JP7010539B2 - 駐車スペース検出装置、駐車スペース検出方法、及び制御プログラム - Google Patents

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Description

本開示は、駐車スペース検出装置、駐車スペース検出方法、及び制御プログラムに関する。
車両に取り付けられた撮像部によって撮像された撮像画像を用いて、駐車スペースを検出する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
国際公開第2016/002405号
本発明者は、「期待ピッチ角度」と「実ピッチ角度」との間のズレによって、撮像画像における直線成分から、駐車スペースの「車幅方向ライン」を「基準長」に基づいて検出する検出精度が低下してしまう可能性があることを見出した。「期待ピッチ角度」は、撮像部の撮像方向と該撮像部によって撮像される路面との間でなすことが期待される角度である。「実ピッチ角度」は、撮像画像が撮像されたときに撮像方向と実際に撮像された路面との間でなす角度である。「車幅方向ライン」は、駐車スペースにおいて駐車車両の前後方向に延び且つ駐車スペースにおける前記駐車車両の車幅方向を規定するラインである。ここで、「期待ピッチ角度」と「実ピッチ角度」との間のズレは、例えば、駐車スペースが傾斜している場合、又は、車両において撮像部の配設角度が変わってしまった場合、車両の傾きがある場合等に生じる。
本開示の目的は、駐車スペースの検出精度を向上する、駐車スペース検出装置、駐車スペース検出方法、及び制御プログラムを提供することにある。
第1の態様にかかる駐車スペース検出装置は、車両に搭載された撮像部によって撮像された撮像画像に基づいて、駐車スペースにおいて駐車車両の前後方向に延び且つ前記駐車スペースにおける前記駐車車両の車幅方向を規定する一対の車幅方向ラインを検出する駐車スペース検出装置であって、前記撮像画像が視点変換された視点変換画像における第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアのなす角度に関する主要角度に基づいて、前記撮像部の撮像方向と前記撮像部によって撮像される路面との間でなすことが期待される期待ピッチ角度と前記撮像画像が撮像されたときに前記撮像方向と実際に撮像された路面との間でなす実ピッチ角度とのズレ量に応じた、車幅方向ラインの画像空間内長さの予想値を、前記車幅方向ラインの候補直線を選択するために用いる基準長として算出する基準長算出部を具備する。
第2の態様にかかる駐車スペース検出方法は、車両に搭載された撮像部によって撮像された撮像画像に基づいて、駐車スペースにおいて駐車車両の前後方向に延び且つ前記駐車スペースにおける前記駐車車両の車幅方向を規定する一対の車幅方向ラインを検出する駐車スペース検出方法であって、前記撮像画像が視点変換された視点変換画像における第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアのなす角度に関する主要角度に基づいて、前記撮像部の撮像方向と前記撮像部によって撮像される路面との間でなすことが期待される期待ピッチ角度と前記撮像画像が撮像されたときに前記撮像方向と実際に撮像された路面との間でなす実ピッチ角度とのズレ量に応じた、車幅方向ラインの画像空間内長さの予想値を、前記車幅方向ラインの候補直線を選択するために用いる基準長として算出する。
第3の態様にかかる制御プログラムは、車両に搭載された撮像部によって撮像された撮像画像に基づいて、駐車スペースにおいて駐車車両の前後方向に延び且つ前記駐車スペースにおける前記駐車車両の車幅方向を規定する一対の車幅方向ラインを検出する駐車スペース検出装置に、前記撮像画像が視点変換された視点変換画像における第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアのなす角度に関する主要角度に基づいて、前記撮像部の撮像方向と前記撮像部によって撮像される路面との間でなすことが期待される期待ピッチ角度と前記撮像画像が撮像されたときに前記撮像方向と実際に撮像された路面との間でなす実ピッチ角度とのズレ量に応じた、車幅方向ラインの画像空間内長さの予想値を、前記車幅方向ラインの候補直線を選択するために用いる基準長として算出する、処理を、実行させる。
本開示により、駐車スペースの検出精度を向上する、駐車スペース検出装置、駐車スペース検出方法、及び制御プログラムを提供することができる。
第1実施形態の駐車スペース検出装置の一例を示すブロック図である。 第2実施形態の駐車スペース検出装置の一例を示すブロック図である。 第2実施形態の駐車スペース検出装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。 駐車スペースを含む視点変換画像の一例を示す図である。 第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアを示す図である。 直線成分ペアの2つの直線成分がなす角度θを示す図である。 角度ヒストグラムの一例を示す図である。 第2実施形態の第1対応関係の一例を示す図である。 第2実施形態の第2対応関係の一例を示す図である。 駐車スペースが平坦であるケースの視点変換画像の一例を示す図である。 駐車スペースが下り傾斜であるケースの視点変換画像の一例を示す図である。 駐車スペースが上り傾斜であるケースの視点変換画像の一例を示す図である。 下り傾斜である駐車スペースの説明に供する図である。 上り傾斜である駐車スペースの説明に供する図である。 駐車スペース検出装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。なお、実施形態において、同一又は同等の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の駐車スペース検出装置の一例を示すブロック図である。
図1に示す駐車スペース検出装置10は、車両(自車両)に(例えば自車両の後部に)搭載された撮像部(図示せず)によって撮像された「撮像画像」に基づいて、駐車スペースの「一対の車幅方向ライン」を検出する装置である。「一対の車幅方向ライン」は、駐車スペースにおいて駐車車両の前後方向に延び且つ駐車スペースにおける駐車車両の車幅方向を規定する、一対のラインである。撮像部(図示せず)には、例えば、魚眼レンズ又は広角レンズが用いられる。
図1において駐車スペース検出装置10は、直線成分統合部11と、基準長算出部12と、候補直線選択部13と、車幅方向ラインペア候補検出部14とを有している。以下では、候補直線選択部13を、単に選択部13と呼び、車幅方向ラインペア候補検出部14を、ラインペア候補検出部14と呼ぶ。
直線成分統合部11は、「第1グループの複数の直線成分」に関する情報を入力する。「第1グループの複数の直線成分」は、上記の撮像部(図示せず)によって撮像された「撮像画像」が視点変換された「視点変換画像」において検出された、複数の直線成分である。この複数の直線成分の中には、実際の車幅方向ラインに対応する直線成分の他に、例えば駐車スペースの近傍に置かれたポールに対応する直線成分及び駐車スペースの近傍に立っている人に対応する直線成分、駐車スペースの壁の模様や壁の角に対応する直線成分等が含まれることがある。
直線成分統合部11は、「第1グループの複数の直線成分」において「所定の統合基準」を満たす複数の直線成分を統合して、「第1グループの複数の直線成分」から「第2グループの複数の直線成分」を形成する。例えば、「所定の統合基準」は、2つの直線成分が、互いの延伸方向のなす角度が「所定の角度範囲」内に収まっており且つ互いの離間距離が「所定の離間距離範囲」内に収まっている、という基準である。すなわち、直線成分統合部11は、「第1グループの複数の直線成分」において「統合基準」を満たす各2つの直線成分を統合して1つの直線成分とし「統合基準」を満たさない直線成分をそのままとして、「第2グループの複数の直線成分」を形成する。なお、以下では、直線成分統合部11の上記「統合基準」における「所定の角度範囲」を、後述するライン特定部27の「ラインペア基準」の「角度範囲」と区別するために、「第1の角度範囲」と呼ぶ。そして、後述するように、ライン特定部27の「ラインペア基準」の「角度範囲」を、「第2の角度範囲」と呼ぶ。また、直線成分統合部11の上記「統合基準」における「所定の離間距離範囲」を、後述するラインペア候補検出部26の車幅方向ラインペア候補の検出基準として用いられる「離間距離範囲」と区別するために、「第1の離間距離範囲」と呼ぶ。そして、後述するように、ラインペア候補検出部26にて車幅方向ラインペア候補の検出基準として用いられる「離間距離範囲」を、「第2の離間距離範囲」と呼ぶ。
基準長算出部12は、上記の「第1グループの複数の直線成分」に関する情報を入力する。そして、基準長算出部12は、第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアのなす角度に関する「主要角度」に基づいて、「期待ピッチ角度」と「実ピッチ角度」との「ズレ量」に応じた、車幅方向ラインの「画像空間内長さの予想値」を、「基準長」として算出する。「期待ピッチ角度」は、上記の撮像部の撮像方向と該撮像部によって撮像される路面との間でなすことが期待される角度である。「実ピッチ角度」は、撮像画像が撮像されたときに撮像方向と実際に撮像された路面との間でなす角度である。「期待ピッチ角度と実ピッチ角度との間のズレ」は、例えば、駐車スペースが傾斜している場合、又は、車両において撮像部の配設角度が変わってしまった場合等に生じる。
選択部13は、「第2グループの複数の直線成分」のうちで、基準長算出部12で算出された「基準長」との長さの差分が「所定の差分範囲」内である各直線成分を、「候補直線」として選択する。
ラインペア候補検出部14は、選択部13で選択された複数の候補直線における全ての「候補直線ペア」のうちから、「車幅方向ラインペア候補」を検出する。
以上のように第1実施形態によれば、駐車スペース検出装置10にて選択部13は、第2グループの複数の直線成分のうちで、基準長算出部12で算出された「基準長」との長さの差分が所定の差分範囲内である各直線成分を、候補直線として選択する。基準長算出部12は、第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアのなす角度に関する主要角度に基づいて、期待ピッチ角度と実ピッチ角度とのズレ量に応じた、車幅方向ラインの「画像空間内長さの予想値」を、「基準長」として算出する。
この駐車スペース検出装置10の構成により、「車幅方向ラインペア候補」についての検出対象となる「候補直線」を選択する際の基準となる「基準長」として、期待ピッチ角度と実ピッチ角度とのズレ量に応じた長さを算出することができる。これにより、期待ピッチ角度と実ピッチ角度とのズレによって画像空間内の車幅方向ラインの長さが変わってしまっても、「車幅方向ラインペア候補」についての検出対象となる「候補直線」を精度良く選択することができる。この結果として、車幅方向ラインペア候補の検出精度、更には、駐車スペースの検出精度を向上することができる。
なお、ここでは、選択部13が直線成分統合部11で形成された「第2グループの複数の直線成分」を選択対象としているが、これに限定されるものではなく、「第1グループの複数の直線成分」を選択対象としてもよい。すなわち、この場合には、駐車スペース検出装置10は、直線成分統合部11を有していなくてもよい。
<第2実施形態>
第2実施形態は、より具体的な実施形態に関する。
<駐車スペース検出装置の構成例>
図2は、第2実施形態の駐車スペース検出装置の一例を示すブロック図である。図2において駐車スペース検出装置20は、変換画像形成部21と、直線検出部22と、直線成分統合部23と、基準長算出部24と、候補直線選択部25と、車幅方向ラインペア候補検出部26と、車幅方向ライン特定部27と、記憶部28とを有している。以下では、候補直線選択部25を、単に選択部25と呼び、車幅方向ラインペア候補検出部26を、ラインペア候補検出部26と呼び、車幅方向ライン特定部27を、ライン特定部27と呼ぶ。
変換画像形成部21は、車両(自車両)の後部に搭載された撮像部(図示せず)によって撮像された「撮像画像」を入力する。この「撮像画像」には、路面の画像が含まれている。変換画像形成部21は、入力された撮像画像を視点変換して、「視点変換画像」を形成する。この「視点変換画像」は、例えば、自車両を上方から見たときの様な、「俯瞰画像」、「鳥瞰画像」である。
直線検出部22は、変換画像形成部21で得られた視点変換画像において、直線成分を検出する。直線検出部22は、図2に示すように、例えば、前処理部22Aと、特徴点抽出部22Bと、直線成分検出部22Cとを有している。
前処理部22Aは、変換画像形成部21で得られた視点変換画像の各画素の値を、輝度値に基づいて2値化して、2値化された視点変換画像を得る。そして、前処理部22Aは、2値化された視点変換画像に対して、ノイズ除去処理及び平滑化処理を実行する。これにより、前処理後の視点変換画像が得られる。
特徴点抽出部22Bは、前処理後の視点変換画像において特徴点(エッジ)を抽出する。例えば、特徴点抽出部22Bは、ソーベルフィルタ(ソーベルオペレータ)を用いて、視点変換画像において特徴点を抽出する。
直線成分検出部22Cは、特徴点抽出部22Bで抽出された特徴点を用いて、例えば確率的ハフ変換を行うことにより、視点変換画像における複数の直線成分を検出する。この検出された複数の直線成分は、第1実施形態の「第1グループの複数の直線成分」に対応する。
直線成分統合部23は、第1実施形態の直線成分統合部11と同様に、「第1グループの複数の直線成分」において「所定の統合基準」を満たす複数の直線成分を統合して、「第1グループの複数の直線成分」から「第2グループの複数の直線成分」を形成する。上記の通り、「所定の統合基準」は、例えば、2つの直線成分が、互いの延伸方向のなす角度が「第1の角度範囲」内に収まっており且つ互いの離間距離が「第1の離間距離範囲」内に収まっている、という基準である。これにより、1つの物(例えば、1本の車幅方向ライン)がかすれたり切れたり等することにより複数の直線成分を含むものを、1つの直線成分に統合することができる。
直線成分統合部23は、2つの統合対象直線成分を統合する場合、一方の統合対象直線成分の第1端及び第2端のうちの第1端と、他方の統合対象直線成分の第3端及び第4端のうちで第1端からの距離が第3端よりも大きい第4端とを結ぶ。これにより、直線成分統合部23は、一方の統合対象直線成分と他方の統合対象直線成分とを統合した、上記の第1端と上記の第4端とを2端とする、統合直線成分を形成する。
基準長算出部24は、第1実施形態の基準長算出部12と同様の処理を実行する。すなわち、基準長算出部24は、第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアのなす角度に関する「主要角度」に基づいて、「期待ピッチ角度」と「実ピッチ角度」との「ズレ量」に応じた、車幅方向ラインの「画像空間内長さの予想値」を、「基準長」として算出する。
例えば、基準長算出部24は、「第1対応関係」と、「第2対応関係」と、上記の「主要角度」とに基づいて、車幅方向ラインの「画像空間内長さの予想値」を、「基準長」として算出する。「第1対応関係」は、期待ピッチ角度と実ピッチ角度との複数のズレ量と、各ズレ量に応じた一対の車幅方向ラインがなす画像空間内角度とを対応付けた対応関係である。また、「第2対応関係」は、期待ピッチ角度と実ピッチ角度との複数のズレ量と、各ズレ量に応じた車幅方向ラインの画像空間内長さとを対応付けた対応関係である。すなわち、基準長算出部24は、「主要角度」と第1対応関係とに基づいて、主要角度に対応するズレ量を算出し、算出されたズレ量と第2対応関係とに基づいて、算出されたズレ量に対応する画像空間内長さを、基準長として算出する。なお、「第1対応関係」及び「第2対応関係」は、例えば、自車両の出荷前に予め記憶部28に記憶されている。
例えば、基準長算出部24は、図2に示すように、角度算出部24Aと、主要角度特定部24Bと、基準長算出処理部24Cとを含んでいる。
角度算出部24Aは、第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアのなす角度を算出する。主要角度特定部24Bは、角度算出部24Aによって算出された複数の角度についての角度ヒストグラムに基づいて、「主要角度」を特定する。基準長算出処理部24Cは、主要角度特定部24Bによって特定された「主要角度」に基づいて、「期待ピッチ角度」と「実ピッチ角度」との「ズレ量」に応じた、車幅方向ラインの「画像空間内長さの予想値」を、「基準長」として算出する。
選択部25は、第1実施形態の選択部13と同様に、「第2グループの複数の直線成分」のうちで、基準長算出部12で算出された「基準長」との長さの差分が「所定の差分範囲」内である各直線成分を、「候補直線」として選択する。
ラインペア候補検出部26は、第1実施形態のラインペア候補検出部14と同様に、選択部25で選択された複数の候補直線における全ての「候補直線ペア」のうちから、「車幅方向ラインペア候補」を検出する。
例えば、ラインペア候補検出部26は、選択部25で選択された複数の候補直線における全ての「候補直線ペア」において、互いの離間距離が「第2の離間距離範囲」内に収まっている候補直線ペアを、車幅方向ラインペア候補として検出する。ここで、車両スペースの一対の車幅方向ラインは、おおよそ規格化されていることから、離間距離が略一定の範囲に収まる。このため、該略一定の範囲を、「第2の離間距離範囲」として用いることができる。
ライン特定部27は、ラインペア候補検出部26で検出された車幅方向ラインペア候補のうちで、「ラインペア基準」を満たす車幅方向ラインペア候補を、車幅方向ラインペアとして特定する。「ラインペア基準」は、車幅方向ラインペア候補を構成する第1直線及び第2直線を対向する2辺とする矩形の4つの角の各角度が「第2の角度範囲」に収まる、という基準である。ここで、車両スペースの一対の車幅方向ラインを対向する2辺とする矩形は、通常、略長方形となる。従って、90°-α以上で90+α以下の範囲を、「第2の角度範囲」とすることができる。
<駐車スペース検出装置の動作例>
以上の構成を有する第2実施形態の駐車スペース検出装置の処理動作の一例について説明する。図3は、第2実施形態の駐車スペース検出装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。
駐車スペース検出装置20において変換画像形成部21は、自車両に搭載された撮像部(図示せず)によって撮像された「撮像画像」を取得する(ステップS101)。
変換画像形成部21は、取得した撮像画像を視点変換して、例えば図4に示すような「視点変換画像」を形成する(ステップS102)。図4は、駐車スペースを含む視点変換画像の一例を示す図である。
直線検出部22は、変換画像形成部21で得られた視点変換画像において、直線成分を検出する(ステップS103)。この検出された複数の直線成分が、上記の「第1グループの複数の直線成分」に対応する。
直線成分統合部23は、「第1グループの複数の直線成分」において「所定の統合基準」を満たす複数の直線成分を統合して(ステップS104)、「第1グループの複数の直線成分」から「第2グループの複数の直線成分」を形成する。
角度算出部24Aは、第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアのなす角度を算出する(ステップS105)。すなわち、角度算出部24Aは、図4の視点変換画像において検出された第1グループの複数の直線成分における各2つの直線成分を直線成分ペア(図5参照)として、各直線成分ペアの2つの直線成分がなす角度θを算出する(図6参照)。図5は、第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアを示す図である。図6は、直線成分ペアの2つの直線成分がなす角度θを示す図である。
主要角度特定部24Bは、角度算出部24Aによって算出された複数の角度についての角度ヒストグラム(図7参照)に基づいて、「主要角度」を特定する(ステップS106)。例えば、主要角度特定部24Bは、角度算出部24Aによって算出された複数の角度から、図7に示すような角度ヒストグラムを算出する。そして、主要角度特定部24Bは、角度ヒストグラムにおいて最もサンプル数の多い角度を、「主要角度」として特定する。図7の角度ヒストグラムの例では、主要角度は、約12°となっている。
基準長算出処理部24Cは、主要角度特定部24Bによって特定された「主要角度」に基づいて、「期待ピッチ角度」と「実ピッチ角度」との「ズレ量」に応じた、車幅方向ラインの「画像空間内長さの予想値」を、「基準長」として算出する(ステップS107)。
具体的には、基準長算出処理部24Cは、「主要角度」と図8に示すような第1対応関係とに基づいて、主要角度に対応するズレ量を算出し、算出されたズレ量と図9に示すような第2対応関係とに基づいて、算出されたズレ量に対応する画像空間内長さを、基準長として算出する。図8は、第2実施形態の第1対応関係の一例を示す図である。図9は、第2実施形態の第2対応関係の一例を示す図である。
ここで、図10~図14を参照して、駐車スペースの傾斜と視点変換画像における一対の車幅方向ラインのなす角度との関係について説明する。図10は、駐車スペースが平坦であるケースの視点変換画像の一例を示す図である。図11は、駐車スペースが下り傾斜であるケースの視点変換画像の一例を示す図である。図12は、駐車スペースが上り傾斜であるケースの視点変換画像の一例を示す図である。図13は、下り傾斜である駐車スペースの説明に供する図である。図14は、上り傾斜である駐車スペースの説明に供する図である。
ここでは、車両において撮像部の配設角度に変化が無いことを前提とする。駐車スペースが平坦である場合、視点変換画像は、図10に示すようなものになる。すなわち、一対の車幅方向ラインは、平行になっている。
これに対して、例えば、図13に示すように駐車スペースが下り傾斜になっている場合、図11に示すように、一対の車幅方向ラインは、平行とはならず、また各車幅方向ラインの長さは、図10の車幅方向ラインの長さに比べて、短くなる。
また、例えば、図14に示すように駐車スペースが上り傾斜になっている場合、図12に示すように、一対の車幅方向ラインは、平行とはならず、また各車幅方向ラインの長さは、図10の車幅方向ラインの長さに比べて、長くなる。
このような傾斜角度(期待ピッチ角度と実ピッチ角度とのズレ量に対応)と、一対の車幅方向ラインのなす角度及び各車幅方向ラインの長さとの関係を予め計測(算出)することによって、第1対応関係及び第2対応関係が作成される。
以上のように第2実施形態によれば、駐車スペース検出装置20にて基準長算出部24は、上記の「第1対応関係」と「第2対応関係」と「主要角度」とに基づいて、車幅方向ラインの「画像空間内長さの予想値」を、「基準長」として算出する。
この駐車スペース検出装置20の構成により、「車幅方向ラインペア候補」についての検出対象となる「候補直線」を選択する際の基準となる「基準長」として、期待ピッチ角度と実ピッチ角度とのズレ量に応じた長さを精度良く算出することができる。
<他の実施形態>
図15は、駐車スペース検出装置のハードウェア構成例を示す図である。図15において駐車スペース検出装置100は、プロセッサ101と、メモリ102とを有している。第1実施形態及び第2実施形態の駐車スペース検出装置10,20の直線成分統合部11,23と、基準長算出部12,24と、候補直線選択部13,25と、車幅方向ラインペア候補検出部14,26と、変換画像形成部21と、直線検出部22と、車幅方向ライン特定部27とは、プロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより実現されてもよい。記憶部28は、メモリ102によって実現されてもよい。プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、駐車スペース検出装置10,20に供給することができる。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によって駐車スペース検出装置10,20に供給されてもよい。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
車両に搭載された撮像部によって撮像された撮像画像に基づいて、駐車スペースにおいて駐車車両の前後方向に延び且つ前記駐車スペースにおける前記駐車車両の車幅方向を規定する一対の車幅方向ラインを検出する駐車スペース検出装置であって、
前記撮像画像が視点変換された視点変換画像における第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアのなす角度に関する主要角度に基づいて、前記撮像部の撮像方向と前記撮像部によって撮像される路面との間でなすことが期待される期待ピッチ角度と前記撮像画像が撮像されたときに前記撮像方向と実際に撮像された路面との間でなす実ピッチ角度とのズレ量に応じた、車幅方向ラインの画像空間内長さの予想値を、前記車幅方向ラインの候補直線を選択するために用いる基準長として算出する基準長算出部を具備する駐車スペース検出装置。
(付記2)
前記基準長算出部は、前記期待ピッチ角度と前記実ピッチ角度との複数のズレ量と、各ズレ量に応じた一対の車幅方向ラインがなす画像空間内角度とを対応付けた第1対応関係と、前記複数のズレ量と、各ズレ量に応じた車幅方向ラインの画像空間内長さとを対応付けた第2対応関係と、前記主要角度とに基づいて、前記予想値を前記基準長として算出する、
付記1記載の駐車スペース検出装置。
(付記3)
前記基準長算出部は、前記主要角度と前記第1対応関係とに基づいて、前記主要角度に対応するズレ量を算出し、前記算出されたズレ量と前記第2対応関係とに基づいて、前記算出されたズレ量に対応する画像空間内長さを、前記基準長として算出する、
付記2記載の駐車スペース検出装置。
(付記4)
前記第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアのなす角度を算出する角度算出部と、
前記算出された複数の角度についての角度ヒストグラムに基づいて、前記主要角度を特定する主要角度特定部と、
をさらに具備する付記1から3のいずれか1項に記載の駐車スペース検出装置。
(付記5)
前記第1グループの複数の直線成分において所定の統合基準を満たす複数の直線成分を統合して、前記第1グループの複数の直線成分から第2グループの複数の直線成分を形成する直線成分統合部をさらに具備する付記1から4のいずれか1項に記載の駐車スペース検出装置。
(付記6)
前記直線成分統合部は、前記第1グループの複数の直線成分において、互いの延伸方向のなす角度が第1の角度範囲内に収まっており且つ互いの離間距離が第1の離間距離範囲内に収まっている、複数の統合対象直線成分を統合する、
付記5記載の駐車スペース検出装置。
(付記7)
前記直線成分統合部は、第1統合対象直線成分と第2統合対象直線成分とを統合する場合、前記第1統合対象直線成分の第1端及び第2端のうちの第1端と、前記第2統合対象直線成分の第3端及び第4端のうちで前記第1端からの距離が前記第3端よりも大きい前記第4端とを結ぶことにより、前記第1端と前記第4端とを2つの端とする統合直線成分を形成する、
付記6記載の駐車スペース検出装置。
(付記8)
前記形成された第2グループの複数の直線成分のうちで前記基準長との長さの差分が所定の差分範囲内である各直線成分を、前記候補直線として選択する選択部をさらに具備する付記5から7のいずれか1項に記載の駐車スペース検出装置。
(付記9)
前記第1グループの複数の直線成分のうちで前記基準長との長さの差分が所定の差分範囲内である各直線成分を、前記候補直線として選択する選択部をさらに具備する付記1から4のいずれかに記載の駐車スペース検出装置。
(付記10)
前記選択された複数の候補直線における全ての候補直線ペアのうちから、車幅方向ラインペア候補を検出する車幅方向ラインペア候補検出部をさらに具備する付記8又は9記載の駐車スペース検出装置。
(付記11)
前記車幅方向ラインペア候補検出部は、前記全ての候補直線ペアにおいて、互いの離間距離が第2の離間距離範囲内に収まっている候補直線ペアを、前記車幅方向ラインペア候補として検出する、
付記10記載の駐車スペース検出装置。
(付記12)
前記車幅方向ラインペア候補検出部によって検出された車幅方向ラインペア候補のうちで、該車幅方向ラインペア候補を構成する第1直線及び第2直線を対向する2辺とする矩形の4つの角の各角度が第2の角度範囲に収まる車幅方向ラインペア候補を、車幅方向ラインペアとして特定する車幅方向ライン特定部をさらに具備する、
付記10又は11に記載の駐車スペース検出装置。
(付記13)
車両に搭載された撮像部によって撮像された撮像画像に基づいて、駐車スペースにおいて駐車車両の前後方向に延び且つ前記駐車スペースにおける前記駐車車両の車幅方向を規定する一対の車幅方向ラインを検出する駐車スペース検出方法であって、
前記撮像画像が視点変換された視点変換画像における第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアのなす角度に関する主要角度に基づいて、前記撮像部の撮像方向と前記撮像部によって撮像される路面との間でなすことが期待される期待ピッチ角度と前記撮像画像が撮像されたときに前記撮像方向と実際に撮像された路面との間でなす実ピッチ角度とのズレ量に応じた、車幅方向ラインの画像空間内長さの予想値を、前記車幅方向ラインの候補直線を選択するために用いる基準長として算出する、
駐車スペース検出方法。
(付記14)
前記基準長の算出では、前記期待ピッチ角度と前記実ピッチ角度との複数のズレ量と、各ズレ量に応じた一対の車幅方向ラインがなす画像空間内角度とを対応付けた第1対応関係と、前記複数のズレ量と、各ズレ量に応じた車幅方向ラインの画像空間内長さとを対応付けた第2対応関係と、前記主要角度とに基づいて、前記予想値を前記基準長として算出する、
付記13記載の駐車スペース検出方法。
(付記15)
前記基準長の算出では、前記主要角度と前記第1対応関係とに基づいて、前記主要角度に対応するズレ量を算出し、前記算出されたズレ量と前記第2対応関係とに基づいて、前記算出されたズレ量に対応する画像空間内長さを、前記基準長として算出する、
付記13又は14に記載の駐車スペース検出方法。
(付記16)
前記第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアのなす角度を算出し、
前記算出された複数の角度についての角度ヒストグラムに基づいて、前記主要角度を特定する、
付記13から15のいずれか1項に記載の駐車スペース検出方法。
(付記17)
前記第1グループの複数の直線成分において所定の統合基準を満たす複数の直線成分を統合して、前記第1グループの複数の直線成分から第2グループの複数の直線成分を形成する、
付記13から16のいずれか1項に記載の駐車スペース検出方法。
(付記18)
前記直線成分の統合では、前記第1グループの複数の直線成分において、互いの延伸方向のなす角度が第1の角度範囲内に収まっており且つ互いの離間距離が第1の離間距離範囲内に収まっている、複数の統合対象直線成分を統合する、
付記17記載の駐車スペース検出方法。
(付記19)
前記直線成分の統合では、第1統合対象直線成分と第2統合対象直線成分とを統合する場合、前記第1統合対象直線成分の第1端及び第2端のうちの第1端と、前記第2統合対象直線成分の第3端及び第4端のうちで前記第1端からの距離が前記第3端よりも大きい前記第4端とを結ぶことにより、前記第1端と前記第4端とを2つの端とする統合直線成分を形成する、
付記18記載の駐車スペース検出方法。
(付記20)
前記形成された第2グループの複数の直線成分のうちで前記基準長との長さの差分が所定の差分範囲内である各直線成分を、前記候補直線として選択する、
付記17から19のいずれか1項に記載の駐車スペース検出方法。
(付記21)
前記第1グループの複数の直線成分のうちで前記基準長との長さの差分が所定の差分範囲内である各直線成分を、前記候補直線として選択する、
付記13から16のいずれか1項に記載の駐車スペース検出方法。
(付記22)
前記選択された複数の候補直線における全ての候補直線ペアのうちから、車幅方向ラインペア候補を検出する、
付記20又は21に記載の駐車スペース検出方法。
(付記23)
前記車幅方向ラインペア候補の検出では、前記全ての候補直線ペアにおいて、互いの離間距離が第2の離間距離範囲内に収まっている候補直線ペアを、前記車幅方向ラインペア候補として検出する、
付記22記載の駐車スペース検出方法。
(付記24)
前記検出された車幅方向ラインペア候補のうちで、該車幅方向ラインペア候補を構成する第1直線及び第2直線を対向する2辺とする矩形の4つの角の各角度が第2の角度範囲に収まる車幅方向ラインペア候補を、車幅方向ラインペアとして特定する、
付記22又は23に記載の駐車スペース検出方法。
(付記25)
車両に搭載された撮像部によって撮像された撮像画像に基づいて、駐車スペースにおいて駐車車両の前後方向に延び且つ前記駐車スペースにおける前記駐車車両の車幅方向を規定する一対の車幅方向ラインを検出する駐車スペース検出装置に、
前記撮像画像が視点変換された視点変換画像における第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアのなす角度に関する主要角度に基づいて、前記撮像部の撮像方向と前記撮像部によって撮像される路面との間でなすことが期待される期待ピッチ角度と前記撮像画像が撮像されたときに前記撮像方向と実際に撮像された路面との間でなす実ピッチ角度とのズレ量に応じた、車幅方向ラインの画像空間内長さの予想値を、前記車幅方向ラインの候補直線を選択するために用いる基準長として算出する、
処理を、実行させる制御プログラム。
10,20 駐車スペース検出装置
11,23 直線成分統合部
12,24 基準長算出部
13,25 候補直線選択部(選択部)
14,26 車幅方向ラインペア候補検出部(ラインペア候補検出部)
21 変換画像形成部
22 直線検出部
22A 前処理部
22B 特徴点抽出部
22C 直線成分検出部
24A 角度算出部
24B 主要角度特定部
24C 基準長算出処理部
27 車幅方向ライン特定部(ライン特定部)
28 記憶部

Claims (10)

  1. 車両に搭載された撮像部によって撮像された撮像画像に基づいて、駐車スペースにおいて駐車車両の前後方向に延び且つ前記駐車スペースにおける前記駐車車両の車幅方向を規定する一対の車幅方向ラインを検出する駐車スペース検出装置であって、
    前記撮像画像が視点変換された視点変換画像における第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアのなす角度に関する主要角度に基づいて、前記撮像部の撮像方向と前記撮像部によって撮像される路面との間でなすことが期待される期待ピッチ角度と前記撮像画像が撮像されたときに前記撮像方向と実際に撮像された路面との間でなす実ピッチ角度とのズレ量に応じた、車幅方向ラインの画像空間内長さの予想値を、前記車幅方向ラインの候補直線を選択するために用いる基準長として算出する基準長算出部を具備する駐車スペース検出装置。
  2. 前記基準長算出部は、前記期待ピッチ角度と前記実ピッチ角度との複数のズレ量と、各ズレ量に応じた一対の車幅方向ラインがなす画像空間内角度とを対応付けた第1対応関係と、前記複数のズレ量と、各ズレ量に応じた車幅方向ラインの画像空間内長さとを対応付けた第2対応関係と、前記主要角度とに基づいて、前記予想値を前記基準長として算出する、
    請求項1記載の駐車スペース検出装置。
  3. 前記第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアのなす角度を算出する角度算出部と、
    前記算出された複数の角度についての角度ヒストグラムに基づいて、前記主要角度を特定する主要角度特定部と、
    をさらに具備する請求項1又は2に記載の駐車スペース検出装置。
  4. 前記第1グループの複数の直線成分において所定の統合基準を満たす複数の直線成分を統合して、前記第1グループの複数の直線成分から第2グループの複数の直線成分を形成する直線成分統合部をさらに具備する請求項1から3のいずれか1項に記載の駐車スペース検出装置。
  5. 前記直線成分統合部は、前記第1グループの複数の直線成分において、互いの延伸方向のなす角度が第1の角度範囲内に収まっており且つ互いの離間距離が第1の離間距離範囲内に収まっている、複数の統合対象直線成分を統合する、
    請求項4記載の駐車スペース検出装置。
  6. 前記形成された第2グループの複数の直線成分のうちで前記基準長との長さの差分が所定の差分範囲内である各直線成分を、前記候補直線として選択する選択部をさらに具備する請求項4又は5に記載の駐車スペース検出装置。
  7. 前記選択された複数の候補直線における全ての候補直線ペアにおいて、互いの離間距離が第2の離間距離範囲内に収まっている候補直線ペアを、車幅方向ラインペア候補として検出する車幅方向ラインペア候補検出部をさらに具備する請求項6記載の駐車スペース検出装置。
  8. 前記車幅方向ラインペア候補検出部によって検出された車幅方向ラインペア候補のうちで、該車幅方向ラインペア候補を構成する第1直線及び第2直線を対向する2辺とする矩形の4つの角の各角度が第2の角度範囲に収まる車幅方向ラインペア候補を、車幅方向ラインペアとして特定する車幅方向ライン特定部をさらに具備する、
    請求項7記載の駐車スペース検出装置。
  9. 車両に搭載された撮像部によって撮像された撮像画像に基づいて、駐車スペースにおいて駐車車両の前後方向に延び且つ前記駐車スペースにおける前記駐車車両の車幅方向を規定する一対の車幅方向ラインを検出する駐車スペース検出方法であって、
    前記撮像画像が視点変換された視点変換画像における第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアのなす角度に関する主要角度に基づいて、前記撮像部の撮像方向と前記撮像部によって撮像される路面との間でなすことが期待される期待ピッチ角度と前記撮像画像が撮像されたときに前記撮像方向と実際に撮像された路面との間でなす実ピッチ角度とのズレ量に応じた、車幅方向ラインの画像空間内長さの予想値を、前記車幅方向ラインの候補直線を選択するために用いる基準長として算出する、
    駐車スペース検出方法。
  10. 車両に搭載された撮像部によって撮像された撮像画像に基づいて、駐車スペースにおいて駐車車両の前後方向に延び且つ前記駐車スペースにおける前記駐車車両の車幅方向を規定する一対の車幅方向ラインを検出する駐車スペース検出装置に、
    前記撮像画像が視点変換された視点変換画像における第1グループの複数の直線成分における各直線成分ペアのなす角度に関する主要角度に基づいて、前記撮像部の撮像方向と前記撮像部によって撮像される路面との間でなすことが期待される期待ピッチ角度と前記撮像画像が撮像されたときに前記撮像方向と実際に撮像された路面との間でなす実ピッチ角度とのズレ量に応じた、車幅方向ラインの画像空間内長さの予想値を、前記車幅方向ラインの候補直線を選択するために用いる基準長として算出する、
    処理を、実行させる制御プログラム。
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