JP7000863B2 - マルウェア検査支援プログラム、マルウェア検査支援方法および通信装置 - Google Patents

マルウェア検査支援プログラム、マルウェア検査支援方法および通信装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、マルウェア検査支援プログラム、マルウェア検査支援方法および通信装置に関する。
近年、ネットワークを経由した不正アクセスなどのサイバー攻撃が深刻な問題となっている。このサイバー攻撃への対処には、サイバー攻撃を観察して攻撃者や目的、攻撃手法・手口などをレポート等にまとめたサイバー脅威インテリジェンス(CTI:Cyber Threat Intelligence)を収集することが重要である。このCTIを収集する従来技術として、ハニーネットへの不正アクセスを監視して不正アクセス情報を収集する不正アクセス情報システムが知られている。
特開2008-172548号公報 特開2012-212391号公報
しかしながら、上記の従来技術では、企業等のシステム外からの不正アクセスを専用のハニーポットで監視してCTIを収集するものであり、システム外にあるC&C(command and control)サーバに制御されているシステム内のマルウェアに感染したPC(パーソナル・コンピュータ)等の挙動を安全に監視してCTIを収集することは困難である。
1つの側面では、CTIを安全に収集することができるマルウェア検査支援プログラム、マルウェア検査支援方法および通信装置を提供することを目的とする。
第1の案では、マルウェア検査支援プログラムは、受信する処理と、送信する処理とをコンピュータに実行させる。受信する処理は、第1のシステムまたは第2のシステムに属する情報処理装置が送信したパケットを受信する。送信する処理は、第1のシステムに属しマルウェアが検知された第1の情報処理装置から、第2の情報処理装置宛のパケットを受信した場合に、パケットの宛先アドレスを、第2のシステムに属する第3の情報処理装置に対応するアドレスに変更して、第3の情報処理装置へ送信する。
本発明の1実施態様によれば、CTIを安全に収集できる。
図1は、システムの構成例を説明する説明図である。 図2は、実施形態にかかる通信装置の機能構成を例示するブロック図である。 図3は、実施形態にかかる通信装置の動作例を示すフローチャートである。 図4は、通常モード、デセプションモードでの動作を説明する説明図である。 図5は、通常モードでの通信を説明する説明図である。 図6は、デセプションモードでの通信を説明する説明図である。 図7は、システムの構成例を説明する説明図である。 図8は、実施形態にかかる情報処理装置のハードウエア構成例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、実施形態にかかるマルウェア検査支援プログラム、マルウェア検査支援方法および通信装置を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明するマルウェア検査支援プログラム、マルウェア検査支援方法および通信装置は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
図1は、システムの構成例を説明する説明図である。図1に示すように、実施形態のシステムは、企業等における企業ネットワークシステム1と、企業ネットワークシステム1のネットワーク構成を模したハニーネットワークシステム2とを有する。この企業ネットワークシステム1は第1のシステムの一例であり、ハニーネットワークシステム2は第2のシステムの一例である。
企業ネットワークシステム1は、例えばCIDR(Classless Inter-Domain Routing)記法を「xxx.xxx.xxx.0/24」とする外部ネットワーク3と接続する。外部ネットワーク3には、例えばマルウェアに感染した企業ネットワークシステム1内の端末に命令を出して制御する役割を担うC&Cサーバ4を有する。また、外部ネットワーク3は、インターネット6などを介して外部ルータ5と接続する。
企業ネットワークシステム1は、オープンフロー・スイッチ10、オープンフロー・コントローラー11、NATルータ12、サーバ14A、サーバ14B…および端末15A、15B、15C…を有する。
オープンフロー・スイッチ10は、オープンフロー・コントローラー11の制御のもとで、ポートに接続された機器間におけるデータの中継・転送を行うネットワークスイッチである。オープンフロー・コントローラー11は、所定の条件のパケットに対する動作などの経路制御にかかるフローテーブルを、OpenFlowプロトコルを用いてオープンフロー・スイッチ10に配送し、設定する。
オープンフロー・コントローラー11がオープンフロー・スイッチ10に配送して設定するフローテーブルは、企業ネットワークシステム1のネットワーク管理者等の設定により作成される。フローテーブルでは、物理ポート番号、送信元・宛先MACアドレス、送信元・宛先IPアドレス、TCP/UDPポート番号等のフィールドにおけるパケットの通過/遮断、MACアドレス・IPアドレスの書き換え、出力ポートの変更などの動作が示される。オープンフロー・スイッチ10は、設定されたフローテーブルに基づいて、データの転送、破棄、宛先の書き換えなどを実行する。
図2は、実施形態にかかるオープンフロー・スイッチ10の機能構成を例示するブロック図である。図2に示すように、オープンフロー・スイッチ10は、通信部101、制御部102および記憶部103を有する。
通信部101は、制御部102の制御のもと、ポート101A、101B…を介して接続する機器(例えば端末15A、15B、15C…)とパケットによるデータ通信を行う通信インタフェースである。
制御部102は、受信処理部102Aおよび送信処理部102Bを有し、オープンフロー・スイッチ10の動作を制御する。具体的には、制御部102は、記憶部103に格納されたフローテーブル103Aに基づいて、ポート101A、101B…に接続された機器間におけるデータの転送、破棄、宛先の書き換えなどを制御する。
記憶部103は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や半導体メモリなどの記憶装置であり、オープンフロー・コントローラー11より配送されたフローテーブル103Aを格納する。
受信処理部102Aは、ポート101A、101B…に接続された機器(例えば企業ネットワークシステム1の端末15A、15B、15Cやハニーネットワークシステム2の端末22A、22B…等)が送信したパケットを受信する受信処理を行う。すなわち、受信処理部102Aは、受信部の一例である。
送信処理部102Bは、記憶部103に格納されたフローテーブル103Aを参照し、フローテーブル103Aに基づいて、受信処理部102Aが受信したパケットを宛先の機器(例えば企業ネットワークシステム1の端末15A、15B、15Cやハニーネットワークシステム2の端末22A、22B…等)へ送信する送信処理を行う。すなわち、送信処理部102Bは、送信部の一例である。
具体的には、送信処理部102Bは、フローテーブル103Aに記述された条件とマッチするパケットについて、当該条件に対応して記述された動作(例えばパケットの通過/遮断、MACアドレス・IPアドレスの書き換え、出力ポートの変更)でポート101A、101B…より出力(送信)する。
NATルータ12(NAT:Network Address Translation)は、IPアドレスなどを変換して企業ネットワークシステム1におけるネットワーク13A~13Cと、外部ネットワーク3とを接続するルータ装置である。
ネットワーク13Aは、例えばCIDR記法を「192.168.1.0/24」とし、企業ネットワークシステム1内のNATルータ12と、ハニーネットワークシステム2内のNATルータ20とが属するネットワークである。ネットワーク13Bは、例えばCIDR記法を「192.168.3.0/24」とし、企業ネットワークシステム1内のサーバ14A、14B…が属するネットワークである。
ネットワーク13Cは、例えばCIDR記法を「192.168.2.0/24」とし、企業ネットワークシステム1内の端末15A、15B、15C…が属するネットワークである。ネットワーク13Dは、例えばCIDR記法を「192.168.4.0/24」とし、オープンフロー・コントローラー11が属するネットワークである。
なお、オープンフロー・スイッチ10は、各ポートにおいて端末15A、15B、15C…と接続するとともに、所定のポートでネットワーク13Dおよびハニーネットワークシステム2のネットワーク21Bと接続する。
サーバ14A、14B…は、企業ネットワークシステム1に属するWebサーバなどのサーバ装置である。なお、以後の説明では、サーバ14A、14B…を特に区別しない場合はサーバ14と称する場合がある。
端末15A、15B、15C…は、企業ネットワークシステム1に属し、ユーザーが利用するPC(Personal Computer)などの情報処理装置である。すなわち、端末15A、15B、15C…は、第1のシステムに属する情報処理装置の一例である。なお、以後の説明では、端末15A、15B、15C…を特に区別しない場合は端末15と称する場合がある。
ハニーネットワークシステム2は、NATルータ20、端末22A、22B…およびサーバ23A、サーバ23B…を有する。
NATルータ20は、IPアドレスなどを変換してネットワーク13Aと、ハニーネットワークシステム2におけるネットワーク21A、21Bとを接続するルータ装置である。
ネットワーク21Aは、例えばCIDR記法を「192.168.3.0/24」とし、ハニーネットワークシステム2内のサーバ23A、23B…が属するネットワークである。ネットワーク21Bは、例えばCIDR記法を「192.168.2.0/24」とし、ハニーネットワークシステム2内の端末22A、22B…が属するネットワークである。
端末22A、22B…は、ハニーネットワークシステム2に属し、企業ネットワークシステム1における端末15A、15B…に対応して用意された情報処理装置である。具体的には、端末22A、22B…は、端末15A、15B…と同様の「192.168.2.0/24」のネットワーク21Bにおいて、端末15A、15Bの各々と同じネットワーク名やIPアドレスが設定されている。例えば、端末22Aは端末15Aと同じネットワーク名、IPアドレスとし、端末22Bは端末15Bと同じネットワーク名、IPアドレスとしている。なお、MACアドレスについては、端末22Aと端末15A、端末22Bと端末15Bともに、互いに異なるものとなっている。
サーバ23A、23Bは、ハニーネットワークシステム2に属し、企業ネットワークシステム1におけるサーバ14A、14B…に対応して用意されたサーバ装置である。具体的には、サーバ23A、23B…は、サーバ14A、14B…と同様の「192.168.3.0/24」のネットワーク21Aにおいて、サーバ14A、14Bの各々と同じネットワーク名やIPアドレスが設定されている。例えば、サーバ23Aはサーバ14Aと同じネットワーク名、IPアドレスとし、サーバ23Bはサーバ14Bと同じネットワーク名、IPアドレスとしている。なお、MACアドレスについては、サーバ23Aとサーバ14A、サーバ23Bとサーバ14Bともに、互いに異なるものとなっている。
このように、ハニーネットワークシステム2における端末22A、22B…の各々は企業ネットワークシステム1の端末15A、15B…の各々を模し、ハニーネットワークシステム2の端末22A、23Bの各々は企業ネットワークシステム1のサーバ14A、14B…の各々を模しており、ハニーネットワークシステム2は、企業ネットワークシステム1を模したシステムである。
企業ネットワークシステム1のユーザー(例えばネットワーク管理者)は、マルウェアに感染した端末15を検知していない場合には、企業ネットワークシステム1とハニーネットワークシステム2との間のパケットの送受信を遮断する通常モードで動作を行うフローテーブル103Aをオープンフロー・コントローラー11よりオープンフロー・スイッチ10に設定する。よって、通常モードでは、オープンフロー・スイッチ10により企業ネットワークシステム1とハニーネットワークシステム2との間のパケットの送受信が遮断される。
なお、マルウェアの検知プログラムなどによりマルウェアに感染した端末15を検知したものとする(本実施形態では端末15Cがマルウェアに感染したものとする)。この場合、ユーザーは、マルウェアに感染した端末15Cの送受信パケットをハニーネットワークシステム2に向ける、デセプションモードで動作を行うフローテーブル103Aをオープンフロー・コントローラー11よりオープンフロー・スイッチ10に設定する。
具体的には、フローテーブル103Aを以下のように設定する。
・ハニーネットワークシステム2の端末22からマルウェアに感染した端末15CへのARP(Address Resolution Protocol)フレームを遮断し、企業ネットワークシステム1の端末15A、15B…から端末15CへのARPフレームを通過させる。
・ハニーネットワークシステム2のNATルータ20からのARPフレームは通常通りに転送する。
・マルウェアに感染した端末15Cから端末15A、15B…への通信は、ハニーネットワークシステム2の端末22A、22Bへ転送(出力ポート変更)する。この際に、送信先MACアドレスを端末15Cのものから端末22A、22B…のものへ書き換える。
・ハニーネットワークシステム2の端末22からマルウェアに感染した端末15Cへの通信は、送信元MACアドレスを端末22のものから端末15のものへ書き換える。
・マルウェアに感染した端末15Cからサーバ14への通信は、ハニーネットワークシステム2のNATルータ20へ転送(出力ポート変更)する。この際に、送信先MACアドレスをNATルータ12のものからNATルータ20のものへ書き換える。
・ハニーネットワークシステム2のサーバ23からマルウェアに感染した端末15Cへの通信は、送信元MACアドレスをNATルータ20のものからNATルータ12のものへ書き換える。
・マルウェアに感染した端末15Cから外部ネットワーク3宛の通信は、そのまま通過させる(通常モードと同様に通信経路を維持する)。
これにより、デセプションモードでは、オープンフロー・スイッチ10によりマルウェアに感染した端末15Cがハニーネットワークシステム2内に隔離される。具体的には、マルウェアに感染した端末15Cを企業ネットワークシステム1からハニーネットワークシステム2に物理的に移し替えることなく、端末15Cをネットワーク上でハニーネットワークシステム2に有るように論理的に移し替える。
このように、マルウェアに感染した端末15Cがハニーネットワークシステム2内に隔離されることから、端末15Cを踏み台とした攻撃が企業ネットワークシステム1内の他の機器に及ぶことを抑止できる。したがって、企業ネットワークシステム1のユーザー(例えばネットワーク管理者)は、マルウェアに感染した端末15Cの挙動を安全に監視することができ、CTIを安全に収集することができる。
ここで、オープンフロー・スイッチ10の動作について詳細に説明する。図3は、実施形態にかかるオープンフロー・スイッチ10の動作例を示すフローチャートである。図3に示すように、処理が開始されると、制御部102は、オープンフロー・コントローラー11の指示(設定)を受信し(S1)、指示されたフローテーブル103Aを記憶部103へ格納する。
なお、フローテーブル103Aの設定については、通常モードに対応するフローテーブル103Aと、端末15ごとに、デセプションモードに切り替えるためのフローテーブル103Aとを予め記憶部103に格納しておいてもよい。この場合、S1では、通常モードであるか、所定の端末15をデセプションモードに切り替えるかの指示を受信する。
次いで、制御部102は、S1で受信した指示をもとに、マルウェアが検知された端末15(例えば端末15C)を隔離する指示の有無を判定する(S2)。
具体的には、受信した指示が通常モードに対応するフローテーブル103Aである場合(S2:NO)、制御部102は、指示されたフローテーブル103Aを参照して通常モードで動作する(S3)。
また、受信した指示がマルウェアに感染した端末15Cを隔離するデセプションモードに対応するフローテーブル103Aである場合(S2:YES)、制御部102は、指示されたフローテーブル103Aを参照してデセプションモードで動作する(S4)。
図4は、通常モード、デセプションモードでの動作を説明する説明図である。
図4に示すように、通常モード(S3)では、オープンフロー・スイッチ10において企業ネットワークシステム1とハニーネットワークシステム2との間のパケットの送受信が遮断される。なお、企業ネットワークシステム1内におけるパケットの送受信は通過される。
図5は、通常モードでの通信を説明する説明図である。図5に示すように、通常モードでは、例えば端末15Cからサーバ14A、14B…、端末15A、15B、…および外部ネットワーク3への通信は通過される。
図4に戻り、デセプションモード(S4)では、オープンフロー・スイッチ10は、ハニーネットワークシステム2の端末22A、22B…からマルウェアに感染した端末15CへのARPフレームを遮断する(S41)。なお、通常モードと同様、オープンフロー・スイッチ10は、企業ネットワークシステム1の端末15A、15B…から端末15CへのARPフレームを通過させる。
また、オープンフロー・スイッチ10は、ハニーネットワークシステム2のNATルータ20からのARPフレームは通常通りに転送する(S42)。
また、オープンフロー・スイッチ10は、マルウェアに感染した端末15Cから端末15A、15Bへの通信(S43)は、ハニーネットワークシステム2の端末22A、22Bへ転送(出力ポート変更)する。この際に、送信先MACアドレスを端末15Cのものから端末22A、22B…のものへ書き換える。
また、オープンフロー・スイッチ10は、ハニーネットワークシステム2の端末22A、22Bからマルウェアに感染した端末15Cへの通信(S44)は、送信元MACアドレスを端末22A、22Bのものから端末15A、15Bのものへ書き換えて端末15Cへ転送する。
また、オープンフロー・スイッチ10は、マルウェアに感染した端末15Cからサーバ14への通信(S45)は、ハニーネットワークシステム2のNATルータ20へ転送(出力ポート変更)する。この際に、送信先MACアドレスをNATルータ12のものからNATルータ20のものへ書き換える。これにより、マルウェアに感染した端末15Cからサーバ14への通信は、サーバ23へ転送される。
また、オープンフロー・スイッチ10は、ハニーネットワークシステム2のサーバ23からマルウェアに感染した端末15Cへの通信(S46)は、送信元MACアドレスをNATルータ20のものからNATルータ12のものへ書き換えて端末15Cへ送信する。
図6は、デセプションモードでの通信を説明する説明図である。図6に示すように、デセプションモードでは、マルウェアに感染した端末15Cがネットワーク上でハニーネットワークシステム2に有るように論理的に移し替えられる。
具体的には、端末15Cからサーバ14A、14Bに向けた通信がハニーネットワークシステム2においてサーバ14A、14Bに対応する端末22A、22Bに転送される。また、端末15Cから端末15A、15Bに向けた通信がハニーネットワークシステム2において端末15A、15Bに対応する端末22A、22Bに転送される。なお、端末15Cから外部ネットワーク3宛の通信(例えばC&Cサーバ4への通信)は、そのまま通過される。
以上のように、オープンフロー・スイッチ10は、企業ネットワークシステム1またはハニーネットワークシステム2に属する情報処理装置(端末15または端末22)が送信したパケットを受信する受信処理部102Aを有する。また、オープンフロー・スイッチ10は、企業ネットワークシステム1に属しマルウェアが検知された端末15Cからサーバ14、端末15A、15B…宛のパケットを受信した場合、パケットの宛先アドレスをハニーネットワークシステム2に属するサーバ23、端末22A、22B…に対応するアドレスに変更して送信する送信処理部102Bを有する。
これにより、オープンフロー・スイッチ10は、企業ネットワークシステム1においてマルウェアに感染した端末15Cから企業ネットワークシステム1内へのアクセスをハニーネットワークシステム2へ転送することで、端末15を踏み台とした攻撃が企業ネットワークシステム1内の他の機器に及ぶことを抑止できる。したがって、企業ネットワークシステム1のユーザー(例えばネットワーク管理者)は、マルウェアに感染した端末15Cの挙動を安全に監視することができ、CTIを安全に収集することができる。
また、送信処理部102Bは、ハニーネットワークシステム2に属する端末22A、22Bから端末15C宛のパケットを受信した場合に、送り元アドレス(例えばMACアドレス)を、企業ネットワークシステム1に属する端末15A、15Bに対応するアドレスに変更して、端末15Cへ送信する。また、送信処理部102Bは、ハニーネットワークシステム2に属するサーバ23からNATルータ20を経由して端末15C宛のパケットを受信した場合に、送り元アドレス(例えばMACアドレス)を、企業ネットワークシステム1に属するNATルータ12に対応するアドレスに変更して、端末15Cへ送信する。これにより、オープンフロー・スイッチ10は、ハニーネットワークシステム2に属する端末22A、22B、サーバ23から端末15Cへのアクセスを端末15Cへ転送することができる。
また、送信処理部102Bは、企業ネットワークシステム1においてマルウェアに感染した端末15Cから受信したパケットが外部ネットワーク3宛である場合、パケットの宛先アドレスを変更せずに送信する。これにより、オープンフロー・スイッチ10は、マルウェアに感染した端末15Cと、C&Cサーバ4との通信を継続させることができる。したがって、企業ネットワークシステム1のユーザー(例えばネットワーク管理者)は、マルウェアに感染した端末15Cと、C&Cサーバ4との通信を継続させた状態で端末15Cの挙動を監視することができる。
また、送信処理部102Bは、マルウェアが検知された端末15Cから端末15A宛のパケットを受信した場合、パケットの宛先アドレス(例えばMACアドレス)を、端末15Aに模した端末22Aに対応するアドレスに変更して端末22Aへ送信する。これにより、ユーザー(例えばネットワーク管理者)は、マルウェアが検知された端末15Cから企業ネットワークシステム1を模したハニーネットワークシステム2内へのアクセスを監視して、安全にCTIを収集することができる。
なお、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
図7は、システムの構成例を説明する説明図であり、より具体的にはオープンフロー・スイッチを分散する場合の変形例である。例えば、図7に示すように、オープンフロー・スイッチについては、主に企業ネットワークシステム1に接続するオープンフロー・スイッチ10と、ハニーネットワークシステム2に接続するオープンフロー・スイッチ10aとの2台構成としてもよい。この場合、オープンフロー・スイッチ10、10aの互いのポートを接続することで、企業ネットワークシステム1と、ハニーネットワークシステム2とを接続する。このように、オープンフロー・スイッチを分散することで、各システムにおけるネットワーク接続を効率的に管理することができる。
また、企業ネットワークシステム1で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウエア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。
ところで、上記の実施形態で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施形態と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータ(ハードウエア)の一例を説明する。図8は、実施形態にかかる情報処理装置(又は、オープンフロー・スイッチ10等の通信装置)のハードウエア構成例を示すブロック図である。
図8に示すように、企業ネットワークシステム1は、各種演算処理を実行するCPU201と、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置202とを有する。また、企業ネットワークシステム1は、各種装置と接続するためのインタフェース装置203と、有線または無線により外部機器と通信接続するための通信装置204とを有する。また、企業ネットワークシステム1は、各種情報を一時記憶するRAM205と、ハードディスク装置206とを有する。また、企業ネットワークシステム1内の各部(201~206)は、バス207に接続される。
ハードディスク装置206には、上記の実施形態で説明した制御部102における受信処理部102A、送信処理部102Bなどで各種の処理を実行するためのプログラム211が記憶される。また、ハードディスク装置206には、プログラム211が参照する各種データ212が記憶される。通信装置204は、LAN(Local Area Network)等のネットワーク13C、13D、21Bなど接続され、ネットワーク13C、13D、21Bを介して装置間で各種情報をやりとりする。
CPU201は、ハードディスク装置206に記憶されたプログラム211を読み出して、RAM205に展開して実行することで、各種の処理を行う。なお、プログラム211は、ハードディスク装置206に記憶されていなくてもよい。例えば、企業ネットワークシステム1が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラム211を読み出して実行するようにしてもよい。企業ネットワークシステム1が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD-ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこのプログラム211を記憶させておき、企業ネットワークシステム1がこれらからプログラム211を読み出して実行するようにしてもよい。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)第1のシステムまたは第2のシステムに属する情報処理装置が送信したパケットを受信し、
前記第1のシステムに属しマルウェアが検知された第1の情報処理装置から、第2の情報処理装置宛のパケットを受信した場合に、前記パケットの宛先アドレスを、前記第2のシステムに属する第3の情報処理装置に対応するアドレスに変更して、前記第3の情報処理装置へ送信する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするマルウェア検査支援プログラム。
(付記2)前記送信する処理は、前記第2のシステムに属する前記第3の情報処理装置または第4の情報処理装置から前記第1の情報処理装置宛のパケットを受信した場合に、送り元アドレスを、前記第1のシステムに属する第5の情報処理装置に対応するアドレスに変更して、前記第1の情報処理装置へ送信する、
ことを特徴とする付記1に記載のマルウェア検査支援プログラム。
(付記3)前記送信する処理は、前記第1の情報処理装置から受信したパケットが外部ネットワーク宛である場合、前記パケットの宛先アドレスを変更せずに送信する、
ことを特徴とする付記1に記載のマルウェア検査支援プログラム。
(付記4)前記第2のシステムは、前記第1のシステムを模したシステムであり、
前記送信する処理は、前記第1の情報処理装置から、前記第1のシステムに属する第2の情報処理装置宛のパケットを受信した場合に、前記パケットの宛先アドレスを、前記第2のシステムに属する、前記第2の情報処理装置を模した第3の情報処理装置に対応するアドレスに変更して、前記第3の情報処理装置へ送信する、
ことを特徴とする付記1に記載のマルウェア検査支援プログラム。
(付記5)前記変更するアドレスはMACアドレスである、
ことを特徴とする付記1に記載のマルウェア検査支援プログラム。
(付記6)第1のシステムまたは第2のシステムに属する情報処理装置が送信したパケットを受信し、
前記第1のシステムに属しマルウェアが検知された第1の情報処理装置から、第2の情報処理装置宛のパケットを受信した場合に、前記パケットの宛先アドレスを、前記第2のシステムに属する第3の情報処理装置に対応するアドレスに変更して、前記第3の情報処理装置へ送信する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とするマルウェア検査支援方法。
(付記7)前記送信する処理は、前記第2のシステムに属する前記第3の情報処理装置または第4の情報処理装置から前記第1の情報処理装置宛のパケットを受信した場合に、送り元アドレスを、前記第1のシステムに属する第5の情報処理装置に対応するアドレスに変更して、前記第1の情報処理装置へ送信する、
ことを特徴とする付記6に記載のマルウェア検査支援方法。
(付記8)前記送信する処理は、前記第1の情報処理装置から受信したパケットが外部ネットワーク宛である場合、前記パケットの宛先アドレスを変更せずに送信する、
ことを特徴とする付記6に記載のマルウェア検査支援方法。
(付記9)前記第2のシステムは、前記第1のシステムを模したシステムであり、
前記送信する処理は、前記第1の情報処理装置から、前記第1のシステムに属する第2の情報処理装置宛のパケットを受信した場合に、前記パケットの宛先アドレスを、前記第2のシステムに属する、前記第2の情報処理装置を模した第3の情報処理装置に対応するアドレスに変更して、前記第3の情報処理装置へ送信する、
ことを特徴とする付記6に記載のマルウェア検査支援方法。
(付記10)前記変更するアドレスはMACアドレスである、
ことを特徴とする付記6に記載のマルウェア検査支援方法。
(付記11)第1のシステムまたは第2のシステムに属する情報処理装置が送信したパケットを受信する受信部と、
前記第1のシステムに属しマルウェアが検知された第1の情報処理装置から、第2の情報処理装置宛のパケットを受信した場合に、前記パケットの宛先アドレスを、前記第2のシステムに属する第3の情報処理装置に対応するアドレスに変更して、前記第3の情報処理装置へ送信する送信部と、
を有することを特徴とする通信装置。
(付記12)前記送信部は、前記第2のシステムに属する前記第3の情報処理装置または第4の情報処理装置から前記第1の情報処理装置宛のパケットを受信した場合に、送り元アドレスを、前記第1のシステムに属する第5の情報処理装置に対応するアドレスに変更して、前記第1の情報処理装置へ送信する、
ことを特徴とする付記11に記載の通信装置。
(付記13)前記送信部は、前記第1の情報処理装置から受信したパケットが外部ネットワーク宛である場合、前記パケットの宛先アドレスを変更せずに送信する、
ことを特徴とする付記11に記載の通信装置。
(付記14)前記第2のシステムは、前記第1のシステムを模したシステムであり、
前記送信する処理は、前記第1の情報処理装置から、前記第1のシステムに属する第2の情報処理装置宛のパケットを受信した場合に、前記パケットの宛先アドレスを、前記第2のシステムに属する、前記第2の情報処理装置を模した第3の情報処理装置に対応するアドレスに変更して、前記第3の情報処理装置へ送信する、
ことを特徴とする付記11に記載の通信装置。
(付記15)前記変更するアドレスはMACアドレスである、
ことを特徴とする付記11に記載の通信装置。
1…企業ネットワークシステム
2…ハニーネットワークシステム
3…外部ネットワーク
4…C&Cサーバ
5…外部ルータ
6…インターネット
10…オープンフロー・スイッチ
11…オープンフロー・コントローラー
12、20…NATルータ
13A、13B、13C、13D、21A、21B…ネットワーク
14、14A、14B、23、23A,23B…サーバ
15、15A、15B、15C、22、22A、22B…端末
101…通信部
101A、101B…ポート
102…制御部
102A…受信処理部
102B…送信処理部
103…記憶部
103A…フローテーブル
201…CPU
202…媒体読取装置
203…インタフェース装置
204…通信装置
205…RAM
206…ハードディスク装置
207…バス
211…プログラム
212…各種データ

Claims (6)

  1. 第1のシステムまたは第2のシステムに属する情報処理装置が送信したパケットを受信し、
    前記第1のシステムに属しマルウェアが検知された第1の情報処理装置から、第2の情報処理装置宛のパケットを受信した場合に、前記パケットの宛先アドレスを、前記第2のシステムに属する第3の情報処理装置に対応するアドレスに変更して、前記第3の情報処理装置へ送信し、前記第1の情報処理装置から受信したパケットが外部ネットワーク宛である場合に、前記パケットの宛先アドレスを変更せずに送信する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするマルウェア検査支援プログラム。
  2. 前記送信する処理は、前記第2のシステムに属する前記第3の情報処理装置または第4の情報処理装置から前記第1の情報処理装置宛のパケットを受信した場合に、送り元アドレスを、前記第1のシステムに属する第5の情報処理装置に対応するアドレスに変更して、前記第1の情報処理装置へ送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルウェア検査支援プログラム。
  3. 前記第2のシステムは、前記第1のシステムを模したシステムであり、
    前記送信する処理は、前記第1の情報処理装置から、前記第1のシステムに属する第2の情報処理装置宛のパケットを受信した場合に、前記パケットの宛先アドレスを、前記第2のシステムに属する、前記第2の情報処理装置を模した第3の情報処理装置に対応するアドレスに変更して、前記第3の情報処理装置へ送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルウェア検査支援プログラム。
  4. 前記変更するアドレスはMACアドレスである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルウェア検査支援プログラム。
  5. 第1のシステムまたは第2のシステムに属する情報処理装置が送信したパケットを受信し、
    前記第1のシステムに属しマルウェアが検知された第1の情報処理装置から、第2の情報処理装置宛のパケットを受信した場合に、前記パケットの宛先アドレスを、前記第2のシステムに属する第3の情報処理装置に対応するアドレスに変更して、前記第3の情報処理装置へ送信し、前記第1の情報処理装置から受信したパケットが外部ネットワーク宛である場合に、前記パケットの宛先アドレスを変更せずに送信する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするマルウェア検査支援方法。
  6. 第1のシステムまたは第2のシステムに属する情報処理装置が送信したパケットを受信する受信部と、
    前記第1のシステムに属しマルウェアが検知された第1の情報処理装置から、第2の情報処理装置宛のパケットを受信した場合に、前記パケットの宛先アドレスを、前記第2のシステムに属する第3の情報処理装置に対応するアドレスに変更して、前記第3の情報処理装置へ送信し、前記第1の情報処理装置から受信したパケットが外部ネットワーク宛である場合に、前記パケットの宛先アドレスを変更せずに送信する送信部と、
    を有することを特徴とする通信装置。
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