JP7021758B1 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】学習者が試験で獲得可能と予測される試験スコアを取得する技術を提供する。【解決手段】実施形態によれば、情報処理装置は、対象ユーザによる単元に関連付けられたアウトプットレッスンの受講に基づいて前記アウトプットレッスンのスコアを取得し、前記アウトプットレッスンのスコアに基づいて、前記対象ユーザの前記単元の実力を示す単元スコアを更新する単元スコア処理部と、前記対象ユーザの複数の単元の単元スコアに基づいて、前記対象ユーザの予測試験スコアを取得する試験スコア予測部と、を備える。【選択図】図8

Description

本開示は、学習を支援する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
近年、資格試験等の講座をインターネット経由で配信するサービスが広まっている。学習者は、資格試験の合格を目指して、限られた時間の中で講座を受講する。
学習者の学習意欲を維持させるための技術の開発が進められている。学習期間中に、学習者が試験を受けると想定した場合に現時点で学習者が試験で獲得可能と予測される試験スコアを学習者に提示することは、学習者の学習意欲を維持させることに繋がる可能性がある。
特許文献1には、複数の学習者の学習行動、テスト結果、ポイント、本試験の合否の情報に基づいて、学習を効率的に支援するために学習者へ付与するポイント又は学習者から剥奪するポイントを算出することが記載されている。
特許6815673号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、学習者が試験で獲得可能と予測される試験スコアを学習者に提示するものではない。
そこで、本発明は、学習者が試験で獲得可能と予測される試験スコアを取得する技術を提供しようとするものである。
本開示による情報処理装置は、対象ユーザによる単元に関連付けられたアウトプットレッスンの受講に基づいて前記アウトプットレッスンのスコアを取得し、前記アウトプットレッスンのスコアに基づいて、前記対象ユーザの前記単元の実力を示す単元スコアを更新する単元スコア処理部と、前記対象ユーザの複数の単元の単元スコアに基づいて、前記対象ユーザの予測試験スコアを取得する試験スコア予測部と、を備える。
本開示による情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムは、学習者が試験で獲得可能と予測される試験スコアを取得する技術を提供しようとするものである。
図1は、第1の実施形態に係るサーバの構成例を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態に係るサーバに記憶される配点割合データの構成例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係るサーバにより実行されるアウトプットレッスンのスコアの取得に基づく処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、第1の実施形態に係るサーバにより実行される単元スコアの更新処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、第1の実施形態に係るサーバにより実行される時間経過に基づく処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、第1の実施形態に係るサーバにより実行される単元スコアの更新処理の別の例を示すフローチャートである。 図7は、第1の実施形態に係るサーバにより実行される定着度の更新処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、第1の実施形態に係るサーバにより実行される単元スコアの更新処理例を示す図である。 図9は、第1の実施形態に係るサーバにより実行される予測試験スコアの取得処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、第1の実施形態に係るサーバにより実行される各パラメータの最適化処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、第1の実施形態に係るサーバにより実行される試験スコア予測モデルの生成処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、第2の実施形態に係るサーバの構成例を示すブロック図である。 図13は、第2の実施形態に係るサーバに記憶される第1の類似度データの構成例を示す図である。 図14は、第2の実施形態に係るサーバにより実行される第1の予測単元スコアの取得処理の一例を示すフローチャートである。 図15は、第2の実施形態に係るサーバにより実行される第1の単元スコア予測モデルの生成処理の一例を示すフローチャートである。 図16は、第3の実施形態に係るサーバの構成例を示すブロック図である。 図17は、第3の実施形態に係るサーバに記憶される第2の類似度データの構成例を示す図である。 図18は、第3の実施形態に係るサーバにより実行される第2の予測単元スコアの取得処理の一例を示すフローチャートである。 図19は、第3の実施形態に係るサーバにより実行される第2の単元スコア予測モデルの生成処理の一例を示すフローチャートである。 図20は、第4の実施形態に係るサーバにより実行される第3の予測単元スコアの取得処理の一例を示すフローチャートである。 図21は、第4の実施形態に係るサーバにより実行される第3の単元スコア予測モデルの生成処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照していくつかの実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
(構成例)
図1は、第1の実施形態に係るサーバ1の構成例を示すブロック図である。
サーバ1は、各種試験の講座の受講を登録している各ユーザの端末に対して、ネットワークNWを介して、講座のコンテンツを配信する電子機器である。サーバ1は、情報処理装置の一例である。ネットワークNWは、インターネット、モバイルネットワーク及びLAN(Local Area Network)等のうちの少なくとも1以上のネットワークを含む。ここでは、端末2を所有するユーザを例にして説明する。端末2を所有するユーザは、対象ユーザともいう。ユーザは、受講者又は学習者ともいう。
試験は、合否を最終結果とする試験であっても、得点を最終結果とする試験であってもよく、限定されない。例えば、合否を最終結果とする試験は、資格の付与に関する試験である。資格の付与に関する試験は、国家資格の付与に関する試験であっても、民間資格の付与に関する試験であってもよい。例えば、得点を最終結果とする試験は、語学に関する試験である。試験は、入学試験であってもよい。試験は、テスト及び検定等を含む。
各試験の講座は、試験を構成する各科目について、複数の単元で構成される。単元は、テーマ等の内容に応じたまとまりである。各単元に関連付けられたレッスンは、インプットレッスン及びアウトプットレッスンを含む。
インプットレッスンは、ユーザが知識を取り込むためのレッスンである。一例では、インプットレッスンは、ウェブ上での受講形式である。インプットレッスンは、動画又は音声の視聴による受講形式であってもよい。インプットレッスンは、ウェブ上の電子化されたテキストの使用による受講形式であってもよい。インプットレッスンは、動画又は音声の視聴及びウェブ上の電子化されたテキストの使用を組み合わせた受講形式であってもよい。この例では、サーバ1は、ユーザの受講ログを取ることにより、ユーザによるインプットレッスンの受講時間を取得することができる。別の例では、インプットレッスンは、冊子等の紙媒体のテキストの使用による受講形式であってもよい。この例では、サーバ1は、ユーザによる入力に基づいて、ユーザによるインプットレッスンの受講時間を取得することができる。
アウトプットレッスンは、ユーザが問題を解くことにより知識の定着を確認するためのレッスンである。一例では、アウトプットレッスンは、ウェブ上での問題への解答による受講形式である。この例では、サーバ1は、ユーザのログを取ることにより、ユーザによるアウトプットレッスンの受講時間及びユーザがアウトプットレッスンで獲得したスコアを取得することができる。別の例では、アウトプットレッスンは、冊子等の実際のテキストに載っている問題への解答による受講形式である。この例では、サーバ1は、ユーザによる入力に基づいて、ユーザによるアウトプットレッスンの受講時間及びユーザがアウトプットレッスンで獲得したスコアを取得することができる。さらに別の例では、アウトプットレッスンは、記述式問題又は添削課題に対する解答による受講形式である。この例では、ユーザは、記述式問題または添削課題の解答を、文書データのアップロード又はウェブのフォームへの記入によってオンラインで提出することができる。講師は、オンラインで解答を採点及び添削を行い、ユーザがアウトプットレッスンで獲得したスコアを含む採点結果をユーザへ返却することができる。サーバ1は、講師によるオンラインでの採点に基づいて、ユーザがアウトプットレッスンで獲得したスコアを取得することができる。サーバ1は、ユーザによる入力に基づいて、ユーザによるアウトプットレッスンの受講時間を取得することができる。
ここでは、中小企業診断士の一次試験を試験の例として説明する。中小企業診断士の一次試験は、7科目で構成されている。中小企業診断士の一次試験は、7科目のそれぞれが100点満点の合計700点満点の試験である。各科目は、12個の単元で構成されているものとする。中小企業診断士の一次試験の講座を構成する試験の全ての単元は、全ての単元ともいう。全ての単元は、複数の単元の一例である。中小企業診断士の一次試験の講座は、大区分として、基礎力編と実力編に分かれているものとする。基礎力編及び実力編は、各科目に含まれる各単元について2つのアウトプットレッスンを含む。2つのアウトプットレッスンは、基礎問題のアウトプットレッスン及び過去問のアウトプットレッスンである。
サーバ1の構成例について説明する。
サーバ1は、プロセッサ11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、記憶装置14及び通信インタフェース15を備える。プロセッサ11、ROM12、RAM13、記憶装置14及び通信インタフェース15は、データバス等を介して互いに接続される。図1では、通信インタフェースは、「通信I/F」と記載されている。
プロセッサ11は、サーバ1全体の動作を制御する。プロセッサ11は、CPU(Central Processing Unit)であるが、これに限定されない。プロセッサ11は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array)等を含む回路で構成されていてもよい。プロセッサ11は、ROM12又は記憶装置14に予め記憶されているプログラムをRAM13に展開する。プロセッサ11は、RAM13に展開されたプログラムを実行することで、後述する各部を実現し、種々の動作を実行する。
ROM12は、予め制御用のプログラム及び制御データ等を記憶する不揮発性のメモリである。
RAM13は、プロセッサ11の処理中のデータ等を一時的に格納する揮発性のメモリである。
記憶装置14は、データ及びプログラム等を記憶する不揮発性メモリで構成される装置である。記憶装置14は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等で構成されるが、これらに限定されない。記憶装置14は、記憶部の一例である。
記憶装置14は、管理データ141を記憶する。
管理データ141は、単元スコアの更新に用いる各種パラメータ及び各ユーザのユーザデータを含む。単元スコアは、各ユーザの各単元の実力を示すスコアである。例えば、単元スコアは、現時点で、ユーザが単元の出題範囲について試験で獲得する可能性のある点数を100点満点に換算した点数である。講座の受講開始時点における各単元の単元スコアを示す初期値は、対象ユーザの実績を示す講座の最初の実力診断テストに基づいて設定されてもよい。各単元の単元スコアの初期値は、最低点等の固定値に設定されてもよい。
各種パラメータは、難易度、忘却度、寄与度、定着作用度及び定着度を含む。
難易度は、各アウトプットレッスンの難しさの度合を示すパラメータである。難易度が高くなることは、アウトプットレッスンのスコアが単元スコアに反映され易くなることを意味する。これは、難易度が高くなるにつれてユーザの実力も上がる傾向にあるからである。アウトプットレッスンのスコアは、アウトプットレッスンの受講によりユーザがアウトプットレッスンで獲得した100点満点中の点数である。難易度は、アウトプットレッスン毎に異なる。難易度は、「A」で示されることもある。「A」の下付き添え字の「X」は、アウトプットレッスンを識別する文字列である。例えば、科目1に含まれる単元1に関連付けられた基礎問題のアウトプットレッスンの難易度A1-1aは、60%とする。科目1に含まれる単元1に関連付けられた過去問のアウトプットレッスンの難易度A1-1bは、80%とする。科目1に含まれる単元2に関連付けられた基礎問題のアウトプットレッスンの難易度A1-2aは、60%とする。科目1に含まれる単元2に関連付けられた過去問のアウトプットレッスンの難易度A1-2bは、80%とする。基礎問題のアウトプットレッスンの難易度は、単元間で異ならなくてもいいし、単元間で異なってもよい。過去問のアウトプットレッスンの難易度は、単元間で異ならなくてもいいし、単元間で異なってもよい。難易度Aは、変更可能であり得る。
忘却度は、時間経過に伴いスコアを減少させる度合を示すパラメータである。時間経過に伴いスコアを減少させるのは、時間経過に伴いユーザの記憶から知識が抜けるからである。ここでは、説明の簡略化のために、忘却度は、所定期間毎にスコアを低下させる度合を示すものとする。所定期間は1日であるものとするが、これに限定されない。忘却度は、ユーザ間で異ならないものとして説明するが、ユーザ毎に異なってもよい。忘却度は、「B」で示されることもある。例えば、忘却度Bは、4%とする。忘却度Bは、変更可能であり得る。
寄与度は、全ての単元の単元スコアに対する全ての単元に関連付けられた複数のアウトプットレッスンの寄与する度合を示すパラメータである。寄与度が高くなることは、アウトプットレッスンのスコアが重視され易くなり、現在の単元スコアが軽視され易くなることを意味する。アウトプットレッスンのスコアが重視され易くなることは、アウトプットレッスンのスコアが単元スコアに反映され易くなることを意味する。寄与度が低くなることは、アウトプットレッスンで高得点を獲得しても、単元スコアに反映され難くなることを意味する。ここでは、説明の簡略化のために、寄与度は、単元間で異ならないものとするが、これに限定されない。寄与度は、単元毎に異なってもよい。寄与度は、単元に複数のアウトプットレッスンが関連付けられている場合、アウトプットレッスン毎に異なってもよい。寄与度は、ユーザ間で異ならないものとして説明するが、ユーザ毎に異なってもよい。寄与度は、「C」で示されることもある。寄与度Cは、50%とする。寄与度Cは、変更可能であり得る。
定着度は、アウトプットレッスンの定着度合を示すパラメータである。定着度は、同じアウトプットレッスンの受講回数に応じて増加する。例えば、同じアウトプットレッスンの受講回数が1回ずつ増加する毎に、定着度は30%ずつ上がるものとする。定着度の増加幅は、これに限定されない。定着度の増加幅は、受講回数に応じて異なってもよい。同じアウトプットレッスンの受講回数が0回の場合、定着度は0%とする。同じアウトプットレッスンの受講回数が1回の場合、定着度は30%とする。定着率が高くなることは、時間経過に伴うスコアの減少を抑え易くなることを意味する。スコアの減少を抑える安くなることは、アウトプットレッスンで得られた知識が定着により忘れ難くなることを意味する。定着度は、ユーザ間で異ならないものとして説明するが、ユーザ毎に異なってもよい。定着度は、「D」で示されることもある。「D」の下付き添え字の「Y」は、アウトプットレッスンを識別する文字列である。定着度Dは、変更可能であり得る。
定着作用度は、定着度を作用させる度合を示すパラメータである。定着作用度が高くなることは、定着度を反映させ易くなるので、時間経過に伴うスコアの減少を抑え易くなることを意味する。定着作用度は、ユーザ間で異ならないものとして説明するが、ユーザ毎に異なってもよい。定着作用度は、「E」で示されることもある。定着作用度Eは、変更可能であり得る。
管理データ141は、各ユーザのユーザデータを含む。
ユーザデータは、全ての単元の単元スコアの履歴を含む。単元スコアの履歴は、初期値を含む。単元スコアの履歴は、後述する単元スコア処理部111による更新処理毎の単元スコアを含む。
ユーザデータは、講座の受講ログを含む。受講ログは、受講済の各レッスンの受講日時を含む。受講ログは、受講済の各レッスンの受講時間を含む。受講ログは、各アウトプットレッスンの受講に基づく各アウトプットレッスンのスコアを含む。アウトプットレッスンの受講に基づくアウトプットレッスンのスコアは、受講済のアウトプットレッスンのスコアである。同じアウトプットレッスンが複数回受講された場合、受講ログは、受講毎のアウトプットレッスンのスコアを含む。なお、アウトプットレッスンが模擬試験の場合、模擬試験の得点は、各単元に関連付けられたアウトプットレッスンのスコアと見做して分解されてもよい。模擬試験の得点は、模擬試験に含まれる設問単位で各単元に分解されてもよい。各単元に一対一で紐づく設問の得点は、その単元の得点に割り当てられてもよい。複数の単元に跨る設問の得点は、各単元に割り振られてもよい。講座の受講ログは、ユーザによる各レッスンの受講に基づいて単元スコア処理部111により取得される。
ユーザデータは、各アウトプットレッスンに設定された定着度Dを含む。各アウトプットレッスンに設定された定着度Dは、各アウトプットレッスンの受講回数に応じて変化する。
ユーザデータは、試験スコア予測部112により全ての単元の単元スコアに基づいて取得された予測試験スコアを含む。予測試験スコアは、ユーザが試験を受けると想定した場合に、現時点で、ユーザが試験で獲得可能と予測される700点満点中の試験の総合点を示す試験スコアである。予測試験スコアは、100点満点中の科目毎の得点を含んでもよい。ユーザデータは、試験スコア予測部117により異なるタイミングで取得された複数の予測試験スコアを含んでもよい。
ユーザデータは、ユーザにより端末を介してアンケートフォーム等で実績試験スコアを入力された場合、実績試験スコアを含む。実績試験スコアは、ユーザが実際に試験を受けて獲得した700点満点中の試験の総得点を示す試験スコアである。実績試験スコアは、100点満点中の科目毎の得点を含んでもよい。実績試験スコアは、単元毎の得点を含んでもよい。実績試験スコアは、自己採点による得点でもよいし、公式に通知された得点でもよい。実績試験スコアは、実際の試験の直前に行われる模擬試験をユーザが受けて獲得した得点を示す試験スコアであってもよい。この例では、模擬試験の試験スコアは、実際の試験の試験スコアの代用又は補完となり得る。模擬試験の試験スコアを収集することは、実際の試験の試験スコアのデータ量が不足する場合に有効である。
ユーザデータは、ユーザにより端末を介してユーザの属性を入力された場合、ユーザの属性を含んでもよい。ユーザの属性は、ユーザ固有の特徴である。例えば、ユーザの属性は、年齢、性別、職業、業界及び保有資格等の要素を含む。
各ユーザのユーザデータは、各ユーザによる受講又は情報の入力に基づいて更新され得る。
記憶装置14は、配点割合データ142を記憶する。
配点割合データ142は、各科目について、各単元と各単元に割り当てられた配点割合とを紐付けたデータである。配点割合は、各科目の100点満点に対して各単元に割り当てられた配点の割合である。配点割合は、過去問を参照した出題数に基づいて決定されてもよいし、過去問を参照した配点に基づいて決定されてもよい。配点割合データ142は、配点割合の更新に応じて更新される。
記憶装置14は、試験スコア予測モデル143を記憶する。
試験スコア予測モデル143は、試験スコア予測用学習データに基づいて試験スコア予測モデル処理部115により生成される学習済モデルである。「生成」の表記は、新たに作成の態様だけでなく、更新の態様を含む。試験スコア予測用学習データは、試験スコア学習用入力データ及び試験スコア学習用出力データを含む。試験スコア学習用入力データは、全ての単元についての複数のユーザの単元スコアを含む。試験スコア学習用入力データは、複数のユーザの受講済の各レッスンの受講時間を含んでもよい。試験スコア学習用入力データは、複数のユーザの属性を含んでもよい。試験スコア学習用出力データは、複数のユーザの実績試験スコアを含む。試験スコア予測モデル143は、試験スコア予測用入力データの入力に基づいて、試験スコア予測用出力データを出力する。試験スコア予測用入力データは、全ての単元についての対象ユーザの単位スコアを含む。試験スコア予測用入力データは、対象ユーザの受講済の各レッスンの受講時間を含んでもよい。試験スコア予測用入力データは、対象ユーザの属性を含んでもよい。試験スコア予測用出力データは、対象ユーザの予測試験スコアを含む。試験スコア学習用入力データは、学習用入力データ又は入力データの一例である。試験スコア学習用出力データは、学習用出力データ又は出力データの一例である。試験スコア予測用入力データは、予測用入力データ又は入力データの一例である。試験スコア予測用出力データは、予測用出力データ又は出力データの一例である。
通信インタフェース15は、ネットワークNWにより定義される通信プロトコルを使用してサーバ1を他の電子機器と通信可能に接続する種々のインタフェースを含む。
なお、サーバ1のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。サーバ1は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。
プロセッサ11よって実現される各部について説明する。
プロセッサ11は、単元スコア処理部111、試験スコア予測部112、出力部113、最適化処理部114及び試験スコア予測モデル処理部115を実現する。プロセッサ11によって実現される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ11によって実現される各部は、プロセッサ11、ROM12及びRAM13を含む制御部によって実現されるということもできる。
単元スコア処理部111は、対象ユーザの単元スコアを更新する。現在の単元スコアは、単元スコアScurrentともいう。単元スコアScurrentは、単元スコア処理部111による更新処理の対象となり得る。単元スコア処理部111による更新処理後の単元スコアは、単元スコアSnewともいう。
試験スコア予測部112は、対象ユーザの全ての単元の単元スコアに基づいて、対象ユーザの予測試験スコアを取得する。予測試験スコアは、科目毎の予測スコアを含んでもよい。
出力部113は、予測結果を端末2に出力する。予測結果は予測試験スコアを含む。
最適化処理部114は、単元スコアの更新に用いる各種パラメータを最適化する。
試験スコア予測モデル処理部115は、機械学習により試験スコア予測モデル143を生成する。
端末2について説明する。
端末2は、対象ユーザによる受講に用いられる電子機器である。例えば、端末2は、PC(Personal Computer)であるが、スマートフォン及びタブレットなどであってもよく、これらに限定されない。端末2は、ウェブブラウザを用いてコンテンツを表示してもよいし、アプリを用いてコンテンツを表示してもよい。
端末2は、プロセッサ21、ROM22、RAM23、記憶装置24、通信インタフェース25、入力装置26及び表示装置27を備える。プロセッサ21、ROM22、RAM23、記憶装置24、通信インタフェース25、入力装置26及び表示装置27は、データバスなどを介して互いに接続される。
プロセッサ21は、端末2全体の動作を制御する。プロセッサ21は、上述のプロセッサ11と同様のハードウェアで構成される。
ROM22は、上述のROM12と同様のハードウェアで構成される。
RAM23は、上述のRAM13と同様のハードウェアで構成される。
記憶装置24は、上述の記憶装置14と同様のハードウェアで構成される。
通信インタフェース25は、上述の通信インタフェース15と同様のハードウェアで構成される。
入力装置26は、対象ユーザによる操作に基づいて指示を受け付ける装置である。入力装置26は、キーボード又はタッチパッド等であるが、これらに限定されない。
表示装置27は、画像を表示する装置である。表示装置27は、液晶ディスプレイであるが、これに限定されない。例えば、表示装置27は、予測結果を表示する。
なお、端末2のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。端末2は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。
図2は、第1の実施形態に係るサーバ1に記憶される配点割合データ142の構成例を示す図である。
例えば、配点割合データ142は、図2に例示するテーブルである。図2には、科目1のテーブルを示しているが、科目2~7のテーブルは、科目1のテーブルと同様に構成される。
配点割合データ142は、各単元のレコードを含む。各単元のレコードは、配点割合を格納するフィールドを含む。「その他」は、科目1のうち「1-1」~「1-12」の単元の何れでも触れられていない内容である。
(動作例)
次に、以上のように構成されたサーバ1の動作例を説明する。
なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
図3は、第1の実施形態に係るサーバ1により実行されるアウトプットレッスンのスコアの取得に基づく処理の一例を示すフローチャートである。
単元スコア処理部111は、対象ユーザによるアウトプットレッスンの受講に基づいて図3に示す処理を開始する。単元スコア処理部111は、アウトプットレッスンの受講直後に処理を開始してもいいし、任意のタイミングに処理を開始してもよい。対象ユーザにより受講されたアウトプットレッスンは、対象アウトプットレッスンともいう。対象アウトプットレッスンは、アウトプットレッスンの一例である。対象アウトプットレッスンに関連付けられた単元は、対象単元ともいう。対象単元は、単元の一例である。
単元スコア処理部111は、対象ユーザによる対象単元に関連付けられた対象アウトプットレッスンの受講に基づいて対象アウトプットレッスンのスコアを取得する(ステップS1)。ステップS1では、例えば、単元スコア処理部111は、対象アウトプットレッスンの最新の受講に基づく対象アウトプットレッスンのスコアを管理データ141から取得する。対象アウトプットレッスンのスコアは、レッスンスコアSともいう。
単元スコア処理部111は、レッスンスコアSに基づいて、対象ユーザの対象単元の単元スコアを更新する(ステップS2)。単元スコア処理部111は、対象単元の単元スコアScurrentに対するレッスンスコアSの反映により、対象単元の単元スコアを更新する。対象単元の単元スコアScurrentは、対象アウトプットレッスンの受講直前の対象単元の単元スコアとなる。
図4は、第1の実施形態に係るサーバに1より実行される単元スコアの更新処理の一例を示すフローチャートである。
図4は、図3に示すステップS2の典型例を示す。
単元スコア処理部111は、対象アウトプットレッスンに設定された難易度Aに基づいてレッスンスコアSを調整する(ステップS21)。ステップS21では、例えば、単元スコア処理部111は、対象アウトプットレッスンに設定された難易度Aを管理データ141から取得する。単元スコア処理部111は、レッスンスコアSに難易度Aをかけることで、レッスンスコアSを調整する。レッスンスコアSに難易度Aをかけて得られるスコアは、調整後のレッスンスコアSともいう。
単元スコア処理部111は、対象ユーザの対象単元の単元スコアScurrentを管理データ141から取得する(ステップS22)。
単元スコア処理部111は、寄与度Cを管理データ141から取得する(ステップS23)。寄与度Cは、対象単元の単元スコアScurrentに対する対象アウトプットレッスンの寄与度となる。
単元スコア処理部111は、調整後のレッスンスコアS及び寄与度Cに基づいて、対象ユーザの対象単元の単元スコアを更新する(ステップS24)。ステップS24では、例えば、単元スコア処理部111は、寄与度Cに基づいて、調整後のレッスンスコアSと対象単元の単元スコアScurrentとの加重平均により対象単元の単元スコアSnewを取得する。例えば、計算式は、Snew=(S×C)+{Scurrent×(1-C)}である。単元スコア処理部111は、単元スコアSnewの取得に基づいて、対象ユーザの対象単元の単元スコアを単元スコアScurrentで示されるスコアからSnewで示されるスコアに更新する。単元スコア処理部111は、単元スコアSnewで示されるスコアを記憶装置14に保存する。なお、単元スコアがある程度高い状態で対象ユーザが難易度Aの低いアウトプットレッスンを受講すると、Snewで示されるスコアがScurrentで示されるスコアよりも低くなることがある。この場合、単元スコア処理部111は、アウトプットレッスンの受講に基づいて単元スコアが下がらないように、単元スコアを単元スコアScurrentで示されるスコアのまま維持してもよい。
上述のように、情報処理装置は、対象アウトプットレッスンのレッスンスコアSに基づいて、対象ユーザの対象単元の単元スコアを更新することができる。これにより、情報処理装置は、対象アウトプットレッスンを受講することで対象単元の実力が上がる傾向を反映した仕組みを対象単元の単元スコアの更新に適用することができる。情報処理装置は、この傾向を反映した単元スコアの更新により、現時点でユーザが試験で獲得可能と予測される試験スコアを取得することができる。
上述のように、情報処理装置は、難易度Aに基づく調整後のレッスンスコアS及び寄与度Cに基づいて、対象ユーザの対象単元の単元スコアを更新することができる。情報処理装置は、難易度A及び寄与度Cを用いることで、一度のアウトプットレッスンの受講で単元スコアを大幅に上げるのではなく、同じ単元のアウトプットレッスンで繰り返し高得点を出し続けることで、この単元の単元スコアを向上させることができる。このように、情報処理装置は、繰り返し同じ単元のアウトプットレッスンを受講することでこの単元の実力が徐々に上がる傾向を反映した仕組みを単元スコアの更新に適用することができる。情報処理装置は、この傾向を反映した単元スコアの更新により、現時点でユーザが試験で獲得可能と予測される試験スコアを取得することができる。
図5は、第1の実施形態に係るサーバ1により実行される時間経過に基づく処理の一例を示すフローチャートである。
単元スコア処理部111は、一定期間経過毎に図5に示す時間経過に基づく処理を開始する。一定期間は、忘却度Bに関する所定期間と同じ期間であってもよい。忘却度が1日毎に低下させる度合を示す場合、一定期間は、1日であってもよい。単元スコア処理部111は、毎日決まったタイミングに、時間経過に基づく処理を開始してもよい。
単元スコア処理部111は、一定期間経過したか否かを判断する(ステップS3)。ステップS3では、例えば、単元スコア処理部111は、前回の時間経過に基づく処理の終了後から一定期間経過したか否かを判断する。一定期間経過していない場合(ステップS3、NO)、単元スコア処理部111は、ステップS3の処理を繰り返す。一定期間経過した場合(ステップS3、YES)、処理は、ステップS3からステップS4に遷移する。
単元スコア処理部111は、忘却度Bに応じた時間経過に伴うスコアの減少度に基づいて、対象ユーザの全ての単元の単元スコアを更新する(ステップS4)。忘却度Bに応じた時間経過に伴うスコアの減少度については後述する。
図6は、第1の実施形態に係るサーバ1により実行される単元スコアの更新処理の別の例を示すフローチャートである。
図6は、図5に示すステップS4の典型例を示す。
単元スコア処理部111は、対象ユーザの全ての単元の単元スコアのそれぞれについて図6に示す処理を適用する。
単元スコア処理部111は、単元スコアScurrentを管理データ141から取得する(ステップS41)。ステップS41では、例えば、単元スコア処理部111は、単元の並び順に沿って順番に単元スコアScurrentを取得する。
単元スコア処理部111は、忘却度Bを管理データ141から取得する(ステップS42)。
単元スコア処理部111は、単元の定着度を取得する(ステップS43)。単元の定着度は、「D」で示されることもある。「D」の下付き添え字の「Z」は、単元を識別する文字列である。定着度D1-1は、科目1に含まれる単元1の定着度である。定着度D1-2は、科目1に含まれる単元2の定着度である。ステップS43では、例えば、単元スコア処理部111は、取得した単元スコアScurrentの単元に関連付けられた全てのアウトプットレッスンに設定された定着度Dを管理データ141から取得する。単元スコア処理部111は、単元スコアScurrentの単元に関連付けられた全てのアウトプットレッスンに設定された定着度Dに基づいて単元の定着度Dを取得する。単元スコア処理部111は、単元スコアScurrentの単元に関連付けられた全てのアウトプットレッスンに設定された定着度Dの平均により、単元の定着度Dを取得してもよい。なお、単元に1つのアウトプットレッスンのみ関連付けられている場合、単元の定着度Dは、単元に関連付けられたアウトプットレッスンに設定された定着度Dと等しい。
単元スコア処理部111は、定着作用度Eを管理データ141から取得する(ステップS44)。
単元スコア処理部111は、忘却度B、単元の定着度D及び定着作用度Eに基づいて、対象ユーザの対象単元の単元スコアを更新する(ステップS45)。ステップS45では、例えば、単元スコア処理部111は、以下に例示する計算式を用いた計算により、単元スコアSnewを取得する。例えば、計算式は、Snew=Scurrent×{1-B×(1ーD×E)}である。なお、計算式は、この式に限定されない。B×(1ーD×E)は、変数Fともいう。変数Fは、忘却度Bを含む。変数Fは、単元スコアを減らす方向に用いられる。そのため、変数Fは、忘却度Bに応じた時間経過に伴うスコアの減少度の一例である。単元スコア処理部111は、単元スコアSnewの取得に基づいて、単元スコアを単元スコアScurrentで示されるスコアからSnewで示されるスコアに更新する。単元スコア処理部111は、単元スコアSnewで示されるスコアを記憶装置14に保存する。なお、時間経過に伴い単元スコアを更新するための計算式は、定着作用度Eを含まなくてもよい。この例では、計算式は、Snew=Scurrent×{1-B×(1ーD)}であってもよい。
上述のように、情報処理装置は、忘却度Bに応じた時間経過に伴うスコアの減少度に基づいて、対象ユーザの複数の単元の単元スコアを更新することができる。情報処理装置は、時間経過に伴い対象ユーザの記憶から知識が抜ける傾向を反映した仕組みを単元スコアの更新に適用することができる。情報処理装置は、この傾向を反映した単元スコアの更新により、現時点でユーザが試験で獲得可能と予測される試験スコアを取得することができる。
図7は、第1の実施形態に係るサーバ1により実行される定着度Dの更新処理の一例を示すフローチャートである。
単元スコア処理部111は、対象ユーザによるアウトプットレッスンの受講に基づいて図7に示す処理を開始する。単元スコア処理部111は、アウトプットレッスンの受講直後に処理を開始してもいいし、任意のタイミングに処理を開始してもよい。
単元スコア処理部111は、対象アウトプットレッスンを特定する(ステップS5)。ステップS5では、例えば、単元スコア処理部111は、対象ユーザによるアウトプットレッスンの受講に基づいてアウトプットレッスンのスコアを記憶装置14に保存した対象アウトプットレッスンを特定する。
単元スコア処理部111は、対象アウトプットレッスンの受講に基づいて、対象アウトプットレッスンに設定された定着度Dを更新する(ステップS6)。ステップS6では、例えば、単元スコア処理部111は、対象アウトプットレッスンの受講回数に応じて、対象アウトプットレッスンに設定された定着度Dを大きくするように更新する。単元スコア処理部111は、更新処理後の定着度Dを対象アウトプットレッスンに関連付けて記憶装置14に保存する。
上述の変数Fは、定着度Dを含む。変数Fは、定着度Dの変化に応じて変わる。定着度Dが大きくなるにつれて、変数Fは小さくなる。定着度Dは対象アウトプットレッスンの受講毎に大きくなるので、変数Fは対象アウトプットレッスンの受講毎に小さくなる。定着度Dは、時間経過に伴うスコアの減少を抑える方向に作用する。対象アウトプットレッスンの受講に基づいて対象アウトプットレッスンに設定された定着度Dを大きくするように更新することは、対象アウトプットレッスンの受講に基づいて対象単元についての減少度を小さくすることの一例である。
上述のように、情報処理装置は、対象アウトプットレッスンの受講に基づいて、対象単元についての減少度を小さくすることができる。情報処理装置は、同じ単元のアウトプットレッスンを繰り返し受講することで定着度が高くなり、必要な知識を忘却し難くなる傾向を反映した仕組みを単元スコアの更新に適用することができる。情報処理装置は、この傾向を反映した単元スコアの更新により、現時点でユーザが試験で獲得可能と予測される試験スコアを取得することができる。
図8は、第1の実施形態に係るサーバ1により実行される単元スコアの更新処理例を示す図である。
説明の簡略化のため、対象ユーザは、一日に一つのアウトプットレッスンを受講するものとする。対象ユーザは、レッスン番号の若い順にアウトプットレッスンを受講するものとして説明するが、アウトプットレッスンの受講順は任意に選択可能であってもよい。同じアウトプットレッスンの複数回の受講も可能である。説明の簡略化のため、単元スコアについては、科目1の単元1-1及び単元1-2についてのみ示す。
「学習フロー」は、学習済のアウトプットレッスンの大区分として基礎力編又は実力編を示す。
「単元」は、学習済のアウトプットレッスンに関連付けられた単元を示す。
「レッスン」は、学習済のアウトプットレッスンを示す。学習済のアウトプットレッスンは、対象ユーザが受講した順に上から下に並べられている。
「難易度(A)」は、「レッスン」で示されるアウトプットレッスンの難易度Aを示す。
「単元直前得点(Scurrent)」は、アウトプットレッスンの受講直前の「単元」で示される単元の単元スコアScurrentを示す。
「レッスン得点(S)」は、「レッスン」で示されるアウトプットレッスンの受講に基づくレッスンスコアSを示す。
「難易度調整後レッスン得点(S)」は、「レッスン得点(S)」で示されるレッスンスコアSに「難易度(A)」で示される難易度Aをかけて得られる調整後のレッスンスコアSを示す。
「単元加重平均得点(Snew)」は、「難易度調整後レッスン得点(S)」で示される調整後のレッスンスコアSと「単元直前得点(Scurrent)」で示される単元スコアScurrentとの加重平均により得られる単元スコアSnewを示す。
「スコア」の「単元1-1計」は、単元1-1の単元スコアの遷移を示す。単元1-1の単元スコアの初期値は、実力診断テストに基づいて設定される30点である。単元1-1の単元スコアは、単元1-1に関連付けられたアウトプットレッスンの受講に基づいて上がることもあるし、時間経過に伴い下がることもある。
「スコア」の「1-1a」は、アウトプットレッスン1-1aのスコアの遷移を示す。アウトプットレッスン1-1aのスコアの初期値は、実力診断テストに基づいて単元1-1の単元スコアの初期値として設定される30点をアウトプットレッスン1-1aの難易度A1-1a(60%)で割って得られる値(50点)である。アウトプットレッスン1-1aのスコアは、アウトプットレッスン1-1aの受講に基づいて上がることもあるし、時間経過に伴い下がることもある。
「スコア」の「1-1b」は、アウトプットレッスン1-1bのスコアの遷移を示す。アウトプットレッスン1-1bのスコアの初期値は、実力診断テストに基づいて単元1-1の単元スコアの初期値として設定される30点をアウトプットレッスン1-1bの難易度A1-1b(80%)で割って得られる値(37.5点)である。アウトプットレッスン1-1bのスコアは、アウトプットレッスン1-1bの受講に基づいて上がることもあるし、時間経過に伴い下がることもある。
「スコア」の「単元1-2計」は、単元1-2の単元スコアの遷移を示す。単元1-2の単元スコアの初期値は、実力診断テストに基づいて設定される30点である。単元1-2の単元スコアは、単元1-2に関連付けられたアウトプットレッスンの受講に基づいて上がることもあるし、時間経過に伴い下がることもある。
「スコア」の「1-2a」は、アウトプットレッスン1-2aのスコアの遷移を示す。アウトプットレッスン1-2aのスコアの初期値は、実力診断テストに基づいて単元1-2の単元スコアの初期値として設定される30点をアウトプットレッスン1-2aの難易度A1-2a(60%)で割って得られる値(50点)である。アウトプットレッスン1-2aのスコアは、アウトプットレッスン1-2aの受講に基づいて上がることもあるし、時間経過に伴い下がることもある。
「スコア」の「1-2b」は、アウトプットレッスン1-2bのスコアの遷移を示す。アウトプットレッスン1-2bのスコアの初期値は、実力診断テストに基づいて単元1-2の単元スコアの初期値として設定される30点をアウトプットレッスン1-2bの難易度A1-2b(80%)で割って得られる値(37.5点)である。アウトプットレッスン1-2bのスコアは、アウトプットレッスン1-2bの受講に基づいて上がることもあるし、時間経過に伴い下がることもある。
「スコア」の「科目1計」は、科目1を構成する複数の単元の単元スコアの平均値の遷移を示す。ここでは、説明の簡略化のため、「科目1計」は、「単元1-1計」で示される単元1-1の単元スコアと「単元1-2計」で示される単元1-2の単元スコアの平均値を示す。
「定着度」の「単元1-1」は、単元1-1の定着度D1-1の遷移を示す。定着度D1-1は、「定着度」の「1-1a」に示される定着度D1-1aと「定着度」の「1-1b」に示される定着度D1-1bの平均値である。定着度D1-1の初期値は、0%である。定着度D1-1は、定着度D1-1a又は定着度D1-1bの何れかが大きくなるにつれて大きくなる。
「定着度」の「1-1a」は、アウトプットレッスン1-1aに設定された定着度D1-1aの遷移を示す。定着度D1-1aの初期値は、0%である。定着度D1-1aは、アウトプットレッスン1-1aの受講毎に大きくなる。
「定着度」の「1-1b」は、アウトプットレッスン1-1bに設定された定着度D1-1bの遷移を示す。定着度D1-1bの初期値は、0%である。定着度D1-1bは、アウトプットレッスン1-1bの受講毎に大きくなる。
「定着度」の「単元1-2」は、単元1-2の定着度D1-2の遷移を示す。定着度D1-2は、「定着度」の「1-2a」に示される定着度D1-2aと「定着度」の「1-2b」に示される定着度D1-2bの平均値である。定着度D1-2の初期値は、0%である。定着度D1-2は、定着度D1-2a又は定着度D1-2bの何れかが大きくなるにつれて大きくなる。
「定着度」の「1-2a」は、アウトプットレッスン1-2aに設定された定着度D1-2aの遷移を示す。定着度D1-2aの初期値は、0%である。定着度D1-2aは、アウトプットレッスン1-2aの受講毎に大きくなる。
「定着度」の「1-2b」は、アウトプットレッスン1-2bに設定された定着度D1-2bの遷移を示す。定着度D1-2bの初期値は、0%である。定着度D1-2bは、アウトプットレッスン1-2bの受講毎に大きくなる。
単元1-1に関する単元スコア処理部111の処理例について説明する。
対象ユーザは、「レッスン」で示されるように、単元1-1に関連付けられたアウトプットレッスンを4回受講したものとする。「スコア」の「単元1-1a」及び「スコア」の「単元1-1b」で示されるスコアのうち破線の丸で囲んだスコアは、アウトプットレッスンの受講に基づくスコアSである。
図8における一点鎖線で囲った部分を参照し、対象ユーザによる基礎力編のアウトプットレッスン1-1aの受講に基づく単元1-1の単元スコアの更新について説明する。単元スコア処理部111は、「単元直前得点(Scurrent)」で示されるアウトプットレッスン1-1aの受講直前の単元1-1の単元スコアScurrent(30点)を取得する。
単元スコア処理部111は、「レッスン得点(S)」で示されるアウトプットレッスン1-1aの受講に基づくスコアS(80点)に「難易度(A)」で示されるアウトプットレッスン1-1aの難易度A1-1a(60%)をかけて得られる「難易度調整後レッスン得点(S)」で示される調整後のレッスンスコアS(48点)を取得する。
単元スコア処理部111は、Snew=(S×寄与度C)+{Scurrent×(1-寄与度C)}により、「単元加重平均得点(Snew)」で示される単元スコアSnew(39点)を取得する。単元スコア処理部111は、「スコア」の「単元1-1計」で示される単元1-1の単元スコアを、単元スコアScurrent(30点)から単元スコアSnew(39点)に更新する。
対象ユーザによる単元1-1に関連付けられたアウトプットレッスンの受講に基づくアウトプットレッスンに設定された定着度D及び単元の定着度Dの更新について説明する。単元スコア処理部111は、対象ユーザによる基礎力編のアウトプットレッスン1-1aの受講に基づいて、「定着度」の「1-1a」で示されるアウトプットレッスン1-1aに設定された定着度D1-1aを、0%から30%に更新する。単元スコア処理部111は、定着度D1-1aの更新に基づいて、「定着度」の「単元1-1」で示される定着度D1-1を、0%から「定着度」の「1-1a」に示される定着度D1-1a(30%)と「定着度」の「1-1b」に示される定着度D1-1b(0%)の平均値(15%)に更新する。
同様に、単元スコア処理部111は、対象ユーザによる基礎力編のアウトプットレッスン1-1bの受講に基づいて、「定着度」の「1-1b」で示される定着度D1-1bを、0%から30%に更新する。単元スコア処理部111は、定着度D1-1bの更新に基づいて、「定着度」の「単元1-1」で示される定着度D1-1を、15%から「定着度」の「1-1a」に示される定着度D1-1a(30%)と「定着度」の「1-1b」に示される定着度D1-1b(30%)の平均値(30%)に更新する。
同様に、単元スコア処理部111は、対象ユーザによる実力編のアウトプットレッスン1-1aの受講に基づいて、「定着度」の「1-1a」で示される定着度D1-1aを、30%から60%に更新する。単元スコア処理部111は、定着度D1-1aの更新に基づいて、「定着度」の「単元1-1」で示される定着度D1-1を、30%から「定着度」の「1-1a」に示される定着度D1-1a(60%)と「定着度」の「1-1b」に示される定着度D1-1b(30%)の平均値(45%)に更新する。
同様に、単元スコア処理部111は、対象ユーザによる実力編のアウトプットレッスン1-1bの受講に基づいて、「定着度」の「1-1b」で示される定着度D1-1bを、30%から60%に更新する。単元スコア処理部111は、定着度D1-1bの更新に基づいて、「定着度」の「単元1-1」で示される定着度D1-1を、45%から「定着度」の「1-1a」に示される定着度D1-1a(60%)と「定着度」の「1-1b」に示される定着度D1-1b(60%)の平均値(60%)に更新する。
図8における実線で囲った部分を参照し、時間経過に伴う単元1-1の単元スコアの更新について説明する。単元スコア処理部111は、単元1-1の単元スコアを、Scurrent(80点)から、Snew(77.8点)に更新する。Snew(77.8点)は、Scurrent(80点)×{1-忘却度B(4%)×(1ー定着度D1-1(30%)×定着寄与度E(100%))}で求まる。同様に、単元スコア処理部111は、時間経過に伴い、単元1-1の単元スコアを、Scurrent(77.8点)から、Snew(75.6点)に更新する。以降同様である。なお、定着度D1-1が更新された場合は、単元スコア処理部111は、更新された定着度D1-1を用いる。
上述の単元スコア処理部111の処理による単元1-1の単元スコアの遷移について説明する。単元1-1の単元スコアは、初期値(30点)からスタートする。単元1-1の単元スコアは、対象ユーザによる基礎力編のアウトプットレッスン1-1aの受講に基づくレッスンスコアSにより、初期値(30点)から39点に上がる。単元1-1の単元スコアは、対象ユーザによる基礎力編のアウトプットレッスン1-1bの受講に基づくレッスンスコアSにより、39点から46.5点に上がる。その後、対象ユーザは、単元1-1に関連付けられたアウトプットレッスンを受講していないため、単元1-1の単元スコアは、時間経過に伴い46.5点から39.2点まで徐々に下がる。その後、単元1-1の単元スコアは、対象ユーザによる実力編のアウトプットレッスン1-1aの受講に基づくレッスンスコアSにより、39.2点から45.2点に上がる。単元1-1の単元スコアは、対象ユーザによる実力編のアウトプットレッスン1-1bの受講に基づくレッスンスコアSにより、45.2点から55.0点に上がる。その後、対象ユーザは、単元1-1に関連付けられたアウトプットレッスンを受講していないため、単元1-1の単元スコアは、時間経過に伴い55.0点から53.2点まで徐々に下がる。なお、単元1-1の定着度D1-1は60%まで上がっているため、単元1-1の単元スコアは、定着度D1-1が30%の場合と比べて減少し難い。
図9は、第1の実施形態に係るサーバ1により実行される予測試験スコアの取得処理の一例を示すフローチャートである。
試験スコア予測部112は、対象ユーザの全ての単元の単元スコアScurrentを管理データ141から取得する(ステップS7)。対象ユーザの全ての単元の単元スコアScurrentは、単元スコア処理部111による更新処理に応じたスコアである。対象ユーザの全ての単元の単元スコアScurrentの一部又は全部は、単元スコア処理部111による更新処理に応じて少なくとも1回更新されたスコアである。
試験スコア予測部112は、対象ユーザの全ての単元の単元スコアScurrentに基づいて、対象ユーザの予測試験スコアを取得する(ステップS8)。ステップS8では、一例では、試験スコア予測部112は、対象ユーザの全ての単元の単元スコアScurrent及び配点割合に基づいて、対象ユーザの予測試験スコアを取得する。この例では、試験スコア予測部112は、各単元について、単元スコアScurrentと配点割合データ142で示される配点割合とをかけて得られる点数を取得する。試験スコア予測部112は、科目毎に各単元について取得した点数を合算し、100点満点中の各科目の点数を取得する。試験スコア予測部112は、各科目について取得した点数を合算し、700点満点中の試験の総合点を対象ユーザの予測試験スコアとして取得する。試験スコア予測部112は、対象ユーザの予測試験スコアを記憶装置14に保存する。
別の例では、試験スコア予測部112は、対象ユーザの全ての単元の単元スコアScurrent及び試験スコア予測モデル143に基づいて、対象ユーザの予測試験スコアを取得する。この例では、試験スコア予測部112は、試験スコア予測モデル143に、試験スコア予測用入力データを入力する。試験スコア予測用入力データは、対象ユーザの全ての単元の単元スコアScurrentを含む。試験スコア予測用入力データは、試験スコア予測部112により管理データ141から取得された対象ユーザの受講済の各レッスンの受講時間を含んでもよい。試験スコア予測用入力データは、試験スコア予測部112により管理データ141から取得された対象ユーザの属性を含んでもよい。試験スコア予測部112は、試験スコア予測モデル143への試験スコア予測用入力データの入力に基づいて、試験スコア予測モデル143から試験スコア予測用出力データを取得する。試験スコア予測用出力データは、対象ユーザの予測試験スコアを含む。試験スコア予測部112は、対象ユーザの予測試験スコアを記憶装置14に保存する。
出力部113は、予測結果を端末2に出力する(ステップS9)。ステップS9では、例えば、出力部113は、ネットワークNWを介して、予測結果を表示可能な態様で端末2に出力する。予測結果は、試験スコア予測部112により取得された予測試験スコアを含む。予測結果は、全ての単元の単元スコアScurrentを含んでもよい。端末2の表示装置27は、予測結果を表示する。
上述のように、情報処理装置は、対象ユーザの全ての単元の単元スコア及び配点割合に基づいて、対象ユーザの予測試験スコアを取得することができる。情報処理装置は、配点割合を用いることにより、簡易な処理で予測試験スコアを予測することができる。
上述のように、情報処理装置は、対象ユーザの全ての単元の単元スコア及び試験スコア予測モデルに基づいて、対象ユーザの予測試験スコアを取得することができる。情報処理装置は、試験スコア予測モデルを用いることにより、予測試験スコアの予測精度を上げることができる。
図10は、第1の実施形態に係るサーバ1により実行される各種パラメータの最適化処理の一例を示すフローチャートである。
最適化処理部114は、任意のタイミングで最適化処理を開始し、各種パラメータを更新してもよい。
最適化処理部114は、複数のユーザの予測試験スコアを管理データ141から取得する(ステップS10)。
最適化処理部114は、複数のユーザの実績試験スコアを管理データ141から取得する(ステップS11)。
最適化処理部114は、複数のユーザの予測試験スコア及び複数のユーザの実績試験スコアに基づく機械学習により、寄与度C、全ての単元に関連付けられた複数のアウトプットレッスンの難易度A及び忘却度Bを最適化する(ステップS12)。複数のユーザの実績試験スコアは、実際の試験の試験スコアであってもよい。複数のユーザの実績試験スコアは、実際の試験の試験スコアに代えて、上述のような模擬試験の試験スコアであってもよい。複数のユーザの実績試験スコアは、実際の試験の試験スコアを入力していないユーザについて模擬試験の試験スコアで補完したものであってもよい。ステップS12では、例えば、最適化処理部114は、寄与度C、難易度A及び忘却度Bを説明変数とし、実績試験スコアを目的変数とする。最適化処理部114は、各ユーザの予測試験スコアと実績試験スコアとの差分をできる限り小さくするように、機械学習により寄与度C、難易度A及び忘却度Bを最適化する。最適化処理部114は、最適化された寄与度C、難易度A及び忘却度Bを取得する。最適化処理部114は、最適化された寄与度C、難易度A及び忘却度Bを記憶装置14に保存する。なお、最適化処理部114は、寄与度C、難易度A及び忘却度Bの少なくとも1つを最適化してもよい。最適化処理部114は、寄与度C、難易度A及び忘却度Bの少なくとも1つに加えて、定着度D及び定着作用度Eの少なくとも何れかを最適化してもよい。
上述のように、情報処理装置は、単元スコアの更新に用いる各種パラメータを最適化することができる。情報処理装置は、各種パラメータの最適化により、予測試験スコアの予測精度を上げることができる。
図11は、第1の実施形態に係るサーバ1により実行される試験スコア予測モデル143の生成処理の一例を示すフローチャートである。
試験スコア予測モデル処理部115は、任意のタイミングで試験スコア予測モデル143の生成処理を開始し、試験スコア予測モデル143を新たに作成してもよい。試験スコア予測モデル処理部115は、任意のタイミングで試験スコア予測モデル143の生成処理を開始し、試験スコア予測モデル143を更新してもよい。
試験スコア予測モデル処理部115は、試験スコア予測用学習データを取得する(ステップS13)ステップS13では、例えば、試験スコア予測モデル処理部115は、試験スコア学習用入力データ及び試験スコア学習用出力データを含む試験スコア予測用学習データを管理データ141から取得する。試験スコア予測モデル処理部115は、全ての単元についての複数のユーザの単元スコアScurrentを含む試験スコア学習用入力データを取得する。試験スコア予測モデル処理部115は、複数のユーザの受講済の各レッスンの受講時間を含む試験スコア学習用入力データを取得してもよい。試験スコア予測モデル処理部115は、複数のユーザの属性を含む試験スコア学習用入力データを取得してもよい。試験スコア予測モデル処理部115は、複数のユーザの実績試験スコアを含む試験スコア学習用出力データを取得する。
試験スコア予測モデル処理部115は、試験スコア予測用学習データに基づく機械学習により、試験スコア予測モデル143を生成する(ステップS14)。ステップS14では、例えば、試験スコア予測モデル処理部115は、機械学習により、試験スコア学習用出力データに対する試験スコア学習用入力データに含まれる各要素の関係を推定する。試験スコア予測モデル処理部115は、推定に基づいて試験スコア予測モデル143を生成する。機械学習は、ニューラルネットワーク等であるが、これに限定されない。
ユーザの単元スコアScurrentは、試験の出題範囲毎の習熟度を反映するので、試験スコアに影響を与え得る。試験スコアは、ユーザの単元スコアScurrentに応じて異なり得る。そのため、ユーザの単元スコアScurrentは、ユーザの実績試験スコアとの間には、一定の相関関係があり得る。
ユーザの受講済の各レッスンの受講時間は、試験の出題範囲毎の習熟度に影響を与えるので、試験スコアにも影響を与え得る。試験スコアは、ユーザの受講済の各レッスンの受講時間に応じて異なり得る。そのため、ユーザの受講済の各レッスンは、ユーザの実績試験スコアとの間には、一定の相関関係があり得る。
ユーザの属性は、試験の適正に影響を与えるので、試験スコアに影響を与え得る。試験スコアは、ユーザの属性に応じて異なり得る。そのため、ユーザの属性は、ユーザの実績試験スコアとの間には、一定の相関関係があり得る。年齢は、記憶力に影響を与えるので、試験スコアに影響を与え得る。そのため、試験スコアは、ユーザの年齢に応じて異なり得る。試験には、男性向きのものもあれば、女性向きのものもあり得る。そのため、試験スコアは、ユーザの性別に応じて異なり得る。試験には、職業及び業界毎に関連性の高い試験がある。そのため、試験スコアは、ユーザの職業及び業界に応じて異なり得る。試験には、出題形式及び出題範囲の似たものがある。ある試験で資格を保有するユーザは、この試験に似た試験で高い試験スコアを得る可能性がある。そのため、試験スコアは、保有資格に応じて異なり得る。
試験スコア予測モデル処理部115は、生成した試験スコア予測モデル143を記憶装置14に保存する(ステップS15)
上述のように、情報処理装置は、試験スコア予測モデルを生成することができる。情報処理装置は、試験スコア予測モデルを用いることにより、予測試験スコアの予測精度を上げることができる。
なお、上述の例では、アウトプットレッスンと単元の紐付けが多対1の例について説明したが、アウトプットレッスンと単元の紐付けは多対多であってもよい。多対1では、1つの単元が複数のアウトプットレッスンに紐付き、1つのアウトプットレッスンが1つの単元に紐付いている。多対多では、1つの単元が複数のアウトプットレッスンに紐付き、1つのアウトプットレッスンが複数の単元に紐付いている。例えば、「〇〇の総合問題」というアウトプットレッスンは、単元A、単元B及び単元C等の複数の単元に紐付いてもよい。以下では、複数の単元に紐付く1つのアウトプットレッスンは、多対多のアウトプットレッスンともいう。
単元スコア処理部111は、多対多の対象アウトプットレッスンの受講に基づいて、対象アウトプットレッスンに関連付けられた複数(ここでは、Nとする)の対象単元のそれぞれの単元スコアを更新してもよい。この例では、単元スコア処理部111は、対象ユーザによる多対多の対象アウトプットレッスンの受講に基づいて、複数の対象単元のそれぞれのレッスンスコアSを取得する。単元スコア処理部111は、複数の対象単元のそれぞれのレッスンスコアSに基づいて、複数の対象単元のそれぞれの単元スコアを更新する。
単元スコア処理部111は、複数の対象単元のそれぞれのレッスンスコアSを、対象アウトプットレッスンが複数の対象単元のそれぞれに対して影響を及ぼす影響度に基づいて決定することができる。影響度は、対象アウトプットレッスンのスコアを各対象単元に割り振るための割合である。複数の対象単元のそれぞれのレッスンスコアSは、対象アウトプットレッスンのスコアに、各対象単元に対する影響度をかけて得られるスコアでもよい。
一例では、影響度は、N分の1と実装することができる。この例では、各対象単元に対する影響度は、N分の1となる。
別の例では、対象アウトプットレッスンに複数の対象単元のそれぞれの含有割合のようなパラメータが設定されている場合、単元スコア処理部111は、各対象単元に対する影響度を各対象単元の含有割合に基づいて決定することができる。例えば、「〇〇の総合問題」というアウトプットレッスンには、単元Aの含有割合が50%、単元Bの含有割合が30%、単元Cの含有割合が20%と予め設定されているものとする。単元スコア処理部111は、単元A、単元B及び単元Cのそれぞれに対する影響度を、単元A、単元B及び単元Cのそれぞれの含有割合に基づいて決定する。例えば、単元Aに対する影響度は、含有割合に基づく50%である。
さらに、対象アウトプットレッスンに含まれる各設問は、対象単元に紐付けられてもよい。これにより、より正確に対象単元に対する影響度を設定することができる。例えば、「〇〇の総合問題」というアウトプットレッスンは、10問の設問を含むものとする。10問のうちの5問は、単元Aに紐付けられ、2問は、単元Bに紐付けられ、3問は、単元Cに紐付けられているものとする。この例では、単元A、単元B及び単元Cのそれぞれに対する影響度は、対象アウトプットレッスンに含まれる各設問による各対象単元に対する影響度を対象単元毎に積算して得られる割合であってもよい。対象アウトプットレッスンが10問の設問を含む場合、1つの設問による1つの対象単元に対する影響度は10%である。5問に紐付けられた単元Aに対する影響度は、50%である。
なお、各設問は、1つの対象単元ではなく、複数(ここでは、nとする)の対象単元に紐付けられてもよい。例えば、設問1は、単元Aと単元Bとの比較問題であり、単元A及び単元Bに紐付けられているものとする。一例では、複数の対象単元に紐付けられた設問の各対象単元への影響度は、n分の1と実装することができる。設問1による単元A及び単元Bのそれぞれに対する影響度は、1つの設問による影響度10%に対する2分の1の5%である。
別の例では、設問に複数の対象単元のそれぞれの含有割合のようなパラメータが設定されている場合、単元スコア処理部111は、複数の対象単元に紐付けられた設問の各対象単元への影響度を、複数の対象単元のそれぞれの含有割合に基づいて決定することができる。設問1には、単元Aの含有割合が60%、単元Bの含有割合が40%と予め設定されているものとする。単元スコア処理部111は、設問1による単元Aに対する影響度を、1つの設問による影響度10%に対する60%である6%と決定してもよい。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、単元間のスコアの関係性及びユーザの学習済単元の単元スコア(実績単元スコア)に基づいて、ユーザの未学習単元の単元スコア(予測対象単元についての予測単元スコア)を予測する実施形態である。
第2の実施形態では、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。第2の実施形態では、主として、第1の実施形態と異なる部分について説明する。
図12は、第2の実施形態に係るサーバ1の構成例を示すブロック図である。
記憶装置14は、第1の実施形態と同様に、管理データ141、配点割合データ142及び試験スコア予測モデル143を記憶する。管理データ141に含まれる対象ユーザの全ての単元の単元スコアScurrentは、少なくとも1つの単元についての対象ユーザの実績単元スコアに基づく単元スコア及び少なくとも1つの単元とは異なる予測対象単元についての対象ユーザの第1の予測単元スコアに基づく単元スコアを含む。
実績単元スコアは、講座の最初の実力診断テストに基づいて初期値を設定された単元の単元スコアであって、単元スコア処理部111による第1の予測単元スコアの取得処理で用いられる単元スコアである。実績単元スコアは、初期値の場合もあるし、第1の実施形態で説明した単元スコア処理部111による更新処理により初期値から更新された単元スコアの場合もある。実績単元スコアに基づく単元スコアは、単元スコア処理部111による第1の予測単元スコアの取得処理のタイミングによって、第1の実施形態で説明した単元スコア処理部111による更新処理により実績単元スコアから更新された単元スコアの場合もあるし、実績単元スコアの場合もある。
予測対象単元は、講座の最初の実力診断テストに基づいて初期値を設定されていない単元であって、単元スコア処理部111により第1の予測単元スコアを取得する対象となる単元である。第2の実施形態では、講座の最初の実力診断テストに基づいて初期値を設定されていない単元は、初期値として固定値を設定しないものとする。
第1の予測単元スコアは、予測対象単元について単元スコア処理部111により取得される予測単元スコアである。第1の予測単元スコアは、単元スコア処理部111による第1の予測単元スコアの取得処理のタイミングによって、初期値となることもあるし、講座の受講開始後の単元スコアとなることもある。第1の予測単元スコアに基づく単元スコアは、単元スコア処理部111による第1の予測単元スコアの取得処理のタイミングによって、第1の実施形態で説明した単元スコア処理部111による更新処理により第1の予測単元スコアから更新された単元スコアの場合もあるし、第1の予測単元スコアの場合もある。第1の予測単元スコアは、予測単元スコアの一例である。
「少なくとも1つの単元」の表記は、全ての単元のうちの全部ではない少なくとも1つの単元の意味を含む。「少なくとも1つの単元」の表記は、実績単元スコアを得られた対象ユーザの全ての単元の意味を含む。対象ユーザのユーザデータは、実績試験スコアを含んでいない。
記憶装置14は、第1の類似度データ144を記憶する。
第1の類似度データ144は、全ての単元についての複数のユーザの実績単元スコアに基づく単元間のスコアの関係性を示すデータである。例えば、関係性は、類似度である。類似度は、単元間で単元スコアの類似する程度である。単元スコアの類似する程度は、単元間で学習する内容の類似する程度と相関を有する。単元間で学習する内容が類似するほど、単元スコアの類似する程度は高くなる。単元間のスコアの類似度等の関係性は、単元間に応じて異なる。
第1の類似度データ144は、単元スコア予測モデル処理部116により第1の単元スコア予測用学習データに基づいて生成される。第1の単元スコア予測用学習データは、全ての単元についての複数のユーザの実績単元スコアを含む。第1の単元スコア予測用学習データにおける複数のユーザは、実績試験スコアを取得されたユーザを含んでもよいし、実績試験スコアを取得されていないユーザを含んでもよい。第1の単元スコア予測用学習データにおける複数のユーザは、対象ユーザを含んでもよいし、含んでいなくてもよい。複数のユーザのそれぞれの実績単元スコアは、全ての単元の実績単元スコアでもよいし、全ての単元のうちの一部の実績単元スコアでもよい。第1の類似度データ144は、類似度データの一例である。第1の単元スコア予測用学習データは、単元スコア予測用学習データの一例である。
記憶装置14は、第1の単元スコア予測モデル145を記憶する。
第1の単元スコア予測モデル145は、予測対象単元と全ての単元のそれぞれとの類似度で規定されるモデルである。第1の単元スコア予測モデル145に関する説明の「全ての単元」の表記は、全ての単元から予測対象単元を除く残りの単元と読み替えてもよい。第1の単元スコア予測モデル145に関する説明の「全ての単元」の表記は、少なくとも1つの単元と読み替えてもよい。
第1の単元スコア予測モデル145は、少なくとも1つの単元についての対象ユーザの実績単元スコアを、予測対象単元と全ての単元のそれぞれとの類似度へ適用することにより、予測対象単元についての対象ユーザの第1の予測単元スコアを出力する。例えば、第1の単元スコア予測モデル145は、単元毎に対象ユーザの実績単元スコアと類似度とをかけて得られる値に基づいて、対象ユーザの第1の予測単元スコアを出力する。実績単元スコアの第1の予測単元スコアの予測に寄与する程度は、類似度の大きさに応じて異なる。少なくとも1つの単元についての対象ユーザの実績単元スコアは、単元間のスコアの類似度等の関係性を用いることで、予測対象単元についての対象ユーザの第1の予測単元スコアとの間には、一定の相関関係があり得る。
予測対象単元が単元1-12である場合を例にして説明する。第1の単元スコア予測モデル145は、少なくとも1つの単元についての対象ユーザの実績単元スコアを、単元1-12と全ての単元のそれぞれとの類似度に適用する。第1の単元スコア予測モデル145は、単元毎に対象ユーザの実績単元スコアと類似度とをかけて得られる値に基づいて、単元1-12における対象ユーザの第1の予測単元スコアを出力する。
第1の単元スコア予測モデル145は、第1の類似度データ144に基づいて単元スコア予測モデル処理部116により生成される学習済モデルである。第1の単元スコア予測モデル145は、第1の単元スコア予測用入力データの入力に基づいて、第1の単元スコア予測用出力データを出力する。第1の単元スコア予測用入力データは、少なくとも1つの単元についての対象ユーザの実績単元スコアを含む。第1の単元スコア予測用出力データは、予測対象単元についての対象ユーザの第1の予測単元スコアを含む。第1の単元スコア予測モデル145は、単元スコア予測モデルの一例である。第1の単元スコア予測用入力データは、単元スコア予測用入力データ又は入力データの一例である。第1の単元スコア予測用出力データは、単元スコア予測用出力データ又は出力データの一例である。
プロセッサ11は、単元スコア処理部111、試験スコア予測部112、出力部113、最適化処理部114、試験スコア予測モデル処理部115及び単元スコア予測モデル処理部116を実現する。プロセッサ11によって実現される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ11によって実現される各部は、プロセッサ11、ROM12及びRAM13を含む制御部によって実現されるということもできる。
単元スコア処理部111は、第1の実施形態と同様に、対象ユーザの単元スコアを更新する。単元スコア処理部111の処理は、第1の実施形態と同様であってよく、その説明を省略する。単元スコア処理部111は、予測対象単元についての対象ユーザの第1の予測単元スコアを取得する。
試験スコア予測部112は、第1の実施形態と同様に、対象ユーザの全ての単元の単元スコアに基づいて、対象ユーザの予測試験スコアを取得する。試験スコア予測部112の処理は、第1の実施形態と同様であってよく、その説明を省略する。
出力部113は、第1の実施形態と同様に、予測結果を端末2に出力する。予測結果は予測試験スコアを含む。出力部113の処理は、第1の実施形態と同様であってよく、その説明を省略する。
最適化処理部114は、第1の実施形態と同様に、単元スコアの更新に用いる各種パラメータを最適化する。最適化処理部114の処理は、第1の実施形態と同様であってよく、その説明を省略する。
試験スコア予測モデル処理部115は、第1の実施形態と同様に、機械学習により試験スコア予測モデルを生成する。試験スコア予測モデル処理部115の処理は、第1の実施形態と同様であってよく、その説明を省略する。
単元スコア予測モデル処理部116は、機械学習により第1の単元スコア予測モデル145を生成する。
図13は、第2の実施形態に係るサーバ1に記憶される第1の類似度データ144の構成例を示す図である。
例えば、第1の類似度データ144は、図13に例示するテーブルである。
第1の類似度データ144は、各単元のレコードを含む。各単元のレコードは、単元と、全ての単元のそれぞれとの類似度を格納するフィールドを含む。類似度は、0以上1以下の値である。単元間のスコアの類似度が1に近いと、単元間の内容は類似する傾向にある。この場合、ある単元の単元スコアが高いと、多くのユーザについては、別の単元の単元スコアも高い傾向にある。他方、単元間のスコアの類似度が0に低いと、単元間の内容は類似しない傾向にある。この場合、ある単元の単元スコアが高くても、ユーザによっては、別の単元の単元スコアは高いこともあるし、低いこともある。単元間のスコアの類似度が1に近くなるほど、単元間の単元スコアの相関は高くなる。
(動作例)
次に、以上のように構成されたサーバ1の動作例を説明する。
なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
図14は、第2の実施形態に係るサーバ1により実行される第1の予測単元スコアの取得処理の一例を示すフローチャートである。
単元スコア処理部111は、対象ユーザにより端末2で入力された指示により第1の予測単元スコアの取得処理を開始してもよい。単元スコア処理部111は、任意のタイミングに第1の予測単元スコアの取得処理を開始してもよい。
単元スコア処理部111は、少なく1つの単元についての対象ユーザの実績単元スコアを管理データ141から取得する(ステップS16)。
単元スコア処理部111は、単元間のスコアの関係性及び取得された対象ユーザの実績単元スコアに基づいて、予測対象単元についての対象ユーザの第1の予測単元スコアを取得する(ステップS17)。「取得された対象ユーザの実績単元スコア」の表記は、取得された少なくとも1つの単元についての対象ユーザの実績単元スコアの意味を含む。ステップS17では、例えば、単元スコア処理部111は、第1の単元スコア予測モデル145及び取得された対象ユーザの実績単元スコアに基づいて、第1の予測単元スコアを取得する。
単元スコア処理部111は、第1の単元スコア予測モデル145に、第1の単元スコア予測用入力データを入力する。第1の単元スコア予測用入力データは、取得された対象ユーザの実績単元スコアを含む。単元スコア処理部111は、第1の単元スコア予測モデル145への第1の単元スコア予測用入力データの入力に基づいて、第1の単元スコア予測モデル145から第1の単元スコア予測用出力データを取得する。第1の単元スコア予測用出力データは、予測対象単元についての対象ユーザの第1の予測単元スコアを含む。単元スコア処理部111は、第1の予測単元スコアを記憶装置14に保存する。
単元スコア処理部111は、全ての予測対象単元についての対象ユーザの第1の予測単元スコアを取得したか否かを判断する(ステップS18)。全ての予測対象単元は、全ての単元のうち対象ユーザの実績単元スコアに関連付けられた少なくとも1つの単元を除く残りの単元である。単元スコア処理部111が全ての予測対象単元についての対象ユーザの第1の予測単元スコアを取得したと判断した場合(ステップS18、YES)、処理は、終了する。単元スコア処理部111は、全ての予測対象単元についての対象ユーザの第1の予測単元スコアを取得していないと判断した場合(ステップS18、NO)、ステップS17の処理を繰り返す。単元スコア処理部111は、全ての予測対象単元についての対象ユーザの第1の予測単元スコアを取得するまで、予測対象単元毎にステップS17の処理を繰り返す。
上述のように、情報処理装置は、複数の単元についての複数のユーザの実績単元スコアに基づく単元間のスコアの関係性及び対象ユーザの実績単元スコアに基づいて、予測対象単元についての対象ユーザの第1の予測単元スコアを取得することができる。これにより、情報処理装置は、実績単元スコアの得られていない単元についての単元スコアを予測することができる。
上述のように、情報処理装置は、第1の単元スコア予測モデル及び対象ユーザの実績単元スコアに基づいて、予測対象単元についての対象ユーザの第1の予測単元スコアを取得することができる。情報処理装置は、第1の単元スコア予測モデルを用いることにより、第1の予測単元スコアの予測精度を上げることができる。
図15は、第2の実施形態に係るサーバ1により実行される第1の単元スコア予測モデル145の生成処理の一例を示すフローチャートである。
単元スコア予測モデル処理部116は、任意のタイミングで第1の単元スコア予測モデル145の生成処理を開始し、第1の単元スコア予測モデル145を新たに作成してもよい。単元スコア予測モデル処理部116は、任意のタイミングで第1の単元スコア予測モデル145の生成処理を開始し、第1の単元スコア予測モデル145を更新してもよい。
単元スコア予測モデル処理部116は、第1の単元スコア予測用学習データを取得する(ステップS19)。ステップS19では、例えば、単元スコア予測モデル処理部116は、全ての単元についての複数のユーザの実績単元スコアを含む第1の単元スコア予測用学習データを管理データ141から取得する。
単元スコア予測モデル処理部116は、第1の単元スコア予測用学習データに基づく機械学習により、第1の類似度データ144を生成する(ステップS20)。ステップS20では、例えば、単元スコア予測モデル処理部116は、第1の単元スコア予測用学習データに基づいて単元間のスコアのコサイン類似度を求める。単元スコア予測モデル処理部116は、単元間のスコアのコサイン類似度を単元間のスコアの類似度として取得する。単元スコア予測モデル処理部116は、単元間のスコアの類似度の取得に基づいて第1の類似度データ144を生成する。単元スコア予測モデル処理部116は、第1の類似度データ144を記憶装置14に保存する。
単元スコア予測モデル処理部116は、第1の類似度データ144に基づいて、第1の単元スコア予測モデル145を生成する(ステップS21)。ステップS21では、例えば、単元スコア予測モデル処理部116は、上述の第1の単元スコア予測モデル145を生成する。
単元スコア予測モデル処理部116は、生成された第1の単元スコア予測モデル145を記憶装置14に保存する(ステップS22)。
上述のように、情報処理装置は、第1の単元スコア予測モデルを生成することができる。情報処理装置は、第1の単元スコア予測モデルを用いることにより、第1の予測単元スコアの予測精度を上げることができる。
なお、単元スコア予測モデル処理部116は、予測対象単元についての対象ユーザの実績試験スコアに含まれるスコア及び第1の予測単元スコアに基づいて、第1の単元スコア予測モデル145を更新してもよい。例えば、単元スコア予測モデル処理部116は、機械学習的方法により、予測対象単元についての実績試験スコアに含まれるスコアと第1の予測単元スコアとの差が小さくなるように第1の単元スコア予測モデル145を更新する。単元スコア予測モデル処理部116は、コスト関数を平均二乗誤差等で定義し、このコスト関数が最も小さくなるように各種パラメータを決定してもよい。
上述のように、情報処理装置は、予測対象単元についての対象ユーザの実績試験スコアに含まれるスコア及び第1の予測単元スコアに基づいて、第1の単元スコア予測モデルを更新することができる。情報処理装置は、第1の単元スコア予測モデルを更新することにより、第1の予測単元スコアの予測精度を上げることができる。
第2の実施形態は、以下のように構成されてもよい。
情報処理装置は、少なくとも1つの単元についての対象ユーザの実績単元スコアを取得し、複数の単元についての複数のユーザの実績単元スコアに基づく単元間のスコアの関係性及び取得された対象ユーザの実績単元スコアに基づいて、少なくとも1つの単元とは異なる予測対象単元についての対象ユーザの予測単元スコアを取得する単元スコア処理部を備える。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、ユーザ間のスコアの関係性及び複数の他のユーザの学習済単元の単元スコア(実績単元スコア)に基づいて、ユーザの未学習単元の単元スコア(予測対象単元についての予測単元スコア)を予測する実施形態である。
第3の実施形態では、第1の実施形態又は第2の実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。第3の実施形態では、主として、第1の実施形態と異なる部分について説明する。
(構成例)
図16は、第3の実施形態に係るサーバ1の構成例を示すブロック図である。
記憶装置14は、第1の実施形態と同様に、管理データ141、配点割合データ142及び試験スコア予測モデル143を記憶する。管理データ141に含まれる対象ユーザの全ての単元の単元スコアScurrentは、少なくとも1つの単元についての対象ユーザの実績単元スコアに基づく単元スコア及び少なくとも1つの単元とは異なる予測対象単元についての対象ユーザの第2の予測単元スコアに基づく単元スコアを含む。実績単元スコア及び実績単元スコアに基づく単元スコアは、第2の実施形態と同様であってもよく、その説明を省略する。予測対象単元は、第2の実施形態と同様であってもよく、その説明を省略する。
第2の予測単元スコアは、予測対象単元について単元スコア処理部111により取得される予測単元スコアである。第2の予測単元スコアは、単元スコア処理部111による第2の予測単元スコアの取得処理のタイミングによって、初期値となることもあるし、講座の受講開始後の単元スコアとなることもある。第2の予測単元スコアに基づく単元スコアは、単元スコア処理部111による第2の予測単元スコアの取得処理のタイミングによって、第1の実施形態で説明した単元スコア処理部111による更新処理により第2の予測単元スコアから更新された単元スコアの場合もあるし、第2の予測単元スコアの場合もある。第2の予測単元スコアは、予測単元スコアの一例である。
「少なくとも1つの単元」の表記は、全ての単元のうちの全部ではない少なくとも1つの単元の意味を含む。「少なくとも1つの単元」の表記は、実績単元スコアを得られた対象ユーザの全ての単元の意味を含む。対象ユーザのユーザデータは、実績試験スコアを含んでいない。
記憶装置14は、第2の類似度データ146を記憶する。
第2の類似度データ146は、全ての単元についての複数のユーザの実績単元スコアに基づくユーザ間のスコアの関係性を示すデータである。例えば、関係性は、類似度である。類似度は、ユーザ間で単元スコアの類似する程度である。ユーザ間のスコアの類似度等の関係性は、ユーザ間に応じて異なる。
第2の類似度データ146は、単元スコア予測モデル処理部116により第2の単元スコア予測用学習データに基づいて生成される。第2の単元スコア予測用学習データは、全ての単元についての複数のユーザの実績単元スコアを含む。第2の単元スコア予測用学習データにおける複数のユーザは、実績試験スコアを取得されたユーザを含んでもよいし、実績試験スコアを取得されていないユーザを含んでもよい。第2の単元スコア予測用学習データにおける複数のユーザは、対象ユーザ及び対象ユーザとは異なる複数の他のユーザを含む。複数のユーザのそれぞれの実績単元スコアは、全ての単元の実績単元スコアでもよいし、全ての単元のうちの一部の実績単元スコアでもよい。第2の類似度データ146は、類似度データの一例である。第2の単元スコア予測用学習データは、単元スコア予測用学習データの一例である。
記憶装置14は、第2の単元スコア予測モデル147を記憶する。
第2の単元スコア予測モデル147は、対象ユーザと複数のユーザのそれぞれとの類似度で規定されるモデルである。第2の単元スコア予測モデル147に関する説明の「複数のユーザ」の表記は、複数の他のユーザと読み替えてもよい。第2の単元スコア予測モデル147に関する説明の「複数のユーザ」の表記は、複数の他のユーザのうち予測対象単元についての実績単元スコアを取得された他のユーザと読み替えてもよい。第2の単元スコア予測モデル147は、予測対象単元についての複数の他のユーザの実績単元スコアを、対象ユーザと複数のユーザのそれぞれとの類似度へ適用することにより、予測対象単元についての対象ユーザの第2の予測単元スコアを出力する。例えば、第2の単元スコア予測モデルは、他のユーザ毎に他のユーザの実績単元スコアと類似度とをかけて得られる値に基づいて、対象ユーザの第2の予測単元スコアを出力する。実績単元スコアの第2の予測単元スコアの予測に寄与する程度は、類似度の大きさに応じて異なる。予測対象単元についての複数の他のユーザの実績単元スコアは、ユーザ間のスコアの類似度等の関係性を用いることで、予測対象単元についての対象ユーザの第2の予測単元との間には、一定の相関関係があり得る。
予測対象単元が単元1-12である場合を例にして説明する。第2の単元スコア予測モデル147は、単元1-12についての複数の他のユーザの実績単元スコアを、対象ユーザと複数のユーザのそれぞれとの類似度へ適用する。第2の単元スコア予測モデル147は、他のユーザ毎に他のユーザの実績単元スコアと類似度とをかけて得られる値に基づいて、単元1-12における対象ユーザの第2の予測単元スコアを出力する。
第2の単元スコア予測モデル147は、第2の類似度データ146に基づいて単元スコア予測モデル処理部116により生成される学習済モデルである。第2の単元スコア予測モデル147は、第2の単元スコア予測用入力データの入力に基づいて、第2の単元スコア予測用出力データを出力する。第2の単元スコア予測用入力データは、予測対象単元についての複数の他のユーザの実績単元スコアを含む。第2の単元スコア予測用出力データは、予測対象単元についての対象ユーザの第2の予測単元スコアを含む。第2の単元スコア予測モデル147は、単元スコア予測モデルの一例である。第2の単元スコア予測用入力データは、単元スコア予測用入力データ又は入力データの一例である。第2の単元スコア予測用出力データは、単元スコア予測用出力データ又は出力データの一例である。
プロセッサ11は、単元スコア処理部111、試験スコア予測部112、出力部113、最適化処理部114、試験スコア予測モデル処理部115及び単元スコア予測モデル処理部116を実現する。プロセッサ11によって実現される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ11によって実現される各部は、プロセッサ11、ROM12及びRAM13を含む制御部によって実現されるということもできる。
単元スコア処理部111は、第1の実施形態と同様に、対象ユーザの単元スコアを更新する。単元スコア処理部111の処理は、第1の実施形態と同様であってよく、その説明を省略する。単元スコア処理部111は、予測対象単元についての対象ユーザの第2の予測単元スコアを取得する。
試験スコア予測部112は、第1の実施形態と同様に、対象ユーザの全ての単元の単元スコアに基づいて、対象ユーザの予測試験スコアを取得する。試験スコア予測部112の処理は、第1の実施形態と同様であってよく、その説明を省略する。
出力部113は、第1の実施形態と同様に、予測結果を端末2に出力する。予測結果は予測試験スコアを含む。出力部113の処理は、第1の実施形態と同様であってよく、その説明を省略する。
最適化処理部114は、第1の実施形態と同様に、単元スコアの更新に用いる各種パラメータを最適化する。最適化処理部114の処理は、第1の実施形態と同様であってよく、その説明を省略する。
試験スコア予測モデル処理部115は、第1の実施形態と同様に、機械学習により試験スコア予測モデルを生成する。試験スコア予測モデル処理部115の処理は、第1の実施形態と同様であってよく、その説明を省略する。
単元スコア予測モデル処理部116は、機械学習により第2の単元スコア予測モデル147を生成する。
図17は、第3の実施形態に係るサーバ1に記憶される第2の類似度データ146の構成例を示す図である。
例えば、第2の類似度データ146は、図17に例示するテーブルである。
第2の類似度データ146は、各ユーザのレコードを含む。各ユーザのレコードは、ユーザと、複数のユーザのそれぞれとの類似度を格納するフィールドを含む。類似度は、0以上1以下の値である。ユーザ間のスコアの類似度が1に近い場合、あるユーザの単元スコアが高いと、別のユーザの単元スコアも高い傾向にある。他方、ユーザ間のスコアの類似度が0に近い場合、あるユーザの単元スコアが高くても、別のユーザの単元スコアは高いこともあるし、低いこともある。ユーザ間のスコアの類似度が1に近くなるほど、ユーザ間の単元スコアの相関は高くなる。
(動作例)
次に、以上のように構成されたサーバ1の動作例を説明する。
なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
図18は、第3の実施形態に係るサーバ1により実行される第2の予測単元スコアの取得処理の一例を示すフローチャートである。
単元スコア処理部111は、対象ユーザにより端末2で入力された指示により第2の予測単元スコアの取得処理を開始してもよい。単元スコア処理部111は、任意のタイミングに第2の予測単元スコアの取得処理を開始してもよい。
単元スコア処理部111は、予測対象単元についての複数の他のユーザの実績単元スコアを管理データ141から取得する(ステップS23)。
単元スコア処理部111は、ユーザ間のスコアの関係性及び取得された複数の他のユーザの実績単元スコアに基づいて、予測対象単元についての対象ユーザの第2の予測単元スコアを取得する(ステップS24)。「取得された複数の他のユーザの実績単元スコア」の表記は、取得された予測対象単元についての複数の他のユーザの実績単元スコアの意味を含む。ステップS24では、例えば、単元スコア処理部111は、第2の単元スコア予測モデル147及び取得された複数の他のユーザの実績単元スコアに基づいて、第2の予測単元スコアを取得する。
単元スコア処理部111は、第2の単元スコア予測モデル147に、第2の単元スコア予測用入力データを入力する。第2の単元スコア予測用入力データは、取得された複数の他のユーザの実績単元スコアを含む。単元スコア処理部111は、第2の単元スコア予測モデル147への第2の単元スコア予測用入力データの入力に基づいて、第2の単元スコア予測モデル147から第2の単元スコア予測用出力データを取得する。第2の単元スコア予測用出力データは、予測対象単元についての対象ユーザの第2の予測単元スコアを含む。単元スコア処理部111は、第2の予測単元スコアを記憶装置14に保存する。
単元スコア処理部111は、全ての予測対象単元についての対象ユーザの第2の予測単元スコアを取得したか否かを判断する(ステップS25)。単元スコア処理部111が全ての予測対象単元についての対象ユーザの第2の予測単元スコアを取得したと判断した場合(ステップS25、YES)、処理は、終了する。単元スコア処理部111は、全ての予測対象単元についての対象ユーザの第2の予測単元スコアを取得していないと判断した場合(ステップS25、NO)、ステップS23及びステップS24の処理を繰り返す。単元スコア処理部111は、全ての予測対象単元についての対象ユーザの第2の予測単元スコアを取得するまで、予測対象単元毎にステップS23及びステップS24の処理を繰り返す。
上述のように、情報処理装置は、複数の単元についての複数のユーザの実績単元スコアに基づくユーザ間のスコアの関係性及び複数の他のユーザの実績単元スコアに基づいて、予測対象単元についての対象ユーザの第2の予測単元スコアを取得することができる。これにより、情報処理装置は、実績単元スコアの得られていない単元についての単元スコアを予測することができる。
上述のように、情報処理装置は、第2の単元スコア予測モデル及び複数の他のユーザの実績単元スコアに基づいて、予測対象単元についての対象ユーザの第2の予測単元スコアを取得することができる。情報処理装置は、第2の単元スコア予測モデルを用いることにより、第2の予測単元スコアの予測精度を上げることができる。
図19は、第3の実施形態に係るサーバ1により実行される第2の単元スコア予測モデルの生成処理の一例を示すフローチャートである。
単元スコア予測モデル処理部116は、任意のタイミングで第2の単元スコア予測モデル147の生成処理を開始し、第2の単元スコア予測モデル147を新たに作成してもよい。単元スコア予測モデル処理部116は、任意のタイミングで第2の単元スコア予測モデル147の生成処理を開始し、第2の単元スコア予測モデル147を更新してもよい。
単元スコア予測モデル処理部116は、第2の単元スコア予測用学習データを取得する(ステップS26)。ステップS26では、例えば、単元スコア予測モデル処理部116は、全ての単元についての複数のユーザの実績単元スコアを含む第2の単元スコア予測用学習データを管理データ141から取得する。
単元スコア予測モデル処理部116は、第2の単元スコア予測用学習データに基づく機械学習により、第2の類似度データ146を生成する(ステップS27)。ステップS27では、例えば、単元スコア予測モデル処理部116は、第2の単元スコア予測用学習データに基づいてユーザ間のスコアのコサイン類似度を求める。単元スコア予測モデル処理部116は、ユーザ間のスコアのコサイン類似度を単元間のスコアの類似度として取得する。単元スコア予測モデル処理部116は、ユーザ間のスコアの類似度の取得に基づいて第2の類似度データ146を生成する。単元スコア予測モデル処理部116は、第2の類似度データ146を記憶装置14に保存する。
単元スコア予測モデル処理部116は、第2の類似度データ146に基づいて、第2の単元スコア予測モデル147を生成する(ステップS28)。ステップS28では、例えば、単元スコア予測モデル処理部116は、上述の第2の単元スコア予測モデル147を生成する。
単元スコア予測モデル処理部116は、生成された第2の単元スコア予測モデル147を記憶装置14に保存する(ステップS29)。
上述のように、情報処理装置は、第2の単元スコア予測モデルを生成することができる。情報処理装置は、第2の単元スコア予測モデルを用いることにより、第2の予測単元スコアの予測精度を上げることができる。
なお、単元スコア予測モデル処理部116は、予測対象単元についての対象ユーザの実績試験スコアに含まれるスコア及び第2の予測単元スコアに基づいて、第2の単元スコア予測モデル147を更新してもよい。例えば、単元スコア予測モデル処理部116は、機械学習的方法により、予測対象単元についての実績試験スコアに含まれるスコアと第2の予測単元スコアとの差が小さくなるように第2の単元スコア予測モデル147を更新する。単元スコア予測モデル処理部116は、コスト関数を平均二乗誤差等で定義し、このコスト関数が最も小さくなるように各種パラメータを決定してもよい。
上述のように、情報処理装置は、予測対象単元についての対象ユーザの実績試験スコアに含まれるスコア及び第2の予測単元スコアに基づいて、第2の単元スコア予測モデルを更新することができる。情報処理装置は、第2の単元スコア予測モデルを更新することにより、第2の予測単元スコアの予測精度を上げることができる。
第3の実施形態は、以下のように構成されてもよい。
情報処理装置は、予測対象単元についての対象ユーザとは異なる複数の他のユーザの実績単元スコアを取得し、複数の単元についての対象ユーザ及び複数の他のユーザを含む複数のユーザの実績単元スコアに基づくユーザ間のスコアの関係性並びに取得された複数の他のユーザの実績単元スコアに基づいて、予測対象単元についての対象ユーザの予測単元スコアを取得する単元スコア処理部を備える。
[第4の実施形態]
第4の実施形態は、第2の実施形態で説明した第1の予測単元スコアと第3の実施形態で説明した第2の予測単元スコアとをブレンドして第3の予測単元スコアを取得する実施形態である。
第4の実施形態では、第1の実施形態から第3の実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。第4の実施形態では、主として、第1の実施形態から第3の実施形態と異なる部分について説明する。
(構成例)
図20は、第3の実施形態に係るサーバ1の構成例を示すブロック図である。
記憶装置14は、第1の実施形態と同様に、管理データ141、配点割合データ142及び試験スコア予測モデル143を記憶する。記憶装置14は、第2の実施形態と同様に、第1の類似度データ144及び第1の単元スコア予測モデル145を記憶する。記憶装置14は、第3の実施形態と同様に、第2の類似度データ146及び第2の単元スコア予測モデル147を記憶する。
管理データ141に含まれる対象ユーザの全ての単元の単元スコアScurrentは、少なくとも1つの単元についての対象ユーザの実績単元スコアに基づく単元スコア及び少なくとも1つの単元とは異なる予測対象単元についての対象ユーザの第3の予測単元スコアに基づく単元スコアを含む。実績単元スコア及び実績単元スコアに基づく単元スコアは、第2の実施形態と同様であってもよく、その説明を省略する。予測対象単元は、第2の実施形態と同様であってもよく、その説明を省略する。
第3の予測単元スコアは、予測対象単元について単元スコア処理部111により取得される予測単元スコアである。第3の予測単元スコアは、単元スコア処理部111による第3の予測単元スコアの取得処理のタイミングによって、初期値となることもあるし、講座の受講開始後の単元スコアとなることもある。第3の予測単元スコアに基づく単元スコアは、単元スコア処理部111による第3の予測単元スコアの取得処理のタイミングによって、第1の実施形態で説明した単元スコア処理部111による更新処理により第3の予測単元スコアから更新された単元スコアの場合もあるし、第3の予測単元スコアの場合もある。第3の予測単元スコアは、予測単元スコアの一例である。
「少なくとも1つの単元」の表記は、全ての単元のうちの全部ではない少なくとも1つの単元の意味を含む。「少なくとも1つの単元」の表記は、実績単元スコアを得られた対象ユーザの全ての単元の意味を含む。対象ユーザのユーザデータは、実績試験スコアを含んでいない。
プロセッサ11は、単元スコア処理部111、試験スコア予測部112、出力部113、最適化処理部114、試験スコア予測モデル処理部115及び単元スコア予測モデル処理部116を実現する。プロセッサ11によって実現される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ11によって実現される各部は、プロセッサ11、ROM12及びRAM13を含む制御部によって実現されるということもできる。
単元スコア処理部111は、第1の実施形態と同様に、対象ユーザの単元スコアを更新する。単元スコア処理部111の処理は、第1の実施形態と同様であってよく、その説明を省略する。単元スコア処理部111は、予測対象単元についての対象ユーザの第3の予測単元スコアを取得する。
試験スコア予測部112は、第1の実施形態と同様に、対象ユーザの全ての単元の単元スコアに基づいて、対象ユーザの予測試験スコアを取得する。試験スコア予測部112の処理は、第1の実施形態と同様であってよく、その説明を省略する。
出力部113は、第1の実施形態と同様に、予測結果を端末2に出力する。予測結果は予測試験スコアを含む。出力部113の処理は、第1の実施形態と同様であってよく、その説明を省略する。
最適化処理部114は、第1の実施形態と同様に、単元スコアの更新に用いる各種パラメータを最適化する。最適化処理部114の処理は、第1の実施形態と同様であってよく、その説明を省略する。
試験スコア予測モデル処理部115は、第1の実施形態と同様に、機械学習により試験スコア予測モデルを生成する。試験スコア予測モデル処理部115の処理は、第1の実施形態と同様であってよく、その説明を省略する。
単元スコア予測モデル処理部116は、第2の実施形態と同様に、機械学習により第1の単元スコア予測モデル145を生成する。単元スコア予測モデル処理部116は、第3の実施形態と同様に、機械学習により第2の単元スコア予測モデル147を生成する。単元スコア予測モデル処理部116の処理は、第2の実施形態又は第3の実施形態と同様であってよく、その説明を省略する。
(動作例)
次に、以上のように構成されたサーバ1の動作例を説明する。
なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
図21は、第4の実施形態に係るサーバ1により実行される第3の単元スコア予測モデルの生成処理の一例を示すフローチャートである。
単元スコア処理部111は、対象ユーザにより端末2で入力された指示により第3の予測単元スコアの取得処理を開始してもよい。単元スコア処理部111は、任意のタイミングに第3の予測単元スコアの取得処理を開始してもよい。
単元スコア処理部111は、少なく1つの単元についての対象ユーザの実績単元スコアを管理データ141から取得する(ステップS30)。
単元スコア処理部111は、予測対象単元についての複数の他のユーザの実績単元スコアを管理データ141から取得する(ステップS31)。
単元スコア処理部111は、単元間のスコアの関係性及び取得された対象ユーザの実績単元スコアに基づいて、予測対象単元についての対象ユーザの第1の予測単元スコアを取得する(ステップS32)。ステップS32の処理は、上述のステップS17の処理と同様であってもよい。
単元スコア処理部111は、ユーザ間のスコアの関係性及び取得された複数の他のユーザの実績単元スコアに基づいて、予測対象単元についての対象ユーザの第2の予測単元スコアを取得する(ステップS33)。ステップS33の処理は、上述のステップS24の処理と同様であってもよい。
単元スコア処理部111は、予測対象単元についての対象ユーザの第1の予測単元スコア及び第2の予測単元スコアに基づいて、予測対象単元についての対象ユーザの第3の予測単元スコアを取得する(ステップS34)。ステップS34では、例えば、単元スコア処理部111は、L×第1の予測単元スコアと(1-L)×第2の予測単元スコアの加算により得られる値を第3の予測単元スコアとして取得してもよい。Lは、0よりも大きく、1よりも小さい値である。Lの値は、適宜設定可能である。単元スコア処理部111は、第3の予測単元スコアを記憶装置14に保存する。
単元スコア処理部111は、全ての予測対象単元についての対象ユーザの第3の予測単元スコアを取得したか否かを判断する(ステップS35)。単元スコア処理部111が全ての予測対象単元についての対象ユーザの第3の予測単元スコアを取得したと判断した場合(ステップS35、YES)、処理は、終了する。単元スコア処理部111は、全ての予測対象単元についての対象ユーザの第3の予測単元スコアを取得していないと判断した場合(ステップS35、NO)、ステップS31、ステップS32、ステップS33及びステップS34の処理を繰り返す。単元スコア処理部111は、全ての予測対象単元についての対象ユーザの第3の予測単元スコアを取得するまで、予測対象単元毎にステップS31、ステップS32、ステップS33及びステップS34の処理を繰り返す。
上述のように、情報処理装置は、予測対象単元についての対象ユーザの第1の予測単元スコア及び第2の予測単元スコアに基づいて、第3の予測単元スコアを取得することができる。これにより、情報処理装置は、異なる2つの手法を用いることにより単元スコアの予測精度を上げることができる。
第4の実施形態は、以下のように構成されてもよい。
情報処理装置は、少なくとも1つの単元についての対象ユーザの実績単元スコアを取得し、複数の単元についての複数のユーザの実績単元スコアに基づく単元間のスコアの関係性及び取得された対象ユーザの実績単元スコアに基づいて、少なくとも1つの単元とは異なる予測対象単元についての対象ユーザの第1の予測単元スコアを取得し、予測対象単元についての対象ユーザとは異なる複数の他のユーザの実績単元スコアを取得し、複数の単元についての複数のユーザの実績単元スコアに基づくユーザ間のスコアの関係性及び取得された複数の他のユーザの実績単元スコアに基づいて、予測対象単元についての対象ユーザの第2の予測単元スコアを取得し、第1の予測単元スコア及び第2の予測単元スコアに基づいて、予測対象単元についての対象ユーザの第3の予測単元スコアを取得する単元スコア処理部を備える。
[その他の実施形態]
単元は、内容のまとまりを表すものであり、科目に含まれるものに限られない。単元は、科目であってもいいし、教科であってもよい。
点数をスコアの一例として説明したが、これに限定されない。スコアは、単元の習熟度を示す割合の値であってもよい。
情報処理装置は、上記の例で説明したように1つの装置で実現されてもよいし、機能を分散させた複数の装置で実現されてもよい。サーバ1の記憶装置14が種々のデータを記憶する例を説明したが、サーバ1とは異なるサーバがサーバ1に代えて種々のデータを記憶してもよい。サーバ1とは異なる複数のサーバがサーバ1に代えて種々のデータを分散して記憶してもよい。
プログラムは、電子機器に記憶された状態で譲渡されてよいし、電子機器に記憶されていない状態で譲渡されてもよい。後者の場合は、プログラムは、ネットワークを介して譲渡されてよいし、記録媒体に記録された状態で譲渡されてもよい。記録媒体は、非一時的な有形の媒体である。記録媒体は、コンピュータ可読媒体である。記録媒体は、CD-ROM、メモリカード等のプログラムを記憶可能かつコンピュータで読取可能な媒体であればよく、その形態は問わない。
要するにこの発明は、本実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、本実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、本実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲の記載を付記する。
[C1]
対象ユーザによる単元に関連付けられたアウトプットレッスンの受講に基づいて前記アウトプットレッスンのスコアを取得し、前記アウトプットレッスンのスコアに基づいて、前記対象ユーザの前記単元の実力を示す単元スコアを更新する単元スコア処理部と、
前記対象ユーザの複数の単元の単元スコアに基づいて、前記対象ユーザの予測試験スコアを取得する試験スコア予測部と、
を備える情報処理装置。
[C2]
前記単元スコア処理部は、前記アウトプットレッスンに設定された難易度に基づいて前記アウトプットレッスンのスコアを調整したスコア及び前記単元の単元スコアに対する前記アウトプットレッスンの寄与度に基づいて、前記単元の単元スコアを更新する、[C1]に記載の情報処理装置。
[C3]
前記単元スコア処理部は、忘却度に応じた時間経過に伴うスコアの減少度に基づいて、前記対象ユーザの前記複数の単元の単元スコアを更新する、[C1]又は[C2]に記載の情報処理装置。
[C4]
前記単元スコア処理部は、前記アウトプットレッスンの受講に基づいて、前記単元についての前記減少度を小さくする、[C3]に記載の情報処理装置。
[C5]
複数のユーザの予測試験スコア及び前記複数のユーザの実績試験スコアに基づく機械学習により、前記複数の単元の単元スコアに対する前記複数の単元に関連付けられた複数のアウトプットレッスンの寄与度、前記複数の単元に関連付けられた複数のアウトプットレッスンの難易度及び前記忘却度を最適化する最適化処理部をさらに備える、
[C2]を引用する[C3]に記載の情報処理装置。
[C6]
前記複数の単元の単元スコアは、少なくとも1つの単元についての前記対象ユーザの実績単元スコアに基づく単元スコア及び前記少なくとも1つの単元とは異なる予測対象単元についての前記対象ユーザの予測単元スコアに基づく単元スコアを含み、
前記単元スコア処理部は、前記対象ユーザの実績単元スコアを取得し、前記複数の単元についての複数のユーザの実績単元スコアに基づく単元間のスコアの関係性及び取得された前記対象ユーザの実績単元スコアに基づいて、前記予測対象単元についての前記対象ユーザの予測単元スコアを取得する、
[C1]に記載の情報処理装置。
[C7]
前記複数の単元の単元スコアは、少なくとも1つの単元についての前記対象ユーザの実績単元スコアに基づく単元スコア及び前記少なくとも1つの単元とは異なる予測対象単元についての前記対象ユーザの予測単元スコアに基づく単元スコアを含み、
前記単元スコア処理部は、前記予測対象単元についての前記対象ユーザとは異なる複数の他のユーザの実績単元スコアを取得し、前記複数の単元についての前記対象ユーザ及び前記複数の他のユーザを含む複数のユーザの実績単元スコアに基づくユーザ間のスコアの関係性並びに取得された前記複数の他のユーザの実績単元スコアに基づいて、前記予測対象単元についての前記対象ユーザの予測単元スコアを取得する、
[C1]に記載の情報処理装置。
[C8]
対象ユーザによる単元に関連付けられたアウトプットレッスンの受講に基づいて前記アウトプットレッスンのスコアを取得することと、
前記アウトプットレッスンのスコアに基づいて、前記対象ユーザの前記単元の実力を示す単元スコアを更新することと、
前記対象ユーザの複数の単元の単元スコアに基づいて、前記対象ユーザの予測試験スコアを取得することと、
を備える情報処理方法。
[C9]
コンピュータに、
対象ユーザによる単元に関連付けられたアウトプットレッスンの受講に基づいて前記アウトプットレッスンのスコアを取得することと、
前記アウトプットレッスンのスコアに基づいて、前記対象ユーザの前記単元の実力を示す単元スコアを更新することと、
前記対象ユーザの複数の単元の単元スコアに基づいて、前記対象ユーザの予測試験スコアを取得することと、
を実行させる情報処理プログラム。
1…サーバ、2…端末、11…プロセッサ、12…ROM、13…RAM、14…記憶装置、15…通信インタフェース、21…プロセッサ、22…ROM、23…RAM、24…記憶装置、25…通信インタフェース、26…入力装置、27…表示装置、111…単元スコア処理部、112…試験スコア予測部、113…出力部、114…最適化処理部、115…試験スコア予測モデル処理部、116…単元スコア予測モデル処理部、141…管理データ、142…配点割合データ、143…試験スコア予測モデル、144…第1の類似度データ、145…第1の単元スコア予測モデル、146…第2の類似度データ、147…第2の単元スコア予測モデル。

Claims (9)

  1. 対象ユーザによる単元に関連付けられたアウトプットレッスンの受講に基づいて前記対象ユーザが獲得した前記アウトプットレッスンのスコアを取得し、取得された前記アウトプットレッスンのスコアが前記アウトプットレッスンの受講直前における前記単元の単元スコアに反映され易くなる度合を示す寄与度に基づいて、取得された前記アウトプットレッスンのスコアを前記アウトプットレッスンの受講直前における前記単元の単元スコアに対して反映することにより、前記単元の単元スコアを更新する単元スコア処理部と、
    前記対象ユーザの複数の単元の単元スコアに基づいて、前記単元の単元スコアの更新時点における前記対象ユーザの予測試験スコアを取得する試験スコア予測部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記単元スコア処理部は、前記アウトプットレッスンに設定された難易度に基づいて前記アウトプットレッスンのスコアを調整したスコア及び前記寄与度に基づいて、前記単元の単元スコアを更新する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記単元スコア処理部は、忘却度に応じた時間経過に伴うスコアの減少度に基づいて、前記対象ユーザの前記複数の単元の単元スコアを更新する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記単元スコア処理部は、前記アウトプットレッスンの受講に基づいて、前記単元についての前記減少度を小さくする、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 複数のユーザの予測試験スコア及び前記複数のユーザの実績試験スコアに基づく機械学習により、前記複数の単元の単元スコアに対する前記複数の単元に関連付けられた複数のアウトプットレッスンの寄与度、前記複数の単元に関連付けられた複数のアウトプットレッスンの難易度及び前記忘却度を最適化する最適化処理部をさらに備える、
    請求項2を引用する請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記複数の単元の単元スコアは、少なくとも1つの単元についての前記対象ユーザの実績単元スコアに基づく単元スコア及び前記少なくとも1つの単元とは異なる予測対象単元についての前記対象ユーザの予測単元スコアに基づく単元スコアを含み、
    前記単元スコア処理部は、前記対象ユーザの実績単元スコアを取得し、前記複数の単元についての複数のユーザの実績単元スコアに基づく単元間のスコアの関係性及び取得された前記対象ユーザの実績単元スコアに基づいて、前記予測対象単元についての前記対象ユーザの予測単元スコアを取得する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記複数の単元の単元スコアは、少なくとも1つの単元についての前記対象ユーザの実績単元スコアに基づく単元スコア及び前記少なくとも1つの単元とは異なる予測対象単元についての前記対象ユーザの予測単元スコアに基づく単元スコアを含み、
    前記単元スコア処理部は、前記予測対象単元についての前記対象ユーザとは異なる複数の他のユーザの実績単元スコアを取得し、前記複数の単元についての前記対象ユーザ及び前記複数の他のユーザを含む複数のユーザの実績単元スコアに基づくユーザ間のスコアの関係性並びに取得された前記複数の他のユーザの実績単元スコアに基づいて、前記予測対象単元についての前記対象ユーザの予測単元スコアを取得する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    対象ユーザによる単元に関連付けられたアウトプットレッスンの受講に基づいて前記対象ユーザが獲得した前記アウトプットレッスンのスコアを取得することと、
    取得された前記アウトプットレッスンのスコアが前記アウトプットレッスンの受講直前における前記単元の単元スコアに反映され易くなる度合を示す寄与度に基づいて、取得された前記アウトプットレッスンのスコアを前記アウトプットレッスンの受講直前における前記単元の単元スコアに対して反映することにより、前記単元の単元スコアを更新することと、
    前記対象ユーザの複数の単元の単元スコアに基づいて、前記単元スコアの更新時点における前記対象ユーザの予測試験スコアを取得することと、
    を備える情報処理方法。
  9. コンピュータに、
    対象ユーザによる単元に関連付けられたアウトプットレッスンの受講に基づいて前記対象ユーザが獲得した前記アウトプットレッスンのスコアを取得することと、
    取得された前記アウトプットレッスンのスコアが前記アウトプットレッスンの受講直前における前記単元の単元スコアに反映され易くなる度合を示す寄与度に基づいて、取得された前記アウトプットレッスンのスコアを前記アウトプットレッスンの受講直前における前記単元の単元スコアに対して反映することにより、前記単元の単元スコアを更新することと、
    前記対象ユーザの複数の単元の単元スコアに基づいて、前記単元スコアの更新時点における前記対象ユーザの予測試験スコアを取得することと、
    を実行させる情報処理プログラム。
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