JP7032730B2 - 濡れ性試験装置 - Google Patents
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Description
濡れ性により、例えば、部材同士の接合または接着、溶射プロセス、およびダイキャスト等の鋳造等の、溶融物と付着物の相性を評価することができる。
例えば、被試験材料を保持し溶融状態する溶融部と滴下制御部には、特開2001-353436号公報の球形単分散粒子の製造装置を用いることができる。特開2001-353436号公報の装置を用いることにより、球径の偏差が少ない液滴を滴下させることができるが、この装置はダイヤフラムの振動を制御することにより液滴の粒径と個数を制御するためにダイヤフラムの材質が重要となるが、溶融金属がダイヤフラム材質と反応する場合は使用が困難であり、チタン合金等の高活性金属以外の濡れ性試験に適用可能な装置である。
さらに、溶融部に富士時報Vo1.71 No.5 p264-267等に開示の浮揚溶解装置を用いることもできる。浮揚溶解装置を用いることによりノズル等との反応が生じないため、高融点かつ高活性な金属を溶融した際のコンタミネーションを減らすことになり、コンタミネーションによる濡れ性の変化を極力少なくすることが可能になるため、濡れ性試験装置の溶融部として望ましい方法である。溶融部に浮遊溶解装置を用いた場合の滴下方法は、誘導コイルの通電停止に伴う重力落下もしくは、特許第3129076号公報に開示されている上下に分かれた誘導コイルの内、下コイルの電流を小さくすることによって滴下することができる。この手法は、純チタンや純ジルコニウム等の高融点かつ高活性な金属の濡れ性試験を行う上で有益な液滴作製方法である。
固体基板および回転ロールは接触角を測定する際には、濡れ性を測定する相手材として選択されるために、その材質等は装置の使用者により任意に選択交換可能である。
試料ステージは、固体基板および回転ロールを有し、固体基板を昇降させる昇降部と、回転ロールを移動させる移動部とを有し、固体基板の昇降方向と、回転ロールの移動方向とは直交することが好ましい。
回転ロールは、単ロール急冷凝固装置、ストリップキャスト装置、連続鋳造装置内における装置類と溶融状態の被試験材料の濡れ性を模擬的に試験するために求められるものであり、銅製または鉄鋼製やクロム鍍金したロール等が好適に用いられる。また、回転ロールの温度も制御できることが望ましい。
さらに、試料ステージを所定の温度に保持する温度調整部を有することが好ましい。
溶融部は、高周波誘導加熱方式、抵抗加熱方式または輻射加熱方式を用いて被試験材料を溶融することが好ましい。
例えば、被試験材料は、加熱時に液体状態となる材料であり、被試験材料は、金属、合金、セラミックス、ガラス、または樹脂であることが好ましい。
溶融部および滴下部は、球形単分散粒子の製造装置で構成されることが好ましい。
また、溶融部および滴下部は、浮遊溶解装置で構成されることが好ましい。
なお、以下に説明する図は、本発明を説明するための例示的なものであり、以下に示す図に本発明が限定されるものではない。
図1は本発明の実施形態の濡れ性試験装置の第1の例を示す模式図である。
図1に示す濡れ性試験装置10は、溶融状態の被試験材料を用いて濡れ性を測定する試験装置である。
チャンバ12は、内部12aで濡れ性試験が実施される。チャンバ12には、内部12aを減圧された状態、不活性ガス、還元性ガス等の気体が充填された状態を保持することが要求されるため、気体密閉性が高いことが好ましい。例えば、チャンバ12は、ステンレス鋼、アルミニウム合金等で構成される。
ノズル14は、例えば、試料ステージ16の上方に配置され、溶融状態の被試験材料を保持し、溶融状態の被試験材料を、液滴15として試料ステージ16に滴下するためのものである。ノズル14は、被試験材料の融点以上の耐熱性をもつこと、被試験材料と反応しないこと、および被試験材料が固着しないこと等の性質を有するもので構成される。ノズル14は、例えば、石英ガラス、カーボン、窒化ケイ素、窒化ホウ素等で構成される。
また、ノズル14は、例えば、円筒状の管で構成される。ノズル14は、内部に溶融状態の被試験材料を貯留する機能を有することが好ましく、この場合、例えば、先端部が円錐状である円筒状の管で構成される。
平面部とノズル14との滴下距離Dとは、図1ではノズル14の先端14aと試料ステージ16の表面16aまでの距離のことである。
温度調整部18は、加熱することに限定されるものではなく、試料ステージ16を、例えば、0℃以下にするものでもよい。この場合、温度調整部18には、例えば、ペルチェ素子等が用いられる。温度調整部18による温度調整は、例えば、制御部36によりなされる。
溶融部20は、被試験材料を溶融状態とすることができれば、特に限定されるものではなく、被試験材料に応じたものが適宜利用可能である。溶融部20は、例えば、高周波誘導加熱方式が用いられる。この場合、高周波をノズル14内の被試験材料を印加するためのコイル21と、コイル21に、特定の周波数の高周波を印加する電源部22とを有する。コイル21は、ノズル14の周囲を巻回されて配置されている。
溶融部20は、ノズル14内の被試験材料の温度を測定する温度センサーを有してもよい。温度センサーにより被試験材料が溶融状態にあるか否かを判定することができる。温度センサーの測定信号は制御部36に出力され、制御部36が電源部22の出力を制御するようにしてもよい。温度センサーは、被試験材料の誘電の温度を測定することができれば、特に限定されるものではなく、熱電対、放射温度計等を利用することができる。
なお、溶融部20の加熱方式は、上述の高周波誘導加熱方式に限定されるものではなく、抵抗加熱方式または輻射加熱方式を用いることもできる。輻射加熱方式には、例えば、赤外線輻射加熱方式が用いられる。
ノズル14内から試料ステージ16に、液滴15として滴下させる滴下制御部25(図4参照)については後に説明する。
温度分布測定部26は、溶融状態の被試験材料の温度分布を伴う形態変化を測定することができれば、特に限定されるものではないが、冷却速度、および凝固状態等の時間的な変化を測定することができる点から、例えば、赤外線サーモグラフィが用いられる。赤外線サーモグラフィを用いる場合は、500℃以上の測定が可能であることが望ましい。従来の濡れ性試験機においては、500℃以上の加熱が可能であっても、基材上に測定試料を設置して温度調整を行うため、溶融合金と基材との反応が進行し、瞬時で生じる基材と溶融合金の濡れ性測定が不可能であった。また、フレームレートは100f/s以上の設定ができることが望ましい。溶融状態の温度分布を測定するために、溶融部20によるノズル14の加熱による輻射熱が測定試料に反射することがあるため、ノズル14と、試料ステージ16との間に、断熱部19を設置することが望ましい。断熱部19は、ノズル14から液滴15を滴下する際には、ノズル14の先端14aの下方から外れ別の場所に退避し、液滴15の滴下後に、ノズル14の先端14aの下方に配置できるように移動可能に設けられている。例えば、液滴15の滴下の検出等、溶融状態の被試験材料の供給が検出された後、断熱部19がノズル14の先端14aの下方に移動される。断熱部19の移動は、例えば、制御部36で制御される。
断熱部19は、輻射熱を断熱できれば、特に限定されるものではなく、セラミックス等で構成される。
撮影部28の撮影範囲は、溶融状態の被試験材料の供給開始位置、例えば、ノズル14の先端14aと試料ステージ16との間であれば、特に限定されるものではない。例えば、ノズル14を用いた溶融部20および滴下制御部25(図4参照)であれば、ノズル14の直下に撮影部28を設置することにより、ノズル14内の圧力制御を瞬時に行うことができる。また、撮影部28を試料ステージ16近傍にして、撮影部28で撮影して得られた、溶融状態の被試験材料の画像情報を用いて、溶融状態の被試験材料のノズル14からの滴下を検出することは、滴下状況および滴下制御部への圧力フィードバックが行えることから好ましい。
また、チャンバ12には、配管31とバルブ35を介して、内部12aに所定(特定)の気体を供給する気体供給部32が接続されている。気体供給部32は、例えば、アルゴンガスまたは窒素ガス等の不活性ガスが貯留されたボンベと、ボンベからの気体の流量を調整する調整弁を有する。気体供給部32は、チャンバ12の内部12aに供給する不活性ガスに限定されるものではなく、水素ガス等の還元性ガス、または被試験材料と反応する気体(反応性ガス)でもよい。
チャンバ12には、内部12aの圧力を測定する圧力センサー(図示せず)が設けられている。圧力センサーで得られた測定信号は制御部36に出力され、制御部36が真空排気部30の出力等を制御するようにしてもよい。
なお、チャンバ12の内部12aの酸素濃度を測定するためのセンサー(図示せず)を設けることが好ましい。酸素濃度を測定するセンサーにより、チャンバ12の内部12aの酸素濃度を管理でき、例えば、酸素濃度を酸化した指標として用いることができるとともに、酸化の進行に伴う濡れ性変化の動的な測定および凝固過程の酸素濃度依存性も把握することが可能となる。
図2に示す濡れ性試験装置10は、図1に示す濡れ性試験装置10に比して試料ステージ16の構成が異なる点以外は、図1に示す濡れ性試験装置10と同じ構成である。
回転ロール60の周面60aとノズル14の先端14aとの距離が滴下距離Dである。ノズル14を、上下方向Yに移動可能として、回転ロール60に対してノズル14の先端14aを接近および離間できる構成とし、滴下距離Dを変えることができる構成とすることもできる。
なお、回転方向は方向Rに限定されるものではない。また、回転ロール60は回転しない状態で濡れ性試験を実施してもよい。
また、回転ロール60の温度が制御できることが望ましく、回転ロール60についても、100℃を超えるような高い温度、0℃以下の低い温度にする構成としてもよい。
回転ロール60は、移動部64により、回転軸62が、回転軸62の軸方向に移動され、チャンバ12の壁面12bに移動する。回転軸62の軸方向が回転ロール60の移動方向M2である。
駆動部76により昇降軸74を回転させることにより、固体基板66が保持部材72とともに昇降方向M1に移動する。昇降部70により、回転ロール60と干渉しない位置に固体基板66を配置することができる。また、滴下距離Dも変えることができる。
なお、昇降部70の構成は、固体基板66を昇降方向M1に移動させることができれば、特に限定されるものではない。
また、チャンバ12の内部12aの雰囲気を、大気雰囲気、不活性ガス雰囲気、酸化雰囲気、還元雰囲気、反応性がある被試験材料の場合には反応雰囲気等にできる。試験温度についても、常温に限らず、100℃を超えるような高い温度、0℃以下の低い温度でも試験できる。
また、滴下距離Dも変えることができる。これにより、例えば、溶射条件を再現でき、溶射に関し、製造条件等に関する知見を得ることもできる。
なお、図1に示す濡れ性試験装置10では、試料ステージ16が上下方向Yに移動して滴下距離Dを変える構成とし、図2に示す濡れ性試験装置10では、回転ロール60が上下方向Yに移動して滴下距離Dを変える構成としたが、これに限定されるものではなく、ノズル14が上下方向Yに移動して滴下距離Dを変える構成としてもよい。
なかでも、回転ロール60は、単ロール急冷凝固装置、ストリップキャスト装置、連続鋳造装置内における装置類と溶融状態の被試験材料の濡れ性を模擬的に試験するために求められるものであり、銅製、鉄鋼製、またはクロム鍍金したロール等が好適に用いられる。
溶融部および滴下制御部の好適な例としては、被試験材料を保持し溶融状態とする溶融部には、先端に0.5mm以上2mm未満の孔を有する坩堝と一体型のノズル14を用いる方法がある。その場合、例えば、図4に示す構成となる。
図4に示す滴下制御部25は、例えば、ノズル14内の溶融状態の被試験材料を加圧する加圧部40と、ノズル14内の圧力を減圧する減圧部42と、溶融状態の被試験材料のノズル14からの滴下を検出する検出部44とを有する。制御部36では、検出部44による、溶融状態の被試験材料の滴下の検出に基づき、減圧部42によりノズル14内を、例えば、チャンバ12の内部12aの圧力と同圧に減圧させる。
ピストン40bをシリンダー40a内でノズル14側に移動させることによりノズル14内の圧力を高めることができ、非接触で溶融状態の被試験材料Mの圧力を高めることができる。
なお、ノズル14内の溶融状態の被試験材料Mに対して、非接触で圧力を段階的に付与して、ノズル14の先端14aから滴下できれば、加圧部40は、ピストン40bを用いる構成に限定されるものではない。例えば、ノズル14内の気体を圧縮して溶融状態の被試験材料Mに段階的に圧力を作用させるアクチュエータ等を用いることもできる。
検出部44は、例えば、撮影部28で撮影して得られた画像情報のうち、輝度を用いて、溶融状態の被試験材料のノズル14からの滴下を検出する。検出部44は、滴下を検出したとき、検出信号を制御部36に出力する。制御部36では、検出信号に基づき、減圧部42、例えば、電磁弁を開き、ノズル14内の圧力を低下させて、ノズル14内の溶融状態の被試験材料Mを、液滴15として、一滴のみ滴下させる。
検出部44が用いる輝度は、撮影部28の撮影領域46の最大値、または撮影領域46の平均輝度等を利用することができ、輝度に応じた閾値が、検出部44に予め設定されている。
得られた温度分布および撮影画像を用いて、接触角を測定できることはもちろん、溶融状態の被試験材料が固体基板または回転ロールに付着した際の温度分布を伴う形態変化を観察できる。
なお、温度分布測定部26の測定タイミングは、撮影部28と同じでもよいが、検出部44から検出信号が制御部36に入力されて、制御部36で減圧部42の電磁弁を動作させる信号を出力するタイミングで、温度分布測定部26による測定を実施してもよい。
図6は本発明の実施形態の濡れ性試験装置の第3の例を示す模式図である。なお、図1および図2に示す濡れ性試験装置10と同一構成物には、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図6に示す濡れ性試験装置10は、球形単分散粒子の製造装置を用いたものである。これにより、球径の偏差が少ない液滴15を滴下させることができる。図6に示す濡れ性試験装置10では、溶融部20および滴下部は球形単分散粒子の製造装置で構成される。この滴下部は、溶融状態の被試験材料を出湯として供給するためのものであり、図6に示す濡れ性試験装置10では、例えば、滴下制御部25で構成される。
また、るつぼ80は、溶融部20内から取り出し可能に構成されている。るつぼ80には熱電対等の温度センサーが設けられている。
ノズル14の下面には、オリフィスを有するオリフィスプレート(図示せず)が設けられている。オリフィスプレートを構成する材料は、被試験材料に応じて、最適な材質を選択すればよく、例えば、材質の選定によって、溶融状態の被試験材料との濡れ性を改善することも可能である。また、オリフィスの口径は、特に限定されるものではなく、液滴15の大きさにより適宜選択される。
圧電アクチュエータとしては、積層型圧電素子が好適に用いられる。圧電アクチュエータは、所定周波数の矩形波を発生させるファンクションジェネレータ等に接続されており、増幅された矩形波の印加によって、伝達ロッド90を所定周波数で変位を発生させることができる。これにより、伝達ロッド90を介してシリンダロッド87が変位して、キャビティ内の溶融状態の被試験材料をノズル14の先端14aから液滴15として滴下できる。
伝達ロッド90および駆動部91で、出湯制御部24が構成される。
溶融部20の上方には、不活性ガス導入管92が配置されており、不活性ガス導入管92からアルゴンガス、窒素ガス等の不活性ガスをるつぼ80内に導入することができる。これにより、るつぼ80内を不活性ガス雰囲気にできる。
図7は本発明の実施形態の濡れ性試験装置の第4の例を示す模式図である。なお、図1および図2に示す濡れ性試験装置10と同一構成物には、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図7に示す濡れ性試験装置10は、図1に示す濡れ性試験装置10に比して、溶融部20および出湯制御部24の構成が異なり、それ以外の構成は、図1に示す濡れ性試験装置10と同様の構成であるため、その詳細な説明は省略する。
浮遊溶解機構(浮遊溶解装置)では、ノズル等と接触がなく、一切の反応が生じないため、高融点、かつ高活性な金属を溶融した際のコンタミネーションを減らすことができ、コンタミネーションによる濡れ性の変化を極力少なくすることが可能になる。浮遊溶解機構は、純チタンおよび純ジルコニウム等の高融点、かつ高活性な金属の濡れ性試験を行う上で有益な液滴作製方法である。このことから、浮遊溶解機構(浮遊溶解装置)は、濡れ性試験装置の溶融部として望ましい形態である。
なお、内部空間103がノズル14に相当し、第1コイル100の開口部101がノズル14の先端14aに相当する。開口部101から、溶融した被試験材料Mが液滴15として滴下される。
第1コイル100と、第2コイル102とはそれぞれ電源部22に接続されており、電源部22により、交流電流が印加される。これにより、被試験材料Mは、溶融され、かつ第1コイル100と第2コイル102とで構成された内部空間に浮遊した状態に維持される。
電源部22は出湯制御部24で制御され、電源部22では、溶融状態の被試験材料Mが安定して所定の温度と浮揚状態が維持されるよう高精度に制御され、一般的には、投入電力を一定に制御することによって温度と浮揚力を一定に保つ制御方法が用いられる。
例えば、出湯制御部24により、電源部22からの第1コイル100および第2コイル102への交流電流の印加を停止するか、または第1コイル100への交流電流の印加を停止もしくは第1コイル100に印加する交流電流を小さくすることにより、溶融した被試験材料Mを液滴15として滴下することができる。
また、試料ステージ16の温度をかえても、上述の静的な濡れ性、および動的な濡れ性を評価することができ、溶融状態の被試験材料が固体基板または回転ロールに付着した際の温度分布を伴う形態変化を観察できる。上述のいずれの場合でも、チャンバ12の内部12aを真空雰囲気または不活性ガス雰囲気にして、酸化の影響を定量化することができる。上述のように酸素濃度を測定するセンサーによる酸素濃度の測定結果を用いることにより、酸化の影響を定量的に評価できる。また、大気雰囲気、還元性雰囲気、または反応性雰囲気でも、上述の静的な濡れ性および動的な濡れ性を評価することができ、溶融状態の被試験材料が固体基板または回転ロールに付着した際の温度分布を伴う形態変化を観察できる。
図8は本発明の実施形態の第1の例の濡れ性試験装置における溶融状態の被試験材料の滴下を示す模式図である。図9は本発明の実施形態の第1の例の濡れ性試験装置における溶融状態の被試験材料の滴下の際の温度を示す模式図である。
図1に示す濡れ性試験装置10では、撮影部28により、図8に示すように、1つの液滴15を滴下でき、その様子を撮影することができる。なお、図8は試料ステージ16の表面16aに液滴15が着滴した状態を示す。
また、1つの液滴15について、温度分布測定部26により、図9に示すように1つの液滴15の着滴した温度分布を得ることができる。
図2に示す濡れ性試験装置10は、回転ロール60を有する構成であるが、撮影部28により、図10に示すように、回転する回転ロール60の周面60aに、1つの液滴15を滴下でき、その様子を撮影することができる。なお、図10は回転ロール60の周面60aに液滴15が着滴した状態を示す。
また、温度分布測定部26により、図11に示すように、回転する回転ロール60の周面60aに接する液滴15の温度分布を得ることができる。
このように、図1に示す濡れ性試験装置および図2に示す濡れ性試験装置は、いずれも接触角のみならず、接触角に加えて、溶融状態の被試験材料が固体基板または回転ロールに付着した際の温度分布を伴う形態変化を観察することができる。
12 チャンバ
14 ノズル
15 液滴
16 試料ステージ
18 温度調整部
19 遮蔽部
20 溶融部
24 滴下制御部
26 温度分布測定部
28 撮影部
36 制御部
40 加圧部
42 減圧部
44 検出部
46 撮影領域
60 回転ロール
66 固体基板
70 昇降部
80 るつぼ
87 シリンダロッド
90 伝達ロッド
91 駆動部
100 第1コイル
101 開口部
102 第2コイル
D 滴下距離
M 被試験材料
M1 昇降方向
M2 移動方向
R 方向
Y 上下方向
Claims (12)
- 溶融状態の被試験材料を用いる濡れ性試験装置であって、
チャンバと、
前記チャンバ内を排気する真空排気部と、
前記チャンバ内に所定の気体を供給する気体供給部と、
前記チャンバ内に配置される試料ステージと、
前記試料ステージの上方に配置され、前記被試験材料を溶融状態とする溶融部と、
前記溶融部により溶融状態とされた前記被試験材料を出湯させる出湯制御部と、
前記試料ステージに出湯される溶融状態の前記被試験材料の温度分布及び形態変化を観察する観察部とを有し、
前記真空排気部と前記気体供給部により、前記チャンバ内は真空雰囲気、不活性ガス雰囲気、還元性雰囲気または大気雰囲気にされることを特徴とする濡れ性試験装置。 - 前記出湯制御部は、前記溶融部によりノズル内で溶融した前記被試験材料を滴下させる滴下制御部、または前記溶融部によりノズル内で溶融した前記被試験材料を全量出湯させる流量調整部を有し、
前記滴下制御部は、前記ノズル内の溶融状態の前記被試験材料を加圧する加圧部と、
前記ノズル内の圧力を減圧する減圧部と、
溶融状態の前記被試験材料の前記ノズルからの滴下を検出する検出部とを有する請求項1に記載の濡れ性試験装置。 - 前記検出部は、撮影部で撮影して得られた、溶融状態の前記被試験材料の画像より、輝度情報を用いて、溶融状態の前記被試験材料の前記ノズルからの滴下を検出する請求項2に記載の濡れ性試験装置。
- 前記試料ステージは、固体基板および回転ロールのうち、少なくとも1つを有する請求項1~3のいずれか1項に記載の濡れ性試験装置。
- 前記試料ステージは、前記固体基板および前記回転ロールを有し、
前記固体基板を昇降させる昇降部と、前記回転ロールを移動させる移動部とを有し、
前記固体基板の昇降方向と、前記回転ロールの移動方向とは直交する請求項4に記載の濡れ性試験装置。 - 前記固体基板は、溶融状態の前記被試験材料が滴下される平面部を有し、前記平面部と前記ノズルとの滴下距離、昇降軸周りの回転、および前記平面部の傾斜角のうち、少なくとも1つを変えることができる請求項4または5に記載の濡れ性試験装置。
- さらに、前記試料ステージを所定の温度に保持する温度調整部を有する請求項1~6のいずれか1項に記載の濡れ性試験装置。
- 前記溶融部は、高周波誘導加熱方式、抵抗加熱方式または輻射加熱方式を用いて前記被試験材料を溶融する請求項1~7のいずれか1項に記載の濡れ性試験装置。
- 前記被試験材料は、加熱時に液体状態となる材料である請求項1~8のいずれか1項に記載の濡れ性試験装置。
- 前記被試験材料は、金属、合金、セラミックス、ガラス、または樹脂である請求項9に記載の濡れ性試験装置。
- 前記溶融部および滴下部は、球形単分散粒子の製造装置で構成される請求項1~10のいずれか1項に記載の濡れ性試験装置。
- 前記溶融部および滴下部は、浮遊溶解装置で構成される請求項1~10のいずれか1項に記載の濡れ性試験装置。
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