JP7013667B2 - 案内装置及び案内システム - Google Patents
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Description
特許文献1には、コミュニケーションロボットの周囲の混雑度を検出し、検出結果に応じたコミュニケーション行動を行うロボットが開示されている。特許文献1に開示された技術によれば、ロボットが、周囲の混雑状況に応じた働きかけを人に対して行うことができる。
図1は、実施形態1に係る案内装置の外観を示す模式図、図2は、実施形態1に係る案内装置の内部構成例を示すブロック図である。
本実施形態の案内装置1は、例えば自動走行が可能なロボットである。案内装置1は、例えば円柱状の胴体部分1bの上に頭部分1aが連結されており、後述する首振り機構18によって頭部分1aが胴体部分1bに対して、鉛直方向を軸として回転するように、また、水平面に対して上下方向に適宜角度回動するように構成されている。
また、胴体部分1bの底面には複数のタイヤ17aが設けられており、後述する移動機構17によってタイヤ17aを回転させることにより、案内装置1は自動走行するように構成されている。なお、案内装置1は、正面方向を進行方向として進行(走行)する。
記憶部11は、フラッシュメモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等を含む。記憶部11は、制御部10が実行する制御プログラム(例えば、ターゲット選定プログラム11a、誘導処理プログラム11b)及び各種のデータ(例えば、案内情報データベース11c)等を予め記憶している。また記憶部11は、案内装置1が設置されるフロアのフロアマップの情報と、フロアマップ上の拠点(予め設定された所定位置)の位置情報とを予め記憶している。更に、記憶部11は、制御部10が制御プログラムを実行する際に発生するデータ等を一時的に記憶する。
無線通信部13は、無線LAN(Local Area Network)等の無線通信を行うためのインタフェースであり、無線通信が可能に構成された外部装置との間で無線通信を行う。無線通信部13は、無線LANを介してインターネット等の外部ネットワークに接続するように構成されていてもよい。
移動機構17は、例えば、案内装置1の進行方向の前側に配置された2つのタイヤ17aと、後側に配置された2つのタイヤ17aと、それぞれのタイヤ17aを回転させるためのモータとを含む。なお、モータは、例えば前側の2つのタイヤ17aを回転させるためのモータだけでもよく、後側の2つのタイヤ17aを回転させるためのモータだけでもよい。タイヤ17aの数及び配置位置、並びにモータの数は、移動機構17によって案内装置1が進行及び方向転換できる構成であれば、どのような構成でもよい。
案内装置1の制御部10は、記憶部11に記憶してあるターゲット選定プログラム11aを実行した場合、進行方向撮像部21、障害物検知部22、進行方向特定部23、移動機構駆動部24、首振り機構駆動部25、候補者撮像部26、候補者検知部27、属性判定部28、ターゲット選定部29、情報提供部30の各機能を実現する。なお、本実施形態では、上述した各機能を制御部10がターゲット選定プログラム11aを実行することにより実現するが、上述した各機能の一部を専用のハードウェア回路で実現してもよい。
障害物検知部22は、進行方向撮像部21が取得した撮像画像に基づいて、案内装置1の進行方向に、案内装置1の進行(走行)を妨げる障害物が有るか否かを検知する。障害物検知部22は、例えば、案内装置1の進行方向の床面に障害物が有るか否か、案内装置1が進行した場合に接触する可能性のある障害物が有るか否かを判断する。
移動機構駆動部24は、移動機構17に各タイヤ17aの駆動処理を行わせ、進行方向特定部23が特定した進行方向に案内装置1を進行(移動)させる。
候補者撮像部26は、ターゲット用カメラ15に撮像処理を行わせ、首振り機構駆動部25によって頭部分1aが首振り動作した状態(方向)で、案内装置1の周囲の撮像画像を取得する。
例えば、候補者検知部27が候補者(候補者領域)を検知する際に用いるテンプレートは、性別、年齢層等を含む人の属性に対応付けて記憶部11に記憶されている。よって、候補者検知部27が撮像画像中の候補者領域を検知した場合、属性判定部28は、候補者検知部27が候補者領域を検知する際に用いたテンプレートに対応する属性を記憶部11から読み出し、この候補者の属性とする。なお、候補者検知部27が撮像画像中に複数の候補者領域を検知した場合、属性判定部28は、検知された候補者のそれぞれに対応する属性を判定する。
また、案内装置1がマイク等の集音部を有する場合、候補者検知部27は、集音部によって収集された音声に基づいて、案内装置1の周囲に候補者がいるか否かを検知してもよい。この場合、属性判定部28は、集音部によって収集された音声に基づいて、候補者検知部27によって検知された候補者の属性を判定してもよい。例えば、声の高低に基づいて候補者の性別、年齢層を判定することができる。
拠点までの案内を希望するとの回答をターゲットから取得した場合、例えば、図5(A),(B)に示す表示画面中の「希望する」ボタンが操作された場合、制御部10は、記憶部11に記憶してある誘導処理プログラム11bを実行する。
案内装置1の制御部10は、記憶部11に記憶してある誘導処理プログラム11bを実行した場合、進行方向撮像部41、障害物検知部42、進行方向特定部43、移動機構駆動部44、ターゲット撮像部45、ターゲット追跡部46、首振り機構駆動部47、情報提供部48の各機能を実現する。なお、これらの機能の一部を専用のハードウェア回路で実現してもよい。
なお、進行方向特定部43は、拠点に戻るための進行方向を特定するものであり、案内装置1の現在位置から拠点への方向(経路)と、障害物検知部42の検知結果とに基づいて案内装置1の進行方向を特定する。なお、案内装置1の制御部10は、移動機構17によって移動しつつ、フロアマップ上の自装置1の現在位置を検知している。よって、進行方向特定部43は、自装置1の現在位置から拠点までの経路を特定し、特定した経路に沿った進行方向であり、障害物検知部42が検知した障害物を回避する進行方向を特定する。なお、進行方向特定部43は、障害物検知部42の検知結果だけでなく、後述するターゲット追跡部46の追跡結果に基づいて案内装置1の進行方向を特定する。
ターゲット追跡部46は、ターゲット撮像部45が所定時間間隔で取得する撮像画像において、ターゲット選定部29が選定したターゲットの追跡処理を行う。具体的には、ターゲット選定部29は、ターゲットを選定した場合、選定したターゲットの画像情報を抽出して記憶部11に記憶しておく。例えば、ターゲットの顔領域の画像情報、ターゲットの衣服領域の画像情報、又はターゲットの全身の画像情報が抽出され、抽出された画像情報が追跡テンプレートとして記憶部11に記憶される。そして、ターゲット追跡部(判断部)46は、ターゲット撮像部45が順次取得する撮像画像から追跡テンプレートに一致する領域を検知した場合、ターゲットの追跡に成功したと判断する。なお、ターゲットの追跡に成功した場合、ターゲット追跡部46は、検知した領域(即ち、追跡テンプレートに一致する領域)の画像情報を抽出し、抽出した画像情報を追跡テンプレートに更新して記憶部11に記憶する。ターゲット追跡部46は、ターゲット撮像部45が順次取得する撮像画像から追跡テンプレートに一致する領域を検知できなかった場合、ターゲットの追跡に失敗したと判断する。
更に、案内装置1が、マイク等の集音部を有し、集音部によって収集した音声を解析し、解析した内容に応じた応答をスピーカ16から音声出力することにより人と会話するコミュニケーションロボットである場合、情報提供部48は、ターゲットの属性に応じた案内情報だけでなく、ターゲットとの会話から取得した情報に基づいた応答(会話)を行う構成としてもよい。
図7は、案内装置1が行うターゲットの選定処理の手順を示すフローチャートである。以下の処理は、案内装置1の記憶部11に記憶してあるターゲット選定プログラム11aを含む制御プログラムに従って制御部10によって実行される。
次に、制御部10は、ステップS8で判定した属性と、案内情報DB11cの登録内容とに基づいて、検知した候補者に、案内装置1が設置されている拠点の顧客に適合するターゲットが存在するか否かを判断する(S9)。ターゲットが存在しないと判断した場合(S9:NO)、制御部10は、ステップS1の処理に戻り、ステップS1~S9の処理を再度行う。
次に制御部10は、選定したターゲットの近くに案内装置1を移動させる(S11)。具体的には、制御部10は、選定されたターゲットの撮像画像に基づいてターゲットに近づく方向を決定し、決定した方向を案内装置1の進行方向に特定する。そして、制御部10は、移動機構17によって、特定した進行方向に案内装置1を移動させることにより、案内装置1をターゲットの近くに移動させる。
上述した処理により、本実施形態の案内装置1は、予め設定された属性のターゲットを適切に選定することができ、適切に選定された所望のターゲットに案内情報を提供することができる。
制御部10は、ターゲットの追跡に成功したか否かを判断しており(S28)、追跡に成功したと判断した場合(S28:YES)、追跡中のターゲットに提供すべき案内情報を案内情報DB11cから読み出して提供する(S29)。これにより、案内装置1は、拠点まで誘導中のターゲットが付いてきていることを確認できると共に、案内情報を提供することによってターゲットに逃げられないようにすることができる。
また、上述した本実施形態において、案内装置1がターゲットの拠点への誘導に成功した場合又は失敗した場合、制御部10が、ターゲット選定プログラム11aを再度実行する構成としてもよい。この場合、制御部10は、誘導が終了した時点で次のターゲットの選定処理を開始するので、案内装置1によるターゲットの選定及び拠点への誘導を効率よく行うことができる。
上述した実施形態1の案内装置1の変形例について説明する。上述した実施形態1の案内装置1は、拠点から移動しつつターゲットを選定する処理と、選定したターゲットを拠点まで誘導する処理とを行う。これに対して、実施形態2の案内装置は、移動機構を備えず、ターゲットを選定する処理のみを行う。
本実施形態の案内装置5は、例えばデジタルサイネージであり、床面又は壁面に設置されて使用される。図9(A)には床面に設置される案内装置5の例を示し、図9(B)には壁面に設置される案内装置5の例を示す。本実施形態の案内装置5は、操作パネル52を有し、操作パネル12の表示面側にカメラ54及びスピーカ55が設けられている。
制御部50は、CPU又はMPU等のプロセッサを含む。制御部50は、記憶部51に記憶してある制御プログラムを適宜実行することにより、案内装置5が行う種々の制御処理を行う。
案内情報データベース51b(以下、案内情報DB51bという)は、上述した実施形態1の案内情報DB11cと同様に、拠点の顧客とすべきターゲットの属性と、ターゲットに提供すべき案内情報とが対応付けて登録されている。なお、本実施形態の案内装置5は、複数の拠点のターゲットを選定する構成とすることができ、案内情報DB51bには、拠点の情報に対応付けて、各拠点のターゲットの属性及び案内情報が登録されている。
通信部53は、LAN又はインターネット等のネットワークに接続するためのインタフェースであり、ネットワークに接続可能な外部装置との間で通信を行う。通信部53は、通信線を介した有線通信を行う構成でもよいし、無線通信を行う構成でもよい。
スピーカ55は、制御部50からの指示に従った内容(メッセージ)を音声出力する。図9(A),(B)に示す案内装置5では、スピーカ55は操作パネル52の表示面側に配置されているが、操作パネル52の表示面側にいる人に音声が届く位置であれば配置位置は限定されない。
ステップS43で候補者を検知していないと判断した場合(S43:NO)、又は、ステップS45でターゲットが存在しないと判断した場合(S45:NO)、制御部50は、ステップS41の処理に戻る。制御部50は、ターゲットを検知するまで、ステップS41~S45の処理を繰り返し、カメラ54による撮像処理、候補者の検知処理及びターゲットの検知処理を行う。
上述した実施形態2の変形例について説明する。本実施形態では、例えばデジタルサイネージである複数の案内装置と、上述した実施形態2の案内装置5が行っていたターゲットの選定処理を行う中央装置とを含む案内システムについて説明する。即ち、本実施形態では、ターゲット選定プログラムはそれぞれの案内装置にはインストールされておらず、中央装置にインストールされている。
本実施形態の案内装置5aのそれぞれは、記憶部51にターゲット選定プログラム51a及び案内情報DB51bが記憶されていないこと以外は、実施形態2の案内装置5と同様の構成を有する。同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
中央装置9は、制御部90、記憶部91及び通信部92等を含み、これらの各部はバスを介して相互に接続されている。なお、中央装置9は、表示部及び操作部等を更に備える構成でもよい。
記憶部91は、フラッシュメモリ、ハードディスク、SSD等を含む。記憶部91は、制御部90が実行する制御プログラム(例えば、ターゲット選定プログラム91a)及び各種のデータ(例えば、案内情報データベース91b)等を予め記憶している。また記憶部91は、制御部90が制御プログラムを実行する際に発生するデータ等を一時的に記憶する。
本実施形態では、各案内装置5aのカメラ54によって取得した撮像画像に基づくターゲットの選定処理を中央装置9が行うので、案内装置5aによる処理負担を軽減できる。
上述した実施形態2の変形例について説明する。本実施形態では、上述した実施形態2の案内装置5と、案内装置5が選定したターゲットを拠点まで誘導する誘導装置6とを含む案内システムについて説明する。
図15は、実施形態4に係る案内システムの構成例を示す模式図である。本実施形態の案内システムは、複数の案内装置5と誘導装置6とを含み、各装置はネットワークNを介して相互に通信可能に構成されている。誘導装置6は複数設けられていてもよい。本実施形態の案内装置5は上述した実施形態2の案内装置5と同一であるので説明を省略する。本実施形態の誘導装置6は、例えば、外観が実施形態1の案内装置1と同一であり、内部構成が実施形態1の案内装置1と若干異なる。
なお、誘導装置6が、実施形態1の案内装置1と同様にターゲットの選定処理も行う構成である場合、ターゲットの近くに移動した後にターゲットの選定処理を行う構成としてもよい。この場合、誘導装置6は、案内装置5が選定したターゲットを確実に把握できる。
また、本実施形態においても、誘導装置6は、各拠点までの誘導に成功又は失敗した場合に、その旨を示す誘導結果情報(成功情報又は失敗情報)を記憶部61に記憶することにより、拠点まで誘導できたターゲットの数(成功数)と、誘導に失敗したターゲットの数(失敗数)とを管理できる。
また、上述した本実施形態に実施形態3の構成を適用してもよい。具体的には、ネットワークNに中央装置9を接続し、案内装置5はカメラ54によって取得した撮像画像をネットワークN経由で中央装置9へ送信し、中央装置9が、案内装置5から取得した撮像画像に基づいてターゲットの選定処理を行う構成でもよい。また、この場合、中央装置9が、ターゲットを選定した旨を誘導装置6へ通知する構成とすることができる。
上述した実施形態1の案内装置1の変形例について説明する。上述した実施形態1の案内装置1は、予め記憶部11(案内情報DB11c)に記憶してある案内情報を、選定したターゲットに提供する構成である。これに対して、実施形態5の案内装置は、自装置に予め記憶してある案内情報を提供すると共に、拠点に設置してある通信装置から案内情報を取得して提供する処理を行う。従って、実施形態5では、上述した実施形態1の案内装置1と、例えば拠点内に設置されている通信装置とを含む案内システムについて説明する。以下では、実施形態5の案内装置を実施形態1の案内装置1の変形例として説明するが、実施形態5の構成は、実施形態2~4の案内装置5にも適用できる。
通信装置7は、制御部70、記憶部71、表示部72、操作部73、通信部74、オペレータ用カメラ75、集音部76及びスピーカ77等を含み、これらの各部はバスを介して相互に接続されている。
記憶部71は、フラッシュメモリ、ハードディスク、SSD等を含む。記憶部71は、制御部70が実行する制御プログラム及び各種のデータ等を予め記憶している。また記憶部71は、制御部70が制御プログラムを実行する際に発生するデータ等を一時的に記憶する。
操作部73は、例えばキーボード、マウス等を含み、ユーザによる操作入力を受け付け、操作内容に対応した制御信号を制御部70へ送出する。
表示部72及び操作部73は、一体として構成されたタッチパネルとすることもできる。
集音部76は、マイク76a等を含み、マイク76aを介して音声データを収集し、得られた音声データを制御部70へ送出する。
スピーカ77は、制御部70からの指示に従った内容(メッセージ)を音声出力する。
案内装置1の制御部10は、オペレータとの会話を希望するとの回答をターゲットから取得したか否かに応じて、通信装置7との通信を要求されたか否かを判断する(S61)。通信を要求されていないと判断した場合(S61:NO)、制御部10は、案内情報DB11cに記憶されている案内情報の提供を継続する(S13)。
案内装置1の制御部10は、通信装置7から応答があった場合、通信装置7との通信を開始する(S65)。
上述した実施形態1の案内装置1において、制御部10は誘導処理プログラム11bを実行してターゲットの拠点への誘導処理を行った場合、誘導結果として誘導に成功したか失敗したかを示す誘導結果情報(成功情報及び失敗情報)を記憶部11に蓄積している。このような情報に基づいて、案内装置1による拠点への誘導(勧誘)の効果を測定することができる。また、案内装置1による効果に基づいて、案内装置1の使用料金(例えばレンタル料金)を決定することもできる。
上述した実施形態6の案内装置1は、自装置1に蓄積した誘導結果情報に基づいて、自装置1の使用料金を決定する構成である。実施形態7では、上述した実施形態1の案内装置1を複数含み、各案内装置1に蓄積された誘導結果情報を集計装置が集計する案内システムについて説明する。
本実施形態の集計装置8は、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット端末等である。集計装置8は、制御部80、記憶部81、表示部82、操作部83及び通信部84等を含み、これらの各部はバスを介して相互に接続されている。
記憶部81は、フラッシュメモリ、ハードディスク、SSD等を含む。記憶部81は、制御部80が実行する制御プログラム(例えば、集計処理プログラム81a)及び各種のデータ等を予め記憶している。また記憶部81は、制御部80が制御プログラムを実行する際に発生するデータ(例えば、集計データベース81b)等を一時的に記憶する。
操作部83は、例えばキーボード、マウス等を含み、ユーザによる操作入力を受け付け、操作内容に対応した制御信号を制御部80へ送出する。
表示部82及び操作部83は、一体として構成されたタッチパネルとすることもできる。
通信部84は、LAN又はインターネット等のネットワークに接続するためのインタフェースであり、ネットワークに接続可能な外部装置との間で通信を行う。通信部84は、通信線を介した有線通信を行う構成でもよいし、無線通信を行う構成でもよい。
図23は、集計DB81bの記憶内容を示す模式図である。集計DB81bには、それぞれの案内装置1を識別するための案内装置情報に対応付けて、それぞれの案内情報1から取得した案内手順、誘導手順及び誘導の成否が記憶されている。案内手順には、各ターゲットに提供した案内情報及びその提供順序が含まれており、誘導手順には、各ターゲットを誘導した誘導経路、誘導中に提供した案内情報及びその提供順序が含まれている。
上述した処理により、複数の案内装置1を使用してターゲットの選定及び拠点への誘導を行う構成において、各案内装置1が行った案内手順及び誘導手順と、その成否とを集計装置8が一元管理できる。また、拠点への誘導の成功率が最も高かった案内手順及び誘導手順の処理を全ての案内装置1に実行させることができるので、ターゲットを拠点に誘導できる可能性を高めることができる。
また、上述した各実施形態の案内装置1,5が行うターゲットの選定処理において、複数の人(候補者)がいる候補者群(人の集団)をターゲットに選定し、選定した人の集団に対して案内情報を提供するようにしてもよい。また、人の集団が複数組検知された場合には、最も人数の多い集団(グループ)をターゲットに選定するようにしてもよい。
7 通信装置
9 中央装置(通信装置)
10 制御部
11 記憶部(誘導結果記憶部)
12 操作パネル
13 無線通信部(通信部)
14 進行方向用カメラ
15 ターゲット用カメラ
17 移動機構
21 進行方向撮像部(移動方向撮像部)
22 障害物検知部
27 候補者検知部
28 属性判定部
29 ターゲット選定部(選定部)
30 情報提供部
45 ターゲット撮像部(対象者撮像部)
46 ターゲット追跡部(判断部)
54 カメラ(撮像部)
92 通信部(送信部)
27a 候補者群検知部
Claims (12)
- 対象者に案内情報を提供する案内装置において、
所定位置から移動する移動機構によって移動しつつ、複数の候補者を含む候補者群を検知する候補者群検知部と、
前記候補者群検知部が前記候補者群を検知した場合、前記移動機構によって前記候補者群の近傍に移動し、前記候補者群から対象者を選定する選定部と、
前記選定部が選定した対象者に、前記所定位置に関する案内情報を提供する情報提供部と、
前記移動機構によって移動しつつ前記選定部が選定した対象者を所定位置まで誘導する誘導部と、
前記誘導部による前記所定位置までの誘導に成功したか否かを示す誘導結果情報を記憶する誘導結果記憶部と、
前記誘導結果記憶部に記憶してある前記誘導結果情報に応じて使用料金を決定する料金決定部と
を備えることを特徴とする案内装置。 - 対象者に案内情報を提供する案内装置において、
1又は複数の候補者から対象者を選定する選定部と、
前記選定部が選定した対象者に案内情報を提供する情報提供部と、
移動機構によって移動しつつ前記選定部が選定した対象者を所定位置まで誘導する誘導部と、
前記誘導部が誘導する前記対象者を撮像する対象者撮像部と、
該対象者撮像部が撮像する画像に前記対象者が含まれるか否かに基づいて、前記対象者の誘導が成功しているか否かを判断する判断部と、
前記誘導部による前記所定位置までの誘導に成功したか否かを示す誘導結果情報を記憶する誘導結果記憶部と、
前記誘導結果記憶部に記憶してある前記誘導結果情報に応じて使用料金を決定する料金決定部と
を備えることを特徴とする案内装置。 - 選定すべき対象者の属性に関する情報を記憶する記憶部と、
前記候補者の属性を判定する属性判定部とを備え、
前記選定部は、前記属性判定部が判定した前記候補者の属性が、前記記憶部に記憶してある属性に一致する候補者を対象者に選定し、
前記情報提供部は、前記選定部が選定した対象者の属性に応じた案内情報を提供する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の案内装置。 - 前記移動機構は、予め設定された前記所定位置から所定範囲の領域内を移動することを特徴とする請求項1から3までのいずれかひとつに記載の案内装置。
- 前記移動機構による移動方向を撮像する移動方向撮像部と、
該移動方向撮像部が撮像する画像に基づいて、移動方向における障害物の有無を検知する障害物検知部と
を更に備えることを特徴とする請求項1から4までのいずれかひとつに記載の案内装置。 - 所定の通信装置と通信可能な通信部を備え、
前記情報提供部は、前記通信部が前記所定の通信装置から受信した情報を提供する
ことを特徴とする請求項1から5までのいずれかひとつに記載の案内装置。 - 前記情報提供部は、ネットワーク経由で前記案内情報を提供するためのアドレス情報を表示装置に表示することを特徴とする請求項1から6までのいずれかひとつに記載の案内装置。
- 前記誘導結果記憶部は、前記情報提供部による案内情報の提供手順及び前記誘導部による誘導手順に対応付けて前記誘導結果情報を記憶することを特徴とする請求項1から7までのいずれかひとつに記載の案内装置。
- 前記誘導部による前記所定位置までの誘導に失敗した場合、及び、前記誘導部が前記対象者を前記所定位置まで誘導した場合、前記選定部は、前記対象者の選定を再度開始することを特徴とする請求項1から8までのいずれかひとつに記載の案内装置。
- 前記選定部は、複数の候補者を含む候補者群を前記対象者に選定することを特徴とする請求項1から9までのいずれかひとつに記載の案内装置。
- 1又は複数の候補者から対象者を選定する選定部と、前記選定部が選定した対象者に案内情報を提供する情報提供部と、移動機構によって移動しつつ前記選定部が選定した対象者を所定位置まで誘導する誘導部と、前記誘導部による前記所定位置までの誘導に成功したか否かを示す誘導結果情報を、前記情報提供部による案内情報の提供手順及び前記誘導部による誘導手順に対応付けて記憶する誘導結果記憶部と、前記誘導結果記憶部に記憶してある前記誘導結果情報に応じて使用料金を決定する料金決定部とを備える案内装置を複数備える案内システムであって、
複数の案内装置のそれぞれから、前記誘導結果記憶部に記憶してある誘導結果情報、案内情報の提供手順及び誘導手順を取得して記憶する記憶装置と、
前記記憶装置に記憶した誘導結果情報のうちで成功率の高い誘導結果情報に対応する案内情報の提供手順及び誘導手順を特定する特定部と、
前記特定部が特定した案内情報の提供手順及び誘導手順の実行を前記複数の案内装置に指示する手順指示部と
を備えることを特徴とする案内システム。 - 1又は複数の候補者から対象者を選定する選定部と、前記選定部が選定した対象者に案内情報を提供する情報提供部と、移動機構によって移動しつつ前記選定部が選定した対象者を所定位置まで誘導する誘導部と、前記情報提供部による案内情報の提供手順及び前記誘導部による誘導手順に対応付けて前記誘導部による前記所定位置までの誘導に成功したか否かを示す誘導結果情報を記憶する誘導結果記憶部とを備える案内装置を複数備える案内システムであって、
複数の案内装置のそれぞれから、前記誘導結果記憶部に記憶してある誘導結果情報、案内情報の提供手順及び誘導手順を取得して記憶する記憶装置と、
前記記憶装置に記憶した誘導結果情報のうちで成功率の高い誘導結果情報に対応する案内情報の提供手順及び誘導手順を特定する特定部と、
前記特定部が特定した案内情報の提供手順及び誘導手順の実行を前記複数の案内装置に指示する手順指示部と
を備えることを特徴とする案内システム。
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