JP6998520B2 - 照明光通信装置および通信モジュール - Google Patents

照明光通信装置および通信モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP6998520B2
JP6998520B2 JP2017162876A JP2017162876A JP6998520B2 JP 6998520 B2 JP6998520 B2 JP 6998520B2 JP 2017162876 A JP2017162876 A JP 2017162876A JP 2017162876 A JP2017162876 A JP 2017162876A JP 6998520 B2 JP6998520 B2 JP 6998520B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate terminal
circuit
intermittent switch
current
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017162876A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019041295A (ja
Inventor
和雄 伊藤
弘通 後藤
博之 西野
正二郎 木戸
輝人 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017162876A priority Critical patent/JP6998520B2/ja
Publication of JP2019041295A publication Critical patent/JP2019041295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6998520B2 publication Critical patent/JP6998520B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

本発明は、照明光を変調することにより可視光通信を行う照明光通信装置および通信モジュールに関する。
特許文献1は、照明光を100%変調したときに光源を流れるパルス状の電流に生じるオーバーシュートを低減する照明光通信装置を開示している。
特開2017-139211号公報
しかしながら、上記の従来技術によれば通信信号に対して断続スイッチのオンタイミングの遅延時間がオフタイミングの遅延延時間よりも大きく、通信信号が示すオン期間よりも照明光の点灯期間が短くなり、受信装置に受信エラーを生じさせ得るという問題がある。
この問題について図面を用いて詳しく説明する。まず、従来技術における変調回路の構成について説明する。
図7は、特許文献1の図136に開示された変調回路70bを示す図である。この変調回路70bの端子Aおよび端子Bは、照明光を発する複数のLED(Light Emitting Diode)からなる光源に直列に接続される。
MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)n71は、光源を流れるLED電流を断続する断続スイッチ機能と、基準電圧に対応して定められる電流設定値をLED電流が超えないように抑制する電流抑制機能とを有する。断続スイッチ機能は通信信号を照明光に重畳する変調を実現し、電流抑制機能はLED電流のオーバーシュートを低減する。
図7のn71~n77の回路素子を含む回路部分は断続スイッチ機能および電流抑制機能に対応する。n80~n85の回路素子を含む回路部分は、演算増幅器n73のプラス入力端子に与える上記の基準電圧を生成する基準源である。
次に、図7の動作タイミングについて説明する。
図8は、図7の通信信号、MOSFETn71のゲート電圧、およびLED電流の信号波形を示す図である。LED電流は、端子A-Bに直列に接続された光源を流れる電流を示し、端子A-B間を流れる電流でもある。
同図において、通信信号は二値の時系列的な信号のうち約1パルスに相当する部分を示している。
同図のゲート電圧中に示す破線は、MOSFETn71のしきい値電圧Vthのレベルを示す。ゲート電圧がしきい値電圧Vthを超えると断続スイッチつまりMOSFETn71がオンになり、下回るとオフになる。
このしきい値電圧Vthは、MOSFETn71単体の特性としての固有のしきい値電圧Vtではなく、図7の回路構成において端子Bの電位を基準とした場合のMOSFETn71の実際のしきい値電圧である。MOSFETn71にはソース抵抗n72が直列に接続されている。ソース抵抗n72は、端子A-B間のMOSFETn71およびソース抵抗n72を流れる電流の大きさ、つまりLED電流の大きさを電圧値として検出するための検出抵抗である。破線で示したしきい値電圧Vthは、ソース抵抗n72に生じる電圧降下によって固有のしきい値電圧Vtよりも大きくなっている。
しきい値電圧Vthは、当然ゲート電圧のハイレベルより小さくローレベルより大きい値ではあるけれども、ハイレベルとローレベルの間隔においてハイレベル側に大きく偏っている。つまり、ハイレベルとしきい値電圧Vthの差分が極端に小さく、ローレベルとしきい値電圧Vthの差分が極端に大きくなっている。この偏りは遅延時間の問題を生じさせる。
同図の遅延時間d1は、断続スイッチのオンタイミングの遅延時間、すなわち、ゲート電圧の立ち上がり開始時点から、ゲート電圧がしきい値Vthを超えた時点までの遅延時間を示す。ゲート電圧がしきい値を超えた時点で、断続スイッチがターンオンする。
また、遅延時間d2は、断続スイッチのオフタイミングの遅延時間、すなわち、ゲート電圧の立下り開始時点から、ゲート電圧がしきい値Vthより下がった時点までの遅延時間を示す。ゲート電圧がしきい値Vthより下がった時点で断続スイッチがターンオフする。しきい値電圧Vthがハイレベル側に大きく偏っているため、遅延時間d1は遅延時間d2よりもかなり大きくなっている。
これにより、通信信号が示すオン期間よりも照明光のオン期間(つまり点灯している期間)が短くなる。逆の言い方をすれば、通信信号が示す本来のオフ期間よりも照明光のオフ期間(つまり消灯している期間)が長くなる。
このように、変調された照明光には通信信号のオンタイミングが忠実に反映されないことから、受信装置における誤動作すなわち受信エラーを生じさせる可能性がある。
本発明は、光源の電流を断続する断続スイッチにおけるオンタイミングの遅延による受信エラーを生じさせにくくする照明光通信装置および通信モジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る照明光通信装置の一形態は、照明光を発する光源と、前記光源に電流を流す電源回路と、二値の通信信号を発生する信号発生回路と、前記光源と直列に接続され、前記通信信号に応じてオン及びオフする断続スイッチと、前記断続スイッチのゲート端子に接続された出力端子を有する増幅器と、前記断続スイッチがオフのときに前記ゲート端子の電位がグランドレベルまで低下するのを抑制する抑制回路とを備え、前記抑制回路は、前記ゲート端子とグランド線との間に接続され、前記通信信号に応じて前記抑制回路を流れる電流量を制御することによって、前記ゲート端子のローレベルの電位がグランドレベルまで低下するのを抑制する。
また、本発明の係る通信モジュールの一形態は、可視光通信機能を有しない照明器具に、可視光通信機能を追加する通信モジュールであって、二値の通信信号を発生する信号発生回路と、前記照明器具の光源と直列に接続され、前記通信信号に応じてオン及びオフする断続スイッチと、前記断続スイッチのゲート端子に接続された出力端子を有する増幅器と、前記断続スイッチがオフのときに前記ゲート端子の電位がグランドレベルまで低下するのを抑制する抑制回路とを備え、前記抑制回路は、前記ゲート端子とグランド線との間に接続され、前記通信信号に応じて前記抑制回路を流れる電流量を制御することによって、前記ゲート端子のローレベルの電位がグランドレベルまで低下するのを抑制する。
本発明に係る照明光通信装置および通信モジュールによれば、光源の電流を断続する断続スイッチにおけるオンタイミングの遅延による受信エラーを生じさせにくくするという効果がある。
図1は、実施の形態1における照明光通信装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1における通信モジュールの構成例を示す回路図である。 図3は、実施の形態1における抑制回路の回路例を含む通信モジュールの構成例を示す回路図である。 図4Aは、実施の形態1における反転通信信号、ゲート電圧およびLED電流の波形を示す図である。 図4Bは、実施の形態1における反転通信信号、ゲート電圧およびLED電流の波形のシミュレーション結果を示す図である。 図5は、実施の形態2における抑制回路の一例を含む通信モジュールの構成例を示す回路図である。 図6は、実施の形態2における抑制回路のより具体的な一例を含む通信モジュールの構成例を示す回路図である。 図7は、特許文献1の図136に開示された変調回路70bを示す図である。 図8は、図7の通信信号、MOSFETn71のゲート電圧、およびLED電流の信号波形を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示す。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップおよびステップの順序等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明する。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密な寸法を表すものではない。
(実施の形態1)
実施の形態1における照明光通信装置は、可視光通信機能を有しない照明器具に対して通信モジュールを追加することによって可視光通信機能を付加した照明光通信装置を例として説明する。
ここで、可視光通信機能は、照明光の明るさを変調することによって2値の通信信号を照明光に重畳することをいう。各実施の形態における可視光通信は、変調率100%つまり2値の通信信号を照明光の点灯と消灯の2状態に対応させて、光源を流れる電流をデジタル的に断続する変調を行うものとする。
[1.1 照明光通信装置100の構成]
図1は、実施の形態1における照明光通信装置100の構成例を示すブロック図である。図1に示すように照明光通信装置100は、照明器具101と通信モジュール10とを備える。照明器具101は、電源回路52a、光源53、平滑コンデンサ65を備える。電源回路52aは、整流ブリッジ62、コンデンサ63、DC-DCコンバーター64、定電流フィードバック回路67、および検出抵抗66を備える。定電流フィードバック回路67は、入力抵抗68、増幅器69、コンデンサ70、抵抗71および基準電圧源72を備える。
[1.2 照明器具101の構成]
まず、照明器具101の構成について説明する。
電源回路52aは、商用電源(例えば、交流100V)を整流ブリッジ62で全波整流し、コンデンサ63で平滑した後、DC-DCコンバーター64で直流電圧に変換する。DC-DCコンバーター64の出力両端間に平滑コンデンサ65が接続されている。また平滑コンデンサ65と並列に、光源53と、通信モジュール10内の断続スイッチSWとの直列回路が接続されている。
電源回路52aは、光源53を流れる電流を直接、或いは間接的に検出し、それら電流値を一定にするよう制御する機能を有する。この機能は、図1においては、光源53の電流を直接検出するための検出抵抗66および定電流フィードバック回路67による。定電流フィードバック回路67は、増幅器69と、増幅器69のプラス入力端子に接続された基準電圧源72と、増幅器69のマイナス入力端子に接続された入力抵抗68と、増幅器69の出力端子と増幅器69のマイナス入力端子間に接続された利得調整用の抵抗71、および位相補償用のコンデンサ70備える。定電流フィードバック回路67は、検出抵抗66の電圧降下と基準電圧源72の電圧との高低を増幅器69で比較し、その差分を増幅し、DC-DCコンバーター64に帰還する。
つまり、検出抵抗66の電圧降下と基準電圧源72の基準電圧とが一致するよう、DC-DCコンバーター64に負帰還制御をかけている。このフィードバック制御は、DC-DCコンバーター64が光源53に供給する電流の平均値を、基準電圧源72の基準電圧で定められる所定値にしようとする。
基準電圧源72は、基準電圧を生成し、生成した基準電圧を増幅器69のプラス入力端子に出力する。この基準電圧源72は、照明の明るさを示す調光比に応じた基準電圧を生成し、これにより照明器具101の調光機能を実現する。つまり、照明光の明るさを増減する調光機能は、基準電圧源72の基準電圧の増減によって実現される。
例えば、基準電圧源72が調光比に応じた基準電圧を生成すれば、照明器具101の調光機能を実現できる。つまり、照明光の明るさの増減は、基準電圧源72の基準電圧の増減によって実現される。
また、増幅器69のマイナス入力端子と出力端子の間に接続された抵抗71と入力抵抗68との分圧比で利得が設定され、抵抗71と並列に設けられたコンデンサ70は位相補償のための積分要素として機能する。
平滑コンデンサ65は、電源回路52aの出力間に接続され、電源回路52aの出力を平滑する。
光源53は、照明光を発する光源であり、電源回路52aの出力間に、直列接続された複数のLED(Light Emiting Diode)を含む。
[1.3 通信モジュール10の構成]
次に、通信モジュール10の構成について説明する。通信モジュール10は、断続スイッチSW、信号発生回路SGおよび抑制回路40を備える。また、通信モジュール10は端子T1および端子T2を有し、端子T1および端子T2を介して、可視光通信機能のない照明器具101に付加可能になっている。
断続スイッチSWは、光源53と直列に接続され光源53を流れる電流を断続する。図1のように断続スイッチSWはMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)でよい。
信号発生回路SGは、二値の通信信号を発生する。信号発生回路SGは、例えば、照明光通信装置100、照明器具101または通信モジュール10に固有のIDを示すID信号を通信信号として繰り返し発生し、または、外部の装置から入力された信号を通信信号として発生してもよい。この通信信号は、断続スイッチSWの断続に用いられる。つまり、通信信号に応じて断続スイッチSWを断続することにより照明光に通信信号を重畳する変調を行う。本実施例では、通信信号のハイレベルは断続スイッチSWのオン状態に対応し、通信信号のローレベルはSWのオフ状態に対応するものとする。
抑制回路40は、断続スイッチSWがオフのときに、ゲート端子の電位がグランドレベルまで低下するのを抑制する。そのため、抑制回路40は、一種の電流源である電流制御回路41を有する。
電流制御回路41は、ゲート端子とグランド線との間に接続され、通信信号に応じて断続スイッチSWがオフのときに、抑制回路40を流れる電流量(つまり電流制御回路41を流れる電流量)を制御することによって、ゲート端子のローレベルの電位がグランドレベルまで低下するのを抑制する。
さらに、通信モジュール10の構成について説明する。
図2は、実施の形態1における通信モジュール10の構成例を示す回路図である。また、図3は、実施の形態1における抑制回路40の回路例を含む通信モジュール10の構成例を示す回路図である。
図2および図3の通信モジュール10は、断続スイッチSW、信号発生回路SG、抵抗R3、R8、R10、帰還抵抗Rf、帰還容量Cf、基準源4、増幅器7、抑制回路40を備える。抑制回路40は、電流制御回路41を備える。また、図3に示すように電流制御回路41は、トランジスタQ1、Q2、抵抗R0を備える。
断続スイッチSWは、MOSFETであり、光源を流れるLED電流を断続する断続スイッチ機能と、基準電圧Vrefに対応して定められる電流設定値をLED電流が超えないように抑制する電流抑制機能とを有する。断続スイッチ機能は照明光の変調を実現し、電流抑制機能はLED電流のオーバーシュートを低減する。
以下では、断続スイッチSWのゲート端子のゲート電圧におけるハイレベルおよびローレベルを、通信信号等の通常のハイレベルおよびローレベルと区別するために、説明の便宜上、修正ハイレベルおよび修正ローレベルと呼ぶ。修正ハイレベルは、可変である点で通常のハイレベルと異なっている。修正ローレベルは、グランドレベルを含まず、グランドレベルよりも高い電位である点で通常のローレベルと異なっている。
増幅器7は、プラス入力端子の電圧とマイナス入力端子の電圧との誤差を増幅するオペアンプである。プラス入力端子には、基準源4からの基準電圧Vrefが入力される。この基準電圧Vrefは、上記の電流設定値に対応する。つまり、基準電圧Vrefに応じて電流設定値が定まる。一方、マイナス入力端子には抵抗R3、R8およびR10によって定まる電圧が入力される。増幅器7の出力端子は、上記の誤差を示す電圧であって、断続スイッチSWのしきい値電圧よりも高い電圧を、断続スイッチSWのゲート端子に出力する。増幅器7から出力される電圧は、上記の修正ハイレベルである。この修正ハイレベルは、プラス入力端子の基準電圧に対応する。つまり、基準値が増減すれば修正ハイレベルも増減する。また、マイナス入力端子の電位が増減すれば、修正ハイレベルは減増する。これにより、上記の電流抑制機能が実現される。
増幅器7は、断続スイッチSWのゲート端子に修正ハイレベルを常に出力する。それゆえ、断続スイッチSWを接続させる機能を有するが、切断させる機能を有しない。切断させる機能は、抑制回路40が担っている。
図3における電流制御回路41は、抵抗R10、トランジスタQ1およびトランジスタQ2を備える。
抵抗R10は、インバーター45の出力端子と、トランジスタQ1のドレイン端子およびゲート端子との間に接続される。抵抗R10の抵抗値は、通信信号を反転した反転信号がハイレベルであるとき(つまり断続スイッチSWがオフのとき)トランジスタQ1を流れる基準電流を定める。
トランジスタQ1およびS2は、カレントミラー回路を構成する基準トランジスタおよび出力トランジスタである。
トランジスタQ1は、抵抗R10を介して入力される反転信号に応じた基準電流が流れ、具体的には、通信信号がハイレベルのとき、トランジスタQ1はオフであり基準電流が流れない。これに対して、通信信号がローレベルのときトランジスタQ1には抵抗R10に応じた基準電流が流れる。
トランジスタQ2は、基準電流のミラー電流として所定量の電流が流れる。具体的には、通信信号がハイレベルのとき、トランジスタQ2はオフであり、断続スイッチSWのゲート端子に対してはトランジスタQ2のドレイン端子はハイインピーダンス状態なる。また、通信信号がローレベルのとき、トランジスタQ2には所定量の電流が流れる。この所定量の電流は、増幅器7の出力端子からグランド線に流れるので、断続スイッチSWのゲート端子の電圧をしきい値Vthよりも低い電圧にし、しかも、ゲート端子の電圧がグランドレベルまで低下するのを抑制する。言い換えれば、所定量の電流は、断続スイッチSWのゲート端子を修正ローレベルにする。
[1.4 通信モジュール10の動作]
以上のように構成された実施の形態1における照明光通信装置100について、以下その動作を説明する。ここでは、主として断続スイッチSWの断続時のゲート電圧について説明する。
通信信号が断続スイッチSWのオフを示すとき(つまり通信信号がローレベルのとき)、断続スイッチSWのゲート端子の電圧を上記の修正ローレベルにする。具体的には、通信信号がローレベルのとき、抑制回路40は、抑制回路40自身に所定量の電流を流すことによって、断続スイッチSWのゲート端子の電圧をしきい値Vthよりも低い電圧にし、しかも、ゲート端子の電圧がグランドレベルまで低下するのを抑制する。その結果、ゲート端子の電圧は、断続スイッチSWのしきい値電圧Vthよりも低く、グランドレベルよりも高い電位、つまり修正ローレベルになる。このとき、増幅器7は修正ハイレベルを出力し続けるが、増幅器7の出力端子から抑制回路40を介してグランド線に所定量の電流が流れるため、ゲート端子の電圧は修正ローレベルになる。
一方、通信信号が断続スイッチSWのオンを示すとき(つまり、通信信号がハイレベルのとき)、電流制御回路41は、ゲート端子に対してハイインピーダンス状態になる。このとき、増幅器7は修正ハイレベルを出力しているので、断続スイッチSWのゲート端子は修正ハイレベルであり、断続スイッチSWはオン状態である。
なお、所定量の電流について補足すると、図3の抵抗R0によりトランジスタQ1の基準電流が決まり、トランジスタQ1の基準電流によりトランジスタQ2の出力電流(つまりミラー電流)が決まり、この出力電流が所定量の電流となる。また、トランジスタQ1とトランジスタQ2とのミラー比は1対1であってもよいし、他の比率であってもよい。
図4Aは、実施の形態1における通信信号、ゲート電圧およびLED電流の波形を示す図である。同図の「通信信号」は、信号発生回路SGが発生する通信信号のうち1パルス相当を示している。「ゲート電圧」は断続スイッチSWのゲート端子の電圧を示す。「LED電流」は、断続スイッチSWを流れる電流、すなわち光源53を流れる電流を示す。また、点線で示す波形は、従来技術におけるゲート電圧およびLED電流を示す。
ゲート電圧において破線で示すVthは断続スイッチSWのしきい値電圧を示す。VHは修正ハイレベルを示す。VLは修正ローレベルを示す。
同図の遅延時間daは、断続スイッチSWのオンタイミングの遅延時間、すなわち、ゲート電圧の立ち上がり開始時点から、ゲート電圧がしきい値Vthを超えた時点までの遅延時間を示す。また、遅延時間d1は、従来技術におけるオンタイミングの遅延時間を示す。遅延時間d2は、本実施の形態におけるオフタイミングの遅延時間を示す。
図4Aのように、修正ローレベルVLは、しきい値Vth寄りの電位であって、0Vよりも高い電位になっている。しきい値電圧Vthは修正ハイレベルVHと修正ローレベルVLとの間で偏っておらず、中間的な位置にある。そのため、オンタイミングの遅延時間daとオフタイミングの遅延時間d2は同程度になっている。
これにより、通信信号が示すオン期間よりも照明光のオン期間(つまり点灯している期間)が短くなることが抑制される。逆の言い方をすれば、通信信号が示す本来のオフ期間よりも照明光のオフ期間(つまり消灯している期間)が長くなることが抑制される。
また、図4Bは、実施の形態1における反転通信信号、ゲート電圧およびLED電流の波形のシミュレーション結果を示す図である。同図では、通信信号を反転した反転通信信号、ゲート電圧、LED電流を示している。このシミュレーションでは、しきい値電圧Vthは3Vである。修正ハイレベルVHは約3.1V、修正ローレベルVLは約2.7Vになっている。
このように、変調された照明光には通信信号のオンタイミングがより忠実に反映されるので、従来技術と比べて、オンタイミングの遅延に起因する受信装置の誤動作すなわち受信エラーを生じさせにくいという効果がある。
以上のように実施の形態1に係る照明光通信装置100は、照明光を発する光源53と、前記光源53に電流を流す電源回路52aと、二値の通信信号を発生する信号発生回路SGと、前記光源53と直列に接続され、前記通信信号に応じてオン及びオフする断続スイッチSWと、前記断続スイッチSWのゲート端子に接続された出力端子を有する増幅器7と、前記断続スイッチSWがオフのときに前記ゲート端子の電位がグランドレベルまで低下するのを抑制する抑制回路40とを備える。前記抑制回路40は、前記ゲート端子とグランド線との間に接続され、前記通信信号に応じて前記抑制回路40を流れる電流量を制御することによって、前記ゲート端子のローレベルの電位がグランドレベルまで低下するのを抑制する。
これによれば、断続スイッチSWのゲート電圧に対する光源電流のオンタイミングの遅延時間とオフタイミングの遅延時間とを同程度にすることができ、オンタイミングの遅延に起因する受信装置の誤動作すなわち受信エラーを生じさせにくいという効果がある。
ここで、前記断続スイッチSWは、ゲート端子がハイレベルのときにオンであり、ゲート端子がローレベルときにオフであり、前記増幅器7は、前記通信信号がオンを示すときもオフを示すときも前記ゲート端子にハイレベルを出力し、前記抑制回路40は、前記通信信号が前記断続スイッチSWのオフを示すとき、前記抑制回路40に所定量の電流を流すことによって、前記ゲート端子の電位がグランドレベルまで低下するのを抑制し、前記通信信号が前記断続スイッチのオンを示すとき、前記ゲート端子に対してハイインピーダンス状態であってもよい。
これによれば、抑制回路40は、さらに、断続スイッチSWを断続させる機能も兼用することができる。
ここで、前記所定量の電流は、前記抑制回路40に生じる電圧降下によって前記ゲート端子の電位を、グランド電位よりも高くかつ前記断続スイッチのしきい値よりも低い電位にするように定めてもよい。
これによれば、オンタイミングの遅延時間を抑制できる。
ここで、前記抑制回路40は、前記通信信号を反転した反転信号が入力される抵抗回路と、前記抵抗回路とグランド線との間に接続され、前記抵抗回路を介して入力される前記反転信号に応じた基準電流が流れる基準トランジスタQ1と、前記ゲート端子とグランド線との間に接続され、前記基準トランジスタQ1と共にカレントミラーを構成し、前記基準電流のミラー電流として前記所定量の電流が流れる出力トランジスタQ2とを備えてもよい。
これによれば、簡単なカレントミラー回路により抑制回路40を実現できる。
以上のように実施の形態1に係る通信モジュール10は、可視光通信機能を有しない照明器具101に、可視光通信機能を追加する通信モジュール10であって、二値の通信信号を発生する信号発生回路SGと、前記照明器具101の光源53と直列に接続され、前記通信信号に応じてオン及びオフする断続スイッチSWと、前記断続スイッチSWのゲート端子に接続された出力端子を有する増幅器7と、前記断続スイッチSWがオフのときに前記ゲート端子の電位がグランドレベルまで低下するのを抑制する抑制回路40とを備え、前記抑制回路40は、前記ゲート端子とグランド線との間に接続され、前記通信信号に応じて前記抑制回路40を流れる電流量を制御することによって、前記ゲート端子のローレベルの電位がグランドレベルまで低下するのを抑制する。
これによれば、断続スイッチSWのゲート電圧に対する光源電流のオンタイミングの遅延時間とオフタイミングの遅延時間とを同程度にすることができ、オンタイミングの遅延に起因する受信装置の誤動作すなわち受信エラーを生じさせにくいという効果がある。
(実施の形態2)
続いて、実施の形態2に係る照明光通信装置100について説明する。上記のしきい値電圧Vthは、断続スイッチSWまたは通信モジュール10の回路特性および温度特性等に依存してバラツキまたは変動する場合がある。本実施形態では、しきい値電圧Vthにバラツキまたは変動がある場合でも修正ローレベルを適切な値に調整する構成について説明する。
[2.1 照明光通信装置100の構成]
本実施の形態における照明光通信装置100は、抑制回路40の内部構成を除いて図2と同じである。以下異なる点を中心に説明する。
図5は、実施の形態2における抑制回路40の一例を含む通信モジュール10の構成例を示す回路図である。
同図は、図2と比べて、抑制回路40内に検出回路42および調整回路43が追加された点が異なっている。以下、異なる点を中心に説明する。
検出回路42は、断続スイッチSWのゲート端子の電圧を検出する。
調整回路43は、検出回路42の検出結果に基づいて、断続スイッチSWがオンのときのゲート端子の電圧と、断続スイッチSWのオフのときの前記ゲート端子の電圧との電位差が所定値以下となるように、電流制御回路41の基準電流を調整する。
これにより、しきい値電圧Vthが変わっても、検出回路42の検出結果に応じて電流制御回路41の基準電流(または所定量)を調整することにより、断続スイッチSWのオフ時のゲート電圧つまり修正ローレベルを適切に変更する。
次に、検出回路42および調整回路43のより具体的な回路例について説明する。
図6は、実施の形態2における抑制回路40のより具体的な一例を含む通信モジュールの構成例を示す回路図である。
同図の電流制御回路41は、図3と比べて、抵抗R0の代わりに、直列接続された2つの抵抗R1と抵抗R2を備える点が異なっている。直列接続された抵抗R1および抵抗R2は、抵抗R0と同じく、基準電流の大きさを定める。抵抗R1および抵抗R2の接続点には調整回路43からの調整信号線が接続され、調整回路43から調整信号線を介して調整電流が供給される。
検出回路42は、ダイオードD0、抵抗RdおよびコンデンサC1を備え、断続スイッチSWのゲート端子の電圧を検出する。
調整回路43は、抵抗R4、トランジスタQ3およびトランジスタQ4を備える。トランジスタQ3およびトランジスタQ4は、カレントミラー回路を構成する。トランジスタQ3は、検出回路42の検出結果に応じた基準電流が流れる基準トランジスタである。トランジスタQ4は、ミラー電流が流れる出力トランジスタである。トランジスタQ4のミラー電流は、調整電流として、電流制御回路41の抵抗R1および抵抗R2の接続点に供給される。
この回路構成によれば、抑制回路40は、断続スイッチSWのゲート電圧の増減、トランジスタQ3の基準電流の増減、トランジスタQ4のミラー電流つまり調整電流の増減、トランジスタQ1の基準電流の増減、トランジスタQを流れる所定量の電流の増減を順番に関連付けている。これにより、しきい値電圧Vthが変わっても、検出回路42の検出結果に応じて電流制御回路41の基準電流および所定量の電流を調整することができる。
以上のように、本実施の形態における照明光通信装置100によれば、しきい値電圧Vthが回路のバラツキや温度特性によって変動があっても、断続スイッチSWのオフ時のゲート電圧つまり修正ローレベルを適切に変更することができる。
以上のように実施の形態2に係る照明光通信装置100において、前記抑制回路40は、さらに、前記ゲート端子の電圧を検出する検出回路42と、前記検出回路42の検出結果に基づいて、前記断続スイッチSWがオンのときの前記ゲート端子の電圧と、前記断続スイッチがオフのときの前記ゲート端子の電圧との差分が所定値以下となるように前記所定量を調整する調整回路43とを備える。
これによれば、しきい値電圧Vthが回路のバラツキや温度特性によって変動しても、断続スイッチSWのオフ時のゲート電圧つまり修正ローレベルを適切に変更することができる。
ここで、前記抑制回路は、さらに、前記ゲート端子の電圧を検出する検出回路42と、前記検出回路の検出結果に基づいて、前記断続スイッチがオンのときの前記ゲート端子の電圧と、前記断続スイッチのオフのときの前記ゲート端子の電圧との電位差が所定値以下となるように、前記基準電流を調整する調整回路43とを備えてもよい。
ここで、前記照明光通信装置100は、本来は可視光通信機能を有しない照明器具101と、前記照明器具101に可視光通信機能を付加するための通信モジュール10とを備え、前記照明器具101は、前記光源53と、前記電源回路52aとを備え、前記通信モジュール10は、前記断続スイッチSWと、前記信号発生回路SGと、前記増幅器7と、前記抑制回路40とを備えてもよい。
以上、本発明に係る照明光通信装置100および通信モジュール10について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、実施の形態および変形例における一部の構成要素を任意に組み合わせて構築される別の形態も、本発明の範囲内に含まれる。
7 増幅器
10 通信モジュール
40 抑制回路
41 電流制御回路
42 検出回路
43 調整回路
52a 電源回路
53 光源
100 照明光通信装置
101 照明器具
SG 信号発生回路
SW 断続スイッチ
Q1 トランジスタ
Q2 トランジスタ

Claims (8)

  1. 照明光を発する光源と、
    前記光源に電流を流す電源回路と、
    二値の通信信号を発生する信号発生回路と、
    前記光源と直列に接続され、前記通信信号に応じてオン及びオフする断続スイッチと、
    前記断続スイッチのゲート端子に接続された出力端子を有する増幅器と、
    前記断続スイッチがオフのときに前記ゲート端子の電位がグランドレベルまで低下するのを抑制する抑制回路と
    を備え、
    前記抑制回路は、前記ゲート端子とグランド線との間に接続され、前記通信信号に応じて前記抑制回路を流れる電流量を制御することによって、前記ゲート端子のローレベルの電位がグランドレベルまで低下するのを抑制する
    照明光通信装置。
  2. 前記断続スイッチは、ゲート端子がハイレベルのときにオンであり、ゲート端子がローレベルときにオフであり、
    前記増幅器は、前記通信信号がオンを示すときもオフを示すときも前記ゲート端子にハイレベルを出力し、
    前記抑制回路は、
    前記通信信号が前記断続スイッチのオフを示すとき、前記抑制回路に所定量の電流を流すことによって、前記ゲート端子を前記断続スイッチのしきい値より低い電圧にし、かつ、前記ゲート端子の電位がグランドレベルまで低下するのを抑制し、
    前記通信信号が前記断続スイッチのオンを示すとき、前記ゲート端子に対してハイインピーダンス状態になる
    請求項1に記載の照明光通信装置。
  3. 前記所定量の電流は、前記抑制回路に生じる電圧降下によって前記ゲート端子の電位を、グランド電位よりも高くかつ前記断続スイッチのしきい値よりも低い電位にするように定められる
    請求項2に記載の照明光通信装置。
  4. 前記抑制回路は、
    前記通信信号を反転した反転信号が入力される抵抗回路と、
    前記抵抗回路とグランド線との間に接続され、前記抵抗回路を介して入力される前記反転信号に応じた基準電流が流れる基準トランジスタと、
    前記ゲート端子とグランド線との間に接続され、前記基準トランジスタと共にカレントミラーを構成し、前記基準電流のミラー電流として前記所定量の電流が流れる出力トランジスタと
    を備える
    請求項2または3に記載の照明光通信装置。
  5. 前記抑制回路は、さらに、
    前記ゲート端子の電圧を検出する検出回路と、
    前記検出回路の検出結果に基づいて、前記断続スイッチがオンのときの前記ゲート端子の電圧と、前記断続スイッチがオフのときの前記ゲート端子の電圧との差分が所定値以下となるように前記所定量を調整する調整回路とを備える
    請求項2または3に記載の照明光通信装置。
  6. 前記抑制回路は、さらに、
    前記ゲート端子の電圧を検出する検出回路と、
    前記検出回路の検出結果に基づいて、前記断続スイッチがオンのときの前記ゲート端子の電圧と、前記断続スイッチのオフのときの前記ゲート端子の電圧との電位差が所定値以下となるように、前記基準電流を調整する調整回路とを備える
    請求項4に記載の照明光通信装置。
  7. 前記照明光通信装置は、
    本来は可視光通信機能を有しない照明器具と、
    前記照明器具に可視光通信機能を付加するための通信モジュールとを備え、
    前記照明器具は、前記光源と、前記電源回路とを備え、
    前記通信モジュールは、前記断続スイッチと、前記信号発生回路と、前記増幅器と、前記抑制回路とを備える
    請求項1~6のいずれか1項に記載の照明光通信装置。
  8. 可視光通信機能を有しない照明器具に、可視光通信機能を追加する通信モジュールであって、
    二値の通信信号を発生する信号発生回路と、
    前記照明器具の光源と直列に接続され、前記通信信号に応じてオン及びオフする断続スイッチと、
    前記断続スイッチのゲート端子に接続された出力端子を有する増幅器と、
    前記断続スイッチがオフのときに前記ゲート端子の電位がグランドレベルまで低下するのを抑制する抑制回路とを備え、
    前記抑制回路は、前記ゲート端子とグランド線との間に接続され、前記通信信号に応じて前記抑制回路を流れる電流量を制御することによって、前記ゲート端子のローレベルの電位がグランドレベルまで低下するのを抑制する
    通信モジュール。
JP2017162876A 2017-08-25 2017-08-25 照明光通信装置および通信モジュール Active JP6998520B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017162876A JP6998520B2 (ja) 2017-08-25 2017-08-25 照明光通信装置および通信モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017162876A JP6998520B2 (ja) 2017-08-25 2017-08-25 照明光通信装置および通信モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019041295A JP2019041295A (ja) 2019-03-14
JP6998520B2 true JP6998520B2 (ja) 2022-01-18

Family

ID=65726590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017162876A Active JP6998520B2 (ja) 2017-08-25 2017-08-25 照明光通信装置および通信モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6998520B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010528575A (ja) 2007-05-21 2010-08-19 アドバンスト・アナロジック・テクノロジーズ・インコーポレイテッド 電力損失が低減されたmosfetゲートドライブ
JP2017135567A (ja) 2016-01-27 2017-08-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明光通信装置および通信モジュール

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010528575A (ja) 2007-05-21 2010-08-19 アドバンスト・アナロジック・テクノロジーズ・インコーポレイテッド 電力損失が低減されたmosfetゲートドライブ
JP2017135567A (ja) 2016-01-27 2017-08-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明光通信装置および通信モジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019041295A (ja) 2019-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI454874B (zh) System and method for dimming control using a system controller
US9456481B2 (en) High-efficiency, wide dynamic range dimming for solid-state lighting
US20130229121A1 (en) Power supply for illumination and luminaire
US20120104970A1 (en) Lighting power supply device and method for controlling holding current
KR101002600B1 (ko) 엘이디 조명 제어 회로
US20120074868A1 (en) Driving circuit for driving light emitting diodes and short circuit protection circuit applied to a driving circuit for driving light emitting diodes
US9553667B2 (en) Visible light communication apparatus
CN107770906B (zh) 针对照明电路的混合调光
US10038502B1 (en) Lighting device, luminaire, and signboard
JP6305908B2 (ja) Led照明装置及びled照明装置の制御方法
JP6979588B2 (ja) 照明光通信装置
KR20180017076A (ko) 스위칭 컨버터 및 그 제어 회로, 그것을 사용한 조명 장치, 전자 기기
KR20110119805A (ko) 색온도의 시프트를 갖는 디머블 광원
TW201705664A (zh) 整合過電流保護偵測和過電壓保護偵測的升壓裝置
JP6998520B2 (ja) 照明光通信装置および通信モジュール
CN103889121B (zh) 一种纹波电流抑制电路
CN203840596U (zh) 一种纹波电流抑制电路和led电路
US9577521B2 (en) Average current control for a switched power converter
TWI399128B (zh) 控制發光二極體之電荷泵驅動電路之方法及電路
JP6486606B2 (ja) Ledアレイ駆動回路
JP7022919B2 (ja) 照明光通信装置および通信モジュール
US10070493B2 (en) Lighting device, luminaire, and signboard
US10716186B2 (en) Driving circuit using buck converter capable of generating sufficient voltage to power a LED circuit and associated auxiliary circuitry in a normal mode of operation, and insufficient to power the LED circuit but sufficient to power the associated auxiliary circuitry in an off mode of operation
CN116437526B (zh) 宽电压自适应发光二极管恒流驱动电路
KR101397614B1 (ko) Led 구동회로

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211201

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6998520

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151