステップS907において、割り当て部550は、未表示の撮影画像を、配列された表示装置情報及び分割画面情報に、順次、割り当てる。
ステップS908において、表示制御部560は、割り当て結果に従って、表示装置に撮影画像を送信し、各分割画面に撮影画像を表示する。
ステップS909において、指示受付部510は、表示制御処理を終了するか否かを判定する。ステップS909において終了しないと判定した場合には(ステップS909においてNoの場合には)、ステップS901に戻る。
一方、ステップS909において、終了すると判定した場合には(ステップS909においてYesの場合には)、表示制御処理を終了する。
<検品システムを適用した場合の効果>
次に、検品システム100を適用した場合の効果について説明する。図10は、検品システムを適用した場合の効果を示す図であり、“D”の手荷物が、撮像装置180_4により撮影された時点で、表示装置110_1、110_2、110_3の表示内容を示している。
図10の例によれば、検査者120_1は、時間T=tまでに、“B”の手荷物の検査が完了する。同様に、検査者120_3は、時間T=tまでに、“D”の手荷物の検査が完了する。同様に、検査者120_2は、時間T=tまでに、“C”の手荷物の検査が完了する。
つまり、図3のように、時間T=tの時点で、検査者120_3に待ち時間が発生することもなければ、時間T=tの時点で、検査すべき検査対象物の撮影画像が、検査者120_2に溜まっているといった事態が生じることもない。
このように、検品システム100によれば、各搬送台で搬送される単位時間あたりの手荷物の数にばらつきがあったり、各検査者間で検査作業に要する時間にばらつきがあった場合でも、
・特定の検査者に、待ち時間が発生する、
・特定の検査者に、検査すべき検査対象物の撮影画像が溜まる、
といった事態を回避することができる。
つまり、サーバ装置130によれば、複数の撮像装置それぞれにより撮影された、各検査対象物の撮影画像を、各分割画面に、効率的に表示することができる。
<検品システムの適用例>
次に検品システム100の適用例について説明する。
(1)空港における手荷物の検査に適用した場合
はじめに、検品システム100を、空港における手荷物の検査に適用した場合について説明する。図11は、検品システムの適用例を示す第1の図である。図11に示すように、空港において手荷物の検査を行う際に、手荷物の所持者が操作スイッチを押圧することで、サーバ装置130では、検査開始の指示を受け付けるとともに、撮影画像を取得する。一方で、検査者が分割画面に表示された撮影画像に含まれる手荷物を検査するごとに、サーバ装置130では、検品結果を受け付ける。
このため、サーバ装置130では、上述した表示制御処理に基づいて、分割画面に対して撮影画像を割り当てることができる。この結果、例えば、操作スイッチを押圧する間隔のばらつき等に起因して、各搬送台で搬送される単位時間あたりの手荷物の数にばらつきが発生したり、各検査者間で検査作業に要する時間にばらつきがあった場合でも、
・特定の検査者に、待ち時間が発生する、
・特定の検査者に、検査すべき手荷物の撮影画像が溜まる、
といった事態を回避することができる。
つまり、検品システム100によれば、複数の撮像装置それぞれにより撮影された、各手荷物の撮影画像を、各分割画面に、効率的に表示することができる。
(2)自動車の部品検査、出荷物の検査に適用した場合
次に、検品システム100を、自動車の部品検査に適用した場合、及び、物流センタにおける出荷物の検査に適用した場合について説明する。
図12は、検品システムの適用例を示す第2の図である。このうち、図12(a)は、検品システム100を、自動車の部品検査に適用した例を示している。図12(a)に示すように、自動車の部品検査において、自動車が所定の位置に搬送されたことを検知することで、サーバ装置130では、検査開始の指示を受け付けるとともに、撮影画像を取得する。一方で、検査者が分割画面に表示された撮影画像に含まれる、自動車の各部品を検査するごとに、サーバ装置130では、検品結果を受け付ける。
このため、サーバ装置130では、上述した表示制御処理に基づいて、分割画面に対して撮影画像を割り当てることができる。この結果、例えば、各検査者間で検査作業に要する時間にばらつきがあった場合でも、
・特定の検査者に、待ち時間が発生する、
・特定の検査者に、検査すべき部品の撮影画像が溜まる、
といった事態を回避することができる。
つまり、検品システム100によれば、複数の撮像装置それぞれにより撮影された、各部品の撮影画像を、各分割画面に、効率的に表示することができる。
一方、図12(b)は、検品システム100を、物流センタにおける出荷物の検査に適用した例を示している。図12(b)に示すように、物流センタにおいて、出荷物がピッキングされるごとに、出荷物の種類、個数を検査する際に、サーバ装置130では、出荷物がピッキングされるごとに、検査開始の指示を受け付けるとともに、撮影画像を取得する。一方で、検査者が分割画面に表示された撮影画像に含まれる出荷物の種類、個数を検査するごとに、サーバ装置130では、検品結果を受け付ける。
このため、サーバ装置130では、上述した表示制御処理に基づいて、分割画面に対して撮影画像を割り当てることができる。この結果、出荷物をピッキングする間隔にばらつきがあったり、各検査者間で検査作業に要する時間にばらつきがあった場合でも、
・特定の検査者に、待ち時間が発生する、
・特定の検査者に、検査すべき出荷物の撮影画像が溜まる、
といった事態を回避することができる。
つまり、検品システム100によれば、複数の撮像装置それぞれにより撮影された、各出荷物の撮影画像を、各分割画面に、効率的に表示することができる。
(3)ホームセキュリティ、空港における手荷物の検査に適用した場合
次に、検品システム100を、ホームセキュリティに適用した場合、及び、空港における手荷物の検査に適用した場合について説明する。
図13は、検品システムの適用例を示す第3の図である。このうち、図13(a)は、検品システム100を、ホームセキュリティに適用した例を示している。図13(a)に示すように、ホームセキュリティにおいて、サーバ装置130では、所定時間が経過するごとに、検査開始の指示を受け付けるとともに、撮影画像を取得する。一方で、検査者が分割画面に表示された撮影画像に含まれる家屋を検査するごとに、サーバ装置130では、検品結果を受け付ける。
このため、サーバ装置130では、上述した表示制御処理に基づいて、分割画面に対して撮影画像を割り当てることができる。この結果、各検査者間で検査作業に要する時間にばらつきがあった場合でも、
・特定の検査者に、待ち時間が発生する、
・特定の検査者に、検査すべき家屋の撮影画像が溜まる、
といった事態を回避することができる。
つまり、検品システム100によれば、複数の撮像装置それぞれにより撮影された、各家屋の撮影画像を、各分割画面に、効率的に表示することができる。
一方、図13(b)は、検品システム100を、空港における手荷物の検査に適用した他の例を示している。図13(b)に示すように、空港において、手荷物の検査を行う際に、手荷物の所持者が操作スイッチを押圧することで、画像認識システムでは、撮影画像に基づいて画像認識処理を行い、手荷物が正常か異常かの判定を行う。
このとき、画像認識システムでは、判定結果の信頼度が高い場合にあっては、当該判定結果に基づいて異常通知を行う。一方、判定結果の信頼度が低い場合にあっては、判定結果を、2次検査開始の指示として、撮影画像とともにサーバ装置130に送信する。これにより、サーバ装置130では、2次検査開始の指示を受け付けるとともに、撮影画像を取得する。一方で、検査者が分割画面に表示された撮影画像に含まれる手荷物を検査するごとに、サーバ装置130では、検品結果を受け付ける。
このため、サーバ装置130では、上述した表示制御処理に基づいて、分割画面に対して撮影画像を割り当てることができる。この結果、画像認識システムより判定結果が送信される間隔にばらつきがあったり、各検査者間で検査作業に要する時間にばらつきがあった場合でも、
・特定の検査者に、待ち時間が発生する、
・特定の検査者に、検査すべき手荷物の撮影画像が溜まる、
といった事態を回避することができる。
つまり、検品システム100によれば、複数の撮像装置それぞれにより撮影された、各手荷物の撮影画像を、各分割画面に、効率的に表示することができる。
以上の説明から明らかなように、第1の実施形態に係るサーバ装置では、検査開始の指示が入力された撮影画像を取得し、検査開始の指示が入力された順序に従って配列する。また、第1の実施形態に係るサーバ装置では、表示装置の各分割画面において表示された撮影画像に含まれる検査対象物についての検品結果を受け付け、受け付け順序に従って、各分割画面情報を配列する。更に、第1の実施形態に係るサーバ装置では、配列された撮影画像を、配列された各分割画面情報に順次、割り当てる。
これにより、第1の実施形態に係るサーバ装置によれば、複数の撮像装置それぞれにより撮影された、各検査対象物の撮影画像を、効率的に表示することができる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、表示画面を4つの分割画面に分割するものとして説明したが、表示画面の分割数は4つに限定されない。また、表示装置が複数ある場合には、表示画面を分割しなくてもよい。
また、上記第1の実施形態では、警報装置が接続された制御装置に、異常通知を行うものとして説明したが、異常通知の通知先は制御装置に限定されない。例えば、検査エリアのスタッフの端末に通知してもよい。
上記第1の実施形態では、表示装置110_1~110_3及び制御装置150_1~150_7と、サーバ装置130とをネットワーク140を介して接続し、サーバ装置130にて表示制御処理を実行するものとして説明した。つまり、上記第1の実施形態では、クラウド上で表示制御処理が実行されるものとして説明した。しかしながら、表示制御処理をクラウド上で実行される必要はなく、ローカルシステムにて検品システムを構築し、表示制御処理を実行してもよい。
また、上記第1の実施形態では、表示制御処理において、検品結果受付部530による検品結果の受け付け、及び、表示装置情報及び分割画面情報の取得を、指示受付部510が検査開始の指示を受け付けた場合に実行するものとして説明した。しかしながら、検品結果受付部530による検品結果の受け付け、及び、表示装置情報及び分割画面情報の取得は、指示受付部510が検査開始の指示を受け付けたか否かに関わらず、実行するようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態では、検査者が判定結果を入力する際に、矢印710、720で示す方向に指を動かすものとして説明したが、判定結果の入力方法はこれに限定されない。
また、上記第1の実施形態では、操作ボタンを押圧した際に撮影した静止画像を取得するものとして説明したが、静止画像の取得方法はこれに限定されない。例えば、動画像を撮影しておき、操作ボタンを押圧した際のフレームを、静止画像として取得するようにしてもよい。
なお、開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
複数の撮像装置それぞれにおいて撮影された撮影画像のうち、検査開始の指示が入力された撮影画像を取得し、検査開始の指示が入力された順序に従って配列する第1配列部と、
各画面における検査対象物についての検品結果を受け付ける受付部と、
前記検品結果より画面の情報を取得し、受け付け順序に従って配列する第2配列部と、
前記第1配列部により配列された順序に従って、前記検査開始の指示が入力された撮影画像を、前記第2配列部により配列された画面の情報に、順次、割り当てる割り当て部と、
前記検査開始の指示が入力された撮影画像を、前記割り当て部による割り当て結果に応じた画面に表示する表示制御部と
を有することを特徴とするサーバ装置。
(付記2)
前記表示制御部は、前記検査開始の指示が入力された撮影画像を、前記受付部が、該撮影画像を表示した画面における検査対象物についての検品結果を受け付けるまで表示することを特徴とする付記1に記載のサーバ装置。
(付記3)
前記撮影画像は動画像であり、前記第1配列部は、前記検査開始の指示が入力されてから動画像の取得を開始し、前記検品結果を受け付けるまで、該動画像の取得を継続することを特徴とする付記2に記載のサーバ装置。
(付記4)
前記撮影画像は静止画像であり、前記第1配列部は、前記検査開始の指示が入力された際に撮影された静止画像を取得することを特徴とする付記2に記載のサーバ装置。
(付記5)
前記検査開始の指示は、所定の操作ボタンに対して操作が行われた場合、所定のセンサが検査対象物を検知した場合、あるいは、所定の時間が経過した場合に受け付けることを特徴とする付記1に記載のサーバ装置。
(付記6)
前記検品結果には、表示装置の情報、該表示装置の画面の情報、該画面に表示された撮影画像の情報、該撮影画像に含まれる検査対象物が正常か異常かを示す情報が含まれることを特徴とする付記1に記載のサーバ装置。
(付記7)
前記検品結果に、前記撮影画像に含まれる検査対象物が異常であることを示す情報が含まれていた場合、前記受付部は、異常通知を行うことを特徴とする付記6に記載のサーバ装置。
(付記8)
複数の撮像装置それぞれにおいて撮影された撮影画像のうち、検査開始の指示が入力された撮影画像を取得し、検査開始の指示が入力された順序に従って配列し、
各画面における検査対象物についての検品結果を受け付け、
前記検品結果より画面の情報を取得し、受け付け順序に従って配列し、
配列された順序に従って、前記検査開始の指示が入力された撮影画像を、前記受け付け順序に従って配列された画面の情報に、順次、割り当て、
前記検査開始の指示が入力された撮影画像を、割り当て結果に応じた画面に表示する、
処理をコンピュータに実行させるための表示制御プログラム。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせ等、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 :検品システム
110_1~110_3 :表示装置
130 :サーバ装置
150_1~150_7 :制御装置
160_1~160_7 :警報装置
170_1~170_7 :操作スイッチ
180_1~180_7 :撮像装置
510 :指示受付部
520 :第1配列部
530 :検品結果受付部
540 :第2配列部
550 :割り当て部
560 :表示制御部
611、612 :動画像
621、622 :静止画像

Claims (8)

  1. 複数の撮像装置それぞれにおいて撮影された撮影画像のうち、検査開始の指示が入力された撮影画像を取得し、検査開始の指示が入力された順序に従って配列する第1配列部と、
    各画面における検査対象物についての検品結果を受け付ける受付部と、
    前記検品結果より画面の情報を取得し、受け付け順序に従って配列する第2配列部と、
    前記第1配列部により配列された順序に従って、前記検査開始の指示が入力された撮影画像を、前記第2配列部により配列された画面の情報に、順次、割り当てる割り当て部と、
    前記検査開始の指示が入力された撮影画像を、前記割り当て部による割り当て結果に応じた画面に表示する表示制御部と
    を有することを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記表示制御部は、前記検査開始の指示が入力された撮影画像を、前記受付部が、該撮影画像を表示した画面における検査対象物についての検品結果を受け付けるまで表示することを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記撮影画像は動画像であり、前記第1配列部は、前記検査開始の指示が入力されてから動画像の取得を開始し、前記検品結果を受け付けるまで、該動画像の取得を継続することを特徴とする請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記撮影画像は静止画像であり、前記第1配列部は、前記検査開始の指示が入力された際に撮影された静止画像を取得することを特徴とする請求項2に記載のサーバ装置。
  5. 前記検査開始の指示は、所定の操作ボタンに対して操作が行われた場合、所定のセンサが検査対象物を検知した場合、あるいは、所定の時間が経過した場合に受け付けることを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  6. 前記検品結果には、表示装置の情報、該表示装置の画面の情報、該画面に表示された撮影画像の情報、該撮影画像に含まれる検査対象物が正常か異常かを示す情報が含まれることを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  7. 前記検品結果に、前記撮影画像に含まれる検査対象物が異常であることを示す情報が含まれていた場合、前記受付部は、異常通知を行うことを特徴とする請求項6に記載のサーバ装置。
  8. 複数の撮像装置それぞれにおいて撮影された撮影画像のうち、検査開始の指示が入力された撮影画像を取得し、検査開始の指示が入力された順序に従って配列し、
    各画面における検査対象物についての検品結果を受け付け、
    前記検品結果より画面の情報を取得し、受け付け順序に従って配列し、
    配列された順序に従って、前記検査開始の指示が入力された撮影画像を、前記受け付け順序に従って配列された画面の情報に、順次、割り当て、
    前記検査開始の指示が入力された撮影画像を、割り当て結果に応じた画面に表示する、
    処理をコンピュータに実行させるための表示制御プログラム。
JP2018182634A 2018-09-27 2018-09-27 サーバ装置及び表示制御プログラム Active JP7056492B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018182634A JP7056492B2 (ja) 2018-09-27 2018-09-27 サーバ装置及び表示制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018182634A JP7056492B2 (ja) 2018-09-27 2018-09-27 サーバ装置及び表示制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020052817A JP2020052817A (ja) 2020-04-02
JP7056492B2 true JP7056492B2 (ja) 2022-04-19

Family

ID=69997319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018182634A Active JP7056492B2 (ja) 2018-09-27 2018-09-27 サーバ装置及び表示制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7056492B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150186732A1 (en) 2010-04-21 2015-07-02 Optosecurity Inc. Method and system for use in performing security screening
JP2017151044A (ja) 2016-02-26 2017-08-31 セコム株式会社 荷物検査システム
JP2017173267A (ja) 2016-03-25 2017-09-28 セコム株式会社 荷物検査システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150186732A1 (en) 2010-04-21 2015-07-02 Optosecurity Inc. Method and system for use in performing security screening
JP2017151044A (ja) 2016-02-26 2017-08-31 セコム株式会社 荷物検査システム
JP2017173267A (ja) 2016-03-25 2017-09-28 セコム株式会社 荷物検査システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020052817A (ja) 2020-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7488333B2 (ja) ビデオ検索方法、装置、端末、及び記憶媒体
US9477891B2 (en) Surveillance system and method based on accumulated feature of object
CN107945098B (zh) 图像处理方法、装置、计算机设备和存储介质
US10755134B2 (en) Generation of training data for object-sorting work based on a difference between feature amounts of captured object images
US20140003655A1 (en) Method, apparatus and system for providing image data to represent inventory
JP6780767B2 (ja) 点検支援装置、点検支援方法およびプログラム
US9613429B2 (en) Image reading out control apparatus, image reading out control method thereof, and storage medium
US20160210516A1 (en) Method and apparatus for providing multi-video summary
US9977964B2 (en) Image processing device, image processing method and recording medium
US20170287187A1 (en) Method of generating a synthetic image
JP7056492B2 (ja) サーバ装置及び表示制御プログラム
CN110505438B (zh) 一种排队数据的获取方法和摄像机
JP2019148992A (ja) 空席情報提示システム、サーバ、空席情報提示方法およびプログラム
KR101810187B1 (ko) 소셜미디어를 이용한 가맹점 사진 촬영 보상 시스템
US20150271281A1 (en) Method, server and agent for monitoring user interaction patterns
JP2019144107A (ja) 情報処理装置、端末装置、情報処理方法、およびプログラム
CN113297889A (zh) 对象信息处理方法及装置
JP7207014B2 (ja) 表示制御装置、表示制御プログラム及び検品システム
JP5699856B2 (ja) 動画像処理装置、動画像処理方法及び動画像処理用コンピュータプログラム
US20180097865A1 (en) Video processing apparatus and method
CN111768563A (zh) 物品存放方法、装置、计算机可读存储介质及电子设备
US20220366695A1 (en) Processing device, processing method, and non-transitory storage medium
CN114397307B (zh) 用于器件检测的方法、装置、设备及存储介质
CN105378675B (zh) 经由来自运行系统的存储器写入的存储器图像捕获
CN213659503U (zh) 图像数据处理系统、存储策略设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210601

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220321

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7056492

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150