JP7032908B2 - 医療情報転送システム及び医療情報転送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の医師相互間で安全かつ効率的に医療情報データを受け渡し可能にすることができる医療情報転送システム及び医療情報転送方法に関する。
近年の医療機器技術の向上に伴って各種の医療機器が高性能化してきたため、医療情報データのデータ量が増加する傾向にある。このため、ある患者がセカンドオピニオンの診察を希望するケースのように、ある病院の医師が他の病院の医師に対して医療情報データを受け渡そうとする場合に、CD(Compact Disc)又はUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記憶デバイスを用いてオフラインでデータを授受するケースがある。
ところが、かかる記憶デバイスを用いて医療情報データの受け渡しを行う場合に、受領側の病院が、データフォーマットの違いに起因して記憶デバイスから医療情報データを読み出せない場合がある。また、記憶デバイスそのものがコンピュータウイルスを伝播させてしまう可能性もある。さらに、記憶デバイスが搬送途中で紛失されると、個人情報の漏洩に繋がるリスクが生じる。かかるリスクを回避するためにセキュリティの高い搬送手段を用いて記憶デバイスを搬送することとすると、記憶デバイスの搬送に係るコストが増加する。なお、メールに添付できるファイルの容量には一定の制限があるため、あらゆる医療情報データをメール添付で送信するのも現実的ではない。
これらのことから、周知のFTP(File Transfer Protocol)等を用いて医療情報データをファイル転送する方策が考えられる。
特開2013-235535号公報
しかしながら、周知のファイル転送技術を用いる場合にはセキュリティ上の問題が生ずる。医療情報データは、患者の身体に係る秘密度合いの高い情報であるため、単に周知のファイル転送技術を用いるのは妥当ではない。加えて、ある医師Bは、面識のない医師Aからファイル転送された医療情報データを利用するとは思えない。医師Aに成りすました不正者からウイルス付きファイルを転送されるリスクがあるためである。
これらのことから、複数の医師相互間でいかにして安全かつ効率的に医療情報データを受け渡し可能とするかが重要な課題となっている。なお、特許文献1には、元データから複数の第1シェアデータを生成し、元データの復元に必要な復元用データから複数の第2シェアデータを生成し、これら複数のシェアデータを複数の記録デバイスに分散して記憶させる技術が開示されているが、かかる技術は、複数の医師相互間で医療情報データを受け渡すものではない。
本発明は、上記従来技術の問題点(課題)を解決するためになされたものであって、複数の医師相互間で安全かつ効率的に医療情報データを受け渡し可能にすることができる医療情報転送システム及び医療情報転送方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、離隔された位置に配置されて医療情報を重複して保存する複数のデータ保持領域をそれぞれ有する複数のデータセンタと、前記複数のデータ保持領域からデータ蓄積サービスに使用された保存領域を差し引いた余剰記憶領域を用いて転送医療情報の転送処理を行う端末装置と、前記転送医療情報の転送管理情報を管理する管理領域とがネットワークに接続された医療情報転送システムであって、前記端末装置には、前記転送処理の利用が認証された医師のみに予め供給された転送モジュールが搭載され、前記転送モジュールは、前記転送医療情報の転送通知を転送先に送信し、転送元からの転送通知を受信する通知送受信部と、転送元の前記転送医療情報を秘密分散して複数の断片データを生成し、各断片データを異なる前記余剰記憶領域に送信して一時的に保存させる秘密分散データ生成部と、各余剰記憶領域に一時的に保存された転送元からの複数の断片データを取得して合成し、転送元の前記転送医療情報を生成する秘密分散データ結合部と、前記転送医療情報の転送時に前記複数の断片データの転送管理情報を前記管理領域に送信し、前記転送医療情報の転送受信時に前記転送通知をもとに前記管理領域から前記複数の断片データの前記転送管理情報を取得する転送管理情報処理部とを備え、複数のデータセンタは、前記端末装置が前記転送医療情報の各断片データを受信したならば、各断片データを各余剰記憶領域からそれぞれ削除することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記管理領域は、前記断片データの削除に、前記転送管理情報を更新して保存することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記管理領域は、前記複数の余剰記憶領域に一時的に保存されている1以上の断片データを他の余剰記憶領域に移動することが可能であり、該断片データの移動時に、前記転送管理情報を更新して保存することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記転送モジュールは、転送する転送医療情報内の特定情報を匿名化する匿名化処理部を備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記管理領域は、前記医師の認証処理を行う認証処理部を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、離隔された位置に配置されて医療情報を重複して保存する複数のデータ保持領域をそれぞれ有する複数のデータセンタと、前記複数のデータ保持領域からデータ蓄積サービスに使用された保存領域を差し引いた余剰記憶領域を用いて転送医療情報の転送処理を行う端末装置と、前記転送医療情報の転送管理情報を管理する管理領域とがネットワークに接続された医療情報転送システムにおける医療情報転送方法であって、前記端末装置は、前記転送処理の利用が認証された医師のみに予め供給された転送モジュールにより、前記転送医療情報の転送通知を転送先に送信し、転送元からの転送通知を受信する通知送受信工程と、転送元の前記転送医療情報を秘密分散して複数の断片データを生成し、各断片データを異なる前記余剰記憶領域に送信して一時的に保存させる秘密分散データ生成工程と、各余剰記憶領域に一時的に保存された転送元からの複数の断片データを取得して合成し、転送元の前記転送医療情報を生成する秘密分散データ結合工程と、前記転送医療情報の転送時に前記複数の断片データの転送管理情報を前記管理領域に送信し、前記転送医療情報の転送受信時に前記転送通知をもとに前記管理領域から前記複数の断片データの前記転送管理情報を取得する転送管理情報処理工程と、前記複数のデータセンタが、前記端末装置により前記転送医療情報の各断片データが受信されたならば、各断片データを各余剰記憶領域からそれぞれ削除する削除工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、複数の医師相互間で安全かつ効率的に医療情報データを受け渡すことが可能となる。
図1は、本実施例に係る医療情報転送システムの概要を説明するための説明図である。 図2は、図1に示した端末装置及びクラウドの構成を示す機能ブロック図である。 図3は、図2に示した秘密分散データ生成部の構成及び転送医療情報の送信時の流れを示すブロック図である。 図4は、図2に示した秘密分散データ結合部の構成及び転送医療情報の受信時の流れを示すブロック図である。 図5は、図2に示した転送モジュールによる送信処理手順を示すフローチャートである。 図6は、図2に示した転送管理情報処理部が生成する転送管理情報の一例を示す図である。 図7は、図2に示した転送モジュールによる受信処理手順を示すフローチャートである。 図8は、図2に示したクラウドデータ保存スペース内に保存される医療情報の増大に伴う最大記憶容量と余剰記憶容量との時間変化を示す図である。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る医療情報転送システムの好適な実施例を詳細に説明する。以下に示す実施例では、医療機関や検査機関などの医療施設で発生した医療情報をネットワーク上の複数の外部サーバに重複して保存する医療情報システムを用いて医療情報を他の医療施設に転送できる医療情報転送システムを構築したものを一例として説明する。なお、この医療情報転送システムを利用できる利用者は、医師などの一定の資格を有する者に限定される。
<医療情報転送システムの概要>
まず、本実施例に係る医療情報転送システムの概要について説明する。図1は、本実施例に係る医療情報転送システムの概要を説明するための説明図である。ここでは、説明の便宜上、医師Aが、転送対象となるある患者に関するCT(Computed Tomography)画像又はMRI(Magnetic Resonance Imaging)画像等を含む医療情報データ(以下、「転送医療情報」と言う)を、医師Bに転送する場合を示している。なお、転送対象となるデータは、画像データに限定されるものではなく、メール内容のデータ、文書データ又は複数のデータが含まれるフォルダデータであってもよい。
図1に示すように、この医療情報転送システムは、ある地区(例えば、東日本)に設けられたデータセンタXと、他の地区(例えば、西日本)に設けられたデータセンタYと、医師Aにより利用される端末装置10aと、医師Bにより利用される端末装置10bとを有する。なお、3箇所以上のデータセンタが設けられた場合にも適用できる。
データセンタX及びデータセンタYは、それぞれ多数の処理ユニットが相互に接続されたデータセンタであり、利用者に対してクラウドサービスを提供する。データセンタXにより提供されるクラウドxと、データセンタYにより提供されるクラウドyは、それぞれ独立して運営されているものとする。
端末装置10aは、ある病院に所在する医師Aにより操作される端末装置であり、端末装置10bは、他の病院に所在する医師Bにより操作される端末装置である。これらの端末装置10a及び10b(以下、「端末装置10」と総称する場合がある)には、後述する転送モジュールがインストールされているものとする。医師Aは、端末装置10aの転送モジュール、データセンタXにより提供されるクラウドx、データセンタYにより提供されるクラウドyを介して、転送医療情報を医師Bが利用する端末装置10bに対して転送する。
具体的には、医師Aが端末装置10a上で所定の操作を行うと、転送対象となる転送医療情報が圧縮処理され(ステップS1)、所定の暗号鍵を用いて暗号化処理される(ステップS2)。その後、暗号化処理されたデータが、断片1及び断片2に秘密分散され(ステップS3)、断片1がデータセンタXにより提供されるクラウドxに送信され、断片2がデータセンタYにより提供されるクラウドyに転送される。
また、医師Aが操作する端末装置10aから医師Bが操作する端末装置10bに対して、クラウドx及びクラウドy上に断片1及び断片2がデータ送信済である旨を示す情報がEメール等で通知される。
かかる情報を端末装置10bが受信した旨を確認した医師Bは、端末装置10b上で所定の操作を行うことによって復号鍵を入手するとともに、クラウドxから断片1を取得し、クラウドyから断片2を取得して、秘密分散された断片1及び断片2を結合処理する(ステップS5)。その後、復号鍵を用いて転送医療情報を復号処理し(ステップS6)、解凍処理される(ステップS7)。
このように、本実施例に係る医療情報転送システムでは、医師Aが操作する端末装置10a及び医師Bが操作する端末装置10bに本実施例に係る転送モジュールをインストールしておき、転送元の医師Aが端末装置10a上で所定の操作を行うことにより、転送医療情報が断片1及び断片2に秘密分散され、各断片がクラウドx,yに一時記憶されるとともに、端末装置10aから端末装置10bに対して転送医療情報が転送された旨を示すデータが通知される。この通知を受けた転送先の医師Bが端末装置10b上で所定の操作を行うことにより、各クラウドx,yから断片1及び2を取得して結合し、医療データ情報とするよう構成したので、複数の医師相互間で安全かつ効率的に転送医療情報を受け渡すことが可能となる。
なお、かかる医療情報転送システムでは、医師免許を有する医師のみしか転送モジュールを入手することができず、医師のみが医療情報転送システムを利用することができる。また、データセンタX,Yの空き領域を用いて医療情報転送サービスを行っているため、各医師は無償でのサービス利用が可能となる。
<端末装置及びクラウドの構成>
次に、図1に示した端末装置及びクラウドの構成について説明する。図2は、図1に示した端末装置及びクラウドの構成を示す機能ブロック図である。ここでは、データセンタXにより運営されるクラウドxにクラウドデータ保存スペース2aが設けられ、データセンタYにより運営されるクラウドyにクラウドデータ保存スペース2bが設けられているものとする。これらの、クラウドデータ保存スペース2a、2bは、本実施例に係る医療情報転送システムとは別に、データ蓄積サービスを行う場合においても利用されており、データ蓄積サービスにおいては、災害などに備えて転送医療情報がクラウドx及びクラウドyにミラーリングとして重複格納されているものとする。広域災害によるデータ消滅のリスクを低減するためである。
ここで、本実施例に係る医療情報転送システム1では、クラウドデータ保存スペース2a,2b内の最大記憶領域Ea,Ebから、データ蓄積サービスに使用されている保存領域を差し引いた余剰記憶領域Ra,Rbを、端末装置10aから端末装置10bに対して転送医療情報Daを転送する際の一時保存領域として用いる。このため、クラウドデータ保存スペース2a,2b内には、新たに転送医療情報の転送処理のための一時保存領域を設ける必要がない。
また、端末装置10aは、転送医療情報Daの転送時に転送医療情報Daを秘密分散した2つの断片データD1a,D1bをそれぞれクラウドデータ保存スペース2a,2bの余剰記憶領域Ra,Rbに一時的に保存し、端末装置10bは、クラウドデータ保存スペース2a,2bに一時的に保存された2つの断片データD1a,D1bを結合して転送医療情報Daと同一の転送医療情報Dbを生成する。この結果、転送医療情報Daは、端末装置10a,10b以外では、常に秘密分散された断片データD1a,D1bとして存在しているため、転送時における転送医療情報Daのセキュリティが向上する。
なお、図2に示すように、ネットワークNには、少なくとも転送医療情報Da及び断片データD1a,D1bを管理する転送管理部3aと利用者の認証処理を行う認証処理部3bとを有した管理スペース3が接続される。この管理スペース3は、上記のクラウドx及びクラウドyと異なるクラウドz上に設けられる管理スペースである。
<端末装置の構成>
端末装置10a,10bには、それぞれ転送モジュール11a,11bが搭載される。転送モジュール11a,11bは、転送処理の利用が認証された医師からの要求に応じて供給され、組み込まれたものである。具体的には、医師A及び医師Bにより利用される端末装置10a及び端末装置10bから所定のサーバ装置にアクセスされ、医療情報転送システムの利用が許可された場合に、端末装置10a,10bは、該サーバ装置から転送モジュールをダウンロードすることができ、ダウンロードされた転送モジュールは、それぞれ端末装置10a,10bにインストールされる。
端末装置10a,10bは、それぞれ転送モジュール11a,11bを有する。なお、図2では、端末装置10aが、転送すべき転送医療情報Daを有した状態を示し、端末装置10bが、転送された転送医療情報Dbを有した状態を示している。
転送モジュール11aは、モジュール制御部12a、ログイン処理部13a、通知送受信部14a、秘密分散データ生成部15a、秘密分散データ結合部16a、転送管理情報処理部17a、匿名化処理部18a、鍵情報19aを有する。同様に、転送モジュール11bは、モジュール制御部12b、ログイン処理部13b、通知送受信部14b、秘密分散データ生成部15b、秘密分散データ結合部16b、転送管理情報処理部17b、匿名化処理部18b、鍵情報19bを有する。
モジュール制御部12a,12bは、転送モジュール11a,11b内の各部に対する全体制御を行う。ログイン処理部13a,13bは、転送モジュール11a,11bへのログイン処理を行う。このログイン処理は、管理スペース3の認証処理部3bにアクセスし、認証処理部3bが利用者認証した場合にログインが許可される。なお、ログイン処理部13a,13bは、パスワード入力でログインできるようにしてもよい。
通知送受信部14a,14bは、転送医療情報Daの転送通知を転送先に送信し、送信された転送通知を受信する処理を行う。かかる転送通知は、例えばEメールにより行うことができる。なお、かかる転送通知を行う際には、クラウドデータ保存スペース2a,2bを経由しない。
秘密分散データ生成部15a,15bは、転送すべき転送医療情報Daを秘密分散処理して複数の断片データD1a,D1bを生成し、それぞれクラウドデータ保存スペース2a,2bの余剰記憶領域Ra,Rbに一時的に保存する。
秘密分散データ結合部16a,16bは、断片データD1a,D1bをクラウドデータ保存スペース2a,2bの余剰記憶領域Ra,Rbから取得し、取得された断片データD1a,D1bを結合処理して転送医療情報Daと同じ転送医療情報Dbを生成する。
秘密分散では、元の転送医療情報Daとは全く無関係な複数の断片データD1a,D1bに変換されているため、1つの断片データD1a,D1bだけでは元の転送医療情報Daを復元して解読することが不可能になる。
転送管理情報処理部17a,17bは、転送医療情報Daを受信する際に必要な転送元、転送先、一時保存場所などの情報及び各種ログ情報である転送管理情報の作成、登録、取得などの処理を行う。
匿名化処理部18a,18bは、転送医療情報Daの転送時に、転送医療情報Da内の氏名、年齢、生年月日、検査実施医療機関名称などの特定情報を自動的に削除する処理を行う。この削除処理の対象は、予め設定される。
鍵情報19a,19bは、秘密分散データ生成部15a,15bによる暗号化処理時に用いられる鍵あるいは秘密分散データ結合部16a,16bの復号処理時に用いられる鍵の情報である。この実施例では、共通鍵を用いる場合を示している。なお、この鍵情報は、各種鍵暗号方式で用いられる鍵を認証処理部3bがその都度、生成してもよい。
<秘密分散データ生成部の構成>
次に、図2に示した秘密分散データ生成部15a,15bの詳細な構成について説明する。図3は、図2に示した秘密分散データ生成部15a,15bの構成及び転送医療情報の送信時の流れを示すブロック図である。
図3に示すように、秘密分散データ生成部15aは、データ取得部21a、圧縮部22a、暗号化部23a、秘密分散部24aを有する。データ取得部21aは、通知送受信部14aが指定する転送医療情報Daを取得して圧縮部22aに送る。圧縮部22aは、送られた転送医療情報Daのデータ圧縮処理を行って暗号化部23aに送る。暗号化部23aは、送られたデータを、鍵情報19aを用いて暗号化して秘密分散部24aに送る。秘密分散部24aは、暗号化されたデータを複数の断片データD1a,D1bに分割し、分割された断片データD1a,D1bをそれぞれクラウドデータ保存スペース2a,2bに送る。秘密分散データ生成部15bの構成は秘密分散データ生成部15aと同一である。
なお、転送管理情報処理部17aは、秘密分散された断片データD1a,D1bの一時保存先や転送開始時刻などの転送管理情報を取得して管理スペース3に送信する。一方、通知送受信部14aは、秘密分散データ生成部15aに対して秘密分散内容の指示を行うとともに、転送通知を転送先である端末装置10b側に送信する。
<秘密分散データ結合部の構成>
次に、図2に示した秘密分散データ結合部16a,16bの詳細な構成について説明する。図4は、図2に示した秘密分散データ結合部16a,16bの構成及び転送医療情報の受信時の流れを示すブロック図である。
図4に示すように、秘密分散データ結合部16bは、データ取得部31b、結合部32b、復号部33b、解凍部34bを有する。データ取得部31bは、通知送受信部14bが指定する転送医療情報Daの断片データD1a,D1bをクラウドデータ保存スペース2a,2bから取得する。この際、転送管理情報処理部17bは、管理スペース3から転送医療情報Daの転送管理情報を取得し、秘密分散データ結合部16bに送る。データ取得部31bは、取得した断片データD1a,D1bを結合部32bに送る。結合部32bは、取得した断片データD1a,D1bを結合し、結合したデータを復号部33bに送る。復号部33bは、送られたデータを鍵情報19bを用いて復号し、解凍部34bに送る。解凍部34bは、送られたデータを解凍し、転送医療情報Dbとして出力する。秘密分散データ結合部16aの構成は秘密分散データ結合部16bと同じである。
<転送モジュールによる転送医療情報の送信処理>
次に、図5に示したフローチャートを参照して、転送モジュール11aによる送信処理手順について説明する。図5に示すように、転送モジュール11aは、ログイン処理部13aによるログインがなされているか否かを判定する(ステップS101)。ログインがなされていない場合には(ステップS101;No)、本判定処理を繰り返す。一方、ログインがなされている場合には(ステップS101;Yes)、転送管理情報処理部17aは、転送通知をもとに転送管理情報を生成する(ステップS102)。その後、転送管理情報処理部17aは、生成した転送管理情報を管理スペース3に送信する(ステップS103)。その後、通知送受信部14aは、転送通知を転送先に送信する(ステップS104)。
その後、データ取得部21aは、転送すべき転送医療情報Daを取得して(ステップS105)、圧縮部22aに送る。圧縮部22aは、送られた転送医療情報Daをデータ圧縮し(ステップS106)、暗号化部23aに送る。暗号化部23aは、送られたデータを、鍵情報19aを用いて暗号化し(ステップS107)、秘密分散部24aに送る。その後、秘密分散部24aは、送られたデータを複数の断片データD1a,D1bに分散する(ステップS108)。その後、分散された各断片データD1a,D1bをクラウドデータ保存スペース2a,2bに送信して(ステップS109)本処理を終了する。
なお、図6に示すように、転送管理情報は、例えば、転送すべき転送医療情報Daのファイル名「ABC」、転送元「X」、転送先「Y」、第1断片データ(D1a)の保存先「(クラウドデータ保存スペース)2a」、第1断片データ(D1a)のID「1001」、第2断片データ(D1b)の保存先「(クラウドデータ保存スペース)2b」、第2断片データのID「1002」、転送開始時刻「〇〇〇〇.〇〇.〇〇.××××」、転送完了時刻「空欄」、付加情報「空欄」などからなる。
ここで、転送完了時刻と付加情報とは空欄になっているが、転送完了時刻は、転送先の端末装置10bから転送完了通知があった場合に、転送完了時刻が記載される。また、付加情報は、転送完了後に、転送医療情報に関する特徴情報などをログ情報として記載して保存することが可能である。
<転送モジュールによる転送医療情報の受信処理>
次に、図7に示したフローチャートを参照して、転送モジュール11bによる受信処理手順について説明する。図7に示すように、転送モジュール11bは、ログイン処理部13bによるログインがなされているか否かを判定する(ステップS201)。ログインがなされていない場合には(ステップS201;No)、本判定処理を繰り返す。一方、ログインがなされている場合には(ステップS201;Yes)、さらに、転送通知の受信があったか否かを判定する(ステップS202)。転送通知の受信がなかった場合には(ステップS202;No)、本判定処理を繰り返す。一方、転送通知の受信があった場合には(ステップS202;Yes)、転送管理情報処理部17bは管理スペース3から転送管理情報を取得する(ステップS203)。なお、転送通知の受信は自動受信としてもよいが、転送通知の内容から転送元を確認してから断片データD1a,D1bを取得することが好ましい。
その後、データ取得部31bは、転送管理情報を参照して、転送された断片データD1a,D1bをそれぞれクラウドデータ保存スペース2a,2bから取得し(ステップS204)、取得した断片データD1a,D1bを結合部32bに送る。その後、結合部32bは、送られた断片データD1a,D1bを結合し(ステップS205)、結合したデータを復号部33bに送る。復号部33bは、結合されたデータに対して鍵情報19bを用いて復号化し(ステップS206)、解凍部34bに送る。解凍部34bは、送られた復号データを解凍し(ステップS207)、転送医療情報Dbを生成する。
その後、転送された転送医療情報Daと同じ転送医療情報Dbの受信が完了したか否かを判定する(ステップS208)。転送医療情報Dbの受信が完了しない場合には(ステップS208;No)、本処理を繰り返す。一方、転送医療情報Dbの受信が完了した場合には(ステップS208;Yes)、転送管理情報処理部17bは、受信完了通知を管理スペース3に送信し(ステップS209)、本処理を繰り返す。受信完了通知を受けた管理スペース3は、受信完了した断片データD1a,D1bを削除するが、転送管理情報は保存する。
なお、転送管理情報処理部17bは、管理スペース3に対する受信完了通知時または受信完了通知前に、管理スペース3に対して、転送医療情報Dbに関する特徴情報などの各種ログ情報を通知して転送医療情報を更新して保存するようにしてもよい。これにより、クラウドデータ保存スペース2a,2bから転送医療情報Daに対応する断片データD1a,D1bは削除されるが、転送医療情報Da(Db)の転送管理情報は保存される。
本実施例では、転送医療情報Daの転送完了後には、クラウドデータ保存スペース2a,2bの断片データD1a,D1bが削除されるので、余剰記憶領域Ra,Rbが有効利用されることになる。
<クラウドデータ保存スペースの余剰記憶領域>
図8は、図1に示したクラウドデータ保存スペース2a,2b内に保存される医療情報の増大に伴う最大記憶容量と余剰記憶容量との時間変化を示す図である。なお、クラウドデータ保存スペース2a,2bには、それぞれ同じ医療情報が保存されるため、各クラウドデータ保存スペース2a,2bの最大記憶容量と余剰記憶容量との時間変化は同じになる。
図8に示すように、クラウドデータ保存スペース2a,2b内の最大記憶容量は、保存される医療情報40の記憶容量にマージンの余剰容量を加えた容量としている。時点t0~t1間では、最大記憶容量をS1としているが、時間の経過とともに保存される医療情報40は増大し続け、時点t1における余剰記憶容量が小さくなったため、時点t1で記憶容量を増加し、クラウドデータ保存スペース2a,2bの最大記憶容量をS1からS2に大きくしている。同様に、時点t2,t3でも、保存される医療情報40の記憶容量の増大に対応して、最大記憶容量をS2からS3,S4に大きくしている。
ここで、時点t0~t1の間、時点t1~t2の間、時点t2~t3の間では、余剰記憶容量をもつ余剰記憶領域R1,R2,R3が生成されている。本実施例では、この余剰記憶領域R1,R2,R3を転送医療情報Daの一時保存領域として有効利用している。そして、さらに有効利用を図るために、転送完了通知を受けた場合に一時的に保存されていた転送医療情報の断片データを削除するようにしている。
また、本実施例では、上述したようにクラウドデータ保存スペース2a,2bが同じ医療情報を重複して保存していることから、複数のクラウドデータ保存スペース2a,2bが予め存在しているので、転送医療情報Daを秘密分散した複数の断片データD1a,D1bの一時的な保存を容易に行うことができる。また、複数のクラウドデータ保存スペース2a,2bの保存状態が同一であるため、転送医療情報Daを秘密分散して転送する方式との適合性が良い。
そして、本実施例では、転送医療情報Daを秘密分散して転送するようにしているので、セキュリティも高めることができる。
また、本実施例では、転送医療情報Daは秘密分散された複数の断片データD1a,D1bを、それぞれが一時的に保存されているクラウドデータ保存スペース2a,2bから並列でダウンロードすることができるので、高速転送することができる。その結果、転送医療情報Daの転送完了時間を短縮することができる。
さらに、本実施例では、余剰記憶領域Ra,Rbは、転送バッファとして機能するため、転送通知の転送先への到達後から断片データD1a,D1bをダウンロードすることができるため、転送元からの断片データD1a,D1bのアップロード中に、転送先に断片データD1a,D1bをダウンロードすることが可能である。本実施例では、この点でも、転送完了時間を短縮することができる。
なお、上記の実施例では、2つのクラウドx及びクラウドyを用いる場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、3つ以上のクラウド上で処理する場合に適用することもできる。また、クラウドに断片を記憶する場合だけではなく、サーバ装置上で処理する場合に適用することもできる。
<変形例1>
上記の実施例では、受信完了通知を受けた管理スペース3は、一時的に保存されていた断片データD1a,D1bを削除するが、この削除のタイミングは、断片データD1a,D1bの保存期間が所定時間経過後としてもよい。また、この所定期間は、余剰記憶領域Ra,Rbの記憶容量が小さくなるに従って短くする可変期間としてもよい。
<変形例2>
ところで、上記の実施例では、図1に示した2つのクラウドx、y上に断片1、2を一時的に保存する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、3つ以上のクラウドx,y,zが存在し、そのうちの2つのクラウドx、yに断片1,2がそれぞれ一時保存されている場合に、所定の条件が成立した場合に(クラウドの輻輳や災害の発生等)、一方のクラウドxに一時的に保存された断片1をクラウドzに移行させ、その結果を送信元の端末装置10aに通知するよう構成することもできる。なお、かかる場合には、端末装置10aから端末装置10bに対して、あらためて転送医療情報が一時的に保存された旨を通知する必要があり、端末装置10bは、新たなクラウドz,yから断片1,2を取得することになる。このようにすることで、不測の事態が生じた場合にも対処することが可能となる。
<変形例3>
さらに、秘密分散される断片データは冗長化されるため、本変形例3では、断片数を3以上の断片に増加して冗長性を高くしている。これにより、本変形例3では、断片の一部が消失しても元のデータは復号することができる。例えば、4つの断片に秘密分散した場合、そのうちの任意の3つの断片を結合して元のデータを復号することができる冗長性を各断片に持たせる。また、クラウドも、3以上のクラウドとすることによって、各断片は物理的にさらに分散されることになる。したがって、本変形例3では、一部の断片が消失した場合であっても元のデータを復号でき、しかも秘密分散された各断片が物理的に分散されているため、予期しない障害やセキュリティ上のリスクが発生した場合であっても、元のデータを確実に転送できる堅牢性の高いシステムを実現できる。
また、上記の実施例で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、上述した実施例及び変形例1,2の各構成要素は適宜組み合わせが可能である。
本発明に係る医療情報転送システム及び医療情報転送方法は、複数の医師相互間で安全かつ効率的に医療情報データを受け渡す場合に有用である。
1 医療情報転送システム
2a,2b クラウドデータ保存スペース
3 管理スペース
3a 転送管理部
3b 認証処理部
10a,10b 端末装置
11a,11b 転送モジュール
12a,12b モジュール制御部
13a,13b ログイン処理部
14a,14b 通知送受信部
15a,15b 秘密分散データ生成部
16a,16b 秘密分散データ結合部
17a,17b 転送管理情報処理部
18a,18b 匿名化処理部
19a,19b 鍵情報
21a,31b データ取得部
22a 圧縮部
23a 暗号化部
24a 秘密分散部
32b 結合部
33b 復号部
34b 解凍部
40 医療情報
A,B 医師
X,Y データセンタ
x,y クラウド
D1a,D1b 断片データ
Da,Db 転送医療情報
Ea,Eb 最大記憶領域
N ネットワーク
R1,R2,R3,Ra,Rb 余剰記憶領域
t0~t3 時点

Claims (6)

  1. 離隔された位置に配置されて医療情報を重複して保存する複数のデータ保持領域をそれぞれ有する複数のデータセンタと、前記複数のデータ保持領域からデータ蓄積サービスに使用された保存領域を差し引いた余剰記憶領域を用いて転送医療情報の転送処理を行う端末装置と、前記転送医療情報の転送管理情報を管理する管理領域とがネットワークに接続された医療情報転送システムであって、
    前記端末装置には、前記転送処理の利用が認証された医師のみに予め供給された転送モジュールが搭載され、
    前記転送モジュールは、
    前記転送医療情報の転送通知を転送先に送信し、転送元からの転送通知を受信する通知送受信部と、
    転送元の前記転送医療情報を秘密分散して複数の断片データを生成し、各断片データを異なる前記余剰記憶領域に送信して一時的に保存させる秘密分散データ生成部と、
    余剰記憶領域に一時的に保存された転送元からの複数の断片データを取得して合成し、転送元の前記転送医療情報を生成する秘密分散データ結合部と、
    前記転送医療情報の転送時に前記複数の断片データの転送管理情報を前記管理領域に送信し、前記転送医療情報の転送受信時に前記転送通知をもとに前記管理領域から前記複数の断片データの前記転送管理情報を取得する転送管理情報処理部と
    を備え
    複数のデータセンタは、
    前記端末装置が前記転送医療情報の各断片データを受信したならば、各断片データを各余剰記憶領域からそれぞれ削除する
    ことを特徴とする医療情報転送システム。
  2. 前記管理領域は、前記断片データの削除時に、前記転送管理情報を更新して保持することを特徴とする請求項に記載の医療情報転送システム。
  3. 前記管理領域は、前記余剰記憶領域に一時的に保存されている1以上の断片データを他の余剰記憶領域に移動することが可能であり、該断片データの移動時に、前記転送管理情報を更新して保存することを特徴とする請求項1又は2に記載の医療情報転送システム。
  4. 前記転送モジュールは、転送する転送医療情報内の特定情報を匿名化する匿名化処理部を備えることを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の医療情報転送システム。
  5. 前記管理領域は、前記医師の認証処理を行う認証処理部を備えたことを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の医療情報転送システム。
  6. 離隔された位置に配置されて医療情報を重複して保存する複数のデータ保持領域をそれぞれ有する複数のデータセンタと、前記複数のデータ保持領域からデータ蓄積サービスに使用された保存領域を差し引いた余剰記憶領域を用いて転送医療情報の転送処理を行う端末装置と、前記転送医療情報の転送管理情報を管理する管理領域とがネットワークに接続された医療情報転送システムにおける医療情報転送方法であって、
    前記端末装置は、前記転送処理の利用が認証された医師のみに予め供給された転送モジュールにより、前記転送医療情報の転送通知を転送先に送信し、転送元からの転送通知を受信する通知送受信工程と、
    転送元の前記転送医療情報を秘密分散して複数の断片データを生成し、各断片データを異なる前記余剰記憶領域に送信して一時的に保存させる秘密分散データ生成工程と、
    余剰記憶領域に一時的に保存された転送元からの複数の断片データを取得して合成し、転送元の前記転送医療情報を生成する秘密分散データ結合工程と、
    前記転送医療情報の転送時に前記複数の断片データの転送管理情報を前記管理領域に送信し、前記転送医療情報の転送受信時に前記転送通知をもとに前記管理領域から前記複数の断片データの前記転送管理情報を取得する転送管理情報処理工程と
    前記複数のデータセンタが、前記端末装置により前記転送医療情報の各断片データが受信されたならば、各断片データを各余剰記憶領域からそれぞれ削除する削除工程と
    を含んだことを特徴とする医療情報転送方法。
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