JP7012355B2 - 配管の保持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、配管の保持構造に関する。
竪坑内に配管を設置する場合、例えば、掘削した竪坑中に採放熱管を挿入した後、竪坑内の採放熱管の周囲を充填材で充填することで配管を設置する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような技術によれば、充填材を用いることにより地盤と採放熱管との間の熱交換を促進することができ、地中熱を効率よく利用して冷暖房等を行うことができる。
特開2017-227362号公報
ここで、上述したような従来の技術は、通常、熱源が地表近くにあるような温泉地などに用いられる。このため、長さが比較的短い配管が用いられ、自重等による配管への荷重負荷を小さくできる分、配管等の保守が不要となってこれを半恒久的に埋設することができる。
これに対し、地中深くまで配管を延設するような施設では、上述した荷重負荷に起因する配管の変形や破断の防止を目的とし、定期または不定期で配管等を地上に引き揚げてメンテナンスする必要がある。
しかしながら、上記メンテナンスは、配管を設置する縦坑が深い分、大がかりとなるため、配管自身の変形等を可及的に抑制可能な配管の保持構造が求められている。
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、縦坑内の空間に配管を保持する際、配管自体が変形するのを防止することが可能な配管の保持構造を提供することにある。
本開示のいくつかの態様は、
(1)縦坑に設置され鉛直方向に延設される長手形状の一または二以上の配管を保持する配管の保持構造であって、
前記縦坑の内周面を覆うように配置され、内外を液密に隔離するケーシングパイプと、
前記ケーシングパイプに一体または別体として設けられた少なくとも1つの支持部と、
この支持部に接続され、鉛直方向の荷重を受けるバネ部材と、
前記配管の前記バネ部材に対応する部位に接続され、前記バネ部材に着座する配管係止部材と、を備えていることを特徴とする配管の保持構造、
(2)前記支持部と前記配管係止部材との間に介在するスペーサ部材を備え、
前記スペーサ部材は、前記配管が鉛直方向に貫通しかつ前記配管の水平方向への移動を規制する前記(1)に記載の配管の保持構造、
(3)前記ケーシングパイプが多段のケーシングパイプで構成され、
前記支持部が、上下に隣接する二つの前記ケーシングパイプの接続部位に形成されかつ鉛直上方が開放された面を有する前記(1)または(2)に記載の配管の保持構造、
(4)二以上の配管を保持する配管の保持構造であって、前記バネ部材が前記配管ごとに設けられ、前記バネ部材がそれぞれ独立して荷重を受ける前記(1)から(3)のいずれか1項に記載の配管の保持構造、
(5)二以上の配管を保持し、これら二以上の配管のうちの少なくとも二本がU字状配管を構成する前記(1)から(4)のいずれか1項に記載の配管の保持構造、および
(6)ケーシングパイプ内における配管外の空間が、鉛直方向で少なくとも二つに分離される前記(1)から(5)のいずれか1項に記載の配管の保持構造
である。
なお、本明細書において、配管の数は、1つの支持部を鉛直方向に通過する管の数を意味し、例えば、単一の直管の場合は「一の配管」、単一のU字状配管の場合は「二の配管」と計数する。
本発明は、縦坑内の空間に配管を保持する際、配管自体が変形するのを防止することが可能な配管の保持構造を提供することができる。
本発明の第1の実施形態を示す概略的縦断面図である。 図1の支持部近傍を拡大して示す概略的斜視図である。 図2の概略的断面図である。 本発明の第2の実施形態の支持部近傍を拡大して示す概略的斜視図である。 図4の概略的側面図である。 図4の配管の一部を拡大して示す概略的斜視図である。 本発明の第3の実施形態の支持部近傍を拡大して示す概略的断面図である。
当該配管の保持構造は、縦坑に設置され鉛直方向に延設される長手形状の一または二以上の配管を保持する配管の保持構造であって、上記縦坑の内周面を覆うように配置され、内外を液密に隔離するケーシングパイプと、上記ケーシングパイプに一体または別体として設けられた少なくとも1つの支持部と、この支持部に接続され、鉛直方向の荷重を受けるバネ部材と、上記配管の上記バネ部材に対応する部位に接続され、上記バネ部材に着座する配管係止部材と、を備えていることを特徴とする。
なお、当該配管の保持構造に用いられる配管は、全体として略鉛直方向に延設された長手形状の管であり、例えば、直管、U字状配管などの各種の配管が採用される。この配管には、例えば、液体および/または気体などの各種の流体が流通または内包される。
以下、本発明の第1~第3の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、当該図面に記載の実施形態にのみ限定されるものではない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態を示す概略的縦断面図である。また、図2および図3は、それぞれ図1の支持部近傍を拡大して示す概略的斜視図、およびその概略的断面図である。当該配管の保持構造は、図1~図3に示すように、概略的に、ケーシングパイプ110と、支持部210と、バネ部材310と、配管係止部材410とにより構成されている。なお、図2は、便宜上、第1のケーシングパイプ111(110)が記載されていない。
ケーシングパイプ110は、縦坑aの内周面を覆うように配置され、内外を液密に隔離する部材である。このケーシングパイプ110は、具体的には、例えば、外径が異なる複数のケーシングパイプで構成され、地表gに近い部位から地下深部に向かって、外径が順次小さいケーシングパイプ110を鉛直同軸上に位置するように連結することで形成することができる。本実施形態は、4段(多段)のケーシングパイプ110で構成されている。
ケーシングパイプ110を設置する方法としては、例えば、第1の外径を有するドリルを用い、地表gから鉛直下方に向かって掘削することで第1段の縦坑a1を形成した後、この第1段の縦坑a1の内壁を覆うように第1のケーシングパイプ111を設置する。次いで、上記第1の外径よりも小さな外径を有するドリルを用い、第1のケーシングパイプ111を介して更に鉛直下方に向かって掘削することで第2段の縦坑a2を形成した後、この第2段の縦坑a2の内壁を覆うように第2のケーシングパイプ112(第1のケーシングパイプ111よりも小径)を設置し、第1のケーシングパイプ111の下端部と第2のケーシングパイプ112の上端部とを溶接等で連結する。以下、同様に操作し、順次径の小さいケーシングパイプ110を鉛直下方に設置することで、多段のケーシングパイプ110を形成することができる。
支持部210は、ケーシングパイプ110に一体または別体として設けられた少なくとも1つの部位である。この支持部210は、後述するバネ部材310を接続することができる限り特に限定されないが、図3に示すように、ケーシングパイプ110が多段のケーシングパイプ110で構成される場合、上下に隣接する二つのケーシングパイプ(例えば、ケーシングパイプ111、112)の接続部位jにて当該ケーシングパイプ110に一体として形成され、かつ鉛直上方が開放された面211(以下、「段部211」とも称する)にて構成することが好ましい。なお、本実施形態では、複数(3つ)の支持部210が、鉛直方向に沿って配設されている。
このように、支持部210が段部211で構成されていることで、ケーシングパイプ110に後述するバネ部材310を接続するための取付具などを設けることなく、簡易な構成でバネ部材310を確実に設置することができる。
バネ部材310は、支持部210に接続され、配管p(配管内流体を含む)や配管係止部材410などにより生じる鉛直方向の荷重を受ける部材である。本実施形態では、バネ部材310は、ケーシングパイプ110の接続部位jに形成された段部211上に固定されている。
バネ部材310としては、例えば、螺旋状に巻回された弾性を有する線材(コイルスプリング)、板バネなどの弾性体等を採用することができる。本実施形態では、バネ部材310としてコイルスプリング311が採用されている。
配管係止部材410は、配管pのバネ部材310に対応する部位に接続され、バネ部材310に着座する部材である。この配管係止部材410としては、例えば、円盤状部材、ナット部材等を採用することができる。本実施形態では、図2および図3に示すように、円盤状部材411が用いられており、この円盤状部材411の中心部に穿設された孔411a内周のネジ部411bと、配管p外周に形成されたネジ部とを螺合することで、これら円盤状部材411と配管pとが固定されている。
次に、当該配管の保持構造における作用について説明する。例えば、配管p内が流体で満たされており、この流体を含む配管p等に重力に伴う鉛直方向の荷重が生じている。本実施形態では、図1に示すように3つの支持部210を備えており、上記荷重は各円盤状部材411を介して3つのバネ部材310全てで受けている。このため、配管p等の全荷重は3つに分散しており、その結果、一個所で全荷重を受ける場合に比べ、支持部210それぞれに掛かる鉛直方向の荷重、および配管pそれぞれに掛かる鉛直方向の荷重を低減することができ、過大な荷重に伴う配管p等の変形を防止することができる。
以上のように、当該配管の保持構造は、上述した構成であるので、縦坑a内の空間に配管を保持する際、例えば、配管p等により生じる鉛直方向の荷重を支持部210それぞれにて分散することにより、配管pの特定部位に応力が集中して配管p自身が変形するのを防止することができる。その結果、配管pの交換等の大がかりなメンテナンスの頻度を低減することができる。
[第2の実施形態]
図4は、本発明の第2の実施形態の支持部近傍を拡大して示す概略的斜視図である。また、図5は、図4の概略的側面図である。当該配管の保持構造は、図4および図5に示すように、概略的に、ケーシングパイプ110と、支持部210と、バネ部材310と、配管係止部材420と、スペーサ部材520とにより構成されている。本実施形態は、配管係止部材420、およびスペーサ部材520を備えている点で、第1の実施形態と異なっている。また、本実施形態は、複数の配管pを保持する配管の保持構造を例示している。なお、ケーシングパイプ110、支持部210およびバネ部材310は、第1の実施形態のものと同様であるので、同一部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。なお、図4~図6は、便宜上、第1のケーシングパイプ111が記載されていない。
配管係止部材420は、各配管pにおけるバネ部材310に対応する部位に接続され、後述するスペーサ部材520を介してバネ部材310に着座する。本実施形態に用いられる配管係止部材420としては、例えば、ナット部材421等を採用することができる。このようなナット部材421は、例えば、内周面にネジ部が螺設されており、このネジ部と、配管外周に形成されたネジ部とを螺合することで、これらナット部材421と配管pとが固定される。
スペーサ部材520は、支持部210と配管係止部材420との間に介在する部材である。このスペーサ部材520は、配管pの水平方向への移動を規制する。具体的には、スペーサ部材520としては、例えば、円盤状または円環状等の部材を用い、この部材に配管pが鉛直方向に貫通可能な孔520aを穿設することで形成されている。なお、この孔520aは、配管の本数等に応じて所望の位置に設けることができ、例えば、配管pが1本の場合は上記部材の略中央部、複数本の場合は配管pどうしが所定の間隔となるような部位に配設することができる。
ここで、当該配管の保持構造は、二以上の配管pを保持しており、これら二以上の配管pのうちの少なくとも二本をU字状配管puで構成することができる。具体的には、本実施形態では、図6に示すように、全ての配管pがU字状配管puで構成されており、U字状の部位pu1が配管pの最下部かつケーシングパイプ110の最深部近傍に位置するように配置されている。
このように、二以上の配管pのうちの少なくとも二本がU字状配管puで構成されることで、U字状配管puを用いて流体fを往還させるような、例えば、地熱による高温環境を用いた熱水の生成システム、高温高圧環境を用いた化合物の分解システム(例えば、超臨界状態または亜臨界状態での水素ガス製造)などに好適に適用することができる。
以上のように、当該配管の保持構造は、スペーサ部材520を備えているので、配管pが水平方向に揺動するのを抑制することができ、例えば横揺れ地震の際に上記配管pが揺動して破断するのを防止することができる。
[第3の実施形態]
図7は、本発明の第3の実施形態の支持部近傍を拡大して示す概略的断面図である。当該配管の保持構造は、図7に示すように、概略的に、ケーシングパイプ110と、支持部210と、蓋部材630と、バネ部材330と、配管係止部材430と、スペーサ部材530とにより構成されている。本実施形態は、バネ部材330、配管係止部材430、蓋部材630およびスペーサ部材530を備えている点で、第2の実施形態と異なっている。なお、本実施形態では、二以上の配管pを保持していると共に、蓋部材630とスペーサ部材530とを供用したものを例示している。また、ケーシングパイプ110および支持部210は第1の実施形態のものと同様であるので、その説明を援用する。
バネ部材330は、配管pごとに設けられ、それぞれ独立して配管p(配管p内の流体fを含む)や配管係止部材430などにより生じる鉛直方向の荷重を受ける。具体的には、バネ部材330としては、図7に示すように、例えば、配管pそれぞれの周りに螺旋状に巻回された弾性を有する線材(コイルスプリング331)等を採用することができる。
配管係止部材430は、各配管pのバネ部材330に対応する部位に接続され、バネ部材330に着座する。本実施形態に用いられる配管係止部材430としては、例えば、第2の実施形態で例示したものと同様の形状の配管係止部材等を採用することができる。
スペーサ部材530は、支持部210と配管係止部材430との間に介在する部材である。このスペーサ部材530は、配管pの水平方向への移動を規制する。本実施形態のスペーサ部材530は、支持部210とバネ部材330との間に配置されている。このスペーサ部材530は、配管pが鉛直方向に貫通可能な孔530aが穿設されている。
蓋部材630は、ケーシングパイプ110内における配管p外の空間を、鉛直方向で少なくとも二つに分離する部材である。この蓋部材630は、例えば、ケーシングパイプ110の横断面の内周形状と略同一の平面形状を有する円盤状に形成されており、所定の部位に配管が貫通可能な孔630aが穿設されている。この蓋部材630は、例えば、支持部210上に配置されており、この蓋部材630よりも鉛直下方のケーシングパイプ110内の空間と、蓋部材630よりも鉛直上方のケーシングパイプ110内の空間とを分離する。なお、本実施形態では、蓋部材630により、この蓋部材630よりも鉛直上方の空間S1と、上記蓋部材630よりも鉛直下方の空間S2とが気密および液密状態で分離されている。
このように、蓋部材630等を用いてケーシングパイプ110内における配管p外の空間が、鉛直方向で少なくとも二つに分離されることで、例えば地中深くに溜まった有毒または腐食性などを有するガス等がケーシングパイプ110を通して地表に噴出するのを防止することができる。
以上のように、当該配管の保持構造は、バネ部材330が配管pごとに設けられ、上記バネ部材330がそれぞれ独立して配管p等の荷重を受けることで、鉛直方向における配管pごとの配管係止部材430の位置に公差を有する場合であっても、この公差を吸収することができ、各配管p等の鉛直方向の荷重を確実に受けることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば、上述した第1~第3の実施形態では、径の異なる複数のケーシングパイプ111、112を繋ぎ合わせた多段のケーシングパイプ110を備えている配管の保持構造について説明したが、単一のケーシングパイプ(不図示)を備えている配管の保持構造であってもよい。
また、当該配管の保持構造に適用される配管pは、シームレス配管であってもよく、継手を用いて複数の管を直列に接続した接続配管であってもよい。上述の接続配管を採用する場合、配管係止部材を継手として供用するようにしてもよい。
また、上述した第1~第3の実施形態では、支持部210がケーシングパイプ110どうしの接続部位jにて当該ケーシングパイプ110に一体として形成された段部211である配管の保持構造について説明したが、支持部は、例えば、ケーシングパイプの中途に形成され、かつこのケーシングパイプの内側に突設する上記ケーシングパイプに一体または別体として設けられた凸部(不図示)など、段部211以外の態様の支持部を備えている配管の保持構造であってもよい。
また、上述した第2の実施形態では、配管係止部材420およびスペーサ部材520を各別に備えている配管の保持構造、第3の実施形態では、スペーサ部材520および蓋部材630が供用されている配管の保持構造について説明したが、配管係止部材、スペーサ部材および蓋部材のうちの少なくとも2つの部材が供用された構成の配管の保持構造であってもよく、配管係止部材、スペーサ部材および蓋部材を各別に備えた配管の保持構造であってもよい。
a、a1、a2 縦坑
p 配管
pu U字状配管
j 接続部位
110、111、112 ケーシングパイプ
210 支持部
211 面(段部)
310、330 バネ部材
410、420、430 配管係止部材
520、530 スペーサ部材
630 蓋部材

Claims (6)

  1. 縦坑に設置され鉛直方向に延設される長手形状の一または二以上の配管を保持する配管の保持構造であって、
    前記縦坑の内周面を覆うように配置され、内外を液密に隔離するケーシングパイプと、
    前記ケーシングパイプに一体または別体として設けられた少なくとも1つの支持部と、
    前記配管の外周に固定された配管係止部材と、
    前記支持部と前記配管係止部材との間に介在し、前記配管および前記配管係止部材により生じる鉛直方向の荷重を受けるバネ部材と、
    前記バネ部材と前記配管係止部材との間、または、前記支持部と前記バネ部材との間に介在するスペーサ部材と、を備え、
    前記スペーサ部材は、前記配管が鉛直方向に貫通しかつ前記配管の水平方向への移動を規制することを特徴とする配管の保持構造。
  2. 縦坑に設置され鉛直方向に延設される長手形状の一または二以上の配管を保持する配管の保持構造であって、
    前記縦坑の内周面を覆うように配置され、内外を液密に隔離するケーシングパイプと、
    前記ケーシングパイプに一体または別体として設けられた少なくとも1つの支持部と、
    前記配管の外周に固定された配管係止部材と、
    前記支持部と前記配管係止部材との間に介在し、前記配管および前記配管係止部材により生じる鉛直方向の荷重を受けるバネ部材と、を備え、
    二以上の配管を保持する配管の保持構造であって、前記バネ部材が前記配管ごとに設けられ、前記バネ部材がそれぞれ独立して荷重を受けることを特徴とする配管の保持構造。
  3. 前記支持部と前記バネ部材との間に介在するスペーサ部材を備え、
    前記スペーサ部材は、前記配管が鉛直方向に貫通しかつ前記配管の水平方向への移動を規制する請求項に記載の配管の保持構造。
  4. 前記ケーシングパイプが多段のケーシングパイプで構成され、
    前記支持部が、上下に隣接する二つの前記ケーシングパイプの接続部位に形成されかつ鉛直上方が開放された面を有する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配管の保持構造。
  5. 二以上の配管を保持し、これら二以上の配管のうちの少なくとも二本がU字状配管を構成する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の配管の保持構造。
  6. ケーシングパイプ内における配管外の空間が、鉛直方向で少なくとも二つに分離される請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の配管の保持構造。
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