JP7004379B2 - 認証装置、認証方法、および認証プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、個人(本人)の認証を行なう認証装置、認証方法、および認証プログラムに関する。
個人(本人)を認証する方法として、様々な手法が用いられている。認証方法としては、数桁の暗証番号やパスワードを用いた認証方法やパターン認証方法がある。それら以外の認証方法として、生体認証方法も知られている。この生体認証方法は、漏洩、忘却、成りすましなどの危険性に対して頑強な認証方法である。
生体認証方法は、バイオメトリクス認証方法とも呼ばれ、人間の生体的特徴を用いて個人(本人)認証を行なう方法のことである。生体的特徴といっても、人間には様々な特徴があるため、どの特徴を利用するかにより手法が分けられる。
生体認証方法は、静的特徴による認証方法と、動的特徴による認証方法とに大別される。静的特徴には、人の指紋、静脈、顔、虹彩等がある。動的特徴には、声紋、歩容、署名、ジェスチャ等がある。以下、静的特徴による認証方法を「静的認証方法」とも略称し、動的特徴による認証方法を「動的認証方法」とも略称する。
静的認証方法については、多くの実用化例が存在する。しかしながら、指紋、静脈等については、汚れ、外傷、乾燥などに弱いという決定がある。また、顔認証方法についても、ディスプレイでの登録者の顔を拡大表示する(例えば、登録者の写真等を用いて成りすます)ことで照合できてしまう課題がある。また、人の身体的特徴は変更することができないので、一度盗用されてしまうと、その特徴は使用できなくなってしまう危険性がある。
それに対して、動的認証方法では、個人の癖を利用して個人認証を行うため、パターンが盗まれた場合でも真似するのは困難である。
上述したように、画像での顔認証システムが実用化されているが、更に本人認証のセキュリティを向上させた安心・安全なシステムが期待されている。
この種の認証システムが、種々、提案されている。
例えば、特許文献1は、装置に直接触れずに生体の照合を行い、写真撮影による成りすましを防止し、より簡便で安全性の高い、「生体照合装置」を開示している。特許文献1に開示された生体照合装置は、目を所定時間閉じて開くという特定の動作を規定しておき、この特定の動作の検出を条件として、顔画像の照合を行っている。
また、特許文献2は、認証しようとする人物の顔が生体の顔か、写真などの疑似的な顔なのかを判断して成りすましを防ぎつつ、成りすましの対象となった人物の確認を後ですることが可能な「顔認証装置」を開示している。特許文献2に開示された顔認証装置は、保持手段と、撮像カメラと、A/D変換手段と、認証手段と、生体識別手段と、判定結果出力手段と、音声発生手段とを有する。保持手段は、許可された人物の顔画像を予めテンプレート画像として登録保持している。認証手段は、テンプレートマッチングを行い、抽出した顔画像の人物が登録されている何れかの人物と同一か否かを判断する。生体識別手段は、A/D変換された複数フレームの顔画像を用いて写っている顔が生体か否かの判断を行う。判定結果出力手段は、認証手段が登録人物であると認証し、且つ生体識別手段が生体であると識別したときにのみ、当該人物の入室を許可する判定結果を出力する。音声発生手段は、予め登録してある音声により撮影対象者に瞬き或いは口の開閉を要求する。
特許文献2では、顔面上の中で動かし易い2箇所の部位の組み合わせとして、目と口の組み合わせや、口と眉毛(眉毛を吊り上げる、眉毛を寄せる)の組み合わせを記載している。また、特許文献2では、音声発生手段により瞬き或いは口の開閉を要求する音声を発している。
特許文献3は、効率的なユーザ認証を行う「情報処理装置」を開示している。特許文献3は、3種類のログイン処理1~3を記載している。このうち、ログイン処理3は、情報処理装置がカメラの撮像画像を利用してユーザの顔認証を行った後、ユーザの顔が所定の領域に動かされたことを検出してユーザ認証を行っている。
特許文献4は、認証環境が異なる複数のユーザが共用するシステムにおいて、個々のユーザが、その認証環境が提供する認証手順をそのまま利用して認証を行なえるようにした「認証装置および方法」を開示している。特許文献4に開示された認証システムは、認証装置と、認証デバイス群とを含む。認証装置は、認証デバイス制御部、ルール記憶部、ルール実行部、認証判定部、および認証結果通知部等を含んで構成される。認証デバイス群は、例えば、ICカードリーダライタ、磁気カードレーダライタ、キー入力装置、指紋読取装置等の認証デバイスを含んでいる。
特許文献4において、認証デバイスは個人識別情報を取得する。ルール記憶部は、個人識別情報の取得後に行う処理を定義したルールを記憶する。ルール実行部は、ルール記憶部からルールを読み出し、使用するルールを決定して、そのルールを実行する。認証デバイス制御部は、ルール実行部の指示により認証デバイスの開始、および停止処理を行い、個人識別情報とその個人識別情報を取得した認証デバイスをルール実行部に伝える。認証判定部は、個人識別情報によって特定されるユーザの正当性を確認する。認証結果通知部は、ルール実行部がルールを実行した結果(認証の成功、失敗等)を、認証を必要としているサービスに伝える。
特許文献4において、認証手順の情報を外部装置から取得して記憶装置に記憶させる手段をさらに設けても良い。例えば手順の情報(ルール)の雛型を用意しておき、設置環境に併せて選択的に手順の情報を採用するようにできる。外部装置は認証手順の一覧を表示して選択させるウェブサーバを含んでもよい。
特開2002-251614号公報 特開2006-330936号公報 特開2015-090661号公報 特開2006-072468号公報
しかしながら、特許文献1~4には、それぞれ、次に述べるような問題がある。
特許文献1では、特定の動作の検出を条件(トリガ-)として、顔画像の照合を行っている。この特定の動作は、ユーザに共通のものである。したがって、その特定の動作が一旦盗まれてしまうと、成りすましを防止することが困難になってしまう。
特許文献2は、予め登録してある音声により撮影対象者に瞬き或いは口の開閉を要求している。この要求はユーザに共通のものである。したがって、悪意を持った人物が、成りすましたい人物であってその要求している動作をしている動画を用いることにより、成りすますことが可能になってしまう。
特許文献3では、カメラの撮像画像を利用してユーザの顔認証を行った後、ユーザの顔が所定の領域に動かされたことを検出してユーザ認証を行っている。所定の領域に動かすことはユーザに共通のものである。したがって、特許文献3では、登録者の顔写真を所定の領域に動かすことによって、成りすますことが可能になってしまう。
特許文献4は、設置環境に併せて選択的に認証手順の情報(ルール)を採用することによって、設置環境に併せて認証手段を変更できるようにした技術を開示しているに過ぎない。
本発明の目的は、上述した課題を解決する認証装置、認証方法、および認証プログラムを提供することにある。
本発明の認証装置は、人物の本人認証を行なう認証装置であって、認証されるべき複数の利用者に対応して、それぞれ、複数の顔参照画像、複数のジェスチャ種別および複数のジェスチャ動作データを一対一に紐付けて登録するデータベースと、カメラで撮影された、前記人物の顔の顔入力画像を受け付ける入力部と、前記顔入力画像と前記データベースに登録されている前記複数の顔参照画像とを照合して、顔認証を行なう顔認証部と、該顔認証部において、前記データベースに前記顔入力画像と照合した特定の顔認証画像が登録されていると判断された場合に、前記複数のジェスチャ種別に含まれる複数のジェスチャ選択肢を記述したジェスチャ選択画面を表示して、前記人物に対して前記複数のジェスチャ選択肢の1つを選択するのを促し、前記人物が選択した1つのジェスチャ選択肢が、前記特定の顔認証画像と紐付いている特定のジェスチャ種別と一致するか否かを判断する種別選択部と、該種別選択部において、前記選択した1つのジェスチャ選択肢が前記特定のジェスチャ種別と一致したと判断された場合に、前記人物に対してジェスチャすることを促すジェスチャ催促部と、前記人物が行ったジェスチャ動作を認識して、該認識したジェスチャ動作が前記特定の顔認証画像と紐付けられた特定のジェスチャ動作データとマッチングするか否かを判断するジェスチャ動作認識・認証部と、を備え、前記認識したジェスチャ動作が前記特定のジェスチャ動作データとマッチングしたときに前記人物が本人であると判断することを特徴とする。
本発明の認証方法は、人物の本人認証を行なう認証方法であって、データベースに、認証されるべき複数の利用者に対応して、それぞれ、複数の顔参照画像、複数のジェスチャ種別および複数のジェスチャ動作データを一対一に紐付けて予め登録し、カメラで撮影された、前記人物の顔の顔入力画像を受け付け、前記顔入力画像と前記データベースに登録されている前記複数の顔参照画像とを照合して、顔認証を行ない、前記データベースに前記顔入力画像と照合した特定の顔認証画像が登録されていると判断された場合に、前記複数のジェスチャ種別に含まれる複数のジェスチャ選択肢を記述したジェスチャ選択画面を表示して、前記人物に対して前記複数のジェスチャ選択肢の1つを選択するのを促し、前記人物が選択した1つのジェスチャ選択肢が、前記特定の顔認証画像と紐付いている特定のジェスチャ種別と一致するか否かを判断し、前記選択した1つのジェスチャ選択肢が前記特定のジェスチャ種別と一致したと判断された場合に、前記人物に対してジェスチャすることを促し、前記人物が行ったジェスチャ動作を認識して、該認識したジェスチャ動作が前記特定の顔認証画像と紐付けられた特定のジェスチャ動作データとマッチングするか否かを判断する。
本発明の認証プログラムは、コンピュータに、人物の本人認証を行なわせる認証プログラムであって、データベースには、認証されるべき複数の利用者に対応して、それぞれ、複数の顔参照画像、複数のジェスチャ種別および複数のジェスチャ動作データが一対一に紐付けて、予め登録されており、前記認証プログラムは、前記コンピュータに、カメラで撮影された、前記人物の顔の顔入力画像を受け付ける入力手順と、前記顔入力画像と前記データベースに登録されている前記複数の顔参照画像とを照合して、顔認証を行なう顔認証手順と、該顔認証手順において、前記データベースに前記顔入力画像と照合した特定の顔認証画像が登録されていると判断された場合に、前記複数のジェスチャ種別に含まれる複数のジェスチャ選択肢を記述したジェスチャ選択画面を表示して、前記人物に対して前記複数のジェスチャ選択肢の1つを選択するのを促し、前記人物が選択した1つのジェスチャ選択肢が、前記特定の顔認証画像と紐付いている特定のジェスチャ種別と一致するか否かを判断する種別選択手順と、該種別選択手順において、前記選択した1つのジェスチャ選択肢が前記特定のジェスチャ種別と一致したと判断された場合に、前記人物に対してジェスチャすることを促すジェスチャ催促手順と、前記人物が行ったジェスチャ動作を認識して、該認識したジェスチャ動作が前記特定の顔認証画像と紐付けられた特定のジェスチャ動作データとマッチングするか否かを判断するジェスチャ動作認識・認証手順と、を実行させる。
本発明によれば、写真や動画での成りすましを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る認証システムのハードウェア構成を示す外観斜視図である。 図1に示された認証システムの構成を示すブロック図である。 図2に示した認証システムに用いられる認証装置の内部構成を詳細に示すブロック図である。 図3に示した認証装置に使用される記憶装置に格納されているデータベースを示す図である。 図3に示した認証システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示された認証システムに用いられる表示装置上に表示された、ジェスチャ選択画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1乃至図3を参照して、本発明の一実施形態に係る認証システムについて説明する。図1は認証システムのハードウェア構成を示す外観斜視図である。図2は認証システムの構成を示すブロック図である。図3は図2に示した認証システムに用いられる認証装置20の内部構成を詳細に示すブロック図である。
認証システムは、利用者を撮影する為のカメラ10と、人物の本人認証を行なう認証装置20と、利用者に案内するための画面を備えた表示装置30と、情報を入力するための入力装置40とから成る。
カメラ10の情報入力ポートとしては、例えば、USB(Universal Serial Bus)を使用できる。情報入力ポートは、それ以外に、MIPI-CSI(Mobile Industry Processor Interface-Camera Serial Interface)等の他の一般的なカメラインタフェースを使用してもよい。
表示装置30は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:liquid crystal display)から成る。LCD用の画像情報出力ポートは、例えば、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)インタフェースを使用できる。画像情報出力ポートは、それ以外に、Display Port等の別のインタフェースを使用してもよい。
入力装置40は、例えば、タッチパネルを使用できる。入力装置40は、キーボードやマウスであってもよい。
尚、図示の例では、表示装置30と入力装置40とが別々の装置であるように示しているが、それらが一体であってもよい。例えば、表示装置30は、タッチパネル付き表示装置であってもよい。
図2に示されるように、認証装置20は、CPU(central processing unit)50と、記憶装置60と、プログラムメモリ70と、ワークメモリ80とを備える。
CPU50は、カメラ10、入力装置40および表示装置40を制御して、データを受け取り、そのデータを使って演算し、記憶し結果を出力する処理を行う。
記憶装置60は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD:hard disk drive)から成る。記憶装置60は、ソリッドステートドライブ(SSD:solid state drive)から成ってもよい。記憶装置60は、後述するデータベースを格納している。
ワークメモリ80は、例えば、RAM(random access memory)から成る。ワークメモリ80は、CPU50での処理結果を一時的に記憶する。
プログラムメモリ70は、例えば、ROM(read only memory)やRAMから成る。プログラムメモリ70は、後述する認証プログラムを記憶している。
図4は、記憶装置60に格納されているデータベースを示す図である。
図4から明らかなように、記憶装置60に格納されたデータベースは、認証されるべき複数の利用者に対応して(利用者ID(identification number)ごとに)、それぞれ、複数の顔参照画像、複数のジェスチャ種別および複数のジェスチャ動作データを一対一に紐付けて登録している。
なお、本実施形態において、データベース60に登録される複数のジェスチャ種別の数は、N個(Nは3以上の整数)であるとする。具体的は、Nは20に等しい。
ジェスチャ種別は、例えば、ジェスチャの種類を区別する名前で表される。具体的には、ジェスチャの種類としてN=20個規定してある場合、それに応じて20個のジェスチャの名前が与えられる。具体的には、ジェスチャの種類(名前)としては、「まばたき」、「右目をつぶる」、「左目をつぶる」、「右手を挙げる」、「左手を挙げる」、「首をかしげる」等が考えらえる。このジェスチャ種別は、利用者がデータベースに登録するときに、20個のジェスチャ種別の中から任意の1つが選択される。したがって、選択したジェスチャ種別は、通常は本人しか知り得ない情報である。
ジェスチャ動作データは、各ジェスチャ種別に対応したジェスチャ動作の特徴を表すデータである。このジェスチャ動作データは、カメラで撮像した画像(ジェスチャ動作の画像)に対して、予め、ソフトウェアの画像解析システムを用いて解析を行い、どのようなジェスチャ動作であったかを認識して得られるデータである。
ここで、具体的なジェスチャ動作それ自体は、実際には、個人ごとに異なっているけれども、概念としてのジェスチャ動作は、利用者において共通である。したがって、本実施形態における「ジェスチャ動作」とは、利用者において共通に認識可能なジェスチャ動作のことを意味し、個人ごとに異なる個別のジェスチャ動作を意味しない。したがって、本実施形態では、複数のジェスチャ種別と複数のジェスチャ動作データとは、一対一に対応している。
図3は、CPU50の機能をブロックで表した図である。CPU50は、入力部10、顔認証部52、種別選択部53、ジェスチャ催促部54、およびジェスチャ動作認識・認証部55を備えている。
入力部10は、カメラ10で撮影された、人物の顔の顔入力画像を受け付ける。
顔認証部52は、顔入力画像とデータベース60に登録されている複数の顔参照画像とを照合して、顔認証を行なう。
この顔認証部52において、データベース60に、顔入力画像と照合した特定の顔認証画像が登録されていると判断されたとする。この場合、種別選択部53は、上記N=20個のジェスチャ種別の中からランダムに選択されたM個(例えば、3個)のジェスチャ選択肢を記述したジェスチャ選択画面を表示装置30上に表示する。これにより、種別選択部53は、人物に対してその表示された複数のジェスチャ選択肢の1つを選択するのを促す。ここで、表示装置30上に表示された、人物が選択すべきM個のジェスチャ選択肢の1つは、上記特定の顔認証画像と紐付いている特定のジェスチャ種別であることに注意されたい。
そして、種別選択部53は、選択した1つのジェスチャ選択肢が、上記特定の顔認証画像と紐付いている特定のジェスチャ種別と一致するか否かを判断する。
ジェスチャ催促部54は、選択した1つのジェスチャ選択肢が特定のジェスチャ種別と一致した場合に、人物に対してジェスチャすることを促す。例えば、ジェスチャ催促部54は、表示装置30上に「ジェスチャをしてください」のメッセージを表示する。或いは、ジェスチャ催促部54は、図示しないスピーカから「ジェスチャをしてください」との音声を発生するようにしてもよい。
ジェスチャ動作認識・認証部55は、人物が行ったジェスチャ動作を認識して、その認識したジェスチャが上記特定の顔認証画像と紐付けられた特定のジェスチャ動作データとマッチングするか否かを判断する。認識したジェスチャ動作が特定のジェスチャ動作データとマッチングした場合、ジェスチャ動作認識・認証部55は、その人物が本人であると判断する。
上述したように、認証装置20の各部は、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせを用いて実現可能である。ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせた形態では、プログラムメモリ70に認証プログラムが格納され、該認証プログラムに基づいてCPU50等のハードウェアを動作させることによって、各部を各種手段として実現する。また、該認証プログラムは、記録媒体に記録されて頒布されても良い。当該記録媒体に記録された認証プログラムは、有線、無線、又は記録媒体そのものを介して、メモリに読込まれ、制御部等を動作させる。尚、記録媒体を例示すれば、オプティカルディスクや磁気ディスク、半導体メモリ装置、ハードディスクなどが挙げられる。
上記実施の形態を別の表現で説明すれば、認証装置20として動作させるコンピュータ(CPU50)を、ROMに格納された認証プログラムに基づき、入力部51、顔認証部52、種別選択部53、ジェスチャ催促部54、およびジェスチャ動作認識・認証部55として動作させることで実現することが可能である。
次に、図5を参照して、認証システムの動作について説明する。
まず、カメラ10で人物の顔画像を撮影する(ステップS101)。すなわち、入力部51は、人物の顔入力画像を受け付ける。
次に、顔認証部52は、顔入力画像がデータベース60に登録されているか否かを判断する(ステップS102)。すなわち、顔認証部52は、顔入力画像とデータベース60に登録されている複数の顔参照画像とを照合して、顔認証を行なう。
データベース60に登録されていない場合(ステップS102のNo)、顔認証部52は認証NGであると判断し(ステップS107)、以後の処理を行わない。
一方、データベース60に顔入力画像と照合した特定の顔認証画像が登録されている判断された場合(ステップS102のYes)、種別選択部53は、ジェスチャ動作のジェスチャ選択肢を複数画面表示する(ステップS103)。すなわち、種別選択部53は、N個のジェスチャ種別からランダムに選択されたM個のジェスチャ選択肢を記述したジェスチャ選択画面を表示して、人物に対してM個のジェスチャ選択肢の1つを選択するのを促す。
図6は、表示装置30上に表示された、ジェスチャ選択画面の一例を示している。図6は、Mが3に等しい例を示している。
図6の例では、種別選択部53は、上記20個のジェスチャ種別の中からランダムに選択された「まばたき」、「右手を挙げる」、および「首をかしげる」の3つのジェスチャ選択肢を記述したジェスチャ選択画面を、表示装置30上に表示している。
前述したように、表示装置30上に表示された、人物が選択すべきジェスチャ選択肢の1つは、上記特定の顔認証画像と紐付いている特定のジェスチャ種別である。以下では、特定のジェスチャ種別が「右手を挙げる」であると仮定して説明を続ける。
利用者である人物は、表示装置30上に表示されたジェスチャ選択画面のジェスチャ選択肢のなかから、あらかじめデータベース60に登録しておいたジェスチャ選択肢(ジェスチャ種別)を選択する。具体的には、表示装置30がタッチパネル付き表示装置であった場合には、人物はジェスチャ選択画面の「まばたき」、「右手を挙げる」、および「首をかしげる」の1つを選択する。
尚、本実施形態では、種別選択部53は、選択したM個のジェスチャ選択肢を、認証の度に(毎回〉、それらの表示箇所をランダムに切り替えて、ジェスチャ選択画面を表示する。そのようにした理由は次の通りである。
仮に、悪意をもってジェスチャを盗み見ようとする人(第三者)がいたとする。この場合、ジェスチャ選択肢を、毎回固定的に表示させるよりも、毎回ランダムに切り替えて表示させることで、第三者が本人が登録しているジェスチャ種別を把握するのを困難にしている。
より詳細に説明すると、M個のジェスチャ選択肢を毎回固定表示した場合には、以下のような点で、第三者に、本人がデータベースに登録しているジェスチャ種別が判別されてしまう可能性が懸念される。
例)第三者が見て「この人は、毎回首をしげる動作をしている」
例)第三者が見て「この人は、毎回、一番上に表示されるジェスチャ選択肢の動作をしている」
したがって、本実施形態では、M個のジェスチャ選択肢を毎回ランダムに表示位置を変えて表示させ、その場で利用者本人に選択させることで、第三者が利用者本人のジェスチャを把握するのをより困難にしている。
引き続いて、種別選択部53は、選択した1つのジェスチャ選択肢が、上記特定の顔認証画像と紐付いている特定のジェスチャ種別と一致するか否かを判断する(ステップS104)。換言すれば、種別選択部53は、データベース60にて特定の顔認証画像/特定のジェスチャ種別の紐付けが一致するか否かを判断する。
このデータベース60の照合の結果、あらかじめ登録された特定のジェスチャ種別が選択されなかった場合(具体的には、その人物が「まばたき」または「首をかしげる」のジェスチャ選択肢を選択した場合)(ステップS104のNo)、種別選択部53は、本人ではないと判断し、認証NGであるとして(ステップS107)、以後の処理を行わない。
一方、このデータベース60の照合の結果、あらかじめ登録された特定のジェスチャ種別が選択された場合(具体的には、その人物が「右手を挙げる」のジェスチャ選択肢を選択した場合)(ステップS104のYes)、引き続き、ジェスチャ催促部54はその人物に対してジェスチャすることを促す。具体的には、例えば、ジェスチャ催促部54は、表示装置30上に「ジェスチャをしてください」のメッセージを表示する。
ジェスチャ動作認識・認証部55は、特定のジェスチャ動作が正しく行われた否かを判断する(ステップS106)。具体的には、ジェスチャ動作認識・認証部55は、カメラ10で撮像されたその人物が行ったジェスチャ動作の画像(以下、「ジェスチャ動作画像」と呼ぶ)を、画像解析システムを用いて解析して、そのジェスチャ動作がどのようなジェスチャ動作であったかを認識する。そして、ジェスチャ動作認識・認証部55は、その認識したジェスチャ動作が特定の顔認証画像と紐付けられた特定のジェスチャ動作データとマッチングするか否かを判断する。
本例の場合、特定のジェスチャ種別が「右手を挙げる」である。したがって、ジェスチャ動作認識・認証部55は、画像解析システムを用いて認識したジェスチャ動作画像が、「右手を挙げる」のジェスチャ動作の画像とマッチングするか否かを判断する。
特定のジェスチャ動作が正しく行われなかった場合(すなわち、認識したジェスチャ動作画像が「右手を挙げる」のジェスチャ動作の画像とマッチングしなかった場合)(ステップS105のNo)、ジェスチャ動作認識・認証部55は、その人物が本人でないと判断して、認証NGであるとして(ステップS107)、以後の処理を行わない。
一方、特定のジェスチャ動作が正しく行われた場合(すなわち、認識したジェスチャ動作画像が「右手を挙げる」のジェスチャ動作の画像とマッチングした場合)(ステップS105のYes)、ジェスチャ動作認識・認証部55は、その人物が本人であると判断して、認証OKとなり(ステップS106)、以後の処理の続行を許可する。
このように、本実施形態の認証方法では、顔認証、あらかじめ登録されたジェスチャ種別の選択、およびジェスチャ動作の3段階で、本人認証を行なっている。
次に本実施形態の効果について説明する。
本実施形態の認証方法によれば、写真や動画での成りすましをより困難にすることが可能となる。その理由は、顔認証だけでなく、あらかじめ登録されたジェスチャ種別の選択と、実際にジェスチャ動作をさせるとの2つの認証を加えて、本人認証を行なっているからである。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
本発明は、パソコンやスマートフォン等による本人認証や、クレジットカード支払い/ATM(automatic teller’s machine)等の本人認証にも利用可能である。
10 カメラ
20 認証装置
30 表示装置
40 入力装置
50 CPU
51 入力部
52 顔認証部
53 種別選択部
54 ジェスチャ催促部
55 ジェスチャ動作認識・識別部
60 記憶装置(データベース)
70 プログラムメモリ
80 ワークメモリ

Claims (6)

  1. 人物の本人認証を行なう認証装置であって、
    認証されるべき複数の利用者に対応して、それぞれ、複数の顔参照画像、複数のジェスチャ種別および複数のジェスチャ動作データを一対一に紐付けて登録するデータベースと、
    カメラで撮影された、前記人物の顔の顔入力画像を受け付ける入力部と、
    前記顔入力画像と前記データベースに登録されている前記複数の顔参照画像とを照合して、顔認証を行なう顔認証部と、
    該顔認証部において、前記データベースに前記顔入力画像と照合した特定の顔認証画像が登録されていると判断された場合に、前記複数のジェスチャ種別に含まれる複数のジェスチャ選択肢を記述したジェスチャ選択画面を表示して、前記人物に対して前記複数のジェスチャ選択肢の1つを選択するのを促し、前記人物が選択した1つのジェスチャ選択肢が、前記特定の顔認証画像と紐付いている特定のジェスチャ種別と一致するか否かを判断する種別選択部と、
    該種別選択部において、前記選択した1つのジェスチャ選択肢が前記特定のジェスチャ種別と一致したと判断された場合に、前記人物に対してジェスチャすることを促すジェスチャ催促部と、
    前記人物が行ったジェスチャ動作を認識して、該認識したジェスチャ動作が前記特定の顔認証画像と紐付けられた特定のジェスチャ動作データとマッチングするか否かを判断するジェスチャ動作認識・認証部と、
    を備え、
    前記認識したジェスチャ動作が前記特定のジェスチャ動作データとマッチングしたときに前記人物が本人であると判断することを特徴とする認証装置。
  2. 前記データベースに登録される前記複数のジェスチャ種別の数がN個の場合、
    前記種別選択部は、前記N個のジェスチャ種別のなかから、前記特定のジェスチャ種別を含み、かつN個より少ないM個のジェスチャ選択肢を選択し、該選択したM個のジェスチャ選択肢を記述したジェスチャ選択画面を表示する、請求項1に記載の認証装置。
  3. 前記種別選択部は、前記N個のジェスチャ種別の中からランダムに前記M個のジェスチャ種別を選択し、該選択したM個のジェスチャ選択肢を記述したジェスチャ選択画面を表示する、請求項2に記載の認証装置。
  4. 前記種別選択部は、該選択したM個のジェスチャ選択肢を、認証の度に、それらの表示箇所をランダムに切り替えて、前記ジェスチャ選択画面を表示する、請求項2又は3に記載の認証装置。
  5. 人物の本人認証を行なう認証方法であって、
    データベースに、認証されるべき複数の利用者に対応して、それぞれ、複数の顔参照画像、複数のジェスチャ種別および複数のジェスチャ動作データを一対一に紐付けて予め登録し、
    カメラで撮影された、前記人物の顔の顔入力画像を受け付け、
    前記顔入力画像と前記データベースに登録されている前記複数の顔参照画像とを照合して、顔認証を行ない、
    前記データベースに前記顔入力画像と照合した特定の顔認証画像が登録されていると判断された場合に、前記複数のジェスチャ種別に含まれる複数のジェスチャ選択肢を記述したジェスチャ選択画面を表示して、前記人物に対して前記複数のジェスチャ選択肢の1つを選択するのを促し、前記人物が選択した1つのジェスチャ選択肢が、前記特定の顔認証画像と紐付いている特定のジェスチャ種別と一致するか否かを判断し、
    前記選択した1つのジェスチャ選択肢が前記特定のジェスチャ種別と一致したと判断された場合に、前記人物に対してジェスチャすることを促し、
    前記人物が行ったジェスチャ動作を認識して、該認識したジェスチャ動作が前記特定の顔認証画像と紐付けられた特定のジェスチャ動作データとマッチングするか否かを判断する、
    認証方法。
  6. コンピュータに、人物の本人認証を行なわせる認証プログラムであって、
    データベースには、認証されるべき複数の利用者に対応して、それぞれ、複数の顔参照画像、複数のジェスチャ種別および複数のジェスチャ動作データが一対一に紐付けて、予め登録されており、
    前記認証プログラムは、前記コンピュータに、
    カメラで撮影された、前記人物の顔の顔入力画像を受け付ける入力手順と、
    前記顔入力画像と前記データベースに登録されている前記複数の顔参照画像とを照合して、顔認証を行なう顔認証手順と、
    該顔認証手順において、前記データベースに前記顔入力画像と照合した特定の顔認証画像が登録されていると判断された場合に、前記複数のジェスチャ種別に含まれる複数のジェスチャ選択肢を記述したジェスチャ選択画面を表示して、前記人物に対して前記複数のジェスチャ選択肢の1つを選択するのを促し、前記人物が選択した1つのジェスチャ選択肢が、前記特定の顔認証画像と紐付いている特定のジェスチャ種別と一致するか否かを判断する種別選択手順と、
    該種別選択手順において、前記選択した1つのジェスチャ選択肢が前記特定のジェスチャ種別と一致したと判断された場合に、前記人物に対してジェスチャすることを促すジェスチャ催促手順と、
    前記人物が行ったジェスチャ動作を認識して、該認識したジェスチャ動作が前記特定の顔認証画像と紐付けられた特定のジェスチャ動作データとマッチングするか否かを判断するジェスチャ動作認識・認証手順と、
    を実行させるための認証プログラム。
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