JP7045988B2 - 動的クリアチャネルアセスメント(cca)のためのバックオフメカニズム - Google Patents

動的クリアチャネルアセスメント(cca)のためのバックオフメカニズム Download PDF

Info

Publication number
JP7045988B2
JP7045988B2 JP2018521582A JP2018521582A JP7045988B2 JP 7045988 B2 JP7045988 B2 JP 7045988B2 JP 2018521582 A JP2018521582 A JP 2018521582A JP 2018521582 A JP2018521582 A JP 2018521582A JP 7045988 B2 JP7045988 B2 JP 7045988B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
transmission
backoff
received packet
packet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018521582A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018532343A (ja
JP2018532343A5 (ja
Inventor
グウェンドリン・デニス・バリアック
ジョージ・チェリアン
シモン・マーリン
アルフレッド・アスタージャディ
ヤン・ジョウ
チンジャン・ティエン
Original Assignee
クアルコム,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クアルコム,インコーポレイテッド filed Critical クアルコム,インコーポレイテッド
Publication of JP2018532343A publication Critical patent/JP2018532343A/ja
Publication of JP2018532343A5 publication Critical patent/JP2018532343A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7045988B2 publication Critical patent/JP7045988B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0808Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/38TPC being performed in particular situations
    • H04W52/50TPC being performed in particular situations at the moment of starting communication in a multiple access environment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0473Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource the resource being transmission power
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/28TPC being performed according to specific parameters using user profile, e.g. mobile speed, priority or network state, e.g. standby, idle or non transmission
    • H04W52/287TPC being performed according to specific parameters using user profile, e.g. mobile speed, priority or network state, e.g. standby, idle or non transmission when the channel is in stand-by
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0808Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA]
    • H04W74/0816Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA] with collision avoidance

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

相互参照
本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、2016年11月3日に出願された、「BACKOFF MECHANISM FOR DYNAMIC CLEAR CHANNEL ASSESSMENT (CCA)」と題する、Barriacらによる米国特許出願第15/342,906号、および2015年11月6日に出願された、「BACKOFF MECHANISM FOR DYNAMIC CLEAR CHANNEL ASSESSMENT (CCA)」と題する、Barriacらによる米国仮特許出願第62/252,368号の優先権を主張する。
以下は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、動的クリアチャネルアセスメント(CCA)のためのバックオフメカニズムに関する。
ワイヤレス通信システムは、音声、映像、パケットデータ、メッセージング、放送などの様々な種類の通信コンテンツを提供するために広く配備されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。ワイヤレスネットワーク、たとえば、ワイヤレスフィデリティ(Wi-Fi)(すなわち、IEEE 802.11)ネットワークなどのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)は、1つまたは複数の局(STA)またはモバイルデバイスと通信し得るアクセスポイント(AP)を含み得る。
APは、インターネットなどのネットワークに結合されてもよく、モバイルデバイスがネットワークを介して通信する(またはAPに結合された他のデバイスと通信する)ことを可能にする場合がある。ワイヤレスデバイスは、ネットワークデバイスと双方向に通信してもよい。たとえば、WLANでは、STAは関連付けられたAPとダウンリンク(DL)およびアップリンク(UL)を介して通信してよい。DL(または、順方向リンク)はAPから局への通信リンクを指してもよく、UL(または、逆方向リンク)は局からAPへの通信リンクを指してもよい。
APと通信しているSTAのグループは、基本サービスセット(BSS)として知られ得る。いくつかの場合には、あるBSSのエリアが別のBSSのエリアと重複することがある。これは、重複するBSS(OBSS)として知られ得る。OBSS内のデバイスからの送信は、リッスンビフォアトーク(LBT)手順の間に検出され、送信は、デバイスがチャネルにアクセスするのを妨げる可能性がある。したがって、これは、通信の遅延や混乱を招く可能性がある。
ワイヤレスデバイス(たとえば、第1のデバイス)は、重複する基本サービスセット(OBSS)内の別のデバイスからパケットを受信し得る。OBSSパケットをドロップするために第1のデバイスによって使用されるしきい値よりも大きい可能性がある受信電力を有するパケットが受信され得る。言い換えれば、パケットの受信電力がしきい値よりも大きい場合、第1のデバイスは、パケットの送信時間中に送信を控える必要があり得る。しかしながら、第1のデバイスがそれ自体の送信電力を低下させる場合、第1のデバイスはしきい値を増加させることもある。したがって、その場合、受信されたパケットの受信電力が増加したしきい値未満である場合、第1のデバイスは、パケットの送信時間または送信機会中にバックオフカウントをカウントダウンし得る。いくつかの場合には、送信時間または送信機会の後、第1のデバイスは、その送信電力を増加させ得る。いくつかの場合には、バックオフカウントをカウントダウンするための条件は、パケットの送信時間または送信機会中に送信を開始または終了すること、または低下した電力以下で送信することをも含み得る。
ワイヤレス通信の方法について説明する。この方法は、OBSS内のデバイスからパケットを受信するステップであって、パケットの受信電力が第1の送信電力に関連する第1の電力しきい値よりも大きい、ステップと、バックオフ条件が満たされていると決定するステップと、第1の電力しきい値を第2の電力しきい値の形態でより高い電力レベルに増加させるステップと、バックオフ条件が満たされていることに少なくとも部分的に基づいて、送信のための第2の送信電力を選択するステップであって、第2の送信電力が第1の送信電力未満であり、第2の電力しきい値に関連する、ステップとを含み得る。
ワイヤレス通信のための装置について説明する。この装置は、OBSS内のデバイスからパケットを受信するための手段であって、パケットの受信電力が第1の送信電力に関連する第1の電力しきい値よりも大きい、手段と、バックオフ条件が満たされていると決定するための手段と、第1の電力しきい値を第2の電力しきい値の形態でより高い電力レベルに増加させるための手段と、バックオフ条件が満たされていることに少なくとも部分的に基づいて、送信のための第2の送信電力を選択するための手段であって、第2の送信電力が第1の送信電力未満であり、第2の電力しきい値に関連する、手段とを含み得る。
さらなる装置について説明する。この装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。この命令は、プロセッサに、OBSS内のデバイスからパケットを受信させ、パケットの受信電力が第1の送信電力に関連する第1の電力しきい値よりも大きく、バックオフ条件が満たされていると決定させ、第1の電力しきい値を第2の電力しきい値の形態でより高い電力レベルに増加させ、バックオフ条件が満たされていることに少なくとも部分的に基づいて、送信のための第2の送信電力を選択させ、第2の送信電力が第1の送信電力未満であり、第2の電力しきい値に関連する、ように動作可能であり得る。
ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。非一時的コンピュータ可読媒体は、プロセッサに、OBSS内のデバイスからパケットを受信させ、パケットの受信電力が第1の送信電力に関連する第1の電力しきい値よりも大きく、バックオフ条件が満たされていると決定させ、第1の電力しきい値を第2の電力しきい値の形態でより高い電力レベルに増加させ、バックオフ条件が満たされていることに少なくとも部分的に基づいて、送信のための第2の送信電力を選択させ、第2の送信電力が第1の送信電力未満であり、第2の電力しきい値に関連する、ための命令を含み得る。
上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、バックオフ条件が満たされているとの決定に基づいて、パケットの送信時間またはパケットの送信機会中にバックオフカウントをデクリメントするためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、パケットの送信時間またはパケットの送信機会が過ぎ去ったと決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、パケットの送信時間またはパケットの送信機会が過ぎ去ったとの決定に基づいて、パケットのための第3の送信電力を選択するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得、ここで、第3の送信電力は第2の送信電力よりも大きい。
上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、パケットの時間期間が過ぎ去った後にバックオフカウントダウンがゼロに達したと決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第3の送信電力で送信を送るためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
上述の方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、バックオフ条件が満たされていると決定することは、受信電力が最大電力しきい値未満であると決定することを含む。上述の方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、決定に少なくとも部分的に基づいて第2の送信電力で送信を送るためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。上述の方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、バックオフ条件が満たされていると決定することは、送信の開始時間、送信の完了時間、またはその両方が、パケットの送信時間またはパケットの送信機会内に入ると決定することを含む。
上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、パケットの送信時間またはパケットの送信機会中にバックオフカウントダウンがゼロに達したと決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、第2の送信電力で送信を送るためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
上述の方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、バックオフ条件が満たされていると決定することは、送信のための最終的な送信電力が第2の送信電力以下であると決定することを含む。上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、バックオフカウントダウンがゼロに達したと決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。上述した方法、装置、または非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例は、最終的な送信電力で送信を送るためのプロセス、特徴、手段、または命令をさらに含み得る。
本開示の態様による動的クリアチャネルアセスメント(CCA)のためのバックオフメカニズムをサポートするワイヤレス通信システムの一例を示す図である。 本開示の態様による動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートするワイヤレス通信システムの一例を示す図である。 本開示の態様による動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートするシステムにおけるプロセスフローの一例を示す図である。 本開示の態様による動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートするワイヤレスデバイスのブロック図である。 本開示の態様による動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートするワイヤレスデバイスのブロック図である。 本開示の態様による動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートするワイヤレスデバイスのブロック図である。 本開示の態様による動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートするステーション(STA)を含むシステムのブロック図である。 本開示の態様による動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートするアクセスポイント(AP)を含むシステムのブロック図である。 本開示の態様による動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートする方法を示す図である。 本開示の態様による動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートする方法を示す図である。 本開示の態様による動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートする方法を示す図である。 本開示の態様による動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートする方法を示す図である。 本開示の態様による動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートする方法を示す図である。
いくつかのワイヤレス通信システムでは、基本サービスセット(BSS)の一部であるステーション(STA)またはアクセスポイント(AP)などの送信ワイヤレスデバイスは、クリアチャネルアセスメント(CCA)手順を実行して、通信に使用される無線周波数スペクトルの利用可能性を決定し得る。複数のBSSが比較的近接している可能性があり、重複するBSS(OBSS)からの送信は、デバイスがチャネルを得る能力に影響を与える可能性がある。たとえば、STAが別のデバイスからパケットを検出した場合、STAは、検出されたパケットの受信電力がしきい値を上回る場合(たとえば、OBSSプリアンブル検出(PD)しきい値レベル)、検出されたパケットの時間中、送信を控えることを要求される可能性がある。しかしながら、STAが別のデバイスからパケットを検出した場合、STAは、パケットの受信電力がしきい値未満である場合、依然として送信し得る。いくつかの場合には、STAの送信(Tx)電力が対応してある量だけ低下する場合、STAはしきい値を増加させることがある。
STAが別のデバイスからパケットを検出すると、STAは、それ自体の送信を送信する前にバックオフプロシージャを開始し得る。バックオフプロシージャがすでに開始されている場合、STAは、バックオフプロシージャを継続し得る。バックオフプロシージャは、パケットの受信電力がしきい値未満である場合、バックオフカウントをデクリメントすることを含み得る。いくつかの場合には、STAのTx電力が低下した場合にしきい値を増加させることができ、したがって、バックオフカウントダウンを継続することができる。第1の例では、パケットの送信時間が過ぎ去った後にバックオフカウントダウンがゼロに達した場合、STAは対応してその送信電力を増加させ、OBSS PDしきい値レベルをデフォルト値に低下させ得る。別の例では、STAがOBSS PDしきい値レベルを上回る電力のOBSSパケットを検出した場合、STAは、STAが対応してTx電力を低下させ、STAがOBSSパケットの送信時間(または送信機会(TXOP))内に次の送信を開始(および/または終了)するという条件で、OBSS PDしきい値を増加させ、バックオフタイマーをカウントダウンし続け得る。追加または代替として、STAは、OBSS PDしきい値を増加させてカウントダウンを継続する場合、送信がいつ行われるかにかかわらず、対応してそのTx電力を低下させ、低下した電力レベル以下で送信し得る。
本開示の態様は、最初に、ワイヤレス通信システムのより広い文脈で記載される。本開示の態様について、動的CCAのためのバックオフメカニズムに関連する装置図、システム図、およびフローチャートによってさらに示し、それらを参照しながら説明する。
図1は、本開示の様々な態様による、動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートするワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)100(Wi-Fiネットワークとしても知られる)を示す。WLAN100は、AP105と、移動局、携帯情報端末(PDA)、その他のハンドヘルドデバイス、ネットブック、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、ラップトップ、ディスプレイデバイス(たとえば、TV、コンピュータモニタなど)、プリンタなどのデバイスを表し得る複数の関連するSTA115とを含み得る。AP105および関連するSTA115は、BSSまたは拡張サービスセット(ESS)を表し得る。したがって、AP105は、ワイヤレスリンク120を介して1つまたは複数のSTA115と通信し得る。
ネットワーク内の様々なSTA115は、AP105を通じて互いに通信し得る。WLAN100の基本サービスエリア(BSA)を表し得る、AP105のカバレージエリア110も示されている。WLAN100に関連する拡張ネットワーク局(図示せず)は、複数のAP105をESS内に接続することを可能にし得るワイヤードまたはワイヤレス配布システムに接続され得る。WLAN100はまた、受信パケットに関連するバックオフ条件に基づいて様々な送信電力の使用をサポートし得る。重複するカバレージエリアを有する2つ以上のBSSは、OBSSとして知られ得る。
各BSS内のSTAカバレージエリアの一部のみが重複していても、BSSは重複していると見なされ得ることに留意されたい。これらの例では、STA115は、他のOBSSからの干渉送信が存在する間にAP105と通信する場合がある。いくつかの場合には、STA115は、OBSSから干渉送信を(たとえば、CCAの間に)検出し得る。この例はSTA115について説明されているが、同様の技法は、AP105によっても使用され得る。干渉送信を検出した後、STA115は、干渉送信がOBSSと関連付けられているかどうかを識別し得る。干渉送信がOBSS(たとえば、現在のBSS内の別のワイヤレスデバイスからの送信)に関連していない場合、STA115は、送信を遅らせるものとする。
図1には示されていないが、STA115は、複数のAP105にも関連付けられ得る。単一のAP105およびSTA115の関連するセットは、BSSと呼ばれることがある。ESSは、接続されたBSSのセットである。ESS中のAP105を接続するために、配信システム(図示せず)が使用されてもよい。場合によっては、AP105のカバレージエリア110はセクタ(同じく図示されていない)に分割され得る。WLAN100は、様々な種類のAP105(たとえば、メトロポリタンエリア、ホームネットワークなど)を含んでもよく、様々な重複するカバレージエリア110を含んでもよい。2つのSTA115が、両方のSTA115が同じカバレージエリア110内に位置するかどうかにかかわらず直接ワイヤレスリンク125を介して直接通信してもよい。直接ワイヤレスリンク125の例には、Wi-Fi Direct接続、Wi-Fiトンネルドダイレクトリンクセットアップ(TDLS)リンク、および他のグループ接続を含めてもよい。STA115およびAP105は、IEEE802.11、および限定はしないが802.11b、802.11g、802.11a、802.11n、802.11ac、802.11ad、802.11ahなどを含むバージョンによる物理(PHY)レイヤおよび媒体アクセス制御(MAC)レイヤに関するWLAN無線およびベースバンドプロトコルに従って通信してもよい。他の実装形態では、ピアツーピア接続またはアドホックネットワークがWLAN100内に実装されてもよい。
WLAN100は、データリンクレイヤのMACおよびPHYレイヤの2つの主要なレベルで動作し得る。MACサブレイヤは、分散協調機能(DCF)およびポイント協調機能フレーム間スペース(PCF)を含む。DCFは、基本的なアクセス方法であり、キャリア検知多重アクセス/衝突回避(CSMA/CA)としても知られ得る。DCFにおいて、各STA115は、衝突回避プロトコルを使用して独立してネットワークにアクセスし得る。たとえば、STA115は、別のSTA115がチャネルを使用しているかどうかをチェックするために、送信の前に分散協調機能フレーム間スペース(DIFS)+ランダムバックオフ期間を待ち得る。DCFは、すべてのSTA115において実装され得る。PCFは、選択されたSTA115において実装され得る。PCFにおいて、単一のAP105は、他のSTA115についてのアクセスを調整する。DCFおよびPCFは、同じBSS内で同時に動作してもよい。たとえば、2つのアクセス方法は交互に行われてもよく、PCFの無競合期間(CFP)に続いてDCFの競合期間(CP)が続き得る。異なるトラフィックタイプに異なるアクセス優先度が割り当てられるハイブリッド協調機能(HCF)が使用されてもよい。
STA115またはAP105は、共有または無認可周波数スペクトルで動作し得る。これらのワイヤレスデバイスは、チャネルが利用可能であるかどうかを決定するために通信する前にCCAを実行し得る。CCAは、任意の他のアクティブな送信があるかどうかを決定するためのエネルギー検出手順を含み得る。たとえば、デバイスは、電力メータの受信信号強度指示(RSSI)の変化が、チャネルが占有されていることを示すと推測し得る。具体的には、ある帯域幅に集中し、所定のノイズフロアを超える信号電力は、別のワイヤレス送信機を示す可能性がある。CCAはまた、チャネルの使用を示す特定のシーケンスの検出をも含み得る。たとえば、別のデバイスは、データシーケンスを送信する前に特定のプリアンブルを送信し得る。
いくつかの場合には、干渉送信がOBSSと関連付けられていると識別した後、STA115は、干渉送信のRSSIまたは電力密度とOBSSしきい値とを比較し得る。RSSIまたは電力密度がOBSSしきい値を上回る場合、STA115は、衝突ベースのプロトコルに従って送信を控える場合がある。逆に、RSSIまたは電力密度がOBSSしきい値未満である場合、STA115は、干渉送信と同時にAP105への送信を行い得る。このようにして、OBSSは、通信リソースを再利用し、ネットワーク内のスループットを増加させることができる。干渉送信は、プリアンブルおよびデータ領域を含み得るWLANパケットを含み得る。いくつかの例では、STA115は、OBSSパケットの上で送信することができるように、その送信電力を低下させてOBSSしきい値を増加させ得る。STA115がクリアチャネルを検出した場合、またはOBSS受信電力がしきい値未満である場合、STA115はバックオフタイマーをカウントダウンし得る。バックオフカウントがゼロに達すると、STA115はチャネル上で送信することができる。
したがって、STA115またはAP105は、OBSS内の別のデバイスからパケットを受信し得、ここで、受信電力がパケットの時間中に送信するためのしきい値よりも大きい。STA115またはAP105は、その送信電力を低下させる場合、しきい値を増加させ得る。受信電力が増加したしきい値未満である場合、STA115またはAP105は、パケットの送信時間(またはTXOP)中にバックオフカウントをカウントダウンし得る。いくつかの場合には、送信時間(またはTXOP)の後、STA115またはAP105は、その送信電力を増加させ得る。いくつかの場合には、バックオフカウントをカウントダウンするための条件は、パケットの送信時間(またはTXOP)中に送信を開始または終了すること、または低下した電力以下で送信することも含み得る。
図2は、本開示の様々な態様による動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートするワイヤレス通信システム200の一例を示す。ワイヤレス通信システム200は、カバレージエリア110-aを有する第1のBSSに関連するAP105-aおよびSTA115-aを含み得る。ワイヤレス通信システム200は、カバレージエリア110-aに重なるカバレージエリア110-bを有するOBSSに関連し得るAP105-bおよびSTA115-bをも含み得る。AP105-a、AP105-b、STA115-a、およびSTA115-bはすべて、互いに通信することができ、図1を参照しながら説明した対応するデバイスの例であり得る。さらに、STA115を参照して以下に説明する例は、任意のワイヤレスデバイスによって実行され得る。ワイヤレス通信システム200は、ワイヤレスチャネルを介して送信を試みるとき、調整されたOBSS PDしきい値およびTx電力レベルを使用するバックオフプロシージャを実装し得る。
ワイヤレス通信システム200において、送信ワイヤレスデバイス(たとえば、STA115-aまたはAP105-a)は、通信に使用される無線周波数スペクトルの利用可能性を判定するためにCCA手順を実行し得る。いくつかの場合には、複数のBSSが比較的近接している可能性があり、OBSS内の別のワイヤレスデバイスからの干渉がSTA115-aの送信に影響する可能性がある。STA115-aは、OBSS内のワイヤレスデバイスからプリアンブル(たとえば、STA115-bによる送信からのプリアンブル)を検出し、送信する前にバックオフプロシージャを開始し得る。バックオフプロシージャは、バックオフカウントをデクリメントし、バックオフカウントダウンがゼロに達したときにチャネルがフリーであるかどうかを決定することを含み得る。
いくつかの場合には、STA115-aは、そのTx電力が対応して低下する場合、OBSS PDしきい値レベルを増加させることができる。すなわち、STA115-aは、OBSS PDしきい値を増加させ、その後、有効なOBSS物理レイヤコンバージェンスプロシージャ(PLCP)プロトコルデータユニット(PPDU)を検出し得る。STA115-aは、PPDUの受信(Rx)電力がOBSS PDしきい値未満であり、いくつかの条件が満たされる場合、PPDUを破棄し得る。OBSS PDしきい値はTx電力レベル値を伴い、OBSS PDしきい値レベルの増加はSTA115-a Tx電力の低下を伴い得る。
そのような状況においてSTA115によって使用されるバックオフプロシージャの技法は、異なるオプションを使用して実装されてもよい。たとえば、STA115-aは、OBSS PD電力しきい値よりも大きい電力レベルを有するOBSSパケットをSTA115-bから検出し得る。STA115-aは、OBSS PDしきい値レベルを増加させ、対応してTx電力を低下させるときにバックオフカウントをカウントダウンし得る。そのような場合、受信されたOBSSパケットの持続時間の間、OBSS PDしきい値レベルが保持されている間に、Tx電力が低下され得る。追加または代替として、OBSS TXOPの持続時間の間、低下した電力レベルおよび増加したOBSS PDしきい値レベルが保持され得る。いくつかの場合には、OBSSパケットの終わり(またはOBSS TXOPの終わり)に、STA115-aは、OBSS PDしきい値およびTx電力レベルをその公称値に戻し得る。いくつかの場合には、STA115-aは、OBSSパケットの入力電力に関係なくバックオフカウントをデクリメントすることができ得る。したがって、最大OBSS PDしきい値よりも大きい電力レベルを有するOBSSパケットが受信されたときに送信を遅らせ得るように、最大OBSS PDしきい値がSTA115-aによって使用され得る。
別の例では、STA115-aが、OBSS PDしきい値を上回る電力レベルを有するOBSSパケットを検出した場合、STA115-aは、対応してそのTx電力を低下させる場合、バックオフカウントをデクリメントし続けることができるように、OBSS PDしきい値レベルを増加させ得、残りのカウントダウンは、OBSSパケットまたはOBSS TXOPの持続時間内に完了され得る。追加または代替として、バックオフカウントの残りのカウントダウンは、OBSSパケット(またはTXOP)の持続時間内に完了され、STA115-aによる送信もOBSSパケット(またはTXOP)内に完了され得る。すなわち、STA115-aは、OBSS PDしきい値を上回る電力レベルを有するOBSSパケットを検出すると、対応してそのTx電力を低下させ、また、OBSSパケット(またはTXOP)の持続時間内に次の送信を開始または終了する場合、OBSS PDを増加させ得る。
いくつかの場合には、STA115-aは、そのOBSS PDレベルを上回る電力を有するOBSSパケットを検出すると、OBSS PDレベルを増加させ得、したがって、対応してそのTx電力をある一定値まで低下させ、STA115-aからの次の送信のTx電力がその値よりも大きくない場合、バックオフタイマーをカウントダウンし続けることができる。すなわち、STA115-aは、いつ送信が開始されるかにかかわらず、低下した電力レベルで次のパケットを送る場合、OBSSパケットの検出に続いて送信し得る。
図3は、本開示の様々な態様による動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートするシステムにおけるプロセスフロー300の一例を示す。プロセスフロー300は、図1および図2を参照して説明した対応するデバイスの例であり得る、AP105-c、STA115-c、およびSTA115-dを含み得る。STA115-cは、STA115-dおよびAP105-cを含むBSSと重複するOBSSの一部であってもよい。
ステップ305において、STA115-dは、OBSS内のデバイス(たとえば、STA115-c)からパケットを受信し得、ここで、パケットの受信電力は第1の送信電力に関連する第1の電力しきい値よりも大きい。ステップ310において、STA115-dは、バックオフ条件が満たされているかどうかをチェックし得る。いくつかの場合には、バックオフ条件が満たされていると決定することは、受信電力が最大電力しきい値未満であることを決定すること、あるいは送信の開始時間(たとえば、STA115-dによる送信)、送信の完了時間、またはその両方がパケットの送信時間またはパケットの送信機会内に入ると決定することを含み得る。いくつかの場合には、バックオフ条件が満たされていると決定することは、送信のための最終的な送信電力が第2の送信電力以下であると決定することを含み得る。
ステップ315において、バックオフ条件が満たされている場合、STA115-dは、送信のための第2の送信電力を選択し得、ここで、第2の送信電力は、第1の送信電力未満であり、第1の電力しきい値よりも大きい第2の電力しきい値に関連する。ステップ320において、STA115-dは、バックオフ条件に基づいて、パケットの送信時間またはパケットの送信機会(たとえば、送信時間またはTXOP)中にバックオフカウントをデクリメントし得る。
随意に、ステップ325において、STA115-dは、パケットの送信時間またはパケットの送信機会が過ぎ去ったと決定し、パケットの送信時間またはパケットの送信機会が過ぎ去ったとの決定に基づいて、パケットのための第3の送信電力を選択し得る。いくつかの例では、第3の送信電力は、第2の送信電力よりも大きいことがある。いくつかの場合には、STA115-dは、受信パケットの送信中にバックオフカウントをカウントダウンした場合、送信電力を増加させることが制限され得る。
ステップ330において、STA115-dは、パケットの送信時間またはパケットの送信機会が過ぎ去った後にバックオフカウントダウンがゼロに達したと決定し、第2の送信電力または第3の送信電力で送信を送り得る。追加または代替として、STA115-dは、バックオフカウントダウンがゼロに達したと決定し、最終的な送信電力で送信を送り得る。
図4は、本開示の様々な態様による動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートするワイヤレスデバイス400のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス400は、図1、図2、および図3を参照しながら説明したSTA115またはAP105の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス400は、受信機405、動的バックオフモジュール410、および送信機415を含むことができる。ワイヤレスデバイス400は、プロセッサを含んでもよい。これらの構成要素の各々は、互いに通信してもよい。
受信機405は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネルと関連付けられる制御情報(たとえば、制御チャネル、データチャネル、および、動的CCAのためのバックオフメカニズムに関連する情報など)などの情報を受信し得る。情報は、デバイスの他の構成要素に渡され得る。受信機405は、図7を参照して説明するトランシーバ725の態様の一例であり得る。
動的バックオフモジュール410は、OBSS内のデバイスからパケットを受信し得、ここで、パケットの受信電力は第1の送信電力に関連する第1の電力しきい値よりも大きい。動的バックオフモジュール410は、バックオフ条件が満たされていると決定し、バックオフ条件が満たされていることに基づいて、送信のための第2の送信電力を選択し得、ここで、第2の送信電力は、第1の送信電力未満であり、第1の電力しきい値よりも大きい第2の電力しきい値に関連する。動的バックオフモジュール410は、図7および図8を参照して説明する動的バックオフモジュール705または動的バックオフモジュール805の態様の一例でもあり得る。
送信機415は、ワイヤレスデバイス400の他の構成要素から受信された信号を送信してもよい。いくつかの例では、送信機415は、トランシーバモジュール中で受信機とコロケートされ得る。たとえば、送信機415は、図7を参照して説明するトランシーバ725の態様の一例であり得る。送信機415は、単一のアンテナを含んでもよく、または複数のアンテナを含んでもよい。
図5は、本開示の様々な態様による動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートするワイヤレスデバイス500のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス500は、図1~図4を参照しながら説明したワイヤレスデバイス400、STA115、またはAP105の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス500は、受信機505、動的バックオフモジュール510、および送信機530を含むことができる。ワイヤレスデバイス500は、プロセッサを含んでもよい。これらの構成要素の各々は、互いに通信中であり得る。
受信機505は、デバイスの他の構成要素に渡され得る情報を受信し得る。受信機505は、図4の受信機405を参照して説明した機能をも実行し得る。受信機505は、図7を参照して説明するトランシーバ725の態様の一例であり得る。
動的バックオフモジュール510は、図4を参照して説明した動的バックオフモジュール410の態様の一例であり得る。動的バックオフモジュール510は、パケット検出構成要素515、バックオフ条件構成要素520、および送信電力構成要素525を含み得る。動的バックオフモジュール510は、図7および図8を参照して説明する動的バックオフモジュール705または動的バックオフモジュール805の態様の一例であり得る。
パケット検出構成要素515は、OBSS内のデバイスからパケットを受信し得、ここで、パケットの受信電力は第1の送信電力に関連する第1の電力しきい値よりも大きい。バックオフ条件構成要素520は、バックオフ条件が満たされていると決定し得る。いくつかの場合には、バックオフ条件が満たされていると決定することは、送信のための最終的な送信電力が第2の送信電力以下であると決定することを含む。
送信電力構成要素525は、送信のための送信電力を選択し、選択された電力で送信し得る(送信機530と協調して)。たとえば、送信電力構成要素525は、バックオフ条件が満たされていることに基づいて、送信のための第2の送信電力を選択し得、ここで、第2の送信電力は、第1の送信電力未満であり、第1の電力しきい値よりも大きい第2の電力しきい値に関連する。さらに、送信電力構成要素525は、第2の送信電力で送信を送り得る。いくつかの場合には、送信電力構成要素525は、パケットの送信時間またはパケットの送信機会が過ぎ去ったとの決定に基づいて、パケットのための第3の送信電力を選択し得、ここで、第3の送信電力は第2の送信電力よりも大きい。そのような場合、送信電力構成要素525は、第3の送信電力で送信を送る、または最終的な送信電力で送信を送り得る。
送信機530は、ワイヤレスデバイス500の他の構成要素から受信された信号を送信してもよい。いくつかの例では、送信機530は、トランシーバモジュール中で受信機とコロケートされ得る。たとえば、送信機530は、図7を参照して説明するトランシーバ725の態様の一例であり得る。送信機530は、単一のアンテナを利用してもよく、または複数のアンテナを利用してもよい。
図6は、ワイヤレスデバイス400またはワイヤレスデバイス500の対応する構成要素の一例であり得る動的バックオフモジュール600のブロック図を示す。すなわち、動的バックオフモジュール600は、図4および図5を参照して説明する動的バックオフモジュール410または動的バックオフモジュール510の態様の一例であり得る。動的バックオフモジュール600は、図7および図8を参照して説明する動的バックオフモジュール705または動的バックオフモジュール805の態様の一例でもあり得る。
動的バックオフモジュール600は、パケット時間決定構成要素605、電力しきい値構成要素610、バックオフ条件構成要素615、バックオフカウント構成要素620、パケット検出構成要素625、および送信電力構成要素630を含み得る。これらのモジュールの各々は、直接的または間接的に(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していてよい。
パケット時間決定構成要素605は、パケットの送信時間またはパケットの送信機会が過ぎ去ったと決定し得る。電力しきい値構成要素610は、バックオフ条件が満たされていると決定することが、受信電力が最大電力しきい値未満であると決定することを含むように構成され得る。バックオフ条件構成要素615は、バックオフ条件が満たされていると決定し得る。いくつかの場合には、バックオフ条件が満たされていると決定することは、送信の開始時間、送信の完了時間、またはその両方が、パケットの送信時間またはパケットの送信機会内に入ると決定することを含む。
バックオフカウント構成要素620は、パケットの送信時間またはパケットの送信機会が過ぎ去った後にバックオフカウントダウンがゼロに達したと決定する、パケットの送信時間またはパケットの送信機会中にバックオフカウントダウンがゼロに達したと決定する、またはバックオフカウントダウンがゼロに達したと決定し得る。いくつかの場合には、バックオフカウント構成要素620は、バックオフ条件が満たされているとの決定に基づいて、パケットの送信時間またはパケットの送信機会中にバックオフカウントをデクリメントし得る。
パケット検出構成要素625は、OBSS内のデバイスからパケットを受信し得、ここで、パケットの受信電力は第1の送信電力に関連する第1の電力しきい値よりも大きい。送信電力構成要素630は、送信のための送信電力を選択し、選択された電力で送信し得る。
図7は、本開示の様々な態様による、動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートするデバイスを含むシステム700の図を示す。たとえば、システム700は、図1~図6を参照して説明した、ワイヤレスデバイス400、ワイヤレスデバイス500、またはSTA115の例であり得るSTA115-eを含み得る。
STA115-eは、動的バックオフモジュール705、メモリ710、プロセッサ720、トランシーバ725、アンテナ730、およびCCAモジュール735をも含み得る。これらのモジュールの各々は、直接的または間接的に(たとえば、1つまたは複数のバス740を介して)互いに通信していてよい。動的バックオフモジュール705は、図4~図6を参照して説明した動的バックオフモジュールの一例であり得る。
メモリ710は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ710は、実行されると、本明細書で説明する様々な機能(たとえば、動的CCAなどのバックオフメカニズムなど)をプロセッサに実施させる命令を含む、コンピュータ可読コンピュータ実行可能ソフトウェアを記憶し得る。いくつかの場合には、ソフトウェア715は、プロセッサによって直接的に実行可能でないことがあるが、コンピュータに(たとえば、コンパイルされ、実行されると)本明細書に記載の機能を実行させ得る。プロセッサ720は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、など)を含み得る。
上記で説明したように、トランシーバ725は、1つまたは複数のアンテナ、ワイヤードリンクまたはワイヤレスリンクを介して、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ725は、AP105またはSTA115と双方向に通信し得る。トランシーバ725は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナに提供し、かつアンテナから受信されたパケットを復調するためのモデムをも含み得る。いくつかの場合には、ワイヤレスデバイスは単一のアンテナ730を含み得る。しかしながら、いくつかの場合には、デバイスは、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することができ得る複数のアンテナ730を有し得る。CCAモジュール735は、上記のようにCCAを含むリッスンビフォアトーク(LBT)手順を実行し得る。
図8は、本開示の様々な態様による、動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートするデバイスを含むシステム800の図を示す。たとえば、システム800は、図1~図6を参照して説明した、ワイヤレスデバイス400、ワイヤレスデバイス500、またはAP105の例であり得るAP105-eを含み得る。
AP105-eは、動的バックオフモジュール805、メモリ810、プロセッサ820、トランシーバ825、アンテナ830、およびCCAモジュール835をも含み得る。これらのモジュールの各々は、直接的または間接的に(たとえば、1つまたは複数のバス840を介して)互いに通信していてよい。動的バックオフモジュール805は、図4~図6を参照して説明した動的バックオフモジュールの一例であり得る。
メモリ810はRAMおよびROMを含み得る。メモリ810は、実行されると、本明細書で説明する様々な機能(たとえば、動的CCAのためのバックオフメカニズムなど)をプロセッサに実施させる命令を含む、コンピュータ可読コンピュータ実行可能ソフトウェアを記憶し得る。いくつかの場合には、ソフトウェア815は、プロセッサによって直接的に実行可能でないことがあるが、コンピュータに(たとえば、コンパイルされ、実行されると)本明細書に記載の機能を実行させ得る。プロセッサ820は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなど)を含んでよい。
上記で説明したように、トランシーバ825は、1つまたは複数のアンテナ、ワイヤードリンクまたはワイヤレスリンクを介して、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ825は、AP105またはSTA115と双方向に通信し得る。トランシーバ825は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナに提供し、かつアンテナから受信されたパケットを復調するためのモデムをも含み得る。いくつかの場合には、ワイヤレスデバイスは単一のアンテナ830を含み得る。しかしながら、いくつかの場合には、デバイスは、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することができ得る複数のアンテナ730を有し得る。CCAモジュール835は、上記のようにCCAを含むLBTプロシージャを実行し得る。
図9は、本開示の様々な態様による、動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートする方法900を示すフローチャートを示す。方法900の動作は、図1、図2、および図3を参照して説明されたSTA115もしくはAP105のようなデバイスまたはその構成要素によって実施することができる。たとえば、方法900の動作は、本明細書で説明したように、動的バックオフモジュールによって実行され得る。いくつかの例では、STA115またはAP105は、以下で説明する機能を実行するためにデバイスの機能要素を制御するようにコードのセットを実行し得る。付加的にまたは代替的に、STA115またはAP105は、専用ハードウェアを使用して以下で説明する機能の態様を実行し得る。
ブロック905において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、OBSS内のデバイスからパケットを受信し得、ここで、パケットの受信電力は第1の送信電力に関連する第1の電力しきい値よりも大きい。いくつかの例では、ブロック905の動作は、図5および図6を参照しながら説明したようにパケット検出構成要素によって実行され得る。
ブロック910において、STA115またはAP105は、図2~図3を参照して上記で説明したように、バックオフ条件が満たされていると決定し得る。いくつかの例では、ブロック910の動作は、図5および図6を参照しながら説明したようにバックオフ条件構成要素によって実行され得る。
ブロック915において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、第1の電力しきい値を第2の電力しきい値の形態でより高い電力レベルに増加させ得る。いくつかの例では、ブロック915の動作は、図5および図6を参照しながら説明したように送信電力構成要素によって実行され得る。
ブロック920において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、バックオフ条件が満たされていることに基づいて、送信のための第2の送信電力を選択し得、ここで、第2の送信電力は、第1の送信電力未満であり、第2の電力しきい値に関連する。いくつかの例では、ブロック920の動作は、図5および図6を参照しながら説明したように送信電力構成要素によって実行され得る。
図10は、本開示の様々な態様による、動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートする方法1000を示すフローチャートを示す。方法1000の動作は、図1、図2、および図3を参照して説明されたSTA115もしくはAP105のようなデバイスまたはその構成要素によって実施することができる。たとえば、方法1000の動作は、本明細書で説明したように、動的バックオフモジュールによって実行され得る。いくつかの例では、STA115またはAP105は、以下で説明する機能を実行するためにデバイスの機能要素を制御するようにコードのセットを実行し得る。付加的にまたは代替的に、STA115またはAP105は、専用ハードウェアを使用して以下で説明する機能の態様を実行し得る。
ブロック1005において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、OBSS内のデバイスからパケットを受信し得、ここで、パケットの受信電力は第1の送信電力に関連する第1の電力しきい値よりも大きい。いくつかの例では、ブロック1005の動作は、図5および図6を参照しながら説明したようにパケット検出構成要素によって実行され得る。
ブロック1010において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照して上記で説明したように、バックオフ条件が満たされていると決定し得る。いくつかの例では、ブロック1010の動作は、図5および図6を参照しながら説明したようにバックオフ条件構成要素によって実行され得る。
ブロック1015において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、第1の電力しきい値を第2の電力しきい値の形態でより高い電力レベルに増加させ得る。いくつかの例では、ブロック1015の動作は、図5および図6を参照しながら説明したように送信電力構成要素によって実行され得る。
ブロック1020において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、バックオフ条件が満たされていることに基づいて、送信のための第2の送信電力を選択し得、ここで、第2の送信電力は、第1の送信電力未満であり、第2の電力しきい値に関連する。いくつかの例では、ブロック1020の動作は、図5および図6を参照しながら説明したように送信電力構成要素によって実行され得る。
ブロック1025において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、バックオフ条件が満たされているとの決定に基づいて、パケットの送信時間またはパケットの送信機会中にバックオフカウントをデクリメントし得る。いくつかの例では、ブロック1025の動作は、図5および図6を参照しながら説明したようにバックオフカウント構成要素によって実行され得る。
図11は、本開示の様々な態様による、動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートする方法1100を示すフローチャートを示す。方法1100の動作は、図1、図2、および図3を参照して説明されたSTA115もしくはAP105のようなデバイスまたはその構成要素によって実施することができる。たとえば、方法1100の動作は、本明細書で説明したように、動的バックオフモジュールによって実行され得る。いくつかの例では、STA115またはAP105は、以下で説明する機能を実行するためにデバイスの機能要素を制御するようにコードのセットを実行し得る。付加的にまたは代替的に、STA115またはAP105は、専用ハードウェアを使用して以下で説明する機能の態様を実行し得る。
ブロック1105において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、OBSS内のデバイスからパケットを受信し得、ここで、パケットの受信電力は第1の送信電力に関連する第1の電力しきい値よりも大きい。いくつかの例では、ブロック1105の動作は、図5および図6を参照しながら説明したようにパケット検出構成要素によって実行され得る。
ブロック1110において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照して上記で説明したように、バックオフ条件が満たされていると決定し得る。いくつかの例では、ブロック1110の動作は、図5および図6を参照しながら説明したようにバックオフ条件構成要素によって実行され得る。
ブロック1115において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、第1の電力しきい値を第2の電力しきい値の形態でより高い電力レベルに増加させ得る。いくつかの例では、ブロック1115の動作は、図5および図6を参照しながら説明したように送信電力構成要素によって実行され得る。
ブロック1120において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、バックオフ条件が満たされていることに基づいて、送信のための第2の送信電力を選択し得、ここで、第2の送信電力は、第1の送信電力未満であり、第2の電力しきい値に関連する。いくつかの例では、ブロック1120の動作は、図5および図6を参照しながら説明したように送信電力構成要素によって実行され得る。
ブロック1125において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、パケットの送信時間またはパケットの送信機会が過ぎ去ったことを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1125の動作は、図5および図6を参照しながら説明したようにパケット時間決定構成要素によって実行され得る。
ブロック1130において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、パケットの送信時間またはパケットの送信機会が過ぎ去ったとの決定に基づいて、パケットのための第3の送信電力を選択し得、ここで、第3の送信電力は第2の送信電力よりも大きい。いくつかの例では、ブロック1130の動作は、図5および図6を参照しながら説明したように送信電力構成要素によって実行され得る。
ブロック1135において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、パケットの送信時間またはパケットの送信機会が過ぎ去った後、バックオフカウントダウンがゼロに達したと決定し得る。いくつかの例では、ブロック1135の動作は、図5および図6を参照しながら説明したようにバックオフカウント構成要素によって実行され得る。
ブロック1140において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照して上記で説明したように、第3の送信電力で送信を送り得る。いくつかの例では、ブロック1140の動作は、図5および図6を参照しながら説明したように送信電力構成要素によって実行され得る。
図12は、本開示の様々な態様による、動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートする方法1200を示すフローチャートを示す。方法1200の動作は、図1、図2、および図3を参照して説明されたSTA115もしくはAP105のようなデバイスまたはその構成要素によって実施することができる。たとえば、方法1200の動作は、本明細書で説明したように、動的バックオフモジュールによって実行され得る。いくつかの例では、STA115またはAP105は、以下で説明する機能を実行するためにデバイスの機能要素を制御するようにコードのセットを実行し得る。付加的にまたは代替的に、STA115またはAP105は、専用ハードウェアを使用して以下で説明する機能の態様を実行し得る。
ブロック1205において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、OBSS内のデバイスからパケットを受信し得、ここで、パケットの受信電力は第1の送信電力に関連する第1の電力しきい値よりも大きい。いくつかの例では、ブロック1205の動作は、図5および図6を参照しながら説明したようにパケット検出構成要素によって実行され得る。
ブロック1210において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照して上記で説明したように、バックオフ条件が満たされていると決定し得る。いくつかの場合には、バックオフ条件が満たされていると決定することは、送信の開始時間、送信の完了時間、またはその両方が、パケットの送信時間またはパケットの送信機会内に入ると決定することを含む。いくつかの例では、ブロック1210の動作は、図5および図6を参照しながら説明したようにバックオフ条件構成要素によって実行され得る。
ブロック1215において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、第1の電力しきい値を第2の電力しきい値の形態でより高い電力レベルに増加させ得る。いくつかの例では、ブロック1215の動作は、図5および図6を参照しながら説明したように送信電力構成要素によって実行され得る。
ブロック1220において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、バックオフ条件が満たされていることに基づいて、送信のための第2の送信電力を選択し得、ここで、第2の送信電力は、第1の送信電力未満であり、第2の電力しきい値に関連する。いくつかの例では、ブロック1220の動作は、図5および図6を参照しながら説明したように送信電力構成要素によって実行され得る。
ブロック1225において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、パケットの送信時間またはパケットの送信機会中にバックオフカウントダウンがゼロに達したと決定し得る。いくつかの例では、ブロック1225の動作は、図5および図6を参照しながら説明したようにバックオフカウント構成要素によって実行され得る。
ブロック1230において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照して上記で説明したように、第2の送信電力で送信を送り得る。いくつかの例では、ブロック1230の動作は、図5および図6を参照しながら説明したように送信電力構成要素によって実行され得る。
図13は、本開示の様々な態様による、動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートする方法1300を示すフローチャートを示す。方法1300の動作は、図1、図2、および図3を参照して説明されたSTA115もしくはAP105のようなデバイスまたはその構成要素によって実施することができる。たとえば、方法1300の動作は、本明細書で説明したように、動的バックオフモジュールによって実行され得る。いくつかの例では、STA115またはAP105は、以下で説明する機能を実行するためにデバイスの機能要素を制御するようにコードのセットを実行し得る。付加的にまたは代替的に、STA115またはAP105は、専用ハードウェアを使用して以下で説明する機能の態様を実行し得る。
ブロック1305において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、OBSS内のデバイスからパケットを受信し得、ここで、パケットの受信電力は第1の送信電力に関連する第1の電力しきい値よりも大きい。いくつかの例では、ブロック1305の動作は、図5および図6を参照しながら説明したようにパケット検出構成要素によって実行され得る。
ブロック1310において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照して上記で説明したように、バックオフ条件が満たされていると決定し得る。いくつかの場合には、バックオフ条件が満たされていると決定することは、送信のための最終的な送信電力が第2の送信電力以下であると決定することを含む。いくつかの例では、ブロック1310の動作は、図5および図6を参照しながら説明したようにバックオフ条件構成要素によって実行され得る。
ブロック1315において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、第1の電力しきい値を第2の電力しきい値の形態でより高い電力レベルに増加させ得る。いくつかの例では、ブロック1315の動作は、図5および図6を参照しながら説明したように送信電力構成要素によって実行され得る。
ブロック1320において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照しながら上記で説明したように、バックオフ条件が満たされていることに基づいて、送信のための第2の送信電力を選択し得、ここで、第2の送信電力は、第1の送信電力未満であり、第2の電力しきい値に関連する。いくつかの例では、ブロック1320の動作は、図5および図6を参照しながら説明したように送信電力構成要素によって実行され得る。
ブロック1325において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照して上記で説明したように、バックオフカウントダウンがゼロに達したと決定し得る。いくつかの例では、ブロック1325の動作は、図5および図6を参照しながら説明したようにバックオフカウント構成要素によって実行され得る。
ブロック1330において、STA115またはAP105は、図2および図3を参照して上記で説明したように、最終的な送信電力で送信を送り得る。いくつかの例では、ブロック1330の動作は、図5および図6を参照しながら説明したように送信電力構成要素によって実行され得る。
方法900、1000、1100、1200、および1300は可能な実装形態にすぎず、方法900、1000、1100、1200、および1300の動作は、他の実装形態が可能であるように並べ替えられ、またはさもなければ変更され得ることに留意されたい。いくつかの例では、図9、図10、図11、図12、または図13を参照して記載した方法900、1000、1100、1200、または1300のうちの2つ以上からの態様が組み合わされ得る。たとえば、方法の各々の態様は、他の方法のステップもしくは態様、または本明細書に記載の他のステップもしく技法を含み得る。したがって、本開示の態様は、動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートすることを提供し得る。
本明細書における説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするために与えられる。本開示の様々な変更は、当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義される一般的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなしに他の変形例に適用されてもよい。したがって、本開示は、本明細書に記載された例および設計に限定されるべきではなく、本明細書に開示される原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。
本明細書で説明する機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態が、本開示および添付の特許請求の範囲および趣旨内にある。たとえば、ソフトウェアの性質に起因して、上記で説明した機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはそれらのいずれかの組合せを用いて実現することができる。機能を実施する特徴は、機能の部分が異なる物理的な場所において実施されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置されることが可能である。特許請求の範囲内を含む、本明細書において使用されるときに、「および/または」という用語は、2つ以上の項目の列挙において使用されるとき、列挙される項目のうちのいずれか1つを単独で利用できること、または列挙される項目のうちの2つ以上からなる任意の組合せを利用できることを意味する。たとえば、構成が、構成要素A、B、および/またはCを含むものとして説明される場合、その構成は、A単体、B単体、C単体、AとBを組み合わせて、AとCを組み合わせて、BとCを組み合わせて、またはA、B、およびCを組み合わせて含むことができる。さらに、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目の列挙(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙)中で使用される「または」は、たとえば、項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」を指す句が単一のメンバーを含むそれらの項目の任意の組合せを指すような包含的列挙を示す。一例として、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」は、A、B、C、A-B、A-C、B-C、およびA-B-C、ならびに複数の同じ要素を用いた任意の組合せ(たとえば、A-A、A-A-A、A-A-B、A-A-C、A-B-B、A-C-C、B-B、B-B-B、B-B-C、C-C、およびC-C-C、またはA、B、およびCの任意の他の並び)をカバーすることを意図している。本明細書で使用される場合、「に基づいて」という句は、閉じられた条件の組への言及として解釈されないものとする。たとえば、「条件Aに基づいて」と記載される例示的なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、条件Aと条件Bの両方に基づいてよい。言い換えると、本明細書で使用する、「に基づいて」という句は、「に少なくとも部分的に基づいて」という句と同じように企図されるものである。
コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、コンパクトディスク(CD)ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を担持もしくは記憶するために使用することができ、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータまたは汎用プロセッサもしくは専用プロセッサによってアクセスすることができる任意の他の非一時的媒体を含むことができる。さらに、任意の接続をコンピュータ可読媒体と呼ぶことは適正である。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は媒体の定義に含まれる。本明細書では、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。上記のものの組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
本明細書で説明する1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局は、同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は、近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、基地局は異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書において説明される技法は、同期動作または非同期動作のいずれでも使用され得る。
したがって、本開示の態様は、動的CCAのためのバックオフメカニズムをサポートすることを提供し得る。これらの方法は、可能な実装形態について説明しており、動作およびステップは、他の実装形態が可能であるように再配置、またはさもなければ修正され得ることに留意されたい。いくつかの例では、方法のうちの2つ以上からの態様が、組み合わされてよい。
本明細書の開示に関して説明された様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別のハードウェア構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよいが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または他の任意のそのような構成)として実装されてもよい。したがって、本明細書で説明する機能は、少なくとも1つの集積回路(IC)上の1つ以上の他の処理ユニット(またはコア)によって実行され得る。様々な例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る、異なるタイプのIC(たとえば、構造化/プラットフォームASIC、FPGA、または他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
添付の図面において、類似の構成要素または特徴は、同じ参照符号を有する場合がある。さらに、同じ種類の様々な構成要素は、類似の構成要素を区別するダッシュおよび第2の符号を参照符号に続けることによって区別される場合がある。第1の参照符号のみが本明細書で使用される場合、説明は、第2の参照符号にかかわらず、同じ第1の参照符号を有する同様の構成要素のうちのいずれにも適用可能である。
100 ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)
105 AP
110 カバレージエリア
115 STA
120 ワイヤレスリンク
125 直接ワイヤレスリンク
200 ワイヤレス通信システム
400 ワイヤレスデバイス
405 受信機
410 動的バックオフモジュール
415 送信機
500 ワイヤレスデバイス
505 受信機
510 動的バックオフモジュール
515 パケット検出構成要素
520 バックオフ条件構成要素
525 送信電力構成要素
530 送信機
600 動的バックオフモジュール
605 パケット時間決定構成要素
610 電力しきい値構成要素
615 バックオフ条件構成要素
620 バックオフカウント構成要素
625 パケット検出構成要素
630 送信電力構成要素
700 システム
705 動的バックオフモジュール
710 メモリ
715 ソフトウェア
720 プロセッサ
725 トランシーバ
730 アンテナ
735 CCAモジュール
740 バス
800 システム
805 動的バックオフモジュール
810 メモリ
815 ソフトウェア
820 プロセッサ
825 トランシーバ
830 アンテナ
835 CCAモジュール
840 バス

Claims (15)

  1. ワイヤレス通信の方法であって、
    重複する基本サービスセット(OBSS)内のデバイスからパケットを受信するステップであって、前記受信されたパケットの受信電力が第1の電力しきい値に関連する電力レベルよりも大きく、前記第1の電力しきい値が第1の送信電力に関連する、ステップと、
    バックオフ条件が満たされていると決定するステップであって、前記バックオフ条件が満たされていると決定するステップは前記受信されたパケットの受信電力が第1の電力しきい値に関連する電力レベルよりも大きいと決定することを含み、前記受信されたパケットの受信電力が第1の電力しきい値に関連する電力レベルよりも大きいとの決定はバックオフカウントカウントダウンの開始に用いられる、ステップと、
    前記電力レベルを前記第1の電力しきい値から第2の電力しきい値に増加させるステップであって、前記第2の電力しきい値が前記第1の電力しきい値より高い電力レベルを有し、前記第2の電力しきい値は前記OBSS内のデバイスからの次の受信されたパケットの受信電力が前記第2の電力しきい値より大きくない場合に前記カウントダウンを続けるために用いられる、ステップと、
    前記バックオフ条件が満たされていることに少なくとも部分的に基づいて、送信のための第2の送信電力を選択するステップであって、前記第2の送信電力が前記第1の送信電力未満であり、前記第2の電力しきい値に関連する、ステップと、
    前記受信されたパケットの送信時間または前記受信されたパケットの送信機会が過ぎ去ったと決定するステップと、
    前記受信されたパケットの前記送信時間または前記受信されたパケットの前記送信機会が過ぎ去ったとの前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記送信のための第3の送信電力を選択するステップであって、前記第3の送信電力が前記第2の送信電力よりも大きい、ステップと
    を含む方法。
  2. 前記バックオフ条件が満たされているとの前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記受信されたパケットの送信時間または前記受信されたパケットの送信機会中に前記バックオフカウントをデクリメントするステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記受信されたパケットの前記送信時間または前記受信されたパケットの前記送信機会が過ぎ去った後に、バックオフカウントダウンがゼロに達したと決定するステップと、
    前記第3の送信電力で前記送信を送るステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記バックオフ条件が満たされていると決定するステップが、前記受信電力が最大電力しきい値未満であると決定するステップを含み、前記方法が、
    前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記第2の送信電力で前記送信を送るステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記バックオフ条件が満たされていると決定するステップが、前記送信の開始時間、前記送信の完了時間、またはその両方が、前記受信されたパケットの送信時間または前記受信されたパケットの送信機会内に入ると決定を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記受信されたパケットの前記送信時間または前記受信されたパケットの前記送信機会中に、バックオフカウントダウンがゼロに達したと決定するステップと、
    前記第2の送信電力で前記送信を送るステップと
    をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記バックオフ条件が満たされていると決定するステップが、前記送信のために選択された送信電力が前記第2の送信電力以下であると決定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  8. バックオフカウントダウンがゼロに達したと決定するステップと、
    前記選択された送信電力で前記送信を送るためのステップと
    をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. ワイヤレス通信のための装置であって、
    重複する基本サービスセット(OBSS)内のデバイスからパケットを受信するための手段であって、前記受信されたパケットの受信電力が第1の電力しきい値に関連する電力レベルよりも大きく、前記第1の電力しきい値が第1の送信電力に関連する、手段と、
    バックオフ条件が満たされていると決定するための手段であって、前記バックオフ条件が満たされていると決定することは前記受信されたパケットの受信電力が第1の電力しきい値に関連する電力レベルよりも大きいと決定することを含み、前記受信されたパケットの受信電力が第1の電力しきい値に関連する電力レベルよりも大きいとの決定はバックオフカウントカウントダウンの開始に用いられる、手段と、
    前記電力レベルを前記第1の電力しきい値から第2の電力しきい値に増加させるための手段であって、前記第2の電力しきい値が前記第1の電力しきい値より高い電力レベルを有し、前記第2の電力しきい値は前記OBSS内のデバイスからの次の受信されたパケットの受信電力が前記第2の電力しきい値より大きくない場合に前記カウントダウンを続けるために用いられる、手段と、
    前記バックオフ条件が満たされていることに少なくとも部分的に基づいて、送信のための第2の送信電力を選択するための手段であって、前記第2の送信電力が前記第1の送信電力未満であり、前記第2の電力しきい値に関連する、手段と、
    前記受信されたパケットの送信時間または前記受信されたパケットの送信機会が過ぎ去ったと決定するための手段と、
    前記受信されたパケットの前記送信時間または前記受信されたパケットの前記送信機会が過ぎ去ったとの前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記送信のための第3の送信電力を選択するための手段であって、前記第3の送信電力が前記第2の送信電力よりも大きい、手段と
    を含む装置。
  10. 前記バックオフ条件が満たされているとの前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記受信されたパケットの送信時間または前記受信されたパケットの送信機会中に前記バックオフカウントをデクリメントするための手段
    をさらに含む、請求項9に記載の装置。
  11. 前記受信されたパケットの前記送信時間または前記受信されたパケットの前記送信機会が過ぎ去った後に、バックオフカウントダウンがゼロに達したと決定するための手段と、
    前記第3の送信電力で前記送信を送るための手段と
    をさらに含む、請求項9に記載の装置。
  12. 前記バックオフ条件が満たされていると決定するための手段が、
    前記受信電力が最大電力しきい値未満であると決定するための手段を含み、前記装置が、
    前記決定に少なくとも部分的に基づいて、前記第2の送信電力で前記送信を送るための手段
    をさらに含む、請求項9に記載の装置。
  13. 前記バックオフ条件が満たされていると決定するための手段が、
    前記送信の開始時間、前記送信の完了時間、またはその両方が、前記受信されたパケットの送信時間または前記受信されたパケットの送信機会内に入ると決定するための手段
    を含む、請求項9に記載の装置。
  14. 前記バックオフ条件が満たされていると決定するための手段が、
    前記送信のために選択された送信電力が前記第2の送信電力以下であると決定するための手段
    を含む、請求項9に記載の装置。
  15. 請求項1から8のいずれか一項に記載の方法を実施するための命令を含むコンピュータプログラム。
JP2018521582A 2015-11-06 2016-11-04 動的クリアチャネルアセスメント(cca)のためのバックオフメカニズム Active JP7045988B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562252368P 2015-11-06 2015-11-06
US62/252,368 2015-11-06
US15/342,906 2016-11-03
US15/342,906 US10091817B2 (en) 2015-11-06 2016-11-03 Backoff mechanism for dynamic clear channel assessment (CCA)
PCT/US2016/060516 WO2017079548A1 (en) 2015-11-06 2016-11-04 Backoff mechanism for dynamic clear channel assessment (cca)

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018532343A JP2018532343A (ja) 2018-11-01
JP2018532343A5 JP2018532343A5 (ja) 2019-11-28
JP7045988B2 true JP7045988B2 (ja) 2022-04-01

Family

ID=57517971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018521582A Active JP7045988B2 (ja) 2015-11-06 2016-11-04 動的クリアチャネルアセスメント(cca)のためのバックオフメカニズム

Country Status (8)

Country Link
US (1) US10091817B2 (ja)
EP (1) EP3372018B1 (ja)
JP (1) JP7045988B2 (ja)
CN (1) CN108353365B (ja)
ES (1) ES2755842T3 (ja)
HU (1) HUE044793T2 (ja)
TW (1) TW201717678A (ja)
WO (1) WO2017079548A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180122332A (ko) * 2016-03-08 2018-11-12 소니 주식회사 무선 통신 장치 및 무선 통신 방법
US11212750B1 (en) * 2020-07-23 2021-12-28 Huawei Technologies Co., Ltd. Method, device, and medium for spatial frequency reuse in wireless networks
CN114585066A (zh) * 2022-02-16 2022-06-03 上海联虹技术有限公司 通信设备的发送功率控制方法、装置、设备及存储介质

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015112780A1 (en) 2014-01-24 2015-07-30 Mediatek Singapore Pte. Ltd. Adaptive cca and tx power level adjustment for dense deployment of wireless networks

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2214447B1 (en) * 2009-01-29 2016-03-30 Stichting IMEC Nederland Access method and data frame structure for use in body area networks
CN105191476B (zh) 2013-05-02 2019-04-26 Lg 电子株式会社 在无线lan系统中动态感测信道的方法及其设备
EP4376496A3 (en) * 2013-09-13 2024-07-17 InterDigital Patent Holdings, Inc. Clear channel assessment (cca) threshold adaptation method
US9730218B2 (en) * 2013-11-01 2017-08-08 Qualcomm Incorporated Systems and methods for group access to the wireless medium of a wireless network
ES2853048T3 (es) * 2014-03-24 2021-09-14 Huawei Tech Co Ltd Estación y método para accionar la estación
US9622189B2 (en) * 2014-03-28 2017-04-11 Zte Corporation Techniques for fast delivery of radio information
US9769746B2 (en) 2014-06-10 2017-09-19 Newracom, Inc. Operation method of station in wireless local area network
US10045302B2 (en) 2014-09-16 2018-08-07 Qualcomm Incorporated Power control in wireless networks
US9374821B2 (en) 2014-11-21 2016-06-21 Newracom, Inc. Channel access mechanism

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015112780A1 (en) 2014-01-24 2015-07-30 Mediatek Singapore Pte. Ltd. Adaptive cca and tx power level adjustment for dense deployment of wireless networks

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
James Wang, et. al.,"Adaptive CCA and TPC",IEEE 802.11-15/1069r3,IEEE, インターネット<URL:https://mentor.ieee.org/802.11/dcn/15/11-15-1069-03-00ax-adaptive-cca-and-tpc.pptx>,2015年09月12日
James Wang, et. al.,"Spatial Reuse and Coexistence with Legacy Devices",IEEE 802.11-14/0637r0,IEEE, インターネット<URL:https://mentor.ieee.org/802.11/dcn/14/11-14-0637-00-00ax-spatial-reuse-and-coexistence-with-legacy-devices.ppt>,2014年05月13日

Also Published As

Publication number Publication date
CN108353365B (zh) 2021-06-18
TW201717678A (zh) 2017-05-16
EP3372018B1 (en) 2019-08-14
ES2755842T3 (es) 2020-04-23
JP2018532343A (ja) 2018-11-01
EP3372018A1 (en) 2018-09-12
CN108353365A (zh) 2018-07-31
WO2017079548A1 (en) 2017-05-11
HUE044793T2 (hu) 2019-11-28
US20170135133A1 (en) 2017-05-11
US10091817B2 (en) 2018-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3968724A1 (en) Frame transmission method and device using multiple random backoff operation in broadband wireless communication network
JP6215463B2 (ja) クリアチャネルアセスメント(cca)のための方法および装置
KR102427862B1 (ko) 클리어 채널 할당을 위한 무선 통신 단말 및 무선 통신 방법
US10820346B2 (en) Clear channel assessment adjustment for in-band link aggregation
US7586932B2 (en) Contention window adjustment methods capable of load-adaptive backoff in a network and machine-readable storage medium therefor
US9942857B2 (en) Method for transmitting and receiving interference control signals based on power information, and apparatus therefor
KR20100040592A (ko) 특징 검출을 이용하여 충돌을 검사하는 인지 무선 통신 단말기 및 인지 무선 통신 방법
JP2018518112A (ja) マルチユーザ動作のための送信機会競合
US20170273017A1 (en) Request-to-send/clear-to-send enabled power saving and off-channel operations
US20170026819A1 (en) Out-of-band hidden node detection
US20160323881A1 (en) Techniques for using alternate channels for acknowledgement messages
US20150312278A1 (en) Remote station protection
KR20130074139A (ko) 복수의 채널을 사용하는 무선 네트워크에서의 경쟁 기반 채널 점유 방법
US20170245224A1 (en) Access point guided reuse
JP7045988B2 (ja) 動的クリアチャネルアセスメント(cca)のためのバックオフメカニズム
US20080181192A1 (en) Radio communication apparatus and radio communication method
US20170359821A1 (en) Method and apparatus for reusing over obss txop
US20170150520A1 (en) Controlling Access to a Radio Medium for Wireless Communication
US9949293B2 (en) Contention resolution techniques in frequency and spatial domains
US10128999B2 (en) Efficient protection of basic service set traffic
US20210144558A1 (en) Advanced interference cancellation during spatial reuse transmissions in wireless systems
US20240090046A1 (en) Coordinated time domain multiple access (tdma) among access points (aps) with different channels
US20160330759A1 (en) Modified cts or block acknowledgement for coexistence
US20190394728A1 (en) Apparatus and method for communications

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191017

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210225

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211206

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20211206

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20211214

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20211220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7045988

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150