JP7000528B1 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

Figure 0007000528000001
【課題】オンライン上で発表されたスライドの見やすさを保持しながら、発表者が視聴者の反応を知ることができる。
【解決手段】発表者端末10は、画面に表示するスタンプの種別及び表示位置を指示するスタンプ情報を受け付けるスタンプ情報受付部153と、画面に含まれるテキストまたは画像の情報と、該テキストまたは画像が表示されている領域とを特定する領域特定部154と、スタンプ情報受付部153によって受け付けられたスタンプ情報とテキストまたは画像の情報とを対応付けて記憶部14に格納する格納部155と、スタンプ情報受付部153によって受け付けられたスタンプの表示位置の指示が、テキストまたは画像が表示されている領域内である場合には、当該スタンプをテキストまたは画像が表示されている領域外に表示するように制御する表示制御部156と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
近年、オンライン上でスライドを使用した発表を行う機会が増えている。このオンライン上での発表では、ZOOM(登録商標)やMicrosoft Teams(登録商標)などの画面共有機能を使用する場合が多い。
特開平11―84996号公報
これらの画面共有機能を使用し、オンライン上で発表を行う場合、視聴者側では基本的にマイクとビデオがオフであるため、発表者は、視聴者の様子を知ることができない。また、視聴者側では基本的にマイクとビデオがオンであったとしても、制限される場合もあるため、全視聴者の様子を知ることができない。このため、発表者は、オンライン上の発表を行う際に、視聴者の反応を得ることができない場合が多かった。
これに対し、ニコニコ動画(登録商標)のように発表画面上にコメントをリアルタイムで流す機能やZOOMのお絵かき機能等がある。しかしながら、これらの機能は、発表者が視聴者の反応を知ることができるものの、コメントの表示やお絵かきによって、視聴者や発表者の気が散ってしまう場合や、スライドが見えにくくなる場合がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ある情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、画面に表示するスタンプの種別及び表示位置を指示するスタンプ情報を受け付ける受付部と、画面に含まれるテキストまたは画像の情報と、該テキストまたは画像が表示されている領域とを特定する特定部と、受付部によって受け付けられたスタンプ情報とテキストまたは画像の情報とを対応付けて記憶部に格納する格納部と、受付部によって受け付けられたスタンプの表示位置の指示が、テキストまたは画像が表示されている領域内である場合には、当該スタンプをテキストまたは画像が表示されている領域外に表示するように制御する表示制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、オンライン上で発表されたスライドの見やすさを保持しながら、発表者が視聴者の反応を知ることができる。
図1は、実施の形態における通信システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施の形態に係る発表者端末の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、スライドが表示される画面の一例を示す図である。 図4は、スライドが表示される画面の一例を示す図である。 図5は、スライドが表示される画面の一例を示す図である。 図6は、画面のスクリーンショットの一例を示す図である。 図7は、実施の形態に係る情報処理方法の処理手順を示すシーケンス図である。 図8は、プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。
[実施の形態]
以下の実施の形態では、実施の形態に係る情報処理装置及び情報処理方法の処理の流れを順に説明し、最後に実施の形態による効果を説明する。
まず、実施の形態について説明する。実施の形態では、オンライン上で発表者がスライドスライドを使用した発表を行う際、視聴者側では、任意のスタンプを発表視聴画面の任意の部分、例えば、よいと感じた文字や画像の上などに押せるようにする。実施の形態では、スタンプの位置情報を発表者へ送信することで、発表者と視聴者との間で、スタンプが画面にオーバーレイされた画面が共有されるようにしている。
その際、実施の形態では、スタンプの位置がスライドの文字や写真と重なっている場合には、位置をずらしてスタンプを表示させる。これによって、スタンプの位置がスライドの文字や写真と重複しないため、オンライン上で発表されたスライドの見やすさを保持することができる。また、発表者は、スタンプを確認することによって、視聴者の反応を知ることができる。
[通信システム]
実施の形態に係る通信システムの構成を説明する。図1は、実施の形態における通信システムの構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、実施の形態に係る通信システム1は、発表者が使用する発表者端末10(情報処理装置)と、発表者の発表を視聴する視聴者が使用する視聴者端末20とが、ネットワークNを介して接続された構成を有する。なお、図1に示す構成は一例にすぎず、具体的な構成や視聴者端末20の数は特に限定されない。また、図1の構成に限らず、発表者端末10及び視聴者端末20は、サーバ(不図示)を介して通信を行っていてもよい。
発表者端末10及び視聴者端末20は、ノートPC(Personal Computer)等の情報処理装置である。発表者端末10及び視聴者端末20は、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであってもよい。発表者端末10及び視聴者端末20は、画面共有機能とスタンプ挿入機能とを有するアプリケーションを用いて、オンライン上でスライドを使用した発表、及び、その発表の視聴とスタンプの挿入が可能である。
なお、スタンプとして、テキストまたは画像の評価が可能である種別のスタンプが予め設定される。具体的には、発表者が、発表前に、スタンプの種別を選択しておく。例えば、スタンプの種類として、テキストまたは画像の評価を示す、「よい(GOOD)」、「悪い」、「拍手」、「拍手」、「頷き」、「クラッカー」、「疑問(?)」などが設定される。また、スタンプが、「拍手」、「頷き」の場合には、スタンプの画像とともに、「拍手」スタンプ、「頷き」スタンプに対応する音声が出力されるようにしてもよい。そして、スタンプの数量に応じて音声出力を変更してもよい。具体的には、「拍手」スタンプの数が多い場合には、拍手の音声を大きくしたり、長くしたりしてもよい。
図2は、実施の形態に係る発表者端末10の構成の一例を示すブロック図である。なお、視聴者端末20も、発表者端末10と同様の構成である。また、本実施の形態では、スライドに含まれる文字情報(テキスト)にスタンプが押される場合を例に説明するが、スライドに含まれる画像にスタンプが押される場合も同様である。
図2に示すように、発表者端末10は、各種情報に関する通信を制御する通信部11、入力部12、出力部13、制御部15による各種処理に必要なデータ及びプログラムを格納する記憶部14、及び、種々の処理を実行する制御部15を有する。以下に発表者端末10が有する各部の処理を説明する。
通信部11は、ネットワーク等を介して接続された他の装置との間で、各種情報を送受信する通信インタフェースである。通信部11は、NIC(Network Interface Card)等で実現され、LAN(Local Area Network)やインターネットなどの電気通信回線を介した他の装置と制御部15(後述)との間の通信を行う。例えば、通信部11は、ネットワークNを介して、視聴者端末20との間で、画面共有に要する情報を送受信する。通信部11は、視聴者端末20において押されたスタンプに関するスタンプ情報を受信し、制御部15に出力する。
入力部12は、発表者端末10の操作者からの各種操作を受け付ける入力インタフェースである。例えば、入力部12は、タッチパネル、音声入力デバイス、キーボードやマウス等の入力デバイスによって構成される。
出力部13は、例えば、液晶ディスプレイなどの表示装置、プリンタ等の印刷装置、スピーカー等によって実現され、制御部15によって出力を指示された画像や音声を出力する。
記憶部14は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、光ディスク等の記憶装置である。なお、記憶部14は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)等のデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。記憶部14は、発表者端末10で実行されるOS(Operating System)や各種プログラムを記憶する。さらに、記憶部14は、プログラムの実行で用いられる各種情報を記憶する。記憶部14は、スタンプ及びテキストデータ141及びスクリーンショット142を記憶する。
スタンプ及びテキストデータ141は、発表者がオンライン上で発表したスライドに表示された文字情報(テキスト)と、このテキストに視聴者によって押されたスタンプに関するスタンプ情報とを対応付けたデータである。スタンプ情報は、例えば、スタンプの種別、スタンプの数、スタンプの位置座標を含む。
スクリーンショット142は、発表中の発表者端末10の画面のスクリーンショットである。記憶部14には、スクリーンショット142として、スライドが切り替わる度に、そのスライドが表示された画面の最新のスクリーンショットが格納される。このスクリーンヨットに含まれる画面の画像には、発表していたスライドと、このスライドにオーバーレイ表示されたスタンプが含まれる。
制御部15は、発表者端末10全体を制御する。制御部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路である。また、制御部15は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、内部メモリを用いて各処理を実行する。また、制御部15は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。制御部15は、画面分割部151、画面共有部152、スタンプ情報受付部153(受付部)、領域特定部154(特定部)、格納部155、表示制御部156、集計部157及びスクリーンショット取得部158(取得部)を有する。
画面分割部151は、スライドが表示される画面をグリッド分割して、画面上における位置座標を付与とする。各端末でスライドが表示される画面の大きさが異なる場合があるため、画面共有を行う端末間では、いずれも、同じ数のグリッドで分割し、位置情報を共有可能としている。図3は、スライドが表示される画面の一例を示す図である。例えば、図3に示すように、画面分割部151は、画面G1を、横方向については11本のグリッド線、縦方向については6本のグリッドで分割する。
画面共有部152は、アプリケーションの画面共有機能を用いて視聴者端末20との間で通信を行うことにより、発表者端末10の画面を、視聴者端末20との間で共有可能にする。
画面に表示するスタンプの種別及びスタンプの表示位置を指示するスタンプ情報の入力を受け付ける。視聴者が視聴者端末20の画面上でスタンプを押した場合、スタンプ情報受付部153は、視聴者端末20から送信されたスタンプ情報の入力を受け付ける。スタンプの表示位置は、例えば、スタンプが押されたグリッドの位置座標である。なお、視聴者端末20においても、視聴者がスタンプを押す操作によって、スタンプ情報受付部153は、そのスタンプの種別及びスタンプの表示位置を指示するスタンプ情報の入力を受け付けることとなる。
領域特定部154は、画面に含まれるテキストの情報と、該テキストが表示されている領域とを特定する。また、領域特定部154は、テキストに限らず、画面に含まれる画像の情報と、該画像が表示されている領域を特定する。領域特定部154は、スタンプ情報で指示されたスタンプが押されたテキストを特定する。
例えば、領域特定部154は、画面に対する画像認識を行うことで、文字「テキスト」で構成されるテキストT1と、テキストT1が表示されている領域Raを特定する。領域特定部154は、ニューラルネットワークで構成された画像認識モデルを用いて、テキストT1とテキストT1の表示領域を特定する。また、領域特定部154は、画面の色相、色調等を解析することによって、画像認識を行ってもよい。この際、背景色が白である領域にテキストが表示されることが多いため、領域特定部154は、スライドの背景色が白である領域をテキストT1の表示領域としてもよい。領域特定部154は、テキストT1が表示されている領域Raを、後述するスタンプ挿入禁止領域として設定する。
格納部155は、スタンプ情報と、このスタンプ情報で指示されたスタンプが押されたテキストの情報とを対応付けて、スタンプ及びテキストデータ141として記憶部14に格納する。スタンプ情報は、前述したように、スタンプ情報受付部153によって受け付けられた、視聴者によって押されたスタンプの種別とスタンプが押されたグリッドの位置座標とである。テキスト情報は、領域特定部154によって特定されたテキストと該テキストの表示領域である。格納部155によって格納されたスタンプ及びテキストデータ141によって、画面に表示されたどのテキストに、どの種別のスタンプが押されたかが、認識可能になる。
表示制御部156は、スタンプ情報に示されたスタンプの位置座標が、テキストが表示されている領域内であるか否かを判定する。具体的には、表示制御部156は、スタンプ情報に示されたスタンプの位置座標が、スタンプ挿入禁止領域内であるか否かを判定する。スタンプ挿入禁止領域は、図3の例では、テキストT1が表示されている領域Raである。
表示制御部156は、スタンプの位置座標が、スタンプ挿入禁止領域外である場合には、スタンプ情報で指示された表示位置にスタンプを表示するように制御する。一方、表示制御部156は、スタンプ情報に示されたスタンプの位置座標が、スタンプ挿入禁止領域内である場合、スタンプをテキストが表示されている領域外に表示するように制御する。
図4は、スライドが表示される画面の一例を示す図である。図4の(a)の視聴者画面M21に示すように、視聴者端末20において、テキストT1の「ト」を含むグリッドG5-3上にGOODスタンプが押された場合を例に説明する。この場合、視聴者端末20から発表者端末10に対し、グリッドG5-3上へのGOODスタンプの表示を指示するスタンプ情報が送信される。
この場合、図4の(b)に示すように、スタンプ情報に示されたGOODスタンプが、スタンプ挿入禁止領域Ra内となる。このため、表示制御部156は、GOODスタンプを、スタンプ挿入禁止領域Ra外であって、スタンプ情報において指示された表示位置に最も近いグリッドG6-3に移動して(図4の(1))、オーバーレイ表示させる。これによって、グリッドG6-3にスタンプが挿入された画面M11が、発表者及び視聴者の全員に共有される。
図5は、スライドが表示される画面の一例を示す図である。本実施の形態では、視聴者画面M22(図5の(a))のように、視聴者端末20において、既にスタンプが押されているグリッド(図5の(1))に、同種のスタンプの挿入があった場合(図5の(2))、これらのスタンプが重複して表示されないようにしている。
具体的には、表示制御部156は、既存スタンプの周囲のグリッドに、同じ種別のスタンプが挿入されることを禁止する同種スタンプ禁止領域Rb(図5の(b))を設定する。例えば、同種スタンプ禁止領域Rbは、既存スタンプが位置するグリッドと、このグリッドに隣接するグリッドとで構成される領域である。そして、表示制御部156は、同種スタンプ禁止領域Rbに既存スタンプと同種のスタンプの表示が指示された場合には、新規のスタンプを挿入せずに、既存のスタンプをカウントアップ表示する(図5の(3))。このように、既存のスタンプがカウントアップされた発表者画面M12が全視聴者端末20において共有される。
また、表示制御部156は、スタンプが所定数よりも多いテキストについて、他のテキストの表示態様と異なる表示態様とする。例えば、表示制御部156は、スタンプが所定数よりも多いテキストについては、他のテキストの背景色とは異なる色の背景とする。或いは、表示制御部156は、スタンプが所定数よりも多いテキストについては、他のテキストよりも太く表示させる。また、表示制御部156は、スライドにリンク先が表示されている場合には、このリンクをクリックした際には、リンク情報を文字認識し、認識結果を基に、リンク先を発表用画面の別の画面に表示してもよい。
集計部157は、テキストに対応付けられたスタンプの種別とスタンプの数量を基に、テキストごとに、或いは、テキストが表示された画面ごとに、スタンプの種別とスタンプの数量を集計し、その集計結果を出力する。
集計部157は、スタンプ及びテキストデータ141を基に、各テキスト、或いは、画面(スライド)に押されたスタンプの種別と、その数量とを集計し、集計結果を出力する。発表者は、例えば、発表後に、集計部157から出力された集計結果を確認することによって、どのスライドのどのテキストに、どの種別がいくつ押されたかを確認することができる。この結果、発表者は、どのスライドに注目が集まったのか(リアクションがあったのか)、または、スライドのどのテキストに注目が集まったのかを確認することができる。
スクリーンショット取得部158は、画面の最新版のスクリーンショットを取得して記憶部14に格納する。例えば、スタンプが表示されるごとに画面のスクリーンショットを取得し、スライドの切り替えがあった場合には、画面の最新のスクリーンショットのみを残して、記憶部14に格納する。図6は、画面のスクリーンショットの一例を示す図である。これによって、発表者端末10では、図6に示すように、記憶部14に記憶された画面のスクリーンショットを、読み出し、表示することが可能である。発表者は、例えば、発表後に、図6に示すスクリーンショットを確認することによって、画面に表示されたテキスト群T3のうち、1行目のテキストT3-1に、GOODスタンプMcが押されたことを見返すことができる。
[通信システム1の通信処理]
次に、通信システム1における情報処理方法の処理手順について説明する。図7は、実施の形態に係る情報処理方法の処理手順を示すシーケンス図である。図7では、説明の簡易化のために、視聴者端末20の台数を1台としている。
図7に示すように、発表者端末10及び視聴者端末20に発表用或いは視聴用の画面が表示されると(ステップS1,S2)、発表者端末10及び視聴者端末20の間で画面共有が行われる(ステップS3)。発表者端末10及び視聴者端末20では、それぞれ、スライドが表示される画面をグリッド分割して位置座標を付与とする(ステップS4,S5)。
そして、発表者による発表が始まり、視聴者が視聴者端末20の画面上でスタンプを押すと、視聴者端末20は、スタンプの種別及びスタンプの表示位置を指示するスタンプ情報の入力を受け付け(ステップS6)、スタンプ情報を発表者端末10に送信する(ステップS7)。
発表者端末10は、視聴者端末20から送信されたスタンプ情報の入力を受け付けると(ステップS8)、発表中の画面に含まれるテキストの情報と、該テキストが表示されている領域とを特定する(ステップS9)。そして、発表者端末10は、スタンプ情報を基に、視聴者によってスタンプが押されたテキストを特定し、スタンプ情報と、このスタンプ情報で指示されたスタンプが押されたテキストの情報とを対応付けて、スタンプ及びテキストデータ141として記憶部14に格納する(ステップS10)。
続いて、発表者端末10は、スタンプ情報に示されたスタンプの位置座標が、スタンプ挿入禁止領域内であるか否かを判定する(ステップS11)。発表者端末10は、スタンプ情報に示されたスタンプの位置座標が、スタンプ挿入禁止領域内である場合(ステップS11:Yes)、スタンプの表示位置を、スタンプをテキストが表示されている領域外であって、スタンプ情報において指示された表示位置に最も近いグリッドに設定する(ステップS12)。
スタンプの位置座標が、スタンプ挿入禁止領域外である場合(ステップS11:No)、または、ステップS12終了後、発表者端末10は、既にスタンプが押されているグリッドに、同種のスタンプの挿入があるか否かを判定する(ステップS13)。具体的には、発表者端末10は、スタンプの位置座標が、同種スタンプ禁止領域内であるか否かを判定する。
発表者端末10は、既にスタンプが押されているグリッドに、同種のスタンプの挿入がない場合(ステップS13:No)、指示された表示位置にスタンプを表示する(ステップS14)。一方、発表者端末10は、既にスタンプが押されているグリッドに、同種のスタンプの挿入がある場合(ステップS13:Yes)、この新規のスタンプを挿入せずに、既存のスタンプをカウントアップ表示する(ステップS15)。
そして、発表者端末10は、画面のスクリーンショットを取得する(ステップS16)。発表者端末10は、スライドの切り替えの有無を判定する(ステップS17)。発表者端末10は、スライドの切り替えられていない場合(ステップS17:No)、ステップS8に戻り、スタンプ表示に関する処理を継続する。また、発表者端末10は、スライドの切り替えられた場合(ステップS17:Yes)、切り替え前のスライドの最新版のスクリーンショットを取得し、記憶部14に格納することで保持する(ステップS18)。
[実施の形態の効果]
このように、本実施の形態に係る発表者端末10は、視聴者端末20により送信された画面に表示するスタンプの種別及び表示位置を指示するスタンプ情報を受け付け、画面に含まれるテキストまたは画像の情報と、該テキストまたは画像が表示されている領域とを特定し、受け付けたスタンプ情報とテキストまたは画像の情報とを対応付けて記憶部14に格納する。そして、発表者端末10は、受け付けられたスタンプの表示位置の指示が、テキストまたは画像が表示されている領域内である場合には、当該スタンプをテキストまたは画像が表示されている領域外に表示するように制御する。
すなわち、本実施の形態では、視聴者から押されたスタンプの位置が、スライドの文字や画像と重なっている場合には、位置をずらしてスタンプを表示させる。これによって、本実施の形態では、スタンプの位置がスライドの文字や画像と重複しないため、オンライン上で発表されたスライドの見やすさを保持することができる。また、発表者は、スタンプを確認することによって、視聴者の反応を知ることができる。
このように、本実施の形態によれば、オンライン上で発表されたスライドの見やすさを保持しながら、発表者が視聴者の反応を知ることができる。
そして、本実施の形態では、スタンプが所定数よりも多いテキストまたは画像について、他のテキストまたは画像の表示態様と異なる表示態様としている。具体的には、同じテキストに対し、近くに同種のスタンプがあった場合は、そのスタンプの件数をカウントアップして表示する。これによって、発表者は、どのスライドのどのテキストまたは画像に、視聴者から、どのような注目が集まったかを容易に認識することができる。
また、本実施の形態では、スタンプ及びテキストデータ141を基に、各テキスト、或いは、スライドに押されたスタンプの種別と、その数量とを集計し、集計結果を出力する。発表者は、例えば、発表後に、この集計結果を確認することによって、どのスライドのどのテキストまたは画像に、どの種別のスタンプがいくつ押されたかを確認することができる。
また、本実施の形態では、画面の最新版のスクリーンショットを取得して記憶部14に格納する。発表者は、発表後に、画面のスクリーンショットを確認することによって、どのスライドのどのテキストまたは画像に注目が集まったのかを見返すことができる。
また、本実施の形態では、スタンプとして、テキストまたは画像の評価が可能である種別のスタンプが予め設定される。このように、発表者が、発表前に、スタンプの種別を選択しておくことで、心無いスタンプの挿入を制限することができ、発表者が発表に集中することができ、視聴者の気が散ることも防げる。
[システム構成等]
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUやGPU及び当該CPUやGPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[プログラム]
また、上記実施形態において説明した発表者端末10及び視聴者端末20が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。例えば、実施形態における発表者端末10及び視聴者端末20が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。この場合、コンピュータがプログラムを実行することにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、かかるプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませて実行することにより上記実施形態と同様の処理を実現してもよい。
図8は、プログラムを実行するコンピュータを示す図である。図8に例示するように、コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有し、これらの各部はバス1080によって接続される。
メモリ1010は、図8に例示するように、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、図8に例示するように、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
ここで、図8に例示するように、ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、上記の、プログラムは、コンピュータ1000によって実行される指令が記述されたプログラムモジュールとして、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。
また、上記実施形態で説明した各種データは、プログラムデータとして、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090、SSD(不図示)に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出し、各種処理手順を実行する。
なお、プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限られず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
上記の実施形態やその変形は、本願が開示する技術に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 通信システム
10 発表者端末
11 通信部
12 入力部
13 出力部
14 記憶部
15 制御部
20 視聴者端末
151 画面分割部
152 画面共有部
153 スタンプ情報受付部
154 領域特定部
155 格納部
156 表示制御部
157 集計部
158 スクリーンショット取得部

Claims (7)

  1. 画面に表示するスタンプの種別及び表示位置を指示するスタンプ情報を受け付ける受付部と、
    前記画面に含まれるテキストまたは画像の情報と、該テキストまたは画像が表示されている領域とを特定する特定部と、
    前記受付部によって受け付けられたスタンプ情報とテキストまたは画像の情報とを対応付けて記憶部に格納する格納部と、
    前記受付部によって受け付けられたスタンプの表示位置の指示が、前記テキストまたは画像が表示されている領域内である場合には、当該スタンプを前記テキストまたは画像が表示されている領域外に表示するように制御する表示制御部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示制御部は、前記スタンプが所定数よりも多い前記テキストまたは画像について、他のテキストまたは画像の表示態様と異なる表示態様とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記テキストに対応付けられたスタンプの種別とスタンプの数量を基に、前記テキストごとに、或いは、前記テキストが表示された画面ごとに、スタンプの種別とスタンプの数量を集計し、その集計結果を出力する集計部をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画面の最新版のスクリーンショットを取得して前記記憶部に格納する取得部をさらに有することを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 前記スタンプとして、前記テキストまたは画像の評価が可能である種別のスタンプが予め設定されることを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    前記情報処理装置は、記憶部を有し、
    画面に表示するスタンプの種別及び表示位置を指示するスタンプ情報を受け付ける工程と、
    前記画面に含まれるテキストまたは画像の情報と、該テキストまたは画像が表示されている領域とを特定する工程と、
    前記スタンプ情報とテキストまたは画像の情報とを対応付けて前記記憶部に格納する工程と、
    前記スタンプの表示位置の指示が、前記テキストまたは画像が表示されている領域内である場合には、当該スタンプを前記テキストまたは画像が表示されている領域外に表示するように制御する工程と、
    を含んだことを特徴とする情報処理方法。
  7. 画面に表示するスタンプの種別及び表示位置を指示するスタンプ情報を受け付けるステップと、
    前記画面に含まれるテキストまたは画像の情報と、該テキストまたは画像が表示されている領域とを特定するステップと、
    前記スタンプ情報とテキストまたは画像の情報とを対応付けて記憶部に格納するステップと、
    前記スタンプの表示位置の指示が、前記テキストまたは画像が表示されている領域内である場合には、当該スタンプを前記テキストまたは画像が表示されている領域外に表示するように制御するステップと、
    をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
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