JP7043614B2 - 無線通信システムにおいてランダムアクセス手順を行う方法及び装置 - Google Patents

無線通信システムにおいてランダムアクセス手順を行う方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信に関し、より詳細には、無線通信システム、特に、NR(new radio access technology)においてランダムアクセス手順を行う方法及び装置に関する。
3GPP(3rd generation partnership project)LTE(long-term evolution)は、高速パケット通信を可能とするための技術である。LTE目標であるユーザと事業者の費用節減、サービス品質向上、カバレッジ拡張及びシステム容量増大のために多くの方式が提案された。3GPP LTEは、上位レベル必要条件として、ビット当たり費用節減、サービス有用性向上、周波数バンドの柔軟な使用、簡単な構造、開放型インターフェース及び端末の適切な電力消費を要求する。
ITU(international telecommunication union)及び3GPPでNR(new radio access technology)システムに対する要求事項及び仕様を開発する作業が始まった。NRシステムは、new RATなどの他の名称で呼ばれることもある。3GPPは、緊急な市場の要求とITU-R(ITU radio communication sector)IMT(international mobile telecommunications)-2020プロセスが提示するより長期的な要求事項を全て適時に満たすNRを成功的に標準化するために必要な技術構成要素を識別して開発しなければならない。また、NRは、遠い未来にも無線通信のために利用されることができる少なくとも100GHzに達する任意のスペクトラム帯域が使用可能でなければならない。
NRは、eMBB(enhanced mobile broadband)、mMTC(massive machine-type-communications)、URLLC(ultra-reliable and low latency communications)などを含む全ての配置シナリオ、使用シナリオ、要求事項を扱う単一技術フレームワークを対象とする。NRは、本質的に順方向互換性があるべきである。
NRの初期接続は、ダウンリンクの初期同期及びシステム情報取得と、ランダムアクセス手順を介してのRRC(radio resource control)連結とを目的とし、これは、基本的に3GPP LTE/LTE-Aの初期接続技術の目的と同様である。これとともに、NRは、多重ビーム送信及び広帯域を支援するための様々な要素技術を初期接続段階から含んでいる。
NR固有の特性により、NRの初期接続手順は、従来の3GPP LTE/LTE-Aにおける初期接続手順と異なる場合がある。本発明は、ランダムアクセス手順でMSG3の送信のための周波数資源を割り当てる方法について議論する。
一態様において、無線通信システムにおいて端末(UE;user equipment)がランダムアクセス手順でMSG3を送信する方法が提供される。前記方法は、前記ランダムアクセス手順で前記MSG3の送信のための周波数資源を決定し、及び前記周波数資源を介して前記MSG3をネットワークに送信することを含む。前記周波数資源の開始位置は、活性アップリンク(UL;uplink)帯域幅部分(BWP;bandwidth part)の最も小さいPRB(physical resource block)であり、前記周波数資源の帯域幅は、初期UL BWPの帯域幅と同一である。
他の態様において、無線通信システムにおいて端末(UE;user equipment)が提供される。前記UEは、メモリ、送受信部、及び前記メモリ及び前記送受信部と連結されるプロセッサを備える。前記プロセッサは、ランダムアクセス手順でMSG3の送信のための周波数資源を決定し、及び前記周波数資源を介して前記MSG3をネットワークに送信するように前記送受信部を制御する。前記周波数資源の開始位置は、活性アップリンク(UL;uplink)帯域幅部分(BWP;bandwidth part)の最も小さいPRB(physical resource block)であり、前記周波数資源の帯域幅は、初期UL BWPの帯域幅と同一である。
他の態様において、無線通信システムにおいて基地局(BS;base station)がランダムアクセス手順でMSG3を受信する方法が提供される。前記方法は、ランダムアクセスプリアンブルを端末(UE;user equipment)から受信し、前記ランダムアクセスプリアンブルに対する応答であるランダムアクセス応答を前記UEに送信し、及びMSG3の送信のための周波数資源を介して前記MSG3をUEから受信することを含む。前記周波数資源の開始位置は、活性アップリンク(UL;uplink)帯域幅部分(BWP;bandwidth part)の最も小さいPRB(physical resource block)であり、前記周波数資源の帯域幅は、初期UL BWPの帯域幅と同一である。
ランダムアクセス手順でMSG3の送信のための周波数資源が効果的に割り当てられることができる。
本発明の技術的特徴が適用され得る無線通信システムの一例を示す。 本発明の技術的特徴が適用され得る無線通信システムの他の例を示す。 本発明の技術的特徴が適用され得るフレーム構造の一例を示す。 本発明の技術的特徴が適用され得るフレーム構造の他の例を示す。 本発明の技術的特徴が適用され得る資源グリッドの一例を示す。 本発明の技術的特徴が適用され得る同期化チャネルの一例を示す。 本発明の技術的特徴が適用され得る周波数割当方式の一例を示す。 本発明の技術的特徴が適用され得る多重BWPの一例を示す。 本発明の一実施形態に係るミニスロット構成の一例を示す。 本発明の一実施形態に係るPUCCH資源の一例を示す。 本発明の一実施形態に係る互いに異なるミニスロットなどのための互いに異なる仮想資源集合の一例を示す。 本発明の一実施形態に係る複数の仮想資源集合の一例を示す。 本発明の一実施形態によってUEがランダムアクセス手順でMSG3を送信する方法を示す。 本発明の実施形態が実現されるUEを示す。 本発明の一実施形態によってBSとUEとがランダムアクセス手順を行う方法を示す。 本発明の実施形態が実現されるBSを示す。
以下で説明する技術的特徴は、3GPP(3rd generation partnership project)の標準化機構による通信規格や、IEEE(institute of electrical and electronics engineers)の標準化機構による通信規格等で使用されることができる。例えば、3GPPの標準化機構による通信規格は、LTE(long term evolution)及び/又はLTEシステムの進化を含む。LTEシステムの進化は、LTE-A(advanced)、LTE-A Pro、及び/又は5G NR(new radio)を含む。IEEEの標準化機構による通信規格は、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/axなどのWLAN(wireless local area network)システムを含む。前述したシステムは、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)、及び/又はSC-FDMA(single carrier frequency division multiple access)などの多様な多重アクセス技術をダウンリンク(DL;downlink)及び/又はアップリンク(UL;uplink)に使用する。例えば、DLにはOFDMAのみを使用し、ULにはSC-FDMAのみが使用されることができる。或いは、DL及び/又はULにOFDMAとSC-FDMAとが混用することもある。
図1は、本発明の技術的特徴が適用されることができる無線通信システムの一例を示す。具体的に、図1は、E-UTRAN(evolved-universal terrestrial radio access network)をベースとするシステムアーキテクチャである。前述したLTEは、E-UTRANを使用するE-UMTS(evolved-UMTS)の一部である。
図1を参照すると、無線通信システムは、一つ以上のUE(user equipment)10、E-UTRAN及びEPC(evolved packet core)を含む。UE10は、ユーザが携帯する通信装置をいう。UE10は、固定されるか、又は移動性を有することができ、MS(mobile station)、UT(user terminal)、SS(subscriber station)、無線機器等の別の用語と呼ばれ得る。
E-UTRANは、一つ以上のBS(bas station)20で構成される。BS20は、UE10に向けたE-UTRAユーザプレーン及びコントロールプレーンプロトコルの終端を提供する。BS20は、一般にUE10と通信する固定された地点(fixed station)をいう。BS20は、セル間の無線資源管理(RRM;radio resource management)、無線ベアラ(RB;radio bearer)制御、接続移動性制御、無線承認制御、測定の構成/提供、動的資源割り当て(スケジューラ)などのような機能をホストする。BS20は、eNB(evolved NodeB)、BTS(base transceiver system)、アクセスポイント(access point)等の別の用語と呼ばれ得る。
ダウンリンク(DL;downlink)は、BS20からUE10への通信を示す。アップリンク(UL;uplink)は、UE10からBS20への通信を示す。サイドリンク(SL;sidelink)は、UE10間の通信を示す。DLで、送信機はBS20の一部であってもよく、受信機はUE10の一部であってもよい。ULで、送信機はUE10の一部であってもよく、受信機はBS20の一部であってもよい。SLで、送信機及び受信機は、UE10の一部であってもよい。
EPCは、MME(mobility management entity)、S-GW(serving gateway)及びP-GW(packet data network(PDN)gateway)を含む。MMEは、NAS(non-access stratum)保安、アイドル状態の移動性処理、EPS(evolved packet system)ベアラ制御等のような機能をホストする。S-GWは、移動性アンカリングなどのような機能をホストする。S-GWは、E-UTRANを終端点として有するゲートウェイである。便宜上、MME/S-GW30は、単純に「ゲートウェイ」と言及されるが、この個体は、MME及びS-GWを全て含むものと理解される。P-GWは、UE IP(Internet protocol)アドレスの割り当て、パケットフィルタリング等のような機能をホストする。P-GWは、PDNを終端点として有するゲートウェイである。P-GWは、外部のネットワークに連結される。
UE10は、UuインターフェースによってBS20に連結される。UE10は、PC5インターフェースによって互いに相互連結される。BS20は、X2インターフェースによって互いに相互連結される。BS20は、また、S1インターフェースを介してEPCに連結される。より具体的には、MMEにS1-MMEインターフェースにより、且つS-GWにS1-Uインターフェースにより連結される。S1インターフェースは、MME/S-GWとBS間の多-対-多の関係を支援する。
図2は、本発明の技術的特徴が適用されることができる無線通信システムの別の例を示す。具体的に、図2は、5G NR(new radio access technology)システムに基づいたシステムアーキテクチャを示す。5G NRシステム(以下、簡単に「NR」と称する)で使用される個体は、図1で紹介された個体(例えば、eNB、MME、S-GW)の一部または全ての機能を吸収することができる。NRシステムで使用される個体は、LTEと区別するために、「NG」という名称で識別されることができる。
図2を参照すると、無線通信システムは、一つ以上のUE11、NG-RAN(next-generation RAN)及び5世代コアネットワーク(5GC)を含む。NG-RANは、少なくとも一つのNG-RANノードで構成される。NG-RANノードは、図1に示されたBS20に対応する個体である。NG-RANノードは、少なくとも一つのgNB21及び/又は少なくとも一つのng-eNB22で構成される。gNB21は、UE11に向けたNRユーザプレーン及びコントロールプレーンプロトコルの終端を提供する。Ng-eNB22は、UE11に向けたE-UTRAユーザプレーン及びコントロールプレーンプロトコルの終端を提供する。
5GCは、AMF(access and mobility management function)、UPF(user plane function)及びSMF(session management function)を含む。AMFは、NAS保安、アイドル状態の移動性処理などのような機能をホストする。AMFは、従来のMMEの機能を含む個体である。UPFは、移動性アンカリング、PDU(protocol data unit)処理のような機能をホストする。UPFは、従来のS-GWの機能を含む個体である。SMFは、UE IPアドレスの割り当て、PDUセッションの制御のような機能をホストする。
gNBとng-eNBは、Xnインターフェースを介して相互連結される。gNB及びng-eNBは、また、NGインターフェースを介して5GCに連結される。より具体的には、NG-Cインターフェースを介してAMFに、且つNG-Uインターフェースを介してUPFに連結される。
NRにおける無線フレームの構造が説明される。LTE/LTE-Aにおける1つの無線フレームは、10個のサブフレームで構成され、1つのサブフレームは2個のスロットで構成される。1つのサブフレームの長さは1msであってもよく、1つのスロットの長さは0.5msであってもよい。1つの送信ブロックを上位層から物理層に送信する時間(一般的に1つのサブフレームにわたって)は、TTI(transmission time interval)で定義される。TTIはスケジューリングの最小単位であり得る。
LTE/LTE-Aと異なり、NRは様々なヌメロロジーを支援するので、よって、無線フレームの構造が様々であり得る。NRは周波数領域で種々の副搬送波間隔を支援する。表1は、NRで支援される種々のヌメロロジーを示す。各ヌメロロジーは、インデックスμにより識別されることができる。
Figure 0007043614000001
表1を参照すると、副搬送波間隔は、インデックスμで識別される15、30、60、120、及び240kHzのうちの一つに設定されることができる。しかし、表1に示す副搬送波間隔は単に例示的なものであり、特定の副搬送波間隔は変更し得る。従って、各々の副搬送波間隔(例えば、μ=0、1...4)は、第1副搬送波間隔、第2副搬送波間隔...N番目の副搬送波間隔で表現され得る。表1を参照すると、副搬送波間隔によって、ユーザデータ(例えば、PUSCH(physical uplink shared channel)、PDSCH(physical downlink shared channel))の送信が支援されなくてもよい。即ち、ユーザデータの送信は、少なくとも一つの特定の副搬送波間隔(例えば、240kHz)でのみ支援されなくてもよい。
また、表1を参照すると、副搬送波間隔によって同期チャネル(PSS(primary synchronization signal)、SSS(secondary synchronization signal)、PBCH(physical broadcasting channel)が支援されなくてもよい。即ち、同期チャネルは、少なくとも一つの特定の副搬送波間隔(例えば、60kHz)でのみ支援されなくてもよい。
NRでは、1つの無線フレーム/サブフレームに含まれるスロットの個数及びシンボルの個数は、様々なヌメロロジー、即ち、様々な副搬送波間隔によって異なり得る。表2は、スロット当たりのOFDMシンボルの個数、無線フレーム当たりのスロットの個数、及び一般CP(cyclic prefix)でサブフレーム当たりのスロットの個数の例を示す。
Figure 0007043614000002
表2を参照すると、μ=0に対応する第1ヌメロロジーが適用されると、1つの無線フレームは10個のサブフレームを含み、1つのサブフレームは1つのスロットに対応し、1つのスロットは14個のシンボルで構成される。本明細書において、シンボルは特定の時間間隔の間に送信される信号を示す。例えば、シンボルは、OFDM処理により生成された信号を示すことができる。即ち、本明細書において、シンボルはOFDM/OFDMAシンボル又はSC-FDMAシンボル等を称し得る。CPは、各シンボルの間に位置し得る。図3は、本発明の技術的特徴が適用できるフレーム構造の一例を示す。図3において、副搬送波間隔は15kHzであり、これはμ=0に対応する。
図4は、本発明の技術的特徴が適用できるフレーム構造の別の例を示す。図4において、副搬送波間隔は30kHzであり、これはμ=1に対応する。
一方、本発明の実施例が適用される無線通信システムには、FDD(frequency division duplex)及び/又はTDD(time division duplex)が適用できる。TDDが適用される際に、LTE/LTE-Aにおいて、ULサブフレーム及びDLサブフレームはサブフレームの単位に割り当てられる。
NRにおいて、スロット内のシンボルは、DLシンボル(Dで表される)、流動シンボル(Xで表される)、及びULシンボル(Uで表される)に分類できる。DLフレームのスロットにおいて、UEはDL送信がDLシンボル又は流動シンボルでのみ発生すると仮定する。ULフレームのスロットで、UEはULシンボル又は流動シンボルでのみ送信すべきである。
表3は、対応するフォーマットインデックスにより識別されるスロットのフォーマットの例を示す。表3の内容は、特定のセルに共通に適用されるか、隣接セルに共通に適用されることができるか、個別的に又は異なって各UEに適用されることができる。
Figure 0007043614000003
説明の便宜上、表3は、NRで実際に定義されたスロットのフォーマットの一部のみを示す。特定の割り当て方式が変更又は追加され得る。UEは、上位層のシグナリング(即ち、RRC(radio resource control)シグナリング)を介して、スロットのフォーマットの構成を受信することができる。又は、UEはPDCCHを介して、受信されるDCI(downlink control information)を介してスロットのフォーマットの構成を受信することができる。又は、UEは上位層のシグナリング及びDCIの組み合わせを介して、スロットのフォーマットの構成を受信することができる。
図5は、本発明の技術的特徴が適用できる資源グリッドの一例を示す。図5に示す例は、NRで使用される時間-周波数資源グリッドである。図5に示す例は、UL及び/又はDLに適用されることができる。図5を参照すると、多数のスロットが時間領域上の1つのサブフレーム内に含まれる。具体的に、「μ」の値によって表現されるとき、「14*2μ」のシンボルが資源グリッドで表現されることができる。また、1つの資源ブロック(RB;resource block)は12個の連続的な副搬送波を占めることができる。1つのRBはPRB(physical resource block)と呼ばれ得、12個の資源要素(RE;resource element)が各PRBに含まれる。割り当て可能なRBの数は、最小値と最大値に基づいて決定されることができる。割り当て可能なRBの数は、ヌメロロジー(「μ」)によって個別的に構成されることができる。割り当て可能なRBの数は、ULとDLに対して同じ値で構成されることもあり、ULとDLに対して異なる値で構成されることもある。
NRにおけるセルの探索方式が説明される。UEは、セルと時間及び/又は周波数同期を獲得し、セルのID(identifier)を獲得するためにセルの探索を行うことができる。PSS、SSS、及びPBCHのような同期化チャネルがセルの探索に使用されることができる。
図6は、本発明の技術的特徴が適用できる同期化チャネルの一例を示す。図6を参照すると、PSS及びSSSは、1つのシンボル及び127個の副搬送波を含むことができる。PBCHは、3個のシンボル及び240個の副搬送波を含むことができる。
PSSは、SS/PBCHブロック(synchronization signal/PBCH block)シンボルのタイミング獲得に使用される。PSSはセルのID識別のための3つの仮説(hypotheses)を指示する。SSSはセルのID識別に使用される。SSSは、336個の仮説を指示する。結果として、1008個の物理層のセルのIDがPSS及びSSSにより構成されることができる。
SS/PBCHブロックは5msウィンドウ(window)内の所定のパターンによって繰り返して送信されることができる。例えば、L個のSS/PBCHブロックが送信される場合、SS/PBCHブロック#1乃至SS/PBCHブロック#Lはいずれも同一の情報を含むことができるが、異なる方向のビームを介して送信されることができる。即ち、QCL(quasi co-located)関係が5msウィンドウ内のSS/PBCHブロックに適用されないことがある。SS/PBCHブロックを受信するのに使用されるビームは、UEとネットワーク間の後続動作(例えば、ランダムアクセス動作)に使用されることができる。SS/PBCHブロックは、特定の期間だけ繰り返すことができる。繰り返しの周期はヌメロロジーによって個別的に構成されることができる。
図6を参照すると、PBCHは、第2シンボル/第4シンボルに対して20個のRB、及び第3シンボルに対して8個のRBの帯域幅を有する。PBCHは、PBCHをデコーディングするためのDM-RS(demodulation reference signal)を含む。DM-RSに対する周波数領域は、セルのIDによって決定される。LTE/LTE-Aとは異なり、CRS(cell-specific reference signal)がNRで定義されないため、PBCHをデコーディングするための特別なDM-RS(即ち、PBCH-DMRS)が定義される。PBCH-DMRSは、SS/PBCHブロックはインデックスを示す情報を含むことができる。
PBCHは様々な機能を行う。例えば、PBCHはMIB(master information block)を放送する機能を行うことができる。システム情報(SI;system information)は、最小SI(minimum SI)とその他SI(other SI)とに分けられる。最小SIは、MIBとSIB1(system information block type-1)とに分けられる。MIBを除いた最小SIは、RMSI(remaining minimum SI)といえる。即ち、RMSIはSIB1を称し得る。
MIBは、SIB1をデコーディングするのに必要な情報を含む。例えば、MIBはSIB1(及びランダムアクセス手続で使用されるMSG2/4、その他SI)に適用される副搬送波間隔に対する情報、SS/PBCHブロックと後続して送信されるRB間の周波数オフセットに対する情報、PDCCH/SIBの帯域幅に対する情報、PDCCHをデコーディングするための情報(例えば、後述される探索空間/CORESET(control resource set)/DM-RS等に対する情報)を含むことができる。MIBは周期的に送信されることができ、同一の情報は80msの時間間隔の間に繰り返して送信されることができる。SIB1はPDSCHを介して繰り返して送信されることができる。SIB1は、UEの初期アクセスのための制御情報及び他のSIBをデコーディングするための情報を含む。
NRでPDCCHのデコーディングが説明される。PDCCHのための探索空間は、UEがPDCCHに対してブラインドデコーディンを行う領域に該当する。LTE/LTE-Aにおいて、PDCCHに対する探索空間は、CSS(common search space)及びUSS(UE-specific search space)に区分される。各探索空間の大きさ及び/又はPDCCHに含まれたCCE(control channel element)の大きさは、PDCCHのフォーマットによって決定される。
NRでは、PDCCHに対する資源要素グループ(REG;resource element group)とCCEが定義される。NRでは、CORESETの概念が定義される。具体的に、1つのREGは12個のRE、即ち、1つのOFDMシンボルを介して送信された1つのRBに対応する。各々のREGはDM-RSを含む。1つのCCEは複数のREG(例えば、6個のREG)を含む。PDCCHは、1、2、4、8又は16のCCEで構成された資源を介して送信されることができる。CCEの個数は集合レベル(aggregation level)によって決定されることができる。即ち、集合レベルが1である場合は1CCE、集合レベルが2である場合は2CCE、集合レベルが4である場合は4CCE、集合レベルが8である場合は8CCE、集合レベルが16である場合は16CCEが特定のUEに対するPDCCHに含まれる。
CORESETは、1/2/3OFDMシンボル及び多重のRBで定義されることができる。LTE/LTE-Aで、PDCCHに使用されるシンボルの個数は、PCFICH(physical control format indicator channel)により定義される。しかし、PCFICHはNRで使用されない。代わりに、CORESETに使用されるシンボルの数は、RRCメッセージ(及び/又はPBCH/SIB1)により定義されることができる。また、LTE/LTE-AではPDCCHの周波数帯域幅が全システム帯域幅と同一であるため、PDCCHの周波数帯域幅に関するシグナリングがない。NRにおいて、CORESETの周波数領域は、RBの単位にRRCメッセージ(及び/又はPBCH/SIB1)により定義されることができる。
NRでPDCCHの探索空間がCSSとUSSとに区分される。USSはRRCメッセージにより指示されることができるので、UEがUSSをデコーディングするためにはRRC連結が必要であり得る。USSはUEに割り当てられたPDSCHのデコーディングのための制御情報を含むことができる。
RRCの構成が完了していない場合にも、PDCCHはデコーディングされなければならないので、CSSが定義されなければならない。例えば、CSSはSIB1を伝達するPDSCHをデコーディングするためのPDCCHが構成される際に、又はMSG2/4を受信するためのPDCCHがランダムアクセス手続で構成される際に定義されることができる。NRではLTE/LTE-Aと同様に、PDCCHは特定の目的のためのRNTI(radio network temporary identifier)によりスクランブリングされることができる。
NRにおける資源割り当ての方式が説明される。NRでは特定の個数(例えば、最大4個)の帯域幅部分(BWP;bandwidth part)が定義できる。BWP(又は搬送波BWP)は連続するPRBの集合であり、共通RB(CRB;common RB)の連続的な副集合で示すことができる。CRB内の各RBはCRB0と開始し、CRB1、CRB2等で示すことができる。
図7は、本発明の技術的特徴が適用できる周波数の割り当て方式の一例を示す。図7を参照すると、多数のBWPがCRBグリッドで定義されることができる。CRBグリッドの基準点(共通基準点、開始点等と言及され得る)は、NRでいわゆる「ポイントA」と呼ばれる。ポイントAはRMSI(即ち、SIB1)により指示される。具体的に、SS/PBCHブロックが送信される周波数帯域とポイントA間の周波数オフセットがRMSIを介して指示されることができる。ポイントAはCRB0の中心周波数に対応する。また、ポイントAは、NRでREの周波数帯域を指示する変数「k」が0に設定される地点であり得る。図7に示す多数のBWPは、1つのセル(例えば、PCell(primary cell))で構成される。複数のBWPは、個別的に又は共通的に各セルに対して構成されることができる。
図7を参照すると、各々のBWPはCRB0からの大きさ及び開始点により定義されることができる。例えば、一番目のBWP、即ち、BWP#0はCRB0からのオフセットを介して開始点により定義されることができ、BWP#0に対する大きさを介してBWP#0の大きさが決定できる。
特定の個数(例えば、最大4個)のBWPがUEに対して構成されることができる。特定の時点で、セル別にただ特定の個数(例えば、1個)のBWPのみが活性化できる。構成可能なBWPの個数や活性化されたBWPの個数は、UL及びDLに対して共通的に又は個別的に構成されることができる。UEは活性DL BWPでのみPDSCH、PDCCH及び/又はCSI(channel state information)RSを受信することができる。また、UEは活性UL BWPにのみPUSCH及び/又はPUCCH(physical uplink control channel)を送信することができる。
図8は、本発明の技術的特徴が適用できる多重のBWPの一例を示す。図8を参照すると、3個のBWPが構成できる。第1のBWPは40MHz帯域にわたっていてもよく、15kHzの副搬送波間隔が適用できる。第2のBWPは、10MHz帯域にわたっていてもよく、15kHzの副搬送波間隔が適用できる。第3のBWPは、20MHz帯域にわたっていてもよく、60kHzの副搬送波間隔が適用できる。UEは3個のBWPのうちの少なくとも一つのBWPを活性のBWPで構成することができ、活性のBWPを介してUL及び/又はDLデータ通信を行うことができる。
時間資源はDL又はUL資源を割り当てるPDCCHの送信時点に基づいて、時間差/オフセットを示す方式で指示されることができる。例えば、PDCCHに対応するPDSCH/PUSCHの開始点とPDSCH/PUSCHにより占有されるシンボルの個数が指示できる。
搬送波集成(CA:carrier aggregation)が説明される。LTE/LTE-Aと同様に、CAはNRで支援されることができる。即ち、連続又は不連続な構成搬送波(CC;component carrier)を集成して帯域幅を増加させて、結果として、ビットレートを増加させることができる。各々のCCは(サービング)セルに対応することができ、各CC/セルはPSC(primary serving cell)/PCC(primary CC)又はSSC(secondary serving cell)/SCC(secondary CC)に分けられる。
以下、本発明の実施形態によって本発明が提案するNRでの資源割当と関連した様々な側面について説明する。
1.スロット及び/又はミニスロットを介しての資源割当
NRにおいて、データ及び/又は制御信号のモニタリングのために、互いに異なる時間区間、すなわち、スロット及び/又はミニスロットが支援され得る。スロット基盤スケジューリングにおいて、単一スロットスケジューリング及び/又は複数スロットスケジューリング及び/又はクロススロットスケジューリングが支援され得る。ミニスロット基盤スケジューリングでもスロット基盤スケジューリングと同様に、単一ミニスロットスケジューリング及び/又は複数ミニスロットスケジューリング及び/又はクロスミニスロットスケジューリング(すなわち、クロスOFDMシンボルスケジューリング)が支援され得る。上記のようなスケジューリングが混在されれば、UE動作を明確にすべき必要がある。特に、互いに異なる時間区間を基盤とするスケジューリング、すなわち、スロット基盤スケジューリングとミニスロット基盤スケジューリングとが互いに衝突するとき、UE動作を明確にすべき必要がある。
衝突について議論する前に、スロット基盤スケジューリング及びミニスロット基盤スケジューリングの構造について説明する。次の種々の接近法のうち、少なくとも1つが考慮され得る。
(1)接近法1:共通接近法
接近法1において、スロット基盤スケジューリングとミニスロット基盤スケジューリングとは、ただネットワークのスケジューリングに基づいて行われることができる。UEは、制御チャネルモニタリングのために、1つまたは複数のスロットを構成することができる。UEは、各スケジューリングにおいてスロットまたはミニスロットをスケジューリングされることができる。このとき、スケジューリングと関連してある程度の制約が発生しうる。例えば、PDSCHの位置の観点で、PUCCH資源と同様に、完全に柔軟な資源割当(例えば、開始シンボル+区間)及び/又は半-柔軟な資源割当(例えば、予め構成された資源の集合から1つを選択)が考慮され得る。
スロットの中間で構成されるCORESETは、スロットを外れないデータをスケジュールできる。このような制限は、単一ミニスロットスケジューリング及び/又はクロスミニスロットスケジューリングのみで適用されることができる。すなわち、ミニスロットPDSCHまたはミニスロットPUSCHの開始及び/又は最後のシンボルは、スロットを外れることができない。ただし、複数ミニスロットスケジューリングでは、データがスロットを外れてスケジュールされることができる。このような場合、次のオプションのうち1つが考慮され得る。
・オプション1:スロット内でミニスロットのための開始及び/又は最後のシンボルの位置は、スケジュールされたミニスロットにわたって同一でありうる。すなわち、複数のスロットにわたってミニスロットが繰り返されることができる。
・オプション2:繰り返し及び/又はスケジューリングは、連続したミニスロットで発生する。このような場合、スロットのサイズは、ミニスロットのサイズが倍数になることができるように、ミニスロットのサイズは、2シンボル及び/又は7シンボルなどに制限される必要がある。
また、アンペアドスペクトルで流動シンボルまたはULシンボルをどのように扱うかも明確に定義される必要がある。例えば、ペアドスペクトルまたはアンペアドスペクトルに関係なく、複数のスケジュールされたミニスロットが連続的に構成され得るように、全ての資源が連続し、使用可能であると仮定することができる。または、ミニスロットは、DLスケジューリングのために、流動シンボル及びULシンボルを除いて構成されることができ、また、ULスケジューリングのために、流動シンボル及びDLシンボルを除いて構成されることができる。このために、スロットは、複数のミニスロットに分けられ、1つ以上の流動シンボル及び/又はULシンボルを含むミニスロットは、DLスケジューリングのための繰り返しから除かれることができる。
図9は、本発明の一実施形態に係るミニスロット構成の一例を示す。図9(a)は、上述したオプション1によって、スロット内でミニスロットのための開始及び/又は最後のシンボルの位置はスケジュールされたミニスロットにわたって同じ場合を示す。すなわち、ミニスロットが複数のスロットにわたって繰り返される。図9(b)は、上述したオプション2によって、ミニスロットに流動シンボル及び/又はULシンボルが含まれるか否かに関係なく、ミニスロットが連続的に繰り返されて構成される場合を示す。このとき、全てのミニスロットが可用な資源と見なされる。図9(c)は、上述したオプション2によって、ミニスロットに流動シンボル及び/又はULシンボルが含まれるか否かによってミニスロットが連続的に繰り返されて構成される場合を示す。このとき、流動シンボル及び/又はULシンボルを含むミニスロットは、DLスケジューリングから除かれ、残りのミニスロットが連続的に繰り返されて構成される。
1つ以上のDCIがCORESETでRNTI及び/又はDCIフォーマットに基づいて探索空間(CSS及び/又はUSS)にスケジュールされることができる。しかし、UEが処理できるデータの量は、UE能力による。UEの義務的能力として次のオプションが考慮され得る。
・義務的に、UEは、与えられたヌメロロジーに対して1つのスロットで多くとも1つのPDSCH及び1つのPUSCHを処理できる。
・義務的に、UEは、与えられたヌメロロジーに対して1つのスロットで多くとも1つのユニキャストPDSCH、1つのブロードキャストPDSCH、及び1つのPUSCHを処理できる。
・義務的に、UEは、1つのスロットで多くとも2つのPDSCH及び1つのPUSCHを処理できる。
・義務的に、UEは、与えられた時間単位でUEが支援できる総TBS(transport block size)または最大TBS及び/又は与えられた時間単位でUEが支援できるブラインドデコーディングの最大個数に対応するPDSCHを全て処理することができる。時間単位は、1シンボル及び/又は複数シンボル及び/又はスロットでありうる。すなわち、ピークデータ率(peak data rate)に対するUE能力を越えなければ、UEは、与えられた時間単位でいくらでもDLデータ及び/又はULデータを処理できなければならない。処理時間の観点でピークデータ率が処理時間別に異なるならば、互いに異なる処理時間を有するデータが多重化される場合、最も早い処理時間に対応するピークデータ率がUE能力と見なされることができる。これは、処理遅延を増加させないためである。または、ネットワークは、UEのための処理時間を構成でき、UEは、与えられた処理時間で支援できるピークデータ率及び/又は最大TBSをネットワークに報告することができる。例えば、UEが遅い処理時間と早い処理時間とを共に支援し、各処理時間が各ヌメロロジーで異なる場合、ネットワークは、どの処理時間とどのヌメロロジーが基準として使用されるかを選択し、これをUEに知らせることができる。すると、UEは、基準処理時間及び/又は基準ヌメロロジーを基盤にピークデータ率及び/又は最大TBSのようなUE能力をネットワークに報告することができる。
また、UEは、より多くのデータ/制御信号を支援するために、追加的なUE能力を報告できる。ネットワークが、UEが支援することより多くの数のPDSCH及び/又はPUSCHをスケジュールすれば、優先順位を基盤に1つ以上のデータチャネルの送信が省略され得る。
複数の時間区間及びPUCCH資源が構成され得る。PUCCH資源を支援するために、次のオプションが考慮され得る。
・PUCCH資源集合のインデックス及び選択されたPUCCH資源集合内でPUCCH資源のインデックスがDCIのPUCCH資源指示を介して指示され得る。互いに異なる開始地点及び/又は時間区間を有する複数のPUCCH資源の集合がありうる。例えば、2個のシンボルを占めるPUCCHが支援される場合、スロット内に7個のPUCCH資源がありうる。PUCCH資源の繰り返しと関連して、繰り返し回数が半静的構成シグナリング及び/又は動的シグナリングを介して指示されることができる。PUCCH資源集合のインデックス及び/又は選択されたPUCCH資源集合内でPUCCH資源のインデックスは、DCI内の時間領域指示に含まれることができる。
・PUCCH資源集合が半静的に構成されることができる。半静的に構成されたPUCCH資源集合において、1つのPUCCH資源がPDSCHとPUCCHとの間のタイミングに対する明示的な指示に基づいて選択されることができる。または、半静的に構成されたPUCCH資源集合において、1つのPUCCH資源がPDSCHとPUCCHとの間のタイミングに対する暗示的な指示に基づいて選択されることができる。選択されたPUCCH資源は、開始シンボル及び/又は時間区間で構成されることができる。
・スロット別に時間資源の集合が構成されるか予め決定されることができ、このうち1つの資源が動的及び/又は半静的に選択されることができる。選択された資源において、開始シンボル(あるいは、開始スロットまたは開始ミニスロット)及び/又は時間区間が動的に選択されることができる。
・PUCCHのための仮想時間資源(以下、仮想資源)の集合が構成され得るし、このうち、制限された仮想資源の集合のみが時間領域指示(例えば、PDSCHとPUCCHとの間のタイミング)にしたがって指示されることができる。仮想資源を構成するにあたって、各スロットで同じ仮想資源の集合が構成され得るし、複数のスロットにわたって同じパターン及び/又は集合が繰り返されることができる。SRS(sounding reference signal)資源及び/又はTDDまたは留保資源などのために使用できないUL資源を解決するために、使用可能でないPUCCH資源と重なる1つ以上の仮想資源は無視されることができる。または、仮想資源を構成するにあたって、SRS構成及び/又はDL/UL構成及び/又は留保資源構成などによって、各スロットで互いに異なる仮想資源の集合が構成され得る。複数のパターンの集合がありうるし、1つのパターンがスロット別に選択されることができる。
図10は、本発明の一実施形態に係るPUCCH資源の一例を示す。図10に示すように、各PDSCHによって制限されたPUCCH時間資源の集合が指示される。留保資源構成及び/又はDL/UL構成などによる無効仮想資源は、PUCCH資源を動的に指示するにあたって除かれる。4個のPUCCH資源が指示される場合、有効な4個のPUCCH資源がDCIを介して指示される。
PUCCHのための有効資源は、ただ半静的に構成されるUL資源のみを考慮するか、または半静的に構成されるUL資源及び流動資源を考慮するか、または半静的に構成されるUL資源及びグループ共通SFI(slot format indicator)によって動的に指示されるUL資源を考慮できる。どの資源が仮想PUCCH資源に含まれるか否かもネットワークによって構成及び/又は指示されることができる。
複数の仮想資源の集合がありうる。例えば、各仮想資源の集合の最大時間区間は、2シンボル、4シンボル、7シンボル、及び/又は14シンボルなどに各々異なることができる。各PDSCHに対してどの仮想資源の集合が使用されるかは、次のうち、いずれか1つによって決定されることができる。
・各CORESET及び/又は探索空間及び/又はDCIフォーマットに対して、PUCCH資源選択のために、どの仮想資源の集合が使用されるかは、半静的に構成されることができる。
・PUCCH資源選択のために、どの仮想資源の集合が使用されるかは、DCIによって動的に選択されることができる。
・最大時間区間及び/又は開始シンボルを含む複数の仮想資源の集合のうち、UEは、スロット別に及び/又はK個のスロット別に制限された個数の仮想資源の集合を構成することができ、そのうち、1つ以上の仮想資源が動的に選択されることができる。
(2)接近法2:固定されたスロット及びミニスロット構造
上述した接近法1は、UEが与えられたスロットで制限された個数のデータチャネルをスケジュールされるか、またはUEが単一の使用例を支援するときに使用されることができる。それに対し、接近法2は、UEが複数の使用例を支援するときに使用されることができる。または、ネットワークが接近法1または接近法2のうち、いずれか1つをセル特定シグナリング及び/又はUE特定共通シグナリング及び/又はUE特定シグナリングを介して構成することができる。
(3)接近法3:仮想資源集合基盤の接近法
接近法1と接近法2のハイブリッド接近法が考慮され得る。すなわち、資源割当が、どの仮想資源集合が使用されるかを半静的シグナリング及び/又は動的シグナリングを介して指示することができる。
図11は、本発明の一実施形態に係る互いに異なるミニスロットなどのための互いに異なる仮想資源集合の一例を示す。図11(a)は、ミニスロットの長さが2シンボルであるとき、仮想資源集合の例を示す。図11(b)は、ミニスロットの長さが4シンボルであるとき、仮想資源集合の例を示す。図11(c)は、ミニスロットの長さが7シンボルであるとき、仮想資源集合の例を示す。図11(d)は、ミニスロットの長さが2シンボルであるとき、仮想資源集合の例を示す。仮想資源集合は、DL及びULの各々に対して半静的DL/UL資源上で構成されることができる。流動資源を含んで仮想資源集合を構成するか否かは、ネットワークによって構成されることができる。
また、ミニスロットが同じ個数のシンボルを含むときにも、互いに異なる複数の仮想資源集合が構成され得る。
図12は、本発明の一実施形態に係る複数の仮想資源集合の一例を示す。図12(a)、図12(b)、図12(c)は共にミニスロットの長さが2シンボルであるとき、仮想資源集合の例を示す。しかし、仮想資源集合は、各々異なるように構成される。
上述した本発明の一実施形態を要約すれば、次のとおりである。
・複数の仮想資源集合が各ミニスロット別に予め定義されるか、構成されることができる。
・ミニスロット区間または選択された仮想資源集合が半静的に構成されるか、及び/又はDCIにより動的に指示されることができる。少なくとも放送チャネルのような共通データに対して、固定された仮想資源集合が予め定義され得る。例えば、SS/PBCHブロックと整列された仮想資源が固定された仮想資源集合が予め定義され得る。仮想資源集合は、スロット構造及び/又は他の信号(例えば、SS/PBCHブロック)に基づいて予め定義されることができる。または、仮想資源集合は、均一に定義されるか(例えば、1つのスロット内に2シンボルを占める仮想資源が7個構成)、または柔軟に定義されることができる(例えば、全てのシンボルが仮想資源の開始シンボルになることができる)。または、仮想資源集合は、他のフォーマット(例えば、LTEの短いTTIフォーマット)にしたがうことができる。
・スロット基盤スケジューリングにおいて、仮想資源は、スロットでありうる。
・時間領域資源を指示するにあたって、仮想資源が使用可能であるか、使用可能でないかの可否に関係なく、仮想資源集合がDCIによって指示され得る。有効でない仮想資源は無視されることができる。これは、ネットワークとUEとの間のいかなる曖昧さも発生させない。
または、有効な仮想資源の集合がDCIによって指示され得る。グループ共通PDCCHを介して送信される動的SFIにより有効な仮想資源を決定するにあたって、グループ共通PDCCHを介して送信されるSFIに関係なく、流動資源は、有効な仮想資源と見なされることができる。有効な資源がSFIによってUL資源に変更されてDLでは使用可能でないとしても、グループ共通PDCCHを介して送信されるSFIは、ネットワークとUEとの間のいかなる曖昧さも避けるために、依然として資源を指示することができる。または、グループ共通PDCCHが構成される場合、ただ有効なDL資源及び/又はUL資源のみが有効な仮想資源と考慮され得る。このとき、発生できる曖昧さは、HARQ-ACK手順で処理されることができる。グループ共通PDCCHが構成されない場合、DL資源と流動資源とがDLでの有効な仮想資源として使用され得るし、UL資源と流動資源とがULでの有効な仮想資源として使用され得る。グループ共通PDCCHが構成され、ネットワークが、流動資源がDL資源またはUL資源への動的変更を構成しなければ、UEは、ただ半静的に構成されたDL資源及び/又はUL資源を各々DLでの有効な仮想資源及びULでの有効な仮想資源として使用することができる。
・複数スロットスケジューリング及び/又は複数ミニスロットスケジューリングも同様に処理されることができる。このとき、各仮想資源は、1つのスロット及び/又は1つのミニスロットに対応することができる。
・類似したフレームワークがPDSCH資源、PUSCH資源、及び/又はPUCCH資源のために使用され得る。仮想資源集合は、連続したシンボルの集合を定義でき、1つのDCIがPDSCH、PUSCH、及び/又はPUCCHの開始地点及び時間区間を指示できる。複数スロットスケジューリング及び/又は複数ミニスロットスケジューリングのために、複数の仮想資源集合が指示され得る。仮想資源は、無線フレーム内でスロットの集合でありうるし、スロット内でミニスロットの集合でありうるし、無線フレーム内でミニスロットの集合でありうるし、無線フレーム内でシンボルの集合でありうる。
・また、PUCCHフォーマット別に互いに異なる仮想資源集合が構成され得る。例えば、短いPUCCHフォーマットと長いPUCCHフォーマットとに対して互いに異なる仮想資源集合が構成され得る。PUCCHフォーマットの選択によって互いに異なる仮想資源集合が使用され得る。
2.半静的コードブック(codebook)及び時間領域表
UEが時間領域表を構成され、UEが1つのスロットで1つ以上のPDSCHを支援する場合、HARQ-ACKがスロット別に送信されるという仮定下に、UEは、CC別に1つ以上のHARQ-ACKビットを送信する必要がある。このとき、互いに重なる時間領域資源がありうるので、HARQ-ACKのためのコードブックのサイズをどのように決定するか明確に定義される必要がある。
例えば、時間領域資源が[1、2、3、4]、[5、6、7]、[8、9、10、11、12]、[1、2]、[3、4]、[5、6、7]、[8、9]を含み、UEが[5、6、7]にスケジュールされた場合、当該データがどこでスケジュールされたかが明確に決定されなければならない。HARQ-ACKコードブックのサイズが完全に重ならなかった最大時間領域資源割当に基づいて決定されるならば、この実施形態において[1、2]、[3、4]、[5、6、7]、[8、9、10、11、12]の4回の機会で計算されることができる。各時間領域エントリーに対して、4ビットのうち、HARQ-ACKビットが明確に決定される必要がある。MIMO(multiple-input multiple-output)またはTB別に複数のビットが使用されれば、HARQ-ACKビットは、2倍になるか、または各時間領域エントリー別に最大符号語の個数が追加に決定され得る。
スロット内でHARQ-ACKビットオーダーKは、基本的に1に設定される。各シンボルIから始める時間領域機会があれば、当該時間領域エントリーに対してHARQ-ACKビットは、K番目ビットに載せられて送信され、Kが増加する。そしてIが増加する。
上述した実施形態において、[1、2]は、1番目ビットにマッピングされ、[3、4]は、2番目ビットにマッピングされ、[8、9]は、4番目ビットにマッピングされる。各PDSCHに対してPDSCHがシンボルmから始めると、シンボルmは、k番目ビットにマッピングされる。クロススロットスケジューリングまたは複数スロットスケジューリングにおいて、これは、実際にPDSCHがマッピングされたスロットで行われることができる。例えば、クロススロットスケジューリングが2スロットを指示すれば、これに対応するPDSCH資源集合が使用され得る。例えば、DL連関集合が[1、2、3、4]であり、CORESETモニタリングがスロット毎に発生できれば、DL連関集合は、HARQ-ACKスロット以前に[1、2、3、4]に固定されることができる。スロットで重ならないPDSCHの個数を数えるために、クロススロットスケジューリングによってスケジュールされるPDSCHも考慮されなければならない。例えば、n-4番目スロットは、同一スロットのPDSCH及びクロススロットエントリーが存在する場合、クロススロットPDSCHと考慮されることができる。複数スロットスケジューリングにおいて、最後のPDSCH及び/又は最後の送信機会が使用され得る。例えば、複数のスロットが4スロットであるとき、4番目スロットのPDSCHがスロットで重ならなかったPDSCHの個数を数えるために使用されることができる。
HARQ-ACKコードブックのサイズをさらに減らすために、コードブックのサイズは、スロット別に計算されることができ、このとき、UEは、半静的に構成されたDLシンボル及び/又は流動シンボルでないシンボルでDL送信がないと仮定することができる。すなわち、UEは、半静的に構成されたDLシンボル及び/又は流動シンボルだけを考慮してHARQ-ACKコードブックのサイズを計算できる。それとも、全てのスロットがDLシンボル及び/又は流動シンボルでありうる。複数スロットスケジューリングにおいてK1のタイミングは、実際送信と関係なく、最後のスロットから始めることができる。または、K1は、各スロットでHARQ-ACKコードブックのサイズの動的計算を要求する複数のスロットのうち、最後のスロットから始めることができる。
以上の説明は、UEがどのシンボルでもPDSCHが重なってスケジュールされず、ネットワークがいかなる曖昧さも有さないことを仮定とする。しかし、曖昧さが発生できる場合もある。例えば、送信機会は、[1、2、3、4]、[5、6、7]、[8、9、10、11、12]、[1、2]、[3、4、5]、[6、7]、[7、8、9]を含むことができる。このとき、重ならない最大PDSCHは、[1、2、3、4、]、[5、6、7]、[8、9、10、11、12]または[1、2]、[3、4、5]、[6、7]または[1、2]、[3、4、5]、[7、8、9]であることができる。したがって、各送信機会で組み合わせを基盤にHARQ-ACKビットが決定される必要があり、最大PDSCHは、指示された送信機会を含んでスケジューリングされることができる。例えば、[5、6、7]は、最悪の場合を想定して2番目ビットにマッピングされることができる。しかし、UEが複数のスロットを送信する場合、DCIを受信したという指示がないとき、全てのビットがNACK(non-acknowledgement)で構成されるであろうから、UEがDCIを受信したか、受信していないかを把握し難い。例えば、ネットワークが[8、9、10、11、12]を送信し、UEがDCIを受信できなかったならば、UEは、3ビットのNACKを送信するであろうが、ネットワークは、これを容易に区別し難い場合がある。
要約すれば、HARQ-ACKビットは、与えられたスロットでスケジュールされた1つ以上のPDSCHを含む最大組み合わせに基づいて決定されることができる。それとも、全ての組み合わせのうち、最大値が使用され得る。ビットオーダーも選択された組み合わせに基づいて決定されることができる。したがって、UEは、組み合わせのリストを維持する必要がある。一方、ビットインデックスを決定するにあたって、各時間領域資源割当エントリーに対して、シンボル0からL-1内でスケジュールされた最大PDSCHの個数Mが計算され、ビットインデックスは、M+1に決定されることができる。Lは、当該時間領域資源割当エントリーが始めるシンボルインデックスである。
全体的なアルゴリズムは、次のとおりである。各時間領域エントリーPに対して、開始シンボルPより先に終わる重ならないPDSCHの最大個数Mが計算され、PのためのHARQ-ACKビットオーダーは、M+1に決定されることができる。スロットでのコードブックのサイズは、[全てのPに対するMの最大値]+1に決定されることができる。
PDSCHが互いに重なる場合、K=0に設定され、各シンボルIで遅刻する時間領域エントリーがあれば、Kを増加させる。Kは、スロットでのHARQ-ACKビットに決定される。このとき、クロススロットは、与えられたスロットで潜在的な開始PDSCHに考慮されない。一方、これは、PDSCHが重なるか否かに関係なく使用されることができ、このとき、UEは、重なるPDSCHが省略される場合、NACKを知らせるとよい。例えば、[1、2、3、4、5]及び[5、6、7、8]エントリーが使用可能であり、重ならない最大PDSCHが1であれば、コードブックサイズは1でありうる。しかし、両方共にスケジュールされれば、UEは、2つのうち1つを省略できる。ネットワークが両方共をスケジュールし、UEが1を指示し、UEがDCIを逃した場合、いずれがスケジュールされたかに対して曖昧さが発生できる。この場合、2ビットが使用され得る。
上述した方法は、非スロット基盤のPUCCHがスケジュールされ、DL連関集合がスロットの代わりに非スロットと定義される場合にも拡張されることができる。非スロット内で、類似した方法が適用され得る。
3.基本タイミング表
UEがRMSI/OSI(other SI)から基本タイミング表を構成されれば、当該基本タイミング表がどのように適用されるかが明確に定義されなければならない。これに対して、次のようなオプションが考慮され得る。
・基本タイミング表は、CORESET 0によってスケジュールされるデータだけのために使用されることができる。UE特定に構成される時間領域表は、他の場合(例えば、CORESET 0でない他のCORESETによってスケジュールされるデータ)に使用されることができる。
・RMSIによって構成されるタイミング表は、CSS 2及びUSS(すなわち、RAR(random access response)及びユニキャストデータのための)だけのために使用されることができる。それに対し、基本タイミング表は、RMSI/OSI/ページングのための他の場合(例えば、CSS 0/1/3)のために使用されることができる。
・RMSIによって構成されるタイミング表は、CORESET構成パターン#1が使用される場合、CORESET 0またはCORESET Xによってスケジュールされる全てのデータのために使用されることができる。CORESET 0またはCORESET Xが他のCORESETパターンを使用するならば、RMSIによって構成されるタイミング表は、CSS 2及びUSS(すなわち、RAR及びユニキャストデータのための)だけのために使用されることができる。すなわち、ビームスイーピング(beam sweeping)が使用される場合、SI/ページングは、基本タイミング表に基づいてスケジュールされることができ、それに対し、他のデータは、RMSIから互いに異なる時間領域資源割当に基づいてスケジュールされることができる。このために、RSI表は、UE特定資源割当構成によって覆い被せられることができる。
・CORESET 0でないCORESETが構成されたCSSは、RMSIによって構成されるタイミング表にしたがうことができ、UE特定構成は、USSに対して使用されることができる。
・SI/ページングのためのCSSは、RMSIによって構成されるタイミング表または基本タイミング表にしたがうことができ、RAR/C-RNTI(cell radio network temporary identifier)のためのCSSは、UE特定資源割当表を使用できる。
・SI/ページングをスケジュールするCORESETがCORESET構成パターン#1、#2、または#3(すなわち、ビームスイーピング構成)に基づいて構成される場合、SI/ページングのためのCSSは、基本タイミング表にしたがうことができる。それとも、RMSIによって構成されるタイミング表またはUE特定タイミング表が使用され得る。
・CORESETパターンは、ビームスイーピングのために、他のDL BWPで他のCORESETを構成するために使用されることができる。特に、PDCCHオーダーまたはビーム失敗復旧のために使用されるCORESETのために、CORESET構成パターン#1、#2、または#3と同一であるか、類似したパターンが再使用され得る。
4.MSG3送信のための周波数及び時間領域資源割当
ランダムアクセス手順のMSG3を初期UL BWPでない他のBWPに割り当てる場合、MSG3送信のための周波数領域資源割当、すなわち、開始位置、帯域幅サイズ、及び/又は周波数範囲などが明確に決定される必要がある。また、MSG3送信のための周波数領域資源割当を決定するための帯域幅情報が必要である。また、MSG3送信のための時間領域資源割当のために、基本タイミング表が使用されるか否かが明確に決定される必要がある。基本タイミング表は、予め決定されるか、またはRMSIによって構成されることができる。周波数領域資源割当と関連して、次のオプションが考慮され得る。
・MSG3送信のための周波数位置及び帯域幅は、UEの活性UL BWPに基づいて決定されることができる。同じUL BWPを共有するUEが同じRACH資源を共有しているか否かをネットワークが明確に知っているかが少なくとも競争のないランダムアクセス手順では明確に決定される必要がある。このオプションは、PUSCHがRARによってスケジュールされる競争のないランダムアクセス手順で使用されることができる。
・MSG3送信のための周波数位置及び帯域幅は、UEの初期UL BWPに基づいて決定されることができる。このようなオプションの長所は、ネットワークとUEとの間に共通した情報でMSG3をスケジュールできるという点である。より具体的に、設定されたUL BWPは、互いに異なるが、PRACH資源を共有する複数のUEが存在しうるが、このような複数のUEに同じ初期UL BWPに基づいてMSG3をスケジュールできる。MSG3送信の開始周波数は、UEの活性UL BWPの最も小さいPRBインデックス(すなわち、活性UL BWPの開始PRB)または構成されたRACH資源の最も小さいPRBインデックスに基づいて決定されることができる。MSG3送信のための帯域幅のサイズは、初期UL BWPのサイズと同一でありうる。これは、PRACH資源を共有するUEに少なくとも活性UL BWPの開始点は同じであるという仮定を基盤とする。この場合、MSG3送信のための周波数資源の帯域幅を初期UL BWPの帯域幅に合わせることで、各UEの活性UL BWPの最後のPRBを同一に設定する必要がない。結果として、活性UL BWPを設定するにあたってネットワークに自由度を付与する。
・MSG3送信のための周波数位置及び帯域幅は、UEの初期DL BWPに基づいて決定されることができる。MSG3送信の開始周波数は、UEの活性DL BWPの最も小さいPRBまたは構成されたRACH資源の最も小さいPRBに基づいて決定されることができる。MSG3送信のための帯域幅のサイズは、初期DL BWPのサイズと同一でありうる。より具体的に、活性UL BWP内でMSG3送信のための周波数領域資源割当を決定するにあたって、MSG3の送信のための周波数資源は、活性UL BWPの1番目のRBから始めて、初期UL BWP内のRBの個数と同じだけのRBの個数までわたることができる。
・MSG3送信のための周波数位置及び帯域幅が明示的に構成され得る。または、MSG3送信のための帯域幅が予め固定され得る。MSG3送信のための帯域幅は、周波数範囲別に互いに異なるか、またはRACH構成(例えば、PRACHタイプ)別に互いに異なることができる。MSG3送信のための帯域幅が予め固定された場合、MSG3送信のための周波数位置は、活性UL BWPの開始地点及び/又はPRACH資源の開始地点と決定されることができ、または、固定されたDL-ULギャップも考慮されることができる。
セルでUL搬送波とSUL(supplemental UL)搬送波とが共に構成される場合、MSG3がUL搬送波またはSUL搬送波を介して送信されるかは、別に指示されなければ、PRACHによって決定されることができる。例えば、MSG3は、PRACHプリアンブルが送信される搬送波をそのまましたがって送信されることができる。したがって、このとき、周波数領域資源割当は、PRACHプリアンブルが送信される搬送波で活性UL BWP及び/又は初期UL BWPに基づいて決定されることができる。
図13は、本発明の一実施形態によってUEがランダムアクセス手順でMSG3を送信する方法を示す。UE側で上述した本発明が本実施形態に適用され得る。
ステップS1300においてUEは、MSG3の送信のための周波数資源を決定する。前記周波数資源の開始位置は、活性UL BWPの最も小さいPRBであり、前記周波数資源の帯域幅は、初期UL BWPの帯域幅と同一である。
ステップS1310においてUEは、前記周波数資源を介して前記MSG3をネットワークに送信する。
前記活性UL BWPは、前記初期UL BWPを含まないことができる。前記MSG3は、前記活性UL BWPを介して前記ネットワークに送信されることができる。前記MSG3は、UL搬送波またはSUL搬送波のうち、いずれか1つに位置した前記活性UL BWPを介して前記ネットワークに送信されることができる。前記MSG3が送信される前記活性UL BWPを含む前記UL搬送波または前記SUL搬送波は、ランダムアクセスプリアンブルが送信された搬送波と同じ搬送波でありうる。
図13において説明された本発明の一実施形態によれば、ランダムアクセス手順でMSG3送信のための周波数資源が効果的に決定され得る。特に、活性UL BWPが初期UL BWPを含まないとき、活性UL BWPを介してのMSG3の送信は、初期UL BWPに基づいて行うことができる。
図14は、本発明の実施形態が実現されるUEを示す。UE側で上述した本発明が本実施形態に適用され得る。
UE1400は、プロセッサ1410、メモリ1420、及び送受信部1430を備える。プロセッサ1410は、本明細書において説明された機能、過程、及び/又は方法を実現するように構成されることができる。無線インターフェースプロトコルの階層がプロセッサ1410内に実現されることができる。より具体的に、プロセッサ1410は、ランダムアクセス手順でMSG3の送信のための周波数資源を決定し、及び前記周波数資源を介して前記MSG3をネットワークに送信するように送受信部1430を制御する。前記周波数資源の開始位置は、活性UL BWPの最も小さいPRBであり、前記周波数資源の帯域幅は、初期UL BWPの帯域幅と同一である。
前記活性UL BWPは、前記初期UL BWPを含まないことができる。前記MSG3は、前記活性UL BWPを介して前記ネットワークに送信されることができる。前記MSG3は、UL搬送波またはSUL搬送波のうち、いずれか1つに位置した前記活性UL BWPを介して前記ネットワークに送信されることができる。前記MSG3が送信される前記活性UL BWPを含む前記UL搬送波または前記SUL搬送波は、ランダムアクセスプリアンブルが送信された搬送波と同じ搬送波でありうる。
メモリ1420は、プロセッサ1410と連結されて、プロセッサ1410を駆動するための様々な情報を格納する。送受信部1430は、プロセッサ1410と連結されて、無線信号を送信及び/又は受信する。
プロセッサ1410は、ASIC(application-specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路、及び/又はデータ処理装置を含むことができる。メモリ1420は、ROM(read-only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体、及び/又は他の格納装置を含むことができる。送受信部1430は、無線周波数信号を処理するためのベースバンド回路を含むことができる。実施形態がソフトウェアで実現されるとき、上述した技法は、上述した機能を果たすモジュール(過程、機能など)で実現されることができる。モジュールは、メモリ1420に格納され、プロセッサ1410により実行されることができる。メモリ1420は、プロセッサ1410の内部または外部にあることができ、よく知られた様々な手段でプロセッサ1410と連結されることができる。
図14において説明された本発明の一実施形態によれば、プロセッサ1410は、ランダムアクセス手順でMSG3送信のための周波数資源を効果的に決定することができる。特に、活性UL BWPが初期UL BWPを含まないとき、活性UL BWPを介してのMSG3の送信は、初期UL BWPに基づいて行うことができる。
図15は、本発明の一実施形態によってBSとUEとがランダムアクセス手順を行う方法を示す。BS/UE側で上述した本発明が本実施形態に適用され得る。
ステップS1500においてUEは、ランダムアクセスプリアンブルをBSに送信する。ステップS1510においてBSは、前記ランダムアクセスプリアンブルに対する応答であるランダムアクセス応答を前記UEに送信する。
ステップS1520においてUEは、MSG3の送信のための周波数資源を決定する。前記周波数資源の開始位置は、活性UL BWPの最も小さいPRBであり、前記周波数資源の帯域幅は、初期UL BWPの帯域幅と同一である。
ステップS1530においてUEは、前記周波数資源を介して前記MSG3をネットワークに送信する。
前記活性UL BWPは、前記初期UL BWPを含まないことができる。前記MSG3は、前記活性UL BWPを介して前記ネットワークに送信されることができる。前記MSG3は、UL搬送波またはSUL搬送波のうち、いずれか1つに位置した前記活性UL BWPを介して前記ネットワークに送信されることができる。前記MSG3が送信される前記活性UL BWPを含む前記UL搬送波または前記SUL搬送波は、ランダムアクセスプリアンブルが送信された搬送波と同じ搬送波でありうる。
図15において説明された本発明の一実施形態によれば、ランダムアクセス手順でMSG3送信のための周波数資源が効果的に決定され得る。特に、活性UL BWPが初期UL BWPを含まないとき、活性UL BWPを介してのMSG3の送信は、初期UL BWPに基づいて行うことができる。
図16は、本発明の実施形態が実現されるBSを示す。BS側で上述した本発明が本実施形態に適用され得る。
BS1600は、プロセッサ1610、メモリ1620、及び送受信部1630を備える。プロセッサ1610は、本明細書において説明された機能、過程、及び/又は方法を実現するように構成されることができる。無線インターフェースプロトコルの階層がプロセッサ1610内に実現されることができる。より具体的に、プロセッサ1610は、ランダムアクセプリアンブルをUEから受信するように送受信部1630を制御し、前記ランダムアクセスプリアンブルに対する応答であるランダムアクセス応答を前記UEに送信するように送受信部1630を制御し、及びMSG3の送信のための周波数資源を介して前記MSG3をUEから受信するように送受信部1630を制御する。前記周波数資源の開始位置は、活性UL BWPの最も小さいPRBであり、前記周波数資源の帯域幅は、初期UL BWPの帯域幅と同一である。
前記活性UL BWPは、前記初期UL BWPを含まないことができる。前記MSG3は、前記活性UL BWPを介して前記ネットワークに送信されることができる。前記MSG3は、UL搬送波またはSUL搬送波のうち、いずれか1つに位置した前記活性UL BWPを介して前記ネットワークに送信されることができる。前記MSG3が送信される前記活性UL BWPを含む前記UL搬送波または前記SUL搬送波は、ランダムアクセスプリアンブルが送信された搬送波と同じ搬送波でありうる。
メモリ1620は、プロセッサ1610と連結されて、プロセッサ1610を駆動するための様々な情報を格納する。送受信部1630は、プロセッサ1610と連結されて、無線信号を送信及び/又は受信する。
プロセッサ1610は、ASIC、他のチップセット、論理回路、及び/又はデータ処理装置を含むことができる。メモリ1620は、ROM、RAM、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体、及び/又は他の格納装置を含むことができる。送受信部1630は、無線周波数信号を処理するためのベースバンド回路を含むことができる。実施形態がソフトウェアで実現されるとき、上述した技法は、上述した機能を果たすモジュール(過程、機能など)で実現されることができる。モジュールは、メモリ1620に格納され、プロセッサ1610により実行されることができる。メモリ1620は、プロセッサ1610の内部または外部にあることができ、よく知られた様々な手段でプロセッサ1610と連結されることができる。
図16において説明された本発明の一実施形態によれば、プロセッサ1610は、ランダムアクセス手順でMSG3を決定された周波数資源を介して効果的に受信するように送受信部1630を制御できる。特に、活性UL BWPが初期UL BWPを含まないとき、活性UL BWPを介してのMSG3の送信は、初期UL BWPに基づいて行うことができる。
前述した例示的なシステムで、前述した本発明の特徴によって具現できる方法は順序図に基づいて説明された。便宜上、方法は一連のステップまたはブロックで説明されたが、請求された本発明の特徴はステップまたはブロックの順序に限定されるものではなく、あるステップは他のステップと前述したことと異なる順序で、または同時に発生することができる。また、当業者であれば、順序図に示したステップが排他的でなく、他のステップが含まれるか、または順序図の一つまたはその以上のステップが本発明の範囲に影響を及ぼさず、削除できることを理解することができる。

Claims (12)

  1. 無線通信システムにおいて無線装置がランダムアクセス手順MSG3を送信する方法であって、
    初期アップリンク(UL)帯域幅部分(BWP)以外の活性UL BWP内で、前記MSG3の送信のための周波数資源を決定するステップであって前記活性UL BWP内での前記MSG3の送信のための前記周波数資源は、前記活性UL BWP内の最も小さい物理資源ブロック(PRB)インデックスを持つPRBから開始し、前記活性UL BWP内での前記MSG3の送信のための前記周波数資源の帯域幅は、前記初期UL BWPの帯域幅に基づいて決定される、ステップと、
    前記活性UL BWP内での前記周波数資源を通して、前記MSG3をネットワークに送信するステップと、を含、方法。
  2. 前記活性UL BWPは、前記初期UL BWPを含まない、請求項1に記載の方法。
  3. 前記MSG3は、UL搬送波または付加UL(SUL)搬送波のうち、いずれか1つに位置した前記活性UL BWP内で前記ネットワークに送信される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記MSG3が送信される前記活性UL BWPを含む前記UL搬送波または前記SUL搬送波は、ランダムアクセスプリアンブルが送信された搬送波と同じ搬送波である、請求項3に記載の方法。
  5. 無線通信システムにおける無線装置であって、
    少なくとも1つの送受信部と、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに動作可能に接続可能な少なくとも1つのコンピュータメモリと、を備え、
    前記少なくとも1つのコンピュータメモリは、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されることに基づいて、
    初期アップリンク(UL)帯域幅部分(BWP)以外の活性UL BWP内で、ランダムアクセス手順のMSG3の送信のための周波数資源を決定し、前記活性UL BWP内での前記MSG3の送信のための前記周波数資源は、前記活性UL BWP内の最も小さい物理資源ブロック(PRB)インデックスを持つPRBから開始し、前記活性UL BWP内での前記MSG3の送信のための前記周波数資源の帯域幅は、前記初期UL BWPの帯域幅に基づいて決定され、
    前記活性UL BWP内での前記周波数資源を通して、前記MSG3を前記少なくとも1つの送受信部を介してネットワークに送信することを含む動作を前記無線装置に実行させる命令を格納する、無線装置。
  6. 前記活性UL BWPは、前記初期UL BWPを含まない、請求項5に記載の無線装置。
  7. 前記MSG3は、UL搬送波または付加UL(SUL)搬送波のうち、いずれか1つに位置した前記活性UL BWP内で前記ネットワークに送信される、請求項5に記載の無線装置。
  8. 前記MSG3が送信される前記活性UL BWPを含む前記UL搬送波または前記SUL搬送波は、PRACHプリアンブルが送信された搬送波と同じ搬送波である、請求項7に記載の無線装置。
  9. 無線通信システムにおいて基地局(BS)がランダムアクセス手順MSG3を受信する方法であって、
    初期アップリンク(UL)帯域幅部分(BWP)以外の活性UL BWP内で、前記MSG3の受信のための周波数資源を通して前記MSG3を無線装置から受信するステップを含み、
    前記活性UL BWP内での前記MSG3の受信のための前記周波数資源は、前記活性UL BWP内の最も小さい物理資源ブロック(PRB)インデックスを持つPRBから開始し
    前記活性UL BWP内での前記MSG3の受信のための前記周波数資源の帯域幅は、前記初期UL BWPの帯域幅に基づいて決定される、方法。
  10. 前記活性UL BWPは、前記初期UL BWPを含まない、請求項9に記載の方法。
  11. 前記MSG3は、UL搬送波または付加UL(SUL)搬送波のうち、いずれか1つに位置した前記活性UL BWP内で前記無線装置から受信される、請求項9に記載の方法。
  12. 前記MSG3が受信される前記活性UL BWPを含む前記UL搬送波または前記SUL搬送波は、ランダムアクセスプリアンブルが受信された搬送波と同じ搬送波である、請求項11に記載の方法。
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