JP6681376B2 - ジャイロ式ハングオフシステム - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、すべての目的上参照によりその全体が本明細書に組み込まれている、2016年10月21日に出願した米国特許仮出願第62/410,872号の利得を請求する。
海洋掘削及び生産作業では、海洋プラットフォームへの、油、ガス、鉱物又は海中にある他の堆積物の制御されたルーティング(routing)を容易にする一連の(a column of)パイプをよく用いる。パイプは、順次的に端と端が接続されてライザーストリング(riser string)を形成する、ライザーパイプ(riser pipe)であってよい。海洋プラットフォームは、固定プラットフォーム(例えば、掘削若しくは採鉱リグ)、又は浮動プラットフォーム(例えば、船舶)であってよい。ライザーストリングの下側端部は、海底採鉱ユニットを含む海中掘削若しくは生産設備、又は他の関連する海中設備に連結されてよく、ライザーストリングの上側端部は、海面よりも上に配置された支持構造によって支持される。典型的には、ライザーストリングは、海洋プラットフォームに据え付けられたロータリーテーブルの開口に嵌合されたスパイダによって支持される。スパイダは、スリップボウルを含むことができる。スリップボウル内には、スリップが、把持されるべきライザーストリングのセクション(例えば、ライザーパイプ)を囲繞するように周辺に分配されている。
海中作業において展開されるライザーストリングは、所望の作業深さに応じて、ライザー継手(又はライザージョイント)によって順次に連結される何百もの鉛直管を含むことができる。海洋作業環境では、必然的に、ライザーストリングは非常に大きな機械的応力に曝される。例えば、船舶を含む海洋浮動プラットフォームによって支持されているライザーストリングは、悪天候又は海況の悪いときに強い波及び潮流の力によって引き起こされるプラットフォームのピッチ及びローリングの運動により、繰り返しの屈曲応力及び引張衝撃荷重に曝される。これらの過度の機械的応力は、ライザーストリングの設置又は動作の間に起こることがあり、例外なく、応力に関連した材料疲労破壊を引き起こすことになる。
したがって、ライザーストリングの信頼性及び性能を改善するために海中作業中にライザーストリングに作用する繰り返し応力を緩和することができる支持構造を提供することが望ましい。
本開示の実施形態は、一般に、海中掘削及び生産作業を容易にする枢動支持システムに関する。一実施形態では、ジンバルアセンブリが開示される。ジンバルアセンブリは、その中を通る通路を有するジンバルフレームを備える。第1のジンバルモジュールは、ジンバルフレームの通路内に同心配置され、その中を通る通路を備える。第2のジンバルモジュールは、第1のジンバルモジュールの通路内に同心配置され、その中を通る通路を備える。第2のジンバルモジュールは、ジンバルフレーム及び第1のジンバルモジュールを越えて上方に延伸する。アダプタスリーブは、第2のジンバルモジュールの通路内に配置され、その中を通る通路を備える。アダプタスリーブは、第2のジンバルモジュールの上方に延伸して突出している。
他の実施形態では、枢動ハングオフシステムが開示される。ハングオフシステムは、その中を通る通路を有するジンバルフレームを備える。第1のジンバルモジュールは、ジンバルフレームの通路内に配置され、その中を通る通路を備える。第2のジンバルモジュールは、第1のジンバルモジュールの通路内に配置され、その中を通る通路を備える。第2のジンバルモジュールは、ジンバルフレーム及び第1のジンバルモジュールを越えて上方に延伸する。アダプタスリーブは、第2のジンバルモジュールの通路内に配置され、その中を通る通路を備える。アダプタスリーブは、第2のジンバルモジュールの上方に延伸して突出している。シャフトカラーを備える管状部材は、管状部材の外周面に着脱可能に締結され、管状部材は、第2のジンバルモジュールの通路内に摺動可能に取り付けられる。シャフトカラーは、アダプタスリーブ上に着座される。
さらに他の実施形態では、海中の天然資源を得るためのシステムが開示される。システムは、ジンバルアセンブリによって動的に支持される一連のパイプを備える。ジンバルアセンブリは、その中を通る通路を有するジンバルフレームを備える。第1のジンバルモジュールは、ジンバルフレームの通路内に配置され、その中を通る通路を備える。第2のジンバルモジュールは、第1のジンバルモジュールの通路内に配置され、その中を通る通路を備える。第2のジンバルモジュールは、ジンバルフレーム及び第1のジンバルモジュールを越えて上方に延伸する。アダプタスリーブは、第2のジンバルモジュールの通路内に配置され、その中を通る通路を備える。アダプタスリーブは、第2のジンバルモジュールの上方に延伸して突出している。シャフトカラーは、一連のパイプに着脱可能に締結される。一連のパイプは、第2のジンバルモジュールの通路内に摺動可能に取り付けられる。シャフトカラーは、アダプタスリーブに係合する。一連のパイプは、海洋プラットフォームから海面下へと延伸し、海中の天然資源の制御されたルーティングを促進する。
本明細書に開示される実施形態の上記及びその他の利点及び特徴は、以下の説明及び添付の図面を参照すればより明らかになるであろう。さらに、本明細書に記載される様々な実施形態の特徴は、相互に排他的ではなく、様々な組み合わせ及び変形で存在することができると理解されたい。
図面において、全体的に、同様の参照符号は、異なる図面を通して同じ部材を示す。さらに、図面は、必ずしも一定の縮尺ではなく、全体的に、本開示の原理を示すところが強調されている。以下の説明では、以下の図面を参照して、本開示の様々な実施形態を述べる。
ジンバルアセンブリの一実施形態の斜視図である。 図1aのジンバルアセンブリの上面図である。 図1bに示される面B−Bに沿った図1aのジンバルアセンブリの断面図である。 図1cの細部域Aの拡大図である。 図1bに示される面C−Cに沿った図1aのジンバルアセンブリの断面図である。 図1eの細部域Bの拡大図である。 枢動ハングオフシステムの一実施形態の斜視図である。 図2aの枢動ハングオフシステムの上面図である。 図2bに示される面G−Gに沿った図2aの枢動ハングオフシステムの断面図である。 図2bに示される面H−Hに沿った図2aの枢動ハングオフシステムの断面図である。 例示的な適用例における図2aの枢動ハングオフシステムの複数の図である。
以下の説明は、本発明の様々な実施形態を対象とする。以下の説明は、広範な用途を有し、任意の実施形態の討論は、その実施形態の例示のみを意味しており、したがって、特許請求の範囲を含む本開示の範囲の限定としてみなされる、又は別のやり方で使用されるべきではないと理解されよう。
本開示の実施形態は、一般的に、海中掘削、生産及び/又は採掘作業のための動的ハングオフシステムに関する。より詳細には、いくつかの実施形態は、海洋浮動プラットフォームから下方に延伸した1又は2以上の管状部材を動的に支持するのに用いられる応力緩衝装置に関する。一実施形態では、応力緩衝装置は、管状部材のストリング(又は柱)を枢動的に支持することに用いられる。例えば、応力緩衝装置は、ライザーパイプ及び他の関連の海中設備を含む直列に連結された複数の鉛直管のためのフレキシブルなハングオフポイントをもたらす。応力緩衝装置は、ジャイロ式装置であってよい。例えば、応力緩衝装置は、第2のジンバルモジュールに回転可能に接続された第1のジンバルモジュールを有するジンバルアセンブリを含む。一実施形態では、ジンバルアセンブリは、海面下に下方に延伸した管状部材のストリングを吊り下げるように、海面よりも上方に配置される。例えば、ジンバルアセンブリは、海中作業の間に非常に大きな機械的応力に曝されることを緩和するように、支持される管状部材にコンプライアント(compliant)支持構造を与えるように、船舶上を含めて海中に据え付けることができる。リグ(例えば、石油及びガスリグ)を含む他のタイプの海洋プラットフォームにジンバルアセンブリを展開することも有用であり得る。
図1a〜1fは、本開示の1又は2以上の実施形態によるジンバルアセンブリ100の複数の図である。具体的には、図1aは、ジンバルアセンブリ100の斜視図であり、図1bは、ジンバルアセンブリ100の上面図であり、図1cは、図1bに示される面B−Bに沿ったジンバルアセンブリ100の断面図であり、図1dは、図1cの細部域Aの拡大図であり、図1eは、図1bの面C−Cに沿ったジンバルアセンブリ100の断面図であり、図1fは、図1eの細部域Bの拡大図である。
図示のように、ジンバルアセンブリ100は、その中を通る通路107を含む第1の円形部材105を含む。第1の円形部材105は、ジンバルアセンブリを収容するツール本体であってよい。例えば、第1の円形部材105は、ジンバルハウジング又はフレーム(以降、「ハウジング」)を画定する。一実施形態ではハウジング105は、海洋プラットフォーム上にある従来の支持構造(図示せず)に連結するように構成される。ハウジング105は、例えば、船舶に据え付けられたロータリーテーブルスパイダのスリップボウルに取り付けられるように構成される。リング形のハウジング105が図示されているが、ハウジングは、設計要件に応じて、中に通路を含むあらゆる適当な形状を含むことができると理解されたい。
一実施形態では、ハウジング105は、その中を通る通路を含む第2の円形部材120を取り囲む。第2の円形部材120は、例えば、ハウジング105よりも小さな環状寸法を備え、ハウジング105の通路内に同心配置される。第2の円形部材120は、ハウジング105に回転可能に接続され、ジンバルアセンブリ100の外側ジンバルモジュールを画定する。外側ジンバルモジュール120及びハウジング105の他の構造も有用であり得る。リング形の外側ジンバルモジュール120が図示されているが、外側ジンバルモジュール120は、設計要件に応じて、その中に通路を含むあらゆる適当な形状を含むことができると理解されたい。外側ジンバルモジュール120は、外側ジンバルリングと呼ぶことができる。
ジンバルアセンブリ100は、外側ジンバルモジュール120の通路内に同心配置される内側ジンバルモジュール130を含む。例えば、内側ジンバルモジュール130は、外側ジンバルモジュール120よりも小さな環状寸法を備える。内側ジンバルモジュール130は、中に延伸した通路132を有する細長い環状部材であってよい。一実施形態では、内側ジンバルモジュールは、外側ジンバルモジュール120の上方に部分的に露出する。例えば、内側ジンバルモジュール130は、外側ジンバルモジュール120の通路内に配置される下側部分130Lと、外側ジンバルモジュール120の上方に突出した上側部分130Uとを含む。内側ジンバルモジュール130は、外側ジンバルモジュール120に回転可能に接続される。外側ジンバルモジュール120及び内側ジンバルモジュール130の他の構造も有用であり得る。管状形状の内側ジンバルモジュール130が図示されているが、内側ジンバルモジュール130は、設計要件に応じて、その中に通路を含むあらゆる適当な形状を含むことができると理解されたい。内側ジンバルモジュール130は、内側ジンバルリングと呼ぶことができる。
内側ジンバルモジュール130の下側部分130Lは、外側ジンバルモジュール120に接続されるように構成され、内側ジンバルモジュール130の上側部分130Uは、アダプタスリーブ140を収容するように構成される。一実施形態では、アダプタスリーブ140は、内側ジンバルモジュール130の通路132内に取り付けられる円形部材である。アダプタスリーブ140は、例えば、中に延伸した通路142を含む。アダプタスリーブ140の通路142は、以下で詳細に述べるように、内側ジンバルモジュール130の通路132に直接隣接して連通し、1又は2以上の管状部材が摺動可能に取り付けられるジンバルアセンブリスロットを画定する。ジンバルアセンブリ100は、中に画定される中心軸線L1を含む。ジンバルアセンブリ100の様々な要素は、具体的に図1c〜1dに示されるように、その中心軸線L1に沿って及び/又はその周りに径方向に形成される。ジンバルアセンブリの中心軸線L1は、ジンバルアセンブリスロットの中心を通って垂直方向に延伸する。
図1c〜1dを参照すると、ハウジング105を含むジンバルアセンブリ100内には、複数のジンバル枢動軸取付アパーチャ(以降、「枢動アパーチャ」)が配置されている。例えば、複数の枢動アパーチャは、ハウジング105、外側ジンバルモジュール120、及び内側ジンバルモジュール130の下側部分130Lの中に延伸する。一実施形態では、複数の枢動アパーチャは、ハウジング105及び外側ジンバルモジュール120内に配置されている第1のタイプの枢動アパーチャと、外側ジンバルモジュール120及び内側ジンバルモジュール130の下側部分130L内に配置されている第2のタイプの枢動アパーチャとを含む。例えば、ハウジング105の第1のタイプの枢動アパーチャは、外側ジンバルモジュール120の第2のタイプの枢動アパーチャと位置合わせし、外側ジンバルモジュール120の第1のタイプの枢動アパーチャは、内側ジンバルモジュール130の第2のタイプの枢動アパーチャと位置合わせされている。
第1及び第2のタイプの枢動アパーチャは、内側ジンバルモジュール130を外側ジンバルモジュール120に回転可能に接続し、外側ジンバルモジュール120をハウジング105に回転可能に接続する、枢動コネクタを受容するように構成される。一実施形態では、枢動コネクタは、T字形の構造プロファイルを含む。枢動コネクタは、例えば、軸方向に細長い環状本体(又はステム)を含む。この環状本体は、その一端から延伸した径方向拡大フランジ(又はカラー)を有する。枢動コネクタは、例えば、枢動ピン又はボルトを含む。枢動連結をもたらすのに他のタイプのコネクタを使用することもできる。
一実施形態では、第1の対の枢動ピン114は、具体的に図1c及び1dに示されるように、互いに対して正反対に、第1及び第2のタイプの枢動アパーチャ内に配置される。第1の対の枢動ピン114は、例えば、ハウジング105の第1のタイプの枢動アパーチャの中を延伸してハウジング105の通路107を横切り、外側ジンバルモジュール120の第2のタイプの枢動アパーチャに着脱可能に係合する。枢動ピン114のフランジ形端部すなわちカラー114cは、第1のタイプの枢動アパーチャ内に、ハウジング105の外周面に近接して配置される。枢動ピン114のステム114sは、枢動ピン114の軸周りにおける外側ジンバルモジュール120の回転のためにハウジング105及び外側ジンバルモジュール120に着脱可能に係合するように、第1の水平軸に沿って内方に延伸する。第1の対の枢動ピン114は、ジンバルアセンブリ100の第1の回転軸R1を画定し、外側枢動ピンと呼ぶことができる。
一実施形態では、第2の対の枢動ピン124は、具体的に図1e及び1fに示されるように、互いに対して正反対に、第1及び第2のタイプの枢動アパーチャ内に配置される。第2の対の枢動ピン124は、例えば、外側ジンバルモジュール120の第1のタイプの枢動アパーチャの中を延伸して外側ジンバルモジュール120の通路を横切り、内側ジンバルモジュール130の下側部分130Lの第2のタイプの枢動アパーチャに着脱可能に係合する。枢動ピン124のフランジ形端部すなわちカラー124cは、第1のタイプの枢動アパーチャ内に、外側ジンバルモジュール120の外周面に近接して配置される。枢動ピン124のステム124sは、枢動ピン124の軸周りにおける内側ジンバルモジュール130の回転のために外側及び内側ジンバルモジュール120及び130に着脱可能に係合するように、第1の水平軸に沿って内方に延伸する。第2の対の枢動ピン124は、ジンバルアセンブリ100の第2の回転軸R2を画定し、内側枢動ピンと呼ぶことができる。
一実施形態では、内側及び外側枢動ピン114及び124は、実質的に同じ軸(すなわち横断)平面に対して位置合わせされる。各外側枢動ピン114は、例えば、第1の回転軸R1がジンバルアセンブリ100の第2の回転軸R2に対して垂直になるように、各内側枢動ピン124から約90度(90°)に配置される。第1の回転軸R1は、ジンバルアセンブリ100の横軸に対応することができ、第2の回転軸R2は長手方向軸に対応することができる。第1及び第2の回転軸の他の指定も有用であり得る。例えば、R1が長手方向軸に対応し、R2が横軸に対応することも有用であり得る。第1及び第2の対の枢動ピン114及び124は、同じ軸平面の周りに位置合わせされるように図示されているが、それらは、本発明の趣旨から逸脱することなく、異なる軸平面上に配置されてもよいと理解されたい。
外側及び内側枢動ピン114及び124は、高い耐圧縮荷重能力をもたらすように構成される。一実施形態では、外側及び内側枢動ピン114及び124は、所望の耐圧縮荷重能力をもたらすのに十分な環状寸法(すなわち太さ)を備える。例えば、外側及び内側枢動ピン114及び124は、所望の定格荷重によって定められる(defined)、同じ又は類似の環状寸法を備える。異なる環状寸法の外側枢動ピン及び内側枢動ピンも有用であり得る。一実施形態では、外側枢動ピン114は、内側枢動ピン124よりも長い軸方向寸法を備える。外側及び内側枢動ピン114及び124は、例えば、対応する枢動アパーチャの実質的に全長を横断するのに十分な軸方向寸法(すなわち長さ)を備える。設計要件に応じて、内側及び外側枢動ピンの他の構造も有用であり得る。
図示のように、ジンバルアセンブリ100の第1及び第2のタイプの枢動アパーチャは、枢動ピン114及び124が対応する枢動アパーチャ内に完全に着座されるように、枢動ピンを収容するように構成される。例えば、第1及び第2のタイプの枢動アパーチャは、枢動コネクタのプロファイルに対応できるように異なる構造を含むことができる。枢動コネクタのプロファイルに応じて、第1及び第2のタイプの枢動アパーチャを同じ構造にすることも有用であり得る。その場合、ハウジング105及び外側ジンバルモジュール120にある第1のタイプの枢動アパーチャは、第1のタイプの枢動アパーチャの中に延伸した円筒形ボアに隣接してそれと連通する浅い径方向溝付きで形成される。浅い径方向溝は、例えば、第1のタイプの枢動アパーチャに枢動ピンのカラー114c及び124cの着座のための径方向拡大部分をもたらすように、円筒形ボアの外側端の周りに配置される。一実施形態では、第2のタイプの枢動アパーチャは、第1のタイプの枢動アパーチャと同じ、全体に延伸した円筒形ボアを含む。例えば、第2のタイプの枢動アパーチャには、径方向溝がない。
第1のタイプの枢動アパーチャの径方向溝は、枢動ピン114及び124のカラーの径方向エクスペンス(expense)を収容するように寸法設定され、その一方で、第1のタイプの枢動アパーチャの円筒形ボアは、枢動ピン114及び124の細長い本体を収容するように寸法設定される。したがって、第1のタイプの枢動アパーチャの円筒形ボアに対する径方向溝の環状寸法の差は、具体的に図1d及び図1fに示されるように、第1のタイプの枢動アパーチャ内に、枢動ピンのカラー114c及び124cの係合のための内側取付面116及び126を画定する。
枢動ピン114及び124は、それらの取り外し及び交換のしやすさを向上させる着脱可能締結具によって、対応する枢動アパーチャ内のそれらの最終(すなわち機能)位置に着脱可能に締結される。例えば、各外側枢動ピン114は、第1の着脱可能締結具118によって内側取付面116に締結され、各内側枢動ピン124は、第2の着脱可能締結具128によって内側取付面126に着脱可能に締結される。一実施形態では、着脱可能締結具118及び128は、穴付きボルト(socket head cap screw)のようなねじ付き締結具であってよい。例えば、同じタイプの締結具が、外側及び内側枢動ピン114及び124を所定位置に着脱可能に固定するのに用いられる。他の適当なタイプの着脱可能締結具を用いることもできる。外側及び内側枢動ピンに異なるタイプの着脱可能締結具を与えることも有用であり得る。
ハウジング105の第1のタイプの枢動アパーチャの内側取付面116は、外側枢動ピン114のカラー114cとハウジング105との間に表面相互作用をもたらし、その一方で、外側ジンバルモジュール120の第2のタイプの枢動アパーチャの内側取付面126は、内側枢動ピン124のカラー124cと外側ジンバルモジュール120との間に表面相互作用をもたらす。枢動アパーチャの内側取付面116及び126は、枢動ピン114及び124が所定トルクに締められるときの回転に耐えるように、枢動ピンのカラー114c及び124cとの十分な表面相互作用をもたらすような寸法に設定される。所定トルクは、例えば、ジンバルアセンブリ100の動作中、枢動ピン114及び124を枢動アパーチャ内のそれらの機能位置に固定するように決定される特定の摩擦要件を達成する、内側取付面116及び126における十分な圧縮荷重を引き起こす。さらに、着脱可能締結具118及び128は、枢動ピン114、124と第1のタイプの枢動アパーチャ内の対応する取付面116及び126との間の係合が緩まないようにする回転止めキー(anti-rotation key)のように機能する。
内側ジンバルモジュール130の上側部分130Uは、図示のように、アダプタスリーブ140を収容するように構成される。一実施形態では、内側ジンバルモジュール130の環状通路132は、第1の内径を有する第1のボアと、第1の内径よりも小さな第2の内径を有する第2のボアとを含む。第1のボアは、第2のボアと連通している。例えば、第1のボアは、内側ジンバルモジュール130の上側部分130U内に位置し(positioned)、アダプタスリーブ140を収容する径方向拡大開口をもたらし、その一方で、第2のボアは、第1のボアから下方に、内側ジンバルモジュール130の上側及び下側部分130U及び130Lの中に延伸した円筒形ボアである。通路132の第2のボアに対する第1のボアの環状寸法の差は、内側ジンバルモジュール130の上側部分130U内に環状ショルダ136を画定する。
一実施形態では、ベアリングアセンブリ160は、内側ジンバルモジュール130の第1のボア内の環状ショルダ136に摺動可能に取り付けられる。例えば、環状ショルダ136は、ベアリングアセンブリ160の底部に全体的に係合するように寸法設定される。ベアリングアセンブリ160は、中に延伸した環状通路を有する円筒形ベアリングアセンブリであってよい。円筒形ベアリングアセンブリ160は、内側ジンバルモジュール130の環状ショルダ136上に全体的に着座され、内側ジンバルモジュール130の環状通路に対して同心配置される。ベアリングアセンブリ160は、上側レースワッシャ164と下側レースワッシャ166との間に挟まれた複数の転がり要素162を含み、主に軸方向の荷重を支持するように構成される。ベアリングアセンブリ160は、例えば、第1及び第2の回転軸R1及びR2に対して垂直な垂直軸R3周りに回転可能である。垂直軸R3は、ジンバルアセンブリの中心軸線L1に対して実質的に同心に位置合わせされ、ジンバルアセンブリ100の第3の回転軸を画定する。ベアリングアセンブリ160は、支持されるべき挿入材料(load)に、垂直軸R3周りの完全回転コンプライアンス(full rotational compliance)をもたらす。
一実施形態では、アダプタスリーブ140は、ベアリングアセンブリ160の頂部に取り付けられ、内側ジンバルモジュール130から外に突出している。アダプタスリーブ140は、中に延伸した環状通路142、及びアダプタスリーブの下側セグメントの外周よりも大きな外径(すなわち外周)を有する上側セグメントを含む。下側セグメントに対する上側セグメントの外径の差は、アダプタスリーブ140の径方向に延伸したフランジ形端部140fを画定する。一実施形態では、アダプタスリーブ140は、アダプタスリーブの上側セグメントがベアリングアセンブリ160上に配置され通路132の第1のボアを越えて上方に突出するように、内側ジンバルモジュール130の通路132の第1のボア内に摺動可能に取り付けられる。例えば、アダプタスリーブ140のフランジ形端部140fは、ベアリングアセンブリ160の上側レースワッシャ164上に着座され、アダプタスリーブ140の下側セグメントは、ベアリングアセンブリ160の環状通路内へと摺動可能に取り付けられる。一実施形態では、ベアリングアセンブリ160の上側レースワッシャ164は、アダプタスリーブ140のフランジ形端部140fのための回転可能インターフェースをもたらす。あるいは、ベアリングアセンブリ160は、アダプタスリーブ140を回転可能に支持するように、フランジ形端部140fと上側レースワッシャ164との間に、スペーサ又はワッシャを含む追加のリング部材を含むように構成することもできると理解されよう。
一実施形態では、アダプタスリーブ140の環状通路は、アダプタスリーブ140の中に下方に延伸した円筒形ボアの上側端部に配置された浅い径方向溝144を含む。例えば、径方向溝144は、円筒形ボアの内径よりも径方向に拡大された内径を含む。アダプタスリーブ140の円筒形ボアに対する径方向溝144の環状寸法の差は、アダプタスリーブ140の通路142内に、以下により詳細に述べるような管状部材の取り付けのための環状ショルダ146を画定する。
一実施形態では、アダプタスリーブ140は、中に垂直の割れ目を含む。例えば、アダプタスリーブ140は、2つのハーフリングからなるアセンブリである。分割アダプタスリーブ140は、各ハーフリングのフランジ形端部140fの開口内へと水平方向にねじ込まれる一対のねじ付きコネクタ148を含むことができる。一対のねじ付きコネクタ148は、2つのハーフリングの間に、アダプタスリーブ140の両方の半部部分を一緒になるように締結する圧縮力を生成するねじ連結をもたらす。一対のねじ付きコネクタ148は、例えば、互いに対して正反対に配置される一対の締結ねじ148である。2つのハーフリングを圧縮により一緒に係合してアダプタスリーブ140を形成するのに、他の適当な数及び種類のコネクタを用いることもできる。一対のねじ付きコネクタ148は、各ハーフリングのフランジ形端部140f内に完全に引っ込められてよい。アダプタスリーブ140内におけるねじ付きコネクタの他の構造も有用であり得る。非分割アダプタスリーブを用いることもできると理解されよう。
アダプタスリーブ140は、アダプタスリーブ140の取り外し及び交換のしやすさを向上させる着脱可能締結具によって、その最終(すなわち機能)位置に締結されてよい。一実施形態では、アダプタスリーブ140は、一対のねじ付き締結具158及び一対の保持ブラケット154によって、内側ジンバルモジュール130に着脱可能に締結される。ねじ付き締結具は、例えば、穴付きボルトである。他のタイプの着脱可能締結具を用いることもできる。図1eに示されるように、一対のねじ付き締結具158及び保持ブラケット154は、互いに対して正反対に配置される。保持ブラケット154は、内側ジンバルモジュール130の頂部に着脱可能に取り付けられ、アダプタスリーブ140が上方に変位するのを制限する。ねじ付き締結具158は、保持ブラケット154を内側ジンバルモジュール130の上側部分130Uに圧縮により係合させるようにもたらされる。
内側ジンバルモジュール130の環状通路132及びアダプタスリーブ140の環状通路142は、互いに対して直接隣接するように配置される。アダプタスリーブ140の環状通路142は、内側ジンバルモジュール130の環状通路132よりも小さな内径を含む。アダプタスリーブ140は、一実施形態では、内側ジンバルモジュール130内の中心に管状部材を配置するためのシャフト(又はボア)レデューサとして機能する。例えば、アダプタスリーブ140の環状通路142は、予め決められた環状寸法を備える管状部材を受容するように、使用者定義の(user-defined)内径に構成されてよい。例えば、内側ジンバルモジュール130内への様々なサイズの管状部材の確実な取り付けを可能にするように、複数のアダプタスリーブ140を、使用者定義の環状寸法の範囲に寸法設定することができる。環状通路142を有するアダプタスリーブ140について述べたが、アダプタスリーブ140の通路は、支持されるべき挿入材料のプロファイルに応じて、あらゆる適当な形状を含むことができると理解されたい。例えば、アダプタスリーブ140の通路は、非管状プロファイルを有する細長い部材を受容するように構成することもできる。
ジンバルアセンブリ100は、好ましくない恒久的な変形なくしてすべての動作荷重に耐え破断せずに高い軸方向衝撃荷重に耐えるのに十分な強度の材料から形成される。例えば、ジンバルアセンブリの様々な要素は、これに限定されないが、4130合金鋼を含む、鋼、又は他の同様の強さの材料から形成することができる。さらに、ジンバルアセンブリ100は、メンテナンス目的で、送油スロット192を含むように構成することができると理解されよう。
図2a〜2dは、本開示の1又は2以上の実施形態による枢動ハングオフシステムの複数の図である。具体的には、図2aは、管状部材200を支持する枢動ハングオフシステムの斜視図であり、図2bは、図2aの枢動ハングオフシステムの上面図であり、図2cは、図2bに示される面G−Gに沿った図2aの枢動ハングオフシステムの断面図であり、図2dは、図2bに示される面H−Hに沿った、管状部材200を支持するジンバルアセンブリ100の断面図である。簡略化するため、共通の要素については述べない、又は詳細には述べないことがある。
枢動ハングオフシステムは、ジンバルアセンブリと、細長い部材をジンバルアセンブリに取り付けやすくするように細長い部材に着脱可能に締結される取付具とを含むことができる。図示のように、枢動ハングオフシステムは、図1a〜1eにて述べたようなジンバルアセンブリ100を含むことができ、細長い部材は、内側ジンバルモジュール130内に同心配置される管状部材200であってよい。例えば、管状部材200は、内側ジンバルモジュール130の通路132及びアダプタスリーブ140の通路142内に摺動可能に取り付けられる。一実施形態では、管状部材は、順次的に連結されて一連の管状部材(図示せず)にされてよい。例えば、管状部材200は、ライザーストリングのライザーパイプであってよい。他のタイプの管状部材も有用であり得る。取付具220は、管状部材200に着脱可能に締結され、一連の管状部材をジンバルアセンブリ100に取り付ける手段として機能する。取付具220は、例えば、シャフトカラーである。他のタイプの取付具を用いることも有用であり得る。
シャフトカラー220は、一実施形態では、内部に垂直割れ目を含む。例えば、シャフトカラー220は、2つの分割カラーからなるアセンブリである。シャフトカラー220は、2つの分割カラーの間にねじ連結をもたらす、円周内に引っ込められる複数の対の着脱可能締結具212を含むことができる。締結具の各対は、互いに対して正反対に配置され、分割カラー220の2つの半分部分を一緒に係合する圧縮力を生成するように締められ、それによって分割カラーは管状部材200に取り付けられる。締結具212は、シャフトカラー220を管状部材200の外周面に沿った一時的な取付位置に着脱可能に締結する。例えば、シャフトカラー220は、要望通りにシャフトカラー220を再配置しやすくする着脱可能締結具によって管状部材の外周面に締結される。締結具212は、管状部材200に沿った異なる位置にシャフトカラー220を調節するように緩めることができる。あるいは、シャフトカラー220は、順次的に連結される一連の管状部材の中の異なる管状部材に対して再配置されてもよい。シャフトカラー220は、管状部材(又は一連の管状部材)に、アダプタスリーブ140に係合するための調節可能な取付具をもたらす。
一実施形態では、アダプタスリーブ140の径方向溝144は、管状部材200のシャフトカラー220を受容する径方向拡大開口をもたらす。例えば、管状部材200は、シャフトカラー220のフランジ形本体がアダプタスリーブ140の環状ショルダ146上に着座するまで、内側ジンバルモジュール130の通路132内に摺動可能に取り付けられる。シャフトカラー220がアダプタスリーブ140上に着座されることによって、管状部材200の下方軸方向荷重(すなわち吊り下げ荷重)が内側ジンバルモジュール130に伝達されることが可能となり、それによって管状部材200の荷重がジンバルアセンブリ100によって完全に支持されるようになる。シャフトカラー220によって、ジンバルアセンブリ100への管状部材200の取り付けが容易になる。
図3a〜3dは、本開示の実施形態に従って動作する、図2a〜2dに記載される枢動ハングオフシステムの複数の図である。具体的には、図3a及び3bは、傾いた管状部材200を支持する枢動ハングオフシステムの上面図であり、図3cは、図3aに示される面G−Gに沿った枢動ハングオフシステムの断面図であり、図3dは、図3bに示される面H−Hに沿った枢動ハングオフシステムの断面図である。簡略化するために、共通の要素については述べない、又は詳細には述べないことがある。
例示的な一適用例では、ジンバルアセンブリ100は、管状部材200に、同じ軸平面に沿って第2の回転軸R2に対して垂直に配置される第1の回転軸R1を有する垂直ジャイロ式ハングオフツールをもたらす。具体的には、管状部材200は、シャフトカラー220によってアダプタスリーブ140に取り付けられ、完全に支持される。管状部材200は、中に画定された中心軸線T1を含む。上述したように、アダプタスリーブ140は、管状部材200を内側ジンバルモジュール130内の中心に配置するように構成される。それによって、管状部材200の中心軸線が、図2c〜2dに具体的に示されるように、ジンバルアセンブリ100の中心軸線L1に対して実質的に同心に位置合わせされ得るようになる。したがって、管状部材は、中心軸線L1に対して平行に作用する吊り下げ荷重を加えつつ、直立位置に支持される。ジンバルアセンブリ100が海洋浮動プラットフォームに据え付けられる場合、ジンバルアセンブリ100の回転軸R1及びR2は、浮動プラットフォームが傾斜又は傾いても管状部材200を直立位置に維持するように、波又は潮流の力を含む外力による船のあらゆるピッチ及びローリングの動きに対応できる。例えば、ジンバルアセンブリ100は、悪天候又は海況が悪いときにライザーストリングに生じる曲げ応力を含む機械的応力を防ぐ又は減少させるように、船舶から海中へと延伸するライザーストリングにコンプライアントハングオフ(又は支持)構造を与えるのに用いることができる。さらに、シャフトカラー220は、ライザーストリングの長さに沿った調節可能ハングオフ位置をもたらすので、管の座屈又は引張応力によってねじ切れる危険を防ぐ又は減少させるように、ライザーストリングのストロークアウト(stroked-out)長さが制御可能になると理解されたい。
他の例示的な適用例では、具体的に図3c及び3dに示されるように、ジンバルアセンブリ100の内側及び外側枢動ピン124及び114によって、ドリル又はライザーパイプを含む管状部材200は、ジンバルアセンブリの第1及び第2の回転軸R1及びR2周りに回転することができる。例えば、ジンバルアセンブリ100の内側及び外側ジンバルモジュール130及び120は、管状部材200に、横軸及び長手方向軸に沿った回転コンプライアンスをもたらす。管状部材200が海中に延伸した(例えば、ライザーストリングである)一連の管状部材に連結している場合、ジンバルモジュール120及び130によって与えられる回転軸は、一連の管状部材が、それに直接作用する波又は潮流の力を含む外力に応じて角度α偏向できるようにする。それによって、繰り返しの曲げ応力が減少する。一実施形態では、角度αは、約12度(12°)である。例えば、ジンバルモジュール120及び130によって、管状部材200は、直立位置から約12度偏向できるようになり得る。
さらに、内側ジンバルモジュール130の通路132内に配置されるベアリングアセンブリ160は、外力によって加えられる引張応力を減少させるように、垂直軸R3(例えば偏揺れ軸)周りの完全な回転コンプライアンスをライザーストリングにもたらす。例えば、ベアリングアセンブリ160によって、ライザーストリングは、垂直軸R3周りに自由に回転できるようになる。さらに、具体的に図2c〜2dに示されるように、外力が弱まると、一連の管状部材の吊り下げ荷重に作用する重力によって、内側ジンバルモジュール130の自己直立が引き起こされ、それによって、管状部分200の中心軸線T1が、ジンバルアセンブリの中心軸線L1に対して自己再位置合わせするようになることが理解されよう。
ジンバルアセンブリ100は、有利には、枢動支持構造に鉛直荷重がかかることが避けられないあらゆる適当なタイプの海中設備用のフレキシブルなハングオフ装置を提供するのに使用することができる。ジンバルアセンブリ100は、さらに、他の形態の鉛直荷重を枢動的に支持することに適合され得る。ジンバルアセンブリ100は、海面よりも上方に設置されるとして記載されているが、泥マットと接続する1又は2以上の管状部材を支持するように、泥線レベル(mudline level)を含む海面下に展開されてもよいことを理解されたい。別の例示的な海中適用例では、ジンバルアセンブリ100は、傾斜海底における掘削作業を促進することに用いることもできる。例えば、ジンバルアセンブリは、ドリルストリングを直立位置に枢動的に支持するように、傾斜した海中掘削用テンプレートのスロットに取り付けられてもよい。あるいは、ジンバルアセンブリ100は、枢動支持システムを必要とするあらゆる適当な陸上用途に用いることもできる。
本発明は、本発明の趣旨又は本質的な特徴から逸脱することなく、他の特定の形態で具現化することができる。したがって、上述の実施形態は、本明細書に記載の本発明を限定するのではなく、あらゆる点において例示的であるとみなされるべきである。したがって、本発明の範囲は、上述の説明ではなく、添付の特許請求の範囲によって示され、その意味及び均等物の範囲内にあるすべての変更は、本発明に包含されるものとする。

Claims (16)

  1. ジンバルフレーム頂部とジンバルフレーム底部と、前記ジンバルフレーム頂部とジンバルフレーム底部を通るジンバルフレーム通路を有するジンバルフレームと、
    前記ジンバルフレーム通路内に同心配置される第1のジンバルモジュールであって、第1のジンバルモジュール頂部と第1のジンバルモジュール底部を通る第1のジンバルモジュール通路を備える、前記第1のジンバルモジュールと、
    前記第1のジンバルモジュール通路内に同心配置される第2のジンバルモジュールであって、第2のジンバルモジュール頂部と第2のジンバルモジュール底部を通る第2のジンバルモジュール通路を備え、前記第1のジンバルモジュール頂部と前記ジンバルフレーム頂部の上方に延伸する、前記第2のジンバルモジュールと、
    前記第2のジンバルモジュール通路の上側部分に配置されるアダプタスリーブであって、アダプタスリーブ頂部とアダプタスリーブ底部を通るアダプタスリーブ通路を備え、前記アダプタスリーブ頂部が、前記第2のジンバルモジュール頂部の上方及び前記ジンバルフレーム頂部の上方に突出する、前記アダプタスリーブと、
    前記ジンバルフレーム内に互いに対して正反対に配置され、前記第1のジンバルモジュールに係合するように前記ジンバルフレームを越えて内方に延伸する一対の外側枢動ピンと、
    前記第1のジンバルモジュール内に互いに対して正反対に配置され、前記第2のジンバルモジュールに係合するように前記第1のジンバルモジュールを越えて延伸する一対の内側枢動ピンと
    を備える、ジンバルアセンブリ。
  2. 外側枢動ピンが、ジンバルアセンブリの第1の回転軸を画定し、内側枢動ピンが、前記ジンバルアセンブリの第2の回転軸を画定し、前記第1の回転軸が、前記第2の回転軸に対して垂直である、請求項1に記載のジンバルアセンブリ。
  3. 第1及び第2の回転軸が、同じ軸平面に沿って配置される、請求項2に記載のジンバルアセンブリ。
  4. 第2のジンバルモジュールの通路内に配置される円筒形ベアリングアセンブリを備え、アダプタスリーブが、前記ベアリングアセンブリ上に摺動可能に取り付けられる、請求項1〜3のいずれかに記載のジンバルアセンブリ。
  5. ベアリングアセンブリが、第2のジンバルモジュールの中心軸線に対して位置合せされた垂直回転軸を備える、請求項4に記載のジンバルアセンブリ。
  6. 第2のジンバルモジュールの通路が、第1の直径を有する第1のボア、及び前記第1の直径よりも小さな第2の直径を有する第2のボアを含み、アダプタスリーブが、前記第2のジンバルモジュールの前記第1のボア内に配置される、請求項1〜5のいずれかに記載のジンバルアセンブリ。
  7. アダプタスリーブの通路が、前記アダプタスリーブの中を下方に延伸した円筒形ボアの上側端部に配置された径方向溝を備え、前記円筒形ボアが、第2のジンバルモジュールの第2のボアよりも小さな環状寸法を備える、請求項6に記載のジンバルアセンブリ。
  8. その中を通る通路を有するジンバルフレームと、
    前記ジンバルフレームの前記通路内に配置される第1のジンバルモジュールであって、その中を通る通路を備える、前記第1のジンバルモジュールと、
    前記第1のジンバルモジュールの前記通路内に配置される第2のジンバルモジュールであって、その中を通る通路を備え、前記ジンバルフレーム及び前記第1のジンバルモジュールを越えて上方に延伸する、前記第2のジンバルモジュールと、
    前記第2のジンバルモジュールの前記通路内に配置されるアダプタスリーブであって、その中を通る通路を備え、前記第2のジンバルモジュールの上方に延伸して突出している、前記アダプタスリーブと、
    前記ジンバルフレーム内に互いに対して正反対に配置され、前記第1のジンバルモジュールに係合するように前記ジンバルフレームを越えて内方に延伸する一対の外側枢動ピンと、
    前記第1のジンバルモジュール内に互いに対して正反対に配置され、前記第2のジンバルモジュールに係合するように前記第1のジンバルモジュールを越えて延伸する一対の内側枢動ピンと
    を備えるジンバルアセンブリ、及び
    管状部材の外周面に着脱可能に締結されたシャフトカラーを備える前記管状部材であって、前記第2のジンバルモジュールの前記通路内に摺動可能に取り付けられ、前記シャフトカラーが前記アダプタスリーブ上に据付けられる、前記管状部材
    を備える、枢動ハングオフシステム。
  9. 外側枢動ピンが、ジンバルアセンブリの第1の回転軸を画定し、内側枢動ピンが、前記ジンバルアセンブリの第2の回転軸を画定し、前記第1の回転軸が、前記第2の回転軸に対して垂直である、請求項8に記載のハングオフシステム。
  10. ジンバルアセンブリが、第2のジンバルモジュールの通路内に配置される円筒形ベアリングアセンブリを備え、アダプタスリーブが、前記ベアリングアセンブリ上に摺動可能に取り付けられる、請求項8又は9に記載のハングオフシステム。
  11. ベアリングアセンブリが、第2のジンバルモジュールの中心軸線に対して位置合せされた垂直回転軸を備える、請求項10に記載のハングオフシステム。
  12. ジンバルフレームが、前記ジンバルフレームの反対側に配置される枢動アパーチャの第1のセットを含み、前記枢動アパーチャの第1のセットが、第1の対の枢動ピンを収容し、第1のジンバルモジュールの第1の回転軸を提供するように構成され、
    第1のジンバルモジュールが、前記第1のジンバルモジュールの反対側に配置される枢動アパーチャの第2のセットを含み、前記枢動アパーチャの第2のセットが、第2の対の枢動ピンを収容し、第2のジンバルモジュールの第2の回転軸を提供するように構成され、かつ
    前記第1の回転軸が、前記第2の回転軸に対して垂直である、請求項8に記載のハングオフシステム。
  13. アダプタスリーブの通路が、円筒形ボアの上側端部に配置された浅い径方向溝を備え、前記アダプタスリーブの前記浅い径方向溝が、管状部材のシャフトカラーを受容するように寸法設定される、請求項12に記載のハングオフシステム。
  14. 管状部材の軸方向荷重が、シャフトカラー及びアダプタスリーブを用いて、ジンバルアセンブリによって完全に支持される、請求項8〜13のいずれかに記載のハングオフシステム。
  15. 第2のジンバルモジュールが、リング形状を備え、管状部材が、前記第2のジンバルモジュール内に同心配置される、請求項8〜13のいずれかに記載のハングオフシステム。
  16. ジンバルアセンブリによって動的に支持される一連のパイプと、
    前記一連のパイプに着脱可能に締結されるシャフトカラーと
    を備えた、海中の天然資源を得るためのシステムであって、
    前記ジンバルアセンブリが、
    ジンバルフレーム頂部とジンバルフレーム底部と、前記ジンバルフレーム頂部と前記ジンバルフレーム底部を通るジンバルフレーム通路を有するジンバルフレーム、
    前記ジンバルフレーム通路内に同心配置される第1のジンバルモジュールであって、第1のジンバルモジュール頂部と第1のジンバルモジュール底部を通る第1のジンバルモジュール通路を備える、前記第1のジンバルモジュール、
    前記第1のジンバルモジュール通路内に同心配置される第2のジンバルモジュールであって、第2のジンバルモジュール頂部と第2のジンバルモジュール底部を通る第2のジンバルモジュール通路を備え、前記第1のジンバルモジュール頂部と前記ジンバルフレーム頂部の上方に延伸する、前記第2のジンバルモジュール、
    前記第2のジンバルモジュール通路の上側部分に配置されるアダプタスリーブであって、アダプタスリーブ頂部とアダプタスリーブ底部を通るアダプタスリーブ通路を備え、前記アダプタスリーブ頂部が前記第2のジンバルモジュール頂部の上方及び前記ジンバルフレーム頂部の上方に突出している、前記アダプタスリーブ、
    前記ジンバルフレーム内に互いに対して正反対に配置され、前記第1のジンバルモジュールに係合するように前記ジンバルフレームを越えて内方に延伸する一対の外側枢動ピン、及び
    前記第1のジンバルモジュール内に互いに対して正反対に配置され、前記第2のジンバルモジュールに係合するように前記第1のジンバルモジュールを越えて延伸する一対の内側枢動ピン
    を備え、
    前記一連のパイプが、前記第2のジンバルモジュールの前記通路内に摺動可能に取り付けられ、前記シャフトカラーが、前記アダプタスリーブに係合し、前記一連のパイプが、海洋プラットフォームから海面下へと延伸し海中の天然資源の制御されたルーティングを促進する、
    前記システム。
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