JP7030294B1 - 注文処理管理システムおよび注文処理管理方法 - Google Patents
注文処理管理システムおよび注文処理管理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7030294B1 JP7030294B1 JP2020175525A JP2020175525A JP7030294B1 JP 7030294 B1 JP7030294 B1 JP 7030294B1 JP 2020175525 A JP2020175525 A JP 2020175525A JP 2020175525 A JP2020175525 A JP 2020175525A JP 7030294 B1 JP7030294 B1 JP 7030294B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- order
- price
- entry
- stop
- core system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000007726 management method Methods 0.000 title claims description 54
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 35
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract description 18
- 230000006870 function Effects 0.000 description 36
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 20
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 16
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 7
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 5
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000750 progressive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
Description
本発明の一実施の形態である注文処理管理システムは、株式や外国為替等の金融商品のオンラインでの売買を、ユーザにより指定された条件に従って自動的に繰り返すことで、利益を積み上げるとともに、その利益を極大化(もしくは損失を極小化)する手法を実現する情報処理システムである。なお、以下では、特に断らない限り、新規のエントリ注文は買い注文とし、これに対する決済注文を売り注文として説明する。
図2は、本発明の一実施の形態における買い注文の仕様について概要を説明した図である。図2(a)は、初期の逆指値価格(ターゲットレート)が現在の取引価格(現在レート)より高い(ターゲットレート>現在レート)の場合の仕様について概要を説明した図である。横軸は時間経過を示しており、図中の太実線は現在(時刻t1)までの取引価格の推移、太破線は将来(時刻t1以降)の取引価格の推移の例を示している。
新たな逆指値価格=min(現在の逆指値価格,現在レート+トレール幅H)
とする。その後相場が反転し、トレール幅Hだけ上昇した時刻t2の時点で、エントリの買い注文が約定する(図中の●印)。このような仕様により、想定トレンドと相場が逆行した場合でも底値圏で買うことが可能となり、高値づかみのリスクを軽減することができる。
新たな逆指値価格=max(現在の逆指値価格,現在レート-利食いトレール幅A)
とする。その後相場が反転し、利食いトレール幅Aだけ下落した時刻t4の時点で、決済の売り注文が約定する(図中の▲印)。このような仕様により、上昇トレンドが反転するまで利益幅(図中の確定利益幅G)を伸ばすことができる。
同様に、図3は、本発明の一実施の形態における売り注文の仕様について概要を説明した図である。図3(a)は、初期の逆指値価格(ターゲットレート)が現在の取引価格(現在レート)より低い(ターゲットレート<現在レート)場合の仕様について概要を説明した図である。横軸は時間経過を示しており、図中の太実線は現在(時刻t1)までの取引価格の推移、太破線は将来(時刻t1以降)の取引価格の推移の例を示している。
新たな逆指値価格=max(現在の逆指値価格,現在レート-トレール幅H)
とする。その後相場が反転し、トレール幅Hだけ下降した時刻t2の時点で、エントリの売り注文が約定する(図中の●印)。このような仕様により、想定トレンドと相場が逆行した場合でも高値圏で売ることが可能となり、安値売りのリスクを軽減することができる。
新たな逆指値価格=min(現在の逆指値価格,現在レート+利食いトレール幅A)
とする。その後相場が反転し、利食いトレール幅Aだけ上昇した時刻t4の時点で、決済の買い注文が約定する(図中の▲印)。このような仕様により、下降トレンドが反転するまで利益幅(図中の確定利益幅G)を伸ばすことができる。
本実施の形態では、現在レートをベースにして、相場の値動き範囲を想定し、その範囲内で上述した仕様の買い注文もしくは売り注文を一定の価格間隔で1つ以上仕掛けることにより、リスクを回避しつつ相場のトレンドをフォローして各注文で極大化した利益を得ることを可能とする。
Hi=i×最小利食い幅L (i=1,2,…,n)
となる。
Hj=j×最小利食い幅L (j=1,2,…,m)
となる。
R+(R-L)+(R-2L)+…+(R-(n-1)L)
=n×R-n(n-1)/2×L
である。図5の例でn=3、R≒3Lであるとすると、最大合計利益≒6Lとなる。
R+(R-L)+(R-2L)+…+(R-(n-1)L)+
R+(R-L)+(R-2L)+…+(R-(m-1)L)
=n×R-n(n-1)/2×L+m×R-m(m-1)/2×L
=(m+n)×R-(m(m-1)+n(n-1))/2×L
である。図6の例でm=3、n=4、R≒8Lであるとすると、最大合計利益≒47Lとなる。
取引レートが一定の価格帯を行き来するいわゆるレンジ相場の場合であっても、短い時間間隔で見ると、「上昇→下降→上昇→…」といった小規模なトレンド相場の繰り返しで構成される場合が多い。したがって、上述したトレンドフォロー取引について、上昇トレンド時のものと下降トレンド時のものを組み合わせることで、レンジ相場に適した取引の仕様とすることが可能である。すなわち、レンジの上限と下限の価格を想定し、その範囲で、上述したトレンドフォロー取引について、買い注文から入るものと売り注文から入るものを同時に仕掛ける。これにより、買い注文・売り注文ともに大きな利益を狙うことが可能となる。なお、本実施の形態では、損益の分析を容易にするため、推進エリアと調整エリアの注文本数を同数とする(n=m)。
図1は、本発明の一実施の形態である注文処理管理システムの構成例について概要を示した図である。図1に示した注文処理管理システム1は、例えば、サーバー機器やクラウドコンピューティングサービス上に構築された仮想サーバ等によりサーバシステムとして構成され、インターネット等のネットワーク2を介してパーソナルコンピュータ(PC)やタブレット端末、スマートフォン等からなるユーザ端末3が接続する構成を有する。また、図示しない専用のネットワーク等を介して、オンラインでの金融取引の基本注文機能(少なくとも成行注文、指値注文、逆指値注文を含む)を提供する外部基幹システム4と相互に接続する構成を有する。
~時刻t2の期間のように、エントリ注文について、現在レートの変動に応じて外部基幹システム4を介して逆指値価格を変更して追従させるトレール機能を有する。また、決済注文トレール処理部23は、例えば、上述の図2(a)における時刻t2
~時刻t4の期間のように、決済注文について、現在レートの変動に応じて外部基幹システム4を介して逆指値価格を変更して追従させるトレール機能を有する。評価損益計算部24は、例えば、その時点における親注文の累計での損益(すなわち当該親注文に含まれる各子注文の累計での損益)を計算する機能を有する。ここで計算された評価損益に基づいて、上述した親注文制御部10のリスク管理部15において稼働停止等の判断が行われる。
図8は、本発明の一実施の形態における新規発注処理の流れの例について概要を示したフローチャートである。この処理では、ユーザから指定された親注文の条件や内容に従い、親注文を生成するとともに、これに対する1つ以上の子注文を生成して、条件を満たしたものについて外部基幹システム4に対して逆指値注文を実際に発注する処理を行う。まず、新たに取引を開始するユーザがユーザ端末3を使用して注文処理管理システム1にアクセスし、ユーザ認証やアクセス権限の管理等の所要の処理を行った後、親注文に係る情報を入力する(S01)。
~nとして、価格の低い方からi番目の子注文の逆指値価格オフセットの値Fiは、親注文情報41の「価格オフセット」項目の値をF0、「値幅間隔」項目の値をLとして、
Fi=F0+(i-1)×L
として設定する。これにより、i番目の子注文のエントリ注文価格は、現在レート+Fiとなる。また、i番目の子注文のトレール幅Hiは、Hi=i×Lとなる。なお全ての子注文において、損切幅Sは親注文情報41の「損切幅」項目の値、最小利食い幅Lは親注文情報41の「値幅間隔」項目の値とする。生成した子注文の情報は、子注文情報43に記録する。
~mとして、価格の低い方からj番目の子注文の逆指値価格オフセットの値Fjは、親注文情報41の「価格オフセット」項目の値をF0、「値幅間隔」項目の値をLとして、
Fj=-((m+1-j)×L-F0)
として設定する。これにより、j番目の子注文のエントリ注文価格は、現在レート+Fjとなる。また、j番目の子注文のトレール幅Hjは、Hj=j×Lとなる。なお、推進エリアの場合と同様に、全ての子注文において、損切幅Sは親注文情報41の「損切幅」項目の値、最小利食い幅Lは親注文情報41の「値幅間隔」項目の値とする。生成した子注文の情報は、子注文情報43に記録する。この時点で、図12および図13の子注文情報43の例において、「ステータス」項目の値が「待機中」かつ「売買区分」項目の値が「買い」のレコードが記録される。
~S07の一連の処理により、トレンドフォロー取引の買い注文(レンジ取引における場合も含む)を発注する。
~nとして、価格の高い方からi番目の子注文の逆指値価格オフセットの値Fiは、親注文情報41の「価格オフセット」項目の値をF0、「値幅間隔」項目の値をLとして、
Fi=i×L-F0
として設定する。これにより、i番目の子注文のエントリ注文価格は、現在レート-Fiとなる。また、i番目の子注文のトレール幅Hiは、Hi=i×Lとなる。なお全ての子注文において、損切幅Sは親注文情報41の「損切幅」項目の値、最小利食い幅Lは親注文情報41の「値幅間隔」項目の値とする。生成した子注文の情報は、子注文情報43に記録する。この時点で、図12および図13の子注文情報43の例において、「ステータス」項目の値が「執行中」かつ「売買区分」項目の値が「売り」のレコードが記録される。
~mとして、価格の高い方からj番目の子注文の逆指値価格オフセットの値Fjは、親注文情報41の「価格オフセット」項目の値をF0、「値幅間隔」項目の値をLとして、
Fj=-((m-j)×L+F0)
として設定する。これにより、j番目の子注文のエントリ注文価格は、現在レート-Fjとなる。また、j番目の子注文のトレール幅Hjは、Hj=j×Lとなる。なお、推進エリアの場合と同様に、全ての子注文において、損切幅Sは親注文情報41の「損切幅」項目の値、最小利食い幅Lは親注文情報41の「値幅間隔」項目の値とする。生成した子注文の情報は、子注文情報43に記録する。この時点で、図12および図13の子注文情報41の例において、「ステータス」項目の値が「待機中」かつ「売買区分」項目の値が「売り」のレコードが記録される。
~S12の一連の処理により、トレンドフォロー取引の売り注文(レンジ取引における場合も含む)を発注し、新規発注処理を終了する。
図15は、本発明の一実施の形態における相場監視処理の流れの例について概要を示したフローチャートである。この処理では、相場の動きを監視して、ユーザから指定された条件を満たしたことを検知した場合に各種の処理を行う。注文処理管理システム1の相場監視部20では、外部基幹システム4等を介して相場の動きを常時(もしくは一定間隔で)監視し(S21)、相場(現在レート)の変動があったと判断した場合には以降の処理を行う。
新たな逆指値価格=min(現在の逆指値価格,現在レート+トレール幅H)
であり、売り注文の場合は、
新たな逆指値価格=max(現在の逆指値価格,現在レート-トレール幅H)
である。
新たな逆指値価格=max(現在の逆指値価格,
エントリ注文の約定価格+最小利食い幅L,
現在レート-利食いトレールA)
であり、現在レート≦エントリ注文の約定価格+最小利食い幅Lの場合は、
新たな逆指値価格=現在の逆指値価格(損切価格と同じ)
である。
新たな逆指値価格=min(現在の逆指値価格,
エントリ注文の約定価格-最小利食い幅L,
現在レート+利食いトレールA)
であり、現在レート≧エントリ注文の約定価格-最小利食い幅Lの場合は、
新たな逆指値価格=現在の逆指値価格(損切価格と同じ)
である。
図16は、本発明の一実施の形態における約定検知処理の流れの例について概要を示したフローチャートである。この処理では、外部基幹システム4に発注済みの注文について約定したか否かを検知し、約定した場合に各種の処理を行う。注文処理管理システム1の約定検知部30では、外部基幹システム4から発注済みの注文についての約定の通知を待ち受けて(もしくは一定間隔で約定の有無を問い合わせて)おり(S41)、発注済みの注文が約定したことを検知した場合に、約定した注文がエントリ注文か否かを判定し(S42)、“Yes”の場合(約定したのがエントリ注文である場合)は、後述するステップS43
~S45の処理を行う。一方“No”の場合(約定したのが決済注文である場合)は、後述するステップS46
~ステップS53の処理を行う。
逆指値価格=エントリ注文の約定価格-対象の子注文の損切幅S
とする。逆に、約定したエントリ注文が売り注文である場合は、決済注文の売買区分を「買い」とし、逆指値価格を、
逆指値価格=エントリ注文の約定価格+対象の子注文の損切幅S
とする。その後、生成した決済注文を外部基幹システム4に対して実際に発注し(S45)、ステップS41に戻って約定検知処理を継続する。
逆指値価格=現在レート+対象の子注文の初期逆指値価格オフセットF
エントリ注文が売り注文の場合は、
逆指値価格=現在レート-対象の子注文の初期逆指値価格オフセットF
とする。このように設定することで、2回目以降の取引でも相場に効果的に追従することができる。
現在レート<エントリ注文の逆指値価格
の場合に、また、売り注文の場合は、
現在レート>エントリ注文の逆指値価格
の場合に、逆指値注文によるエントリ注文を即時に発注可能であると判定する。ステップS51で“Yes”の場合は、エントリ注文価格を逆指値価格として、外部基幹システム4に対して逆指値注文を発注し(S52)、ステップS41に戻って約定検知処理を継続する。一方、“No”の場合は、外部基幹システム4への発注を行わずに、エントリ注文に係る情報を待機注文キュー45に記録して待機させ(S53)、ステップS41に戻って約定検知処理を継続する。なお、ここで待機となったエントリ注文は、上述の図15に示した相場監視処理によって、相場の変動により発注可能となった時点で外部基幹システム4に発注される。
10…親注文制御部、11…新規発注処理部、12…稼働制御部、13…訂正処理部、14…取消処理部、15…リスク管理部、16…照会処理部、
20…相場監視部、21…待機注文処理部、22…エントリ注文相場追従処理部、23…決済注文トレール処理部、24…評価損益計算部、
30…約定検知部、31…確定損益計算部、32…次回エントリ注文生成部、33…決済注文生成部、
41…親注文情報、42…親注文履歴情報、43…子注文情報、44…子注文履歴情報、45…待機注文キュー、46…基幹注文情報、47…ポジション情報
Claims (10)
- 金融商品の基幹システムでの売買取引を管理する注文処理管理システムであって、
エントリ注文の区分が買いで、決済注文の区分が売りである場合に、
ユーザから指定された条件に基づいて新たな前記エントリ注文の情報を作成し、対象商品の現在レートが所定のターゲットレート未満である第1の場合に、当該ターゲットレートを逆指値価格として前記エントリ注文を前記基幹システムに対して発注し、対象商品の現在レートが当該ターゲットレート以上である第2の場合に、前記エントリ注文の情報を待機注文キューに記録する新規発注処理部と、
前記待機注文キューに記録されている前記エントリ注文について、対象商品の現在レートが当該エントリ注文に係るターゲットレート未満になったことを検知した場合に、当該ターゲットレートを逆指値価格として当該エントリ注文を前記基幹システムに対して発注する待機注文処理部と、
対象商品の現在レートに所定のトレール幅を加算した第1の価格が前記基幹システムに発注済みの前記エントリ注文に係る逆指値価格未満になったことを検知した場合に、前記基幹システムに対して、当該エントリ注文に係る新たな逆指値価格を前記第1の価格に変更するエントリ注文相場追従処理部と、
前記基幹システムにおいて約定したことを検知した前記エントリ注文に対して、当該エントリ注文の約定価格から所定の損切幅を減算した価格を逆指値価格として前記決済注文を前記基幹システムに対して発注する決済注文生成部と、
前記基幹システムに発注済みの前記決済注文に対して、対象商品の現在レートが前記エントリ注文の前記約定価格に所定の最小利食い幅を加算した第2の価格以上となったことを検知した場合に、前記基幹システムに対して、当該決済注文に係る新たな逆指値価格を前記第2の価格に変更し、その後、対象商品の現在レートから所定の利食いトレール幅を減算した第3の価格が当該決済注文に係る逆指値価格より高くなったことを検知した場合に、前記基幹システムに対して、当該決済注文に係る新たな逆指値価格を前記第3の価格に変更する決済注文トレール処理部と、
前記基幹システムにおいて約定したことを検知した前記決済注文に対して、次回エントリ注文の情報を作成し、前記第1の場合には、前記決済注文の約定価格に所定のオフセット価格を加算した価格を逆指値価格として、当該次回エントリ注文を前記基幹システムに対して発注し、前記第2の場合には、前記決済注文の約定価格から所定のオフセット価格を減算した価格をターゲットレートとして当該次回エントリ注文の情報を前記待機注文キューに記録する次回エントリ注文生成部と、を有する、注文処理管理システム。 - 請求項1に記載の注文処理管理システムにおいて、
前記新規発注処理部は、ユーザから指定された親注文の条件に基づいて、対象商品の現在レートより高い価格帯の推進エリア、および対象商品の現在レートより低い価格帯の調整エリアに、併せて1つ以上の子注文に係る前記エントリ注文の情報を、前記各エントリ注文のターゲットレートが所定の値幅間隔となるよう作成する、注文処理管理システム。 - 金融商品の基幹システムでの売買取引を管理する注文処理管理システムであって、
エントリ注文の区分が売りで、決済注文の区分が買いである場合に、
ユーザから指定された条件に基づいて新たな前記エントリ注文の情報を作成し、対象商品の現在レートが所定のターゲットレートより高い第1の場合に、当該ターゲットレートを逆指値価格として前記エントリ注文を前記基幹システムに対して発注し、対象商品の現在レートが当該ターゲットレート以下である第2の場合に、前記エントリ注文の情報を待機注文キューに記録する新規発注処理部と、
前記待機注文キューに記録されている前記エントリ注文について、対象商品の現在レートが当該エントリ注文に係るターゲットレートより高くなったことを検知した場合に、当該ターゲットレートを逆指値価格として当該エントリ注文を前記基幹システムに対して発注する待機注文処理部と、
対象商品の現在レートから所定のトレール幅を減算した第1の価格が前記基幹システムに発注済みの前記エントリ注文に係る逆指値価格より高くなったことを検知した場合に、前記基幹システムに対して、当該エントリ注文に係る新たな逆指値価格を前記第1の価格に変更するエントリ注文相場追従処理部と、
前記基幹システムにおいて約定したことを検知した前記エントリ注文に対して、当該エントリ注文の約定価格に所定の損切幅を加算した価格を逆指値価格として前記決済注文を前記基幹システムに対して発注する決済注文生成部と、
前記基幹システムに発注済みの前記決済注文に対して、対象商品の現在レートが前記エントリ注文の前記約定価格から所定の最小利食い幅を減算した第2の価格以下となったことを検知した場合に、前記基幹システムに対して、当該決済注文に係る新たな逆指値価格を前記第2の価格に変更し、その後、対象商品の現在レートに所定の利食いトレール幅を加算した第3の価格が当該決済注文に係る逆指値価格未満となったことを検知した場合に、前記基幹システムに対して、当該決済注文に係る新たな逆指値価格を前記第3の価格に変更する決済注文トレール処理部と、
前記基幹システムにおいて約定したことを検知した前記決済注文に対して、次回エントリ注文の情報を作成し、前記第1の場合には、前記決済注文の約定価格から所定のオフセット価格を減算した価格を逆指値価格として、当該次回エントリ注文を前記基幹システムに対して発注し、前記第2の場合には、前記決済注文の約定価格に所定のオフセット価格を加算した価格をターゲットレートとして当該次回エントリ注文の情報を前記待機注文キューに記録する次回エントリ注文生成部と、を有する、注文処理管理システム。 - 請求項3に記載の注文処理管理システムにおいて、
前記新規発注処理部は、ユーザから指定された親注文の条件に基づいて、対象商品の現在レートより低い価格帯の推進エリア、および対象商品の現在レートより高い価格帯の調整エリアに、併せて1つ以上の子注文に係る前記エントリ注文の情報を、前記各エントリ注文のターゲットレートが所定の値幅間隔となるよう作成する、注文処理管理システム。 - 請求項2または4に記載の注文処理管理システムにおいて、
前記新規発注処理部は、前記推進エリアおよび前記調整エリアに作成した1つ以上の前記エントリ注文と同数で、ターゲットレートがそれぞれ同じであり、買いと売りの区分が異なるエントリ注文の情報を作成する、注文処理管理システム。 - コンピュータシステムにより、金融商品の基幹システムでの売買取引を管理する注文処理管理方法であって、
エントリ注文の区分が買いで、決済注文の区分が売りである場合に、
前記コンピュータシステムが、
ユーザから指定された条件に基づいて新たな前記エントリ注文の情報を作成するステップと、
対象商品の現在レートが所定のターゲットレート未満である第1の場合に、当該ターゲットレートを逆指値価格として前記エントリ注文を前記基幹システムに対して発注するステップと、
対象商品の現在レートが当該ターゲットレート以上である第2の場合に、前記エントリ注文の情報を待機注文キューに記録するステップと、
前記待機注文キューに記録されている前記エントリ注文について、対象商品の現在レートが当該エントリ注文に係るターゲットレート未満になったことを検知した場合に、当該ターゲットレートを逆指値価格として当該エントリ注文を前記基幹システムに対して発注するステップと、
対象商品の現在レートに所定のトレール幅を加算した第1の価格が前記基幹システムに発注済みの前記エントリ注文に係る逆指値価格未満になったことを検知した場合に、前記基幹システムに対して、当該エントリ注文に係る新たな逆指値価格を前記第1の価格に変更するステップと、
前記基幹システムにおいて約定したことを検知した前記エントリ注文に対して、当該エントリ注文の約定価格から所定の損切幅を減算した価格を逆指値価格として前記決済注文を前記基幹システムに対して発注するステップと、
前記基幹システムに発注済みの前記決済注文に対して、対象商品の現在レートが前記エントリ注文の前記約定価格に所定の最小利食い幅を加算した第2の価格以上となったことを検知した場合に、前記基幹システムに対して、当該決済注文に係る新たな逆指値価格を前記第2の価格に変更するステップと
対象商品の現在レートから所定の利食いトレール幅を減算した第3の価格が当該決済注文に係る逆指値価格より高くなったことを検知した場合に、前記基幹システムに対して、当該決済注文に係る新たな逆指値価格を前記第3の価格に変更するステップと、
前記基幹システムにおいて約定したことを検知した前記決済注文に対して、次回エントリ注文の情報を作成するステップと、
前記第1の場合に、前記決済注文の約定価格に所定のオフセット価格を加算した価格を逆指値価格として、当該次回エントリ注文を前記基幹システムに対して発注するステップと、
前記第2の場合に、前記決済注文の約定価格から所定のオフセット価格を減算した価格をターゲットレートとして当該次回エントリ注文の情報を前記待機注文キューに記録するステップと、を実行する、注文処理管理方法。 - 請求項6に記載の注文処理管理方法において、
新たな前記エントリ注文の情報を作成するステップでは、ユーザから指定された親注文の条件に基づいて、対象商品の現在レートより高い価格帯の推進エリア、および対象商品の現在レートより低い価格帯の調整エリアに、併せて1つ以上の子注文に係る前記エントリ注文の情報を、前記各エントリ注文のターゲットレートが所定の値幅間隔となるよう作成する、注文処理管理方法。 - コンピュータシステムにより、金融商品の基幹システムでの売買取引を管理する注文処理管理方法であって、
エントリ注文の区分が売りで、決済注文の区分が買いである場合に、
前記コンピュータシステムが、
ユーザから指定された条件に基づいて新たな前記エントリ注文の情報を作成するステップと、
対象商品の現在レートが所定のターゲットレートより高い第1の場合に、当該ターゲットレートを逆指値価格として前記エントリ注文を前記基幹システムに対して発注するステップと、
対象商品の現在レートが当該ターゲットレート以下である第2の場合に、前記エントリ注文の情報を待機注文キューに記録するステップと、
前記待機注文キューに記録されている前記エントリ注文について、対象商品の現在レートが当該エントリ注文に係るターゲットレートより高くなったことを検知した場合に、当該ターゲットレートを逆指値価格として当該エントリ注文を前記基幹システムに対して発注するステップと、
対象商品の現在レートから所定のトレール幅を減算した第1の価格が前記基幹システムに発注済みの前記エントリ注文に係る逆指値価格より高くなったことを検知した場合に、前記基幹システムに対して、当該エントリ注文に係る新たな逆指値価格を前記第1の価格に変更するステップと、
前記基幹システムにおいて約定したことを検知した前記エントリ注文に対して、当該エントリ注文の約定価格に所定の損切幅を加算した価格を逆指値価格として前記決済注文を前記基幹システムに対して発注するステップと、
前記基幹システムに発注済みの前記決済注文に対して、対象商品の現在レートが前記エントリ注文の前記約定価格から所定の最小利食い幅を減算した第2の価格以下となったことを検知した場合に、前記基幹システムに対して、当該決済注文に係る新たな逆指値価格を前記第2の価格に変更するステップと
対象商品の現在レートに所定の利食いトレール幅を加算した第3の価格が当該決済注文に係る逆指値価格未満となったことを検知した場合に、前記基幹システムに対して、当該決済注文に係る新たな逆指値価格を前記第3の価格に変更するステップと、
前記基幹システムにおいて約定したことを検知した前記決済注文に対して、次回エントリ注文の情報を作成するステップと、
前記第1の場合に、前記決済注文の約定価格から所定のオフセット価格を減算した価格を逆指値価格として、当該次回エントリ注文を前記基幹システムに対して発注するステップと、
前記第2の場合に、前記決済注文の約定価格に所定のオフセット価格を加算した価格をターゲットレートとして当該次回エントリ注文の情報を前記待機注文キューに記録するステップと、を実行する、注文処理管理方法。 - 請求項8に記載の注文処理管理方法において、
新たな前記エントリ注文の情報を作成するステップでは、ユーザから指定された親注文の条件に基づいて、対象商品の現在レートより低い価格帯の推進エリア、および対象商品の現在レートより高い価格帯の調整エリアに、併せて1つ以上の子注文に係る前記エントリ注文の情報を、前記各エントリ注文のターゲットレートが所定の値幅間隔となるよう作成する、注文処理管理方法。 - 請求項7または9に記載の注文処理管理方法において、
新たな前記エントリ注文の情報を作成するステップでは、前記推進エリアおよび前記調整エリアに作成した1つ以上の前記エントリ注文と同数で、ターゲットレートがそれぞれ同じであり、買いと売りの区分が異なるエントリ注文の情報を作成する、注文処理管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020175525A JP7030294B1 (ja) | 2020-10-19 | 2020-10-19 | 注文処理管理システムおよび注文処理管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020175525A JP7030294B1 (ja) | 2020-10-19 | 2020-10-19 | 注文処理管理システムおよび注文処理管理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7030294B1 true JP7030294B1 (ja) | 2022-03-07 |
JP2022066918A JP2022066918A (ja) | 2022-05-02 |
Family
ID=81212815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020175525A Active JP7030294B1 (ja) | 2020-10-19 | 2020-10-19 | 注文処理管理システムおよび注文処理管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7030294B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7557516B2 (ja) | 2022-12-20 | 2024-09-27 | 松井証券株式会社 | 金融商品取引管理装置、金融商品取引管理方法、及び、金融商品取引管理プログラム |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050278242A1 (en) | 2004-06-12 | 2005-12-15 | Globaltec Solutions, Llp | System, apparatus and method for performing a trailing stop investment transaction |
JP2008040689A (ja) | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Mitsubishi Corporation Futures & Securities Ltd | 売買注文処理システム |
JP2010170544A (ja) | 2008-12-26 | 2010-08-05 | Moneysquare Japan Inc | 金融商品取引管理装置、プログラム |
WO2014185554A1 (ja) | 2014-04-03 | 2014-11-20 | 株式会社マネースクウェア・ジャパン | 金融商品取引管理装置、金融商品取引管理システム、金融商品取引管理方法及びプログラム記憶媒体 |
JP2015114813A (ja) | 2013-12-11 | 2015-06-22 | ワイジェイFx株式会社 | 金融商品売買管理システム、金融商品売買管理方法、および金融商品売買管理プログラム |
JP2018067255A (ja) | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 上田ハーロー 株式会社 | 取引装置、取引プログラムおよび取引方法 |
WO2018117259A1 (ja) | 2016-12-22 | 2018-06-28 | マネックス証券株式会社 | 金融商品の注文処理管理装置及び方法 |
-
2020
- 2020-10-19 JP JP2020175525A patent/JP7030294B1/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050278242A1 (en) | 2004-06-12 | 2005-12-15 | Globaltec Solutions, Llp | System, apparatus and method for performing a trailing stop investment transaction |
JP2008040689A (ja) | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Mitsubishi Corporation Futures & Securities Ltd | 売買注文処理システム |
JP2010170544A (ja) | 2008-12-26 | 2010-08-05 | Moneysquare Japan Inc | 金融商品取引管理装置、プログラム |
JP2015114813A (ja) | 2013-12-11 | 2015-06-22 | ワイジェイFx株式会社 | 金融商品売買管理システム、金融商品売買管理方法、および金融商品売買管理プログラム |
WO2014185554A1 (ja) | 2014-04-03 | 2014-11-20 | 株式会社マネースクウェア・ジャパン | 金融商品取引管理装置、金融商品取引管理システム、金融商品取引管理方法及びプログラム記憶媒体 |
JP2018067255A (ja) | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 上田ハーロー 株式会社 | 取引装置、取引プログラムおよび取引方法 |
WO2018117259A1 (ja) | 2016-12-22 | 2018-06-28 | マネックス証券株式会社 | 金融商品の注文処理管理装置及び方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022066918A (ja) | 2022-05-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7102031B2 (ja) | 取引管理装置、取引管理システム、取引管理システムにおける取引管理方法、プログラム | |
JP5044927B2 (ja) | 複数の当事者間における少額決済の円滑化 | |
US20200043037A1 (en) | Point management system and point management program | |
US20060190379A1 (en) | Price grabber | |
US20060052888A1 (en) | Industrial it system for distribution power transformers manufacturing material control with suppliers systems integration | |
US11270390B2 (en) | Zero-touch payroll management system | |
US20220391830A1 (en) | System and method for advanced inventory management using deep neural networks | |
US20210326978A1 (en) | Real estate product related finance system and management method thereof | |
JP7030294B1 (ja) | 注文処理管理システムおよび注文処理管理方法 | |
JP5514939B1 (ja) | 取引支援システムおよびプログラム | |
US20050209906A1 (en) | Distribution/power transformers customer support, tracking problems and recalls | |
JP2002329066A (ja) | 証券取引システム、コンピュータシステム、売買注文方法、売買注文処理方法、およびプログラム | |
JP2002189886A (ja) | 取引価格決定支援システム | |
US20050240461A1 (en) | Industrial information technology (it) system for marketing/sales of distribution/power transformers | |
KR20210048325A (ko) | 멀티에셋 포트폴리오를 위한 플랫폼 제공방법 및 그 시스템 | |
US11461735B2 (en) | Zero-touch payroll management system | |
US11494733B2 (en) | Zero-touch payroll management system | |
CA3169188C (en) | Methods and systems for rate-limiting control of transaction processing | |
US20230297413A1 (en) | Dual stage bulkheads | |
US20240045717A1 (en) | Methods and systems for processing requests using load-dependent throttling | |
US20240232751A9 (en) | Information technology automation based on job return on investment | |
US20060015349A1 (en) | Transformer manufacturing optimized planning across the manufacturing plants using artificial intelligence | |
US20200175599A1 (en) | System and method for user-set fees for financial services | |
JP2016212550A (ja) | 金融商品取引支援システムおよび金融商品取引支援方法 | |
JP2024005875A (ja) | 演算方法、プログラム及び演算装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211228 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220210 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7030294 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |