JP6991896B2 - 動翼、回転機械 - Google Patents

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Description

本発明は、動翼、回転機械に関する。
蒸気タービンを含む回転機械は、複数のディスクを有する回転軸と、ディスクの外周面に植え込まれた複数の動翼と、動翼を外側から覆うとともに内周面に複数の静翼が設けられたケーシングと、を備えている。動翼と静翼に対して蒸気等の作動流体が交互に衝突することで、回転軸に回転力が付与される。
ディスクと動翼の接続構造の具体的な例として、Tルート型と呼ばれる方式が知られている。Tルート型の動翼は、翼断面形状を有する動翼本体と、動翼本体を支持する板状のプラットフォームと、プラットフォームの内周側に設けられた翼根と、を有している。翼根は、内周側が幅広のT字型をなしている。ディスクの外周面には、この翼根に対応する形状の溝が形成されている。即ち、翼根を溝に嵌合させることで、ディスク外周面上で複数の動翼が隣接した状態で保持される。
ここで、互いに隣接する動翼同士の間では、製造上の公差や、組立て時の誤差等に基づくわずかな隙間が形成される場合がある。これにより、運転中の回転機械で動翼に振動を生じることがある。振動が卓越した場合、動翼に疲労破壊等を生じる可能性がある。このような振動を低減するための技術として、例えば下記特許文献1が知られている。特許文献1に記載された動翼は、プラットフォーム部の周方向両側の端部に、隣接する動翼のプラットフォーム部と係合する重合せ部が設けられている。振動が生じた際に、これら重合せ部同士が摺動することで摩擦を減衰し、振動を低減することができるとされている。
特開平10-141001号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された動翼では、プラットフォーム部同士のみが接触するため、隣接する動翼同士の支持固定が必ずしも十分であるとは言えない。これにより、振動が十分に低減されず、動翼の疲労破壊等を生じる虞がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、振動をより小さく抑えることが可能な動翼、回転機械を提供することを目的とする。
本発明の第一の態様によれば、動翼は、軸線を中心とするディスクの外周面から凹んで周方向に延びる環状溝に、互いに周方向に隣接するように取り付けられる動翼であって、前記環状溝内に収容されて、軸線を含む断面視で径方向内側が幅広とされたT字状をなす翼根、及び、該翼根の径方向外側の端部に設けられたプラットフォームを有する基部と、前記プラットフォームの外周面から径方向外側に向かって延びる翼本体と、を備え、前記基部の周方向を向く面は、周方向に隣り合う動翼同士で互いに当接可能な平面状の当接面とされており、該当接面に、周方向に隣り合う前記動翼の基部同士で嵌り合う嵌合部が形成されており、前記嵌合部は、周方向に隣り合う前記動翼のうち、一方の前記動翼の前記当接面から周方向他方側に向かって突出する凸部と、他方の前記動翼の前記当接面から周方向他方側に向かって凹むとともに、前記凸部が挿入される凹部と、を有し、前記凸部は、前記当接面から球面状に突出し、前記凹部は、前記凸部に対して接触する少なくとも2つの凹部底面を有する。
この構成によれば、当接面に形成された嵌合部が互いに嵌り合うことにより、当該嵌合部における摩擦力が増大する。その結果、動翼の基部同士を強固に支持固定することができるとともに、摩擦力によって振動を減衰させることができる。これにより、動翼に生じる振動を低減することができる。さらに、プラットフォームだけでなく、基部の当接面全体が互いに当接するため、基部同士をさらに強固に支持固定することができる。
また、この構成によれば、一方の動翼に形成された凸部が、他方の動翼に形成された凹部に挿入されることで、隣り合う動翼の基部同士を強固に支持固定することができる。具体的には、軸線方向、又は径方向から加わる外力に対して、基部同士が十分に抗することができる。
さらに、この構成によれば、球面状に突出する凸部に対して、少なくとも2つの凹部底面が接触する。これにより、凸部と凹部との間で生じる摩擦力をより大きくすることができる。一方で、凸部と凹部がともに球面状をなしている場合、両者を正確に嵌合させるために高い工作精度が要求される。しかしながら、上記の構成によれば、凹部に凹部底面を形成することのみにより、高い摩擦力を確保することができるとともに、工作精度を下げることができる。これにより、製造コストを抑えることができる。
本発明のの態様によれば、前記凸部、及び前記凹部は、径方向に離間して複数ずつ設けられていてもよい。
さらに、本発明の他の態様によれば、動翼は、 軸線を中心とするディスクの外周面から凹んで周方向に延びる環状溝に、互いに周方向に隣接するように取り付けられる動翼であって、前記環状溝内に収容されて、軸線を含む断面視で径方向内側が幅広とされたT字状をなす翼根、及び、該翼根の径方向外側の端部に設けられたプラットフォームを有する基部と、前記プラットフォームの外周面から径方向外側に向かって延びる翼本体と、を備え、前記基部の周方向を向く面は、周方向に隣り合う動翼同士で互いに当接可能な平面状の当接面とされており、該当接面に、周方向に隣り合う前記動翼の基部同士で嵌り合う嵌合部が形成されており、前記嵌合部は、周方向に隣り合う前記動翼のうち、一方の前記動翼の前記当接面から周方向他方側に向かって突出する凸部と、他方の前記動翼の前記当接面から周方向他方側に向かって凹むとともに、前記凸部が挿入される凹部と、を有し、前記凸部、及び前記凹部は、径方向に離間して複数ずつ設けられている
この構成によれば、凸部、及び凹部が、径方向に離間して複数ずつ設けられていることから、隣り合う動翼の基部同士をさらに強固に支持固定することができる。具体的には、軸線方向、又は径方向から加わる外力に対して、基部同士がさらに十分に抗することができる。
本発明のの態様によれば、動翼は、軸線を中心とするディスクの外周面から凹んで周方向に延びる環状溝に、互いに周方向に隣接するように取り付けられる動翼であって、前記環状溝内に収容されて、軸線を含む断面視で径方向内側が幅広とされたT字状をなす翼根、及び、該翼根の径方向外側の端部に設けられたプラットフォームを有する基部と、前記プラットフォームの外周面から径方向外側に向かって延びる翼本体と、を備え、前記基部の周方向を向く面は、周方向に隣り合う動翼同士で互いに当接可能な平面状の当接面とされており、該当接面に、周方向に隣り合う前記動翼の基部同士で嵌り合う嵌合部が形成されており、前記嵌合部は、周方向に隣り合う前記動翼のうち、一方の前記動翼の前記当接面から周方向他方側に突出するとともに径方向に延びる径方向凸部と、他方の前記動翼の前記当接面から周方向他方側に凹むとともに径方向に延びる径方向凹部と、を有し、前記径方向凸部、及び前記径方向凹部は、軸線方向に交互に複数配列されている。
この構成によれば、径方向に延びる径方向凸部、及び径方向凹部同士が嵌り合うことにより、隣り合う動翼の基部同士をさらに強固に支持固定することができる。具体的には、軸線方向、又は径方向から加わる外力に対して、基部同士がさらに十分に抗することができる。
さらに、この構成によれば、径方向凸部、及び径方向凹部が、軸線方向に交互に複数配列されていることから、基部同士の間で生じる摩擦力をさらに大きくすることができる。
本発明のの態様によれば、動翼は、軸線を中心とするディスクの外周面から凹んで周方向に延びる環状溝に、互いに周方向に隣接するように取り付けられる動翼であって、前記環状溝内に収容されて、軸線を含む断面視で径方向内側が幅広とされたT字状をなす翼根、及び、該翼根の径方向外側の端部に設けられたプラットフォームを有する基部と、前記プラットフォームの外周面から径方向外側に向かって延びる翼本体と、を備え、前記基部の周方向を向く面は、周方向に隣り合う動翼同士で互いに当接可能な平面状の当接面とされており、該当接面に、周方向に隣り合う前記動翼の基部同士で嵌り合う嵌合部が形成されており、前記嵌合部は、周方向に隣り合う前記動翼のうち、一方の前記動翼の前記当接面から周方向他方側に突出するとともに軸線方向に延びる軸線方向凸部と、他方の前記動翼の前記当接面から周方向他方側に凹むとともに軸線方向に延びる軸線方向凹部と、を有し、軸線方向に間隔をあけて配列された複数ずつの前記軸線方向凸部、及び前記軸線方向凹部を有し、軸線方向一方側の前記軸線方向凸部、及び前記軸線方向凹部と、軸線方向他方側の前記軸線方向凸部、及び前記軸線方向凹部とは、径方向における位置が互いに異なる。
この構成によれば、軸線方向に延びる軸線方向凸部、及び軸線方向凹部同士が嵌り合うことにより、隣り合う動翼の基部同士をさらに強固に支持固定することができる。具体的には、軸線方向、又は径方向から加わる外力に対して、基部同士がさらに十分に抗することができる。
さらに、この構成によれば、軸線方向に延びる複数ずつの軸線方向凸部、及び軸線方向凹部同士が嵌り合うことにより、隣り合う動翼の基部同士をさらに強固に支持固定することができる。加えて、軸線方向一方側の軸線方向凸部、及び軸線方向凹部と、軸線方向他方側の軸線方向凸部、及び軸線方向凹部とは、径方向における位置が互いに異なっていることから、周方向を軸とする曲げ応力に対してもより十分に抗することができる。
本発明のの態様によれば、回転機械は、軸線を中心とする円盤状のディスクを有する回転軸と、前記ディスクの外周面から凹んで周方向に延びる環状溝に取り付けられた上記第一から第八のいずれか一態様に係る動翼と、前記動翼を外周側から覆うケーシングと、該ケーシングの内周面に設けられた静翼と、を備える。
この構成によれば、振動がより小さく抑えられた回転機械を提供することができる。
本発明によれば、振動をより小さく抑えることが可能な動翼、回転機械を提供することができる。
本発明の第一実施形態に係る回転機械の構成を示す模式図である。 本発明の第一実施形態に係る動翼の構成を示す断面図である。 本発明の第一実施形態に係る動翼の構成を示す斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る動翼の翼根の構成を示す正面図である。 本発明の第一実施形態に係る嵌合部の構成を示す説明図である。 本発明の第二実施形態に係る嵌合部の構成を示す説明図である。 本発明の第二実施形態に係る嵌合部の構成を示す断面図である。 本発明の第三実施形態に係る嵌合部の構成を示す説明図である。 本発明の第三実施形態に係る動翼の翼根の構成を示す正面図である。 本発明の第三実施形態の変形例に係る嵌合部の構成を示す説明図である。 本発明の第三実施形態の変形例に係る動翼の翼根の構成を示す正面図である。 本発明の第四実施形態に係る嵌合部の構成を示す説明図である。
[第一実施形態]
本発明の第一実施形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、蒸気タービン1は、軸線O方向に沿って延びる蒸気タービンロータ3(回転軸)と、蒸気タービンロータ3を外周側から覆う蒸気タービンケーシング2(ケーシング)と、蒸気タービンロータ3の軸端11を軸線O回りに回転可能に支持するジャーナル軸受4、及びスラスト軸受5と、を備えている。
蒸気タービンロータ3は複数の動翼30を有している。蒸気タービンロータ3の周方向に一定の間隔をもって複数の動翼30が配列される。軸線O方向においても、一定の間隔を持って複数の動翼30の列が配列される。動翼30は、翼本体31と、動翼シュラウド34と、を有している。翼本体31は、蒸気タービンロータ3の外周面から径方向外側に向かって突出している。翼本体31は、径方向から見て翼型の断面を有する。翼本体31の先端部(径方向外側の端部)には、動翼シュラウド34が設けられている。
蒸気タービンケーシング2は、蒸気タービンロータ3を外周側から覆う略筒状をなしている。蒸気タービンケーシング2の軸線O方向一方側には、蒸気Sを取り込む蒸気供給管12が設けられている。蒸気タービンケーシング2の軸線O方向他方側には、蒸気Sを排出する蒸気排出管13が設けられている。以降の説明では、蒸気排出管13から見て蒸気供給管12が位置する側を上流側と呼び、蒸気供給管12から見て蒸気排出管13が位置する側を下流側と呼ぶ。
蒸気タービンケーシング2の内周面に沿って複数の静翼21が設けられている。静翼21は、静翼台座24を介して蒸気タービンケーシング2の内周面に接続される羽根状の部材である。さらに、静翼21の先端部(径方向内側の端部)には、静翼シュラウド22が設けられている。動翼30と同様に、静翼21は内周面上で周方向及び軸線O方向に沿って複数配列される。動翼30は、隣り合う複数の静翼21の間の領域に入り込むようにして配置される。
蒸気タービンケーシング2の内部において、静翼21と動翼30が配列された領域は、作動流体である蒸気Sが流通する主流路20を形成する。蒸気タービンケーシング2の内周面と動翼シュラウド34との間には、軸線Oに対する径方向外側に向かって凹むキャビティ50が周方向全域にわたって形成されている。キャビティ50は、動翼30の先端(動翼シュラウド34)を収容する。
蒸気Sは、上流側の蒸気供給管12を介して、上述のように構成された蒸気タービン1に供給される。その後、蒸気タービンロータ3の回転に伴って静翼21と動翼30の列を通過し、やがて下流側の蒸気排出管13を通じて後続の装置(不図示)に向かって排出される。
ジャーナル軸受4は、軸線Oに対する径方向への荷重を支持する。ジャーナル軸受4は、蒸気タービンロータ3の両端に1つずつ設けられている。スラスト軸受5は、軸線O方向への荷重を支持する。スラスト軸受5は、蒸気タービンロータ3の上流側の端部にのみ設けられている。
続いて、図2から図5を参照して、本実施形態に係る動翼30の構成について詳述する。図2に示すように、動翼30は、上述の翼本体31と、動翼シュラウド34と、翼本体31から軸線Oに対する径方向内側に向かって延びる基部32と、を有している。基部32は、後述する環状溝91に収容される翼根32Aと、翼根32Aの径方向外側の端部に設けられたプラットフォーム32Bと、を有している。
翼根32Aは、軸線Oを含む断面視で、径方向外側の部分に比べて径方向内側の部分が幅広とされることで、断面T字状をなしている。より詳細には、翼根32Aは、径方向に延びるネック部35と、ネック部35の径方向内側の端部に設けられた翼根本体36と、を有している。軸線O方向における翼根本体36の寸法は、軸線O方向におけるネック部35の寸法よりも大きく設定されている。軸線Oを含む断面視で、翼根本体36はネック部35に対して直交する方向に延びている。
蒸気タービンロータ3は、軸線O方向に配列された複数のディスク9を有している。ディスク9は、軸線Oを中心とする円盤状をなしており、その外周面には上記の翼根32Aを収容する環状溝91が形成されている。環状溝91は、ディスク9の外周面から径方向内側に向かって凹むとともに、ディスク9の周方向全域にわたって延びている。図2に示すように、環状溝91は、翼根32Aの断面形状に対応した断面形状を有している。具体的には、環状溝91は、翼根本体36を収容する環状溝本体91Aと、ネック部35を収容する環状溝ネック部91Bと、を有している。環状溝本体91Aは、翼根本体36の断面積よりもわずかに大きな断面積を有している。環状溝ネック部91Bは、ネック部35の断面積よりもわずかに大きな断面積を有している。翼根32Aを環状溝91内に収容するように配置することで、動翼30がディスク9の外周面上で安定的に支持固定される。
図3に示すように、環状溝91には、複数の動翼30の翼根32Aが周方向に互いに隣り合った状態で収容される。基部32の周方向両側を向く面は、それぞれ当接面37とされている。当接面37は、周方向に隣り合う動翼30同士で互いに当接可能な平面状をなしている。当接面37上には、周方向に隣り合う前記動翼30の基部32同士で嵌り合う嵌合部60が形成されている。嵌合部60は、後述する凸部61と、凹部62と、を有している。
図4又は図5に示すように、周方向両側の当接面37のうち、周方向他方側を向く当接面37(第一当接面37A)上には、凸部61が設けられている。より具体的には、凸部61は、径方向に離間して複数(3つ)設けられている。本実施形態では、凸部61は、第一当接面37Aにおける翼根32Aに対応する部分のみに設けられている。言い換えると、第一当接面37Aにおけるプラットフォーム32Bに対応する部分には、凸部61が設けられていない。各凸部61は、第一当接面37Aから周方向他方側に向かって突出している。凸部61は球面状をなしている。
3つの凸部61は、互いに径方向に等間隔をあけて配列されている。3つの凸部61のうち、径方向における最も外側に位置する凸部61は、ネック部35とプラットフォーム32Bとの境界よりもわずかにネック部35側に偏った位置に設けられている。径方向における最も内側に位置する凸部61は、翼根本体36の径方向内側の端縁からわずかにネック部35側に偏った位置に設けられている。径方向における中央に位置する凸部61は、ネック部35と翼根本体36との境界上に設けられている。軸線O方向における各凸部61の位置は互いに同一である。各凸部61は、軸線O方向における第一当接面37Aの中央部に設けられている。
周方向両側の当接面37のうち、周方向一方側を向く当接面37(即ち、隣り合う動翼30の第一当接面37Aに対向する当接面37:第二当接面37B)には、凹部62が設けられている。より具体的には、凹部62は、上述の凸部61と対応するように、径方向に離間して複数(3つ)設けられている。本実施形態では、凹部62は、第二当接面37Bにおける翼根32Aに対応する部分のみに設けられている。言い換えると、第二当接面37Bにおけるプラットフォーム32Bに対応する部分には、凹部62が設けられていない。各凹部62は、第二当接面37Bから周方向他方側に向かって球面状に凹んでいる。
3つの凹部62は、互いに径方向に等間隔をあけて配列されている。3つの凹部62のうち、径方向における最も外側に位置する凹部62は、ネック部35とプラットフォーム32Bとの境界よりもわずかにネック部35側に偏った位置に設けられている。径方向における最も内側に位置する凹部62は、翼根本体36の径方向内側の短円からわずかにネック部35側に偏った位置に設けられている。径方向における中央に位置する凹部62は、ネック部35と翼根本体36との境界上に設けられている。軸線O方向における各凹部62の位置は互いに同一である。各凹部62は、軸線O方向における第二当接面37Bの中央部に設けられている。
動翼30をディスク9に取り付けるに当たっては、動翼30の翼根32Aが環状溝91に順次挿入される。この時、周方向に隣り合う一対の動翼30同士の間では、第一当接面37Aと第二当接面37Bとが当接し、かつ第一当接面37Aに設けられた凸部61と、第二当接面37Bに設けられた凹部62とが互いに嵌り合った状態となる。より詳細には、球面状をなす凸部61と、同じく球面状をなす凹部62とが、互いに面接触する。
次に、本実施形態に係る蒸気タービン1、及び動翼30の動作について説明する。蒸気タービン1を運転するに当たっては、外部の蒸気供給源(不図示)から、高温高圧の蒸気Sが蒸気供給管12を通じて蒸気タービンケーシング2の内部(主流路20)に供給される。蒸気Sは、主流路20に沿って、上流側から下流側に向かって流れる流れを形成する。この蒸気Sの流れは、静翼21と動翼30とに交互に衝突することで、動翼30を介して蒸気タービンロータ3に回転力を与える。蒸気タービンロータ3の回転は軸端11から取り出されて、発電機等の外部機器(不図示)を駆動する。
ここで、互いに隣接する動翼30,30同士の間では、製造上の公差や、組立て時の誤差等に基づくわずかな隙間が形成される場合がある。これにより、動翼30に振動を生じることがある。振動が卓越した場合、動翼30に疲労破壊等を生じる可能性がある。しかしながら、本実施形態に係る動翼30では、上述のように嵌合部60が形成されている。具体的には、動翼30の第一当接面37Aに設けられた凸部61と、第二当接面37Bに形成された凹部62とが互いに嵌り合っている。
これにより、隣り合う動翼30,30同士の間における摩擦力が増大する。その結果、動翼30の基部32同士を強固に支持固定することができるとともに、摩擦力によって振動を減衰させることができる。その結果、動翼30に生じる振動を低減することができる。さらに、プラットフォーム32Bだけでなく、基部32の当接面37全体が互いに当接するため、基部32同士をさらに強固に支持固定することができる。
さらに、上記の構成によれば、一方の動翼30に形成された凸部61が、他方の動翼30に形成された凹部62に挿入されることで、隣り合う動翼30の基部32同士を強固に支持固定することができる。具体的には、軸線O方向、又は径方向から加わる外力に対して、基部32同士の接続が十分に抗することができる。
加えて、上記の構成によれば、凸部61、及び凹部62が、径方向に離間して複数ずつ設けられていることから、隣り合う動翼30の基部32同士をさらに強固に支持固定することができる。具体的には、軸線O方向、又は径方向から加わる外力に対して、基部32同士の接続がさらに十分に抗することができる。
以上、本発明の第一実施形態について説明した。なお、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、上記実施形態では、動翼30を有する回転機械として蒸気タービン1を例に説明をした。しかしながら、動翼30に類する翼体を有する限りにおいて、いかなる機械にも上記の構成を適用することが可能である。他の例として具体的にはガスタービンが挙げられる。さらに、上記実施形態では、嵌合部60(凸部61、凹部62)が3つ設けられている例について説明した。しかしながら、嵌合部60の個数は上記に限定されず、必要に応じて2つ以下や、4つ以上であってもよい。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、図6と図7を参照して説明する。なお、上記第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図6に示すように、本実施形態では、凹部63の形状が第一実施形態とは異なっている。具体的には、凹部63は、軸線Oに直交する断面において、第二当接面37Bから三角形状に凹んでいる。図7に示すように、凹部63は、凸部61に対して接触する少なくとも2つの凹部底面63Aを有している。即ち、凸部61の外周面は、凹部底面63Aに対して点接触する。凹部底面63Aは、第二当接面37Bに対して傾斜している。また、凹部63は、第二当接面37Bの法線方向から見て、矩形状をなしている。
上記の構成によれば、球面状に突出する凸部61に対して、2つの凹部底面63Aが接触する。これにより、凸部61と凹部63との間で生じる摩擦力をより大きくすることができる。一方で、凸部61と凹部62がともに球面状をなしている場合、高い摩擦力を得られるが、両者を正確に嵌合させるために高い工作精度が要求される。しかしながら、上記の構成によれば、凹部62に凹部底面63Aを形成することのみにより、高い摩擦力を確保することができるとともに、要求される工作精度を下げることができる。これにより、製造コストを抑えることができる。
以上、本発明の第二実施形態について説明した。なお、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、上記実施形態では、動翼30を有する回転機械として蒸気タービン1を例に説明をした。しかしながら、動翼30に類する翼体を有する限りにおいて、いかなる機械にも上記の構成を適用することが可能である。他の例として具体的にはガスタービンが挙げられる。さらに、上記実施形態では、嵌合部60(凸部61、凹部63)が3つ設けられている例について説明した。しかしながら、嵌合部60の個数は上記に限定されず、必要に応じて2つ以下や、4つ以上であってもよい。
[第三実施形態]
続いて、本発明の第三実施形態について、図8と図9を参照して説明する。なお、上記の各実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図8と図9に示すように、本実施形態に係る嵌合部70は、径方向凸部71と、径方向凹部72とを有している。径方向凸部71は、周方向に隣り合う動翼30,30のうち、一方の動翼30の第一当接面37Aから周方向他方側に突出するとともに、基部32の全域にわたって径方向に延びている。径方向凸部71は、軸線O方向における第一当接面37Aの中央部を含む部分のみに設けられている。
径方向凹部72は、他方の動翼30の第二当接面37Bから周方向他方側に凹むとともに、基部32の全域にわたって径方向に延びている。径方向凸部71と径方向凹部72は、それぞれ軸線O方向に複数配列されている。即ち、本実施形態に係る嵌合部70(径方向凸部71、径方向凹部72)は、径方向から見て波型をなしている。径方向凹部72は、軸線O方向における第二当接面37Bの中央部を含む部分のみに形成されている。
上記の構成によれば、径方向に延びる径方向凸部71、及び径方向凹部72同士が嵌り合うことにより、隣り合う動翼30の基部32同士をさらに強固に支持固定することができる。具体的には、軸線O方向、又は径方向から加わる外力に対して、基部32同士の接続がさらに十分に抗することができる。
さらに、上記の構成によれば、径方向凸部71、及び径方向凹部72が、それぞれ軸線O方向に複数配列されていることから、基部32同士の間で生じる摩擦力をさらに大きくすることができる。その結果、動翼30に生じた振動をさらに低減することができる。
以上、本発明の第三実施形態について説明した。なお、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、上記実施形態では、動翼30を有する回転機械として蒸気タービン1を例に説明をした。しかしながら、動翼30に類する翼体を有する限りにおいて、いかなる機械にも上記の構成を適用することが可能である。他の例として具体的にはガスタービンが挙げられる。
さらに、上記実施形態では、径方向凸部71が、軸線O方向における第一当接面37Aの中央部を含む部分のみに設けられ、径方向凹部72が、軸線O方向における第二当接面37Bの中央部を含む部分のみに形成されている例について説明した。しかしながら、径方向凸部71、及び径方向凹部72の設けられる位置は上記に限定されない。他の例として、図10及び図11に示す構成を採ることも可能である。図10,図11に示すように、径方向凸部71、及び径方向凹部72を一対ずつ第一当接面37A、第二当接面37Bにおけるプラットフォーム32Bに対応する位置のみにそれぞれ設けることも可能である。
[第四実施形態]
次に、本発明の第四実施形態について、図12を参照して説明する。なお、上記の各実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図12に示すように、本実施形態に係る嵌合部80は、軸線方向凸部81と、軸線方向凹部82とを有している。第一当接面37Aには、軸線方向凸部81と軸線方向凹部82が一つずつ設けられている。同様に、第二当接面37Bには、軸線方向凸部81と軸線方向凹部82が一つずつ設けられている。軸線方向凸部81は、当接面37から周方向他方側に突出するとともに、軸線O方向に延びている。軸線方向凹部82は、当接面37から周方向他方側に凹むとともに、軸線O方向に延びている。
さらに、軸線方向凸部81と軸線方向凹部82の径方向における位置は互いに異なっている。具体的には、軸線方向凸部81は、軸線方向凹部82に対して相対的に径方向外側に設けられている。なお、軸線方向凸部81が、軸線方向凹部82に対して相対的に径方向内側に設けられていてもよい。軸線方向凸部81、及び軸線方向凹部82は、いずれも当接面37におけるプラットフォーム32Bに対応する部分のみに設けられている。
上記の構成によれば、軸線O方向に延びる軸線方向凸部81、及び軸線方向凹部82同士が嵌り合うことにより、隣り合う動翼30の基部32同士をさらに強固に支持固定することができる。具体的には、軸線O方向、又は径方向から加わる外力に対して、基部32同士がさらに十分に抗することができる。
さらに、上記の構成によれば、軸線O方向一方側の軸線方向凸部81、及び軸線方向凹部82と、軸線O方向他方側の軸線方向凸部81、及び軸線方向凹部82とは、径方向における位置が互いに異なっていることから、周方向を軸とする曲げ応力に対してもより十分に抗することができる。その結果、動翼30の振動をより小さく抑えることができる。
以上、本発明の第四実施形態について説明した。なお、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、上記実施形態では、動翼30を有する回転機械として蒸気タービン1を例に説明をした。しかしながら、動翼30に類する翼体を有する限りにおいて、いかなる機械にも上記の構成を適用することが可能である。他の例として具体的にはガスタービンが挙げられる。
1…蒸気タービン
2…蒸気タービンケーシング
3…蒸気タービンロータ
4…ジャーナル軸受
5…スラスト軸受
9…ディスク
11…軸端
12…蒸気供給管
13…蒸気排出管
20…主流路
21…静翼
22…静翼シュラウド
24…静翼台座
30…動翼
31…翼本体
32…基部
34…動翼シュラウド
35…ネック部
36…翼根本体
37…当接面
50…キャビティ
60,70,80…嵌合部
61…凸部
62,63…凹部
71…径方向凸部
72…径方向凹部
81…軸線方向凸部
82…軸線方向凹部
91…環状溝
32A…翼根
32B…プラットフォーム
37A…第一当接面
37B…第二当接面
63A…凹部底面
91A…環状溝本体
91B…環状溝ネック部
O…軸線
S…蒸気

Claims (6)

  1. 軸線を中心とするディスクの外周面から凹んで周方向に延びる環状溝に、互いに周方向に隣接するように取り付けられる動翼であって、
    前記環状溝内に収容されて、軸線を含む断面視で径方向内側が幅広とされたT字状をなす翼根、及び、該翼根の径方向外側の端部に設けられたプラットフォームを有する基部と、
    前記プラットフォームの外周面から径方向外側に向かって延びる翼本体と、
    を備え、
    前記基部の周方向を向く面は、周方向に隣り合う動翼同士で互いに当接可能な平面状の当接面とされており、
    該当接面に、周方向に隣り合う前記動翼の基部同士で嵌り合う嵌合部が形成されており、
    前記嵌合部は、周方向に隣り合う前記動翼のうち、一方の前記動翼の前記当接面から周方向他方側に向かって突出する凸部と、他方の前記動翼の前記当接面から周方向他方側に向かって凹むとともに、前記凸部が挿入される凹部と、を有し、
    前記凸部は、前記当接面から球面状に突出し、前記凹部は、前記凸部に対して接触する少なくとも2つの凹部底面を有する動翼。
  2. 前記凸部、及び前記凹部は、径方向に離間して複数ずつ設けられている請求項に記載の動翼。
  3. 軸線を中心とするディスクの外周面から凹んで周方向に延びる環状溝に、互いに周方向に隣接するように取り付けられる動翼であって、
    前記環状溝内に収容されて、軸線を含む断面視で径方向内側が幅広とされたT字状をなす翼根、及び、該翼根の径方向外側の端部に設けられたプラットフォームを有する基部と、
    前記プラットフォームの外周面から径方向外側に向かって延びる翼本体と、
    を備え、
    前記基部の周方向を向く面は、周方向に隣り合う動翼同士で互いに当接可能な平面状の当接面とされており、
    該当接面に、周方向に隣り合う前記動翼の基部同士で嵌り合う嵌合部が形成されており、
    前記嵌合部は、周方向に隣り合う前記動翼のうち、一方の前記動翼の前記当接面から周方向他方側に向かって突出する凸部と、他方の前記動翼の前記当接面から周方向他方側に向かって凹むとともに、前記凸部が挿入される凹部と、を有し、
    前記凸部、及び前記凹部は、径方向に離間して複数ずつ設けられている動翼。
  4. 軸線を中心とするディスクの外周面から凹んで周方向に延びる環状溝に、互いに周方向に隣接するように取り付けられる動翼であって、
    前記環状溝内に収容されて、軸線を含む断面視で径方向内側が幅広とされたT字状をなす翼根、及び、該翼根の径方向外側の端部に設けられたプラットフォームを有する基部と、
    前記プラットフォームの外周面から径方向外側に向かって延びる翼本体と、
    を備え、
    前記基部の周方向を向く面は、周方向に隣り合う動翼同士で互いに当接可能な平面状の当接面とされており、
    該当接面に、周方向に隣り合う前記動翼の基部同士で嵌り合う嵌合部が形成されており、
    前記嵌合部は、周方向に隣り合う前記動翼のうち、一方の前記動翼の前記当接面から周方向他方側に突出するとともに径方向に延びる径方向凸部と、他方の前記動翼の前記当接面から周方向他方側に凹むとともに径方向に延びる径方向凹部と、を有し、
    前記径方向凸部、及び前記径方向凹部は、軸線方向に交互に複数配列されている動翼。
  5. 軸線を中心とするディスクの外周面から凹んで周方向に延びる環状溝に、互いに周方向に隣接するように取り付けられる動翼であって、
    前記環状溝内に収容されて、軸線を含む断面視で径方向内側が幅広とされたT字状をなす翼根、及び、該翼根の径方向外側の端部に設けられたプラットフォームを有する基部と、
    前記プラットフォームの外周面から径方向外側に向かって延びる翼本体と、
    を備え、
    前記基部の周方向を向く面は、周方向に隣り合う動翼同士で互いに当接可能な平面状の当接面とされており、
    該当接面に、周方向に隣り合う前記動翼の基部同士で嵌り合う嵌合部が形成されており、
    前記嵌合部は、周方向に隣り合う前記動翼のうち、一方の前記動翼の前記当接面から周方向他方側に突出するとともに軸線方向に延びる軸線方向凸部と、他方の前記動翼の前記当接面から周方向他方側に凹むとともに軸線方向に延びる軸線方向凹部と、を有し、
    軸線方向に間隔をあけて配列された複数ずつの前記軸線方向凸部、及び前記軸線方向凹部を有し、軸線方向一方側の前記軸線方向凸部、及び前記軸線方向凹部と、軸線方向他方側の前記軸線方向凸部、及び前記軸線方向凹部とは、径方向における位置が互いに異なる動翼。
  6. 軸線を中心とする円盤状のディスクを有する回転軸と、
    前記ディスクの外周面から凹んで周方向に延びる環状溝に取り付けられた請求項1からのいずれか一項に記載の動翼と、
    前記動翼を外周側から覆うケーシングと、
    該ケーシングの内周面に設けられた静翼と、
    を備える回転機械。
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