JP7012470B2 - ミシン操作プログラム、ミシン及び端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、端末装置を用いたミシンの操作に関する。
近年、コンピュータが小型化して携帯可能になった。またコンピュータは高性能化の一途をたどり、大容量の無線通信技術が出現し、さらにはアプリの開発環境が容易に整うようになってきた。これにより、被操作機器側に高性能なマンマシンインターフェースを据え付けておかなくとも、ユーザが携帯する端末装置を用いて機器を高度に操作できるようになってきた。アプリをインストールした端末装置の利用を前提として、機器側のマンマシンインターフェースを簡易にし、または機器側のマンマシンインターフェースを排除する例もある。
ミシンも他のコンピュータ機器と接続してデータを送受信する案は数多く提示されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。即ち、技術的にはミシンも他の被操作機器と変わるところがない。ミシンが簡易なマンマシンインターフェースしか備えていなくとも、またはミシンがマンマシンインターフェースを備えていなくとも、端末装置によりミシンに高度な操作環境を提供することは可能である。
しかしながら、ミシンと他の機器とで相違するところは、ミシンは針を往復運動させて縫い目を形成する装置であり、また布又は革等の縫製対象物を張った刺繍枠を平面移動させる装置だという点である。即ち、ミシンは刺繍枠及び針といった機械要素が移動し、また移動する機械要素が外部に露出している。そのため、万一の危険回避処理に備え、オペレータは近くに常駐することが望ましい。ところが、端末装置を用いたミシンの操作環境は、ミシンからオペレータの離席を可能にしてしまい、オペレータが危機回避不可能な範囲にまで離脱する虞を招来する。
特に、家庭においては、その構成員は危険回避処理を行い得る大人ばかりでない。危険の認識能力が不足した、或いは危険の回避能力が不足した幼児等も家庭の構成員である。従って、家庭用のミシンでは、寧ろオペレータが近くにいることを徹底させる技術が提案されているほどである(例えば特許文献3参照)。
特許文献3の技術では、ミシン操作を許可する識別情報を有する端末装置を大人に保有させる。識別情報は、送受信可能範囲が最大でも1m程度の近距離無線通信技術であるRFIDでミシンに送られる。ミシンは、ミシン操作を許可する識別情報を受信できている間は、ミシンの操作を許容する。一方、ミシンは、ミシン操作を許可する識別情報を受信できなくなった場合には、作動禁止モードを設定することで、ミシンモータの作動を禁止し、警告を報知する。
このように、特許文献3の技術では、オペレータとしての資格を有する大人がミシンの近くにいなければ、ミシンの操作ができず、その大人がミシンから離れれば、ミシンが停止する仕組みになっている。
特開2009-39393号公報 特開2012-200265号公報 特開2009-229号公報
ミシンに関しては、操作環境を端末装置によって提供する考えはあっても、安全の観点からリスク発生要因となること自体をしないという管理手法を採っていた。そのため、端末装置を用いたミシンに対する操作可能な種別は、ミシンのステータス表示やら、ミシンへの刺繍データ送信の操作に限定されていた。即ち、刺繍枠及び針といった機械要素の駆動を伴う操作は否応なしに禁止していた。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたもので、一定の安全を確保するリスク管理の下、ミシンの機械要素の駆動を端末装置で行うことのできる、オペレータによるミシンの使い勝手が向上するミシン操作プログラム、ミシン及び端末装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様に係るミシン操作プログラムは、操作部を備える端末装置に、ミシンから前記端末装置の離間距離を算出する距離計測ステップと、前記離間距離と前記ミシンから予め設定された規定距離とを比較する距離比較ステップと、前記距離比較ステップにおける比較結果に応じて、前記操作部における前記ミシンに対する遠隔操作の機能を制限する機能制限ステップと、を実現させ、前記端末装置は、前記ミシンに記録された特定情報を取得する情報取得部と、前記端末装置の移動を検出する移動検出センサと、を備え、前記距離計測ステップは、前記情報取得部で前記特定情報を取得した位置を前記ミシンの位置として、前記移動検出センサで検出した結果から前記離間距離を算出する。
前記情報取得部はカメラ又は近距離無線通信装置であり、前記特定情報は、前記ミシンに設けたバーコード、2次元コード、又はRFIDタグで表されるようにしてもよい。
前記情報取得部が前記特定情報を取得すると、前記特定情報に基づき前記ミシンとの通信を確立する通信確立ステップを更に実現させるようにしてもよい。
前記端末装置は、通信部を備え、前記機能制限ステップは、前記離間距離が前記規定距離以内であれば、前記通信部を介して前記遠隔操作に対応するコマンドを前記ミシンに送信し、前記離間距離が前記規定距離超であれば、前記遠隔操作に対応するコマンドを前記ミシンに送信しないようにしてもよい。
上記の目的を達成するために、本発明係るミシン操作プログラムは、操作部を備える端末装置に、ミシンから前記端末装置の離間距離を算出する距離計測ステップと、前記離間距離と前記ミシンから予め設定された規定距離とを比較する距離比較ステップと、前記距離比較ステップにおける比較結果に応じて、前記操作部における前記ミシンに対する遠隔操作の機能を制限する機能制限ステップと、を実現させ、前記端末装置は、通信部を備え、前記規定距離は、第1の規定距離と、当該第1の規定距離よりも短い第2の規定距離とを有し、前記機能制限ステップは、前記離間距離が前記第1の規定距離超であれば、前記遠隔操作に対応するコマンドを前記ミシンに送信せず、前記離間距離が前記第1の規定距離以内及び前記第2の規定距離超であれば、前記遠隔操作に対する警告の後、前記通信部を介して前記遠隔操作に対応するコマンドを前記ミシンに送信し、前記離間距離が前記第2の規定距離以内であれば、前記通信部を介して前記遠隔操作に対応するコマンドを前記ミシンに送信する。
前記距離比較ステップは、前記規定距離よりも短い警告距離と前記離間距離とを比較し、前記離間距離が前記警告距離以上になると、アラームを報知する警告ステップを更に実現させるようにしてもよい。
また上記の目的を達成するために、本発明の第2の態様に係るミシンは、端末装置を備えるミシンであって、前記端末装置は、前記ミシンに対する遠隔操作が入力される操作部と、前記ミシンからの離間距離を算出する距離計測部と、前記離間距離と前記ミシンから予め設定された規定距離とを比較する距離比較部と、前記距離比較部における比較の結果に応じて、前記操作部における前記遠隔操作の機能を制限する機能制限部と、前記ミシンに記録された特定情報を取得する情報取得部と、前記端末装置の移動を検出する移動検出センサと、を有し、前記距離計測部は、前記情報取得部で前記特定情報を取得した位置を前記ミシンの位置として、前記移動検出センサで検出した結果から前記離間距離を算出する。
前記情報取得部はカメラ又は近距離無線通信装置であり、前記特定情報は、前記ミシンに設けたバーコード、2次元コード、又はRFIDタグで表されるようにしてもよい。
前記情報取得部が前記特定情報を取得すると、前記特定情報に基づき前記ミシンと前記端末装置との間に通信を確立する通信制御部を前記ミシンと前記端末装置とに備えるようにしてもよい。
また上記の目的を達成するために、本発明の第3の態様に係る端末装置は、ミシンに対する遠隔操作が入力される操作部と、前記ミシンからの離間距離を算出する距離計測部と、前記離間距離と前記ミシンから予め設定された規定距離とを比較する距離比較部と、前記距離比較部における比較結果に応じて、前記操作部における前記遠隔操作の機能を制限する機能制限部と、前記ミシンに記録された特定情報を取得する情報取得部と、移動を検出する移動検出センサと、を備え、前記距離計測部は、前記情報取得部で前記特定情報を取得した位置を前記ミシンの位置として、前記移動検出センサで検出した結果から前記離間距離を算出する。
前記情報取得部はカメラ又は近距離無線通信装置であり、前記特定情報は、前記ミシンに設けられたバーコード、2次元コード、又はRFIDタグで表されるようにしてもよい。
前記情報取得部が前記特定情報を取得すると、前記特定情報に基づき前記ミシンとの間に通信を確立する通信制御部を更に備えるようにしてもよい。
本発明によれば、ミシンを基点にしたリスク管理可能範囲とオペレータとの位置関係を把握でき、リスク管理可能範囲内外の区別によってミシンに対する操作機能を制限することができる。従って、ミシンの機械要素を駆動させても一定の安全を確保するリスク管理ができ、端末装置を用いたミシンの高度な操作環境を提供できる。
ミシンの外観を示す模式図である。 ミシンの制御に係るハードウェア構成を示すブロック図である。 ミシンの機能構成を示すブロック図である。 ミシンの表面を示す模式図である。 ミシンの操作可能化準備動作の一例を示すフローチャートである。 ミシンの機能制限制御下でのミシン操作動作の一例を示すフローチャートの前半である。 ミシンの機能制限制御下でのミシン操作動作の一例を示すフローチャートの後半である。 特定情報を取得する際のオペレータの位置に応じた結果を示す模式図である。 リスク管理可能範囲を示す模式図である。 操作種別リストを示す模式図である。 ミシンの機能制限制御下でのミシン操作動作の他の例を示すフローチャートである。 ミシン1の機能制限制御下でのミシン操作動作の更に他の例を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
図1は、ミシンの外観を示す模式図である。図2は、ミシンの制御に係るハードウェア構成を示すブロック図である。図1及び図2に示すように、ミシン1はミシン本体2及び端末装置3を備える。ミシン本体2は据え置きである。端末装置3は、ミシン本体2を用いて縫製作業を実行するオペレータに所持される。
オペレータは、ミシン本体2を基点にしたリスク管理可能範囲内であれば、自由に動き回りながらミシン本体2を操作することが許容されている。即ち、ミシン本体2と端末装置3は無線接続され、データの送受信が可能となっており、端末装置3はミシン本体2を操作するためのマンマシンインターフェース311となって、ミシン本体2は、端末装置3がリスク管理可能範囲内に位置する限り、端末装置3に入力された操作に従って駆動する。リスク管理可能範囲は、オペレータがミシン本体2を視認できて異変や異変の予兆に気づき、迅速にミシン本体2に戻れる範囲であり、例えば5m以内である。
ミシン本体2は、布又は革等の縫製対象物400を縫製する家庭用、職業用又は工業用の装置である。このミシン本体2は、針201を軸方向に往復運動させることで、布又は革等の縫製対象物400に対して針201を挿脱し、上糸401と下糸402とを交絡させて縫い目を形成する。ミシン本体2は、縫製対象物400を保持する刺繍枠202を備えている。刺繍枠202は、縫製対象物400を張った状態で保持しつつ、縫製対象物400が張られた平面と平行に平面移動する。
また、ミシン本体2は、針201の往復運動及び刺繍枠202の平面移動を制御する制御装置を内蔵している。制御装置は、所謂コンピュータを主として構成される。コンピュータは、マイコンを含む概念であり、CPU又はMPUとも呼ばれるプロセッサ、HDD、SSD又はフラッシュメモリ等のプログラム及びデータを保存しておく不揮発性のストレージ205、RAMとも呼ばれてプロセッサ204のワークエリアとなるメモリ206、及びI/Oとも呼ばれて外部周辺機器との入出力ポートとなる外部入出力装置207を備えている。そして、制御装置は、外部入出力装置207に、ミシンモータコントローラ211、枠駆動モータコントローラ212を、糸切りモータコントローラ213、下糸検出センサ221等の各種センサ、及び無線通信機231を接続して備えている。
ストレージ205は、ミシン側制御プログラム251を記憶している。ミシン側制御プログラム251に従ったプロセッサ204は、端末装置3から送信されてきた操作コマンドを解読し、操作コマンドに従ってミシンモータコントローラ211、枠駆動モータコントローラ212及び糸切りモータコントローラ213に制御信号を出力し、また各種センサから検出信号を受信して端末装置3に送信する
ミシンモータコントローラ211は、針201を往復運動させる動力源であるミシンモータ241と信号線で接続されている。このミシンモータコントローラ211は、プロセッサ204の制御信号に応答して、ミシンモータ241を制御信号が示す速度で回転させ、またはミシンモータ241を停止させる。枠駆動モータコントローラ212は、刺繍枠を平面移動させる動力源であるX軸モータ242及びY軸モータ243と信号線で接続されている。この枠駆動モータコントローラ212は、プロセッサ204の制御信号に応答して、X軸モータ242及びY軸モータ243を制御信号が示す移動量分だけ駆動させる。
糸切りモータコントローラ213は、糸交換の際に糸を切断する糸切り装置のモータと信号線で接続されている。この糸切りモータコントローラ213は、プロセッサ204の制御信号に応答して、糸切り装置のモータを駆動させる。下糸検出センサ221は下糸402の残量情報を含んだ信号をプロセッサ204に出力する。各種センサも検出した情報を含んだ信号をプロセッサ204に出力する。
無線通信機231は、アンテナ、変調器、復調器、D/A変換器及びA/D変換器を備え、データが載った電波を生成して端末装置3に送信し、又は端末装置3が出力した電波からデータを取り出すことで、データを送受信する。例えば、無線通信機231は、WiFi、WiFiDirect、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、UWB又はWirelessUSB等のネットワーク又はピアツーピアの通信規格に各層で準拠してデータの送受信が可能な機器である。
端末装置3は、所謂コンピュータ301を主として構成され、マンマシンインターフェース311と移動検出センサ312と近距離情報取得部313と無線通信機314とを備えている。端末装置3は、汎用機又は専用機を問わず適用可能であり、汎用機としては例えば市販のスマートフォン、タブレットコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、ラップトップコンピュータ及びウェアラブルデバイスが挙げられ、専用機としてはミシン本体2に付属するリモコンが挙げられる。ミシン本体2に付属するリモコンには、ミシン本体2のコラム部分に取り付けられ、ミシン本体2から脱着可能であり、ミシン本体2に装着された際にはコネクタで物理的に接続され、信号線を介してミシン本体2を直接操作可能な操作パネルが含まれる。
コンピュータ301は、プロセッサ302、ストレージ303、メモリ304及び外部入出力装置305を備えている。マンマシンインターフェース311と移動検出センサ312と近距離情報取得部313と無線通信機314は、外部入出力装置305と接続されている。無線通信機314は、ミシン本体2の無線通信機231と適合した通信規格に準拠してミシンに操作コマンド等のデータを送受信する。
ストレージ303には、オペレーションシステム321とミシン操作プログラム322がインストールされている。ミシン操作プログラム322は、端末装置3をミシン操作のマンマシンインターフェース311として機能させるプログラムコード又は制御プログラムであり、具体的にはオブジェクトコード又は機械語命令である。
このミシン操作プログラム322は可搬記憶媒体又はインターネットやLAN内のサーバ等の記憶媒体に記憶されて配布可能となっている。可搬記憶媒体としてはDVD-ROM、SDカード及びUSBメモリが挙げられる。可搬記憶媒体又はサーバに格納されている際には、様々なソースコードプログラム言語で書き込まれ、次いでストレージにインストールされる際には、プロセッサに相応しい実行可能機械コード若しくは命令にコンパイル又はアセンブルされ、若しくはインタプリタにより実行され、オペレーティングシステム321に組み込まれてもよい。
マンマシンインターフェース311は、例えばタッチパネル画面、モニタとキーボード、又はモニタとポインティングデバイスが挙げられ、オペレータに対して操作画面を視認可能に出力し、オペレータの操作を受け付ける。移動検出センサ312は、屋内において一定時間ごとの移動量と移動方向が計測可能であれば適用可能であり、例えば加速度センサとジャイロセンサである。
近距離情報取得部313は、情報提供側との距離が例えば1m以内等の近距離であれば、情報取得が可能なデバイスであり、例えばバーコード又は2次元コードを読み取るカメラ、若しくは非接触通信技術を用いたRFIDリーダである。尚、近距離とは、ミシンの前に着席して直接操作しているオペレータと当該ミシンとの距離関係であり、手を伸ばせばミシンに届く距離が望ましい。従ってカメラにおいて光学及びデジタルともズーム機能を発揮させる必要はない。
図3は、端末装置3にてミシン操作プログラム322が実行され、ミシン本体2でミシン側制御プログラム251が実行されたミシンの構成を示すブロック図である。図3に示すように、ミシン1は、操作部101、コマンド生成部102、コマンド送信部103、コマンド受信部104、コマンド解読部105、コマンド実行部106、情報提示部107、近距離情報取得部313、基点設定部109、ミシン側通信制御部110、端末側通信制御部111、移動検出部112、距離計測部113、距離比較部114及び機能制限部115を備えている。
操作部101は、端末装置3のマンマシンインターフェース311により構成され、ミシン本体2に対する操作ボタンを表示し、操作ボタンの押下を受け付け、また警告等を含む各種情報を表示する。コマンド生成部102は、端末装置3のプロセッサ302により構成され、操作部101で受け付けた操作に対応するコマンドを生成する。例えば針数をジャンプさせる操作を受け付けると、ジャンプを示すコマンドパラメータと針数を示す数値パラメータを含んだコマンドを生成する。尚、コマンドは、規定長のデータ列であり、データ列の各位置及び各範囲に含ませることのできるパラメータの種類が予め定義されている。
コマンド送信部103は、端末装置3の無線通信機314により構成され、コマンド生成部102が生成したコマンドにミシン本体2のIPアドレスやSSIDを付加し、搬送波に載せて、ミシンへ送信する。コマンド受信部104は、ミシン本体2の無線通信機231により構成され、ミシン本体2のIPアドレス又はSSIDを含んだ送信データを受信し、搬送波からコマンドを取り出す。
コマンド解読部105は、ミシン本体2のプロセッサ204により構成され、コマンド受信部104が受信したコマンドを解読する。コマンド実行部106は、ミシン本体2のプロセッサ204により構成され、コマンドの解読結果に応じて、各部に制御信号を送信する。例えば、ジャンプのコマンドであれば、含有している数値パラメータが示す針数で縫い目を形成する位置に針が位置するように、刺繍枠202に制御信号を送信する。
機能制限部115は、端末装置3とリスク管理可能範囲E1との位置関係に応じて、ミシン本体2に対する操作を制限する。即ち、第1グループの操作は、端末装置3がリスク管理可能範囲E1内(図9参照)であっても範囲外であっても許容し、第2グループの操作は、リスク管理可能範囲E1内であれば許容し、端末装置3がリスク管理可能範囲E1外であれば、機能制御部115が介入して実現させず、また機能制限部115が第2グループの操作に応じて行われていたミシンの動作を停止させる。
操作のグループ分けはポリシーに応じて任意である。例えば第1グループはミシンの機械要素が移動しない操作であり、ミシンのステータス表示、下糸402の残量検出、刺繍データの取り込み等の操作である。また例えば第2グループはミシン本体2の機械要素は移動するが、針201以外の機械要素であって、且つ移動量が小さい操作であり、刺繍枠201の微小移動、押さえ足の上げ下げ等の操作である。尚、針201の移動については、そもそも操作部101の操作メニューに非表示とし、操作を受け付けない第3グループとしてもよい。
例えば、機能制御部115は、端末装置3がリスク管理可能範囲外であれば、第2グループの操作ボタンを非表示に変更し、第2グループの操作ボタンをグレイアウトさせて押下を無効にし、コマンドの生成前に端末装置3側の処理を終了し、コマンドのミシン本体2への送信前に端末装置3側の処理を終了し、又はコマンドの解読の結果が第2グループの操作であると、コマンドの実行前にミシン本体2側での処理を終了する。尚、機能制限部115は、操作部101、コマンド生成部102及びコマンド送信部103に介入する場合には端末装置3のプロセッサ302で構成される。
また、機能制限部115は、コマンド実行部106に介入する場合にはミシン本体2のプロセッサ204で構成される。また、機能制限部115は、端末装置3がリスク管理可能範囲E1外であり、第2グループの操作の結果として発動しているミシン本体2の動作があれば、その動作を停止させる。端末装置3側に機能制限部115を備えている場合には、機能制限部115は停止コマンドを生成してミシン本体2に送信する。ミシンのコマンド実行部は停止コマンドを受けて、停止信号を該当駆動制御部に出力する。
この機能制限部115は、端末装置3とリスク管理可能範囲E1との位置関係に応じて機能を制限し、または機能を解放するものであるが、端末装置3とリスク管理可能範囲E1との位置関係は、移動検出部112、距離計測部113及び距離比較部114によって決定される。
移動検出部112は、端末装置3の加速度センサとジャイロセンサを含み構成される。この移動検出112部は、移動方向及び移動量、即ち加速度ベクトルをサンプリングする。距離計測部113は、移動検出部112がサンプリングした各加速度ベクトルを累積する。距離比較部114は、距離計測部113による累積値とリスク管理可能範囲E1とを比較し、累積値のリスク管理可能範囲E1に対する大小情報を出力する。機能制限部115は、この大小情報に応じて第2グループの操作を制限する。累積値がリスク管理可能範囲E1より小さければ、第2グループの操作を許可し、累積値がリスク管理可能範囲E1より大きければ、第2グループの操作を制限する。
尚、距離計測部113及び距離比較部114は、端末装置3のプロセッサ302により構成されることが望ましいが、ミシン本体2のプロセッサ204で構成されていてもよい。距離計測部113及び距離比較部114を端末装置3のプロセッサ302により構成する場合、移動検出部112の検出信号は端末装置3の無線通信機314でミシン本体2に送信される。
ここで、距離計測部113が出力する累積値は、次の仕組みにより、ミシン本体2を基点としてミシン本体2から端末装置3が離間した距離を表す。その意味するところは、ミシン本体2を基点としてミシン本体2から端末装置3を所有するオペレータが離間した距離を表す。
その仕組みとは、まず、図4に示すように、ミシン本体2が備える情報提示部107は、特定情報を保持するバーコード、2次元コード又はRFIDタグである。バーコード又は2次元コードの場合、ミシン本体2の筐体に印刷又は貼着され、若しくはミシン本体2が液晶ディスプレイ等の表示部を備える場合には表示される。
端末装置3の近距離情報取得部313を起動し、情報提示部107から特定情報を読み取るには、情報提示部107と近距離情報取得部313とが近距離に位置していなくてはならず、情報提示部107がミシン本体2に表示されていることより、オペレータがミシン本体2と近距離に位置しなくてはならない。即ち、オペレータはミシン本体2の位置に居なくてはならない。
基点設定部109は、端末装置3のプロセッサ302により構成され、近距離情報取得部313が情報を取得し、その取得情報が特定情報であることの確認がとれると、移動検出部112を起動し、サンプリング時間ごとの移動方向及び移動量の検出をスタートさせる。
即ち、基点設定部109は、特定情報の取得を契機に、当初の累積値をゼロとして、移動検出部112、距離計測部113及び距離比較部114による累積値の生成をスタートさせる。従って、ミシン本体2に表示された情報提示部107に近距離情報取得部313でアクセスした時に、離間距離を表す累積値をゼロに初期化して、累積値を計測することになり、オペレータがミシン本体2の位置に居る時を初期位置として、ミシン本体2とオペレータとの離間距離を計測することになる。
つまり、特定情報は、最初にオペレータがミシンの位置にいることを保証するものであって、内容は何でもよい。基点設定部109は、ストレージ303及びメモリ304を含み構成され、予め真正情報を記憶しておき、近距離情報取得部313が取得した情報と真正情報とを照合し、取得情報が真正情報と一致した場合には、移動検出部112を起動し、ミシン本体2とオペレータとの離間距離の計測を開始すればよい。
また、特定情報に、最初にオペレータがミシン本体2の位置にいることを保証する意味以外を追加してもよい。例えば、特定情報は、ミシン本体2のMACアドレス等のように、ミシン本体2と端末装置3との通信を確立するために必要な接続情報であってもよい。特定情報が接続情報である場合、プロセッサ302と無線通信機314により構成される端末側通信制御部111は、特定情報を近距離情報取得部313から受け取って、この特定情報を利用して、端末装置3による操作のためにミシン本体2と通信を確立する。
このとき、基点設定部109は、通信確立成功を契機に、移動検出部112、距離計測部113及び距離比較部114による累積値の生成をスタートさせてもよく、このケースでは真正情報との照合は必要ない。但し、通信確立を試みている間にオペレータが動き回る可能性も考慮すると、真正情報との照合に基づいて累積値の生成をスタートさせることが望ましい。
図5は、このようなミシン1の操作可能化準備動作の一例を示すフローチャートである。尚、ミシン操作プログラム322は、端末装置3を操作部101、コマンド生成部102、コマンド送信部103、近距離情報取得部313、基点設定部109、端末側通信制御部111、移動検出部112、距離計測部113、距離比較部114及び機能制限部115として機能させる例に基づくが、既に説明したように、これに限られない。
オペレータがミシン操作プログラム322を起動させると(ステップS01)、基点設定部109は、端末装置3のマンマシンインターフェース311に、ミシンの前で情報提示部107より特定情報を取得するよう促すメッセージを表示し(ステップS02)、近距離情報取得部313を起動する(ステップS03)。情報提示部107が2次元コード又はバーコードの場合はカメラが起動され、情報提示部107がRFIDタグの場合にはRFIDリーダが起動される。
オペレータが近距離情報取得部313を用いて情報提示部107から情報を取得すると(ステップS04)、基点設定部109は、近距離情報取得部313が取得した情報と真正情報とを照合する(ステップS05)。照合の結果、真正情報と一致しなかった場合(ステップS05,No)、ステップS02に戻る。
そして、近距離情報取得部313が取得した情報と真正情報とが一致すると(ステップS05,Yes)、基点設定部109は、移動検出部112を起動させて距離の計測を開始させ(ステップS06)、ミシンの操作のための操作部101を起動させる(ステップS07)。尚、操作部101の起動とは、ミシン本体2の操作ボタンをマンマシンインターフェース311に表示させ、押下を受け付けることである。以上が特定情報取得ステップとなる。
また、基点設定部109は、端末側通信制御部111を起動し(ステップS08)、端末側通信制御部111は、近距離情報取得部が取得した特定情報を接続情報として用いてとミシン側通信制御部110とデータ通信可能に通信を確立する(ステップS09)。
図6及び図7は、このようなミシン1の機能制限制御下でのミシン操作動作の一例を示すフローチャートである。尚、端末装置3側に機能制限部115を備え、操作部101の操作ボタン表示に介入する例を示すが、既に説明したように、これに限られない。
まず、特定情報が真正情報であると(ステップS11)、操作部101は第1グループ及び第2グループの操作ボタンを並べる(ステップS12)。また、距離計測部113は距離累積値をゼロに初期化する(ステップS13)。そして、起動された移動検出部112は加速度ベクトルをサンプリングし(ステップS14)、距離計測部113は、各サンプリングされた加速度ベクトルの合成ベクトルのスカラーを累積値とする(ステップS15)。以上が距離計測ステップである。
距離比較部114は、距離比較ステップとして、累積値と予め記憶しているリスク管理可能範囲E1とを比較する(ステップS16)。比較の結果、累積値がリスク管理可能範囲E1より大きいと(ステップS16,Yes)、機能制限部115は、機能制限ステップとして、第2グループの操作ボタンをグレーアウトさせる表示処理をマンマシンインターフェース311に対して行い(ステップS17)、第2グループの操作ボタンの押下イベントを無効にする(ステップS18)。典型的には、操作信号が入力されてきても、第2グループの操作ボタンの押下イベントが発生したかの判断を行わない。
また、比較の結果、累積値がリスク管理可能範囲E1より大きく(ステップS16,Yes)、第2グループの操作ボタンを押下したときに発揮されるミシン本体2の動作が実行中であると(ステップS19,Yes)、機能制限部は、そのミシン本体2の動作を停止させる停止コマンドをミシンに送信する(ステップS20)。
一方、距離比較部114が累積値とリスク管理可能範囲E1とを比較したとき(ステップS21)、累積値がリスク管理可能範囲E1より小さくなっていると(ステップS21,Yes)、機能制限部115は、第2グループの操作ボタンのグレーアウトを解除する表示処理をマンマシンインターフェース311に対して行い(ステップS22)、第2グループの操作ボタンの押下イベントを有効にする(ステップS23)。典型的には、これより、操作信号が入力されてきた場合、第2グループの操作ボタンの押下イベントが発生したかの判断を行う。
第2グループの操作ボタンが押下され(ステップS24,Yes)、第2グループの操作ボタンの押下イベントが有効であると判断されると(ステップS25,Yes)、コマンド生成部102は、押下されたボタンに対応するコマンドを生成し(ステップS26)、端末側無線通信部111はコマンドをミシン本体2に送信する(ステップS27)。また、第1グループの操作ボタンが押下されると(ステップS28,Yes)、コマンド生成部102は、機能制限部115の介入を受けることなく、押下されたボタンに対応するコマンドを生成し(ステップS26)、端末側無線通信部111はコマンドをミシン本体2に送信する(ステップS27)。
その後、ミシン本体2側では、ミシン側無線通信部でコマンドを受信し(ステップS29)、コマンド解読部でコマンドを解読して(ステップS30)、コマンド実行部106は解読結果に応じてミシンを制御する(ステップS31)。
ここで、ミシンとRFID及びWiFiの電波範囲内か範囲外で、ミシン本体2とオペレータとの位置関係を把握する方法も考え得る。しかしながら、RFIDの電波範囲は1m程度であり、WiFiは電波範囲が20m程度である。即ち、ミシン本体2を基点にしたRFIDとWiFiの電波範囲はリスク管理可能範囲E1と一致しない。また、ミシン本体2は典型的には屋内設置であり、GPSはオペレータの正確な位置を把握するために役に立たないことがほとんどである。
また、加速度センサやジャイロセンサは、距離の累積が可能であるため、リスク管理可能範囲E1と一致させることができる。しかしながら、オペレータの移動検出開始当初の絶対的な位置座標が不明である以上、図9の(b)に示すように、ミシンとは関係の無い場所にリスク管理可能範囲E1を設定することになり、リスクを管理しつつ、端末装置3でミシン本体2を操作することはできない。例えば、リスク管理可能範囲E1をミシンを基点に5mとし、オペレータの移動検出開始当初の位置Loがミシンから9m離れている場合、ミシンから4m離れた距離からミシンから14m離れた位置までがリスク管理可能範囲E1となってしまい、オペレータのリスク管理ができない状態でオペレータに遠隔操作を許可することになってしまう。
一方、本実施形態のミシン1では、図8の(a)及び(b)に示すように、オペレータがミシン本体2の目の前まで来ないと、情報提示部107から近距離情報取得部313が特定情報を取得することができない。換言すると、ミシン1は、特定情報の取得によりミシン本体2の前にオペレータが位置したことを感知でき、この感知タイミングから離間距離の計測を開始するので、図9の(a)に示すように、ミシン本体2を基点にしたリスク管理可能範囲E1とオペレータとの位置関係を把握することができる。
このように、このミシン1は端末装置3を備えるようにした。この端末装置3は、操作部101と距離計測部113と距離比較部114と機能制限部115を備えるようにした。操作部101は、ミシン本体2に対する遠隔操作が入力される。距離計測部113は、ミシン本体2からの離間距離を算出する。距離比較部114は、離間距離とミシン本体2から予め設定された規定距離とを比較する。即ち、規定距離はリスク管理可能範囲E1である。機能制限部115は、距離比較部114における比較の結果に応じて、操作部101における遠隔操作の機能を制限する。
これにより、ミシン本体2を基点にしたオペレータの位置が把握でき、またリスク管理可能範囲内外か否かを自在に把握できるため、このミシン1は、ミシン本体2の機械要素を駆動させても一定の安全を確保するリスク管理ができ、端末装置3を用いたミシンの高度な操作環境を提供できる。
また、端末装置3は、近距離情報取得部313及び移動検出センサ312を備えるようにした。近距離情報取得部313は、ミシン本体2に記録された特定情報を取得し、移動検出センサ312は、端末装置3の移動を検出する。そして、端末装置3は、距離計測部113において、近距離情報取得部313で特定情報を取得した位置をミシン本体2の位置として、移動検出センサ312で検出した結果から離間距離を算出する。
これにより、オペレータは特定情報を端末装置3に特定情報を取得させるために、ミシンの目の前に一旦位置せざるを得ず、即ち、情報提示部107と近距離情報取得部313は、オペレータをミシンの目の前に一旦位置させる手段として機能することになる。そのため、オペレータがミシンの目の前に位置したことを特定情報の取得で把握し、この把握のタイミングで初期位置からのオペレータの位置を計測することができる。
従って、ミシン本体2を基点にしたオペレータの位置をより確実に把握でき、またリスク管理可能範囲内外か否かを自在に把握できるため、このミシン1は、ミシン本体2の機械要素を駆動させても一定の安全を確保するリスク管理が一層可能となり、端末装置3を用いたミシンの高度な操作環境を提供できる。
近距離情報取得部313はカメラ又は近距離無線通信装置であり、特定情報は、ミシン本体2に設けたバーコード、2次元コード、又はRFIDタグで表されるようにすれば、より確実にオペレータをミシンの目の前に一旦位置させることができる。
また、特定情報はミシン本体2と通信するために必要な情報であり、ミシン本体2と端末装置3は、近距離情報取得部313が特定情報を取得すると、特定情報に基づきミシン本体2と端末装置3との間に通信を確立する端末側通信制御部111とミシン側通信制御部110を備えるようにした。これにより、オペレータがミシン本体2の目の前に位置しなくては、操作に応じたコマンドをミシンに送ることはできず、冗長的にリスク管理を行うことができる。
尚、機能制限部115は、距離比較部114で、離間距離が規定距離以内であれば、コマンドを制御部に解読及び制御実行させ、離間距離が規定距離超であれば、コマンドを制御部に未達にする。コマンドを制御部に未達にするためには、操作できないようにし、コマンドを生成しないようにし、コマンドを送信しないようにし、コマンドの解読結果に応じてコマンド実行部106に送らないようにすればよい。
操作部101は、針201を往復運動させる縫い操作を除く遠隔操作を受け付けるようにした。即ち、このミシン1は、危険度に応じて、リスク管理許容範囲内であろうとなかろうと操作が可能な第1グループと、リスク管理許容範囲内であれば、オペレータが離れていても操作が可能な第2グループと、ミシン本体2を直接操作することを強要し、オペレータが離れることを許さない第3グループに分けて、リスク管理することができる。
このミシン1のうち端末装置3は、ミシン操作プログラム322を実行するコンピュータ301を用いて実現することができるが、専用回路で構成し、専用回路で成る操作部101、コマンド生成部102、コマンド送信部103、近距離情報取得部313、基点設定部109、端末側通信制御部111、移動検出部112、距離計測部113、距離比較部114及び機能制限部115を備えるようにしてもよい。
コンピュータ301で端末装置3を実現するには、ミシン操作プログラム322は、コンピュータ301に、距離計測ステップと距離比較ステップと機能制限ステップとを実現させればよい。距離計測ステップでは、ミシン本体2から端末装置3の離間距離を算出する。距離比較ステップでは、離間距離とミシン本体2から予め設定された規定距離とを比較する。機能制限ステップでは、距離比較ステップにおける比較結果に応じて、操作部101におけるミシン本体2に対する遠隔操作の機能を制限するようにすればよい。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態に係るミシンについて図面を参照しつつ詳細に説明する。第1の実施形態と同一構成及び同一機能については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
機能制限部115は、図10に示すように、操作種別リストを有し、リスク管理可能範囲内外の他、リスク管理可能範囲E1を二つの距離に分けて、各距離で機能制限を区別している。即ち、操作種別リストは、各操作に対して、リスク管理可能範囲外機能制限方法、リスク管理可能内郭範囲内機能制限方法、及びリスク管理可能外郭範囲内機能制限方法を組み合わせて記憶している。
リスク管理可能範囲外機能制限方法には、リスク管理可能範囲外での機能制限方法が記憶されている。リスク管理可能内郭範囲内機能制限方法には、リスク管理可能範囲E1のうちのミシンに近い距離での機能制限方法が記憶されている。リスク管理可能外郭範囲内機能制限方法には、リスク管理可能範囲E1のうちのミシン本体2に遠い距離での機能制限方法が記憶されている。
尚、リスク管理可能範囲E1は、例えばミシン本体2を基点に5mであり、リスク管理可能内郭範囲E2はミシンを基点に3m以内であり、リスク管理可能外郭範囲E3は、ミシンを基点に3mから5mの範囲内である。
機能制限部115は、リスク管理可能範囲E1では操作を許容する第2グループの操作において、リスク管理可能外郭範囲E3にオペレータが居るときは、マンマシンインターフェース311に警告メッセージを表示させ、警告メッセージを確認した上での操作を許容する。即ち、機能制限部115は、一律にオペレータのリスク管理能力を決めつけるのではなく、オペレータに対してミシン本体2から離れた位置においては自身のリスク管理能力の確認を求めているものである。
図11は、このようなミシン1の機能制限制御下でのミシン操作動作の一例を示すフローチャートである。距離比較部114は、距離比較ステップとして、累積値と予め記憶しているリスク管理可能範囲E1とを比較する(ステップS41)。比較の結果、累積値がリスク管理可能内郭範囲E2より小さいと(ステップS41,Yes)、第2グループの操作ボタンを有効にする(ステップS42)。
オペレータが第2グループの操作ボタンを押下すると(ステップS43)、距離比較部114は、累積値とリスク管理可能内郭範囲E2とを比較する(ステップS44)。比較の結果、累積値がリスク管理可能内郭範囲E2より大きいと(ステップS44,Yes)、機能制限部115は、警告メッセージをマンマシンインターフェース311に表示させ(ステップS45)、なおもオペレータが第2グループの操作ボタンを押下すると(ステップS46,Yes)、コマンド生成部102は、押下されたボタンに対応するコマンドを生成し(ステップS47)、端末側無線通信部111はコマンドをミシン本体2に送信する(ステップS48)。
一方、比較の結果、累積値がリスク管理可能内郭範囲E2より小さいと(ステップS44,No)、コマンド生成部102は、押下されたボタンに対応するコマンドを生成し(ステップS47)、端末側無線通信部はコマンドをミシン本体2に送信する(ステップS48)。
また、第1グループの操作ボタンが押下されると(ステップS49,Yes)、コマンド生成部102は、機能制限部115の介入を受けることなく、押下されたボタンに対応するコマンドを生成し(ステップS47)、端末側無線通信部111はコマンドをミシン本体2に送信する(ステップS48)。
このように、規定距離は、第1の規定距離であるリスク管理可能範囲E1と、当該第1の規定距離よりも短い第2の規定距離であるリスク管理可能内郭範囲E2とを有するようにした。
そして、機能制限部115は、ミシン本体2とオペレータの離間距離がリスク管理可能範囲E1超であれば、遠隔操作に対応するコマンドをミシン本体2に送信しないようにした。また、機能制限部115は、リスク管理可能範囲E1以内及びリスク管理可能内郭範囲E2超であれば、遠隔操作に対する警告の後、端末側無線通信部111を介して遠隔操作に対応するコマンドをミシン本体2に送信するようにした。また、リスク管理可能内郭範囲E2以内であれば、端末側無線通信部111を介して遠隔操作に対応するコマンドをミシン本体2に送信するようにした。
これにより、オペレータに対してミシン本体2から離れた位置においては自身のリスク管理能力の確認を求めることができ、よりリスク管理を正確に行うことができる。
(変形例)
第2の実施形態に係るミシン1の変形例について図面を参照しつつ詳細に説明する。第2の実施形態と同一構成及び同一機能については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
機能制限部115は、マンマシンインターフェース311に警告メッセージを表示させるが、その表示タイミングは、オペレータの操作に依らず、リスク管理可能外郭範囲E3に入ったとき、換言するとリスク管理可能範囲内であるがリスク管理可能内郭範囲E2から脱したときに、一律に警告メッセージを表示する。また、機能制限部115は、警告メッセージの他、端末装置3が備えるバイブレータやスピーカを起動し、振動と音により警告を報知する。
図12は、このようなミシン1の機能制限制御下でのミシン操作動作の一例を示すフローチャートである。距離比較部114は、距離比較ステップとして、累積値と予め記憶しているリスク管理可能範囲E1とを比較する(ステップS51)。比較の結果、累積値がリスク管理可能範囲E1より小さいと(ステップS51,Yes)、第2グループの操作ボタンを有効にする(ステップS52)。
更に、距離比較部114は、累積値とリスク管理可能内郭範囲E2とを比較する(ステップS53)。比較の結果、累積値がリスク管理可能内郭範囲E2より小さい状態から大きい状態に変化すると(ステップS53,Yes)、機能制限部115は、警告を報知する(ステップS54)。
このように、このミシン1では、リスク管理可能範囲E1よりも短いリスク管理可能外郭範囲E3とリスク管理可能内郭範囲E2との境界を警告距離とし、オペレータの位置が警告距離以上になると、アラームを報知するようにした。即ち、機能制限部115は、オペレータにリスク管理可能範囲E1から脱しようとしていることを伝えることで、オペレータがリスク管理不能になる状態の回避を努め、またオペレータにとって予期せずミシンの動作が停止してしまうことを回避している。
(他の実施形態)
以上のように本発明の実施形態を説明したが、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。そして、この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 ミシン
101 操作部
102 コマンド生成部
103 コマンド送信部
104 コマンド受信部
105 コマンド解読部
106 コマンド実行部
107 情報提示部
109 基点設定部
110 ミシン側通信制御部
111 端末側通信制御部
112 移動検出部
113 距離計測部
114 距離比較部
115 機能制限部
2 ミシン本体
201 針
202 刺繍枠
204 プロセッサ
205 ストレージ
206 メモリ
207 外部入出力装置
211 ミシンモータコントローラ
212 枠駆動モータコントローラ
213 糸切りモータコントローラ
221 下糸検出センサ
231 無線通信機
241 ミシンモータ
242 X軸モータ
243 Y軸モータ
244 糸切モータ
251 ミシン側制御プログラム
3 携帯端末
301 コンピュータ
302 プロセッサ
303 ストレージ
304 メモリ
305 外部入出力装置
311 マンマシンインターフェース
312 移動検出センサ
313 近距離情報取得部
314 無線通信機
321 オペレーティングシステム
322 ミシン操作プログラム
400 縫製対象物
401 上糸
402 下糸
E1 リスク管理可能範囲
E2 リスク管理可能内郭範囲
E3 リスク管理可能外郭範囲

Claims (12)

  1. 操作部を備える端末装置に、
    ミシンから前記端末装置の離間距離を算出する距離計測ステップと、
    前記離間距離と前記ミシンから予め設定された規定距離とを比較する距離比較ステップと、
    前記距離比較ステップにおける比較結果に応じて、前記操作部における前記ミシンに対する遠隔操作の機能を制限する機能制限ステップと、
    を実現させ
    前記端末装置は、
    前記ミシンに記録された特定情報を取得する情報取得部と、
    前記端末装置の移動を検出する移動検出センサと、
    を備え、
    前記距離計測ステップは、前記情報取得部で前記特定情報を取得した位置を前記ミシンの位置として、前記移動検出センサで検出した結果から前記離間距離を算出すること、
    を特徴とするミシン操作プログラム。
  2. 前記情報取得部はカメラ又は近距離無線通信装置であり、
    前記特定情報は、前記ミシンに設けたバーコード、2次元コード、又はRFIDタグで表されること、
    を特徴とする請求項記載のミシン操作プログラム。
  3. 前記情報取得部が前記特定情報を取得すると、前記特定情報に基づき前記ミシンとの通信を確立する通信確立ステップを更に実現させること、
    を特徴とする請求項又は記載のミシン操作プログラム。
  4. 前記端末装置は、通信部を備え、
    前記機能制限ステップは、
    前記離間距離が前記規定距離以内であれば、前記通信部を介して前記遠隔操作に対応するコマンドを前記ミシンに送信し、
    前記離間距離が前記規定距離超であれば、前記遠隔操作に対応するコマンドを前記ミシンに送信しないこと、
    を特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のミシン操作プログラム。
  5. 操作部を備える端末装置に、
    ミシンから前記端末装置の離間距離を算出する距離計測ステップと、
    前記離間距離と前記ミシンから予め設定された規定距離とを比較する距離比較ステップと、
    前記距離比較ステップにおける比較結果に応じて、前記操作部における前記ミシンに対する遠隔操作の機能を制限する機能制限ステップと、
    を実現させ、
    前記端末装置は、通信部を備え、
    前記規定距離は、第1の規定距離と、当該第1の規定距離よりも短い第2の規定距離とを有し、
    前記機能制限ステップは、
    前記離間距離が前記第1の規定距離超であれば、前記遠隔操作に対応するコマンドを前記ミシンに送信せず、
    前記離間距離が前記第1の規定距離以内及び前記第2の規定距離超であれば、前記遠隔操作に対する警告の後、前記通信部を介して前記遠隔操作に対応するコマンドを前記ミシンに送信し、
    前記離間距離が前記第2の規定距離以内であれば、前記通信部を介して前記遠隔操作に対応するコマンドを前記ミシンに送信すること、
    を特徴とするミシン操作プログラム。
  6. 前記距離比較ステップは、前記規定距離よりも短い警告距離と前記離間距離とを比較し、
    前記離間距離が前記警告距離以上になると、アラームを報知する警告ステップを更に実現させること、
    を特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のミシン操作プログラム。
  7. 端末装置を備えるミシンであって、
    前記端末装置は、
    前記ミシンに対する遠隔操作が入力される操作部と、
    前記ミシンからの離間距離を算出する距離計測部と、
    前記離間距離と前記ミシンから予め設定された規定距離とを比較する距離比較部と、
    前記距離比較部における比較の結果に応じて、前記操作部における前記遠隔操作の機能を制限する機能制限部と、
    前記ミシンに記録された特定情報を取得する情報取得部と、
    前記端末装置の移動を検出する移動検出センサと、
    を有し、
    前記距離計測部は、前記情報取得部で前記特定情報を取得した位置を前記ミシンの位置として、前記移動検出センサで検出した結果から前記離間距離を算出すること、
    を特徴とするミシン。
  8. 前記情報取得部はカメラ又は近距離無線通信装置であり、
    前記特定情報は、前記ミシンに設けたバーコード、2次元コード、又はRFIDタグで表されること、
    を特徴とする請求項記載のミシン。
  9. 前記情報取得部が前記特定情報を取得すると、前記特定情報に基づき前記ミシンと前記端末装置との間に通信を確立する通信制御部を前記ミシンと前記端末装置とに備えること、
    を特徴とする請求項又は記載のミシン。
  10. ミシンに対する遠隔操作が入力される操作部と、
    前記ミシンからの離間距離を算出する距離計測部と、
    前記離間距離と前記ミシンから予め設定された規定距離とを比較する距離比較部と、
    前記距離比較部における比較結果に応じて、前記操作部における前記遠隔操作の機能を制限する機能制限部と、
    前記ミシンに記録された特定情報を取得する情報取得部と、
    移動を検出する移動検出センサと、
    を備え、
    前記距離計測部は、前記情報取得部で前記特定情報を取得した位置を前記ミシンの位置として、前記移動検出センサで検出した結果から前記離間距離を算出すること、
    を特徴とする端末装置。
  11. 前記情報取得部はカメラ又は近距離無線通信装置であり、
    前記特定情報は、前記ミシンに設けられたバーコード、2次元コード、又はRFIDタグで表されること、
    を特徴とする請求項10記載の端末装置。
  12. 前記情報取得部が前記特定情報を取得すると、前記特定情報に基づき前記ミシンとの間に通信を確立する通信制御部を更に備えること、
    を特徴とする請求項10又は11記載の端末装置。
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