JP7053429B2 - 与信情報共有システム - Google Patents

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Description

本発明は、仕事の依頼者と受任者との間で、仕事の遂行結果を評価した評価情報を共有するシステムに関するものである。
従来、金融機関等が融資可否を判断する際に、融資対象が信頼できるかどうかを示す信用情報(与信情報)が用いられている。企業の信用情報としては、当該企業の財務情報そのものや、信用調査会社が財務情報等に基づいて作成した指標等が用いられている。また、個人のクレジットカードやキャッシングの契約状況や、借入・返済などの取引状況は、信用情報機関に登録されており、個人の信用情報として、金融機関やクレジットカード会社や信販会社に対して提供されている。
また、特許文献1には、インターネット等の通信ネットワークにおける、事業者の製品に対するユーザーからの評価情報(例えば、口コミ情報と呼ばれている情報)や、検索サイトにおける事業者や事業者製品の検索結果等に基づいて、事業者の信用度を示す指標値を予測するシステムが提案されている。
特許第6329284号公報
今後進む人口減と、個人と個人を簡単につなぐことができるデジタル技術の発達とを背景として、自分らしさを発揮できる「単発や短期の仕事(ギグとも呼ぶ)」を、個人が個人に対して依頼するという働き方が増加する、と発明者らは予測している。個人が個人に対して仕事を依頼する場合、依頼者は、仕事を希望通りに誠実に遂行してくれる相手を選ぶために、相手が信頼できる相手かどうかを判断する材料となる情報が必要である。一方、仕事の受任者も、仕事を受任する前に、依頼者が支払い等に関して信頼できる相手かどうかの判断材料となる情報が必要である。
事業者や個人の財務情報や借り入れ・返済情報等、融資可否の判断材料となる信用情報(与信情報)は、上述したように信用調査会社等によって金融機関等に対して提供されている。また、特許文献1のように、事業者の信用度を示す指標値を予測するシステムは提案されている。しかしながら、個人が個人に対して仕事を依頼する場合に、個人が信用できるかどうかを示す情報を、個人に対して提供するシステムは知られていない。また、現状では、個人が仕事を依頼する際には、受任者が属する企業を信頼して依頼するのが一般的であり、依頼者と企業は、情報のやり取りを行うが、依頼者と実際の仕事の遂行者が直接的に情報のやり取りを行うことは少ない。また、依頼者や仕事の遂行者の個人情報は、企業によって全面的に保護されていることが多く、依頼者と仕事の遂行者との間でそれを共有することはほとんどない。そのため、現状では、個人が個人に対して仕事を依頼しようとしても、仕事の受任者と依頼者が、個人の情報を互いに入手することは難しい。
そのため、個人と個人との間で仕事を依頼する場合に、借り入れ・返済情報等の信用情報ではなく、仕事の受任者として信頼できるどうかを依頼者が判断する材料となる個人の情報、ならびに、仕事の依頼人として信頼できるかどうかを受任者が判断する材料となる個人の情報を共有するシステムが広がることが望まれる。
また、個人間で仕事を依頼する働き方が増加した場合、ある仕事においては、一方が仕事の依頼者となり、他方が受任者となるが、別の仕事においては、依頼者と受任者の立場が逆になることもあり得る。そのため、個人の情報を共有するシステムは、仕事の依頼者と受任者間で双方向に信頼情報を共有できることが望まれる。
また、システムで共有する互いの信頼情報は、相手を批判することを前提としたものではなく、前向きに相手を評価した情報であることが、人と人とのつながりを良好にし、単発や短期の仕事(ギグ)を基盤とした経済活動(ギグエコノミー)が発展していくために望ましい、と発明者らは考える。
さらに、個人が個人に対して仕事を依頼する形態は、個人の持つ能力や個性の組み合わせにより、今までになかったような新しい仕事内容が生まれ、仕事が多様化していくことが予想される。そのため、新しい仕事内容についても、これまでの仕事における個人の信頼情報に基づいて、個人の信頼度を推測できるようなシステムであることが望ましい。
また、個人同士で信頼度評価を行う場合、評価基準は人それぞれであるため、信頼度の基準があいまいになりやすいという問題が生じやすいが、それを解消できるようなシステムであることが望ましい。
本発明の目的は、個人と個人との間で仕事を依頼する場合の信頼度を判断する材料となる評価情報を共有するシステムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、仕事を依頼する複数の依頼者の通信機器と、仕事を受任する複数の受任者の通信機器に、それぞれ通信ネットワークを介して接続された与信情報共有サービス部を有する与信情報共有システムが提供される。与信情報共有サービス部は、受任者の仕事の遂行結果を少なくとも依頼者が評価した評価結果を含む受任者の個人情報を格納する個人情報記憶部と、評価結果を通信ネットワークから受け取って個人情報記憶部に格納する評価結果登録部と、複数の依頼者のうちのいずれかの通信機器が、通信ネットワークを介して受任者の個人情報の出力を要請した場合、個人情報記憶領域から当該受任者の個人情報を読み出して、要請した依頼者の通信機器に対して通信ネットワークを介して出力する情報出力部とを備える。
本発明の与信情報共有システムは、受任者の仕事の遂行結果を評価した評価情報を含む個人情報を他の依頼者と共有することができるため、個人と個人との間で仕事を依頼する場合の信頼度を判断する情報を提供することができる。
本実施形態の与信情報共有システムの全体構成を示すブロック図。 図1の与信情報共有サービス部の機能を示すブロック図。 図2のワーカーとクライアントの個人情報記憶領域131,132の構成を示すブロック図。 図3のワーカー個人情報記憶領域131およびクライアント個人情報記憶領域132内の実績記憶領域141、142の構成をそれぞれ示すブロック図。 実施形態の実績項目データベースの構成と、サービスプロバイダが設定した項目を示す説明図。 実施形態の与信情報共有システムにおいて接続されている構成要素間のやり取りを示すシーケンス図。 実施形態の与信情報共有システムにおいて接続されている構成要素間のやり取りを示すシーケンス図。 実施形態の与信情報共有システムにおいて接続されている構成要素間のやり取りを示すシーケンス図。 実施形態の与信情報共有システムにおいて接続されている構成要素間のやり取りを示すシーケンス図。 実施形態の登録部121による実績項目の初期登録の処理を示すフローチャート。 実施形態の登録部121によるユーザーの新規登録の処理を示すフローチャート。 (a)、(b-1)、(b-2)は実施形態においてクライアントXの通信機器に表示されるUIの画面例である。 (a-1)、(a-2)および(b)は実施形態においてクライアントXの通信機器に表示されるUIの画面例である。 (a)および(b)は、実施形態においてワーカーおよびクライアントの実績項目・付加評価を示すUI画面例である。 (a)および(b)は、実施形態においてクライアントXとワーカーの通信機器にそれぞれ表示されるUIの画面例である。 (a)および(b)は、実施形態においてクライアントXとワーカーの通信機器にそれぞれ表示されるUIの画面例である。 (a)および(b)は、実施形態においてクライアントXとワーカーの通信機器にそれぞれ表示されるUIの画面例である。 実施形態の実績登録・更新部124による実績登録の処理を示すフローチャート。 実施形態のワーカー実績記憶領域141において、実績の回数が、カウントアップされることを示す説明図。 (a)および(b)実施形態のワーカー実績記憶領域141において、実績の回数が、他のサービスに基づいて更新されることを示す説明図。 (a)~(d)は実施形態においてワーカーの通信機器に表示されるUIの画面例である。 実施形態の登録部121による新しい仕事の登録処理を示すフローチャート。 実施形態の登録部121による新しい仕事の登録処理を示すフローチャート。
以下、本発明を一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の与信情報共有システムは、与信情報共有サービス部11を有する。与信情報共有サービス部11は、仕事を依頼する複数の依頼者の通信機器30と、仕事を受任する複数の受任者の通信機器20に、それぞれ通信ネットワーク50を介して接続されている。
与信情報共有サービス部11は、図2に示すように、個人情報記憶部(ワーカー個人情報記憶領域)131と、評価結果登録部(実績登録・更新部)124と、情報出力部(実績・付加評価情報出力部)122とを備えている。
個人情報記憶部131は、受任者の個人情報を格納する。この受任者の個人情報は、少なくとも依頼者が受任者の仕事の遂行結果を評価した評価結果を含んでいる。評価結果登録部124は、通信ネットワーク50から評価結果を受け取って個人情報記憶部131に格納する。情報出力部122は、複数の依頼者のうちのいずれかが、通信機器を介して受任者の個人情報の出力を要請した場合、個人情報記憶領域から当該受任者の個人情報を読み出して、要請した依頼者の通信機器に対して出力する情報出力部とを備える。
このような構成であるため、与信情報共有システムは、受任者の仕事の遂行結果を評価した評価情報を含む個人情報を他の依頼者と共有することができるため、個人と個人との間で仕事を依頼する場合の信頼度を判断する情報を提供することができる。
個人情報記憶部131には、図3に示すように、評価結果を、現時点までの仕事の遂行の実績と、仕事の遂行結果を依頼者が評価した付加評価とに分けてそれぞれ格納する実績記憶領域141および付加評価記憶領域151が含まれている。評価結果登録部124は、実績と付加評価とを依頼者の通信機器30から受け取って実績記憶領域141と付加評価記憶領域151とにそれぞれ格納する。情報出力部122は、実績と付加評価とをそれぞれ出力する。
なお、仕事の依頼者を、当該仕事の受任者が評価した評価結果を含む依頼者の個人情報が格納される個人情報記憶部132がさらに配置されていることが望ましい。この場合、情報出力部122は、複数の受任者および複数の依頼者のうちのいずれかから出力の要請があった場合、依頼者の個人情報を出力する構成とする。
本実施形態の与信情報共有システムの全体構成を図1を用いて具体的に説明する。与信情報共有システムは、情報銀行サーバー10を備え、情報銀行サーバー10には、図1に示すように、通信ネットワーク50を介して、複数の個人の通信機器(スマートフォンやパーソナルコンピュータ)20、30、ならびに、サービスを提供する事業者(サービスプロバイダA,B,C)のサーバー40-1,40-2,40-3が接続(連携)されている。情報銀行サーバー10は、個人から預託された種々の個人データを記録・管理する機能を有し、与信情報共有サービス部11と、与信情報共有サービス部11を通信ネットワーク50に接続する通信部8とを少なくとも含んでいる。与信情報共有サービス部11は、個人から個人へ仕事を依頼する場合に相手が信頼できるどうかを判断する材料となる個人情報(与信情報または信頼度情報とも呼ぶ)を共有する機能を有する。
<<与信情報共有サービス部11の構造>>
与信情報共有サービス部11は、図2にその機能ブロック図を示したように、CPU等の演算部12と、記憶部13とを備えている。記憶部13は、ワーカー個人情報記憶領域131と、クライアント個人情報記憶領域132と、サービスプロバイダ情報記憶領域133とを少なくとも含む。演算部12は、登録部121と、実績・付加評価情報出力部122と、実績項目設定部123と、実績登録・更新部124とを備えている。
<ワーカー/クライアント個人情報記憶領域131,132>
ワーカー個人情報記憶領域131はワーカー(仕事の受任者)ごとに、クライアント個人情報記憶領域132はクライアント(仕事の依頼者)ごとに記憶部13に用意されている。個人情報記憶領域131、132には、ワーカーとクライアントが互いに信頼度を評価し合ったデータや、システムが自動で信頼度を評価したデータが格納される。
具体的には、図3に示したように、ワーカー個人情報記憶領域131およびクライアント個人情報記憶領域132はそれぞれ、個人特定情報格納領域161,162と、実績記憶領域141、142と、付加評価記憶領域151,152を含んでいる。このように、ワーカーとクライアントの個人情報記憶領域131,132を同様の構成にすることにより、ワーカーとクライアントの信頼度を評価したデータを双方向に共有できるシステムを実現する。
(個人特定情報格納領域161,162)
ワーカー個人情報記憶領域131内の個人特定情報格納領域161には、氏名やID等、ワーカー個人を特定する情報が格納される。同様に、クライアント個人情報記憶領域132内の個人特定情報格納領域162には、クライアント個人を特定する情報が格納される。
(実績記憶領域141,142)
実績記憶領域141、142には、図4に一例を示したように、本実施形態の与信情報共有システムを用いて、依頼された/依頼した仕事における実績データ(実際にやり遂げた成果・業績)が格納される。実績データは、事実に基づいた実績だけで構成され、主観的な要素は含まれない。このような実績データにより、評価に曖昧さが生じるのを防止することができる。
実績記憶領域141,142に格納される実績データは、図4に示したように、項目(実績項目)に分けられ、項目ごとの実行回数が格納されている。実績項目は、仕事内容の詳細が互いに明確に把握されるようにクライアントとワーカーとで話し合って、仕事の遂行の前に選択(設定)した項目であり、ワーカーの仕事遂行後にそれら項目について互いが評価しあった結果(例えば、遂行されたか否か)が回数として格納されている。例えば、サービスプロバイダAに登録しているワーカーが複数回ベビーシッターの仕事を受任して遂行した場合、複数回の仕事間で同じ実績項目(例えば1歳児の保育)が設定されることがあるが、その場合は、その項目が遂行された回数がカウントされて実績として格納される。
サービスプロバイダは、予め自社のサービス(仕事)を実績評価するのに使用可能な項目を複数用意して、サービスプロバイダ情報格納領域133に格納している。クライアントとワーカーは、サービスプロバイダが用意しておいた複数の項目の中から適した項目を選択して設定もよいし、サービスプロバイダが用意した複数の項目の中にはないが、仕事内容を評価するのに必要な項目があれば、サービスプロバイダの承認を受けて追加設定することも可能である。
具体的には、図5に項目の一例を示したように、実績データには、仕事内容の項目143(1歳児の保育、昼食の提供、おやつの提供、部屋の掃除、訪問入浴等)と、マナー項目144とが含まれる。マナー項目144には、時間順守の項目145(サービス開始・終了時間が守られたか)と、決済実行の項目146(決済の金額および日時が守られたか等)と、連絡実行の項目147(問い合わせへの返信が行われたか等)が含まれている。また、図5の項目例には示していないが、仕事内容の項目には、ワーカーの仕事内容に付随してクライアント側に遂行義務が生じる項目(例えば、仕事内容が保育である場合、子供の着替えの準備、お弁当の準備、おやつの準備等)が含まれていてもよい。サービスプロバイダ情報格納領域133には、これらの実績項目には、その遂行義務がワーカー側にあるのか、クライアント側にあるのかを示す情報が、対応づけられて格納されている。
実績記憶領域141,142の項目の内容は、仕事内容や、ワーカーか、クライアントかによって異なる。ワーカーの実績記憶領域141には、予めクライアントとワーカーとで話し合って予め設定した項目であって、実際に仕事としてワーカーが遂行した項目が、自動的に、または、クライアントまたはワーカーが登録動作を行うことによって格納される。自動的に格納される場合には、スマートフォンのタイムスタンプ機能やメール返信したかを確認する機能等により格納される。具体例としては、時間順守の項目145の、サービス開始・終了時間が守られたか、および、連絡実行の項目147の、問い合わせへの返信が行われたか等は、スマートフォンの機能により自動的に格納することができる。クライアントまたはワーカーが登録動作を行うことによって格納される項目は、クライアントとワーカーとが相互に項目内容が遂行された/したかを確認しあった後、クライアントまたはワーカーが登録動作を行うことによって格納される。具体例としては、仕事内容の項目143の、1歳児の保育や昼食の提供等、は、クライアントとワーカーが互いに確認した後、クライアントまたはワーカーが登録動作を行うことによって格納される。
同様に、クライアントの実績記憶領域142には、予めクライアントとワーカーとで話し合って設定していた項目であって、クライアントが遂行した項目が、自動的に、または、ワーカーまたはクライアントが登録動作を行うことによって格納される。具体例としては、仕事内容の項目143の、子供の着替えの準備をしたか、お弁当の準備をしたか等、がクライアントとワーカーとが互いに確認した後、ワーカーまたはクライアントが登録動作を行うことによって格納される。また、時間順守の項目145の、ベビーシッターサービス開始時に子供を時間通りワーカーに受け渡したか、連絡実行の項目147の、問い合わせへの返信が行われたか、および、決済実行の項目146の、ワーカーとクライアント間で取り決めた決済の金額および日時の通りに振り込まれたか等が、スマートフォンのタイムスタンプ機能や、メール返信したかを確認する機能や、インターネットバンキング機能等により自動的に格納される。
(付加評価記憶領域151,152)
一方、付加評価記憶領域151,152には、仕事(サービス)の終了後に、今回のサービスについて、クライアントとワーカーが互いに伝えたい、感謝の気持ちや、相手の仕事の質をポジティブに評価した短い言葉や文章(付加評価)のデータが格納される。付加評価は、付加的な評価であるため、必ずしも評価を入力しなくてもよい。
このように、個人の信頼度を表す情報を、実績記憶領域141,142に格納された実際に遂行された実績と、付加評価記憶領域151、152に格納された付加評価とに分け、両方を個人の信頼度情報として共有するシステムにすることにより、個人同士で信頼度評価を行う場合に評価基準があいまいになりやすいという問題を解消することができる。
付加評価の例としては、クライアントがワーカーを付加評価する場合であって、仕事がベビーシッターである場合、ワーカーは、キッズヒーローだ!、声が優しい、体力がある、子供に負けない元気がある、笑顔がかわいい、安心できる等を登録することができる。仕事が家事代行である場合、ワーカーは、体力がある、笑顔が素敵、細かいところまで気が利く、仕事が丁寧等があり、訪問介護の場合、聞き上手等が挙げられる。これらの文言例は、予め用意しておいて、ワーカーやクライアントのスマートフォン等の通信機器に表示する構成としてもよいし、予め定めた文字数以内でワーカーやクライアントが自由に入力できるようにしてもよい。
<<与信情報共有サービス部11の動作>>
演算部12は、内蔵するメモリに予め格納されたプログラムを読み込んで実行することにより、ソフトウエアにより与信情報共有サービス部11の機能を実現する。これを以下、図6~図9のシーケンス図と、図10~図11、図18等のフローチャートを参照して説明する。
なお、ここでは、ソフトウエアにより与信情報共有サービス機能を実現する場合について説明するが、機能の一部または全部をハードウエアにより実現することも可能である。その場合、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)のようなカスタムICや、FPGA(Field-Programmable Gate Array)のようなプログラマブルICにより演算部12の一部または全部を構成し、与信情報共有サービス機能の動作を実現するように回路設計を行えばよい。
<登録>
まず、前提として、サービスプロバイダ(事業者)A,B,Cは、情報銀行サーバー10の運用者との間で、本実施形態の与信情報共有サービスと連携(接続)する契約を完了している。サービスプロバイダA,B,Cが持つ既存のサーバ40-1,40-2,40-3は、情報銀行サーバー10と通信ネットワーク50を介して接続済みである。サービスプロバイダA,B,Cの既存のサーバー40-1,40-2,40-3は、それぞれのサービス(仕事)におけるクライアントとワーカーの個人を特定する情報(氏名等)を登録する機能を備えている。
(サービスプロバイダによる実績項目の初期登録(ステップ180))
まず、図6に示すシーケンス図のステップ180において、情報銀行サーバー10の与信情報共有サービス部11は、サービスプロバイダA,Bからサーバー40-1,40-2を介して、自社のサービス(仕事)について、信頼度を与信情報共有サービスにおいて共有する場合に、サービス(仕事)の実績として共有するのに適した項目(実績項目)を複数受け付ける。与信情報共有サービス部11は、設定された実績項目をそのサービスプロバイダA,Bのサービスプロバイダ情報登録領域133に格納(初期登録)する。この実績項目の初期登録処理を図10のフローを用いて詳しく説明する。
与信情報共有サービス部11の登録部121は、実績項目の初期登録処理を行うサービスプロバイダA,Bを特定し、サービスプロバイダA,Bのサーバー40-1,40-2から自社のサービスに適した複数の実績項目(ワーカーに遂行義務のある実績項目およびクライアントに遂行義務のある実績項目)の申請を受け付ける(ステップ181)。登録部121は、申請を受け付けた複数の実績項目の中から一つを選択し(ステップ182)、その実績項目が予め用意しておいた実績項目マスタデータベース(図5参照)の中に含まれるかを判定する(ステップ183)。実績項目マスタデータベースに含まれる場合、すでに登録済みであるかどうかをさらに判定し(ステップ184)、未登録である場合には、サービスプロバイダ情報登録領域に格納することにより登録する(ステップ185)。
また、ステップ183において、選択した実績項目が実績項目データベースの中に含まれない場合には、新たな実績項目であるため、実績項目として登録可能かどうか審査を行う(ステップ186)。審査により実績項目として登録可能と判断された場合には、ステップ185に進み、サービスプロバイダ情報登録領域133に格納することにより登録する。審査により、実績項目として登録不可能と判断された場合は、この実績項目の登録を却下する(ステップ188)。
そして、サービスプロバイダが申請した他の実績項目がある場合には、登録部121は次の実績項目を選択し、ステップ183~188を繰り返す(ステップ189,190)。なお、ステップ184において選択した実績項目が登録済みであると判断した場合、および、ステップ185で選択した実績項目を登録した場合も、他の実績項目がある場合には、次の実績項目を選択し、ステップ183~188を繰り返す。
なお、ここではサービスプロバイダA,Bのみについて実績項目を登録する場合について説明したが、他のサービスプロバイダCについても実績項目を登録する。
これにより、図5の実績項目マスタデータベースにおいて丸印で示したようにサービスプロバイダA,B,Cごとに実績項目が設定され、サービスプロバイダ情報登録領域133に格納される。上述したように図5のデータベースには、仕事内容の項目143としてワーカーに遂行義務のある実績項目のみが挙げられているが、クライアントに遂行義務のある実績項目が含まれていてもよい。マナー項目144のうち、決済事項の項目146は、クライアントに遂行義務のある実績項目である。時間順守の項目145および連絡実行の項目147は、ワーカーに遂行義務の実績項目およびクライアントに遂行義務のある実績項目の両方に含まれていてもよい。
(ワーカー/クライアントの新規ユーザー登録(ステップ210,220))
図6のステップ210のように、サービスプロバイダA,Bで実際にサービスを提供したい(働きたい)と思っているワーカーは、自身のスマートフォン20からサービスプロバイダA,Bのサーバー40-1,40-2に自身の個人情報をワーカーとしてユーザー登録する。
また、図6のステップ220のように、サービスプロバイダAの利用を考えているクライアントX、Yは、それぞれ自身のスマートフォン30-1,30-2からサービスプロバイダA,Bのサーバー40-1,40-2に自身の個人情報をクライアントとしてユーザー登録する。
これらのユーザー登録は、サービスプロバイダA,Bのサーバー40-1,40-2の既存のシステムの機能により行われる。
サービスプロバイダA,Bのサーバー40-1,40-2は、ユーザー登録する個人情報データを情報銀行サーバー10に登録する(ステップ230)。具体的には、情報銀行サーバー10の登録部121は、図11にフローを示すように、サービスプロバイダA,Bのサーバー40-1,40-2からユーザー登録する個人情報データを受け付け、登録すべきサービスプロバイダA,Bを特定し、さらに新規登録するユーザーが、ワーカーかクライアントかを特定する(ステップ231)。つぎに、登録部121は、受け付けたユーザーが、すでに別のサービスプロバイダのユーザーとして個人情報が登録されているかどうかを判断する(ステップ232)。個人情報が登録されていない場合は、記憶部13のワーカー個人情報記憶領域131またはクライアント個人情報記憶領域132に登録する(ステップ233)。
一方、ステップ232において、別のサービスプロバイダのユーザーとして同じユーザーの個人情報が登録されている場合は、ステップ231で特定したサービスプロバイダのユーザーとして、記憶部13のワーカー個人情報記憶領域131またはクライアント個人情報記憶領域132に登録した上で、すでに登録されているサービスプロバイダと今回登録したサービスプロバイダのサービス間で共通する実績項目の実行回数を、今回登録したサービスプロバイダの実績項目の回数として更新する(ステップ234)。
<クライアントによるワーカー個人情報の検索(ステップ240~270)>
クライアントXは、サービスプロバイダA(ベビーシッター会社)の利用を検討している場合、サービスプロバイダAのサーバー40-1の表示するサイトにおいて、登録されているワーカーの個人情報を検索する(図6のステップ240)。サーバー40-1は、図12(a)に示すように、ワーカーとして登録されているユーザーの写真、紹介文、ならびに、サービスを提供可能な日程と金額等の条件を示すUI(ユーザーインターフェース)画面を、クライアントXのスマートフォンに表示する。
クライアントXが、図12(a)のUI画面上で特定のワーカーを選択し、信頼情報の表示を求める操作を行った場合、サービスプロバイダAのサーバー40-1は、情報銀行サーバー10の与信情報共有サービス部11に対して、該当するワーカーの実績情報と付加評価情報を要求し、与信情報共有サービス部11の実績・付加評価情報出力部122は、該当するワーカーの実績情報および付加評価情報がワーカー個人情報記憶領域131にすでに格納されている場合は、それを読み出して出力する(ステップ260)。サービスプロバイダAのサーバー40-1は、受け取った実績情報および付加評価情報を図12(b-1)または図12(b-2)のようなUI画面に表示することにより、クライアントXに示す。
図12(b-1)は、サービスプロバイダAのサーバー40-1の表示画面のウインドウ271には、情報銀行サーバー10の実績・付加評価一覧の表示サイトが参照した画像が直接表示されるUI画面例であり、図12(b-2)は、表示画面上の遷移ボタン272をユーザーがタッチすると、情報銀行サーバー10の実績・付加評価一覧の表示サイトへ図13(a-2)から図13(b)のように遷移するUI画面例である。また、図12(b-1)のウインドウ271をユーザーがタッチすると、図13(b)のように情報銀行サーバー10の実績・評価一覧の表示サイトへ遷移するように構成してもよい。
図13(b)のUI画面例のように情報銀行サーバー10のワーカーの実績・付加評価一覧の表示サイトには、実績情報(実績項目と実績回数)を表示する領域274と、付加評価を表示する領域275がある。また、図13(b)の実績情報を表示する領域274の上には、iマーク276が配置され、ユーザーがiマーク276をタッチすると、図14(a)のように、実績項目ごとの実績回数が、どのサービスにおいて実行されたものかを詳細に表示されるUI画面に切り替わる構成にしてもよい。
図12(b-1)の表示画面例は、サービスプロバイダAが独自の実績・付加評価に該当するような評価情報を持たず、情報銀行サーバー10の情報のみを表示する場合に適している。図12(b-2)の表示画面例は、サービスプロバイダAが独自の評価情報を持っている場合に、独自評価情報を表示画面の領域273に表示しながら、その一部に遷移ボタン272を表示することにより、情報銀行サーバー10の情報への遷移できるため適している。
なお、新規ユーザー登録したばかりのワーカーは、実績情報および付加評価情報がワーカー個人情報記憶領域131にまだ格納されていない。その場合は、図12(b-1)の表示領域271や図13(b)の画面には情報は表示されない。
このようにクライアントXは、スマートフォンの表示画面により、ワーカーを特定する写真等の情報と、信頼度を示す実績情報および付加評価情報を入手することができる。
<ワーカーによるクライアント個人情報の検索(ステップ280~330)>
ワーカーの信頼度を示す実績情報および付加評価情報を確認したクライアントは、自分のスマートフォン30-1から、サービスの提供をサービスプロバイダAのサーバー40-1に依頼する(ステップ280)。
サービスプロバイダAのサーバー40-1は、ワーカーのスマートフォン20にクライアントXから仕事を依頼されたことを通知する(ステップ290)。
ワーカーが、クライアントXの信頼情報の表示を求める操作を行った場合、サービスプロバイダAのサーバー40-1は、情報銀行サーバー10の与信情報共有サービス部11に対して、クライアントXの実績情報と付加評価情報を要求する(ステップ300,310)。与信情報共有サービス部11の実績・付加評価情報出力部122は、クライアントXの実績情報および付加評価情報がクライアント個人情報記憶領域132にすでに格納されている場合は、それを読み出して図14(b)のUI画面例のように出力(表示)する(ステップ320)。サービスプロバイダAのサーバー40-1は、受け取った実績情報および付加評価情報を表示画面に表示することにより、ワーカーに示す(ステップ330)。図14(b)のUI画面例のように情報銀行サーバー10のクライアントの実績・付加評価一覧の表示サイトには、実績情報(実績項目と実績回数)を表示する領域274と、付加評価を表示する領域275がある。また、図14(b)の実績情報を表示する領域274の上には、iマーク276が配置され、ユーザーがiマーク276をタッチすると、図14(a)と同様に、実績項目ごとの実績回数を詳細に表示されるUI画面に切り替わる構成にしてもよい。
なお、新規ユーザー登録したばかりのクライアントは、実績情報および付加評価情報がクライアント個人情報記憶領域132にまだ格納されていない。その場合は、クライアント情報は表示されない。
上記ステップ240~330により、クライアントXとワーカーとは、スマートフォンの表示画面により、相互の情報を入手することができる。
<仕事の遂行前の実績項目の設定(ステップ340~380)>
クライアントXから仕事の依頼を受けたワーカーは、サービス内容をクライアントXと相談し、サービス内容をクライアントXと合意する(ステップ340,350)。
サービスプロバイダAのサーバー40-1は、情報銀行サーバー10の与信情報共有サービス部11のサービスプロバイダ情報格納領域133に格納されている選択可能な実績項目を読み出して、ワーカーおよびクライアントXのスマートフォン20、30-1に、図15(a)、(b)のような実績項目の設定のためのUI画面を表示する。
図15(a)のUI画面には、ワーカーが遂行すべき内容(実績項目)とその項目を編集するための「項目を編集」と表示された領域362、ならびに、クライアントが遂行すべき内容(実績項目)とその項目を編集するための「項目を編集」と表示された領域365が表示されている。ワーカーまたはクライアントXは、図15(a)のUI画面の「項目を編集」と表示された領域362にタッチすることにより、ステップ180でサービスプロバイダAがワーカーに遂行義務のある項目として設定した、選択可能な実績項目が表示される図15(b)のUI画面に切り替えると、サービスプロバイダ情報格納領域133に格納されている選択可能な実績項目とチェックボックスが領域363に表示される。その中からワーカーとクライアントとで合意した、ワーカーが遂行すべき実績項目を1以上選択する(チェックボックスにチェックをつける)。これにより、選択した実績項目(チェックボックスにチェックを付けた項目)のみが、図15(a)の領域361に表示され、ワーカーが遂行すべき実績項目を設定することができる。また、ワーカーまたはクライアントは、図15(b)のUI画面の領域364に新規な実績項目をワーカーが遂行すべき実績項目として追加入力することもできる(ステップ360)。
同様に、ワーカーまたはクライアントXは、図16(a)のように、UI画面の「項目を編集」と表示された領域365にタッチすることにより、サービスプロバイダAが設定したクライアントに遂行義務のある項目として、選択可能な実績項目が表示される図16(b)のUI画面に切り替えると、サービスプロバイダ情報格納領域133に格納されている選択可能な実績項目とチェックボックスが領域366に表示される。その中からワーカーとクライアントとで合意した、クライアントが遂行すべき実績項目を1以上選択する(チェックボックスにチェックをつける)。これにより、選択した実績項目(チェックボックスにチェックを付けた項目)のみが、図16(a)の領域361に表示され、クライアントが遂行すべき実績項目を設定することができる。また、ワーカーまたはクライアントは、図16(b)のUI画面の領域367に新規な実績項目をクライアントが遂行すべき実績項目として追加入力することもできる(ステップ360)。
サービスプロバイダAのサーバー40-1は、設定された遂行すべき実績項目および新規な実績項目を、情報銀行サーバー10の与信情報共有サービス部11に設定する。与信情報共有サービス部11の実績項目設定部123は、ワーカーおよびクライアント遂行すべき実績項目をワーカー個人情報格納部131とクライアント個人情報格納部132の両方にそれぞれ登録する。また、実績項目設定部123は、新規な実績項目ついては図10のステップ186と同様に審査を行って、登録可能と判断された場合に、ワーカー個人情報格納部131とクライアント個人情報格納部132にそれぞれ登録する(ステップ370)。審査においては、ワーカーから入力された新規な実績項目のうち、主観的であいまいなものは登録不可と判断され、登録することはできない。
サービスプロバイダAのサーバー40-1は、クライアントのスマートフォン30-1に実績項目が設定されたことを通知する(ステップ380)。
<仕事の遂行後の実績と付加評価の登録(ステップ390~440)>
ワーカーがサービスを遂行後、サービスプロバイダAのサーバー40-1は、上述のステップ370においてワーカー個人情報格納部131とクライアント個人情報格納部132にそれぞれ登録された実績項目を読み出して、図17(a)のようにクライアントXとワーカーのスマートフォンのUI画面に表示する。
ワーカーがサービスを遂行後、クライアントXとワーカーは、ワーカーおよびクライアントが遂行すべき実績項目のうち仕事内容の項目143が、実際に遂行されたかを互いに確認した後、それぞれのスマートフォンから図17(a)のように実績項目の遂行された項目にチェックを入れる等することにより、互いに実績を入力する(ステップ390~400)。
なお、マナー項目144については、スマートフォンのタイムスタンプ機能やメール返信確認機能やインターネットバンキング確認機能を介して与信情報共有サービス部11が自動で遂行されたかどうかを確認してチェックするので、クライアントやワーカーがチェックするチェックボックスは表示されない。
また、ワーカーとクライアントXはそれぞれ、図17(a)、(b)のように領域391に付加評価として相手の人柄や仕事の質に関するポジティブな言葉を入力する。付加評価は、予め用意されていた文言を表示させ、その中から選択してもよいし、自分でテキスト入力してもよいし、特別な評価は必要ないと思う場合は入力しなくてもよい。
サービスプロバイダAのサーバー40-1は、クライアントとユーザーが入力した実績と付加評価を情報銀行サーバー10に登録する(ステップ410)。
ステップ410について、図18のフローを用いてくわしく説明する。サービスプロバイダAのサーバー40-1は、クライアントとワーカーが仕事内容の項目143の実績項目について入力した実績を、情報銀行サーバー10の与信情報共有サービス部11に設定する。与信情報共有サービス部11の実績登録・更新部124は、設定された実績および付加評価データを受け付け、サービスプロバイダAを特定し、さらに設定された実績および付加評価データがクライアントXが入力したものか、ワーカーが入力したものかを特定する(ステップ411)。
実績登録・更新部124は、ワーカーおよびクライアントの仕事内容の項目143の実績項目から、遂行義務のある側の実績項目を1つ選択し(ステップ412)、実績項目の評価がワーカーとクライアントで一致しているかどうか、すなわち、ワーカーとクライアントの双方がその実績項目が遂行されたと評価しているかどうかを判定し(ステップ413)、一致して遂行されたと評価している場合には、遂行義務のある側および遂行義務のない側(すなわち、ワーカーおよびクライアント)の両方の実績項目が登録されているワーカー個人情報記憶領域131およびクライアント個人情報記憶領域132の実績回数をカウントアップする。具体的には、実績登録・更新部124は、図19のように、ワーカーおよびクライアントXの実績データを個人情報記憶領域131または132から読み出して、該当する実績項目の回数をカウントアップする(ステップ414)。例えば、実績項目が「昼食の提供」であった場合、ワーカー個人情報記憶領域131の「昼食の提供をした」の回数はこれまで0回であったが、今回、遂行されたと評価されているので、実績登録・更新部124は、図19のように1回にカウントアップする。同様に、クライアント個人情報記憶領域132の「昼食の提供を依頼した」の回数も実績登録・更新部124はカウントアップする。
一方、ステップ413において、実績項目の評価がワーカーとクライアントで一致していない場合、実績登録・更新部124は、遂行義務のない側の実績項目の回数のみをカウントアップする(ステップ415)。例えば、実績項目が「公園での保育」であったが、雨で遂行できなかった場合、ワーカーの実績項目「公園での保育を遂行した」はチェックされないが、クライアントの実績項目「公園での保育を依頼した」はチェックされるため、評価は不一致となる。この場合、実績登録・更新部124は、遂行義務のあるワーカーの個人情報記憶領域131の「公園での保育をした」の回数はカウントアップしないが、遂行義務のないクライアントの個人情報記憶領域132の「公園での保育を依頼した」の回数のみをカウントアップする。
実績登録・更新部124は、遂行義務のある側の実績項目の他の実績項目についても繰り返すことにより、設定されたすべての実績項目を登録する(ステップ415、416)。
つぎに、実績登録・更新部124は、マナー項目144の実績項目について、遂行されたかどうかを、スマートフォンのタイムスタンプ機能や、メール返信確認機能やインターネットバンキング確認機能により確認して、遂行されている項目ついては、ワーカー側およびクライアント側の実績項目の両方をカウントアップする(ステップ418)。
つぎに、実績登録・更新部124は、ワーカー個人情報記憶領域131またはクライアント個人情報記憶領域132内に、他のサービスの実績項目として同じ実績項目が登録されているかどうかを判定する(ステップ419)。図19に例示したように、他のサービスプロバイダBのサービスの実績項目として、同じ実績項目「昼食の提供」が登録されている場合には、その実績項目の実績回数を、サービスプロバイダAと同じ数に更新する(ステップ420)。
つぎに、実績登録・更新部124は、ステップ411で受け付けた付加評価の文章内に他者への誹謗中傷が含まれていないかを判定する(ステップ421)。この判定は、予め定めた禁止ワードが含まれるかどうか等に判定することにより、実績登録・更新部124が判定してもよいし、判定者の画面に表示し、人間が判定し、判定結果の入力を実績登録・更新部124が受け付ける構成としてもよい。
付加評価に誹謗中傷が含まれていない場合は、ワーカー個人情報記憶領域131またはクライアント個人情報記憶領域132内に、仕事内容と付加評価とを関連づけて登録する(ステップ422)。誹謗中傷が含まれていた場合には、登録を却下する(ステップ423)。
このように、本実施形態のシステムによれば、クライアントとワーカーとの間で、信頼度を示す情報となる実績と付加的な評価を相互に評価して登録することができる。
実績登録・更新部124は、上述のステップ410において、実績と付加評価を登録できたか否かをサービスプロバイダAのサーバー40-1に連絡する(ステップ430)。サービスプロバイダAのサーバー40-1は、実績・付加評価の登録内容をクライアントXとワーカーのスマートフォン30-1、20にそれぞれ連絡する。
<別のクライアントによるワーカーの個人情報の検索(ステップ460~490)>
上述のステップ410において登録されたワーカーの実績と付加評価等の個人情報は、別のクライアントYによって検索することができる。例えば、図9のステップ210において、ワーカーは、サービスプロバイダAとサービスプロバイダBにユーザー登録しているため、サービスプロバイダBの利用を検討しているクライアントYがサービスプロバイダBのサーバー40-2のワーカー情報を検索することにより(ステップ460)、ワーカーの個人情報記憶領域141に格納されているサービスプロバイダBの実績項目について実績情報をサーバー40-2は実績・付加評価情報出力部122から入手し、表示することができる(ステップ470,480)。これにより、クライアントYは、ワーカーの実績情報を入手することができ(ステップ490)、実績情報に基づきワーカーを選択することができる。
<自分の個人情報の確認(ステップ500~530)>
ワーカーやクライアントは、情報銀行サーバー10に直接アクセスし、自分の実績や付加評価情報を要求することができる(ステップ500、520)。実績・付加評価情報出力部122は、その要求を受け付けたならば、受け付けたワーカーやクライアントを特定し、該当するワーカー/クライアント個人情報記憶領域131、132内の実績情報および付加評価情報を出力する(ステップ510、530)。これによりワーカーやクライアントは、自分の情報を受け取って内容を確認することができる。
<別のサービスプロバイダCへのワーカー/クライアントの登録(ステップ540~570)>
ワーカーおよびクライアントXは、別のサービスプロバイダCのサーバー40-3にユーザー登録することができる(ステップ540,550)。サーバー40-3は、情報銀行サーバー40にワーカーおよびクライアントXの個人情報を登録する(ステップ550,570)。情報銀行サーバー40におけるユーザー登録の処理は、上述したステップ230と同様であり、図11のフローにしたがって行われる。このとき、図11のステップ232において、登録部121は、受け付けたユーザーが、すでに別のサービスプロバイダのユーザーとして個人情報が登録されているかどうかを判断し(ステップ232)、ユーザー(ワーカーおよびクライアントX)は、サービスプロバイダA,Bに登録されているので、図20(a)に示すように、サービスプロバイダCの実績項目に、サービスプロバイダA,Bの実績項目と同じものがある場合には、共通する実績項目の実行回数をサービスプロバイダA,Bの実績項目の回数に更新する(ステップ234)。このとき、図20(b)に示したように、実行回数が、どのサービスプロバイダの仕事において実行されたかどうかを、分けて表示する構成としてもよい。
これにより、サービスプロバイダA,B,C間で共通する実績項目の実績を共有することができる。
<ワーカー/クライアントによる個人情報(付加評価の表示、非表示)の編集(ステップ580~630)>
情報銀行サーバー10は、ワーカーやクライアントが自分の個人情報(実績および付加評価)の表示のされ方を編集するのを可能にする構成としてもよい。例えば、ワーカーおよびクライアントが自分の個人情報の表示のされ方の編集を要求する場合(ステップ580,610)、実績・付加評価情報出力部122は編集を許可し(ステップ590,620)、編集を受け付ける(ステップ600、630)。
実績・付加評価情報出力部122は、ワーカーやクライアントのスマートフォンに、図21(a)に示すような現状の実績・付加評価の表示画面を表示し、仕事(ベビーシッター、その他の仕事)において受けた付加評価がどのように表示されているかを見せる。図21(a)の表示画面では、仕事ごとに付加評価が複数ある場合、実績・付加評価情報出力部122が所定のルールに従って選択した付加評価が領域281,282に表示され、他の付加評価は、クライアントが領域283をタッチした場合に表示される。ワーカーやクライアントが表示の編集を希望した場合、実績・付加評価情報出力部122は、図21(b)に示すような編集を受け付ける画面をワーカーやクライアントのスマートフォンに表示する。この画面において、ワーカーやクライアントは、領域281,282をタッチすると、図21(c)、(d)のようなサブ画面が表示され、これまで受けた付加評価のなかから領域281,282に表示する付加評価を選択することができる。ワーカーやクライアントが選択したならば、実績・付加評価情報出力部122は選択された付加評価を領域281,282に表示する。
このようにワーカーやクライアントは、最も大きく表示される付加評価を選択することにより、どのサービス(仕事)でクライアントやワーカーにどの付加評価を見てほしいかを決定することができる。これにより、これまでに受けた付加評価の数が多い場合でも、他者に見てほしい付加評価を戦略的に目立つように表示させることができる。
<新しい仕事の登録(ステップ640~670)>
ワーカーやサービスプロバイダは、実績を組み合わせて新しい仕事の種類を創出することができる。例えば、ギフトセレクトという実績項目と、ケーキデコレーションという実績項目とを組み合わせることにより、ギフトコンシェルジュという新しい仕事の種類を創出することができる。新しい仕事の実績項目は、情報銀行サーバー10に登録される。
(ワーカー起点で新しい仕事を登録する場合)
まず、ワーカーが実績を新しい仕事の種類を創出し、自分の仕事として情報銀行サーバー10に実績項目を登録する場合の処理について図22のフローを用いて説明する。なお、図22のフローにおいて、図10のフローおよび図18のフローと同じ符号を付したステップは、図10のフローおよび図18のフローと同様の処理であるので簡単に説明する。
ワーカーは、サービスプロバイダCのサーバー40-3に、新しい仕事の登録申請を行う(図9のステップ640)。具体的には、新しい仕事の名前、仕事の内容、実績項目を申し出る。
サービスプロバイダCのサーバー40-3は、情報銀行サーバー10に新しい仕事の名前、実績項目の登録を要請する(ステップ650)。これを受けて、情報銀行サーバー10の与信情報共有サービス部11の登録部121は、図22のフローのように、実績項目の初期登録処理を行うサービスプロバイダCとワーカーとを特定し、サービスプロバイダCのサーバー40-3から新しい仕事の名前、ワーカー氏名、複数の実績項目の登録申請を受け付ける(ステップ651)。そして登録部121は、新しい仕事の名前をサービスプロバイダ情報格納領域133に格納する(ステップ652)。以降のステップ183~190は、図10のステップ183~190と同様である。すなわち、登録部121は、申請を受け付けた複数の実績項目の中から一つを選択し(ステップ182)、その実績項目が実績項目マスタデータベース(図5参照)の中に含まれるかを判定し(ステップ183)、実績項目マスタデータベースに含まれる場合、すでに登録済みであるかどうかをさらに判定する(ステップ184)。未登録である場合には、サービスプロバイダ情報登録領域に格納する(ステップ185)。
また、ステップ183において、登録部121は、選択した実績項目が実績項目データベースの中に含まれない場合には、新たな実績項目であるため、実績項目として登録可能かどうか審査を行う(ステップ186)。登録部121は、審査により実績項目として登録可能と判断した場合には、ステップ185に進み、サービスプロバイダ情報登録領域133に格納する。これにより、格納した実績項目が、ステップ652で名前を登録した新しい仕事の実績項目として登録される(ステップ653)。また、登録部121は、ワーカーの個人情報記憶領域131の実績記憶領域141にも、新しい仕事の実績項目を格納する。
また、ステップ187において、登録部121は、審査により実績項目として登録不可能と判断した場合は、この実績項目の登録を却下する(ステップ188)。
サービスプロバイダが申請した他の実績項目が残っている場合には、登録部121は、ステップ183~188を繰り返す(ステップ189,190)。ステップ189において、他の実績項目がない場合、ステップ417、418に進み、図18のステップ417,418と同様に、登録部121は、ワーカーの個人情報記憶領域131の実績記憶領域141に他のサービスの実績項目として、ステップ185,653で登録した実績項目と同じ実績項目が登録されているかどうかを判定する(ステップ417)。同じ実績項目が他のサービスに登録されている場合には、登録部121は、実績項目の実績回数を、他のサービスに登録されている実績回数と同じ数に更新する(ステップ417、418)。
情報銀行サーバー10は、新しい仕事の登録が完了したことをサービスプロバイダCのサーバー40-3に報告する(ステップ660)。サービスプロバイダCのサーバー40-3は、ワーカーのスマートフォン20に新しい仕事の登録許可されたことを通知する(ステップ670)。
これにより、ワーカーはサービスプロバイダCのサーバー40-3に対して新しい仕事への登録ができ、クライアントX等は、新しいサービスが登録されていることと、新しいサービスの実績項目の実績をスマートフォン30-1を見ることができるため、仕事を依頼するかどうか検討する際の信頼度を判断材料となる。
(サービスプロバイダ起点で新しい仕事を登録する場合)
つぎに、サービスプロバイダが実績を新しい仕事の種類を創出し、情報銀行サーバー10に実績項目を登録する場合の処理について図23のフローを用いて説明する。図23のフローは、図22のフローとほぼ同様であり、同じ符号を付したステップは図22と同様の処理を行うため、異なるステップのみ説明する。
まず、登録部121は、サービスプロバイダCのサーバー40-3から新しい仕事の名前、複数の実績項目の登録申請を受け付ける(ステップ751)。このとき、ワーカーはまだ決まっていないため、ステップ751では、サービスプロバイダのみを特定する。以降のステップは、図22と同様であるが、図22のステップ653では、登録部121は、ワーカーの個人情報記憶領域131の実績記憶領域141にも、新しい仕事の実績項目を格納したが、図23のサービスプロバイダ起点で新しい仕事の登録を行う場合にはワーカーはまだ決まっていないため、ワーカーの個人情報記憶領域131への実績項目の登録は行わない。また、図22のフローでは、登録部は、ステップ417,418において、ワーカーの個人情報記憶領域131の実績記憶領域141の実績項目の回数の更新を行ったが、図23のフローでは、ワーカーは決まっていないためステップ417,418を登録部121は行わない。
このように、本実施形態のシステムでは、実績項目を組み合わせることにより、新しい仕事を創出して、システムに登録し、同じ実績項目の実績を他の仕事の実績と共通化することができる。これにより、新しい仕事であっても、クライアントは、そのワーカーが類似の仕事で実績を積んでいるかどうか信頼度を計ることができるため、クライアントは安心して新しい仕事をワーカーに依頼することができる。このように、新しい仕事が創出されることにより、本実施形態のシステムは、経済の発展に貢献することができる。
8…通信部、10…情報銀行サーバー、11…与信情報共有サービス部、12…演算部、13…記憶部、20…ワーカーの通信機器、30,30-1,30-2…クライアントの通信機器、40,40-1,40-2,40-3…サービスプロバイダのサーバー、121…登録部、122…実績・付加評価情報出力部、123…実績項目設定部、124…実績登録・更新部、131…ワーカー個人情報記憶領域、132…クライアント個人情報記憶領域、133…サービスプロバイダ情報格納領域、141,142…実績記憶領域、151、152…付加評価記憶領域、161,162…個人特定情報格納領域

Claims (11)

  1. 仕事を依頼する複数の依頼者の通信機器と、仕事を受任する複数の受任者の通信機器に、それぞれ通信ネットワークを介して接続された与信情報共有サービス部を有し、
    前記与信情報共有サービス部は、
    前記受任者の前記仕事の遂行結果を少なくとも前記依頼者が評価した評価結果を含む前記受任者の個人情報を格納する個人情報記憶部と、
    前記評価結果を前記通信ネットワークから受け取って前記個人情報記憶部に格納する評価結果登録部と、
    複数の前記依頼者のうちのいずれかの前記通信機器が前記通信ネットワークを介して前記受任者の前記個人情報の出力を要請した場合、前記個人情報記憶部から当該受任者の前記個人情報を読み出して、要請した前記依頼者の前記通信機器に対して前記通信ネットワークを介して出力する情報出力部とを備え、
    前記個人情報記憶部には、前記評価結果を、現時点までの前記仕事の遂行の実績と、前記仕事の遂行結果を前記依頼者が評価した付加評価とに分けてそれぞれ格納する実績記憶領域および付加評価記憶領域が含まれ、
    前記評価結果登録部は、前記実績と前記付加評価とを含む前記評価結果を、少なくとも前記依頼者の通信機器から前記通信ネットワークを介して受け取って前記実績記憶領域と前記付加評価記憶領域とにそれぞれ格納し、
    前記情報出力部は、前記実績と前記付加評価とをそれぞれ出力することを特徴とする与信情報共有システム。
  2. 請求項1に記載の与信情報共有システムであって、前記個人情報記憶部には、前記仕事の前記依頼者を評価した評価結果を含む前記依頼者の個人情報がさらに格納され、
    前記情報出力部は、複数の前記受任者および複数の前記依頼者のうちのいずれかから出力の要請があった場合、前記依頼者の個人情報を出力することを特徴とする与信情報共有システム。
  3. 請求項に記載の与信情報共有システムであって、前記実績は、複数の実績項目に分けられており、前記実績項目ごとにその遂行回数が前記実績記憶領域に格納されていることを特徴とする与信情報共有システム。
  4. 請求項に記載の与信情報共有システムであって、前記評価結果登録部は、前記実績項目ごとに遂行されたかどうかを少なくとも前記依頼者から受け取り、受け取った実績項目が、前記実績記憶領域にすでに格納されている実績項目と同一である場合、その実績項目の遂行回数を1つ増加させることを特徴とする与信情報共有システム。
  5. 請求項に記載の与信情報共有システムであって、前記実績は、前記仕事の種類ごとに、前記実績記憶領域に格納され、
    前記評価結果登録部は、同一の前記受任者の前記実績記憶領域に複数の種類の前記仕事についてそれぞれ前記実績がある場合、一つの種類の仕事について、前記実績項目の遂行回数を1つ増加させたときに、その実績項目と同一の実績項目が、他の種類の仕事の前記実績に含まれるかどうか検索し、含まれる場合には、前記他の種類の仕事の同一の実績項目の遂行回数も1つ増加させることを特徴とする与信情報共有システム。
  6. 請求項に記載の与信情報共有システムであって、前記複数の実績項目は、前記依頼者または前記受任者によって前記評価結果登録部に予め設定されたものであることを特徴とする与信情報共有システム。
  7. 請求項に記載の与信情報共有システムであって、前記与信情報共有サービス部には、前記通信ネットワークを介して、1以上の事業者のサーバーが接続され、
    前記与信情報共有サービス部には、前記受任者および依頼者が前記実績項目として選択可能な複数の実績項目が、前記事業者ごとに予め登録された事業者情報記憶部がさらに備えられていることを特徴とする与信情報共有システム。
  8. 請求項に記載の与信情報共有システムであって、前記受任者および依頼者は、前記事業者のいずれかに登録した者であり、
    前記実績記憶領域の複数種類の前記仕事の前記実績項目は、前記事業者ごとに予め登録された前記選択可能な複数の実績項目から前記受任者および依頼者の同意に基づき選択された実績項目であることを特徴とする与信情報共有システム。
  9. 請求項に記載の与信情報共有システムであって、前記受任者が複数の実績項目を組み合わせた新たな仕事を創作した場合、前記評価結果登録部は、前記新たな仕事の前記複数の実績項目を前記受任者の通信機器から受け付けて、前記受任者の前記実績記憶領域に格納すること特徴とする与信情報共有システム。
  10. 請求項に記載の与信情報共有システムであって、前記評価結果登録部は、前記新たな仕事の前記実績項目に、その受任者の前記実績記憶領域にすでに格納されている仕事の実績項目と同一の項目がある場合、前記新たな仕事の前記実績項目の遂行回数として、前記すでに格納されている仕事の実績項目の遂行回数を登録することを特徴とする与信情報共有システム。
  11. 請求項に記載の与信情報共有システムであって、前記情報出力部は、前記受任者の付加評価記憶領域に前記付加評価が複数ある場合であって、出力として画像を表示する場合、優先的に表示する付加評価の選択を前記受任者から受け付けることを特徴とする与信情報共有システム。
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