JP7045533B2 - 無線通信装置、無線通信システム、制御回路、記憶媒体および電波監視方法 - Google Patents

無線通信装置、無線通信システム、制御回路、記憶媒体および電波監視方法 Download PDF

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Description

本開示は、電波環境を測定する無線通信装置、無線通信システム、制御回路、記憶媒体および電波監視方法に関する。
周波数は有限な資源であることから、新しい無線通信システムを構築する場合に、専用に新たな周波数を割り当てることは難しい。2.4GHz帯のISM(Industry-Science-Medical)帯などは、一定の技術基準を満たせば免許不要で誰でも使用できることから、新しい無線通信システムで利用しやすい。一方で、ISM帯は、様々な無線通信システムが混在し、他のシステムからの電波は自システムにとって妨害電波と成り得ることから、必ずしも電波環境としては良好ではない。従って、電波環境を運用中に常に把握することは、無線通信システムを安定的に運用するために重要である。電波環境を把握することができれば、例えば、通信品質の悪い周波数チャネルの使用を控える、電波環境が悪化した場合にアンテナの設置位置を変える、などの対策を講じることが可能になる。
他システムからの妨害波などの電波環境を把握するにあたり、新たな装置を設けることはコストの面から望ましくなく、自システムで使用している装置で電波環境も測定できることが望ましい。特許文献1には、無線通信機が、通信前に自システムで使用する各周波数チャネルを順にスキャンし、妨害波の少ない電波環境として良好なチャネルを選択し、対向無線装置と無線通信を行う技術が開示されている。
特許第4861920号公報
電波環境を測定するためには、自システムが通信を行っていない時間および周波数で測定を行う必要がある。しかしながら、特許文献1のように測定のために専用の時間を設けることは、周波数利用効率の観点から望ましくない、という問題があった。測定を行っている間、無線通信システムは、本来の目的である情報の伝達ができないためである。特に、無線伝送した情報を使用して移動する物体の制御を行うような無線通信システムは、常に一定周期で無線伝送を行う必要があり、また、通信頻度も高く電波環境を測定するための専用の時間を設けることが困難である。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、電波環境測定のための時間および周波数の使用を抑制しつつ、電波環境の測定精度を向上可能な無線通信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示は、第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とが距離を変化させつつ無線通信を行う無線通信システムにおける第1の無線通信装置である無線通信装置である。無線通信装置は、無線パケットを受信する直前または受信した直後の規定された期間の無送信区間で干渉電力を測定し、第1の干渉電力測定結果を出力する第1の干渉測定部と、無線パケット内に分散されたヌルシンボルで干渉電力を測定し、第2の干渉電力測定結果を出力する第2の干渉測定部と、第2の無線通信装置と無線通信装置との距離に基づいて、第1の干渉電力測定結果または第2の干渉電力測定結果のうち少なくとも1つを選択して出力する選択部と、を備えることを特徴とする。
本開示に係る無線通信装置は、電波環境測定のための時間および周波数の使用を抑制しつつ、電波環境の測定精度を向上できる、という効果を奏する。
本実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す図 本実施の形態に係る移動局の構成例を示すブロック図 本実施の形態に係る基地局と移動局との間の無線伝送の様子を示す図 本実施の形態に係る基地局と移動局との間の送受信される無線パケットの例を示す図 本実施の形態に係る基地局と移動局との間の送受信される無線パケットに含まれるデータ部の例を示す図 本実施の形態に係るヌルシンボルでの電力測定における隣接サブキャリアからの漏洩を示す図 本実施の形態に係る電波環境監視装置に蓄積されている干渉電力測定結果の例を示す図 本実施の形態に係る移動局の動作を示すフローチャート 本実施の形態に係る移動局が備える処理回路をプロセッサおよびメモリで実現する場合の処理回路の構成例を示す図 本実施の形態に係る移動局が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路の例を示す図
以下に、本開示の実施の形態に係る無線通信装置、無線通信システム、制御回路、記憶媒体および電波監視方法を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態.
図1は、本実施の形態に係る無線通信システム10の構成例を示す図である。無線通信システム10は、移動局1a,1b,1cと、かご2a,2b,2cと、基地局3a,3b,3cと、昇降路4a,4b,4cと、有線ネットワーク5と、電波環境監視装置6と、を備える。無線通信システム10では、移動局1a、かご2a、基地局3a、および昇降路4aによって、1つのエレベーターの制御系を構成している。同様に、移動局1b、かご2b、基地局3b、および昇降路4bによって、1つのエレベーターの制御系を構成し、移動局1c、かご2c、基地局3c、および昇降路4cによって、1つのエレベーターの制御系を構成している。無線通信システム10において、移動局1aおよび基地局3aは1対1で無線通信を行い、移動局1bおよび基地局3bは1対1で無線通信を行い、移動局1cおよび基地局3cは1対1で無線通信を行う。
以降の説明において、移動局1a,1b,1cを区別しない場合は移動局1と称し、かご2a,2b,2cを区別しない場合はかご2と称し、基地局3a,3b,3cを区別しない場合は基地局3と称し、昇降路4a,4b,4cを区別しない場合は昇降路4と称することがある。なお、図1に示す無線通信システム10では、昇降路4、すなわちエレベーターの制御系が3つであるが、一例であり、2つ以下または4つ以上であってもよい。
移動局1は、かご2上に設置された無線通信装置である。移動局1は、かご2の位置情報、かご2内のボタン操作情報などの情報を、基地局3に伝送する。
かご2は、エレベーターにおいて、図示しないエレベーター制御盤からの制御に従って、図示しない巻き上げ機によって昇降路4内を上下方向に移動する。
基地局3は、アンテナが昇降路4内の天井に設置され、昇降路4の天井上の図示しない機械室にあるエレベーター制御盤に接続された無線通信装置である。基地局3は、エレベーター制御盤からの情報に従って、移動局1に対して、戸開、戸閉などの指示、階数表示情報などを伝送する。
昇降路4は、かご2が上下方向に移動する経路である。図1の例では、1つのビル内に3つの昇降路4がある場合を想定している。
有線ネットワーク5は、基地局3が接続されたネットワークである。有線ネットワーク5は、各基地局3からの情報を電波環境監視装置6に集約するために使用される。
電波環境監視装置6は、移動局1、基地局3などで測定された電波環境の情報を集約する。電波環境とは、例えば、移動局1、基地局3などでの干渉量を示す干渉電力である。
無線通信システム10は、移動局1と基地局3とが距離を変化させつつ無線通信を行う無線通信システムである。本実施の形態では、無線通信システム10は、かご2と前述の機械室との間の制御情報のやりとりを制御ケーブルによって行う従来のエレベーターと異なり、無線通信によって制御情報の伝達を行うシステムを例にして説明するが、これに限定されない。無線通信システム10は、移動局1と基地局3との間の距離が変わりながら移動局1が一定の走行路を通って移動し、距離に応じて受信信号レベルが変化するような他の無線通信システムにおいても適用可能である。
移動局1および基地局3の構成について説明する。本実施の形態では、移動局1および基地局3は同様の構成とするため、移動局1を例にして説明する。図2は、本実施の形態に係る移動局1の構成例を示すブロック図である。移動局1は、アンテナ101と、RF(Radio Frequency)部102と、変復調処理部103と、送受信制御部104と、第1の干渉測定部105と、第2の干渉測定部106と、選択部107と、を備える。
アンテナ101は、送信時に無線信号を空中に放射するとともに、空中を伝搬してきた無線信号を受信する。
RF部102は、無線信号の送信時において、デジタル変調された信号をアナログ信号に変換し、キャリア周波数に周波数変換する。また、RF部102は、無線信号の受信時において、アンテナ101から受信したアナログ信号をベースバンドに周波数変換し、デジタル信号に変換する。
変復調処理部103は、送信時には送信データに対して符号化、変調などの信号処理を行い、受信時には受信信号に対して復調、復号などの信号処理を行う。
送受信制御部104は、信号の送受信の制御を行う。また、送受信制御部104は、第1の干渉測定部105および第2の干渉測定部106で測定され、選択部107で選択された干渉電力測定結果を基地局3に送信する制御を行う。
第1の干渉測定部105は、変復調処理部103で信号処理された受信信号である無線パケットを受信する直前または受信した直後の規定された期間の無送信区間で干渉電力を測定する。第1の干渉測定部105は、干渉電力の測定結果である第1の干渉電力測定結果を選択部107に出力する。
第2の干渉測定部106は、変復調処理部103で信号処理された受信信号である無線パケットのデータ部に含まれるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル内のヌルシンボルで干渉電力を測定する。ヌルシンボルは、無線パケット内のデータ部において分散された、何も信号が重畳されていないシンボルである。第2の干渉測定部106は、干渉電力の測定結果である第2の干渉電力測定結果を選択部107に出力する。
選択部107は、第1の干渉測定部105および第2の干渉測定部106で測定された干渉電力測定結果を取捨選択する。具体的には、選択部107は、基地局3と移動局1との距離に基づいて、第1の干渉電力測定結果または第2の干渉電力測定結果のうち少なくとも1つを選択して出力する。
つづいて、無線通信システム10の動作について説明する。図1において、かご2は、昇降路4内を上下移動する。例えば、最下階にいるかご2内で、最上階の行き先ボタンが押されると、行き先情報が、移動局1を介して、基地局3に無線伝送される。基地局3は、受信した行き先情報を機械室内のエレベーター制御盤に伝送する。エレベーター制御盤は、行き先情報に従って巻き上げ機を駆動し、かご2を最上階まで移動させる。エレベーター制御盤は、かご2が最上階に到達すると巻き上げ機を停止させ、かご2のドアを開くための指示情報、すなわち戸開指示を基地局3に伝達する。基地局3は、移動局1に戸開指示を無線伝送する。移動局1は、戸開指示をかご2の制御装置に伝送する。かご2の制御装置は、戸開指示に従ってかご2のドアの開放を行う。かご2の位置情報は、エレベーター制御盤において、巻き上げ機の駆動量によって把握されているとともに、かご2が昇降路4の精密な位置情報を認識し、移動局1および基地局3を介してエレベーター制御盤に伝送される。
図3は、本実施の形態に係る基地局3と移動局1との間の無線伝送の様子を示す図である。図3において、横軸は時間を示し、縦軸は周波数チャネルを示す。本実施の形態では、基地局3および移動局1は、TDD(Time Division Duplex)によって無線伝送を行いつつ、周波数ホッピングを行いながら無線伝送を行う。具体的には、基地局3および移動局1は、スロットと呼称される時間単位で、周波数チャネルを切り替えながら無線パケットの送受信を行うことで、基地局3から移動局1へのdownlink通信、および移動局1から基地局3へのuplink通信を行う。なお、無線通信システム10では、各昇降路4において無線通信を行う基地局3および移動局1の各組み合わせ、すなわち昇降路4間において、同時刻には異なる周波数チャネルを使用するようにホッピングシーケンスが決められており、昇降路4間で互いの通信が干渉となることを防止しているものとする。昇降路4間の時刻同期は、例えば、有線ネットワーク5を介して行われる。
図4は、本実施の形態に係る基地局3と移動局1との間の送受信される無線パケットの例を示す図である。図4に示す無線パケットは、図3で示される各スロットで伝送される無線パケットであり、プリアンブル部41と、データ部42と、から構成される。プリアンブル部41は、既知信号が伝送される区間である。受信側の無線通信装置は、プリアンブル部41の受信処理によって周波数および時間の同期を行い、以降、同期情報に従って、データ部42の受信処理を行う。データ部42は、伝送すべき正味の情報が格納された領域である。データ部42は、例えば、OFDMで変調された信号である。
図5は、本実施の形態に係る基地局3と移動局1との間の送受信される無線パケットに含まれるデータ部42の例を示す図である。図5において、横軸は時間、すなわちOFDMシンボルを示し、縦軸は周波数、すなわちサブキャリアを示す。OFDM内にマッピングされたデータシンボルに対して、分散的にヌルシンボルが配置されている。ヌルシンボルは、送信側の無線通信装置において、何も信号が重畳されていないシンボルである。
移動局1では、アンテナ101で受信された電波を、RF部102がベースバンドのデジタル信号に変換する。その後、送受信制御部104からの制御に従って、変復調処理部103は、RF部102で変換されたベースバンドのデジタル信号に対して復調、復号などの信号処理を行う。第1の干渉測定部105は、変復調処理部103で信号処理された信号、すなわち無線パケットに対して、測定対象時間をスライドさせながら、規定された測定期間で受信電力の測定を行う。測定期間は、例えば、無線パケットの長さに対して数十分の一から数百分の一の長さを想定している。測定期間をあまり長くすると、測定精度は高くなるが、伝送帯域に無駄が生じることなる。
変復調処理部103は、無線パケットのプリアンブル部41の検出、およびタイミング情報、周波数偏差情報などの推定を行う。送受信制御部104は、変復調処理部103で推定されたタイミング情報に基づいて、第1の干渉測定部105に対して、図4に示す無線パケットの直前の第1の干渉測定領域43で干渉電力を測定した干渉電力測定結果を選択部107に出力する指示を行う。変復調処理部103は、プリアンブル部41に対する信号処理が終わると、データ部42の復調処理に移行する。変復調処理部103は、データ部42に対してOFDMシンボル毎に周波数変換を行い、各ヌルシンボルの電力を第2の干渉測定部106に出力するとともに、各データシンボル周辺のヌルシンボルから各データシンボルに対応した干渉電力の平均値を算出する。各データシンボルに対応した干渉電力は、データシンボルの信頼度を算出するために使用される。変復調処理部103は、例えば、干渉電力の大きいデータシンボルは信頼度、すなわち尤度を低くし、干渉電力の小さいデータシンボルは信頼度、すなわち尤度を高くして誤り訂正処理を行う。これにより、変復調処理部103は、干渉が多い電波環境下においても、高信頼な無線通信を実現することが可能になる。
なお、ヌルシンボルが配置されることによって、ヌルシンボルの分、伝送できる情報量が減ることになるが、送信電力が一定ならば、ヌルシンボルでの電力分をデータシンボルに上乗せすることが可能である。伝送レートが十分に確保され、ある程度符号化レートが低い、すなわち冗長度が高い無線システムにおいては、符号化レートの上昇分は信号電力の上昇分により相殺される。
第2の干渉測定部106は、変復調処理部103から出力されるヌルシンボルの電力、すなわち、図5に示す第2の干渉測定領域44の部分で測定された電力を無線パケット全体に渡って平均化し、第2の干渉電力測定結果として選択部107に出力する。
図6は、本実施の形態に係るヌルシンボルでの電力測定における隣接サブキャリアからの漏洩を示す図である。図6は、2つのデータシンボルで挟まれたヌルシンボルのサブキャリアで干渉電力を測定した例を示している。干渉電力の測定においては、実装上、量子化ノイズなどによって、実質的にはデータサブキャリアのレベルから30dB前後低いレベルに隣接サブキャリアからの漏れ込みが入り、隣接サブキャリアからの漏れ込みよりも小さい干渉電力を測定することができないという問題がある。つまり、所望波の信号レベルが小さいとき、すなわち基地局3と移動局1とが互いに離れている場合、低いレベルの干渉波を測定することが可能である。一方で、所望波の信号レベルが大きいとき、すなわち基地局3と移動局1とが互いに近い距離にある場合、低いレベルの干渉波を測定することが困難になる。
以上を踏まえて、選択部107は、移動局1と基地局3との距離が近いときは、第1の干渉測定部105で測定された干渉電力測定結果を選択し、移動局1と基地局3との距離が遠いときは、第2の干渉測定部106で測定された干渉電力測定結果を選択する。これにより、選択部107は、基地局3と移動局1との距離が遠く、信号電力が小さいため干渉波の影響が大きい位置においては、無線パケット全体で測定された精度の高い干渉電力測定結果を得ることができる。また、選択部107は、基地局3と移動局1との距離が近く、信号電力が大きいため干渉波の影響が少ない位置においては、測定期間は短いがダイナミックレンジの広い干渉電力測定結果を得ることができる。所望波の信号レベルが大きいときは、基本的に低いレベルの干渉波が通信に及ぼす影響は少ないが、瞬時値変動、シャドーウィングなどによって受信電力が一時的に低くなることはあり、低いレベルまで干渉電力を測定可能であることは重要である。選択部107は、移動局1と基地局3との距離が近いか遠いかについて、例えば、移動局1と基地局3との距離の遠近を判定するための閾値を用いて判定することが可能である。
選択部107は、選択した干渉電力測定結果を送受信制御部104に出力する。送受信制御部104は、選択部107から取得した干渉電力測定結果を、他の制御情報と一緒に基地局3に無線伝送する制御を行う。基地局3は、受信した干渉電力測定結果を、測定時の位置情報、測定時の周波数チャネル情報などと一緒に電波環境監視装置6に出力する。なお、基地局3は、測定時の位置情報について、エレベーター制御盤などエレベーターを制御するシステム側からもらうようにしてもよいし、所望波の受信レベルから推定するようにしてもよい。
電波環境監視装置6は、取得した干渉電力測定結果を、測定時の位置情報、測定時の周波数チャネル情報に応じて平均化しながら蓄積していく。図7は、本実施の形態に係る電波環境監視装置6に蓄積されている干渉電力測定結果の例を示す図である。図7は、電波環境監視装置6が、干渉電力測定結果を、測定時のかご2の位置および測定時の周波数チャネルに対応してマッピングして蓄積している状態を示している。電波環境監視装置6は、例えば、経年変化を見て干渉電力が一定の閾値を超えた場合に警告を発したり、伝送に使用する周波数チャネルの干渉電力に応じて伝送レート、連送数などを変更したりする。これにより、電波環境監視装置6は、無線通信システム10をより安定的に運用することが可能になる。
なお、本実施の形態では、電波環境監視装置6は、集積する情報を干渉量、すなわち干渉電力としたが、所望波の受信電力と組み合わせて、信号電力対干渉電力比であるSIR(Signal-to-Interference Ratio)を算出して蓄積するようにしてもよい。この場合、電波環境監視装置6は、より通信品質に即した評価が可能になる。
また、第1の干渉測定部105は、無線パケットを受信する直前の無送信区間の干渉電力を測定していたが、無線パケットの受信直後の無送信区間で干渉電力を測定するようにしてもよい。図3に示すように、スロット長に対して無線パケット長は短く、スロットに対して無線パケットの前後に余裕がある。そのため、第1の干渉測定部105は、無線パケットの受信直後の無送信区間で干渉電力を測定することも可能である。無線パケットの受信直後の無送信区間は、具体的には、図4に示す無線パケットのデータ部42の右側の領域である。
また、選択部107は、かご2の位置に応じて第1の干渉測定部105の干渉電力測定結果と第2の干渉測定部106の干渉電力測定結果を切り替えるようにしたが、これに限定されない。選択部107は、第1の干渉測定部105の干渉電力測定結果は常に使用し、かご2の位置が遠いときに第2の干渉測定部106の干渉電力測定結果を組み合わせるようしてもよい。また、無線通信システム10では、選択部107の機能を、基地局3、電波環境監視装置6などに持たせるようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、移動局1が干渉電力を測定する場合について説明したが、基地局3も同様に干渉電力を測定することが可能である。基地局3は、かご2が遠い位置にあるときの干渉電力測定結果だけを収集する、または、第1の干渉測定部105の干渉電力測定結果に加え、かご2が遠い位置にあるときだけ第2の干渉測定部106の干渉電力測定結果を抽出するようにしてもよい。
無線通信システム10は、第1の無線通信装置が干渉電力を測定して干渉電力測定結果を第2の無線通信装置に送信する場合において、本実施の形態のように、第1の無線通信装置を移動局1とし、第2の無線通信装置を基地局3としてもよいし、本実施の形態とは反対に、第1の無線通信装置を基地局3とし、第2の無線通信装置を移動局1としてもよい。
移動局1の動作を、フローチャートを用いて説明する。図8は、本実施の形態に係る移動局1の動作を示すフローチャートである。移動局1において、RF部102は、アンテナ101で受信された無線パケットをベースバンドのデジタル信号に変換する(ステップS1)。変復調処理部103は、無線パケットに対して復調、復号などの信号処理を行う(ステップS2)。
第1の干渉測定部105は、無線パケットに対して第1の干渉測定領域43で干渉電力を測定する(ステップS3)。第1の干渉測定部105は、干渉電力を測定した結果である第1の干渉電力測定結果を選択部107に出力する。第2の干渉測定部106は、無線パケットに対して第2の干渉測定領域44で干渉電力を測定する(ステップS4)。第2の干渉測定部106は、干渉電力を測定した結果である第2の干渉電力測定結果を選択部107に出力する。なお、前述のように、基地局3と移動局1とは、TDDによって無線伝送を行いつつ、周波数ホッピングを行いながら無線伝送を行っていることから、第1の干渉測定部105および第2の干渉測定部106は、周波数チャネル毎の干渉電力を測定することとする。
選択部107は、かご2の位置、すなわち基地局3と移動局1との距離に基づいて、第1の干渉電力測定結果または第2の干渉電力測定結果のうち少なくとも1つを選択する(ステップS5)。具体的には、選択部107は、基地局3と移動局1との距離が閾値未満の場合は第1の干渉電力測定結果を選択し、基地局3と移動局1との距離が閾値以上の場合は第2の干渉電力測定結果を選択する。または、選択部107は、基地局3と移動局1との距離が閾値未満の場合は第1の干渉電力測定結果を選択し、基地局3と移動局1との距離が閾値以上の場合は第1の干渉電力測定結果および第2の干渉電力測定結果を選択する。選択部107は、選択した干渉電力測定結果を送受信制御部104に出力する。前述のように、閾値は、基地局3と移動局1との距離が近いか遠いかを判定するためのものである。すなわち、基地局3と移動局1との距離が閾値未満の場合とは、基地局3と移動局1との距離が近いことを意味し、基地局3と移動局1との距離が閾値以上の場合とは、基地局3と移動局1との距離が遠いことを意味する。
つづいて、移動局1および基地局3のハードウェア構成について説明する。前述のように、移動局1および基地局3は同様の構成のため移動局1を例にして説明する。移動局1において、アンテナ101はアンテナ素子である。RF部102は、周波数変換などを行うアナログ回路、アナログデジタルコンバータ、デジタルアナログコンバータなどである。変復調処理部103、送受信制御部104、第1の干渉測定部105、第2の干渉測定部106、および選択部107は、処理回路により実現される。処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサおよびメモリであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。処理回路は制御回路とも呼ばれる。
図9は、本実施の形態に係る移動局1が備える処理回路をプロセッサおよびメモリで実現する場合の処理回路90の構成例を示す図である。図9に示す処理回路90は制御回路であり、プロセッサ91およびメモリ92を備える。処理回路90がプロセッサ91およびメモリ92で構成される場合、処理回路90の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ92に格納される。処理回路90では、メモリ92に記憶されたプログラムをプロセッサ91が読み出して実行することにより、各機能を実現する。すなわち、処理回路90は、移動局1の処理が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ92を備える。このプログラムは、処理回路90により実現される各機能を移動局1に実行させるためのプログラムであるともいえる。このプログラムは、プログラムが記憶された記憶媒体により提供されてもよいし、通信媒体など他の手段により提供されてもよい。
上記プログラムは、第1の干渉測定部105が、無線パケットを受信する直前または受信した直後の規定された期間の無送信区間で干渉電力を測定し、第1の干渉電力測定結果を出力する第1のステップと、第2の干渉測定部106が、無線パケット内に分散されたヌルシンボルで干渉電力を測定し、第2の干渉電力測定結果を出力する第2のステップと、選択部107が、第2の無線通信装置と無線通信装置との距離に基づいて、第1の干渉電力測定結果または第2の干渉電力測定結果のうち少なくとも1つを選択して出力する第3のステップと、を移動局1に実行させるプログラムであるとも言える。
ここで、プロセッサ91は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などである。また、メモリ92は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
図10は、本実施の形態に係る移動局1が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路93の例を示す図である。図10に示す処理回路93は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。処理回路については、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、無線通信システム10において、移動局1は、無線パケットの受信直前の無送信区間および無線パケット内のヌルシンボルにおいて干渉電力を測定し、基地局3と移動局1との距離に応じて干渉電力測定結果として取捨選択することとした。これにより、移動局1は、干渉電力の測定のための専用の時間を抑えつつ、伝送効率は維持したまま、かご2の位置によらず、ダイナミックレンジの広い干渉電力測定結果を得ることが可能である。移動局1は、特に、所望波の電力が小さく干渉電力の影響が大きい位置に対しては測定サンプル数が多く精度の高い干渉電力測定結果を取得でき、的確に電波環境を把握して、より安定した無線通信システム10を実現することが可能になる。このように、移動局1は、電波環境測定のための時間および周波数の使用を抑制しつつ、電波環境の測定精度を向上させることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1a,1b,1c 移動局、2a,2b,2c かご、3a,3b,3c 基地局、4a,4b,4c 昇降路、5 有線ネットワーク、6 電波環境監視装置、10 無線通信システム、41 プリアンブル部、42 データ部、43 第1の干渉測定領域、44 第2の干渉測定領域、101 アンテナ、102 RF部、103 変復調処理部、104 送受信制御部、105 第1の干渉測定部、106 第2の干渉測定部、107 選択部。

Claims (8)

  1. 第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とが距離を変化させつつ無線通信を行う無線通信システムにおける前記第1の無線通信装置である無線通信装置であって、
    無線パケットを受信する直前または受信した直後の規定された期間の無送信区間で干渉電力を測定し、第1の干渉電力測定結果を出力する第1の干渉測定部と、
    前記無線パケット内に分散されたヌルシンボルで干渉電力を測定し、第2の干渉電力測定結果を出力する第2の干渉測定部と、
    前記第2の無線通信装置と前記無線通信装置との距離に基づいて、前記第1の干渉電力測定結果または前記第2の干渉電力測定結果のうち少なくとも1つを選択して出力する選択部と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記選択部は、前記距離が閾値未満の場合は前記第1の干渉電力測定結果を選択し、前記距離が前記閾値以上の場合は前記第2の干渉電力測定結果を選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記選択部は、前記距離が閾値未満の場合は前記第1の干渉電力測定結果を選択し、前記距離が前記閾値以上の場合は前記第1の干渉電力測定結果および前記第2の干渉電力測定結果を選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記第2の無線通信装置とは周波数ホッピングを行いながら通信を行い、
    前記第1の干渉測定部および前記第2の干渉測定部は、周波数チャネル毎の干渉電力を測定する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の無線通信装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の無線通信装置である第1の無線通信装置と、
    第2の無線通信装置と、
    を備え、
    前記第1の無線通信装置と前記第2の無線通信装置とが距離を変化させつつ無線通信を行うことを特徴とする無線通信システム。
  6. 第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とが距離を変化させつつ無線通信を行う無線通信システムにおける前記第1の無線通信装置である無線通信装置を制御するための制御回路であって、
    無線パケットを受信する直前または受信した直後の規定された期間の無送信区間で干渉電力を測定し、第1の干渉電力測定結果を出力、
    前記無線パケット内に分散されたヌルシンボルで干渉電力を測定し、第2の干渉電力測定結果を出力、
    前記第2の無線通信装置との距離に基づいて、前記第1の干渉電力測定結果または前記第2の干渉電力測定結果のうち少なくとも1つを選択して出力、
    を無線通信装置に実施させることを特徴とする制御回路。
  7. 第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とが距離を変化させつつ無線通信を行う無線通信システムにおける前記第1の無線通信装置である無線通信装置を制御するためのプログラムを記憶した記憶媒体であって、
    前記プログラムは、
    無線パケットを受信する直前または受信した直後の規定された期間の無送信区間で干渉電力を測定し、第1の干渉電力測定結果を出力、
    前記無線パケット内に分散されたヌルシンボルで干渉電力を測定し、第2の干渉電力測定結果を出力、
    前記第2の無線通信装置との距離に基づいて、前記第1の干渉電力測定結果または前記第2の干渉電力測定結果のうち少なくとも1つを選択して出力、
    を無線通信装置に実施させることを特徴とする記憶媒体。
  8. 第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とが距離を変化させつつ無線通信を行う無線通信システムにおける前記第1の無線通信装置である無線通信装置の電波監視方法であって、
    第1の干渉測定部が、無線パケットを受信する直前または受信した直後の規定された期間の無送信区間で干渉電力を測定し、第1の干渉電力測定結果を出力する第1のステップと、
    第2の干渉測定部が、前記無線パケット内に分散されたヌルシンボルで干渉電力を測定し、第2の干渉電力測定結果を出力する第2のステップと、
    選択部が、前記第2の無線通信装置と前記無線通信装置との距離に基づいて、前記第1の干渉電力測定結果または前記第2の干渉電力測定結果のうち少なくとも1つを選択して出力する第3のステップと、
    を含むことを特徴とする電波監視方法。
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