JP7030177B2 - テスト方法及び装置 - Google Patents

Description

本発明は、コンピュータ技術分野及びコンピュータフォアグラウンドの技術分野に関し、特にテスト方法及び装置に関し、人工知能に基づく端末機器の性能テスト、アプリケーションオブジェクトテストなどのアプリケーションに適用されることができる。

コンピュータ上のアプリケーションのサービス品質を保証するために、アプリケーションをテストすることは非常に一般的なコンピュータプログラムであり、現在一般的に採用されているテストの方法は、スクリプトコードを作成してテストを実現することである。

しかしながら、スクリプトをテストするためのテストコードのロジックが複雑であるので、機能テスターは自動化のスクリプト作成をすばやく把握できず、かつテストコードとテストフレームワークとの間の結合度が強いため、スクリプトが大幅に増加すると、コードベースが冗長になり、スクリプト及びテストフレームワークのメンテナンスが困難になり、メンテナンスコストが大きくなる。

本発明は、テストメンテナンスのコスト及び難易度を低減し、テスト効率を向上させることができるテスト方法及び装置を提供する。

第１の側面によれば、テスト方法を提供し、当該テスト方法は、ターゲット端末に対するテスト要求に応答して、複数のテスト動作コントロールを含むテストインタフェースを表示し、ユーザによって前記複数のテスト動作コントロールから選択されたターゲットテスト動作コントロールを取得するステップと、前記ターゲット端末上の各アプリケーションオブジェクトの操作を前記ターゲットテスト動作コントロールとマッチングして、前記ターゲットテスト動作コントロールとのマッチングに成功した複数の候補アプリケーションオブジェクトを取得し、前記テストインタフェースに各前記候補アプリケーションオブジェクトの識別情報を表示するステップと、ユーザによって各前記候補アプリケーションオブジェクトの識別情報から選択されたターゲット識別子を取得し、前記ターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションオブジェクトを制御して、前記ターゲットテスト動作コントロールを実行してテストを行うステップと、を含む。

第２の側面によれば、テスト装置を提供し、当該テスト装置は、ターゲット端末に対するテスト要求に応答して、複数のテスト動作コントロールを含むテストインタフェースを表示するための表示モジュールと、ユーザによって前記複数のテスト動作コントロールから選択されたターゲットテスト動作コントロールを取得するための第１の取得モジュールと、前記ターゲット端末上の各アプリケーションオブジェクトの操作を前記ターゲットテスト動作コントロールとマッチングして、前記ターゲットテスト動作コントロールとのマッチングに成功した複数の候補アプリケーションオブジェクトを取得するための第２の取得モジュールと、前記テストインターフェ－スに各前記候補アプリケーションオブジェクトの識別情報をさらに表示するための前記表示モジュールと、ユーザによって各前記候補アプリケーションオブジェクトの識別情報から選択されたターゲット識別子を取得し、前記ターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションオブジェクトを制御して、前記ターゲットテスト動作コントロールを実行してテストを行うためのテストモジュールと、を含む。

第３の側面によれば、電子機器を提供し、当該電子機器は、少なくとも一つのプロセッサと、前記少なくとも一つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、を含み、前記メモリには、前記少なくとも一つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶され、前記命令が前記少なくとも一つのプロセッサによって実行される場合、前記少なくとも一つのプロセッサが第１の側面に記載のテスト方法を実行する。

第４の側面によれば、コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、前記コンピュータ命令は、前記コンピュータに第１の側面に記載のテスト方法を実行させる。第５の側面によれば、コンピュータプログラムをさらに提供し、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに第１の側面に記載のテスト方法を実行させる。

本発明により提供されるテスト方法及び装置は、以下のような利点または有益な効果を有する。ターゲット端末に対するテスト要求に応答して、複数のテスト動作コントロールを含むテストインタフェースを表示し、ユーザによって複数のテスト動作コントロールから選択されたターゲットテスト動作コントロールを取得し、ターゲット端末上の各アプリケーションオブジェクトの操作をターゲットテスト動作コントロールとマッチングして、ターゲットテスト動作コントロールとのマッチングに成功した複数の候補アプリケーションオブジェクトを取得し、テストインターフェ－スに各候補アプリケーションオブジェクトの識別情報を表示し、さらに、ユーザによって各候補アプリケーションオブジェクトの識別情報から選択されたターゲット識別子を取得し、ターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションオブジェクトを制御して、ターゲットテスト動作コントロールを実行してテストを行う。これにより、テストの難易度とメンテナンスコストを低減し、テスト効率を向上させる。

なお、この部分に記載されている内容は、本開示の実施例の肝心なまたは重要な特徴を特定することを意図しておらず、本開示の範囲を限定することも意図していないことを理解されたい。本開示の他の特徴は、以下の説明を通じて容易に理解される。

図面は、本技術案をよりよく理解するために使用されており、本発明を限定するものではない。
本発明の第１の実施例に係るテスト方法の概略フローチャートである。 本発明の第２の実施例に係るテストインタフェースの概略図である。 本発明の第３の実施例に係る候補アプリケーションオブジェクトの識別情報の表示シーンの概略図である。 本発明の第４の実施例に係る候補アプリケーションオブジェクトの識別情報の表示シーンの概略図である。 本発明の第５の実施例に係るテスト方法の概略フローチャートである。 本発明の第６の実施例に係るテスト装置の概略構成図である。 本発明の第７の実施例に係るテスト装置の概略構成図である。 本発明の第８の実施例に係るテスト方法の電子機器のブロック図である。

以下に、図面を組み合わせて本発明の例示的な実施例を説明し、理解を容易にするためにその中には本発明の実施例の様々な詳細事項を含んでおり、それらは単なる例示的なものと見なされるべきである。したがって、当業者は、本発明の範囲及び精神から逸脱することなく、ここで説明される実施例に対して様々な変更と修正を行うことができる。同様に、わかりやすく且つ簡潔にするために、以下の説明では、周知の機能及び構造の説明を省略する。

以下に、図面を参照して本発明のテスト方法及び装置を説明する。

本発明のテスト方法は、テストのターゲット端末とは独立した他の端末に適用されることができ、他の端末はコンピュータなどであってもよい。これによって、他の端末でのテストインタフェースに、ターゲット端末のテストオブジェクトに対するテストを実現し、人工知能に基づく端末機器の性能テスト、アプリケーションオブジェクトテストなどを実現する。このテストはコンピュータ技術分野におけるコンピュータテストの技術分野に属し、新しいテストのアイデアを提供する。本発明におけるテスト操作は、テストインタフェースでの簡単な操作だけでテストを実現することができ、テストコストを低減し、かつテストインタフェースでのテストコントロールの独立性が高く、メンテナンスコストを低減する。

図１は、本発明の第１の実施例に係るテスト方法のフローチャートである。当該方法は、本発明により提供されるテスト装置によって実行されることができ、本発明により提供される電子機器によって実行されることもできる。ここで、電子機器は、デスクトップパソコン、タブレットパソコン等の端末機器を含むがこれらに限定されなく、サーバであってもよい。以下に、本発明により提供されるテスト装置によって本発明により提供されるテスト方法を実行することを例として説明するが、本発明を制限するものではない。

図１に示すように、当該テスト方法は、以下のステップを含むことができる。
ステップ１０１において、ターゲット端末に対するテスト要求に応答して、複数のテスト動作コントロールを含むテストインタフェースを表示し、ユーザによって複数のテスト動作コントロールから選択されたターゲットテスト動作コントロールを取得する。

ここで、本実施例におけるテスト要求は、ターゲット端末によって送信されたものであってもよいし、バックグラウンドサーバによって送信されたものであってもよい。バックグラウンドサーバによって送信されたものである場合、バックグラウンドサーバによって送信されたターゲット端末の端末識別子に基づいて、テスト対象のターゲット端末を決定する。

本実施例において、テスト要求を受信した後、図２に示すように、複数のテスト動作コントロールを含むテストインタフェースを表示する。ここで、各テスト動作コントロールは、例えば、ターンオン動作、ファイル送信操作の実行コードなどのような、１つのテスト動作の統合実行コードに対応し、異なるテスト動作コントロールのコードは相互に関連しておらず、各テスト動作コントロールが個別に実行できることを保証し、多重化を向上させ、テストフレームワークとテストコードの結合が回避され、メンテナンスが容易になる。

なお、本実施例における各テスト動作の統合コードは、テスト動作の実行コードのみであり、テストオブジェクトパラメータは空白として理解できる。従って、本実施例において、テスト動作コントロールにテストオブジェクトをバインディングしてこの空白を補充するだけで、テストオブジェクトに対して対応するテスト動作を実行することができる。

本発明の一つの実施例において、引き続き図２を参照して、ユーザによって複数のテスト動作コントロールから選択されたターゲットテスト動作コントロールを取得することができる。

本発明のもう一つの実施例において、テスト要求は具体的なテスト動作の重要な情報を含むことができ、この重要な情報の抽出に基づいてターゲットテスト動作を決定することができる。例えば、テスト要求に「このアプリケーションを起動してみる」が含まれる場合、対応するテスト動作の重要な情報は「起動」であり、「起動」のテスト動作とマッチングするターゲットテスト動作コントロールを取得する。

ステップ１０２において、ターゲット端末上の各アプリケーションオブジェクトの操作をターゲットテスト動作コントロールとマッチングして、ターゲットテスト動作コントロールとのマッチングに成功した複数の候補アプリケーションオブジェクトを取得し、テストインターフェ－スに各候補アプリケーションオブジェクトの識別情報を表示する。

各アプリケーションオブジェクトがいずれもテストコントロールのテスト動作を実行できるわけではないので、例えば、テスト動作が「支払い」である場合、一部のアプリケーションオブジェクトは明らかに実行できない。従って、本実施例において、ターゲット端末上の各アプリケーションオブジェクトの操作をターゲットテスト動作コントロールとマッチングして、ターゲットテスト動作コントロールとのマッチングに成功した複数の候補アプリケーションオブジェクトを取得する。

本発明の一つの実施例において、予め設定されたデータベースを照会して、ターゲットテスト動作コントロールに対応するテスト操作を決定し、テスト操作を各アプリケーションオブジェクトの操作とマッチングして、マッチングに成功したアプリケーションオブジェクトを候補アプリケーションオブジェクトとして決定する。

さらに、テストインターフェ－スに各候補アプリケーションオブジェクトの識別情報を表示し、図３ー１に示すように、当該識別情報はアプリケーションオブジェクトのアプリケーションアイコンであってもよく、図３ー２に示すように、当該識別情報はアプリケーションオブジェクトのアプリケーション名などであってもよい。当該識別情報は、ポップアップウィンドウの形式で表示することなどができる。

ステップ１０３において、ユーザによって各候補アプリケーションオブジェクトの識別情報から選択されたターゲット識別子を取得し、ターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションオブジェクトを制御して、ターゲットテスト動作コントロールを実行してテストを行う。

本実施例において、ユーザによって各候補アプリケーションオブジェクトの識別情報から選択されたターゲット識別子を取得することは、例えば、ユーザによって複数の候補テストオブジェクトのアプリケーションアイコンから選択されたターゲットアイコンを取得し、ターゲットアイコンをターゲットアプリケーションオブジェクトとして決定することである。

本発明の一つの実施例において、各テスト動作コントロールがテスト動作の実行コードを統合したので、ターゲットアプリケーションオブジェクトが決定された後、ターゲットテスト動作及びターゲットアプリケーションオブジェクトに対応するテスト命令を生成することができ、すなわち、ターゲットアプリケーションオブジェクトのオブジェクトパラメータをその実行コードのテストオブジェクトパラメータに書き込んで、ターゲット端末によって実行可能なテストコードを生成し、テスト命令にはこのテストコードが含まれ、さらに、ターゲット端末がターゲットアプリケーションオブジェクトを制御してターゲットテスト動作を実行するように、テスト命令をターゲット端末に送信する。

例えば、このテスト命令内の対応するテストコードが「ウィーチャット」に対する起動コードである場合、ターゲット端末はテスト命令を受信すると、このテストコードを実行してウィーチャットアプリケーションプログラムを起動する。

実際の実行中に、ターゲット端末でのターゲットアプリケーションオブジェクトの通常の使用を妨げることを避けるために、テスト命令をターゲット端末に送信する前に、ターゲットアプリケーションの現在の実行インターフェイスを取得し、現在の実行インターフェイスが予め設定された実行インターフェイスに属していないと決定された場合にのみ、このテスト命令を送信し、ここで、予め設定された実行インタフェースは、ユーザーによって設定されたまたはシステムによってキャリブレーションされた、妨害されるのに適していないインタフェースであり、例えば、ビデオインタフェース、支払インタフェースなどである。

本発明の一つの実施例において、同一のターゲットアプリケーションオブジェクトに対するターゲットテスト動作が複数である可能性がある場合、その複数のターゲットテスト動作を単一のファイルにパッケージ化し、テスト要求に当該単一のファイルが含まれ、当該単一のファイルをターゲット端末によって解析した後、ターゲットアプリケーションオブジェクトに対して当該ファイルにおけるターゲットテスト動作を実行する。

これにより、本発明の実施例のテスト方法は、ＵＩ（ユーザインターフェイス）が自動化されたさまざまなサポートされている動作などをインターフェイス化されたテスト動作コントロールに高度に統合することにより、自動化テストがコードから完全に分離され、初心者も簡単に始めることができる。開発者によってインタフェース操作を通じて生成されたテストコードは単一のファイルにパッケージ化され、実行時にターゲット端末が対応するファイルを読み取ってファイルを自動的に解析して実行し、このプロセスにより、テストとツールコードを完全にデカップリングすることができる。

要約すると、本実施例のテスト方法は、ターゲット端末に対するテスト要求に応答して、複数のテスト動作コントロールを含むテストインタフェースを表示し、ユーザによって複数のテスト動作コントロールから選択されたターゲットテスト動作コントロールを取得し、ターゲット端末上の各アプリケーションオブジェクトの操作をターゲットテスト動作コントロールとマッチングして、ターゲットテスト動作コントロールとのマッチングに成功した複数の候補アプリケーションオブジェクトを取得し、テストインターフェ－スに各候補アプリケーションオブジェクトの識別情報を表示し、さらに、ユーザによって各候補アプリケーションオブジェクトの識別情報から選択されたターゲット識別子を取得し、ターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションオブジェクトを制御して、ターゲットテスト動作コントロールを実行してテストを行う。これにより、テストの難易度とメンテナンスコストを低減し、テスト効率を向上させる。

上記実施例に基づいて、ターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションオブジェクトを制御して、ターゲットテスト動作コントロールを実行してテストを行う場合、対応するテスト結果を取得してテストレポートを生成することで、後のアプリケーションオブジェクトのアップグレードなどが容易になる。

図４に示すように、上記ステップ１０３の後に、当該方法は、以下のステップをさらに含む。
ステップ２０１において、ターゲットアプリケーションオブジェクトがターゲットテスト動作を実行する画面録画情報を取得する。

本実施例において、ターゲットアプリケーションオブジェクトがターゲットテスト動作を実行する画面録画情報を録画し、この画面録画情報には、ターゲットテストオブジェクトが当該ターゲットテスト動作を実行する時のインタフェース情報が含まれる。

ステップ２０２において、画面録画情報に基づいてテストレポートを生成する。

本実施例において、画面録画情報内のアプリケーションオブジェクトのインタフェース情報を抽出することができ、インタフェース情報に基づいて、ターゲットアプリケーションオブジェクトが当該ターゲットテスト動作を実行するテスト情報を分析し、テストレポートを生成し、ここで、テスト情報には、当該ターゲットテスト動作を実行する期間、及び当該ターゲットテスト動作を実行した後のインタフェースの表示が正常であるか否かが含まれ、例えば、ターゲットテスト動作が「起動」操作の場合、対応するテスト情報は、ターゲットアプリケーションオブジェクトが「起動」操作を実行した後、インタフェースが予め設定されたホームページに切り替わるかどうか、及びホームページを開くプロセスで「スプラッシュ画面」などのインタフェースが現れるかどうかである。

要約すると、本発明の実施例のテスト方法は、画面録画情報に基づいてテストレポートを生成し、テストレポートの生成方式を簡素化し、テストレポートの生成効率を向上させる。

本発明の実施例によれば、本発明はテスト装置をさらに提供する。

図５は、本発明の第６の実施例に係るテスト装置の概略構成図である。図５に示すように、当該テスト装置は、表示モジュール１０と、第１の取得モジュール２０と、第２の取得モジュール３０と、テストモジュール４０と、を含む。

ここで、表示モジュール１０は、ターゲット端末に対するテスト要求に応答して、複数のテスト動作コントロールを含むテストインタフェースを表示し、第１の取得モジュール２０は、ユーザによって前記複数のテスト動作コントロールから選択されたターゲットテスト動作コントロールを取得し、第２の取得モジュール３０は、前記ターゲット端末上の各アプリケーションオブジェクトの操作を前記ターゲットテスト動作コントロールとマッチングして、前記ターゲットテスト動作コントロールとのマッチングに成功した複数の候補アプリケーションオブジェクトを取得し、 前記表示モジュール１０は、さらに、前記テストインターフェ－スに各前記候補アプリケーションオブジェクトの識別情報を表示し、テストモジュール４０は、ユーザによって各前記候補アプリケーションオブジェクトの識別情報から選択されたターゲット識別子を取得し、前記ターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションオブジェクトを制御して、前記ターゲットテスト動作コントロールを実行してテストを行う。

本発明の実施例の一つの可能的な実現方式において、第２の取得モジュール３０は、具体的に、予め設定されたデータベースを照会して、前記ターゲットテスト動作コントロールに対応するテスト操作を決定し、前記テスト操作を前記各アプリケーションオブジェクトの操作とマッチングして、マッチングに成功したアプリケーションオブジェクトを前記候補アプリケーションオブジェクトとして決定する。

本発明の実施例の一つの可能的な実現方式において、テストモジュール４０は、具体的に、前記ターゲットテスト動作及び前記ターゲットアプリケーションオブジェクトに対応するテスト命令を生成し、前記ターゲット端末が前記ターゲットアプリケーションオブジェクトを制御して前記ターゲットテスト動作を実行するように、前記テスト命令を前記ターゲット端末に送信する。

なお、上記のテスト方法の実施例に対する説明は、当該実施例のテスト装置にも適用され、その実現原理は類似して、ここでは説明を省略する。

要約すると、本実施例のテスト装置は、ターゲット端末に対するテスト要求に応答して、複数のテスト動作コントロールを含むテストインタフェースを表示し、ユーザによって複数のテスト動作コントロールから選択されたターゲットテスト動作コントロールを取得し、ターゲット端末上の各アプリケーションオブジェクトの操作をターゲットテスト動作コントロールとマッチングして、ターゲットテスト動作コントロールとのマッチングに成功した複数の候補アプリケーションオブジェクトを取得し、テストインターフェ－スに各候補アプリケーションオブジェクトの識別情報を表示し、さらに、ユーザによって各候補アプリケーションオブジェクトの識別情報から選択されたターゲット識別子を取得し、ターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションオブジェクトを制御して、ターゲットテスト動作コントロールを実行してテストを行う。これにより、テストの難易度とメンテナンスコストを低減し、テスト効率を向上させる。

本発明の一つの実施例において、図６に示すように、図５に示すような構成に基づいて、当該装置は、第３の取得モジュール５０と、生成モジュール６０と、をさらに含み、ここで、第３の取得モジュール５０は、前記ターゲットアプリケーションオブジェクトが前記ターゲットテスト動作を実行する画面録画情報を取得し、生成モジュール６０は、前記画面録画情報に基づいてテストレポートを生成する。

なお、上記のテスト方法の実施例に対する説明は、当該実施例のテスト装置にも適用され、その実現原理は類似して、ここでは説明を省略する。

要約すると、本発明の実施例のテスト装置は、画面録画情報に基づいてテストレポートを生成し、テストレポートの生成方式を簡素化し、テストレポートの生成効率を向上させる。

本発明の実施例によれば、本発明は、電子機器及び読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
本発明の実施例によれば、本発明は、コンピュータプログラムをさらに提供し、コンピュータプログラムは、コンピュータに本発明により提供されるテスト方法を実行させる。

図７に示すのは、本発明の実施例に係るテスト方法を実現するための電子機器のブロック図である。電子機器は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、メインフレームコンピュータ、及び他の適切なコンピュータなどの様々な形態のデジタルコンピュータを表すことを目的とする。電子機器は、パーソナルデジタルプロセッサ、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、他の類似するコンピューティングデバイスなどの様々な形態のモバイルデバイスを表すこともできる。本明細書で示されるコンポーネント、それらの接続と関係、及びそれらの機能は単なる例であり、本明細書で説明及び／又は要求される本発明の実現を制限することを意図したものではない。

図７に示すように、当該電子機器は、一つ又は複数のプロセッサ７０１と、メモリ７０２と、高速インターフェース及び低速インターフェースを含む各コンポーネントを接続するためのインターフェースと、を含む。各コンポーネントは、異なるバスで相互に接続され、共通のマザーボードに取り付けられるか、又は必要に応じて他の方式で取り付けることができる。プロセッサは、電子機器内で実行可能な命令を処理することができ、当該命令は外部入力／出力装置（インターフェースに結合されたディスプレイデバイス）にＧＵＩの図形情報をディスプレイするためにメモリ内又はメモリに記憶されている命令を含む。他の実施方式では、必要に応じて、複数のプロセッサ及び／又は複数のバスを、複数のメモリとともに使用することができる。同様に、複数の電子機器を接続することができ、各電子機器は、一部の必要な操作（例えば、サーバアレイ、１グループのブレードサーバ、又はマルチプロセッサシステムとする）を提供することができる。図７では、一つのプロセッサ７０１を例とする。

メモリ７０２は、本発明により提供される非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。その中で、前記メモリには、少なくとも一つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶され、前記少なくとも一つのプロセッサが本発明により提供されるテスト方法を実行することができるようにする。本発明の非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、コンピュータに本発明により提供されるテスト方法を実行させるためのコンピュータ命令が記憶されている。

メモリ７０２は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体として、本発明の実施例におけるテスト方法に対応するプログラム命令／モジュール（例えば、図５に示す表示モジュール１０、第１の取得モジュール２０、第２の取得モジュール３０、及びテストモジュール４０）のように、非一時的なソフトウェアプログラム、非一時的なコンピュータ実行可能なプログラム及びモジュールを記憶する。プロセッサ７０１は、メモリ７０２に記憶されている非一時的なソフトウェアプログラム、命令及びモジュールを実行することによって、サーバの様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、すなわち上記の方法の実施例におけるテスト方法を実現する。

メモリ７０２は、ストレージプログラムエリアとストレージデータエリアとを含むことができ、その中で、ストレージプログラムエリアは、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラムを記憶することができ、ストレージデータエリアは、テスト方法を実行する電子機器の使用によって作成されたデータなどを記憶することができる。また、メモリ７０２は、高速ランダムアクセスメモリを含むことができ、非一時的なメモリをさらに含むことができ、例えば、少なくとも一つの磁気ディスクストレージデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非一時的なソリッドステートストレージデバイスである。いくつかの実施例では、メモリ７０２は、プロセッサ７０１に対して遠隔に設置されたメモリを選択的に含むことができ、これらの遠隔メモリは、ネットワークを介してテストを実行する電子機器に接続されることができる。上記のネットワークの例は、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、及びその組み合わせを含むが、これらに限定されない。

テスト方法を実行する電子機器は、入力装置７０３と出力装置７０４とをさらに含むことができる。プロセッサ７０１、メモリ７０２、入力装置７０３、及び出力装置７０４は、バス又は他の方式を介して接続することができ、図７では、バスを介して接続することを例とする。

入力装置７０３は、入力された数字又は文字情報を受信し、テストを実行する電子機器のユーザ設定及び機能制御に関するキー信号入力を生成することができ、例えば、タッチスクリーン、キーパッド、マウス、トラックパッド、タッチパッド、ポインティングスティック、一つ又は複数のマウスボタン、トラックボール、ジョイスティックなどの入力装置である。出力装置７０４は、ディスプレイデバイス、補助照明装置（例えば、ＬＥＤ）、及び触覚フィードバックデバイス（例えば、振動モータ）などを含むことができる。当該ディスプレイデバイスは、液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）、発光ダイオード（ＬＥＤ）ディスプレイ、及びプラズマディスプレイを含むことができるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態で、ディスプレイデバイスは、タッチスクリーンであってもよい。

本明細書で説明されるシステムと技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、特定用途向けＡＳIＣ（特定用途向け集積回路）、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び／又はそれらの組み合わせで実現することができる。これらの様々な実施方式は、一つ又は複数のコンピュータプログラムで実施されることを含むことができ、当該一つ又は複数のコンピュータプログラムは、少なくとも一つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステムで実行及び／又は解釈されることができ、当該プログラマブルプロセッサは、専用又は汎用のプログラマブルプロセッサであってもよく、ストレージシステム、少なくとも一つの入力装置、及び少なくとも一つの出力装置からデータ及び命令を受信し、データ及び命令を当該ストレージシステム、当該少なくとも一つの入力装置、及び当該少なくとも一つの出力装置に伝送することができる。

これらのコンピューティングプログラム（プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、又はコードとも呼ばれる）は、プログラマブルプロセッサの機械命令を含むことができ、高レベルのプロセス及び／又は対象指向プログラミング言語、及び／又はアセンブリ／機械言語でこれらのコンピューティングプログラムを実施することができる。本明細書に使用されるような「機械読み取り可能な媒体」及び「コンピュータ読み取り可能な媒体」との用語は、機械命令及び／又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するための任意のコンピュータプログラム製品、機器、及び／又は装置（例えば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブルロジックデバイス（ＰＬＤ））を指し、機械読み取り可能な信号である機械命令を受信する機械読み取り可能な媒体を含む。「機械読み取り可能な信号」との用語は、機械命令及び／又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するための任意の信号を指す。

ユーザとのインタラクションを提供するために、コンピュータ上でここで説明されているシステム及び技術を実施することができ、当該コンピュータは、ユーザに情報を表示するためのディスプレイ装置（例えば、ＣＲＴ（陰極線管）又はＬＣＤ（液晶ディスプレイ）モニタ）と、キーボード及びポインティングデバイス（例えば、マウス又はトラックボール）とを有し、ユーザは、当該キーボード及び当該ポインティングデバイスによって入力をコンピュータに提供することができる。他の種類の装置も、ユーザとのインタラクションを提供することができ、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形態のセンシングフィードバック（例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック）であってもよく、任意の形態（音響入力と、音声入力と、触覚入力とを含む）でユーザからの入力を受信することができる。

ここで説明されるシステム及び技術は、バックエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム（例えば、データサーバとする）、又はミドルウェアコンポーネントを含むコンピューティングシステム（例えば、アプリケーションサーバ）、又はフロントエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム（例えば、グラフィカルユーザインタフェース又はウェブブラウザを有するユーザコンピュータであり、ユーザは、当該グラフィカルユーザインタフェース又は当該ウェブブラウザによってここで説明されるシステム及び技術の実施方式とインタラクションする）、又はこのようなバックエンドコンポーネントと、ミドルウェアコンポーネントと、フロントエンドコンポーネントの任意の組み合わせを含むコンピューティングシステムで実施することができる。任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信（例えば、通信ネットワーク）によってシステムのコンポーネントを相互に接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）と、ワイドエリアネットワーク（ＷＡＮ）と、インターネットとを含む。

コンピュータシステムは、クライアントとサーバとを含むことができる。クライアントとサーバは、一般に、互いに離れており、通常に通信ネットワークを介してインタラクションする。対応するコンピュータ上で実行され且つ互いにクライアント-サーバ関係を有するコンピュータプログラムによってクライアントとサーバとの関係が生成される。

上記に示される様々な形態のフローを使用して、ステップを並べ替え、追加、又は削除することができる。例えば、本願に記載されている各ステップは、並列に実行されてもよいし、順次的に実行されてもよいし、異なる順序で実行されてもよく、本願で開示されている技術案が所望の結果を実現することができれば、本明細書では限定しない。

上記の具体的な実施方式は、本願の保護範囲を制限するものではない。当業者は、設計要求と他の要因に応じて、様々な修正、組み合わせ、サブコンビネーション、及び置換を行うことができる。本願の精神と原則内で行われる任意の修正、同等の置換、及び改善などは、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (12)

1. ターゲット端末に対するテスト要求に応答して、複数のテスト動作コントロールを含むテストインタフェースを表示し、ユーザによって前記複数のテスト動作コントロールから選択されたターゲットテスト動作コントロールを取得するステップと、
   前記ターゲット端末上の各アプリケーションオブジェクトの操作を前記ターゲットテスト動作コントロールとマッチングして、前記ターゲットテスト動作コントロールとのマッチングに成功した複数の候補アプリケーションオブジェクトを取得し、前記テストインタフェースに各前記候補アプリケーションオブジェクトの識別情報を表示するステップと、
   ユーザによって各前記候補アプリケーションオブジェクトの識別情報から選択されたターゲット識別子を取得し、前記ターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションオブジェクトを制御して、前記ターゲットテスト動作コントロールを実行してテストを行うステップと、を含む、
   ことを特徴とするテスト方法。
2. 前記ターゲットアプリケーションオブジェクトが前記ターゲットテスト動作を実行する画面録画情報を取得するステップと、
   前記画面録画情報に基づいてテストレポートを生成するステップと、をさらに含む、
   ことを特徴とする請求項１に記載のテスト方法。
3. 前記ターゲット端末上の各アプリケーションオブジェクトの操作を前記ターゲットテスト動作コントロールとマッチングして、前記ターゲットテスト動作コントロールとのマッチングに成功した複数の候補アプリケーションオブジェクトを取得するステップは、
   予め設定されたデータベースを照会して、前記ターゲットテスト動作コントロールに対応するテスト操作を決定するステップと、
   前記テスト操作を前記各アプリケーションオブジェクトの操作とマッチングして、マッチングに成功したアプリケーションオブジェクトを前記候補アプリケーションオブジェクトとして決定するステップと、を含む、
   ことを特徴とする請求項１に記載のテスト方法。
4. 前記ターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションオブジェクトを制御して、前記ターゲットテスト動作コントロールを実行してテストを行うステップは、
   前記ターゲットテスト動作及び前記ターゲットアプリケーションオブジェクトに対応するテスト命令を生成するステップと、
   前記ターゲット端末が前記ターゲットアプリケーションオブジェクトを制御して前記ターゲットテスト動作を実行するように、前記テスト命令を前記ターゲット端末に送信するステップと、を含む、
   ことを特徴とする請求項１に記載のテスト方法。
5. 前記テスト命令を前記ターゲット端末に送信する前に、
   前記ターゲットアプリケーションの現在の実行インタフェースを取得するステップと、
   前記現在の実行インタフェースが予め設定された実行インタフェースに属していないことを決定するステップと、をさらに含む、
   ことを特徴とする請求項４に記載のテスト方法。
6. ターゲット端末に対するテスト要求に応答して、複数のテスト動作コントロールを含むテストインタフェースを表示するための表示モジュールと、
   ユーザによって前記複数のテスト動作コントロールから選択されたターゲットテスト動作コントロールを取得するための第１の取得モジュールと、
   前記ターゲット端末上の各アプリケーションオブジェクトの操作を前記ターゲットテスト動作コントロールとマッチングして、前記ターゲットテスト動作コントロールとのマッチングに成功した複数の候補アプリケーションオブジェクトを取得するための第２の取得モジュールと、
   前記テストインタフェースに各前記候補アプリケーションオブジェクトの識別情報をさらに表示するための前記表示モジュールと、
   ユーザによって各前記候補アプリケーションオブジェクトの識別情報から選択されたターゲット識別子を取得し、前記ターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションオブジェクトを制御して、前記ターゲットテスト動作コントロールを実行してテストを行うためのテストモジュールと、を含む、
   ことを特徴とするテスト装置。
7. 前記ターゲットアプリケーションオブジェクトが前記ターゲットテスト動作を実行する画面録画情報を取得するための第３の取得モジュールと、
   前記画面録画情報に基づいてテストレポートを生成するための生成モジュールと、をさらに含む、
   ことを特徴とする請求項６に記載のテスト装置。
8. 前記第２の取得モジュールは、具体的に、
   予め設定されたデータベースを照会して、前記ターゲットテスト動作コントロールに対応するテスト操作を決定し、
   前記テスト操作を前記各アプリケーションオブジェクトの操作とマッチングして、マッチングに成功したアプリケーションオブジェクトを前記候補アプリケーションオブジェクトとして決定する、
   ことを特徴とする請求項６に記載のテスト装置。
9. 前記テストモジュールは、具体的に、
   前記ターゲットテスト動作及び前記ターゲットアプリケーションオブジェクトに対応するテスト命令を生成し、
   前記ターゲット端末が前記ターゲットアプリケーションオブジェクトを制御して前記ターゲットテスト動作を実行するように、前記テスト命令を前記ターゲット端末に送信する、
   ことを特徴とする請求項６に記載のテスト装置。
10. 電子機器であって、
    少なくとも一つのプロセッサと、
    前記少なくとも一つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、を含み、
    前記メモリには、前記少なくとも一つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶され、前記命令が前記少なくとも一つのプロセッサによって実行される場合、前記少なくとも一つのプロセッサが請求項１～５のいずれかに記載のテスト方法を実行する、
    ことを特徴とする電子機器。
11. コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記コンピュータ命令は、前記コンピュータに請求項１～５のいずれかに記載のテスト方法を実行させる、
    ことを特徴とする非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
12. コンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、コンピュータに請求項１～５のいずれかに記載のテスト方法を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。

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