JP7000910B2 - 撮影システム及び撮影制御装置 - Google Patents

撮影システム及び撮影制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7000910B2
JP7000910B2 JP2018029861A JP2018029861A JP7000910B2 JP 7000910 B2 JP7000910 B2 JP 7000910B2 JP 2018029861 A JP2018029861 A JP 2018029861A JP 2018029861 A JP2018029861 A JP 2018029861A JP 7000910 B2 JP7000910 B2 JP 7000910B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
user
camera
shooting
moving body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018029861A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019146074A (ja
Inventor
晃司 大津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2018029861A priority Critical patent/JP7000910B2/ja
Publication of JP2019146074A publication Critical patent/JP2019146074A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7000910B2 publication Critical patent/JP7000910B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、撮影システム及び撮影制御装置に関する。
テーマパーク等では、スタッフが入園客を順に撮影し、プリントした写真をオリジナルの台紙に貼り付けて、入園客に販売するサービスが行われている。スタッフによる撮影は、面白味のないポーズや構図になりやすかった。
観光地、テーマパーク、スポーツやコンサート等のイベントが行われるスタジアム等では、人物と背景となる風景とを同時に自動撮影する記念撮影システムが設置されている場合がある。しかし、利用者は、記念撮影を行うために、記念撮影システムの設置場所へ移動する必要があり、手間がかかっていた。
近年、いわゆるドローンなど空撮を行う飛行型カメラや、カメラを搭載した移動可能なロボットが普及しつつある。このような移動する撮影装置を使用して記念撮影を簡便に行うサービスが求められている。
特開2007-367798号公報
本発明は、利用者からの要求に応じて撮影装置を搭載した移動体が利用者の元へ移動し、記念撮影を行う撮影システム及び撮影制御装置を提供することを課題とする。
本発明による撮影システムは、カメラを搭載した移動体と、利用者が操作する端末からの操作情報に基づいて前記移動体を制御する撮影制御装置と、を備える撮影システムであって、前記撮影制御装置は、前記端末の位置に対応する場所へ前記移動体を移動させ、前記端末から受信した前記端末の識別情報と、前記移動体が前記端末から受信した電波に含まれる識別情報とを比較して前記利用者を特定し、前記識別情報の比較から前記利用者を特定できない場合は、前記端末から前記利用者の顔画像を取得し、前記カメラの撮影画像と前記顔画像とを照合し、前記撮影画像の中から前記利用者を特定し、特定した利用者を撮影するように前記カメラを制御するものである。
本発明の一態様では、前記移動体に、前記カメラの撮影画像を表示する表示部が設けられている。
本発明の一態様では、前記撮影制御装置は、前記移動体から前記カメラの撮影画像を受信し、前記撮影画像を表示装置に表示させる。
本発明の一態様では、前記移動体は飛行船又はドローンである。
本発明の一態様では、前記移動体の底部にホイールが設けられている。
本発明の一態様では、前記移動体は水上を移動する船舶又は水中を移動する潜水艦である。
本発明の一態様では、前記移動体は回転寿司カウンターのコンベヤレーンを有する。
本発明の撮影制御装置は、カメラを搭載した移動体を利用した撮影の申し込みを端末から受け付けると共に、前記端末の識別情報を受信する撮影申込受付部と、前記端末から利用者の顔画像を取得する顔画像取得部と、前記端末の位置に対応する場所へ前記移動体を移動させる移動制御部と、前記端末から受信した前記端末の識別情報と、前記移動体が前記端末から受信した電波に含まれる識別情報とを比較して前記利用者を特定し、前記識別情報の比較から前記利用者を特定できない場合は、前記端末から取得した前記利用者の顔画像と前記カメラの撮影画像とを照合し、前記撮影画像の中から前記利用者を特定する利用者特定部と、特定した利用者を撮影するように前記カメラを制御する撮影制御部と、を備えるものである。
本発明によれば、利用者からの要求に応じて撮影装置を搭載した移動体が利用者の元へ移動し、記念撮影を簡便に行うことができる。
(a)(b)は本発明の実施形態に係る撮影システムの概略構成図である。 顔写真撮影画面の例を示す図である。 端末の操作画面の例を示す図である。 撮影制御装置の概略構成図である。 端末の機能ブロック図である。 移動体の概略構成図である。 同実施形態に係る撮影方法を説明するフローチャートである。 別の実施形態に係る撮影システムの概略構成図である。 (a)(b)は別の実施形態に係る撮影システムの概略構成図である。 (a)(b)は別の実施形態に係る撮影システムの概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の実施形態に係る撮影システムは、利用者から記念撮影の申し込みを受け付けると、撮影装置を搭載した移動体が利用者の元へ移動し、記念撮影を行うものである。本実施形態では、図1(a)(b)に示すように、移動体として飛行船3を使用し、スタジアムの観客席にいる利用者Uの記念撮影を行う撮影システムについて説明する。
各観客席には、タッチパネルを備えた端末2が設置されている。利用者Uが、端末2を操作して記念撮影の申し込みを行うと、飛行船3が利用者Uの近くまで飛行し、飛行船3に搭載されたカメラ(撮影装置)31で撮影を行う。
端末2は、撮影制御装置として機能するサーバ装置1に対し、記念撮影サービスの利用申し込みを行うと共に端末2が設置されている座席の番号と、端末2が発信する電波(例えばビーコン信号)に含まれる識別情報とを送信する。
サーバ装置1は、端末2の座席座標を飛行船3に通知する。飛行船3は、受信した座席座標が示す座席の近傍まで飛行する。飛行船3は、例えばヘリウムガスを充填することにより空中に浮かび、X,Y,Zの3軸方向それぞれに推力を発生可能となるようにモータ及びプロペラが設けられている。飛行船3は、直線移動の組み合わせ等により、目標位置まで自律飛行する。
飛行船3は、カメラ31による撮影画像(映像)を、常時、サーバ装置1へ送信する。また、飛行船3には、カメラ31の撮影画像を表示する表示部32が設けられている。飛行船3は、座席情報が示す位置まで飛行すると空中で停止し、端末2からの電波(信号)を受信する。記念撮影の申し込みを行った端末2は電波を発信し続けており、飛行船3は、受信した電波の強度と、電波に含まれる識別情報とをサーバ装置1に通知する。
サーバ装置1は、端末2から受信した識別情報と、飛行船3から通知された識別情報とが同一であるか否か判定する。サーバ装置1は、飛行船3の位置を変えながら、飛行船3による電波受信強度の変動に基づいて、利用者Uが座っている座席の位置を特定する。
飛行船3が端末2からの電波を受信できない場合や、受信強度が弱い場合、サーバ装置1は端末2に対し、利用者Uの顔画像を撮影するように指示する。端末2は、内蔵カメラを起動し、図2に示すような顔写真撮影案内画面を表示する。端末2は、内蔵カメラ20で利用者Uの顔画像を撮影し、顔画像をサーバ装置1へ送信する。サーバ装置1は、端末2から受信した利用者Uの顔画像を用いて顔認識処理を行い、飛行船3のカメラ映像から利用者Uを特定する。
サーバ装置1は、利用者Uを特定したことを端末2に通知する。端末2は飛行船3の操作画面を自端末のタッチパネルに表示する。利用者Uが操作画面を介して入力した操作情報はサーバ装置1へ送信される。サーバ装置1は、操作情報に基づいて、飛行船3やカメラ31の制御を行う。
例えば、端末2は、図3に示すような操作画面をタッチパネルTに表示する。操作画面では、各種操作ボタンと共に、飛行船3のカメラ31が撮影している映像がライブビューで表示されてもよい。
各種操作ボタンを押すことで、利用者Uの位置を中心に飛行船3を上下左右に移動させたり、カメラ31の撮影角度やズーム倍率を変えたりできる。利用者Uが、表示部32に表示されている映像で構図を確認し、操作画面の撮影ボタンB1を押すと、カメラ31のシャッター操作が行われ、撮影処理が実行される。撮影処理後、飛行船3は基地へ帰還する。
撮影画像データ(静止画や動画)は、飛行船3がサーバ装置1へ送信する。飛行船3に設けられたメモリに撮影画像データを格納し、基地へ帰還後にメモリから撮影画像データを回収してもよい。撮影画像データは、利用者Uが所有するスマートフォン等のユーザ端末を用いて、サーバ装置1からダウンロードできるようにしてもよい。あるいはまた、撮影画像のプリント物をグッズ売り場等にて販売してもよい。
このように、本実施形態によれば、利用者Uは、座席に設置された端末2から記念撮影の申し込みを行い、飛行船3のカメラ31で記念撮影を行うことができる。飛行船3からの撮影のため、三脚や自撮り棒等の器具を用いたものでは撮影できない構図で記念撮影を行うことができる。飛行船3の位置やカメラ31の角度を調整できるため、構図を自由に変えることができる。空中から撮影することで、多人数での記念撮影にも対応できる。飛行船3に設けた表示部32に撮影している映像を表示することで、グループ全員で構図を確認できる。
次に、サーバ装置1の構成について説明する。サーバ装置1は1台のコンピュータで構成されていてもよいし、複数台のコンピュータで構成されていてもよい。図4に示すように、サーバ装置1は、制御部10、記憶部M、及び通信部Cを備える。制御部10は、サーバ装置1の全体を制御する中央処理装置(CPU)である。制御部10は、記憶部Mに記憶されているオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラムを読み出して実行することにより、各種機能を実現する。
記憶部Mは、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラムやデータ等を記憶するための記憶領域であり、ハードディスクや半導体メモリ等が用いられる。記憶部Mは、座席情報DB(データベース)及び撮影画像DBを有する。
座席情報DBは、各座席の位置情報を記憶する記憶領域である。各座席の位置情報は、飛行船3の基地から座席までの経路情報であってもよい。
通信部Cは、インターネットやLAN等のネットワークを介して、端末2や飛行船3と通信を行う。
制御部10は、撮影申込受付部11、顔画像取得部12、利用者特定部13、操作情報受信14、撮影画像受信部15、飛行制御部16、及び撮影制御部17の機能を有する。
撮影申込受付部11は、端末2から、記念撮影サービスの利用申し込みを受け付ける。撮影申込受付部11は、利用申し込みと共に、端末2が設置されている座席の座席番号と、端末2が発信する電波に含まれる識別情報とを受信する。
顔画像取得部12は、端末2から発信される電波を用いて利用者Uを特定できない場合に、端末2に対し利用者Uの顔画像を要求し、取得する。
利用者特定部13は、端末2から受信した識別情報と、飛行船3が端末2から受信した電波に含まれる識別情報とを比較し、一致している場合、飛行船3の位置を調整しながら電波受信強度の変動を検出し、端末2の位置、すなわち利用者Uを特定する。識別情報が一致しない場合、又は電波受信強度が所定値以下の場合は、利用者特定方法を、顔画像を用いたものに変更する。利用者特定部13は、カメラ31の撮影する映像と、顔画像取得部12が取得した利用者Uの顔画像とを照合し、カメラ映像の中から利用者Uを特定する。
操作情報受信部14は、端末2に対して利用者Uを特定したことを通知し、その後、端末2から、端末2に表示された操作画面を介して利用者Uから入力された操作情報を受信する。操作情報は、飛行船3の位置やカメラ31の撮影角度の指示を含む。
撮影画像受信部15は、飛行船3から、カメラ31の撮影画像(静止画又は映像(動画))を受信する。撮影画像受信部15は、飛行船3から受信した静止画や動画(連続した静止画によるパラパラ動画も含む)を記憶部Mの撮影画像DBに格納する。
飛行制御部(移動制御部)16は、座席情報DB内の座席位置情報を参照し、端末2から受信した座席番号の座席までの移動経路を飛行船3に通知し、飛行を指示する。また、飛行制御部18は、利用者Uからの操作情報に基づいて、飛行船3の位置を制御する。
撮影制御部17は、特定された利用者Uが撮影範囲に収まるように、カメラ31の撮影角度(向き)を調整する。また、撮影制御部19は、利用者Uからの操作情報に基づいて、カメラ31の撮影角度を制御したり、カメラ31に撮影処理を実行させたりする。カメラ31による撮影画像の明るさやコントラスト等を調整できるようにしてもよい。
図5は、各座席に設置された端末2の機能ブロック図である。端末2は例えばタブレット端末であり、事前に端末内にインストールされているアプリケーションプログラムを実行することで、図5に示すような撮影申込部21、顔画像送信処理部22、操作画面表示部23、及び操作情報送信部24が実現される。
撮影申込部21は、サーバ装置1に対し、記念撮影サービスの利用申し込みを行う。撮影申込部21は、自端末が設置されている座席の座席番号や、自端末が発信する電波に含まれる識別情報をサーバ装置1に通知する。
顔画像送信処理部22は、サーバ装置1から利用者Uの顔画像の要求を受け付けると、端末2の内蔵カメラ20を起動し、利用者Uを撮影し、サーバ装置1へ利用者Uの顔画像を送信する。
操作画面表示部23は、サーバ装置1から利用者Uを特定したことの通知を受信すると、各種操作ボタンを含む操作画面(図3参照)をタッチパネルTに表示する。サーバ装置1から、飛行船3のカメラ映像を受信し、操作画面内にライブビュー表示してもよい。これにより、飛行船3に取り付けられた表示部32だけでなく、手元の端末2でも、飛行船3が撮影している画像を確認できる。
操作情報送信部24は、操作画面を介して利用者Uから入力された操作情報をサーバ装置1へ送信する。
図6は飛行船3の概略構成図である。飛行船3は、制御部30、カメラ31、表示部32、通信部33、電波受信部34等を有する。飛行船3には、電動モータ、プロペラ、バッテリ等も設けられているが、図示は省略する。
制御部30は、測位部301、飛行制御部302、カメラ制御部303、表示処理部304及び情報送信部305の機能を有する。測位部301は、各モータの回転数及び飛行時間から飛行船3の位置を測位する。
飛行制御部302は、サーバ装置1から通知された経路情報に沿って飛行船3が飛行するように、各電動モータの回転数を制御する。
カメラ制御部303は、カメラ31の撮影角度やズーム倍率を制御する。
表示処理部304は、カメラ31の撮影画像を表示部32に表示させる。また、表示処理部304は、表示部32が利用者U側へ向くように、表示部32の向きや角度を制御する。
情報送信部305は、カメラ31による撮影データ、電波受信部34が端末2から受信した電波に含まれる識別情報や電波受信強度等を、通信部33を用いてサーバ装置1へ送信する。
次に、本実施形態に係る撮影システムを利用した記念撮影方法を説明する。
利用者Uは、端末2のアプリケーションプログラムを起動し、記念撮影サービスの利用申し込みを行う(ステップS1)。利用申し込みと共に、端末2が設置された座席の番号と、端末2が発信する電波に含まれる識別情報がサーバ装置1へ送信される。
サーバ装置1は、申し込みを受け付けるか否か判定する。例えば、記念撮影の申込み予約が所定数に達している場合や、飛行船3が使用不能の場合は、申し込みは受け付けられない(ステップS2_No)。
サーバ装置1は、申し込みを受け付けると(ステップS2_Yes)、飛行船3に座席までの経路情報を送信して飛行指示を与え、利用者Uの元へ飛行船3を派遣する(ステップS3)。
飛行船3は、サーバ装置1から指示された位置まで移動すると、端末2から発信された電波を受信し、受信強度と、電波に含まれている識別情報とをサーバ装置1に通知する。サーバ装置1は、ステップS1で端末2から受信した識別情報と、飛行船3から通知された識別情報とを比較する。比較結果が一致した場合、利用者Uが特定できたと判定する(ステップS4_Yes)。
比較結果が不一致の場合や電波受信強度が所定値以下となる場合、サーバ装置1は、端末2からの電波では利用者Uを特定できないと判定し(ステップS4_No)、端末2に対し、利用者Uの顔画像を要求する。端末2は、利用者Uを撮影し、顔画像をサーバ装置1へ送信する(ステップS5)。
サーバ装置1は、飛行船3のカメラ映像に写っている人物の顔と、利用者Uの顔画像とを照合する。利用者Uが特定されると(ステップS4_Yes、ステップS6_Yes)、サーバ装置1は、利用者が特定できたことを端末2に通知する。
端末2は、各種操作ボタンを含む操作画面を表示する。利用者Uが操作画面を介して入力した操作情報は、サーバ装置1を介して飛行船3に与えられる。利用者Uは、飛行船3の表示部32に表示された映像を確認しながら、飛行船の位置やカメラ31の向きを調整して、構図を指定する(ステップS7)。
カメラ31による撮影処理が行われると(ステップS8)、飛行船3は基地まで自律飛行し、帰還する(ステップS9)。
利用者は、端末2を利用して飛行船3を呼び出し、記念撮影を行うことができる。飛行船3の位置やカメラ31の角度を調整できるため、構図を自由に変えることができる。飛行船3に設けた表示部32に撮影している映像を表示することで、グループ全員で構図を確認できる。
上記実施形態では、飛行船3の撮影画像を、飛行船3に搭載した表示部32に表示する例について説明したが、スタジアムに設置された大型ディスプレイに表示してもよい。この場合、サーバ装置1が、飛行船3の撮影している映像を大型ディスプレイに表示させる。
飛行船3の代わりに、離陸、推進に4つの回転翼を用いるクワッドコプターであるドローンを使用してもよい。スタジアムが屋外の場合、ドローンは、GPSからの電波によって自己位置を特定し、端末2が設置された座席のGPS座標が示す場所まで自律飛行してもよい。例えば、静止衛星で構成された準天頂衛星システムからの信号を併用することで、各座席まで飛行することが可能となる。
利用者の元へ移動し、撮影を行う移動体は、飛行船3やドローンのように飛行するものに限定されない。例えば、図8に示すような、底部にオムニホイールが設けられた、全方向移動機構を有するロボット3Aでもよい。ロボット3Aには、カメラ31や表示部32が搭載されている。例えば、パーティー会場の各テーブルに端末2が設置されており、利用者は端末2を操作して、記念撮影の申し込みを行う。ロボット3Aは、記念撮影の申し込みを行った端末2が設置されたテーブルへ移動し、記念撮影を行う。カメラ31が撮影した映像は、会場内の大型ディスプレイに表示されてもよい。
移動体は、図9(a)に示すような小型の船舶3Bでもよい。船舶3Bに防水仕様のカメラ31や表示部32が設置されている。例えば、図9(b)に示すように、プールPの周縁部に端末2が設置されており、利用者は端末2を操作して、記念撮影の申し込みを行う。船舶3Bは、記念撮影の申し込みを行った端末2の位置へ航行し、記念撮影を行う。
水上を航行する船舶型でなく、水中を移動する潜水艦型でもよい。
図10(a)に示すように、皿Dの上にカメラ31及び表示部32を設置し、図10(b)に示すように、回転寿司カウンターのコンベヤレーンL2によって皿Dが移動するようにしてもよい。コンベヤレーンL1では、寿司をのせた皿が店内を周回している。店内の各テーブルに端末2が設置されており、利用者は端末2を操作して、記念撮影の申し込みを行う。コンベヤレーンL2は、記念撮影の申し込みを行った端末2が設置されたテーブルへ皿Dを移動させ、記念撮影を行う。
上記実施形態では、座席等に設置された端末2を使用して記念撮影の申し込みを行う例について説明したが、利用者が所有するスマートフォン等のユーザ端末を用いて、記念撮影の申し込みを行えるようにしてもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 サーバ装置
2 端末
3 飛行船
3A ロボット
3B 船舶

Claims (8)

  1. カメラを搭載した移動体と、
    利用者が操作する端末からの操作情報に基づいて前記移動体を制御する撮影制御装置と、
    を備える撮影システムであって、
    前記撮影制御装置は、前記端末の位置に対応する場所へ前記移動体を移動させ、前記端末から受信した前記端末の識別情報と、前記移動体が前記端末から受信した電波に含まれる識別情報とを比較して前記利用者を特定し、前記識別情報の比較から前記利用者を特定できない場合は、前記端末から前記利用者の顔画像を取得し、前記カメラの撮影画像と前記顔画像とを照合し、前記撮影画像の中から前記利用者を特定し、特定した利用者を撮影するように前記カメラを制御することを特徴とする撮影システム。
  2. 前記移動体に、前記カメラの撮影画像を表示する表示部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の撮影システム。
  3. 前記撮影制御装置は、前記移動体から前記カメラの撮影画像を受信し、前記撮影画像を表示装置に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影システム。
  4. 前記移動体は飛行船又はドローンであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮影システム。
  5. 前記移動体の底部にホイールが設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮影システム。
  6. 前記移動体は水上を移動する船舶又は水中を移動する潜水艦であることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影システム。
  7. 前記移動体は回転寿司カウンターのコンベヤレーンを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影システム。
  8. カメラを搭載した移動体を利用した撮影の申し込みを端末から受け付けると共に、前記端末の識別情報を受信する撮影申込受付部と、
    前記端末から利用者の顔画像を取得する顔画像取得部と、
    前記端末の位置に対応する場所へ前記移動体を移動させる移動制御部と、
    前記端末から受信した前記端末の識別情報と、前記移動体が前記端末から受信した電波に含まれる識別情報とを比較して前記利用者を特定し、前記識別情報の比較から前記利用者を特定できない場合は、前記端末から取得した前記利用者の顔画像と前記カメラの撮影画像とを照合し、前記撮影画像の中から前記利用者を特定する利用者特定部と、
    特定した利用者を撮影するように前記カメラを制御する撮影制御部と、
    を備える撮影制御装置。
JP2018029861A 2018-02-22 2018-02-22 撮影システム及び撮影制御装置 Active JP7000910B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018029861A JP7000910B2 (ja) 2018-02-22 2018-02-22 撮影システム及び撮影制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018029861A JP7000910B2 (ja) 2018-02-22 2018-02-22 撮影システム及び撮影制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019146074A JP2019146074A (ja) 2019-08-29
JP7000910B2 true JP7000910B2 (ja) 2022-01-19

Family

ID=67773266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018029861A Active JP7000910B2 (ja) 2018-02-22 2018-02-22 撮影システム及び撮影制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7000910B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004101616A (ja) 2002-09-05 2004-04-02 Sony Corp 移動撮影システム、移動撮影方法、移動体、及び信号発生装置
JP2004118087A (ja) 2002-09-27 2004-04-15 Fuji Photo Film Co Ltd 撮影装置、飛行撮影システム、および、撮影方法
WO2017115446A1 (ja) 2015-12-29 2017-07-06 楽天株式会社 物流システム、荷物運搬方法、及びプログラム
JP2017534101A (ja) 2014-09-08 2017-11-16 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 配達ドローンセキュリティのための方法、システム、およびデバイス

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004101616A (ja) 2002-09-05 2004-04-02 Sony Corp 移動撮影システム、移動撮影方法、移動体、及び信号発生装置
JP2004118087A (ja) 2002-09-27 2004-04-15 Fuji Photo Film Co Ltd 撮影装置、飛行撮影システム、および、撮影方法
JP2017534101A (ja) 2014-09-08 2017-11-16 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 配達ドローンセキュリティのための方法、システム、およびデバイス
WO2017115446A1 (ja) 2015-12-29 2017-07-06 楽天株式会社 物流システム、荷物運搬方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019146074A (ja) 2019-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108702444B (zh) 一种图像处理方法、无人机及系统
CN106899798B (zh) 自拍无人飞机系统及其执行方法
Foote et al. FlyCam: practical panoramic video
CN108600607A (zh) 一种基于无人机的消防全景信息展示方法
WO2018205104A1 (zh) 无人机拍摄控制方法、无人机拍摄方法、控制终端、无人机控制装置和无人机
JP2002503893A (ja) 仮想現実カメラ
WO2021212445A1 (zh) 拍摄方法、可移动平台、控制设备和存储介质
WO2021085572A1 (ja) 無人移動体を用いたライブ映像配信方法、該ライブ映像配信方法において用いられる映像配信装置、及び、該映像配信装置が生成する映像データファイルを保存する映像アーカイブ装置
WO2021031159A1 (zh) 比赛拍摄方法、电子设备、无人机与存储介质
CN105847682A (zh) 全景图像的拍摄方法、装置及系统
CN110291777B (zh) 图像采集方法、设备及机器可读存储介质
US11117662B2 (en) Flight direction display method and apparatus, and unmanned aerial vehicle
US11334076B2 (en) System for controlling unmanned aerial vehicles in a flight formation in order to film a moving object using several cameras
JP2018055656A (ja) 無人航空機制御システム、その制御方法、及びプログラム
WO2020014953A1 (zh) 一种图像处理方法及设备
CN113454980A (zh) 全景拍摄方法、电子设备及存储介质
JP2019135605A (ja) 撮影映像表示装置及び撮影映像表示方法
JP4142381B2 (ja) 撮影装置、飛行撮影システム、および、撮影方法
JP7000910B2 (ja) 撮影システム及び撮影制御装置
KR102155154B1 (ko) 드론을 이용한 예술사진 촬영방법 및 그 기능을 갖는 드론
JP7081198B2 (ja) 撮影システム及び撮影制御装置
JPWO2020162264A1 (ja) 撮影システム、撮影箇所設定装置、撮影装置及び撮影方法
US20200404163A1 (en) A System for Presenting and Identifying Markers of a Variable Geometrical Image
WO2022188151A1 (zh) 影像拍摄方法、控制装置、可移动平台和计算机存储介质
WO2022061934A1 (zh) 图像处理方法、装置、系统、平台及计算机可读存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7000910

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150