JP7016454B2 - Judgment device, judgment method and judgment program - Google Patents
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Description
本発明は、判定装置、判定方法及び判定プログラムに関する。 The present invention relates to a determination device, a determination method, and a determination program.
危険を伴う作業では、作業者に危険事象が発生する可能性を的確に報知することが求められる。なお、危険事象とは、作業者を危険にさらす全ての事象をいう。危険事象の具体例は、作業者を負傷させる事象、作業者を負傷させる可能性のある事象、作業者の健康を損なう事象、作業者の健康を損なう可能性のある事象である。 In dangerous work, it is required to accurately inform the worker of the possibility of a dangerous event. In addition, the dangerous event means all the events which endanger the worker. Specific examples of dangerous events are an event that injures a worker, an event that may injure a worker, an event that impairs the health of the worker, and an event that may impair the health of the worker.
特許文献1では、昇降路内における保守点検作業に従事する作業者に、危険事象の発生の可能性を報知する技術が開示されている。より具体的には、特許文献1では、予め設定されている注意喚起条件が成立した場合に、報知装置が作業者に警告を報知することで作業者の安全を保障する方法が開示されている。
特許文献1の手法では、報知装置が作業者に警告により注意喚起し、作業者の安全を保障している。
In the method of
しかし、危険が発生する可能性が短時間で高まるような作業では、作業者へ注意喚起を行ってから実際に危険が発生するまでの時間が非常に短くなってしまう。 However, in work in which the possibility of danger increasing in a short time, the time from alerting the worker to the actual occurrence of danger becomes very short.
そのため、特許文献1の手法では、作業者の回避行動が間に合わず、作業者が危険にさらされる可能性があるという課題がある。
Therefore, the method of
本発明はこのような課題を解決することを主な目的とする。より具体的には、本発明は、危険事象が発生する可能性を的確なタイミングで報知し、作業者が回避行動をとれるようにすることを主な目的とする。 The main object of the present invention is to solve such a problem. More specifically, it is a main object of the present invention to notify the possibility of a dangerous event at an appropriate timing so that the worker can take evasive action.
本発明に係る判定装置は、
作業者が着手した着手作業の次に実施される可能性のある1つ以上の作業である候補作業のうち、実施により危険事象が発生する可能性のある候補作業を抽出候補作業として抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出された前記抽出候補作業が前記着手作業の次に実施される確率に基づき、前記抽出候補作業の実施により危険事象が発生する可能性である危険事象発生可能性を前記作業者及び作業関係者のうち少なくともいずれか一方に報知するか否かを決定する報知決定部とを有する。The determination device according to the present invention is
Extraction of candidate work that is one or more work that may be performed next to the work started by the worker Extraction of candidate work that may cause a dangerous event due to the execution as extraction candidate work Department and
Based on the probability that the extraction candidate work extracted by the extraction unit will be executed next to the start work, the operator determines the possibility of a dangerous event occurring due to the execution of the extraction candidate work. It also has a notification determination unit that determines whether or not to notify at least one of the persons involved in the work.
本発明によれば、危険事象が発生する可能性を的確なタイミングで報知することができ、この結果、作業者は回避行動をとることができる。 According to the present invention, the possibility that a dangerous event may occur can be notified at an appropriate timing, and as a result, the worker can take evasive action.
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。以下の実施の形態の説明及び図面において、同一の符号を付したものは、同一の部分又は相当する部分を示す。
なお、以下の実施の形態では、作業の例として、昇降機の保守作業を用いて説明を進める。Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following description and drawings of the embodiments, those having the same reference numerals indicate the same parts or corresponding parts.
In the following embodiment, the explanation will be advanced using the maintenance work of the elevator as an example of the work.
実施の形態1.
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係る判定装置30のハードウェア構成例を示す。
*** Explanation of configuration ***
FIG. 1 shows a hardware configuration example of the
判定装置30は、作業者の作業状況に基づいて、作業者に危険事象が発生する可能性を報知する。
判定装置30は、昇降機制御盤10、センサ20、補助記憶装置40、及び報知装置50と接続される。
なお、判定装置30の動作手順は、判定方法に相当する。また、判定装置30の動作を実現するプログラムは、判定プログラムに相当する。The
The
The operation procedure of the
判定装置30は、制御盤信号インタフェース31と、センサインタフェース32と、プロセッサ33と、メモリ34と、報知装置インタフェース35を備える。
制御盤信号インタフェース31は、昇降機制御盤10と通信する。
センサインタフェース32は、センサ20と通信する。
プロセッサ33は、中央処理装置である。
メモリ34は、主記憶装置であり、補助記憶装置40に記憶されるプログラムがロードされる。また当該プログラムはプロセッサ33に読み出され、実行される。
報知装置インタフェース35は、報知装置50と通信する。The
The control
The
The
The
The
昇降機制御盤10は、昇降機の上下移動、扉開閉等の昇降機に関わる動作を制御する。
The
センサ20は、作業者の位置を取得する。センサ20の具体例は、カメラ、人感センサ、ウェアラブルセンサ、気圧センサ、加速度センサ、GPS(Global Positioning System)受信機等である。
The
補助記憶装置40には、後述するかご位置検出部3301、作業者操作信号検出部3302、作業者位置検出部3303、作業推定部3304、実施確率更新部3305、抽出部3306、報知決定部3307、及び報知部3308の機能を実現するプログラムが記憶される。具体例は、補助記憶装置40は、USB(Universal Serial Bus)メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SD(Secure Digital)(登録商標)カード、データベース、オンラインストレージ、クラウドストレージ等の記憶媒体である。
The
報知装置50は、作業者に危険事象の発生の可能性の報知を行う。具体例は、報知装置50は、ブザー、警報装置、スピーカー、携帯端末、ディスプレイ、ウェアラブル機器等である。
報知装置50は、作業者の五感を刺激して報知する。あるいは、報知装置50は、言葉又は文字等の言語情報を、視覚情報、音声情報で伝えて報知する。また、報知装置50は、1名以上の作業者に、同じ報知内容を報知しても、異なる報知内容を報知してもよい。さらに、報知装置50は、危険を知らせるアラート、安全な位置への移動誘導等を報知する。The
The
図2は、本実施の形態に係る判定装置30の機能構成図を示す。
FIG. 2 shows a functional configuration diagram of the
判定装置30は、かご位置検出部3301、作業者操作信号検出部3302、作業者位置検出部3303、作業推定部3304、実施確率更新部3305、抽出部3306、報知決定部3307、報知部3308、情報管理部341、及び危険事象記憶部342を備える。
The
かご位置検出部3301は、昇降機制御盤10から受信するかご位置情報を基に、昇降機のかごの位置を検出する。かご位置情報には、昇降機のかごの位置が示される。
The car
作業者操作信号検出部3302は、昇降機制御盤10から受信する作業者操作信号を基に、作業者の操作を検出する。作業者操作信号には、作業者が実施した操作が示される。
The worker operation
作業者位置検出部3303は、センサ20の作業者位置取得装置21から受信する作業者位置情報を基に、作業者の位置を検出する。作業者位置取得装置21は、作業者の位置を検出する。作業者位置情報には、作業者位置取得装置21により検出された作業者の位置が示される。
The worker
作業推定部3304は、検出した、かごの位置、作業者の操作、作業者の位置に基づき、作業者が着手した作業である着手作業を推定する。作業推定部3304は、具体例としては、作業者が端末装置を用いて、新たな作業に着手したことを通知した場合に、作業者が着手作業に着手したことを検知する。
The
実施確率更新部3305は、作業者が実施した作業を記録し、記録に基づき実施確率情報を更新する。
実施確率情報には、実施順序が定義されている複数の作業の組合せが複数記述される。また、実施確率情報には、組合せごとに、組合せに含まれる複数の作業が実施順序に従って実施される確率が示される。このため、実施確率情報に3つ以上の作業の組合せが記述される場合もある。本実施の形態においては、説明の簡明化のため、2つの作業の組み合わせが記述される実施確率情報を用いて説明を行う。The implementation
In the execution probability information, a plurality of combinations of a plurality of operations for which the execution order is defined are described. Further, the execution probability information indicates the probability that a plurality of operations included in the combination will be executed according to the execution order for each combination. Therefore, a combination of three or more works may be described in the execution probability information. In the present embodiment, for the sake of simplification of the explanation, the description will be given using the implementation probability information in which the combination of the two operations is described.
抽出部3306は、候補作業から、抽出候補作業を抽出する。
候補作業とは、着手作業の次に実施される可能性のある1つ以上の作業である。抽出候補作業とは、実施により危険事象が発生する可能性のある候補作業である。
抽出部3306で行われる処理は抽出処理に相当する。The
Candidate work is one or more work that may be performed after the work to be started. The extraction candidate work is a candidate work in which a dangerous event may occur due to the implementation.
The process performed by the
報知決定部3307は、実施確率情報に基づき、危険事象発生可能性を作業者及び作業関係者のうち少なくともいずれか一方に報知するか否かを決定する。作業関係者とは、作業に関係する者である。作業者関係者には、作業者を管理する管理者、作業者を補助する補助者が含まれる。
危険事象発生可能性は、抽出部3306が抽出した抽出候補作業の実施により危険事象が発生する可能性である。
そして、報知決定部3307は、危険事象発生可能性を報知することを決定した場合、報知部3308へ、報知決定信号を出力する。報知決定信号では、危険事象発生可能性を報知すべき対象者(作業者又は作業関係者、作業者及び作業関係者)と抽出候補作業の実施により発生する可能性のある危険事象の詳細が通知される。
報知決定部3307で行われる処理は報知決定処理に相当する。The
The possibility of occurrence of a dangerous event is the possibility that a dangerous event will occur due to the execution of the extraction candidate work extracted by the
Then, when the
The processing performed by the
報知部3308は、報知決定部3307から報知決定信号が入力された場合に、報知装置50へ報知命令を送信する。
報知命令は報知装置50に危険事象発生可能性を報知するよう指示する命令である。報知命令には、報知決定信号で通知された内容が含まれる。The
The notification command is a command instructing the
情報管理部341は、作業者毎の実施確率情報を管理する。
The
危険事象記憶部342は、危険事象リストを記憶する。
危険事象リストには、作業と、当該作業の実施により発生する可能性のある危険事象とが示される。危険事象リストの詳細は後述する。The dangerous
The hazard list shows the work and the hazards that may occur as a result of performing the work. The details of the dangerous event list will be described later.
図3は、本実施の形態に係る実施確率情報T10の例を示す。
情報管理部341は、図3に示す実施確率情報T10を記憶する。
実施確率情報T10には、複数の着手作業が示される。また、実施確率情報T10には、着手作業ごとに、着手作業の次に実施される可能性のある候補作業が示される。また、実施確率情報T10には、候補作業が実施される確率(実施確率)が示される。
図3の例では、左端の欄に記載される作業が着手作業である。そして、着手作業以外の作業が候補作業である。図3では、着手作業:#001の次に候補作業:#001が実施される確率は0.10である。また、着手作業:#001の次に候補作業:#002が実施される確率は0.10である。また、着手作業:#001の次に候補作業:#XXXが実施される確率は0.02である。
実施確率情報T10は、各作業者の過去の作業記録等に基づいて作業者毎に予め設定される。作業者が2名以上の場合、人数分の実施確率情報T10が設定される。
また、実施確率情報T10は、各作業者の作業記録等に基づき、実施確率更新部3305により更新される。FIG. 3 shows an example of the implementation probability information T10 according to the present embodiment.
The
The implementation probability information T10 indicates a plurality of started operations. Further, the execution probability information T10 indicates a candidate work that may be performed next to the start work for each start work. Further, the execution probability information T10 indicates the probability (implementation probability) that the candidate work is executed.
In the example of FIG. 3, the work described in the leftmost column is the start work. Then, work other than the start work is a candidate work. In FIG. 3, the probability that the start work: # 001 is followed by the candidate work: # 001 is 0.10. Further, the probability that the start work: # 001 is followed by the candidate work: # 002 is 0.10. Further, the probability that the start work: # 001 is followed by the candidate work: #XXX is 0.02.
The implementation probability information T10 is preset for each worker based on the past work records of each worker and the like. When there are two or more workers, the implementation probability information T10 for the number of workers is set.
Further, the implementation probability information T10 is updated by the implementation
図4は、本実施の形態に係る危険事象リストT21の例を示す。
危険事象記憶部342は、図4に示す危険事象リストT21を記憶する。
危険事象リストT21には、危険事象と作業の組合せが示される。つまり、作業者が危険事象リストT21に記載の作業を実施した場合に、危険事象リストT21に記載の危険事象が発生する可能性がある。図4に示される作業は、着手作業及び候補作業のいずれかである。
危険事象リストT21は、作業者の人数ごとに用意される。図4の(a)は、作業者が1名のときの危険事象リストT21を示す。図4の(b)は、作業者が2名のときの危険事象リストT21を示す。
図4の(a)の危険事象リストT21は、作業者1が作業:#001を実施すると、危険事象:001が発生する可能性があることを表す。
図4の(b)の危険事象リストT21は、作業者1が作業:#001を実施し、並行して作業者2が作業:#012を実施すると、危険事象:011が発生する可能性があることを表す。
危険事象リストT21は、過去の災害事例、ヒヤリハット事例等に基づいて予め設定される。FIG. 4 shows an example of the dangerous event list T21 according to the present embodiment.
The dangerous
The dangerous event list T21 shows a combination of dangerous events and work. That is, when the worker performs the work described in the dangerous event list T21, the dangerous event described in the dangerous event list T21 may occur. The work shown in FIG. 4 is either a start work or a candidate work.
The dangerous event list T21 is prepared for each number of workers. FIG. 4A shows a dangerous event list T21 when there is only one worker. FIG. 4B shows a dangerous event list T21 when there are two workers.
The dangerous event list T21 of FIG. 4A shows that when the
In the dangerous event list T21 of FIG. 4B, if the
The dangerous event list T21 is preset based on past disaster cases, hiyari hat cases, and the like.
***動作の説明***
次に、図5のフローチャートを用いて、本実施の形態に係る判定装置30の動作例について説明する。以下では、作業者が1名の例を説明する。作業者が2名以上の例は別途説明する。*** Explanation of operation ***
Next, an operation example of the
まず、かご位置検出部3301は、昇降機制御盤10から受信するかご位置情報を基に、昇降機のかごの位置を検出する(ステップS10)。そして、かご位置検出部3301は、作業推定部3304にかごの位置を通知する。
First, the car
次に、作業者操作信号検出部3302は、昇降機制御盤10から受信する作業者操作情報を基に、作業者の操作を検出する(ステップS20)。そして、作業者操作信号検出部3302は、作業推定部3304に作業者の操作を通知する。
Next, the worker operation
次に、作業者位置検出部3303は、作業者位置取得装置21から受信する作業者位置情報を基に、作業者の位置を検出する(ステップS30)。そして、作業者位置検出部3303は、作業推定部3304に作業者の位置を通知する。
Next, the worker
次に、作業推定部3304は、作業者の着手作業を推定する(ステップS40)。具体的には、作業推定部3304は、かご位置検出部3301から通知されたかごの位置、作業者操作信号検出部3302から通知された作業者の操作、作業者位置検出部3303から通知された作業者の位置に基づき、作業者の着手作業を推定する。具体的には、作業推定部3304は、メモリ34又は補助記憶装置40に予め登録された、全ての作業における、作業時のかごの位置、作業者の操作、作業者の位置に関する設定情報を参照する。作業推定部3304は、通知されたかごの位置、作業者の操作、作業者の位置から、設定情報に該当する作業を検索することで作業の推定を行う。
なお、作業推定部3304は、作業が終了したことを示す作業者の操作を検出した場合には、作業の終了を推定する。
また、作業推定部3304は、作業者位置から作業者人数を特定する。上述したように、ここでは、作業者人数が1名であると仮定する。
そして、作業推定部3304は、抽出部3306に着手作業の推定結果、作業者人数を通知する。更に、作業推定部3304は、実施確率更新部3305へ着手作業の推定結果を通知する。Next, the
When the
Further, the
Then, the
なお、本実施の形態では、かごの位置、作業者の操作、作業者の位置に基づいて作業推定部3304が着手作業を推定する。しかしながら、例えば、作業者が端末装置を用いて着手作業を判定装置30に通知する場合は、ステップS10からステップS40を省略可能である。
In this embodiment, the
次に、抽出部3306は、抽出候補作業を抽出する(ステップS50)。
具体的には、抽出部3306は、情報管理部341から実施確率情報T10を読み出す。そして、抽出部3306は、実施確率情報T10に基づき、候補作業を抽出する。より詳細には、抽出部3306は、作業推定部3304から通知された着手作業の次に実施される確率が0を超える作業を候補作業として抽出する。
また、抽出部3306は、危険事象記憶部342から危険事象リストT21を読み出す。そして、抽出部3306は、抽出した候補作業のうち危険事象リストT21に含まれる候補作業を抽出候補作業として抽出する。
そして、抽出部3306は、報知決定部3307に作業者の着手作業、作業者人数、抽出候補作業を通知する。Next, the
Specifically, the
Further, the
Then, the
次に、報知決定部3307は、着手作業が危険事象を起こすか否かを判定する(ステップS60)。
具体的には、報知決定部3307は、危険事象記憶部342から危険事象リストT21を読み出す。そして、報知決定部3307は、作業者の着手作業が危険事象リストT21に含まれているか確認する。着手作業が危険事象リストT21に含まれている場合は、報知決定部3307は、着手作業が危険事象を起こすと判定する。
着手作業が危険事象を起こすと判定された場合は、処理がステップS80に進む。一方、着手作業が危険事象を起こさないと判定された場合は、処理がステップS70に進む。Next, the
Specifically, the
If it is determined that the start work causes a dangerous event, the process proceeds to step S80. On the other hand, if it is determined that the start work does not cause a dangerous event, the process proceeds to step S70.
ステップS60において着手作業が危険事象を起こさないと判定された場合は、報知決定部3307は、実施確率が閾値よりも高いか否かを判定する(ステップS70)。
具体的には、報知決定部3307は、情報管理部341から実施確率情報T10を読み出す。そして、報知決定部3307は、実施確率情報T10から、着手作業と抽出候補作業との組合せに対応する実施確率を抽出する。更に、報知決定部3307は、抽出した実施確率と設定閾値との比較を行う。
実施確率が設定閾値よりも高い場合は、処理がステップS80に進む。一方、実施確率が設定閾値以下の場合は、処理がステップS90に進む。If it is determined in step S60 that the start work does not cause a dangerous event, the
Specifically, the
If the execution probability is higher than the set threshold value, the process proceeds to step S80. On the other hand, when the execution probability is equal to or less than the set threshold value, the process proceeds to step S90.
ステップS60でYESの場合又はステップS70でYESの場合は、報知決定部3307は、危険事象の発生の可能性を報知することを決定する(ステップS80)。
そして、報知決定部3307は、報知部3308に報知決定信号を出力する。報知部3308は、報知決定部3307からの報知決定信号に従い、報知命令を報知装置50に送信する。If YES in step S60 or YES in step S70, the
Then, the
ステップS70でNOであった場合又はステップS80が実施された場合は、実施確率更新部3305が、作業推定部3304から受信した推定結果に基づき、作業の終了を検知する(ステップS90)。
作業が終了している場合は、処理がステップS100に進む。一方、作業が終了していない場合は、処理がステップS10に進む。If the result is NO in step S70 or if step S80 is executed, the execution
If the work is completed, the process proceeds to step S100. On the other hand, if the work is not completed, the process proceeds to step S10.
ステップS90において作業が終了したと検知された場合に、実施確率更新部3305が、作業者が実施した作業が、規定の基準を満たすか否かを判定する(ステップS100)。
具体的には、実施確率更新部3305は、作業者が作業した作業が学習データとして用いるのに適しているか否かを判定する。実施確率更新部3305は、具体例としては、合計作業時間が設定時間より長いかどうか等によってステップS100の判定を行う。
作業が規定の基準を満たすと判定された場合は、処理がステップS110に進む。一方、作業が規定の基準を満たすと判定されなかった場合は、処理が終了する。When it is detected in step S90 that the work is completed, the execution
Specifically, the implementation
If it is determined that the work meets the specified criteria, the process proceeds to step S110. On the other hand, if it is not determined that the work meets the specified criteria, the process ends.
ステップS100において作業が規定の基準を満たすと判定した場合は、実施確率更新部3305は、作業者の実施確率情報T10を更新する(ステップS110)。
実施確率更新部3305は、具体例として、作業の遷移をマルコフ連鎖モデル、又は、ベイジアンネットワークとして設定する。また、実施確率更新部3305は、具体例として、昇降機での作業における時系列での作業の遷移過程を入力とし、遷移行列成分の最尤推定を行い、各作業間の遷移確率を出力することで、実施確率情報を更新する。If it is determined in step S100 that the work satisfies the specified criteria, the execution
As a specific example, the implementation
次に、作業者が2名以上の場合の判定装置30の動作例を説明する。
Next, an operation example of the
ステップS10からステップS40が実施された結果、作業者が2名以上であると判定した場合は、ステップS50において、抽出部3306は、抽出組合せを抽出する。より具体的には、抽出部3306は、作業者ごとに候補作業を抽出する。そして、抽出部3306は、抽出した各作業者の候補作業を組み合せて候補作業の組合せを複数得る。更に、抽出部3306は、複数の候補作業の組合せのうち、作業者人数に応じた危険事象リストT21に登録されている組合せを抽出組合せとして抽出する。
また、抽出部3306は、報知決定部3307に各作業者の着手作業、作業者人数、抽出組合せを通知する。When it is determined that the number of workers is two or more as a result of performing steps S10 to S40, the
Further, the
次に、ステップS60において、報知決定部3307が、各作業者の着手作業の組合せが、作業者人数に応じた危険事象リストT21に含まれているかを確認する。
着手作業の組合せが危険事象リストT21に含まれている場合は、処理がステップS80に進む。一方、着手作業の組合せが危険事象リストT21に含まれていない場合は、処理がステップS70に進む。Next, in step S60, the
If the combination of start operations is included in the dangerous event list T21, the process proceeds to step S80. On the other hand, if the combination of starting operations is not included in the dangerous event list T21, the process proceeds to step S70.
ステップS70では、報知決定部3307は、抽出組合せに含まれる各作業者の抽出候補作業が実施される確率を積算する。積算値は、各作業者の候補作業が並行して実施される確率である。そして、報知決定部3307は、積算値と設定閾値とを比較する。
積算値が設定閾値よりも高い場合は、処理がステップS80に進む。積算値が設定閾値以下である場合は、処理がステップS90に進む。
ステップS80からステップS110は、上述の通りであるため、説明を省略する。In step S70, the
If the integrated value is higher than the set threshold value, the process proceeds to step S80. If the integrated value is equal to or less than the set threshold value, the process proceeds to step S90.
Since steps S80 to S110 are as described above, the description thereof will be omitted.
***実施の形態の効果の説明***
以上のように、本実施の形態では、作業者の現在の着手作業から、次に実施される候補作業の実施確率に基づき、危険事象が発生する可能性を予測する。そして、危険事象が発生する可能性が高い場合に、報知装置を動作させる。このため、本実施の形態によれば、作業者は、将来引き起こされる可能性のある危険に対する予防安全策を講じることが可能である。従って、作業者は将来の危険に対して事前に回避行動をとることができる。
また、本実施の形態では、現在の着手作業そのものが危険事象を発生させる可能性があるか否かも判定する。そして、本実施の形態では、着手作業が危険事象を発生させる可能性が高い場合に、報知装置を動作させる。このため、本実施の形態によれば、以前に行われた、抽出候補作業に基づく予測が外れた場合にも、着手作業の段階で、作業者は安全を確保するための策を講じることが可能である。*** Explanation of the effect of the embodiment ***
As described above, in the present embodiment, the possibility of a dangerous event occurring is predicted from the current start work of the worker based on the implementation probability of the candidate work to be executed next. Then, when there is a high possibility that a dangerous event will occur, the notification device is operated. Therefore, according to the present embodiment, the worker can take preventive safety measures against the danger that may be caused in the future. Therefore, the worker can take evasive action in advance against future dangers.
Further, in the present embodiment, it is also determined whether or not the current starting work itself may cause a dangerous event. Then, in the present embodiment, the notification device is operated when there is a high possibility that the starting work causes a dangerous event. Therefore, according to the present embodiment, even if the prediction based on the extraction candidate work previously performed is not correct, the worker can take measures to ensure safety at the stage of the start work. It is possible.
実施の形態2.
本実施の形態では、報知決定部3307が危険事象発生の可能性を報知することを決定した場合に、制御信号無効化部が作業者操作信号を無効化する例を説明する。
本実施の形態では、主に実施の形態1との差異を説明する。
なお、以下で説明していない事項は、実施の形態1と同様である。Embodiment 2.
In the present embodiment, an example in which the control signal invalidation unit invalidates the operator operation signal when the
In this embodiment, the difference from the first embodiment will be mainly described.
The matters not described below are the same as those in the first embodiment.
図6は、本実施の形態に係る判定装置30の機能構成図である。
本実施の形態では、判定装置30は、新たに制御信号無効化部3309を備え、昇降機制御盤10と接続される。なお、実施の形態1と同一構成部分には同一番号を付してその説明を省略する。FIG. 6 is a functional configuration diagram of the
In the present embodiment, the
図7は、実施の形態に係る判定装置30の動作例を示すフローチャートである。なお、実施の形態1と同一の動作には同一番号を付してその説明を省略する。
FIG. 7 is a flowchart showing an operation example of the
制御信号無効化部3309は、報知決定部3307が危険事象の発生の可能性を報知することを決定した場合、作業者操作信号を無効化する信号を昇降機制御盤10に送信する(ステップS120)。
この結果、昇降機制御盤10は作業者操作信号を無効化する。
なお、作業者操作信号とは、作業者が昇降機を上下移動させる操作、扉を開閉させる操作等を行う際に、作業者が制御盤に入力する制御信号である。
また、無効化とは、作業者操作信号を取り消し、作業者の操作を無効にすることを示す。When the
As a result, the
The operator operation signal is a control signal that the operator inputs to the control panel when the operator performs an operation of moving the elevator up and down, an operation of opening and closing the door, and the like.
Further, invalidation means canceling the operator operation signal and invalidating the operator's operation.
以上のように、着手作業又は抽出候補作業を実施することにより危険事象の発生の可能性が予測される場合には、作業者操作信号を無効化し着手作業又は抽出候補作業を実施させないようにすることで、作業の安全性を一層高めることができる。 As described above, when the possibility of occurrence of a dangerous event is predicted by carrying out the start work or the extraction candidate work, the worker operation signal is invalidated so that the start work or the extraction candidate work is not carried out. As a result, the safety of work can be further improved.
実施の形態3.
本実施の形態では、作業者が特定の視線方向を向かずに作業を実施することにより危険事象が発生する可能性を判定する例を説明する。
本実施の形態では、主に実施の形態2との差異を説明する。
なお、以下で説明していない事項は、実施の形態2と同様である。Embodiment 3.
In the present embodiment, an example of determining the possibility that a dangerous event may occur when the worker performs the work without facing a specific line-of-sight direction will be described.
In this embodiment, the difference from the second embodiment will be mainly described.
The matters not described below are the same as those in the second embodiment.
図8は、実施の形態に係る判定装置30の機能構成図である。
本実施の形態では、判定装置30は、新たに作業者視線方向検出部3310を備え、センサ20の作業者視線方向取得装置22と接続される。
作業者視線方向取得装置22は、作業者の視線方向を取得する。
なお、実施の形態2と同一構成部分には同一番号を付してその説明を省略する。FIG. 8 is a functional configuration diagram of the
In the present embodiment, the
The worker line-of-sight
The same components as those in the second embodiment are designated by the same numbers, and the description thereof will be omitted.
図9は、実施の形態に係る危険事象リストの例である。
危険事象記憶部342は、図9に示す危険事象リストT22を記憶する。
危険事象リストT22には、危険事象と作業者の視線方向と作業との組合せが示される。つまり、作業者の視線方向が危険事象リストT22に記載の特定の方向になく危険事象リストT22に記載の作業を実施した場合に、危険事象リストT22に記載の危険事象が発生する可能性がある。上述の特定方向とは、具体例としては、錘方向、かご下方向、昇降路頂部方向等である。また、図9に示される作業は、着手作業及び候補作業のいずれかである。
危険事象リストT22は、作業者の人数ごとに用意される。図9の(a)は、作業者が1名のときの危険事象リストT22を示す。図9の(b)は、作業者が2名のときの危険事象リストT22を示す。
図9の(a)の危険事象リストT22は、作業者1が昇降路頂部を見ずに作業:#101を実施すると、危険事象:101が発生する可能性があることを表す。
図9の(b)の危険事象リストT22は、作業者1が作業:#111を実施し、並行して作業者2が錘を見ずに作業:#112を実施すると、危険事象:111が発生する可能性があることを表す。FIG. 9 is an example of a dangerous event list according to an embodiment.
The dangerous
The dangerous event list T22 shows the combination of the dangerous event, the line-of-sight direction of the worker, and the work. That is, if the line-of-sight direction of the worker is not in the specific direction described in the dangerous event list T22 and the work described in the dangerous event list T22 is performed, the dangerous event described in the dangerous event list T22 may occur. .. Specific examples of the above-mentioned specific direction are a weight direction, a car downward direction, a hoistway top direction, and the like. The work shown in FIG. 9 is either a start work or a candidate work.
The dangerous event list T22 is prepared for each number of workers. FIG. 9A shows a dangerous event list T22 when there is only one worker. FIG. 9B shows a dangerous event list T22 when there are two workers.
The dangerous event list T22 of FIG. 9A shows that if the
In the dangerous event list T22 of FIG. 9B, when the
図10は実施の形態に係る判定装置30の動作例を示すフローチャートである。なお、実施の形態2と同一の動作には同一番号を付してその説明を省略する。
FIG. 10 is a flowchart showing an operation example of the
ステップS30が完了した後、作業者視線方向検出部3310は、視線方向情報を基に、作業者の視線方向を検出する(ステップS130)。視線方向情報には、作業者視線方向取得装置22で取得した作業者の視線方向が示される。
そして、作業者視線方向検出部3310は、抽出部3306に作業者の視線方向を通知する。After the completion of step S30, the worker line-of-sight
Then, the worker line-of-sight
ステップS40が完了した後、抽出部3306は、危険事象リストT22を用いた抽出候補作業の抽出を行う(ステップS500)。
まず、抽出部3306は、危険事象記憶部342から危険事象リストT22を読み出す。そして、抽出部3306は、作業者の視線方向が危険事象リストT22に示される視線方向に合致するか否かを判定する。作業者の視線方向が危険事象リストT22に示される視線方向に合致する場合に、抽出部3306は、実施の形態1と同様に候補作業を抽出する。更に、抽出部3306は、抽出した候補作業のうち、危険事象リストT22に示される作業に合致する候補作業を抽出候補作業として抽出する。
図9の(a)に示す危険事象リストT22が用いられる場合は、作業者が昇降路頂部を見ていないときに、作業:#101が抽出候補作業として抽出される。
また、作業者が2名以上の場合は、抽出部306は、図9の(b)に示す危険事象リストT22の条件に合致する作業者の候補作業の組合せを抽出組合せとして抽出する。具体的には、いずれかの作業者が錘を見ていない場合に、錘を見ていない作業者の候補作業が作業:#112に該当し、他方の作業者の候補作業が作業:#111であるときに、抽出部306は、作業:#112と作業:#111を抽出組合せとして抽出する。
そして、抽出部3306は、報知決定部3307に抽出候補作業又は抽出組合せを通知する。After the step S40 is completed, the
First, the
When the dangerous event list T22 shown in FIG. 9A is used, the work: # 101 is extracted as the extraction candidate work when the worker is not looking at the top of the hoistway.
When there are two or more workers, the extraction unit 306 extracts a combination of worker candidate works that meet the conditions of the danger event list T22 shown in FIG. 9 (b) as an extraction combination. Specifically, when one of the workers is not looking at the weight, the candidate work of the worker who is not looking at the weight corresponds to work: # 112, and the candidate work of the other worker is work: # 111. When, the extraction unit 306 extracts work: # 112 and work: # 111 as an extraction combination.
Then, the
次に、報知決定部3307は、危険事象リストT22を用いて着手作業が危険事象を起こすか否かを判定する(ステップS600)。
まず、報知決定部3307は、危険事象記憶部342から危険事象リストT22を読み出す。また、報知決定部3307は、作業者の視線方向と推定された着手作業の組み合わせが危険事象リストT22に示される視線方向と着手作業との条件に合致するか否かを確認する。報知決定部3307は、視線方向と着手作業の組合せが危険事象リストT22に示される視線方向と着手作業との条件に合致する場合に、着手作業が危険事象を起こすと判定する。
また、報知決定部3307は、作業者が2名以上の場合は、2名以上の作業者の視線方向と着手作業の組合せが図9の(b)に示す危険事象リストT22の条件に合致する否かを確認する。報知決定部3307は、2名以上の作業者の視線方向と着手作業の組合せが危険事象リストT22に示される条件に合致する場合に、着手作業が危険事象を引き起こすと判定する。具体的には、いずれかの作業者が錘を見ていない場合に、錘を見ていない作業者の着手作業が作業:#112に該当し、他方の作業者の着手作業が作業:#111であるときに、報知決定部3307は、いずれかの作業者又は全作業者の着手作業が危険事象を引き起こすと判定する。
着手作業が危険事象を起こすと判定された場合は、処理がステップS80に進む。一方、着手作業が危険事象を起こさないと判定された場合は、処理がステップS70に進む。Next, the
First, the
Further, when the number of workers is two or more, the
If it is determined that the start work causes a dangerous event, the process proceeds to step S80. On the other hand, if it is determined that the start work does not cause a dangerous event, the process proceeds to step S70.
ステップS70からステップS120は実施の形態1又は実施の形態2で説明したものと同じであるため、説明を省略する。 Since steps S70 to S120 are the same as those described in the first embodiment or the second embodiment, the description thereof will be omitted.
なお、本実施の形態においては、危険事象リストT22を用いた抽出部と報知決定部の動作を説明したが、他の実施の形態における危険事象リストと組み合わせて抽出と報知決定を行っても良い。 In this embodiment, the operation of the extraction unit and the notification determination unit using the danger event list T22 has been described, but extraction and notification determination may be performed in combination with the danger event list in other embodiments. ..
以上のように、本実施の形態では、報知決定の判定に作業者の視線方向の判定も加えることで、危険事象が発生する可能性の予測の精度を高めることができる。このため、本実施の形態によれば、作業の安全性を一層高めることができる。 As described above, in the present embodiment, the accuracy of predicting the possibility of a dangerous event can be improved by adding the determination of the line-of-sight direction of the operator to the determination of the notification determination. Therefore, according to the present embodiment, the safety of work can be further enhanced.
実施の形態4.
本実施の形態では、作業者の生理状態が特定の状態のときに作業者が作業を実施することにより危険事象が発生する可能性を判定する例を説明する。
本実施の形態では、主に実施の形態3との差異を説明する。
なお、以下で説明していない事項は、実施の形態3と同様である。Embodiment 4.
In this embodiment, an example of determining the possibility of a dangerous event occurring by the worker performing the work when the worker's physiological state is a specific state will be described.
In this embodiment, differences from the third embodiment will be mainly described.
The matters not described below are the same as those in the third embodiment.
図11は、本実施の形態に係る判定装置30の機能構成図である。
本実施の形態では、判定装置30は、新たに作業者生理状態検出部3311を備え、センサ20の作業者生理状態取得装置23と接続される。
作業者生理状態取得装置23は、心拍数、体温、呼吸等から作業者の生理状態を検出する。なお、生理状態とは、時間の経過により変化する身体又は精神の状態である。生理状態には、具体例としては、作業に集中していない漫然状態、熱中症等の高温障害状態、緊急時対応等で時間が切迫した中での緊張した状態等が含まれる。
なお、実施の形態3と同一構成部分には同一番号を付してその説明を省略する。FIG. 11 is a functional configuration diagram of the
In the present embodiment, the
The worker physiological
The same components as those in the third embodiment are designated by the same numbers, and the description thereof will be omitted.
図12は、本実施の形態に係る危険事象リストT23の例である。
危険事象記憶部342は、図12に示す危険事象リストT23を記憶する。
危険事象リストT23には、危険事象と作業者の生理状態と作業との組合せ示される。つまり、作業者が危険事象リストT23に記載の生理状態で危険事象リストT23に記載の作業を実施した場合に、危険事象リストT23に記載の危険事象が発生する可能性がある。図12に示される作業は、着手作業及び候補作業のいずれかである。
危険事象リストT23は、作業者の人数ごとに用意される。図12の(a)は、作業者が1名のときの危険事象リストT23を示す。図12の(b)は、作業者が2名のときの危険事象リストT23を示す。
図12の(a)の危険事象リストT23は、作業者1が高温障害状態で作業:#201を実施すると、危険事象:201が発生する可能性があることを表す。
図12の(b)の危険事象リストT23は、作業者1が作業:#211を実施し、並行して作業者2が漫然状態で作業:#212を実施すると、危険事象:211が発生する可能性があることを表す。FIG. 12 is an example of the dangerous event list T23 according to the present embodiment.
The dangerous
The dangerous event list T23 shows a combination of the dangerous event, the physiological state of the worker, and the work. That is, when the worker performs the work described in the dangerous event list T23 in the physiological state described in the dangerous event list T23, the dangerous event described in the dangerous event list T23 may occur. The work shown in FIG. 12 is either a start work or a candidate work.
The dangerous event list T23 is prepared for each number of workers. FIG. 12A shows a dangerous event list T23 when there is only one worker. FIG. 12B shows a dangerous event list T23 when there are two workers.
The dangerous event list T23 of FIG. 12A shows that if the
In the dangerous event list T23 of FIG. 12 (b), when the
図13は本実施の形態に係る判定装置30の動作例を示すフローチャートである。なお、実施の形態3と同一の動作には同一番号を付してその説明を省略する。
FIG. 13 is a flowchart showing an operation example of the
ステップS30が完了した後、作業者生理状態検出部3311は、作業者生理状態情報を基に、作業者の生理状態を検出する(ステップS140)。作業者生理状態情報には、作業者生理状態取得装置23で取得した作業者の生理状態が示される。
そして、作業者生理状態検出部3311は、抽出部3306に作業者の生理状態を通知する。After the completion of step S30, the worker physiological
Then, the worker physiological
ステップS40が完了した後、抽出部3306は、危険事象リストT23を用いた抽出候補作業の抽出を行う(ステップS510)。
まず、抽出部3306は、危険事象記憶部342から危険事象リストT23を読み出す。そして、抽出部3306は、作業者の生理状態が危険事象リストT23に示される生理状態に合致するか否かを判定する。作業者の生理状態が危険事象リストT23に示される生理状態に合致する場合に、抽出部3306は、実施の形態1と同様に候補作業を抽出する。更に、抽出部3306は、抽出した候補作業のうち、危険事象リストT23に示される作業に合致する候補作業を抽出候補作業として抽出する。
図12の(a)に示す危険事象リストT23が用いられる場合は、作業者が高温障害状態であるときに、作業:#201が抽出候補作業として抽出される。
また、作業者が2名以上の場合は、抽出部3306は、図12の(b)に示す危険事象リストT23の条件に合致する作業者の候補作業の組合せを抽出組合せとして抽出する。具体的には、いずれかの作業者が漫然状態である場合に、漫然状態の作業者の候補作業が作業:#212に該当し、他方の作業者の候補作業が作業:#211であるときに、抽出部306は、作業:#212と作業:#211を抽出組合せとして抽出する。
そして、抽出部3306は、報知決定部3307に抽出候補作業又は抽出組合せを通知する。After the step S40 is completed, the
First, the
When the dangerous event list T23 shown in FIG. 12 (a) is used, work: # 201 is extracted as an extraction candidate work when the worker is in a high temperature failure state.
When there are two or more workers, the
Then, the
次に、報知決定部3307は、危険事象リストT23を用いて着手作業が危険事象を起こすか否かを判定する(ステップS610)。
まず、報知決定部3307は、危険事象記憶部342から危険事象リストT23を読み出す。また、報知決定部3307は、作業者の生理状態と推定された着手作業の組み合わせが危険事象リストT23に示される生理状態と着手作業との条件に合致するか否かを確認する。報知決定部3307は、作業者の生理状態と推定された着手作業の組み合わせが危険事象リストT23に示される生理状態と着手作業との条件に合致する場合に、着手作業が危険事象を起こすと判定する。
また、報知決定部3307は、作業者が2名以上の場合は、2名以上の作業者の生理状態と着手作業の組合せが図12の(b)に示す危険事象リストT23の条件に合致する否かを確認する。報知決定部3307は、2名以上の作業者の生理状態と着手作業の組合せが危険事象リストT23に示される条件に合致する場合に、着手作業が危険事象を引き起こすと判定する。具体的には、いずれかの作業者が漫然状態である場合に、漫然状態である作業者の着手作業が作業:#212に該当し、他方の作業者の着手作業が作業:#211であるときに、報知決定部3307は、いずれかの作業者又は全作業者の着手作業が危険事象を引き起こすと判定する。
着手作業が危険事象を起こすと判定された場合は、処理がステップS80に進む。一方、着手作業が危険事象を起こさないと判定された場合は、処理がステップS70に進む。Next, the
First, the
Further, in the
If it is determined that the start work causes a dangerous event, the process proceeds to step S80. On the other hand, if it is determined that the start work does not cause a dangerous event, the process proceeds to step S70.
ステップS70からステップS120は実施の形態1から実施の形態3で説明したものと同じであるため、説明を省略する。 Since steps S70 to S120 are the same as those described in the first to third embodiments, the description thereof will be omitted.
なお、本実施の形態においては、危険事象リストT23を用いた抽出部と報知決定部の動作を説明したが、他の実施の形態における危険事象リストと組み合わせて抽出と報知決定を行っても良い。 In this embodiment, the operation of the extraction unit and the notification determination unit using the danger event list T23 has been described, but extraction and notification determination may be performed in combination with the danger event list in other embodiments. ..
以上のように、本実施の形態では、報知決定の判定に作業者の生理状態の判定も加えることで、危険事象が発生する可能性の予測の精度を高めることができる。このため、本実施の形態によれば、作業の安全性を一層高めることができる。 As described above, in the present embodiment, the accuracy of predicting the possibility of a dangerous event can be improved by adding the determination of the physiological state of the worker to the determination of the notification determination. Therefore, according to the present embodiment, the safety of work can be further enhanced.
実施の形態5.
本実施の形態では、作業者の性格が特定の性格である場合において、作業者が作業を実施することにより危険事象が発生する可能性を判定する例を説明する。
本実施の形態では、主に実施の形態4との差異を説明する。
なお、以下で説明していない事項は、実施の形態4と同様である。Embodiment 5.
In the present embodiment, when the personality of the worker is a specific personality, an example of determining the possibility that a dangerous event occurs by the worker performing the work will be described.
In this embodiment, differences from the fourth embodiment will be mainly described.
The matters not described below are the same as those in the fourth embodiment.
図14は、本実施の形態に係る判定装置30の機能構成図である。
本実施の形態では、判定装置30は、新たに作業者性格記憶部343を備える。
作業者性格記憶部343は、予め設定せれた各作業者の性格を記憶する。
作業者の性格には、作業者の気質と作業者の能力が含まれる。作業者の気質の具体例としては、せっかちな気質である。一方、作業者の能力の具体例としては、作業者の刺激に対する反応速度である。
なお、実施の形態4と同一構成部分には同一番号を付してその説明を省略する。FIG. 14 is a functional configuration diagram of the
In the present embodiment, the
The worker
The personality of the worker includes the temperament of the worker and the ability of the worker. A specific example of a worker's temperament is an impatient temperament. On the other hand, a specific example of the worker's ability is the reaction speed to the worker's stimulus.
The same components as those in the fourth embodiment are designated by the same numbers, and the description thereof will be omitted.
図15は、本実施の形態に係る危険事象リストT24の例である。
危険事象記憶部342は、図15に示す危険事象リストT24を記憶する。
危険事象リストT24は、危険事象と作業者の性格と作業との組合せが示される。つまり、危険事象リストT24に記載の性格の作業者が、危険事象リストT24に記載の作業を実施した場合に、危険事象リストT24に記載の危険事象が発生する可能性がある。図15に示される作業は、着手作業及び候補作業のいずれかである。
危険事象リストT24は、作業者の人数ごとに用意される。図15の(a)は、作業者が1名のときの危険事象リストT24を示す。図15の(b)は、作業者が2名のときの危険事象リストT24を示す。
図15の(a)の危険事象リストT24は、せっかちな性格の作業者1が作業:#301を実施すると、危険事象:301が発生する可能性があることを表す。
図15の(b)の危険事象リストT24は、反応速度が平均値と比較してかなり遅い作業者2が作業:#312を実施し、並行して作業者1が作業:#311を実施すると、危険事象:311が発生する可能性があることを表す。FIG. 15 is an example of the dangerous event list T24 according to the present embodiment.
The dangerous
The dangerous event list T24 shows the combination of the dangerous event, the personality of the worker, and the work. That is, when a worker having the character described in the dangerous event list T24 performs the work described in the dangerous event list T24, the dangerous event described in the dangerous event list T24 may occur. The work shown in FIG. 15 is either a start work or a candidate work.
The dangerous event list T24 is prepared for each number of workers. FIG. 15A shows a dangerous event list T24 when there is only one worker. FIG. 15B shows a dangerous event list T24 when there are two workers.
The dangerous event list T24 of FIG. 15A shows that if the
In the dangerous event list T24 of FIG. 15 (b), the worker 2 whose reaction speed is considerably slower than the average value performs work: # 312, and the
図16は本実施の形態に係る判定装置30の動作例を示すフローチャートである。なお、実施の形態4と同一の動作には同一番号を付してその説明を省略する。
FIG. 16 is a flowchart showing an operation example of the
ステップS40が完了した後、抽出部3306は、作業者性格記憶部343より作業者の性格を取得する(ステップS150)。
After the completion of step S40, the
次に、抽出部3306は、危険事象リストT24を用いた抽出候補作業の抽出を行う(ステップS520)。
まず、抽出部3306は、危険事象記憶部342から危険事象リストT24を読み出す。そして、抽出部3306は、作業者の性格が危険事象リストT24に示される性格に合致するか否かを判定する。作業者の性格が危険事象リストT24に示される性格に合致する場合に、抽出部3306は、実施の形態1と同様に候補作業を抽出する。更に、抽出部3306は、抽出した候補作業のうち、危険事象リストT24に示される作業に合致する候補作業を抽出候補作業として抽出する。
図15の(a)に示す危険事象リストT24が用いられる場合は、作業者の性格がせっかちであるときに、作業:#301が抽出候補作業として抽出される。
また、作業者が2名以上の場合は、抽出部3306は、図15の(b)に示す危険事象リストT24の条件に合致する作業者の候補作業の組合せを抽出組合せとして抽出する。具体的には、いずれかの作業者の反応速度が平均値と比較してかなり遅い場合に、反応速度の遅い作業者の候補作業が作業:#312に該当し、他方の作業者の候補作業が作業:#311であるときに、抽出部306は、作業:#312と作業:#311を抽出組合せとして抽出する。
そして、抽出部3306は、報知決定部3307に抽出候補作業又は抽出組合せを通知する。Next, the
First, the
When the danger event list T24 shown in FIG. 15A is used, work: # 301 is extracted as an extraction candidate work when the worker's personality is impatient.
When there are two or more workers, the
Then, the
次に、報知決定部3307は、危険事象リストT24を用いて着手作業が危険事象を起こすか否かを判定する(ステップS620)。
まず、報知決定部3307は、危険事象記憶部342から危険事象リストT24を読み出す。報知決定部3307は、作業者の性格と推定された着手作業の組み合わせが危険事象リストT24に示される性格と着手作業との条件に合致するか否かを確認する。報知決定部3307は、作業者の性格と推定された着手作業の組み合わせが危険事象リストT24に示される性格と着手作業との条件に合致する場合に、着手作業が危険事象を起こすと判定する。
また、報知決定部3307は、作業者が2名以上の場合は、2名以上の作業者の性格と着手作業の組合せが図15の(b)に示す危険事象リストT24の条件に合致する否かを確認する。報知決定部3307は、2名以上の作業者の性格と着手作業の組合せが危険事象リストT24に示される条件に合致する場合に、着手作業が危険事象を引き起こすと判定する。具体的には、いずれかの作業者の反応速度が平均値に比べてかなり遅い場合に、反応速度の遅い作業者の着手作業が作業:#312に該当し、他方の作業者の着手作業が作業:#311であるときに、報知決定部3307は、いずれかの作業者又は全作業者の着手作業が危険事象を引き起こすと判定する。
着手作業が危険事象を起こすと判定された場合は、処理がステップS80に進む。一方、着手作業が危険事象を起こさないと判定された場合は、処理がステップS70に進む。Next, the
First, the
Further, when the number of workers is two or more, the
If it is determined that the start work causes a dangerous event, the process proceeds to step S80. On the other hand, if it is determined that the start work does not cause a dangerous event, the process proceeds to step S70.
ステップS70からステップS120は実施の形態1から実施の形態4で説明したものと同じであるため、説明を省略する。 Since steps S70 to S120 are the same as those described in the first to fourth embodiments, the description thereof will be omitted.
なお、本実施の形態においては、危険事象リストT24を用いた抽出部と報知決定部の動作を説明したが、他の実施の形態における危険事象リストと組み合わせて抽出と報知決定を行っても良い。 In this embodiment, the operation of the extraction unit and the notification determination unit using the danger event list T24 has been described, but extraction and notification determination may be performed in combination with the danger event list in other embodiments. ..
以上のように、本実施の形態では、報知決定の判定に作業者の性格の判定も加えることで、危険事象が発生する可能性の予測の精度を高めることができる。このため、本実施の形態によれば、作業の安全性を一層高めることができる。 As described above, in the present embodiment, the accuracy of prediction of the possibility that a dangerous event may occur can be improved by adding the determination of the personality of the worker to the determination of the notification determination. Therefore, according to the present embodiment, the safety of work can be further enhanced.
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。Although the embodiments of the present invention have been described above, one of these embodiments may be partially implemented.
Alternatively, two or more of these embodiments may be partially combined and carried out.
The present invention is not limited to these embodiments, and various modifications can be made as needed.
***ハードウェア構成の説明***
最後に、判定装置30のハードウェア構成の補足説明を行う。
図1に示すプロセッサ33は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。
プロセッサ33は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等である。
図1に示すメモリ34は、RAM(Random Access Memory)である。
図3に示す制御盤信号インタフェース31、センサインタフェース32及び報知装置インタフェース35は、それぞれ、データの通信処理を実行する電子回路である。
制御盤信号インタフェース31、センサインタフェース32及び報知装置インタフェース35は、それぞれ、例えば、通信チップ又はNIC(Network Interface Card)である。*** Explanation of hardware configuration ***
Finally, a supplementary explanation of the hardware configuration of the
The
The
The
The control
The control
また、補助記憶装置40には、OS(Operating System)も記憶されている。
そして、OSの少なくとも一部がプロセッサ33により実行される。
プロセッサ33はOSの少なくとも一部を実行しながら、かご位置検出部3301、作業者操作信号検出部3302、作業者位置検出部3303、作業推定部3304、実施確率更新部3305、抽出部3306、報知決定部3307、及び報知部3308の機能を実現するプログラムを実行する。
プロセッサ33がOSを実行することで、タスク管理、メモリ管理、ファイル管理、通信制御等が行われる。
また、かご位置検出部3301、作業者操作信号検出部3302、作業者位置検出部3303、作業推定部3304、実施確率更新部3305、抽出部3306、報知決定部3307、及び報知部3308の処理の結果を示す情報、データ、信号値及び変数値の少なくともいずれかが、メモリ34、補助記憶装置40、プロセッサ33内のレジスタ及びキャッシュメモリの少なくともいずれかに記憶される。
また、かご位置検出部3301、作業者操作信号検出部3302、作業者位置検出部3303、作業推定部3304、実施確率更新部3305、抽出部3306、報知決定部3307、及び報知部3308の機能を実現するプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD等の可搬記録媒体に格納されていてもよい。そして、かご位置検出部3301、作業者操作信号検出部3302、作業者位置検出部3303、作業推定部3304、実施確率更新部3305、抽出部3306、報知決定部3307、及び報知部3308の機能を実現するプログラムが格納された可搬記録媒体を流通させてもよい。An OS (Operating System) is also stored in the
Then, at least a part of the OS is executed by the
While the
When the
Further, processing of the cache
Further, the functions of the car
また、かご位置検出部3301、作業者操作信号検出部3302、作業者位置検出部3303、作業推定部3304、実施確率更新部3305、抽出部3306、報知決定部3307、及び報知部3308の「部」を、「回路」又は「工程」又は「手順」又は「処理」に読み替えてもよい。
また、判定装置30は、処理回路により実現されてもよい。処理回路は、例えば、ロジックIC(Integrated Circuit)、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)である。
この場合は、かご位置検出部3301、作業者操作信号検出部3302、作業者位置検出部3303、作業推定部3304、実施確率更新部3305、抽出部3306、報知決定部3307、及び報知部3308は、それぞれ処理回路の一部として実現される。
なお、本明細書では、プロセッサと処理回路との上位概念を、「プロセッシングサーキットリー」という。
つまり、プロセッサと処理回路とは、それぞれ「プロセッシングサーキットリー」の具体例である。Further, the "section" of the car
Further, the
In this case, the car
In this specification, the superordinate concept of the processor and the processing circuit is referred to as "processing circuit Lee".
That is, the processor and the processing circuit are specific examples of the "processing circuit Lee", respectively.
10 昇降機制御盤、20 センサ、21 作業者位置取得装置、22 作業者視線方向取得装置、23 作業者生理状態取得装置、30 判定装置、31 制御盤信号インタフェース、32 センサインタフェース、33 プロセッサ、34 メモリ、35 報知装置インタフェース、40 補助記憶装置、50 報知装置、341 情報管理部、342 危険事象記憶部、343 作業者性格記憶部、3301 かご位置検出部、3302 作業者操作信号検出部、3303 作業者位置検出部、3304 作業推定部、3305 実施確率更新部、3306 抽出部、3307 報知決定部、3308 報知部、3309 制御信号無効化部、3310 作業者視線方向検出部、3311 作業者生理状態検出部。 10 Elevator control panel, 20 sensors, 21 worker position acquisition device, 22 worker line-of-sight direction acquisition device, 23 worker physiological state acquisition device, 30 judgment device, 31 control panel signal interface, 32 sensor interface, 33 processor, 34 memory , 35 notification device interface, 40 auxiliary storage device, 50 notification device, 341 information management unit, 342 danger event storage unit, 343 worker personality storage unit, 3301 car position detection unit, 3302 worker operation signal detection unit, 3303 worker Position detection unit, 3304 work estimation unit, 3305 implementation probability update unit, 3306 extraction unit, 3307 notification determination unit, 3308 notification unit, 3309 control signal invalidation unit, 3310 worker line-of-sight direction detection unit, 3311 worker physiological state detection unit. ..
Claims (17)
前記抽出部により抽出された前記抽出候補作業が前記着手作業の次に実施される確率に基づき、前記抽出候補作業の実施により危険事象が発生する可能性である危険事象発生可能性を前記作業者及び作業関係者のうち少なくともいずれか一方に報知するか否かを決定する報知決定部とを有する判定装置。Extraction of candidate work that is one or more work that may be performed next to the work started by the worker Extraction of candidate work that may cause a dangerous event due to the execution as extraction candidate work Department and
Based on the probability that the extraction candidate work extracted by the extraction unit will be executed next to the start work, the operator determines the possibility of a dangerous event occurring due to the execution of the extraction candidate work. And a determination device having a notification determination unit that determines whether or not to notify at least one of the persons involved in the work.
前記報知決定部が前記危険事象発生可能性を報知することを決定した場合に、前記作業者及び前記作業関係者のうち少なくともいずれか一方に前記危険事象発生可能性を報知する報知部を有する請求項1に記載の判定装置。The determination device further
A claim having a notification unit for notifying at least one of the worker and the person involved in the work of the possibility of occurrence of the dangerous event when the notification determination unit determines to notify the possibility of occurrence of the dangerous event. Item 1. The determination device according to item 1.
実施順序が定義されている複数の作業の組合せが複数記述され、組合せごとに、組合せに含まれる複数の作業が実施順序に従って実施される確率が記述される実施確率情報を管理する情報管理部と、
前記作業者により複数の作業が実施された場合に、前記実施確率情報に記述される複数の組合せのうち、前記作業者により実施された前記複数の作業及び実施順序に対応する組合せに記述される確率を更新する実施確率更新部を有する請求項1に記載の判定装置。The determination device further
An information management unit that manages execution probability information in which a plurality of combinations of a plurality of works for which an execution order is defined are described, and the probability that a plurality of works included in the combination are executed according to the execution order is described for each combination. ,
When a plurality of works are performed by the worker, among the plurality of combinations described in the execution probability information, the combinations corresponding to the plurality of works and the execution order performed by the worker are described. The determination device according to claim 1, further comprising an implementation probability update unit for updating the probability.
前記作業者により実施された前記複数の作業が規定の基準を満たす場合に、前記作業者により実施された前記複数の作業及び実施順序に対応する組合せに記述される確率を更新する請求項3に記載の判定装置。The implementation probability update unit
3. Claim 3 for updating the probabilities described in the combinations corresponding to the plurality of works performed by the worker and the combinations performed by the worker when the plurality of work performed by the worker meets the specified criteria. The determination device described.
前記着手作業の実施により危険事象が発生する可能性を前記作業者及び前記作業関係者のうち少なくともいずれか一方に報知するか否かを決定する請求項1に記載の判定装置。The notification determination unit is
The determination device according to claim 1, wherein it is determined whether or not to notify at least one of the worker and the person involved in the work of the possibility that a dangerous event may occur due to the execution of the start work.
前記作業者が2名以上いる場合に、各作業者の前記候補作業を組み合わせて得られる複数の組合せのうち、各作業者の前記候補作業が並行して実施されることにより危険事象が発生する可能性のある組合せを抽出組合せとして抽出し、
前記報知決定部は、
前記抽出部により抽出された前記抽出組合せに含まれる前記候補作業の各々が各作業者の前記着手作業の次に実施される確率に基づき、前記抽出組合せに含まれる前記候補作業の各々が並行して実施されることにより危険事象が発生する可能性を各作業者及び前記作業関係者のうち少なくともいずれか一方に報知するか否かを決定する請求項1に記載の判定装置。The extraction unit
When there are two or more workers, a dangerous event occurs when the candidate work of each worker is performed in parallel among a plurality of combinations obtained by combining the candidate work of each worker. Extract possible combinations as extraction combinations and
The notification determination unit is
Based on the probability that each of the candidate works included in the extraction combination extracted by the extraction unit will be performed next to the start work of each worker, each of the candidate works included in the extraction combination will be performed in parallel. The determination device according to claim 1, wherein it is determined whether or not to notify at least one of each worker and the person concerned with the work of the possibility that a dangerous event may occur due to the implementation.
前記作業者が2名以上いる場合に、各作業者の前記着手作業が並行して実施されることにより危険事象が発生する可能性を各作業者及び前記作業関係者のうち少なくともいずれか一方に報知するか否かを決定する請求項1に記載の判定装置。The notification determination unit is
When there are two or more workers, the possibility that a dangerous event may occur due to the start work of each worker being carried out in parallel is given to at least one of each worker and the person concerned with the work. The determination device according to claim 1, which determines whether or not to notify.
前記報知決定部が前記危険事象発生可能性を報知することを決定した場合に、前記着手作業の実施に要する制御信号を無効化する制御信号無効化部を有する請求項1に記載の判定装置。The determination device further
The determination device according to claim 1, further comprising a control signal invalidation unit that invalidates the control signal required for carrying out the start work when the notification determination unit determines to notify the possibility of occurrence of the dangerous event.
前記着手作業が不明な場合に、前記着手作業を推定する作業推定部を有し、
前記抽出部は、
前記作業推定部により推定された前記着手作業に基づき前記抽出候補作業を抽出する請求項1に記載の判定装置。The determination device further
It has a work estimation unit that estimates the start work when the start work is unknown.
The extraction unit
The determination device according to claim 1, wherein the extraction candidate work is extracted based on the start work estimated by the work estimation unit.
前記作業推定部は、
前記昇降機のかごの位置が示されるかご位置情報と、前記作業者が実施した操作が示される作業者操作信号と、前記作業者の位置が示される作業者位置情報とに基づき、前記着手作業を推定する請求項9に記載の判定装置。The worker is a worker who works on an elevator.
The work estimation unit
The start work is performed based on the car position information indicating the position of the elevator car, the worker operation signal indicating the operation performed by the worker, and the worker position information indicating the position of the worker. The determination device according to claim 9.
前記作業者の状態が特定の状態にあるときに実施されると危険事象が発生する可能性のある候補作業を前記抽出候補作業として抽出する請求項1に記載の判定装置。The extraction unit
The determination device according to claim 1, wherein candidate work that may cause a dangerous event when the worker's state is in a specific state is extracted as the extraction candidate work.
前記作業者が2名以上いる場合に、各作業者の前記候補作業を組み合わせて得られる複数の組合せのうち、2名以上いる作業者のうち少なくともいずれか1名の作業者が特定の状態にあるときに、各作業者の前記候補作業が並行して実施されることにより危険事象が発生する可能性のある組合せを前記抽出組合せとして抽出する請求項1に記載の判定装置。The extraction unit
When there are two or more workers, at least one of the two or more workers among the plurality of combinations obtained by combining the candidate works of each worker is in a specific state. The determination device according to claim 1, wherein a combination in which a dangerous event may occur due to the parallel execution of the candidate work of each worker at a certain time is extracted as the extraction combination.
前記作業者の視線方向が特定の方向であるときに実施されると危険事象が発生する可能性のある候補作業を前記抽出候補作業として抽出する請求項11に記載の判定装置。The extraction unit
The determination device according to claim 11, wherein candidate work that may cause a dangerous event if performed when the line-of-sight direction of the worker is a specific direction is extracted as the extraction candidate work.
前記作業者の生理状態が特定の生理状態にあるときに実施されると危険事象が発生する可能性のある候補作業を前記抽出候補作業として抽出する請求項11に記載の判定装置。The extraction unit
The determination device according to claim 11, wherein candidate work that may cause a dangerous event when the worker's physiological state is in a specific physiological state is extracted as the extraction candidate work.
前記作業者の性格が特定の性格であるときに実施されると危険事象が発生する可能性のある候補作業を前記抽出候補作業として抽出する請求項11に記載の判定装置。The extraction unit
The determination device according to claim 11, wherein a candidate work that may cause a dangerous event if the worker's personality is a specific personality is extracted as the extraction candidate work.
前記コンピュータが、抽出された前記抽出候補作業が前記着手作業の次に実施される確率に基づき、前記抽出候補作業の実施により危険事象が発生する可能性である危険事象発生可能性を前記作業者及び作業関係者のうち少なくともいずれか一方に報知するか否かを決定する判定方法。Of the candidate works that the computer may perform after the work started by the worker, the candidate work that may cause a dangerous event is selected as the extraction candidate work. Extract and
Based on the probability that the extracted candidate work will be performed next to the start work, the computer will determine the possibility of a dangerous event occurring due to the execution of the extraction candidate work. And a determination method for determining whether or not to notify at least one of the persons involved in the work.
前記抽出処理により抽出された前記抽出候補作業が前記着手作業の次に実施される確率に基づき、前記抽出候補作業の実施により危険事象が発生する可能性である危険事象発生可能性を前記作業者及び作業関係者のうち少なくともいずれか一方に報知するか否かを決定する報知決定処理とをコンピュータに実行させる判定プログラム。Extraction of candidate work that is one or more work that may be performed next to the work started by the worker Extraction of candidate work that may cause a dangerous event due to the execution as extraction candidate work Processing and
Based on the probability that the extraction candidate work extracted by the extraction process is executed next to the start work, the worker determines the possibility of a dangerous event occurring due to the execution of the extraction candidate work. And a determination program that causes the computer to execute a notification determination process for determining whether or not to notify at least one of the workers involved in the work.
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