JP7022212B2 - 無線リンクモニタリングを実行するための方法 - Google Patents

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Description

特定の実施形態は、ユーザ機器(UE:user equipment)の再設定の分野に関し、より詳細には、無線リンクモニタリング(RLM: radio link monitoring)を実行するUEでUEを再設定するための方法、装置及びシステムに関する。
5G又は次世代とも呼ばれる新無線(NR:new radio)において、NRアーキテクチャが、3GPPにおいて議論され、本概念は図1に示されており、そこで、eNBはLTE eNodeBを示し、gNB及びng-eNB又はエボルブドeNBは、NR基地局(BS:base station)を示し、そこで1つのNR BSは、1つ又は複数の送信/受信ポイントに対応し得、ノード間の線は、3GPPにおいて議論されている対応するインターフェースを示す。さらに、図2は、3GPPにおいて議論されているNR BSを有する配備シナリオを示す。
NRのマルチアンテナ方式が、現在、3GPPにおいて議論されている。NRについて、100GHzまでの周波数範囲が検討されている。6GHzを超える高周波数無線通信は、重大な経路損失及び透過損失を被る。したがって、NRのための大規模MIMO方式が、検討されている。
大規模MIMOを用いて、ビーム形成の3つの手法が議論された:アナログ、デジタル、ハイブリッド、及びその2つの組合せ。ハイブリッドビーム形成の例示的な図が、図3に示されている。ビーム形成は、送信ビーム及び/又は受信ビーム、ネットワーク側又はUE側についてでもよい。
図4a及び4bは、それぞれ、2つのサブアレイ及び3つのサブアレイを有する例示的ビーム掃引を示す。ビーム掃引に関して、サブアレイのアナログビームは、各OFDMシンボルで単一方向に向けられ得、したがって、サブアレイの数は、ビーム方向の数及び各OFDMシンボルの対応するカバレッジを決定する。しかしながら、サービングエリア全体をカバーするビームの数は、通常は、特に個々のビーム幅が狭いときには、サブアレイの数より多い。したがって、サービングエリア全体をカバーするために、時間領域内で異なる方向に向けられた狭いビームを有する複数の送信もまた必要とされることが見込まれる。これを目的とする複数の狭いカバレッジビームの提供は、「ビーム掃引」と呼ばれている。アナログ及びハイブリッドビーム形成について、ビーム掃引は、NRにおいて基本カバレッジを提供するために必須であると思われる。これを目的として、異なる方向に向けられたビームがサブアレイを介してそこで送信され得る、複数のOFDMシンボルが、割り当てられ、周期的に送信され得る。
図5は、SSブロック、SSバースト及びSSバーストセット/シリーズの例示的設定を示す。図5は、他の実施形態において想定され得る同期信号(SS:synchronization signal)ブロック及びSSバースト設定の非制限的例を説明する。SSブロックに含まれる信号は、周波数内、周波数間、及び別のRATからのNR測定結果であるRAT間を含む、NRキャリアの測定結果について使用され得る。SSブロックは、SS/物理ブロードキャストチャンネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)ブロック又はSSブロック(SSB:SS block)とも称され得る。
NR1次同期信号(PSS:primary synchronization signal)、NR2次同期信号(SSS:secondary synchronization signal)及び/又はNR-PBCHは、SSブロック内で送信され得る。所与の周波数帯域について、SSブロックは、デフォルト又は設定された1つのサブキャリア間隔に基づくいくつかのN OFDMシンボルに対応し、Nは定数である。UEは、少なくともOFDMシンボルインデックス、無線フレーム内のスロットインデックス及びSSブロックからの無線フレーム番号を識別することができ得る。無線フレームに関する又はSSバーストセットに関する単一セットの可能なSSブロック時間位置が、周波数帯域ごとに指定される。少なくともマルチビームの場合、少なくとも、SSブロックの時間インデックスが、UEに指示される。実際の送信されるSSブロックの場所が、CONNECTED/IDLEモード測定を助けるために、CONNECTEDモードUEが未使用のSSブロックにおいてDLデータ/制御を受信するのを助けるために、及び潜在的にIDLEモードUEが未使用のSSブロックにおいてDLデータ/制御を受信するのを助けるために、通知され得る。異なる周波数範囲について、SSバーストセット内のSSブロックの最大数、L、は、3GHzまでの周波数範囲については4、3GHzから6GHzまでの周波数範囲については8、又は6GHzから52.6GHzまでの周波数範囲については64である。
SSバーストセットに関して、1つ又は複数のSSバーストは、SSバーストセット又はシリーズをさらに含み、SSバーストセット内のSSバーストの数は有限である。物理レイヤ仕様の観点から、SSバーストセットの少なくとも1つの周期性がサポートされる。UEの観点から、SSバーストセット送信は周期的である。UEの観点から、SSバーストセット送信は、周期的である。少なくとも初期セル選択について、UEは、所与のキャリア周波数のSSバーストセット送信のデフォルト周期性、たとえば、5ms、10ms、20ms、40ms、80ms、又は160msのうちの1つ、を想定し得る。UEは、所与のSSブロックはSSバーストセット周期性で繰り返されると想定し得る。デフォルトで、UEは、gNBが同数の物理ビームを送信することも、SSバーストセット内の異なるSSブロックにわたり同じ物理ビームを送信することも想定しなくてもよい。特別な場合に、SSバーストセットは、1つのSSバーストを含み得る。
各キャリアについて、SSブロックは、完全に又は少なくとも部分的に時間合わせされ得る又は重複し得る、或いは、送信されるSSブロックの実際の数が異なるセルにおいて異なるとき、SSブロックの開始が、時間合わせされ得る。
図6は、時間スロット内の及び5msウインドウ内のSSブロックの例示的マッピングを示す。バーストセット内のすべてのSSブロックは、5msウインドウ内にあるが、そのようなウインドウのSSブロックの数は、ヌメロロジ、たとえば240kHzサブキャリア間隔を有して64SSブロックまで、に依存する。
無線リンクモニタリング(RLM)の目的は、UEのサービングセルの無線リンク品質をモニタし、その情報を使用して、そのサービングセルに関してUEが同期中か同期外れかを判定することである。LTEにおいて、RLMは、UEがRRC_CONNECTED状態においてダウンリンク参照シンボル(CRS)の測定を実行することによって、実施される。無線リンクモニタリングの結果が、いくつかの連続的同期外れ(OOS:out of sync)インジケーションを示す場合、次いで、UEは、RLFプロシージャを開始し、RLF時間(たとえば、T310)の満了後に無線リンク故障(RLF:radio link failure)を宣言する。実際のプロシージャは、推定されたダウンリンク参照シンボル測定結果をいくつかの目標BLER、Qout及びQin、と比較することによって、実施される。Qout及びQinは、サービングセルからの仮説的物理ダウンリンク制御チャンネル(PDCCH:physical downlink control channel)/物理制御フォーマットインジケータチャンネル(PCIFCH:physical control indicato channel)送信のブロック誤り率(BLER:block error rate)に対応する。Qout及びQinの例は、それぞれ、10%と2%である。
図7は、LTEにおける例示的無線リンク故障を示す。LTEにおける本RLFプロシージャは、図7に示すように、2つのフェーズを有する。第1のフェーズは、無線問題検出時に開始し、無線リンク故障検出をもたらす。RRC回復フェーズである第2のフェーズは、無線リンク故障検出又はハンドオーバ失敗時に開始し、RRC回復が失敗した場合にRRC_IDLEをもたらす。
単一キャリア及びキャリアアグリゲーション(CA)について、PCellがRLFを経験するとき、復元(re-establishment)がトリガされる。UEは、eNBによってモニタされる、SCellのRLFをモニタしない。
デュアルコネクティビティ(DC:Dual Connectivity)について、無線リンク故障プロシージャの第1のフェーズは、PCell及びPSCellについてサポートされる。PCellがRLFを経験するとき、復元がトリガされる。しかしながら、PSCellでRLFを検出したとき、復元プロシージャは、第1のフェーズの最後にトリガされない。代わりに、UEは、PSCellの無線リンク故障をMeNBに知らせる。
RLFは、レイヤ1(L1、別称、物理レイヤ若しくはPHY)又はレイヤ2(L2)によってトリガされ得、次いで、レイヤ3(L3)に報告される。RLMは、下位レイヤからのN310連続的「同期外れ」インジケーションを受信した及び「同期中」でない無回復のとき、L1トリガの責任を有する。L2トリガは、たとえば、再送信の最大数が達せられたというRLCからのインジケーションに基づき得る、又はMACからのランダムアクセス問題インジケーションに基づき得る。
Figure 0007022212000001
NRにおけるRLF処理に関して、RLM機能性がNRにおいてかなり変化した、言い換えれば、RSタイプ、モニタされるべき正確な資源、及びIS及びOOSインジケーションのBLERさえもネットワークが規定し得る、より設定可能なプロシージャが規定された一方で、RLFは、LTEに比べてNRにおいて大きな変化を有さなかった。RAN2において、以下のことが、プラハで、RAN2#99-bisにおいて合意された:
合意
1.RLF検出が、RRC仕様においてNRについて指定されることになる(LTEにおけるように)
2.Dec17について、RLFは、L1からの周期的IS/OOSインジケーションに基づくことになる(すなわち、これはLTEと同じフレームワークである)
RLFは、スポーケンにおいてRAN2#97-bisでNRについて議論され、以下が合意された:
合意
1.接続モードについて、UEは、DL OOS検出、ランダムアクセスプロシージャ故障検出、及びRLC故障検出によるタイマ満了時にRLFを宣言する。
FFS 最大ARQ再送信がRLC故障の唯一の基準であるかどうか(共通UP/CPセッションにおいて議論される必要がある)。
2.NR RLMプロシージャにおいて、物理レイヤは、同期外れ/同期中インジケーションを実行し、RRCは、RLFを宣言する。
3.RLFを目的として、同期中/同期外れインジケーションはセルインジケーションごとであるべきということがRAN2の選択であり、我々は、マルチビーム及び単一ビームの両方の動作について単一プロシージャを目指す。
次いで、ベルリンで、RAN2#99において、以下が合意された:
合意
1.少なくともPHYはRRCに周期的同期外れ/同期中インジケーションを通知するというRAN1合意のRAN2の理解。
2.ビーム故障/回復に関連する下位レイヤからのインジケーションがないときのベースラインビヘイビア:
i/連続的N1個の周期的同期外れインジケーションが受信された場合、RRCはDL無線リンク問題を検出する。
ii/タイマが実行する間に連続的N2個の周期的同期中インジケーションが受信された場合、RRCはタイマを停止する。
言い換えれば、LTEにおいてのように、NRにおけるRLFはカウンタ、N310、N311、N313、N314、及びタイマ、310、T311、T301、T313、T314、から選択されたパラメータ又は同等のもののうちのいずれか1つによっても管理されることになると想定することができる。
したがって、ある程度までLTEにおいてのように類似のビヘイビアを予期することができる。下文で、それは、NRについて最近合意されたように、RLF変数がNR及びUEビヘイビアにおいて設定され得るやり方を複製する。
無線リンク故障関連アクションに関して、RRC_CONNECTEDにおいて物理レイヤ問題を検出したことに応答して、UEは、以下を行うことになる:
1>T311が実行していない間に、下位レイヤからPCellのN310連続的「同期外れ」インジケーションを受信したとき:
2>タイマT310を開始、
1>T307が実行していない間に、下位レイヤからPSCellのN313連続的「同期外れ」インジケーションを受信したとき:
2>T313を開始、
FFS:どの条件下で物理レイヤ問題検出は実行されるか、たとえば、T300、T301、T304又はT311のいずれも実行していない。それは、RRC接続確立/レジューム/復元及びRRC接続再設定のためのRRCプロシージャの調和を条件とする。
FFS:タイマの命名。
物理レイヤ問題の回復に関して、T310が実行している間に、下位レイヤからPCellのN311連続的「同期中」インジケーションを受信したとき、UEは、以下を行うことになる:
1>タイマT310を停止、
FFS:NRにおける早期のRLF宣言についてT312をサポートするかどうか。
注1:この場合、UEは、明示的シグナリングなしにRRC接続を維持する、すなわち、UEは、無線資源設定全体を維持する。
注2:レイヤ1によって「同期中」も「同期外れ」も報告されない期間は、連続的「同期中」又は「同期外れ」インジケーションの数の評価に影響を及ぼさない。
T313が実行している間に、下位レイヤからPSCellのN314連続的「同期中」インジケーションを受信したとき、UEは、以下を行うことになる:
1>タイマT313を停止。
無線リンク故障を検出したとき、UEは、以下を行うことになる:
1>T310が満了したとき、又は、
1>T311が実行していない間に、MCG MACからのランダムアクセス問題インジケーションを受けて、或いは、
FFS:どの条件下で物理レイヤ問題検出が実行されるか、たとえば、T300、T301、T304又はT311のいずれも実行していない。それは、RRC接続確立/レジューム/復元及びRRC接続再設定のためのRRCプロシージャの調和を条件とする。
1>SRBについての又はMCG若しくはスプリットDRBについての再送信の最大数が達せられたというMCG RLCからのインジケーションを受けて:
FFS 最大ARQ再送信がRLC故障の唯一の基準であるかどうか。
2>MCGについて検出されることになる無線リンク故障を考慮する、すなわち、RLF、
FFS ビーム故障回復に関連するインジケーションはRLFの宣言に影響を及ぼし得るかどうか。
FFS:MCG DRB及びSRBのCA重複におけるRLC故障にどのように対処するか。
FFS:測定報告に関連するRLF、たとえばVarRLF報告、が、NRにおいてサポートされる。
2>ASセキュリティがアクティブにされなかった場合:
3>リリース原因「他」を有して、x.x.xで指定されているようにRRC_CONNECTEDを離れたときにアクションを実行する、
2>さもなければ:
3>x.x.xで指定されているように接続復元プロシージャを開始する、
そうでない場合、UEは、以下を行うことになる:
1>T313満了時に、又は、
1>SCG MACからのランダムアクセス問題インジケーションを受けて、又は、
1>SCG SRB、SCG又はスプリットDRBについて再送信の最大数が達せられたというSCG RLCからのインジケーションを受けて:
2>SCGについて検出されることになる無線リンク故障、すなわちSCG-RLF、を考慮する、
FFS:SCG DRB及びSRBについてのCA重複におけるRLC故障にどのように対処するか。
2>5.6.4で指定されているようなSCG故障情報プロシージャを開始し、SCG無線リンク故障を報告する。
以下のテーブル2は、無線リンク故障に関連するタイマを示す。
Figure 0007022212000002
以下のテーブル3は、無線リンク故障に関連する定数を示す。
Figure 0007022212000003
IE RLF-TimersAndConstantsは、UE特有のタイマ及びRRC_CONNECTEDにおいてUEについて適用可能な定数を含む。
Figure 0007022212000004
RLMは、通常は、参照シンボル、たとえば、セル特有の参照シンボル(CRS:cell specific reference symbol)、での信号対雑音及び干渉比(SINR:signal to noise and interference ratio)など、メトリックをUEが推定することによってLTEにおいて実行される。品質メトリック(たとえば、SINR)は標準化されないが、そうではなくて、同期外れ(Qout)及び同期中(Qin)のPDCCHブロックエラー(BLER)閾値、たとえば10%及び2%、が指定される。UEが、BLERがQoutより大きいときに同期外れを検出し、BLERがQinより小さいときに同期中を検出するように、UEは、その品質測定(たとえば、SINR)を使用していわゆる仮説的PDCCH BLERのBLERを推定することが予期される。UEを目標とするPDCCH送信が存在しないときでも、そのBLERはRSからUEによって推定され得るので、そのBLERは仮説的BLERと称される。無線チャンネルの短期フェーディングに応答して同期外れ又は同期中インジケーションを送ることは望ましくないので、いわゆる評価期間が、Qin及びQout評価のために指定される。評価期間は、本明細書では固定であり、前記のテーブルにおいて述べられた高位レイヤの設定可能なタイマ及びカウンタに加えてレイヤ1によって実行される。
NRにおけるRLMに関して、LTEと比較した、NR RLM機能性の主な差のうちの1つは、UEアクションが、ネットワークによって設定されたパラメータに依存しないように、LTEにおけるRLM機能性が本明細書において説明されているということである。他方で、NRにおいて、広範囲の周波数と想定されている配備及びサービスの多様性とにより、RLMは、完全に設定可能なプロシージャである。NRにおいて、測定されるSINR値が、高位レイヤに指示されることになるIS/OOSイベントを生成するために、それらにマップされ得るように、ネットワークは、異なるRSタイプ(SS/PBCHブロック及びCSI-RS)、モニタされるべき正確な資源及び正確な数に基づいてRLMを実行してIS/OOSインジケーション、及びBLER閾値を生成するようにUEを設定することができる。
NRにおけるRLMが、ネットワークによって設定された8つまでの予備RLM RS資源に基づいて実行され、そこで、1つのRLM-RS資源は、1つのSS/PBCHブロック又は1つのCSI-RS資源/ポートのいずれかでもよく、或いは、そこで、RLM-RS資源は、少なくともCSI-RSベースのRLMの場合にUE特有に設定される。
UEが、1つ又は複数のRLM-RS資源でRLMを実行するように設定されるとき、すべての設定されたX RLM-RS資源の中で少なくともY=1 RLM-RS資源に基づく仮説的PDCCH BLERに対応する推定されたリンク品質が、前述のQin閾値を上回る場合に、周期的IS(同期中)が指示され、そして、すべての設定されたX RLM-RS資源に基づく仮説的PDCCH BLERに対応する推定されたリンク品質が、Qout閾値未満である場合に、周期的OOSが指示される。
セル品質導出機構が類似しているので、同じ問題が、RRC_CONNECTED状態モビリティ、すなわちハンドオーバ、のサポートのためのセル品質導出に適用される。その結果は、より多くのビームを有するセルの場合と比較して、より少ないビームを有するセルのセル品質によってトリガされた場合、N>1の測定報告がより早くトリガされることになるという、逆効果でもあり、準最適ハンドオーバ判定をもたらし得るものである。
NRにおけるRLMは、設定可能なプロシージャなので、ネットワークは、UEが高位レイヤへのIS及びOOSインジケーションをどのように生成するかに影響を及ぼす異なるパラメータを用いて、たとえば、RRCConfigurationメッセージを介して、UEを設定することができる。UEが接続を確立する(たとえば、RRC_IDLEからRRC_CONNECTED状態に移る)とき、UEがRRC接続をレジュームする(たとえば、RRC_INACTIVEからRRC_CONNECTED状態に移る)とき、UEが目標セルへのハンドオーバを実行するとき、ビーム故障を検出したときに、UEがビーム回復を実行するとき、或いは、ネットワークが、UEがモニタする必要のある制御チャンネルの設定が変更されたときなどの他の理由で、前に提供されたパラメータを再設定することを決定するとき、RLMパラメータが、提供され得る。
RLMパラメータを設定又は再設定したとき、UEビヘイビアは、不明確であり、モニタされることになるRLM RS資源のセットを設定又は再設定したとき、或いは高位レイヤへのIS及びOOSインジケーションを生成するためのBLER閾値ペアを設定又は再設定したときにUEは何をすることになるかに関して現在指定されていない。ある種のシナリオにおいて、ネットワークが、RSタイプを変更せずに、たとえば、CSI-RS又はSS/PBCHブロックが変わらないままで、RLM RS資源を追加する又は取り除くとき、或いはネットワークが、異なるRSタイプからでもよいRLM RS資源を追加又は取り除くとき、たとえば、UEがCSI-RS資源のセットのみをモニタしており、ネットワークのセットはSS/PBCHブロックを追加する及びCSI-RS資源のセットを取り除く、又はその逆の場合、RLM RS資源のセットが変更されることは、1つ又は複数の新しいRLM RSが追加される、1つ又は複数が取り除かれる、或いは1つ又は複数が変更される又は他に置き換えられることを意味する。
既存の解決法での前述の問題に対処するために、UEが実行している現在のRLMパラメータとUEが適応させようとしている将来のRLMパラメータとの差を識別することによってUEを設定したときに無線リンクモニタリングを実行するための方法、ユーザ機器(UE)、及び通信システムが開示される。本開示は、現在のRLMパラメータでUEが実行するときに将来のRLMパラメータを用いてUEを設定するための解決法を実装する。したがって、UEビヘイビアは、設定又は再設定中に明確である。
いくつかの実施形態が、本開示おいて詳述される。1つの実施形態によれば、無線リンクモニタリングを実行するための方法は、第1のRLMパラメータでRLMプロシージャをUEによって実行することを含む。本方法は、追加で、少なくとも1つの第2のRLMパラメータを含むメッセージをUEにおいて受信することを含む。本方法はさらに、第1のRLMパラメータと第2のRLMパラメータとの差をUEによって識別することを含む。本方法はさらに、第1のRLMパラメータと第2のRLMパラメータとの差を識別したことに応答して第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをUEにおいてリセットすることを含む。
1つの実施形態において、第1のRLMパラメータ及び第2のRLMパラメータは、同期中及び同期外れインジケーションのRLM参照信号(RLM-RS:RLM reference signal)資源、同期中及び同期外れインジケーションのブロック誤り率(BLER)、或いは同期中及び同期外れインジケーションのRLM-RS資源及びBLERの組合せである。
1つの実施形態において、第1のRLMパラメータと第2のRLMパラメータとの差を識別することは、第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、第2のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源に追加された第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することとを含む。1つの実施形態において、本方法はさらに、第1のグループのRLM-RS資源及び追加された第2のグループのRLM-RS資源を適応させることを含む。
1つの実施形態において、第1のRLMパラメータと第2のRLMパラメータとの差を識別することは、第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、第2のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源のサブセットと置き換わる第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することとを含む。1つの実施形態において、本方法はさらに、部分的に置き換えられた第1のグループのRLM-RS資源及び置き換わる第2のグループのRLM-RS資源を適応させることを含む。
1つの実施形態において、第1のRLMパラメータと第2のRLMパラメータとの差を識別することは、第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、第2のRLMパラメータはRLM-RS資源のサブセットを有さない第1のグループのRLM-RS資源を含む第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することとを含む。1つの実施形態において、本方法はさらに、RLM-RS資源のサブセットを有さない第1のグループのRLM-RS資源を適応させることを含む。
1つの実施形態において、第1のRLMパラメータと第2のRLMパラメータとの差を識別することは、第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、第2のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源と置き換わる第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することとを含む。1つの実施形態において、本方法はさらに、第2のグループのRLM-RS資源を適応させることを含む。
1つの実施形態において、第1のRLMパラメータと第2のRLMパラメータとの差を識別することは、少なくとも1つの第2のRLMパラメータはBLER閾値を大きくして同期外れインジケーションを生成することを識別することを含む。1つの実施形態において、第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットすることは、第1のRLMパラメータと第2のRLMパラメータとの差を識別したことに応答して少なくとも1つの同期外れカウンタをリセットすることを含む。
1つの実施形態において、第1のRLMパラメータと少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの差を識別することは、少なくとも1つの第2のRLMパラメータがBLER閾値を小さくして同期外れインジケーションを生成することを識別することを含む。1つの実施形態において、第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットすることは、第1のRLMパラメータと第2のRLMパラメータとの差を識別したことに応答して少なくとも1つの同期外れカウンタをリセットすることを含む。
1つの実施形態において、第1のRLMパラメータと少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの差を識別することは、少なくとも1つの第2のRLMパラメータがBLER閾値を大きくして同期中インジケーションを生成することを識別することを含む。1つの実施形態において、第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットすることは、第1のRLMパラメータと第2のRLMパラメータとの差を識別したことに応答して少なくとも1つの同期中カウンタをリセットすることを含む。
1つの実施形態において、第1のRLMパラメータと少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの差を識別することが、少なくとも1つの第2のRLMパラメータがBLER閾値を小さくして同期中インジケーションを生成することを識別することを含む。1つの実施形態において、第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットすることは、第1のRLMパラメータと第2のRLMパラメータとの差を識別したことに応答して少なくとも1つの同期中カウンタをリセットすることを含む。
1つの実施形態において、第1のグループのRLM-RS資源が、第2のグループのRLM-RS資源と同タイプのRLM-RS資源ではないとき、UEは、タイマもカウンタもリセットしない。
1つの実施形態において、第1のグループのRLM-RS資源が、第2のグループのRLM-RS資源と同タイプのRLM-RS資源であるとき、UEは、少なくとも1つのタイマ又はカウンタをリセットする。
1つの実施形態において、本方法はさらに、UEにおいて少なくとも1つの無線リンク故障(RLF)関連タイマを停止させることを含む。
もう1つの実施形態によれば、無線リンクモニタリングを実行するためのUEは、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサによって実行されるときに、第1のRLMパラメータで無線リンクモニタリング(RLM)プロシージャを実行すること、少なくとも1つの第2のRLMパラメータを含むメッセージをネットワークノードから受信すること、第1のRLMパラメータと少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの差を識別すること、及び第1のRLMパラメータと少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの差を識別したことに応答して第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットすることをUEに行わせるプロセッサ実行可能命令を記憶する少なくとも1つのストレージとを備える。
もう1つの実施形態によれば、無線リンクモニタリングを実行するための通信システムは、UE及びネットワークノードを備える。UEは、第1のRLMパラメータで無線リンクモニタリング(RLM)プロシージャを実行することと、少なくとも1つの第2のRLMパラメータを含むメッセージをネットワークノードから受信することと、第1のRLMパラメータと少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの差を識別することと、第1のRLMパラメータと少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの差を識別したことに応答して第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットすることとを行うように設定された少なくとも1つのプロセッサを備える。
本開示のある種の態様及びそれらの実施形態は、これら又は他の課題に対する解決策を提供し得る。本明細書で開示される問題点のうちの1つ又は複数に対処する様々な実施形態が本明細書で提案されている。
ある種の実施形態は、以下の技術的利点のうちの1つ又は複数を提供し得る。本開示で開示される方法は、無線リンクモニタリングを実行している間にUEが適切に設定され得るように、UEの現在の設定と将来の設定との差を識別することができる。
本実施形態はさらに、ネットワークがUEを設定するときに無線リンクモニタリングにおける最適化されたUEビヘイビアを提供し得る。UEは、将来の設定を適応させるために現在の設定をリセット又は停止する必要はないので、本実施形態は、設定プロシージャを円滑にし、ネットワーク効率を向上させる。UEは、現在の設定においてRLMパラメータの一部のみをリセットして将来の設定を適応させることができる。
様々な他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明及び図面を考慮すれば、当業者には明らかとなろう。ある種の実施形態は、挙げられた利点のうちのいずれも有さない、いくつかを有する、又はすべてを有することがある。
本明細書に組み込まれ、その一部を形成する添付の図面は、本開示の原理を説明するのに役立つ説明と共に、本開示のいくつかの態様を示す。
例示的新無線アーキテクチャを示す図である。 複数の例示的新無線配備を示す。 例示的ハイブリッドビーム形成を示す。 2つのサブアレイ及び3つのサブアレイを有する例示的ビーム掃引を示す。 SSブロック、SSバースト、及びSSバーストセットの例示的設定を示す。 異なる数のSSブロックの例示的マッピングを示す。 LTEにおける例示的無線リンク故障を示す。 ある種の実施形態による、RLM-RSの設定を変更したときの例示的移行期間を示す。 ある種の実施形態による、例示的ワイヤレスネットワークを示す図である。 ある種の実施形態による、例示的ユーザ機器を示す図である。 ある種の実施形態による、例示的仮想化環境を示す図である。 ある種の実施形態による、ホストコンピュータに中間ネットワークを介して接続された例示的電気通信ネットワークを示す図である。 ある種の実施形態による、部分的にワイヤレスな接続を介してユーザ機器と基地局を介して通信する例示的ホストコンピュータを示す図である。 ある種の実施形態による、ホストコンピュータ、基地局及びユーザ機器を含む通信システムにおいて実装された例示的方法を示す図である。 ある種の実施形態による、ホストコンピュータ、基地局及びユーザ機器を含む通信システムにおいて実装されたもう1つの例示的方法を示す図である。 ある種の実施形態による、ホストコンピュータ、基地局及びユーザ機器を含む通信システムにおいて実装されたさらにもう1つの例示的方法を示す図である。 ある種の実施形態による、ホストコンピュータ、基地局及びユーザ機器を含む通信システムにおいて実装されたさらに別の例示的方法を示す図である。 ある種の実施形態による、ユーザ機器における例示的方法の流れ図である。 ある種の実施形態による、例示的ユーザ機器のブロック図である。
無線リンクモニタリングは設定可能なプロシージャなので、UEビヘイビアは、不明確になり、設定時にUEが実行しているべきアクションは指定されていない。UEが高位レイヤへのインジケーションをどのように生成するかなど、設定時にUEビヘイビアを知らないことは、ある種の問題を引き起こし得る。したがって、UEが、現在のRLMパラメータを使用しながらその差を適応させることによって将来のRLMパラメータを用いて設定され得るように、本開示の特定の実施形態は、現在のRLMパラメータと将来のRLMパラメータとの差を識別するための方法を提案する。
現在のRLMパラメータと将来のRLMパラメータとの差の識別を有して、UEビヘイビアは、設定時に明確になり得る。将来のRLMパラメータを適応させる前に、UEは、現在のRLMパラメータを実行し続け得る。さらに、UEは、現在のRLMパラメータを単にリセット又は部分的に停止して将来のRLMパラメータを適応させ得る。この解決法は、UEにおいて将来のRLMパラメータを設定したとき着実に無線リンクモニタリングを実行するための効率的やり方を可能にする。
ここで、本明細書で意図された実施形態のうちのいくつかを、添付の図面を参照して、より完全に説明する。しかしながら、他の実施形態が、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれ、開示される主題は、本明細書に記載の実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、これらの実施形態は、当業者に本主題の範囲を伝えるための例として提供される。
一般に、本明細書で使用されるすべての用語は、それが使用されている文脈から異なる意味が明確に与えられる及び/又は暗示されるのでない限り、関連技術分野におけるそれらの通常の意味に従って解釈されるものとする。1つの/その(a/an/the)要素、装置、構成要素、手段、ステップなどのすべての参照は、特に明記のない限り、要素、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの例を参照するものとしてオープンに解釈されるものとする。ステップが別のステップに続く若しくは先行するものとして明示的に記載されていない限り、及び/又はステップが別のステップに続く若しくは先行する必要があるということが黙示的である場合、本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、開示されている正確な順番で実行される必要はない。本明細書で開示される実施形態のいずれかの任意の特徴は、適切な場合には、任意の他の実施形態に適用され得る。同様に、いずれかの実施形態の任意の利点は、任意の他の実施形態に適用することができ、逆もまた同様である。含まれる実施形態の他の目的、特徴及び利点が、以下の説明から明らかとなろう。
一部の実施形態では、非制限的用語「UE」が使用される。本明細書でのUEは、無線信号を介してネットワークノード又は別のUEと通信する能力を有する任意のタイプのワイヤレスデバイスでもよい。UEはまた、無線通信デバイス、目標デバイス、デバイス対デバイス(D2D:device to device)UE、マシンタイプUE又はマシン対マシン通信(M2M:machine to machine)の能力を有するUE、UE装備センサ、iPAD、タブレット、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ埋め込み装備(LEE:laptop embedded equipped)、ラップトップ搭載機器(LME:laptop mounted equipment)、USBドングル、加入者宅内機器(CPE:Customer Premises Equipment)などでもよい。
また、一部の実施形態では、一般的専門用語「ネットワークノード」が使用される。それは、基地局、無線基地局、基地局トランシーバ、基地局コントローラ、ネットワークコントローラ、マルチスタンダード無線BS、gNB、NR BS、発展型ノードB(eNB:evolved Node B)、ノードB、マルチセル/マルチキャストコーディネーションエンティティ(MCE:Multi-cell/multicast Coordination Entity)、リレーノード、アクセスポイント、無線アクセスポイント、リモート無線ユニット(RRU:Remote Radio Unit)リモート無線ヘッド(RRH:Remote Radio Head)、マルチスタンダードBS(別名MSR BS)、コアネットワークノード(たとえば、MME、SONノード、調整ノード、ポジショニングノード、MDTノードなど)、或いは外部ノード(たとえば、サードパーティノード、現在のネットワークの外部のノード)などの無線ネットワークノードを備え得る、任意の種類のネットワークノードでもよい。ネットワークノードはまた、テスト機器を備え得る。
さらに、いくつかの実施形態において、「基地局(BS)」という用語は、たとえば、gNB、en-gNB若しくはng-eNB又は中継ノード、或いは実施形態に準拠した任意のBSを含み得る。本明細書で使用される「無線ノード」という用語は、UE又は無線ネットワークノードを示すために使用され得る。本明細書で使用される「シグナリング」という用語は、次のうちのいずれかを備え得る:高位レイヤシグナリング(たとえば、RRCなどを介する)、低位レイヤシグナリング(たとえば、物理制御チャンネル又はブロードキャストチャンネルを介する)、或いはその組合せ。シグナリングは、黙示的又は明示的でもよい。シグナリングはさらに、ユニキャスト、マルチキャスト又はブロードキャストでもよい。シグナリングはまた、別のノードに直接又は第3のノードを介し得る。
いくつかの実施形態において、本明細書で使用される「RLMプロシージャ」という用語は、発生する任意のプロセス、又はRLM中にUEによって取られるアクションを指し得る。そのようなプロセス又はアクションの例は、OOS評価、IS評価、IS/OOS(たとえば、カウンタの開始)のフィルタリング、RLFのトリガ、RLFタイマの開始又は満了などである。
いくつかの実施形態において、本明細書で使用される「RLMパフォーマンス」という用語は、無線ノードによって実行されるRLMのパフォーマンスの特徴を示す任意の基準又はメトリックを指し得る。RLMパフォーマンス基準の例は、IS/OOSが検出される評価期間、RLFタイマの満了時にUE送信器がオフにされることになる期間などである。
本明細書でヌメロロジという用語は、次のうちの任意の1つ又はその組合せを含み得る:サブキャリア間隔、帯域幅内のサブキャリアの数、資源ブロックサイズ、シンボルの長さ、コントロールプレーン(CP)の長さなど。1つの特定の非制限的例では、ヌメロロジは、7.5kHz、15kHz、30kHz、60kHz、120kHz、又は240kHzのサブキャリア間隔を含む。別の例では、ヌメロロジは、30kHz以上のサブキャリア間隔で使用され得るCPの長さである。
UEにおいて実行される例示的方法において、本開示は、第一に、参照信号(RS)タイプの設定/再設定に関する詳細を扱う。以下の実施形態において、「RLMプロシージャ」という用語は、UEが測定結果からIS及びOOSインジケーションを生成するプロシージャ(L1プロシージャ)と、UEがこれらのインジケーションを使用してカウンタの値を増加させてRLFタイマを開始及び停止するプロシージャとの両方を指す。したがって、本開示内で、「RLMプロシージャ」という用語は、L1 RLMプロシージャとRRCレイヤにおいて実行されるRLFプロシージャとの両方を指す。
1つの実施形態によれば、UEが既にRLMを実行するように設定された後にRLMパラメータを再設定したとき、UEは、第1のRLMモード(RLM1)に従って又は第2のRLMモード(RLM2)に従ってRLMを実行するようにトリガされ得る。ある種の実施形態において、RLMパラメータは、RLM-RS、IS/OOSインジケーションを生成するためのBLERペア、或いはRLM-RS及びBLERペアの両方でもよい。
第1のモード、RLM1、によれば、UEは、RLMプロシージャを再開し得る。たとえば、UEは、すべてのRLM関連パラメータをリセットすること、たとえば、IS/OOSカウンタをゼロにセットすることによってこれらのカウンタをリセットすること、RLF関連タイマを停止又はリセットすること、推定されたDL品質測定結果を取り除くこと又は前に設定された資源に基づいて実行されるIS/OOS評価及び測定の推定された履歴サンプルを取り除くことなど、によって、進行中のRLMプロシージャを中止することができる。ある種の実施形態において、IS/OOSカウンタは、N310、N311、N313又はN314でもよい。ある種の実施形態において、RLF関連タイマは、T310、T311、又はT313でもよい。
第2のモード、RLM2、によれば、UEは、進行中のRLMプロシージャを継続し得る。UEはさらに、既存のパラメータ値がどのように継続され得るかに関する情報を用いて設定され得る。たとえば、UEは、すべてのRLM関連パラメータ、たとえば、カウンタ、タイマ、推定されたDL品質、又はIS/OOS評価のための推定された履歴サンプルなど、をリセットすることなく、進行中のRLMプロシージャを継続し得る。ある種の実施形態において、カウンタは、N310、N311、N313又はN314でもよい。ある種の実施形態において、タイマは、T310、T311、又はT313でもよい。UEは、RLM関連パラメータのサブセットのみをリセット又は初期化するように設定され得る。たとえば、RLFタイマT310のみをリセットしてRLMカウンタはリセットしない、又はその逆もまた同様。標準セクション5.2.1-5.2.3における場合など、異なる場合について、詳細が提供される。
UEは、事前に規定されたルールに基づいて及び/又はネットワークノードから受信された情報に基づいてRLM1又はRLM2に従ってRLMを実行するようにトリガされ得る。受信される情報は、設定メッセージ又はインジケーションを含み得る。ある種の実施形態において、インジケーションは、モードに対応する事前に規定された識別子のうちの1つでもよい。設定メッセージの例は、RRCシグナリング、MACコマンド、又はレイヤ1メッセージでもよい。ある種の実施形態において、設定メッセージが、ダウンリンク制御情報(DCI:downlink control information)を介してダウンリンク(DL:downlink)制御チャンネルで送られ得る。DL制御チャンネルは、PDCCHでもよい。
UEは、RLM-RSにおける変化のタイプに応じて、RLMプロシージャを適応させ得る。1つの実施形態において、RLM-RSにおける変化を受けてUEはRLM1をトリガし得るかRLM2をトリガし得るかのルールは、RLM-RSの再設定のタイプに依存する。RLM-RSの再設定のタイプの例は、1つ又は複数の新しいRLM-RSの追加と、新しいRLM-RSによる1つ又は複数の既存のRLM-RSの置換と、1つ又は複数の既存のRLM-RSの除去と、新しいRLM-RSによるすべての既存のRLM-RSの完全な置換である。
RLM-RSの再設定時にRLM1を適用するかRLM2を適用するかのUEビヘイビア適応について、以下の例を用いて、ここで説明する。
1つ又は複数のRLM RS資源がRLM-RS資源のセットに追加される第1のシナリオでは、RLM RS資源のセットのサイズは大きくなる。UEは、現在、RLM-RS(RLM-RS1)で設定され、そして、UEはさらに、RLMを行うためのRLM-RS(たとえば、RLM-RS2)の新しいセットで設定される。RLM-RS1及びRLM-RS2を含むRLM-RSの結合されたセット(RLM-RS3)が、次いで、RLMを行うためにUEによって使用される。
この場合、UEは、RLMの実行の継続など、RLMを実行するために第2のRLMモード、RLM2、を適用し得、その一方で、UEは、後述のように既存のRLMパラメータの値のうちのいくつかを修正し得る。
UEは、以下のルールのうちの1つ又は任意の組合せを使用し得る:
(1)OOSインジケーションは、新しいセットからのX+Nの異なるRSに対応するX+Nの評価結果に基づいていること、そこで、Nは、新しいRLM RS資源の数である、と、
(2)ISインジケーションは、新しいセットからのYの異なるRSに対応するY(Y<X+N)評価結果に基づいていることと、
(3)OOSによりトリガされるタイマ(T310)は、RRC再設定がいつ受信されるかに応じて延長される必要があることと、
(4)UEが、新しいRLM RS資源の評価に優先順位を付けることと、
(5)UEビヘイビア適応が、新しいRLM RS資源のタイプに依存すること。
1つの実施形態において、Yは、N RLM RS資源が追加されるときに最大のNにより増やされ得る。別の実施形態では、数Yは、変化しないままである(たとえば、Y=1)が、ISインジケーションは、どれでも最初に出現した増やされたセットからの任意のRLM RSに基づく。
ある種の実施形態において、OOSによりトリガされるタイマは、1つ又は複数の新しく追加されたRLM RS及び/又は1つ又は複数に基づく評価を可能にするために、少なくともM1<N(たとえば、M1=1)同期外れ評価期間の時間を収容するように延長される必要があり得る。このルールは、新しいRLM RS資源が優れたリンク品質を有する場合に、RLFを回避し得る。ある種の実施形態において、OOSによりトリガされるタイマは、少なくともM2(たとえば、M2=N311)同期中評価期間の時間を収容するように延長される必要があり得る。
ある種の実施形態において、UEが新しいRLM RS資源の評価に優先順位を付けることは、古いセットからの1つの、いくつかの又はすべてのRLM RS資源を評価する前に新しいRLM RS資源を評価することを意味する。
ある種の実施形態において、新しいRLM RS資源のタイプがSS/PBCHブロックである場合、UEは、第1のビヘイビア(たとえば、タイマ又はカウンタをリセットしない)を適用し得る。ある種の実施形態において、新しいRLM RS資源のタイプがCSI-RSである場合、UEは、第2のビヘイビア(たとえば、少なくとも1つのタイマ又はカウンタをリセットする)を適用し得る。
1つ又は複数のRLM RS資源を置き換える第2のシナリオにおいて、セットサイズは変わらない。UEは、現在、RLM-RS(RLM-RS1)で設定され、RLM-RS1の部分は、RLMを行うためのRLM-RSの新しいセット(たとえば、RLM-RS2)に置き換えられる。修正されたRLM-RS1は、本明細書で、RLM-RS1’と称される。RLM-RS1’及びRLM-RS2を含むRLM-RSの結合されたセット(RLM-RS4)が、次いで、RLMを行うためにUEによって使用される。
この場合、UEは、RLMを行う、たとえばRLMの実行を継続する、ための第2のRLMモード、RLM2、を適用し得、その一方で、UEは、後述のように既存のRLMパラメータの値のうちのいくつかを修正し得る。第2の実施形態のもう1つの態様によれば、RLM-RS2の数が、ある特定の閾値より多い(たとえば、4以上)場合、そのとき、UEは、第1のRLMモード、RLM1、を適用するように設定され得る。言い換えれば、UEは、RLMパラメータを再開し得る。
置き換えられたRLM RS資源と比較して新しいRLM RS資源は、少なくとも1つの異なる特徴を有し得る。たとえば、RLM RSタイプ、周波数、RLM RS帯域幅、時間及び/又は周波数におけるRLM RS密度、及びRLM RS周期性など。
UEは、以下のルールのうちの1つ又は任意の組合せを使用し得る:
(1)OOSインジケーションが、更新されたセットからのRLM RS資源に基づく評価結果に基づくことと、
(2)OOSによりトリガされるタイマ(T310)が、1つ又は複数の新しく追加されたRLM RSに基づく評価を可能にするために少なくともM<N(たとえば、M=1)同期外れ評価期間の時間を収容するために、RRC再設定がいつ受信されるかに応じて、延長される必要があることと、
(3)ISインジケーションが、更新されたセットからのRLM RS資源に基づくY評価結果に基づくことと、
(4)UEが、新しいRLM RS資源に基づく評価に優先順位を付けることと、
(5)UEビヘイビア適応が、古い及び/又は新しいRLM RS資源のタイプに依存すること。
ある種の実施形態において、更新されたセットからのRLM RS資源を基礎とすることは、置き換えられたRLM RS資源を除外することと、置き換わる(新しい)RLM RS資源を含むこととを意味し得る。
ある種の実施形態において、OOSによりトリガされるタイマ(T310)が、RRC再設定がいつ受信されるかに応じて、延長される必要があることは、新しいRLM RS資源が優れたリンク品質を有する場合にRLFを回避することを可能にし得る。
ある種の実施形態において、UEが新しいRLM RS資源に基づいて評価に優先順位を付けることとは、削除されたRLM RS資源を除いて古いセットからの1つの、いくつかの又はすべてのRSを評価する前に新しいRLM RS資源のチャンネル品質を評価することを意味する。
ある種の実施形態において、UEは、タイプが変わった場合に、第1のビヘイビアを適用し得る。ある種の実施形態において、UEは、タイプが変わらなかった場合に、第2のビヘイビアを適用し得る。
Lの数における1つ又は複数のRLM RS資源が取り除かれる第3のシナリオにおいて、RLM RS資源セットのサイズは、小さくされる。UEは、現在、RLM-RS(RLM-RS1)で設定され、RLM-RS1の一部又はサブセットは、RLMを行うために取り除かれる。RLM-RS1のサブセットを取り除いた後のRLM-RS1の残りの部分は、本明細書でRLM-RS5と称される。RLM-RSの縮小されたセット(RLM-RS5)は、次いで、RLMを行うためにUEによって使用される。
この場合、UEは、RLMを実行する、たとえば、RLMの実行を継続する、ための第2のRLMモード、RLM2、を適用し得、その一方で、UEは、後述のように既存のRLMパラメータの値のうちのいくつかを修正し得る。この実施形態のもう1つの態様によれば、取り除かれるRLM-RS1の部分の数が、ある特定の閾値より多い(たとえば、4つ以上)場合、次いで、UEは、第1のRLMモード、RLM1、を適用するように設定され得る。言い換えれば、UEは、RLMパラメータを再開し得る。
UEは、以下のルールのうちの1つ又は任意の組合せを使用し得る:
(1)OOSインジケーションが、RLM RS資源の新しい(縮小された)セットに対応する評価結果に基づくことと、
(2)ISインジケーションが、新しい(縮小された)セットに基づく評価結果に基づくこと。
ある種の実施形態において、取り除かれるRSの、完了している又はしていない、評価結果は、UEが新しいRLM RS設定を受信及び適用した後、OOS及びIS内にカウントされなくてもよい。
既存のRLM RS資源が完全に置き換えられる第4のシナリオでは、既存のRLM RS資源(RLM-RS1)は、次いでRLMを行うためにUEによって使用される、RLM-RSの別の新しいセット(RLM-RS6)に完全に置き換えられる。この場合、UEは、RLMを行うための第1のRLMモード、RLM1、を適用するために、事前に規定されたルールに基づいて又はインジケーションに基づいて設定され得る。これは、RLM-RS1に基づいてRLMを行うために使用された既存のパラメータの値をUEがリセットし得ることを意味する。
ルールのさらに別の態様によれば、UEは、RLM-RS1に基づいてRLMに関連する1つ又は複数の進行中のプロセスを完了した後にRLM-RS6に基づいてRLMの実行を開始し得る。プロセスの例は、同期中評価期間、同期外れ評価期間などである。
UEにおいて実行される別の例示的方法において、本開示は、第二に、BLERペアの設定/再設定に関する詳細を扱う。以下の実施形態において、UEは、BLERペアにおける変更のタイプに応じて、RLMプロシージャを適応させ得る。1つの実施形態において、BLERペアにおける変更を受けてUEがRLM1をトリガし得るか又はRLM2をトリガし得るか否かのルールは、BLERペアの再設定のタイプに依存し得る。
BLERペアの各BLER値は、SINR又は他の品質測定にマップし、ISインジケーション及びOOSインジケーションをそれぞれ生成するために使用される。本方法は、BLERペアインデックスMがBLER IS(M)及びBLER OOS(M)を含むまで、BLER IS(1)及びBLER OOS(1)を含むBLERペアインデックス1、BLER IS(2)及びBLER OOS(2)を含むBLERペアインデックス2などに基づいてネットワークによって設定及び再設定され得るBLERペアのセットが存在すると想定する。
BLERペアの再設定のタイプの例は、BLER ISにおける任意の変化及びBLER OOSの変化と、BLER IS増加及びBLER OOS増加と、BLER IS減少及びBLER OOS減少と、BLER IS増加及びBLER OOS減少と、BLER IS減少及びBLER OOS増加とである。
BLER OOSの増加の第5のシナリオにおいて、BLER OOSの増加は、UEがその設定を受信した瞬間から、UEは、OOSを生成する前により低いSINR値を許容することになることを示し、そして、ネットワークの目的は、状況が非常に悪くなるまでUEはOOSカウンタを増やさない、より保守的なRLFプロシージャを有することであることが理解される。したがって、BLER OOSを増やす設定を受信したとき、UEは、OOSカウンタ、たとえばN310、をリセットし、実行中であれば、RLF関連タイマ、たとえばT310又はT313、を停止する。ある種の実施形態において、BLER OOSを増やすことは、Qout閾値を、たとえば、10%から20%に、増やすことを意味する。
BLER OOSの減少の第6のシナリオでは、BLER OOSの減少は、UEがその設定を受信した瞬間から、UEは、同じSINR値についてより多くのOOSの生成を開始し得ることを示し、そして、ネットワークの目的は、UEがより速くOOSカウンタを増やし得る保守性の低いRLFプロシージャを有することであることが理解される。したがって、BLER OOSを減らす設定を受信したとき、RLFが速くトリガされすぎないように、UEは、OOSカウンタ、たとえばN310、をリセットし、実行中であればRLF関連タイマ、たとえばT310又はT313、を停止し得る。ある種の実施形態において、BLER OOSを減らすことは、Qout閾値を、たとえば、20%から10%に、減らすことを意味する。
BLER ISの増加の第7のシナリオでは、BLER IS、すなわちQin閾値、の増加は、UEが、RLFタイマ(たとえば、T311)を停止するカウンタ(たとえば、N311)をより迅速に増やし得るように、UEがその設定を受信した瞬間から、UEは前の設定でよりも速くISインジケーションを生成することになることを示し、そして、ネットワークの目的は、たとえば、RLFタイマが実行しているときに、RLF状況から迅速に抜け出すことであることが理解される。言い換えれば、たとえば、増加が2%から5%へである場合、それは、重要でないBLER改善を許容し得る。言い換えれば、チャンネルが統計的に、より保守的な2%以上の代わりに5%以上のBLERを有し始めるとき、UEは、ISインジケーションの生成を開始する。したがって、BLER ISを増やす設定を受信したとき、UEは、ISカウンタ、たとえばN311又は2次セルグループ(SCG)のための同等のもの、をリセットし、実行中であればRLF関連タイマ、たとえば、T310、T311又はT313、を停止する。
BLER ISの減少の第8のシナリオでは、BLER IS、すなわち、Qin閾値、の減少は、UEがその設定を受信した瞬間から、UEは、前の設定でよりも保守的に、よりゆっくりとISインジケーションを生成することになり、それにより、UEは、RLFタイマ(たとえば、T311)を停止するカウンタ(たとえば、N311)をよりゆっくりと増やし得ることを示し、そして、ネットワークの目的は、たとえば、RLFタイマが実行しているとき、サービスがUEに適切に提供され得ないにもかかわらず、RLF状況をあまりに速く抜け出すことを回避することであることが理解される。したがって、BLER ISを減らす設定を受信したとき、UEは、ISカウンタ、たとえばN311又はSCGの同等のもの、をリセットし、実行中であれば、RLF関連タイマ(たとえば、T310、T311又はT313)を停止する。
本開示はさらに、例示的方法が適用され得る他のシナリオを含む。第1のシナリオ、第2のシナリオ、及び/又は第3のシナリオの組合せもまた生じ得、第2のシナリオである1つのRLM RS資源について1つのパラメータが変更されていること、及びまた、第1のシナリオである1つの新しいRLM RS資源が追加されたこと、そうして、対応するルールの組合せもまたここで適用され得る。
本開示はさらに、RLM-RS資源のセットが変化したときの移行期間中のUEビヘイビア及びRLMパフォーマンス要件を示す。本明細書では、UEビヘイビア、及び変化中、変化の直前若しくは直後のUEの予期されるパフォーマンスを説明する。
UEは、変化直前、変化中、変化直後、及び、移行期間を含み得るそのうちの任意の1つ又は複数でも1つ又は複数のRLMパフォーマンスメトリックに従うことが必要とされ得る。さらなる一実施形態で、この要件は、任意のタイマ又はカウンタがリセットされるか否かを無視して、適用され得る。別の実施形態において、この要件は、N310のようなカウンタがリセットされないという条件でのみ、適用され得る。ある種の実施形態において、1つ又は複数のRLMパフォーマンスメトリックは、評価期間、OOS又はISインジケーション間隔、及びリンク品質測定の精度、たとえば、次いでBLERにマップされるSINR、でもよい。
図8は、ある種の実施形態による、RLM-RS資源又はRLM-RS資源のセットの設定を変更したときの例示的移行期間を示す。評価期間は、移動平均の計算と類似したスライディングウインドウ方法に基づいて判定され、そして、各評価期間の最後に、UE物理レイヤは、最終的にRLFにつながり得る、高位レイヤへのOOSを示し得る。移行期間中、UEは、古いRLM RS設定に関連するパフォーマンスメトリックと新しいRLM RS設定に関連するパフォーマンスメトリックとの間の最も緩やかなRLMパフォーマンスメトリック(たとえば、最も長い評価期間)に従い得る。移行期間は、変化が適用されるときに、又は新しい設定が受信されるとき開始し、設定された古い及び新しいRLM-RS資源の間で1つの最も緩やかな評価期間、又は最も長いRLM-RS周期性の間続き得る。ルールは、RLM-RS資源ごとの評価期間について並びにすべての設定されたRLM-RS資源に共通の評価期間について適用され得る。1つの実施形態において、時間間隔t1の間のRLM-RS周期性はT1であり、評価期間は関数f(T1)であり、そして、UEは、このRLM-RSについて又は別のRLM-RS資源についてもより短い周期性T2<T1を受信し、それは、すべての設定されたRLM-RS資源の中で最も長い周期性をより短くし得、新しい評価期間は、f(T1)より小さいf(T2)の関数になり、そのようにして、g(max(T1,T2))=g(T1)、たとえば、g(T1)=f(T1)、と等しい遷移時間中に、変更が設定された瞬間から、UEは、UEがRLM-RSのリンク品質を査定する、評価期間f(T1)に基づく1つ又は複数の時間を高位レイヤOOSに指示し得る。移行期間後、評価期間はf(T2)である。
本開示はさらに、ネットワークノードにおいて実装される例示的方法を開示する。ネットワークノードは、本明細書に記載の実施形態のネットワーク側を実装する。ネットワークビヘイビアは、UE実施形態、RLMパラメータ、タイマ、カウンタ、及びネットワーク側におけるRLFのトリガなどのそのような設定、に準拠する。
前述のそれぞれの例について、RLM-RS資源のセット、たとえば、L RLM-RS資源、は、すべてSSB又はすべてCSI-RS或いはSSB及びCSI-RS資源の組合せでもよい。組合せの場合、ルールは、グループのL RLM-RS資源全体に適用され得、或いはSSB及びCSI-RS資源が、別個のサブグループとして扱われ、RLMは、サブグループごとにモニタされる。すなわち、ISS/OOSインジケーションがサブグループごとに生成され得る、或いは、モニタリングがサブグループごとに行われても、ISS/OOSはグループ全体にわたり生成され得る。前述の両方の場合について、サブグループについて前述されたいずれの変化も、サブグループにわたるモニタリング継続にのみ影響を及ぼし、そこで、1つ又は複数の資源は変更され、そして、すべての場合が前述される。たとえば、UEは、P=3はSSB及びT=4はCSI-RSベースであるL=7資源で設定される。CSI-RS資源のうちの1つが変更されたとき、グループのCSI-RSベースのRLM-RSからのモニタリングのみが、ネットワークからの情報による又は事前規定されたルールによる影響を受ける。CSI-RSベースのグループはさらに、同じ又は異なる設定された帯域幅部分(BWP:bandwidth part)を共用する資源に分けられ得、これらのサブグループは、SSB及びCSI-RSサブグループについて説明されたように扱われる。CSI-RS資源が変更されるとき、モニタリングビヘイビアは、同じBWPについて設定されたCSI-RS資源のグループ内でのみ変化するというルールが存在し得る。さらに、L SSB又はCSI-RSベースのRLM-RSのグループ全体は、1つのBWP内のすべての資源が1つのグループに属するように、BWPに基づいてサブグループに分けられ得る。
ネットワークノードにおいて実行される方法の第1の実施形態において、ネットワークがRLM設定でUEを設定するとき、UEは、測定を削除し、タイマを停止し、カウンタをリセットする。第1の実施形態は、本開示における実施形態のうちのいくつかについて38.331への更新を提供する。
第1の実施形態において、無線ソース設定に関して、UEは、以下を行うことになる:
1>受信されたradioResourceConfigDedicatedが、rlm-Configを含む場合:
2>5.3.10.xにおいて規定されているように無線リンクモニタリングパラメータを再設定する。
第1の実施形態において、無線リンクモニタリングパラメータ再設定に関して、UEは、以下を行うことになる:
1>受信されたrlm-Configが、ssbResourceToAddModListを含む場合、
2>ssbResourceToAddModListに含まれる各ssbIndex値について、
3>整合するssbIndexを有するエントリが、ssbResourceToAddModList内に存在する場合、
4>受信されたssbIndexの新しいエントリをssbResourcesToAddModListに追加する、
1>受信されたrlm-Configが、csi-RS-ResourceToAddModListを含む場合、
2>csi-RS-ResourcesToAddModListに含まれた各csi-rs-Index値について、
3>整合するcsi-rs-Indexを有するエントリが、csi-RS-ResourcesToAddModList内に存在する場合、
4>受信されたcsi-rs-Indexの新しいエントリをcsi-RS-ResourcesToAddModListに追加する、
1>受信されたrlm-Configが、ssbResourcesToRemoveListを含む場合、
2>ssbResourcesToAddModListに含まれる各ssbIndex値について、
3>整合するssbIndexを有するエントリをssbResourcesToAddModListから取り除く、
1>受信されたrlm-Configが、csi-RS-ResourcesToRemoveListを含む場合、
2>csi-RS-ResourcesToRemoveListに含まれた各csi-rs-Index値について、
3>整合するcsi-rs-Indexを有するエントリをcsi-RS-ResourcesToRemoveListから取り除く、
1>受信されたrlm-Configが、RLM-IS-OOS-threhsoldConfigを含む場合、
2>RLM-IS-OOS-threhsoldConfigにおいて、受信されたインデックスに従って、BLERペア閾値を再設定する、そこでBLERペアへのインデックスマッピングはTS38.211に規定されている、
1>タイマT310、T312、T313及びRLMパラメータの影響を受け得る任意の他のRLF関連タイマ若しくは故障関連タイマを停止する、
1>RLFカウンタN310、N311、N313、N314又はRLM設定の影響を受け得る下位レイヤからのIS及びOOSインジケーションの任意の他のカウンタをクリアする、
1>もしあれば、VarRLF報告に含まれている情報をクリアする。
ネットワークノードにおいて実行される方法の第2の実施形態において、UEは、いくつかの特定のRLM再設定が実行されるときにRLF関連カウンタを単にリセットし、測定結果を削除する。たとえば、UEは、BLERペアが提供されるときにのみ、RLF関連カウンタをリセットし、そこで、BLERペアは、UEが再設定されているというインジケーションである。第2の実施形態は、本開示内の実施形態のうちのいくつかについて38.331への更新を提供する。
第2の実施形態において、無線ソース設定に関して、UEは、以下を行うことになる:
1>受信されたradioResourceConfigDedicatedが、rlm-Configを含む場合:
2>5.3.10.xに規定されているように無線リンクモニタリングパラメータを再設定する。
第2の実施形態において、無線リンクモニタリングパラメータ再設定に関して、UEは、以下を行うことになる:
1>受信されたrlm-Configが、ssbResourcesToAddModListを含む場合、
2>ssbResourcesToAddModListに含まれる各ssbIndex値について、
3>整合するssbIndexを有するエントリが、ssbResourcesToAddModList内に存在する場合、
4>受信されたssbIndexの新しいエントリをssbResourcesToAddModListに追加する、
1>受信されたrlm-Configが、csi-RS-ResourcesToAddModListを含む場合、
2>csi-RS-ResourcesToAddModListに含まれた各csi-rs-Index値について、
3>整合するcsi-rs-Indexを有するエントリが、csi-RS-ResourcesToAddModList内に存在する場合、
4>受信されたcsi-rs-Indexの新しいエントリをcsi-RS-ResourcesToAddModListに追加する、
1>受信されたrlm-Configが、ssbResourcesToRemoveListを含む場合、
2>ssbResourcesToAddModListに含まれる各ssbIndex値について、
3>整合するssbIndexを有するエントリをssbResourcesToAddModListから取り除く、
1>受信されたrlm-Configが、csi-RS-ResourcesToRemoveListを含む場合、
2>csi-RS-ResourcesToRemoveListに含まれた各csi-rs-Index値について、
3>整合するcsi-rs-Indexを有するエントリをcsi-RS-ResourcesToRemoveListから取り除く、
1>受信されたrlm-Configが、RLM-IS-OOS-threhsoldConfigを含む場合、
2>RLM-IS-OOS-threhsoldConfigにおいて、受信されたインデックスに従って、BLERペア閾値を再設定する、そこでBLERペアへのインデックスマッピングはTS38.211に規定されている、
2>タイマT310、T312、T313及びRLMパラメータの影響を受け得る任意の他のRLF関連タイマ若しくは故障関連タイマを停止する、
2>RLFカウンタN310、N311、N313、N314或いはRLM設定の影響を受け得る下位レイヤからのIS及びOOSインジケーションの任意の他のカウンタをクリアする、
2>もしあれば、VarRLF報告に含まれている情報をクリアする。
ネットワークノードにおいて実行される方法の第3の実施形態において、UEは単に、いくつかの特定のRLM再設定が実行されるときに、RLF関連カウンタをリセットし、測定結果を削除する。たとえば、UEは、RSタイプ資源のいずれかが追加されているときにのみ、RLF関連カウンタをリセットする、すなわち、UEは、RS資源が取り除かれるときには、カウンタをリセットせず、タイマを停止しない。第3の実施形態は、本開示の実施形態のうちのいくつかについて38.331への更新を提供する。
第3の実施形態において、無線ソース設定に関して、UEは、以下を行うことになる:
1>受信されたradioResourceConfigDedicatedが、rlm-Configを含む場合:
2>5.3.10.xに規定されているように無線リンクモニタリングパラメータを再設定する。
第3の実施形態において、無線リンクモニタリングパラメータ再設定に関して、UEは、以下を行うことになる:
1>受信されたrlm-Configが、ssbResourcesToAddModListを含む場合、
2>ssbResourcesToAddModListに含まれる各ssbIndex値について、
3>整合するssbIndexを有するエントリが、ssbResourcesToAddModList内に存在する場合、
4>受信されたssbIndexの新しいエントリをssbResourcesToAddModListに追加する、
4>タイマT310、T312、T313及びRLMパラメータの影響を受け得る任意の他のRLF関連タイマ若しくは故障関連タイマを停止する、
4>RLFカウンタN310、N311、N313、N314或いはRLM設定の影響を受け得る下位レイヤからのIS及びOOSインジケーションの任意の他のカウンタをクリアする、
4>もしあれば、VarRLF報告に含まれている情報をクリアする、
1>受信されたrlm-Configが、csi-RS-ResourcesToAddModListを含む場合、
2>csi-RS-ResourcesToAddModListに含まれた各csi-rs-Index値について、
3>整合するcsi-rs-Indexを有するエントリが、csi-RS-ResourcesToAddModList内に存在する場合、
4>受信されたcsi-rs-Indexの新しいエントリをcsi-RS-ResourcesToAddModListに追加する、
4>タイマT310、T312、T313及びRLMパラメータの影響を受け得る任意の他のRLF関連タイマ若しくは故障関連タイマを停止する、
4>RLFカウンタN310、N311、N313、N314或いはRLM設定の影響を受け得る下位レイヤからのIS及びOOSインジケーションの任意の他のカウンタをクリアする、
4>もしあれば、VarRLF報告に含まれている情報をクリアする、
1>受信されたrlm-Configが、ssbResourcesToRemoveListを含む場合、
2>ssbResourcesToAddModListに含まれる各ssbIndex値について、
3>整合するssbIndexを有するエントリをssbResourcesToAddModListから取り除く、
1>受信されたrlm-Configが、csi-RS-ResourcesToRemoveListを含む場合、
2>csi-RS-ResourcesToRemoveListに含まれた各csi-rs-Index値について、
3>整合するcsi-rs-Indexを有するエントリをcsi-RS-ResourcesToRemoveListから取り除く、
1>受信されたrlm-Configが、RLM-IS-OOS-threhsoldConfigを含む場合、
2>RLM-IS-OOS-threhsoldConfigにおいて、受信されたインデックスに従って、BLERペア閾値を再設定する、そこでBLERペアへのインデックスマッピングはTS38.211に規定されている。
ネットワークノードにおいて実行される方法の第4の実施形態において、UEは単に、いくつかの特定のRLM再設定が実行されるときにRLF関連カウンタをリセットし、測定結果を削除する。たとえば、UEは、RSタイプ資源のいずれかが取り除かれているときにのみ、RLF関連カウンタをリセットする、すなわち、UEは、RS資源が追加されるとき、リセットカウンタをリセットせず、タイマを停止しない。第4の実施形態は、本開示における実施形態のうちのいくつかについて38.331への更新を提供する。
第4の実施形態において、無線ソース設定に関して、UEは、以下を行うことになる:
1>受信されたradioResourceConfigDedicatedが、rlm-Configを含む場合:
2>5.3.10.xに規定されているように無線リンクモニタリングパラメータを再設定する。
第4の実施形態において、無線リンクモニタリングパラメータ再設定に関して、UEは、以下を行うことになる:
1>受信されたrlm-Configが、ssbResourcesToAddModListを含む場合、
2>ssbResourcesToAddModListに含まれる各ssbIndex値について、
3>整合するssbIndexを有するエントリが、ssbResourcesToAddModList内に存在する場合、
4>受信されたssbIndexの新しいエントリをssbResourcesToAddModListに追加する、
4>タイマT310、T312、T313及びRLMパラメータの影響を受け得る任意の他のRLF関連タイマ若しくは故障関連タイマを停止する、
4>RLFカウンタN310、N311、N313、N314或いはRLM設定の影響を受け得る下位レイヤからのIS及びOOSインジケーションの任意の他のカウンタをクリアする、
4>もしあれば、VarRLF報告に含まれている情報をクリアする、
1>受信されたrlm-Configが、csi-RS-ResourcesToAddModListを含む場合、
2>csi-RS-ResourcesToAddModListに含まれた各csi-rs-Index値について、
3>整合するcsi-rs-Indexを有するエントリが、csi-RS-ResourcesToAddModList内に存在する場合、
4>受信されたcsi-rs-Indexの新しいエントリをcsi-RS-ResourcesToAddModListに追加する、
1>受信されたrlm-Configが、ssbResourcesToRemoveListを含む場合、
2>ssbResourcesToAddModListに含まれる各ssbIndex値について、
3>整合するssbIndexを有するエントリをssbResourcesToAddModListから取り除く、
3>タイマT310、T312、T313及びRLMパラメータの影響を受け得る任意の他のRLF関連タイマ若しくは故障関連タイマを停止する、
3>RLFカウンタN310、N311、N313、N314或いはRLM設定の影響を受け得る下位レイヤからのIS及びOOSインジケーションの任意の他のカウンタをクリアする、
3>もしあれば、VarRLF報告に含まれている情報をクリアする、
1>受信されたrlm-Configが、csi-RS-ResourcesToRemoveListを含む場合、
2>csi-RS-ResourcesToRemoveListに含まれた各csi-rs-Index値について、
3>整合するcsi-rs-Indexを有するエントリをcsi-RS-ResourcesToRemoveListから取り除く、
3>タイマT310、T312、T313及びRLMパラメータの影響を受け得る任意の他のRLF関連タイマ若しくは故障関連タイマを停止する、
3>RLFカウンタN310、N311、N313、N314或いはRLM設定の影響を受け得る下位レイヤからのIS及びOOSインジケーションの任意の他のカウンタをクリアする、
3>もしあれば、VarRLF報告に含まれている情報をクリアする、
1>受信されたrlm-Configが、RLM-IS-OOS-threhsoldConfigを含む場合、
2>RLM-IS-OOS-threhsoldConfigにおいて、受信されたインデックスに従って、BLERペア閾値を再設定する、そこでBLERペアへのインデックスマッピングはTS38.211に規定されている。
図9は、ある種の実施形態による、例示的無線ネットワークである。本明細書に記載の主題は、任意の適切な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムにおいて実装され得るが、本明細書で開示される実施形態は、図9に示された例示的ワイヤレスネットワークなど、ワイヤレスネットワークに関連して説明される。簡単にするために、図9のワイヤレスネットワークは、ネットワーク906、ネットワークノード960及び960b、並びにワイヤレスデバイス(WD:wireless device)910、910b、及び910cのみを示す。実際には、ワイヤレスネットワークは、ワイヤレスデバイス間の通信或いはワイヤレスデバイスと固定電話、サービスプロバイダ、又は任意の他のネットワークノード若しくはエンドデバイスなどの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに適した任意の付加的要素をさらに含み得る。図示された構成要素について、ネットワークノード960及びワイヤレスデバイス(WD)910は、さらに詳しく描かれている。一部の実施形態では、ネットワークノード960は、gNBなどの基地局でもよい。ある種の実施形態では、ワイヤレスデバイス910は、図19にさらに示されたユーザ機器でもよい。ワイヤレスネットワークは、ワイヤレスネットワークによって又はこれを介して提供されるサービスへのワイヤレスデバイスのアクセス及び/又はそのようなサービスのワイヤレスデバイスの使用を円滑にするために、通信及び他のタイプのサービスを1つ又は複数のワイヤレスデバイスに提供し得る。
ワイヤレスネットワークは、任意のタイプの通信、電気通信、データ、セルラ、及び/又は無線ネットワーク又は他の類似のタイプのシステムを備える、及び/又はそれらとインターフェースすることができる。一部の実施形態では、ワイヤレスネットワークは、特定の標準又は他のタイプの予め規定されたルール又はプロシージャに従って動作するように設定され得る。したがって、ワイヤレスネットワークの特定の実施形態は、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM:Global System for Mobile Communications)、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)及び/又は他の適切な2G、3G、4G、又は5G標準などの通信標準、IEEE802.11標準などのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:wireless local area network)標準、並びに/或いは、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、ブルートゥース、Z-Wave及び/又はZigBee標準などの任意の他の適切なワイヤレス通信標準を実装し得る。
ネットワーク906は、1つ又は複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN:public switched telephone network)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ワイヤードネットワーク、ワイヤレスネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、及び、デバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを備え得る。
ネットワークノード960及びWD910は、さらに詳しく後述される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、ワイヤレスネットワークにおいてワイヤレス接続を提供することなど、ネットワークノード及び/又はワイヤレスデバイス機能性を提供するために連携する。異なる実施形態において、ワイヤレスネットワークは、任意の数のワイヤード又はワイヤレスネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、ワイヤレスデバイス、リレー局、並びに/或いは、ワイヤード接続又はワイヤレス接続のいずれを介してでもデータ及び/又は信号の通信を円滑にする又はこれに参加する任意の他の構成要素又はシステムを備え得る。
本明細書では、ネットワークノードは、ワイヤレスデバイスへのワイヤレスアクセスを可能にする及び/又は提供するためにワイヤレスデバイスと及び/又はワイヤレスネットワーク内の他のネットワークノード又は機器と直接的又は間接的に通信する並びに/或いはワイヤレスネットワークにおいて他の機能(たとえば、管理)を実行する能力を有する、そのように設定された、配置された及び/又は動作可能な機器を指す。ネットワークノードの例は、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば、無線基地局、ノードB、発展型ノードB(eNB)及びNR NodeB(gNB))を含むが、これらに限定されない。基地局は、それらが提供するカバレッジの量(又は、つまり、それらの送信電力レベル)に基づいて分類することができ、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、又はマクロ基地局と呼ばれることもある。基地局は、リレーノード又はリレーを制御するリレードナーノードでもよい。ネットワークノードはまた、集中型デジタルユニット及び/又はリモート無線ユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)と時に称される、などの分散型無線基地局の1つ又は複数の(又はすべての)部分を含み得る。そのようなリモート無線ユニットは、アンテナ統合無線のようにアンテナと統合されても統合されなくてもよい。分散型無線基地局の部分は、分散型アンテナシステム(DAS:distributed antenna system)内のノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのさらなる例は、MSR BSなどのマルチスタンダード無線(MSR:multi-standard radio)機器、無線ネットワークコントローラ(RNC:radio network controller)又は基地局コントローラ(BSC:base station controller)などのネットワークコントローラ、基地局トランシーバ(BTS:base transceiver station)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャストコーディネーションエンティティ(MCE:multi-cell/multicast coordination entity)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、ポジショニングノード(たとえば、E-SMLC)、及び/又はMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、さらに詳しく後述するような仮想ネットワークノードでもよい。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、ワイヤレスネットワークへのアクセスをワイヤレスデバイスに可能にする及び/又は提供するための或いはワイヤレスネットワークにアクセスしたワイヤレスデバイスに何らかのサービスを提供するための能力を有する、そのように設定された、配置された、及び/又は動作可能な任意の適切なデバイス(又はデバイスのグループ)を表し得る。
図9において、ネットワークノード960は、処理回路970、デバイス可読媒体980、インターフェース990、補助機器988、電源986、電力回路987、及びアンテナ962を含む。図9の例示的ワイヤレスネットワークに示されたネットワークノード960は、ハードウェア構成要素の図示された組合せを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せを有するネットワークノードを備え得る。タスク、特徴、機能及び本明細書で開示される方法を実行するために必要とされるハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の適切な組合せをネットワークノードは備えることが、理解されよう。さらに、ネットワークノード960の構成要素は、より大きなボックス内に位置する又は複数のボックス内にネストされた単一ボックスとして図示されているが、実際には、ネットワークノードは、単一の図示された構成要素を構成する複数の異なる物理構成要素を備え得る(たとえば、デバイス可読媒体980は、複数の別個のハードドライブ並びに複数のRAMモジュールを備え得る)。
同様に、ネットワークノード960は、独自のそれぞれの構成要素をそれぞれが有し得る複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、NodeB構成要素及びRNC構成要素、又はBTS構成要素及びBSC構成要素など)で構成され得る。ネットワークノード960が複数の別個の構成要素(たとえば、BTS及びBSC構成要素)を備えるある種のシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つ又は複数は、いくつかのネットワークノードの間で共用され得る。たとえば、単一RNCは、複数のNodeBを制御し得る。そのようなシナリオでは、各固有のNodeB及びRNCペアは、場合によっては、単一の別個のネットワークノードと考えられ得る。一部の実施形態では、ネットワークノード960は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は、二重にされ得(たとえば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体980)、いくつかの構成要素は再使用され得る(たとえば、同じアンテナ962がRATによって共用され得る)。ネットワークノード960はまた、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、又はブルートゥースワイヤレス技術など、ネットワークノード960に統合された異なるワイヤレス技術のための様々な図示された構成要素の複数のセットを含み得る。これらのワイヤレス技術は、ネットワークノード960内の同じ又は異なるチップ又はチップのセット及び他の構成要素内に統合され得る。
処理回路970は、ネットワークノードによって提供されているものとして本明細書に記載された任意の判定、計算又は類似の動作(たとえば、ある種の取得動作)を実行するように設定される。処理回路970によって実行されるこれらの動作は、たとえば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報又は変換された情報をネットワークノードに記憶された情報と比較すること、及び/又は取得された情報又は変換された情報に基づいて1つ又は複数の動作を実行することによって、処理回路970によって取得された情報を処理すること、並びに前記処理の結果として判定を行うことを含み得る。
処理回路970は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は任意の他の適切なコンピューティングデバイスのうちの1つ又は複数の組合せ、資源、或いは、単独で又はデバイス可読媒体980などの他のネットワークノード960構成要素と併せて、ネットワークノード960機能を提供するように動作可能なハードウェア、ソフトウェア及び/又は符号化されたロジックの組合せを備え得る。たとえば、処理回路970は、デバイス可読媒体980に又は処理回路970内のメモリに記憶された命令を実行し得る。そのような機能性は、本明細書で論じられる様々なワイヤレス特徴、機能、又は利益のいずれかの提供を含み得る。一部の実施形態では、処理回路970は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
一部の実施形態では、処理回路970は、無線周波数(RF)トランシーバ回路972及びベースバンド処理回路974のうちの1つ又は複数を含み得る。一部の実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路972及びベースバンド処理回路974は、別個のチップ(又はチップのセット)、ボード、又は、無線ユニット及びデジタルユニットなどのユニット上でもよい。代替実施形態において、RFトランシーバ回路972及びベースバンド処理回路974の一部又はすべては、同じチップ又はチップのセット、ボード、又はユニット上でもよい。
ある種の実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNB又は他のそのようなネットワークデバイスによって提供されているものとしての本明細書に記載の機能性の一部又はすべては、デバイス可読媒体980又は処理回路970内のメモリに記憶された命令を実行する処理回路970によって実行され得る。代替実施形態において、機能性のうちの一部又はすべては、ハードワイヤード方式などで、別個の又はディスクリートデバイスの可読媒体に記憶された命令を実行することなしに処理回路970によって提供され得る。それらの実施形態のいずれにおいてでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行してもしなくても、処理回路970は、記載された機能を実行するように設定することができる。そのような機能によってもたらされる利益は、単独で処理回路970に又はネットワークノード960の他の構成要素に制限されないが、ネットワークノード960全体によって、並びに/或いは一般にエンドユーザ及びワイヤレスネットワークによって享受される。
デバイス可読媒体980は、処理回路970によって使用され得る情報、データ、及び/又は命令を記憶する永続記憶装置、ソリッドステートメモリ、リモートに搭載されたメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、取り外し可能記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)又はデジタル多用途ディスク(DVD))、及び/又は任意の他の揮発性又は不揮発性の、非一時的デバイス可読及び/又はコンピュータ実行可能なメモリデバイスを含むがこれらに限定されない、任意の形の揮発性又は不揮発性コンピュータ可読メモリを備え得る。デバイス可読媒体980は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、ロジック、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つ又は複数を含むアプリケーション、及び/又は処理回路970によって実行することができる及びネットワークノード960によって使用することができる他の命令を含む、任意の適切な命令、データ又は情報を記憶し得る。デバイス可読媒体980は、処理回路970によって行われる任意の計算及び/又はインターフェース990を介して受信される任意のデータを記憶するために使用され得る。一部の実施形態では、処理回路970及びデバイス可読媒体980は、統合されると考えられ得る。
インターフェース990は、ネットワークノード960、ネットワーク906、及び/又はWD910の間のシグナリング及び/又はデータのワイヤード又はワイヤレス通信において使用される。図示されているように、インターフェース990は、たとえば、ワイヤード接続を介してネットワーク906に及びネットワーク906から、データを送信及び受信するために、ポート/端末994を備える。インターフェース990はまた、アンテナ962に連結され得る又はある種の実施形態においてアンテナ962の一部であることがある、無線フロントエンド回路992を含む。無線フロントエンド回路992は、フィルタ998及び増幅器996を備える。無線フロントエンド回路992は、アンテナ962及び処理回路970に接続され得る。無線フロントエンド回路は、アンテナ962と処理回路970との間で通信される信号を調整するように設定され得る。無線フロントエンド回路992は、ワイヤレス接続を介して他のネットワークノード又はWDに送出されることになるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路992は、フィルタ998及び/又は増幅器996の組合せを使用する適切なチャンネル及び帯域幅パラメータを有する無線信号にデジタルデータを変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ962を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ962は、次いで無線フロントエンド回路992によってデジタルデータに変換される無線信号を収集し得る。デジタルデータは、処理回路970に渡され得る。他の実施形態において、インターフェースは、異なる構成要素及び/又は異なる組合せの構成要素を備え得る。
ある種の代替実施形態において、ネットワークノード960は、別個の無線フロントエンド回路992を含まないことがあり、代わりに、処理回路970が、無線フロントエンド回路を備え得、別個の無線フロントエンド回路992なしにアンテナ962に接続され得る。同様に、一部の実施形態では、すべての又は一部のRFトランシーバ回路972は、インターフェース990の一部と考えられ得る。さらに他の実施形態において、インターフェース990は、1つ又は複数のポート又は端末994、無線フロントエンド回路992、並びにRFトランシーバ回路972、無線ユニット(図示せず)の一部としての、を含み得、そして、インターフェース990は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路974と通信し得る。
アンテナ962は、ワイヤレス信号を送信及び/又は受信するように設定された、1つ又は複数のアンテナ、又はアンテナアレイを含み得る。アンテナ962は、無線フロントエンド回路990に結合され得、ワイヤレスにデータ及び/又は信号を送信及び受信する能力を有する任意のタイプのアンテナでもよい。一部の実施形態では、アンテナ962は、たとえば、2GHzと66GHzとの間で、無線信号を送信/受信するように動作可能な1つ又は複数の全方向性の、セクタ又はパネルアンテナを備え得る。全方向性アンテナは、任意の方向において無線信号を送信/受信するために使用され得、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するために使用され得、そして、パネルアンテナは、相対的に直線で無線信号を送信/受信するために使用されるサイトアンテナのラインでもよい。場合によっては、複数のアンテナの使用は、MIMOと称され得る。ある種の実施形態では、アンテナ962は、ネットワークノード960とは別個でもよく、インターフェース又はポートを介してネットワークノード960に接続可能になり得る。
アンテナ962、インターフェース990、及び/又は処理回路970は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書に記載された任意の受信動作及び/又はある種の取得動作を実行するように設定され得る。任意の情報、データ及び/又は信号が、ワイヤレスデバイス、別のネットワークノード及び/又は任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナ962、インターフェース990、及び/又は処理回路970は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書に記載された任意の送信動作を実行するように設定され得る。任意の情報、データ及び/又は信号が、ワイヤレスデバイス、別のネットワークノード及び/又は任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電力回路987は、電力管理回路を備え得る、又はこれに連結され得、本明細書に記載の機能性を実行するための電力をネットワークノード960の構成要素に供給するように設定される。電力回路987は、電源986から電力を受信し得る。電源986及び/又は電力回路987は、それぞれの構成要素に適した形でネットワークノード906の様々な構成要素に電力を提供する(たとえば、それぞれの構成要素のために必要とされる電圧及び電流レベルで)ように設定され得る。電源986は、電力回路987及び/又はネットワークノード960に含まれても、これらの外部でもよい。たとえば、ネットワークノード960は、電気ケーブルなどの入力回路又はインターフェースを介して外部電源(たとえば、電気コンセント)に接続可能になり得、それにより、外部電源が電力回路987に電力を供給する。さらなる例として、電源986は、電力回路987に接続された又はこれに統合された、バッテリ又はバッテリパックの形で電力のソースを備え得る。バッテリは、外部電源が切れた場合に非常用電源を提供し得る。光電池デバイスなどの他のタイプの電源もまた使用され得る。
ネットワークノード960の代替実施形態は、本明細書に記載の機能性及び/又は本明細書に記載の主題をサポートするために必要な任意の機能性のうちのいずれかを含む、ネットワークノードの機能性のある種の態様を提供する責任を負い得る図9に示されたものを超える追加の構成要素を含み得る。たとえば、ネットワークノード960は、ネットワークノード960への情報の入力を可能にするために、及びネットワークノード960からの情報の出力を可能にするために、ユーザインターフェース機器を含み得る。これは、ネットワークノード960のための診断、メンテナンス、修理、及び他の管理機能をユーザが実行することを可能にし得る。
本明細書では、ワイヤレスデバイス(WD)は、ネットワークノード及び/又は他のワイヤレスデバイスとワイヤレスに通信する能力を有する、そのように設定された、配置された及び/又は動作可能なデバイスを指す。特に断りのない限り、WDという用語は、ユーザ機器(UE)と同義で本明細書において使用され得る。ある種の実施形態では、ワイヤレスデバイス910は、図9及び19にさらに示されたユーザ機器でもよい。ワイヤレスに通信することは、電磁波、無線波、赤外線波、及び/又は電波を介して情報を伝えるのに適した他のタイプの信号を使用してワイヤレス信号を送信/受信することを含み得る。一部の実施形態では、WDは、直接の人間の相互作用なしに情報を送信及び/又は受信するように設定され得る。たとえば、WDは、内部又は外部イベントによってトリガされたとき、又はネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。WDの例は、スマートフォン、携帯電話、セルフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、ワイヤレスローカルループフォン、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスカメラ、ゲーム機又はデバイス、音楽記憶デバイス、再生装置、ウェアラブル端末デバイス、ワイヤレスエンドポイント、モバイル局、タブレット、ラップトップ、ラップトップ埋め込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、ワイヤレス顧客構内機器(CPE)。車両搭載ワイヤレス端末デバイスなどを含むが、これらに限定されない。WDは、たとえば、サイドリンク通信、車両対車両(V2V:vehicle-to-vehicle)、車両対インフラストラクチャ(V2I:vehicle-to-infrastructure)、車両対あらゆる物(V2X:vehicle-to-everything)の3GPP標準を実装することによって、デバイス対デバイス(D2D)通信をサポートすることができ、この場合、D2D通信デバイスと称され得る。さらに別の特定の例として、IoT(Internet of Things)シナリオにおいて、WDは、モニタリング及び/又は測定を実行する及びそのようなモニタリング及び/又は測定の結果を別のWD及び/又はネットワークノードに送信するマシン又は他のデバイスを表し得る。WDは、この場合、3GPPコンテキストではMTCデバイスと称され得るマシン対マシン(M2M)デバイスでもよい。1つの特定の例として、WDは、3GPP NB-IoT(narrow band internet of things)標準を実装するUEでもよい。そのようなマシン又はデバイスの具体的な例は、センサ、電力メータなどの計測デバイス、産業マシン、又は家庭用若しくは個人用器具(たとえば、冷蔵庫、テレビジョンなど)、パーソナルウェアラブル(たとえば、腕時計、フィットネストラッカなど)である。他のシナリオにおいて、WDは、その動作状況の監視及び/又は報告或いはその動作に関連する他の機能の能力を有する車両又は他の機器を表し得る。前述のようなWDは、ワイヤレス接続のエンドポイントを表し得、その場合、デバイスはワイヤレス端末と称され得る。さらに、前述のようなWDは、モバイルでもよく、その場合、それはモバイルデバイス又はモバイル端末とも称され得る。
図示されているように、ワイヤレスデバイス910は、アンテナ911、インターフェース914、処理回路920、デバイス可読媒体930、ユーザインターフェース機器932、補助機器934、電源936及び電力回路937を含む。WD910は、たとえば、少し例を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、又はブルートゥースワイヤレス技術など、WD910によってサポートされる異なるワイヤレス技術のための、図示された構成要素のうちの1つ又は複数の構成要素の複数のセットを含み得る。これらのワイヤレス技術は、WD910内の他の構成要素と同じ又は異なるチップ又はチップのセットに統合され得る。
アンテナ911は、ワイヤレス信号を送信及び/又は受信するように設定された1つ又は複数のアンテナ又はアンテナアレイを含み得、インターフェース914に接続される。ある種の代替実施形態において、アンテナ911は、WD910とは別個でもよく、インターフェース又はポートを介してWD910に接続可能になり得る。アンテナ911、インターフェース914、及び/又は処理回路920は、WDによって実行されるものとして本明細書に記載されている任意の受信又は送信動作を実行するように設定され得る。任意の情報、データ及び/又は信号が、ネットワークノード及び/又は別のWDから受信され得る。一部の実施形態では、無線フロントエンド回路及び/又はアンテナ911は、インターフェースと考えられ得る。
図示されているように、インターフェース914は、無線フロントエンド回路912及びアンテナ911を備える。無線フロントエンド回路912は、1つ又は複数のフィルタ918及び増幅器916を備える。無線フロントエンド回路914は、アンテナ911及び処理回路920に接続され、アンテナ911と処理回路920との間で通信される信号を調整するように設定される。無線フロントエンド回路912は、アンテナ911に連結され得る、又はアンテナ911の一部でもよい。一部の実施形態では、WD910は、別個の無線フロントエンド回路912を含まないことがあり、そうではなくて、処理回路920は、無線フロントエンド回路を備え得、アンテナ911に接続され得る。同様に、一部の実施形態では、RFトランシーバ回路922の一部又はすべては、インターフェース914の一部と考えられ得る。無線フロントエンド回路912は、ワイヤレス接続を介して他のネットワークノード又はWDに送出されることになるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路912は、フィルタ918及び/又は増幅器916の組合せを使用して適切なチャンネル及び帯域幅パラメータを有する無線信号にデジタルデータを変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ911を介して送信され得る。同様に、データを受信しているとき、アンテナ911は、次いで無線フロントエンド回路912によってデジタルデータに変換される、無線信号を収集し得る。デジタルデータは、処理回路920に渡され得る。他の実施形態において、インターフェースは、異なる構成要素及び/又は異なる組合せの構成要素を備え得る。
処理回路920は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は任意の他の適切なコンピューティングデバイスのうちの1つ又は複数の組合せ、資源、或いは、単独で又はデバイス可読媒体930などの他のWD910構成要素と連動して、WD910機能性を提供するように動作可能なハードウェア、ソフトウェア、及び/又は符号化されたロジックの組合せを備え得る。そのような機能性は、本明細書で論じられる様々なワイヤレス特徴又は利益のいずれかの提供を含み得る。たとえば、処理回路920は、本明細書で開示される機能性を提供するために、デバイス可読媒体930に又は処理回路920内のメモリに記憶された命令を実行し得る。特定の実施形態において、ワイヤレスデバイス910の処理回路920は、図18にさらに示された方法を実行し得る。
図示されているように、処理回路920は、RFトランシーバ回路922、ベースバンド処理回路924、及びアプリケーション処理回路926のうちの1つ又は複数を含む。他の実施形態において、処理回路は、異なる構成要素及び/又は異なる組合せの構成要素を備え得る。ある種の実施形態では、WD910の処理回路920は、SOCを備え得る。一部の実施形態では、RFトランシーバ回路922、ベースバンド処理回路924、及びアプリケーション処理回路926は、別個のチップ又はチップのセット上にあることがある。代替実施形態において、ベースバンド処理回路924及びアプリケーション処理回路926の一部又はすべては、1つのチップ又はチップのセット内に結合され得、RFトランシーバ回路922は、別個のチップ又はチップのセット上にあってもよい。さらに代替実施形態において、RFトランシーバ回路922及びベースバンド処理回路924の一部又はすべては、同じチップ又はチップのセット上にあることがあり、アプリケーション処理回路926は、別個のチップ又はチップのセット上にあることがある。さらに他の代替実施形態において、RFトランシーバ回路922、ベースバンド処理回路924、及びアプリケーション処理回路926の一部又はすべては、同じチップ又はチップのセット内に結合され得る。一部の実施形態では、RFトランシーバ回路922は、インターフェース914の一部でもよい。RFトランシーバ回路922は、処理回路920のRF信号を調整し得る。
ある種の実施形態では、WDによって実行されるものとして本明細書に記載の機能性の一部又はすべては、ある種の実施形態ではコンピュータ可読記憶媒体であることがある、デバイス可読媒体930に記憶された命令を実行する処理回路920によって提供され得る。代替実施形態において、機能性の一部の又はすべては、ハードワイヤード方式などで、別個の又はディスクリートデバイスの可読記憶媒体に記憶された命令を実行することなしに処理回路920によって提供され得る。それらの特定の実施形態のいずれかにおいて、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行してもしなくても、処理回路920は、記載された機能性を実行するように設定することができる。そのような機能性によって提供される利益は、単独で処理回路920に又はWD910の他の構成要素に限定されず、全体としてのWD910によって、及び/又は一般にエンドユーザ及びワイヤレスネットワークによって、享受される。
処理回路920は、WDによって実行されるものとして本明細書に記載された任意の決定、計算、又は類似の動作(たとえば、ある種の取得動作)を実行するように設定され得る。処理回路920によって実行されるものとしての、これらの動作は、たとえば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報又は変換された情報をWD910によって記憶された情報と比較すること、及び/又は取得された情報又は変換された情報に基づいて1つ又は複数の動作を実行することにより、処理回路920によって取得された情報を処理すること、並びに前記処理の結果として判定を行うことを含み得る。
デバイス可読媒体930は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、ロジック、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つ又は複数を含むアプリケーション及び/又は処理回路920によって実行することが可能な他の命令を記憶するように動作可能になり得る。デバイス可読媒体930は、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)又は読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、取り外し可能記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)又はデジタルビデオディスク(DVD))、及び/又は処理回路920によって使用され得る情報、データ、及び/又は命令を記憶する任意の他の揮発性又は不揮発性の、非一時的デバイス可読及び/又はコンピュータ実行可能メモリデバイスを含み得る。一部の実施形態では、処理回路920及びデバイス可読媒体930は、統合されたものとして考えられ得る。
ユーザインターフェース機器932は、人間のユーザがWD910と相互作用することを可能にする構成要素を提供し得る。そのような相互作用は、視覚、聴覚、触覚などの多数の形態をとり得る。ユーザインターフェース機器932は、ユーザへの出力を生み出すように及びユーザが入力をWD910に提供することを可能にするように動作可能になり得る。相互作用のタイプは、WD910にインストールされたユーザインターフェース機器932のタイプに応じて変化し得る。たとえば、WD910がスマートフォンである場合には、相互作用はタッチスクリーンを介し得、WD910がスマートメーターである場合には、相互作用は、使用量(たとえば、使用されたガロン数)を提供するスクリーン又は警報音を提供する(たとえば、煙が検知された場合に)スピーカを介し得る。ユーザインターフェース機器932は、入力インターフェース、デバイス及び回路と、出力インターフェース、デバイス及び回路とを含み得る。ユーザインターフェース機器932は、WD910への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路920に接続されて処理回路920が入力情報を処理することを可能にする。ユーザインターフェース機器932は、たとえば、マイクロフォン、近接若しくは他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つ又は複数のカメラ、USBポート、又は他の入力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器932はまた、WD910からの情報の出力を可能にするように、及び処理回路920がWD910から情報を出力することを可能にするように設定される。ユーザインターフェース機器932は、たとえば、スピーカ、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、又は他の出力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器932の1つ又は複数の入力及び出力インターフェース、デバイス、及び回路を使用し、WD910は、エンドユーザ及び/又はワイヤレスネットワークと通信することができ、それらが本明細書に記載の機能性から利益を得ることを可能にし得る。
補助機器934は、WDによって一般に実行されないことがあるより多くの特定の機能性を提供するように動作可能である。これは、様々な目的で測定を行うための専門のセンサ、ワイヤード通信などの付加的タイプの通信のためのインターフェースなどを備え得る。補助機器934の構成要素の包含及びタイプは、実施形態及び/又はシナリオに応じて異なり得る。
一部の実施形態では、電源936は、バッテリ又はバッテリパックの形でもよい。外部電源(たとえば、電気コンセント)、光電池デバイス又は動力電池など、他のタイプの電源もまた使用され得る。WD910はさらに、本明細書に記載又は示された任意の機能性を実行するために電源936からの電力を必要とするWD910の様々な部分に電源936から電力を届けるための電力回路937を備え得る。ある種の実施形態では、電力回路937は、電力管理回路を備え得る。電力回路937は、付加的に又は別法として外部電源から電力を受信するように動作可能になり得、その場合、WD910は、入力回路又は電気動力ケーブルなどのインターフェースを介して外部電源(電気コンセントなど)に接続可能になり得る。ある種の実施形態では、電力回路937はまた、外部電源から電源936に電力を届けるように動作可能になり得る。これは、たとえば、電源936の充電のためでもよい。電力回路937は、任意のフォーマッティング、変換、又は他の修正を電源936からの電力に実行して、電力を、電力が供給される先のWD910のそれぞれの構成要素に適するようにさせることができる。
図10は、本明細書に記載の様々な態様によるUEの1つの実施形態を示す。本明細書では、ユーザ機器又はUEは、関連デバイスを所有及び/又は操作する人間ユーザという意味でのユーザを必ずしも有さないことがある。そうではなく、UEは、人間ユーザへの販売、又は人間ユーザによる操作向けに意図されるが、特定の人間ユーザに関連付けられていないことがある、又は最初は特定の人間ユーザに関連付けられていないことがあるデバイスを表し得る(たとえば、スマートスプリンクラコントローラ)。別法として、UEは、エンドユーザへの販売又はエンドユーザによる操作向けに意図されていないが、ユーザの利益に関連し得る又はユーザの利益のために操作され得るデバイスを表し得る(たとえば、スマート電力メータ)。UE1000は、NB-IoT UE、MTC UE、及び/又は拡張MTC(eMTC:enhanced MTC)UEを含む、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)によって識別された任意のUEでもよい。図10に示されているような、UE1000は、3GPPのGSM、UMTS、LTE、及び/又は5G標準など、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)によって公表された1つ又は複数の通信標準による通信向けに設定されたWDの一例である。ある種の実施形態では、ユーザ機器1000は、図19にさらに示されるユーザ機器でもよい。前述のように、WD及びUEという用語は、置き換え可能に使用され得る。したがって、図10はUEであるが、本明細書で論じられる構成要素は、WDに同等に適用可能であり、逆もまた同様である。
図10では、UE1000は、入力/出力インターフェース1005、無線周波数(RF)インターフェース1009、ネットワーク接続インターフェース1011、ランダムアクセスメモリ(RAM)1017、読取り専用メモリ(ROM)1019、及び記憶媒体1021などを含むメモリ1015、通信サブシステム1031、電源1033、及び/又は任意の他の構成要素、或いはその任意の組合せに動作可能なように連結された、処理回路1001を含む。記憶媒体1021は、オペレーティングシステム1023、アプリケーションプログラム1025、及びデータ1027を含む。他の実施形態において、記憶媒体1021は、他の類似のタイプの情報を含み得る。ある種のUEは、図10に示されたすべての構成要素、又はそれらの構成要素のサブセットのみを使用し得る。構成要素間の統合のレベルは、UEによって異なり得る。さらに、ある種のUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信器、受信器などの構成要素の複数のインスタンスを含み得る。
図10では、処理回路1001は、コンピュータ命令及びデータを処理するように設定され得る。処理回路1001は、1つ又は複数のハードウェア実装された状態マシン(たとえば、離散的なロジック、FPGA、ASICなどにおける)など、メモリ内のマシン可読コンピュータプログラムとして記憶されたマシン命令を実行するように動作可能な任意の順次状態マシン、適切なファームウェアと一緒のプログラマブルロジック、適切なソフトウェアと一緒の、マイクロプロセッサ又はデジタル信号プロセッサ(DSP)などの、1つ又は複数の記憶されたプログラム、汎用プロセッサ、或いは前記の任意の組合せを実装するように設定され得る。たとえば、処理回路1001は、2つの中央処理装置(CPU)を含み得る。データは、コンピュータによる使用に適した形の情報でもよい。
図示された実施形態では、入力/出力インターフェース1005は、通信インターフェースを入力デバイス、出力デバイス、或いは、入力及び出力デバイスに提供するように設定され得る。UE1000は、入力/出力インターフェース1005を介して出力デバイスを使用するように設定され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用し得る。たとえば、USBポートは、UE1000への入力及びUE1000からの出力を提供するために使用され得る。出力デバイスは、スピーカ、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、又はその任意の組合せでもよい。UE1000は、ユーザがUE1000内に情報をキャプチャすることを可能にするために入力/出力インターフェース1005を介して入力デバイスを使用するように設定され得る。入力デバイスは、タッチセンサ式又はプレゼンスセンサ式ディスプレイ、カメラ(たとえば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサ、マウス、トラックボール、方向性パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含み得る。プレゼンスセンサ式ディスプレイは、ユーザからの入力を感知するための容量性又は抵抗性タッチセンサを含み得る。センサは、たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、傾斜センサ、力センサ、磁力計、光センサ、近接センサ、別の同様のセンサ、又はその任意の組合せでもよい。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、及び光センサでもよい。
図10では、RFインターフェース1009は、送信器、受信器、及びアンテナなどのRF構成要素に通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース1011は、通信インターフェースをネットワーク1043aに提供するように設定され得る。ネットワーク1043aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、ワイヤレスネットワーク、電気通信ネットワーク、別の同様のネットワーク又はその任意の組合せなど、ワイヤード及び/又はワイヤレスネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク1043aは、Wi-Fiネットワークを備え得る。ネットワーク接続インターフェース1011は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなどの1つ又は複数の通信プロトコルによる通信ネットワークを介して1つ又は複数の他のデバイスと通信するために使用される受信器及び送信器インターフェースを含むように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース1011は、通信ネットワークリンク(たとえば、光、電気など)に適した受信器及び送信器機能性を実装し得る。送信器及び受信器機能は、回路構成要素、ソフトウェア又はファームウェアを共用し得、或いは別法として別個に実装され得る。
RAM1017は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、及びデバイスドライバなどのソフトウェアプログラムの実行中にデータ又はコンピュータ命令の記憶又はキャッシュを行うために処理回路1001にバス1002を介してインターフェースするように設定され得る。ROM1019は、コンピュータ命令又はデータを処理回路1001に提供するように設定され得る。たとえば、ROM1019は、基本入力及び出力(I/O)、スタートアップ、又は不揮発性メモリに記憶されたキーボードからのキーストロークの受信などの基本システム機能のための不変の低レベルシステムコード又はデータを記憶するように設定され得る。記憶媒体1021は、RAM、ROM、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピディスク、ハードディスク、取り外し可能カートリッジ、又はフラッシュドライブなどのメモリを含むように設定され得る。1つの例では、記憶媒体1021は、オペレーティングシステム1023、ウェブブラウザアプリケーションなどのアプリケーションプログラム1025、ウィジェット若しくはガジェットエンジン又は別のアプリケーション、及びデータファイル1027を含むように設定され得る。記憶媒体1021は、UE1000によって使用するために、バラエティ豊かな様々なオペレーティングシステムのいずれか又はオペレーティングシステムの組合せを記憶し得る。
記憶媒体1021は、RAID(redundant array of independent disk)、フロッピディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD:high-density digital versatile disc)光ディスクドライブ、内部ハードディスクドライブ、ブルーレイ光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストレージ(HDDS:holographic digital data storage)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM:mini-dual in-line memory module)、同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:synchronous dynamic random access memory)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュール若しくは取り外し可能ユーザ識別(SIM/RUIM:subscriber identity module or a removable user identity)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、或いはその任意の組合せなどのいくつかの物理ドライブユニットを含むように設定され得る。記憶媒体1021は、UE1000が、一時的又は非一時的メモリ媒体に記憶された、コンピュータで実行可能な命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスすること、データをオフロードすること、或いはデータをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを使用するものなどの製造品は、デバイス可読媒体を備え得る記憶媒体1021において有形に実施され得る。
図10において、処理回路1001は、通信サブシステム1031を使用するネットワーク1043bと通信するように設定され得る。ネットワーク1043a及びネットワーク1043bは、1つ又は複数の同じネットワーク或いは1つ又は複数の異なるネットワークでもよい。通信サブシステム1031は、ネットワーク1043bと通信するために使用される1つ又は複数のトランシーバを含むように設定され得る。たとえば、通信サブシステム1031は、IEEE802.5、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなどの1つ又は複数の通信プロトコルによる無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、又は基地局など、ワイヤレス通信の能力を有する別のデバイスの1つ又は複数のリモートトランシーバと通信するために使用される1つ又は複数のトランシーバを含むように設定され得る。各トランシーバは、それぞれ、RANリンクに適した送信器又は受信器機能性(たとえば、周波数割当てなど)を実装するために送信器1033及び/又は受信器1035を含み得る。さらに、各トランシーバの送信器1033及び受信器1035は、回路構成要素、ソフトウェア又はファームウェアを共用し得る、或いは別法として別個に実装され得る。
図示された実施形態において、通信サブシステム1031の通信機能は、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、ブルートゥースなどの短距離通信、近距離無線通信、位置を判定するためのグローバルポジショニングシステム(GPS)の使用などの位置ベースの通信、別の同様の通信機能、或いはその任意の組合せを含み得る。たとえば、通信サブシステム1031は、セルラ通信、Wi-Fi通信、ブルートゥース通信、及びGPS通信を含み得る。ネットワーク1043bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、ワイヤレスネットワーク、電気通信ネットワーク、別の同様のネットワーク又はその任意の組合せなど、ワイヤード及び/又はワイヤレスネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク1043bは、セルラネットワーク、Wi-Fiネットワーク、及び/又は近距離無線ネットワークでもよい。電源1013は、交流(AC)又は直流(DC)電力をUE1000の構成要素に提供するように設定され得る。
本明細書に記載の特徴、利益及び/又は機能は、UE1000の構成要素のうちの1つにおいて実装され得る、又はUE1000の複数の構成要素を横断して分割され得る。さらに、本明細書に記載の特徴、利益、及び/又は機能は、ハードウェア、ソフトウェア又はファームウェアの任意の組合せにおいて実装され得る。1つの例では、通信サブシステム1031は、本明細書に記載の構成要素のいずれかを含むように設定され得る。さらに、処理回路1001は、バス1002を介してそのような構成要素のいずれかと通信するように設定され得る。別の例では、そのような構成要素のいずれかは、処理回路1001によって実行されたときに本明細書に記載の対応する機能を実行するメモリに記憶されたプログラム命令によって表され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの構成要素の機能性は、処理回路1001と通信サブシステム1031との間で分割され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの構成要素の非計算集約的機能は、ソフトウェア又はファームウェアにおいて実装され得、計算集約的機能は、ハードウェアにおいて実装され得る。
図11は、ある種の実施形態による、例示的仮想化環境を示す。図11は、一部の実施形態によって実装される機能が仮想化され得る仮想化環境1100を示す概略的ブロック図である。これに関連して、仮想化は、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイス及びネットワーク資源の仮想化を含み得る装置又はデバイスの仮想バージョンの作成を意味する。本明細書では、仮想化は、ノード(たとえば、仮想化された基地局又は仮想化された無線アクセスノード)に或いはデバイス(たとえば、UE、ワイヤレスデバイス又は任意の他のタイプの通信デバイス)又はその構成要素に適用することができ、機能性の少なくとも一部分が1つ又は複数の仮想構成要素として実装される(たとえば、1つ又は複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想マシン又は1つ又は複数のネットワーク内の1つ又は複数の物理処理ノードで実行するコンテナを介して)実装形態に関する。
一部の実施形態では、本明細書に記載の機能の一部又はすべては、ハードウェアノード1130のうちの1つ又は複数によってホストされる1つ又は複数の仮想環境1100において実装された1つ又は複数の仮想マシンによって実行される仮想構成要素として実装され得る。さらに、仮想ノードが無線アクセスノードではない又は無線接続性(たとえば、コアネットワークノード)を必要としない実施形態では、そのとき、ネットワークノードは、完全に仮想化され得る。
本機能は、本明細書で開示される実施形態のうちのいくつかの実施形態の特徴、機能、及び/又は利益のうちのいくつかを実装するように動作可能な1つ又は複数のアプリケーション1120(ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと別称され得る)によって実装され得る。アプリケーション1120は、処理回路1160及びメモリ1190を備えるハードウェア1130を提供する仮想化環境1100において実行される。メモリ1190は、処理回路1160によって実行可能な命令1195を含み、それにより、アプリケーション1120は、本明細書で開示される特徴、利益、及び/又は機能のうちの1つ又は複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境1100は、民生(COTS:commercial off-the-shelf)プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、或いはデジタル若しくはアナログハードウェア構成要素又は専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路でもよい、1セットの1つ又は複数のプロセッサ又は処理回路1160を備えた、汎用又は専用ネットワークハードウェアデバイス1130を備える。各ハードウェアデバイスは、命令1195又は処理回路1160によって実行されるソフトウェアを一時的に記憶するための非永続メモリでもよいメモリ1190-1を備え得る。各ハードウェアデバイスは、物理ネットワークインターフェース1180を含む、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つ又は複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC:network interface controller)1170を備え得る。各ハードウェアデバイスはまた、ソフトウェア1195がそこに記憶された非一時的、永続的、マシン可読記憶媒体1190-2、及び/又は処理回路1160によって実行可能な命令を含み得る。ソフトウェア1195は、1つ又は複数の仮想化レイヤ1150(ハイパーバイザとも呼ばれる)のインスタンスを作成するためのソフトウェア、仮想マシン1140を実行するためのソフトウェア、並びに本明細書に記載のいくつかの実施形態に関連して記載された機能、特徴及び/又は利益をそれが実行することを可能にするソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシン1140は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキング又はインターフェース及び仮想ストレージを備え、対応する仮想化レイヤ1150又はハイパーバイザによって実行され得る。仮想アプライアンス1120のインスタンスの異なる実施形態は、仮想マシン1140のうちの1つ又は複数で実装され得、実装形態は、異なる形で行われ得る。
動作中、処理回路1160は、仮想マシンモニタ(VMM:virtual machine monitor)と時に称されることがあるハイパーバイザ又は仮想化レイヤ1150のインスタンスを作成するために、ソフトウェア1195を実行する。仮想化レイヤ1150は、仮想マシン1140にネットワーキングハードウェアのように見える仮想オペレーティングプラットフォームを示し得る。
図11に示されるように、ハードウェア1130は、一般又は特定の構成要素を有するスタンドアロンネットワークノードでもよい。ハードウェア1130は、アンテナ11225を備え得、仮想化を介していくつかの機能を実装し得る。別法として、ハードウェア1130は、多数のハードウェアノードが連携する及び、とりわけアプリケーション1120のライフサイクル管理を監督する、管理及び編成(MANO:management and orchestration)11100を介して管理される、ハードウェアのより大きなクラスタ(たとえば、データセンタ又は顧客構内機器(CPE)内など)の一部でもよい。
ハードウェアの仮想化は、いくつかの文脈では、ネットワーク機能仮想化(NFV:network function virtualization)と称される。NFVは、データセンタ及び顧客構内機器内に置かれ得る、業界標準高容量サーバハードウェア、物理スイッチ、及び物理ストレージに多数のネットワーク機器タイプを統合するために使用され得る。
NFVとの関連で、仮想マシン1140は、プログラムが物理的な非仮想化マシンで実行していたかのようにプログラムを実行する物理マシンのソフトウェア実装形態でもよい。それぞれの仮想マシン1140、及びその仮想マシンを実行するハードウェア1130のその部分は、それがその仮想マシン専用のハードウェア及び/又は他の仮想マシン1140とその仮想マシンによって共用されるハードウェアであれば、別個の仮想ネットワーク要素(VNE)を形成する。
さらにNFVに関連して、仮想ネットワーク機能(VNF:Virtual Network Function)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ1130の最上部の1つ又は複数の仮想マシン1140において実行する特定のネットワーク機能を処理する責任を有し、図11のアプリケーション1120に対応する。
一部の実施形態では、1つ又は複数の送信器11220及び1つ又は複数の受信器11210をそれぞれ含む1つ又は複数の無線ユニット11200は、1つ又は複数のアンテナ11225に連結され得る。無線ユニット11200は、1つ又は複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード1130と直接通信することができ、無線アクセスノード又は基地局などの無線能力を有する仮想ノードを提供するために仮想構成要素と組み合わせて使用され得る。
一部の実施形態では、一部のシグナリングは、別法としてハードウェアノード1130と無線ユニット11200との間の通信のために使用され得る制御システム11230の使用の影響を受け得る。
図12は、ある種の実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された例示的電気通信ネットワークを示す。図12を参照すると、一実施形態によれば、通信システムは、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク1211及びコアネットワーク1214を備える、3GPPタイプのセルラネットワークなどの電気通信ネットワーク1210を含む。アクセスネットワーク1211は、それぞれが対応するカバレッジエリア1213a、1213b、1213cを規定する、NB、eNB、gNB又は他のタイプのワイヤレスアクセスポイントなどの複数の基地局1212a、1212b、1212cを備える。各基地局1212a、1212b、1212cは、ワイヤード又はワイヤレス接続1215を介してコアネットワーク1214に接続可能である。カバレッジエリア1213c内に置かれた第1のUE1291は、対応する基地局1212cにワイヤレスで接続される又は対応する基地局1212cによってページングされるように設定され得る。カバレッジエリア1213a内の第2のUE1292は、対応する基地局1212aにワイヤレスに接続可能である。複数のUE1291、1292が本例では図示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア内にある又は唯一のUEが対応する基地局1212に接続している状況に同等に適用可能である。ある種の実施形態では、複数のUE1291、1292は、図19に関して説明されるようなユーザ機器でもよい。
電気通信ネットワーク1210自体は、ホストコンピュータ1230に接続され、ホストコンピュータ1230は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装されたサーバ、分散型サーバのハードウェア及び/又はソフトウェアにおいて或いはサーバファーム内の処理資源として実施され得る。ホストコンピュータ1230は、サービスプロバイダの所有権又は制御の下にあってもよく、或いはサービスプロバイダによって又はサービスプロバイダのために動作させられ得る。電気通信ネットワーク1210とホストコンピュータ1230との接続1221及び1222は、コアネットワーク1214からホストコンピュータ1230に直接延びてもよく、或いはオプションの中間ネットワーク1220を介してもよい。中間ネットワーク1220は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク又はホスト型ネットワークのうちの1つ、又はそれらのうちの2つ以上の組合せでもよく、中間ネットワーク1220は、もしあるなら、バックボーンネットワーク又はインターネットでもよく、具体的には、中間ネットワーク1220は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
全体としての図12の通信システムは、接続されたUE1291、1292及びホストコンピュータ1230の間の接続性を有効にする。接続性は、オーバーザトップ(OTT:over-the-top)接続1250として説明され得る。ホストコンピュータ1230及び接続されたUE1291、1292は、媒介としてアクセスネットワーク1211、コアネットワーク1214、任意の中間ネットワーク1220及び可能なさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を使用し、OTT接続1250を介してデータ及び/又はシグナリングを通信するように設定される。OTT接続1250は、OTT接続1250が通過する参加通信デバイスはアップリンク及びダウンリンク通信のルーティングを認識しないという意味で、透過的になり得る。たとえば、基地局1212は、接続されたUE1291に転送される(たとえば、ハンドオーバされる)ことになるホストコンピュータ1230に由来するデータとの着信ダウンリンク通信の過去のルーティングに関して知らされないことがある、又は知らされる必要はない。同様に、基地局1212は、UE1291からホストコンピュータ1230に向けて始められる外向きのアップリンク通信の未来のルーティングを認識する必要はない。
図13は、いくつかの実施形態による、部分的にワイヤレスな接続を介してユーザ機器と基地局を介して通信する例示的ホストコンピュータを示す。前段落で論じられたUE、基地局及びホストコンピュータの一実施形態による例示的実装形態について、図13を参照して、ここで説明する。通信システム1300では、ホストコンピュータ1310は、通信システム1300の異なる通信デバイスのインターフェースとのワイヤード又はワイヤレス接続をセットアップ及び維持するように設定された通信インターフェース1316を含むハードウェア1315を備える。ホストコンピュータ1310はさらに、ストレージ及び/又は処理能力を有し得る処理回路1318を備える。具体的には、処理回路1318は、1つ又は複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、或いは命令を実行するようになされたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ1310はさらに、ホストコンピュータ1310に記憶された若しくはこれによってアクセス可能な及び処理回路1318によって実行可能な、ソフトウェア1311を備える。ソフトウェア1311は、ホストアプリケーション1312を含む。ホストアプリケーション1312は、UE1330及びホストコンピュータ1310で終了するOTT接続1350を介して接続するUE1330など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能になり得る。サービスのリモートユーザへの提供において、ホストアプリケーション1312は、OTT接続1350を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム1300はさらに、電気通信システムにおいて提供される並びにホストコンピュータ1310と及びUE1330とそれが通信することを可能にするハードウェア1325を備える、基地局1320を含む。ハードウェア1325は、通信システム1300の異なる通信デバイスのインターフェースとのワイヤード又はワイヤレス接続をセットアップ及び維持するための通信インターフェース1326、並びに基地局1320によってサービスされるカバレッジエリア(図13には図示せず)内に置かれたUE1330とのワイヤレス接続1370を少なくともセットアップ及び維持するための無線インターフェース1327を含み得る。通信インターフェース1326は、ホストコンピュータ1310への接続1360を円滑にするように設定され得る。接続1360は直接でもよく、或いは、接続1360は、電気通信システムのコアネットワーク(図13に示さず)を通過及び/又は電気通信システム外部の1つ又は複数の中間ネットワークを通過してもよい。示された実施形態では、基地局1320のハードウェア1325はさらに、1つ又は複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は命令を実行するようになされたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る、処理回路1328を含む。基地局1320はさらに、内部に記憶された又は外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア1321を有する。
通信システム1300はさらに、既に言及されたUE1330を含む。ある種の実施形態において、UE1330は、図19に関して記述されたようなユーザ機器でもよい。それのハードウェア1335は、UE1330が現在位置しているカバレッジエリアにサーブする基地局との無線接続1370をセットアップ及び保持するように設定された無線インターフェース1337を含み得る。UE1330のハードウェア1335はさらに、1つ又は複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ或いは命令を実行するようになされたこれらの組合せ(図示せず)を含み得る、処理回路1338を含む。UE1330はさらに、UE1330に記憶された或いはUE1330によってアクセス可能及び処理回路1338によって実行可能な、ソフトウェア1331を備える。ソフトウェア1331は、クライアントアプリケーション1332を含む。クライアントアプリケーション1332は、ホストコンピュータ1310のサポートを有して、UE1330を介して人間又は非人間ユーザにサービスを提供するように動作可能になり得る。ホストコンピュータ1310において、ホストアプリケーション1312を実行することで、UE1330及びホストコンピュータ1310において終了するOTT接続1350を介して、実行中のクライアントアプリケーション1332と通信し得る。ユーザへのサービスの提供において、クライアントアプリケーション1332は、ホストアプリケーション1312から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続1350は、要求データ及びユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション1332は、それが提供するユーザデータを生成するために、ユーザと相互作用し得る。
図13に示されたホストコンピュータ1310と、基地局1320と、UE1330とは、それぞれ、図12のホストコンピュータ1230と、基地局1212a、1212b、1212cのうちの1つと、UE1291、1292のうちの1つと類似する又は同一であってもよいことに留意されたい。すなわち、これらのエンティティの内部の動きは、図13に示されるようでもよく、独立して、周囲のネットワークトポロジは、図12のそれでもよい。
図13において、OTT接続1350は、媒介デバイスの明示的参照及びこれらのデバイスを介するメッセージの正確なルーティングなしに、基地局1320を介するホストコンピュータ1310とUE1330との通信を説明するために抽象的に描かれてある。ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを判定することができ、それは、UE1330から若しくはサービスプロバイダオペレーティングホストコンピュータ1310から又はその両方から隠すように設定され得る。OTT接続1350がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、それがルーティングを動的に変更する判定(たとえば、ネットワークの負荷バランシング検討又は再設定に基づく)をさらに行うことができる。
UE1330と基地局1320との間のワイヤレス接続1370は、本開示を通じて説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つ又は複数は、ワイヤレス接続1370が最後のセグメントを形成する、OTT接続1350を使用してUE1330に提供されるOTTサービスのパフォーマンスを改善する。より厳密には、これらの実施形態の教示は、送信バッファにおける冗長データの処理を改善し、それにより、無線資源利用の効率の改善(たとえば、冗長データを送信しないこと)並びに新データの受信の遅延の低減(たとえば、バッファ内の冗長データを取り除くことによって、新データが、より早く送信され得る)などの利益をもたらす。
測定プロシージャは、1つ又は複数の実施形態が改善するモニタリングデータレート、レイテンシ及び他の要因を目的として、提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ1310とUE1330との間のOTT接続1350を再設定するためのオプションのネットワーク機能性がさらに存在し得る。測定プロシージャ及び/又はOTT接続1350を再設定するためのネットワーク機能性は、ホストコンピュータ1310のソフトウェア1311及びハードウェア1315において、又はUE1330のソフトウェア1331及びハードウェア1335において、又はその両方で実装され得る。実施形態において、センサ(図示せず)は、OTT接続1350が通過する通信デバイスにおいて又はそのような通信デバイスに関連して配備され得、センサは、上記で例示されたモニタされる数量の値を供給すること、或いはそこからソフトウェア1311、1331がモニタされる数量を計算又は推定し得る他の物理数量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続1350の再設定は、メッセージフォーマット、再送信設定、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は基地局1320に影響を及ぼす必要はなく、そして、それは基地局1320に知られてなくても又は感知できなくてもよい。そのようなプロシージャ及び機能性は、当分野では知られており、実施されることがある。ある種の実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ1310の測定を円滑にする占有UEシグナリングを含み得る。ソフトウェア1311及び1331が、OTT接続1350を使用し、それが伝搬時間、エラーなどをモニタする間に、メッセージ、具体的には空の又は「ダミー」メッセージ、を送信させるので、測定は実装され得る。
図14は、一部の実施形態によるある種の実施形態による、ホストコンピュータ、基地局及びユーザ機器を含む通信システムにおいて実装される例示的方法を示す。より具体的には、図14は、1つの実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示す流れ図である。通信システムは、図19を参照して説明されるユーザ機器でもよいホストコンピュータ、基地局及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図14のみの図面の参照が、このセクションに含まれることになる。ステップ1410において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ1410のサブステップ1411(オプションでもよい)では、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1420では、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに運ぶ送信を開始する。ステップ1430(オプションでもよい)では、基地局が、本開示を通して説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信において運ばれたユーザデータをUEに送信する。ステップ1440(やはりオプションでもよい)で、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図15は、一部の実施形態による、ホストコンピュータ、基地局及びユーザ機器を含む通信システムにおいて実装される例示的方法を示す。より具体的には、図15は、1つの実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示す流れ図である。通信システムは、図19を参照して説明されるユーザ機器でもよいホストコンピュータ、基地局及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図15の図面の参照のみが、このセクションに含まれることになる。本方法のステップ1510において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。オプションのサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1520で、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに運ぶ送信を開始する。送信は、本開示を通して説明される実施形態の教示によれば、基地局を通り得る。ステップ1530(オプションでもよい)で、UEは、その送信で運ばれたユーザデータを受信する。
図16は、一部の実施形態による、ホストコンピュータ、基地局及びユーザ機器を含む通信システムにおいて実装される別のさらなる例示的方法を示す。より具体的には、図16は、1つの実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示す流れ図である。通信システムは、図19を参照して説明されるユーザ機器でもよいホストコンピュータ、基地局及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図16の図面の参照のみが、このセクションに含まれることになる。ステップ1610(オプションでもよい)で、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加で又は別法として、ステップ1620で、UEはユーザデータを提供する。ステップ1620のサブステップ1621(オプションでもよい)で、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1610のサブステップ1611(オプションでもよい)で、UEは、ホストコンピュータによって提供される受信された入力データに反応してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータの提供において、実行されるクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された具体的方式にかかわらず、UEは、サブステップ1630(オプションでもよい)で、ユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。本方法のステップ1640において、ホストコンピュータは、本開示を通して説明される実施形態の教示によれば、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図17は、一部の実施形態による、ホストコンピュータ、基地局及びユーザ機器を含む通信システムにおいて実装された別の例示的方法を示す。より具体的には、図17は、1つの実施形態による、通信システムにおいて実装された方法を示す流れ図である。通信システムは、図19を参照して説明されるユーザ機器でもよいホストコンピュータ、基地局及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図17の図面の参照のみが、このセクションに含まれることになる。ステップ1710(オプションでもよい)において、本開示を通して説明される実施形態の教示に従って、基地局は、ユーザデータをUEから受信する。ステップ1720(オプションでもよい)で、基地局は、受信されたユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。ステップ1730(オプションでもよい)で、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信で運ばれたユーザデータを受信する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、又は利益は、1つ又は複数の仮想装置の1つ又は複数の機能ユニット又はモジュールを介して実行され得る。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備え得る。これらの機能ユニットは、1つ又は複数のマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラを含み得る、処理回路、並びに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタルロジックなどを含み得る、他のデジタルハードウェアを介して実装され得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つの又はいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、1つ又は複数の電気通信及び/又はデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令並びに本明細書に記載の技法のうちの1つ又は複数を実行するための命令を含む。いくつかの実装形態において、処理回路は、本開示の1つ又は複数の実施形態による対応する機能をそれぞれの機能ユニットに実行させるために使用され得る。
図18は、ある種の実施形態による、ユーザ機器において実行されるもう1つの例示的方法の流れ図である。方法1800は、第1のRLMパラメータでRLMプロシージャをUEが実行するステップ1810で開始する。
ステップ1820において、方法1800は、少なくとも1つの第2のRLMパラメータを含むメッセージをネットワークノードから受信することを含む。ある種の実施形態において、第1のRLMパラメータ及び第2のRLMパラメータは、同期中及び同期外れインジケーションのRLM参照信号(RLM-RS)資源、同期中及び同期外れインジケーションのブロック誤り率(BLER)、或いは同期中及び同期外れインジケーションのRLM-RS資源及びBLERの組合せである。
ステップ1830において、方法1800は、第1のRLMパラメータと少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの差を識別することを含む。ある種の実施形態において、方法1800は、第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、少なくとも1つの第2のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源に追加された第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することとを含み得る。ある種の実施形態において、方法1800は、第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、少なくとも1つの第2のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源のサブセットと置き換わる第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することとを含み得る。ある種の実施形態において、方法1800は、第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、少なくとも1つの第2のRLMパラメータはRLM-RS資源のサブセットを有さない第1のグループのRLM-RS資源を含む第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することとを含み得る。ある種の実施形態において、方法1800は、第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、少なくとも1つの第2のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源と置き換わる第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することとを含み得る。ある種の実施形態において、方法1800は、少なくとも1つの第2のRLMパラメータはBLER閾値を大きくして同期外れインジケーションを生成することを識別することを含み得る。ある種の実施形態において、方法1800は、少なくとも1つの第2のRLMパラメータがBLER閾値を小さくして同期外れインジケーションを生成することを識別することを含み得る。ある種の実施形態において、方法1800は、少なくとも1つの第2のRLMパラメータはBLER閾値を大きくして同期中インジケーションを生成することを識別することを含み得る。ある種の実施形態において、方法1800は、少なくとも1つの第2のRLMパラメータがBLER閾値を小さくして同期中インジケーションを生成することを識別することを含み得る。
ステップ1840において、方法1800は、第1のRLMパラメータと第2のRLMパラメータとの間の変化のタイプを判定することを含む。ある種の実施形態において、方法1800は、第1のグループのRLM-RS資源が第2のグループのRLM-RS資源と同タイプのRLM-RS資源であるか否かを判定することを含み得る。
ステップ1850において、方法1800は、第1のRLMパラメータと第2のRLMパラメータとの差を識別したことに応答して第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットすることを含む。ある種の実施形態において、方法1800は、同期外れインジケーションを生成するためにBLER閾値を大きくする又は小さくする第2のRLMパラメータに応答して少なくとも1つの同期外れカウンタをリセットすることを含み得る。ある種の実施形態において、方法1800は、同期中インジケーションを生成するためにBLER閾値を大きくする又は小さくする第2のRLMパラメータに応答して少なくとも1つの同期中カウンタをリセットすることを含み得る。ある種の実施形態において、方法1800は、第1のグループのRLM-RS資源が第2のグループのRLM-RS資源と同タイプのRLM-RS資源であるときに、少なくとも1つのタイマ又はカウンタをリセットすることを含み得る。ある種の実施形態において、方法1800は、第1のグループのRLM-RS資源が、第2のグループのRLM-RS資源と同タイプのRLM-RS資源ではないときに、タイマもカウンタもリセットしないことを含み得る。
ある種の実施形態において、方法1800はさらに、第1のグループのRLM-RS資源及び追加された第2のグループのRLM-RS資源を適応させることを含み得る。ある種の実施形態において、方法1800はさらに、部分的に置き換えられた第1のグループのRLM-RS資源及び置き換わる第2のグループのRLM-RS資源を適応させることを含み得る。ある種の実施形態において、方法1800はさらに、RLM-RS資源のサブセットを有さない第1のグループのRLM-RS資源を適応させることを含み得る。ある種の実施形態において、方法1800はさらに、第2のグループのRLM-RS資源を適応させることを含み得る。ある種の実施形態において、方法1800はさらに、少なくとも1つの無線リンク故障(RLF)関連タイマを停止させることを含み得る。
図19は、ある種の実施形態による、例示的ユーザ機器の概略的ブロック図である。ユーザ機器1900は、ワイヤレスネットワーク(たとえば、図9に示すワイヤレスネットワーク906)において使用され得る。ユーザ機器1900は、図9に示すワイヤレスデバイス910において実装され得る。ユーザ機器1900は、図18を参照して説明される例示的方法及び場合により本明細書で開示される任意の他のプロセス又は方法を実行するように動作可能である。図18の方法は、必ずしもユーザ機器1900だけによって実行されないこともまた理解されたい。方法の少なくとも一部の動作は、1つ又は複数の他のエンティティによって実行することができる。
ユーザ機器1900は、1つ又は複数のマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラを含み得る処理回路、並びに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタルロジックなどを含み得る他のデジタルハードウェアを備え得る。いくつかの実施形態では、ユーザ機器1900の処理回路は、図9に示す処理回路920でもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ機器1900の処理回路は、図10に示すプロセッサ1001でもよい。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなどの、1つの又はいくつかのタイプのメモリを含み得る、図10に示すメモリ1015に記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。いくつかの実施形態では、メモリに記憶されたプログラムコードは、1つ又は複数の電気通信及び/又はデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令並びに本明細書に記載の技法のうちの1つ又は複数を実行するための命令を含む。いくつかの実装形態において、処理回路は、送信器及び受信器など、本開示の1つ又は複数の実施形態による対応する機能を実行ユニット1910、受信ユニット1920、識別ユニット1930、判定ユニット1940、及びリセットユニット1950、及びユーザ機器1900の任意の他の適切なユニットに実行させるために使用され得る。
図19に示すように、ユーザ機器1900は、実行ユニット1910、受信ユニット1920、識別ユニット1930、判定ユニット1940、及びリセットユニット1950を含む。実行ユニット1910は、第1のRLMパラメータでRLMプロシージャを実行するように設定され得る。
受信ユニット1920は、少なくとも1つの第2のRLMパラメータを含むメッセージをネットワークノードから受信するように設定され得る。ある種の実施形態において、第1のRLMパラメータ及び第2のRLMパラメータは、同期中及び同期外れインジケーションのRLM参照信号(RLM-RS)資源、同期中及び同期外れインジケーションのブロック誤り率(BLER)、或いは同期中及び同期外れインジケーションのRLM-RS資源及びBLERの組合せである。
識別ユニット1930は、第1のRLMパラメータと少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの差を識別するように設定され得る。ある種の実施形態において、識別ユニット1930は、第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、少なくとも1つの第2のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源に追加された第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することとを行うように設定され得る。ある種の実施形態において、識別ユニット1930は、第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、少なくとも1つの第2のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源のサブセットと置き換わる第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することとを行うように設定され得る。ある種の実施形態において、識別ユニット1930は、第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、少なくとも1つの第2のRLMパラメータはRLM-RS資源のサブセットを有さない第1のグループのRLM-RS資源を含む第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することとを行うように設定され得る。ある種の実施形態において、識別ユニット1930は、第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、少なくとも1つの第2のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源と置き換わる第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することとを行うように設定され得る。ある種の実施形態において、識別ユニット1930は、少なくとも1つの第2のRLMパラメータはBLER閾値を大きくして同期外れインジケーションを生成することを識別するように設定され得る。ある種の実施形態において、識別ユニット1930は、少なくとも1つの第2のRLMパラメータはBLER閾値を小さくして同期外れインジケーションを生成することを識別するように設定され得る。ある種の実施形態において、識別ユニット1930は、少なくとも1つの第2のRLMパラメータがBLER閾値を大きくして同期中インジケーションを生成することを識別するように設定され得る。ある種の実施形態において、識別ユニット1930は、少なくとも1つの第2のRLMパラメータがBLER閾値を小さくして同期中インジケーションを生成することを識別するように設定され得る。
判定ユニット1940は、第1のRLMパラメータと第2のRLMパラメータとの間の変化のタイプを判定するように設定され得る。ある種の実施形態において、判定ユニット1940は、第1のグループのRLM-RS資源が第2のグループのRLM-RS資源と同タイプのRLM-RS資源であるか否かを判定するように設定され得る。
リセットユニット1950は、第1のRLMパラメータと第2のRLMパラメータとの差を識別したことに応答して第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットするように設定され得る。ある種の実施形態において、リセットユニット1950は、同期外れインジケーションを生成するためにBLER閾値を大きくする又は小さくする第2のRLMパラメータに応答して少なくとも1つの同期外れカウンタをリセットするように設定され得る。ある種の実施形態において、リセットユニット1950は、同期中インジケーションを生成するためにBLER閾値を大きくする又は小さくする第2のRLMパラメータに応答して少なくとも1つの同期中カウンタをリセットするように設定され得る。ある種の実施形態において、リセットユニット1950は、第1のグループのRLM-RS資源が第2のグループのRLM-RS資源と同タイプのRLM-RS資源であるときに、少なくとも1つのタイマ又はカウンタをリセットするように設定され得る。ある種の実施形態において、リセットユニット1950は、第1のグループのRLM-RS資源が第2のグループのRLM-RS資源と同タイプのRLM-RS資源ではないとき、タイマもカウンタもリセットしないように設定され得る。
ある種の実施形態において、UE1900はさらに、第1のグループのRLM-RS資源及び追加された第2のグループのRLM-RS資源を適応させるように設定され得る。ある種の実施形態において、UE1900はさらに、部分的に置き換えられた第1のグループのRLM-RS資源及び置き換わる第2のグループのRLM-RS資源を適応させるように設定され得る。ある種の実施形態において、UE1900はさらに、RLM-RS資源のサブセットを有さない第1のグループのRLM-RS資源を適応させるように設定され得る。ある種の実施形態において、UE1900はさらに、第2のグループのRLM-RS資源を適応させるように設定され得る。ある種の実施形態において、UE1900はさらに、少なくとも1つの無線リンク故障(RLF)関連タイマを停止するように設定され得る。
ユニットという用語は、電子工学、電気デバイス及び/又は電子デバイスの分野における従来の意味を有し得、たとえば、本明細書に記載されているものなどのような、電気及び/又は電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、受信器、送信器、メモリ、ロジックソリッドステート及び/又はディスクリートデバイス、それぞれのタスク、プロシージャ、計算、出力、及び/又は表示機能を実行するためのコンピュータプログラム又は命令などを含み得る。
様々な実施形態によれば、本明細書に記載の特徴の利点は、UEが、現在のRLMパラメータを実行しつつ、現在のRLMパラメータと将来のRLMパラメータとの差を適応させることによって将来のRLMパラメータを適応させるに設定され得るように、その差を識別することによってUEを設定したときに安定した及び連続的な無線リンクモニタリングを提供することである。
図中のプロセスは、本発明のある種の実施形態によって実行される特定の順序の動作を示し得るが、そのような順序は例示であることを理解されたい(たとえば、代替実施形態は、異なる順序でそれらの動作を実行する、ある種の動作を結合させる、ある種の動作をオーバーラップするなどし得る)。
本発明は、いくつかの実施形態に関して説明されているが、本発明は、記載されている実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲の趣旨及び範囲内の修正及び変更を有して実施され得ることが、当業者には認められよう。したがって、本明細書は、制限ではなく例示と見なされるものとする。

Claims (29)

  1. 無線リンクモニタリングを実行するための方法(1800)であって、
    第1のRLMパラメータで無線リンクモニタリング(RLM)プロシージャをユーザ機器(UE)によって実行すること(1810)と、
    少なくとも1つの第2のRLMパラメータを含むメッセージを前記UEにおいて受信すること(1820)と、
    前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの差を前記UEによって識別すること(1830)と、
    前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別したことに応答して前記第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つを前記UEにおいてリセットすること(1850)と
    を含み、
    前記第1のRLMパラメータ及び前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータが、同期中及び同期外れインジケーションのRLM参照信号(RLM-RS)資源、或いは同期中及び同期外れインジケーションのRLM-RS資源及びブロック誤り率(BLER)閾値の組合せである、方法。
  2. 前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別することが、
    前記第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、
    前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータは前記第1のグループのRLM-RS資源に追加された第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することと
    を含む、請求項に記載の方法(1800)。
  3. 前記第1のグループのRLM-RS資源及び前記追加された第2のグループのRLM-RS資源を適応させることをさらに含む、請求項に記載の方法(1800)。
  4. 前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別することが、
    前記第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、
    前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータは前記第1のグループのRLM-RS資源のサブセットと置き換わる第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することと
    を含む、請求項に記載の方法(1800)。
  5. 前記部分的に置き換えられた第1のグループのRLM-RS資源及び前記置き換わる第2のグループのRLM-RS資源を適応させることをさらに含む、請求項に記載の方法(1800)。
  6. 前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別することが、
    前記第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、
    前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータはRLM-RS資源のサブセットを有さない前記第1のグループのRLM-RS資源を含む第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することと
    を含む、請求項に記載の方法(1800)。
  7. RLM-RS資源の前記サブセットを有さない前記第1のグループのRLM-RS資源を適応させることをさらに含む、請求項に記載の方法(1800)。
  8. 前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別することが、
    前記第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、
    前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータが前記第1のグループのRLM-RS資源と置き換わる第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することと
    を含む、請求項に記載の方法(1800)。
  9. 前記第2のグループのRLM-RS資源を適応させることをさらに含む、請求項に記載の方法(1800)。
  10. 前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別することが、同期外れカウンタを増やさないように、前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータはBLER閾値を大きくして前記同期外れインジケーションを生成することを識別することと、
    前記第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットすることが、前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別したことに応答して少なくとも1つの同期外れカウンタをリセットすることを含む、
    請求項に記載の方法(1800)。
  11. 前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別することが、同期外れカウンタを増やすように、前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータがBLER閾値を小さくして前記同期外れインジケーションを生成することを識別することと、
    前記第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットすることが、前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別したことに応答して少なくとも1つの同期外れカウンタをリセットすることを含む、
    請求項に記載の方法(1800)。
  12. 前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別することが、同期中カウンタを増やすように、前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータがBLER閾値を大きくして前記同期中インジケーションを生成することを識別することと、
    前記第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットすることが、前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別したことに応答して少なくとも1つの同期中カウンタをリセットすることを含む、
    請求項に記載の方法(1800)。
  13. 前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別することが、同期中カウンタを増やさないように、前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータがBLER閾値を小さくして前記同期中インジケーションを生成することを識別することと、
    前記第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットすることが、前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別したことに応答して少なくとも1つの同期中カウンタをリセットすることを含む、
    請求項に記載の方法(1800)。
  14. 前記UEにおいて少なくとも1つの無線リンク故障(RLF)関連タイマを停止することをさらに含む、請求項10から13のいずれか一項に記載の方法(1800)。
  15. 無線リンクモニタリングを実行するためのユーザ機器(1000)であって、
    少なくとも1つのプロセッサ(1001)と、
    前記プロセッサによって実行されるときに、
    第1のRLMパラメータで無線リンクモニタリング(RLM)プロシージャを実行すること(1810)、
    少なくとも1つの第2のRLMパラメータを含むメッセージをネットワークノードから受信すること(1820)、
    前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの差を識別すること(1830)、及び、
    前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別したことに応答して前記第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットすること(1850)と
    を前記ユーザ機器(1000)に行わせるプロセッサ実行可能命令を記憶する少なくとも1つのストレージ(1015)と
    を備え
    前記第1のRLMパラメータ及び前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータが、同期中及び同期外れインジケーションのRLM参照信号(RLM-RS)資源、或いは同期中及び同期外れインジケーションのRLM-RS資源及びブロック誤り率(BLER)閾値の組合せである、ユーザ機器(1000)。
  16. 前記UE(1000)が前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別することが、
    前記第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、
    前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータは前記第1のグループのRLM-RS資源に追加された第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することと
    を含む、請求項15に記載のユーザ機器(1000)。
  17. 前記命令がさらに、前記UE(1000)に前記第1のグループの前記RLM-RS資源及び前記追加された第2のグループのRLM-RS資源を適応させる、請求項16に記載のユーザ機器(1000)。
  18. 前記UE(1000)が前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別することが、
    前記第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、
    前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータは前記第1のグループのRLM-RS資源のサブセットと置き換わる第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することと
    を含む、請求項15に記載のユーザ機器(1000)。
  19. 前記命令がさらに、前記UE(1000)に前記部分的に置き換えられた第1のグループのRLM-RS資源及び前記置き換わる第2のグループのRLM-RS資源を適応させる、請求項18に記載のユーザ機器(1000)。
  20. 前記UE(1000)が前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別することが、
    前記第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、
    前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータはRLM-RS資源のサブセットを有さない前記第1のグループのRLM-RS資源を含む第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することと
    を含む、請求項15に記載のユーザ機器(1000)。
  21. 前記命令がさらに、前記UE(1000)に前記RLM-RS資源のサブセットを有さない前記第1のグループのRLM-RS資源を適応させる、請求項20に記載のユーザ機器(1000)。
  22. 前記UE(1000)が前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別することが、
    前記第1のRLMパラメータは第1のグループのRLM-RS資源であることを識別することと、
    前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータは前記第1のグループのRLM-RS資源と置き換わる第2のグループのRLM-RS資源であることを識別することと
    を含む、請求項15に記載のユーザ機器(1000)。
  23. 前記命令がさらに、前記UE(1000)に前記第2のグループのRLM-RS資源を適応させる、請求項22に記載のユーザ機器(1000)。
  24. 前記UE(1000)が前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別することが、同期外れカウンタを増やさないように、前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータはBLER閾値を大きくして前記同期外れインジケーションを生成することを識別することと、
    前記UE(1000)が前記第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットすることが、前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別したことに応答して少なくとも1つの同期外れカウンタをリセットすることを含む、
    請求項15に記載のユーザ機器(1000)。
  25. 前記UE(1000)が前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別することが、同期外れカウンタを増やすように、前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータがBLER閾値を小さくして前記同期外れインジケーションを生成することを識別することと、
    前記UE(1000)が前記第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットすることが、前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別したことに応答して少なくとも1つの同期外れカウンタをリセットすることを含む、
    請求項15に記載のユーザ機器(1000)。
  26. 前記UE(1000)が前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別することが、同期中カウンタを増やすように、前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータがBLER閾値を大きくして前記同期中インジケーションを生成することを識別することと、
    前記UE(1000)が前記第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットすることが、前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別したことに応答して少なくとも1つの同期中カウンタをリセットすることを含む、
    請求項15に記載のユーザ機器(1000)。
  27. 前記UE(1000)が前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別することが、同期中カウンタを増やさないように、前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータがBLER閾値を小さくして前記同期中インジケーションを生成することを識別することと、
    前記第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットすることが、前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別したことに応答して少なくとも1つの同期中カウンタをリセットすることを含む、
    請求項15に記載のユーザ機器(1000)。
  28. 前記命令がさらに、前記UE(1000)に少なくとも1つの無線リンク故障(RLF)関連タイマを停止させる、請求項24から27のいずれか一項に記載のユーザ機器(1000)。
  29. ユーザ機器(1000)及びネットワークノード(960)を備えた無線リンクモニタリングを実行するための通信システムであって、
    前記ユーザ機器(UE)(1000)が、
    第1のRLMパラメータで無線リンクモニタリング(RLM)プロシージャを実行すること(1810)と、
    少なくとも1つの第2のRLMパラメータを含むメッセージをネットワークノード(960)から受信すること(1820)と、
    前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの差を識別すること(1830)と、
    前記第1のRLMパラメータと前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータとの前記差を識別したことに応答して前記第1のRLMパラメータのうちの少なくとも1つをリセットすること(1850)と
    を行うように設定された少なくとも1つのプロセッサ(1001)を備え
    前記第1のRLMパラメータ及び前記少なくとも1つの第2のRLMパラメータが、同期中及び同期外れインジケーションのRLM参照信号(RLM-RS)資源、或いは同期中及び同期外れインジケーションのRLM-RS資源及びブロック誤り率(BLER)閾値の組合せである、通信システム。
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