JP6997934B2 - 試験焼結体の製造方法、及び圧粉成形体の成形条件の決定方法 - Google Patents
試験焼結体の製造方法、及び圧粉成形体の成形条件の決定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6997934B2 JP6997934B2 JP2018099221A JP2018099221A JP6997934B2 JP 6997934 B2 JP6997934 B2 JP 6997934B2 JP 2018099221 A JP2018099221 A JP 2018099221A JP 2018099221 A JP2018099221 A JP 2018099221A JP 6997934 B2 JP6997934 B2 JP 6997934B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- test
- powder
- sintered body
- compact
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
鉄系粉末を含む原料粉末を準備する準備工程と、
前記原料粉末を加圧成形して圧粉成形体を作製する成形工程と、
前記圧粉成形体を高周波誘導加熱により試験焼結する試験焼結工程とを備える。
最初に本発明の実施態様の内容を列記して説明する。
鉄系粉末を含む原料粉末を準備する準備工程と、
前記原料粉末を加圧成形して圧粉成形体を作製する成形工程と、
前記圧粉成形体を高周波誘導加熱により試験焼結する試験焼結工程とを備える。
前記試験焼結工程では、前記圧粉成形体の昇温速度を5℃/秒以上とすることが挙げられる。
前記圧粉成形体の試験焼結温度での保持時間が、1秒以上240秒以下であることが挙げられる。
前記圧粉成形体の試験焼結時の雰囲気温度が、380℃以上1250℃未満であることが挙げられる。
本発明の実施形態の詳細を、以下に説明する。
実施形態に係る試験焼結体の製造方法は、試験焼結体の原料粉末を準備する準備工程と、原料粉末を加圧成形して圧粉成形体を作成する成形工程と、圧粉成形体を試験焼結する試験焼結工程とを備える。この試験焼結体の製造方法の特徴の一つは、試験焼結工程で特定の手法を用いて試験焼結する点にある。以下、各工程の詳細を説明する。
準備工程では、鉄系粉末を含む原料粉末を準備する。鉄系粉末は、以下の(a)から(d)のいずれか1種の粉末が挙げられる。
(a)純鉄粉のみ
(b)上記純鉄粉と合金化元素粉末の両方を含む混合粉末
(c)鉄合金粉末のみ
(d)上記混合粉末と上記鉄合金粉末の両方を含む複合粉末
純鉄粉は、例えば、水アトマイズ粉、ガスアトマイズ粉、カルボニル粉、還元粉を使用できる。純鉄粉の平均粒径は、例えば、20μm以上200μm以下が挙げられる。純鉄粉の平均粒径を上記範囲内とすることで、取り扱い易く、加圧成形し易い。純鉄粉の平均粒径を20μm以上とすることで、流動性を確保し易い。純鉄粉の平均粒径を200μm以下とすることで、緻密な組織の焼結体を得易い。純鉄粉の平均粒径は、更に50μm以上150μm以下が挙げられる。「平均粒径」は、レーザ回折式粒度分布測定装置により測定した体積粒度分布における累積体積が50%となる粒径(D50)のことである。この点は、後述の合金化元素粉末及び鉄合金粉末の平均粒径でも同様である。
混合粉末は、上記純鉄粉と合金化元素粉末とを含む。合金化元素粉末は、混合粉末を加圧成形して本焼結すると純鉄粉と反応して鉄合金となる粉末である。この合金化元素粉末は、例えば、Ni,Cu,Cr,Mo,Mn,及びCから選択される少なくとも1種の合金化元素の粉末が挙げられる。上記合金化元素は、焼入れ性を向上させられて焼結部材の機械的特性の向上に寄与する。上記合金化元素のうちNi,Cu,Cr,Mn,及びMoの粉末の含有量は、混合粉末を100質量%とするとき、合計で0質量%超10.0質量%以下、更に5.0質量%以下、特に0.1質量%以上2.0質量%以下が挙げられる。一方、C粉末の含有量は、原料粉末を100質量%とするとき、0質量%超2.0質量%以下、更に0.1質量%以上1.0質量%以下が挙げられる。各合金化元素粉末の平均粒径は、純鉄粉の平均粒径よりも小さくすることが好ましい。そうすれば、各合金化元素粉末を純鉄粒子間に均一に分散させ易いため、合金化を進行し易い。混合粉末中の純鉄粉の含有量は、混合粉末を100質量%とするとき、例えば90質量%以上、更に95質量%以上とすることが挙げられる。
鉄合金粉末は、鉄を主成分とし、上記合金化元素の中から選択される1種以上の添加元素を含有する鉄合金粒子を複数有する。即ち、添加元素は、Ni,Cu,Cr,Mo,Mn,及びCが挙げられる。鉄合金は、不可避的不純物を含むことを許容する。具体的な鉄合金としては、ステンレス鋼、Fe-C系合金,Fe-Cu-Ni-Mo系合金,Fe-Ni-Mo-Mn系合金,Fe-Cu系合金,Fe-Cu-C系合金,Fe-Cu-Mo系合金,Fe-Ni-Mo-Cu-C系合金,Fe-Ni-Cu系合金,Fe-Ni-Mo-C系合金,Fe-Ni-Cr系合金,Fe-Ni-Mo-Cr系合金,Fe-Cr系合金,Fe-Mo-Cr系合金,Fe-Cr-C系合金,Fe-Ni-C系合金,Fe-Mo-Mn-Cr-C系合金などが挙げられる。
複合粉末は、上述の混合粉末と上述の鉄合金粉末の両方を含む。即ち、複合粉末は、純鉄粉と、合金化元素粉末と、鉄合金粉末とを含む。複合粉末中の純鉄粉及び鉄合金に含まれる鉄の合計含有量は、複合粉末全体を100質量%とするとき、90質量%以上、更に95質量%以上が挙げられる。複合粉末中の合金化元素粉末及び鉄合金における添加元素の合計含有量は、複合粉末全体を100質量%とするとき、1質量%以上が挙げられ、更に2質量%以上10質量%以下が挙げられる。
原料粉末における鉄系粉末の含有量は、原料粉末を100質量%とするとき、例えば、90質量%以上が挙げられ、更に、93質量%以上、95質量%以上、特に97質量%以上、99質量%以上が挙げられる。
〈潤滑剤〉
原料粉末は、潤滑剤を有していてもよい。潤滑剤は、原料粉末の成形時の潤滑性が高められ、成形性を向上させる。潤滑剤の種類は、例えば、高級脂肪酸、金属石鹸、脂肪酸アミド、高級脂肪酸アミドなどが挙げられる。金属石鹸は、例えば、ステアリン酸亜鉛やステアリン酸リチウムなどが挙げられる。脂肪酸アミドは、例えば、ステアリン酸アミド、ラウリン酸アミド、パルミチン酸アミドなどが挙げられる。高級脂肪酸アミドは、例えば、エチレンビスステアリン酸アミドなどが挙げられる。潤滑剤の存在形態は、固体状や粉末状、液体状など形態を問わない。潤滑剤には、これらの少なくとも1種を単独で又は組み合わせて用いることができる。原料粉末における潤滑剤の含有量は、原料粉末を100質量%とするとき、例えば、0.1質量%以上2.0質量%以下が挙げられ、更に0.3質量%以上1.5質量%以下が挙げられ、特に0.5質量%以上1.0質量%以下が挙げられる。
原料粉末は、有機バインダーを含有してもよい。有機バインダーの種類は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、ポリエステル、ポリエーテル、ポリビニルアルコール、酢酸ビニル、パラフィン、各種ワックスなどが挙げられる。有機バインダーの含有量は、原料粉末を100質量%としたとき、0.1質量%以下が挙げられる。そうすれば、成形体に含まれる金属粉末の割合を多くできるため、緻密な圧粉成形体を得易い。有機バインダーを含有しない場合、圧粉成形体を後工程で脱脂する必要がない。
成形工程は、原料粉末を加圧成形して圧粉成形体を作製する。圧粉成形体の形状は、焼結部材の最終形状に沿った形状、具体的には円柱状や円筒状などが挙げられる。圧粉成形体の作製には、上記形状に成形できる適宜な成形装置(金型)を用いることが挙げられる。例えば、円柱や円筒の軸方向に沿ってプレス成形するように一軸加圧が可能な金型を用いることが挙げられる。成形圧力は、高いほど、圧粉成形体を高密度化でき、延いては試験焼結体を高強度化できる。成形圧力は、例えば、400MPa以上が挙げられ、更に500MPa以上が挙げられ、特に600MPa以上が挙げられる。成形圧力の上限は、特に限定されないが、例えば、2000MPa以下が挙げられ、更には、1000MPa以下が挙げられ、特に900MPa以下が挙げられる。この圧粉成形体には、適宜、切削加工が施されていてもよい。切削加工は、公知の加工が利用できる。
試験焼結工程では、圧粉成形体を加熱して試験焼結体を作製する。この加熱には、高周波誘導加熱を利用する。高周波誘導加熱は、高速昇温できるため、短時間で圧粉成形体を所定温度にまで高められる。そのため、短時間で試験焼結体を製造できる。高周波誘導加熱には、例えば、出力や周波数を調整可能な電源と、電源に接続されるコイルと、コイル内に配置されて圧粉成形体を収納する収納容器とを備える高周波誘導加熱装置を利用できる(図示略)。高周波誘導加熱装置は、更に、収納容器内に不活性ガスを供給するガス供給路と、収納容器外にガスを排出するガス排出路とを備えることが好ましい。そうすれば、非酸化性雰囲気で圧粉成形体を試験焼結できる。不活性ガスは、窒素ガスやアルゴンガスなどが挙げられる。この試験焼結工程では、昇温過程、高温保持過程、冷却過程を順に経る。
昇温過程では、試験焼結温度未満までの温度域での昇温速度を速くするほど、試験焼結体の製造時間を短縮できる。上記昇温速度は、例えば、5℃/秒以上とすることが好ましい。そうすれば、昇温速度が十分に速いため、短時間で試験焼結体を製造できる。上記昇温速度は、更に10℃/秒以上が好ましく、特に15℃/秒以上が好ましい。上記昇温速度の上限は、特に限定されないが、例えば、50℃/秒以下が挙げられる。昇温速度は、高周波誘導加熱装置の電源の出力や周波数を調整することで調整できる。
圧粉成形体の試験焼結時の雰囲気温度(試験焼結温度)での保持時間は、その雰囲気温度(試験焼結温度)にもよるが、例えば、1秒以上240秒以下が好ましい。上記保持時間が1秒以上であれば、圧粉成形体を十分に加熱できて、試験焼結体を製造できる。その上、保持時間が適度に長いため、強度の高い試験焼結体を製造し易い。上記保持時間が240秒以下であれば、保持時間が適度に短いため、短時間で試験焼結体を製造し易い。上記保持時間は、更に10秒以上150秒以下が好ましく、特に30秒以上90秒以下が好ましい。
試験焼結工程の冷却過程における降温速度は、特に限定されず、適宜選択できる。上記降温速度は、例えば、1℃/秒以上が挙げられる。そうすれば、降温速度が速いため、短時間で試験焼結体を製造できる。上記降温速度は、更に5℃/秒以上が好ましく、特に15℃/以下が好ましい。上記降温速度の上限は、例えば、50℃/秒以下が挙げられる。
実施形態に係る試験焼結体の製造方法は、各種の一般構造用部品(スプロケット、ローター、ギア、リング、フランジ、プーリー、軸受けなどの機械部品などの焼結部品)の試験焼結体の製造に好適に利用できる。実施形態に係る試験焼結体の製造方法により製造された試験焼結体は、後述の疵検出工程に好適に利用できる。また、説明は省略するが、この試験焼結体は、その強度にもよるが、破壊試験や強度試験にも利用できると期待される。
疵検出工程では、試験焼結体の亀裂などの疵の有無を検出する。試験焼結体の疵が検出されれば、圧粉成形体に疵が存在していたことが分かる。圧粉成形体の疵は、その後工程の試験焼結工程を経ても試験焼結体に実質的に維持されるからである。即ち、試験焼結体に疵があれば、圧粉成形体の成形条件が不適正であることが分かり、試験焼結体に疵がなければ、圧粉成形体の成形条件が適正であることが分かる。
実施形態に係る試験焼結体の製造方法は、高周波誘導加熱で圧粉成形体を試験焼結することで、試験焼結時の昇温速度を速められるため、適正な成形条件を見出すための試験焼結体を短時間で製造できる。
試験焼結体の製造方法の違いによる、製造時間の違いを評価した。
試料No.1~No.3の試験焼結体は、上述の試験焼結体の製造方法と同様にして、準備工程と成形工程と試験焼結工程とを経て、それぞれ2個ずつ作製した。試料No.1~No.3の試験焼結体はそれぞれ、準備工程で準備した原料粉末の種類が相違する。
試料No.1の原料粉末には、純鉄粉を準備した。純鉄粉の平均粒径(D50)は、65μmである。
原料粉末を加圧成形して、円筒状(外径:34mm、内径:20mm、高さ:10mm)の圧粉成形体を作製した。成形圧力は、600MPaとした。
圧粉成形体を高周波誘導加熱して試験焼結体を作製した。本例では、出力や周波数を調整可能な電源と、電源に接続されるコイル(線径10mm、内径50mm)と、コイル内に配置されて圧粉成形体を収納する収納容器と、収納容器内に不活性ガスを供給するガス供給路と、収納容器外にガスを排出するガス排出路とを備える高周波誘導加熱装置を用いた。収納容器は、誘導加熱されない材質(セラミックス)で構成している。不活性ガスは、窒素ガスを用いた。試験焼結工程では、昇温過程、高温保持過程、冷却過程を順に経た。各過程は、雰囲気温度を測定しながら行った。雰囲気温度の測定は、収納容器内で圧粉成形体から8.5mm以内に配置した熱電対(直径Φ3.5mm)で行った。
昇温過程では、高周波誘導加熱装置の電源の出力及び周波数を途中で変えずに一定にして昇温した。ここでは、昇温速度(℃/秒)が5℃/秒以上となるようにした。具体的には、おおよそ出力を6.0kW、周波数を3.5kHzとしとした。
高温保持過程では、圧粉成形体を所定温度で所定時間保持した。試料No.1~No.3ではそれぞれ、測定した雰囲気温度が表1に示す温度となったとき、その雰囲気温度を表1に示す時間保持した。ここでは、雰囲気温度を保持するように高周波誘導加熱装置の電源の出力を調整した。
冷却過程では、冷却ガス(窒素ガス)を試験焼結体に吹き付けて試験焼結体を冷却した。ここでは、降温速度(℃/秒)が1℃/秒以上となるようにした。
試料No.101~No.103の試験焼結体はそれぞれ、試験焼結工程で雰囲気焼結炉を用いた点を除き、試料No.1~No.3と同様として作製した。試験焼結時の圧粉成形体の温度と、その温度での保持時間とはそれぞれ表1に示す温度と時間とした。圧粉成形体の温度は、温度センサ(安立計器社製の放射温度計R-4601)で測定した。試料No.101の温度プロファイルから、試料No.1などと同様、昇温速度と降温速度と経過時間とを求めた。その結果を表1に示す。
各試料の試験焼結体の見掛け密度(g/cm3)をアルキメデス法で測定した。試験焼結体の見掛け密度は、「(試験焼結体の乾燥重量)/{(試験焼結体の乾燥重量)-(試験焼結体の油浸材の水中重量)}×水の密度」から求めた。試験焼結体の油漬材の水中重量は、油中に浸漬して含油させた試験焼結体を水中に浸漬させた部材の重量である。各試料の試験焼結体の見掛け密度の測定結果を表2に示す。
各試料の試験焼結体の強度を評価した。強度の評価は、圧環強度とロックウェル硬さHRBとを測定することで行った。
圧環強度の測定は、「焼結軸受-圧環強さ試験方法 JIS Z 2507(2000)」に準拠して行った。具体的には、筒状の試験焼結体に対して、その径方向に対向するように二つのプレートを配置し、これらのプレートで上記試験片を挟持して、一方のプレートに荷重を加える。そして、筒状の試験焼結体が破壊するときの最大荷重を求め、この最大荷重(n=3の平均)を圧環強度(MPa)として評価した。その結果を表2に示す。
ロックウェル硬さHRBの測定は、「ロックウェル硬さ試験-試験方法 JIS Z 2245(2016)」に準拠して行った。ここでは、試験焼結体の上・下端面のそれぞれに対して3箇所ずつ測定し、上・下端面のそれぞれの平均値を求めた。各端面における測定箇所同士の周方向に沿った間隔は、均等となるようにした。その結果を表2に示す。
Claims (5)
- 鉄系粉末を含む原料粉末を準備する準備工程と、
前記原料粉末を加圧成形して圧粉成形体を作製する成形工程と、
前記圧粉成形体を高周波誘導加熱により試験焼結する試験焼結工程と、
前記試験焼結された試験焼結体の疵の有無を検出する疵検出工程と、を1サイクルの作業として備え、
前記1サイクルの作業を圧粉成形体の成形条件を変えて複数回繰り返す、
試験焼結体の製造方法。 - 前記試験焼結工程では、前記圧粉成形体の昇温速度を5℃/秒以上とする請求項1に記載の試験焼結体の製造方法。
- 前記圧粉成形体の試験焼結温度での保持時間が、1秒以上240秒以下である請求項1又は請求項2に記載の試験焼結体の製造方法。
- 前記圧粉成形体の試験焼結時の雰囲気温度が、380℃以上1250℃未満である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の試験焼結体の製造方法。
- 鉄系粉末を含む原料粉末を準備する準備工程と、
前記原料粉末を加圧成形して圧粉成形体を作製する成形工程と、
前記圧粉成形体を高周波誘導加熱により試験焼結する試験焼結工程と、
前記試験焼結された試験焼結体の疵の有無を検出する疵検出工程と、を1サイクルの作業として備え、
前記1サイクルの作業を圧粉成形体の成形条件を変えて複数回繰り返し、
前記疵検出工程において前記試験焼結体の疵が無いことをもって圧粉成形体の適正な成形条件を決定する、
圧粉成形体の成形条件の決定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018099221A JP6997934B2 (ja) | 2018-05-23 | 2018-05-23 | 試験焼結体の製造方法、及び圧粉成形体の成形条件の決定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018099221A JP6997934B2 (ja) | 2018-05-23 | 2018-05-23 | 試験焼結体の製造方法、及び圧粉成形体の成形条件の決定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019203173A JP2019203173A (ja) | 2019-11-28 |
JP6997934B2 true JP6997934B2 (ja) | 2022-02-04 |
Family
ID=68726238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018099221A Active JP6997934B2 (ja) | 2018-05-23 | 2018-05-23 | 試験焼結体の製造方法、及び圧粉成形体の成形条件の決定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6997934B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000328104A (ja) | 1999-05-17 | 2000-11-28 | Hitachi Powdered Metals Co Ltd | 鉄系焼結合金の焼結方法 |
JP2003155502A (ja) | 2001-11-20 | 2003-05-30 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 焼結体の製造方法 |
JP2015117391A (ja) | 2013-12-16 | 2015-06-25 | 株式会社豊田中央研究所 | 鉄基焼結合金とその製造方法および高炭素鉄系粉末 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5385706A (en) * | 1977-01-08 | 1978-07-28 | Riken Piston Ring Ind Co Ltd | Sintering of low height ringgshaped compressed powder body |
-
2018
- 2018-05-23 JP JP2018099221A patent/JP6997934B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000328104A (ja) | 1999-05-17 | 2000-11-28 | Hitachi Powdered Metals Co Ltd | 鉄系焼結合金の焼結方法 |
JP2003155502A (ja) | 2001-11-20 | 2003-05-30 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 焼結体の製造方法 |
JP2015117391A (ja) | 2013-12-16 | 2015-06-25 | 株式会社豊田中央研究所 | 鉄基焼結合金とその製造方法および高炭素鉄系粉末 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019203173A (ja) | 2019-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6918281B2 (ja) | 焼結部品の製造方法 | |
Coovattanachai et al. | Effect of heating rate on sintered series 300 stainless steel | |
Gülsoy et al. | Microstructural and mechanical properties of injection moulded gas and water atomised 17-4 PH stainless steel powder | |
US8133329B2 (en) | Selective sintering of compacted components | |
JP6997934B2 (ja) | 試験焼結体の製造方法、及び圧粉成形体の成形条件の決定方法 | |
CN101587056B (zh) | 一种多孔介质标准试件的制备方法 | |
Robert-Perron et al. | Tensile properties of sinter hardened powder metallurgy components machined in their green state | |
JP7185817B2 (ja) | 焼結部材の製造方法、及び焼結部材 | |
RU2563609C1 (ru) | Способ получения заготовок из порошковой быстрорежущей стали | |
Kim | Consolidation behavior and hardness of P/M molybdenum | |
Somton et al. | Shrinkage and properties of die pressed alumina produced from different granule sources | |
Sivkov et al. | Dependence of physical, mechanical, and structural properties of TiN ceramics on temperature of spark plasma sintering | |
Narayanasamy et al. | Some aspects of workability studies in cold forging of pure aluminium powder metallurgy compacts | |
Jamaludin et al. | Optimizing the injection parameter of water atomised SS316L powder with design of experiment method for best sintered density | |
Nagaraju et al. | Microwave-assisted hybrid sintering of 316L powder compacts: microstructure, mechanical, and electrochemical properties | |
Shevtsova et al. | Fabrication of the Ni3Al-based alloy formed by spark plasma sintering of VKNA powders | |
Rajeshkannan et al. | Some studies on sintered cold deformed plain carbon alloy steels | |
Sharma et al. | Friction sintering of copper powder using a new rapid, cost effective and energy efficient process | |
Kuriakose et al. | Debinding and Presintering of High Aspect Ratio Microbi-Lumen Tubes Produced by Extrusion of 17-4PH Feedstock | |
Sağbaş | Investigating the tribological performance of AlSi10Mg parts manufactured by direct metal laser sintering | |
ZAMOZDRA et al. | Physical modeling of hot plastic deformation process of powder high-speed steel on the gleeble 3800 complex | |
Agrawal | Improved Tubulars for Better Economics in Deep Gas Well Drilling using Microwave Technology | |
Chitkara et al. | Working pressure, deformation modes and fracture in open-piercing of cylindrical disks made of compacted sintered aluminium powder | |
Thiruppathi et al. | An experimental study on consolidation of aluminium based metal matrix composites by two-step sintering and spark plasma sintering | |
CN115921872A (zh) | 多主元合金高压油管的制备方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20201123 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211005 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211119 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211126 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6997934 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |