JP7044886B2 - Msg3送信のための時間リソース割り当てシグナリングメカニズム - Google Patents

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Description

本開示は、無線通信システムに関し、より具体的には、時間リソース割当てがそのようなシステムによってどのようにシグナリングされるかに関する。
ランダムアクセス(RA)手順は、セルラシステムにおける重要な機能である。Long-Term Evolution(LTE)では、ネットワークにアクセスしたいユーザ装置(UE)は、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)上でアップリンクでプリアンブル(Msg1)を送信することによってランダムアクセス手順を開始する。プリアンブルを受信し、かつ、ランダムアクセス試行を検出するgNB(次世代Node B又は送受信ポイント(TRP:Transmission and Reception Point)、例えば、基地局又はアクセスノード)は、ランダムアクセス応答(RAR、Msg2)を送信することによってダウンリンクで応答する。RARは、アップリンクで端末識別用の次の後続メッセージ(Msg3)を送信することによってUEが手順を続行するためのアップリンクスケジューリンググラントを搬送する。同様の手順が(New Radio)NRについても想定される。図1は、NRシステムのUE10及びgNB20によって実行される4ステップの初期アクセス手順の例を示す。
図1を参照すると、PRACHプリアンブルの送信前に、UE10は、同期信号(SS)のセットと設定パラメータとの両方を、SSブロック(例えば、NR-PSS、NR-SSS、New Radio物理ブロードキャストチャネル(NR-PBCH:New Radio Physical Broadcast Channel))におけるブロードキャストチャネルで受信し、場合によっては更に別のチャネルで受信された設定パラメータで補完される。
Msg3スケジューリング
Msg3は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)を用いて送信される。Msg3のペイロードに加えて、復調用参照信号(DMRS)も、eNB/gNBにおけるデータの復号を支援するために送信される。LTE及びNRの両方において、4ステップのランダムアクセス手順の場合、Msg3の初期送信は、RARに含まれるULグラントによってスケジューリングされる。Msg3の再送は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)上のULグラントによってスケジューリングされる。LTEでは、BL/CE UEのためのカバレッジ拡張のために、RARに含まれるULグラントによってMsg3の反復が設定されることがある。
LTEにおけるRAR内のULグラント
LTEでは、ランダムアクセス応答グラントフィールドとも称される、RAR内のアップリンクグラント(Uplink Grant)フィールドは、アップリンクで使用されるリソースを示す。アップリンク(UL)グラントフィールドのサイズは、非BL/CE(Bandwidth-reduced Low-complexity (BL) or Coverage Enhanced (CE))UEに対して20ビットである。最上位ビット(MSB)で始まり最下位ビット(LSB)で終わる、これら20ビットの内容は、以下のとおりである:
‐ ホッピングフラグ - 1 ビット
‐ 固定サイズリソースブロック割り当て - 10 ビット
‐ トランケート(truncated)変調及び符号化方式 - 4 ビット
上位レイヤパラメータpusch-EnhancementsConfigがUEに設定されている場合:
‐ Msg3の反復回数 - 3ビット
それ以外の場合(UEに上位レイヤパラメータが設定されていない場合)
‐ スケジューリングされたPUSCHのTPC コマンド - 3ビット
‐ UL遅延 - 1ビット
‐ CSI要求 - 1ビット
Narrowband Internet of Things(NB-IoT)UEの場合、ULグラントフィールドのサイズは15ビットであり、BL UE及び拡張カバレッジレベル2又は3のUEの場合、ULグラントフィールドのサイズは12ビットである。ULグラントの内容は、BL/CE UEについての表6-2 TS 36.213にリストされている。
LTEにおけるMsg3のリソース割り当て
周波数リソースの割り当ては、RARに含まれるULグラント内の固定サイズリソースブロック割り当てフィールドによって示される。非BL/CE UE(反復なし)のためのMsg3送信タイミングは、以下のように定められる:
関連する無線アクセス無線ネットワーク一時識別子(RA-RNTI:Radio Access Radio Network Temporary Identifier)を有するPDCCHが、サブフレームnにおいて検出され、かつ、対応するダウンリンク同期チャネル(DL-SCH:downlink Synchronization Channel)トランスポートブロックが、送信されたプリアンブルシーケンスに対する応答を含む場合、UEは、当該応答内の情報に従って、RAR内のUL遅延フィールドが0に設定されている場合に、第1のサブフレームn+k1(k1≧6)においてUL-SCHトランスポートブロックを送信しなければならず、n+k1はPUSCH送信のための最初の使用可能なULサブフレームであり、ここで、TDDサービングセルでは、PUSCH送信のための最初のULサブフレームは、上位レイヤによって示されるUL/DL設定(即ち、パラメータsubframeAssignment)に基づいて定められる。UEは、当該フィールドが1に設定されている場合には、PUSCH送信を、n+k1より後の次の使用可能なULサブフレームに延期しなければならない。
多数のMsg3 PUSCH反復(Δ)が設定されたBL/CE UEについては、UL遅延フィールドが1に設定されている場合には、UEは、PUSCH送信を、n+k1+Δより後の使用可能なULサブフレームに延期する。
発明概念のいくつかの実施形態によれば、ネットワークノードによるMsg3設定をスケジューリングする方法が提供されうる。ユーザ装置(UE)によるMsg3送信のための、送信継続時間、DMRS設定、及び/又は開始位置を示す情報メッセージが生成されうる。UEによるMsg3送信をスケジューリングするためにUEへの情報メッセージのシグナリングの送信が開始されうる。
本発明概念のいくつかの実施形態によれば、Msg3送信のためのDMRS設定及び/又は開始位置の時間リソースシグナリングは、スロット/非スロットMsg3送信の両方のためのサポートを提供する。Msg3送信のためにDMRSを柔軟に設定することによって、より信頼性が高く、かつ、リソース効率の良い方法で種々のユースケースをサポートでき、それにより、ULシステム容量が改善される、及び/又はランダムアクセスレイテンシが低減される。
発明概念のいくつかの実施形態によれば、UEによるスケジューリングを行う方法が提供されうる。Msg3送信のための送信継続時間、DMRS設定、及び/又は開始位置を示す情報メッセージが、ネットワークノードから受信されうる。Msg3送信は、情報メッセージに基づいて決定されたスケジュールに基づいて送信されうる。
いくつかの実施形態によれば、ネットワークインタフェースと、当該ネットワークインタフェースに接続されたプロセッサと、当該プロセッサによって実行されるプログラムコードを格納するするメモリとを有するネットワークノードが提供されうる。プログラムコードは、動作を行うためにプロセッサによって実行され、当該動作は、ユーザ装置(UE)によるMsg3送信のための、送信継続時間、DMRS設定、及び/又は開始位置を示す情報メッセージを生成することと、UEによるMsg3送信をスケジューリングするためにUEへの情報メッセージのシグナリングの送信を開始することと、を含む。
いくつかの実施形態によれば、ユーザ装置(UE)は、ネットワークインタフェースと、当該ネットワークインタフェースに接続されたプロセッサと、動作を行うために当該プロセッサによって実行されるプログラムコードを格納したメモリと、を備え、当該動作は、Msg3送信のための、送信継続時間、DMRS設定、及び/又は開始位置を示す情報メッセージを、ネットワークノードから受信することと、情報メッセージに基づいて決定されたスケジュールに基づいてMsg3を送信することと、を含む。
本開示の更なる理解を提供するために含まれ、本願に組み込まれて本願の一部を構成する添付の図面は、発明概念の特定の非限定的な実施形態を示す。図面において:
図1は、NRシステムのUE及びgNBによって実行される4ステップの初期アクセス手順の例を示す。
図2は、いくつかの実施形態に係る、UEを設定するために使用される時間領域割り当てテーブルを示す。
図3は、いくつかの実施形態に係る、ネットワークノードによって実行されうる動作及び方法のフローチャートである。
図4は、いくつかの実施形態に係る、UEによって実行されうる動作及び方法のフローチャートである。
図5は、いくつかの実施形態に従って構成されたUEのブロック図である。
図6は、いくつかの実施形態に従って構成されたネットワークノードのブロック図である。
図QQ1は、いくつかの実施形態に係る無線ネットワークのブロック図である。
図QQ2は、いくつかの実施形態に係るユーザ装置のブロック図である。
図QQ3は、いくつかの実施形態に係る仮想化環境のブロック図である。
図QQ4は、いくつかの実施形態に係る、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された遠隔通信ネットワークのブロック図である。
図QQ5は、いくつかの実施形態に係る、基地局を介して部分的に無線コネクションを介してユーザ装置と通信するホストコンピュータのブロック図である。
図QQ6は、いくつかの実施形態に係る、ホストコンピュータ、基地局、及びユーザ装置を含む通信システムにおいて実行される方法のブロック図である。
図QQ7は、いくつかの実施形態に係る、ホストコンピュータ、基地局、及びユーザ装置を含む通信システムにおいて実行される方法のブロック図である。
図QQ8は、いくつかの実施形態に係る、ホストコンピュータ、基地局、及びユーザ装置を含む通信システムにおいて実行される方法のブロック図である。
図QQ9は、いくつかの実施形態に係る、ホストコンピュータ、基地局、及びユーザ装置を含む通信システムにおいて実行される方法のブロック図である。
以下では、発明概念の実施形態の例を示す添付図面を参照して、本発明の概念についてより十分に説明する。しかしながら、発明概念は、多くの異なる形態で具体化されてもよく、本明細書に記載された実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が詳細かつ完全であり、本発明概念の範囲を当業者に十分に伝えるように提供される。これらの実施形態は相互に排他的ではないことにも留意されたい。1つの実施形態からの構成要素は、別の実施形態において存在する/使用されると暗黙に想定されうる。
課題及び潜在的利点
本明細書で開示される発明概念の様々な実施形態は、LTEにおいて、Msg3送信が1つのサブフレームの一定の送信継続時間(即ち、1ms)を有するという現在の認識から生じうる。NRでは、スロットベース及び非スロットベースの両方のMsg3(再)送信がサポートされる。これは、Msg3送信が、異なる複数の送信継続時間でスケジュールされうることを意味する。したがって、Msg3送信のための時間リソース割当てを決定するためにLTEで使用される既知のアプローチを、NRのために再利用することはできない。NRランダムアクセスについては、Msg3送信/再送/反復用の時間リソース割当てを知らせるために、開始位置及び/又は送信時間、及び/又はMsg3送信/再送/反復に関連するDMRS設定(DMRS configuration)を含む、新たなシグナリングが必要とされる。
これらの発明概念の様々なものは、スロット/非スロットMsg3送信の両方をサポートする時間リソースシグナリングメカニズムを提供する。Msg3送信のためにDMRSを柔軟に設定することによって、より信頼性が高く、かつ、リソース効率の良い方法で種々のユースケースをサポートでき、それにより、ULシステム容量が改善される、及び/又はランダムアクセスレイテンシが低減される。
発明概念の実施形態
NRにおけるMsg3送信のための時間リソース割当て設定は、NRにおいて規定されたRARとMsg3との間の最小ギャップと、例えば、RMSI又は無線リソース制御(RRC)における、より高いレイヤのパラメータによって示される準静的(semi-static)TDD設定とを考慮する必要がある。Msg3の送信/再送/反復のための時間リソース設定は、少なくとも送信継続時間、及び/又はDMRS設定、及び/又は開始位置の関数である必要もある。
一実施形態では、Msg3送信/再送/反復をスケジューリングするためにネットワークノードからUEにシグナリングが送信され、当該シグナリングは、送信継続時間、DMRS設定、及び/又はMsg3送信/再送/反復のための開始位置を示す情報を含む。
例1:送信継続時間の関数としての時間リソース割り当てインジケーション
この例では、2、4、7及び14個のOFDMシンボル継続時間のみが、Msg3送信のためにサポートされていると仮定する。サポートされている各送信継続時間に対して固定のDMRSマッピングパターンが仮定される。したがって、Msg3送信を搬送するPUSCHの長さを示すには、2ビットの制御情報フィールドで十分である。Msg3送信に使用する厳密な時間リソースは、2ビットのシグナリング、RARとMsg3との間の最小ギャップ、及び設定されている場合のDL/ULスロット設定、に基づいている
例2:送信継続時間及び開始位置の関数としての時間リソース割り当て設定
この例では、UEは、MSG3送信/再送に使用されるOFDMシンボルを与える、x行(x<=16)の時間領域割り当てテーブルを用いて設定される。当該テーブルは、一般的なPUSCH送信用に設定された16行のテーブルのトランケートバージョンにされてもよいし、又は当該テーブルは、少なくともMSG3送信/再送に使用される専用のテーブルである。当該テーブルの各行は、グラントが受信された時間に対するスロットオフセットを示すフィールドと、開始シンボルとOFDMシンボルの数とを一緒に示すフィールド(又は開始シンボルとOFDMシンボルの数とを別々に示す2つのフィールド)とを含む。当該テーブルは、最初にシステム情報(例えば、残余最小システム情報(RMSI:remaining minimum system information))で設定され、その後にRRCで任意に再設定されてもよい。当該テーブルは、デフォルトとして固定のテーブルとされ、異なる設定が優先される場合にRRC又はRMSIによって上書きされてもよい。図2は、いくつかの実施形態に係る、UEを設定するために使用される時間領域割り当てテーブルを示す(ヌメロロジー1)。
例3:設定変更可能なDMRSマッピングを用いた時間リソース割り当て設定
この例では、使用されるDMRSマッピングが更にシグナリングされうる。各送信長(2、4、7又は14個のOFDMシンボル)に対応するMSG3に使用される固定DMRSパターンは、例えばRMSI及び/又はRRCにおいて、より高いレイヤのパラメータによって示されうる。あるいは、各送信長(2、4、7、又は14個のOFDMシンボル)に対応するMSG3に使用されるDMRSパターンのセットは、例えばRMSI及び/又はRRCにおいて、より高いレイヤのパラメータによって示され、RARグラントが、MSG3送信のためにどのDMRSパターンを使用すべきかを動的に示すか、又はL1/L2制御シグナリングが、MSG3再送のためにどのDMRSパターンを使用すべきかを示す。
例4:アグリゲーションを用いる時間リソース割り当て設定
この例では、アグリゲーション係数が更にシグナリングされうる。MSG3のために使用される単一のアグリゲーション係数は、例えばRMSI及び/又はRRCにおいて、より高いレイヤのパラメータによって示されうる。あるいは、MSG3のために使用されるアグリゲーション係数のセットは、例えばRMSI及び/又はRRCにおいて、より高いレイヤのパラメータによって示され、RARグラントが、MSG3送信のためにどのアグリゲーション係数を使用すべきかを動的に示すか、又はL1/L2制御シグナリングが、MSG3再送のためにどのアグリゲーション係数を使用すべきかを示す。
その他の態様
一実施形態として、時間リソース割り当て設定は、UEに関する何らかの事前情報に基づいてネットワークによって選択されうる。例えば、事前情報は、検出されたプリアンブルインデックス又はプリアンブルグループインデックスによって取得されることができ、各プリアンブルグループインデックスは、特定のユースケース(例えば、モビリティ、送信電力制限、UE位置、UE能力)に関連付けられる。UEは、例えば、その内蔵GPSセンサに基づいてそのドップラーを判定できるか、又は受信したDL信号に基づいてドップラーを判定できる。
また、gNBは、受信したプリアンブルにおける周波数オフセットを、又は受信したプリアンブルの変化の速度を判定し、それに基づいて、どのDM-RSパターンがMsg3に適しうるかを判定しうる。
別の実施形態として、時間割当て(例えばスケジューリングオフセット)が、使用されるヌメロロジー(例えば、サブキャリア間隔)に依存することを提案する。当該依存性は、仕様で定められうる、及び/又はシステム情報(例えば、RMSI)及び/又はRRCで設定されうる。
UE及びネットワークノードの要素例:
図5は、本明細書で開示される実施形態に従って動作するように構成されたUE500(無線端末、モバイル機器(ME:mobile equipment)、無線通信装置、無線通信端末、ユーザ装置、ユーザ装置ノード/端末/デバイス等とも称される)の要素を示すブロック図である。UE500は、図1のUE10に対応しうる。示されるように、UE500は、少なくとも1つのアンテナ507(アンテナとも称される)と、無線アクセスネットワークの基地局又は他の無線トランシーバ要素とのアップリンク及びダウンリンク無線通信を提供するように構成された送信機及び受信機を含む、少なくとも1つのトランシーバ回路501(トランシーバとも称される)とを含みうる。UE500は更に、トランシーバ501と接続された少なくとも1つのプロセッサ回路503(プロセッサとも称される)と、プロセッサ503と接続された少なくとも1つのメモリ回路505(メモリとも称される)とを含みうる。メモリ505は、コンピュータ読み取り可能プログラムコードであって、プロセッサ503によって実行されると、本明細書に開示されるUEについての実施形態による動作をプロセッサ503に実行させる、プログラムコードを含みうる。他の実施形態によれば、別個のメモリ回路が必要とされないように、プロセッサ503がメモリを含むように定められてもよい。UE500は更に、プロセッサ503と接続されたインタフェース(ユーザインタフェース等)を含みうる。
本明細書で説明するように、UE500の動作は、プロセッサ503及び/又はトランシーバ501によって実行されうる。代替的又は追加的には、UE500は、それぞれの動作(例えば、UEの例示的な実施形態に関して本明細書で説明される動作)を実行するモジュール(例えば、ソフトウェア及び/又は回路)を含みうる。
図6は、本明細書で開示される1つ以上の実施形態に係るネットワークノード600の要素を示すブロック図である。ネットワークノード600は、図1のネットワークノード20に対応しうる。示されるように、ネットワークノード600は、UEとの通信、アクセスネットワーク、コアネットワーク、及び/又は他のシステムノードのうちの1つ以上等の他のネットワークノードとの通信を提供するように構成された少なくとも1つのネットワークインタフェース回路607(ネットワークインタフェースとも称される)を含みうる。ネットワークノード600は更に、ネットワークインタフェース607と接続された少なくとも1つのプロセッサ回路603(プロセッサとも称される)と、プロセッサ603と接続された少なくとも1つのメモリ回路605(メモリとも称される)とを含みうる。メモリ605は、コンピュータ読み取り可能プログラムコードであって、プロセッサ603によって実行されると、本明細書に開示されるネットワークノードについての実施形態による動作をプロセッサ603実行させる、プログラムコードを含みうる。他の実施形態によれば、別個のメモリ回路が必要とされないように、プロセッサ603がメモリを含むように定められてもよい。
本明細書で説明されるように、ネットワークノード600の動作は、プロセッサ603及び/又はネットワークインタフェース607によって実行されうる。例えば、プロセッサ603は、ネットワークインタフェース607を制御して、ネットワークインタフェース607を介して、UE、1つ以上の他のネットワークノード及び/又は他のシステムノードへ通信を送信すること、及び/又は、ネットワークインタフェース607を介して通信を受信することを行いうる。代替的又は追加的には、ネットワークノード600は、それぞれの動作(例えば、ネットワークノードの例示的な実施形態に関して本明細書で説明される動作)を実行するモジュール(例えば、回路)を含みうる。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載の動作の一部又は全部は、1つ以上のネットワークノードによってホストされる1つ以上の仮想環境に実装される1つ以上の仮想マシンによって実行される仮想コンポーネントとして実装されてもよい。更に、仮想ノードが無線アクセスノードではない又は無線接続を必要としない実施形態(例えば、コアネットワークノード)では、ネットワークノードは完全に仮想化されてもよい。
上記動作は、本明細書で開示される実施形態のいくつかについての特徴、機能、及び/又は利点のいくつかを実装するように動作可能な(代替的には、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能等と称されうる)1つ以上のアプリケーションによって実装されうる。アプリケーションは、処理回路及びメモリを備えるハードウェアを提供する仮想化環境で実行される。メモリは、処理回路によって実行可能な命令を含み、それによって、アプリケーションは、本明細書で開示される特徴、利点、及び/又は機能のうちの1つ以上を提供するように動作可能である。
NRのためのUL送信手順の更なる詳細について説明する。
ULグラント/DL SPSを伴わないタイプ2 UL送信のためのアクティブ化及び非アクティブ化シグナリングは、DCI内の2つのフィールドの異なる値によって区別されうる。アクティブ化と非アクティブ化とを区別できる2つのフィールドは、以下のとおり、時間領域リソース割り当て(time domain resource allocation)とリソースブロック割り当て(resource block assignment)である。
‐ 時間領域リソース割り当て:非アクティブ化に使用される時間領域リソース割り当てにおける未使用フィールドの1つ
‐ リソースブロック割り当て:非アクティブ化の際に全て1に設定される
一実施形態では、設定されたグラントタイプ2のアクティブ化及び非アクティブ化が、リソースブロック割り当て及び時間領域割り当てによって区別されうる。設定されたグラントタイプ2を非アクティブ化するために、リソースブロック割り当てと時間領域リソース割り当てとの両方は全て1に設定される。
半永続的CSI報告をアクティブ化及び非アクティブ化するために、同じフィールドが再使用されうる。SPSとSP-CSIとは異なるRNTIを使用しているため、これが問題にならないことは明らかである。
ある実施形態では、SP-CSI報告のアクティブ化及び非アクティブ化のために、SPSに使用されるのと同じ2つのフィールドが使用されうる。
PUSCH上のUCI
アップリンク制御情報(UCI)は、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)又は物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のいずれかによって搬送されうるとともに、1つ又はいくつかのアップリンク制御情報(即ち、DL確認応答(ACK/NACK)、チャネル品質インジケータ(CQI)、又はスケジューリング要求(SR))を含む。UCIは、UEがULでユーザデータを送信する場合にPUSCH上で送信されるか、
送信対象のユーザデータが無い場合にPUCCHで搬送される。制御データの符号化及び対応するマッピングは、36.212の第5.2.2.6節に記載のように行われる。
ULグラントを伴うUL送信の場合と同様に、ULグラントタイプ1又はタイプ2を伴わないPUSCH送信上でのUCIの送信のために、リソースの一部がUCIの送信のために予約されうる。また、両方のタイプについて、beta_offset値のセットが必要とされうるが、動的グラントのために使用される使われるbeta_offset値から導出されてもよい。
設定されたグラント上のUCIについての別の実施形態では、動的グラントのためのパラメータと同様のパラメータが使用されうる。
RARにおけるMsg3のULグラント
RARグラント
ランダムアクセス手順の一部として、MSG1でランダムアクセス要求(Random Access Request)を受信した後、gNBは、MSG2 ‐ランダムアクセス応答(RAR:Random Access Response)メッセージ‐ で、UEがMSG3(RRC接続要求(RRC Connection Request))を送信するために必要な情報を提供しうる。これは、物理レイヤにおけるRARグラントと称される。LTEでは、RARグラントは、[1]のようにMSBからLSBまで以下のコンテンツを有する20ビットメッセージである。
●ホッピングフラグ - 1 ビット
‐ これは、周波数ホッピングが有効化されるか否かを管理する情報の1ビットである。当該ビットの値が1であり、かつ、リソースブロック割り当てがタイプ0である場合、UEは、PUSCH周波数ホッピングを実行しなければならない。
●固定サイズリソースブロック割り当て - 10ビット
Figure 0007044886000001
固定サイズリソースブロック割り当てを、b個の下位ビットにトランケートし、ここで、
Figure 0007044886000002
であり、通常のDCIフォーマット0の規則に従って、トランケートされたリソースブロック割り当てを解釈する。
‐ それ以外の場合
固定サイズリソースブロック割り当て内のNUL_hop個のホッピングビットの後に、値が「0」に設定されたb個の上位ビットを挿入し、ここで、ホッピングビットの数NUL_hopは、ホッピングフラグビットが1に設定されていない場合には0であり、ホッピングフラグビットが1に設定されている場合には表8.4-1に規定されており、
Figure 0007044886000003
であり、通常のDCIフォーマット0の規則に従って拡張リソースブロック割り当てを解釈する
●トランケート変調及び符号化方式 - 4ビット
‐ トランケート変調及び符号化方式フィールドは、ランダムアクセス応答グラントに対応する変調及び符号化方式が、TS36.213からの表8.6.1-のMCSインデックス0~15から決定されるように解釈される
●スケジューリングされたPUSCHのTPCコマンド - 3ビット
‐ TPCコマンドとして3ビットで示され、その値は0~7の間で変化する。TPCコマンド対電力のマッピングは、TS36.213からの表6.2-1で与えられる。TPCコマンド値は、-6dBから8dBの範囲で、ステップサイズは2dBである
‐ UEが、より高いレイヤのパラメータpusch-EnhancementsConfigを用いて設定されている場合、このフィールドは、Msg3の反復回数を示すために使用される
●UL遅延 - 1ビット
‐ 関連するRA-RNTIを有するPDCCHが、サブフレームnにおいて検出され、かつ、対応するDL-SCHトランスポートブロックが、送信されたプリアンブルシーケンスに対する応答を含む場合、UEは、当該応答内の情報に従って、UL遅延フィールドが0に設定されている場合に、第1のサブフレームn+k1(k1≧6)においてUL-SCHトランスポートブロックを送信しなければならず、n+k1はPUSCH送信のための最初の使用可能なULサブフレームであり、ここで、TDDサービングセルでは、PUSCH送信のための最初のULサブフレームは、上位レイヤによって示されるUL/DL設定(即ち、パラメータsubframeAssignment)に基づいて定められる。UEは、当該フィールドが1に設定されている場合には、PUSCH送信を、n+k1より後の次の使用可能なULサブフレームに延期しなければならない。
●CSI要求 - 1ビット
‐ この1ビットの情報は、非周期的CQI、PMI、及びRI報告がPUSCH送信に含まれうるかどうかを決定する。競合ベースのランダムアクセスについては、CSIフィールドは予約されている。
NRにおけるRARグラントについては、LTEにおけるRARグラントと同じサイズを有する、RARにおけるULグラントのための20ビットが使用される。類似のRARグラント構成をNRに使用することは当然であるが、特定のNR固有の設計要素が考慮される必要がある。これらの態様を以下で説明する。
●トランケート変調及び符号化方式については、256QAM無しのMCSテーブルの最初の16行のみを使用することによって、MCSテーブルをトランケートする。使用される特定のMCSテーブルは、ネットワークがアップリンク送信のためにOFDM又はDFT-S-OFDMを設定するかどうかに依存する。
●スケジュールされたPUSCHのためのTPCコマンドについては、2dBのステップサイズで-6dBから8dBの範囲内の値を示すために3ビットが使用されうる。
●CSI要求フィールドについては、gNBがハンドオーバ中にCSIレポートを直接取得することが有用でありうるため、1ビットフィールドが使用されうる。
●時間領域割り当てについては、LTE RARグラントは、暗黙の規則に基づいており、即ち、UL-SCHトランスポートブロックは、最初の使用可能なULサブフレームn+k1、k1≧6においてスケジュールされ、UL遅延フィールドが1に設定された場合、送信はその後、次の使用可能なULサブフレームに延期される。NRは、スロットベースと非スロットベースの両方のMSG3送信をサポートする。非スロットベースの送信については、PUSCHのための2、4及び7個のOFDMシンボルのような継続時間がサポートされうる。NRでは、UEは、PUSCH送信に使用されるOFDMシンボルを与える、16行の時間領域割り当てテーブルを用いて設定されうる。RARグラントについては、仕様で定められた、又はRMSI及び/又はRRCにより設定された4行の、トランケートされた時間領域割り当てテーブルのエントリを示すために、2ビットが時間領域割り当てに使用されうる。
●周波数ホッピングフラグについては、MSG3のためにスロット内周波数ホッピングがサポートされ、それ故に、NRにおけるRARグラントのために1ビットのホッピングフラグが必要とされうる。
●固定サイズリソースブロック割り当てについては、LTE RARグラントと同様に、NRリソース割り当てタイプ1‐開始位置及び長さを有する隣接RBが使用されうる。固定サイズの20ビットRARグラントと上記のフィールドで使用されるビット数では、固定サイズリソースブロック割り当てに残されるビット数は10以下である。約20バイトのMSG3を想定すると、MCS=0、及び1+1+1 DMRS設定を有するスロットベースのPUSCH送信のために6個のRBが必要とされる。表1は、1‐RB粒度の開始位置及び長さを有するいくつかのBWPサイズの例の下で、NRリソース割り当てタイプ1で割り当てられうるRBの最大数を示す。(1)NRにおけるBWPサイズは、最大LTE帯域幅よりも非常に大きくなりうること、及び(2)非スロットベースのMSG3送信がサポートされること、を考慮すると、開始RB位置及び長さは、x‐RB粒度をサポートしなければならず、x≧1である。表2において、いくつかの粒度値の例が与えられている。LTE RARグラントと同様に、
・周波数ホッピングが有効化されない場合、固定サイズリソースブロック割り当てのフィールドに割り当てられた全てのビットが、開始RB位置及び長さを示すために使用されうる。
・周波数ホッピングが有効化される場合、固定サイズリソースブロック割り当てのフィールドに割り当てられたいくつかのMSBビットが、周波数ホッピングのインジケーションのために使用され、残りのLSBビットが、開始RB位置及び長さを示すために使用される。周波数ホッピングのインジケーションに使用されるMSBビットの数は、一般的なPUSCH周波数ホッピングがどのように設計されるか、及び、周波数ホッピング設定が仕様で定められる必要がある、又はシステム情報及び/又はRRCでシグナリングされる必要があることに依存する。
Figure 0007044886000004
Figure 0007044886000005
NRにおける20ビットRARグラントは、MSBからLSBまでの以下のコンテンツを有する:
●ホッピングフラグ - 1ビット
●固定サイズ時間領域割り当て - 2ビット
・仕様で定められている、又はRMSIによって設定されてオプションでRRCによって再設定された、4行のトランケート時間領域割り当てテーブルのエントリを示す
●固定サイズリソースブロック割り当て - 9ビット
・開始RB位置及び長さを示す。開始RB位置及び長さはx‐RB粒度をサポートしなければならず、ここで、xはBWPサイズ、スロット対非スロット送信に依存する。
・周波数ホッピングが有効化されない場合、全てのビットが、開始RB位置及び長さを示すために使用されうる。
・周波数ホッピングが有効化される場合、いくつかのMSBビットが、周波数ホッピングのインジケーションのために使用され、残りのLSBビットが、開始RB位置及び長さを示すために使用される。
●スケジューリングされたPUSCHのTPCコマンド - 3ビット
・2dBのステップサイズで-6dBから8dBまでの範囲内の値を示す
●トランケート変調及び符号化方式 - 4ビット
・アップリンク送信用に設定されたOFDM又はDFT-S-OFDMに依存する、256QAMの無いMCSテーブルの最初の16行のエントリを示す。
●CSI要求 - 1ビット
非周期的CSI報告が、非競合ランダムアクセスにおいてPUSCH送信に含まれるか、及び競合ベースのランダムアクセスのために予約されているかを示す。
参考文献:
[1] Chairman's note, RAN1#91
[2] 3GPP TS 38.321: "NR; Medium Access Control (MAC); Protocol specification".
実施形態の例のリスト
実施形態の例について以下で説明する。参照番号/文字は、参照番号/文字によって示される特定の要素に実施形態の例を限定することなく、例/例示として括弧内に提供される。
[実施形態1]
ネットワークノードによる、設定のスケジューリングを行う方法であって、
ユーザ装置(UE)によるMsg3送信のための送信継続時間、DMRS設定、及び/又は開始位置を示す情報を生成することと、
前記UEによるMsg3送信をスケジューリングするために、前記UEへの前記情報のシグナリングの送信を開始することと、
を含む方法。
[実施形態2]
実施形態1の方法であって、前記生成される情報は、前記UEのMsg3の送信をスケジュールするよう前記UEを制御するように構成される、方法。
[実施形態3]
実施形態1又は2の方法であって、前記情報は、前記Msg3の送信継続時間に基づいて生成される、方法。
[実施形態4]
実施形態1乃至3のいずれかの方法であって、前記情報は、前記Msg3の送信継続時間と、スロット内におけるMsg3送信の開始位置とに基づいて生成される、方法。
[実施形態5]
実施形態1乃至4のいずれかの方法であって、設定DMRSマッピングを用いてMgs3送信のための時間リソース割り当て設定を提供することを更に含む、方法。
[実施形態6]
実施形態1乃4のいずれかの方法であって、アグリゲーションを用いてMgs3送信のための時間リソース割り当て設定を提供することを更に含む、方法。
[実施形態7]
実施形態1乃至6のいずれかによる動作を実行するように構成されたネットワークノード。
[実施形態8]
ネットワークノードであって、
ユーザ装置(UE)によるMsg3送信のための送信継続時間、DMRS設定、及び/又は開始位置を示す情報を生成することと、
前記UEによるMsg3送信をスケジューリングするために、前記UEへの前記情報のシグナリングの送信を開始することと、
を行うように構成されたネットワークノード。
[実施形態9]
実施形態8のネットワークノードであって、実施形態2乃至6のいずれかの方法を実行するように更に構成された、ネットワークノード。
[実施形態10]
ネットワークノードであって、
ネットワークインタフェースと、
前記ネットワークインタフェースに接続されたプロセッサと、
動作を行うために前記プロセッサによって実行されるプログラムコードを格納したメモリと、を備え、前記動作は、
ユーザ装置(UE)によるMsg3送信のための送信継続時間、DMRS設定、及び/又は開始位置を示す情報を生成することと、
前記UEによるMsg3送信をスケジューリングするために、前記UEへの前記情報のシグナリングの送信を開始することと、
を含む、ネットワークノード。
[実施形態11]
実施形態10のネットワークノードであって、前記プログラムコードは、実施形態2乃至6のいずれかの方法を実行するために前記プロセッサによって実行される、ネットワークノード。
[実施形態12]
ユーザ装置(UE)によるスケジューリングを行う方法であって、
Msg3送信のための送信継続時間、DMRS設定、及び/又は開始位置を示す情報を、ネットワークノードから受信することと、
前記情報に基づいて決定されたスケジュールに基づいてMsg3を送信することと、
を含む方法。
[実施形態13]
実施形態12の方法であって、前記情報は、前記Msg3の送信継続時間に基づいている、方法。
[実施形態14]
実施形態12又は13の方法であって、前記情報は、前記Msg3の送信継続時間と、スロット内におけるMsg3送信の開始位置とに基づいている、方法。
[実施形態15]
実施形態12乃至14のいずれかの方法であって、設定DMRSマッピングを用いてMgs3送信のための時間リソース割り当て設定を受信することを更に含む、方法。
[実施形態16]
実施形態12乃15のいずれかの方法であって、アグリゲーションを用いてMgs3送信のための時間リソース割り当て設定を受信することを更に含む、方法。
[実施形態17]
実施形態12乃至16のいずれかによる動作を実行するように構成されたユーザ装置(UE)。
[実施形態18]
ユーザ装置(UE)であって、
Msg3送信のための送信継続時間、DMRS設定、及び/又は開始位置を示す情報を、ネットワークノードから受信することと、
前記情報に基づいて決定されたスケジュールに基づいてMsg3を送信することと、
を行うように構成された、UE。
[実施形態19]
実施形態18のユーザ装置(UE)であって、実施形態13乃至16のいずれかの方法を実行するように更に構成された、UE。
[実施形態20]
ユーザ装置(UE)であって、
ネットワークインタフェースと、
前記ネットワークインタフェースに接続されたプロセッサと、
動作を行うために前記プロセッサによって実行されるプログラムコードを格納したメモリと、を備え、前記動作は、
Msg3送信のための送信継続時間、DMRS設定、及び/又は開始位置を示す情報を、ネットワークノードから受信することと、
前記情報に基づいて決定されたスケジュールに基づいてMsg3を送信することと、
を含む、UE。
[実施形態21]
実施形態20のUEであって、前記プログラムコードは、実施形態13乃至16のいずれかの方法を実行するために前記プロセッサによって実行される、UE。
追加の説明
一般に、本明細書で使用される全ての用語は、異なる意味が明確に与えられ、及び/又は、それが使用される文脈から暗示されない限り、関連する技術分野におけるそれらの通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an/the)エレメント、装置、コンポーネント、手段、ステップ等への言及は全て、特に明記されない限り、エレメント、装置、コンポーネント、手段、ステップ等の少なくとも1つのインスタンスを指すものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書に開示される任意の方法のステップは、ステップが別のステップの後又は前として明示的に説明されている場合、及び/又はステップが別のステップの後又は前になければならないことが黙示的でる場合を除き、開示される正確な順序で実行される必要はない。本明細書に開示される実施形態のいずれかの任意の特徴は、適切な場合には、任意の他の実施形態に適用されてもよい。同様に、任意の実施形態の任意の利点は、任意の他の実施形態に適用されることができ、その逆も同様である。包含される実施形態の他の目的、特徴、及び利点は、以下の説明から明らかになる。
以下、添付図面を参照して、本明細書において検討される実施形態のいくつかについてより十分に説明する。しかしながら、他の実施形態は本明細書に開示された主題の範囲内に含まれ、開示された主題は、本明細書に記載された実施形態のみに限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は主題の範囲を当業者に伝えるために例として提供される。
図QQ1:いくつかの実施形態に係る無線ネットワーク。
本明細書で説明される主題は任意の好適なコンポーネントを使用して任意の適切な種類のシステムで実装されうるが、本明細書で開示される実施形態は、図QQ1に示される例示的な無線ネットワーク等の無線ネットワークに関連して説明される。簡単化のため、図QQ1の無線ネットワークは、ネットワークQQ106、ネットワークノードQQ160及びQQ160b、並びにWD QQ110、QQ110b及びQQ110c(モバイル端末とも称される)のみを示す。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、又は無線デバイスと他の通信デバイス(例えば、固定電話、サービスプロバイダ、又は他の任意のネットワークノード又はエンドデバイス)との間の通信をサポートするのに適した任意の追加要素を更に含みうる。図示されたコンポーネントのうち、ネットワークノードQQ160及び無線デバイス(WD)QQ110が、更なる詳細とともに示されている。無線ネットワークは、無線デバイスによって提供されるサービス又は無線デバイスを介して提供されるサービスへの無線デバイスのアクセス及び/又は当該サービスの使用を容易にするために、通信及び他のタイプのサービスを1つ以上の無線デバイスに提供しうる。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信、遠隔通信、データ、セルラ、及び/又は無線ネットワーク又は他の同様のタイプのシステムを備えうる、及び/又はそれらとのインタフェースを行いうる。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格又は他のタイプの予め定められた規則又は手順に従って動作するように構成されうる。このため、無線ネットワークの特定の実施形態は、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、及び/又は他の適切な2G、3G、4G若しくは5G規格等の通信規格と、IEEE 802.11規格等の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格と、Worldwide Interoperability for Microwave Access(WiMax)、Bluetooth(登録商標)、Z‐Wave及び/又はZigBee(登録商標)規格等の、任意の他の適切な無線通信規格と、の少なくとも1つを実装しうる。
ネットワークQQ106は、1つ以上のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、及びデバイス間の通信を可能にする他のネットワーク、を含みうる。
ネットワークノードQQ160及びWD QQ110は、以下でより詳細に説明する様々なコンポーネントを備える。これらのコンポーネントは、無線ネットワークで無線コネクションを提供する等の、ネットワークノード及び/又は無線デバイスの機能を提供するために連携する。種々の実施形態において、無線ネットワークは、任意の数の有線又は無線ネットワークと、ネットワークノードと、基地局と、コントローラと、無線デバイスと、中継局と、有線又は無線コネクションを介するかどうかによらずデータ及び/又は信号の通信を容易にしうる又は当該通信に参加しうる任意の他のコンポーネント又はシステムとのうちの少なくとも1つを備えうる。
本明細書で使用されるように、ネットワークノードは、無線デバイスへの無線アクセスを可能にする及び/又は提供するため、及び/又は、無線ネットワーク内の他の機能(例えば、管理)を実行するために、無線デバイスと直接又は間接の通信、及び/又は無線ネットワーク内の他のネットワークノード又は装置との通信を、行うことができる装置、行うように構成された装置、及び/又は行うように動作可能な装置を指す。ネットワークノードの例には、アクセスポイント(AP)(例えば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(例えば、無線基地局、ノードB、進化型ノードB(eNB)及びNRノードB(gNB))が含まれるが、これらに限定されない。基地局は、それらが提供するカバレッジの量(又は別の言い方をすれば、それらの送信電力レベル)に基づいて分類される場合があり、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、又はマクロ基地局とも称されうる。基地局は、リレーを制御するリレーノード又はリレードナーノードであってもよい。ネットワークノードは更に、集中型デジタルユニット及び/又はリモート無線ユニット(RRU)(リモート無線ヘッド(RRH)と称される場合がある)等の、分散型無線基地局の1つ以上の(又は全ての)部分を含みうる。このようなリモート無線ユニットは、アンテナ一体型無線機としてアンテナと一体化される場合とされない場合がある。分散型無線基地局の一部は、分散アンテナシステム(DAS)におけるノードとも称されることがある。ネットワークノードの更に別の例には、MSR BR等のマルチスタンダード無線(MSR)機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)又は基地局コントローラ(BSC)等のネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(例えば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(例えば、E-SMLC)、及び/又はMDTが含まれる。別の例として、ネットワークノードは、以下においてより詳細に説明されるように、仮想ネットワークノードであってもよい。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線ネットワークへのアクセスを有する無線デバイスを実現及び/又は提供するように、又は、無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供するように、能力を有する、構成された、配置された、及び/又は動作可能な、任意の適切なデバイス(又はデバイス群)を表しうる。
図QQ1では、ネットワークノードQQ160は、処理回路QQ170、デバイス読取可能媒体QQ180、インタフェースQQ190、補助装置QQ184、電源QQ186、電力回路QQ187、及びアンテナQQ162を備える。図QQ1の例示的な無線ネットワークに示されたネットワークノードQQ160は、ハードウェアコンポーネントの図示された組み合わせを含むデバイスを表しうるが、他の実施形態は、異なるコンポーネントの組み合わせを有するネットワークノードを含みうる。ネットワークノードは、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能、及び方法を実行するために必要とされるハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の適切な組み合わせを備えることを理解されたい。更に、ネットワークノードQQ160のコンポーネントは、より大きなボックス内に配置された単一のボックスとして示されているか、又は複数のボックス内にネストされているが、実際には、ネットワークノードは、単一の図示されたコンポーネントを構成する複数の異なる物理的なコンポーネントを備えうる(例えば、デバイス読取可能媒体QQ180は、複数の別個のハードドライブと複数のRAMモジュールを備えうる)。
同様に、ネットワークノードQQ160は、複数の物理的に別個のコンポーネント(例えば、ノードBコンポーネント及びRNCコンポーネント、又はBTSコンポーネント及びBSCコンポーネント等)で構成されてもよく、それらはそれぞれ、独自のそれぞれのコンポーネントを有してもよい。ネットワークノードQQ160が複数の別個のコンポーネント(例えば、BTS及びBSCコンポーネント)を備える特定のシナリオでは、別個のコンポーネントのうちの1つ以上がいくつかのネットワークノード間で共有されうる。例えば、単一のRNCが複数のノードBを制御してもよい。このようなシナリオでは、固有のノードBとRNCとの各ペアが、単一の個別のネットワークノードと見なされる場合がある。いくつかの実施形態では、ネットワークノードQQ160は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように構成されうる。そのような実施形態では、いくつかのコンポーネントが重複していてもよく(例えば、異なるRATのための別個のデバイス読取可能媒体QQ180)、いくつかのコンポーネントは再使用されてもよい(例えば、同じアンテナQQ162が複数のRATによって共有されてもよい)。また、ネットワークノードQQ160は、例えば、GSM、WCDMA(登録商標)、LTE、NR、WiFi又はBluetooth無線技術のような、ネットワークノードQQ160に統合される異なる複数の無線技術のための様々な例示されたコンポーネントの複数のセットを含みうる。これらの無線技術は、ネットワークノードQQ160内の同一の又は異なるチップ又はチップのセット及び他のコンポーネントに統合されうる。
処理回路QQ170は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される任意の判定、計算、又は類似の動作(例えば、ある取得動作)を実行するように構成される。処理回路QQ170によって実行されるこれらの動作は、例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報又は変換された情報を、ネットワークノードに格納された情報と比較すること、及び/又は取得された情報又は変換された情報に基づいて1つ以上の動作を実行すること、及び上記の処理の結果として判定を行うことによって、処理回路QQ170によって取得された情報を処理することを含みうる。
処理回路QQ170は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央演算処理装置、デジタルシグナルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は任意の他の適切なコンピューティングデバイス、リソース、又はハードウェア、ソフトウェア及び/又は符号化ロジックの組み合わせ、のうちの1つ以上の組み合わせを備えてよく、これらは、単独で提供、又はデバイス読取可能媒体QQ180、ネットワークノードQQ160の機能等の、他のネットワークノードQQ160コンポーネントと併用して提供するように動作可能である。例えば、処理回路QQ170は、デバイス読取可能媒体QQ180又は処理回路QQ170内のメモリに格納された命令を実行しうる。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線フィーチャ、機能、又は利益のいずれかを提供することを含みうる。一部の実施形態において、処理回路QQ170は、システムオンチップ(SOC)上のシステムを含みうる。
いくつかの実施形態では、処理回路QQ170は、無線周波数(RF)トランシーバ回路QQ172及びベースバンド処理回路QQ174のうちの1つ以上を含みうる。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路QQ172及びベースバンド処理回路QQ174は、別個のチップ(又はチップのセット)、ボード、又は無線ユニット及びデジタルユニット等のユニット上にあってもよい。代替の実施形態では、RFトランシーバ回路QQ172及びベースバンド処理回路QQ174の一部又は全部が、同じチップ又はチップのセット、ボード、又はユニット上にあってもよい。
特定の実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNB、又はその他のネットワークデバイスによって提供されるものとして説明される機能の一部又は全部は、デバイス読取可能媒体QQ180上に格納されている又は処理回路QQ170内のメモリに格納されている命令が処理回路QQ170によって実行されることによって実行されうる。代替の実施形態では、当該機能の一部又は全部は、ハードワイヤード方式等で、別個の又は個別のデバイス読取可能媒体上に格納された命令を実行することなく、処理回路QQ170によって提供されうる。これらの実施形態のいずれにおいても、デバイス読取可能記憶媒体上に格納された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路QQ170は、説明される機能を実行するように構成されうる。そのような機能によって提供される利点は、処理回路QQ170のみ、又はネットワークノードQQ160の他のコンポーネントに限定されず、ネットワークノードQQ160全体によって、及び/又はエンドユーザ及び無線ネットワーク全体によって享受される。
デバイス読取可能媒体QQ180は、限定されることなく、永続的ストレージ、ソリッドステートメモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光学媒体、ランダムアクセスメモリ、読み出し専用メモリ、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(例えば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)又はデジタルビデオディスク(DVD))、及び/又は処理回路QQ170によって使用されうる情報、データ及び/又は命令を格納するその他の揮発性又は不揮発性、非一時的なデバイス読取可能及び/又はコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む、任意の形態の揮発性又は不揮発性コンピュータ読取可能メモリを含みうる。デバイス読取可能媒体QQ180は、処理回路QQ170によって実行され、ネットワークノードQQ160によって利用されることが可能な、コンピュータプログラムと、ソフトウェアと、ロジック、ルール、コード、テーブル等のうちの1つ以上を含むアプリケーションと、他の命令との少なくとも1つを含む、任意の適切な命令、データ、又は情報を格納しうる。デバイス可読媒体QQ180は、処理回路QQ170によって行われた任意の演算値、及び/又はインタフェースQQ190を介して受信された任意のデータを格納するために使用されうる。いくつかの実施形態では、処理回路QQ170及びデバイス読取可能媒体QQ180が一体化されていると見なされる場合がある。
インタフェースQQ190は、ネットワークノードQQ160、ネットワークQQ106、及び/又はWD QQ110間のシグナリング及び/又はデータの有線又は無線通信に使用される。図示されるように、インタフェースQQ190は、例えば有線コネクションを介してネットワークQQ106との間でデータを送受信するための(複数の)ポート/端子QQ194を備える。インタフェースQQ190は更に、アンテナQQ162に結合されうるか又は特定の実施形態ではその一部でありうる無線フロントエンド回路QQ192を含む。無線フロントエンド回路QQ192は、フィルタQQ198及び増幅器QQ196を備える。無線フロントエンド回路QQ192は、アンテナQQ162及び処理回路QQ170に接続されてもよい。無線フロントエンド回路は、アンテナQQ162と処理回路QQ170との間で通信される信号を調整するように構成されうる。無線フロントエンド回路QQ192は、無線コネクションを介して他のネットワークノード又はWDへ送出されるデジタルデータを受信しうる。無線フロントエンド回路QQ192は、フィルタQQ198及び/又は増幅器QQ196の組み合わせを用いて、デジタルデータを、適切なチャネル及び帯域幅パラメータを有する無線信号に変換しうる。その後、無線信号は、アンテナQQ162を介して送信されうる同様に、データを受信する場合、アンテナQQ162は、無線信号を収集し、当該無線信号は無線フロントエンド回路QQ192によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路QQ170に渡われる。他の実施形態では、インタフェースは、異なるコンポーネント及び/又はコンポーネントの異なる組み合わせを含みうる。
特定の代替実施形態では、ネットワークノードQQ160は別個の無線フロントエンド回路QQ192を含んでいなくてもよく、その代わりに、処理回路QQ170が、無線フロントエンド回路を含み、別個の無線フロントエンド回路QQ192を伴わずにアンテナQQ162に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路QQ172の全て又はいくつかは、インタフェースQQ190の一部とみなされうる。更に他の実施形態では、インタフェースQQ190は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つ以上のポート又は端子QQ194、無線フロントエンド回路QQ192、及びRFトランシーバ回路QQ172を含みうるとともに、インタフェースQQ190は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路QQ174と通信しうる。
アンテナQQ162は、無線信号を送信及び/又は受信するように構成された1つ以上のアンテナ又はアンテナアレイを含みうる。アンテナQQ162は、無線フロントエンド回路QQ190に結合されうるとともに、データ及び/又は信号を無線で送受信することが可能な任意のタイプのアンテナでありうる。いくつかの実施形態では、アンテナQQ162は、例えば2GHzと66GHzとの間で無線信号を送受信するように動作可能な、1つ以上の無指向性アンテナ、セクタアンテナ又はパネルアンテナを含んでもよい。無指向性アンテナは、任意の方向において無線信号を送受信するために使用されうる。セクタアンテナは、特定の領域内のデバイスからの無線信号を送受信するために使用されうる。パネルアンテナは、比較的直線状に無線信号を送受信するために使用される見通し内アンテナでありうる。いくつかの例では、2つ以上のアンテナの使用はMIMOと称されうる。いくつかの実施形態では、アンテナQQ162は、ネットワークノードQQ160とは別個であってもよく、インタフェース又はポートを介してネットワークノードQQ160に接続可能であってもよい。
アンテナQQ162、インタフェースQQ190、及び/又は処理回路QQ170は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作及び/又は特定の取得動作を実行するように構成されうる。任意の情報、データ及び/又は信号は、無線デバイス、別のネットワークノード、及び/又は任意の他のネットワーク機器から受信されうる。同様に、アンテナQQ162、インタフェースQQ190、及び/又は処理回路QQ170は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実行するように構成されうる。任意の情報、データ及び/又は信号は、無線デバイス、別のネットワークノード、及び/又は任意の他のネットワーク機器へ送信されうる。
電力回路QQ187は、電力管理回路を含みうるか又は電力管理回路に結合されうるとともに、本明細書に記載の機能を実行するための電力をネットワークノードQQ160のコンポーネントに供給するように構成される。電力回路QQ187は、電源QQ186から電力を受信しうる。電源QQ186及び/又は電力回路QQ187は、それぞれのコンポーネントに適した形式で(例えば、各コンポーネントに必要な電圧及び電流レベルで)ネットワークノードQQ160の様々なコンポーネントに電力を供給するように構成されうる。電源QQ186は、電力回路QQ187及び/又はネットワークノードQQ160に含まれてもよいし、又はその外部に設けられてもよい。例えば、ネットワークノードQQ160は、電気ケーブル等の入力回路又はインタフェースを介して、外部電源(例えば、電気コンセント)に接続可能であってもよく、それにより外部電源が電力回路QQ187に電力を供給する。更なる例として、電源QQ186は、電力回路QQ187に接続又は統合される、バッテリ又はバッテリパックの形態の電源を含みうる。外部電源に障害が発生した場合、バッテリがバックアップ電力を供給しうる。光起電デバイスのような他のタイプの電源も使用されうる。
ネットワークノードQQ160の代替的な実施形態は、本明細書に記載の機能のいずれか、及び/又は本明細書に記載の主題をサポートするために必要な任意の機能を含む、ネットワークノードの機能のある態様を提供することに関与しうる、図QQ1に示されるもの以外の追加のコンポーネントを含みうる。例えば、ネットワークノードQQ160は、ネットワークノードQQ160への情報の入力を可能にし、かつ、ネットワークノードQQ160からの情報の出力を可能にするユーザインタフェース機器を含みうる。これにより、ユーザは、ネットワークノードQQ160の診断、保守、修理、及び他の管理機能を行いうる。
本明細書で使用されるように、無線デバイス(WD)は、ネットワークノード及び/又は他の無線デバイスと無線で通信するように、能力を有する、構成された、配置された及び/又は動作可能なデバイスを指す。特に断りの無い限り、WDとの用語、本明細書ではユーザ装置(UE)と互換的に使用されうる。無線通信は、電磁波、電波、赤外線、及び/又は空気を介して情報を伝達するのに適した他のタイプの信号を使用して、無線信号を送信及び/又は受信することを伴いうる。いくつかの実施形態では、WDは、直接的なヒューマンインタラクションを伴わずに情報を送信及び/又は受信するように構成されうる。例えば、WDは、所定のスケジュールで、内部又は外部のイベントによってトリガされたとき、又はネットワークからの要求に応答して、ネットワークに情報を送信するように設計されてもよい。WDの例には、スマートフォン、携帯電話、voice over IP(VoIP)電話、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線カメラ、ゲーム機又はデバイス、音楽ストレージ、再生装置、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップ、laptop-embedded equipment(LEE)、laptop-mounted equipment(LME)、スマートデバイス、無線カスタマー構内設備(CPE:customer-premise equipment)、車載無線端末デバイス等が含まれるが、これらに限定されない。WDは、例えば、サイドリンク通信、vehicle-to-vehicle(V2V)、vehicle-to-infrastructure(V2I)、vehicle-to-everything(V2X)のための3GPP標準規格を実装することによって、device-to-device(D2D)通信をサポートすることがあり、この場合、D2D通信デバイスと称されることがある。更に別の具体例として、Internet of Things(IoT)シナリオでは、WDは、モニタリング及び/又は測定を実行し、そのようなモニタリング及び/又は測定の結果を別のWD及び/又はネットワークノードに送信するマシン又は他のデバイスを表しうる。この場合、WDは、3GPPコンテキストではMTCデバイスと称されうるmachine-to-machine(M2M)デバイスでありうる。1つの具体例として、WDは、3GPPのnarrow band(狭帯域)internet of things(NB-IoT)標準規格を実装するUEでありうる。そのようなマシン又はデバイスの具体例は、センサ、電力メータ等の計量デバイス、産業機械、又は家庭用若しくは個人用機器(例えば、冷蔵庫、テレビ等)、個人用ウェアラブル(例えば、時計、フィットネストラッカー等)である。他のシナリオでは、WDは、その動作状態、又はその動作に関連する他の機能を
モニタリング及び/又は報告することができる車両又は他の機器を表しうる。上述のようなWDは、無線コネクションのエンドポイントを表してもよく、その場合、デバイスは無線端末と称されうる。更に、上述のようなWDは、モバイルであってもよく、その場合、モバイルデバイス又はモバイル端末とも称されうる。
図示されるように、無線デバイスQQ110は、アンテナQQ111、インタフェースQQ114、処理回路QQ120、デバイス読取可能媒体QQ130、ユーザインタフェース機器QQ132、補助装置QQ134、電源QQ136、及び電力回路QQ137を備える。WD QQ110は、例えば、例を挙げるだけでも、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、又はBluetooth無線技術等の、WD QQ110によってサポートされる異なる無線技術のために、図示されているコンポーネントのうちの1つ以上から成る複数のセットを含みうる。これらの無線技術は、WD QQ110内の他のコンポーネントと同一の又は異なるチップ又はチップセットに統合されうる。
アンテナQQ111は、無線信号を送信及び/又は受信するように構成された1つ以上のアンテナ又はアンテナアレイを含みうるとともに、インタフェースQQ114に接続される。特定の代替の実施形態では、アンテナQQ111は、WD QQ110とは別個であってもよく、インタフェース又はポートを介してWD QQ110に接続可能であってもよい。アンテナQQ111、インタフェースQQ114、及び/又は処理回路QQ120は、WDによって実行されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実行するように構成されうる。任意の情報、データ、及び/又は信号は、ネットワークノード及び/又は別のWDから受信されうる。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路及び/又はアンテナQQ111は、インタフェースとみなされうる。
図示されるように、インタフェースQQ114は、無線フロントエンド回路QQ112及びアンテナQQ111を備える。無線フロントエンド回路QQ112は、1つ以上のフィルタQQ118及び増幅器QQ116を備える。無線フロントエンド回路QQ114は、アンテナQQ111及び処理回路QQ120に接続され、アンテナQQ111と処理回路QQ120との間で通信される信号を調整するように構成される。無線フロントエンド回路QQ112は、アンテナQQ111に結合されてもよいし、又はその一部であってもよい。いくつかの実施形態では、WD QQ110は別個の無線フロントエンド回路QQ112を含まなくてもよく、むしろ、処理回路QQ120が無線フロントエンド回路を含み、アンテナQQ111に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路QQ122のいくつか又は全ては、インタフェースQQ114の一部とみなされうる。無線フロントエンド回路QQ112は、無線コネクションを介して他のネットワークノード又はWDに送出されるデジタルデータを受信しうる。無線フロントエンド回路QQ112は、フィルタQQ118及び/又は増幅器QQ116の組み合わせを用いて、デジタルデータを、適切なチャネル及び帯域幅パラメータを有する無線信号に変換しうる。その後、無線信号は、アンテナQQ111を介して送信されうる同様に、データを受信する場合、アンテナQQ111は、無線信号を収集し、当該無線信号は無線フロントエンド回路QQ112によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路QQ120に渡われる。他の実施形態では、インタフェースは、異なるコンポーネント及び/又はコンポーネントの異なる組み合わせを含みうる。
処理回路QQ120は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央演算処理装置、デジタルシグナルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は任意の他の適切なコンピューティングデバイス、リソース、又はハードウェア、ソフトウェア及び/又は符号化ロジックの組み合わせ、のうちの1つ以上の組み合わせを備えてよく、これらは、単独で提供、又はデバイス読取可能媒体QQ130、WD QQ110の機能等の、他のWD QQ110コンポーネントと併用して提供するように動作可能である。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線フィーチャ、又は利益のいずれかを提供することを含みうる。例えば、処理回路QQ120は、本明細書で開示される機能を提供するために、デバイス読取可能媒体QQ130又は処理回路QQ120内のメモリに格納された命令を実行しうる。
図示されるように、処理回路QQ120は、RFトランシーバ回路QQ122、ベースバンド処理回路QQ124、及びアプリケーション処理回路QQ126のうちの1つ以上を含む。他の実施形態では、処理回路は、異なるコンポーネント及び/又はコンポーネントの異なる組み合わせを含みうる。いくつかの実施形態では、WD QQ110の処理回路QQ120はSOCを備えうる。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路QQ122、ベースバンド処理回路QQ124、及びアプリケーション処理回路QQ126は、別個のチップ又はチップセット上にあってもよい。代替の実施形態では、ベースバンド処理回路QQ124及びアプリケーション処理回路QQ126の一部又は全部は、1つのチップ又はチップセットに結合されてもよく、RFトランシーバ回路QQ122は別個のチップ又はチップセット上にあってもよい。更に代替の実施形態では、RFトランシーバ回路QQ122及びベースバンド処理回路QQ124の一部又は全部は、同一のチップ又はチップセット上にあってもよく、アプリケーション処理回路QQ126は、別個のチップ又はチップセット上にあってもよい。更に他の代替の実施形態では、RFトランシーバ回路QQ122、ベースバンド処理回路QQ124、及びアプリケーション処理回路QQ126の一部又は全部は、同一のチップ又はチップセットにおいて結合されてもよい。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路QQ122は、インタフェースQQ114の一部であってもよい。RFトランシーバ回路QQ122は、処理回路QQ120のためにRF信号を調整しうる。
ある実施形態では、WDによって実行されるものとして本明細書に記載の機能の一部又は全部は、ある実施形態ではコンピュータ読取可能記憶媒体でありうるデバイス読取可能媒体QQ130上に格納された命令を実行する処理回路QQ120によって提供されうる。代替の実施形態では、当該機能の一部又は全部は、ハードワイヤード方式等で、別個の又は個別のデバイス読取可能記憶媒体上に格納された命令を実行することなく、処理回路QQ120によって提供されうる。これらの特定の実施形態のいずれにおいても、デバイス読取可能記憶媒体上に格納された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路QQ120は、説明される機能を実行するように構成されうる。そのような機能によって提供される利点は、処理回路QQ120のみ、又はWD QQ110の他のコンポーネントに限定されず、WD QQ110全体によって、及び/又はエンドユーザ及び無線ネットワーク全体によって享受される。
処理回路QQ120は、WDによって実行されるものとして本明細書に記載の任意の判定、計算、又は類似の動作(例えば、ある取得動作)を実行するように構成されうる。処理回路QQ120によって実行されるようなこれらの動作は、例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報又は変換された情報を、WD QQ110により格納された情報と比較すること、及び/又は取得された情報又は変換された情報に基づいて1つ以上の動作を実行すること、及び上記の処理の結果として判定を行うことによって、処理回路QQ120によって取得された情報を処理することを含みうる。
デバイス読取可能媒体QQ130は、処理回路QQ120によって実行されることが可能な、コンピュータプログラムと、ソフトウェアと、ロジック、ルール、コード、テーブル等のうちの1つ以上を含むアプリケーションと、他の命令とのうちの少なくとも1つを格納するように動作可能でありうる。デバイス読取可能媒体QQ130は、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)又は読み出し専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(例えば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)又はデジタルビデオディスク(DVD))、及び/又は処理回路QQ120によって使用されうる情報、データ及び/又は命令を格納する任意の他の揮発性又は不揮発性、非一時的なデバイス読取可能及び/又はコンピュータ実行可能メモリデバイスを含みうる。いくつかの実施形態では、処理回路QQ120及びデバイス読取可能媒体QQ130が一体化されていると見なされる場合がある。
ユーザインタフェース機器QQ132は、人間のユーザがWD QQ110とインタラクションすることを可能にするコンポーネントを提供しうる。このようなインタラクションは、視覚的、聴覚的、触覚的等の多くの形態でありうる。ユーザインタフェース機器QQ132は、ユーザへの出力を生成するように、及びユーザがWD QQ110に入力を提供することを可能にするように動作可能でありうる。インタラクションのタイプは、WD QQ110に組み込まれたユーザインタフェース機器QQ132のタイプに応じて変わりうる。例えば、WD QQ110がスマートフォンである場合、インタラクションはタッチスクリーンを介するものでありうる。WD QQ110がスマートメーターである場合、インタラクションは使用量(例えば、使用されるガロン数)を提供する画面又は(例えば、煙が検知された場合に)音声アラートを提供するスピーカを介するものでありうる。ユーザインタフェース機器QQ132は、入力インタフェース、デバイス及び回路と、出力インタフェース、デバイス及び回路とを含みうる。ユーザインタフェース装置QQ132は、WD QQ110への情報の入力を可能にするように構成され、処理回路QQ120が入力情報を処理することを可能にするように処理回路QQ120に接続される。ユーザインタフェース機器QQ132は、例えば、マイクロフォン、近接センサ若しくは他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つ以上のカメラ、USBポート、又は他の入力回路を含みうる。ユーザインタフェース機器QQ132は更に、WD QQ110からの情報の出力を可能にし、処理回路QQ120がWD QQ110から情報を出力することを可能にするように構成される。ユーザインタフェース機器QQ132は、例えば、スピーカ、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドホンインタフェース、又は他の出力回路を含みうる。ユーザインタフェース機器QQ132の1つ以上の入出力インタフェース、デバイス、及び回路を使用して、WD QQ110は、エンドユーザ及び/又は無線ネットワークと通信しうるとともに、本明細書に記載の機能からの利点をエンドユーザ及び/又は無線ネットワークが享受できるようにしうる。
補助装置QQ134は、一般にWDによって実行されない可能性があるより具体的な機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための専用センサ、有線通信等の追加のタイプの通信のためのインタフェースを含みうる。補助装置QQ134のコンポーネントを含むこと及び当該コンポーネントのタイプは、実施形態及び/又はシナリオに応じて変わりうる。
電源QQ136は、いくつかの実施形態ではバッテリ又はバッテリパックの形態でありうる。外部電源(例えば、電気コンセント)、光起電力デバイス、又はパワーセル等の、他のタイプの電源も使用されうる。WD QQ110は更に、電源QQ136からの電力を、電源QQ136からの電力を必要とするWD QQ110の種々の部分に送り、本明細書に記載される又は示される任意の機能を実行するための電力回路QQ137を含みうる。電力回路QQ137は、ある実施形態では電力管理回路を含みうる。電力回路QQ137は、追加的又は代替的には、外部電源から電力を受けるように動作可能であってもよく、その場合、WD QQ110は、入力回路又は電力ケーブル等のインタフェースを介して外部電源(電気コンセント等)に接続可能でありうる。ある実施形態において、電力回路QQ137は更に、外部電源から電源QQ136に電力を送るように動作可能であってもよい。これは、例えば電源QQ136の充電のためでありうる。電力回路QQ137は、電力が供給されるWD QQ110のそれぞれのコンポーネントに適した電力にするために、電源QQ136からの電力に対して任意の調整、変換、又は他の修正を行いうる。
図QQ2:いくつかの実施形態に係るユーザ装置
図QQ2は、本明細書に記載の様々な態様に係るUEの一実施形態を示す。本明細書で使用されるように、ユーザ装置又はUEは、必ずしも、関連するデバイスの所有及び/又は操作を行う人間のユーザという意味でユーザを有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売又は人間のユーザによる操作が意図されているが、特定の人間のユーザ(例えば、スマートスプリンクラコントローラ)に関連付けられていなくてもよい、又は最初は関連付けられていなくてもよいデバイスを表しうる。あるいは、UEは、エンドユーザへの販売又はエンドユーザによる操作を意図されていないが、ユーザ(例えば、スマート電力メータ)に関連付けられうるか又は当該ユーザの利益のために操作されうるデバイスを表しうる。UE QQ2200は、NB-IoT UE、マシンタイプ通信(MTC)UE、及び/又は拡張MTC(eMTC)UEを含む、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)によって特定される任意のUEでありうる。図QQ2に示されるように、UE QQ200は、3GPPのGSM、UMTS、LTE、及び/又は5G標準規格等の、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表された1つ以上の通信標準規格に従って通信するように設定されたWDの一例である。前述のように、WD及びUEとの用語は交換可能に使用されうる。したがって、図QQ2はUEであるが、本明細書で説明されるコンポーネントはWDに等しく適用可能であり、その逆も同様である。
図QQ2において、UE QQ200は、処理回路QQ201を備え、当該処理回路は、入出力インタフェースQQ205と、無線周波数(RF)インタフェースQQ209と、ネットワーク接続インタフェースQQ211と、ランダムアクセスメモリ(RAM)QQ217、読み出し専用メモリ(ROM)QQ219、及び記憶媒体QQ221等を含むメモリQQ215と、通信サブシステムQQ231と、電源QQ233と、任意の他のコンポーネントとのうちの少なくとも1つ、又はそれらの任意の組み合わせに、動作可能に結合されている。記憶媒体QQ221は、オペレーティングシステムQQ223、アプリケーションプログラムQQ225、及びデータQQ227を含む。他の実施形態では、記憶媒体QQ221が他の類似のタイプの情報を含みうる。あるUEは、図QQ2に示されるコンポーネントの全て又は当該コンポーネントのサブセットのみを利用しうる。コンポーネント間の統合のレベルは、1つのUEから別のUEへと変化しうる。更に、あるUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機等の、コンポーネントの複数のインスタンスを含みうる。
図QQ2において、処理回路QQ201は、コンピュータ命令及びデータを処理するように構成されうる。処理回路QQ201は、1つ以上のハードウェア実装ステートマシン(例えば、ディスクリートロジック、FPGA、ASIC等)、プログラマブルロジックと適切なファームウェア、1つ以上の格納されたプログラム、マイクロプロセッサ又はデジタルシグナルプロセッサ(DSP)等の汎用プロセッサ、並びに適切なソフトウェア、又は上記の任意の組み合わせ等の、マシン読取可能コンピュータプログラムとしてメモリに格納されたマシン命令を実行するように動作可能な任意のシーケンシャルステートマシンを実装するように構成されうる。例えば、処理回路QQ201は、2つの中央処理装置(CPU)を含みうる。データは、コンピュータによる使用に適した形態の情報でありうる。
図示された実施形態では、入出力インタフェースQQ205は、入力デバイス、出力装置、又は入出力デバイスに通信インタフェースを提供するように構成されうる。UE QQ200は、入出力インタフェースQQ205を介して出力デバイスを使用するように構成されうる。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインタフェースポートを使用しうる。例えば、UE QQ200への入力及びUE QQ200からの出力を提供するためにUSBポートが使用されうる。出力デバイスは、スピーカ、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、又はそれらの任意の組み合わせでありうる。UE QQ200は、ユーザがUE QQ200に情報を取り込むことができるように、入出力インタフェースQQ205を介して入力デバイスを使用するように構成されうる。入力デバイスは、タッチセンシティブ又はプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラ等)、マイクロフォン、センサ、マウス、トラックボール、方向パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカード等を含みうる。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を感知するために、容量性又は抵抗性タッチセンサを含みうる。センサは、例えば、加速度計、ジャイロスコープ、傾斜センサ、力センサ、磁力計、光学センサ、近接センサ、他の同様のセンサ、又はそれらの任意の組み合わせでありうる。例えば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、及び光センサでありうる。
図QQ2において、RFインタフェースQQ209は、送信機、受信機、及びアンテナ等のRFコンポーネントに通信インタフェースを提供するように構成されうる。ネットワーク接続インタフェースQQ211は、ネットワークQQ243aへの通信インタフェースを提供するように構成されうる。ネットワークQQ243aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、遠隔通信ネットワーク、他の同様のネットワーク、又はそれらの任意の組み合わせ等の、有線及び/又は無線ネットワークを含みうる。例えば、ネットワークQQ243aは、Wi-Fiネットワークを含みうる。ネットワーク接続インタフェースQQ211は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATM等の1つ以上の通信プロトコルに従って、通信ネットワークを介して1つ以上の他のデバイスと通信するために使用される受信機及び送信機インタフェースを含むように構成されうる。ネットワーク接続インタフェースQQ211は、通信ネットワークリンク(例えば、光、電気等)に適した受信機及び送信機の機能を実装しうる。送信機機能及び受信機機能は、回路コンポーネント、ソフトウェア、又はファームウェアを共有していてもよいし、あるいは、別々に実装されていてもよい。
RAM QQ217は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、及びデバイスドライバ等のソフトウェアプログラムの実行中にデータ又はコンピュータ命令の記憶又はキャッシュを提供するために、バスQQ202を介して処理回路QQ201にインタフェースを行うように構成されうる。ROM QQ219は、コンピュータ命令又はデータを処理回路QQ201に提供するように構成されうる。例えば、ROM QQ219は、不揮発性メモリに格納された、キーボードからの基本的な入出力(I/O)、スタートアップ、又はキーストロークの受信のような、基本的なシステム機能のための不変の低レベルシステムコード又はデータを格納するように構成されうる。記憶媒体QQ221は、RAM、ROM、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、又はフラッシュドライブ等のメモリを含むように構成されうる。一例では、記憶媒体QQ221は、オペレーティングシステムQQ223、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェット又はガジェットエンジン又は他のアプリケーション等のアプリケーションプログラムQQ225、及びデータファイルQQ227を含むように構成されうる。記憶媒体QQ221は、UE QQ200による使用のために、様々なオペレーティングシステムのうちのいずれか、又はオペレーティングシステムの組み合わせを格納しうる。
記憶媒体QQ221は、redundant array of independent disks(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光ディスクドライブ、内部ハードディスクドライブ、ブルーレイ光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストレージ(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュール又はリムーバブルユーザ識別(SIM/RUIM)モジュール等のスマートカードメモリ、他のメモリ、又はそれらの任意の組合せ等の、複数の物理ドライブユニットを含むように構成されうる。記憶媒体QQ221は、データをオフロードする又はデータをアップロードするために、一時的又は非一時的なメモリ媒体に格納されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラム等にUE QQ200がアクセスすることを可能にしうる。通信システムを利用するもの等の製品は、デバイス読取可能媒体を含みうる記憶媒体QQ221において有形に具現化されうる。
図QQ2において、処理回路QQ201は、通信サブシステムQQ231を使用してネットワークQQ243bと通信するように構成されうる。ネットワークQQ243a及びネットワークQQ243bは、同じネットワークであってもよいし、異なるネットワークであってもよい。通信サブシステムQQ231は、ネットワークQQ243bと通信するために使用される1つ以上のトランシーバを含むように構成されうる。例えば、通信サブシステムQQ231は、IEEE802.QQ2、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMax等の、1つ以上の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の他のWD、UE、又は基地局等の、無線通信が可能な他のデバイスの1つ以上のリモートトランシーバと通信するために使用される1つ以上のトランシーバを含むように構成されうる。各トランシーバは、RANリンクに適した送信機又は受信機の機能(例えば、周波数割り当て等)をそれぞれ実装するために、送信機QQ233及び/又は受信機QQ235を含みうる。更に、各トランシーバの送信機QQ233及び受信機QQ235は、回路コンポーネント、ソフトウェア、又はファームウェアを共有していてもよいし、あるいは、別々に実装されていてもよい。
図示された実施形態では、通信サブシステムQQ231の通信機能は、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、Bluetooth等の短距離通信、近距離通信、位置を判定するための全地球測位システム(GPS)の使用等の位置ベース通信、他の同様の通信機能、又はそれらの任意の組み合わせを含みうる。例えば、通信サブシステムQQ231は、セルラ通信、Wi-Fi通信、Bluetooth通信、及びGPS通信を含みうる。ネットワークQQ243bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、遠隔通信ネットワーク、他の同様のネットワーク、又はそれらの任意の組み合わせ等の、有線及び/又は無線ネットワークを含みうる。例えば、ネットワークQQ243bは、セルラネットワーク、Wi-Fiネットワーク、及び/又は近距離ネットワークでありうる。電源QQ213は、UE QQ200のコンポーネントに交流(AC)又は直流(DC)電力を供給するように構成されうる。
本明細書に記載の特徴、利点、及び/又は機能は、UE QQ200のコンポーネントのうちの1つで実装されうるか、又はUE QQ200の複数のコンポーネントに分割されうる。更に、本明細書で説明される特徴、利点、及び/又は機能は、ハードウェア、ソフトウェア、又はファームウェアの任意の組み合わせで実装されうる。一例では、通信サブシステムQQ231は、本明細書に記載のコンポーネントのうちのいずれかを含むように構成されうる。更に、処理回路QQ201は、バスQQ202を介してそのようなコンポーネントのいずれかと通信するように構成されうる。別の例では、そのようなコンポーネントのいずれも、処理回路QQ201によって実行されるときに本明細書に記載の対応する機能を実行する、メモリに格納されたプログラム命令によって表されうる。別の例では、そのようなコンポーネントのいずれかの機能が、処理回路QQ201と通信サブシステムQQ231との間に分配されてもよい。別の例では、そのようなコンポーネントのいずれかの非計算集約型の機能がソフトウェア又はファームウェアで実現されてもよく、計算集約型の機能はハードウェアで実現されてもよい。
図QQ3:いくつかの実施形態に係る仮想化環境
図QQ3は、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化されうる仮想化環境QQ300を示す概略的なブロック図である。本コンテキストにおいて、仮想化手段は、ハードウェアプラットフォーム、記憶装置及びネットワーキング資源の仮想化を含みうる装置又はデバイスの仮想化バージョンを作成する。本明細書で使用されるように、仮想化は、ノード(例えば、仮想化された基地局又は仮想化された無線アクセスノード)又はデバイス(例えば、UE、無線デバイス、又は任意の他のタイプの通信デバイス)又はそれらのコンポーネントに適用されることができ、機能の少なくとも一部が1つ以上の仮想コンポーネントとして(例えば、1つ以上のネットワーク内の1つ以上の物理処理ノード上で実行される1つ以上のアプリケーション、コンポーネント、機能、仮想マシン、又はコンテナを介して)実装される実装形態に関連する。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載の機能の一部又は全部は、ハードウェアノードQQ330の1つ以上によってホストされる1つ以上の仮想環境QQ300に実装される1つ以上の仮想マシンによって実行される仮想コンポーネントとして実装されてもよい。更に、仮想ノードが無線アクセスノードではない又は無線接続を必要としない実施形態(例えば、コアネットワークノード)では、ネットワークノードは完全に仮想化されてもよい。
上記機能は、本明細書で開示される実施形態のいくつかについての特徴、機能、及び/又は利点のいくつかを実装するように動作可能な(代替的には、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能等と称されうる)1つ以上のアプリケーションQQ320によって実装されうる。アプリケーションQQ320は、処理回路QQ360及びメモリQQ390を含むハードウェアQQ330を提供する仮想化環境QQ300で実行される。メモリQQ390は、処理回路QQ360によって実行可能な命令QQ395を含み、それによって、アプリケーションQQ320は、本明細書で開示される特徴、利点、及び/又は機能のうちの1つ以上を提供するように動作可能である。
仮想化環境QQ300は、商用オフザシェルフ(COTS:commercial off-the-shelf)プロセッサ、専用の特定用途向け集積回路(ASIC)、又はデジタル若しくはアナログハードウェアコンポーネント若しくは専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路でありうる、1つ以上のプロセッサ又は処理回路QQ360のセットを含む汎用又は専用ネットワークハードウェアデバイスQQ330を備える。各ハードウェアデバイスは、処理回路QQ360によって実行される命令QQ395又はソフトウェアを一時的に格納するための非永続的メモリでありうるメモリQQ390-1を備えうる。各ハードウェアデバイスは、物理ネットワークインタフェースQQ380を含む、ネットワークインタフェースカードとしても知られる1つ以上のネットワークインタフェースコントローラ(NIC)QQ370を含みうる。各ハードウェアデバイスは更に、処理回路QQ360によって実行可能なソフトウェアQQ395及び/又は命令をその中に格納した、非一時的かつ永続的なマシン読取可能記憶媒体QQ390-2を含みうる。ソフトウェアQQ395は、1つ以上の仮想化レイヤQQ350(ハイパーバイザとも称される)をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシンQQ340を実行するためのソフトウェアと、本明細書に記載のいくつかの実施形態に関連して記載される機能、特徴、及び/又は利点を実行することを可能にするソフトウェアとを含む、あらゆるタイプのソフトウェアを含みうる。
仮想マシンQQ340は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワークワーキング又はインタフェース、及び仮想ストレージを含み、対応する仮想化レイヤQQ350又はハイパーバイザによって実行されうる。仮想アプライアンスQQ320のインスタンスの様々な実施形態は、1つ以上の仮想マシンQQ340上で実装されてもよく、当該実装は異なる方法で行われてもよい。
動作中に、処理回路QQ360は、ソフトウェアQQ395を実行して、仮想マシンモニタ(VMM)とも称されることがあるハイパーバイザ又は仮想化レイヤQQ350をインスタンス化する。仮想化レイヤQQ350は、仮想マシンQQ340にはネットワーキングハードウェアのように見える仮想オペレーティングプラットフォームを提供しうる。
図QQ3に示すように、ハードウェアQQ330は、汎用の又は特定のコンポーネントを有する独立型ネットワークノードでありうる。ハードウェアQQ330は、アンテナQQ3225を含みうるとともに、仮想化を通じていくつかの機能を実装しうる。あるいは、ハードウェアQQ330は、多くのハードウェアノードが連携し、かつ、特にアプリケーションQQ320のライフサイクル管理を監督する管理及びオーケストレーション(MANO:management and orchestration)QQ3100を介して管理される、(データセンタ又はカスタマー構内設備(CPE)内のもののような)より大きなハードウェアのクラスタの一部であってもよい。
ハードウェアの仮想化は、ネットワーク機能仮想化(NFV:network function virtualization)と称されるいくつかのコンテキストで行われる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、データセンタ内に配置されうる、業界標準の大容量サーバ・ハードウェア、物理スイッチ、及び物理ストレージと、顧客構内設備とに統合するために使用されうる。
NFVのコンテキストでは、仮想マシンQQ340は、あたかも仮想化されていない物理マシン上で実行されているかのように、プログラムを実行する物理マシンのソフトウェア実装であってもよい。複数の仮想マシンQQ340のそれぞれと、当該仮想マシンを実行するハードウェアQQ330のその部分は、当該仮想マシン専用のハードウェア、及び/又は当該仮想マシンが複数の仮想マシンQQ340のうちの他のものと共有するハードウェアであり、個別の仮想ネットワーク要素(VNE:virtual network element)を形成する。
なお、NFVのコンテキストでは、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャQQ330上の1つ以上の仮想マシンQQ340で実行され、かつ、図QQ3のアプリケーションQQ320に対応する、特定のネットワーク機能を処理することに関与する。
いくつかの実施形態では、それぞれが1つ以上の送信機QQ3220及び1つ以上の受信機QQ3210を含む1つ以上の無線ユニットQQ3200が、1つ以上のアンテナQQ3225に結合されうる。無線ユニットQQ3200は、1つ以上の適切なネットワークインタフェースを介してハードウェアノードQQ330と直接通信しうるとともに、無線アクセスノード又は基地局等の無線機能を仮想ノードに提供するために仮想コンポーネントと組み合わせて使用されうる。
いくつかの実施形態では、いくつかのシグナリングが、ハードウェアノードQQ330と無線ユニットQQ3200との間の通信のために代替的に使用されうる制御システムQQ3230を使用して行われうる。
図QQ4:いくつかの実施形態による、ホストコンピュータに中間ネットワークを介して接続された遠隔通信ネットワーク
図QQ4を参照すると、実施形態に従って、通信システムは、3GPPタイプのセルラネットワーク等の通信ネットワークQQ410を含み、当該通信ネットワークは、無線アクセスネットワーク等のアクセスネットワークQQ411と、コアネットワークQQ414とを含む。アクセスネットワークQQ411は、それぞれ対応するカバレッジエリアQQ413a,QQ413b,QQ413cを規定する、NB、eNB、gNB、又はその他のタイプの無線アクセスポイント等の複数の基地局QQ412a,QQ412b,QQ412cを備える。各基地局QQ412a,QQ412b,QQ412cは、有線又は無線コネクションQQ415を介してコアネットワークQQ414に接続可能である。カバレッジエリアQQ413cに位置する第1のUE QQ491は、対応する基地局QQ412cに無線で接続する、又は当該基地局によってページングされるように構成される。カバレッジエリアQQ413a内の第2のUE QQ492は、対応する基地局QQ412aに無線で接続可能である。この例では、複数のUE QQ491,QQ492が示されているが、開示された実施形態は、単一のUEがカバレッジエリア内にある状況、又は単一のUEが対応する基地局QQ412に接続している状況にも同様に適用可能である。
通信ネットワークQQ410自体は、ホストコンピュータQQ430に接続され、当該ホストコンピュータは、独立型サーバ、クラウド実装型サーバ、分散型サーバのハードウェア及び/又はソフトウェアで、又はサーバファーム内の処理リソースとして実施されうる。ホストコンピュータQQ430は、サービスプロバイダの所有であっても制御下にあってもよく、又は、サービスプロバイダによって又はサービスプロバイダの代わりに操作されてもよい。通信ネットワークQQ420とホストコンピュータQQ430との間のコネクションQQ421,QQ422は、コアネットワークQQ414からホストコンピュータQQ430に直接延びていてもよいし、オプションの中間ネットワークQQ420を介して延びていてもよい。中間ネットワークQQ420は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、又はホストネットワークのうちの1つ以上の組合せであってもよく、中間ネットワークQQ420は、もしあれば、バックボーンネットワーク又はインターネットであってもよく、特に、中間ネットワークQQ420は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を含んでもよい。
図QQ4の通信システムは、全体として、接続されたUE QQ491,QQ492のうちの1つとホストコンピュータQQ430との間の接続性を与える。当該接続性は、オーバー・ザ・トップ(OTT:over-the-top)コネクションQQ450として説明されうる。ホストコンピュータQQ430及び接続されたUE QQ491,QQ492は、アクセスネットワークQQ411、コアネットワークQQ414、任意の中間ネットワークQQ420、及び可能性のある更なるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTTコネクションQQ450を介してデータ及び/又はシグナリングを通信するように構成される。OTTコネクションQQ450は、OTTコネクションQQ450が通過する参加通信デバイスが、アップリンク通信及びダウンリンク通信のルーティングに気付かないという意味で、トランスペアレントでありうる。例えば、基地局QQ412は、接続されたUE QQ491に転送される(例えば、ハンドオーバされる)ホストコンピュータQQ430から発信されたデータを有する、到着するダウンリンク通信の過去のルーティングについて通知されてなくてもよく、又は通知される必要がなくてもよい。同様に、基地局QQ412は、UE QQ491からホストコンピュータQQ430へ向かう、発信されるアップリンク通信の将来のルーティングを知っている必要はない。
図QQ5:いくつかの実施形態による、基地局を介し、部分的に無線接続を介してユーザ装置と通信するホストコンピュータ
図QQ5を参照して、前の段落で説明したUE、基地局及びホストコンピュータの実施形態による実装例を以下で説明する。通信システムQQ500において、ホストコンピュータQQ510は、通信システムQQ500の、異なる通信デバイスのインタフェースとの有線又は無線接続をセットアップ及び維持するように構成された通信インタフェースQQ516を含むハードウェアQQ515を備える。ホストコンピュータQQ510は、ストレージ能力及び/又は処理能力を有しうる処理回路QQ518を更に備える。具体的には、処理回路QQ518は、命令を実行するように適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又はこれらの組み合わせ(図示せず)を備えうる。ホストコンピュータQQ510は、ホストコンピュータQQ510内に格納された又はホストコンピュータQQ510がアクセス可能である、かつ、処理回路QQ518によって実行可能であるソフトウェアQQ511を更に備える。ソフトウェアQQ511は、ホストアプリケーションQQ512を含む。ホストアプリケーションQQ512は、UE QQ530及びホストコンピュータQQ510で終端するOTTコネクションQQ550を介して接続するUE QQ530等のリモートユーザにサービスを提供するように動作可能でありうる。サービスをリモートユーザに提供する際に、ホストアプリケーションQQ512は、OTTコネクションQQ550を使用して送信されるユーザデータを提供しうる。
通信システムQQ500は更に、通信システム内に設けられ、かつ、ホストコンピュータQQ510及びUE QQ530と通信することを可能にするハードウェアQQ525を備える基地局QQ520を含む。ハードウェアQQ525は、通信システムQQ500の、異なる通信デバイスのインタフェースとの有線又は無線コネクションをセットアップ及び維持するための通信インタフェースQQ526と、基地局QQ520によってサービスが行われるカバレッジエリア(図QQ5には図示せず)内に位置するUE QQ530との少なくとも無線コネクションQQ570をセットアップ及び維持するための無線インタフェースQQ527とを含みうる。通信インタフェースQQ526は、ホストコンピュータQQ510へのコネクションQQ560を容易にするように構成されうる。コネクションQQ560は、直接的であってもよいし、通信システムのコアネットワーク(図QQ5には図示せず)及び/又は通信システムの外部の1つ以上の中間ネットワークを通過してもよい。図示された実施形態では、基地局QQ520のハードウェアQQ525は、命令を実行するように適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又はこれらの組み合わせ(図示せず)を備えうる処理回路QQ528を更に含む。基地局QQ520は、内部に格納されるか又は外部接続を介してアクセス可能なソフトウェアQQ521を更に有する。
通信システムQQ500は、既に言及したUE QQ530を更に含む。そのハードウェアQQ535は、UE QQ530が現在位置しているカバレッジエリアにサービスを行う基地局との無線コネクションQQ570をセットアップ及び維持するように構成された無線インタフェースQQ537を含みうる。UE QQ530のハードウェアQQ535は、命令を実行するように適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又はこれらの組み合わせ(図示せず)を含みうる処理回路QQ538を更に含む。UE QQ530は、UE QQ530内に格納された又はUE QQ530がアクセス可能である、かつ、処理回路QQ538によって実行可能であるソフトウェアQQ531を更に備える。ソフトウェアQQ531は、クライアントアプリケーションQQ532を含む。クライアントアプリケーションQQ532は、ホストコンピュータQQ510のサポートにより、UE QQ530を介して人間の又は人間以外のユーザにサービスを提供するように動作可能でありうる。ホストコンピュータQQ510において、実行中のホストアプリケーションQQ512は、UE QQ530及びホストコンピュータQQ510で終端するOTTコネクションQQ550を介して、実行中のクライアントアプリケーションQQ532と通信しうる。ユーザにサービスを提供する際、クライアントアプリケーションQQ532は、ホストアプリケーションQQ512から要求データを受信し、当該要求データに応じてユーザデータを提供しうる。OTTコネクションQQ550は、要求データ及びユーザデータの両方を転送しうる。クライアントアプリケーションQQ532は、それが提供するユーザデータを生成するためにユーザとインタラクションしうる。
図QQ5に示されるホストコンピュータQQ510、基地局QQ520、及びUE QQ530は、それぞれ、図QQ4のホストコンピュータQQ430、基地局QQ412a,QQ412b,QQ412cのうちの1つ、及びUE QQ491,Q492のうちの1つと、類似又は同一でありうることに留意されたい。即ち、これらのエンティティの内部動作は、図QQ5に示されるようなものであってもよく、独立して、周囲のネットワークトポロジは図QQ4のものであってもよい。
図QQ5では、あらゆる中間デバイス及びそれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングに明示的に言及することなく、OTTコネクションQQ550が、基地局QQ520を介したホストコンピュータQQ510とUE QQ530との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャは、UE QQ530から若しくはホストコンピュータQQ510を操作するサービスプロバイダから、又はその両方から隠すように構成されうるルーティングを決定しうる。OTTコネクションQQ550がアクティブである間に、ネットワークインフラストラクチャは、(例えば、負荷の考慮又はネットワークの再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する決定を更に行いうる。
UE QQ530と基地局QQ520との間の無線コネクションQQ570は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つ以上は、無線コネクションQQ570が最後のセグメントを形成するOTTコネクションQQ550を使用してUE QQ530に提供されるOTTサービスの性能を改善しうる。より正確には、これらの実施形態の教示が、ビデオ処理のためのデブロックフィルタリングを改善することができ、それによって、改善されたビデオ符号化及び/又は復号化等の利点を提供できる。
いくつかの実施形態では、1つ又は以上の実施形態が改善するデータレート、レイテンシ及びその他の要因をモニタリングする目的で、測定手順が提供されうる。更に、測定結果の変動に応じて、ホストコンピュータQQ510とUE QQ530との間のOTTコネクションQQ550を再設定するためのオプションのネットワーク機能があってもよい。OTTコネクションQQ550を再設定するための測定手順及び/又はネットワーク機能は、ホストコンピュータQQ510のソフトウェアQQ511及びハードウェアQQ515、又はUE QQ530のソフトウェアQQ531及びハードウェアQQ535、又はその両方で実装されうる。実施形態では、センサ(図示せず)が、OTTコネクションQQ550が通過する通信デバイスに配置されうるか又はそれに関連して配置されうる。当該センサは、上記で例示された、モニタリングされた量の値を供給することによって、又はソフトウェアQQ511,QQ531が当該モニタリングされた量を他の物理量の値から計算又は推定しうる、当該他の物理量の値を供給することによって、測定手順に関与しうる。OTTコネクションQQ550の再設定は、メッセージフォーマット、再送設定、好ましいルーティング等を含んでもよく、当該再設定は、基地局QQ520に影響を与える必要はなく、基地局QQ520には未知であるか又は感知できなくてもよい。そのような手順及び機能は、当該分野では既知でありうるとともに実践されうる。特定の実施形態では、測定は、ホストコンピュータQQ510の、スループット、伝搬時間、レイテンシ等の測定を容易にする、独自のUEシグナリングを含みうる。測定は、ソフトウェアQQ511及びQQ531が、伝搬時間、エラー等をモニタリングしながら、OTTコネクションQQ550を使用して、メッセージ(特に、空のメッセージ又は「ダミー」メッセージ)を送信させることで実行されうる。
図QQ6:いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、及びユーザ装置を含む通信システムにおいて実行される方法
図QQ6は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図QQ4及び図QQ5を参照して説明されうるホストコンピュータ、基地局、及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図QQ6に対する図面の言及のみがこのセクションに含まれる。ステップQQ610で、ホストコンピュータがユーザデータを提供する。ステップQQ610の(オプションでありうる)サブステップQQ611では、ホストコンピュータが、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップQQ620で、ホストコンピュータが、UEへのユーザデータを搬送する送信を開始する。(オプションでありうる)ステップQQ630で、基地局が、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信で搬送されたユーザデータをUEへ送信する。(オプションでありうる)ステップQQ640で、UEが、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
図QQ7:いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、及びユーザ装置を含む通信システムにおいて実行される方法
図QQ7は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図QQ4及び図QQ5を参照して説明されうるホストコンピュータ、基地局、及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図QQ7に対する図面の言及のみがこのセクションに含まれる。本方法のステップQQ710で、ホストコンピュータがユーザデータを提供する。オプションのサブステップ(図示せず)で、ホストコンピュータが、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップQQ720で、ホストコンピュータが、UEへのユーザデータを搬送する送信を開始する。当該送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を通過しうる。(オプションでありうる)ステップQQ730で、UEは、当該送信で搬送されたユーザデータを受信する。
図QQ8:いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、及びユーザ装置を含む通信システムにおいて実行される方法
図QQ8は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図QQ4及び図QQ5を参照して説明されうるホストコンピュータ、基地局、及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図QQ8に対する図面の言及のみがこのセクションに含まれる。(オプションでありうる)ステップQQ810で、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加的に又は代替的に、ステップQQ820で、UEは、ユーザデータを提供する。ステップQQ820の(オプションでありうる)サブステップQQ821では、ホストコンピュータが、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップQQ810の(オプションでありうる)サブステップQQ811で、UEが、ホストコンピュータによって提供された受信入力データに応答してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されるクライアントアプリケーションは、ユーザから受け付けたユーザ入力を更に考慮してもよい。ユーザデータが提供された特定の方法にかかわらず、UEは、(オプションでありうる)サブステップQQ830で、ユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。本方法のステップQQ840で、ホストコンピュータが、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図QQ9:いくつかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局、及びユーザ装置を含む通信システムにおいて実行される方法
図QQ9は、一実施形態による、通信システムにおいて実行される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図QQ4及び図QQ5を参照して説明されうるホストコンピュータ、基地局、及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図QQ9に対する図面の言及のみがこのセクションに含まれる。(オプションでありうる)ステップQQ910で、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局が、UEからユーザデータを受信する。(オプションでありうる)ステップQQ920で、基地局が、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。(オプションでありうる)ステップQQ930で、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信で搬送されたユーザデータを受信する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、又は効果は、1つ以上の仮想装置の1つ以上の機能ユニット又はモジュールを通じて実行されてもよい。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備えうる。これらの機能ユニットは、1つ以上のマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラを含みうる処理回路と、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、専用デジタルロジック等を含みうる他のデジタルハードウェアによって実装されてもよい。処理回路は、メモリに格納されたプログラムコードを実行するように構成されてもよく、当該メモリは、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光ストレージデバイス等の、1つ以上のタイプのメモリを含んでもよい。メモリに格納されたプログラムコードは、1つ以上の遠隔通信及び/又はデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令と、本明細書で説明される技術のうちの1つ以上を実行するための命令とを含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、本開示の1つ以上の実施形態に従って、それぞれの機能ユニットに、対応する機能を実行させるために使用されてもよい。
ユニットという用語は、電子機器、電気デバイス、及び/又は電子デバイスの分野において従来の意味を有してもよく、例えば、本明細書で説明されるような、電気回路及び/又は電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、ロジックソリッドステート及び/又はディスクリートデバイス、それぞれのタスク、手順、計算、出力及び/又は表示機能等を実行するためのコンピュータプログラム又は命令を含んでもよい。
略語
本開示では、以下の略語の少なくともいくつかが使用されうる。略語間に不整合がある場合、それが上記でどのように使用されるかが優先されるべきである。以下で複数回リストされた場合、最初のリストは、その後の任意のリストよりも優先されるべきである。
1x RTT CDMA2000 1x Radio Transmission Technology
3GPP 3rd Generation Partnership Project
5G 5th Generation
ABS Almost Blank Subframe
ARQ Automatic Repeat Request
AWGN Additive White Gaussian Noise
BCCH Broadcast Control Channel
BCH Broadcast Channel
BL Bandwidth-reduced Low-complexity
CA Carrier Aggregation
CC Carrier Component
CCCH SDU Common Control Channel SDU
CDMA Code Division Multiplexing Access
CE Coverage Enhanced
CGI Cell Global Identifier
CIR Channel Impulse Response
CP Cyclic Prefix
CPICH Common Pilot Channel
CPICH Ec/No CPICH Received energy per chip
divided by the power density in the band
CQI Channel Quality information
C-RNTI Cell RNTI
CSI Channel State Information
DCCH Dedicated Control Channel
DL Downlink
DM Demodulation
DMRS Demodulation Reference Signal
DRX Discontinuous Reception
DTX Discontinuous Transmission
DTCH Dedicated Traffic Channel
DUT Device Under Test
E-CID Enhanced Cell-ID (positioning method)
E-SMLC Evolved-Serving Mobile Location Centre
ECGI Evolved CGI
eNB E-UTRAN NodeB
ePDCCH enhanced Physical Downlink Control Channel
E-SMLC evolved Serving Mobile Location Center
E-UTRA Evolved UTRA
E-UTRAN Evolved UTRAN
FDD Frequency Division Duplex
FFS For Further Study
GERAN GSM EDGE Radio Access Network
gNB Base station in NR
GNSS Global Navigation Satellite System
GSM Global System for Mobile communication
HARQ Hybrid Automatic Repeat Request
HO Handover
HSPA High Speed Packet Access
HRPD High Rate Packet Data
LBT Listen Before Talk
LIC Local Illumination Compensation
LOS Line of Sight
LPP LTE Positioning Protocol
LTE Long-Term Evolution
MAC Medium Access Control
MBMS Multimedia Broadcast Multicast Services
MBSFN Multimedia Broadcast multicast service Single Frequency Network
MBSFN ABS MBSFN Almost Blank Subframe
MDT Minimization of Drive Tests
MIB Master Information Block
MME Mobility Management Entity
MSC Mobile Switching Center
NB-IoT Narrowband Internet of Things
NPDCCH Narrowband Physical Downlink Control Channel
NR New Radio
OCNG OFDMA Channel Noise Generator
OFDM Orthogonal Frequency Division Multiplexing
OFDMA Orthogonal Frequency Division Multiple Access
OSS Operations Support System
OTDOA Observed Time Difference of Arrival
O&M Operation and Maintenance
PBCH Physical Broadcast Channel
P-CCPCH Primary Common Control Physical Channel
PCell Primary Cell
PCFICH Physical Control Format Indicator Channel
PDCCH Physical Downlink Control Channel
PDP Profile Delay Profile
PDSCH Physical Downlink Shared Channel
PGW Packet Gateway
PHICH Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel
PLMN Public Land Mobile Network
PMI Precoder Matrix Indicator
PRACH Physical Random Access Channel
PRS Positioning Reference Signal
PSS Primary Synchronization Signal
PUCCH Physical Uplink Control Channel
PUSCH Physical Uplink Shared Channel
RACH Random Access Channel
QAM Quadrature Amplitude Modulation
RA Random Access
RAN Radio Access Network
RAR Random Access Response
RAT Radio Access Technology
RLM Radio Link Management
RMSI Remaining Minimum System Information
RNC Radio Network Controller
RNTI Radio Network Temporary Identifier
RRC Radio Resource Control
RRM Radio Resource Management
RS Reference Signal
RSCP Received Signal Code Power
RSRP Reference Symbol Received Power 又は
Reference Signal Received Power
RSRQ Reference Signal Received Quality 又は
Reference Symbol Received Quality
RSSI Received Signal Strength Indicator
RSTD Reference Signal Time Difference
SCH Synchronization Channel
SCell Secondary Cell
SDU Service Data Unit
SFN System Frame Number
SGW Serving Gateway
SI System Information
SIB System Information Block
SNR Signal to Noise Ratio
SON Self Optimized Network
SS Synchronization Signal
SSS Secondary Synchronization Signal
TDD Time Division Duplex
TDOA Time Difference of Arrival
TOA Time of Arrival
TRP Transmission and Reception Point
TSS Tertiary Synchronization Signal
TTI Transmission Time Interval
UE User Equipment
UL Uplink
UMTS Universal Mobile Telecommunication System
USIM Universal Subscriber Identity Module
UTDOA Uplink Time Difference of Arrival
UTRA Universal Terrestrial Radio Access
UTRAN Universal Terrestrial Radio Access Network
WCDMA Wide CDMA
WLAN Wide Local Area Network
更なる定義が以下で提供される。
本発明の概念の様々な実施形態の上記の説明では、本明細書で使用される用語が特定の実施形態を説明するためだけのものであり、本発明の概念を限定することを意図したものではないことを理解されたい。別段の定義がない限り、本明細書で使用される全ての用語(技術用語及び科学用語を含む)は、本発明の概念が属する技術分野の当業者によって一般に理解されるものと同じ意味を有する。更に、一般に使用される辞書で定義されるような用語は本明細書及び関連技術の文脈における意味と一致する意味を有するものとして解釈されるべきであり、本明細書で明示的に定義されない限り、理想化された又は過度に形式的な意味で解釈されるべきではないことが理解されるであろう。
要素が別の要素に「接続されている」、「結合されている」、「応答している」、又はその変形として言及される場合、他の要素又は介在する要素に直接に接続されている、結合されている、又は応答していることがありうる。対照的に、要素が別の要素に「直接接続されている」、「直接結合されている」、「直接応答している」、又はその変形として言及される場合、介在する要素は存在しない。同様の番号は全体にわたって同様の要素を参照する。更に、本明細書で使用される「結合されている」、「接続されている」、「応答している」、又はその変形は、無線で結合されている、接続されている、又は応答していることを含んでもよい。本明細書で使用されるように、単数形「a」、「an」及び「The」は、文脈がそれ以外を明確に示さない限り、複数形も含むことが意図されている。周知の機能又は構成は、簡潔性及び/又は明確性のために、詳細には説明されていない場合がある。「及び/又は」との用語は、関連するリストされた項目のうちの1つ以上についての任意の及び全ての組み合わせを含む。
第1、第2、第3等の用語は、様々な要素/動作を説明するために本明細書で使用されうるが、これらの要素/動作はこれらの用語によって限定されるべきではないことが理解されるであろう。これらの用語は、1つの要素/動作を別の要素/動作から区別するためにのみ使用される。このため、いくつかの実施形態における第1の要素/動作は、本発明概念の教示から逸脱することなく、他の実施形態において第2の要素/動作と称されてもよい。同一の参照番号又は同一の参照指示子は、明細書全体を通して同一又は類似の要素を示す。
本明細書で使用されるように、「comprise(備える、含む)」、「comprising(備える、含む)」、「comprises(備える、含む)」、「include(備える、含む)」、「including(備える、含む)」、「includes(備える、含む)」、「have(有する)」、「has(有する)」、「having(有する)」、又はそれらの変形は、オープンエンドであり、1つ以上の記述された特徴、整数、要素、ステップ、コンポーネント又は機能を含むが、1つ以上の他の特徴、整数、要素、ステップ、コンポーネント、機能又はそれらのグループの存在又は追加を排除しない。更に、本明細書で使用されるように、ラテン語句「exempli gratia」に由来する共通の略語「e.g.(例えば)」は、先に言及された項目の一般的な例を紹介又は特定するために使用されてもよく、そのような項目の限定を意図するものではない。ラテン語句「id est」に由来する共通の略語「i.e.(即ち)」は、より一般的な記載から特定の項目を特定するために使用されてもよい。
本明細書では、コンピュータ実装方法、装置(システム及び/又はデバイス)、及び/又はコンピュータプログラム製品のブロック図及び/又はフローチャート図を参照して、例示的な実施形態が説明されている。ブロック図及び/又はフローチャート図のブロック、ならびにブロック図及び/又はフローチャート図のブロックの組合せは、1つ以上のコンピュータ回路によって実行されるコンピュータプログラム命令によって実装できることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令が、マシンを生成するために、汎用コンピュータ回路、専用コンピュータ回路、及び/又は他のプログラマブルデータ処理回路のプロセッサ回路に提供され、その結果、ブロック図及び/又はフローチャートのブロックで特定された機能/動作を実装するように、コンピュータ及び/又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行する命令が、トランジスタ、メモリ位置に格納された値、並びに、そのような回路内の他のハードウェアコンポーネントを変換及び制御し、それにより、ブロック図及び/又はフローチャートのブロックで特定された機能/動作を実装するための手段(機能)及び/又は構成が作成される。
これらのコンピュータプログラム命令は更に、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置に特定の方法で機能するように指示できる有形のコンピュータ読み取り可能媒体に格納されることができ、その結果、コンピュータ読み取り可能媒体に格納された命令が、ブロック図及び/又はフローチャートの1つ以上のブロックで特定された機能/動作を実行する命令を含む製品を生み出す。したがって、本発明概念の実施形態は、デジタルシグナルプロセッサ等のプロセッサ上で動作するハードウェア及び/又はソフトウェア(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含む)で具体化されてもよく、これらは集合的に「回路」、「モジュール」又はそれらの変形と称されてもよい。
また、いくつかの代替の実装では、ブロックに記載された機能/動作が、フローチャートに記載された順序とは異なる順序で行われてもよいことに留意されたい。例えば、連続して示される2つのブロックは、実際には実質的に同時に実行されてもよく、又は、ブロックに含まれる機能/動作に応じて、場合によっては逆の順序で実行されてもよい。更に、フローチャート及び/又はブロック図の所与のブロックの機能は、複数のブロックに分離されてもよい、及び/又は、フローチャート及び/又はブロック図の2つ以上のブロックの機能は、少なくとも部分的に統合されてもよい。最後に、本発明概念の範囲から逸脱することなく、図示されるブロック間に他のブロックを追加/挿入することができる、及び/又は、ブロック/動作を省略することができる。更に、図のいくつかは通信の主方向を示すために通信経路上に矢印を含むが、通信は描かれた矢印と反対の方向に生じることがあることが理解されるべきである。
本発明概念の原理から実質的に逸脱することなく、実施形態に対して多くの変形及び修正を行うことができる。全てのそのような変形及び修正は、本発明の概念の範囲内に含まれることが意図される。したがって、上記で開示された主題は例示的であり、限定的ではないと考えられるべきであり、実施形態の例は、本発明概念の精神及び範囲内にある、全てのそのような修正、拡張、及び他の実施形態を包含することが意図される。このため、本発明概念の範囲は、法律によって許容される最大限まで、実施形態の例及びその均等物を含む本開示の最も広い許容可能な解釈によって決定されるべきであり、前述の詳細な説明によって限定又は限定されるべきではない。

Claims (18)

  1. ネットワークノード(20, 600)による、Msg3設定のスケジューリングを行う方法であって、
    5Gのユーザ装置(UE)(10, 500)によるMsg3送信のための、送信継続時間、スロットオフセット、復調用参照信号(DMRS)設定、及び開始位置を示す、時間領域割り当てテーブル内のエントリを含む情報メッセージを生成することであって、前記スロットオフセットがサブキャリア間隔に依存する、生成すること(300)と、
    前記UE(10, 500)によるMsg3送信をスケジューリングするために前記UE(10, 500)への前記情報メッセージのシグナリングの送信を開始すること(302)と、
    を含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記情報メッセージが、ランダムアクセス応答アップリンクグラントに含まれる、方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法であって、スケジューリングオフセットが、前記サブキャリア間隔に依存する、方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、前記テーブルが、無線リソース制御(RRC)を用いて設定される、方法。
  5. 請求項4に記載の方法であって、前記RRCが、残余最小システム情報(RMSI)を用いて提供される、方法。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の方法であって、前記サブキャリア間隔の依存性が、システム情報及び/又はRRCで設定される、方法。
  7. 5Gのユーザ装置(UE)(10, 500)による、Msg3のスケジューリングを行う方法であって、
    Msg3送信のための、送信継続時間、スロットオフセット、復調用参照信号(DMRS)設定、及び開始位置を示す、時間領域割り当てテーブル内のエントリを含む情報メッセージを、ネットワークノード(20, 600)から受信することであって、前記スロットオフセットがサブキャリア間隔に依存する、受信すること(400)と、
    前記情報メッセージに基づいて決定されたスケジュールに基づいてMsg3を送信すること(402)と、
    を含む、方法。
  8. 請求項7に記載の方法であって、前記情報メッセージが、ランダムアクセス応答アップリンクグラントに含まれる、方法。
  9. 請求項7又は8に記載の方法であって、スケジューリングオフセットが、前記サブキャリア間隔に依存する、方法。
  10. 請求項7に記載の方法であって、前記テーブルが、無線リソース制御(RRC)を用いて設定される、方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、前記RRCが、残余最小システム情報(RMSI)を用いて提供される、方法。
  12. 請求項7から11のいずれか1項に記載の方法であって、前記サブキャリア間隔の依存性が、システム情報及び/又はRRCで設定される、方法。
  13. 5Gのユーザ装置(UE)(10, 500)であって、
    ネットワークインタフェース(501)と、
    前記ネットワークインタフェース(501)に接続されたプロセッサ(503)と、
    動作を行うために前記プロセッサ(503)によって実行されるプログラムコードを格納したメモリ(505)と、を備え、前記動作は、
    Msg3送信のための、送信継続時間、スロットオフセット、復調用参照信号(DMRS)設定、及び開始位置を示す、時間領域割り当てテーブル内のエントリを含む情報メッセージを、ネットワークノード(20, 600)から受信することであって、前記スロットオフセットがサブキャリア間隔に依存する、受信すること(400)と、
    前記情報メッセージに基づいて決定されたスケジュールに基づいてMsg3を送信すること(402)と、
    を含む、UE。
  14. 請求項13に記載のUEであって、前記情報メッセージが、ランダムアクセス応答アップリンクグラントに含まれる、UE
  15. 請求項13又は14に記載のUEであって、スケジューリングオフセットが、前記サブキャリア間隔に依存する、UE
  16. 請求項15に記載のUEであって、前記テーブルが、無線リソース制御(RRC)を用いて設定される、UE
  17. 請求項16に記載のUEであって、前記RRCが、残余最小システム情報(RMSI)を用いて提供される、UE
  18. 請求項13から17のいずれか1項に記載のUEであって、前記サブキャリア間隔の依存性が、システム情報及び/又はRRCで設定される、UE
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