JP6991745B2 - Information processing device and its control method - Google Patents
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Description
本発明は、印刷ジョブを管理する技術に関する。 The present invention relates to a technique for managing a print job.
商業印刷では、印刷ジョブ管理システムが画像形成装置や後処理装置と連携して、顧客の注文に応じて成果物を生産する。印刷ジョブ管理システムは受注した注文情報に基づき、入稿された原稿データを指定された体裁で面付け処理を行う。面付けされた原稿データは画像形成装置に送信されて、指定された用紙に印刷される。印刷された用紙は後処理装置において、指定された折り、製本、断裁等の後加工処理が行われる。このようにして生産された成果物は指定された配送先へ出荷される。印刷ジョブ管理システムはこれらの一連の生産プロセスを管理する。 In commercial printing, a print job management system works with image forming equipment and post-processing equipment to produce deliverables according to customer orders. The print job management system impositions the submitted manuscript data in the specified format based on the order information received. The impositioned original data is transmitted to the image forming apparatus and printed on the designated paper. The printed paper is subjected to post-processing such as designated folding, binding, and cutting in the post-processing device. The deliverables produced in this way are shipped to the designated delivery destination. The print job management system manages these series of production processes.
この時、生産中の失敗や出荷後の配送中の商品破損に備えて、注文情報の注文部数に余分(予備部数)を手動で追加して生産することが行われている。特許文献1は、注文部数が多くなればなるほど、予備部数が多くなるように、注文部数に応じて予備部数を自動的に決定する処理を行う。
At this time, in case of failure during production or damage to the product during delivery after shipment, an extra (spare number) is manually added to the number of ordered copies of the order information for production.
特許文献1は、注文部数に応じて予備部数を決定するが、注文部数以外には何ら考慮されていなかった。特に、印刷ジョブ管理システムが生産する冊子や本等の印刷成果物の体裁は様々である。また1つの成果物は、複数の部品、例えば表紙、本文、帯から構成されることもあり、各部品の生産プロセスは異なる。しかしながら、予備部数を決める際に、生産プロセス、梱包方法、配送先、検査工程などは考慮されていなかった。そのため、生産プロセス、梱包方法、配送先、検査工程などが異なっていても、一律に予備部数を追加することによって、生産性がよくない場合があった。
In
本発明は、生産プロセス、梱包方法、配送先、検査工程などを考慮した予備部数を用いて印刷ジョブを送信することで生産性向上を目的とする。 An object of the present invention is to improve productivity by transmitting a print job using a spare number of copies in consideration of a production process, a packing method, a delivery destination, an inspection process, and the like.
上記課題を解決するために、本発明における情報処理装置は、成果物を構成する複数の部品毎の予備部数を示すテーブルを保持する保持手段と、注文情報を取得する取得手段と、前記注文情報で指定された成果物を構成する部品と、前記テーブルに基づいて、予備部数を計算する計算手段と、前記注文情報で指定された納品部数と前記計算手段により計算した予備部数とから、印刷する印刷部数を決定する決定手段と、前記印刷部数の印刷ジョブを送信する送信手段と、前記予備部数と、前記納品部数と、前記印刷部数とを含む画面を表示部に表示する表示制御手段を有することを特徴とする。 In order to solve the above problems, the information processing apparatus in the present invention has a holding means for holding a table showing the number of spare copies for each of a plurality of parts constituting the deliverable, an acquisition means for acquiring order information, and the order information. Print from the parts that make up the deliverable specified in, the calculation means that calculates the number of spare copies based on the table, the number of delivered copies specified in the order information, and the number of spare copies calculated by the calculation means. It has a determination means for determining the number of copies to be printed, a transmission means for transmitting a print job of the number of copies to be printed, a display control means for displaying a screen including the number of spare copies, the number of copies to be delivered, and the number of copies to be printed on the display unit . It is characterized by that.
本発明によれば、生産プロセス、梱包方法、配送先、検査工程などを考慮した予備部数を用いて印刷ジョブを送信することで生産性が向上するという効果を有する。 According to the present invention, there is an effect that productivity is improved by transmitting a print job using a spare number of copies in consideration of a production process, a packing method, a delivery destination, an inspection process, and the like.
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
(実施形態1)
<印刷ジョブ管理システムの構成例>
図1は、本発明にかかわる印刷ジョブ管理システムの全体構成を示す図である。なお、以下の説明における印刷ジョブ管理システム全体の環境は本発明の説明を理解し易くするためのものであり、本発明はこれらの環境に限定されるものではない。
(Embodiment 1)
<Configuration example of print job management system>
FIG. 1 is a diagram showing an overall configuration of a print job management system according to the present invention. The environment of the entire print job management system in the following description is for facilitating the explanation of the present invention, and the present invention is not limited to these environments.
図1において、情報処理装置101は印刷物の製作を要求する依頼者が注文処理を行う注文PC(パーソナルコンピューター)であり、依頼者は本PC上で注文処理を行う。情報処理装置101は、情報処理装置102とネットワークを介して接続されている。
In FIG. 1, the
印刷室では、ネットワーク105に、情報処理装置102、画像形成装置103、後処理装置104が接続されている。情報処理装置102は、プリプレス用作業PCとして、原稿データを印刷のためにレイアウトしたり、校正作業や、印刷のための設定を行うための注文に対する印刷前工程(プリプレス工程)を行う。情報処理装置102は、さらに、印刷ジョブや後処理ジョブのジョブ管理やジョブの送信も行う。また、画像形成装置103や後処理装置104とネットワーク越しに接続し、画像形成装置103を制御するためのプリンタドライバプログラムなどがインストールされている。画像形成装置103は情報処理装置102から送信されてくる印字データを含む印刷データを解析し、1ページずつドットイメージに変換して印刷する。後処理装置104は、画像形成装置103から出力された印刷物に対して折り加工や断裁加工、製本加工などの後処理を行う後処理装置である。ネットワーク105、各装置を接続し、相互通信を可能とするネットワークである。尚、画像形成装置103、後処理装置104は、それぞれ、複数あってもよい。
In the printing room, the
<情報処理装置102のハードウェア構成例>
図2は、本実施形態の情報処理装置102のハードウェア構成図である。情報処理装置102は一般的なコンピュータ(PC)のハードウェアで構成することができる。図2において、200は装置全体の制御を行うCPUである。CPU200は、ハードディスク(HD)205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OSや、本実施形態の情報処理プログラム等を実行する。さらに、CPU200は、RAM202にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。201は記憶手段としてのROMであり、内部には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。202は一時記憶手段としてのRAMであり、CPU200の主メモリ、ワークエリア等として機能する。203は記憶媒体読み込み手段としてのDVDドライブであり、DVDドライブ203を通じて、記憶媒体としてのDVD204に記憶されたプログラム等を本コンピュータにロードすることができる。204は記憶媒体であるDVDであり、コンピュータが読み取り可能にプログラムが格納された記憶媒体である。なお、記憶媒体はDVDに限らず、FD、CD-ROM、CDR、CDRW、PCカード、ICメモリカード、MO、メモリスティック等、任意である。205は外部記憶手段の一つであり、大容量メモリとして機能するハードディスク(HD)であり、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、情報処理プログラム、関連プログラム等を格納している。206は指示入力手段であるキーボードであり、ユーザがコンピュータに対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するものである。207は表示手段であるディスプレイであり、キーボード206から入力したコマンドや、プリンタの状態等を表示したりするものである。208はシステムバスであり、コンピュータ内のデータの流れを司るものである。209は入出力手段であるインターフェースであり、該インターフェース209を介して情報処理装置は外部装置とのデータのやり取りを行う。
<Hardware configuration example of
FIG. 2 is a hardware configuration diagram of the
なお、上記コンピュータの構成はその一例であり、図2の構成例に限定されるものではない。例えば、データやプログラムの格納先は、その特徴に応じてROM、RAM、HDなどで変更することも可能である。 The configuration of the computer is an example thereof, and is not limited to the configuration example of FIG. For example, the storage destination of data or a program can be changed in ROM, RAM, HD or the like according to its characteristics.
<情報処理装置102のソフトウェア構成例>
図3は、本実施形態の情報処理装置102におけるソフトウェア構成を機能モジュール毎に示した構成図である。各モジュールは本発明の請求項における各手段を実現するための機能を有し、処理を実行する。
<Software configuration example of
FIG. 3 is a configuration diagram showing the software configuration of the
情報処理装置102は、注文PC101から原稿データを含む注文データを受信し、画像形成装置103および後処理装置104で処理するために原稿データをレイアウト(印刷データに面付け)する。レイアウトされた印刷データからジョブを生成し、画像形成装置103および後処理装置104へ転送する。以下に情報処理装置102の各モジュールについて詳細に説明する。
The
301は、各モジュール部を制御する制御部である。302は、注文PC101から注文データを受け付けて、注文記憶部303へ格納する注文受付部である。303は、注文情報を記憶する注文記憶部である。注文記憶部303には、注文情報の他に原稿データも記憶される。304は、印刷データを記憶するデータ記憶部である。データ記憶部304における印刷データの格納先は注文受付部302を介して注文記憶部303における注文情報に設定される。また印刷ジョブ管理システムで生産可能な成果物の定義を設定する、商材データベース(商材DB)を格納する(保持する)。商材は、成果物に相当する。305は、注文受付302が受信した注文データにおける原稿データを、注文記憶部303における注文情報に基づいてレイアウト処理を行うレイアウト部である。レイアウト部305は、レイアウト済みの印刷データをデータ記憶部304へ格納する。306は、注文記憶部303の注文情報およびデータ記憶部304の印刷データ、レイアウト設定に基づいて画像形成装置103および後処理装置104で処理可能なジョブ(図示せず)を生成するジョブ生成部である。画像形成装置103に対するジョブの形態としては、例えば印刷指示情報(用紙サイズ、用紙種類、片面/両面やカラー/モノクロ等)を含むジョブチケットと印刷データ(または印刷データを変換したデータ)から構成される。後処理装置104に対するジョブの形態としては、例えば後処理指示情報(断裁位置や折り位置等)を含むジョブチケットから構成される。307は、注文やジョブに関する情報、予備部数、また、操作するための画面などを表示する表示部である。尚、表示手段は、情報処理装置102とは別の装置でもよく、その場合は、情報処理装置102は、表示手段に表示するための表示制御部を有する。308は、画像形成装置103および後処理装置104とデータの送受信を行う通信部である。309は、ユーザインターフェース(UI)などユーザ操作を行うための操作部である。
図4は、表示部307で表示される画面例を示す図である。図4(a)は、注文リストを表示している画面例、図4(b)は、処理工程毎のジョブリストを表示している画面例である。
FIG. 4 is a diagram showing an example of a screen displayed on the
画面401には、注文リスト402、送信ボタン403、ジョブ削除ボタン404、注文取込みボタン405、注文データ参照先パス406、モード切替ボタン407で構成される。また、408は、処理工程毎のジョブリストである。注文リスト402は注文記憶部303に格納された注文情報を表示する。注文リストには各注文の注文番号、商材、処理工程、印刷部数、納品部数、予備部数を表示する。納品部数は、情報処理装置102が受信した注文CSVデータに記載された部数である。予備部数は、納品部数に追加して、予備として印刷される部数である。印刷部数は、実際に印刷処理を行う部数であり、納品部数と予備部数を足した値となる。本実施形では、注文リストの印刷部数は、図4の表示画面において操作部で操作することにより変更可能としている。また、納品部数は、納品として必要な部数であるため、変更できないようにしている。予備部数は、後述する予備部数テーブルを変更することによって予備部数を変更することはできるが、図4の表示画面において操作部での変更できないようにしている。表示された注文情報は画面上で表示をクリックすることにより選択状態となる。
The
印刷ボタン403は押下されると、通信部308を介して指定された注文情報の印刷ジョブ、及び後処理ジョブを指定された画像形成装置103および後処理装置104に送信する。ジョブ削除ボタン404が押下されると、ジョブリスト403において表示された注文情報をジョブリストから削除する。注文取込みボタン405が押下されると、注文受付部302は注文データ参照先パス406に入力された注文CSVデータを読み込む処理を行い、注文記憶部303に格納する。
When the
モード切替ボタン407によって、表示部307は、注文リストと、ジョブリストの表示形式を切り替えて表示する。モード切替ボタンは、注文リストを表示するオーダービューと、ジョブリストを表示するジョブビューの2つのモードを選択することが可能である。図4(a)で示すオーダービュー表示では、1つの注文情報に付き1行で情報を表示する。また図4(b)で示すジョブビュー表示では、1つの注文を生産するために必要な全ての処理工程を、1工程1行として表示する。
The
図5は、情報処理装置102に投入される注文CSVデータである。
FIG. 5 is order CSV data input to the
注文CSVデータ501は、注文番号502、商材503、納品部数504、印刷コンテンツ505、納品先506、梱包方法507から構成される。注文番号502は、注文PC101から発注される各注文を特定するIDである。商材503は、注文の成果物の形態を識別する文字列である。指定された文字列に基づき、印刷ジョブ管理システムは印刷と後加工を行い、成果物を製造する。納品部数504は、注文者に納品される成果物の部数である。印刷コンテンツ505は、成果物への印刷に用いられる画像データを示す。一般的なフォーマットとしてPostScript、Portable Document Format(PDF)や、JPEGフォーマット、TIFFフォーマットなどが挙げられる。納品先506は、成果物を納品する宛先の住所を示す文字列である。梱包方法507は、成果物の配送時に、どのような梱包形式で配送するかを指定する文字列である。
The
図6は、商材DBの商材テーブルの例を示す。商材テーブルは、印刷ジョブ管理システムが生産可能な成果物と、その生産プロセスを定義したものである。商材テーブルには、商材名601とそれを構成する部品602が定義される。各部品に対して生産工程603が設定されて、それを実行する装置604が定義される。各生産工程には工程を実行するために必要なパラメータが定義される。例えば面付け工程の場合、PDFデータの1ページに何ページのコンテンツがレイアウトされるかを示す面付け数605が定義される。また、印刷工程の場合、使用する用紙定義606や、用紙に対する印刷面指定607、カラー/モノクロ印刷指定608の指定がなされる。加工処理工程では、用紙の折りパターン609、製本綴じ方向610、断裁仕上がりサイズ611などのパラメータが設定される。
FIG. 6 shows an example of a product table of the product DB. The product table defines the deliverables that can be produced by the print job management system and the production process. The
図7は、情報処理装置102におけるフローチャートである。
FIG. 7 is a flowchart of the
情報処理装置102の制御部301は、注文受付部302に注文CSVデータ501が入力されたかどうかを判定させる。注文CSVデータ501が入力されたと判定された場合、制御部301は注文記憶部303に注文CSVデータの情報を取得し、注文情報として格納して、ステップ702に進む。未入力である場合、引き続きステップ701で注文CSVデータの入力を待つ。ステップ702で制御部301は注文情報に格納したデータを参照して、通信部308にコンテンツデータを取得させる。次に、ステップ703で制御部301はレイアウト部305に、ステップ702で取得したコンテンツデータを、注文情報に基づいて既定のレイアウトに配置する面付け処理を実行させる。ステップ704で制御部301は通信部308に画像形成装置103、後処理装置104と通信を行わせて、画像形成装置104、後処理装置104の機器稼働情報を取得する。
The
次にステップ705で制御部301は、注文情報から予備部数を計算する処理を行う。具体的には、注文情報にある商材あるいは部品に対応する商材あるいは部品の予備部数テーブルを用いて、注文情報にある商材あるいは部品に必要な予備部数を計算する。
Next, in
ステップ706で制御部301は、操作部309において印刷部数の変更指示を受け付ける。変更指示を受け付けた場合は、ステップ707に進み、予備部数変更処理を行う。変更指示を受け付けない場合は、制御部301はステップ708に進み、操作部309でのジョブ送信指示を待つ。操作部309における送信指示を検知すると、制御部301はジョブ生成部306に注文情報に基づいて画像形成装置103と後処理装置104に送信するジョブを生成させる。後処理装置ジョブの生成後、制御部301はステップ709で通信部308に画像形成装置103と後処理装置104にジョブを送信させる。具体的には、印刷ジョブについては画像形成装置に送り、後処理装置で処理するジョブについては後処理装置に送信する。尚、例えば、製本と断裁が別の後処理装置で処理する場合は、製本ジョブは製本する後処理装置に、断裁ジョブは断裁する後処理装置に送る。また、画像形成装置以外で処理すべきジョブがない場合は、後処理装置にジョブは送らない。
In
図8は、図7のステップ705で示す、予備部数を計算する処理を示す詳細フローチャートである。
FIG. 8 is a detailed flowchart showing the process of calculating the number of spare copies shown in
ステップ801で、制御部301はデータ記憶部304に格納された商材の情報が記録されているデータベースである商材DBの予備部数テーブル(図9)を参照する。商材は印刷ジョブ管理システムで生産可能な成果物、例えば本、冊子、アルバム等の形態を定義するものである。商材は構成する部品、例えば表紙、本文、帯と、印刷設定、加工方法、最終的な仕上がりサイズ等のパラメータの組合せで定義される。予備部数テーブルは各商材の予備部数を定義したデータベーステーブルである。制御部301は参照した商材DBの予備部数テーブルの情報に基づいて、商材DBに注文情報の商材502で示す商材が存在していて、かつ予備部数が設定されているか判定する。商材DBに予備部数が設定されている場合、ステップ802に進む。商材DBに予備部数が設定されていない場合、ステップ806に進む。
In
ステップ802で制御部301は、予備部数を商材内の部品で統一するか、商材内の部品毎に予備部数を設定するかを、操作部を介して選択する。図10に選択画面を示す。画面1001において、予備部数を商材内の部品で統一するか、商材内の部品毎に予備部数を設定するかを選択させる。尚、毎回、選択画面による選択をさせるのではなく、予め選択してその情報を保持しておくことで選択画面による選択をスキップさせてもよい。ステップ802で予備部数を商材内の部品で統一するが選択されたら、ステップ804に進み、商材内の部品毎に予備部数を設定するが選択されたら、ステップ803に進む。
In
ステップ804で制御部301は、商材DBを参照して、該注文において最も予備を必要とする部品を特定する。特定する方法の一例として、商材に含まれる部品のうち、それぞれの部品で必要な予備部数を計算し、予備部数が一番多い部品を、最も予備を必要とする部品とする。特定後ステップ805に進む。
In
ステップ805で制御部301は、ステップ804で特定した部品に基づく予備部数を求め、注文記憶部303の注文情報に格納する。その後、同じ商材を構成する他の特定されなかった部品に対しても特定された部品の予備部数と同じ予備部数を注文記憶部303の注文情報に格納する。格納後ステップ809に進む。
In
ステップ803で、制御部301は商材DBから、注文情報の納品部数を基に部品毎の予備部数を求める。予備部数は注文記憶部303の注文情報に格納される。格納後、ステップ809に進む。
In
ステップ806で、制御部301は表示部307で予備部数を設定する画面の表示を行う。設定画面は、図13を用いて後述する。ステップ807で、制御部301は操作部を介して予備部数の設定を行う操作がなされたことを検知すると、ステップ808に進む。
ステップ808で制御部301は注文記憶部303に格納された注文情報に対して予備部数を設定する。ステップ808の詳細フローチャートは、図15を用いて、後述する。設定後ステップ809に進む。
In
In
ステップ809で、制御部301は表示部307に表示されているUIビューのモード(画面表示モード)の判定を行う。ビューのモードが、オーダービュー(オーダー表示)である場合、ステップ810に進む。モードがジョブビュー(ジョブ表示)である場合、ステップ811に進む。
In
ステップ810で、制御部301は商材テーブルの面付け数605と、予備部数と納品部数から印刷部数を計算する。例えば、ある部品の面付け数が4と定義されている商材で、納品部数が100部、予備部数が20部と求められたとする。この時、100+20=120部の成果物を製造する部品が印刷されるが、印刷部数は面付け数から120/4=30部とする。制御部301は表示部307に選択された最も予備を必要とする部品について、計算された印刷部数、納品部数、予備部数を表示させる。
In step 810, the
ステップ811で、制御部301はステップ810で説明された処理と同様に印刷部数を計算して、表示部307に全部品について印刷部数、納品部数、予備部数を表示させる。
In
ステップ801で参照される商材DBについて、より詳細に説明する。図9は商材DBの予備部数テーブルの構造を示す模式図である。予備部数テーブル901は、商材902とそれを構成する部品903の情報を持つ。また商材を構成する部品毎に納品部数の範囲定義904と、範囲定義毎の予備部数の設定値905を持つ。納品部数の範囲定義904は、ステップ801で注文記憶部303に格納された注文情報の納品部数に対する範囲を定義する。注文情報に範囲定義904に適合する納品部数が設定されている場合は、その予備部数が注文情報の予備部数として設定される。
The product DB referred to in
1つの成果物を生産する工程において、生産中に失敗する確率は部品毎に異なるため、必要とされる予備部数も部品毎に異なる。例えばA4無線綴じ商材の納品部数が100部以下の条件で、表紙の予備部数906と本文の予備部数907は異なる。これは製本工程における本を構成する表紙と本文の部品を糊で接合する処理で、圧着の度合いや糊の量により失敗することが考えられるためである。このような場合、接合した本の表紙と本文を物理的に分離して、コスト等を考慮して本文は再利用されるが、表紙は品質から再利用されないことがある。このようなケースを考慮すると本文と比較して表紙は予備部数を多く必要とする。
In the process of producing one deliverable, the probability of failure during production varies from part to part, so the required number of spare copies also varies from part to part. For example, under the condition that the number of copies of the A4 perfect binding product delivered is 100 or less, the number of spare copies 906 on the cover and the number of
予備部数テーブルの商材に、部品の定義が無く予備部数のみが設定されている場合は、全部品に一律に定義された予備部数が設定される。また注文部数の範囲定義が無く予備部数が設定されている場合は、注文情報の納品部数によらず一律に定義された予備部数が設定される。 If there is no definition of parts and only the number of spare copies is set in the product of the number of spare copies table, the number of spare copies defined uniformly is set for all parts. If there is no definition of the range of the number of ordered copies and the number of spare copies is set, the number of spare copies defined uniformly is set regardless of the number of delivered copies of the order information.
図10は、部品毎に予備部数を設定するか、商材内の複数の部品で予備部数を同じにするかを選択するための画面である。制御部301が表示部307に表示する。この画面において「商材」が選択されると、商材に含まれる部品における予備部数の数を統一にする。「部品」が選択されると、部品毎に、予備部数テーブルの各部品の値が設定される。
FIG. 10 is a screen for selecting whether to set the number of spare copies for each part or to make the number of spare copies the same for a plurality of parts in the product. The
ここで、ステップ803、ステップ805で設定される予備部数の設定処理について、図9で示す予備部数テーブルを用いて説明する。
Here, the setting process of the number of spare copies set in
ステップ803では、部品毎に予備部数を設定する場合の処理であり、このとき、商材を構成する各部品に対しては、予備部数テーブルの各部品の値が設定される。これにより、各部品ごとに適した予備部数が設定される。 Step 803 is a process for setting the number of spare copies for each component. At this time, the value of each component in the spare copy number table is set for each component constituting the product. As a result, a suitable number of spare copies is set for each component.
一方、ステップ805では、ステップ804で商材に含まれる部品のうち最も予備を必要とする部品を基準として、他の部品の予備部数も設定される。最も予備を必要とする部品を基準に一律で予備部数を決定する。商材に含まれる複数の部品に対して、同じ数の予備部数とするため、処理が単純化されるという効果がある。
On the other hand, in
図13は、予備部数を設定する画面である。ステップ806で表示部307が表示する。図13(a)は、予備部数の設定確認画面1301であり、注文情報の商材が、商材DBの予備部数テーブルに定義されていない場合に表示される。設定ボタン1302が選択されると、図13(b)の予備部数の設定画面1304が表示される。いいえボタン1303が選択されると、予備部数の設定を行う必要なしと判断されて、この確認画面1301を閉じる。
FIG. 13 is a screen for setting the number of spare copies. The
予備部数の設定画面1304は、商材名1305の部品1306で示す各部品について、納品部数の範囲(開始、終了の部数)1307、予備部数1308を表示する。初回表示時は部品1306、納品部数1307、予備部数1308は空欄であり、任意の値を入力して設定ボタン1311が選択されることにより、ステップ808で予備部数が注文情報に設定される。商材に対して部品や納品部数の範囲を追加する場合は、範囲の追加ボタン1309が選択されることで、予備部数設定画面1304に新規行1312が追加される。
The spare copy
図15は、図7のステップ707で示す、予備部数の変更処理を示す詳細フローチャートである。
FIG. 15 is a detailed flowchart showing the process of changing the number of spare copies shown in
ステップ1501で制御部301は操作部309による印刷部数の変更入力を検知すると、ステップ1502に進む。ステップ1502で制御部301は注文記憶部302に格納された注文情報の納品部数と、商材DBの予備部数テーブル901を参照して、予備部数を計算する。ステップ1503で制御部301はステップ1501で入力された印刷部数と、ステップ1502で求めた予備部数との比較し、予備部数を確保可能かどうかを判定する。予備部数を確保可能であると判定された場合、ステップ1504に進み、制御部301は表示部307に変更後の印刷部数と予備部数を表示させる。ステップ1503で印刷部数が予備部数を確保できないと判定された場合、ステップ1505で制御部301は表示部307に警告を表示させる。
When the
ステップ1506で制御部301は印刷部数をステップ1501の入力前に戻して、ステップ1501での印刷部数の変更入力を待つ処理に戻る。
In
例として、注文CSVデータで、商材がA4無線綴じ、納品部数として60部を指定していたとする。商材DBの予備部数テーブル901を参照したとすると、この注文には20部の予備部数が加算されて、印刷部数は80部となる。操作部309で印刷部数を60部に減らす入力を受け付けた場合、生産の内訳は納品部数40部、予備部数20部となる。これを納品部数、予備部数の欄に表示する。もし同じ注文の印刷部数を10部に変更する入力の場合、生産に必要な予備部数20部を確保できないため、変更できない旨のメッセージを表示して、印刷部数表示を変更前の60部で表示する。
As an example, it is assumed that the product is A4 perfect binding and 60 copies are specified as the number of copies to be delivered in the order CSV data. Assuming that the spare number table 901 of the product DB is referred to, 20 spare copies are added to this order, and the number of printed copies is 80. When the
図16(a)は、編集設定テーブルを示す図である。 FIG. 16A is a diagram showing an edit setting table.
図16(a)の1601で示す編集設定テーブルは、印刷部数、納品部数、予備部数のキーを持つ。編集設定テーブルは表示部307において表示される図402で示すジョブリストの印刷部数、納品部数、予備部数の各項目に対して、画面上で編集、即ち部数変更を許可するかを定義する。テーブルのキーがtrueである場合は編集可能であり、falseの場合は編集不可の状態である。1601では印刷部数のみ編集を許可されており、納品部数、予備部数は編集を認められていない。
The edit setting table shown by 1601 in FIG. 16A has keys for the number of copies to be printed, the number of copies to be delivered, and the number of spare copies. The edit setting table defines whether to allow editing, that is, changing the number of copies, for each item of the number of printed copies, the number of delivered copies, and the number of spare copies of the job list displayed in FIG. 402 displayed on the
図16(b)は、図7のステップ704で示す機器稼動情報と、その情報を基に、編集の可否設定を決定する処理を示すフローチャートであり、この処理に基づいて編集設定テーブルを決定する。ステップ1603で、制御部301は現時刻から過去の一定時間内に、画像形成装置103あるいは後処理装置104で故障が発生したか判定する。故障が発生した場合、制御部301はステップ1604で編集設定テーブルの予備部数キーをtrueに設定する。設定後制御部301はステップ1603に戻り、再度一定時間内に故障が発生したかどうかを判定する。ステップ1603で制御部301が現時刻から過去の一定時間内に、画像形成装置103及び後処理装置104で故障が発生していないと判定した場合、ステップ1605で予備部数キーにfalseを設定する。
FIG. 16B is a flowchart showing the device operation information shown in
本実施形態では、図16のステップ1603において、画像形成装置か後処理装置で故障が発生した場合に、予備部数キーの設定を編集可能にしたが、ユーザ操作に基づいて、予備部数キーの設定を編集可能にしてもよい。
In the present embodiment, in
<変形例>
図8のステップ804で、最も予備を必要とする部品として特定する別の方法を説明する。本実施形態の変形例1では、優先度の高い部品を最も予備を必要とする部品として特定する。
<Modification example>
In
ステップ805では、ステップ804で商材に含まれる部品の優先順位に基づき選定された最も予備を必要とする部品を基準として、他の部品の予備部数も設定される。優先順位の高い部品を基準に一律で予備部数を決定する。商材に含まれる複数の部品に対して、同じ数の予備部数とするため、処理が単純化されるという効果がある。具体例として、ある商材が表紙、本文で構成されているものとする。表紙の優先順位が高い場合、予備部数テーブルにおいて表紙の予備部数が20部、本文の予備部数が10部であった場合、表紙を基準として、本文の予備部数も20部とする。
In
ステップ804で示す商材DBを参照して、該注文において最も予備を必要とする部品を特定する処理についてより詳細に説明する。
The process of identifying the part that requires the most spare in the order will be described in more detail with reference to the product DB shown in
図11は商材DBの優先順位テーブルの構造を示す模式図である。 FIG. 11 is a schematic diagram showing the structure of the priority table of the product DB.
優先順位テーブルはカラムとして商材1101と、商材と関連付けられた部品1102、部品毎の優先順位1103を備える。制御部301は注文で指定された商材の各部品に対して、優先順位1103を求め相互に比較する。優先順位が最高の部品を、最も予備を必要とする部品として特定する。オーダービュー402の各注文では前記最も予備を必要とする部品について印刷部数、予備部数を表示する。
The priority table includes the
図12は、図11の優先順位1103を設定する画面例である。画面1201において、商材1202の全部品についてリスト1203で表示する。リストの最上位の部品は最も予備を必要とする部品である。上下ボタン1204が押されることにより、指定された部品の優先順位を変動させる。
FIG. 12 is an example of a screen for setting the
図14は、ステップ804で選定された最も予備を必要とする部品を基準として、予備部数表示を決定した場合のオーダービューの表示を示す図である。
FIG. 14 is a diagram showing a display of an order view when the display of the number of spare copies is determined based on the parts that require the most spares selected in
例えば、注文番号10001の商材A4無線綴じについて、注文CSVデータで納品部数が100部と指定されているとする。図9で示す予備部数テーブルでは商材A4無線綴じ100部の場合、表紙、ジャケットは20部、本文は10部の予備部数が設定されている。図11で示す優先順位テーブルでは、A4無線綴じの表紙は2面付けであるため、表紙は(100+20)÷2で60部(加工後は120部相当)となる。本文は110部、ジャケット120部である。この商材で最も優先順位が高いのは表紙であるため、1401で示す表紙の印刷部数と予備部数を基準として、成果物を120部生産する。またこの表紙の印刷部数と予備部数をジョブビューに表示する。
For example, it is assumed that the number of copies to be delivered is 100 in the order CSV data for the product A4 perfect binding of the
(実施形態2)
実施形態2として、予備部数を決定する処理において、梱包方法、配送先、検査工程の設定から予備部数を決定する処理を行う。以下では、実施形態1で説明した部分との差分のみを説明する。本実施形態では、図7のステップ705において、図8の代わりに、図17のフローチャートを用いる。それ以外は、実施形態1と同様のため、説明は省略する。
(Embodiment 2)
As the second embodiment, in the process of determining the number of spare copies, the process of determining the number of spare copies is performed from the setting of the packing method, the delivery destination, and the inspection process. In the following, only the difference from the portion described in the first embodiment will be described. In this embodiment, in
図17は、予備部数を計算する処理を示すフローチャートである。 FIG. 17 is a flowchart showing a process of calculating the number of spare copies.
ステップ1701で制御部301は、実施形態1の図8のステップ808と同様に、予備部数の設定処理を行う。ステップ1702で制御部301は注文記憶部303に格納された注文情報の梱包方法を判定する。梱包方法が箱である場合、制御部301はステップ1703に進み、商材DBの梱包可能枚数テーブルを参照して、梱包に使用する箱の1箱あたりの最大梱包枚数から、該注文の梱包に使用する箱の梱包数を計算する。次にステップ1704で、ステップ1703で計算した梱包数から予備部数を求める。
In
ステップ1702で梱包方法がシュリンクである場合、制御部301はステップ1705に進む。商材DBの梱包可能枚数テーブルを参照して、梱包に使用するシュリンクパッケージの1パッケージあたりの最大梱包枚数から、該注文の梱包されたシュリンクパッケージの数(梱包数)を計算する。次にステップ1706で、ステップ1705で計算した梱包数から予備部数を求める。
If the packing method is shrink in
ステップ1707で制御部301は、ステップ1701で求めた予備部数にステップ1704及び1706で求めた予備部数を追加する。
In
ステップ1708で制御部301は商材DBの配送先予備部数テーブルを参照して、納品先の距離に応じた予備部数を求める。
In
ステップ1709で制御部301は、ステップ1707で求めた予備部数に、ステップ1708で求めた予備部数を追加する。
In
ステップ1710で制御部301は生産工程において、検査工程が行われるか判定する。検査工程が行われる場合、制御部301はステップ1711で、商材DBの検査工程予備部数テーブルを参照して、検査工程の種別に応じた予備部数を求める。
In
ステップ1712で制御部301は、ステップ1709で求めた予備部数に、ステップ1711で求めた予備部数を追加する。
In
図18は、予備部数を計算する処理において参照される、商材DBの各テーブルを説明する図である。 FIG. 18 is a diagram illustrating each table of the product DB referred to in the process of calculating the number of spare copies.
図18(a)は、ステップ1703及びステップ1705で参照される、商材DBの梱包方法毎のテーブルを示す図である。梱包方法毎のテーブルは商材1801毎に、梱包方法1802と最大梱包枚数1803と予備部数1804を定義する。
FIG. 18A is a diagram showing a table for each packing method of the product DB referred to in
梱包方法1802は、顧客への成果物の納品時の梱包方法として、ダンボール素材などで形成された箱か、シュリンク包装から選択される。シュリンク包装はフィルムで内部の物体を覆い、加熱することでフィルムを収縮させ密封加工する方式であり、透明なフィルムを用いることで内部の状態が目視できるメリットがある。また包装材のコストが比較的安価である。梱包方法により強度や形状から予備部数が異なる。例えば、箱(ダンボール箱)の場合は内部の最底部の成果物と最上部の成果物が汚れることがある。一方シュリンク包装では外装がフィルムであるため、物理的な衝撃に弱い。そのためシュリンク包装は箱による梱包と比較して予備部数を多く設定するとよい。また、本実施形態では、商材の仕上がりサイズによっても梱包可能な数が異ならせている。
The
最大梱包枚数1803は、1梱包あたり、梱包可能な最大の枚数を表している。予備部数1804は、1梱包あたりの予備部数を表す。例えば、納品数が10000で、最大梱包枚数の値が3000、かつ、予備部数の値が2の場合、4梱包する必要があるので、予備部数は2×4の8となる。
The maximum number of
図18(b)は、ステップ1708で参照される、商材DBの配送先毎のテーブルを示す図である。配送先毎のテーブルは商材1805毎に、配送先1806と1包装あたりの予備部数1807を定義する。配送先は、納品先と同じでもよいし、納品先によって決まる配送センターとしてもよい。生産地と配送先(納品先)との距離に比例して、配送時の破損の可能性は増すため、遠隔地の配送先(納品先)が指定された場合は予備部数を多く設定している。
FIG. 18B is a diagram showing a table for each delivery destination of the product DB referred to in
図18(c)は、ステップ1711で参照される、商材DBの検査工程毎のテーブルを示す図である。検査工程毎のテーブルは商材1808毎に、検査工程の種別1809と予備部数係数1810を定義する。このテーブルでは、検査工程で行われる検査方法によって、予備部数係数を異ならせる。予備部数係数1810は、実際に検査を行う部数に乗算するための係数である。尚、乗算した結果が整数でない場合は繰り上げて予備部数を決定する。例えば、乗算した結果が1未満の場合は、繰り上げて1部とする。
FIG. 18C is a diagram showing a table for each inspection process of the product DB, which is referred to in
検査担当者が全成果物の全ページを目視で確認する全品めくり検査と比較して、成果物の一部を抜き取って確認する抜き取り検査や、カメラを使用して成果物の一部の画像を撮影して自動判定するカメラ検査は、納品後に品質が問題となる可能性が高い。そのため、予備部数を多く設定している。 Compared to the all-product flip inspection, where the inspector visually checks all pages of all deliverables, a sampling inspection that extracts and confirms a part of the deliverable, and an image of a part of the deliverable using a camera There is a high possibility that quality will be an issue for camera inspections that take pictures and make automatic judgments after delivery. Therefore, a large number of spare copies are set.
図17のフローチャートで示す予備部数を計算する処理を、例を用いて説明する。
A4無線綴じ商材、200部、成果物1部は20枚の用紙で構成され、梱包方法はシュリンクであり、配送先(納品先)は大阪府とする。検査工程は一部抜き取りとする。
成果物は、200部×20枚=4000枚の用紙となる。梱包方法がA4無線綴じ、シュリンク1包装(梱包)あたりの最大梱包枚数が1000枚であるので、4000/1000=4包装(梱包)となる。
The process of calculating the number of spare copies shown in the flowchart of FIG. 17 will be described with reference to an example.
A4 perfect binding product, 200 copies, 1 copy of deliverables are composed of 20 sheets of paper, the packing method is shrink, and the delivery destination (delivery destination) is Osaka Prefecture. Part of the inspection process will be sampled.
The deliverable will be 200 copies x 20 sheets = 4000 sheets of paper. Since the packing method is A4 perfect binding and the maximum number of packings per
予備部数の計算は次の通り。梱包方法による予備部数は、シュリンク1包装あたり3部で、4×3=12部である。配送先による予備部数は、1包装(梱包)あたり1部で、4×1部=4部である。検査工程による予備部数は、0.001×(200+12+4)=0.216から繰り上げて1部である。よって、この注文では217部の生産が指示される。 The calculation of the number of spare copies is as follows. The number of spare copies according to the packing method is 3 copies per shrink package, and 4 × 3 = 12 copies. The number of spare copies depending on the delivery destination is 1 copy per package (packing), and 4 x 1 copy = 4 copies. The number of spare copies in the inspection process is one copy rounded up from 0.001 × (200 + 12 + 4) = 0.216. Therefore, the production of 217 copies is instructed in this order.
本実施形態では、梱包方法として、シュリンクと箱の例を説明したが、これらの例に限らない。複数の梱包方法があって、それらの梱包方法で予備部数を異ならせて設定したい場合に、本実施形態を適用すればよい。梱包方法と同様、配送先、検査方法についても、予備部数を異ならせて設定したい場合に、本実施形態を適用するとよい。また、梱包方法、配送先、検査方法について全て考慮する必要はなく、例えば、梱包方法だけ考慮して予備部数を追加するようにしてもよい。 In the present embodiment, examples of shrink and box have been described as packing methods, but the present invention is not limited to these examples. This embodiment may be applied when there are a plurality of packing methods and it is desired to set the number of spare copies differently depending on the packing method. Similar to the packing method, the present embodiment may be applied to the delivery destination and the inspection method when it is desired to set different spare copies. Further, it is not necessary to consider all of the packing method, the delivery destination, and the inspection method, and for example, the number of spare copies may be added by considering only the packing method.
以上説明した実施形態1、2によれば、成果物の体裁や設定に応じた最適な予備部数を設定して生産することが可能となる。また、自動的に加算された予備部数を容易に判別することが可能となる。 According to the first and second embodiments described above, it is possible to set and produce an optimum number of spare copies according to the appearance and setting of the deliverable. In addition, the number of spare copies automatically added can be easily determined.
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
(Other embodiments)
The present invention is also realized by executing the following processing. That is, software (program) that realizes the functions of the above-described embodiment is supplied to the system or device via a network or various storage media, and the computer (or CPU, MPU, etc.) of the system or device reads the program. This is the process to be executed.
Claims (9)
注文情報を取得する取得手段と、
前記注文情報で指定された成果物を構成する部品と、前記テーブルに基づいて、予備部数を計算する計算手段と、
前記注文情報で指定された納品部数と前記計算手段により計算した予備部数とから、印刷する印刷部数を決定する決定手段と、
前記印刷部数の印刷ジョブを送信する送信手段と、
前記予備部数と、前記納品部数と、前記印刷部数とを含む画面を表示部に表示する表示制御手段を有することを特徴とする情報処理装置。 A holding means that holds a table showing the number of spare copies for each of the multiple parts that make up the deliverable,
How to get order information and
Parts that make up the deliverable specified in the order information, a calculation means for calculating the number of spare copies based on the table, and
A determination means for determining the number of print copies to be printed from the number of copies delivered specified in the order information and the number of spare copies calculated by the calculation means.
A transmission means for transmitting the print job of the number of copies to be printed , and
An information processing apparatus comprising: a display control means for displaying a screen including the number of spare copies, the number of delivered copies, and the number of printed copies on the display unit.
前記計算手段は、前記成果物に含まれる複数の部品で予備部数を統一することを選択された場合、前記成果物に含まれる複数の部品の予備部数を同じとし、前記成果物に含まれる部品毎に予備部数を設定することを選択された場合、前記テーブルに基づいて、部品毎に予備部数を計算することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 A selection method for selecting whether to unify the number of spare copies for multiple parts included in the deliverable or to set the number of spare copies for each part included in the deliverable.
When the calculation means selects to unify the number of spare copies among the plurality of parts included in the deliverable, the number of spare copies of the plurality of parts included in the deliverable is the same, and the parts included in the deliverable. The information processing apparatus according to claim 1, wherein when it is selected to set the spare number of copies for each part, the spare number of copies is calculated for each part based on the table.
前記計算手段は、前記注文情報で指定された成果物を構成する部品と、前記注文情報で指定された梱包方法、配送先、検査工程の少なくとも1つに基づくテーブルに基づいて、予備部数を計算することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。 The table is a table showing the number of spare copies of the parts, which is different for at least one of the packing method, the delivery destination, and the inspection process.
The calculation means calculates the number of spare copies based on a table based on at least one of the parts constituting the deliverable specified in the order information and the packing method, delivery destination, and inspection process specified in the order information. The information processing apparatus according to claim 1 or 2 , wherein the information processing apparatus is to be used.
注文情報を取得する取得手段と、
前記注文情報で指定された梱包方法、配送先、検査工程の少なくとも1つから予備部数を計算する計算手段と、
前記予備部数を考慮した印刷ジョブを送信する送信手段を有することを特徴とする情報処理装置。 A holding means for holding at least one of a table showing the number of spare copies for each packing method, a table showing the number of spare copies for each delivery destination, and a table showing the number of spare copies for each inspection process.
How to get order information and
A calculation means for calculating the number of spare copies from at least one of the packing method, delivery destination, and inspection process specified in the order information.
An information processing apparatus comprising a transmission means for transmitting a print job in consideration of the number of spare copies.
注文情報を取得する取得工程と、
前記注文情報で指定された成果物を構成する部品と、成果物を構成する複数の部品毎の予備部数を示すテーブルに基づいて、予備部数を計算する計算工程と、
前記注文情報で指定された部品の納品部数と前記計算工程により計算した予備部数とから、印刷する印刷部数を決定する決定工程と、
前記印刷部数の印刷ジョブを送信する送信工程と、
前記予備部数と、前記納品部数と、前記印刷部数とを含む画面を表示部に表示する表示制御工程を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。 It is a control method for information processing equipment.
The acquisition process to acquire order information and
A calculation process for calculating the number of spare copies based on the parts constituting the deliverable specified in the order information and the table showing the number of spare copies for each of the plurality of parts constituting the deliverable.
A determination process for determining the number of print copies to be printed from the number of delivered copies of the parts specified in the order information and the number of spare copies calculated by the calculation process .
The transmission process of transmitting the print job of the number of copies to be printed , and
A control method for an information processing apparatus , comprising a display control step of displaying a screen including the number of spare copies, the number of delivered copies, and the number of printed copies on the display unit .
前記計算工程は、前記成果物に含まれる複数の部品で予備部数を統一することを選択された場合、前記成果物に含まれる複数の部品の予備部数を同じとし、前記成果物に含まれる部品毎に予備部数を設定することを選択された場合、前記テーブルに基づいて、部品毎に予備部数を計算することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置の制御方法。 A selection process that selects whether to unify the number of spare copies for multiple parts included in the deliverable or to set the number of spare copies for each part included in the deliverable.
In the calculation step, when it is selected to unify the number of spare copies among the plurality of parts included in the deliverable, the number of spare copies of the plurality of parts included in the deliverable is the same, and the parts included in the deliverable. The control method for an information processing apparatus according to claim 5 , wherein when it is selected to set the number of spare copies for each part, the number of spare copies is calculated for each part based on the table.
前記計算工程は、前記注文情報で指定された成果物を構成する部品と、前記注文情報で指定された梱包方法、配送先、検査工程の少なくとも1つに基づくテーブルに基づいて、予備部数を計算することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の情報処理装置の制御方法。 The table is a table showing the number of spare copies of the parts, which is different for at least one of the packing method, the delivery destination, and the inspection process.
The calculation process calculates the number of spare copies based on a table based on at least one of the parts constituting the deliverable specified in the order information and the packing method, delivery destination, and inspection process specified in the order information. The control method of the information processing apparatus according to claim 5 or 6 , wherein the information processing apparatus is controlled.
注文情報を取得する取得工程と、
梱包方法毎の予備部数を示すテーブル、配送先毎の予備部数を示すテーブル、検査工程毎の予備部数を示すテーブル、の少なくとも1つを用いて、前記注文情報で指定された梱包方法、配送先、検査工程の少なくとも1つから予備部数を計算する計算工程と、
前記予備部数を考慮した印刷ジョブを送信する送信工程を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。 It is a control method for information processing equipment.
The acquisition process to acquire order information and
Using at least one of a table showing the number of spare copies for each packing method, a table showing the number of spare copies for each delivery destination, and a table showing the number of spare copies for each inspection process, the packing method and the delivery destination specified in the order information. , A calculation process that calculates the number of spare copies from at least one of the inspection processes,
A method for controlling an information processing apparatus, which comprises a transmission step of transmitting a print job in consideration of the number of spare copies.
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