JP7038937B2 - 無線通信装置および無線通信システム - Google Patents

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Description

本開示は、周波数ホッピングを用いる無線通信装置、無線通信システム、制御回路、記憶媒体および無線通信方法に関する。
近年、無線通信の発達に伴い、従来、有線通信が用いられてきた機器間の制御などに、無線通信が用いられるようになっている。制御用通信を無線化することで、低コスト化、メンテナンス性の向上といった効果が期待できる。
無線通信システム内に近接する複数の無線通信装置が含まれる場合、干渉を避けるために、同時に通信する無線通信装置が使用する周波数帯域が重複しないように制御する必要がある。例えば、予め定められた周波数帯域の中から、通信に使用する周波数チャネルを高速で切り替えながら通信する周波数ホッピングを用いる場合、無線通信装置間で同期を取りながら、互いに異なるホッピングパターンを用いて通信に使用する周波数チャネルを切り替えることで、互いに干渉することなく同時に通信することが可能になる。
しかしながら、故障などによる同期外れが発生すると、他の無線通信装置と使用する周波数チャネルの重複が生じて、干渉を引き起こす場合がある。特許文献1には、予め定められたホッピングパターンに従って使用する周波数チャネルを切り替えながら通信する無線通信装置において、無送信区間を利用して干渉量を測定し、干渉量が増加するとホッピングパターンを変更することで、干渉を低減する技術が開示されている。
特許第3719254号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、通信中に無送信区間を設けて干渉量を測定するため、送信データレートが低下するという問題があった。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、周波数ホッピング方式を使用するシステムにおいて、送信データレートの低下を抑制しつつ、干渉量を測定することが可能な無線通信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかる無線通信装置は、予め定められたホッピングパターンを用いて、使用する周波数チャネルを切り替えながら対向する無線通信装置と通信し、対向する無線通信装置からの受信パケットに含まれるヌルシンボルの位置を判別するヌル判別部と、受信パケットに含まれるヌルシンボルを用いて干渉量を測定する干渉測定部と、干渉量に基づいて、対向する無線通信装置へ送信パケットを送信する送信タイミングの制御量を算出するタイミング制御部と、を備え、受信パケットは、変調信号およびヌルシンボルのそれぞれが周波数マッピングされた変調シンボルを含み、干渉測定部は、1つの受信パケットを構成する変調シンボル毎の干渉量を測定し、タイミング制御部は、変調シンボル毎の干渉量と、予め保持している干渉量の最大値とに基づいて、変調シンボル毎の補正量を算出し、変調シンボル毎の補正量に基づいて、制御量を算出することを特徴とする。
本開示にかかる無線通信装置は、送信データレートの低下を抑制しつつ、干渉量を測定することが可能であるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる無線通信システムの構成を示す図 図1に示す無線通信システムが使用する周波数チャネルを示す図 図1に示す無線通信システムにおいて同期が外れた状態を示す図 図3に示す状態の無線通信システムが使用する周波数チャネルを示す図 図1に示す無線通信装置が備える送信装置の構成を示す図 図5に示す送信装置の送信パケットの構成を示す図 図6に示すOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルの構成を示す図 図1に示す無線通信装置が備える受信装置の構成を示す図 図8に示す受信装置が送信タイミングを補正する場合の干渉状態の第1の例を示す図 図9に示す状態において同期を外れた制御装置が測定する干渉量を示す図 図8に示す受信装置が行う送信タイミングの調整の終了判定を説明するための図 図8に示す受信装置が送信タイミングを補正する場合の干渉状態の第2の例を示す図 図12に示す状態において同期を外れた制御装置が測定する干渉量を示す図 実施の形態1にかかる送信装置および受信装置の機能を実現するための専用のハードウェアを示す図 実施の形態1にかかる送信装置および受信装置の機能を実現するための制御回路の構成を示す図
以下に、本開示の実施の形態にかかる無線通信装置、無線通信システム、制御回路、記憶媒体および無線通信方法を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる無線通信システム100の構成を示す図である。無線通信システム100は、複数の制御装置101-1,101-2,101-3と、複数の被制御装置102-1,102-2,102-3とを有する。制御装置101-1,101-2,101-3および被制御装置102-1,102-2,102-3のそれぞれは、無線通信装置の一例である。制御装置101-1および被制御装置102-1は、サブシステム103-1を構成している。制御装置101-2および被制御装置102-2は、サブシステム103-2を構成している。制御装置101-3および被制御装置102-3は、サブシステム103-3を構成している。
サブシステム103-1,103-2,103-3のそれぞれは、予め定められたホッピングパターンを用いて、使用する周波数チャネルを切り替えながら対向する無線通信装置と無線通信する。なお、制御装置101-1と対向する無線通信装置は被制御装置102-1であり、制御装置101-2と対向する無線通信装置は被制御装置102-2であり、制御装置101-3と対向する無線通信装置は被制御装置102-3である。例えば、制御装置101-1は、対向する被制御装置102-1を制御するためのコマンドを無線通信で送信する。被制御装置102-1は、制御装置101-1に制御応答等のデータを無線通信で送信する。制御装置101-2は、対向する被制御装置102-2を制御するためのコマンドを無線通信で送信する。被制御装置102-2は、制御装置101-2に制御応答等のデータを無線通信で送信する。制御装置101-3は、対向する被制御装置102-3を制御するためのコマンドを無線通信で送信する。被制御装置102-3は、制御装置101-3に制御応答等のデータを無線通信で送信する。制御装置101-1,101-2,101-3は、ネットワーク同期がとれており、互いの動作タイミングは同期している。
図2は、図1に示す無線通信システム100が使用する周波数チャネルを示す図である。図2に示す例では、チャネルCH0からチャネルCH7の8チャンネルが用いられている。サブシステム103-1,103-2,103-3毎に、使用するホッピングパターンは異なり、同期がとれている場合には、同時に使用される周波数チャネルが重複しないようになっている。サブシステム103-1のホッピングパターン104-1は、チャネルCH0,CH2,CH4,CH7,CH5,CH1,CH6,CH3の順に使用される周波数チャネルが変化する。サブシステム103-2のホッピングパターン104-2は、チャネルCH1,CH6,CH3,CH0,CH2,CH4,CH7,CH5の順に使用される周波数チャネルが変化する。サブシステム103-3のホッピングパターン104-3は、チャネルCH4,CH7,CH5,CH1,CH6,CH3,CH0,CH2の順に使用される周波数チャネルが変化する。なお上記では、使用される周波数チャネルの変化順は同一であって、3つずつオフセットしたホッピングパターンが使用されることとしたが、本実施の形態はかかる例に限定されない。同期がとれているときに、同時に使用される周波数チャネルが重複しなければよい。
図3は、図1に示す無線通信システム100において同期が外れた状態を示す図である。図3では、故障等が原因で、サブシステム103-1がネットワーク同期から外れた状態を示している。図4は、図3に示す状態の無線通信システム100が使用する周波数チャネルを示す図である。ここでは、サブシステム103-2,103-3は同期がとれており、図2に示す状態と同様に、サブシステム103-2,103-3間では、同時に使用する周波数チャネルの重複は生じない。同期が外れたサブシステム103-1は、2~3シーケンス程度の遅れが生じており、この場合、サブシステム103-2と周波数チャネルの重複104-4が発生している。本実施の形態では、同期外れが検出されると、送信タイミングを調整することで、周波数チャネルの重複を低減する。以下、周波数チャネルの重複を低減するための構成について説明する。
図5は、図1に示す無線通信装置が備える送信装置200の構成を示す図である。送信装置200は、送信制御部201と、符号化部202と、変調部203と、周波数マッピング部204と、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)部205と、高周波送信処理部206と、送信アンテナ部207とを有する。
送信制御部201が送信指示を行うことで、送信装置200は送信処理を開始する。送信開始とともに、符号化部202は、情報ビットに符号化処理を行い、符号化後の信号を変調部203に出力する。変調部203は、例えば、PSK(Phase Shift Keying)変調などを用いて、信号の変調処理を行い、変調信号を周波数マッピング部204に出力する。
周波数マッピング部204は、変調信号を送信するサブキャリアにマッピングする。このとき周波数マッピング部204は、変調信号とともにヌルシンボルを配置していく。図6は、図5に示す送信装置200の送信パケット301の構成を示す図である。1つの送信パケット301は、複数の変調シンボルであるOFDMシンボル302、ここでは4つのOFDMシンボル302を含む。図7は、図6に示すOFDMシンボル302の構成を示す図である。1つのOFDMシンボル302は、周波数軸方向に8サブキャリア、時間軸方向に4シンボル並べた合計32シンボルによって構成されている。変調信号401およびヌルシンボル402が、OFDMシンボル302内に周波数マッピングされている。
図7では、変調信号401に対して、ヌルシンボル402を4サブキャリア飛ばしで配置し、時間軸方向に1シンボルずれる毎にサブキャリア方向に1オフセットさせた例が示されている。送信パケット301にヌルシンボル402をマッピングして送信することで、受信側でこのヌルシンボル402を用いて干渉量を測定することが可能になる。
なお、無線通信システム100内で同時に送信される複数の送信パケット301のヌルシンボル402の位置が同じであった場合、同期外れによって送信パケット301が完全に重なると、ヌルシンボル402の位置が完全に重なってしまい、干渉量を測定することができなくなる。このため、周波数マッピング部204が送信パケット301にヌルシンボル402を付加する位置を、サブシステム103-1,103-2,103-3毎に異なるようにすることで、上記のように干渉量を測定することができない状態を回避することができる。
図5の説明に戻る。周波数マッピング部204は、周波数マッピング処理を行った後の信号を、IFFT部205に出力する。IFFT部205は、周波数マッピング処理を行った後の信号を、逆フーリエ変換して、逆フーリエ変換後の信号を高周波送信処理部206に出力する。IFFT部205が出力する信号は、デジタル信号となる。高周波送信処理部206は、デジタル信号をアナログ信号に変換する。また高周波送信処理部206は、アナログ信号の周波数をキャリア周波数に変換して、送信アンテナ部207から送信する。
図8は、図1に示す無線通信装置が備える受信装置500の構成を示す図である。受信装置500は、受信アンテナ部501と、高周波受信処理部502と、FFT(Fast Fourier Transform)部503と、ヌル判別部504と、復調部505と、復号部506と、干渉測定部507と、干渉量処理部508と、タイミング制御部509とを有する。
受信アンテナ部501は、送信装置200が送信した信号を受信し、受信信号を高周波受信処理部502に出力する。高周波受信処理部502は、アナログ信号である受信信号のレベル調整を行う。また高周波受信処理部502は、受信信号の周波数をベースバンドに周波数変換する。また高周波受信処理部502は、アナログ信号をデジタル信号に変換してFFT部503に出力する。FFT部503は、受信信号をフーリエ変換して、ヌル判別部504に出力する。
ヌル判別部504は、受信信号中の受信パケットに含まれるヌルシンボルの位置を判別する。受信パケットは、図7に示すように、変調信号401とヌルシンボル402とがマッピングされている。ヌル判別部504は、受信パケットのシンボルが変調信号401であるかヌルシンボル402であるかを判別し、変調信号401を復調部505へ出力し、ヌルシンボル402を干渉測定部507へ出力する。
復調部505は、受信信号を復調処理し、復調処理後の受信信号を復号部506に出力する。復号部506は、復調処理後の受信信号を復号処理し、復号されたデータを出力する。
干渉測定部507は、ヌル判別部504が出力したヌルシンボル402を用いて干渉量を測定する。ヌルシンボル402の送信時の値は「0」であるため、ヌルシンボル402を用いて測定した値は、ヌルシンボル402の時間および周波数における配置位置の干渉量となる。干渉測定部507は、各ヌルシンボル402の干渉量の測定値を干渉量処理部508に出力する。
干渉量処理部508は、測定された各ヌルシンボル402の干渉量を処理して送信タイミングの制御量を算出するために用いる値を生成する。例えば、干渉量処理部508は、予め定められたパケット位置ごとに干渉量を平均化し、平均化された値をタイミング制御部509に出力する。干渉量処理部508は、例えば、図6に示すOFDMシンボル302毎に干渉量を平均化することができる。OFDMシンボル302が図7に示す構成を有している場合、干渉量処理部508は、干渉量の8個の測定値を平均化することになる。
タイミング制御部509は、干渉量に基づいて、送信パケットを送信する送信タイミングの制御量を算出する。タイミング制御部509は、例えば、干渉量処理部508がOFDMシンボル302毎に平均化した干渉量を、受信パケット毎にプロットすることで得られる干渉量の時間推移を用いて、送信タイミングの制御量を推定する。タイミング制御部509は、算出した送信タイミングの制御量を、送信制御部201に出力する。
続いて、タイミング制御部509による送信タイミングの補正について説明する。本実施の形態では、被制御装置102-1~102-3には少なくとも送信装置200が備えられており、制御装置101-1~101-3には受信装置500および送信装置200が備えられているとする。なお、図9は、図8に示す受信装置500が送信タイミングを補正する場合の干渉状態の第1の例を示す図である。図9は、同期を外れた制御装置101-1が受信するパケットについて示している。また、ここでは、被制御装置102-1の送信装置200が、送信パケット301にヌルシンボル402を付加しているとする。被制御装置102-1からの受信パケット番号xにおいて、同期を外れた制御装置101-1が受信する被制御装置102-1からの受信パケット601の受信タイミングが遅れている。このため、受信パケット601が被制御装置102-2からの受信パケットである干渉パケット602と干渉する。
図10は、図9に示す状態において同期を外れた制御装置101-1が測定する干渉量を示す図である。ここでは、制御装置101-1の受信装置500は、受信パケット601を受信するときに、ヌルシンボル402を用いて干渉量を測定し、OFDMシンボル302毎に平均化した干渉量の推移が示されている。図10には、1番目のOFDMシンボル302の干渉量604、2番目のOFDMシンボル302の干渉量605、3番目のOFDMシンボル302の干渉量606、4番目のOFDMシンボル302の干渉量607が示されている。
x番目の受信パケットにおいて、OFDMシンボル302毎に干渉量を平均化した場合、被制御装置102-1からのパケットの受信が遅れたことで、近接する被制御装置102-2からの受信パケットの一部と重なり、4番目のOFDMシンボル302の干渉量607が測定される。このとき、干渉量604,605,606が「0」ではないのは、無線通信システム100の外部からの干渉が測定されているからと考えられる。
図9を参照すると、x+1番目の受信パケット601では、さらに、被制御装置102-1からのパケットの受信が遅れ、被制御装置102-1からの受信パケット601と干渉パケット602との干渉領域603が拡大している。これにより、受信パケット601の4番目のOFDMシンボル302だけでなく、3番目のOFDMシンボル302も干渉パケット602と干渉している。図10を参照すると、受信パケットx+1において、4番目のOFDMシンボル302の干渉量607および3番目のOFDMシンボル302の干渉量606が増大しており、1番目のOFDMシンボル302の干渉量604および2番目のOFDMシンボル302の干渉量605の変化は、干渉量606,607と比較して小さい。このときタイミング制御部509は、干渉量604~607の時間推移から、受信パケット601の末尾から干渉量が増えているため、同期を外れたサブシステム103-1の送信タイミングが遅れていると判定し、制御装置101-1の送信制御部201に送信タイミングを早めるための制御量を出力する。制御量の算出方法については、後述する。制御装置101-1の送信制御部201は、入力された制御量に基づいて、送信タイミングを制御することで、被制御装置102-1における受信タイミングも補正され、これにより干渉が抑圧される。また、これにより、被制御装置102-1からの次回以降の送信タイミングも補正されるので、サブシステム103-1の全体の通信タイミングを補正することができ、無線通信システム100内の他のサブシステム103-2,103-3とのシステム内干渉抑圧を実現する。
図9を参照すると、x+2番目の受信パケット601では、送信タイミングが調整されたことによって、被制御装置102-1からの受信パケット601の受信タイミングが早まり、受信パケット601の3番目のOFDMシンボル302が干渉パケット602と干渉しない状態となっており、4番目のOFDMシンボル302と干渉パケット602との干渉領域603が小さくなっている。図10を参照すると、3番目のOFDMシンボル302の干渉量606および4番目のOFDMシンボル302の干渉量607が減少している。特に、3番目のOFDMシンボル302の干渉量606は、干渉量604,605と同程度まで低下している。このときタイミング制御部509は、干渉量607がまだ大きいことから、同期を外れたサブシステム103-1の送信タイミングがまだ遅れていると判定し、送信制御部201に送信タイミングを早めるための制御量を出力する。
図9を参照すると、x+3番目の受信パケット601では、さらに送信タイミングが調整されたことによって、被制御装置102-1からの受信パケット601の受信タイミングがさらに早まり、受信パケット601の4番目のOFDMシンボル302と干渉パケット602との干渉領域603がさらに小さくなっている。図10を参照すると、4番目のOFDMシンボル302の干渉量607は、x+2番目の受信パケット601よりもさらに小さくなっている。ここでは、x+3番目の受信パケット601においても、干渉量607が残っているため、さらに繰り返し送信タイミングの調整を繰り返すことで、干渉量607をさらに低減することができる。
図11は、図8に示す受信装置500が行う送信タイミングの調整の終了判定を説明するための図である。タイミング制御部509は、受信パケット601のOFDMシンボル302の干渉量701の時間推移の傾きが第1の閾値以上となった場合、送信タイミングの調整を開始する。ここで、干渉量701の時間推移の傾きが第1の閾値以上となった時点の受信パケット601をz番目の受信パケット601とする。このとき、タイミング制御部509は、z番目の受信パケット601の干渉量を終了判定値702として保持する。タイミング制御部509は、干渉量701と終了判定値702との差異を算出し、算出した差異が第2の閾値以下となるまで、制御量の算出を繰り返す。タイミング制御部509は、干渉量701と終了判定値702との差異が第2の閾値以下となった場合、制御量の算出を終了する。図11の例では、z+1番目の受信パケット601およびz+2番目の受信パケット601では、干渉量701と終了判定値702との差異が第2の閾値よりも大きい補正継続値703となる。z+3番目の受信パケット601では、干渉量701と終了判定値702との差異が第2の閾値以下である補正終了値704となる。
ここで、図8に示す受信装置500が行う制御量の算出について説明する。干渉測定部507は、OFDMシンボル302毎に干渉量を算出する。本実施の形態では、無線通信システム100内の複数のサブシステム103-1,103-2,103-3は共通の管理者によって管理されている。このため、管理者は、サブシステム103-1,103-2,103-3のそれぞれにおける送信パワーを事前に分かっている。したがって、パケット同士が重複した場合のヌルシンボル1つあたりが観測する最大の干渉量を算出することができる。同様に、OFDMシンボル302が全て重複した場合においても、観測される最大の干渉量を算出することができる。例えば、図7に示すように、1つのOFDMシンボル302内で時間軸方向に4シンボルが並んでいる場合、タイミング制御部509は、1つのOFDMシンボル302が受ける最大の干渉量を4分割した値を用いて、測定した干渉量から時間軸方向に何シンボル分の補正を行うかを示すOFDMシンボル毎の補正量を算出する。タイミング制御部509は、補正が必要な全てのOFDMシンボル302で算出した結果を加算して、送信タイミングの制御量を算出する。
図12は、図8に示す受信装置500が送信タイミングを補正する場合の干渉状態の第2の例を示す図である。第2の例では、図9に示す第1の例と異なってサブシステム103-1の送信タイミングが同期外れにより徐々に早まるため、受信パケット601が、干渉パケット602と重複してしまう。
図13は、図12に示す状態において同期を外れた制御装置101-1が測定する干渉量を示す図である。図12に示す第2の例では、サブシステム103-1の送信タイミングが早まっているため、受信パケット601の先頭側である1番目のOFDMシンボル302から干渉パケット602と重複する。
図12を参照すると、y番目の受信パケット601では、受信パケット601の1番目のOFDMシンボル302が干渉パケット602と重複している。この場合、図13を参照すると、1番目のOFDMシンボル302の干渉量604は、2~4番目のOFDMシンボル302の干渉量605~607と比較して大きい。なお、タイミング制御部509の具体的な動作については、第1の例と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略し、簡単に説明する。
続いてy+1番目の受信パケット601では、図12を参照すると、干渉領域603がさらに拡大しており、受信パケット601の1番目および2番目のOFDMシンボル302が干渉パケット602と重複している。この場合、図13を参照すると、1番目のOFDMシンボル302の干渉量604および2番目のOFDMシンボル302の干渉量605が増大している。干渉量606,607の変化量は、干渉量604,605と比較して小さい。このときタイミング制御部509は、干渉量604~607の時間推移に基づいて、受信パケット601の先頭から干渉量が増大しているため、同期を外れたサブシステム103-1の送信タイミングが早まっていると判定し、送信制御部201に送信タイミングを遅らせるための制御量を出力する。
図12を参照すると、y+2番目の受信パケット601では、送信タイミングを調整した結果、干渉領域603が減少しており、受信パケット601の2番目のOFDMシンボル302が干渉パケット602と重複しない状態となっており、受信パケット601の1番目のOFDMシンボル302が未だ干渉パケット602と重複している。この場合、図13を参照すると、2番目のOFDMシンボル302の干渉量605は、干渉量606,607と同程度に減少している。1番目のOFDMシンボル302の干渉量604は、y+1番目の受信パケット601と比較して減少しているが、未だ干渉量605~607と比較して大きいため、タイミング制御部509は、送信タイミングの調整を継続する。
図12を参照すると、y+3番目の受信パケット601では、送信タイミングを調整した結果、干渉領域603がさらに減少しているが、1番目のOFDMシンボル302は未だ干渉パケット602と重複している。この場合、図13を参照すると、1番目のOFDMシンボル302の干渉量604は、y+2番目の受信パケット601と比較して減少しているが、未だ干渉量605~607と比較して大きいため、タイミング制御部509は、送信タイミングの調整を継続する。図示していないが、y+4番目の受信パケット601以降も、干渉量が条件を満たすまで、送信タイミングの調整は継続される。
続いて、実施の形態1にかかる送信装置200および受信装置500のハードウェア構成について説明する。送信装置200および受信装置500の機能は、処理回路により実現される。これらの処理回路は、専用のハードウェアにより実現されてもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いた制御回路であってもよい。
上記の処理回路が、専用のハードウェアにより実現される場合、これらは、図14に示す処理回路90により実現される。図14は、実施の形態1にかかる送信装置200および受信装置500の機能を実現するための専用のハードウェアを示す図である。処理回路90は、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものである。
上記の処理回路が、CPUを用いた制御回路で実現される場合、この制御回路は例えば図15に示す構成の制御回路91である。図15は、実施の形態1にかかる送信装置200および受信装置500の機能を実現するための制御回路91の構成を示す図である。図15に示すように、制御回路91は、プロセッサ92と、メモリ93とを備える。プロセッサ92は、CPUであり、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)などとも呼ばれる。メモリ93は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)などである。
上記の処理回路が制御回路91により実現される場合、プロセッサ92がメモリ93に記憶された、各構成要素の処理に対応するプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、メモリ93は、プロセッサ92が実行する各処理における一時メモリとしても使用される。なお、制御回路91が実行するコンピュータプログラムは、通信路を介して提供されてもよいし、記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。
また、送信装置200および受信装置500の機能の一部を専用回路で実現し、一部をプログラムおよびCPUを用いた制御回路で実現してもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、受信パケットに付加されたヌルシンボルを用いて、干渉量を測定することができる。無送信区間を設けて干渉量を測定する場合、干渉量を測定するタイミングが無送信区間に限定されると共に、無送信区間では、通信が停止されるため、送信データレートが低下してしまう。これに対して、ヌルシンボルを用いて干渉量を測定する場合、通信中であれば、タイミングの制限なく干渉量を測定することが可能であると共に、データレートの低下を抑制しつつ、干渉量を測定することが可能になる。
また、本実施の形態によれば、送信タイミングを制御することで、干渉を低減している。干渉を低減する方法としては、ホッピングパターンを変更することも考えられるが、この場合、一定の確率で使用する周波数チャネルが重複し、通信品質が低下することが考えられる。これに対して、送信タイミングを制御する方式では、同期状態に近づけるように補正を行うことが可能であり、ホッピングパターンを変更するよりも確実に干渉を低減することが可能である。
なお、上記の実施の形態では、無線通信システム100全体の同期方式として、ネットワーク同期を例示したが、本実施の形態はかかる例に限定されない。例えば、制御装置101-1,101-2,101-3間で無線を用いた同期を行ってもよい。また、上記の実施の形態では、無線通信システム100は、3つのサブシステム103-1,103-2,103-3を有することとしたが、ホッピングチャネル数分までであれば、サブシステムの数は制限されない。
なお、上記の実施の形態では、8チャネルを用いて8シーケンスを1周期としたホッピングパターン104-1,104-2,104-3を例示したが、本実施の形態はかかる例に限定されない。ホッピングチャネル数およびホッピングパターンは、上記の例に限定されず、任意の構成とすることができる。なお、ホッピングチャネル数は、同時にシステム内で干渉なく通信できるサブシステムの数となる。このため、ホッピングチャネル数が多いほど、多くのサブシステムが干渉なく通信することが可能になる。
また、上記の実施の形態では、1つの送信パケット301が4つのOFDMシンボル302を含み、1つのOFDMシンボル302は、周波数軸方向に8サブキャリア、時間軸方向に4シンボル並べた合計32シンボルから構成されていることとしたが、本実施の形態はかかる例に限定されない。また、ヌルシンボル402の配置についても、上記は一例であり、説明した例に限定されない。パケットの構成、ヌルシンボルのマッピング数、マッピング方法などについては、上記の例に限定されず、任意の方法を用いることができる。
また、上記の実施の形態では、干渉量処理部508は、測定した各ヌルシンボル402の干渉量をOFDMシンボル302毎に平均化しているが、本実施の形態はかかる例に限定されない。干渉量処理部508は、予め定められた単位毎に干渉量を平均化することができる。例えば、干渉量処理部508は、予め定められた時間毎に干渉量を平均化してもよいし、予め定められたシンボル数毎に干渉量を平均化してもよい。
また、上記の実施の形態では、干渉量処理部508の処理結果を、送信タイミングの補正に用いているが、本実施の形態はかかる例に限定されない。例えば、干渉量処理部508の処理結果は、パケット受信時間における干渉を監視するために用いられてもよいし、干渉量の推移に基づいて、同期を外れた制御装置101-1が同期に復帰するための正しい送信タイミングを判定するために用いられてもよい。
また、上記の実施の形態では、タイミング制御部509は、干渉量処理部508の処理結果を時間軸にプロットし、干渉量の時間推移を用いて、送信タイミングの制御量を算出することとしたが、本実施の形態はかかる例に限定されない。例えば、無線通信システム100の外からの干渉変動が大きい場合、単に時間推移でなく受信パケット601毎、OFDMシンボル302毎の干渉量に対して、最小二乗法を用いて算出した回帰直線を活用したり、回帰直線に加えて標準偏差を活用することで、送信タイミングの制御量をより精度高く求めることが可能になる。
また、上記の実施の形態では、タイミング制御部509は、干渉量の時間推移に基づいて、傾きが第1の閾値以上となったときの干渉量を終了判定値702として保持し、終了判定値702を用いて、送信タイミングの補正を終了するか否かを判定することとしたが、本実施の形態はかかる例に限定されない。例えば、干渉量に第3の閾値を設け、干渉量が第3の閾値以下となった場合に、送信タイミングの補正を終了してもよい。
また、上記の実施の形態では、無線通信装置は、制御装置101-1,101-2,101-3および被制御装置102-1,102-2,102-3であることとしたが、本実施の形態はかかる例に限定されない。周波数ホッピングを用いて通信可能な無線通信装置に本実施の形態の技術を適用可能である。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
90 処理回路、91 制御回路、92 プロセッサ、93 メモリ、100 無線通信システム、101-1,101-2,101-3 制御装置、102-1,102-2,102-3 被制御装置、103-1,103-2,103-3 サブシステム、104-1,104-2,104-3 ホッピングパターン、200 送信装置、201 送信制御部、202 符号化部、203 変調部、204 周波数マッピング部、205 IFFT部、206 高周波送信処理部、207 送信アンテナ部、301 送信パケット、302 OFDMシンボル、401 変調信号、402 ヌルシンボル、500 受信装置、501 受信アンテナ部、502 高周波受信処理部、503 FFT部、504 ヌル判別部、505 復調部、506 復号部、507 干渉測定部、508 干渉量処理部、509 タイミング制御部、601 受信パケット、602 干渉パケット、603 干渉領域、604,605,606,607,701 干渉量、702 終了判定値、703 補正継続値、704 補正終了値。

Claims (4)

  1. 予め定められたホッピングパターンを用いて、使用する周波数チャネルを切り替えながら対向する無線通信装置と通信する無線通信装置であって、
    前記対向する無線通信装置からの受信パケットに含まれるヌルシンボルの位置を判別するヌル判別部と、
    前記受信パケットに含まれるヌルシンボルを用いて干渉量を測定する干渉測定部と、
    前記干渉量に基づいて、前記対向する無線通信装置へ送信パケットを送信する送信タイミングの制御量を算出するタイミング制御部と、
    を備え、
    前記受信パケットは、変調信号およびヌルシンボルのそれぞれが周波数マッピングされた変調シンボルを含み、
    前記干渉測定部は、1つの前記受信パケットを構成する変調シンボル毎の干渉量を測定し、
    前記タイミング制御部は、前記変調シンボル毎の干渉量と、予め保持している干渉量の最大値とに基づいて、前記変調シンボル毎の補正量を算出し、前記変調シンボル毎の補正量に基づいて、前記制御量を算出することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記タイミング制御部は、前記受信パケット毎の干渉量の傾きが第1閾値以上となった場合、前記制御量を算出することを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  3. 前記タイミング制御部は、前記受信パケット毎の干渉量の傾きが前記第1閾値以上となったときの干渉量を終了判定値として保持し、前記制御量を繰り返して算出し、干渉量と前記終了判定値との差が第2閾値以下となると前記制御量の算出を終了することを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  4. 予め定められたホッピングパターンを用いて、使用する周波数チャネルを切り替えながら対向する無線通信装置と通信する無線通信装置であって、
    前記対向する無線通信装置からの受信パケットに含まれるヌルシンボルの位置を判別するヌル判別部と、
    前記受信パケットに含まれるヌルシンボルを用いて干渉量を測定する干渉測定部と、
    を備える無線通信装置と、前記無線通信装置と対向する無線通信装置と、を含むサブシステムを複数備え、
    前記サブシステム毎に異なるホッピングパターンを用いて通信し、
    送信パケットに前記ヌルシンボルを付加する位置は、前記サブシステム毎に異なることを特徴とする無線通信システム。
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