JP7029323B2 - ラベルシート - Google Patents
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即ち、ラベルシートは、透明フィルムにて構成される基材シートと、前記基材シートの一面に形成される粘着剤層と、前記粘着剤層の前記基材シート側とは反対側に配置される用紙シートと、を積層して形成され、前記用紙シートは、前記用紙シートを切断する切断線にて囲まれて前記用紙シートから分離可能であり、前記粘着剤層側とは反対側の面に印刷が可能な領域であるラベル部を有し、前記基材シートは、前記基材シートを切断する切断線にて囲まれるとともに前記ラベル部が前記粘着剤層を介して接着され、前記ラベル部とともに前記基材シートから分離可能な領域であるカバー部を有し、前記基材シートから分離した前記カバー部により前記ラベル部を被覆し得るラベルシートであって、前記用紙シートにおける前記基材シートと対向する側の面に、前記カバー部の分離作業を援助するための情報が表示されるとともに、前記情報が前記基材シート越しに視認可能であるものである。
図1~図4に示すインデックスラベルシート1は、本発明に係るラベルシートの一実施形態である。
インデックスラベルシート1は、透明フィルムにて構成される基材シート10と、基材シート10の一面に形成される粘着剤層20と、粘着剤層20の基材シート10側とは反対側に配置される用紙シート30とを積層して形成されており、基材シート10と用紙シート30とが粘着剤層20により貼り合わされている。インデックスラベルシート1は、例えばはがきサイズの大きさに形成されるとともに、例えば140μm程度の厚みに形成されている。
基材シート10としてポリプロピレンからなる樹脂フィルムを用いた場合は、ポリプロピレンが比較的安価であることから、インデックスラベルシート1を安価に構成することができる。また、基材シート10としてポリエチレンテレフタレートからなる樹脂フィルムを用いた場合は、ポリエチレンテレフタレートが耐熱性に優れていることから、インデックスラベルシート1に対してプリンタ等により印刷を施す際に、印刷対象が加熱されるレーザプリンタを好適に用いることが可能となる。
なお、以下の説明においては、基材シート10における粘着剤層20が形成される側の面を第1面10aと記載し、基材シート10における粘着剤層20が形成される側とは反対側の面を第2面10bと記載する。
用紙シート30としては、紙により形成されるシート材、または樹脂フィルムにより形成されるシート材等を用いることができる。用紙シート30を紙により形成する場合は、コート紙、上質紙、およびクラフト紙等の種々の紙を用いることができる。用紙シート30を樹脂フィルムにより形成する場合は、基材シート10の場合と同様に、ポリプロピレンおよびポリエチレンテレフタレート等からなる樹脂フィルムを用いることができる。用紙シート30は、例えば70μm程度の厚みに形成されている。
なお、以下の説明においては、用紙シート30の粘着剤層20側とは反対側の面を第1面30aと記載し、用紙シート30の粘着剤層20側の面を第2面30bと記載する。プリント面35aは第1面30aの一部である。
カバー部15の横方向における中央部には、縦方向に延びるミシン目状の折り曲げ線12が形成されている。カバー部15は、折り曲げ線12の横方向一側(図1における左側)に配置される第1カバー部15aと、折り曲げ線12の横方向他側(図1における右側)に配置される第2カバー部15bとを有している。第1カバー部15aと第2カバー部15bとは同じ大きさおよび同じ形状に形成されている。
なお、図1における左右方向がインデックスラベルシート1の横方向であり、図1における上下方向がインデックスラベルシート1の縦方向である。
ただし、ラベル部35は、ラベル部35と粘着剤層20との間に剥離処理層40が形成されておらず粘着剤層20に直接接着された非剥離部を有しているため、カバー部15がラベル部35から剥がれることはなく、ラベル部35はカバー部15に確実に追従して用紙シート30から分離される。このように、カバー部15を基材シート10から分離する際には、ラベル部35もカバー部15に確実に追従して分離される。
さらに、剥離処理層40を構成する剥離処理剤は比較的高価であるが、剥離処理層40は必要な箇所だけに部分的に設けられているため、剥離処理剤の使用量を減少させることができる。
しかし、カバー部15に対応付けて形成されている剥離処理層40は、カバー部15の外縁よりも若干外側へはみ出すように形成してもよい。また、ラベル部35の外縁よりも若干内側(ラベル部35側)へ入り込むように形成してもよい。
このように、剥離処理層40を切断線11および切断線31の形成箇所よりも若干広めに形成することで、基材シート10に対する切断線11の形成位置、および用紙シート30に対する切断線31の形成位置が若干ずれた場合でも、カバー部15におけるラベル部35以外の部分が非剥離部となることを防止することができ、カバー部15の基材シート10からの分離のし易さを損なうことがない。
また、基材シート10から分離したカバー部15を折り曲げ線12にて二つ折りにすることによって、第1カバー部15aおよび第2カバー部15bによってラベル部35の両面を被覆することが可能となっている。
また、カバー部15を二つ折りしたときに折り位置が折り曲げ線12から若干ずれた状態で第1カバー部15aと第2カバー部15bとが貼り合わされた場合でも、ラベル部35がカバー部15から露出することがないため、カバー部15の二つ折り作業に高い精度が求められることがなく、作業が容易となる。
横方向および縦方向に沿って配置される複数のカバー部15は、それぞれ隣接するカバー部15とカバー部15とが互いに隙間を隔てて配置されており、隣接するカバー部15とカバー部15との間には隙間部16が形成されている。
これにより、用紙シート30から剥がされるカバー部15に対して隙間部16を挟んで横方向および縦方向に隣接するカバー部15が、用紙シート30から剥がされるカバー部15に連れ立って剥がれることを抑制することができる。
また、横方向に沿って配置される複数のカバー部15を、隣接するカバー部15とカバー部15との間に隙間を有することなく連続的に配置するとともに、縦方向に沿って配置される複数のカバー部15を、隣接するカバー部15とカバー部15との間に隙間部16が形成されるように配置することもできる。
但し、横方向に沿って隣接するカバー部15および縦方向に沿って隣接するカバー部15の両方を互いに隙間を隔てて配置した方が、インデックスラベルシート1における非剥離部である隙間部16の面積が大きくなり、インデックスラベルシート1における用紙シート30と基材シート10との全体的な接着力を高めることができるため好ましい。
これにより、基材シート10と用紙シート30との接着力が全体的に高くなり、プリンタ等でラベル部35への印刷を行う際に、インデックスラベルシート1を搬送するローラ等から加わる外力によって用紙シート30と基材シート10との間に位置ずれが生じたり、用紙シート30と基材シート10とが剥がれたりすることを抑制できる。
但し、カバー部15を、基材シート10の外縁よりも横方向および縦方向の両方の内側に配置して縁部17を形成した場合、ならびに基材シート10の外縁よりも前記送り方向前部および前記送り方向の両側部の内側に形成した場合の方が、用紙シート30と基材シート10との接着力を高める度合を大きくすることができるため好ましい。
しかし、カバー部15におけるラベル部35が接着されている領域は非剥離部を有しているため、カバー部15とラベル部35との接着面積が小さくても、カバー部15を基材シート10から分離するときにラベル部35をカバー部15に確実に追従させることが可能になっている。
用紙シート30の第2面30bにおいては、第1印刷層36によって、例えば、カバー部15を剥がして基材シート10から分離させるときの分離開始位置を指し示す分離目印36a、分離開始位置から剥がし始めた状態のカバー部15を模した画像36b、分離目印36aが付された位置を目安にしてカバー部15を剥がし始めることを使用者に促すための説明文36c、基材シート10における切断線11が存在する箇所を示すカバー部15の輪郭線36d、および基材シート10における折り曲げ線12が存在する箇所を示す折り曲げ線表示部36eが表示されている。輪郭線36dは、基材シート10に形成される切断線11と重なる位置に形成されている。折り曲げ線表示部36eは、基材シート10に形成される折り曲げ線12と重なる位置に形成されている。
用紙シート30の第2面30bには基材シート10が貼り合わされているが、基材シート10は透明フィルムにて形成されているため、第2面30bに形成された第1印刷層36を基材シート10越しに見ることが可能である。
しかし、インデックスラベルシート1においては、第1印刷層36により分離目印36a、画像36b、説明文36c、輪郭線36d、および折り曲げ線表示部36e等のカバー部15の分離作業を援助するための情報を表示しているため、使用者はカバー部15の位置や剥離開始位置等を基材シート10越しに確認することができ、カバー部15の分離作業を容易にすることが可能になっている。
特に、第1印刷層36により分離目印36aを表示することで、使用者がカバー部15の剥離開始位置を容易に認識することが可能となるため、カバー部15の分離作業が容易になる。
このように、用紙シート30の第2面30bに第1印刷層36を形成して、カバー部15を基材シート10から分離する際の作業を援助するための情報を表示することで、カバー部15の分離作業を容易にすることができる。
このように、カバー部15を分離した際に基材シート10が残る部分に第1印刷層36を形成した場合、第1印刷層36はインデックスラベルシート1から分離したラベル部35に付いてくることがなく、インデックスラベルシート1に留まることとなる。これにより、カバー部15およびラベル部35の使用時にラベル部35に余分な情報が表示されることがなく、ラベル部35の見栄えを損なうことがない。
一方、例えばカバー部15とともに分離されるラベル部35の部分に第1印刷層36を形成した場合は、カバー部15およびラベル部35をインデックスラベルシート1から分離して使用する際に、第1印刷層36は分離されたラベル部35に付されたままになる。従って、カバー部15およびラベル部35の使用時にラベル部35に余分な情報が表示されることとなり、ラベル部35の見栄えを損なうおそれがある。
用紙シート30の第1面30aにおいては、第2印刷層37によって、例えば、ラベル部35の周縁部を縁取った縁取り部37a、カバー部15の輪郭線を示す輪郭線表示部37b、ラベル部35のプリント面35aに印刷を行う場合の、インデックスラベルシート1のプリンタ等に対する差し込み方向を示す目印37c、ラベル部35のプリント面35aに印刷する文字等の向きに関する注意事項37d、および折り曲げ線12の位置を示す折り曲げ線表示部37eが表示されている。
しかし、プリント面35aが形成される用紙シート30の第1面30aに第2印刷層37を形成して、縁取り部37a、輪郭線表示部37b、目印37c、注意事項37d、および折り曲げ線表示部37e等を表示することで、ラベル部35とカバー部15との位置関係、ならびにプリント面35aに印刷を行う際の印刷位置、印刷方向、および注意点等を容易に把握することができる。これにより、プリント面35aに対する印刷方向を間違ってしまう等といった、インデックスラベルシート1の誤使用を抑制することが可能となる。
第2印刷層37は、用紙シート30の第1面30aにおけるプリント面35a以外の部分であれば、適宜箇所に形成することができる。
なお、図2においては、用紙シート30の第1面30aに、第2印刷層37として縁取り部37aのみを形成した例を示している。
さらに、用紙シート30を第2面30b側から見たときに、ラベル部35のプリント面35aに印刷された表示が逆さまに映って見えるため、プリント面35aの表示内容を誤って把握してしまうおそれがある。
また、ラベル部35のプリント面35aに印刷された表示は用紙シート30の第2面側からは見えないため、プリント面35aの表示内容を誤って把握してしまうことがない。
このように構成されるインデックスラベルシート1からラベル部35とともに分離したカバー部15は、ファイルや書籍等の用紙の端縁領域に貼り付けることにより見出しとなるインデックスラベルとして使用することができる。
以下に、インデックスラベルシート1の使用方法について説明する。
プリント面35aに印刷等を施した後、インデックスラベルシート1を、基材シート10の第2面10bが使用者の側を向くように配置する。
使用者は、カバー部15の分離目印36aが付された箇所の隅部を手で摘まんで用紙シート30から剥がし、カバー部15をラベル部35とともに基材シート10から分離させる。本実施形態の場合、分離目印36aは、図8(a)におけるカバー部15の左下の隅部の近傍に配置されており、使用者はカバー部15の左下の隅部を右手の親指と人差し指で摘まんで剥がすことによりカバー部15を基材シート10から分離させている。
次に、図9(a)に示すように、使用者はカバー部15の第1カバー部15aを、折り曲げ線12にて第2カバー部15bの第1面10a側へ折り曲げる。さらに、図9(b)に示すように、折り曲げた第1カバー部15aの第1面10aを、ラベル部35のプリント面35aおよび第1カバー部15aの第1面10aに貼り合わせる。これにより、ラベル部35の両面およびラベル部35の外側周囲が全体的にカバー部15により被覆されるとともに、カバー部15およびラベル部35が用紙Pに取り付けられる。
これにより、使用者の手がカバー部15の粘着剤層20に触れる面積を最小限に抑えることができ、用紙Pに貼り付けた際のカバー部15の見栄え、およびカバー部15の用紙Pに対する接着力を損なうことがない。また、カバー部15の用紙Pに対する貼り付け作業を簡便にすることができる。
次に、インデックスラベルシート1の製造方法について説明する。
インデックスラベルシート1を製造する際には、まず図10(a)に示すように、用紙シート30の第2面30bに第1印刷層36を印刷する。この場合、第2面30bに対する第1印刷層36の印刷と同時に、または第1印刷層36の印刷の前後に、用紙シート30の第1面30aに第2印刷層37を印刷することができる。
図10(b)に示すように、第1印刷層36を印刷した後、用紙シート30の第2面30bに対して第1印刷層36の上から剥離処理層40を形成する。この場合、剥離処理層40は、カバー部15およびラベル部35の形状および配置位置等に応じて、任意の形状および位置等に形成することができる。
また、用紙シート30に剥離処理層40を形成した後に、剥離処理層40の上に粘着剤層20を形成し、さらに形成された粘着剤層20の上に基材シート10を積層することにより、基材シート10と用紙シート30とを貼り合わせてもよい。つまり、用紙シート30、剥離処理層40、粘着剤層20、および基材シート10から成る積層体は、用紙シート30、剥離処理層40、粘着剤層20、および基材シート10の順に積層されていれば、その作製方法は問わない。
また、用紙シート30の第2面30bには、第1印刷層36を形成した後に剥離処理層40を形成しているので、カバー部15が形成されている領域に第1印刷層36を印刷したとしても、第1印刷層36と基材シート10の粘着剤層20との間に剥離処理層40が介在することとなり、第1印刷層36と粘着剤層20とが接触することがない。これにより、基材シート10から分離したカバー部15の粘着剤層20に第1印刷層36が付着することがなく、カバー部15が第1印刷層36によって汚れることを防止できる。
図11(a)に示すインデックスラベルシート101は、本発明に係るラベルシートの第1別実施形態である。
インデックスラベルシート101においては、カバー部115および当該カバー部115に対応するラベル部135が、横方向である第1方向d1と、横方向と交差する斜め方向である第2方向d2とに沿って、千鳥状に複数配置されている。第1方向d1に隣接するカバー部115とカバー部115との間、および第2方向d2に隣接するカバー部115とカバー部115との間には、それぞれ隙間が形成されている。また、縦方向に隣接するカバー部115とカバー部115との間にも隙間が形成されている。
また、台形状の第1カバー部115aと第2カバー部115bとを連結した形状のカバー部115の場合、複数のカバー部115を千鳥状に配置することで、縦方向に隣接するカバー部115同士の間隔を小さくして配置することができる。これにより、インデックスラベルシート101にカバー部115を高密度で配置することが可能となり、1枚のインデックスラベルシート101に多くのカバー部115を配置することができる。
インデックスラベルシート201においては、横方向に沿って配置される複数のカバー部215は、隣接するカバー部215とカバー部215との間に隙間を有することなく連続的に配置されている。また、縦方向に沿って配置される複数のカバー部215は、隣接するカバー部215とカバー部215との間に隙間が形成されるように配置されている。
また、剥離処理層240が縦方向に沿ってライン状に形成されており、ラベル部235における縦方向の両端部外側にカバー部215が存在しないため、カバー部215を二つ折りしてラベル部235の両面を被覆したときに、ラベル部235の縦方向両端縁が露出することとなる。
インデックスラベルシート301においては、大きなサイズのカバー部315Aおよびラベル部335Aと、カバー部315Aおよびラベル部335Aよりも小さなサイズのカバー部315Bおよびラベル部335Bとが、それぞれ横方向および縦方向に沿って複数配置されている。横方向に隣接するカバー部315Aとカバー部315Aとの間、および縦方向に隣接するカバー部315Aとカバー部315Aとの間には、それぞれ隙間が形成されている。また、横方向に隣接するカバー部315Bとカバー部315Bとの間、および縦方向に隣接するカバー部315Bとカバー部315Bとの間には、それぞれ隙間が形成されている。さらに、縦方向に隣接するカバー部315Aとカバー部315Bとの間には隙間が形成されている。
このように、複数のサイズのカバー部315Aおよびカバー部315Bを、1枚のインデックスラベルシート301に配置することが可能であるため、インデックスラベルシート301の汎用性を向上することができる。
このように剥離処理層440がライン状に形成されるインデックスラベルシート401に小さなサイズのカバー部415Bおよびラベル部435Bを配置しようとすると、ラベル部435Bの横方向の長さ寸法に対して剥離処理層440が形成されていない箇所の横方向の長さ寸法が大きいため、カバー部415Bの一部の領域(図13(b)においてラベル部435Bよりも右側の領域)に剥離処理層440を配置することができなない。このような場合は、小さなサイズのカバー部415Bおよびラベル部435Bをインデックスラベルシート401に配置することができない。
10 基材シート
10a 第1面
10b 第2面
11 切断線
12 折り曲げ線
15 カバー部
15a 第1カバー部
15b 第2カバー部
16 隙間部
17 縁部
20 粘着剤層
30 用紙シート
30a 第1面
30b 第2面
31 切断線
35 ラベル部
35a プリント面
36 第1印刷層
36a 分離目印
36b 画像
36c 説明文
36d 輪郭線
36e 折り曲げ線表示部
37 第2印刷層
40 剥離処理層
Claims (7)
- 透明フィルムにて構成される基材シートと、
前記基材シートの一面に形成される粘着剤層と、
前記粘着剤層の前記基材シート側とは反対側に配置される用紙シートと、
を積層して形成され、
前記用紙シートは、前記用紙シートを切断する切断線にて囲まれて前記用紙シートから分離可能であり、前記粘着剤層側とは反対側の面に印刷が可能な領域であるラベル部を有し、
前記基材シートは、前記基材シートを切断する切断線にて囲まれるとともに前記ラベル部が前記粘着剤層を介して接着され、前記ラベル部とともに前記基材シートから分離可能な領域であるカバー部を有し、
前記基材シートから分離した前記カバー部により前記ラベル部を被覆し得るラベルシートであって、
前記用紙シートにおける前記基材シートと対向する側の面のうち、前記カバー部を前記基材シートから分離したときに前記ラベルシートに留まる部分に、前記カバー部の分離作業を援助するための情報が表示されるとともに、前記情報が前記基材シート越しに視認可能である、
ことを特徴とするラベルシート。 - 前記カバー部を除く前記基材シートと前記カバー部とが、同一面に配置されるとともに透明である、
ことを特徴とする請求項1に記載のラベルシート。 - 前記カバー部の分離作業を援助するための情報は印刷により形成され、前記用紙シートにおける前記基材シートと対向する側の面には、前記情報を覆うように剥離処理層が形成されている、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラベルシート。 - 前記カバー部の分離作業を援助するための情報は、前記カバー部の縁部に対応した輪郭線を表示する、
ことを特徴とする請求項1~請求項3の何れか一項に記載のラベルシート。 - 前記カバー部の分離作業を援助するための情報は、前記カバー部を前記基材シートから分離させるときの分離開始位置を指し示す矢印形状の分離目印を表示する、
ことを特徴とする請求項1~請求項4の何れか一項に記載のラベルシート。 - 前記カバー部の分離作業を援助するための情報は、分離開始位置から剥がし始めた状態の前記カバー部を模した画像を表示する、
ことを特徴とする請求項1~請求項5の何れか一項に記載のラベルシート。 - 前記用紙シートにおける前記基材シートと対向する側の面には、前記ラベルシートの使用方法、前記ラベルシートを使用する際の注意事項、および前記ラベルシートの品番、製造者名等、種々の情報を表示し得る、
ことを特徴とする請求項1~請求項6の何れか一項に記載のラベルシート。
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