JP7011634B2 - Vacuum cleaner head and vacuum cleaner equipped with it - Google Patents
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Description
本発明は、電気掃除機のヘッド及びこれを備える電気掃除機に関する。 The present invention relates to a head of a vacuum cleaner and a vacuum cleaner including the head.
従来の電気掃除機は清掃面上の塵埃を吸引することが主な目的であったが、最近では、ふとんなど寝具の塵埃やダニなどのフンなどを吸引することを目的に、寝具を振動させる機構をつけた電気掃除機が各種提案されている。 The main purpose of conventional vacuum cleaners is to suck dust on the cleaning surface, but recently, bedding is vibrated for the purpose of sucking dust from bedding such as futons and dung such as mites. Various electric vacuum cleaners with a mechanism have been proposed.
例えば、特許文献1では、電気掃除機の吸込具にばねで付勢された打撃球を内蔵し、打撃球を上下に可動させて寝具内の塵埃などをたたき出す機構が開示されている。
For example,
しかし、特許文献1における電気掃除機は打撃球と吸込具とをつなぐバネの付勢力と吸引力との加減によって打撃球を上下に動かすため、バネの付勢力と吸引力の調整を行うのが困難である。
However, since the vacuum cleaner in
本発明では、以上の事情を鑑み、電気掃除機のヘッド及びこれを備える電気掃除機において寝具などの塵埃をたたき出すことが可能な簡便な機構を提供する。 In view of the above circumstances, the present invention provides a simple mechanism capable of knocking out dust such as bedding in a head of an electric vacuum cleaner and an electric vacuum cleaner including the head of the electric vacuum cleaner.
上記課題を解決するため請求項1に記載の電気掃除機のヘッドにあっては、塵埃を吸引するための吸込口が形成されたヘッドであって、おもりが回転軸に偏心して取り付けられた振動モータと、振動モータを内蔵するモータケースと、振動モータの振動を清掃面に伝えるたたき部と、を備え、たたき部は、振動モータと上下方向に並ぶよう、モータケースと一体的に構成され、振動モータは、回転軸が上下方向と交差する方向を向くように前記モータケースに配置されることを特徴とするものである。
In order to solve the above problem, the head of the electric vacuum cleaner according to
本発明によれば、ハンディ型電気掃除機においてハンディ型電気掃除機において寝具などの塵埃をたたき出すことが可能な簡便な機構を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a handy type vacuum cleaner with a simple mechanism capable of knocking out dust such as bedding in the handy type vacuum cleaner.
以下に本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお本実施形態は一例であり、これに限定されるものではない。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. It should be noted that this embodiment is an example and is not limited to this.
まず、図を用いて、本発明にかかる電気掃除機100の使用状態および収納状態について説明する。本発明にかかる電気掃除機100の構成について説明する。本発明にかかる電気掃除機100は、図1~図3に示すようなヘッド1と本体2とが成す角度がほぼ180°の第1の使用状態と、図4に示すようなヘッド1と本体2とが成す角度が自在に変化し、点Aを中心に回動できる第2の使用状態と、図5~図7に示すようなヘッド1と本体2とが成す角度がほぼ90°の状態の収納状態の3つの状態を有する。
First, the usage state and the storage state of the
本発明にかかる電気掃除機100は、ヘッド1と本体2とが回動可能に接続されている。ヘッド1の中央に本体2が接続される。このような構成にすることで、本体2をヘッド1の上に垂直になるように立てたときに、本体2の重心がヘッド1の投影面積内に位置するため、電気掃除機100が倒れることはない。
In the
ここで、第1の使用状態のときヘッド1がある側を「前側」とし、本体2がある側を「後側」とそれぞれ定義する。たとえば図1であれば図面の左側が「前側」、右側が「後側」を表す。また、掃除機を操作する者を基準として左右を定義する。たとえば図2において図面の下側が「左側」、上側が「右側」を示す。図3の場合は、掃除機を清掃面側からみているため図面の上側が「左側」、下側が「右側」になる。
Here, the side where the
次に本発明にかかる電気掃除機100の構成について図を用いて説明する。本発明にかかる電気掃除機100は吸込口12を有するヘッド1と、電動送風機を内蔵する本体2とからなり、ヘッド1と本体2とは回動可能に接続される。
Next, the configuration of the
ヘッド1は、吸込口12と、後側車輪14と、センサ検知表示部16と、窓部18a、18bと、前側車輪20a、20bと、突起部22a~22iと、たたき部24a、24bと、パイル26と、紫外線ランプ28と、接地センサ30a、30bとから構成される。
The
本体2は、本体側車輪32と、フィルタカバー34a、34bと、電池カバー36と、把持部38と、集塵ケース40と、解除ボタン42と、操作スイッチ44と、表示部46とからなる。
The
吸込口12は、清掃面から塵埃を吸込むためにヘッド2の下部に設けられる。図3に示すように吸込口12はヘッド1の清掃面側のほぼ中央に設けられる。吸込口12の構造は、従来から採用されているような単に開口部を有するだけの形状であってもよいが、吸込口12の内部にブラシなどの回転部材を有するものであっても良い。回転部材を有することによって清掃面、特にカーペットなどの毛足の長いものの中にある塵埃をかきだし、より多くの塵埃を吸込むことが可能になる。
The
後側車輪14は、ヘッド1の後側中央に設けられる。この後側車輪14を設けることで電気掃除機100を第1の使用状態または第2の使用状態のいずれかで使用するときにスムーズに電気掃除機100を前後に動かすことができるので、吸引力で電気掃除機100が寝具類に吸いつき電気掃除機100が操作しにくくなる事を防ぐことができる。本実施形態の後側車輪14は円筒形状をしているが、一般的なタイヤのような形状であってもよい。
The
センサ検知表示部16は、本発明にかかる電気掃除機100の吸込口12近傍に設けられるセンサ(不図示)の検知結果を表示する。表示方法は、センサに検知される塵埃の量に応じた表示を行う。本実施形態におけるセンサ検知表示部16は、塵埃等の量に応じて色を変化させる。たとえば、塵埃が多い場合は赤色に発光させ、塵埃が少なくなるにつれて黄色、緑色と変化させる。また、センサ検知表示部16は発光手段(不図示)が搭載された基板(不図示)と、その基板を覆う散乱板から構成されている。発光手段は本発明の電気掃除機100においては赤色と緑色の発光ダイオードである。複数の色を発光する発光ダイオードを搭載し、かつそれぞれの発光ダイオードの明るさを調整することで複数の色を作り出すことが可能となる。さらに散乱板で覆うことにより発光ダイオードの光を散乱板全体から射出することが可能となり、視認性が向上する。
The sensor
窓部18a、18bは、ヘッド1後端部の左右にそれぞれ設けられる。窓部18a、18bの下部には後述する紫外線ランプ28が設けられる。紫外線ランプ28が点灯したときは、窓部18a、18bから紫外線ランプ28の点灯の様子を確認することができる。本発明にかかる電気掃除機100は、紫外線ランプ28の点灯を見ようとしてヘッド1を裏返すと安全機構が動作し紫外線ランプ28が消灯するため、操作者が紫外線ランプ28の点灯状態をヘッド2を裏返して確認することはできない。したがって窓部18a、18bをヘッド2の上部に設けることによってヘッド1を裏返すことなく紫外線ランプ28が動作しているか否かを確認することが可能となる。窓部18a、18bを構成する部材は、透明であってもよいが透明度を抑えた部材を使用してもよい。こうすることで紫外線ランプ28の射出光が操作者の目に直接入ることを防ぐ。
The
前側車輪20a、20bは、ヘッド1の清掃面側の前部に設けられる。電気掃除機100を前後に動かすときに後側車輪14とともに清掃面上を回転するので、清掃面上をスムーズにヘッド1を動かすことが可能となる。
The
突起部22a~22iはヘッド1の清掃面側の前端に設けられる。突起を複数設けることによって清掃面と吸込口12との間に空間ができるため、電気掃除機100と清掃面とが密着することを防止することができる。なお、本発明の電気掃除機100では突起を9つ設けているが、突起の数は9つよりも多くても少なくてもよい。
The protrusions 22a to 22i are provided at the front end of the
たたき部24a、24bはヘッド1の吸込口12と突起部22a~22iとの間に設けられる。たたき部24a、24bで清掃面をたたくことで清掃面、特に寝具類の奥にある塵埃などをたたき出し吸い込むことができるため、より効果的な清掃をすることが可能となる。本発明のたたき部24a、24bは、表面に突起を有する板が2枚使用され吸込口12の幅とほぼ同じ幅にわたって設けられる。この構成によって吸込口12の一部のみ塵埃がたたき出されるのではなく吸込口12の幅全体で塵埃をたたき出すことができるため、効率よく清掃を行うことが可能となる。なお、本発明の電気掃除機100にはたたき部が2つ設けられているが、1つであっても3つ以上設けても良い。
The tapped
本発明にかかる電気掃除機100のたたき部24a、24bの振動は、ヘッド1に内蔵される振動モータ(不図示)によって実現している。たたき部24a、24bのそれぞれに設けられる振動モータの振動によってたたき部24a、24bは清掃面に対して上下に振動する。また、振動モータの周囲を緩衝材で囲ってもよい。こうすることで振動モータの騒音またはヘッド1で発生するビビり音を防ぐことができる。
The vibration of the tapped
更に、振動モータの回転数が異なるモータを採用したり、振動周波数がランダムに変わるような制御を行ってもよい。こうすることで振動モータの振動周波数がケースの共振周波数と一致して発生する騒音を防ぐことが可能となる。 Further, motors having different rotation speeds of the vibration motors may be adopted, or control may be performed so that the vibration frequency changes randomly. By doing so, it is possible to prevent noise generated when the vibration frequency of the vibration motor coincides with the resonance frequency of the case.
パイル26はヘッド1の清掃面側、吸込口12の後側に設けられる。パイル26は清掃面に接するように設けられる。これにより、吸込口12周辺の気密性を高め効率的に塵埃を吸い込むことができる。また、パイル地でできているので、ヘッド1が清掃面に接していても清掃面を傷つけることを防ぐことができる。
The
紫外線ランプ28は、ヘッド1の清掃面側後部に設けられる。紫外線ランプ28はヘッド1の内部に取り付けられ、カバーで覆われる。格子状のカバーが設けられ、格子を通して清掃面に紫外線を照射する。電気掃除機100を使用する際に紫外線ランプ28を点灯させることによって、寝具類の殺菌・除菌などを行う。なお、紫外線ランプ28の他にも、紫外線を出力するものであれば発光ダイオードなどその他の発光手段を用いてもよい。
The
接地センサ30a、30bは、ヘッド1の紫外線ランプ28の前後にそれぞれ取り付けられ、前部に取り付けられた接地センサ30aは紫外線ランプ28の左側に取り付けられ、後部に取り付けられた接地センサ30bは紫外線ランプ28の右側に設けられる。接地センサ30a、30bは、発光部と受光部とから構成され、発光部から発せられる光が接地面に反射し受光部で反射光を受光することで接地したと判断する。逆に受光部で光を受光できなかったときは床面から離れていると判断される。
The
本発明にかかる電気掃除機100では、接地センサ30a、30bのいずれかが清掃面から離れたとき紫外線ランプ28は消灯する。この制御によって、紫外線ランプ28からの紫外線が直接目に入ることがない。また、接地センサ30a、30bがどちらも清掃面から離れたときは紫外線ランプ28を消灯するとともに電気掃除機100をアイドリング状態にする。この制御によって、塵埃を吸い込むことができない状態のときに電気掃除機100の消費電力を抑えることが可能となる。
In the
本体側車輪32は、本体2の下部ほぼ中央に設けられる。前側車輪20a、20bと後側車輪14とで電気掃除機100をスムーズに動かすことができる。本発明にかかる電気掃除機100の本体側車輪32は円筒形状をしているが、一般的なタイヤのような形状であってもよい。
The main
フィルタカバー34a、34bは本体2の左右側面のそれぞれに設けられる。フィルタカバー34a、34bの内側には塵埃を吸着するフィルタ(不図示)が取り付けられている。吸込口12から吸い込まれた塵埃は、このフィルタで除去される。フィルタカバー34a、34bにはスリットが複数設けられており、塵埃が除去された空気がフィルタカバー34a、34bから掃除機の外部に排出される。この構成によって、吸引された塵埃やダニの死骸などが再び外部に排出されることを防止している。なお、フィルタはHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタであってもよい。
The filter covers 34a and 34b are provided on the left and right side surfaces of the
電池カバー36は本体2の後部に設けられる。本発明にかかる電気掃除機100は商用電源からではなく、バッテリ(不図示)で駆動する。バッテリは、電池カバー36を開け後部から挿入される。電池カバー36がバッテリを内部に押すような力を加えている事によって、バッテリと掃除機内部の電源部との接触を良好に保つとともに、バッテリが不用意に掃除機の外部に飛び出すことを防いでいる。
The
把持部38は本体2上部に本体2と一体に形成される。操作者は把持部38を持ち電気掃除機100を操作する。把持部38の近傍には操作スイッチ44が設けられており、把持部38を保持したまま操作スイッチ44を押すことができるような形状になっている。なお、把持部38の下側に凸部または凹部を設けて、操作者の指がかかるようにしておくと、操作者が持つ位置を一定の位置に誘導することが可能となり、操作スイッチ44を押すこともより容易になる。
The
集塵ケース40には、吸込口12から吸引された塵埃などが捕集される。集塵ケース40は集塵ケース40の側面に設けられる解除ボタン42を押すことで取り外すことが可能である。集塵ケース40を本体2から取り外し、中にたまった塵埃を捨てることが可能である。
The
操作スイッチ44は、把持部38の前方に設けられる。操作スイッチ44を押すことで電気掃除機100を動作状態にする。本発明にかかる電気掃除機100は操作スイッチ44が一つのため、操作スイッチ44を操作することでたたき部24a、24bが動作するモード、たたき部24a、24bが動作しないモード、電源オフモードと動作モードを遷移させる。それぞれの動作モードに対応した複数の操作スイッチを設けても良い。
The
表示部46は、操作スイッチ44と集塵ケース40の間に設けられる。表示部46には発光ダイオードが一列に配列されている。動作モード、動作モード・充電モードによって発光ダイオードを点灯させ、電気掃除機100の動作状態を見てわかるようになっている。
The
次に、ヘッド1と本体2とを回動可能に接続する機構について図8、9を用いて説明する。接続部分は本体2に設けられる回動部48とヘッド1に設けられる受け部50とで構成される。回動部48が受け部50の凹部50aに収まり回転動作を実現する。
Next, a mechanism for rotatably connecting the
回動部48の周囲には回動規制部52が設けられる。本発明にかかる電気掃除機100の回動規制部52は第1凸部52a、第2凸部52b、第3凸部52cとからなる。第1凸部52aと第2凸部52bとの間隔は第2凸部52bと第3凸部52cとの間隔より長くなるように形成される。
A
一方、受け部50には、第1平板部50bと第2平板50cは凹部50aの内側の前後方向に間隔を開けて設けられる。また第1平板部50b、第2平板部50cは回動部48が凹部50aに収まったときに回動規制部52の凸部と平板部50b、50cとが接する位置に設けられる。回動規制部52が平板部50a、50bに接することにより摩擦力が発生し、回動を規制することが可能となる。
On the other hand, the receiving
次に、それぞれの使用状態のときの接続部分の状態について図9を用いて説明する。図9(a)に示すように、電気掃除機100が収納状態のとき、回動規制部52の第2凸部52bと第3凸部52cとはそれぞれ第1平板部50bと第2平板部50cと同時に接する。本発明の電気掃除機100の後部にはバッテリが内蔵されるため、収納状態のときバッテリの重みで本体2が倒れないように本体2がヘッド1の上にほぼ垂直に立つことを可能としている。
Next, the state of the connection portion in each usage state will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 9A, when the
図9(b)に示すように、電気掃除機100が第1の使用状態のとき、回動規制部52の第1凸部52aは第1平板部50bに接する。こうすることで、回動規制部52と平板部50b、50cとで摩擦力が発生し、ヘッド1と本体2との回動を規制することができる。このとき把持部38とヘッド1までの長さが前後方向に長い形状となるため、遠くの清掃範囲まで電気掃除機100が届きやすい。
As shown in FIG. 9B, when the
図9(c)に示すように、電気掃除機100が第2の使用状態のとき、回動規制部52は第1平板部50b、第2平板部50cのいずれにも接することがない。このような構成にすることによって操作者と電気掃除機100との位置関係に応じてヘッド1と本体2とが成す角度が変化するので把持部と操作する者の手の角度が不自然にならない。
As shown in FIG. 9C, when the
第1固定部54と第2固定部56はそれぞれヘッド1と本体2に設けられる。本発明における電気掃除機100では第1固定部54は磁石を、第2固定部56は金属板を用いている。電気掃除機100が第1使用状態のとき、第1固定部54と第2固定部56が接触する位置にそれぞれ設けられる。第1使用状態のときに、第1固定部54、第2固定部56が接触することで、磁力によって接触した状態を保持する。第1固定部54、第2固定部56を設けることで回動規制部52と平板部50b、50cとで実現する回動の規制よりも強い力で規制することが可能となる。なお、本発明では磁石と金属板を用いたが、同じ効果をもたらすものであれば磁石以外であってもよい。
The
(検出部の詳細な構成)
次に、検出部58の詳細な構成について図10から図12を用いて説明する。
(Detailed configuration of detection unit)
Next, the detailed configuration of the
検出部58は本体2の先端部に設けられ、吸引された塵埃などの量を検出して検出信号をセンサ検知表示部16へ出力する。図11に示すように検出部58は、発光部基板58a、発光部基板58a上に実装される発光素子58b、受光部基板58c、受光部基板58c上に実装される受光素子58dから構成される。発光部基板58aと受光部基板58cは通風路60の左右側面にそれぞれ設けられ、発光素子58bから射出される光は通風路60を横切って反対側の受光素子58dで受光される。
The
図11に示すように発光部基板58aは本体2の回動部48に基板の一部が重なるように本体2の裏側に設けられる。受光部基板58cも反対側の同様の位置に設けられる。回動部48の中央は本体2の内側につながるように貫通しているので発光部基板58aとセンサ検知表示部16とを接続する配線をこの貫通孔を通して引き回すことが可能である。
As shown in FIG. 11, the light emitting
次にセンサ検知表示部16の詳細な構成について図12を用いて説明する。センサ検知表示部16はセンサ検知表示部カバー16a、拡散部16b、センサ検知表示部基板16cから構成され、ヘッド1に設けられる。
Next, the detailed configuration of the sensor
センサ検知表示部カバー16aは略半円状の部分と、長方形状の部分とが折れ曲がって接続された形状をしている。また、センサ検知表示部カバーの外周には3つの爪が設けられ、ヘッド1に形成された穴にそれぞれの爪が入ってセンサ検知表示部カバー16aが固定される。こうすることで、センサ検知表示部カバー16aをヘッド1にねじ止めする必要が無くなるので、センサ検知表示部カバー16上にねじ穴を設ける必要が無くなり、表示部として利用できるスペースを最大限確保することが可能となる。
The sensor detection
さらにセンサ検知表示部カバー16aにはのこぎり歯状の凹凸が設けられ、光を散乱することが可能である。こうすることでセンサ検知表示部カバー16a全体から光を射出することが可能となり、視認性の良いセンサ検知表示部16が実現することができる。
Further, the sensor detection
拡散部16bは、センサ検知表示部16aの下側に設けられる。拡散部16bを設け光を拡散部16b全体に拡散させることによって発光部分とそうでないところとのコントラストを抑えることができる。本発明にかかる電気掃除機100の拡散部16bは白色の薄手のシートを採用しているが、上記の目的を達成できるものであれば材質や色はどれでも構わない。また、拡散部16bにスモークをかけたものや、凹凸を設けたものであってもよい。
The
センサ検知表示部基板16cには実装された発光手段(不図示)が搭載される。発光手段は本発明にかかる電気掃除機100においては赤色と緑色の2色を発光することが可能な発光ダイオードである。複数の色を発光する発光ダイオードを搭載し、かつそれぞれの発光ダイオードの明るさを調整することで複数の色を作り出すことが可能となる。
A mounted light emitting means (not shown) is mounted on the sensor detection
(たたき部の詳細な構成)
次に、たたき部24a、24bの詳細な構成について図13、図14を用いて説明する。なお、たたき部24a、24bは、左右一対で構成され同様の構成であるため、詳細な説明はたたき部24bについて説明する。
(Detailed configuration of the tapping part)
Next, the detailed configuration of the tapping
たたき部24bは清掃面をたたくたたき部24bとヘッド1内部に設けられる振動モータ62と振動モータ62を収納する振動モータケース64とから構成される。振動モータ62は回転軸62aに偏心されて取り付けられた分銅62bが回転することによって回転速度に応じた振動を発生させる。振動モータ62を駆動するための電力は配線62cによって外部から供給される。このため、振動モータケース64は分割可能に構成され、配線62cを振動モータケース64の外部に出すことができる。
The tapping
たたき部24bと振動モータケース64とはねじ66によってねじ止めされ、振動モータ62の振動が振動モータケース64に伝わりたたき部24bを振動させる。なお、たたき部24bと振動モータケース64との固定はねじ止め以外の固定方法であっても良い。
The
振動モータ62は振動時には振動モータ62と振動モータケース64とがぶつかり、いわゆるビビり音が発生する。これを防ぐために各部に振動を吸収する部材を設ける。
When the
第1振動吸収部材68は、たたき部24bが挿入されるためにヘッド1下部に設けられる貫通孔に設けられる。この構成にすることでたたき部24bとヘッド1とが振動モータ62の振動によってビビり音を発生させることを防ぐことができる。
The first
第2振動吸収部材70は、振動モータケース64とヘッド1との間に位置する空間に設けられる。この構成にすることで振動モータ62の動作による振動モータケース64の振動がヘッド1に伝わることを防止し、ビビり音を発生させることを防ぐことができる。
The second
第3振動吸収部材72は、振動モータ62の上部に設けられる。この構成にすることで振動モータ62の振動が直接振動モータケース64に伝わることを防ぐことができる。
The third
図14は、図13に示す一点鎖線B-Bで分割した時の断面図である。 FIG. 14 is a cross-sectional view when divided by the alternate long and short dash line BB shown in FIG.
第4振動吸収部材74は、振動モータケース64と振動モータケース64の後方に設けられる仕切り壁76との間に設けられ、振動が仕切り壁76に伝わることを防ぐ。
The fourth
第5振動吸収部材78は、振動モータケース64の上部前方に設けられ、振動モータケース64とヘッド1とが振動によってビビり音が発生することを防ぐ。
The fifth
本発明にかかる電気掃除機100では第1振動吸収部68から第5振動吸収部材78によって振動を吸収しビビり音を抑えるが、この他にもビビり音が発生する場所に振動吸収部材を設けても良い。なお、振動吸収材としては、ゴムやポリウレタン系の材質を用いることができるが振動を吸収する材料であればよい。
In the
(紫外線ランプの詳細な構成)
次に紫外線ランプ28周辺の構成について図15から図17を用いて説明する。紫外線ランプ28はヘッド1内部、吸込み口12後方に配置される。紫外線ランプ28から出射する紫外線は、ヘッド1下部より清掃面に向けて照射され、清掃面の殺菌または除菌を行う。
(Detailed configuration of UV lamp)
Next, the configuration around the
反射板28aは紫外線ランプ28の上側を覆うように設けられる。紫外線ランプ28は円筒形状のため、紫外線ランプ28が点灯すると紫外線は円当面の法線方向に出射される。反射板28aは、紫外線ランプ28の上方に出射される光を反射させて紫外線の出射方向を清掃面側に変える。
The
本発明にかかる電気掃除機100はバッテリで駆動するため、紫外線ランプ28は電力をできるだけ消費しない小電力のランプを使用しているが、この構成にすることにより清掃面とは逆の方向に出射する紫外線も清掃面の殺菌・除菌に利用することが可能であり、小電力のランプであっても出射する光を効率よく使用することができる。
Since the
さらに本発明にかかる電気掃除機100の反射板28aは半円筒形状を採用しているが、上方へ出される光を清掃面側に変更できる形状であれば、略円筒状であっても、多角形状であってもかまわない。
Further, the
また、反射板28aの上部には開口部が左右に設けられ、開口部から筒状部28b、28cが形成される。筒状部28b、28cは紫外線ランプ28の出射光をヘッド1上部に設けられる窓部18a、18bに導く。この構成にすることによって窓部18a、18bを通じて紫外線ランプ28の点灯・非点灯を確認することができるので、紫外線ランプ28の動作を確認しようとしてヘッド1を裏返すことが不要となる。
Further, openings are provided on the left and right in the upper part of the
壁部28dは筒状部28cに接するように反射板28a上に設けられる。壁部28dにはスリットが設けられ、電気配線を固定することが可能である。
The
本発明にかかる電気掃除機100は紫外線ランプ28の出射光が直接目に入らないようにヘッド1が清掃面から持ち上がったときに非点灯となる接地センサ30a、30bを有している。接地センサ30a、30bは発光素子と受光素子とから構成され、発光素子から発光した光が清掃面に反射して受光素子が受光した時は接地状態と判定し、受光素子が受光しなかったときは清掃面から離れていると判定する。
The
接地センサ30aは紫外線ランプ28の前方左側に配置され、接地センサ30bは紫外線ランプ28の後方右側に配置される。接地センサ30a、30bのどちらかがヘッド1が清掃面から離れたことを検知した時、紫外線ランプ28は消灯する。
The
接地センサ30a、30bのための配線は本体2から回動部48の開口部を通してヘッド1から引き出される。本体2から引き出された配線のうち接地センサ30aへは直接配線が引き回される。接地センサ30bへは、配線は吸込み口12上部を通り壁部28dのスリットを通って接地センサ30bまで引き回される。壁部28dのスリットを通して引き回すことによって配線がヘッド1内部で不用意に動いてしまうことを防ぐことができる。
The wiring for the
本発明にかかる電気掃除機100は、配線固定用の壁部として上述の壁部28dの他に、吸込み口12上に設けられる壁部80a、80bと振動モータケース64の外側に設けられる壁部80c、80dを有している。壁部80a、80b、80c、80dそれぞれには壁部28d同様配線固定用のスリットが形成されている。
In the
図17にはヘッド1内部の配線の引き回しが模式的に示されている。図中、太線が配線を表したものであり、壁部80a、80bとで右側の振動モータ62、接地センサ30bに接続される配線が固定される。2か所で固定することにより複数の配線がヘッド1内部でばらばらになることなく、まとまって吸込み口12上に引き回すことができる。
FIG. 17 schematically shows the wiring inside the
壁部80c、80dには左右それぞれの振動モータ62に接続される配線が固定される。振動モータ62が振動するため配線にも振動が伝わるが壁部80c、80dに固定されるため、必要以上に配線が動くことなく、断線を防ぐことができる。
Wiring connected to the left and
なお本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。 The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various changes, modifications, and the like can be made without changing the gist of the present invention.
100 電気掃除機
1 ヘッド
2 本体
12 吸込口
12a、12b 開口部
14 後側車輪
16 センサ検知表示部
16a センサ検知表示部カバー
16b 拡散部
16c センサ検知表示部基板
18a、18b 窓部
20a、20b 前側車輪
22a~22i 突起部
24a、24b たたき部
26 パイル
28 紫外線ランプ
28a 反射板
28b、28c 筒状部
28d 壁部
30a、30b 接地センサ
32 本体側車輪
34a、34b フィルタカバー
36 電池カバー
38 把持部
40 集塵ケース
42 解除ボタン
44 操作スイッチ
46 表示部
48 回動部
50 受け部
50a 凹部
50b 第1平板部
50c 第2平板部
52 回動規制部
52a 第1凸部
52b 第2凸部
52c 第3凸部
54 第1固定部
56 第2固定部
58 検出部
58a 発光部基板
58b 発光素子
58c 受光部基板
58d 受光素子
60 通風路
62 振動モータ
62a 回転軸
62b 分銅
62c モータ用配線
64 振動モータケース
66 ねじ
68 第1振動吸収部材
70 第2振動吸収部材
72 第3振動吸収部材
74 第4振動吸収部材
76 仕切り壁
78 第5振動吸収部材
80a、80b、80c、80d 壁状部
100
Claims (5)
おもりが回転軸に偏心して取り付けられた振動モータと、
前記振動モータを内蔵するモータケースと、
前記振動モータの振動を清掃面に伝えるたたき部と、を備え、
前記たたき部は、前記振動モータと上下方向に並ぶよう、前記モータケースに配され、
前記振動モータは、前記回転軸が上下方向と交差する方向を向くように前記モータケースに配置され、
前記たたき部は、前記振動モータの直下であって、前記モータケースの底部に固定され、
前記吸込口は、前記振動モータよりも後側に配され、
前記ヘッド下部の貫通孔において、第1振動吸収部材および前記たたき部が挿入されるとともに、前記第1振動吸収部材に前記たたき部が挿入されていることを特徴とする、電気掃除機のヘッド。 A head with a suction port for sucking dust,
A vibration motor with a weight mounted eccentrically on the rotating shaft,
The motor case with the built-in vibration motor and
A tapping portion that transmits the vibration of the vibration motor to the cleaning surface is provided.
The tapped portion is arranged in the motor case so as to be vertically aligned with the vibration motor.
The vibration motor is arranged in the motor case so that the rotation axis faces the direction in which the rotation axis intersects the vertical direction.
The tapped portion is directly below the vibration motor and is fixed to the bottom of the motor case.
The suction port is arranged on the rear side of the vibration motor.
A head of an electric vacuum cleaner, characterized in that a first vibration absorbing member and the tapping portion are inserted in a through hole at a lower portion of the head, and the tapping portion is inserted into the first vibration absorbing member.
おもりが回転軸に偏心して取り付けられた振動モータと、
前記振動モータを内蔵するモータケースと、
前記振動モータの振動を清掃面に伝えるたたき部と、を備え、
前記たたき部は、前記振動モータと上下方向に並ぶよう配され、
前記振動モータは、前記回転軸が上下方向と交差する方向を向くように前記モータケースに配され、
前記たたき部は、前記振動モータの直下であって、前記モータケースの底部に配され、
前記振動モータ、前記モータケースおよび前記たたき部を含むたたき機構が当該ヘッドの幅方向に複数並べて設けられることを特徴とする、電気掃除機のヘッド。 A head with a suction port for sucking dust,
A vibration motor with a weight mounted eccentrically on the rotating shaft,
The motor case with the built-in vibration motor and
A tapping portion that transmits the vibration of the vibration motor to the cleaning surface is provided.
The tapped portion is arranged so as to be vertically aligned with the vibration motor.
The vibration motor is arranged in the motor case so that the rotation axis faces the direction in which the rotation axis intersects the vertical direction.
The tapped portion is directly below the vibration motor and is arranged at the bottom of the motor case.
A head of an electric vacuum cleaner, wherein a plurality of tapping mechanisms including the vibration motor, the motor case, and the tapping portion are provided side by side in the width direction of the head.
請求項1~4のいずれかに記載のヘッドとを備えることを特徴とする、電気掃除機。
A vacuum cleaner body with an electric blower and
An electric vacuum cleaner comprising the head according to any one of claims 1 to 4.
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