JP7049814B2 - 収穫ロボットシステム - Google Patents
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Description
図1から図18は第1実施形態の説明図を示す。まず図2及び図3を参照して収穫対象の作物となるミニトマトの育て方を説明する。図2は、収穫システム1の一部構成を示しており、例えば房なりの作物としてのミニトマトの栽培領域を示している。以下では、ミニトマトを作物として説明するが、その他の作物も収穫対象として適用できる。この収穫システム1は、ビニールハウスの中でハイワイヤー方式を採用してミニトマトを房ごと自動的に収穫するシステムである。
<ハンドカメラ17の配置及びその機能説明>
図7は収穫ロボットシステム10の電気的構成図を示している。
図7に示すように、収穫ロボットシステム10は、イメージプロセッサ31、ロボットコントローラ32を制御主体として備える。イメージプロセッサ31は、固定カメラ12及びハンドカメラ17に接続されており、固定カメラ12及びハンドカメラ17により撮像された画像の各種処理を行い、ロボットコントローラ32は、収穫ロボット13の第1~第6アームの旋回制御、ハンドによる切断挟持制御、及び台車11の車輪15の駆動用モータを制御する。イメージプロセッサ31は不遷移的実体的記録媒体としてメモリ33を備える。詳細には後述するが、このメモリ33には機械学習に基づく学習パターンが記憶されており、イメージプロセッサ31はこの学習パターンに応じて画像処理することでミニトマト7の三次元的な位置情報を取得する収穫位置取得部として機能する。
<収穫処理の説明その1>
図8は収穫処理の動作をフローチャートにより示し、図9は収穫方法の一連の流れを概略的に示している。これらの図8及び図9の記載では、説明を理解しやすくするため、n-1、N、N+1、N+2…番目と順にエリアに番号を付し、その収穫方法を順次示している。
この図10に示すように、イメージプロセッサ31は、S11において二次元画像を複数用いて三次元画像を生成する(三次元画像生成部としての機能)。このとき、図11にS11の処理前の複数の二次元画像データ、及び、処理後の三次元画像のデータの概要を示すように、二次元画像が合成された三次元画像の個々のピクセル(所謂ボクセル)に分割された状態で各ボクセルに色情報等の各種情報が設定されるようになる。この処理は、SfM(Structure from Motion)と称される処理により行われるが、このS10の処理時間は後述のS11以降の処理に比較して大幅に時間を要する。
イメージプロセッサ31は、図9のt2、図8のS4においてN番目エリアのミニトマト7の探索処理を終了すると、ルータ34を介してロボットコントローラ32に指令を行い次の処理に移行させる。次に、ロボットコントローラ32は、図8のS5aにおいてN番目エリアのミニトマト7を収穫すると同時に、イメージプロセッサ31はS5bにおいてN+1番目エリアのミニトマト探索処理を行う。これらのS5a及びS5bの処理は、それぞれ収穫ロボット13、イメージプロセッサ31により並行して実行される。
以上説明したように、本実施形態によれば、ミニトマト7の探索処理と収穫ロボット13によるミニトマト7の収穫処理とを並行して行うようにした。これにより収穫作業に伴う時間効率を良好にでき、ミニトマト7を短時間で収穫できるようになる。
図19から図24は第2実施形態の追加説明図を示す。第2実施形態が第1実施形態と異なるところは、1台のカメラ17を用いて目標作物を撮像しその位置情報の取得処理とその収穫処理とを行うところにある。また本実施形態では、収穫ロボット13に対するハンドカメラ17の取付位置及びその使用方法が異なる。
以下では、前述の基本的構造を利用した制御方法の一例を挙げる。図22は収穫処理をフローチャートにより概略的に示している。本実施形態では、イメージプロセッサ31が主体制御し、ロボットコントローラ32が補助的に制御する形態を示すが、何れが主体になって制御を実行しても良いし、当該プロセッサ及びコントローラ31,32を一体にまとめても良い。
要するに、本実施形態では、ミニトマト7の位置特定及び果柄6aの検出処理に同一のハンドカメラ17を用いるため視野角、すなわち画角は一定であるが、まずロボットコントローラ32は、ミニトマト7からの距離を比較的遠くに制御し、ハンドカメラ17によりミニトマト7の位置情報を多数特定し、そしてミニトマト7からの距離を比較的近くに制御し、ハンドカメラ17によりミニトマト7の果柄6aを検出し、当該ミニトマト7を収穫している。そして、これらの処理を繰り返している。このため、一台のハンドカメラ17で多数のミニトマト7を検出しつつ、一つのミニトマト7の果柄6aを検出できる。これにより、多数のミニトマト7を素早く収穫できる。
図25から図30は第3実施形態の追加説明図を示す。例えば、第1実施形態にて説明した図8のS5a、S7aにおけるミニトマト7の収穫処理は、収穫ロボット13により行われる処理である。また第2実施形態では、図22のS25においてミニトマト7の果柄6aを検出し、S27にて果柄6aの切断ポイントにて切断することでミニトマト7を収穫するが、これらの処理も収穫ロボット13によって行われる処理である。
要するに、イメージプロセッサ31は、ハンドカメラ17により取得された画像を高さ方向のレイヤL1~L3毎にボクセルB2化したレイヤの直径D、切断挟持機構21aからの距離D、レイヤL1~L3のボクセルB2の垂直方向度、に依存した所定の評価関数f,E(l)を用いて果柄6aの切断ポイントCPを決定するようにしている。このため、果柄6aの切断ポイントCPを素早く適切に求めることができ、切断ポイントCPを切断することでミニトマト7を素早く的確に収穫できる。
前述実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に示す変形又は拡張が可能である。前述した第1から第3実施形態の構成を必要に応じて組み合わせることができる。
Claims (2)
- 進行方向に沿って収穫対象となる目標作物(7)を収穫する収穫ロボットシステムであって、
台車の所定位置に設置され当該所定位置から収穫対象となる目標作物を含む画像を取得する画像取得部(12)と、
前記画像取得部により取得された画像を用いて前記目標作物を探索して当該目標作物の位置情報を取得する収穫位置取得部(31)と、
前記所定位置から前記進行方向の後部において、前記収穫位置取得部により取得された前記目標作物の位置情報を用いて前記目標作物を収穫する収穫ロボット(13)と、を備え、
前記収穫位置取得部による目標作物の探索処理と前記収穫ロボットによる前記目標作物の収穫処理とを並行して行うように構成され、
前記収穫位置取得部が前記目標作物の位置情報を取得するときに、
前記画像取得部により取得される画像を用いて三次元画像を生成する三次元画像生成部(S11)と、
前記三次元画像生成部による三次元画像のあるボクセルから同類色の領域を拡張し当該領域と他の領域とを分離する基本クラスタリング部(S12)と、
前記同類色の領域を拡張した端部から下側にて前記同類色とは異なる色領域のボクセルを拡張する熟度判定領域クラスタリング部(S13)と、を備え、
前記熟度判定領域クラスタリング部により拡張された領域を用いて前記目標作物の熟度を判定し当該熟度が所定より高い作物を前記目標作物としてその位置情報を特定する(S14、S15)収穫ロボットシステム。 - 所定の位置に設置され前記画像取得部が取り付けられたロボットアーム部(23~29)と、
前記ロボットアーム部が移動制御されることで前記画像取得部を前記目標作物から遠ざかる第1距離にして収穫対象となる目標作物を含む画像を検出する第1検出処理部(S22)と、
前記ロボットアーム部が移動制御されることで前記画像取得部を前記第1距離よりも前記目標作物に近づく第2距離にして前記目標作物を含む画像を検出する第2検出処理部(S25)と、を備え、
前記第2検出処理部による検出画像を用いて前記目標作物を収穫する収穫部(S27)と、を備える請求項1記載の収穫ロボットシステム。
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- 2017-11-30 JP JP2017230531A patent/JP7049814B2/ja active Active
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