JP7006957B2 - Pachinko machine - Google Patents
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Description
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine such as a pachinko gaming machine.
遊技機の一例であるパチンコ遊技機では、例えば下記特許文献1に記載されているように、始動口への入球に基づいて大当たりであるかの判定が行われ、その判定の結果に基づいて、遊技者に有利な遊技状態に制御される。この文献に記載の遊技機では、大当たりであるかの判定の結果に基づいて、演出図柄を変動表示する変動演出が行われる。この変動演出においては、演出図柄を仮停止表示させた後に再変動表示させる擬似連演出が行われることがあり、擬似連演出の回数が多いほど大当たりへの期待度が高まるようになっている。
In a pachinko gaming machine, which is an example of a gaming machine, for example, as described in
ところで、上記特許文献1に記載されているような擬似連演出については、遊技の興趣を向上させるため、未だ改良の余地がある。
By the way, there is still room for improvement in the pseudo-continuous production as described in
本発明の遊技機は、
遊技者に有利な有利遊技状態にするか否かの判定を行う判定手段と、
前記判定の結果に基づいて前記有利遊技状態に制御する遊技状態制御手段と、
演出を制御可能な演出制御手段と、を備え、
前記演出制御手段は、
前記判定の結果に基づいて、所定の演出図柄の変動表示を行うことと、
停止表示させた前記演出図柄を再変動表示させる演出であって、実行回数が多いほど前記有利遊技状態になる期待度が高い擬似連演出を実行することと、が可能であり、
前記擬似連演出の実行を示唆する擬似連表示を、前記演出図柄として、複数回の前記擬似連演出の実行を示唆する第1態様で停止表示するときと、前記擬似連演出を複数回実行する場合でも1回実行する場合でも表示される第2態様で停止表示するときとがあり、
前記第2態様の擬似連表示を行った場合、さらに擬似連表示が行われることを示唆する特定擬似連演出を行うことがあり、
前記特定擬似連演出は、前記擬似連表示を想起させ得る表示であって前記演出図柄ではない特定表示の移動を含み、当該特定表示が次の擬似連演出の実行を示唆する擬似連表示として表示されることを表現した演出であることを特徴とする遊技機である。
The gaming machine of the present invention
A determination means for determining whether or not to enter an advantageous gaming state that is advantageous to the player,
A game state control means for controlling the advantageous game state based on the result of the determination, and
Equipped with a production control means that can control the production,
The effect control means is
Based on the result of the above determination, the variation display of a predetermined effect symbol is performed.
It is possible to perform a pseudo-continuous effect in which the stop-displayed effect symbol is re-variably displayed, and the higher the number of executions, the higher the expectation that the advantageous gaming state will be achieved.
When the pseudo-continuous display suggesting the execution of the pseudo-continuous effect is stopped and displayed as the effect symbol in the first aspect suggesting the execution of the pseudo-continuous effect a plurality of times, the pseudo-continuous effect is executed a plurality of times. In some cases, even if it is executed once, it may be stopped and displayed in the second mode that is displayed.
When the pseudo-continuous display of the second aspect is performed, a specific pseudo-continuous effect suggesting that the pseudo-continuous display is further performed may be performed.
The specific pseudo-continuous effect is a display that can be reminiscent of the pseudo-continuous display and includes a movement of a specific display that is not the effect symbol, and the specific display is displayed as a pseudo-continuous display suggesting execution of the next pseudo-continuous effect. It is a gaming machine characterized by being a production that expresses what is being done.
本発明の遊技機によれば、演出を通じて遊技の興趣を向上可能である。 According to the gaming machine of the present invention, it is possible to improve the interest of the game through the production.
以下、本発明の遊技機の実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。なお、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対する情報、信号、物理量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。また、後述の任意のフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる又は並列に実行できる。 Hereinafter, embodiments of the gaming machine of the present invention will be specifically described with reference to the drawings. In each of the referenced figures, the same parts are designated by the same reference numerals, and duplicate explanations regarding the same parts will be omitted in principle. In this specification, for the sake of simplification of description, by describing a symbol or a code that refers to an information, a signal, a physical quantity, a member, etc., the name of the information, a signal, a physical quantity, a member, etc. for the symbol or the code is omitted or It may be abbreviated. Further, in any flowchart described later, a plurality of processes in any plurality of steps can be arbitrarily changed in the execution order or executed in parallel as long as the processing contents do not conflict with each other.
1.遊技機の構造
第1形態のパチンコ遊技機PY1について説明する。最初に、パチンコ遊技機PY1の構造について図1~図5を用いて説明する。なお、以下の説明において、パチンコ遊技機PY1の各部の左右上下方向は、そのパチンコ遊技機PY1に対面する遊技者にとっての(正面視の)左右上下方向のことである。また、「前方」は、パチンコ遊技機PY1から当該パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者に近づく方向とし、「後方」は、パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者から当該パチンコ遊技機PY1に近づく方向とする。
1. 1. Structure of the gaming machine The pachinko gaming machine PY1 of the first form will be described. First, the structure of the pachinko gaming machine PY1 will be described with reference to FIGS. 1 to 5. In the following description, the left-right and up-down directions of each part of the pachinko gaming machine PY1 are the left-right and up-down directions (front view) for the player facing the pachinko gaming machine PY1. Further, "front" is the direction in which the pachinko gaming machine PY1 approaches the player facing the pachinko gaming machine PY1, and "rear" is the direction in which the player facing the pachinko gaming machine PY1 approaches the pachinko gaming machine PY1. And.
図1に示すように、パチンコ遊技機PY1は、遊技機枠2を備えている。遊技機枠2は、後述する遊技盤ユニットYUが取り付けられる遊技盤取付枠2Aと、遊技盤取付枠2Aにヒンジ2Bを介して回転自在に支持される前枠23mと、を備える。前枠23mは遊技盤取付枠2Aに対して開閉が可能である。前枠23mには、透明板23tが取り付けられている。前枠23mが閉じられているとき、遊技盤取付枠2Aに取り付けられた遊技盤1と透明板23tとは対面する。よって、パチンコ遊技機PY1が遊技店に設置されると、当該パチンコ遊技機PY1の前方にいる遊技者は、透明板23tを通して、遊技盤1に形成された遊技領域6を視認することができる。透明板23tは、透明なガラス板や透明な合成樹脂板等を用いることができる。透明板23tは、パチンコ遊技機PY1の前方から遊技領域6を視認可能であればよい。
As shown in FIG. 1, the pachinko gaming machine PY1 includes a
前枠23mの前面の右下部には、遊技球を発射させるための回転操作が可能なハンドル72kが設けられている。ハンドル72kが操作された量(回転角度)が、遊技球を発射させるために遊技球に与えられる力(後述する発射装置72が発射ソレノイドに駆動させる量)の大きさ(発射強度)に対応付けられている。よって、遊技球は、ハンドル72kの回転操作に応じた発射強度で発射される。また、前枠23mの前面の下部中央には、前方に向けて大きく突出した下部装飾体36が設けられている。下部装飾体36の上面には、ハンドル72kに供給される遊技球を貯留するための上皿34が形成されている。また、下部装飾体36の正面の下部中央には、上皿34に収容しきれない余剰の遊技球を貯留するための下皿35が設けられている。
At the lower right of the front surface of the
下部装飾体36の上面の上皿34より前方側には、下方に押下操作可能な第1入力装置(以下「通常ボタン」)40が設けられている。また、前枠23mの表面の右縁部から前方に突出して形成されている右部装飾体32において、下方に押下操作可能な第2入力装置(以下「特殊ボタン」)41が設けられている。
A first input device (hereinafter referred to as “normal button”) 40 that can be pressed downward is provided on the front side of the
また、前枠23mの表面の上部から前方に突出して形成されている上部装飾体31の底面に、音を出力可能なスピーカ52が設けられている。スピーカ52は、左側に配置された左スピーカ52Lと、右側に配置された右スピーカ52Rと、からなる。また、前枠23mの右縁部と、下部装飾体36における正面の下皿35の左側および右側とに、発光可能な枠ランプ53が設けられている。さらに、前枠23mの左縁部および右縁部の上側には、遊技興趣を高めることを目的とする演出装置としての可動式の枠可動装置58が取り付けられている。枠可動装置58は、左側に配置された左枠可動装置58Lと、右側に配置された右枠可動装置58Rと、で構成される。
Further, a
なお、遊技機枠2に設けられる部材や装置の位置や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
The positions and numbers of the members and devices provided in the
次に、遊技盤ユニットYUについて、主に図2~図5を用いて説明する。遊技盤ユニットYUは、遊技盤1と、遊技盤1の背面側に取り付けられた演出用ユニット1Uと、を有する。最初に、遊技盤1について説明する。遊技盤1は透明な合成樹脂板で構成されている。遊技盤1の略中央には正面視略円形の開口部1Aが形成されている。開口部1Aに沿って、遊技球が流下可能な遊技領域6を区画するための略リング状の内側壁部1Bが前方に突出して形成されている。また、内側壁部1Bの外側にも、遊技領域6を区画するための略リング状の外側壁部1Cが前方に突出して形成されている。
Next, the game board unit YU will be described mainly with reference to FIGS. 2 to 5. The game board unit YU has a
遊技盤1の前面には、内側壁部1B、外側壁部1Cなどで囲まれた遊技領域6が形成されている。すなわち、遊技盤1の前面が、内側壁部1Bおよび外側壁部1Cによって、遊技領域6とそれ以外の領域とに仕切られている。
A
遊技領域6は、ハンドル72kの操作によって発射された遊技球が流下可能な領域であり、パチンコ遊技機PY1で遊技を行うために設けられている。なお、遊技領域6には、多数の遊技くぎ(図示なし)が突設されている。遊技くぎは、遊技領域6に進入して遊技領域6を流下する遊技球を、後述する第1始動口11、第2始動口12、一般入賞口10、ゲート13、第1大入賞口14、および、第2大入賞口15などに適度に誘導する経路を構成している。なお、第1始動口11や第2始動口12といった始動口を入球口と称し、第1大入賞口14や第2大入賞口15といった大入賞口を特別入賞口あるいは特定の入賞口と称し、ゲートを通過口あるいは通過領域と称することができるものとする。
The
遊技領域6の中央付近には、開口部1Aの周縁を装飾するセンター枠(センター装飾体)61が設けられている。センター枠61には、後述する第1始動口11へ遊技球を誘導可能なステージや、ステージへ遊技球を誘導可能なワープが設けられている。
A center frame (center decorative body) 61 for decorating the peripheral edge of the
また、遊技領域6には、遊技球が入球可能な第1始動口11が形成された第1始動入賞装置11Dと、第2始動口12への入球を可能または不可能にさせる第2始動入賞装置(所謂「電チュー」)12Dと、が設けられている。
Further, in the
第1始動入賞装置11Dは不動である。そのため、第1始動口11は、遊技球の入球し易さが変化せずに一定(不変)である。遊技球の第1始動口11への入賞は、第1特別図柄(以下、「特図1」という)の抽選(後述の特図1関係乱数の取得と判定:以下、「特図1抽選」ともいう)および特図1の可変表示の契機となっている。また、遊技球が第1始動口11へ入賞すると、所定個数(本形態では4個)の遊技球が賞球として払い出される。
The first
電チュー12Dは、作動可能な電チュー開閉部材12kを備えている。電チュー開閉部材12kは、通常は(通常状態では)、第2始動口12への遊技球の入球が不可能な閉鎖位置にある。そして、特別状態になると、第2始動口12への遊技球の入球が可能な開放位置に移動する。このように、電チュー開閉部材12kが開放位置に移動することを第2始動口12または電チュー12Dの「開状態」ともいい、開状態であるときだけ遊技球の第2始動口12への入球が可能となる。一方、電チュー開閉部材12kが閉鎖位置にあることを第2始動口12または電チュー12Dの「閉状態」ともいう。また、第2始動口12または電チュー12Dが「開状態」になることを「電チュー12Dが開放する」ともいい、電チュー12Dが「閉状態」になることを「電チュー12Dが閉鎖する」ともいう。
The
遊技球の第2始動口12への入賞は、第2特別図柄(以下、「特図2」という)の抽選(後述の特図2関係乱数の取得と判定:以下、「特図2抽選」ともいう)および特図2の可変表示の契機となっている。また、遊技球が第2始動口12へ入賞すると、所定個数(本形態では4個)の遊技球が賞球として払い出される。なお、遊技領域6には、遊技球を第2始動口12へ誘導する誘導ステージ12gが設けられている。
The prize for the
また、遊技領域6には、遊技球が入球可能な一般入賞口(普通入賞口)10が設けられている。遊技球が一般入賞口10へ入賞すると、所定個数(本形態では3個)の遊技球が賞球として払い出される。
Further, the
また、遊技領域6には、遊技球が通過可能なゲート13が設けられている。遊技球のゲート13の通過は、普通図柄(以下、「普図」という)の抽選(すなわち普通図柄乱数の取得と判定:以下、「普図抽選」という)および普図の可変表示の契機となっている。補助遊技が実行されることによって電チュー12Dを開放する。すなわち、補助遊技は、電チュー12Dの開放を伴う遊技である。
Further, the
また、遊技領域6には、遊技球が入球可能な第1大入賞口14が形成された第1大入賞装置14D(以下、「通常AT14D」ともいう)が設けられている。第1大入賞装置14Dは、開状態と閉状態とに作動可能な通常AT開閉部材14kを備える。通常AT開閉部材14kの作動により第1大入賞口14が開閉する。通常AT開閉部材14kは、通常では第1大入賞口14を塞ぐ閉状態になっており、遊技球が第1大入賞口14の中に入球することは不可能である。通常AT開閉部材14kが開状態に作動すると、遊技球が第1大入賞口14の中に入球することが可能になる。このように、通常AT開閉部材14kが開状態であるときだけ遊技球の第1大入賞口14への入球が可能となる。遊技球が第1大入賞口14へ入賞すると、所定個数(本形態では15個)の遊技球が賞球として払い出される。
Further, the
また、遊技領域6には、遊技球が入球可能な第2大入賞口15が形成された第2大入賞装置15D(以下、「VAT15D」ともいう)が設けられている。第2大入賞装置15Dは、作動可能なVAT開閉部材15kを備えている。VAT開閉部材15kは、通常では第2大入賞口15を塞いでいる。VAT開閉部材15kは開状態をとることができる。VAT開閉部材15kが開状態であるときだけ遊技球の第2大入賞口15への入球が可能となる。一方、VAT開閉部材15kが第2大入賞口15を塞いでいる状態を「閉状態」ともいう。このように、VAT開閉部材15kの作動によって第2大入賞口15が開閉する。遊技球が第2大入賞口15へ入賞すると、所定個数(本形態では15個)の遊技球が賞球として払い出される。
Further, the
ここで、図3を用いて、第2大入賞装置15Dについて詳細に説明する。第2大入賞装置15Dの内部には、第2大入賞口15に入球した遊技球を検知し、遊技球を下方へ通過させることが可能なゲート状の第2大入賞口センサ15aが設けられている。
Here, the second prize-winning
第2大入賞口センサ15aの下流域には、遊技球が通過(進入)可能な特定領域16と非特定領域17とが設けられている。第2大入賞口センサ15aを通過した遊技球は、振分装置16Dによって、特定領域16か非特定領域17かに振り分けられる。振分装置16Dは、略矩形状の平板からなる振分部材16kと、振分部材16kを駆動する振分ソレノイド16sとを備えている。振分部材16kは、振分ソレノイド16sの駆動により、左右にスライド可能に構成されている。
In the downstream area of the second large winning
振分ソレノイド16sが通電されていないとき、振分部材16kは特定領域16への遊技球の通過を妨げる第1状態(通過阻止状態:図3(A)の正面視で振分部材16kの左端が特定領域16の左端よりやや右側に位置し、振分部材16kが特定領域16をその直上で覆う状態)にある。振分部材16kが第1状態にあるときは、第2大入賞口15に入賞した遊技球は、第2大入賞口センサ15aを通過した後、特定領域16を通過することは不可能であり、非特定領域17を通過する。この第2大入賞口15から非特定領域17まで流下する遊技球のルートを第1のルートという。
When the
一方、振分ソレノイド16sが通電されているとき、振分部材16kは遊技球の特定領域16の通過(進入)を許容する第2状態(通過許容状態:図3(B)の正面視で振分部材16kの左端が特定領域16の右端よりやや左側に位置し、振分部材16kが特定領域16をその直上で覆わず、特定領域16の直上が開放している状態)にある。振分部材16kが第2状態にあるときは、第2大入賞口15に入賞した遊技球は、第2大入賞口センサ15aを通過したあと特定領域16を通過容易である。この第2大入賞口15から特定領域16まで流下する遊技球のルートを第2のルートという。
On the other hand, when the
なお、基本的に、振分部材16kは第1状態で保持されている。すなわち、第1状態が、振分部材16kの通常の状態であるといえる。そして、所定のラウンド遊技(例えば16R)においてのみ、振分ソレノイド16sが通電され、第2状態に変化することができる。なお、振分部材16kの作動態様は適宜変更可能である。
Basically, the
特定領域16と非特定領域17には、各領域16,17を通過(進入)した遊技球を検知し、遊技球を下方へ通過させる特定領域センサ16a、非特定領域センサ17aが設けられている。
The
なお、第1大入賞装置14Dおよび第2大入賞装置15Dは、遊技に支障をきたさない範囲で、一方だけを設けるようにすることが可能である。また、遊技性に応じて、第1大入賞装置14Dのような、特定領域や振分装置のない大入賞装置を2つ設ける構成とすることが可能である。また、第1大入賞装置14Dと第2大入賞装置15Dとが設けられているものの、遊技性に応じて、第1大入賞装置14Dだけを利用することとしたり、第2大入賞装置15Dだけを利用することとしたりすることが可能である。なお、第1大入賞装置14Dだけを利用する構成とした場合には、第2大入賞装置15Dに関する処理は行われないものとし、第2大入賞装置15Dだけを利用する構成とした場合には、第1大入賞装置14Dに関する処理は行われないものとする。
It is possible to provide only one of the first prize-winning
また、図2に示すように、遊技領域6の略最下部には、遊技領域6へ打ち込まれたもののいずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球を遊技領域6の外部へ排出する2つのアウト口19が設けられている。また、遊技盤1には、発光可能な盤ランプ54が設けられている。
Further, as shown in FIG. 2, at the substantially lowermost portion of the
ところで、遊技球が流下可能な遊技領域6は、左右方向の中央より左側の左遊技領域6A(第1遊技領域)と、右側の右遊技領域6B(第2遊技領域)と、に分けることができる。遊技球が左遊技領域6Aを流下するように遊技球を発射させるハンドル72kの操作態様を「左打ち」という。一方、遊技球が右遊技領域6Bを流下するように遊技球を発射させるハンドル72kの操作態様を「右打ち」という。パチンコ遊技機PY1において、左打ちにて遊技球を発射したときに遊技球が流下可能な流路を、第1流路R1といい、右打ちにて遊技球を発射したときに遊技球が流下可能な流路を、第2流路R2という。第1流路R1および第2流路R2は、多数の遊技くぎなどによっても構成されている。
By the way, the
第1流路R1上には、第1始動口11と、2つの一般入賞口10と、が設けられている。よって、遊技者は、左打ちにより第1流路R1を流下するように遊技球を発射させることで、第1始動口11、または、一般入賞口10への入賞を狙うことができる。一方、第2流路R2上には、第2始動口12と、一般入賞口10と、ゲート13と、第1大入賞口14と、第2大入賞口15と、が設けられている。よって、遊技者は、右打ちにより第2流路R2を流下するように遊技球を発射させることで、ゲート13の通過や、第2始動口12、一般入賞口10、第1大入賞口14、または、第2大入賞口15への入賞を狙うことができる。
A
なお、何れの入賞口(第1始動口11、第2始動口12、一般入賞口10、第1大入賞口14、および第2大入賞口15)にも入球しなかった遊技球は、アウト口19へ誘導されて排出される。また、各入賞口への入賞による賞球数は、適宜に設定することが可能である。
In addition, the game ball that did not enter any of the winning openings (
また、遊技盤1の前面に形成された遊技領域6の下方の左隣(遊技領域6以外の部分)には表示器類8が配置されている。図4に示すように、表示器類8には、特図1を可変表示する特図1表示器81a、特図2を可変表示する特図2表示器81b、及び、普図を可変表示する普図表示器82が含まれている。また、表示器類8には、後述する特図1保留数(U1:特図1表示器81aによる特図1の可変表示が保留されている数)を表示する特図1保留表示器83a、および後述する特図2保留数(U2:特図2表示器81bによる特図2の可変表示が保留されている数)を表示する特図2保留表示器83bが含まれている。
Further, the
特図1の可変表示は、第1始動口11への遊技球の入賞を契機に特図1抽選が行われると実行される。また、特図2の可変表示は、第2始動口12への遊技球の入賞を契機に特図2抽選が行われると実行される。なお、以下の説明では、特図1および特図2を総称して特図あるいは特別図柄といい、特図1抽選および特図2抽選を総称して特図抽選という。また、特図1表示器81aおよび特図2表示器81bを総称して特図表示器81という。さらに、特図1保留表示器83aおよび特図2保留表示器83bを総称して特図保留表示器83という。
The variable display of the special figure 1 is executed when the special figure 1 lottery is performed with the winning of the game ball to the
特図の可変表示は、特図抽選の結果を報知する。特図の可変表示では、特図が可変表示したあと停止表示する。停止表示される特図(停止特図、可変表示の表示結果として導出表示される特別図柄)は、特図抽選によって複数種類の特図の中から選択された一つの特図である。停止特図が予め定めた特定の特図(特定の停止態様の特図すなわち大当たり図柄)である場合には、大入賞口(第1大入賞口14及び第2大入賞口15)を開放させる大当たり遊技(特別遊技の一例)が行われる。なお、大当たり遊技が行われている遊技状態を大当たり遊技状態という。大当たり遊技状態は、遊技者に有利な特別遊技状態の一例である。
The variable display of the special figure informs the result of the special figure lottery. In the variable display of the special figure, the special figure is displayed in a variable manner and then stopped. The special figure to be stopped and displayed (stop special figure, special symbol derived and displayed as a display result of variable display) is one special figure selected from a plurality of types of special figures by a special figure lottery. When the stop special figure is a predetermined special figure (special figure of a specific stop mode, that is, a big hit symbol), the big winning opening (1st big winning
特図表示器81は、例えば横並びに配された8個のLED(Light Emitting Diode)から構成され、その点灯態様によって特図抽選の結果に応じた特図を表示する。例えば特図抽選の結果が大当たり(後述の複数種類の大当たりのうちの一つ)である場合には、特図表示器81は、「□□■■□□■■」(□:点灯、■:消灯)というように左から1,2,5,6番目にあるLEDの点灯で構成される大当たり図柄を表示する。また、特図抽選の結果がハズレである場合には、特図表示器81は、「■■■■■■■□」というように一番右にあるLEDのみの点灯で構成されるハズレ図柄を表示する。なお、特図抽選の結果に対応するLEDの点灯態様は限定されず、適宜に設定することができる。よって、例えば、ハズレ図柄として全てのLEDを消灯させてもよい。
The
また、特図の可変表示において、特図が停止表示される前には所定の変動時間にわたって特図の可変表示がなされる。特図の可変表示の態様は、例えば左から右へ光が繰り返し流れるように各LEDが点灯する態様である。なお、特図の可変表示の態様は、特に限定されず、各LEDが停止表示(特定の態様での点灯表示)されていなければ、全LEDが一斉に点滅するなど適宜に設定してよい。 Further, in the variable display of the special map, the variable display of the special map is performed over a predetermined fluctuation time before the special map is stopped and displayed. The mode of variable display of the special figure is, for example, a mode in which each LED is turned on so that light repeatedly flows from left to right. The mode of the variable display of the special figure is not particularly limited, and if each LED is not stopped display (lighting display in a specific mode), all the LEDs may be appropriately set such as blinking all at once.
ところで、パチンコ遊技機PY1では、第1始動口11または第2始動口12への遊技球の入賞(入球)があると、特図抽選などを行うための各種乱数(判定情報の一例)が取得されることがある。この各種乱数は、特図保留として後述の特図保留記憶部105に一旦記憶される。なお、以下において、第1始動口11への遊技球の入賞(入球)により取得された各種乱数のことを「特図1関係乱数」といい、第2始動口12への遊技球の入賞(入球)により取得された各種乱数のことを「特図2関係乱数」という。ここで、特図1関係乱数は、特図1保留として、特図保留記憶部105の中の特図1保留記憶部105aに記憶される。一方、特図2関係乱数は、特図2保留として、特図保留記憶部105の中の特図2保留記憶部105bに記憶される。特図1保留記憶部105aに記憶可能な特図1保留の数(特図1保留数)および特図2保留記憶部105bに記憶可能な特図2保留の数(特図2保留数)には上限(本形態では4個)が設定されている。特図1保留数や特図2保留数の上限は適宜変更可能であり、上限を「無し」としてもよい。なお、以下において、特図1保留と特図2保留を総称して「特図保留」といい、特図1保留数と特図2保留数を総称して「特図保留数」という。また、特図1関係乱数と特図2関係乱数とを総称して「特図関係乱数」という。
By the way, in the pachinko gaming machine PY1, when a game ball is won (winning) in the
パチンコ遊技機PY1では、遊技球が第1始動口11または第2始動口12へ入賞した後すぐに特図の可変表示が行われない場合、具体的には、特図の可変表示の実行中や大当たり遊技の実行中に入賞があった場合、その入賞に対する特図の可変表示(あるいは、特図抽選の権利)を留保することができる。特図保留記憶部105に記憶された特図保留は、その特図保留に基づく特図の可変表示が可能となったときに消化される。すなわち、特図保留の消化とは、その特図保留に対応する特図関係乱数等を判定して、その判定結果を示すための特図の可変表示を実行することをいう。
In the pachinko gaming machine PY1, if the variable display of the special figure is not performed immediately after the game ball wins the
そして、特図保留数は、特図保留表示器83に表示される。特図1保留表示器83aと特図2保留表示器83bのそれぞれは、例えば4個のLEDで構成されており、特図保留数の分だけLEDを点灯させることにより特図保留数を表示することが可能である。
Then, the number of special figure hold is displayed on the special
また、普図の可変表示は、普図抽選の結果を報知する。普図の可変表示では、普図が可変表示したあと停止表示する。停止表示される普図(停止普図、可変表示の表示結果として導出表示される普図)は、普図抽選によって複数種類の普図の中から選択された一つの普図である。停止表示された普図が予め定めた特定の普図(所定の停止態様の普図すなわち当たり図柄)である場合には、第2始動口12(電チュー12D)を開放させる補助遊技が行われる。
In addition, the variable display of the regular map informs the result of the regular map lottery. In the variable display of the normal map, the normal map is displayed in a variable manner and then stopped. The stopped-displayed normal map (stop-displayed, variable-displayed normal map is derived and displayed) is one normal map selected from a plurality of types of normal maps by the regular map lottery. When the stop-displayed normal figure is a predetermined specific normal figure (a normal figure in a predetermined stop mode, that is, a winning symbol), an auxiliary game for opening the second starting port 12 (
普図表示器82は、例えば2個のLEDから構成されており、その点灯態様によって普図抽選の結果に応じた普図を表示する。普図抽選の結果が当たりである場合には、普図表示器82は、「□□」(□:点灯、■:消灯)というように両LEDの点灯で構成される当たり図柄を表示する。また普図抽選の結果がハズレである場合には、「■□」というように右のLEDのみの点灯で構成されるハズレ図柄を表示する。ハズレ図柄として全てのLEDを消灯させる態様を採用してもよい。なお、普図抽選の結果に対応するLEDの点灯態様は限定されず、適宜に設定することができる。
The
また、普図が停止表示される前には所定の変動時間にわたって普図の可変表示が行われる。普図の可変表示の態様は、例えば両LEDが交互に点灯するという態様である。なお、普図の可変表示の態様は、特に限定されず、各LEDが停止表示(特定の態様での点灯表示)されていなければ、全LEDが一斉に点滅するなど適宜に設定してもよい。 Further, before the normal map is stopped and displayed, the variable display of the normal map is performed over a predetermined fluctuation time. The variable display mode of the normal diagram is, for example, a mode in which both LEDs are turned on alternately. The mode of variable display in the normal drawing is not particularly limited, and if each LED is not stopped display (lighting display in a specific mode), all LEDs may be appropriately set such as blinking all at once. ..
パチンコ遊技機PY1では、遊技球がゲート13を通過すると、普図抽選を行うための普通図柄乱数(判定情報の一例)が取得されることがある。この乱数は、普図の可変表示または補助遊技が実行されていないことを条件に、後述の普図保留記憶部106に記憶される。普図保留記憶部106に記憶可能な普図保留の数(普図保留数)には上限(本形態では4個)が設定されている。普図保留数の上限は適宜変更可能であり、上限を「無し」としてもよい。なお、以下において、遊技球がゲート13を通過することにより取得された普通図柄乱数のことを「普図関係乱数」ともいう。また、本形態では、普図保留数を表示する普図保留表示器を設けていないが、普図保留表示器を表示器類8に加えてもよい。普図保留表示器としては、例えば特図保留表示器83と同様の構成のものを採用することが可能である。
In the pachinko gaming machine PY1, when the gaming ball passes through the
次に、図5を用いて、遊技盤1の背面に取り付けられた演出用ユニット1Uについて説明する。演出用ユニット1Uは、主に演出を行う複数の装置をユニット化したものである。演出用ユニット1Uには、画像表示装置50、第1盤可動装置(以下「盤上可動装置」)55、第2盤可動装置(以下「盤下可動装置」)56が搭載されている。
Next, the
画像表示装置50は、例えば20インチの3D液晶ディスプレイで構成され、3D画像を表示可能な表示部50aを具備する。なお、画像表示装置50は、画像を表示することが可能であれば、複数枚の液晶ディスプレイで構成されるものや、EL(Electro Luminescence)ディスプレイで構成されるもの等、他の表示装置であってもよい。
The
盤上可動装置55は、表示部50aに沿って移動可能に構成され、装飾が施された盤上可動体55kを具備する。盤下可動装置56は、表示部50aに沿って移動可能に構成され、装飾が施された盤下可動体56kを具備する。
The on-board
図5(A)は、盤上可動体55kおよび盤下可動体56kが作動していない通常の待機状態(初期位置)で保持されている様子を概略化して表している。盤上可動装置55の駆動源が駆動すると、盤上可動体55kは下向きに移動(下降)し、盤下可動装置56の駆動源が駆動すると、盤下可動体56kは上向きに移動(上昇)する。このとき、画像表示装置50は下降した盤上可動体55kまたは上昇した盤下可動体56kに覆われ、画像表示装置50は視認困難となる。
FIG. 5A schematically shows how the on-board
なお、遊技盤ユニットYUに設けられる部材や装置の位置や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。 The positions and numbers of the members and devices provided in the game board unit YU can be appropriately changed as long as they do not interfere with the game.
2.遊技機の電気的構成
次に、図6~図7に基づいて、パチンコ遊技機PY1における電気的な構成を説明する。図6~図7に示すように、パチンコ遊技機PY1は、特図抽選、特図の可変表示、大当たり遊技、後述する遊技状態の設定、普図抽選、普図の可変表示、補助遊技などの遊技利益に関する制御(遊技の進行)を行う遊技制御基板(以下「主制御基板」)100、主制御基板100による遊技の進行に応じた遊技演出(特図変動演出、保留演出、操作演出、大当たり遊技演出など)や客待ち演出などの演出に関する制御を行う演出制御基板(以下「サブ制御基板」)120、および、遊技球の払い出しに関する制御などを行う払出制御基板170等を、遊技盤1の画像表示装置50よりさらに背面側に備えている。主制御基板100を、遊技の制御を行う遊技制御部(メイン制御部)と位置づけることができる。また、サブ制御基板120を、後述する画像制御基板140、ランプ制御回路151、および音声制御回路161とともに、演出の制御を行う演出制御部(サブ制御部)と位置づけることができる。なお、演出制御部は、少なくともサブ制御基板120を備え、演出手段(画像表示装置50、スピーカ52、枠ランプ53、盤ランプ54、および、可動装置55,56,58等)を用いた各種の演出を制御可能であればよい。
2. 2. Electrical configuration of the gaming machine Next, the electrical configuration of the pachinko gaming machine PY1 will be described with reference to FIGS. 6 to 7. As shown in FIGS. 6 to 7, the pachinko gaming machine PY1 has a special figure lottery, a variable display of a special figure, a big hit game, a game state setting described later, a normal figure lottery, a variable display of a normal figure, an auxiliary game, and the like. A game control board (hereinafter referred to as "main control board") 100 that controls game profits (progress of the game), and a game effect (special figure variation effect, hold effect, operation effect, jackpot) according to the progress of the game by the
また、パチンコ遊技機PY1は、電源基板190を備えている。電源基板190は、主制御基板100、サブ制御基板120、及び払出制御基板170に対して電力を供給するとともに、これらの基板を介してその他の機器に対して必要な電力を供給する。電源基板190には、バックアップ電源回路192が設けられている。バックアップ電源回路192は、パチンコ遊技機PY1に対して電力が供給されていない場合に、後述する主制御基板100の遊技用RAM104やサブ制御基板120の演出用RAM124に対して電力を供給する。従って、主制御基板100の遊技用RAM104やサブ制御基板120の演出用RAM124に記憶されている情報は、パチンコ遊技機PY1の電断時であっても保持される。また、電源基板190には、電源スイッチ191が接続されている。電源スイッチ191のON/OFF操作により、電源の投入/遮断が切り換えられる。なお、主制御基板100の遊技用RAM104に対するバックアップ電源回路を主制御基板100に設けたり、サブ制御基板120の演出用RAM124に対するバックアップ電源回路をサブ制御基板120に設けたりしてもよい。
Further, the pachinko gaming machine PY1 includes a
図6に示すように、主制御基板100には、プログラムに従ってパチンコ遊技機PY1の遊技の進行を制御する遊技制御用ワンチップマイコン(以下「遊技制御用マイコン」)101が実装されている。遊技制御用マイコン101には、遊技の進行を制御するためのプログラムやテーブル等を記憶した遊技用ROM(Read Only Memory)103、ワークメモリとして使用される遊技用RAM(Random Access Memory)104、および遊技用ROM103に記憶されたプログラムを実行する遊技用CPU(Central Processing Unit)102が含まれている。
As shown in FIG. 6, a game control one-chip microcomputer (hereinafter referred to as “game control microcomputer”) 101 that controls the progress of the game of the pachinko gaming machine PY1 according to a program is mounted on the
遊技用ROM103には、後述する主制御メイン処理やメイン側タイマ割り込み処理などを行うためのプログラムが格納されている。また、遊技用ROM103には、後述する大当たり判定テーブル、大当たり図柄種別判定テーブル、リーチ判定テーブル、特図変動パターン判定テーブル、先読み判定テーブル、大当たり遊技制御テーブル、当たり判定テーブル、普図変動パターン判定テーブル、補助遊技制御テーブルなどが格納されている。なお、遊技用ROM103は外付けであってもよい。また、遊技用RAM104には、前述した特図保留記憶部105や普図保留記憶部106などが設けられている。
The
また、主制御基板100には、データや信号の入出力を行うための遊技用I/O(Input/Output)ポート部118、および遊技用RAM104に記憶されている情報を遊技用CPU102にクリアさせるためのRAMクリアスイッチ119が実装されている。
Further, the
また、主制御基板100には、所定の中継基板(図示なし)を介して各種センサ類やアクチュエータ類が接続されている。そのため、主制御基板100には、各種センサ類が出力した信号が入力する。また、主制御基板100は、各種アクチュエータ類に信号を出力する。
Further, various sensors and actuators are connected to the
主制御基板100に接続されている各種センサ類には、第1始動口センサ11a、第2始動口センサ12a、一般入賞口センサ10a、ゲートセンサ13a、第1大入賞口センサ14a、第2大入賞口センサ15a、特定領域センサ16a、および、非特定領域センサ17aが含まれている。
The various sensors connected to the
第1始動口センサ11aは、第1始動口11に入賞した遊技球を検知する。第2始動口センサ12aは、第2始動口12に入賞した遊技球を検知する。一般入賞口センサ10aは、一般入賞口10に入賞した遊技球を検知する。一般入賞口センサ10aは、一般入賞口10毎に設けられている。ゲートセンサ13aは、ゲート13に設けられており、ゲート13を通過した遊技球を検知する。第1大入賞口センサ14aは、第1大入賞口14に入賞した遊技球を検知する。第2大入賞口センサ15aは、第2大入賞口15に入賞した遊技球を検知する。特定領域センサ16aは、特定領域16を通過(特定領域16に進入)した遊技球を検知する。非特定領域センサ17aは、非特定領域17を通過(非特定領域17に進入)した遊技球を検知する。各センサは、遊技球を検知すると、その検知内容に応じた信号を主制御基板100に出力する。
The first
なお、主制御基板100に接続されるセンサの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
The type and number of sensors connected to the
また、主制御基板100に接続されている各種アクチュエータ類には、電チューソレノイド12s、第1大入賞口ソレノイド14s、第2大入賞口ソレノイド15sおよび振分ソレノイド16sが含まれている。電チューソレノイド12sは、電チュー12Dの電チュー開閉部材12kを駆動する。第1大入賞口ソレノイド14sは、第1大入賞装置14Dの通常AT開閉部材14kを駆動する。第2大入賞口ソレノイド15sは、第2大入賞装置15DのVAT開閉部材15kを駆動する。振分ソレノイド16sは、振分装置16Dの振分部材16kを駆動する。
Further, various actuators connected to the
なお、主制御基板100に接続されるアクチュエータの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
The type and number of actuators connected to the
さらに主制御基板100には、表示器類8(特図表示器81、普図表示器82、および、特図保留表示器83)が接続されている。これらの表示器類8の表示制御は、遊技制御用マイコン101によりなされる。
Further, the display devices 8 (
また主制御基板100は、払出制御基板170に各種コマンドを送信するとともに、払い出し監視のために払出制御基板170から信号を受信する。払出制御基板170には、カードユニットCU(パチンコ遊技機PY1に隣接して設置され、挿入されているプリペイドカード等の情報に基づいて球貸しを可能にするもの)、および賞球払出装置73が接続されているとともに、発射制御回路175を介して発射装置72が接続されている。なお、発射装置72には、ハンドル72k(図1参照)が含まれる。
Further, the
払出制御基板170は、遊技制御用マイコン101からの信号や、接続されたカードユニットCUからの信号に基づいて、賞球払出装置73の賞球モータ73mを駆動して賞球の払い出しを行ったり、貸球の払い出しを行ったりする。払い出される遊技球は、その計数のための賞球センサ73aにより検知されて、賞球センサ73aによる検知信号が払出制御基板170に出力される。
The
また、発射装置72には、遊技者などの人のハンドル72k(図1参照)への接触を検知可能なタッチスイッチ72aが設けられている。遊技者によるハンドル72kの操作があった場合には、タッチスイッチ72aが遊技者のハンドル72kへの接触を検知し、検知信号を払出制御基板170に出力する。また、発射装置72には、ハンドル72kの回転角度(操作量)を検出可能な発射ボリュームつまみ72bが接続されている。発射装置72は、発射ボリュームつまみ72bが検出したハンドル72kの回転角度に応じた強さで遊技球が発射されるよう発射ソレノイド72sを駆動させる。なお、パチンコ遊技機PY1においては、ハンドル72kへの回転操作が維持されている状態では、約0.6秒毎に1球の遊技球が発射されるようになっている。
Further, the launching
また主制御基板100は、遊技の進行に応じて、サブ制御基板120に対し、遊技に関する情報を含んだ各種コマンドを送信する。サブ制御基板120は、主制御基板100から送られる各種コマンドに基づいて、主制御基板100による遊技の進行状況(遊技の制御内容)を把握することができる。なお、主制御基板100とサブ制御基板120との接続は、主制御基板100からサブ制御基板120への信号の送信のみが可能な単方向通信接続となっている。すなわち、主制御基板100とサブ制御基板120との間には、通信方向規制手段としての図示しない単方向性回路(例えばダイオードを用いた回路)が介在している。
Further, the
図7に示すように、サブ制御基板120には、プログラムに従ってパチンコ遊技機PY1の演出を制御する演出制御用ワンチップマイコン(以下「演出制御用マイコン」)121が実装されている。演出制御用マイコン121には、主制御基板100による遊技の進行に伴って演出を制御するためのプログラム等を記憶した演出用ROM123、ワークメモリとして使用される演出用RAM124、および演出用ROM123に記憶されたプログラムを実行する演出用CPU122が含まれている。
As shown in FIG. 7, on the
また、演出用ROM123には、後述するサブ制御メイン処理、受信割り込み処理、1msタイマ割り込み処理、および、10msタイマ割り込み処理などを行うためのプログラムが格納されている。なお、演出用ROM123は外付けであってもよい。
Further, the
また、サブ制御基板120には、データや信号の入出力を行うための演出用I/Oポート部138、およびRTC(Real Time Clock)139が実装されている。RTC139は、現時点の日時(日付及び時刻)を計測する。RTC139は、パチンコ遊技機PY1に、所定の島電源供給装置(図示なし)から電力が供給されているときにはその電力によって動作し、島電源供給装置から電力が供給されていないときには、電源基板190が備えるバックアップ電源回路192から供給される電力によって動作する。このため、RTC139は、パチンコ遊技機PY1の電源が投入されていないときにも現在の日時を計測することが可能である。なお、RTC139に対するバックアップ電源回路をサブ制御基板120に設けてもよい。バックアップ電源回路には、コンデンサや内蔵電池(ボタン電池等)を含む回路を採用することができる。
Further, the
サブ制御基板120には、画像制御基板140が接続されている。サブ制御基板120の演出制御用マイコン121は、主制御基板100から受信したコマンドに基づいて、すなわち、主制御基板100による遊技の進行に応じて、画像制御基板140の画像用CPU141に画像表示装置50の表示制御を行わせる。なお、サブ制御基板120と画像制御基板140との接続は、サブ制御基板120から画像制御基板140への信号の送信と、画像制御基板140からサブ制御基板120への信号の送信の双方が可能な双方向通信接続となっている。
An
画像制御基板140は、画像制御のためのプログラム等を記憶した画像用ROM142、ワークメモリとして使用される画像用RAM143、及び、画像用ROM142に記憶されたプログラムを実行する画像用CPU141を備えている。また、画像制御基板140は、画像表示装置50に表示される画像のデータを記憶したCGROM145、CGROM145に記憶されている画像データの展開等に使用されるVRAM146、及び、VDP(Video Display Processor)144を備えている。勿論、これらの電子部品の全部又は一部がワンチップで構成されていてもよい。CGROM145には、例えば、画像表示装置50に表示される画像を表示するための画像データ(静止画データや動画データ、具体的にはキャラクタ、アイテム、図形、文字、数字および記号等(演出図柄を含む)や背景画像等の画像データ)が格納されている。
The
VDP144は、演出制御用マイコン121からの指令に基づき画像用CPU141によって作成されるディスプレイリストに従って、CGROM145から画像データを読み出してVRAM146内の展開領域に展開する。そして、展開した画像データを適宜合成してVRAM146内のフレームバッファに画像を描画する。そしてフレームバッファに描画した画像をRGB信号として画像表示装置50に出力する。これにより、種々の演出画像が表示部50aに表示される。
The VDP 144 reads image data from the
なお、ディスプレイリストは、フレーム単位で描画の実行を指示するためのコマンド群で構成されている。ディスプレイリストには、描画する画像の種類、画像を描画する位置、表示の優先順位、表示倍率、画像の透過率等の種々のパラメータの情報が含まれている。 The display list is composed of a group of commands for instructing the execution of drawing on a frame-by-frame basis. The display list contains information on various parameters such as the type of image to be drawn, the position where the image is drawn, the display priority, the display magnification, and the transmittance of the image.
演出制御用マイコン121は、主制御基板100から受信したコマンドに基づいて、すなわち、主制御基板100による遊技の進行に応じて、音声制御回路161を介してスピーカ52から音声、楽曲、効果音等を出力する。
The
スピーカ52から出力する音声等の音声データは、サブ制御基板120の演出用ROM123に格納されている。なお、音声制御回路161を、基板にしてCPUを実装してもよい。この場合、そのCPUに音声制御を実行させてもよい。さらにこの場合、基板にROMを実装し、そのROMに音声データを格納してもよい。また、スピーカ52を画像制御基板140に接続し、画像制御基板140の画像用CPU141に音声制御を実行させてもよい。さらにこの場合、画像制御基板140の画像用ROM142に音声データを格納してもよい。
Audio data such as audio output from the
また、サブ制御基板120には、所定の中継基板(図示なし)を介して、入力部となる各種スイッチ類、駆動源となる各種アクチュエータ類、各種ランプ類が接続されている。サブ制御基板120には、各種スイッチ類が出力した信号が入力する。また、サブ制御基板120は、各種アクチュエータ類に信号を出力する。また、サブ制御基板120は、主制御基板100から受信したコマンドなどに基づいて、ランプ制御回路151を介して各種ランプ類の点灯制御を行う。
Further, various switches serving as an input unit, various actuators serving as a drive source, and various lamps are connected to the
サブ制御基板120に接続されている各種スイッチ類には、通常ボタン検出スイッチ40aおよび特殊ボタン検出スイッチ41aが含まれている。通常ボタン検出スイッチ40aは、通常ボタン40が押下操作されたことを検出する。特殊ボタン検出スイッチ41aは、特殊ボタン41が押下操作されたことを検出する。各検出スイッチ40a,41aは、検出内容に応じた信号をサブ制御基板120に出力する。なお、サブ制御基板120に接続されるスイッチの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
Various switches connected to the
サブ制御基板120に接続された各種アクチュエータ類には、盤上可動装置55を駆動する盤上駆動モータ55m、盤下可動装置56を駆動する盤下駆動モータ56m、枠可動装置58を駆動する枠駆動モータ58m等が含まれている。演出制御用マイコン121は、これらのモータを駆動して、各可動装置に所定の動作を行わせることが可能である。詳細には演出制御用マイコン121は、各可動装置の動作態様を決める動作パターンデータを作成し、ランプ制御回路151を介して、各可動装置の動作を制御する。なお、サブ制御基板120に接続されるアクチュエータの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
The various actuators connected to the
サブ制御基板120に接続された各種ランプ類には、枠ランプ53、盤ランプ54等が含まれている。演出制御用マイコン121は、各ランプを発光させることが可能である。詳細には演出制御用マイコン121は、各ランプの発光態様を決める発光パターンデータ(点灯/消灯や発光色等を決めるデータ、ランプデータともいう)を作成し、発光パターンデータに従って各ランプの発光を制御する。なお、発光パターンデータの作成にはサブ制御基板120の演出用ROM123に格納されているデータを用いる。
Various lamps connected to the
なお、ランプ制御回路151を基板にしてCPUを実装してもよい。この場合、そのCPUに、各ランプの点灯制御、および、各可動装置の動作制御を実行させてもよい。さらにこの場合、基板にROMを実装して、そのROMに発光パターンや動作パターンに関するデータを格納してもよい。また、サブ制御基板120に接続されるランプの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
The CPU may be mounted on the
3.遊技機による主な遊技
次に、パチンコ遊技機PY1により行われる主な遊技について、図8~図15を用いて説明する。なお、図8~図15に示す各テーブルは、本項目の説明のための一般的なものであり、後述する「パチンコ遊技機PY1の特徴部」の説明においてこれらとは別のテーブルを示した場合、パチンコ遊技機PY1ではそのテーブルが用いられているものとする。但し、後述する「パチンコ遊技機PY1の特徴部」の説明において別のテーブルを示さない構成については、この項目で示したテーブルが用いられているものとし、また、後述する「パチンコ遊技機PY1の特徴部」の説明において別のテーブルを示した構成についても、この項目で示したテーブルに変更することが可能であるとする。
3. 3. Main games by the gaming machine Next, the main games played by the pachinko gaming machine PY1 will be described with reference to FIGS. 8 to 15. It should be noted that each table shown in FIGS. 8 to 15 is a general table for explaining this item, and a table different from these is shown in the explanation of "features of the pachinko gaming machine PY1" described later. In this case, it is assumed that the table is used in the pachinko gaming machine PY1. However, it is assumed that the table shown in this item is used for the configuration in which another table is not shown in the explanation of the "feature portion of the pachinko gaming machine PY1" described later, and the "pachinko gaming machine PY1" described later. It is assumed that the configuration showing another table in the explanation of "feature part" can be changed to the table shown in this item.
3-1.普図に関わる遊技
最初に、普図に関わる遊技について説明する。パチンコ遊技機PY1は、発射された遊技球がゲート13を通過すると、普図抽選を行う。普図抽選を行うと、普図表示器82において、普図の可変表示(変動表示を行った後に停止表示)を行う。ここで、停止表示される普図には、当たり図柄とハズレ図柄とがある。なお、普図のハズレ図柄については、後述する特図のハズレ図柄と区別をするために「ハズレ普図」ともいう。当たり図柄が停止表示されると補助遊技が実行されて、当該ゲート13の通過に係る遊技が終了する。一方、ハズレ普図が停止表示されると、補助遊技は行われず、当該ゲート13の通過に係る遊技が終了する。また、以下において、遊技球がゲート13を通過することを「普図始動条件の成立」という。
3-1. Games related to Fuzu First, we will explain the games related to Fuzu. When the launched game ball passes through the
パチンコ遊技機PY1は、このような一連の遊技(普図抽選、普図の可変表示、補助遊技)を行うにあたり、普図始動条件の成立により、普図関係乱数を取得する。取得する普図関係乱数には、図8(A)に示すように、普通図柄乱数がある。普通図柄乱数は当たり判定を行うための乱数である。乱数を判定情報とも言う。乱数には、適宜に範囲が設けられている。 The pachinko gaming machine PY1 acquires a random number related to a normal map when the normal map start condition is satisfied when performing such a series of games (general map lottery, variable display of the normal map, auxiliary game). As shown in FIG. 8A, the random numbers related to normal symbols to be acquired include ordinary symbol random numbers. Ordinary symbol random numbers are random numbers for performing collision detection. Random numbers are also called judgment information. Random numbers are appropriately provided with a range.
3-1-1.当たり判定
当たり判定は、図9(A)に示すような当たり判定テーブルに従って、当たりか否か(補助遊技を実行するか否か)を決定するための判定である。当たり判定テーブルは、後述する遊技状態に関連付けられている。すなわち、当たり判定テーブルには、非時短状態で用いる当たり判定テーブル(非時短用当たり判定テーブル)と、時短状態で用いる当たり判定テーブル(時短用当たり判定テーブル)と、がある。各当たり判定テーブルでは、当たり判定の結果である当たりとハズレに、普通図柄乱数の判定値(普通図柄乱数値)が振り分けられている。よって、パチンコ遊技機PY1は、取得した普通図柄乱数を当たり判定テーブルに従って判定することにより、当たりかハズレかの当たり判定を行う。そして、当たり判定の結果に基づいて、普図の可変表示を行うための普図変動パターン判定を行う。当たり判定の結果が当たりであると、基本的には、普図の可変表示で当たり図柄が停止表示される。一方、当たり判定の結果がハズレであると、基本的には、普図の可変表示でハズレ普図が停止表示される。なお、当たりの当選確率については、適宜に変更することが可能である。また、当たり判定テーブルを、遊技状態毎に分けなくてもよい。
3-1-1. Hit determination The hit determination is a determination for determining whether or not to hit (whether or not to execute an auxiliary game) according to the hit determination table as shown in FIG. 9A. The hit determination table is associated with the gaming state described later. That is, the hit determination table includes a hit determination table (non-time reduction hit determination table) used in the non-time reduction state and a hit determination table (time reduction hit determination table) used in the time reduction state. In each hit determination table, the determination value of the normal symbol random number (ordinary symbol random number value) is distributed to the hit and the loss which are the results of the hit determination. Therefore, the pachinko gaming machine PY1 determines whether the player is a hit or a loser by determining the acquired normal symbol random number according to the hit determination table. Then, based on the result of the hit determination, the normal map fluctuation pattern determination for variable display of the normal map is performed. If the result of the hit determination is a hit, the hit symbol is basically stopped and displayed in the variable display of the normal figure. On the other hand, if the result of the hit determination is a loss, the lost normal map is basically stopped and displayed in the variable display of the normal map. The winning probability can be changed as appropriate. Further, it is not necessary to divide the hit determination table for each game state.
3-1-2.普図変動
普図変動パターン判定は、図9(B)に示すような普図変動パターン判定テーブルに従って、普図変動パターンを決定するための判定である。普図変動パターンとは、普図変動時間などの普図の可変表示に関する所定事項に関する識別情報である。
3-1-2. The normal map fluctuation pattern determination is a judgment for determining the normal map fluctuation pattern according to the normal map fluctuation pattern determination table as shown in FIG. 9B. The normal map fluctuation pattern is identification information related to predetermined items related to the variable display of the normal map such as the normal map fluctuation time.
普図変動パターン判定テーブルは、遊技状態(非時短状態/時短状態)に関連付けられている。すなわち、普図変動パターン判定テーブルには、非時短状態のときに用いられる普図変動パターン判定テーブル(非時短普図変動パターン判定テーブル)と時短状態のときに用いられる普図変動パターン判定テーブル(時短普図変動パターン判定テーブル)とがある。なお、普図変動パターン判定テーブルを遊技状態毎に分けなくてもよい。 The normal figure fluctuation pattern determination table is associated with the gaming state (non-time saving state / time saving state). That is, the normal map fluctuation pattern judgment table includes the normal map fluctuation pattern judgment table (non-time saving normal map fluctuation pattern judgment table) used in the non-time saving state and the normal map fluctuation pattern judgment table used in the time saving state (non-time saving normal map fluctuation pattern judgment table). There is a time-saving normal map fluctuation pattern judgment table). It is not necessary to divide the normal map fluctuation pattern determination table for each game state.
各普図変動パターン判定テーブルには、普図変動パターン判定の結果である普図変動パターンが、停止される普図毎に1つ格納されている。すなわち、パチンコ遊技機PY1は、非時短状態においてと時短状態においてとで、普図変動時間を異ならせることが可能である。例えば、非時短状態においては、ハズレの普図(ハズレ普図)を停止表示する場合の普図の可変表示については普図変動時間が例えば30秒となる普図変動パターンに決定し、当たり図柄を停止表示する場合の普図の可変表示については普図変動時間が例えば30秒となる普図変動パターンに決定する。また、時短状態においては、ハズレ普図を停止表示する場合の普図の可変表示については普図変動時間が例えば5秒となる普図変動パターンに決定し、当たり図柄を停止表示する場合の普図の可変表示については普図変動時間が例えば5秒となる普図変動パターンに決定する。この判定で決定された普図変動パターンに対応付けられた普図変動時間の普図の可変表示が、普図表示器82で行われる。また、これら普図変動時間については、適宜に変更することが可能である。このように、当たり判定、および、普図変動パターン判定が行われることによって、普図表示器82において普図の可変表示が行われる。
In each normal map fluctuation pattern determination table, one normal map fluctuation pattern, which is the result of the normal map fluctuation pattern determination, is stored for each normal map to be stopped. That is, the pachinko gaming machine PY1 can make the fluctuation time of the normal map different between the non-time saving state and the time saving state. For example, in the non-time saving state, for the variable display of the normal map when the lost normal map (lost normal map) is stopped and displayed, the normal map fluctuation time is determined to be, for example, 30 seconds, and the winning symbol is determined. The variable display of the normal map when the display is stopped is determined to be a normal map fluctuation pattern in which the normal map fluctuation time is, for example, 30 seconds. In addition, in the time saving state, the variable display of the normal map when the lost normal map is stopped and displayed is determined to be the normal map fluctuation pattern in which the normal map fluctuation time is, for example, 5 seconds, and the winning symbol is stopped and displayed. The variable display of the figure is determined to be a normal map fluctuation pattern in which the normal map fluctuation time is, for example, 5 seconds. The variable display of the normal map variation time associated with the normal map fluctuation pattern determined by this determination is performed by the
3-1-3.補助遊技
補助遊技は、普図の可変表示で、表示結果(普図抽選の結果)として、当たり図柄が停止表示(導出)されると実行される。
3-1-3. Auxiliary game Auxiliary game is a variable display of a normal map, and is executed when the winning symbol is stopped and displayed (derived) as a display result (result of the general map lottery).
補助遊技を構成する要素(補助遊技構成要素)には、電チュー12Dが開放する回数、および各開放についての開放時間などの様々な要素が含まれている。そして、これらの各要素は、遊技状態(非時短状態/時短状態)に対応付けられている。パチンコ遊技機PY1は、遊技状態(非時短状態/時短状態)に基づいて、図9(C)に示すような補助遊技制御テーブルに従って補助遊技を制御する。補助遊技制御テーブルは、遊技状態(非時短状態/時短状態)に対応付けられている。各補助遊技制御テーブルには、補助遊技構成要素が格納されている。なお、これらの各要素における開放回数や開放時間については、適宜に変更することが可能である。
The elements constituting the auxiliary game (auxiliary game component) include various elements such as the number of times the
パチンコ遊技機PY1は、非時短状態における補助遊技と時短状態における補助遊技とで、電チュー12Dの開放時間を異ならせている。例えば、非時短状態における補助遊技では、第1の開放時間(遊技球を電チュー12Dに入賞させるのが困難な時間(例えば0.08秒))だけ電チュー12Dを開放する。以下において、非時短状態における補助遊技のことを「ショート開放補助遊技」ともいう。また、時短状態における補助遊技では、第1の開放時間よりも長い第2の開放時間(遊技球を電チュー12Dに入賞させるのが容易な時間(例えば3.0秒))だけ電チュー12Dを開放する。以下において、時短状態における補助遊技のことを「ロング開放補助遊技」ともいう。なお、非時短状態における補助遊技と時短状態における補助遊技とで、電チュー12Dの開放時間が同じであってもよい。
In the pachinko gaming machine PY1, the opening time of the
3-2.特図に関わる遊技
次に、特図に関わる遊技について説明する。パチンコ遊技機PY1は、発射された遊技球が第1始動口11に入賞すると、特図1抽選を行う。特図1抽選が行われると、特図1表示器81aにおいて、特図1の可変表示(変動表示を行った後に停止表示)を行って、特図1抽選の結果を報知する。ここで、停止表示される特図1には、大当たり図柄およびハズレ図柄がある。すなわち、特図1抽選の結果には大当たり、およびハズレがある。大当たり図柄が停止表示されると大当たり遊技が実行され、新たな遊技状態が設定されて、当該入賞に基づく遊技が終了する。一方、ハズレ図柄が停止表示されると、大当たり遊技が行われず、当該入賞に基づく遊技が終了する。
3-2. Games related to special figures Next, games related to special figures will be explained. When the launched game ball wins a prize in the
同様に、パチンコ遊技機PY1は、発射された遊技球が第2始動口12に入賞すると、特図2抽選を行う。特図2抽選が行われると、特図2表示器81bにおいて、特図2の可変表示(変動表示を行った後に停止表示)を行って、特図2抽選の結果を報知する。ここで、停止表示される特図2には、大当たり図柄、およびハズレ図柄がある。すなわち、特図2抽選の結果には、大当たり、およびハズレがある。大当たり図柄が停止表示されると大当たり遊技が実行され、新たな遊技状態が設定されて、当該入賞に基づく遊技が終了する。一方、ハズレ図柄が停止表示されると大当たり遊技が行われず、当該入賞に基づく遊技が終了する。
Similarly, when the launched game ball wins a prize in the
なお、以下において、第1始動口11に遊技球が入賞することを「第1始動条件の成立」といい、第2始動口12に遊技球が入賞することを「第2始動条件の成立」という。また、「第1始動条件の成立」と「第2始動条件の成立」をまとめて「始動条件の成立」と総称する。また、特別図柄のハズレ図柄については、前述の普図のハズレ図柄と区別するために「ハズレ特図」ともいう。
In the following, the winning of the game ball in the first starting
パチンコ遊技機PY1は、このような一連の遊技(特図抽選、特図の可変表示、大当たり遊技、遊技状態の設定)を行うにあたり、始動条件の成立により、特図関係乱数を取得し、当該乱数について種々の判定を行う。取得する特図関係乱数には、図8(B)に示すように、特別図柄乱数(大当たり乱数)、大当たり図柄種別乱数、リーチ乱数および特図変動パターン乱数がある。特別図柄乱数は大当たり判定を行うための乱数である。大当たり図柄種別乱数は大当たり図柄種別判定を行うための乱数である。リーチ乱数はリーチ判定を行うための乱数である。特図変動パターン乱数は特別図柄の変動パターン判定を行うための乱数である。乱数を判定情報とも言う。各乱数には、適宜に範囲が設けられている。 In performing such a series of games (special figure lottery, variable display of special figures, big hit game, setting of game state), the pachinko gaming machine PY1 acquires a special figure-related random number when the start condition is satisfied. Various judgments are made for random numbers. As shown in FIG. 8B, the special symbol-related random numbers to be acquired include a special symbol random number (big hit random number), a big hit symbol type random number, a reach random number, and a special symbol variation pattern random number. The special symbol random number is a random number for making a jackpot determination. The jackpot symbol type random number is a random number for determining the jackpot symbol type. The reach random number is a random number for making a reach determination. The special symbol fluctuation pattern random number is a random number for determining the fluctuation pattern of the special symbol. Random numbers are also called judgment information. A range is appropriately provided for each random number.
3-2-1.大当たり判定
大当たり判定は、図10(A)に示すような大当たり判定テーブルに従って、大当たりか否か(大当たり遊技を実行するか否か)を決定するための判定である。大当たり判定テーブルは、遊技状態、詳細には、通常確率状態であるか高確率状態であるかに関連付けられている。すなわち、大当たり判定テーブルには、通常確率状態において用いられる大当たり判定テーブル(通常確率用大当たり判定テーブル)と高確率状態において用いられる大当たり判定テーブル(高確率用大当たり判定テーブル)とがある。
3-2-1. Jackpot determination The jackpot determination is a determination for determining whether or not a jackpot is a jackpot (whether or not a jackpot game is executed) according to a jackpot determination table as shown in FIG. 10A. The jackpot determination table is associated with a gaming state, more specifically, whether it is a normal probability state or a high probability state. That is, the jackpot determination table includes a jackpot determination table (normal probability jackpot determination table) used in the normal probability state and a jackpot determination table (high probability jackpot determination table) used in the high probability state.
各大当たり判定テーブルでは、大当たり判定の結果である大当たり、およびハズレに、特別図柄乱数の判定値(特別図柄乱数値)が振り分けられている。パチンコ遊技機PY1は、取得した特別図柄乱数を大当たり判定テーブルに従って判定することにより、大当たり、またはハズレの何れであるかを判定する。図10(A)に示すように、高確率用大当たり判定テーブルの方が、通常確率用大当たり判定テーブルよりも、大当たりと判定される特別図柄乱数判定値が多く設定されている。また、大当たりの当選確率については、適宜に変更することが可能である。 In each jackpot determination table, the determination value (special symbol random number value) of the special symbol random number is distributed to the jackpot and the loss which are the results of the jackpot determination. The pachinko gaming machine PY1 determines whether it is a jackpot or a loss by determining the acquired special symbol random number according to the jackpot determination table. As shown in FIG. 10A, the high-probability jackpot determination table has more special symbol random number determination values determined to be jackpots than the normal probability jackpot determination table. In addition, the winning probability of the jackpot can be changed as appropriate.
3-2-2.大当たり図柄種別判定
大当たり図柄種別判定は、大当たり判定の結果が大当たりである場合に、図10(B)に示すような大当たり図柄種別判定テーブルに従って大当たり図柄の種別(大当たり図柄種別)を決定するための判定である。大当たり図柄の種別毎に、大当たりの内容、換言すれば、遊技者に付与される遊技特典などで構成される大当たりの構成要素が対応付けられている。
3-2-2. Jackpot symbol type determination The jackpot symbol type determination is for determining the jackpot symbol type (big hit symbol type) according to the jackpot symbol type determination table as shown in FIG. 10B when the result of the jackpot determination is a jackpot. It is a judgment. Each type of jackpot symbol is associated with a jackpot component composed of the contents of the jackpot, in other words, the game privilege given to the player.
大当たり図柄種別判定テーブルは、可変表示される特別図柄の種別(特図1/特図2)、言い換えれば、当該大当たり図柄種別判定の起因となる入賞(当該大当たり図柄種別判定を発生させた入賞)が行われた始動口の種別(第1始動口11/第2始動口12)に関連付けられている。すなわち、大当たり図柄種別判定テーブルには、特図1の可変表示を行うときに用いられる大当たり図柄種別判定テーブル(第1大当たり図柄種別判定テーブル)と特図2の可変表示を行うときに用いられる大当たり図柄種別判定テーブル(第2大当たり図柄種別判定テーブル)とがある。
The jackpot symbol type determination table is a variable display type of special symbol (special figure 1 / special figure 2), in other words, a prize that causes the jackpot symbol type determination (a prize that generated the jackpot symbol type determination). Is associated with the type of starting port (first starting
大当たり図柄には複数種類の種別があり、各大当たり図柄種別判定テーブルでは、大当たり図柄種別判定の結果である大当たり図柄種別に、大当たり図柄種別乱数の判定値(大当たり図柄種別乱数値)が振り分けられている。よって、パチンコ遊技機PY1は、取得した大当たり図柄種別乱数を大当たり図柄種別判定テーブルに従って判定することにより、大当たり図柄の種別を判定する。そして、第1大当たり図柄種別判定テーブルおよび第2大当たり図柄種別判定テーブルでは、大当たり図柄種別乱数値が各種大当たり図柄に適宜に振り分けられている。なお、大当たり図柄種別の振分率については、適宜に変更することが可能である。また、大当たり図柄の種別については、適宜に増加したり減少したりすることが可能である。 There are multiple types of jackpot symbols, and in each jackpot symbol type judgment table, the judgment value of the jackpot symbol type random number (random number value by jackpot symbol type) is assigned to the jackpot symbol type that is the result of the jackpot symbol type determination. There is. Therefore, the pachinko gaming machine PY1 determines the type of the jackpot symbol by determining the acquired random number of the jackpot symbol type according to the jackpot symbol type determination table. Then, in the first jackpot symbol type determination table and the second jackpot symbol type determination table, the jackpot symbol type random value is appropriately distributed to various jackpot symbols. The distribution rate for each jackpot symbol type can be changed as appropriate. In addition, the types of jackpot symbols can be increased or decreased as appropriate.
例えば、図10(B)に示すように、特図1についての大当たり図柄種別判定による大当たり図柄種別の振分率を、大当たり図柄Aが50%、大当たり図柄Bが50%にし、特図2についての大当たり図柄種別判定による大当たり図柄種別の振分率を、大当たり図柄Cが100%にすることが可能である。このように、第1始動口11に遊技球が入賞して行われる特図1抽選と、第2始動口12に遊技球が入賞して行われる特図2抽選とで、大当たり図柄種別の振分率を異ならせることが可能である。 For example, as shown in FIG. 10B, the distribution rate of the jackpot symbol type by the jackpot symbol type determination for the special figure 1 is set to 50% for the jackpot symbol A and 50% for the jackpot symbol B, and for the special figure 2. It is possible for the jackpot symbol C to set the distribution rate of the jackpot symbol type by the jackpot symbol type determination to 100%. In this way, the special figure 1 lottery in which the game ball wins in the first start opening 11 and the special figure 2 lottery in which the game ball wins in the second start opening 12 are used to swing the jackpot symbol type. It is possible to have different fractions.
3-2-3.リーチ判定
リーチ判定は、大当たり判定の結果がハズレである場合に、図10(C)に示すようなリーチ判定テーブルに従って、後述する特図変動演出でリーチを発生させるか否かを決定するための判定である。
3-2-3. Reach determination The reach determination is for determining whether or not to generate reach in the special figure variation effect described later according to the reach determination table as shown in FIG. 10C when the result of the jackpot determination is a loss. It is a judgment.
リーチ判定テーブルは、遊技状態(非時短状態/時短状態)に関連付けられている。すなわち、リーチ判定テーブルには、非時短状態のときに用いられるリーチ判定テーブル(非時短用リーチ判定テーブル)と時短状態のときに用いられるリーチ判定テーブル(時短用リーチ判定テーブル)とがある。なお、リーチ判定テーブルを遊技状態毎に分けなくてもよい。 The reach determination table is associated with the gaming state (non-time saving state / time saving state). That is, the reach determination table includes a reach determination table (non-time reduction reach determination table) used in the non-time reduction state and a reach determination table (time reduction reach determination table) used in the time reduction state. It is not necessary to divide the reach determination table for each game state.
各リーチ判定テーブルでは、リーチ判定の結果である「リーチ有り(リーチを発生させる)」と「リーチ無し(リーチを発生させない)」に、リーチ乱数の判定値(リーチ乱数値)が振り分けられている。よって、パチンコ遊技機PY1は、取得したリーチ乱数をリーチ判定テーブルに従って判定することにより、リーチ有りかリーチ無しか(リーチを発生させるか否か)を判定する。図10(C)に示すように、非時短用リーチ判定テーブルと時短用リーチ判定テーブルとで、「リーチ有り(リーチを発生させる)」と判定されるリーチ乱数値の数が異なっている。なお、リーチ有りと判定される確率については、適宜に変更することが可能である。以下において、大当たり判定の結果が「ハズレ」であることを前提に行われる「リーチ有り(リーチを発生させる)」のことを「リーチ有りハズレ」といい、「リーチ無し(リーチを発生させない)」のことを「リーチ無しハズレ」ということもある。 In each reach judgment table, the judgment value (reach random number value) of the reach random number is divided into "with reach (generate reach)" and "without reach (do not generate reach)" which are the results of reach judgment. .. Therefore, the pachinko gaming machine PY1 determines whether or not there is reach (whether or not to generate reach) by determining the acquired reach random numbers according to the reach determination table. As shown in FIG. 10C, the number of reach random number values determined to be “with reach (generate reach)” is different between the non-time saving reach determination table and the time saving reach determination table. The probability of being determined to have reach can be changed as appropriate. In the following, "with reach (causing reach)" performed on the premise that the result of the jackpot judgment is "loss" is referred to as "loss with reach", and "without reach (without causing reach)". This is sometimes referred to as "loss without reach".
3-2-4.特図変動パターン判定
特図変動パターン判定は、図11~図12に示すような特別図柄の変動パターン判定テーブル(特図変動パターン判定テーブル)を用いて、特図の可変表示の変動パターン(特図変動パターン)を決定するための判定であり、大当たり判定の結果が大当たり、およびハズレの何れの場合にも行われる。特図変動パターンとは、特図変動時間や後述する特図変動演出の演出フロー(演出内容)などに関する所定事項を識別するための識別情報である。なお、特図変動パターンには、特図変動時間や特図変動演出の演出フロー(演出内容)の他、大当たり判定の結果とリーチ判定の結果に関する識別情報が含まれている。特図変動パターンに含ませる識別情報は、適宜に変更することが可能である。また、特図変動パターンとして、それぞれ識別情報が異なる複数種類の特図変動パターンを用いることが可能であり、その数は適宜に変更することが可能である。
3-2-4. Special figure fluctuation pattern judgment The special figure fluctuation pattern judgment uses a special symbol fluctuation pattern judgment table (special figure fluctuation pattern judgment table) as shown in FIGS. 11 to 12 to obtain a variable display fluctuation pattern of the special figure (special figure fluctuation pattern judgment table). It is a judgment for determining (figure fluctuation pattern), and is performed in both cases of a big hit and a loss as a result of the big hit judgment. The special figure fluctuation pattern is identification information for identifying predetermined items related to the special figure fluctuation time and the effect flow (effect content) of the special figure variation effect described later. The special figure variation pattern includes identification information regarding the result of the jackpot determination and the result of the reach determination, in addition to the effect flow (effect content) of the special map variation time and the special map variation effect. The identification information included in the special figure fluctuation pattern can be changed as appropriate. Further, as the special figure fluctuation pattern, it is possible to use a plurality of types of special figure fluctuation patterns having different identification information, and the number thereof can be appropriately changed.
特図変動パターン判定テーブルは、判定対象となる可変表示を行う特別図柄の種別(特図1/特図2)、言い換えれば、当該特図変動パターン判定の起因となる入賞が行われた始動口の種別(第1始動口11/第2始動口12)に関連付けられている。すなわち、特図変動パターン判定テーブルには、特図1の可変表示を行うときに用いられる特図変動パターン判定テーブル(特図1変動パターン判定テーブル:図11)と、特図2の可変表示を行うときに用いられる特図変動パターン判定テーブル(特図2変動パターン判定テーブル:図12)とがある。なお、特図変動パターン判定テーブルを、特別図柄の種別(特図1/特図2)に応じて分けなくてもよい。
The special figure fluctuation pattern judgment table is a type of special symbol (special figure 1 / special figure 2) that performs variable display to be judged, in other words, a starting port where a prize is made that causes the special figure fluctuation pattern judgment. (
そして、各特図変動パターン判定テーブルは、遊技状態(非時短状態/時短状態)にも関連付けられている。すなわち、特図1変動パターン判定テーブルには、非時短状態のときに用いられる特図1変動パターン判定テーブル(非時短用特図1変動パターン判定テーブル)と、時短状態のときに用いられる特図1変動パターン判定テーブル(時短用特図1変動パターン判定テーブル)とがある。一方、特図2変動パターン判定テーブルについても同様に、非時短状態のときに用いられる特図2変動パターン判定テーブル(非時短用特図2変動パターン判定テーブル)と、時短状態のときに用いられる特図2変動パターン判定テーブル(時短用特図2変動パターン判定テーブル)とがある。なお、特図変動パターン判定テーブルを、遊技状態毎に分けなくてもよい。 Each special figure variation pattern determination table is also associated with a gaming state (non-time saving state / time saving state). That is, the special figure 1 fluctuation pattern judgment table includes the special figure 1 fluctuation pattern judgment table (non-time saving special figure 1 fluctuation pattern judgment table) used in the non-time saving state and the special figure used in the non-time saving state. There is one variation pattern determination table (special figure 1 variation pattern determination table for time saving). On the other hand, the special figure 2 fluctuation pattern judgment table is also used in the special figure 2 fluctuation pattern judgment table (non-time saving special figure 2 fluctuation pattern judgment table) used in the non-time saving state and in the time saving state. There is a special figure 2 variation pattern determination table (special figure 2 variation pattern determination table for time saving). It is not necessary to divide the special figure fluctuation pattern determination table for each game state.
また、遊技状態(非時短状態/時短状態)に関連付けられた各特図変動パターン判定テーブルは、さらに、大当たり判定結果およびリーチ判定結果にも関連付けられている。すなわち、非時短用特図1変動パターン判定テーブルおよび非時短用特図2変動パターン判定テーブルにはそれぞれ、大当たり用、リーチ有りハズレ用、およびリーチ無しハズレ用がある。同様に、時短用特図1変動パターン判定テーブルおよび時短用特図2変動パターン判定テーブルにもそれぞれ、大当たり用、リーチ有りハズレ用、およびリーチ無しハズレ用がある。なお、特図変動パターン判定テーブルを、大当たり判定結果やリーチ判定結果に応じて分けなくてもよい。 Further, each special figure variation pattern determination table associated with the gaming state (non-time saving state / time saving state) is further associated with the jackpot determination result and the reach determination result. That is, the non-time-saving special figure 1 fluctuation pattern determination table and the non-time-saving special figure 2 variation pattern determination table have a big hit, a reach loss, and a non-reach loss, respectively. Similarly, the time-saving special figure 1 variation pattern determination table and the time-saving special figure 2 variation pattern determination table also have a jackpot, a reach loss, and a reachless loss, respectively. It is not necessary to divide the special figure fluctuation pattern determination table according to the jackpot determination result and the reach determination result.
さらに、各リーチ無しハズレ用の特図1変動パターン判定テーブルは、特図保留数にも関連付けられている。例えば、特図1保留数(U1)が0~2のときに用いられるリーチ無しハズレ用の特図1変動パターン判定テーブルと、特図1保留数(U1)が3~4のときに用いられるリーチ無しハズレ用の特図1変動パターン判定テーブルと、がある。また、各リーチ無しハズレ用の特図2変動パターン判定テーブルは、特図保留数にも関連付けられている。具体的には、特図2保留数(U2)が0~2のときに用いられるリーチ無しハズレ用の特図2変動パターン判定テーブルと、特図2保留数(U2)が3~4のときに用いられるリーチ無しハズレ用の特図2変動パターン判定テーブルと、がある。なお、特図変動パターン判定テーブルを、特図保留数に応じて分けなくてもよい。
Further, the special figure 1 fluctuation pattern determination table for each reachless loss is also associated with the special figure hold number. For example, it is used when the special figure 1 holding number (U1) is 0 to 2 and the
そして、各特図変動パターン判定で決定された特図変動パターンに応じた特図変動時間の特図の可変表示が、特図表示器81で行われる。そして、特図の可変表示で、表示結果(特図抽選の結果)として、大当たり図柄が停止表示されると、即座に次の特図の可変表示が行われず、引き続いて、大当たり遊技が実行される。
Then, the
また、各特図変動パターンには、図11~図12の表の右から2番目の欄に示すような特図変動演出の演出フローが関連付けられている。なお、特図変動パターンに特図変動演出の演出フローを関連付けなくてもよい。 Further, each special figure variation pattern is associated with an effect flow of a special figure variation effect as shown in the second column from the right in the table of FIGS. 11 to 12. In addition, it is not necessary to associate the effect flow of the special figure variation effect with the special figure variation pattern.
また、図11~図12の表の一番右の欄に示すように、特図変動パターンを、特図(大当たり判定結果)および特図変動演出の演出内容などに関連付けた名称で呼ぶことがある。例えば、大当たりに係る特図変動パターンのことを「大当たり変動」と言う。そして、大当たり変動の中で、リーチの一種であるSPリーチが行われる特図変動パターンのことを「SP大当たり変動」と言い、Lリーチが行われる特図変動パターンのことを「L大当たり変動」と言い、Nリーチで特図変動演出が終わる特図変動パターンのことを「N大当たり変動」と言う。一方、リーチ有りハズレの中で、リーチの一種であるSPリーチが行われる特図変動パターンのことを「SPハズレ変動」と言い、リーチ有りハズレの中で、リーチの一種であるLリーチが行われる特図変動パターンのことを「Lハズレ変動」と言い、リーチ有りハズレの中で、リーチの一種であるNリーチで特図変動演出が終わる特図変動パターンのことを「Nハズレ変動」と言い、リーチ無しハズレに係る特図変動パターンのことを「通常ハズレ変動」と言う。通常ハズレ変動には、変動時間が互いに異なる3種類の変動(通常Aハズレ変動、通常Bハズレ変動、通常Cハズレ変動)がある。また、SP大当たりとSPハズレ変動とを総称する場合、SP変動あるいはSPリーチ変動と言う。 Further, as shown in the rightmost column of the table of FIGS. 11 to 12, the special figure variation pattern may be referred to by a name associated with the special map (big hit determination result), the effect content of the special map variation effect, and the like. be. For example, the special figure fluctuation pattern related to the jackpot is called "big hit fluctuation". Among the jackpot fluctuations, the special map fluctuation pattern in which SP reach, which is a type of reach, is called "SP jackpot fluctuation", and the special map fluctuation pattern in which L reach is performed is called "L jackpot fluctuation". The special figure fluctuation pattern in which the special figure fluctuation effect ends with N reach is called "N jackpot fluctuation". On the other hand, the special figure fluctuation pattern in which SP reach, which is a type of reach, is performed in the loss with reach is called "SP loss fluctuation", and in the loss with reach, L reach, which is a type of reach, is performed. The special figure fluctuation pattern that is called is called "L loss fluctuation", and among the misses with reach, the special figure fluctuation pattern in which the special figure fluctuation production ends with N reach, which is a kind of reach, is called "N loss fluctuation". In other words, the special figure fluctuation pattern related to loss without reach is called "normal loss fluctuation". There are three types of normal loss fluctuations (normal A loss fluctuation, normal B loss fluctuation, and normal C loss fluctuation) in which the fluctuation times differ from each other. Further, when the SP jackpot and the SP loss fluctuation are collectively referred to, they are referred to as SP fluctuation or SP reach fluctuation.
3-2-5.先読み判定
パチンコ遊技機PY1は、取得した特図関係乱数に基づいて、図13に示すような先読み判定テーブルに従って先読み判定を行う。先読み判定は、大当たり判定よりも前に(具体的には例えば始動口への入賞時に)行われる。先読み判定には、例えば、特別図柄乱数が大当たり判定で大当たりと判定されるか否かの判定、大当たり図柄種別乱数が大当たり図柄種別判定で何れの大当たり図柄の種別に決定されるかの判定、特図変動パターン乱数が特図変動パターン判定で何れの特図変動パターンに決定されるかの判定、などがある。先読み判定テーブルは、その始動入賞に係る始動口の種別(第1始動口11/第2始動口12)に関連付けられている。すなわち、先読み判定テーブルには、第1始動口11に入賞した場合の先読み判定テーブル(第1先読み判定テーブル)と、第2始動口12に入賞した場合の先読み判定テーブル(第2先読み判定テーブル)と、がある。第1始動口11は特図1の抽選の契機となる始動口であるため、第1先読み判定テーブルを特図1先読み判定テーブルと言うこともできる。また、第2始動口12は特図2の抽選の契機となる始動口であるため、第2先読み判定テーブルを特図2先読み判定テーブルと言うこともできる。なお、先読み判定テーブルを、始動口の種別(第1始動口11/第2始動口12)に応じて分けなくてもよい。
3-2-5. Pre-reading determination The pachinko gaming machine PY1 performs pre-reading determination according to the pre-reading determination table as shown in FIG. 13 based on the acquired special figure-related random numbers. The look-ahead determination is performed before the jackpot determination (specifically, for example, at the time of winning a prize at the starting port). The look-ahead determination includes, for example, determination of whether or not the special symbol random number is determined to be a jackpot in the jackpot determination, determination of which jackpot symbol type the jackpot symbol type random number is determined in the jackpot symbol type determination, and special features. Figure variation pattern There is a determination as to which special figure variation pattern the random number is determined by the special figure variation pattern determination. The look-ahead determination table is associated with the type of start port (
また、先読み判定テーブルは、遊技状態(非時短状態/時短状態)にも関連付けられている。すなわち、先読み判定テーブルには、非時短状態のときに用いられる先読み判定テーブル(非時短用先読み判定テーブル)と、時短状態のときに用いられる先読み判定テーブル(時短用先読み判定テーブル)と、がある。 The look-ahead determination table is also associated with the gaming state (non-time saving state / time saving state). That is, the look-ahead determination table includes a look-ahead determination table (non-time saving look-ahead determination table) used in the non-time saving state and a look-ahead determination table (time saving look-ahead determination table) used in the time saving state. ..
つまり、先読み判定テーブルには、非時短状態のときに用いられる第1先読み判定テーブルと、時短状態のときに用いられる第1先読み判定テーブルと、非時短状態のときに用いられる第2先読み判定テーブルと、時短状態のときに用いられる第2先読み判定テーブルと、がある。なお、先読み判定テーブルを、遊技状態毎に分けなくてもよい。また、先読み判定にどのような判定を含ませるかは適宜に変更可能である。 That is, the look-ahead determination table includes a first look-ahead determination table used in the non-time saving state, a first look-ahead determination table used in the time-saving state, and a second look-ahead determination table used in the non-time saving state. And a second look-ahead determination table used when the time is shortened. It is not necessary to divide the look-ahead determination table for each game state. Further, what kind of determination is included in the look-ahead determination can be appropriately changed.
3-3.大当たり遊技
次に、大当たり遊技について説明する。大当たり遊技は、大入賞口(第1大入賞口14あるいは第2大入賞口15)の開閉を伴う複数回のラウンド遊技と、大当たり遊技が開始してから初回のラウンド遊技が開始されるまでのオープニング(OPとも表記する)と、最終回のラウンド遊技が終了してから大当たり遊技が終了するまでのエンディング(EDとも表記する)とを含んでいる。各ラウンド遊技は、オープニングの終了又は前のラウンド遊技の終了によって開始し、次のラウンド遊技の開始又はエンディングの開始によって終了する。また、OPやEDを設けないようすることが可能である。なお、以下において、所定回数目(所定の順番)のラウンド遊技を、単に「ラウンド」という。例えば、初回(1回目)のラウンド遊技のことを「1ラウンド(1R)」といい、10回目のラウンド遊技のことを「10ラウンド(10R)」という。
3-3. Big hit game Next, the big hit game will be described. The jackpot game consists of multiple round games involving opening and closing of the jackpot (
このような大当たり遊技を構成する要素(大当たり遊技構成要素)には、ラウンド遊技の回数、各回のラウンド遊技における大入賞口(第1大入賞口14、第2大入賞口15)の開放回数、各開放が行われる大入賞口の種別および開放時間、次回の開放まで閉鎖させる時間(閉鎖時間あるいはインターバル時間)、オープニングの時間(オープニング時間)、およびエンディングの時間(エンディング時間)などが含まれている。パチンコ遊技機PY1は、特図の停止表示後、図14に示すような大当たり遊技制御テーブルに従って大当たり遊技を制御する。
The elements constituting such a big hit game (big hit game component) include the number of round games, the number of times the big winning openings (1st big winning
図14に示すように、大当たり遊技制御テーブルには、大当たり遊技毎(例えば大当たり遊技A~C毎)に大当たり遊技構成要素が格納されている。各大当たり遊技では、1Rから15Rまでは、最大で29.5秒にわたって第1大入賞口14が開放するラウンド遊技、または、最大で0.1秒にわたって第1大入賞口14が開放するラウンド遊技、が行われる。そして、16R(最終ラウンド)では、最大で29.5秒にわたって第2大入賞口15が開放するラウンド遊技、または、最大で0.1秒にわたって第2大入賞口15が開放するラウンド遊技、が行われる。また、各ラウンド遊技では、予め定めた所定個数(例えば10個)の遊技球が大入賞口センサ14a,15aによって検出されると、大入賞口14,15の最大開放時間が経過する前であっても、ラウンド遊技を終了させる。
As shown in FIG. 14, the jackpot game control table stores jackpot game components for each jackpot game (for example, for each jackpot game A to C). In each jackpot game, from 1R to 15R, a round game in which the first
なお、図14に示す大当たり遊技Aは、当選した大当たり図柄の種別が大当たり図柄A(図10(B)参照)である場合に実行され、大当たり遊技Bは、当選した大当たり図柄の種別が大当たり図柄Bである場合に実行され、大当たり遊技Cは、当選した大当たり図柄の種別が大当たり図柄Cである場合に実行される構成とすることが可能である。 The jackpot game A shown in FIG. 14 is executed when the type of the winning jackpot symbol is the jackpot symbol A (see FIG. 10B), and the jackpot game B is executed when the type of the winning jackpot symbol is the jackpot symbol. The jackpot game C may be executed when B is executed, and the jackpot game C may be executed when the type of the winning jackpot symbol is the jackpot symbol C.
また、各大当たり遊技構成要素における回数や時間については、適宜に変更することが可能である。また、大当たり遊技を、第1大入賞口14および第2大入賞口15の両方を用いて行うことも一方だけを用いて行うことも可能である。第1大入賞口14だけを用いる大当たり遊技しか行わない構成、あるいは、第2大入賞口15だけを用いる大当たり遊技しか行わない構成とする場合には、用いない方の大入賞口を備えない構成としてもよい。また、実行可能な大当たり遊技の種類は、複数種類であってもよいし、1種類であってもよい。
In addition, the number of times and the time in each jackpot game component can be changed as appropriate. Further, the jackpot game can be performed using both the
ここで、特定領域16について詳細に説明する。特定領域16は、振分部材16kによって、入賞不可能な閉状態と、入賞可能な開状態とをとるので、振分部材16kの作動態様は、特定領域16の開閉態様ということができる。以下において、振分部材16kの作動態様のことを「特定領域16の開閉態様」ともいう。また、特定領域16が開状態にあることを「V開放」ともいい、特定領域16が閉状態にあることを「V閉鎖」ともいう。
Here, the
振分部材16kは一定の作動態様で制御される(つまり、特定領域16は一定の開閉態様で制御される)。例えば、第2大入賞口15の開放が開始してから15秒間、振分ソレノイド16sが通電され、振分部材16kが第2状態(図3(B))に制御される。よって、最大で29.5秒にわたって第2大入賞口15が開放するラウンド遊技では、第2大入賞口15の開放時間およびタイミングと、振分部材16kの第2状態に制御されている時間およびタイミングとの関係から、遊技球が特定領域16を通過する(遊技球を特定領域16に進入させる)ことが容易である。一方、最大で0.1秒にわたって第2大入賞口15が開放するラウンド遊技では、第2大入賞口15の開放時間およびタイミングと、振分部材16kの第2状態に制御されている時間およびタイミングとの関係から、遊技球が特定領域16を通過する(遊技球を特定領域16に進入させる)ことはほぼ不可能(困難)である。このように、振分部材16kの一定の作動態様(特定領域16の一定の開閉態様)と、大当たり遊技における第2大入賞口15の開閉態様との組み合わせで、大当たり遊技において遊技球を特定領域16に進入させることの困難性(容易性)を設定することが可能である。なお、振分部材16kの作動態様は適宜に変更可能である。後述する「パチンコ遊技機PY1の特徴部」の説明において別の作動態様を示した場合、パチンコ遊技機PY1ではその作動態様が採用されているものとする。
The
なお、大当たり遊技中に、遊技球の特定領域16への通過(以下、「V通過」ともいう)が容易な第1開放パターン(Vロング開放パターン)でVAT開閉部材15k及び振分部材16kが作動する大当たりを、「Vロング大当たり」といい、遊技球の特定領域16の通過が不可能又は困難な第2開放パターン(Vショート開放パターン)でVAT開閉部材15k及び振分部材16kが作動する大当たりを、「Vショート大当たり」という。
In the jackpot game, the VAT opening / closing
3-4.遊技状態
次に、遊技状態について説明する。パチンコ遊技機PY1は、図15に示すように、「低確率低ベース遊技状態」、「低確率高ベース遊技状態」、「高確率低ベース遊技状態」、「高確率高ベース遊技状態」および「大当たり遊技状態」の何れかの遊技状態にすることが可能である。なお、「低確率低ベース遊技状態」を「低確低ベース状態」と、「低確率高ベース遊技状態」を「低確高ベース状態」と、「高確率低ベース遊技状態」を「高確低ベース状態」と、「高確率高ベース遊技状態」を「高確高ベース状態」と、それぞれ略称することがある。遊技状態を構成する状態として、大当たり判定において「大当たり」と判定される確率に係る状態と、電チュー12Dの開放の容易性に係る状態とがある。前者としては、通常確率状態と高確率状態とがある。一方、後者としては、非時短状態と時短状態とがある。
3-4. Game state Next, the game state will be described. As shown in FIG. 15, the pachinko gaming machine PY1 has a “low probability low base game state”, a “low probability high base game state”, a “high probability low base game state”, a “high probability high base game state”, and a “high probability high base game state”. It is possible to put it in any of the "big hit gaming states". The "low probability low base game state" is "low probability low base state", the "low probability high base game state" is "low probability high base state", and the "high probability low base game state" is "high probability". The "low base state" and the "high probability high base game state" may be abbreviated as "high probability high base state", respectively. As the state constituting the game state, there are a state related to the probability of being determined as "big hit" in the big hit determination and a state related to the ease of opening the
通常確率状態は、「低確率低ベース遊技状態」または「低確率高ベース遊技状態」において設定され、大当たり判定で大当たりと判定される確率が通常の確率である状態である。高確率状態は、「高確率低ベース遊技状態」または「高確率高ベース遊技状態」において設定され、大当たり判定で大当たりと判定される確率が通常確率より高い高確率である状態である。従って、高確率状態は通常確率状態よりも遊技者に有利な遊技状態であると言える。パチンコ遊技機PY1で初めて電源投入されたときには通常確率状態が設定される。そして、大当たりに当選することによって通常確率状態から高確率状態に切り替えることが可能になる。例えば、大当たり遊技において遊技球が特定領域16を通過することによって高確率状態に切り替えることが可能である。また、大当たり図柄の種別によって高確率状態に切り替えることも可能である。高確率状態に切り替える契機をV通過とするか、大当たり図柄の種別とするかは、実現したい遊技性に応じて予め定められているものとする。高確率状態では、大当たりに当選することなく所定回数の大当たり判定が行われることや、次回の大当たりに当選することで、高確率状態から通常確率状態に切り替えることが可能である。
The normal probability state is set in the "low probability low base game state" or the "low probability high base game state", and the probability of being determined as a big hit in the big hit determination is a normal probability. The high probability state is set in the "high probability low base game state" or the "high probability high base game state", and the probability of being determined as a big hit in the big hit determination is a high probability higher than the normal probability. Therefore, it can be said that the high probability state is a gaming state that is more advantageous to the player than the normal probability state. When the power is turned on for the first time in the pachinko gaming machine PY1, the normal probability state is set. Then, by winning the jackpot, it becomes possible to switch from the normal probability state to the high probability state. For example, in a jackpot game, it is possible to switch to a high probability state by passing the game ball through the
非時短状態は、「低確率低ベース遊技状態」、「高確率低ベース遊技状態」または「大当たり遊技状態」において設定される。時短状態は、「低確率高ベース遊技状態」または「高確率高ベース遊技状態」において設定され、非時短状態に比べて、1回の補助遊技における電チュー12Dの開放時間が長くなり易い遊技状態である。例えば、時短状態においては、非時短状態における電チュー12Dの開放時間(例えば0.08秒)よりも長い開放時間(例えば3.0秒)となる。また、時短状態では、特図変動時間の短い特図変動パターンが選択されることが非時短状態よりも多くなるように定められた特図変動パターン判定テーブルに従って、特図変動パターン判定が行われる(図11~図12参照)。その結果、時短状態では、特図保留の消化のペースが速くなり、始動口への有効な入賞(特図保留として記憶され得る入賞)が発生しやすくなる。そのため、スムーズな遊技の進行のもとで大当たりを狙うことができる。
The non-time saving state is set in the "low probability low base gaming state", the "high probability low base gaming state", or the "big hit gaming state". The time saving state is set in the "low probability high base game state" or the "high probability high base game state", and the opening time of the
また、時短状態は、非時短状態に比べて、普図変動時間が短くなり易くなっている。例えば、時短状態においては、非時短状態において決定される普図変動時間(30秒)よりも短い普図変動時間(5秒)が決定される(図9(B))。よって、時短状態の方が、単位時間当たりにおける普図抽選の実行回数が多い。 Further, in the time-reduced state, the fluctuation time of the normal map is more likely to be shorter than in the non-time-reduced state. For example, in the time-reduced state, the normal map fluctuation time (5 seconds) shorter than the normal map fluctuation time (30 seconds) determined in the non-time-reduced state is determined (FIG. 9 (B)). Therefore, in the time-saving state, the number of times the general drawing lottery is executed per unit time is larger.
また、時短状態は、非時短状態に比べて、当たり判定で当たりと判定され易くなっている。例えば、時短状態では、非時短状態で当たりと判定される確率(例えば6600/65536)よりも高い確率(例えば59936/65536)で当たりと判定される(図9(A))。よって、時短状態の方が、単位時間当たりにおいて当たり判定で当たりと判定される回数が多い。 Further, the time saving state is more likely to be determined as a hit in the hit determination than the non-time saving state. For example, in the time-saving state, it is determined to be a hit with a higher probability (for example, 59936/65536) than the probability of being determined to be a hit in the non-time-saving state (for example, 6600/65536) (FIG. 9A). Therefore, in the time-saving state, the number of times that the hit determination is determined to be a hit per unit time is larger.
このように時短状態では、非時短状態に比して、単位時間当たりの電チュー12Dの開放時間が長くなり、第2始動口12へ遊技球が頻繁に入賞し易くなる。その結果、発射球数に対する賞球数の割合であるベースが高くなる。そのため、ベースの高い時短状態では、所持する遊技球を大きく減らすことなく大当たり当選を狙うことができる。従って、時短状態は非時短状態よりも遊技者に有利な遊技状態であると言える。
As described above, in the time-reduced state, the opening time of the
パチンコ遊技機PY1で初めて電源投入されたときには非時短状態が設定される。そして、例えば、大当たりに当選することによって時短状態が設定可能になる。時短状態では、大当たりに当選することなく所定回数の大当たり判定が行われることや、次回の大当たりに当選することで、時短状態から非時短状態に変更することが可能である。 When the power of the pachinko gaming machine PY1 is turned on for the first time, the non-time saving state is set. Then, for example, by winning a big hit, the time saving state can be set. In the time-saving state, it is possible to change from the time-saving state to the non-time-saving state by performing a predetermined number of jackpot determinations without winning the jackpot or by winning the next jackpot.
なお、時短状態では、非時短状態に比して、当たりに当選し易く、普図変動時間が短くなり易く、且つ、1回の補助遊技における電チュー12Dの開放時間が長くなり易い。つまり、普図に係る遊技について3つの点で、遊技者に有利に設定されている。しかし、この遊技者に有利に設定されている点はこれらの中の一部であってもよい。また、時短状態における特図変動パターン判定テーブルが、非時短状態におけるものよりも、特図変動時間の短い特図変動パターンが選択され易いものでなくてもよい。
In the time-reduced state, the winning is easy to win, the normal figure fluctuation time is likely to be short, and the opening time of the
なお、パチンコ遊技機PY1で初めて電源投入された後の遊技状態は、通常確率状態且つ非時短状態が設定される「低確率低ベース遊技状態」である。この遊技状態を「通常遊技状態」ともいう。なお、「大当たり遊技状態」では、普図抽選(普図に関する当たり判定)は行われるが特図抽選(大当たり判定)は行われないため、大当たり遊技の開始に伴って、非時短状態が設定される。また、遊技状態については、前述した遊技状態の全てを用いることも一部だけを用いることも可能である。また、本明細書で説明している各種の遊技状態については、「第n遊技状態」(nは1以上の整数)の形式で任意に表現できるものとする。 The gaming state after the power is turned on for the first time in the pachinko gaming machine PY1 is a "low probability low base gaming state" in which a normal probability state and a non-time saving state are set. This gaming state is also referred to as a "normal gaming state". In the "big hit game state", the normal figure lottery (hit judgment related to the normal figure) is performed, but the special figure lottery (big hit judgment) is not performed. Therefore, a non-time saving state is set with the start of the big hit game. To. Further, as for the gaming state, it is possible to use all of the above-mentioned gaming states or only a part of them. Further, the various gaming states described in the present specification can be arbitrarily expressed in the form of "nth gaming state" (n is an integer of 1 or more).
4.遊技機による主な演出
次に、パチンコ遊技機PY1により行われる主な演出について、図16~図22を用いて説明する。
4. Main effects by the gaming machine Next, the main effects performed by the pachinko gaming machine PY1 will be described with reference to FIGS. 16 to 22.
4-1.演出モード
最初に、演出モードについて説明する。演出モードは、演出の区分(あるいは、上位概念的な属性)のことである。パチンコ遊技機PY1は、演出モードとして、客待ち演出モード、通常演出モードと、確変演出モード、時短演出モードおよび大当たり演出モードを設定することが可能である。
4-1. Production mode First, the production mode will be described. The effect mode is a division (or a higher-level conceptual attribute) of the effect. The pachinko gaming machine PY1 can set a customer waiting effect mode, a normal effect mode, a probability variation effect mode, a time saving effect mode, and a jackpot effect mode as the effect modes.
客待ち演出モードは、「低確率低ベース遊技状態」、「低確率高ベース遊技状態」、「高確率低ベース遊技状態」および「高確率高ベース遊技状態」において特図変動演出が行われていないときに設定可能であり、特図変動演出が行われていない待機状態であることを示す演出モードである。客待ち演出モードが設定されているときに客待ち演出が行われる。客待ち演出では、例えば、図16(A―1)に示すように、表示部50aにおいてパチンコ遊技機PY1を紹介する客待ちデモ動画G100が表示される。また、客待ちデモ動画G100が表示されているときに通常ボタン40が操作されると、図16(A―2)に示すように、パチンコ遊技機PY1の演出に関する設定を行うための設定画面G101が表示される。演出に関する設定には、スピーカ52から出力される音の音量設定、表示部50aの輝度設定、実行される演出の頻度設定などがある。
In the customer waiting effect mode, special figure fluctuation effect is performed in "low probability low base game state", "low probability high base game state", "high probability low base game state" and "high probability high base game state". It is an effect mode that can be set when there is no special figure variation effect and indicates that the standby state is not performed. The customer waiting effect is performed when the customer waiting effect mode is set. In the customer waiting effect, for example, as shown in FIG. 16A, a customer waiting demo video G100 introducing the pachinko gaming machine PY1 is displayed on the
通常演出モードは、「低確率低ベース遊技状態」または「高確率低ベース遊技状態」において特図変動演出が行われているときに設定可能であり、非時短状態であることを示す演出モードである。通常演出モードには、例えば、図16(B―1)に示すように、表示部50aにおいて昼間の山の景色を表す背景画像(昼間通常用背景画像G102)が表示される第1通常演出モードと、図16(B―2)に示すように、表示部50aにおいて夕方の山の景色を表す背景画像(夕方通常用背景画像G103)が表示される第2通常演出モードと、図16(B―3)に示すように、表示部50aにおいて夜間の山の景色を表す背景画像(夜間通常用背景画像G104)が表示される第3通常演出モードと、があり、大当たりに当選することなく1回または複数回の特図変動演出が行われることを1つの条件として切り替えられる。さらに、第1~第3通常演出モードのそれぞれには、特図変動演出において、リーチが成立する前の通常前段演出モードと、リーチが成立した後の通常後段演出モードと、がある。通常前段演出モードでは、表示部50aにおいて、昼間通常用背景画像G102、夕方通常用背景画像G103および夜間通常用背景画像G104の何れかが表示されるが、通常後段演出モードでは、リーチの種類に応じた専用の背景画像が表示される。また、「高確率低ベース遊技状態」においてのみ設定される特殊演出モードを設けても良い。
The normal effect mode can be set when the special figure variation effect is performed in the "low probability low base game state" or the "high probability low base game state", and is an effect mode indicating that the state is a non-time saving state. be. In the normal effect mode, for example, as shown in FIG. 16 (B-1), a background image (daytime normal background image G102) showing a daytime mountain landscape is displayed on the
確変演出モードは、「高確率高ベース遊技状態」において特図変動演出が行われているときに設定可能な演出モードであり、高確率状態且つ時短状態であることを示す演出モードである。確変演出モードでは、例えば、図16(B―4)に示すように、表示部50aにおいて宇宙を表す背景画像(確変用背景画像G105)が表示される。さらに、確変演出モードには、特図変動演出において、リーチが成立する前の確変前段演出モードと、リーチが成立した後の確変後段演出モードと、がある。確変前段演出モードでは、表示部50aにおいて、確変用背景画像G105が表示されるが、確変後段演出モードでは、リーチの種類に応じた専用の背景画像が表示される。
The probability variation effect mode is an effect mode that can be set when the special figure variation effect is performed in the "high probability high base game state", and is an effect mode indicating that the state is a high probability state and a time saving state. In the probabilistic effect mode, for example, as shown in FIG. 16 (B-4), a background image (probability variation background image G105) representing the universe is displayed on the
時短演出モードは、「低確率高ベース遊技状態」において特図変動演出が行われているときに設定可能な演出モードであり、通常確率状態且つ時短状態であることを示す演出モードである。時短演出モードでは、例えば、図16(B―5)に示すように、表示部50aにおいて空を表す背景画像(時短用背景画像G106)が表示される。さらに、時短演出モードには、特図変動演出において、リーチが成立する前の時短前段演出モードと、リーチが成立した後の時短後段演出モードと、がある。時短前段演出モードでは、表示部50aにおいて、時短用背景画像G106が表示されるが、時短後段演出モードでは、リーチの種類に応じた専用の背景画像が表示される。
The time saving effect mode is an effect mode that can be set when the special figure variation effect is performed in the "low probability high base game state", and is an effect mode indicating that the normal probability state and the time reduction state are present. In the time saving effect mode, for example, as shown in FIG. 16 (B-5), a background image (time saving background image G106) representing the sky is displayed on the
大当たり演出モードは、「大当たり遊技状態」において大当たり遊技が行われているときに設定可能な演出モードであり、大当たり遊技が行われていることを示す演出モードである。大当たり演出モードでは、例えば、大当たり遊技におけるオープニング中には、図16(C―1)に示すように、表示部50aにおいて、大当たり遊技の開始を示唆するオープニング画像G107や「右打ち」を促す右打ち画像G108が表示される大当たりオープニング演出が行われる。大当たり遊技におけるラウンド中には、図16(C―2)に示すように、表示部50aにおいて、ラウンド数を示すラウンド画像G109や払い出された賞球数を示唆する賞球数画像G110が表示されるラウンド演出が行われる。大当たり遊技におけるエンディング中には、図16(C―3)に示すように、表示部50aにおいて、大当たり遊技後に設定される演出モードを示唆するエンディング画像G111や払い出された総賞球数を示唆する総賞球数画像G112が表示される大当たりエンディング演出が行われる。
The jackpot effect mode is an effect mode that can be set when the jackpot game is being performed in the "big hit game state", and is an effect mode indicating that the jackpot game is being performed. In the jackpot effect mode, for example, during the opening of the jackpot game, as shown in FIG. 16 (C-1), the
なお、演出モードの種類については、適宜に変更または追加することが可能である。 The type of effect mode can be changed or added as appropriate.
4-2.特図変動演出
次に、特図変動演出(単に「変動演出」とも言う)について説明する。パチンコ遊技機PY1は、特図の可変表示が開始されると、特図の可変表示に係る特図変動パターンおよび特図抽選結果(大当たり判定結果、大当たり図柄種別判定結果、リーチ判定結果、および、特図変動パターン判定結果)などに基づいて、特図変動演出を実行する。特図変動演出では、表示部50aにおいて、所定の背景画像に重畳的に、演出図柄の変動表示が行われる。演出図柄の変動表示では、演出図柄が変動した後に停止する。すなわち、特図変動時間、演出図柄の変動表示が行われた後に、当該変動が停止して、演出図柄の停止表示が行われる。そして、演出図柄の停止表示によって特図抽選の結果が報知される。
4-2. Special figure fluctuation effect Next, the special figure variation effect (also simply referred to as "variation effect") will be described. When the variable display of the special figure is started, the pachinko gaming machine PY1 has a special figure fluctuation pattern and a special figure lottery result (big hit judgment result, big hit symbol type judgment result, reach judgment result, and The special figure fluctuation effect is executed based on the special figure fluctuation pattern determination result) and the like. In the special figure variation effect, the
なお、特図変動演出では、演出図柄の変動表示以外に、画像表示装置50、スピーカ52、枠ランプ53、盤ランプ54、可動装置55,56,58、通常ボタン40、特殊ボタン41などの様々な演出装置を用いた他の演出を行うことが可能である。この場合、演出図柄の停止表示後も、他の演出を継続して行うことが可能である。
In the special figure variation effect, in addition to the variation display of the effect pattern, various images such as an
4-2-1.演出図柄表示領域
画像表示装置50の表示部50aには、図17(A)に示すように、表示部50aを水平方向に3つに略均等に分けた左側、中央および右側それぞれに、左演出図柄領域50b1、中演出図柄領域50b2、および右演出図柄領域50b3を設けることが可能である。左演出図柄領域50b1は、特図変動演出における演出図柄の停止表示のときに、左演出図柄EZ1を表示する領域である。同様に、中演出図柄領域50b2および右演出図柄領域50b3は、中演出図柄EZ2および右演出図柄EZ3を表示する領域である。
4-2-1. Effect symbol display area As shown in FIG. 17A, the
また、図17(A)に示すように、表示部50aの上端部の左端(左上隅)の一区画に、小図柄領域50cを設けることが可能である。小図柄領域50cは、特図の可変表示が行われているときに小図柄KZ1,KZ2,KZ3を変動表示する領域である。
Further, as shown in FIG. 17A, it is possible to provide the
なお、図17(A)において、左演出図柄領域50b1、中演出図柄領域50b2、右演出図柄領域50b3、および小図柄領域50cは二点鎖線で明示されているが、これは左演出図柄領域50b1、中演出図柄領域50b2、右演出図柄領域50b3、および小図柄領域50cの範囲を表すために記載したものであり、実際には表示されていない。また、各領域の範囲は適宜に変更可能である。
In FIG. 17A, the left effect symbol area 50b1, the middle effect symbol area 50b2, the right effect symbol area 50b3, and the
4-2-2.通常変動
パチンコ遊技機PY1は、特図変動演出において、先ず通常変動を行うことが可能である。通常変動は、特図の可変表示が開始されたことを示唆する演出として機能する。
4-2-2. Normal variation The pachinko gaming machine PY1 can first perform normal variation in the special figure variation effect. The normal fluctuation functions as an effect suggesting that the variable display of the special figure has started.
特図の可変表示が開始されると、例えば、図17(A)に示すように、表示部50aにおいて、左演出図柄EZ1、中演出図柄EZ2および右演出図柄EZ3が停止表示されていると共に、左小図柄KZ1、中小図柄KZ2および右小図柄KZ3が停止表示されており、特図の可変表示が行われておらず、特図の可変表示を待機している状態から、図17(B)に示すように、その開始に伴って演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の変動表示が開始されると共に、小図柄KZ1,KZ2,KZ3の変動表示が開始される。そして、この特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「通常ハズレ変動」の場合には、図17(C―1)に示すように、左演出図柄EZ1と右演出図柄EZ3とが異なる停止態様で仮停止してから、図17(D)に示すように、ハズレを示唆する停止態様(所謂バラケ目)で演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が停止表示する。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3もハズレを示唆する停止態様で一斉に停止表示する。一方、特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「Nハズレ変動」などのリーチ有りの特図変動パターンの場合には、図17(C―2)に示すように、左演出図柄EZ1と右演出図柄EZ3とが同じ停止態様で仮停止して、リーチが成立する。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3の変動表示は継続して行われ、特図変動パターンに応じたリーチ演出が行われる。なお、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の停止順序や停止態様は、適宜に変更することが可能である。
When the variable display of the special figure is started, for example, as shown in FIG. 17A, the left effect symbol EZ1, the middle effect symbol EZ2, and the right effect symbol EZ3 are stopped and displayed on the
4-2-3.Nリーチ
パチンコ遊技機PY1は、通常変動においてリーチが成立するとNリーチを行うことが可能である。Nリーチは、大当たり判定の結果が「大当たり」であった可能性があることを示唆する演出であり、遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。
4-2-3. The N-reach pachinko gaming machine PY1 can perform N-reach when the reach is established in the normal fluctuation. The N reach is an effect that suggests that the result of the jackpot determination may have been a "big hit", and functions as an effect for the player to expect a jackpot.
Nリーチでは、図18(A)に示すように、リーチが成立した状態が所定時間(例えば、10秒)維持され、図18(B)に示すように、中演出図柄EZ2の変動速度が徐々に減速していく。そして、特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「Nハズレ変動」の場合には、図18(C―1)に示すように、ハズレを示唆する停止態様(所謂バラケ目)で演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が停止表示する。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3もハズレを示唆する停止態様で一斉に停止表示する。一方、特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「N大当たり変動」の場合には、図18(C-2)に示すように、大当たりを示唆する停止態様(所謂ゾロ目)で停止表示する。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3も大当たりを示唆する停止態様で一斉に停止表示する。なお、Nリーチの演出内容は、中演出図柄EZ2が徐々に減速することに限られず、適宜に変更または追加することが可能である。 In N reach, as shown in FIG. 18 (A), the state in which the reach is established is maintained for a predetermined time (for example, 10 seconds), and as shown in FIG. 18 (B), the fluctuation speed of the medium effect symbol EZ2 gradually changes. It slows down to. Then, when the special figure fluctuation pattern of the variable display of the special figure is, for example, "N loss fluctuation", as shown in FIG. The symbols EZ1, EZ2, and EZ3 are stopped and displayed. At this time, the small symbols KZ1, KZ2, and KZ3 are also stopped and displayed all at once in a stop mode suggesting a loss. On the other hand, when the special figure fluctuation pattern of the variable display of the special figure is, for example, "N jackpot fluctuation", it stops in a stop mode (so-called doublet) suggesting a jackpot, as shown in FIG. 18 (C-2). indicate. At this time, the small symbols KZ1, KZ2, and KZ3 are also stopped and displayed all at once in a stop mode suggesting a big hit. The content of the N reach effect is not limited to the gradual deceleration of the medium effect symbol EZ2, and can be changed or added as appropriate.
また、ハズレを示唆する演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の停止態様に関して、リーチが成立しない場合のバラケ目を「非リーチバラケ目」や「非リーチハズレ目」と称し、リーチが成立する場合のバラケ目を「リーチバラケ目」や「リーチハズレ目」と称する。非リーチバラケ目を構成する各演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の組み合わせをどのようにするか(例えば「2・3・1」や「5・8・6」等)、および、リーチバラケ目を構成する各演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の組み合わせをどのようにするか(例えば「2・1・2」や「5・4・5」等)は、演出制御用マイコン121によって選択される。また、大当たりを示唆する停止態様(ゾロ目)を構成する各演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の組み合わせをどのようにするか(例えば「2・2・2」や「7・7・7」等)は、当選した大当たり図柄の種別に基づいて、演出制御用マイコン121によって選択される。
In addition, regarding the stop mode of the effect symbols EZ1, EZ2, and EZ3 that suggest loss, the loose stitches when the reach is not established are referred to as "non-reach loose stitches" and "non-reach lost stitches", and the loose stitches when the reach is established are referred to. It is called "reach loose eyes" or "reach loss eyes". How to combine the production symbols EZ1, EZ2, EZ3 that make up the non-reach breaks (for example, "2/3/1", "5/8/6", etc.), and each of the effects that make up the reach breaks. The combination of the effect symbols EZ1, EZ2, and EZ3 (for example, "2.1.2", "5/4/5", etc.) is selected by the
4-2-4.SPリーチ
パチンコ遊技機PY1は、Nリーチの後にSPリーチを行うことが可能である。SPリーチは、大当たり判定の結果が「大当たり」であった可能性が、Nリーチよりも高いことを示唆する演出であり、遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。
4-2-4. SP reach The pachinko gaming machine PY1 can perform SP reach after N reach. The SP reach is an effect that suggests that the possibility that the result of the big hit determination is "big hit" is higher than that of the N reach, and functions as an effect for making the player expect a big hit.
SPリーチでは、Nリーチの後に、例えば、図19(A)に示すように、表示部50aにSPリーチ専用の背景画像(SPリーチ用背景画像G113)が表示され、表示部50aの中央にSPリーチが開始されたことを表す画像(SPリーチ開始タイトル画像)G1が表示される。その後、図19(B)に示すように、SPリーチ専用演出(例えばバトル演出)が行われる。そして、SPリーチ専用演出の最終局面を迎えると、特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「SP大当たり変動」の場合には、図19(C―1)に示すように、表示部50aに、大当たりを示唆する演出(例えば、主人公キャラクタ(味方キャラクタの一人)がバトルに勝利して仁王立ちしている表示)が行われるとともに、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が大当たりを示唆する停止態様(所謂ゾロ目)で停止表示する。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3も大当たりを示唆する停止態様で一斉に停止表示する。一方、特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「SPハズレ変動」の場合には、図19(C―2)に示すように、ハズレを示唆する演出(例えば、敵キャラクタがバトルに勝利して仁王立ちしている表示)が行われるとともに、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3がハズレを示唆する停止態様(所謂バラケ目)で停止表示する。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3もハズレを示唆する停止態様で一斉に停止表示する。なお、SPリーチの演出内容は、適宜に変更または追加することが可能である。
In the SP reach, after the N reach, for example, as shown in FIG. 19A, a background image dedicated to the SP reach (background image G113 for SP reach) is displayed on the
ここで、各リーチに対する演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が大当たりを示す態様で停止される可能性(大当たり期待度)について詳細に説明する。各リーチに対する大当たり期待度は、大当たり判定の結果に基づく実行確率によって定められる。例えば、Nリーチの実行確率を、大当たり判定の結果が「ハズレ」の場合には10%とし、大当たり判定の結果が「大当たり」の場合には100%として、SPリーチの実行確率を、大当たり判定の結果が「ハズレ」の場合には4%とし、大当たり判定の結果が「大当たり」の場合には100%とすれば、SPリーチの大当たり期待度を、Nリーチの大当たり期待度よりも高く設定することが可能である。また、SPリーチとしてSPリーチAとSPリーチBとを実行可能にし、SPリーチAの実行確率を、大当たり判定の結果が「ハズレ」の場合には2%とし、大当たり判定の結果が「大当たり」の場合には30%として、SPリーチBの実行確率を、大当たり判定の結果が「ハズレ」の場合には2%とし、大当たり判定の結果が「大当たり」の場合には20%とすれば、SPリーチAの大当たり期待度を、SPリーチBの大当たり期待度よりも高く設定することが可能である。このように、大当たり判定の結果に応じた実行確率を適宜に設定することで、大当たり期待度を設定することが可能である。 Here, the possibility that the effect symbols EZ1, EZ2, and EZ3 for each reach are stopped in a manner indicating a big hit (big hit expectation) will be described in detail. The jackpot expectation for each reach is determined by the execution probability based on the result of the jackpot determination. For example, the execution probability of N reach is set to 10% when the result of the jackpot determination is "miss", and 100% when the result of the jackpot determination is "big hit", and the execution probability of SP reach is determined to be a jackpot. If the result of is "missing", it is set to 4%, and if the result of the jackpot judgment is "big hit", it is set to 100%, the jackpot expectation of SP reach is set higher than the jackpot expectation of N reach. It is possible to do. In addition, SP reach A and SP reach B can be executed as SP reach, and the execution probability of SP reach A is set to 2% when the result of the jackpot judgment is "missing", and the result of the jackpot judgment is "big hit". In the case of, the execution probability of SP reach B is set to 2% when the result of the jackpot judgment is "miss", and 20% when the result of the jackpot judgment is "big hit". It is possible to set the jackpot expectation of SP reach A higher than the jackpot expectation of SP reach B. In this way, it is possible to set the jackpot expectation degree by appropriately setting the execution probability according to the result of the jackpot determination.
4-2-5.Lリーチ
パチンコ遊技機PY1は、Nリーチの後にLリーチを行うことが可能である。Lリーチは、特図抽選の抽選結果が「大当たり」であった可能性が、SPリーチよりは低いがNリーチよりも高いことを示唆する演出であり、遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。なお、Lリーチのリーチ演出の実行時間は、SPリーチのリーチ演出の演出時間よりも短い(図11および図12)。よって、Lリーチのリーチ演出では、例えば、SPリーチのリーチ演出よりも短い動画が表示部50aに表示される。なお、Lリーチのリーチ演出の内容は適宜変更可能である。また、Lリーチのリーチ演出の後にSPリーチのリーチ演出が発展的に実行される特図変動パターンを設けてもよい。
4-2-5. The L-reach pachinko gaming machine PY1 can perform L-reach after N-reach. The L reach is a production that suggests that the possibility that the lottery result of the special drawing lottery was a "big hit" is lower than the SP reach but higher than the N reach, and is a production to make the player expect a big hit. Functions as. The execution time of the reach effect of the L reach is shorter than the effect time of the reach effect of the SP reach (FIGS. 11 and 12). Therefore, in the reach effect of L reach, for example, a moving image shorter than the reach effect of SP reach is displayed on the
4-3.保留アイコン表示領域
画像表示装置50の表示部50aには、図20(A)に示すように、4つの表示領域からなる保留アイコン表示領域50dを設けることが可能である。保留アイコン表示領域50dは、第1表示領域50d1、第2表示領域50d2、第3表示領域50d3および第4表示領域50d4で構成され、特図1保留数または特図2保留数に応じて、各表示領域50d1,50d2,50d3,50d4に、保留アイコンHAを表示することが可能である。例えば、特図1保留数が『1』の場合には、第1表示領域50d1に保留アイコンHAが表示され、特図1保留数が『2』の場合には、第1表示領域50d1と第2表示領域50d2とに保留アイコンHAが表示される。
4-3. Hold icon display area As shown in FIG. 20A, the
また、保留アイコン表示領域50dの近傍に、図20(A)に示すように、1つの表示領域からなる当該アイコン表示領域50eを設けることが可能である。当該アイコン表示領域50eは、特図変動演出が開始されることに応じて、保留アイコンHAと同じ当該アイコンTA(当該保留アイコンTAとも言う)を表示することが可能である。なお、当該アイコンTAとして、保留アイコンHAと異なるアイコンを表示することがあってもよい。
Further, as shown in FIG. 20A, it is possible to provide the
なお、保留アイコン表示領域50dを構成する表示領域の数については、適宜に変更することが可能である。また、保留アイコン表示領域50dを、特図1保留数および特図2保留数の両方を表示する表示領域とすることも一方だけを表示する表示領域とすることも可能である。また、保留アイコン表示領域50dを設けるが当該アイコン表示領域50eを設けない構成としたり、両者を設けない構成としたりすることも可能である。
The number of display areas constituting the hold
4-3-1.保留演出
パチンコ遊技機PY1は、遊技球が第1始動口11または第2始動口12に入賞することに応じて、保留演出を行うことが可能である。保留演出は、特図1保留または特図2保留の数を遊技者に報知することが可能である。
4-3-1. Hold effect The pachinko gaming machine PY1 can perform a hold effect according to the game ball winning a prize in the
保留演出では、特図1保留数が『0』のときに遊技球が第1始動口11に入賞すると、特図変動演出が開始され、例えば、図20(B)に示すように、当該アイコン表示領域50eに当該アイコンTAが表示される。そして、特図変動演出中に更に2個の遊技球が第1始動口11に入賞すると、図20(C)に示すように、保留アイコン表示領域50dの第1表示領域50d1と第2表示領域50d2とに保留アイコンHAが表示され、特図1保留数が『2』であることが遊技者に報知される。その後、特図変動演出が終了し、新たな特図変動演出が開始されると、図20(D)に示すように、保留アイコン表示領域50dの第1表示領域50d1に表示されていた保留アイコンHAが、当該アイコン表示領域50eに移動して当該アイコンTAとして表示され、保留アイコン表示領域50dの第2表示領域50d2に表示されていた保留アイコンHAが、第1表示領域50d1に移動して表示され、特図1保留数が『1』であることが遊技者に報知される。
In the hold effect, when the game ball wins the
4-4.予告演出
パチンコ遊技機PY1は、特図変動演出中の任意のタイミングで予告演出を行うことが可能である。予告演出は、画像表示装置50、スピーカ52、枠ランプ53、盤ランプ54、可動装置55,56,58、入力装置(通常ボタン40、特殊ボタン41)等を用いた演出であり、大当たり判定の結果や特図変動パターン判定の結果を示唆することが可能である。
4-4. Notice effect The pachinko gaming machine PY1 can perform advance notice effect at any timing during the special figure variation effect. The notice effect is an effect using an
4-4-1.可動体演出
パチンコ遊技機PY1は、予告演出として、可動装置55,56,58を用いた可動体演出を行うことが可能である。可動体演出は、可動装置55,56,58を作動させる演出であり、遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。
4-4-1. Movable body effect The pachinko gaming machine PY1 can perform a movable body effect using the
可動体演出では、例えば、NリーチからSPリーチに発展する際に、図21(A)に示すように、盤上可動装置55および盤下可動装置56が作動し、盤上可動体55kと盤下可動体56kとが、表示部50a上に重なるように移動して、SPリーチに発展することが示唆される。このとき、表示部50aの盤上可動体55kおよび盤下可動体56kと重なっていないスペースにはエフェクト画像が表示される。その後、図21(B)に示すように、盤上可動体55kと盤下可動体56kとが、通常の待機状態(初期位置)に戻ってSPリーチに発展する。この可動体演出は、発展演出の一例である。なお、可動体演出については、SPリーチへの発展示唆に限られず、適宜に変更または追加することが可能である。また、可動体演出における可動装置の作動内容は、適宜に変更または追加することが可能である。また、可動体演出において作動させる可動装置は、適宜変更可能である。また、演出が発展しない場合(例えばNハズレ変動の場合)に、所謂ガセ演出として、可動体演出を行うようにすることも可能である。可動体演出を、可動体駆動演出とも言う。
In the movable body production, for example, when developing from N reach to SP reach, as shown in FIG. 21 (A), the on-board
4-4-2.操作演出
パチンコ遊技機PY1は、予告演出として、通常ボタン40や特殊ボタン41を用いた操作演出を行うことが可能である。操作演出は、遊技者に通常ボタン40や特殊ボタン41を操作させる演出であり、遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。
4-4-2. Operation effect The pachinko gaming machine PY1 can perform an operation effect using the
操作演出では、例えば、SPリーチにおいて、入力装置(特殊ボタン41)の押下操作が有効な期間(操作有効期間)が発生し、この操作有効期間の発生に伴って、図22(A)に示すように、特殊ボタン41の操作を促す演出(操作促進演出)が行われる。操作促進演出において、表示部50aに、操作促進画像G3が表示される。操作促進画像G3は、特殊ボタン41を模した画像(特殊ボタン画像G31)と、特殊ボタン41の操作態様(すなわち、押下操作)を表す画像(押下操作画像G32)と、操作有効期間の残り時間を表す画像(操作有効期間残り時間画像G33)と、を含む。なお、操作有効期間残り時間画像G33は、おおむね曲線状のプログレスバーからなり、時間の経過に伴って、遊技者が操作有効期間の残り時間を容易に理解できるように変化する。その後、操作有効期間において特殊ボタン41が押下操作されることに応じて、または、操作有効期間において特殊ボタン41が操作されることなく操作有効期間が経過した後、図22(B)に示すように、盤上可動装置55が作動し、盤上可動体55kが表示部50a上に重なるように移動して、大当たり期待度が示唆される。なお、操作演出については、盤上可動装置55の作動に限られず、適宜に変更または追加することが可能である。また、特殊ボタン41や通常ボタン40といった操作手段(操作部)の操作を促す操作促進演出を、操作指示演出とも言う。通常ボタン40の操作を促す操作促進演出では、通常ボタン40を模した画像(特殊ボタン画像)、通常ボタン40の操作態様を表す画像、及び、操作有効期間を表す画像を含む操作促進画像が表示部50aに表示される。
In the operation effect, for example, in SP reach, a period during which the pressing operation of the input device (special button 41) is valid (operation valid period) occurs, and with the occurrence of this operation valid period, FIG. 22 (A) shows. As described above, the effect of urging the operation of the special button 41 (operation promotion effect) is performed. In the operation promotion effect, the operation promotion image G3 is displayed on the
4-4-3.先読み演出
パチンコ遊技機PY1は、予告演出として、特図抽選が行われていない特図1保留または特図2保留に対する先読み演出を行うことが可能である。先読み演出は、特図1保留または特図2保留に対する特図抽選の抽選結果を事前に示唆するための演出として機能する。
4-4-3. Pre-reading effect The pachinko gaming machine PY1 can perform a pre-reading effect for the special figure 1 hold or the special figure 2 hold for which the special figure lottery has not been performed as a notice effect. The look-ahead effect functions as an effect for suggesting the lottery result of the special figure lottery for the special figure 1 hold or the special figure 2 hold in advance.
先読み演出では、例えば、特図1保留に対する先読み判定の結果が「大当たり」の場合、図20(C)に示すように、保留アイコン表示領域50dに通常は「〇」で表示される保留アイコンHAを「☆」で表示することがある。また、先読み判定の結果が「ハズレ」の場合に、所謂ガセ演出として、保留アイコンHAを「☆」で表示することがある。このように、保留アイコンHAや当該アイコンTAを通常態様(本形態では「〇」)ではなく特殊態様(本形態では「☆」)で表示する先読み演出を、保留変化演出と言う。また、保留アイコンHAや当該アイコンTAを総称して、保留表示と言う。本形態では、保留表示として、保留アイコンHAと当該アイコンTAとを表示するが、保留アイコンHAだけを表示し当該アイコンTAを表示しない構成としてもよい。また、保留変化演出において特殊態様の保留表示を行うタイミングは、その保留表示の契機となる始動入賞の発生時であってもよいし、その保留表示のシフト表示時(保留アイコンHAの表示領域を変更したとき)であってもよいし、その保留表示に対応する特図変動の実行中(当該アイコンTAとして表示しているとき)であってもよい。また、保留表示の特殊態様には複数の種類があってもよい。
In the look-ahead effect, for example, when the result of the look-ahead determination for the special figure 1 hold is "big hit", the hold icon HA which is usually displayed as "○" in the hold
なお、先読み演出は、特図1保留および特図2保留の両方または一方に対して行うことが可能である。また、先読み演出は、保留アイコンHAの表示態様の変化に限られず、適宜に変更または追加することが可能である。保留変化演出以外の先読み演出としては、例えば、所謂連続予告などが挙げられる。 The look-ahead effect can be performed on both or one of the special figure 1 hold and the special figure 2 hold. Further, the look-ahead effect is not limited to the change in the display mode of the hold icon HA, and can be changed or added as appropriate. Examples of the look-ahead effect other than the hold change effect include so-called continuous notice.
5.遊技制御用マイコン101による遊技の制御
次に図23~図24に基づいて遊技制御用マイコン101による遊技の制御について説明する。なお、以下において説明する遊技制御用マイコン101による遊技の制御において登場するカウンタ、タイマ、バッファ等は、遊技用RAM104に設けられている。
5. Control of the game by the
[1.主制御メイン処理]
主制御基板100に備えられた遊技制御用マイコン101は、パチンコ遊技機PY1が電源投入されると、遊技用ROM103から図23に示した主制御メイン処理のプログラムを読み出して実行する。同図に示すように、主制御メイン処理では、まず、電源投入時処理(S001)を行う。電源投入時処理では、遊技用RAM104へのアクセスの許可設定、遊技用CPU102の設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間の管理のための回路)の設定等が行われる。
[1. Main control main processing]
When the pachinko gaming machine PY1 is turned on, the
電源投入時処理に次いで、割り込みを禁止し(S002)、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)を実行する。この普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)では、図8(A)および図8(B)に示した種々の乱数のカウンタ値を1加算して更新する。各乱数のカウンタ値は上限値に達すると「0」に戻って再び加算される。なお各乱数のカウンタの初期値は「0」以外の値であってもよく、ランダムに変更されるものであってもよい。また各乱数のうちの少なくとも一部は、カウンタIC等からなる公知の乱数生成回路を利用して生成される所謂ハードウェア乱数であってもよい。 Following the power-on processing, interrupts are disabled (S002), and normal symbol / special symbol main random number update processing (S003) is executed. In this normal symbol / special symbol main random number update process (S003), the counter values of various random numbers shown in FIGS. 8 (A) and 8 (B) are added and updated by 1. When the counter value of each random number reaches the upper limit value, it returns to "0" and is added again. The initial value of the counter of each random number may be a value other than "0" or may be changed at random. Further, at least a part of each random number may be a so-called hardware random number generated by using a known random number generation circuit including a counter IC or the like.
普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)が終了すると、割り込みを許可する(S004)。割り込み許可中は、メイン側タイマ割り込み処理(S005)の実行が可能となる。メイン側タイマ割り込み処理(S005)は、例えば4msec周期で遊技用CPU102に繰り返し入力される割り込みパルスに基づいて実行される。すなわち、メイン側タイマ割り込み処理(S005)は4msec周期で実行される。そして、メイン側タイマ割り込み処理(S005)が終了してから、次にメイン側タイマ割り込み処理(S005)が開始されるまでの間に、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)による種々の乱数のカウンタ値の更新処理が繰り返し実行される。なお、割り込み禁止状態のときに遊技用CPU102に割り込みパルスが入力された場合は、メイン側タイマ割り込み処理(S005)はすぐには開始されず、割り込み許可(S004)がされてから開始される。
When the normal symbol / special symbol main random number update process (S003) is completed, an interrupt is permitted (S004). While the interrupt is enabled, the main timer interrupt process (S005) can be executed. The main timer interrupt process (S005) is executed based on an interrupt pulse repeatedly input to the
[2.メイン側タイマ割り込み処理]
次に、メイン側タイマ割り込み処理(S005)について説明する。図24に示すように、メイン側タイマ割り込み処理(S005)では、まず出力処理(S101)を実行する。出力処理(S101)では、以下に説明する各処理において主制御基板100の遊技用RAM104に設けられた出力バッファにセットされたコマンド等を、サブ制御基板120や払出制御基板170等に出力する。
[2. Main side timer interrupt processing]
Next, the timer interrupt processing (S005) on the main side will be described. As shown in FIG. 24, in the main side timer interrupt processing (S005), the output processing (S101) is first executed. In the output process (S101), in each process described below, commands and the like set in the output buffer provided in the
出力処理(S101)に次いで行われる入力処理(S102)では、遊技制御用マイコン101は、例えば、下皿35の満杯を検出する下皿満杯スイッチからの検出信号を取り込み、下皿満杯データとして遊技用RAM104の出力バッファに記憶する。
In the input process (S102) performed after the output process (S101), the
次に行われる普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S103)は、図23の主制御メイン処理で行う普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)と同じである。即ち、図8(A)および図8(B)に示した各種乱数のカウンタ値の更新処理は、メイン側タイマ割り込み処理(S005)の実行期間と、それ以外の期間(メイン側タイマ割り込み処理(S005)の終了後、次のメイン側タイマ割り込み処理(S005)が開始されるまでの期間)との両方で行われている。 The normal symbol / special symbol main random number update process (S103) performed next is the same as the normal symbol / special symbol main random number update process (S003) performed in the main control main process of FIG. 23. That is, in the process of updating the counter values of various random numbers shown in FIGS. 8 (A) and 8 (B), the execution period of the main side timer interrupt process (S005) and the other period (main side timer interrupt process (main side timer interrupt process). After the end of S005), it is performed both in the period until the next main side timer interrupt process (S005) is started).
普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S103)に次いで、遊技制御用マイコン101は、センサ検出処理(S104)を行い、続いて普通動作処理(S105)を行い、さらに特別動作処理(S106)を行う。センサ検出処理、普通動作処理および特別動作処理については後述する。
Following the normal symbol / special symbol main random number update process (S103), the
特別動作処理(S106)に次いで、振分装置16Dを制御するための振分装置制御処理を行う(S107)。なお、振分装置16Dを作動させるのは、第2大入賞装置15Dを用いた特別遊技を行う場合である。但し、振分装置16Dを、電源投入から常に一定動作で作動させてもよい。
Following the special operation process (S106), a distribution device control process for controlling the
次に、遊技制御用マイコン101は、その他の処理(S108)を実行して、メイン側タイマ割り込み処理(S005)を終了する。その他の処理(S108)としては、電源が断たれる際の電源断監視処理、遊技用RAM104に設けられているタイマの更新などが行われる。また、その他の処理(S108)として、遊技者に賞球を払い出す払出制御処理が行われる。払出制御処理では、各入賞口への遊技球の入賞に応じて、賞球要求信号を払出制御基板170に送信する。つまり、払出制御基板170は、賞球要求信号に基づいて、賞球を払い出す。
Next, the
そして、遊技制御用マイコン101は、次に遊技用CPU102に割り込みパルスが入力されるまでは主制御メイン処理のステップS002~S004の処理を繰り返し実行し(図23参照)、割り込みパルスが入力されると(約4msec後)、再びメイン側タイマ割り込み処理(S005)を実行する。遊技制御用マイコン101は、再び実行されたメイン側タイマ割り込み処理(S005)の出力処理(S101)において、前回のメイン側タイマ割り込み処理(S005)にて遊技用RAM104の出力バッファにセットされたコマンド等を出力する。
Then, the
[2-1.センサ検出処理]
センサ検出処理(S104)では、一般入賞口センサ処理、ゲートセンサ処理、第2始動口センサ処理、第1始動口センサ処理、第1大入賞口センサ処理、第2大入賞口センサ処理、特定領域センサ処理を順次行う。そして、各処理において生成されたコマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。
[2-1. Sensor detection process]
In the sensor detection process (S104), the general winning opening sensor processing, the gate sensor processing, the second starting opening sensor processing, the first starting opening sensor processing, the first major winning opening sensor processing, the second major winning opening sensor processing, the specific area. Sensor processing is performed sequentially. Then, the command generated in each process is set in the output buffer of the
一般入賞口センサ処理では、一般入賞口センサ10aによって遊技球が検出されたか否かを判定する。また、当該処理の結果に応じて、一般入賞口センサ用コマンドを生成する。
In the general winning opening sensor processing, it is determined whether or not the game ball is detected by the general winning
ゲートセンサ処理では、ゲートセンサ13aによって遊技球が検出されたか否かを判定する。遊技球が検出されたと判定されると、普通図柄乱数カウンタのカウンタ値が示す普通図柄乱数を取得し、取得した普通図柄乱数を、遊技用RAM104に設けられた普図保留記憶部106に記憶する。なお、普図保留記憶部106に普通図柄乱数が所定数(例えば4個)記憶されている場合には、新たに取得された普通図柄乱数は記憶されない。また、当該処理の結果に応じて、ゲートセンサ用コマンドを生成する。
In the gate sensor processing, it is determined whether or not the game ball is detected by the
第2始動口センサ処理では、第2始動口センサ12aによって遊技球が検出されたか否かを判定する。遊技球が検出されたと判定されると、特別図柄乱数カウンタ、大当たり図柄種別乱数カウンタ、リーチ乱数カウンタ及び特図変動パターン乱数カウンタからなる特図2関係乱数を取得し、取得した特図2関係乱数を、遊技用RAM104に設けられた特図2保留記憶部105bに記憶する。特図2保留記憶部105bは、第1領域から第n領域まで(nは2以上の整数、例えば「4」)の複数の記憶領域があり、取得された特図2関係乱数は、第1領域から順に記憶される。なお、第n領域まで特図2関係乱数が記憶されている場合には、新たに取得された特図2関係乱数は記憶されない。また、取得した特図2関係乱数と第2先読み判定テーブルとを用いて第2先読み判定を行う。また、当該処理の結果に応じて、特図2保留記憶部105bに記憶されている特図2関係乱数の数(特図2保留数)を表す特図2保留数コマンドおよび第2先読み判定の結果を表す第2始動入賞コマンドを含む第2始動口センサ用コマンドを生成する。
In the second start port sensor process, it is determined whether or not the game ball is detected by the second
第1始動口センサ処理では、第1始動口センサ11aによって遊技球が検出されたか否かを判定する。遊技球が検出されたと判定されると、特別図柄乱数カウンタ、大当たり図柄種別乱数カウンタ、リーチ乱数カウンタ及び特図変動パターン乱数カウンタからなる特図1関係乱数を取得し、取得した特図1関係乱数を、遊技用RAM104に設けられた特図1保留記憶部105aに記憶する。特図1保留記憶部105aは、第1領域から第n領域まで(nは2以上の整数、例えば「4」)の複数の記憶領域があり、取得された特図1関係乱数は、第1領域から順に記憶される。なお、第n領域まで特図1関係乱数が記憶されている場合には、新たに取得した特図1関係乱数は記憶されない。また、取得した特図1関係乱数と第1先読み判定テーブルとを用いて第1先読み判定を行う。また、当該処理の結果に応じて、特図1保留記憶部105aに記憶されている特図1関係乱数の数(特図1保留数)を表す特図1保留数コマンドおよび第1先読み判定の結果を表す第1始動入賞コマンドを含む第1始動口センサ用コマンドを生成する。
In the first start port sensor process, it is determined whether or not the game ball is detected by the first
第1大入賞口センサ処理では、第1大入賞口センサ14aによって遊技球が検出されたか否かを判定する。また、当該処理の結果に応じた第1大入賞口センサ用コマンドを生成する。
In the first large winning opening sensor processing, it is determined whether or not the game ball is detected by the first large winning
第2大入賞口センサ処理では、第2大入賞口センサ15aによって遊技球が検出されたか否かを判定する。また、当該処理の結果に応じた第2大入賞口センサ用コマンドを生成する。
In the second big winning opening sensor processing, it is determined whether or not the game ball is detected by the second big winning
特定領域センサ処理では、特定領域センサ16aによって遊技球が検出されたか否か判定する。また、当該処理の結果に応じて、特定領域センサ用コマンドを生成する。
In the specific area sensor processing, it is determined whether or not the game ball is detected by the
[2-2.普通動作処理]
普通動作処理(S105)では、普通図柄待機処理、普通図柄変動処理、普通図柄確定処理、補助遊技制御処理を順次行う。そして、各処理において生成されたコマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。
[2-2. Normal operation processing]
In the normal operation process (S105), the normal symbol standby process, the normal symbol variation process, the normal symbol determination process, and the auxiliary game control process are sequentially performed. Then, the command generated in each process is set in the output buffer of the
普通図柄待機処理は、普図の可変表示および補助遊技が行われていない待機中に行われる処理である。普通図柄待機処理では、普図保留記憶部106に記憶された普通図柄乱数に基づいて当たり判定を行う。また、現在の遊技状態に基づいて普図変動パターン判定を行って普図変動パターンを決定する。そして、当たり判定および普図変動パターンの結果に関する情報を含む普図変動開始コマンドを生成する。それから、決定した普図変動パターンに対応付けられた普図変動時間に基づいて、普図の可変表示を普図表示器82に開始させる。
The normal symbol standby process is a process performed during standby when the variable display of the normal figure and the auxiliary game are not performed. In the normal symbol standby process, the hit determination is performed based on the normal symbol random number stored in the normal symbol
普通図柄変動処理は、普図の可変表示中に行われる処理である。普通図柄変動処理では、実行中の普図の可変表示が開始してから普図変動時間が経過することに応じて、当たり判定結果に基づいて普図の停止表示を行う。そして、普図の可変表示の終了を示す普図変動停止コマンドを生成する。 The normal symbol variation process is a process performed during the variable display of a normal map. In the normal symbol variation processing, the stop display of the normal map is performed based on the hit determination result according to the elapse of the variable display of the normal map after the variable display of the normal map being executed starts. Then, a command to stop the fluctuation of the normal map indicating the end of the variable display of the normal map is generated.
普通図柄確定処理は、普図が停止表示しているときに行われる処理である。普通図柄確定処理では、実行中の普図の停止表示が開始してから所定の停止時間(例えば、0.8秒)が経過することに応じて、停止表示している普図が当たり図柄であるか否かを判定する。当たり図柄が停止表示していれば、現在の遊技状態および補助遊技制御テーブルに基づいて補助遊技を開始させ、補助遊技の開始を示す補助遊技開始コマンドを生成する。 The normal symbol confirmation process is a process performed when the normal symbol is stopped and displayed. In the normal symbol confirmation process, the normal symbol that is stopped and displayed is the winning symbol according to the elapse of a predetermined stop time (for example, 0.8 seconds) after the stop display of the running normal map is started. Determine if it exists. If the winning symbol is stopped and displayed, the auxiliary game is started based on the current game state and the auxiliary game control table, and an auxiliary game start command indicating the start of the auxiliary game is generated.
補助遊技制御処理は、補助遊技が行われているときに行われる処理である。補助遊技制御処理では、現在の遊技状態および補助遊技制御テーブルに基づいて補助遊技を制御する。また、当該処理の結果に応じて、補助遊技制御用コマンドを生成する。 The auxiliary game control process is a process performed when the auxiliary game is being performed. In the auxiliary game control process, the auxiliary game is controlled based on the current game state and the auxiliary game control table. In addition, an auxiliary game control command is generated according to the result of the process.
[2-3.特別動作処理]
特別動作処理(S106)では、特別図柄待機処理、特別図柄変動処理、特別図柄確定処理、大当たり遊技制御処理、遊技状態設定処理を順次行う。そして、各処理において生成されたコマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。
[2-3. Special operation processing]
In the special operation process (S106), the special symbol standby process, the special symbol variation process, the special symbol determination process, the jackpot game control process, and the game state setting process are sequentially performed. Then, the command generated in each process is set in the output buffer of the
[2-3-1.特別図柄待機処理]
特別図柄待機処理は、大当たり遊技状態ではなく、特図の可変表示が行われていない待機中に行われる処理である。特別図柄待機処理では、特図2保留記憶部105bに記憶されている特図2関係乱数に基づいて、特図2判定処理及び特図2変動パターン判定処理を行うとともに、特図2保留記憶部シフト処理を行う。また、特図1保留記憶部105aに記憶されている特図1関係乱数に基づいて、特図1判定処理及び特図1変動パターン判定処理を行うとともに、特図1保留記憶部シフト処理を行う。
[2-3-1. Special symbol standby processing]
The special symbol standby process is not a jackpot game state, but a process performed during standby when the variable display of the special symbol is not performed. In the special symbol standby process, the special figure 2 determination process and the special figure 2 fluctuation pattern determination process are performed based on the special figure 2 related random numbers stored in the special figure 2
特図2判定処理では、特図2保留記憶部105bの第1領域に記憶されていた特図2関係乱数のうちの特別図柄乱数と、現在の遊技状態に応じた大当たり判定テーブルとを用いて、大当たり、または、ハズレの何れであるかを判定する大当たり判定を行う。大当たり判定の結果が大当たりであれば、特図2関係乱数のうちの大当たり図柄種別乱数と、特図2大当たり図柄種別判定テーブルとを用いて、大当たり図柄の種別を判定する大当たり図柄種別判定を行う。そして、判定された大当たり図柄種別を表す図柄指定コマンドを生成する。また、大当たり判定の結果がハズレであれば、ハズレを表す図柄指定コマンドを生成する。なお、ハズレの種別を複数設け、大当たり判定の結果がハズレであれば、ハズレ図柄の種別を判定するようにしてもよい。この場合、図柄指定コマンドにはハズレ図柄の種別を示す情報を含ませるとよい。
In the special figure 2 determination process, the special symbol random number among the special figure 2 related random numbers stored in the first area of the special figure 2
特図2変動パターン判定処理は、特図2判定処理の後に行われる処理である。特図2変動パターン判定処理では、特図2保留記憶部105bの第1領域に記憶されていた特図2関係乱数のうちの特図変動パターン乱数と、現在の遊技状態に応じた特図2変動パターン判定テーブルとを用いて、特図2変動パターンを判定する。大当たり判定の結果がハズレであった場合の特図2変動パターン判定処理では、リーチ判定がなされ、そのリーチ判定の結果に応じて、特図2変動パターンが判定される。なお、特図2変動パターンの判定は、特図2保留記憶部105bに記憶されている特図2関係乱数の数(特図2保留数)にも関連付けられている。そして、判定された特図2変動パターンを表す特図2変動開始コマンドを生成する。特図2変動開始コマンドには、特図2であることに関する情報、大当たり判定の結果に関する情報、大当たり図柄種別判定の結果に関する情報、リーチ判定の結果に関する情報、特図2変動パターンに対応付けられた特図変動時間の情報などが含まれる。そして、判定された特図2変動パターンに対応付けられた特図変動時間に基づいて特図2表示器81bに特図2の可変表示を開始させる。
The special figure 2 fluctuation pattern determination process is a process performed after the special figure 2 determination process. In the special figure 2 fluctuation pattern determination process, the special figure fluctuation pattern random number among the special figure 2 related random numbers stored in the first area of the special figure 2
特図2保留記憶部シフト処理は、特図2判定処理及び特図2変動パターン判定処理が行われる際に行われる処理である。特図2保留記憶部シフト処理では、特図2保留記憶部105bに記憶されていた特図2関係乱数を第1領域側に一つシフトするとともに、第1領域の特図2関係乱数を特図2保留記憶部105bからクリアする。このようにして、特図2関係乱数は取得された順に消化される。そして、当該処理後の特図2保留数を表す特図2保留数コマンドを生成する。
The special figure 2 hold storage unit shift process is a process performed when the special figure 2 determination process and the special figure 2 variation pattern determination process are performed. In the special figure 2 hold storage unit shift process, the special figure 2 related random number stored in the special figure 2
特図1判定処理では、特図1保留記憶部105aの第1領域に記憶されていた特図1関係乱数のうちの特別図柄乱数と、現在の遊技状態に応じた大当たり判定テーブルとを用いて、大当たり、または、ハズレの何れであるかを判定する大当たり判定を行う。大当たり判定の結果が大当たりであれば、特図1関係乱数のうちの大当たり図柄種別乱数と、特図1大当たり図柄種別判定テーブルとを用いて、大当たり図柄の種別を判定する大当たり図柄種別判定を行う。そして、判定された大当たり図柄種別を表す図柄指定コマンドを生成する。また、大当たり判定の結果がハズレであれば、ハズレを表す図柄指定コマンドを生成する。なお、ハズレの種別を複数設け、大当たり判定の結果がハズレであれば、ハズレ図柄の種別を判定するようにしてもよい。この場合、図柄指定コマンドにはハズレ図柄の種別を示す情報を含ませるとよい。
In the special figure 1 determination process, the special symbol random number among the special figure 1 related random numbers stored in the first area of the special figure 1
特図1変動パターン判定処理は、特図1判定処理の後に行われる処理である。特図1変動パターン判定処理では、特図1保留記憶部105aの第1領域に記憶されていた特図1関係乱数のうちの特図変動パターン乱数と、現在の遊技状態に応じた特図1変動パターン判定テーブルとを用いて、特図1変動パターンを判定する。大当たり判定の結果がハズレであった場合の特図1変動パターン判定処理では、リーチ判定がなされ、そのリーチ判定の結果に応じて、特図1変動パターンが判定される。なお、特図1変動パターンの判定は、特図1保留記憶部105aに記憶されている特図1関係乱数の数(特図1保留数)にも関連付けられている。そして、判定された特図1変動パターンを表す特図1変動開始コマンドを生成する。特図1変動開始コマンドには、特図1であることに関する情報、大当たり判定の結果に関する情報、大当たり図柄種別判定の結果に関する情報、リーチ判定の結果に関する情報、特図1変動パターンに対応付けられた特図変動時間の情報などが含まれる。そして、判定された特図1変動パターンに対応付けられた特図変動時間に基づいて特図1表示器81aに特図1の可変表示を開始させる。
The special figure 1 fluctuation pattern determination process is a process performed after the special figure 1 determination process. In the special figure 1 fluctuation pattern determination process, the special figure fluctuation pattern random number among the special figure 1 related random numbers stored in the first area of the special figure 1
特図1保留記憶部シフト処理は、特図1判定処理及び特図1変動パターン判定処理が行われる際に行われる処理である。特図1保留記憶部シフト処理では、特図1保留記憶部105aに記憶されていた特図1関係乱数を第1領域側に一つシフトするとともに、第1領域の特図1関係乱数を特図1保留記憶部105aからクリアする。このようにして、特図1関係乱数は取得された順に消化される。そして、当該処理後の特図1保留数を表す特図1保留数コマンドを生成する。
The special figure 1 hold storage unit shift process is a process performed when the special figure 1 determination process and the special figure 1 variation pattern determination process are performed. In the special figure 1 hold storage unit shift process, the special figure 1 related random number stored in the special figure 1
なお、特図2保留数および特図1保留数の何れも存在する場合、特図2判定処理が優先して行われ、特図2の可変表示と特図1の可変表示とが並行して行われないようになっている。つまり、遊技制御用マイコン101は、特図2保留がある場合には、特図1保留があっても特図1判定処理を行うことはない。なお、特図2の可変表示と特図1の可変表示とが入賞順に行われるように構成したり、同時に行われるように構成したりしてもよい。
If both the special figure 2 hold number and the special figure 1 hold number exist, the special figure 2 determination process is prioritized, and the variable display of the special figure 2 and the variable display of the special figure 1 are performed in parallel. It is not done. That is, when the special figure 2 hold is held, the
[2-3-2.特別図柄変動処理]
特別図柄変動処理は、特図の可変表示中に行われる処理である。特別図柄変動処理では、特図変動時間が経過することに応じて、特図表示器81に、特図の可変表示を終了させるとともに、大当たり判定の結果に応じた特図を停止表示させる。大当たり判定の結果が大当たりであれば、大当たりを示す大当たり図柄を停止表示させ、大当たり判定の結果がハズレであれば、ハズレを示すハズレ図柄を停止表示させる。そして、特図の可変表示の終了を示す特図変動停止コマンドを生成する。
[2-3-2. Special symbol change processing]
The special symbol variation process is a process performed during the variable display of the special symbol. In the special symbol variation processing, the
[2-3-3.特別図柄確定処理]
特別図柄確定処理は、特図が停止表示しているときに行われる処理である。特別図柄確定処理では、現在停止表示している特図が大当たり図柄である場合には、大当たり遊技状態に移行させる。そして、大当たり遊技の開始を示すオープニングコマンドを生成する。オープニングコマンドには、大当たり図柄種別判定の結果に関する情報が含まれる。また、現在停止表示している特図がハズレ図柄であり且つ高確率状態を終了させる場合には、通常確率状態を設定する。そして、通常確率状態への移行を示す高確率終了コマンドを生成する。また、現在停止表示している特図がハズレ図柄であり且つ時短状態を終了させる場合には、非時短状態を設定する。そして、非時短状態への移行を示す時短終了コマンドを生成する。なお、現在停止表示している特図がハズレ図柄であり且つ特図2保留数および特図1保留数が「0」の場合には、パチンコ遊技機PY1が待機状態であることを示す客待ちコマンドを生成する。
[2-3-3. Special symbol confirmation process]
The special symbol confirmation process is a process performed when the special symbol is stopped and displayed. In the special symbol confirmation process, if the special symbol currently stopped and displayed is a jackpot symbol, the game shifts to the jackpot game state. Then, an opening command indicating the start of the jackpot game is generated. The opening command contains information regarding the result of the jackpot symbol type determination. Further, when the special figure currently stopped and displayed is a lost symbol and the high probability state is terminated, the normal probability state is set. Then, a high-probability end command indicating the transition to the normal probability state is generated. Further, when the special figure currently stopped and displayed is a lost symbol and the time saving state is terminated, the non-time saving state is set. Then, a time saving end command indicating the transition to the non-time saving state is generated. If the currently stopped special figure is a lost symbol and the special figure 2 hold number and the special figure 1 hold number are "0", the pachinko gaming machine PY1 is waiting for a customer. Generate a command.
[2-3-4.大当たり遊技制御処理]
大当たり遊技制御処理は、大当たり遊技状態において行われる処理である。大当たり遊技制御処理では、大当たり遊技制御テーブルに従って、大当たり遊技を行う。大当たり遊技状態への移行後、オープニング時間または閉鎖時間の経過に応じて、各ラウンド遊技を開始する。そして、ラウンド遊技の開始を示すラウンド遊技コマンドを生成する。また、最終のラウンド遊技を終了させることに応じて、エンディングを開始する。そして、大当たり遊技の終了を示すエンディングコマンドを生成する。エンディングコマンドには、大当たり図柄種別判定の結果に関する情報が含まれる。
[2-3-4. Jackpot game control processing]
The jackpot game control process is a process performed in the jackpot game state. In the jackpot game control process, the jackpot game is performed according to the jackpot game control table. After the transition to the jackpot game state, each round game is started according to the lapse of the opening time or the closing time. Then, a round game command indicating the start of the round game is generated. In addition, the ending is started according to the end of the final round game. Then, an ending command indicating the end of the jackpot game is generated. The ending command includes information regarding the result of the jackpot symbol type determination.
[2-3-5.遊技状態設定処理]
遊技状態設定処理は、大当たり遊技状態が終了する際に行われる処理である。遊技状態設定処理では、通常確率状態から高確率状態に変更する場合は、大当たり遊技状態の終了の際に高確率状態を設定する。高確率状態の継続期間を制限する場合には、高確率状態の継続期間(例えば、大当たりに当選することなく高確率状態が継続できる特図の可変表示の回数)も併せて設定する。そして、高確率状態の設定を示す高確率設定コマンドを生成する。また、非時短状態から時短状態に変更する場合は、大当たり遊技状態の終了の際に時短状態を設定する。時短状態の継続期間を制限する場合には、時短状態の継続期間(例えば、大当たりに当選することなく時短状態が継続できる特図の可変表示の回数)も併せて設定する。そして、時短状態の設定を示す時短設定コマンドを生成する。
[2-3-5. Game status setting process]
The game state setting process is a process performed when the jackpot game state ends. In the game state setting process, when changing from the normal probability state to the high probability state, the high probability state is set at the end of the jackpot game state. When limiting the duration of the high-probability state, the duration of the high-probability state (for example, the number of variable displays of the special figure in which the high-probability state can be continued without winning the jackpot) is also set. Then, a high-probability setting command indicating the setting of the high-probability state is generated. When changing from the non-time-saving state to the time-saving state, the time-saving state is set at the end of the jackpot game state. When limiting the duration of the time-saving state, the duration of the time-saving state (for example, the number of variable display of special figures that can continue the time-saving state without winning a big hit) is also set. Then, a time saving setting command indicating the setting of the time saving state is generated.
なお、遊技制御用マイコン101が各処理において生成するコマンドは、適宜に追加または変更することが可能である。
The commands generated by the
6.演出制御用マイコン121による演出の制御
次に、図25~図27に基づいて演出制御用マイコン121による演出の制御について説明する。なお、以下の演出制御用マイコン121による演出の制御の説明において登場するカウンタ、タイマ、フラグ、バッファ等は、演出用RAM124に設けられている。
6. Controlling the effect by the
[1.サブ制御メイン処理]
サブ制御基板120に備えられた演出制御用マイコン121は、パチンコ遊技機PY1が電源投入されると、図25に示したサブ制御メイン処理のプログラムを演出用ROM123から読み出して実行する。同図に示すように、サブ制御メイン処理では、最初に、電源投入に応じた電源投入時処理を行う(S4001)。電源投入時処理では、例えば、演出用CPU122の設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間の管理のための回路)等の設定等を行う。
[1. Sub control main processing]
When the pachinko gaming machine PY1 is turned on, the
次に、割り込みを禁止し(S4002)、乱数更新処理を実行する(S4003)。乱数更新処理(S4003)では、種々の演出に関する判定を行うための種々の演出判定用乱数カウンタの値を更新する。種々の演出についての演出判定用乱数カウンタの更新方法は、一例として、前述の主制御基板100が行う乱数更新処理と同様の方法をとることができる。更新に際して乱数値を1ずつ加算するのではなく、2ずつ加算するなどしてもよい。これは、前述の主制御基板100が行う乱数更新処理においても同様である。
Next, the interrupt is disabled (S4002) and the random number update process is executed (S4003). In the random number update process (S4003), the values of various effect determination random number counters for making determinations related to various effects are updated. As an example, the method for updating the random number counter for determining the effect for various effects can be the same as the random number update process performed by the
乱数更新処理が終了すると、コマンド送信処理を実行する(S4004)。コマンド送信処理では、サブ制御基板120の演出用RAM124内の出力バッファに格納されている各種のコマンドを、画像制御基板140に送信する。コマンドを受信した画像制御基板140は、受信したコマンドに従って、表示部50aに画像を表示する(画像による種々の演出を実行する)。なお、サブ制御基板120は、画像制御基板140によって行われる種々の演出とともに、音声制御回路161を介してスピーカ52から音声を出力させたり(音声による種々の音演出を実行したり)、ランプ制御回路151を介して枠ランプ53、および盤ランプ54を発光させたり(発光による種々の発光演出を実行したり)、可動装置55,56,58を作動させたり(動作による種々の可動体演出を実行したり)する。このようにして、各種の演出(特図変動演出、保留演出、操作演出、先読み演出、その他の予告演出、大当たり遊技演出、客待ち演出、演出モードの制御など)が実現される。
When the random number update process is completed, the command transmission process is executed (S4004). In the command transmission process, various commands stored in the output buffer in the
演出制御用マイコン121は続いて、割り込みを許可する(S4005)。以降、ステップS4002~ステップS4005をループさせる。割り込み許可中においては、受信割り込み処理(S4010)、1msタイマ割り込み処理(S4011)、および10msタイマ割り込み処理(S4012)の実行が可能となる。
The
受信割り込み処理(S4010)は、主制御基板100から送られた各種のコマンドが演出制御用マイコン121に入力される度に実行される。受信割り込み処理(S4010)では、演出制御用マイコン121は主制御基板100の出力処理(S101)により送信されてきて受信した各種のコマンドを演出用RAM124の受信バッファに格納する。この受信割り込み処理は、他の割り込み処理(S4011、S4012)に優先して実行される。
The reception interrupt process (S4010) is executed every time various commands sent from the
[2.1msタイマ割り込み処理]
1msタイマ割り込み処理(S4011)は、サブ制御基板120に1msec周期の割り込みパルスが入力される度に実行される。1msタイマ割り込み処理(S4011)では、図26に示すように、入力処理(S4101)、発光データ出力処理(S4102)、可動装置制御処理(S4103)、ウォッチドッグタイマ処理(S4104)を順次行う。
[2.1ms timer interrupt processing]
The 1 ms timer interrupt process (S4011) is executed every time an interrupt pulse having a 1 msec cycle is input to the
入力処理では、通常ボタン検出スイッチ40aや特殊ボタン検出スイッチ41aなどの遊技者が操作可能な操作部に対する操作を検出し、検出結果に応じてコマンドをセットしたり演出用データを作成したりする。発光データ出力処理では、入力処理や後述する演出データ作成処理等で作成された演出用データに基づいて、画像による演出等に合うタイミングなどで枠ランプ53、および盤ランプ54などのランプを発光させるべく、発光データをランプ制御回路151に出力する。つまり、演出制御用マイコン121は、発光データに従って枠ランプ53、および盤ランプ54などを所定の発光態様で発光させる。可動装置制御処理では、入力処理や後述する演出データ作成処理等で作成された演出用データに基づいて、所定のタイミングで可動装置55,56,58などの可動装置を動作させる可動体演出を行うべく、駆動データを出力する。つまり、演出制御用マイコン121は、駆動データに従って、可動装置55,56,58などを所定の動作態様で動作させる可動体演出を行う。ウォッチドッグタイマ処理では、ウォッチドッグタイマのリセット設定を行う。
In the input process, an operation on an operation unit that can be operated by a player such as a normal
[3.10msタイマ割り込み処理]
10msタイマ割り込み処理(S4012)は、サブ制御基板120に10msec周期の割り込みパルスが入力される度に実行される。10msタイマ割り込み処理(S4012)では、図27に示すように、受信コマンド解析処理(S4201)、演出タイマ更新処理(S4202)、音声制御処理(S4203)、演出用データ作成処理(S4204)を順次行う。
[3.10ms timer interrupt processing]
The 10 ms timer interrupt process (S4012) is executed every time an interrupt pulse having a cycle of 10 msec is input to the
受信コマンド解析処理では、受信割り込み処理(S4010)によって演出用RAM124の受信バッファに格納されたコマンドを解析し、そのコマンドに応じた処理(例えば演出の選択や演出モードの設定、コマンドのセット等)を行う。演出タイマ更新処理では、各演出に関する時間を計測するためのタイマを更新する。例えば、演出タイマ更新処理では、通常ボタン40や特殊ボタン41といった操作部の操作有効期間の開始タイミングや終了タイミングを計測する。音声制御処理では、入力処理や受信コマンド解析処理の処理結果に基づいて、音声データ(スピーカ52からの音声の出力を制御するデータ)の作成と音声制御回路161への出力が行われる。演出用データ作成処理では、受信コマンド解析処理の処理結果に基づいて、演出用データの作成が行われる。
In the receive command analysis process, the command stored in the receive buffer of the
ここで、演出制御用マイコン121が遊技制御用マイコン101からコマンドを受信した場合の処理の一例を説明する。演出制御用マイコン121が受信するコマンドは、特図変動開始コマンド(特図1変動開始コマンド又は特図2変動開始コマンド)とする。演出制御用マイコン121は、受信コマンド解析処理(S4201)において、特図変動開始コマンドを受信していると判定した場合、変動開始コマンド受信時処理として、そのコマンドが示す特図変動パターンに基づいて、特図変動演出の演出パターン(サブ変動パターン)を選択し、そのサブ変動パターンの情報をセットするとともに、そのサブ変動パターンの情報を含む変動演出開始コマンドを出力バッファにセットする。例えば、特図変動開始コマンドが示す特図変動パターンがSP変動(SP大当たり変動やSPハズレ変動)である場合、SPリーチを行うサブ変動パターンを選択し、そのサブ変動パターンに対応する変動演出開始コマンドを出力バッファにセットする。その後、各処理(コマンド送信処理(S4004)、発光データ出力処理(S4102)、可動装置制御処理(S4103)、音声制御処理(S4203)など)が実行されることで、選択したサブ変動パターンに対応する特図変動演出が実現される。なお、このような演出の実現に関する処理の流れは、大当たり遊技演出や客待ち演出、先読み演出、所謂当該変動に伴う予告演出などの他の演出についても基本的には同じである。
Here, an example of processing when the
7.パチンコ遊技機PY1の特徴部
以下、パチンコ遊技機PY1の特徴部を詳細に説明する。なお、パチンコ遊技機PY1の特徴の1つは、擬似連演出にある。
7. Characteristic parts of the pachinko gaming machine PY1 Hereinafter, the characteristic parts of the pachinko gaming machine PY1 will be described in detail. One of the features of the pachinko gaming machine PY1 is the pseudo-continuous production.
最初に、遊技制御用マイコン101が実行可能な大当たり遊技について説明する。遊技制御用マイコン101は、図28の大当たり遊技制御テーブルに示す各種の大当たり遊技(大当たり遊技1~4)を実行可能である。
First, a jackpot game that can be executed by the
図28に示すように、遊技制御用マイコン101は、特図1判定処理(第1始動口11への入賞に基づく特図判定処理)における大当たり図柄種別判定では、「大当たり図柄1」又は「大当たり図柄2」の何れかを決定可能である。より詳細には、遊技制御用マイコン101は、「大当たり図柄1」を60%の割合で決定し、「大当たり図柄2」を40%の割合で決定する。また、遊技制御用マイコン101は、特図2判定処理(第2始動口12への入賞に基づく特図判定処理)における大当たり図柄種別判定では、「大当たり図柄3」又は「大当たり図柄4」の何れかを決定可能である。より詳細には、遊技制御用マイコン101は、「大当たり図柄3」を60%の割合で決定し、「大当たり図柄4」を40%の割合で決定する。
As shown in FIG. 28, the
そして、遊技制御用マイコン101は、決定した大当たり図柄の種別に応じた大当たり遊技を実行する。具体的には、「大当たり図柄1」が決定された場合に実行される「大当たり遊技1」、および、「大当たり図柄2」が決定された場合に実行される「大当たり遊技2」では、ラウンド遊技が16回行われる。そして、1Rから8Rまでは1回のラウンド遊技当たり最大で29.5秒にわたって第1大入賞口14を開放し、9Rから16Rまでは1回のラウンド遊技当たり最大で0.1秒にわたって第1大入賞口14を開放する。この大当たり遊技の9Rから16Rまでは、第1大入賞口14の開放時間が極めて短く、現実的には第1大入賞口14への入賞が見込めないラウンドとなっている。つまり、この大当たり遊技におけるラウンド遊技の総数は16回であるものの、実質的なラウンド遊技の回数は8回である。
Then, the
また、「大当たり図柄3」が決定された場合に実行される「大当たり遊技3」、および、「大当たり図柄4」が決定された場合に実行される「大当たり遊技4」では、ラウンド遊技が16回行われる。そして、1Rから16Rまでの全てにおいて、1回のラウンド遊技当たり最大で29.5秒にわたって第1大入賞口14を開放する。つまり、この大当たり遊技は、ラウンド遊技の総数も実質的なラウンド遊技の回数も16回である。
In addition, in the "
従って、実質的なラウンド遊技の回数が16回である「大当たり遊技3」や「大当たり遊技4」は、実質的なラウンド遊技の回数が8回である「大当たり遊技1」または「大当たり遊技2」よりも遊技者に有利な大当たり遊技であると言え、「大当たり遊技3」や「大当たり遊技4」が実行される大当たり遊技状態は、「大当たり遊技1」または「大当たり遊技2」が実行される大当たり遊技状態よりも遊技者に有利な遊技状態と言える。
Therefore, "
次に、遊技制御用マイコン101が制御可能な遊技状態について説明する。遊技制御用マイコン101は、「大当たり遊技1」、「大当たり遊技2」、「大当たり遊技3」、および「大当たり遊技4」の何れの大当たり遊技を実行した場合でも、大当たり遊技後の遊技状態を、時短状態(高ベース状態)に設定する。また、「大当たり遊技1」又は「大当たり遊技3」の何れかの大当たり遊技を実行した場合には、大当たり遊技後の遊技状態を、高確率状態に設定する一方、「大当たり遊技2」又は「大当たり遊技4」の何れかの大当たり遊技を実行した場合には、大当たり遊技後の遊技状態を、通常確率状態に設定する。つまり、「大当たり遊技1」又は「大当たり遊技3」の後は、高確率高ベース遊技状態(高確率状態且つ時短状態)に制御し、「大当たり遊技2」又は「大当たり遊技4」の後は、低確率高ベース遊技状態(通常確率状態且つ時短状態)に制御する。
Next, a game state that can be controlled by the
本形態では、「高確率高ベース遊技状態」は、次回の大当たり遊技が実行されるまで継続可能とする。一方、「低確率高ベース遊技状態」は、特図の可変表示の回数が100回(所定の上限実行回数)となるまで継続可能とする。 In this embodiment, the "high probability high base game state" can be continued until the next jackpot game is executed. On the other hand, the "low probability high base game state" can be continued until the number of variable display of the special figure reaches 100 times (predetermined upper limit number of executions).
従って、その後に高確率状態が設定される「大当たり遊技1」又は「大当たり遊技3」は、その後に高確率状態が設定されない「大当たり遊技2」又は「大当たり遊技4」よりも遊技者に有利な大当たり遊技であると言える。また、「大当たり遊技1」又は「大当たり遊技3」が実行される大当たり遊技状態は、「大当たり遊技2」又は「大当たり遊技4」が実行される大当たり遊技状態よりも遊技者に有利な遊技状態と言える。
Therefore, the "
なお、大当たり遊技状態は、大当たり図柄の種類を問わず、通常遊技状態よりも有利な遊技状態と言える。また、高確率状態の1つである「高確率高ベース遊技状態」は、通常確率状態の1つである「低確率高ベース遊技状態」よりも遊技者に有利な遊技状態と言える。本明細書では、遊技者に有利な遊技状態を有利遊技状態や特別遊技状態と言うことがある。 It should be noted that the jackpot gaming state can be said to be a gaming state that is more advantageous than the normal gaming state regardless of the type of jackpot symbol. Further, it can be said that the "high-probability high-base gaming state", which is one of the high-probability states, is more advantageous to the player than the "low-probability high-base gaming state", which is one of the normal probability states. In the present specification, a gaming state that is advantageous to the player may be referred to as an advantageous gaming state or a special gaming state.
次に、非時短状態における特図1の変動パターン判定について説明する。遊技制御用マイコン101は、非時短状態では、図29に示す特図1変動パターン判定テーブルを用いて特図1変動パターンを判定する。
Next, the fluctuation pattern determination of the special figure 1 in the non-time saving state will be described. In the non-time saving state, the
遊技制御用マイコン101は、非時短状態に設定しているときの特図1変動パターン判定処理において、特図1判定処理で行った大当たり判定の結果、リーチ判定の結果、および特図変動パターン乱数に基づいて、特図1変動パターンを決定する。より詳細には、遊技制御用マイコン101は、図29に示すように、大当たり判定において大当たり当選と判定したときには、「大当たり図柄1」である場合も「大当たり図柄2」である場合も、特図1変動パターンとして、「THP001」~「THP005」の何れかを決定することが可能である。何れの特図1変動パターンに決定するかは、特図変動パターン乱数によって振り分けられる。振分率は、図29に示す通りである。なお、特図変動パターンの振分率(選択割合)については、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更することが可能である。このことは、「THP001」~「THP005」以外の特図変動パターンについても同様である。
In the special figure 1 fluctuation pattern determination process when the
また、遊技制御用マイコン101は、大当たり判定においてハズレと判定した場合であって、リーチ判定の結果が「リーチ有り」である場合には、特図1変動パターンとして、「THP031」~「THP035」の何れかを決定することが可能である。
Further, when the
また、遊技制御用マイコン101は、大当たり判定においてハズレと判定した場合であって、リーチ判定の結果が「リーチ無し」である場合には、特図1変動パターンとして、「THP040」、「THP041」、「THP042」、「THP043」の4種類の何れかを決定することが可能である。この4種類の特図1変動パターンのうち何れに決定するかは、特図1保留数によって割り振られている。特図1保留数が0~2個の場合には、特図変動時間が比較的長い特図変動パターンが決定され易く、特図1保留数が3~4個の場合には、特図変動時間が比較的短い特図変動パターンが決定され易くなっている。
Further, when the
ここで、特図1変動パターン「THP001」~「THP003」、及び、「THP031」~「THP033」は、擬似連演出の実行を煽る「擬似連煽り」が成功して「擬似連演出」が行われる変動(擬似連変動)である。また、特図1変動パターン「THP040」は、「擬似連煽り」が失敗する変動(擬似ガセ変動)である。「擬似連変動」には、擬似連演出が1回実行される「擬似2変動」と、擬似連演出が2回実行される「擬似3変動」とがある。つまり、擬似連演出は1回実行されると「擬似2」と数え、2回実行されると「擬似3」と数える。なお、擬似連煽りは、擬似連演出が実行されることに期待させる演出として機能する。 Here, in the special figure 1 fluctuation patterns "THP001" to "THP003" and "THP031" to "THP033", the "pseudo-continuous fanning" that encourages the execution of the pseudo-continuous production is successful, and the "pseudo-continuous production" is performed. It is a fluctuation (pseudo-continuous fluctuation). Further, the special figure 1 fluctuation pattern “THP040” is a fluctuation (pseudo-gase fluctuation) in which the “pseudo-continuous fanning” fails. The "pseudo-continuous variation" includes a "pseudo-continuous variation" in which the pseudo-continuous effect is executed once and a "pseudo-three variation" in which the pseudo-continuous effect is executed twice. That is, when the pseudo continuous effect is executed once, it is counted as "pseudo 2", and when it is executed twice, it is counted as "pseudo 3". It should be noted that the pseudo-continuous fanning functions as an effect that makes the pseudo-continuous effect expected to be executed.
より詳細には、特図1変動パターン「THP001」は、擬似連演出が2回実行された後SPリーチまで発展する「擬似3SP大当たり変動」であり、特図1変動パターン「THP002」は、擬似連演出が1回実行された後SPリーチまで発展する「擬似2SP大当たり変動」であり、特図1変動パターン「THP003」は、擬似連演出が1回実行された後、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3がリーチになるもののSPリーチには発展しない「擬似2N大当たり変動」である。また、特図1変動パターン「THP004」は、擬似連演出が実行されることなくSPリーチまで発展する「SP大当たり変動」であり、特図1変動パターン「THP005」は、擬似連演出が実行されることなく演出図柄EZ1,EZ2,EZ3がリーチになるもののSPリーチには発展しない「N大当たり変動」である。 More specifically, the special figure 1 fluctuation pattern "THP001" is a "pseudo 3SP jackpot fluctuation" that develops to SP reach after the pseudo-continuous production is executed twice, and the special figure 1 fluctuation pattern "THP002" is a pseudo. It is a "pseudo 2SP jackpot fluctuation" that develops to SP reach after the continuous production is executed once, and the special figure 1 fluctuation pattern "THP003" is the production symbols EZ1, EZ2, after the pseudo continuous production is executed once. It is a "pseudo 2N jackpot fluctuation" that EZ3 becomes reach but does not develop into SP reach. Further, the special figure 1 variation pattern "THP004" is a "SP jackpot fluctuation" that develops to SP reach without executing the pseudo-continuous effect, and the special figure 1 variation pattern "THP005" is the pseudo-continuous effect executed. It is "N jackpot fluctuation" that the production symbols EZ1, EZ2, and EZ3 reach, but do not develop into SP reach.
また、特図1変動パターン「THP031」は、擬似連演出が2回実行された後SPリーチまで発展する「擬似3SPハズレ変動」であり、特図1変動パターン「THP032」は、擬似連演出が1回実行された後SPリーチまで発展する「擬似2SPハズレ変動」であり、特図1変動パターン「THP033」は、擬似連演出が1回実行された後、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3がリーチになるもののSPリーチには発展しない「擬似2Nハズレ変動」である。また、特図1変動パターン「THP034」は、擬似連演出が実行されることなくSPリーチまで発展する「SPハズレ変動」であり、特図1変動パターン「THP035」は、擬似連演出が実行されることなく演出図柄EZ1,EZ2,EZ3がリーチになるもののSPリーチには発展しない「Nハズレ変動」である。 Further, the special figure 1 variation pattern "THP031" is a "pseudo 3SP loss variation" that develops to SP reach after the pseudo-continuous effect is executed twice, and the special figure 1 variation pattern "THP032" has a pseudo-continuous effect. It is a "pseudo 2SP loss fluctuation" that develops to SP reach after being executed once, and in the special figure 1 fluctuation pattern "THP033", after the pseudo-continuous production is executed once, the production symbols EZ1, EZ2, and EZ3 reach. It is a "pseudo 2N loss fluctuation" that does not develop into SP reach. Further, the special figure 1 variation pattern "THP034" is a "SP loss variation" that develops to SP reach without executing the pseudo-continuous effect, and the special figure 1 variation pattern "THP035" is the pseudo-continuous effect executed. It is an "N loss fluctuation" in which the production symbols EZ1, EZ2, and EZ3 reach, but do not develop into SP reach.
また、特図1変動パターン「THP040」は、通常変動が開始された後、失敗の擬似連煽りが行われる擬似ガセ変動である。擬似ガセ変動は、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3がリーチになることなく変動演出が終了する通常ハズレ変動の1つである。 Further, the special figure 1 fluctuation pattern “THP040” is a pseudo-gase fluctuation in which a pseudo-repeated failure is performed after the normal fluctuation is started. Pseudo-gase variation is one of the normal loss variations in which the variation effect ends without the effect symbols EZ1, EZ2, and EZ3 reaching reach.
また、特図1変動パターン「THP041」は、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3がリーチになることなく変動演出が10秒で終了する「通常Aハズレ変動」であり、「THP042」は、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3がリーチになることなく変動演出が7秒で終了する「通常Bハズレ変動」であり、「THP043」は、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3がリーチになることなく変動演出が4秒で終了する「通常Cハズレ変動」である。なお、リーチとは、複数の演出図柄のうち変動表示されている演出図柄が残り一つとなっている状態であって、変動表示されている演出図柄がどの図柄で停止表示されるか次第で、遊技者に有利な遊技状態になること(例えば大当たり遊技状態になること)を示す演出図柄の組み合わせとなる状態(例えば「7↓7」の状態)のことである。 Further, the special figure 1 fluctuation pattern "THP041" is a "normal A loss fluctuation" in which the fluctuation production is completed in 10 seconds without the production symbols EZ1, EZ2, and EZ3 reaching reach, and the "THP042" is the production symbol EZ1. , EZ2, EZ3 is a "normal B loss fluctuation" that finishes in 7 seconds without reaching reach, and "THP043" is a fluctuation effect in 4 seconds without reaching the production symbols EZ1, EZ2, EZ3. It is a "normal C loss fluctuation" that ends with. In addition, reach is a state in which only one effect symbol that is variablely displayed is left among a plurality of effect symbols, and it depends on which symbol the variable display effect symbol is stopped and displayed. It is a state (for example, a state of "7 ↓ 7") in which a combination of effect symbols indicating that the game state is advantageous to the player (for example, a big hit game state) is obtained.
本形態では、図29に示すように、大当たりに当選している場合(大当たり変動の場合)には、SPリーチまで発展する変動演出が、Nリーチで終了する変動演出よりも実行され易い。一方、ハズレの場合(ハズレ変動の場合)には、SPリーチまで発展する変動演出よりも、Nリーチで終了する変動演出の方が実行され易い。すなわち本形態では、SPリーチは、Nリーチよりも大当たり期待度が高い演出となっている。 In this embodiment, as shown in FIG. 29, when a big hit is won (in the case of a big hit fluctuation), the variable effect that develops to SP reach is easier to be executed than the variable effect that ends with N reach. On the other hand, in the case of loss (in the case of loss variation), it is easier to execute the variation effect that ends with N reach than the variation effect that develops to SP reach. That is, in this embodiment, the SP reach is a production with a higher expectation of a big hit than the N reach.
また本形態では、図29に示すように、大当たりに当選している場合(大当たり変動の場合)には、擬似3変動の実行確率(THP001の振分率)は、擬似2変動の実行確率(THP002とTHP003の合算の振分率)よりも高く、擬似2変動の実行確率は、擬似連無し変動(擬似連演出が1回も実行されない変動)の実行確率(THP004とTHP005の合算の振分率)よりも高い。一方、ハズレの場合(ハズレ変動の場合)には、擬似3変動の実行確率(THP031の振分率)よりも、擬似2変動の実行確率(THP032とTHP033の合算の振分率)の方が高く、擬似2変動の実行確率よりも、擬似連無し変動の実行確率(THP034とTHP035の合算の振分率)の方が高い。すなわち本形態では、擬似連演出の実行回数が多いほど、大当たり期待度(有利遊技状態に制御される期待度)が高くなっている。
Further, in this embodiment, as shown in FIG. 29, when the jackpot is won (in the case of the jackpot fluctuation), the execution probability of the pseudo 3 fluctuation (distribution rate of THP001) is the execution probability of the pseudo 2 fluctuation (in the case of the jackpot fluctuation). It is higher than the total distribution rate of THP002 and THP003), and the execution probability of the pseudo 2 variation is the execution probability of the pseudo-continuous variation (variation in which the pseudo-continuous effect is not executed even once) (the combined distribution of THP004 and THP005). Rate) higher than. On the other hand, in the case of loss (in the case of loss variation), the execution probability of
次に、上述した特図変動パターンにおける特図変動演出を構成する主要な演出のうち、擬似連煽り、擬似連演出、SPリーチについて説明する。なお、演出制御用マイコン121は、特図変動演出を構成する各演出において、表示部50aに演出画像を表示するとともに、演出画像の表示に応じて、枠ランプ53や盤ランプ54を用いた発光演出や、スピーカ52を用いた音演出、可動装置55,56,58を用いた可動体演出、入力装置(通常ボタン40、特殊ボタン41)を用いた操作演出等を実行可能である。
Next, among the main effects constituting the special figure variation effect in the above-mentioned special figure variation pattern, pseudo-continuous fanning, pseudo-continuous effect, and SP reach will be described. The
<擬似連煽り>
擬似連煽りは、擬似連演出の実行を煽る演出であり、擬似連演出が実行されることに期待させる演出である。具体的には、擬似連煽りは、左演出図柄EZ1および右演出図柄EZ3が仮停止表示された状態で、中演出図柄EZ2として特殊図柄TZが仮停止表示されるかを煽る演出である(図32(A))。擬似連煽りが成功した場合、擬似連演出が実行される(中演出図柄EZ2を特殊図柄TZとする擬似連出目が仮停止表示される、図32(D))。一方、擬似連煽りが失敗した場合、擬似連演出は実行されず、ハズレを示唆するハズレ目(バラケ目)で演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が停止表示される(図32(B)(C))。
<Pseudo-repeated fan>
The pseudo-ream effect is an effect that incites the execution of the pseudo-ream effect, and is an effect that is expected to be executed. Specifically, the pseudo-continuous fanning is an effect of inciting whether the special symbol TZ is temporarily stopped and displayed as the middle effect symbol EZ2 while the left effect symbol EZ1 and the right effect symbol EZ3 are temporarily stopped and displayed (Fig.). 32 (A)). If the pseudo-continuous fanning is successful, the pseudo-continuous effect is executed (the pseudo-continuous stitch with the middle effect symbol EZ2 as the special symbol TZ is temporarily stopped and displayed, FIG. 32 (D)). On the other hand, when the pseudo-continuous fanning fails, the pseudo-continuous effect is not executed, and the effect symbols EZ1, EZ2, and EZ3 are stopped and displayed at the loss stitches (separate stitches) suggesting the loss (FIGS. 32 (B) and (C)). ).
<擬似連演出>
擬似連演出は、1回の特別図柄の変動表示(特図変動)において複数回の変動が行われているように見せる演出であり、擬似連演出を伴う変動演出は、全ての演出図柄EZ1,EZ2,EZ3を一旦仮停止表示させたあと再び変動表示させる再変動表示を1回以上含む。本形態では、仮停止表示に係る演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の出目は、所定の擬似連出目である。具体的には、中演出図柄EZ2を、擬似連演出の実行を示唆する特殊図柄TZとする出目である(図32(D))。特殊図柄TZは、擬似連演出を意味する「擬似」の文字を含む演出図柄(アイコン)である。特殊図柄TZの表示(擬似連表示)は、実行中の演出が擬似連演出であることを示す表示とも言えるし、擬似連煽りの成功が擬似連演出の実行を意味するという点で、擬似連演出の実行を示唆する表示とも言える。なお、特殊図柄TZには、図32(D)に示す通常表示態様(第2態様に相当)の特殊図柄TZ(通常特殊図柄TZ1)と、図34(B)に示す特別表示態様(第1態様に相当)の特殊図柄TZ(特別特殊図柄TZ2)とがある。特別特殊図柄TZ2には、擬似の文字を含むアイコンの輪郭に、通常表示態様とは異なる所定のデザインが施されている。
<Pseudo-continuous production>
The pseudo-continuous effect is an effect that makes it appear that the variation is performed multiple times in one special symbol variation display (special symbol variation), and the variable effect accompanied by the pseudo-continuous effect is all the effect symbols EZ1 and. It includes one or more re-variable displays in which EZ2 and EZ3 are temporarily stopped and then variable-displayed again. In the present embodiment, the rolls of the effect symbols EZ1, EZ2, and EZ3 related to the temporary stop display are predetermined pseudo continuous rolls. Specifically, the medium effect symbol EZ2 is a special symbol TZ suggesting the execution of the pseudo-continuous effect (FIG. 32 (D)). The special symbol TZ is an effect symbol (icon) including a character of "pseudo" which means a pseudo-continuous effect. The display of the special symbol TZ (pseudo-ream display) can be said to indicate that the effect being executed is a pseudo-ream effect, and the success of the pseudo-ream means the execution of the pseudo-ream effect. It can be said that it is a display that suggests the execution of the production. The special symbol TZ includes a special symbol TZ (normal special symbol TZ1) of the normal display mode (corresponding to the second mode) shown in FIG. 32 (D) and a special display mode (first) shown in FIG. 34 (B). There is a special symbol TZ (special special symbol TZ2) of (corresponding to an embodiment). The special special symbol TZ2 has a predetermined design different from the normal display mode on the outline of the icon including the pseudo character.
中演出図柄EZ2として特殊図柄TZが仮停止表示された場合、その後、表示部50aに「特殊図柄TZ」と「×2」の画像を含む擬似連回数示唆表示G70が表示される(図32(E))。擬似連回数示唆表示G70は、擬似連演出の実行回数を示唆する演出画像であり、「擬似×2」(「特殊図柄TZ」+「×2」)の表示を含む擬似連回数示唆表示G70は、擬似連演出の実行回数が1回であること(再変動表示を含む演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の変動表示の回数が2回目であること)を示唆する。また、「擬似×3」(「特殊図柄TZ」+「×3」)の表示を含む擬似連回数示唆表示G70(図33(F))は、擬似連演出の実行回数が2回であること(再変動表示を含む演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の変動表示の回数が3回目であること)を示唆する。擬似連回数示唆表示G70が表示部50aに大きく表示された後は、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の再変動表示が実行される(図32(F))。このような、特殊図柄TZを含む擬似連出目の仮停止表示から演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の再変動表示までの一連の演出が擬似連演出に相当する。また、特殊図柄TZの停止表示を擬似連表示と称し、通常特殊図柄TZ1の停止表示を、通常擬似連表示と称し、特別特殊図柄TZ2の停止表示を、特別擬似連表示と称する。
When the special symbol TZ is temporarily stopped and displayed as the middle effect symbol EZ2, the pseudo-ream number suggestion display G70 including the images of "special symbol TZ" and "x2" is subsequently displayed on the
なお、仮停止表示とは、演出図柄の変動速度は「0」であるが、演出図柄が表示されている位置で揺れたり拡大や縮小を繰り返したりといった変化をしており、完全に停止していない状態を言う。これに対して、確定停止表示(確定的な停止表示)や最終停止表示(最終的な停止表示)と言った場合には、演出図柄が完全に停止している状態を言う。単に「停止表示」という場合は、仮停止表示を指すこともあるし、確定停止表示を指すこともある。 In the temporary stop display, the fluctuation speed of the effect symbol is "0", but it is completely stopped due to changes such as shaking, enlargement and reduction repeatedly at the position where the effect symbol is displayed. Say no state. On the other hand, when the term "fixed stop display" or "final stop display" is used, it means that the effect symbol is completely stopped. The term "stop display" may refer to a temporary stop display or a fixed stop display.
<SPリーチ>
本形態ではSPリーチとしてバトルリーチが実行される。バトルリーチは、主人公キャラクタと敵キャラクタとがバトルを行うリーチ演出である。バトルリーチには、当落分岐があり、主人公キャラクタが敵キャラクタに勝利する成功演出(勝利演出)、又は、主人公キャラクタが敵キャラクタに敗北する失敗演出(敗北演出)に分岐する。成功演出は、遊技者に大当たりに当選していることを示唆する演出として機能する。失敗演出は、遊技者に大当たりに当選していないことを示唆する演出として機能する。本形態では、非時短状態における特図1の抽選に基づくバトルリーチとして、図19に示したリーチ演出が実行される。
<SP reach>
In this embodiment, battle reach is executed as SP reach. Battle reach is a reach production in which the main character and the enemy character battle. The battle reach has a winning branch, and branches into a success effect in which the main character defeats the enemy character (victory effect) or a failure effect in which the main character defeats the enemy character (defeat effect). The success effect functions as an effect that suggests that the player has won a big hit. The failure effect functions as an effect that suggests that the player has not won the jackpot. In this embodiment, the reach effect shown in FIG. 19 is executed as the battle reach based on the lottery of the special figure 1 in the non-time saving state.
次に、演出制御用マイコン121による擬似連演出の実行態様(擬似連態様)の抽選について図30に基づいて説明する。擬似連態様の抽選は、図30に示すテーブルに基づいて行われる。図30に示すように、演出制御用マイコン121は、遊技制御用マイコン101から受信した特図1変動開始コマンドが示す特図変動パターンが「擬似2変動」である場合、すなわち、「擬似2SP大当たり変動」(THP002)、「擬似2N大当たり変動」(THP003)、「擬似2SPハズレ変動」(THP032)、「擬似2Nハズレ変動」(THP033)の何れかである場合には、必ず「通常擬似連表示1回」の擬似連態様を選択する。「通常擬似連表示1回」の擬似連態様を選択した場合、演出制御用マイコン121は、1回目の擬似連演出として、通常特殊図柄TZ1の停止表示を含む擬似連演出を実行する。
Next, a lottery of an execution mode (pseudo-ream mode) of the pseudo-ream effect by the
また、演出制御用マイコン121は、遊技制御用マイコン101から受信した特図1変動開始コマンドが示す特図変動パターンが「擬似3変動」である場合、すなわち、「擬似3SP大当たり変動」(THP001)、「擬似3SPハズレ変動」(THP031)の何れかである場合には、「通常擬似連表示2回」、「通常擬似連表示+連続擬似連演出」、「特別擬似連表示2回」の3種類の擬似連態様の中から何れか1つを選択する。
Further, in the
「通常擬似連表示2回」の擬似連態様は、擬似3変動における1回目の擬似連演出として通常特殊図柄TZ1の停止表示を含む擬似連演出を実行した後、2回目の変動表示(1回目の再変動表示)に係る種々の演出(連続擬似連演出ではない通常の演出)を経て、2回目の擬似連演出として再び通常特殊図柄TZ1の停止表示を含む擬似連演出を実行する擬似連態様である。 In the pseudo-ream mode of "normal pseudo-ream display twice", the pseudo-ream effect including the stop display of the normal special symbol TZ1 is executed as the first pseudo-ream effect in the pseudo 3 variation, and then the second variation display (first time). Pseudo-ream mode in which the pseudo-ream effect including the stop display of the normal special symbol TZ1 is executed again as the second pseudo-ream effect after various effects (normal effect not continuous pseudo-ream effect) related to (re-variation display). Is.
「通常擬似連表示+連続擬似連演出」の擬似連態様は、擬似3変動における1回目の擬似連演出として、通常特殊図柄TZ1の停止表示を含む擬似連演出を実行した後、連続擬似連演出(特定擬似連演出に相当)を行って、2回目の擬似連演出として再び通常特殊図柄TZ1の停止表示を含む擬似連演出を実行する擬似連態様である。連続擬似連演出は、1回目の擬似連演出と2回目の擬似連演出とをスムーズに繋ぐ演出である(図35)。連続擬似連演出は、擬似3変動においてのみ実行されることがあり、擬似2変動では実行されることがないため、擬似連演出が複数回実行されることを示唆する演出として機能する。連続擬似連演出については後に詳述する。 The pseudo-ream mode of "normal pseudo-ream display + continuous pseudo-ream effect" is a continuous pseudo-ream effect after executing a pseudo-ream effect including a stop display of the normal special symbol TZ1 as the first pseudo-ream effect in the pseudo 3 variation. This is a pseudo-ream mode in which (corresponding to a specific pseudo-ream effect) is performed, and the pseudo-ream effect including the stop display of the normal special symbol TZ1 is executed again as the second pseudo-ream effect. The continuous pseudo-continuous effect is an effect that smoothly connects the first pseudo-continuous effect and the second pseudo-continuous effect (FIG. 35). Since the continuous pseudo-continuous effect may be executed only in the pseudo-three fluctuations and not in the pseudo-two variation, it functions as an effect suggesting that the pseudo-continuous effect is executed a plurality of times. The continuous pseudo-continuous production will be described in detail later.
「特別擬似連表示2回」の擬似連態様は、擬似3変動における1回目の擬似連演出として特別特殊図柄TZ2の停止表示を含む擬似連演出を実行した後、2回目の変動表示(1回目の再変動表示)に係る種々の演出(連続擬似連演出ではない通常の演出)を経て、2回目の擬似連演出として再び特別特殊図柄TZ2の停止表示を含む擬似連演出を実行する擬似連態様である。特別特殊図柄TZ2の停止表示は、擬似3変動においてのみ実行されることがあり、擬似2変動では実行されることがないため、擬似連演出が複数回実行されることを示唆する演出として機能する。
In the pseudo-ream mode of "special
なお、「擬似3変動」である場合における各擬似連態様の選択割合は次の通りである。すなわち、演出制御用マイコン121は、遊技制御用マイコン101から受信した特図1変動開始コマンドが示す特図変動パターンが「擬似3SP大当たり変動」(THP001)である場合には、図30に示すように、「通常擬似連表示2回」の擬似連態様を15%の割合で選択し、「通常擬似連表示+連続擬似連演出」の擬似連態様を35%の割合で選択し、「特別擬似連表示2回」の擬似連態様を50%の割合で選択する。一方、遊技制御用マイコン101から受信した特図1変動開始コマンドが示す特図変動パターンが「擬似3SPハズレ変動」(THP031)である場合には、「通常擬似連表示2回」の擬似連態様を60%の割合で選択し、「通常擬似連表示+連続擬似連演出」の擬似連態様を25%の割合で選択し、「特別擬似連表示2回」の擬似連態様を15%の割合で選択する。
It should be noted that the selection ratio of each pseudo-ream mode in the case of "pseudo-three fluctuations" is as follows. That is, the
このように本形態では、大当たり変動である場合には、「通常擬似連表示2回」の擬似連態様よりも「通常擬似連表示+連続擬似連演出」の擬似連態様が選択され易く、「通常擬似連表示+連続擬似連演出」の擬似連態様よりも「特別擬似連表示2回」の擬似連態様が選択され易い。一方、ハズレ変動である場合には、「通常擬似連表示2回」の擬似連態様が「通常擬似連表示+連続擬似連演出」の擬似連態様よりも選択され易く、「通常擬似連表示+連続擬似連演出」の擬似連態様が「特別擬似連表示2回」の擬似連態様よりも選択され易い。すなわち本形態では、各擬似連態様の大当たり期待度の関係は、「通常擬似連表示2回」<「通常擬似連表示+連続擬似連演出」<「特別擬似連表示2回」となっている。言い換えれば、特別特殊図柄TZ2の停止表示(特別擬似連表示)が行われた場合が最も大当たり期待度が高く、次いで、連続擬似連演出が行われた場合が大当たり期待度が高い。なお、擬似連態様の選択割合は適宜変更可能であり、連続擬似連演出が実行された場合の方が、特別擬似連表示が実行された場合よりも大当たり期待度が高い構成としてもよい。 As described above, in the present embodiment, in the case of a jackpot fluctuation, the pseudo-ream mode of "normal pseudo-ream display + continuous pseudo-ream effect" is more likely to be selected than the pseudo-ream mode of "normal pseudo-ream display twice". It is easier to select the pseudo-ream mode of "special pseudo-ream display twice" than the pseudo-ream mode of "normal pseudo-ream display + continuous pseudo-ream effect". On the other hand, in the case of a loss variation, the pseudo-ream mode of "normal pseudo-ream display twice" is easier to select than the pseudo-ream mode of "normal pseudo-ream display + continuous pseudo-ream effect", and "normal pseudo-ream display +" The pseudo-ream mode of "continuous pseudo-ream effect" is easier to select than the pseudo-ream mode of "special pseudo-ream display twice". That is, in this embodiment, the relationship of the jackpot expectation of each pseudo-ream mode is "normal pseudo-ream display twice" <"normal pseudo-ream display + continuous pseudo-ream effect" <"special pseudo-ream display twice". .. In other words, the jackpot expectation is highest when the stop display (special pseudo-continuous display) of the special special symbol TZ2 is performed, and then the jackpot expectation is high when the continuous pseudo-continuous effect is performed. It should be noted that the selection ratio of the pseudo-ream mode can be changed as appropriate, and the configuration may be such that the jackpot expectation is higher when the continuous pseudo-ream effect is executed than when the special pseudo-ream display is executed.
次に、演出制御用マイコン121による予告演出の抽選について説明する。なお本形態では、Nリーチや擬似連演出の前に、種々の予告演出が実行されるものとする。予告演出は、リーチの成立に期待させたり、大当たり期待度を示唆したりする演出として機能する。パチンコ遊技機PY1は、様々な種類の予告演出を実行可能であるが、ここでは、予告演出の1つであるキャラ出現予告の実行抽選について説明する。キャラ出現予告以外の予告演出としては、チャンスアップ予告やステップアップ予告等の公知の予告演出を適宜採用することができる。
Next, a lottery for the advance notice effect by the
キャラ出現予告は、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の変動開始に際して、或いは、再変動表示に際して実行される予告演出であり、所定のキャラクタが表示部50aの下部を右から左へ通過する演出である(図33(A))。キャラ出現予告としては、キャラクタA(キャラA、リングをモチーフとするキャラクタ)が出現する態様のキャラA出現予告(図34(A))と、キャラクタB(キャラB、トマトをモチーフとするキャラクタ)が出現する態様のキャラB出現予告(図33(A))とがある。
The character appearance notice is a notice effect executed at the start of change of the effect symbols EZ1, EZ2, EZ3 or at the time of re-variation display, and is an effect in which a predetermined character passes through the lower part of the
キャラ出現予告の抽選は、図31に示すテーブルに基づいて行われる。なお、キャラ出現予告等の各種の予告演出の抽選は、擬似連演出が行われる特図変動パターンである場合には、各単位変動表示毎に行われるものとする。つまり、1回の変動演出における1回目の変動表示(初回変動)、2回目の変動表示(擬似2の変動)、3回目の変動表示(擬似3の変動)の各々について行われるものとする。 The lottery for character appearance notice is performed based on the table shown in FIG. In addition, the lottery of various notice effects such as the character appearance notice shall be performed for each unit change display in the case of the special figure change pattern in which the pseudo-continuous effect is performed. That is, it is assumed that each of the first variation display (initial variation), the second variation display (pseudo 2 variation), and the third variation display (pseudo 3 variation) in the one variation effect is performed.
図31に示すように、演出制御用マイコン121は、特図変動パターンが「擬似3SP大当たり変動」(THP001)であり、擬似連態様として「通常擬似連表示2回」又は「特別擬似連表示2回」を選択した場合には、初回変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を40%の割合で選択し、キャラB出現予告を40%の割合で選択する。また、擬似2の変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を60%の割合で選択し、キャラB出現予告を40%の割合で選択する。また、擬似3の変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を90%の割合で選択し、キャラB出現予告を10%の割合で選択する。
As shown in FIG. 31, in the
また、演出制御用マイコン121は、特図変動パターンが「擬似3SP大当たり変動」(THP001)であり、擬似連態様として「通常擬似連表示+連続擬似連演出」を選択した場合には、初回変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を40%の割合で選択し、キャラB出現予告を40%の割合で選択する。また、擬似3の変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を90%の割合で選択し、キャラB出現予告を10%の割合で選択する。但し、擬似2の変動に伴ってキャラ出現予告を実行することはない。連続擬似連演出を実行するからである。つまり本形態では、連続擬似連演出を実行する場合には、種々の予告演出の何れも実行されることがないものとする。
Further, in the
また、演出制御用マイコン121は、特図変動パターンが「擬似2SP大当たり変動」(THP002)である場合には、初回変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を40%の割合で選択し、キャラB出現予告を40%の割合で選択する。また、擬似2の変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を60%の割合で選択し、キャラB出現予告を40%の割合で選択する。
Further, when the special figure fluctuation pattern is "pseudo 2SP jackpot fluctuation" (THP002), the
また、演出制御用マイコン121は、特図変動パターンが「擬似2N大当たり変動」(THP003)である場合には、初回変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を40%の割合で選択し、キャラB出現予告を40%の割合で選択する。また、擬似2の変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を55%の割合で選択し、キャラB出現予告を45%の割合で選択する。このように本形態では、擬似2の変動においてSPリーチに発展する場合の方が、発展しない場合よりも、キャラA出現予告が実行され易くなっている。
Further, when the special figure fluctuation pattern is "pseudo 2N jackpot fluctuation" (THP003), the
また、演出制御用マイコン121は、特図変動パターンが「SP大当たり変動」(THP004)又は「N大当たり変動」(THP005)である場合には、初回変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を40%の割合で選択し、キャラB出現予告を40%の割合で選択する。
Further, when the special figure fluctuation pattern is "SP jackpot fluctuation" (THP004) or "N jackpot fluctuation" (THP005), the
また、演出制御用マイコン121は、特図変動パターンが「擬似3SPハズレ変動」(THP031)であり、擬似連態様として「通常擬似連表示2回」又は「特別擬似連表示2回」を選択した場合には、初回変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を10%の割合で選択し、キャラB出現予告を70%の割合で選択する。また、擬似2の変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を30%の割合で選択し、キャラB出現予告を70%の割合で選択する。また、擬似3の変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を45%の割合で選択し、キャラB出現予告を55%の割合で選択する。
Further, in the
また、演出制御用マイコン121は、特図変動パターンが「擬似3SPハズレ変動」(THP031)であり、擬似連態様として「通常擬似連表示+連続擬似連演出」を選択した場合には、初回変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を10%の割合で選択し、キャラB出現予告を70%の割合で選択する。また、擬似3の変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を45%の割合で選択し、キャラB出現予告を55%の割合で選択する。但し、擬似2の変動に伴って予告演出を実行することはない。上述した通り、連続擬似連演出を実行するからである。
Further, in the
また、演出制御用マイコン121は、特図変動パターンが「擬似2SPハズレ変動」(THP032)である場合には、初回変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を10%の割合で選択し、キャラB出現予告を70%の割合で選択する。また、擬似2の変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を30%の割合で選択し、キャラB出現予告を70%の割合で選択する。
Further, when the special figure fluctuation pattern is "pseudo 2SP loss fluctuation" (THP032), the
また、演出制御用マイコン121は、特図変動パターンが「擬似2Nハズレ変動」(THP033)である場合には、初回変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を10%の割合で選択し、キャラB出現予告を70%の割合で選択する。また、擬似2の変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を25%の割合で選択し、キャラB出現予告を75%の割合で選択する。このように本形態では、擬似2の変動においてSPリーチに発展する場合の方が、発展しない場合よりも、キャラA出現予告が実行され易くなっている。
Further, when the special figure fluctuation pattern is "pseudo 2N loss fluctuation" (THP033), the
また、演出制御用マイコン121は、特図変動パターンが「SPハズレ変動」(THP034)又は「Nハズレ変動」(THP035)である場合には、初回変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を10%の割合で選択し、キャラB出現予告を70%の割合で選択する。
Further, when the special figure fluctuation pattern is "SP loss fluctuation" (THP034) or "N loss fluctuation" (THP035), the
また、演出制御用マイコン121は、特図変動パターンが「擬似ガセ変動」(THP040)又は「通常Aハズレ変動」(THP041)である場合には、初回変動に伴う予告演出として、キャラA出現予告を5%の割合で選択し、キャラB出現予告を30%の割合で選択する。
Further, in the
このように本形態では、ハズレ変動である場合よりも、大当たり変動である場合の方が、キャラA出現予告の実行確率が相対的に高くなっている。よって、キャラA出現予告は、キャラB出現予告よりも高い大当たり期待度を示唆する演出として機能する。また本形態では、リーチが成立しない変動よりも、リーチが成立する変動の方が、何れかのキャラ出現予告が実行される確率が高くなっている。よって、キャラ出現予告は、リーチが成立する期待度が高いことを示唆する演出としても機能する。なお、予告演出の選択割合は適宜変更可能である。 As described above, in this embodiment, the execution probability of the character A appearance notice is relatively higher in the case of the jackpot fluctuation than in the case of the loss fluctuation. Therefore, the character A appearance notice functions as an effect suggesting a higher jackpot expectation than the character B appearance notice. Further, in this embodiment, the probability that any character appearance notice is executed is higher in the fluctuation in which the reach is established than in the fluctuation in which the reach is not established. Therefore, the character appearance notice also functions as an effect suggesting that the degree of expectation that the reach is established is high. The selection ratio of the advance notice effect can be changed as appropriate.
ちなみに、演出制御用マイコン121は、受信コマンド解析処理(S4201)において、特図変動開始コマンドを受信していると判定した場合、変動開始コマンド受信時処理を行う。この変動開始コマンド受信時処理では、まず、変動演出パターン選択処理を行い、続いて、予告演出選択処理を行う。変動演出パターン選択処理では、受信した特図変動開始コマンドが示す特図変動パターンに基づいて、変動演出の演出パターン(サブ変動パターン)を選択する。そして予告演出選択処理では、受信した特図変動開始コマンドが示す特図変動パターンに基づいて、変動演出に伴って行う予告演出(キャラ出現予告、その他の予告演出)を選択する。なお、予告演出選択処理において選択された予告演出の情報は、演出用RAM124の所定の記憶領域に格納されるとともに、予告演出開始コマンドに含められて画像制御基板140に送信される。予告演出開始コマンドを受信した画像制御基板140は、指定された予告演出の画像を表示部50aに表示する。また、演出制御用マイコン121は、演出用RAM124に格納した予告演出の情報に基づいて、その予告演出に係る演出手段(スピーカ52、枠ランプ53、盤ランプ54、可動装置、入力装置など)を適宜制御する。
Incidentally, when it is determined in the reception command analysis process (S4201) that the special figure variation start command is being received, the
次に、本パチンコ遊技機PY1における特徴的な演出(擬似連演出)の実行例を説明する。 Next, an execution example of a characteristic effect (pseudo-continuous effect) in the pachinko gaming machine PY1 will be described.
<1回目の擬似連演出>
擬似連演出の具体例について説明する。図32(A)に示すように、擬似連演出が実行される場合、まず、擬似連煽りが実行される。擬似連煽りでは、左演出図柄EZ1および右演出図柄EZ3が仮停止表示されている状態で、中演出図柄EZ2である特殊図柄TZ(ここでは通常特殊図柄TZ1)が停止位置に向けて比較的ゆっくりと移動表示される。これにより、中演出図柄EZ2として特殊図柄TZが仮停止表示されるか否かが煽られる。
<First pseudo-ream production>
A specific example of the pseudo-continuous production will be described. As shown in FIG. 32 (A), when the pseudo-ream effect is executed, first, the pseudo-ream is executed. In the pseudo-continuous fanning, while the left effect symbol EZ1 and the right effect symbol EZ3 are temporarily stopped and displayed, the special symbol TZ (here, the normal special symbol TZ1), which is the middle effect symbol EZ2, moves relatively slowly toward the stop position. Is moved and displayed. As a result, whether or not the special symbol TZ is temporarily stopped and displayed as the middle effect symbol EZ2 is encouraged.
失敗の擬似連煽りでは、図32(B)に示すように、通常特殊図柄TZ1が停止位置で止まることなく表示部50aからフレームアウトするまで移動表示され、中演出図柄EZ2として、ハズレ目(バラケ目)を構成する数字図柄が仮停止表示される。そして最終的には、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3がそのハズレ目で確定的に停止表示される(図32(C))。なお、このような演出は、特図変動パターンとして擬似ガセ変動(THP040)が選択された場合に実行される。
In the pseudo-continuous fanning of failure, as shown in FIG. 32 (B), the special symbol TZ1 is normally moved and displayed until it is framed out from the
一方、成功の擬似連煽りでは、図32(D)に示すように、中演出図柄EZ2として通常特殊図柄TZ1が仮停止表示される。つまり、通常擬似連表示が行われる。その後、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が非表示とされ、表示部50aの中央には大きく擬似連回数示唆表示G70が表示される(図32(E))。図32(E)に示す擬似連回数示唆表示G70は、擬似2であること(すなわち擬似連演出の回数が1回目であること、さらに言い換えれば演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の再変動表示が1回目であること)を示唆する演出画像である。
On the other hand, in the successful pseudo-ream, as shown in FIG. 32 (D), the normal special symbol TZ1 is temporarily stopped and displayed as the middle effect symbol EZ2. That is, the pseudo-continuous display is usually performed. After that, the effect symbols EZ1, EZ2, and EZ3 are hidden, and a large pseudo-ream number suggestion display G70 is displayed in the center of the
ここで、擬似連回数示唆表示G70は、特殊図柄TZ(通常特殊図柄TZ1)と共通する共通演出画像G72を含んでいる。より詳細には、擬似連回数示唆表示G70は、共通演出画像G72に、擬似連回数を示唆する値を含む非共通演出画像G74を組み合わせたものであり、これによって、遊技者に対して擬似連回数を示唆する機能を発揮している。 Here, the pseudo-ream number suggestion display G70 includes a common effect image G72 common to the special symbol TZ (normally special symbol TZ1). More specifically, the pseudo-ream number suggestion display G70 is a combination of the common effect image G72 and the non-common effect image G74 including a value suggesting the pseudo-ream number, whereby the pseudo-ream for the player. It has a function to suggest the number of times.
擬似連回数示唆表示G70は、所定時間(例えば4秒程度)にわたって表示された後、非表示とされる。そして、通常の背景画像(ここでは昼間通常用背景画像G102)のもとで演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の再変動表示が行われている画像が表示部50aに表示される(図32(F))。図32(F)に示す再変動表示は、1回目の再変動表示(つまり擬似2としての変動)であるとする。
The pseudo-ream number suggestion display G70 is displayed for a predetermined time (for example, about 4 seconds) and then hidden. Then, an image in which the effect symbols EZ1, EZ2, and EZ3 are revariably displayed under the normal background image (here, the daytime normal background image G102) is displayed on the
なお、このような演出は、特図変動パターンとして擬似2Nハズレ変動(THP033)、擬似2SPハズレ変動(THP032)、擬似2N大当たり変動(THP003)、又は、擬似2SP大当たり変動(THP002)が選択された場合に実行される。また、擬似3SPハズレ変動(THP031)又は擬似3SP大当たり変動(THP001)が選択され、「通常擬似連表示2回」の擬似連態様が選択された場合に実行される。 For such an effect, pseudo 2N loss variation (THP033), pseudo 2SP loss variation (THP032), pseudo 2N jackpot variation (THP003), or pseudo 2SP jackpot variation (THP002) was selected as the special figure variation pattern. Will be executed if. Further, it is executed when the pseudo 3SP loss fluctuation (THP031) or the pseudo 3SP jackpot fluctuation (THP001) is selected and the pseudo-ream mode of "normal pseudo-ream display twice" is selected.
<2回目の擬似連演出>
1回目の再変動表示(擬似2としての変動)においては、通常の背景画像(昼間通常用背景画像G102)のもとで種々の予告演出が実行される可能性がある。ここでは例えば、図33(A)に示すように、1回目の再変動表示において、キャラクタB(トマトをモチーフとするキャラクタ)が表示部50aの下部を右から左へ通過するキャラB出現予告が実行される。これにより、遊技者には大当たり期待度が示されるとともに、この再変動表示においてリーチが成立する可能性があることが示される。
<Second pseudo-ream production>
In the first re-variation display (variation as pseudo 2), there is a possibility that various advance notice effects are executed under the normal background image (daytime normal background image G102). Here, for example, as shown in FIG. 33 (A), in the first re-variation display, the character B appearance notice that the character B (character having a tomato motif) passes through the lower part of the
続いてこの再変動表示では、図33(B)に示すように、リーチ煽りが実行される。リーチ煽りでは、左演出図柄EZ1が仮停止表示されている状態で、右演出図柄EZ3として左演出図柄EZ1と同じ数字図柄が停止位置に向けてゆっくりと移動表示される。すなわち、右演出図柄EZ3として左演出図柄EZ1と同じ数字図柄で仮停止表示されるか否か(リーチとなるか否か)が煽られる。 Subsequently, in this re-variation display, reach fanning is performed as shown in FIG. 33 (B). In the reach fan, while the left effect symbol EZ1 is temporarily stopped and displayed, the same number symbol as the left effect symbol EZ1 is slowly moved and displayed as the right effect symbol EZ3 toward the stop position. That is, whether or not the right effect symbol EZ3 is temporarily stopped and displayed with the same numerical symbol as the left effect symbol EZ1 (whether or not it becomes reach) is fueled.
リーチ煽りの末、リーチとなった場合には(図33(C))、Nリーチのリーチ演出へと発展していく。なお、このような演出は、特図変動パターンとして擬似2Nハズレ変動(THP033)、擬似2SPハズレ変動(THP032)、擬似2N大当たり変動(THP003)、又は、擬似2SP大当たり変動(THP002)が選択された場合に実行される。 If it becomes reach after reaching (Fig. 33 (C)), it will develop into N reach production. For such an effect, pseudo 2N loss variation (THP033), pseudo 2SP loss variation (THP032), pseudo 2N jackpot variation (THP003), or pseudo 2SP jackpot variation (THP002) was selected as the special figure variation pattern. Will be executed if.
一方、リーチ煽りの末、リーチとならなかった場合には(図33(D))、続いて、中演出図柄EZ2として特殊図柄TZ(ここでは通常特殊図柄TZ1)が仮停止表示される(図33(E))。つまり、2回目の通常擬似連表示が行われる。その後、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が非表示とされ、表示部50aの中央には、擬似連回数示唆表示G70が表示される(図33(F))。図33(F)に示す擬似連回数示唆表示G70は、擬似3であること(すなわち擬似連演出の回数が2回目であること、さらに言い換えれば演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の再変動表示が2回目であること)を示唆する演出画像である。具体的には、図33(F)に示す擬似連回数示唆表示G70は、特殊図柄TZ(通常特殊図柄TZ1)と共通する共通演出画像G72と、擬似3を示す「×3」の画像を含む非共通演出画像G74とを組み合わせた画像であり、これにより、遊技者には擬似3であることが示唆される。
On the other hand, if the reach is not reached after the reach is agitated (FIG. 33 (D)), the special symbol TZ (here, the normal special symbol TZ1) is temporarily stopped and displayed as the middle effect symbol EZ2 (FIG. 3). 33 (E)). That is, the second normal pseudo-continuous display is performed. After that, the effect symbols EZ1, EZ2, and EZ3 are hidden, and the pseudo-ream number suggestion display G70 is displayed in the center of the
この擬似連回数示唆表示G70は、所定時間(例えば4秒程度)にわたって表示された後、非表示とされる。そして、通常の背景画像(昼間通常用背景画像G102)のもとで2回目の再変動表示(擬似3としての変動)が行われることとなる。なお、このような演出は、擬似3SPハズレ変動(THP031)又は擬似3SP大当たり変動(THP001)が選択され、「通常擬似連表示2回」の擬似連態様が選択された場合に実行される。 The pseudo-ream number suggestion display G70 is displayed for a predetermined time (for example, about 4 seconds) and then hidden. Then, the second re-variation display (variation as pseudo 3) is performed under the normal background image (daytime normal background image G102). It should be noted that such an effect is executed when the pseudo 3SP loss variation (THP031) or the pseudo 3SP jackpot variation (THP001) is selected and the pseudo-continuous mode of "normal pseudo-continuous display twice" is selected.
<特別擬似連表示>
次に、特別擬似連表示(特別特殊図柄TZ2の停止表示)が行われる場合の演出展開について図34に基づいて説明する。演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の変動表示が開始されると(1回の変動演出における初回の変動表示が開始されると)、その変動表示中には、例えば図34(A)に示すように、キャラクタA(リンゴをモチーフとするキャラクタ)が表示部50aの下部を右から左へ通過するキャラA出現予告が実行される。これにより、遊技者には大当たり期待度やリーチになる可能性があることが示される。この初回の変動表示では、左演出図柄EZ1及び右演出図柄EZ3が仮停止表示された後、中演出図柄EZ2として、通常特殊図柄TZ1とは表示態様が異なる特別特殊図柄TZ2が仮停止表示される(図34(B))。すなわち、特別擬似連表示がなされる。これにより、通常擬似連表示が実行された場合よりも大当たり期待度が高いことが示唆されるとともに、この特図変動において、2回の擬似連演出が実行されること(擬似3変動であること)が示唆される。つまり遊技者にとってみれば、特別特殊図柄TZ2を含む擬似連出目が停止表示された場合には、擬似連演出が複数回実行されることが確定することとなる。
<Special pseudo-continuous display>
Next, the effect development when the special pseudo-continuous display (stop display of the special special symbol TZ2) is performed will be described with reference to FIG. 34. When the variation display of the effect symbols EZ1, EZ2, EZ3 is started (when the first variation display in one variation effect is started), during the variation display, for example, as shown in FIG. 34 (A). , The character A appearance notice that the character A (a character having an apple as a motif) passes through the lower part of the
その後、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が非表示とされ、表示部50aの中央には、1回目の擬似連演出であることを示唆する擬似連回数示唆表示G70が表示される(図34(C))。なお本形態では、特別特殊図柄TZ2が仮停止表示された場合も、その後の擬似連回数示唆表示G70に含まれる共通演出画像G72は、通常特殊図柄TZ1と同じ画像であるが、特別特殊図柄TZ2と同じ画像としてもよい。すなわち、共通演出画像G72は、特殊図柄TZ(通常特殊図柄TZ1や特別特殊図柄TZ2)と類似する画像であれば、多少異なる所があってもよい。
After that, the effect symbols EZ1, EZ2, and EZ3 are hidden, and a pseudo-ream number suggestion display G70 suggesting that the first pseudo-ream effect is displayed is displayed in the center of the
この擬似連回数示唆表示G70は、所定時間(例えば4秒程度)にわたって表示された後、非表示とされ、通常の背景画像(昼間通常用背景画像G102)のもとで演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の再変動表示(1回目の再変動表示、すなわち擬似2としての変動)が行われる(図34(D))。 This pseudo-ream number suggestion display G70 is displayed for a predetermined time (for example, about 4 seconds) and then hidden, and the effect symbols EZ1, EZ2, are displayed under a normal background image (daytime normal background image G102). The re-variation display of EZ3 (the first re-variation display, that is, the variation as pseudo 2) is performed (FIG. 34 (D)).
1回目の再変動表示中にも、例えば図34(E)に示すキャラA出現予告のように、大当たり期待度やリーチになる可能性を示唆する予告演出が実行される。但し、1回目の擬似連演出として、特別特殊図柄TZ2を含む擬似連出目が仮停止表示されており、遊技者には、この後もまた擬似連演出が実行されることが既に示唆されている。よって、この1回目の再変動表示においてリーチが成立するのか、再び擬似連演出が実行されるのかという感情を遊技者に抱かせることがない。すなわち、一般的に擬似連演出は実行回数が多いほど高い大当たり期待度が示される演出として遊技者に認識されているところ、擬似連演出が1回実行された後の再変動表示では、なるべくリーチが成立せずに再び擬似連演出が実行されて欲しいと遊技者は思って遊技をしている。そのため本形態のパチンコ遊技機PY1のように、特別特殊図柄TZ2が停止表示された場合には再び擬似連演出が実行されることが確定する構成であれば、再び擬似連演出が実行される安心感を持たせて遊技させることが可能となる。 Even during the first re-variation display, a notice effect suggesting the degree of expectation of a big hit and the possibility of reaching is executed, for example, as in the notice of the appearance of character A shown in FIG. 34 (E). However, as the first pseudo continuous effect, the pseudo continuous effect including the special special symbol TZ2 is temporarily stopped and displayed, and it has already been suggested to the player that the pseudo continuous effect will be executed again after this. There is. Therefore, the player does not have the feeling of whether the reach is established or the pseudo-continuous production is executed again in this first re-variation display. That is, in general, the pseudo-ream effect is recognized by the player as an effect in which the higher the number of executions is, the higher the jackpot expectation is shown. The player is playing the game thinking that he wants the pseudo-continuous production to be executed again without being established. Therefore, as in the pachinko gaming machine PY1 of the present embodiment, if it is determined that the pseudo-ream effect will be executed again when the special special symbol TZ2 is stopped and displayed, it is safe to execute the pseudo-ream effect again. It is possible to play with a feeling.
そして、1回目の再変動表示においても、特別擬似連表示(特別特殊図柄TZ2の停止表示)がなされ(図34(F))、その後、2回目の擬似連演出であることを示唆する擬似連回数示唆表示G70が表示される(図34(G))。この擬似連回数示唆表示G70が、所定時間(例えば4秒程度)の経過後に非表示とされると、通常の背景画像(昼間通常用背景画像G102)のもとで演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の再変動表示(2回目の再変動表示、すなわち擬似3としての変動)が行われる(図34(H))。なお、このような演出は、擬似3SPハズレ変動(THP031)又は擬似3SP大当たり変動(THP001)が選択され、「特別擬似連表示2回」の擬似連態様が選択された場合に実行される。 Then, even in the first re-variation display, a special pseudo-ream display (stop display of the special special symbol TZ2) is made (FIG. 34 (F)), and then a pseudo-ream suggesting that it is the second pseudo-ream effect. The number of times suggestion display G70 is displayed (FIG. 34 (G)). When this pseudo-ream number suggestion display G70 is hidden after a predetermined time (for example, about 4 seconds) has elapsed, the effect symbols EZ1, EZ2, EZ3 are displayed under a normal background image (daytime normal background image G102). Re-variation display (second re-variation display, that is, variation as pseudo 3) is performed (FIG. 34 (H)). It should be noted that such an effect is executed when the pseudo 3SP loss fluctuation (THP031) or the pseudo 3SP jackpot fluctuation (THP001) is selected and the pseudo-ream mode of "special pseudo-ream display twice" is selected.
<連続擬似連演出>
次に、連続擬似連演出が行われる場合の演出展開について図35に基づいて説明する。図35(A)(B)に示すように、1回目の擬似連演出として通常擬似連表示(通常特殊図柄TZ1の停止表示)がなされた後、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が非表示とされ、1回目の擬似連演出であることを示唆する擬似連回数示唆表示G70が表示部50aの中央に表示されている状況であるとする。
<Continuous pseudo-continuous production>
Next, the effect development when the continuous pseudo-continuous effect is performed will be described with reference to FIG. 35. As shown in FIGS. 35A and 35B, after the normal pseudo-continuous display (normally special symbol TZ1 stop display) is performed as the first pseudo-continuous effect, the effect symbols EZ1, EZ2, and EZ3 are hidden. It is assumed that the pseudo-ream number suggestion display G70, which suggests that it is the first pseudo-ream effect, is displayed in the center of the
連続擬似連演出が実行されないのであれば、図35(B)に示す演出の後は、図32(F)に示したように演出が展開する。これに対して、連続擬似連演出では、図35(B)に示す演出に続いて、野球のバッターである特定のキャラクタを表示部50aに表示し、この特定のキャラクタが、擬似連回数示唆表示G70に含まれる共通演出画像G72をボールにみたてて打つという演出画像を表示部50aに表示する(図35(C))。
If the continuous pseudo-continuous effect is not executed, the effect is developed as shown in FIG. 32 (F) after the effect shown in FIG. 35 (B). On the other hand, in the continuous pseudo-ream effect, following the effect shown in FIG. 35 (B), a specific character that is a baseball batter is displayed on the
そして、図35(D)に示すように、特定のキャラクタによって打たれたボール(共通演出画像G72)が擬似連回数示唆表示G70から分離して勢いよく飛んでいく様子を表す演出画像を表示部50aに表示する。図35(D)に示す演出では、特定のキャラクタによって打たれたボールを表現する演出画像として、共通演出画像G72と全く同じ演出画像ではなく、多少、表示態様に変更を加えた特定演出画像G73を表示する。より具体的には、特定演出画像G73は、特定のキャラクタに打たれたことで変形し、且つ、傷がついたボールを表現した態様となっている。但し、特定演出画像G73は共通演出画像G72が変形等したものであると遊技者が認識できる程度の表示態様の変更であり、言い換えれば、特定演出画像G73は、共通演出画像G72を遊技者が想起することが可能な演出画像であると言える。 Then, as shown in FIG. 35 (D), the display unit displays an effect image showing how the ball (common effect image G72) hit by a specific character separates from the pseudo-ream number suggestion display G70 and flies vigorously. Display on 50a. In the effect shown in FIG. 35 (D), as the effect image expressing the ball struck by the specific character, the effect image is not exactly the same as the common effect image G72, but the specific effect image G73 with a slight change in the display mode. Is displayed. More specifically, the specific effect image G73 has an aspect of expressing a ball that is deformed and scratched by being hit by a specific character. However, the specific effect image G73 is a change in the display mode to the extent that the player can recognize that the common effect image G72 is deformed or the like. In other words, the specific effect image G73 is a display mode in which the player can recognize the common effect image G72. It can be said that it is a production image that can be recalled.
なお、図35(D)に示す演出では、ボール(共通演出画像G72)を打った後のバッターの画像と、非共通演出画像G74(共通演出画像G72を含まない擬似連回数示唆表示G70)も表示部50aに表示されている。このような演出表現によっても、特定演出画像G73が共通演出画像G72の変形等したものであることが遊技者に認識され得るようになっている。
In the effect shown in FIG. 35 (D), the image of the batter after hitting the ball (common effect image G72) and the non-common effect image G74 (pseudo-ream number suggestion display G70 not including the common effect image G72) are also shown. It is displayed on the
図35(D)に示す演出に続いて、2回目の擬似連演出としての通常擬似連表示(通常特殊図柄TZ1の停止表示)がなされる(図35(E))。このような図35(B)から図35(E)に示す一連の演出によって、1回目の擬似連演出と、2回目の擬似連演出とが繋がれている。すなわち、1回目の擬似連演出における擬似連回数示唆表示G70の一部である共通演出画像G72を、特定のキャラクタがバットで打つことにより、擬似連回数示唆表示G70から分離して飛んでいき、その飛んで行った共通演出画像G72(特定演出画像G73)が、2回目の擬似連演出における通常特殊図柄TZ1として仮停止表示されるという一連の演出が実行される。このように本形態では、1回目の擬似連演出(図35(A)(B))と2回目の擬似連演出(図35(E)(F))とが、図35(C)(D)に示す連続擬似連演出によって繋がれているため、リーチが成立するかもしれない(擬似連演出が1回しか実行されないかもしれない)といった感情を全く抱かせることなく、2回目の擬似連演出の実行を確信させることが可能である。 Following the effect shown in FIG. 35 (D), a normal pseudo-continuous display (normal special symbol TZ1 stop display) is performed as the second pseudo-continuous effect (FIG. 35 (E)). By such a series of effects shown in FIGS. 35 (B) to 35 (E), the first pseudo-continuous effect and the second pseudo-continuous effect are connected. That is, the common effect image G72, which is a part of the pseudo-ream number suggestion display G70 in the first pseudo-ream effect, is separated from the pseudo-ream number suggestion display G70 by a specific character hitting with a bat and flies. A series of effects in which the flying common effect image G72 (specific effect image G73) is temporarily stopped and displayed as the normal special symbol TZ1 in the second pseudo-continuous effect is executed. As described above, in this embodiment, the first pseudo-continuous effect (FIGS. 35 (A) and (B)) and the second pseudo-continuous effect (FIGS. 35 (E) and (F)) are shown in FIGS. 35 (C) and 35 (D). ) Is connected by the continuous pseudo-continuous production, so there is no feeling that the reach may be established (the pseudo-continuous production may be executed only once), and the second pseudo-continuous production is performed. It is possible to be convinced of the execution of.
特に本形態では、連続擬似連演出が実行されるのは、1回目の擬似連演出として通常擬似連表示(通常特殊図柄TZ1の停止表示)がなされた場合であり、図35(B)に示した演出が実行された時点では、特別特殊図柄TZ2が表示されなかったことに遊技者が落胆している可能性もある。よって、特別特殊図柄TZ2が表示され得るタイミングよりも後のタイミングで(擬似連回数示唆表示G70の表示後のタイミングで)、図35(C)(D)に示す連続擬似連演出が実行された場合には、遊技者により強い喜びを抱かせることが可能となる。逆の見方をすれば、1回目の擬似連演出として特別特殊図柄TZ2が停止表示されなくても、まだ複数回の擬似連演出の実行が確定する演出が実行される可能性が残っているため、擬似連演出による遊技興趣が向上されていると言える。 In particular, in the present embodiment, the continuous pseudo-continuous effect is executed when the normal pseudo-continuous display (normally special symbol TZ1 stop display) is performed as the first pseudo-continuous effect, which is shown in FIG. 35 (B). There is a possibility that the player is disappointed that the special special symbol TZ2 is not displayed at the time when the effect is executed. Therefore, the continuous pseudo-ream effect shown in FIGS. 35 (C) and 35 (D) was executed at a timing after the timing at which the special special symbol TZ2 can be displayed (at the timing after the display of the pseudo-ream number suggestion display G70). In some cases, it is possible to make the player more joyful. From the opposite point of view, even if the special special symbol TZ2 is not stopped and displayed as the first pseudo-continuous effect, there is still a possibility that the effect of confirming the execution of multiple pseudo-continuous effects will be executed. It can be said that the game entertainment is improved by the pseudo-ream production.
2回目の擬似連演出として通常擬似連表示(通常特殊図柄TZ1の停止表示)がなされた後は、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が非表示とされて、2回目の擬似連演出であることを示唆する擬似連回数示唆表示G70が表示部50aに表示される(図35(F))。そして、この擬似連回数示唆表示G70が、所定時間(例えば4秒程度)の経過後に非表示とされると、通常の背景画像(昼間通常用背景画像G102)のもとで演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の再変動表示(2回目の再変動表示、すなわち擬似3としての変動)が行われる(図35(G))。
After the normal pseudo-continuous display (normal special symbol TZ1 stop display) is performed as the second pseudo-continuous effect, the effect symbols EZ1, EZ2, and EZ3 are hidden, indicating that the second pseudo-continuous effect is performed. The suggested pseudo-ream number suggestion display G70 is displayed on the
なお、このような演出は、擬似3SPハズレ変動(THP031)又は擬似3SP大当たり変動(THP001)が選択され、「通常擬似連表示+連続擬似連演出」の擬似連態様が選択された場合に実行される。また、特殊図柄TZは第1の表示に相当し、擬似連回数示唆表示G70は第2の表示に相当し、共通演出画像G72は共通表示に相当し、特定演出画像G73は特定表示に相当する。 It should be noted that such an effect is executed when the pseudo 3SP loss fluctuation (THP031) or the pseudo 3SP jackpot fluctuation (THP001) is selected and the pseudo-ream mode of "normal pseudo-ream display + continuous pseudo-ream effect" is selected. To. Further, the special symbol TZ corresponds to the first display, the pseudo-ream number suggestion display G70 corresponds to the second display, the common effect image G72 corresponds to the common display, and the specific effect image G73 corresponds to the specific display. ..
8.実施形態の効果
以上詳細に説明したように、本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、先の擬似連演出(1回目の擬似連演出)として特殊図柄TZの表示と擬似連回数示唆表示G70とが行われた後、この擬似連回数示唆表示G70の一部(共通演出画像G72)を想起させる特定演出画像G73を用いた連続擬似連演出によって、さらなる擬似連演出(2回目の擬似連演出)の実行が示唆される(図35参照)。そのため、連続的に実行される複数回の擬似連演出の見せ方が斬新なものとなり、遊技興趣を向上可能である。
8. Effect of the embodiment As described in detail above, according to the pachinko gaming machine PY1 of the present embodiment, the special symbol TZ display and the pseudo-ream number suggestion display G70 are used as the previous pseudo-ream effect (first pseudo-ream effect). After that, a continuous pseudo-ream effect using a specific effect image G73 reminiscent of a part of the pseudo-repeated number suggestion display G70 (common effect image G72) further pseudo-repeated effect (second pseudo-ream effect). Is suggested (see FIG. 35). Therefore, the way of showing the pseudo-continuous production that is continuously executed a plurality of times becomes novel, and it is possible to improve the game entertainment.
また本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、擬似連回数示唆表示G70には特殊図柄TZ(通常特殊図柄TZ1)と共通する共通演出画像G72が含まれるため、擬似連出目(特殊図柄TZの表示)と擬似連回数示唆表示G70との関連性が強められ、擬似連演出を遊技者にとってよりわかり易い演出とすることが可能である。 Further, according to the pachinko gaming machine PY1 of the present embodiment, since the pseudo-ream number suggestion display G70 includes a common effect image G72 common to the special symbol TZ (normal special symbol TZ1), the pseudo-ream number (special symbol TZ) The relationship between the display) and the pseudo-ream number suggestion display G70 is strengthened, and it is possible to make the pseudo-ream effect more understandable to the player.
また本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、特定演出画像G73が擬似連回数示唆表示G70に含まれる共通演出画像G72を想起させるデザインである(図35(C)(D)参照)。よって、先の擬似連演出(1回目の擬似連演出)に含まれる擬似連回数示唆表示G70中の共通演出画像G72を、特定演出画像G73を用いた連続擬似連演出によって、後の擬似連演出(2回目の擬似連演出)における特殊図柄TZ(通常特殊図柄TZ1)の表示に繋げているように見せることが可能となり(図35(B)~(E)参照)、擬似連演出による興趣をより向上可能である。 Further, according to the pachinko gaming machine PY1 of the present embodiment, the specific effect image G73 is designed to remind the common effect image G72 included in the pseudo-ream number suggestion display G70 (see FIGS. 35 (C) and 35 (D)). Therefore, the common effect image G72 in the pseudo-ream number suggestion display G70 included in the previous pseudo-ream effect (first pseudo-repeated effect) is subjected to the subsequent pseudo-ream effect by the continuous pseudo-ream effect using the specific effect image G73. It is possible to make it appear as if it is connected to the display of the special symbol TZ (normal special symbol TZ1) in (the second pseudo-continuous production) (see FIGS. 35 (B) to (E)), and the interest of the pseudo-continuous production can be enjoyed. It can be improved more.
また本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、連続擬似連演出では特定演出画像G73によって擬似連回数示唆表示G70から分離された共通演出画像G72が表現されている(図35(D)参照)。よって、先の擬似連演出(1回目の擬似連演出)に含まれる擬似連回数示唆表示G70中の共通演出画像G72が、特定演出画像G73を用いた連続擬似連演出を経て、後の擬似連演出(2回目の擬似連演出)における特殊図柄TZ(通常特殊図柄TZ1)の表示として再び表示されたように見せることが可能となり、先の擬似連演出(1回目の擬似連演出)と後の擬似連演出(2回目の擬似連演出)との繋がりをより強く見せることが可能となる。その結果、擬似連演出による興趣をより向上可能である。 Further, according to the pachinko gaming machine PY1 of the present embodiment, in the continuous pseudo-continuous effect, the common effect image G72 separated from the pseudo-continuous number suggestion display G70 is represented by the specific effect image G73 (see FIG. 35 (D)). Therefore, the common effect image G72 in the pseudo-ream number suggestion display G70 included in the previous pseudo-ream effect (first pseudo-ream effect) undergoes a continuous pseudo-ream effect using the specific effect image G73, and then the subsequent pseudo-ream. It is possible to make it appear as if it was displayed again as a display of the special symbol TZ (normal special symbol TZ1) in the production (second pseudo-ream effect), and it is possible to make it appear as if it was displayed again. It is possible to show a stronger connection with the pseudo-continuous production (second pseudo-continuous production). As a result, it is possible to further improve the interest of the pseudo-continuous production.
また本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、1回目の擬似連演出において特別擬似連表示(特別特殊図柄TZ2の表示)がなされた場合には(図34(B)参照)、その時点で、擬似連演出が複数回実行されることを確信できる。よって、大当たり遊技状態になることに対する遊技者の期待感が高められ、遊技興趣の向上が可能である。 Further, according to the pachinko gaming machine PY1 of the present embodiment, when the special pseudo-ream display (display of the special special symbol TZ2) is made in the first pseudo-ream effect (see FIG. 34 (B)), at that time, You can be confident that the pseudo-continuous production will be executed multiple times. Therefore, the player's expectation for becoming a big hit game state is raised, and it is possible to improve the game interest.
また本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、1回目の擬似連演出において通常擬似連表示(通常特殊図柄TZ1の表示)がなされた場合でも、その後に連続擬似連演出が実行されれば(図35参照)、擬似連演出が複数回実行されることを確信できる。よって、遊技興趣を一層向上可能である。 Further, according to the pachinko gaming machine PY1 of the present embodiment, even if the normal pseudo-continuous display (normally the display of the special symbol TZ1) is performed in the first pseudo-continuous effect, if the continuous pseudo-continuous effect is executed thereafter (Fig. 35), you can be confident that the pseudo-continuous production will be executed multiple times. Therefore, it is possible to further improve the game entertainment.
また本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、連続擬似連演出が行われた場合には、予告演出やリーチ煽りが行われるといったようなリーチになる可能性がある演出展開にならないため、リーチが成立する可能性を遊技者に考えさせることなく、さらに擬似連演出が実行されること(言い換えれば、より高い大当たり期待度が示されること)を確信させることが可能である。 Further, according to the pachinko gaming machine PY1 of this embodiment, when continuous pseudo-continuous production is performed, there is no possibility of reaching such as advance notice production and reach fanning, so that the reach is not achieved. It is possible to be convinced that the pseudo-continuous production will be executed (in other words, a higher jackpot expectation will be shown) without making the player think about the possibility of being established.
また本形態のパチンコ遊技機PY1によれば、擬似連演出を複数回行う場合として、擬似連演出の実行を示唆する擬似連表示(例えば通常特殊図柄TZ1の表示)を行った後、予告演出やリーチ煽りを行うなどのリーチになる可能性がある演出展開を経て、さらに擬似連表示を行う第1パターンを実行するときと、擬似連表示(例えば通常特殊図柄TZ1の表示)を行った後、連続擬似連演出を行うことでリーチになる可能性がある演出展開を経ることなく、さらに擬似連表示を行う第2パターン(言い換えれば、擬似2変動であることを示した後、通常行われる種々の演出を行わずに連続的に擬似3変動であることを示す演出パターン)を実行するときと、がある。よって、リーチになる可能性を遊技者に考えさせることのない演出の意義が高められ、遊技興趣が向上される。 Further, according to the pachinko gaming machine PY1 of the present embodiment, as a case where the pseudo-continuous effect is performed a plurality of times, a pseudo-continuous display (for example, display of a normal special symbol TZ1) suggesting the execution of the pseudo-continuous effect is performed, and then a notice effect is performed. After performing a production development that may lead to reach such as fanning the reach, when executing the first pattern of performing pseudo-continuous display, and after performing pseudo-continuous display (for example, displaying the normal special symbol TZ1). A second pattern (in other words, after showing that it is a pseudo-two variation) that further performs a pseudo-continuous display without going through an effect development that may reach by performing a continuous pseudo-continuous effect, and then various types that are usually performed. There is a time when the effect pattern indicating that the pseudo-three fluctuations are continuously executed) without performing the effect of. Therefore, the significance of the production that does not make the player think about the possibility of reaching is enhanced, and the game entertainment is improved.
9.変更例
以下、パチンコ遊技機PY1の変更例について説明する。勿論、変更例に係る構成同士を適宜組み合わせて構成しても良い。また、上記形態および下記変更例中の技術的特徴は、本明細書において必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
9. Modification example Hereinafter, a modification example of the pachinko gaming machine PY1 will be described. Of course, the configurations according to the modified examples may be appropriately combined and configured. Further, the technical features in the above-described embodiment and the following modified examples can be appropriately deleted unless they are described as essential in the present specification.
上記形態において、連続擬似連演出の演出内容や、擬似連出目、特殊図柄TZの表示態様、擬似連回数示唆表示G70の表示態様等は、それぞれの演出の機能を発揮できる範囲で適宜変更可能である。具体的には例えば、特殊図柄TZとして「擬似」の文字を含むアイコンを採用したが、「連」の文字を含むアイコンを採用してもよい。この場合、「2連目」や「3連目」といった表示を、擬似連回数示唆表示としてもよい。さらにこの場合、擬似連回数示唆表示である「2連目」の表示のうち「連」の表示(共通表示)を想起させる画像(例えば「連」の文字のデザインを多少変更した画像)を、連続擬似連演出で用いる特定表示としてもよい。 In the above form, the effect content of the continuous pseudo-ream effect, the pseudo-consecutive stitch, the display mode of the special symbol TZ, the display mode of the pseudo-repeated number suggestion display G70, etc. can be appropriately changed as long as the functions of the respective effects can be exhibited. Is. Specifically, for example, an icon including the character "pseudo" is adopted as the special symbol TZ, but an icon including the character "ream" may be adopted. In this case, the display such as "second station" or "third station" may be used as a pseudo-ream number suggestion display. Further, in this case, an image (for example, an image in which the design of the character of "ream" is slightly changed) reminiscent of the display (common display) of "ream" in the display of "second ream" which is a pseudo-ream number suggestion display is displayed. It may be a specific display used in continuous pseudo-continuous production.
また上記形態では、通常特殊図柄TZ1(通常表示態様の擬似連表示)の輪郭が強調された図柄を、特別特殊図柄TZ2(特別表示態様の擬似連表示)としたが、特殊図柄を所定の色(例えば青色)で表示する表示態様を通常表示態様(第1態様)とし、別の色(例えば赤色)で表示する表示態様を特別表示態様(第2態様)としてもよい。また、特別表示態様(第2態様)の擬似連表示は、擬似連演出が複数回実行される場合のみ行われ得る構成としたが、通常表示態様(第1態様)の擬似連表示が行われた場合よりも擬似連演出が複数回実行される確率が高ければ、擬似連演出が1回しか実行されない場合でも行われることがある構成としてもよい。但し、複数回の擬似連演出の実行に大きく期待させるという機能を特別表示態様の擬似連表示に持たせるためには、擬似連演出が1回しか実行されない場合に特別表示態様の擬似連表示が行われる確率は低いことが好ましい。 Further, in the above embodiment, the symbol in which the outline of the normal special symbol TZ1 (pseudo-continuous display in the normal display mode) is emphasized is designated as the special special symbol TZ2 (pseudo-continuous display in the special display mode), but the special symbol is a predetermined color. A display mode displayed in (for example, blue) may be a normal display mode (first mode), and a display mode displayed in another color (for example, red) may be a special display mode (second mode). Further, the pseudo-continuous display of the special display mode (second aspect) is configured so that it can be performed only when the pseudo-continuous effect is executed a plurality of times, but the pseudo-continuous display of the normal display mode (first aspect) is performed. If the probability that the pseudo-continuous effect is executed a plurality of times is higher than that in the case of the above case, the pseudo-continuous effect may be performed even when the pseudo-continuous effect is executed only once. However, in order to give the pseudo-continuous display of the special display mode a function that greatly expects the execution of the pseudo-continuous effect multiple times, the pseudo-continuous display of the special display mode is performed when the pseudo-continuous effect is executed only once. The probability of this being done is preferably low.
また上記形態において、1回の特図変動(変動演出)における擬似連演出の実行回数が3回以上の演出パターン(擬似4以上の演出パターン)を設けてもよい。 Further, in the above embodiment, an effect pattern (effect pattern of 4 or more pseudo) may be provided in which the number of times of execution of the pseudo-continuous effect in one special figure variation (variation effect) is 3 or more.
また上記形態では、擬似連演出において特殊図柄TZを仮停止表示した後、擬似連回数示唆表示G70を表示する構成としたが、特殊図柄TZの仮停止表示の期間と、擬似連回数示唆表示G70の表示期間の少なくとも一部が重なっている構成としてもよい。 Further, in the above embodiment, the special symbol TZ is temporarily stopped and then the pseudo-ream number suggestion display G70 is displayed in the pseudo-ream effect. However, the period of the temporary stop display of the special symbol TZ and the pseudo-ream number suggestion display G70 are displayed. It may be configured such that at least a part of the display period of is overlapped.
また上記形態では、連続擬似連演出(特定擬似連演出)は、擬似連回数示唆表示G70の一部である共通演出画像G72を想起させる特定演出画像G73(特定表示)を用いた演出としたが、擬似連回数示唆表示G70の全部、言い換えれば擬似連回数示唆表示G70自体を想起させる画像を用いた演出としてもよい。この場合、擬似連回数示唆表示G70自体を想起させる画像は、特定表示に相当する。また、特定表示として、共通演出画像G72と同じ画像を用いたり、擬似連回数示唆表示G70と同じ画像を用いたりしてもよい。 Further, in the above embodiment, the continuous pseudo-continuous effect (specific pseudo-continuous effect) is an effect using the specific effect image G73 (specific display) reminiscent of the common effect image G72 which is a part of the pseudo-continuous number suggestion display G70. , In other words, it may be an effect using an image reminiscent of all of the pseudo-ream number suggestion display G70, in other words, the pseudo-ream number suggestion display G70 itself. In this case, the image reminiscent of the pseudo-ream number suggestion display G70 itself corresponds to the specific display. Further, as the specific display, the same image as the common effect image G72 may be used, or the same image as the pseudo-ream number suggestion display G70 may be used.
また上記形態では、擬似連回数示唆表示G70には、特殊図柄TZ(通常特殊図柄TZ1)と共通する共通表示(共通演出画像G72)が含まれる構成としたが、擬似連回数示唆表示G70に共通表示が含まれない構成としてもよい。また上記形態では、共通表示として、特殊図柄TZと同じ画像である共通演出画像G72を用いたが、共通表示には、特殊図柄TZと多少異なるところがあってもよい。言い換えれば、共通表示は、特殊図柄TZ(擬似連表示)と同じ又は類似する画像であればよい。 Further, in the above embodiment, the pseudo-ream number suggestion display G70 includes a common display (common effect image G72) common to the special symbol TZ (normal special symbol TZ1), but is common to the pseudo-ream number suggestion display G70. The configuration may not include the display. Further, in the above embodiment, the common effect image G72, which is the same image as the special symbol TZ, is used as the common display, but the common display may have some differences from the special symbol TZ. In other words, the common display may be an image that is the same as or similar to the special symbol TZ (pseudo-continuous display).
また上記形態では、連続擬似連演出において、擬似連回数示唆表示G70に含まれる共通演出画像G72を想起させ得る特定演出画像G73(特定表示)を用いたが、1回目の擬似連出目の停止表示から2回目の擬似連出目の停止表示までが連続する1つの演出として繋がっているという印象を与えることができるのであれば、連続擬似連演出において、共通演出画像G72を想起させ得る特定表示を用いなくてもよい。なお、特定演出画像G73は、共通演出画像G72を想起させ得る特定表示の一例であり、特定表示は、共通演出画像G72(共通表示)と同じ対象を表現していると認識され得る表示であればよい。 Further, in the above embodiment, in the continuous pseudo-ream effect, the specific effect image G73 (specific display) that can remind the common effect image G72 included in the pseudo-repeated number suggestion display G70 is used, but the first pseudo-repeated sequence is stopped. If it is possible to give the impression that the display to the stop display of the second pseudo-consecutive sequence are connected as one continuous effect, a specific display that can remind us of the common effect image G72 in the continuous pseudo-continuous effect. It is not necessary to use. The specific effect image G73 is an example of a specific display that can be reminiscent of the common effect image G72, and the specific display is a display that can be recognized as representing the same object as the common effect image G72 (common display). Just do it.
また上記形態では、連続擬似連演出において、擬似連回数示唆表示G70から共通演出画像G72が分離されたことを表現したが、分離されたことが表現されていなくてもよい。 Further, in the above embodiment, in the continuous pseudo-ream effect, it is expressed that the common effect image G72 is separated from the pseudo-ream number suggestion display G70, but it may not be expressed that the common effect image G72 is separated.
また上記形態では、通常の背景画像(昼間通常用背景画像G102)を表示している中で擬似連回数示唆表示G70を表示する構成としたが(図32(E)参照)、擬似連回数示唆表示G70の表示する際には、背景画像を黒色背景(表示部50aの全域を黒色とする背景)などの別の背景画像に変更することとしてもよい。このような構成とする場合、連続擬似連演出の実行中も別の背景画像(黒色背景)を継続するとよい。具体的には、図35(B)~(D)までの期間は別の背景画像(黒色背景)を継続するとよい。通常の背景画像が表示されないまま1回目の擬似連演出と2回目の擬似連演出とが繋がることとなり、遊技者にリーチになる可能性を考えさせないという効果を一層発揮することができるからである。なお、中演出図柄EZ2として特殊図柄TZが停止表示される時点から別の背景画像(黒色背景)に変更することとしてもよいし、擬似連煽りから別の背景画像(黒色背景)に変更することとしてもよい。
Further, in the above embodiment, the pseudo-ream number suggestion display G70 is displayed while the normal background image (daytime normal background image G102) is displayed (see FIG. 32 (E)), but the pseudo-ream number suggestion. When displaying the display G70, the background image may be changed to another background image such as a black background (a background in which the entire area of the
また上記形態では、非時短状態における特図1の抽選に係る変動演出として擬似連演出が実行される場合がある構成としたが、特図2の抽選に係る変動演出として擬似連演出が実行される場合がある構成としてもよいし、時短状態などの他の遊技状態において擬似連演出が実行される場合がある構成としてもよい。 Further, in the above embodiment, the pseudo continuous effect may be executed as the variable effect related to the lottery of the special figure 1 in the non-time saving state, but the pseudo continuous effect is executed as the variable effect related to the lottery of the special figure 2. In some cases, the pseudo-continuous effect may be executed in another gaming state such as a time saving state.
また上記形態では、遊技球の入球し易さが変化しない第1始動口11(固定始動口)と、遊技球の入球し易さが変化可能な第2始動口12(可変始動口、電チュー12Dに係る始動口)とを設けたが、いずれか一方のみを設けてもよい。
Further, in the above embodiment, the first starting port 11 (fixed starting port) in which the ease of entering the game ball does not change, and the second starting port 12 (variable starting port) in which the ease of entering the game ball can be changed. (Starting port) related to the
また上記形態では、特図2判定処理が特図1判定処理よりも優先的に行われる(特図2の変動表示が特図1の変動表示よりも優先的に行われる)構成としたが、特図1判定処理が特図2判定処理よりも優先的に行われる(特図1の変動表示が特図2の変動表示よりも優先的に行われる)構成としてもよい。この場合、特図1抽選を特図2抽選よりも有利な大当たりに当選し易い抽選にするとよい。 Further, in the above embodiment, the special figure 2 determination process is preferentially performed over the special figure 1 determination process (the variation display of the special figure 2 is preferentially performed over the variation display of the special figure 1). The special figure 1 determination process may be given priority over the special figure 2 determination process (the variation display of the special figure 1 is given priority over the variation display of the special figure 2). In this case, the special figure 1 lottery may be a lottery that makes it easier to win a jackpot that is more advantageous than the special figure 2 lottery.
また上記形態では、当選した大当たり図柄の種類に基づいて高確率状態への移行が決定される遊技機としたが、いわゆるV確機(大入賞口内の特定領域(V領域)の通過に基づいて高確率状態に制御する遊技機)としてもよい。また上記形態では、一旦高確率状態に制御されると次の大当たり遊技の開始まで高確率状態への制御が続く遊技機(いわゆる確変ループタイプの遊技機)として構成したが、いわゆるST機(確変の回数切りの遊技機)として構成してもよい。また、いわゆる1種2種混合機や、ハネモノタイプの遊技機として構成してもよい。すなわち、本明細書に示されている発明は、遊技機のゲーム性を問わず、種々のゲーム性の遊技機に対して好適に採用することが可能である。 Further, in the above embodiment, the gaming machine is determined to shift to the high probability state based on the type of the winning jackpot symbol, but it is based on the passage of a so-called V-probability machine (a specific area (V area) in the big winning opening). It may be a gaming machine controlled to a high probability state). Further, in the above embodiment, once controlled to a high probability state, it is configured as a gaming machine (so-called probabilistic loop type gaming machine) in which control to the high probability state continues until the start of the next jackpot game, but it is a so-called ST machine (probability variation). It may be configured as a gaming machine that cuts the number of times. Further, it may be configured as a so-called 1-type / 2-type mixer or a honey-type gaming machine. That is, the invention shown in the present specification can be suitably adopted for a gaming machine having various game characteristics regardless of the game characteristics of the gaming machine.
また上記形態では、本発明をパチンコ遊技機に適用したが、アレンジボール機、雀球遊技機等の他の弾球遊技機などに適用することも可能である。 Further, in the above embodiment, the present invention is applied to a pachinko gaming machine, but it can also be applied to other bullet gaming machines such as an arrange ball machine and a sparrow ball gaming machine.
また上記形態では、特図可変表示に略同調して小図柄KZ1,KZ2,KZ3の可変表示が行われるが、小図柄KZ1,KZ2,KZ3のように3つの図柄で構成させるのではなく、2つなど3つ以外の図柄で構成させてもよい。例えば、特図1と特図2とで分けた2つの図柄を設けても良い。また、特図1と特図2とで共通の1つの図柄を設けても良い。そして、これらの場合、画像表示装置50の表示部50aで表示し、サブ制御基板120にその制御を行わせても良い。また、遊技盤1の遊技領域6以外の領域において、図柄を表示するLED装置を設けても良い。この場合、そのLED装置の制御を主制御基板100またはサブ制御基板120に行わせても良い。
Further, in the above embodiment, the small symbols KZ1, KZ2, and KZ3 are variablely displayed substantially in synchronization with the special symbol variable display. It may be composed of symbols other than three such as one. For example, two symbols divided into special figure 1 and special figure 2 may be provided. Further, one symbol common to the special figure 1 and the special figure 2 may be provided. Then, in these cases, the
また上記形態では、遊技の進行に係る基本的な制御を主制御基板100が行い、遊技の進行(遊技の制御)に応じた演出の進行に係る基本的な制御をサブ制御基板120が行うというように、遊技の制御と演出の制御とを異なる基板で行っているが、一つの基板で行うよう構成しても良い。この場合、画像制御基板140を、その一つの基板に含めても良く、また、その一つの基板とは別に設けても良い。
Further, in the above embodiment, the
また、全ての大当たり遊技状態が、「遊技者に有利な有利遊技状態(遊技者に有利な特別遊技状態)」に該当する構成でなくてもよい。例えば、その後に高確率状態に制御される予定の大当たり遊技状態が「遊技者に有利な有利遊技状態」に該当する構成としたり、実質16R等の相対的に多くの賞球を獲得可能な大当たり遊技状態が「遊技者に有利な有利遊技状態」に該当する構成としたりしてもよい。また、「遊技者に有利な有利遊技状態」は、大当たり遊技状態のことではなく、高確率状態のことであってもよく、また、高ベース状態(時短状態)のことであってもよい。「遊技者に有利な有利遊技状態」を高確率状態や高ベース状態(時短状態)のこととする場合には、有利遊技状態(特別遊技状態)になることに期待させる種々の演出は、特別図柄の変動表示中の演出に限らず、大当たり遊技中の演出など、他のタイミングで行われる演出であってもよい。 Further, all the jackpot gaming states do not have to correspond to the "advantageous gaming state advantageous to the player (special gaming state advantageous to the player)". For example, the jackpot gaming state that is scheduled to be controlled to a high probability state after that may be configured to correspond to the "advantageous gaming state advantageous to the player", or the jackpot that can actually obtain a relatively large number of prize balls such as 16R. The gaming state may be configured to correspond to the "advantageous gaming state advantageous to the player". Further, the "advantageous gaming state advantageous to the player" may not be a jackpot gaming state, but may be a high-probability state, or may be a high-base state (time saving state). When the "advantageous gaming state advantageous to the player" is a high probability state or a high base state (time saving state), various effects that are expected to be an advantageous gaming state (special gaming state) are special. The effect is not limited to the effect during the variable display of the symbol, but may be an effect performed at other timings such as an effect during a big hit game.
10.本明細書に開示されている発明
この[発明を実施するための形態]における前段落までには、以下の発明が開示されている。以下の説明では、実施形態における対応する構成の名称や表現、図面に使用した符号を参考のためにかっこ書きで付記している。但し、各発明の構成要素はこの付記に限定されるものではない。なお、発明Aは、以下の発明A1~A4の総称である。また発明Bは、以下の発明B1~B3の総称である。
10. Inventions disclosed herein The following inventions have been disclosed up to the preceding paragraph in this [form for carrying out the invention]. In the following description, the names and expressions of the corresponding configurations in the embodiments and the reference numerals used in the drawings are added in parentheses for reference. However, the components of each invention are not limited to this appendix. The invention A is a general term for the following inventions A1 to A4. Further, the invention B is a general term for the following inventions B1 to B3.
発明A1:
遊技者に有利な有利遊技状態(例えば大当たり遊技状態)にするか否かの判定(大当たり判定)を行う判定手段(遊技制御用マイコン101による大当たり判定に関する処理)と、
前記判定の結果に基づいて前記有利遊技状態に制御する遊技状態制御手段(遊技制御用マイコン101による大当たり遊技状態等の遊技状態の制御に関する処理)と、
演出を制御可能な演出制御手段(演出制御用マイコン121)と、を備え、
前記演出制御手段は、
前記判定の結果に基づいて、実行回数が多いほど前記有利遊技状態になる期待度が高い擬似連演出を実行可能であり、
前記擬似連演出を複数回行う場合、前記擬似連演出の実行を示唆する第1の表示(例えば通常特殊図柄TZ1の表示、図35(A))と、前記擬似連演出の回数を示唆する第2の表示(擬似連回数示唆表示G70、図35(B))を行った後、前記第2の表示の少なくとも一部(共通演出画像G72)を想起可能な特定表示(特定演出画像G73、図35(D))を用いてさらに前記擬似連演出が実行されることを示唆する特定擬似連演出(連続擬似連演出)を実行することがあることを特徴とする遊技機(パチンコ遊技機PY1)。
Invention A1:
Judgment means (processing related to jackpot determination by the game control microcomputer 101) for determining whether or not to enter an advantageous gaming state (for example, a jackpot gaming state) that is advantageous to the player, and
A game state control means (processing related to control of a game state such as a jackpot game state by the game control microcomputer 101) that controls the advantageous game state based on the result of the determination.
It is equipped with an effect control means (
The effect control means is
Based on the result of the determination, it is possible to execute the pseudo-continuous production in which the higher the number of executions, the higher the expectation that the advantageous gaming state will be obtained.
When the pseudo-continuous effect is performed a plurality of times, a first display suggesting the execution of the pseudo-continuous effect (for example, display of the normal special symbol TZ1, FIG. 35 (A)) and a second display suggesting the number of times of the pseudo-continuous effect are performed. After performing the display of 2 (pseudo-ream number suggestion display G70, FIG. 35 (B)), a specific display (specific effect image G73, FIG. A gaming machine (pachinko gaming machine PY1) characterized in that a specific pseudo-continuous effect (continuous pseudo-continuous effect) suggesting that the pseudo-continuous effect is further executed may be executed by using 35 (D)). ..
この構成の遊技機によれば、先の擬似連演出として第1の表示と第2の表示とが行われた後、第2の表示の少なくとも一部を想起させる特定表示を用いた特定擬似連演出によって、さらなる擬似連演出の実行が示唆されるため、連続的に実行される複数回の擬似連演出の見せ方が斬新なものとなり、遊技興趣を向上可能である。 According to the gaming machine having this configuration, after the first display and the second display are performed as the previous pseudo-ream effect, the specific pseudo-ream using the specific display reminiscent of at least a part of the second display is performed. Since the production suggests the execution of a further pseudo-ream effect, the way of showing the pseudo-ream effect that is continuously executed a plurality of times becomes novel, and it is possible to improve the game entertainment.
発明A2:
発明A1に記載の遊技機であって、
前記第2の表示(擬似連回数示唆表示G70)には、前記第1の表示(通常特殊図柄TZ1)と共通する共通表示(共通演出画像G72)が含まれることを特徴とする遊技機。
Invention A2:
The gaming machine according to the invention A1.
The gaming machine characterized in that the second display (pseudo-ream number suggestion display G70) includes a common display (common effect image G72) common to the first display (normal special symbol TZ1).
この構成の遊技機によれば、擬似連演出に含まれる第1の表示と第2の表示との関連性が強められ、擬似連演出を遊技者にとってよりわかり易い演出とすることが可能である。 According to the gaming machine having this configuration, the relationship between the first display and the second display included in the pseudo-continuous effect is strengthened, and the pseudo-continuous effect can be made easier for the player to understand.
発明A3:
発明A2に記載の遊技機であって、
前記特定表示(特定演出画像G73)は、前記共通表示(共通演出画像G72)を想起させ得る表示であることを特徴とする遊技機。
Invention A3:
The gaming machine according to the invention A2.
The specific display (specific effect image G73) is a gaming machine characterized in that the display can be reminiscent of the common display (common effect image G72).
この構成の遊技機によれば、先の擬似連演出に含まれる第2の表示中の共通表示を、特定表示を用いた特定擬似連演出によって、後の擬似連演出における第1の表示に繋げているように見せることが可能となり、擬似連演出による興趣をより向上可能である。 According to the gaming machine having this configuration, the common display in the second display included in the previous pseudo-continuous effect is connected to the first display in the later pseudo-continuous effect by the specific pseudo-continuous effect using the specific display. It is possible to make it look like it is, and it is possible to further improve the interest of the pseudo-continuous production.
発明A4:
発明A3に記載の遊技機であって、
前記特定擬似連演出では、前記特定表示(特定演出画像G73)によって、前記第2の表示(擬似連回数示唆表示G70)から分離された前記共通表示(共通演出画像G72)が表現されることを特徴とする遊技機。
Invention A4:
The gaming machine according to the invention A3.
In the specific pseudo-ream effect, the specific display (specific effect image G73) expresses the common display (common effect image G72) separated from the second display (pseudo-ream number suggestion display G70). A featured gaming machine.
この構成の遊技機によれば、先の擬似連演出に含まれる第2の表示中の共通表示が、特定表示を用いた特定擬似連演出を経て、後の擬似連演出における第1の表示として再び表示されたように見せることが可能となり、先の擬似連演出と後の擬似連演出との繋がりをより強く見せることが可能となる。その結果、擬似連演出による興趣をより向上可能である。 According to the gaming machine having this configuration, the common display in the second display included in the previous pseudo-ream effect becomes the first display in the later pseudo-ream effect after the specific pseudo-ream effect using the specific display. It is possible to make it look as if it is displayed again, and it is possible to make the connection between the previous pseudo-ream effect and the later pseudo-ream effect stronger. As a result, it is possible to further improve the interest of the pseudo-continuous production.
発明B1:
遊技者に有利な有利遊技状態(例えば大当たり遊技状態)にするか否かの判定(大当たり判定)を行う判定手段(遊技制御用マイコン101による大当たり判定に関する処理)と、
前記判定の結果に基づいて前記有利遊技状態に制御する遊技状態制御手段(遊技制御用マイコン101による大当たり遊技状態等の遊技状態の制御に関する処理)と、
演出を制御可能な演出制御手段(演出制御用マイコン121)と、を備え、
前記演出制御手段は、
前記判定の結果に基づいて、実行回数が多いほど前記有利遊技状態になる期待度が高い擬似連演出を実行可能であり、
前記擬似連演出の実行を示唆する擬似連表示(特殊図柄TZの表示)を、複数回の前記擬似連演出の実行を示唆する第1態様(特別特殊図柄TZ2、図34(B))で行うときと、前記擬似連演出を複数回実行する場合でも1回実行する場合でも表示される第2態様(通常特殊図柄TZ1、図32(D))で行うときとがあることを特徴とする遊技機(パチンコ遊技機PY1)。
Invention B1:
Judgment means (processing related to jackpot determination by the game control microcomputer 101) for determining whether or not to enter an advantageous gaming state (for example, a jackpot gaming state) that is advantageous to the player, and
A game state control means (processing related to control of a game state such as a jackpot game state by the game control microcomputer 101) that controls the advantageous game state based on the result of the determination.
It is equipped with an effect control means (
The effect control means is
Based on the result of the determination, it is possible to execute the pseudo-continuous production in which the higher the number of executions, the higher the expectation that the advantageous gaming state will be obtained.
The pseudo-continuous display (display of the special symbol TZ) suggesting the execution of the pseudo-continuous effect is performed in the first aspect (special special symbol TZ2, FIG. 34 (B)) suggesting the execution of the pseudo-continuous effect a plurality of times. A game characterized in that there are times when the pseudo-continuous effect is performed in a second mode (usually special symbol TZ1, FIG. 32 (D)) which is displayed regardless of whether the pseudo-continuous effect is executed a plurality of times or once. Machine (pachinko game machine PY1).
この構成の遊技機によれば、第1態様の擬似連表示がなされることで、擬似連演出が複数回実行されることを確信できるため、有利遊技状態になることに対する遊技者の期待感が高められ、遊技興趣の向上が可能である。 According to the gaming machine having this configuration, it can be assured that the pseudo-ream effect will be executed a plurality of times by performing the pseudo-ream display of the first aspect, so that the player expects to be in an advantageous gaming state. It can be enhanced and the game entertainment can be improved.
発明B2:
発明B1に記載の遊技機であって、
前記演出制御手段は、前記第2態様の擬似連表示を行った場合、さらに擬似連表示が行われることを示唆する特定擬似連演出(連続擬似連演出、図35)を行うことがあることを特徴とする遊技機。
Invention B2:
The gaming machine according to the invention B1.
When the pseudo-continuous display of the second aspect is performed, the effect control means may perform a specific pseudo-continuous effect (continuous pseudo-continuous effect, FIG. 35) suggesting that the pseudo-continuous display is further performed. A featured gaming machine.
この構成の遊技機によれば、第2態様の擬似連表示がなされた場合でも、その後に特定擬似連演出が実行されれば擬似連演出が複数回実行されることを確信できるため、遊技興趣を一層向上可能である。 According to the gaming machine having this configuration, even if the pseudo-continuous display of the second aspect is performed, it can be assured that the pseudo-continuous effect will be executed a plurality of times if the specific pseudo-continuous effect is executed after that. Can be further improved.
発明B3:
発明B2に記載の遊技機であって、
前記演出制御手段は、
前記擬似連演出を複数回行う場合、先の擬似連表示を行った後、所定の演出図柄がリーチになる可能性がある演出展開を経て(例えば図33(A)(B)に示すように、キャラ出現予告等の予告演出が実行されたり、リーチ煽りが実行されたりといった演出展開を経て)、後の擬似連表示を行うことがあり、
前記特定擬似連演出を行う場合、前記第2態様の擬似連表示を行った後、前記演出図柄がリーチになる可能性がある演出展開を経ることなく、後の擬似連表示を行う(図35参照)ことを特徴とする遊技機。
Invention B3:
The gaming machine according to the invention B2.
The effect control means is
When the pseudo-continuous effect is performed a plurality of times, after the previous pseudo-continuous display is performed, the predetermined effect symbol may reach the reach (for example, as shown in FIGS. 33 (A) and 33 (B)). , A notice effect such as a character appearance notice is executed, or a reach fan is executed), and a pseudo-continuous display may be performed later.
In the case of performing the specific pseudo-continuous effect, after performing the pseudo-continuous display of the second aspect, the subsequent pseudo-continuous display is performed without going through the effect development in which the effect symbol may reach. A gaming machine characterized by (see).
この構成の遊技機によれば、特定擬似連演出が行われた場合には、リーチになる可能性がある演出展開にならないため、リーチが成立する可能性を遊技者に考えさせることなく、さらに擬似連演出が実行されること(言い換えれば、より高い期待度が示されること)を確信させることが可能である。 According to the gaming machine having this configuration, when a specific pseudo-continuous production is performed, there is no production development that may lead to reach, so that the player does not have to think about the possibility that reach will be established. It is possible to be confident that the pseudo-continuous production will be performed (in other words, a higher degree of expectation will be shown).
ところで従来より、遊技機の一例であるパチンコ遊技機では、例えば特開2016-112132号公報に記載されているように、始動口への入球に基づいて大当たりであるかの判定が行われ、その判定の結果に基づいて、遊技者に有利な遊技状態に制御される。この文献に記載の遊技機では、大当たりであるかの判定の結果に基づいて、演出図柄を変動表示する変動演出が行われる。この変動演出においては、演出図柄を仮停止表示させた後に再変動表示させる擬似連演出が行われることがあり、擬似連演出の回数が多いほど大当たりへの期待度が高まるようになっている。しかしながら、特開2016-112132号公報に記載されているような擬似連演出については、遊技の興趣を向上させるため、未だ改良の余地がある。 By the way, conventionally, in a pachinko gaming machine, which is an example of a gaming machine, as described in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2016-112132, it is determined whether or not the pachinko machine is a big hit based on the ball entering the starting port. Based on the result of the determination, the gaming state is controlled to be advantageous to the player. In the gaming machine described in this document, a variable effect of displaying the effect symbol in a variable manner is performed based on the result of determination of whether or not the machine is a big hit. In this variable effect, a pseudo-continuous effect may be performed in which the effect symbol is temporarily stopped and then displayed again in a variable manner, and the higher the number of pseudo-continuous effects, the higher the expectation for a big hit. However, there is still room for improvement in the pseudo-continuous production as described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2016-112132 in order to improve the interest of the game.
上記した発明Aは、特開2016-112132号公報に記載の遊技機に対して、「演出制御手段は、擬似連演出を複数回行う場合、擬似連演出の実行を示唆する第1の表示と、擬似連演出の回数を示唆する第2の表示を行った後、第2の表示の少なくとも一部を想起可能な特定表示を用いてさらに擬似連演出が実行されることを示唆する特定擬似連演出を実行することがある」という点で相違している。また、上記した発明Bは、特開2016-112132号公報に記載の遊技機に対して、「演出制御手段は、擬似連演出の実行を示唆する擬似連表示を、複数回の擬似連演出の実行を示唆する第1態様で行うときと、擬似連演出を複数回実行する場合でも1回実行する場合でも表示される第2態様で行うときとがある」という点で相違している。これにより、発明A~発明Bの各発明は、「演出を通じて遊技の興趣を向上させる」という課題を解決する(作用効果を奏する)ことが可能である。 The invention A described above relates to the gaming machine described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2016-112132 as follows: "When the effect control means performs the pseudo-continuous effect a plurality of times, the first display suggests the execution of the pseudo-continuous effect. , After performing the second display suggesting the number of times of the pseudo-ream effect, the specific pseudo-ream suggesting that the pseudo-ream effect is further executed using the specific display reminiscent of at least a part of the second display. The difference is that "the production may be performed." Further, the invention B described above relates to the gaming machine described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2016-112132, "The effect control means displays a pseudo-continuous display suggesting the execution of the pseudo-continuous effect, and the pseudo-continuous effect is displayed a plurality of times. There are times when it is performed in the first mode that suggests execution, and there are times when it is performed in the second mode that is displayed regardless of whether the pseudo-continuous effect is executed multiple times or once. " Thereby, each of the inventions A to B can solve the problem of "improving the interest of the game through the production" (playing an action effect).
PY1…パチンコ遊技機
50…画像表示装置
50a…表示部
101…遊技制御用マイコン
121…演出制御用マイコン
G70…擬似連回数示唆表示(第2の表示)
G72…共通演出画像(共通表示)
G73…特定演出画像(特定表示)
TZ…特殊図柄(第1の表示)
TZ1…通常特殊図柄(第1態様の擬似連表示)
TZ2…特別特殊図柄(第2態様の擬似連表示)
PY1 ...
G72 ... Common production image (common display)
G73 ... Specific production image (specific display)
TZ ... Special design (first display)
TZ1 ... Normal special symbol (pseudo-continuous display of the first aspect)
TZ2 ... Special special symbol (pseudo-continuous display of the second aspect)
Claims (2)
前記判定の結果に基づいて前記有利遊技状態に制御する遊技状態制御手段と、
演出を制御可能な演出制御手段と、を備え、
前記演出制御手段は、
前記判定の結果に基づいて、所定の演出図柄の変動表示を行うことと、
停止表示させた前記演出図柄を再変動表示させる演出であって、実行回数が多いほど前記有利遊技状態になる期待度が高い擬似連演出を実行することと、が可能であり、
前記擬似連演出の実行を示唆する擬似連表示を、前記演出図柄として、複数回の前記擬似連演出の実行を示唆する第1態様で停止表示するときと、前記擬似連演出を複数回実行する場合でも1回実行する場合でも表示される第2態様で停止表示するときとがあり、
前記第2態様の擬似連表示を行った場合、さらに擬似連表示が行われることを示唆する特定擬似連演出を行うことがあり、
前記特定擬似連演出は、前記擬似連表示を想起させ得る表示であって前記演出図柄ではない特定表示の移動を含み、当該特定表示が次の擬似連演出の実行を示唆する擬似連表示として表示されることを表現した演出であることを特徴とする遊技機。 A determination means for determining whether or not to enter an advantageous gaming state that is advantageous to the player,
A game state control means for controlling the advantageous game state based on the result of the determination, and
Equipped with a production control means that can control the production,
The effect control means is
Based on the result of the above determination, the variation display of a predetermined effect symbol is performed.
It is possible to perform a pseudo-continuous effect in which the stop-displayed effect symbol is re-variably displayed, and the higher the number of executions, the higher the expectation that the advantageous gaming state will be achieved.
When the pseudo-continuous display suggesting the execution of the pseudo-continuous effect is stopped and displayed as the effect symbol in the first aspect suggesting the execution of the pseudo-continuous effect a plurality of times, the pseudo-continuous effect is executed a plurality of times. In some cases, even if it is executed once, it may be stopped and displayed in the second mode that is displayed.
When the pseudo-continuous display of the second aspect is performed, a specific pseudo-continuous effect suggesting that the pseudo-continuous display is further performed may be performed.
The specific pseudo-continuous effect is a display that can be reminiscent of the pseudo-continuous display and includes a movement of a specific display that is not the effect symbol, and the specific display is displayed as a pseudo-continuous display suggesting execution of the next pseudo-continuous effect. A gaming machine characterized by being a production that expresses what is being done.
前記演出制御手段は、
前記擬似連演出を複数回行う場合、先の擬似連表示を行った後、所定の演出図柄がリーチになる可能性がある演出展開を経て、後の擬似連表示を行うことがあり、
前記特定擬似連演出を行う場合、前記第2態様の擬似連表示を行った後、前記演出図柄がリーチになる可能性がある演出展開を経ることなく、後の擬似連表示を行うことを特徴とする遊技機。 The gaming machine according to claim 1.
The effect control means is
When the pseudo-continuous effect is performed a plurality of times, the pseudo-continuous display may be performed later, and then the pseudo-continuous display may be performed after the effect development in which a predetermined effect symbol may reach.
When the specific pseudo-continuous effect is performed, it is characterized in that after the pseudo-continuous display of the second aspect is performed, the subsequent pseudo-continuous display is performed without going through an effect development in which the effect symbol may reach. A gaming machine.
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