JP7002841B2 - スライディングクローゼット - Google Patents

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Description

本開示は、広くは、物の収納に関し、特に、より小さい物の収納に関する。更に具体的には、本開示は、航空機内で小さい物を収納するためのスライディングクローゼットに関する。
民間航空機において、乗客は、ジャケット、衣類、又は他の小さい物などの持ち込み物を、客室の中へ持ち込む場合がある。小さい物は、客室内の収納領域に収納され得る。客室内の収納領域は、客席の下の床上領域、頭上のコンパートメント、及び各客室の前のクローゼットを含む。
飛行機の従来のクローゼットは、エントリー通路に向かって面しており、深さよりもはるかに大きな幅を有するクローゼットを提供し得る。乗客は、飛行機に入る際に、従来のクローゼットの中へ小さい物を配置し得る。
ある従来のクローゼットは、客室の通路の中へ面しているかもしれない。これらの従来のクローゼットは、深さよりも小さい幅を有し得る。結果として、クローゼットの奥にある物にアクセスすることが不必要に困難であり得る。これらの従来のクローゼットのうちの幾つかは、乗客の手の届く範囲から物が外れることを妨げる内部パネルを有し得る。これらの内部パネルは、クローゼットの深さを低減し得る。該内部パネルは、航空機内に無駄な容積を生み出し得る。
それ故、他の潜在的な問題と同様に、上述された問題の少なくとも幾つかを考慮した、方法及び装置を有することが望ましい。例えば、深さよりも小さい幅を有する使いやすいクローゼットを生み出ることが望ましいだろう。
例示的な一実施形態では、スライディングクローゼットが提供される。スライディングクローゼットは、外壁、第1の壁、第2の壁、幾つかの開口部、移動システム、及び幾つかの空洞を備える。外壁は、輸送体の客室の中へ面している。第1の壁及び第2の壁は、外壁と垂直である。幾つかの開口部は、外壁と平行である。幾つかの空洞が、外壁、第1の壁、第2の壁、及び幾つかの開口部によって形成される。
別の例示的な一実施形態では、装置が、耐力壁(load‐bearing wall)及びパネルを備える。耐力壁は、輸送体の客室の内側に幾つかのレールを有する。パネルは、幾つかのレールを使用して耐力壁に連結される。
更に別の例示的な一実施形態では、方法が提示される。幾つかのレールを有する耐力壁が、輸送体の客室内に設置される。幾つかのチャネルに関連付けられたパネルが、幾つかのチャネル及び幾つかのレールを使用して耐力壁に連結される。
特徴及び機能は、本開示の様々な実施形態において単独で実現することが可能であるか、又は以下の説明及び図面を参照して更なる詳細が理解され得る、更に別の実施形態において組み合わされることが可能である。
例示的な実施形態の特性と考えられる新規の機能は、添付の特許請求の範囲に明記される。しかし、例示的な実施形態と、好ましい使用モードと、その更なる目的及び特徴とは、添付図面を参照して本開示の例示的な実施形態の後述の詳細な説明を読むことによって、最もよく理解されるであろう。
例示的な一実施形態を実装可能な航空機の図である。 例示的な一実施形態による、製造環境のブロック図である。 例示的な一実施形態による、耐力壁を有する客室の等角図である。 例示的な一実施形態による、耐力壁を有する客室の側面図である。 例示的な一実施形態による、スライディングクローゼットを有する客室の等角図である。 例示的な一実施形態による、スライディングクローゼットを有する客室の側面図である。 例示的な一実施形態による、スライディングクローゼットを有する客室の等角図である。 例示的な一実施形態による、スライディングクローゼットを有する客室の等角背面図である。 例示的な一実施形態による、スライディングクローゼットを有する客室の別の等角図である。 例示的な一実施形態による、スライディングクローゼットを有する客室の別の側面図である。 例示的な一実施形態による、スライディングクローゼットを有する客室の別の等角図である。 例示的な一実施形態による、スライディングクローゼットを有する客室の別の等角背面図である。 例示的な一実施形態による、耐力壁上に装飾パネルを有する客室の等角図である。 例示的な一実施形態による、耐力壁上に装飾パネルを有する客室の側面図である。 例示的な一実施形態による、輸送体の客室内にアセンブリを作り出すための方法のフローチャートである。 例示的な一実施形態による、航空機の製造及び保守方法のブロック図である。 例示的な一実施形態を実装可能な航空機のブロック図である。
例示的な実施形態は、1以上の種々の検討事項を認識し考慮する。例えば、例示的な実施形態は、航空機の内装の設計に、望ましくない量の時間がかかり得ることを認識し考慮する。例えば、各顧客は、客室の望ましいレイアウトを有し得る。ある構成要素を変更することによって、客室内の耐力壁に対する荷重が再計算され得る。耐力壁は、各顧客の客室のデザインに対して再設計され得る。再設計は、望ましくない量の設計時間又は製造時間をもたらし得る。
種々の例示的な実施形態は、顧客が、既に存在している客室に対して遡及的にフィーチャ(feature)を追加する望みがあり得ることも認識し考慮する。例えば、顧客は、受け渡しの後に、仕切り(bulkhead)の仕上げ又は装飾を変更したい場合がある。代替的に、顧客は、受け渡しの後に、収納場所を客室に追加又は客室から除去したい場合がある。
次に、図面、特に図1を参照すると、例示的な一実施形態による航空機の図が描かれている。この例示的な実施例では、航空機100が、胴体106に取り付けられた翼102及び翼104を有する。航空機100は、翼102に取り付けられたエンジン108及び翼104に取り付けられたエンジン110を含む。
胴体106は、尾部112を有する。水平安定板114、水平安定板116、及び垂直安定板118は、胴体106の尾部112に取り付けられている。
胴体106は、操縦席120及び客室122も有する。この実施例では、客室122が、座席領域124内に客席を含み得る。客席は、航空機の幾つかの座席を含み得る。本明細書で使用される際に、「幾つかの」物は、1以上の物を意味する。例えば、航空機の幾つかの座席は、航空機の1以上の座席を意味する。
更に、客室122内の座席領域124は、幾つかの頭上のコンパートメントなどの収納領域も含み得る。客室122は、化粧室126及び調理領域128も含み得る。これらの2つの領域は、例えば、非限定的に、壁などの仕切り構造によって、座席領域124から仕切られ又は分離され得る。
航空機100のこの図解は、種々の例示的な実施形態が実装され得る1つの環境を示す目的で提供されている。図1の中の航空機100の図解は、種々の例示的な実施形態が実装され得るやり方に対する、構造的な限定を意図するものではない。例えば、航空機100は、民間旅客機として示されている。種々の例示的な実施形態は、私有の旅客機、回転翼航空機、又は他の適切な種類の航空機などの、他の種類の航空機に適用され得る。また、座席領域124、化粧室126、及び調理領域128に加えて、他の領域が存在し得る。例えば、非限定的に、他の領域は、クローゼット、収納領域、ラウンジ、乗客が座るための他の適切な領域を含み得る。別の一実施例として、飛行機の座席領域124内の座席は、図示した実施例とは配置が異なり得る。他の例示的な実施形態では、座席領域124内で示されているように、幾つかの座席が、3つの座席又は一対の座席の代わりに単一の座席のセットに分類され得る。
次に、図2を参照すると、例示的な一実施形態による製造環境のブロック図が描かれている。図2では、プラットフォーム200が、図1の航空機100の一実施態様であり得る。例示的な一実施形態についての例示的な実施例が、航空機に関して記載されているが、例示的な一実施形態は、他の種類のプラットフォームに適用され得る。例えば、プラットフォーム200は、移動式プラットフォーム、固定式プラットフォーム、陸上構造体、水上構造体、又は宇宙構造体であってもよい。より詳細には、プラットフォーム200が、水上艦、戦車、人員運搬機、列車、宇宙船、潜水艦、自動車、家屋、製造施設、建造物、及び他の適切なプラットフォームであり得る。ある例示的な実施例では、プラットフォーム200が、輸送体201の形態をとり得る。
幾つかの構成要素が、製造環境202内のプラットフォーム200内に設置され得る。プラットフォーム200内に設置され得る構成要素は、耐力壁204を含む。
ある例示的な実施例では、耐力壁204が、初めからプラットフォーム200内に設置されている場合もある。耐力壁204は、プラットフォーム200の元々の構成要素であり得る。他の例示的な実施例では、耐力壁204が、プラットフォーム200に据え付けられる。異なる壁が、初めからプラットフォーム200内に存在し得る。耐力壁204が、元々の壁と交換され得る。
耐力壁204は、プラットフォーム200の客室206内に設置され得る。耐力壁204は、航空機212の内装210内の仕切り208の形態をとり得る。航空機212内の耐力壁204は、単なる装飾ではない。耐力壁204は、航空機212の機体214からの荷重を支持し得る。
耐力壁204は、機体214からの荷重を支持するために、実質的に剛体216である。耐力壁204は、スライディングクローゼット218を保持するために、実質的に剛体216である。
スライディングクローゼット218は、外壁220、第1の壁222、第2の壁224、移動システム226、幾つかの開口部228、及び幾つかの空洞230を含む。外壁220は輸送体210の客室206の中へ面している。外壁220は、スライディングクローゼット218のための背部を形成し得る。外壁220は、客室206の座席232に面していてもよい。外壁220は、任意の望ましい景観に配慮した仕上げを有し得る。
ある例示的な実施例では、外壁220が、パネルと呼ばれることもある。他の例示的な実施例では、パネル221が、外壁220に取り付けられた装飾パネルであり得る。パネル221は、客室206の座席232に面していてもよい。
第1の壁222及び第2の壁224は、外壁220と垂直である。第1の壁222及び第2の壁224は、スライディングクローゼット218の両側部を形成し得る。第1の壁222は、輸送体210の客室206の中へ面している。第1の壁222は、客室206の通路234に面し得る。
第1の壁222は、幅235を有する。第2の壁224は、幅236を有する。幅235と幅236は、同じである。第1の壁222の幅235と第2の壁224の幅236を変更すると、スライディングクローゼット218の深さ237が変更される。
移動システム226は、幾つかの開口部228と平行な幾つかのチャネル238又は幾つかの開口部228と平行な幾つかのレール239のうちの少なくとも1つの形態をとる。本明細書で使用される際に、列挙されたアイテムと共に使用される「~のうちの少なくとも1つ」という表現は、列挙されたアイテムのうちの1以上の種々の組み合わせが使用されてもよく、且つ、列挙された各アイテムのうちの1つだけが必要とされてもよいということを意味する。換言すると、「~のうちの少なくとも1つ」とは、アイテムの任意の組み合わせ、及び幾つかのアイテムが、列挙された中から使用され得ることを意味するが、列挙されたアイテムの全てが必要とされる訳ではないことを意味する。アイテムとは、特定の対象物、物品、またはカテゴリであり得る。
例えば、限定するものではないが、「アイテムA、アイテムB、及びアイテムCのうちの少なくとも1つ」は、アイテムA、アイテムA及びアイテムB、若しくはアイテムBを含み得る。この例はまた、アイテムA、アイテムB、及びアイテムC、若しくはアイテムB及びアイテムCも含み得る。言うまでもなく、これらのアイテムの何れかの組み合わせが存在し得る。他の例では、「~のうちの少なくとも1つ」は、例えば、限定されないが、アイテムAの2つ、アイテムBの1つ、及びアイテムCの10個、アイテムBの4つとアイテムCの7つ、又は他の適する組み合わせであり得る。
移動システム226が、幾つかのチャネル238を含むときに、耐力壁204は、幾つかのレール240を含む。この実施例では、スライディングクローゼット218が幾つかのレール240に沿って移動し得るように、幾つかのチャネル238が、幾つかのレール240と連結されるように構成されている。移動システム226が、幾つかのレール239を含むときに、耐力壁204は、幾つかのチャネル241を含む。この実施例では、スライディングクローゼット218が幾つかのチャネル214に沿って移動し得るように、幾つかのレール239が、幾つかのチャネル241と連結されるように構成されている。
幾つかの開口部228は、外壁220と平行である。物が、幾つかの開口部228を通して、スライディングクローゼット218の中へ配置され得る。
幾つかの空洞230が、外壁220、第1の壁222、第2の壁224、及び幾つかの開口部228によって形成される。物は、スライディングクローゼット218の幾つかの空洞230の中へ配置され、幾つかの空洞230内に収納され得る。ある例示的な実施例では、スライディングクローゼット218が、ディバイダ(divider)242も含み得る。スライディングクローゼット218が、ディバイダ242を含むときに、幾つかの空洞230が、ディバイダ242によって更に形成される。ディバイダ242は、幾つかの空洞230の数を増加させ得る。
ある例示的な実施例では、スライディングクローゼット218が、製造環境202内のプラットフォーム200内に設置され得る。他の例示的な実施例では、プラットフォーム200が保守を受けている間に、スライディングクローゼット218が、プラットフォーム200内に設置され得る。ある実施例では、プラットフォーム200の運航中に、スライディングクローゼット218が、プラットフォーム200内に設置され得る。
ある例示的な実施例では、スライディングクローゼット218が、初めからプラットフォーム200内に設置されていてもよい。他の例示的な実施例では、スライディングクローゼット218が、遡及的に付けられてもよい。スライディングクローゼット218が、遡及的に付けられるときに、スライディングクローゼット218は、以前に設置された構成要素と交換され得る。
例えば、スライディングクローゼット218は、パネル243と交換され得る。パネル243は、装飾パネルであり得る。パネル243は、耐力壁204と連結されたときに、静止したままであり得る。
本明細書で使用される際に、第1の構成要素が第2の構成要素「に連結される」ことは、第1の構成要素が第2の構成要素に直接的に又は間接的に連結され得ることを意味する。言い換えると、付加的な構成要素が、第1の構成要素と第2の構成要素との間に存在し得る。1以上の付加的な構成要素が2つの構成要素の間に存在する場合、第1の構成要素は、第2の構成要素に対して間接的に連結されていると考えられる。第1の構成要素が第2の構成要素に対して直接的に接続されている場合、付加的な構成要素は、2つの構成要素の間に存在しない。
パネル243は、耐力壁204と結合するために、幾つかのチャネル244又は幾つかのレール245のうちの少なくとも1つを有し得る。ある例示的な実施例では、スライディングクローゼット218などのスライディングクローゼットが、プラットフォーム200内で望まれないときに、パネル243が、耐力壁204と連結され得る。これらの例示的な実施例では、パネル243が、幾つかのチャネル241又は幾つかのレール240のうちの少なくとも1つを隠し得る。一実施例では、パネル243が、美観とは異なる他の機能を果たし得る。例えば、パネル243は、広告を提供し得る。
ある例示的な実施例では、パネル243が、スライディングクローゼットが設置され得るまでの代替物として、耐力壁204に連結され得る。これらの例示的な実施例では、スライディングクローゼットが設置されるときに、パネル243が取り除かれ得る。例えば、パネル243が取り除かれ、スライディングクローゼット254又はスライディングクローゼット218が設置され得る。
スライディングクローゼット218は、移動システム262を使用して、耐力壁204に対して移動し得る。スライディングクローゼット218を、開いた位置246へ配置するために、スライディングクローゼット218は、通路234に向かって移動し得る。
スライディングクローゼット218が、開いた位置246にあるとき、幾つかの空洞230が、アクセス可能である。スライディングクローゼット218が、閉じた位置248にあるとき、幾つかの空洞230は、アクセス可能ではない。スライディングクローゼット218が、開いた位置246にあるとき、幾つかの空洞230は、座席232から離れる方向へ面している。スライディングクローゼット218が、開いた位置246にあるとき、幾つかの空洞230は、航空機212のエントリー通路250に面していてもよい。
プラットフォーム200が航空機212であるときに、外壁220は、湾曲した側部251を有し得る。湾曲した側部251は、機体214によって形成された湾曲に従い得る。例えば、湾曲した側部251は、図1の航空機100の胴体106の内装の湾曲に従い得る。湾曲した側部251は、航空機212の客室206の内装面を補完し得る。
スライディングクローゼット218が移動することを抑止するために、スライディングクローゼット218は、幾つかのロッキング機構252を含む。幾つかのロッキング機構252は、フック及びアイラッチ(eye latch)、ボルトラッチ、ボックスラッチ、磁気ロック、又は任意の他の望ましい種類のロッキング機構のうちの少なくとも1つを含み得る。ある例示的な実施例では、幾つかのロッキング機構252が、移動システム226内に配置され得る。一実施例では、スライディングクローゼット218が、閉じた位置248へ配置されたときに、幾つかのロッキング機構252が、自動的にロックし得る。幾つかのロッキング機構252を解放することによって、スライディングクローゼット218は、耐力壁204に対して移動することが自由であり得る。
スライディングクローゼット218は、耐力壁204に連結され得る構成要素の一選択肢であり得る。パネル243又はスライディングクローゼット254などの他の構成要素が、耐力壁204に連結され得る。スライディングクローゼット218は、モジュール式システムの部分として言及され得る。ある例示的な実施例では、スライディングクローゼット218、パネル243、又はスライディングクローゼット254が、互いに相互交換可能であり得る。
スライディングクローゼット254は、外壁256、第1の壁258、第2の壁260、移動システム262、幾つかの開口部264、及び幾つかの空洞266を含む。第1の壁258は、幅268を有する。第2の壁260は、幅270を有する。幅268と幅270は、同じである。第1の壁258の幅268と第2の壁260の幅270を変更すると、スライディングクローゼット254の深さ272が変更される。スライディングクローゼット254の深さ272は、スライディングクローゼット218の幅236とは異なり得る。幅236と幅270の両方を提供することによって、顧客は、プラットフォーム200の内装をカスタマイズすることができる。
図2のプラットフォーム200の図解は、例示的な一実施形態が実装され得るやり方に対する、物理的又は構造的な制限を示唆することを意図していない。図示した構成要素に加えて又は代えて、他の構成要素が使用されてもよい。幾つかの構成要素は、不要であるかもしれない。更に、幾つかの機能的な構成要素を示すために、ブロックが提示されている。例示的な一実施形態で実装されるときに、これらのブロックの1以上は、結合され、分割され、又は異なるブロックへ結合及び分割され得る。
例えば、スライディングクローゼット218は、任意選択的に、客室206の床内のトラック又は他の種類の機構と相互作用し得る。客室206の床内のトラック又は他の機構と相互作用することによって、スライディングクローゼット218は、滑らかに移動し得る。
次に、図3を参照すると、例示的な一実施形態による、耐力壁を有する客室の等角図が描かれている。客室300は、図1の客室122の一部分であり得る。客室300は、図2の客室206の一部分の物理的な一実施態様であり得る。
描かれているように、客室300は、座席302、湾曲した壁304、及び耐力壁306を有する。耐力壁306は、耐力壁204の物理的な一実施態様であり得る。
耐力壁306は、客室300の構造体の荷重の一部を支持し得る。耐力壁306は、全体的に装飾的ではない。しかし、耐力壁306は、少なくとも一方の側に、望ましい装飾的な仕上げを含み得る。この例示的な実施例では、耐力壁306が、幾つかのチャネル308を有する。任意の望ましい構成要素が、幾つかのチャネル308を使用して、耐力壁306に連結され得る。他の例示的な実施例では、耐力壁306が、幾つかのレール又は任意の他の望ましい種類の連結部を含み得る。
次に、図4を参照すると、例示的な一実施形態による、耐力壁を有する客室の側面図が描かれている。図4(400)は、図3の客室300の側面図である。図4(400)で見られ得るように、耐力壁306は、客室300内の仕切り402として機能し得る。
次に、図5を参照すると、例示的な一実施形態による、スライディングクローゼットを有する客室の等角図が描かれている。客室500は、図1の客室122の一部分であり得る。客室500は、図2の客室206の一部分の物理的な一実施態様であり得る。
描かれているように、客室500は、座席502、湾曲した壁504、耐力壁506、及びスライディングクローゼット508を有する。耐力壁506は、図2の耐力壁204の物理的な一実施態様であり得る。スライディングクローゼット508は、図2のスライディングクローゼット218の物理的な一実施態様であり得る。
耐力壁506は、客室500の構造体の荷重の一部を支持し得る。耐力壁506は、全体的に装飾的ではない。しかし、耐力壁506は、少なくとも一方の側に、望ましい装飾的な仕上げを含み得る。
この例示的な実施例では、スライディングクローゼット508が、耐力壁506に連結されている。スライディングクローゼット508は、耐力壁506に対して移動可能である。スライディングクローゼット508は、外壁510及び第1の壁512を有する。外壁510は、客室500の中へ面している。具体的には、外壁510は、座席502に面している。この例示的な実施例では、外壁510が、湾曲した端部514を有する。
第1の壁512は、客室500の中へ面している。より具体的には、第1の壁512が、外壁510と垂直であり、通路516に面している。
次に、図6を参照すると、例示的な一実施形態による、スライディングクローゼットを有する客室の側面図が描かれている。図6(600)は、図5の客室500の側面図である。図6(600)で見られ得るように、スライディングクローゼット508及び耐力壁506は、客室500内の仕切り602として機能し得る。
更に、第1の壁512は、幅604を有する。第1の壁512の幅604は、スライディングクローゼット508の深さ606に影響を与える。第1の壁512の幅604を増加させると、スライディングクローゼット508の深さ606も増加し得る。第1の壁512の幅604が減少すると、スライディングクローゼット508の深さ606も減少し得る。
次に、図7を参照すると、例示的な一実施形態による、スライディングクローゼットを有する客室の等角図が描かれている。図7(700)は、客室500の等角図である。図7(700)では、スライディングクローゼット508が、耐力壁506に対して、方向701へ移動している。
この例示的な実施例では、スライディングクローゼット508が、耐力壁506の幾つかのレール702に沿って、耐力壁506に対して移動している。描かれているように、スライディングクローゼット508は、開いた位置704にあるように描かれている。スライディングクローゼット508が、開いた位置704にあるときに、物が、スライディングクローゼット508の中へ配置され得る。
スライディングクローゼット508を方向701へ移動させるために、(図示せぬ)幾つかのロッキング機構が解放され得る。スライディングクローゼット508が、耐力壁506に対して移動することを抑止するために、(図示せぬ)幾つかのロッキング機構が起動され得る。
次に、図8を参照すると、例示的な一実施形態による、スライディングクローゼットを有する客室の等角背面図が描かれている。図8(800)は、図5の客室500の等角背面図である。図8(800)は、スライディングクローゼット508が、耐力壁506に対して図7の方向701へ移動した後の、客室500の別の1つの図である。
図8(800)では、幾つかの開口部802、ディバイダ804、幾つかの空洞806、及び幾つかのチャネル808が見える。幾つかのチャネル808は、耐力壁506の図7の幾つかのレール702と相互作用して、スライディングクローゼット508のスライド移動を提供し得る。幾つかのチャネル808は、スライディングクローゼット508のための移動システムと呼ばれ得る。
幾つかの開口部802のうちの1つを通して、幾つかの空洞806のうちの1つの中へ、物を配置することによって、スライディングクローゼット508の中へ物が配置され得る。ディバイダ804は、幾つかの空洞806の数が、合計で2つの空洞になることをもたらす。幾つかの空洞806のうちの上側の空洞809は、帽子、手袋、又は小さい荷物などの、より小さい物を収納するために使用され得る。幾つかの空洞806のうちの下側の空洞810は、傘、ジャケット、又は大きい荷物などの、より大きい若しくはより長い物を収納するために使用され得る。スライディングクローゼット508を、閉じた位置へ配置するために、スライディングクローゼット508は、方向812へ移動され得る。
次に、図9を参照すると、例示的な一実施形態による、スライディングクローゼットを有する客室の別の等角図が描かれている。客室900は、図1の客室122の一部分であり得る。客室900は、図2の客室206の一部分の物理的な一実施態様であり得る。
描かれているように、客室900は、座席902、湾曲した壁904、耐力壁906、及びスライディングクローゼット908を有する。耐力壁906は、図2の耐力壁204の物理的な一実施態様であり得る。スライディングクローゼット908は、図2のスライディングクローゼット218の物理的な一実施態様であり得る。
耐力壁906は、客室900の構造体の荷重の一部を支持し得る。耐力壁906は、全体的に装飾的ではない。しかし、耐力壁906は、少なくとも一方の側に、望ましい装飾的な仕上げを含み得る。
この例示的な実施例では、スライディングクローゼット908が、耐力壁906に連結されている。スライディングクローゼット908は、耐力壁906に対して移動可能である。スライディングクローゼット908は、外壁910及び第1の壁912を有する。外壁910は、客室900の中へ面している。具体的には、外壁910は、座席902に面している。この例示的な実施例では、外壁910が、湾曲した端部914を有する。
第1の壁912は、客室900の中へ面している。より具体的には、第1の壁912が、外壁910と垂直であり、通路916に面している。
スライディングクローゼット908は、図5のスライディングクローゼット508と同じ種類の構成要素を有し得る。しかし、スライディングクローゼット908は、スライディングクローゼット508とは異なる寸法を有し得る。スライディングクローゼット908とスライディングクローゼット508は、航空機に対して相互交換可能な選択肢であり得る。
しかし、描かれているように、座席902内の列の数は、図5の座席502内の列の数よりも少ないかもしれない。したがって、客室900内の座席の、ある種の再設計が、スライディングクローゼット908をスライディングクローゼット508に変更すること又はその逆をもたらし得る。
しかし、スライディングクローゼット908又はスライディングクローゼット508は、耐力壁906を除去することなしに交換され得る。耐力壁906は、荷重を支持するように構成され、種々の寸法を有する幾つかのスライディングクローゼットのうちの幾つかにも連結され得る。この理由で、耐力壁906は、ユニバーサル壁と呼ばれ得る。耐力壁906は、標準構成要素と呼ばれ得る。このユニバーサル壁は、別の構成要素のためにスライディングクローゼット908が交換されるときに、交換される必要はない。
次に、図10を参照すると、例示的な一実施形態による、スライディングクローゼットを有する客室の別の側面図が描かれている。図10(1000)は、図9の客室900の側面図である。図10(1000)で見られ得るように、スライディングクローゼット908及び耐力壁906は、客室900内の仕切り1002として機能し得る。
更に、第1の壁912は、幅1004を有する。第1の壁912の幅1004は、スライディングクローゼット908の深さ1006に影響を与える。第1の壁912の幅1004を増加させると、スライディングクローゼット908の深さ1006も増加し得る。第1の壁912の幅1004が減少すると、スライディングクローゼット908の深さ1006も減少し得る。
見られ得るように、幅1004は、図6の幅604よりも大きい。同様に、スライディングクローゼット908の深さ1006は、図6のスライディングクローゼット508の深さ606よりも大きい。
次に、図11を参照すると、例示的な一実施形態による、スライディングクローゼットを有する客室の別の等角図が描かれている。図11(1100)は、客室500の等角図である。図11(1100)では、スライディングクローゼット908が、耐力壁906に対して、方向1101へ移動している。
この例示的な実施例では、スライディングクローゼット908が、耐力壁906の幾つかのレール1102に沿って、耐力壁906に対して移動した。描かれているように、スライディングクローゼット908は、開いた位置1104にあるように描かれている。スライディングクローゼット908が、開いた位置1104にあるときに、スライディングクローゼット908の中へ物が配置され得る。
スライディングクローゼット908を方向1101へ移動させるために、(図示せぬ)幾つかのロッキング機構が解放され得る。スライディングクローゼット908が、耐力壁906に対して移動することを抑止するために、(図示せぬ)幾つかのロッキング機構が起動され得る。
次に、図12を参照すると、例示的な一実施形態による、スライディングクローゼットを有する客室の別の等角背面図が描かれている。図12(1200)は、図9の客室900の等角背面図である。図12(1200)は、スライディングクローゼット908が、耐力壁906に対して図11の方向1101へ移動した後の、別の1つの客室900の図である。
図12(1200)では、幾つかの開口部1202、ディバイダ1204、幾つかの空洞1206、及び幾つかのチャネル1208が見える。幾つかのチャネル1208は、耐力壁906の図11の幾つかのレール1102と相互作用して、スライディングクローゼット908のスライド移動を提供し得る。幾つかのチャネル1208は、スライディングクローゼット908のための移動システムと呼ばれ得る。
幾つかの開口部1202のうちの1つを通して、幾つかの空洞1206のうちの1つの中へ、物を配置することによって、スライディングクローゼット908の中へ物が配置され得る。ディバイダ1204は、幾つかの空洞1206の数が、合計で2つの空洞になることをもたらす。幾つかの空洞1206のうちの上側の空洞1209は、帽子、手袋、又は小さい荷物などの、より小さい物を収納するために使用され得る。幾つかの空洞1206のうちの下側の空洞1210は、傘、ジャケット、又は大きい荷物などの、より大きい若しくはより長い物を収納するために使用され得る。スライディングクローゼット908を、閉じた位置へ配置するために、スライディングクローゼット908は、方向1212へ移動され得る。
次に、図13を参照すると、例示的な一実施形態による、耐力壁上に装飾パネルを有する客室の等角図が描かれている。客室1300は、図1の客室122の一部分であり得る。客室1300は、図2の客室206の一部分の物理的な一実施態様であり得る。
描かれているように、客室1300は、座席1302、湾曲した壁1304、耐力壁1306、及びパネル1308を有する。耐力壁1306は、図2の耐力壁204の物理的な一実施態様であり得る。
耐力壁1306は、客室1300の構造体の荷重の一部を支持し得る。耐力壁1306は、全体的に装飾的ではない。しかし、耐力壁1306は、少なくとも一方の側に、望ましい装飾的な仕上げを含み得る。
この例示的な実施例では、パネル1308が、耐力壁1306に連結されている。パネル1308は、耐力壁1306に対して移動可能ではない。パネル1308は、座席1302に面している。パネル1308は、装飾パネルとしても説明され得る。パネル1308は、任意の望ましい仕上げを有し得る。パネル1308は、耐力壁1306の任意の数のチャネル又は任意の数のレールに対するカバーとして働き得る。
ある例示的な実施例では、パネル1308が恒久的なものであり得る。例えば、スライディングクローゼットは、望ましくないかもしれない。パネル1308は、耐力壁1306の幾つかのチャネル又は幾つかのレールをカバーし得る。パネル1308は、望ましい美観を提供し得る。ある例示的な実施例では、パネル1308が更なる機能を提供し得る。例えば、パネル1308は、広告も提供し得る。
ある実施例では、パネル1308が一時的なものであり得る。パネル1308は、スライディングクローゼットが注文され設置されるまでの代替物であり得る。パネル1308は、相互交換可能なので、顧客は、後に、他の望ましい構成要素のためにパネル1308を交換することができる。
次に、図14を参照すると、例示的な一実施形態による、耐力壁上に装飾パネルを有する客室の側面図が描かれている。図14(1400)は、図13の客室1300の側面図である。図14(1400)で見られ得るように、パネル1308及び耐力壁1306は、客室1300内の仕切り1402として機能し得る。
図1及び図3~図14で示された様々な構成要素は、図2の構成要素と結合させるか、図2の構成要素と共に使用するか、又はその2つの組み合わせであり得る。また、図1及び図3~図11の構成要素のうちの幾つかは、図2のブロック形式で示された構成要素をどのように物理的構造として実装できるかを示す例示的な実施例であり得る。
次に、図15を参照すると、例示的な一実施形態による、輸送体の客室内にアセンブリを作り出すための方法のフローチャートが描かれている。プロセス1500は、図2の客室206内に構成要素を設置するために使用され得る。プロセス1500は、図5~図14の構成要素を設置するために使用され得る。例えば、プロセス1500は、図5のスライディングクローゼット508、図9のスライディングクローゼット908、又は図13のパネル1308を設置するために使用され得る。
プロセス1500は、先ず、輸送体の客室内に幾つかのレールを有する耐力壁を設置する(工程1502)。その後、プロセス1500は、幾つかのチャネルに関連付けられたパネルを、幾つかのチャネル及び幾つかのレールを使用して、耐力壁に連結させる(工程1504)。その後、該プロセスは終了する。パネルは、直接的又は間接的に、耐力壁と連結され得る。パネルは、任意の望ましい構成要素であり得る。例えば、パネルは、図13のパネル1308などの装飾パネルであり得る。ある例示的な実施例では、パネルが、スライディングクローゼットの構成要素であり得る。例えば、パネルは、スライディングクローゼット508の外壁510又はスライディングクローゼット908の外壁910であり得る。
図示した種々の実施形態でのフローチャート及びブロック図は、例示的な実施形態での装置及び方法の幾つかの可能な実施態様の構造、機能、及び動作を示している。これに関し、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、1つの工程又はステップの1つのモジュール、セグメント、機能及び/又は部分を表わすことができる。
例示的な一実施形態の幾つかの代替的な実施態様では、ブロックに記載された1以上の機能が、図中に記載の順序を逸脱して起こり得る。例えば、場合によっては、連続して示されている2つのブロックが実質的に同時に実行されること、又は時には含まれる機能に応じてブロックが逆順に実施されることもあり得る。また、フローチャート又はブロック図に描かれているブロックに加えて、他のブロックが追加されることもある。
例えば、プロセス1500は、ロッキング機構を使用して、スライディングクローゼットを抑止することを更に含み得る。プロセス1500は、ロッキング機構を解放して、幾つかのチャネルを使用して幾つかのレールに沿ってスライディングクローゼットを移動させることも含み得る。
別の一実施例として、パネルは、輸送体の客室の中へ面する装飾パネルである。この実施例では、プロセス1500が、耐力壁からパネルを除去し、幾つかのチャネルに関連付けられたスライディングクローゼットを、幾つかのチャネル及び幾つかのレールを使用して、耐力壁に連結させることを更に含み得る。
本開示の例示的な実施形態は、図16に示す航空機の製造及び保守方法1600、及び、図17に示す航空機1700に照らして説明され得る。先ず、図16を参照すると、例示的な一実施形態による、航空機の製造及び保守方法が図示されている。製造前の段階で、航空機の製造及び保守方法1600は、航空機1700の仕様及び設計1602、並びに材料の調達1604を含み得る。
製造段階では、図17の航空機1700の構成要素及びサブアセンブリの製造1606、及びシステムインテグレーション1608が行われる。その後、航空機1700は、認可及び納品1610を経て、運航1612に供される。顧客による運航1612の期間中、航空機1700には、改良、再構成、改修、及び他の整備又は保守を含み得る、定期的な整備及び保守1614が予定される。
航空機の製造及び保守方法1600のプロセスの各々は、システムインテグレータ、第三者、及び/又はオペレータによって実行又は実施され得る。これらの例では、オペレータは顧客であり得る。本明細書の目的のためには、システムインテグレータは、限定するものではないが、任意の数の航空機製造者、及び主要システムの下請業者を含み、第三者は、限定するものではないが、任意の数のベンダー、下請業者、及び供給業者を含み、かつ、オペレータは航空会社、リース会社、軍事団体、サービス機関などであり得る。
次に、図17を参照すると、例示的な一実施形態が実装可能な航空機の図が示されている。この例では、航空機1700が、図16の航空機の製造及び保守方法1600によって製造され、且つ、複数のシステム1704及び内装1706を備えた機体1702を含み得る。複数のシステム1704の例には、推進システム1708、電気システム1710、油圧システム1712、及び環境システム1714のうちの1以上が含まれる。任意の数の他のシステムが含まれることもある。航空宇宙産業の例を示したが、種々の例示的な実施形態は、自動車産業などの他の産業にも応用され得る。
本書で具現化される装置及び方法は、図16の航空機の製造及び保守方法1600の段階のうちの少なくとも1つで用いられ得る。
1以上の例示的な実施形態は、構成要素及びサブアセンブリ製造の1606中に使用され得る。例えば、図2の耐力壁204は、構成要素及びサブアセンブリの製造1606中に設置され得る。更に、スライディングクローゼット218は、構成要素及びサブアセンブリの製造1606又は整備及び保守1614の何れかの間に、耐力壁204に連結され得る。例えば、航空機1700のスケジューリングされた保守中に航空機1700が検査され得る。
したがって、1以上の例示的な実施形態は、プラットフォーム内で収納場所を作り出すための方法及び装置を提供する。耐力壁は、幾つかのレール又は幾つかのチャネルのうちの少なくとも1つに関連付けられ得る。パネルは、幾つかのレール又は幾つかのチャネルのうちの少なくとも1つを使用して、耐力壁に連結される。パネルは、装飾パネル又はスライディングクローゼットの一部分の形態をとり得る。
スライディングクローゼットを有することによって、乗客は、収納のためのより大きな空間を有することができる。更に、仕切り内でクローゼットを使用することの容易さが増加され得る。
また更に、客室は、幾つかの相互交換可能な構成要素のうちの任意の1つを用いて遡及的に更新され得る。例えば、装飾パネル、スライディングクローゼット、又は他の構成要素は、除去され任意の他の望ましい構成要素と交換され得る。
また更に、客室の設計のための時間が低減され得る。具体的には、ユニバーサルな耐力壁の使用は、クローゼットが客室に追加される度に何時も耐力計算がなされることを避けることによって、設計の時間を低減させ得る。
更に、本開示は下記の条項による実施形態を含む。
条項1
輸送体の客室の中へ面した外壁、
前記外壁と垂直な第1の壁及び第2の壁、
前記外壁と平行な幾つかの開口部、
移動システム、並びに
前記外壁、前記第1の壁、前記第2の壁、及び前記幾つかの開口部によって形成された、幾つかの空洞を備える、スライディングクローゼット。
条項2
前記第1の壁が、前記輸送体の前記客室の中へ面している、条項1に記載のスライディングクローゼット。
条項3
前記第1の壁及び前記第2の壁の幅を変更することが、前記スライディングクローゼットの深さを変更する、条項1に記載のスライディングクローゼット。
条項4
前記移動システムが、前記幾つかの開口部と平行な幾つかのチャネル又は前記幾つかの開口部と平行な幾つかのレールのうちの少なくとも1つを備える、条項1に記載のスライディングクローゼット。
条項5
前記幾つかのチャネルが、耐力壁の幾つかのレールと連結するように構成され、前記スライディングクローゼットが、前記耐力壁の前記幾つかのレールに沿って移動し得る、条項4に記載のスライディングクローゼット。
条項6
前記外壁、前記第1の壁、及び前記第2の壁と垂直なディバイダであって、前記幾つかの空洞を形成する、ディバイダを更に備える、条項1に記載のスライディングクローゼット。
条項7
前記スライディングクローゼットの移動を抑止するように構成された、幾つかのロッキング機構を更に備える、条項1に記載のスライディングクローゼット。
条項8
前記外壁が湾曲した側部を有し、前記スライディングクローゼットが航空機内にあり、前記湾曲した側部が、前記航空機の前記客室の内装面を補完する、条項1に記載のスライディングクローゼット。
条項9
輸送体の客室の内側の幾つかのレールを有する耐力壁、及び
前記幾つかのレールを使用して前記耐力壁に連結されたパネルを備える、装置。
条項10
前記耐力壁が標準構成要素であり、前記パネルが相互交換可能な構成要素である、条項9に記載の装置。
条項11
前記パネルが、前記輸送体の前記客室の中へ面している、条項9に記載の装置。
条項12
前記パネルがスライディングクローゼットの外壁であり、前記スライディングクローゼットが、前記外壁と垂直な第1の壁及び第2の壁、前記外壁と平行な幾つかの開口部、前記幾つかの開口部と平行な幾つかのチャネル、並びに前記外壁、前記第1の壁、前記第2の壁、及び前記幾つかの開口部によって形成された、幾つかの空洞を更に備える、条項9に記載の装置。
条項13
前記第1の壁及び前記第2の壁の幅を変更することが、前記スライディングクローゼットの深さを変更する、条項12に記載の装置。
条項14
前記幾つかのチャネルが、前記幾つかのレールと連結されるように構成され、前記スライディングクローゼットが、前記幾つかのチャネルに沿って移動し得る、条項12に記載の装置。
条項15
前記外壁が湾曲した側部を有し、前記スライディングクローゼットが航空機内にあり、前記湾曲した側部が、前記航空機の前記客室の内装面を補完する、条項12に記載の装置。
条項16
輸送体の客室内に幾つかのレールを有する耐力壁を設置すること、及び
幾つかのチャネルに関連付けられたパネルを、前記幾つかのチャネル及び前記幾つかのレールを使用して、前記耐力壁に連結させることを含む、方法。
条項17
前記パネルがスライディングクローゼットの外壁であり、前記スライディングクローゼットが、前記外壁と垂直な第1の壁及び第2の壁、前記外壁と平行な幾つかの開口部、前記幾つかの開口部と平行な幾つかのチャネル、並びに前記外壁、前記第1の壁、前記第2の壁、及び前記幾つかの開口部によって形成された、幾つかの空洞を更に備え、前記方法が、
ロッキング機構を使用して、前記スライディングクローゼットを抑止することを更に含む、条項16に記載の方法。
条項18
前記ロッキング機構を解放すること、及び
前記幾つかのチャネルを使用して、前記幾つかのレールに沿って前記スライディングクローゼットを移動させることを更に含む、条項17に記載の方法。
条項19
前記パネルが、前記輸送体の前記客室の中へ面した装飾パネルであり、前記方法が、
前記耐力壁から前記パネルを除去すること、及び
前記幾つかのチャネルに関連付けられたスライディングクローゼットを、前記幾つかのチャネル及び前記幾つかのレールを使用して、前記耐力壁に連結させることを更に含む、条項16に記載の方法。
種々の例示的な実施形態の説明は、例示及び説明を目的として提示されており、網羅的であること、又は開示された形態にある実施形態に限定することを意図しているわけではない。当業者には、多くの修正例及び変形例が明白となろう。更に、種々の例示的な実施形態は、他の好ましい実施形態に照らして別の特徴を提供することができる。選択された1以上の実施形態は、実施形態の原理、実際の用途を最もよく説明するため、及び他の当業者に対して、様々な実施形態の開示内容と考慮される特定の用途に適した様々な修正の理解を促すために選択及び記述されている。

Claims (9)

  1. 輸送体(201)の客室(206)の中へ面した外壁(220)、
    前記外壁(220)と垂直な第1の壁(222)及び第2の壁(224)、
    前記外壁(220)と平行な幾つかの開口部(228)、
    移動システム(226)、並びに
    前記外壁(220)、前記第1の壁(222)、前記第2の壁(224)、及び前記幾つかの開口部(228)によって形成された、幾つかの空洞(230)
    を備える、スライディングクローゼット(218)であって、
    前記移動システム(226)が、耐力壁(204)の幾つかのレール(240)と連結するように構成された幾つかのチャネル(238)を有し、前記スライディングクローゼット(218)が、前記耐力壁(204)の前記幾つかのレール(240)に沿って移動することができ、
    前記スライディングクローゼット(218)が開いた位置(246)にあるとき、前記幾つかの空洞(230)はアクセス可能であり、前記スライディングクローゼット(218)が閉じた位置(248)にあるとき、前記幾つかの空洞(230)は、アクセス可能ではない、
    スライディングクローゼット(218)。
  2. 前記第1の壁(222)が、前記輸送体(201)の前記客室(206)の中へ面している、請求項1に記載のスライディングクローゼット(218)。
  3. 前記第1の壁(222)及び前記第2の壁(224)の幅(235)を変更することが、前記スライディングクローゼット(218)の深さ(237)を変更する、請求項1又は2に記載のスライディングクローゼット(218)。
  4. 前記幾つかのチャネル(238)が、前記幾つかの開口部(228)と平行であるか、又は前記幾つかのレール(239)が、前記幾つかの開口部(228)と平行である、請求項1又は2に記載のスライディングクローゼット(218)。
  5. 前記外壁(220)、前記第1の壁(222)、及び前記第2の壁(224)と垂直なディバイダ(242)であって、前記幾つかの空洞(230)を形成する、ディバイダ(242)を更に備える、請求項1又は2に記載のスライディングクローゼット(218)。
  6. 前記スライディングクローゼット(218)の移動を抑止するように構成された、幾つかのロッキング機構(252)を更に備える、請求項1又は2に記載のスライディングクローゼット(218)。
  7. 前記外壁(220)が湾曲した側部(251)を有し、前記スライディングクローゼット(218)が航空機(212)内にあり、前記湾曲した側部(251)が、前記航空機(212)の前記客室(206)の内装面を補完する、請求項1又は2に記載のスライディングクローゼット(218)。
  8. 輸送体(201)の客室(206)の内側の幾つかのレール(240)を有する耐力壁(204)、
    前記幾つかのレール(240)を使用して前記耐力壁(204)に連結されたパネル(221、256、又は243)、及び
    移動システム(226)を有するスライディングクローゼット(218)
    を備える、装置であって、
    前記移動システム(226)が、前記耐力壁(204)の前記幾つかのレール(240)と連結するように構成された幾つかのチャネル(238)を有し、前記スライディングクローゼット(218)が、前記耐力壁(204)の前記幾つかのレール(240)に沿って移動することができ、
    前記スライディングクローゼット(218)が開いた位置(246)にあるとき、幾つかの空洞(230)はアクセス可能であり、前記スライディングクローゼット(218)が閉じた位置(248)にあるとき、前記幾つかの空洞(230)は、アクセス可能ではない、
    装置。
  9. 前記パネル(221、256、又は243)が前記スライディングクローゼット(218)の外壁(220)であり、前記スライディングクローゼット(218)が、前記外壁(220)と垂直な第1の壁(222)及び第2の壁(224)、前記外壁(220)と平行な幾つかの開口部(228)とを更に備え、前記幾つかの空洞(230)が、前記外壁(220)、前記第1の壁(222)、前記第2の壁(224)、及び前記幾つかの開口部(228)によって形成され、前記幾つかのチャネル(238)が、前記幾つかの開口部(228)と平行である、請求項に記載の装置。
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