JP6993285B2 - Internal combustion engine control device - Google Patents
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Description
本発明は、内燃機関の制御装置に関する。 The present invention relates to a control device for an internal combustion engine.
特許文献1には、ピストンでのデポジットの堆積を抑制するために、ピストンの温度と燃料噴射量とに応じて、オイルジェットからピストンへのオイル噴射を実行又は停止する技術が開示されている。 Patent Document 1 discloses a technique for executing or stopping oil injection from an oil jet to a piston in order to suppress deposit accumulation in the piston, depending on the temperature of the piston and the fuel injection amount.
このようなデポジットは、所定の走行状態が繰り返し行われることにより、デポジットが成長して堆積量が増大することがわかった。上記特許文献1では、このような観点については考慮されていないため、デポジットの堆積を効果的に抑制できない可能性がある。 It has been found that such a deposit grows and the amount of deposit increases as a predetermined running state is repeatedly performed. In the above-mentioned Patent Document 1, since such a viewpoint is not taken into consideration, there is a possibility that the deposit accumulation cannot be effectively suppressed.
そこで本発明は、ピストンでのデポジットの堆積を効果的に抑制できる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a control device for an internal combustion engine capable of effectively suppressing the accumulation of deposits in a piston.
上記目的は、車両に搭載された内燃機関の回転速度及び負荷率が、オイルジェットからピストンへのオイル噴射を停止する停止領域に属する場合にオイル噴射を停止する内燃機関の制御装置において、前記車両の走行頻度の高い走行経路内での標高差の最大値が閾値以上であり、かつ前記車両の車速が所定範囲内に属し前記内燃機関の運転状態が所定の高回転低負荷領域に属することが所定期間内に所定回数以上あった場合には、前記停止領域を前記内燃機関の回転速度が高い側に拡大する、内燃機関の制御装置によって達成できる。 The above object is in a control device for an internal combustion engine that stops oil injection when the rotation speed and load factor of the internal combustion engine mounted on the vehicle belong to a stop region for stopping oil injection from the oil jet to the piston. The maximum value of the altitude difference in the traveling route with high traveling frequency is equal to or more than the threshold value, the vehicle speed of the vehicle belongs to a predetermined range, and the operating state of the internal combustion engine belongs to a predetermined high rotation speed low load region. When there are more than a predetermined number of times within a predetermined period, it can be achieved by the control device of the internal combustion engine that expands the stop region to the side where the rotation speed of the internal combustion engine is high.
本発明によれば、ピストンでのデポジットの堆積を効果的に抑制できる内燃機関の制御装置を提供できる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY According to the present invention, it is possible to provide a control device for an internal combustion engine capable of effectively suppressing deposit accumulation in a piston.
図1は、本実施例の制御装置が適用されたエンジン20を示した図である。エンジン20は、内燃機関の一例であり、ピストン24が収納されたシリンダブロック21上に設置されたシリンダヘッド22内の燃焼室23内で混合気を燃焼させて、ピストン24を往復動させる。ピストン24の往復動は、クランクシャフト26の回転運動に変換される。シリンダブロック21の下部には、潤滑用のオイルを貯留したオイルパン21aが設けられている。尚、図示はしていないが、エンジン20は4つの気筒を有した直列4気筒エンジンであるがこれに限定されない。エンジン20は、走行源として車両に搭載されている。
FIG. 1 is a diagram showing an
エンジン20のシリンダヘッド22には、吸気ポート10iを開閉する吸気弁42と、排気ポート30eを開閉する排気弁44とが気筒ごとに設けられている。また、シリンダヘッド22の頂部には、燃焼室23内の混合気に点火するための点火プラグ27が気筒ごとに取り付けられている。
The
各気筒の吸気ポート10iは気筒毎の枝管を介してサージタンク18に接続されている。サージタンク18の上流側には吸気管10が接続されており、吸気管10の上流端にはエアクリーナ19が設けられている。そして吸気管10には、上流側から順に、吸入空気量を検出するためのエアフローメータ15と、電子制御式のスロットルバルブ13とが設けられている。
The
また、各気筒の吸気ポート10iには、燃料を吸気ポート10i内に噴射するポート噴射弁12が設置されている。ポート噴射弁12から噴射された燃料は吸入空気と混合されて混合気をなし、この混合気が吸気弁42の開弁時に燃焼室23に吸入され、ピストン24で圧縮され、点火プラグ27で点火燃焼させられる。
Further, a
各気筒の排気ポート30eは気筒毎の枝管を介して排気管30に接続されている。排気管30には、三元触媒31が設けられている。三元触媒31の上流側には、排気ガスの空燃比を検出するための空燃比センサ33が設置されている。
The
オイルパン21a内のオイルをピストン24の背面側に噴射するオイルジェット53が設けられている。オイルジェット53からは、オイルストレーナ51を介してオイルポンプ50により吸引されたオイルが噴射される。オイルポンプ50とオイルジェット53との間には、制御弁52が設けられており、制御弁52の開度に応じてオイルジェット53からのオイルの噴射量が調整される。オイルジェット53からピストン24にオイルが噴射されることにより、ピストン24の温度を低下させる。また、詳しくは後述するがエンジン20の運転状態が所定の領域に属する場合には、制御弁52が全閉されることによりオイル噴射は停止される。
An
ECU(Electronic Control Unit)60は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)を備える。ECU60は、RAMやROMに記憶されたプログラムを実行することによりエンジン20を制御する。ECU60は、エンジン20の制御装置である。
The ECU (Electronic Control Unit) 60 includes a CPU (Central Processing Unit), a RAM (Random Access Memory), and a ROM (Read Only Memory). The ECU 60 controls the
ECU60には、上述の点火プラグ27、スロットルバルブ13及びポート噴射弁12が電気的に接続されている。またECU60には、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ11、スロットルバルブ13のスロットル開度を検出するスロットル開度センサ14、吸入空気量を検出するエアフローメータ15、空燃比センサ33、クランクシャフト26のクランク角を検出するクランク角センサ25、エンジン20の冷却水の温度を検出する水温センサ29や、上述した制御弁52、その他の各種センサが電気的に接続されている。ECU60は、各種センサの検出値等に基づいて、所望の出力が得られるように、点火プラグ27、スロットルバルブ13、ポート噴射弁12等を制御し、点火時期、燃料噴射量、燃料噴射時期、スロットル開度等を制御する。
The above-mentioned
ナビゲーション装置90の記憶装置は、エンジン20が搭載された車両に搭載されており、地図データや車両1の過去の走行履歴等が記憶されている。また、ナビゲーション装置90は、車両1の位置情報を取得するGPS(Global Positioning System)受信機を内蔵している。ECU60は、ナビゲーション装置90に電気的に接続されている。
The storage device of the
ここで、オイルジェット53からピストン24へのオイル噴射に起因して、ピストン24の頂面にデポジットが堆積する場合がある。例えば、エンジン20の運転状態が低回転低負荷の場合には、スロットル開度が比較的小さいことにより、燃焼室23内の圧力がオイルパン21a内の圧力よりも低下してオイルが燃焼室23内に引き込まれやすく、また、ピストン24の温度が低くなりやすい。このため、エンジン20の運転状態が低回転低負荷の場合には、デポジットが発生しやすい。エンジン20の運転状態が低回転低負荷の場合には、ECU60はオイルジェット53からのオイル噴射を停止する。
Here, a deposit may be accumulated on the top surface of the
図2は、オイル噴射が停止されるオイル噴射停止領域と、オイル噴射が実行されるオイル噴射実行領域とを示したマップの一例である。図2では、横軸はエンジン20の回転速度[rpm]を示し、縦軸はエンジン20の負荷率[%]を示している。オイル噴射停止領域は、オイルによる冷却が必要となるほどピストン24は高温ではない運転領域に設定されている。例えば、オイル噴射停止領域での回転速度の上限値は3000rpmに設定されている。このようにデポジットが発生しやすい運転領域でオイル噴射が停止されることにより、デポジットの発生が抑制されている。
FIG. 2 is an example of a map showing an oil injection stop region in which oil injection is stopped and an oil injection execution region in which oil injection is executed. In FIG. 2, the horizontal axis shows the rotation speed [rpm] of the
しかしながら、上記のようにオイル噴射停止領域を設定しても、エンジン20の運転状態が高回転低負荷となるような走行状態が所定期間内に高頻度で繰り返されることにより、デポジットがピストン24上に発生して成長して、デポジットの堆積量が増大することがわかった。従って本実施例のECU60は、このような所定の走行状態が繰り返される場合には、高回転低負荷も含まれるようにオイル噴射停止領域を拡大することにより、デポジットの堆積を抑制している。以下に、オイル噴射停止領域を変更する制御について説明する。
However, even if the oil injection stop region is set as described above, the deposit is on the
図3は、ECU60が実行する制御の一例を示したフローチャートである。最初に、ナビゲーション装置90に記憶されている情報に基づいて、車両の走行頻度の高い走行経路上での標高差の最大値である最大標高差が閾値H以上であるか否かが判定される(ステップS1)。ナビゲーション装置90には、自宅の登録位置情報や、走行頻度の高い走行経路の情報、及び標高を含む地図データが記憶されている。ECU60は、これらの情報に基づいて、走行頻度の高い走行経路上での標高差を算出して、最大標高差を取得する。
FIG. 3 is a flowchart showing an example of the control executed by the
標高差の大きい経路を走行する場合には、車両の加速及び減速は緩やかになりやすく、また例えば坂道を下る場合には、アクセル開度が小さくても車速が上がる状態となりやすい。即ち、標高差の大きい経路を走行する場合には、エンジン20の運転状態が高回転低負荷になりやすいとみなせる。ステップS1で否定判定の場合には、本制御は終了する。
When traveling on a route with a large difference in altitude, the acceleration and deceleration of the vehicle tend to be slow, and when going down a slope, for example, the vehicle speed tends to increase even if the accelerator opening is small. That is, when traveling on a route having a large difference in altitude, it can be considered that the operating state of the
ステップS1で肯定判定の場合には、車両の走行時刻がPM10時からAM7時までの間に含まれるか否かが判定される(ステップS3)。車両の走行時刻は、ナビゲーション装置90に記憶されており、ECU60はナビゲーション装置90に記憶されている情報を取得して判定する。車両の走行時刻がPM10時からAM7時までの間に含まれる場合、外気温が比較的低い環境下で車両が走行をしたものとみなすことができる。尚、上記の時間帯はあくまで一例であってこれに限定されない。
In the case of an affirmative determination in step S1, it is determined whether or not the traveling time of the vehicle is included between 10:00 PM and 7:00 AM (step S3). The traveling time of the vehicle is stored in the
外気温が比較的低い環境下で車両が走行した場合に、燃焼室23内に導入される吸気の温度も比較的低いため、燃焼室23内の温度も低下しやすく、デポジットが堆積しやすい。ステップS3で否定判定の場合には、本制御は終了する。ステップS3で肯定判定の場合には、第1フラグがONにされる(ステップS5)。
When the vehicle travels in an environment where the outside air temperature is relatively low, the temperature of the intake air introduced into the
次に、車速が閾値V以上であって、エンジン20の回転速度が閾値R以上であって、エンジン20の負荷率が閾値K未満である状態が15秒以上継続したか否かが判定される(ステップS7)。車速は、車両に搭載されている車速センサに基づいて取得され、エンジン20の回転速度はクランク角センサ25に基づいて取得され、エンジン20の負荷率はエアフローメータ15に基づいて取得される。例えば、閾値Vは70Km/hであり、閾値Rは3000rpmであり、閾値Kは15%である。ステップS7の処理は、トリップ毎に実行される。尚、上記の各閾値や15秒という期間は、あくまで一例でありこれに限定されない。
Next, it is determined whether or not the state in which the vehicle speed is equal to or higher than the threshold value V, the rotation speed of the
車速が閾値V以上であることにより、車両がアイドル状態ではない走行状態であるものとみなすことができる。この走行状態でエンジン20の回転速度が閾値R以上であり負荷率が閾値K未満であることにより、エンジン20の運転状態が高回転低負荷であるものとみなし、デポジットが成長し得る走行状態であるものとみなすことができる。この走行状態が15秒以上継続されることにより、デポジットが成長して堆積量が増大し得る走行状態であるものとみなすことができる。
When the vehicle speed is equal to or higher than the threshold value V, it can be considered that the vehicle is not in an idle state but in a running state. In this running state, when the rotation speed of the
ステップS7で否定判定の場合には、後述するステップS11が実行される。ステップS7で肯定判定の場合には、第2フラグがONにされる(ステップS9)。 If a negative determination is made in step S7, step S11, which will be described later, is executed. If the affirmative determination is made in step S7, the second flag is turned ON (step S9).
ステップS9の実行後、又はステップS7で否定判定がなされた後は、前回のオイル噴射停止領域の変更の有無の判定から2週間以上経過したか否かが判定される(ステップS11)。尚、2週間とはあくまで一例であってこれに限定されない。ステップS11については後述する。 After the execution of step S9 or the negative determination in step S7, it is determined whether or not two weeks or more have passed since the previous determination of whether or not the oil injection stop region has been changed (step S11). Note that 2 weeks is just an example and is not limited to this. Step S11 will be described later.
ステップS11で否定判定の場合には、本制御は終了する。ステップS11で肯定判定の場合には、直近の過去一か月間で第1フラグがONとされた回数Aと、第2フラグがONとされた回数Bとがカウントされる(ステップS13)。次に、回数Aが閾値α以上であってかつ回数Bが閾値β以上であるか否かが判定される(ステップS15)。閾値α及びβは、例えば共に90回であるがこれに限定されず、また、閾値α及びβは異なる値であってもよい。また、一か月とはあくまで一例であってこれに限定されない。 If a negative determination is made in step S11, this control ends. In the case of an affirmative determination in step S11, the number of times A in which the first flag is turned on and the number of times B in which the second flag is turned on in the most recent past month are counted (step S13). Next, it is determined whether or not the number of times A is equal to or greater than the threshold value α and the number of times B is equal to or greater than the threshold value β (step S15). The threshold values α and β are not limited to, for example, 90 times, and the threshold values α and β may be different values. In addition, one month is just an example and is not limited to this.
ステップS15で肯定判定の場合には、オイル噴射停止領域が拡大される(ステップS17)。具体的には、オイル噴射停止領域の回転速度の上限値を、図2に示したように初期値の3000rpmから高い側の4000rpmに変更する。これにより、オイル噴射停止領域に高回転低負荷が含まれ、エンジン20の運転状態が高回転低負荷領域に属する場合にオイル噴射が停止されることにより、デポジットの堆積を効果的に抑制できる。尚、上記の、オイル噴射停止領域の回転速度の上限値の初期値及び拡大後の上限値は、あくまで一例であってこれに限定されない。
If a positive determination is made in step S15, the oil injection stop region is expanded (step S17). Specifically, the upper limit of the rotation speed in the oil injection stop region is changed from the initial value of 3000 rpm to the higher side of 4000 rpm as shown in FIG. As a result, the high rotation and low load are included in the oil injection stop region, and the oil injection is stopped when the operating state of the
ステップS15で否定判定の場合には、オイル噴射停止領域が拡大済みであるが否かが判定される(ステップS19)。ステップS19で肯定判定の場合には、オイル噴射停止領域が縮小される(ステップS21)。ステップS19で肯定判定される場合とは、前回にオイル噴射停止領域が拡大されたが、今回はエンジン20の運転状態が高回転低負荷となる走行状態の頻度は少ないとみなされ、オイル噴射停止領域を拡大したままに維持する必要性はないからである。例えば、オイル噴射停止領域の上限値を、4000rpmから初期値の3000rpmに変更する。
In the case of a negative determination in step S15, it is determined whether or not the oil injection stop region has been expanded (step S19). If the affirmative determination is made in step S19, the oil injection stop region is reduced (step S21). When the affirmative judgment is made in step S19, the oil injection stop area was expanded last time, but this time it is considered that the frequency of the running state where the operating state of the
ステップS19で否定判定の場合には、本制御は終了する。この場合は、車両の走行経路での標高差は大きいが、エンジン20の運転状態が高回転低負荷となる走行状態の頻度は少ないとみなされ、オイル噴射停止領域を拡大する必要性はないからである。
If a negative determination is made in step S19, this control ends. In this case, although the altitude difference in the traveling path of the vehicle is large, it is considered that the frequency of the traveling state in which the operating state of the
以上のように、デポジットが成長して堆積量が増大しやすい走行状態が頻繁に繰り返されると判断された場合にオイル噴射停止領域が拡大され、デポジットの堆積が抑制される。また、上述したステップS11により、オイル噴射停止領域の変更の有無が2週間経過した後に行われ、オイル噴射停止領域が頻繁に変更されることが抑制されている。 As described above, when it is determined that the running state in which the deposit grows and the deposit amount tends to increase is frequently repeated, the oil injection stop region is expanded and the deposit deposit is suppressed. Further, in step S11 described above, the presence or absence of the change of the oil injection stop region is performed after two weeks have passed, and the frequent change of the oil injection stop region is suppressed.
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。 Although the examples of the present invention have been described in detail above, the present invention is not limited to such specific examples, and various modifications and variations are made within the scope of the gist of the present invention described in the claims. It can be changed.
尚、上記実施例では、ECU60が走行頻度の高い走行経路上での標高差を取得する経路は、ナビゲーション装置90からの情報に限定されない。例えば、車両の外部に設置されたサーバに車両の現在位置を示す情報が常時送信されており、このサーバがその車両の走行頻度の高い走行経路、その走行経路内での標高差、その標高差の最大値である最大標高差、の何れかをECU60に送信し、ECU60はこの情報に基づいて最大標高差を取得してもよい。
In the above embodiment, the route for the
ステップS3の時間帯は、地域や季節に応じて異なっていてもよい。また、ステップS3に替えて、デポジットが堆積しやすい所定の季節や所定の地域である場合に第1フラグをONにしてもよい。ステップS3に替えて、走行経路周辺での走行時間内の温度情報を取得して、この走行時間での平均温度が所定の範囲内に含まれる場合に、第1フラグをONにしてもよい。温度情報は、例えば車両に搭載されている温度センサから取得された外気温であってもよいし、または天気情報等から取得した温度情報であってもよい。尚、ステップS3は必ずしも必要ではない。エンジンの種類によっては、走行時刻での外気温がデポジットの堆積に影響を与えにくい場合もあり得るからである。 The time zone of step S3 may be different depending on the region and the season. Further, instead of step S3, the first flag may be turned ON when the deposit is likely to be accumulated in a predetermined season or in a predetermined area. Instead of step S3, the temperature information in the traveling time around the traveling route may be acquired, and the first flag may be turned ON when the average temperature in the traveling time is within a predetermined range. The temperature information may be, for example, the outside air temperature acquired from a temperature sensor mounted on the vehicle, or the temperature information acquired from weather information or the like. Note that step S3 is not always necessary. This is because, depending on the type of engine, the outside air temperature at the running time may not easily affect the deposit accumulation.
オイル噴射停止領域が拡大される程度は、上述した回数A及びBに応じて設定してもよい。例えば、回数A及びBがそれぞれ50回以上90回未満の場合には、オイル噴射停止領域の回転速度の上限値を初期値の3000rpmから3500rpmに拡大し、回数A及びBがそれぞれ90回以上の場合に、上限値を初期値の3000rpmから4000rpmに拡大してもよい。オイル噴射停止領域が縮小される場合も同様である。 The degree to which the oil injection stop region is expanded may be set according to the above-mentioned number of times A and B. For example, when the number of times A and B are 50 or more and less than 90 times, the upper limit of the rotation speed in the oil injection stop region is expanded from the initial value of 3000 rpm to 3500 rpm, and the times A and B are 90 times or more, respectively. In some cases, the upper limit may be expanded from the initial value of 3000 rpm to 4000 rpm. The same applies when the oil injection stop area is reduced.
また、オイル噴射停止領域の拡大は、段階的に実行してもよい。例えば、オイル噴射停止領域が拡大される初回は、上限値を初期値の3000rpmから3500rpmに拡大し、その後に再びオイル噴射停止領域が拡大される場合には、上限値を3500rpmから4000rpmに拡大してもよい。オイル噴射停止領域が縮小される場合も同様である。 Further, the expansion of the oil injection stop region may be carried out step by step. For example, the upper limit is expanded from the initial value of 3000 rpm to 3500 rpm at the first time when the oil injection stop area is expanded, and then the upper limit is expanded from 3500 rpm to 4000 rpm when the oil injection stop area is expanded again. You may. The same applies when the oil injection stop area is reduced.
20 エンジン(内燃機関)
23 燃焼室
24 ピストン
60 ECU(内燃機関の制御装置)
90 ナビゲーション装置
20 engine (internal combustion engine)
23
90 Navigation device
Claims (1)
前記車両の走行頻度の高い走行経路内での標高差の最大値が閾値以上であり、かつ前記車両の車速が所定範囲内に属し前記内燃機関の運転状態が所定の高回転低負荷領域に属することが所定期間内に所定回数以上あった場合には、前記停止領域を前記内燃機関の回転速度が高い側に拡大する、内燃機関の制御装置。 In the control device of the internal combustion engine that stops the oil injection when the rotation speed and the load factor of the internal combustion engine mounted on the vehicle belong to the stop region where the oil injection from the oil jet to the piston is stopped.
The maximum value of the altitude difference in the traveling path where the vehicle travels frequently is equal to or higher than the threshold value, the vehicle speed of the vehicle belongs to a predetermined range, and the operating state of the internal combustion engine belongs to a predetermined high rotation / low load region. A control device for an internal combustion engine that expands the stop region to the side where the rotation speed of the internal combustion engine is high when the number of times is greater than or equal to a predetermined number of times within a predetermined period.
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