以下に、本発明の実施形態によるポーラーコード用のレートマッチングインターリービング方法及び装置を、添付の図面を参照して説明する。図面において、同じ符号は、図面全体を通して同じ要素を表す。なお、ここで記載される実施形態は単に例示的なものであり、本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではないことを理解すべきである。また、ポーラーコード用のレートマッチングインターリービング方法は、基地局により実行されてもよく、ユーザ端末(User Equipment、UE)に実行されてもよい。また、ポーラーコード用のインターリーバは、基地局であってもよく、ユーザ端末であってもよい。そして、基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、送信ポイント、受信ポイント、フェムトセル、スモールセルなどであってもよく、ここで限定されない。また、ここでいうユーザ端末は、様々なタイプのユーザ端末を含み、例えば、移動端末(移動局とも呼ばれる)又は固定端末を含んでもよい。以下に、便利のため、端末とUEを互いに言い換えることがある。
本発明の実施形態により提供されるポーラーコード用のレートマッチングインターリービング方法及び装置によれば、コードワードビットシーケンスにチャネルインターリービング及び変調を行う前に、まずコードワードビットシーケンスをセグメント化するため、無線通信システムは長さが比較的長いコードワードビットシーケンスの代わりに、長さが比較的短い1つ又は複数のセグメントを処理することにより、無線通信システムの実装を簡素化するようにできる。また、コードワードビットシーケンスをセグメント化した後、1つ又は複数のセグメントをセグメント内インターリービング又はセグメント間インターリービングして、ビット伝送のバースト性エラーを低減し、ビット誤り率などの無線通信システムのパフォーマンスが向上される。
以下、図1を参照して、本発明の一実施形態によるポーラーコード用のレートマッチングインターリービング方法を説明する。図1は、ポーラーコード用のレートマッチングインターリービング方法100のフローチャートを示す。
図1に示されるように、ステップS101で、第1のコードワードビットシーケンスを取得する。
本実施形態の一例によれば、ステップS101での第1のコードワードビットシーケンスは、ポーラーエンコーダにより出力されるコードワードビットシーケンスであってもよい。例えば、ポーラーエンコーダは、情報ビットシーケンスを符号化して、コードワードビットシーケンス(ポーラーコードのマザーコードコードワードビットシーケンスとも呼ばれる)を生成する。
図11は、本発明の一実施形態による、情報ビットシーケンスにポーラー符号化、レートマッチング、チャネルインターリービング、及び変調を行うこと示す概略図である。図11に示されるように、CRC符号化された情報ビットシーケンスがポーラーエンコーダに入力され、ポーラーエンコーダが当該情報ビットシーケンスを符号化してコードワードビットシーケンスを生成し、その後レートマッチング方式を用いてコードワードビットシーケンスをレートマッチングし、さらにチャネルインターリービングと変調を行う。実際の応用で、レートマッチング方式には、コードワードビットシーケンスのパンクチャリング、短縮、反復などが含まれる。これらの異なるレートマッチング方式の違いは、循環バッファの出力の異なる開始点と終了点で示されてもよいが、本発明はこれを限定しない。
この実施形態の一例によれば、図11に示す例では、長さPのコードワードビットシーケンスが与えられたとき、異なるレートマッチング方式に対して、レートマッチングインターリービングの順序は一定である。
図12は、ポーラーエンコーダにより情報ビットシーケンスを符号化してコードワードビットシーケンスを生成し、コードワードビットシーケンスにレートマッチングインターリービングを行う概略図を示す。図12に示されるように、情報ビットシーケンスがu0、u1、…uK1であり、当該情報ビットシーケンスがポーラーエンコーダに入力され、ポーラーエンコーダが情報ビットシーケンスを符号化して、長さPのコードワードビットシーケンスを生成する。
一例によれば、ステップS101での第1のコードワードビットシーケンスは、複数のビットを含んでもよい。例えば、第1のコードワードビットシーケンスには、8ビット又は16ビットなどが含まれてもよい。
次に、ステップS102で、前記第1のコードワードビットシーケンスを分割して、1つ又は複数のセグメントを取得する。
例えば、上記の図12に示す例では、長さPのコードワードビットシーケンスがM個のセグメントに分割され、1番目のセグメントのセグメント識別子が0であり、2番目のセグメントのセグメント識別子が1であり、…M番目のセグメントのセグメント識別子がP/(16−1)である。そして、セグメント化後、各セグメントに16ビットが含まれ、当該16ビットの番号がそれぞれ0〜15である。
本実施形態の一例によれば、ステップS102で、前記第1のコードワードビットシーケンスを分割して1つ又は複数のセグメントを取得することは、所定のセグメントパターンに従って、前記第1のコードワードビットシーケンスを分割して1つ又は複数のセグメントを取得することを含み、前記1つ又は複数のセグメントに含まれるビット数が、前記所定のセグメントパターンに従って第2のコードワードビットシーケンスを分割することにより得られる対応するセグメントに含まれるビット数と同じであり、前記第1のコードワードビットシーケンスの長さは、前記第2のコードワードビットシーケンスの長さと異なる。
この例では、所定のセグメントパターンは、予め各セグメントに含まれるビット数を決定することができる。例えば、ステップS102で、予め決定された各セグメントに含まれるビット数に従って第1のコードワードビットシーケンス又は第2のコードワードビットシーケンスを分割し、1つ又は複数のセグメントを取得する。分割した後、各セグメントに含まれるビット数は、同じであってもよく、異なってもよい。
以下、図2を参照して、所定のセグメントパターンに従ってセグメント化し、分割された同一のコードワードビットシーケンスの各セグメントに含まれるビット数が同じである場合についてさらに説明する。
図2は、所定のセグメントパターンに従って第1のコードワードビットシーケンスと第2のコードワードビットシーケンスをセグメント化する概略図を示す。図2に示されるように、予め各セグメントに含まれるビット数が同じ、例えば2であると決定したことを仮定する。ステップS101で長さ16である16ビット201a〜216aを含む第1のコードワードビットシーケンスを取得する場合、ステップS102で、予め決定された各セグメントに含まれるビット数に従って、当該第1のコードワードビットシーケンスを分割して、2ビットを含む1番目のセグメントと、2ビットを含む2番目のセグメントと、…、2ビットを含む8番目のセグメントとの、8つのセグメントを取得することができる。長さ8である8ビット201b〜208bを含む第2のコードワードシーケンスビットについて、予め決定された各セグメントに含まれるビット数に従って分割して、2ビットを含む1番目のセグメントと、2ビットを含む2番目のセグメントと、…、2ビットを含む4番目のセグメントとの、4つのセグメントを取得することができる。これで分かるように、ステップS101で得られた第1のコードワードビットシーケンスが16ビットと8ビットとのいずれを含むかにかかわらず、所定のセグメントパターンに従って分割してセグメントを取得する場合に、第1のコードワードビットシーケンスの各セグメントに含まれるビット数は同じである。
図2を参照して示される以上の例では、各セグメントに2ビットが含まれるように、コードワードビットシーケンスを分割する。しかしながら、本発明の実施形態によれば、各セグメントに含まれるビットはそれに限定されない。例えば、コードワードビットシーケンスを分割する際に、各セグメントに16ビットが含まれるように分割することができる。
また、以下、図3を参照して、所定のセグメントパターンに従ってセグメント化し、分割された後に同一のコードワードビットシーケンスの各セグメントに含まれるビット数が異なる場合について説明する。
図3は、所定のセグメントパターンに従って第1のコードワードビットシーケンスと第2のコードワードビットシーケンスをセグメント化する別の概略図を示す。図3に示されるように、各セグメントに含まれるビット数が異なり、例えば1番目のセグメントが2ビットを含み、2番目のセグメントが4ビットを含み、3番目のセグメントが2ビットを含み、4番目のセグメントが4ビットを含み、5番目のセグメントが4ビットを含む。ステップS101で長さ16である16ビット301a〜316aを含む第1のコードワードビットシーケンスを取得する場合、ステップS102で、予め決定された各セグメントに含まれるビット数に従って、当該第1のコードワードビットシーケンスを分割して、2ビットを含む1番目のセグメントと、4ビットを含む2番目のセグメントと、2ビットを含む3番目のセグメントと、4ビットを含む4番目のセグメントと、4ビットを含む5番目のセグメントとの、5つのセグメントを取得することができる。長さ8である8ビット301b〜308bを含む第2のコードワードシーケンスビットについて、予め決定された各セグメントに含まれるビット数に従って分割して、2ビットを含む1番目のセグメントと、4ビットを含む2番目のセグメントと、2ビットを含む3番目のセグメントとの、3つのセグメントを取得することができる。これで分かるように、ステップS101で得られた第1のコードワードビットシーケンスが16ビットと8ビットのいずれを含むかにかかわらず、所定のセグメントパターンに従って分割してセグメントを取得する際に、第1のコードワードビットシーケンスの1番目のセグメント、2番目のセグメント、3番目のセグメントに含まれるビット数は異なり、そして第1のコードワードビットシーケンスの2番目のセグメントに含まれるビット数は1番目や3番目のセグメントに含まれるビット数と異なる。
本実施形態の別の例によれば、ステップS102で、前記第1のコードワードビットシーケンスを分割して1つ又は複数のセグメントを取得することは、前記第1のコードワードビットシーケンスを分割して複数のセグメントを取得し、前記複数のセグメントのうち少なくとも1つのセグメントに含まれるビット数が前記複数のセグメントのうち他のセグメントに含まれるビット数と異なることを、更に含む。
例えば、ステップS101で長さ8の第1のコードワードビットシーケンスを取得する場合、ステップS102でそれを分割して、2ビットを含む1番目のセグメントと、4ビットを含む2番目のセグメントと、2ビットを含む3番目のセグメントとの、3つのセグメントを取得する。
この例では、ステップS102で、第1のコードワードビットシーケンスを分割して、各第1のセグメントに含まれるビット数は同じである複数の第1のセグメントを取得し、その後、複数の第1のセグメントのうち少なくとも2つの隣接する第1のセグメントを1つの第2のセグメントに合併して、そして、第2のセグメントと、複数の第1のセグメントのうち前記少なくとも2つの隣接する第1のセグメント以外の他の第1のセグメントとが、第1のコードワードビットシーケンスを分割して得られる複数のセグメントを形成する。例えば、ステップS101で長さ8の第1のコードワードビットシーケンスを取得する場合、ステップS102で、長さ8の第1のコードワードビットシーケンスを分割して、各第1のセグメントに含まれるビット数がいずれも2である4つの第1のセグメントを取得し、その後、4つの第1のセグメントのうち2番目の第1のセグメントと3番目の第1のセグメントを1つの第2のセグメントに合併すると、第2のセグメントに含まれるビット数が4となり、そして、第2のセグメントと、1番目の第1のセグメントと、4番目の第1のセグメントとが、長さ8のコードワードビットシーケンスを分割して得られる3つのセグメントを形成する。
次に、ステップS103で、前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成する。
ステップS103で、様々な方式により、前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができる。例えば、規律的な置換規則により複数のセグメントのセグメント識別子を置換して、1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングするための順序を決定してもよい。別の例として、ランダムに生成された順序により、1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングするための順序を決定してもよい。さらなる別の例として、1つ又は複数のセグメントのうち異なるセグメントに対して異なる方法によりセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングするための順序を決定してもよい。
図4は、本実施形態の一例による、1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングしてインターリーブビットシーケンスを生成する方法400のフローチャートを示す。
図4に示されるように、ステップS401で、前記1つ又は複数のセグメントのうち各々のセグメント識別子に従って、当該セグメントの初期2進数シーケンス番号を生成し、各初期2進数シーケンス番号は複数のビットを含む。
本実施形態の一例によれば、1つ又は複数のセグメントのうちそれぞれのセグメントに、10進数シーケンス番号であってもよいセグメント識別子を割り当てることができる。ステップS401で、各セグメントの10進数シーケンス番号を、対応する2進数シーケンス番号に変換する。
例えば、上記のステップ102で、所定のセグメントパターンに従って、長さ16のコードワードビットシーケンスを分割して、セグメント識別子がそれぞれ[0、1、2、3、4、5、6、7]である8つのセグメントを取得する。そして、ステップS401で、当該8つのセグメントのセグメント識別子を、それぞれ[000、001、010、011、100、101、110、111]である対応する2進数シーケンス番号に変換する。つまり、8つのセグメントの初期2進数シーケンス番号は、それぞれ[000、001、010、011、100、101、110、111]であり、かつ、各セグメントの初期2進数シーケンス番号は、3ビットを含む。
次に、ステップS402で、前記初期2進数シーケンス番号の複数のビットのうち一部のビットの位置を交換して、置換2進数シーケンス番号を生成する。
例えば、上記の例では、ステップS401で、長さ16のコードワードビットシーケンスを分割し、8つのセグメントを取得する例では、各セグメントの初期2進数シーケンス番号が3ビットを含む場合、ステップS402で、各セグメントの初期2進数シーケンス番号の3ビットのうち1番目のビットと2番目のビットの位置を交換して、置換2進数シーケンス番号を生成する。即ち、前記8つのセグメントの置換2進数シーケンス番号は、それぞれ[000、001、100、101、010、011、110、111]である。
次に、ステップS403で、置換2進数シーケンス番号に従って、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序を決定する。
例えば、上記のステップS402で生成された8つのセグメントの置換2進数シーケンス番号がそれぞれ[000、001、100、101、010、011、110、111]である場合、ステップS403で、置換2進数シーケンス番号に対応する10進数シーケンス番号[0、1、4、5、2、3、6、7]に従って、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービング用の順序を決定することができる。もちろん、置換2進数シーケンス番号に従って、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序を直接決定することもできる。
次に、ステップS404で、決定された順序に従って、前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成する。
例えば、上記のステップS403で、決定された順序が[0、1、4、5、2、3、6、7]である場合、ステップS404で、[0、1、4、5、2、3、6、7]の順序に従って、前記8つのセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成する。以上、初期2進数シーケンス番号の複数ビットのうち2ビットを交換することを例として説明したが、本発明はそれに限定されない。或いは、初期2進数シーケンス番号の複数のビットのうちより多くのビットを交換してもよい。
例えば、長さ16のコードワードビットシーケンスを分割して8つのセグメントを取得する上記の例では、2進数シーケンス番号に含まれる3ビットをいずれも交換してもよい。具体的には、ステップS402によれば、それぞれの初期2進数シーケンス番号の3ビットのうち1番目のビットと3番目のビットの位置を交換し、さらに2番目のビットと3番目のビットの位置を交換して、置換2進数シーケンス番号を生成することができる。即ち、8つのセグメントの置換2進数シーケンス番号は[000、100、001、101、010、110、011、111]である。
次に、ステップS403によれば、置換2進数シーケンス番号に対応する10進数シーケンス番号である[0、4、1、5、2、6、3、7]に従ってセグメント内及び/又はセグメント間インターリービング用の順序を決定してもよい。次に、ステップS404によれば、[0、4、1、5、2、6、3、7]の順序に従って8つのセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成する。
以上、一例として、初期2進数シーケンス番号が3ビットを含みかつ3ビットのうち1番目のビットと2番目のビットを交換してセグメント内及び/又はセグメント間インターリービング用の順序を決定すること、及び初期2進数シーケンス番号が3ビットを含み、かつ3ビットのうち1番目のビットと2番目のビットをまず交換し、そして2番目のビットと3番目のビットをさらに交換してセグメント内及び/又はセグメント間インターリービング用の順序を決定することを説明した。なお、初期2進数シーケンス番号が3ビットを含む場合、6つのビット交換方式が存在しえると理解できる。それに応じて、ステップS403で、6つのセグメント内及び/又はセグメント間インターリービング用の順序のうち1つの順序を取得することができる。したがって、上記の[0、1、4、5、2、3、6、7]及び[0、4、1、5、2、6、3、7]の順序に加えて、他の方式で初期2進数シーケンス番号におけるビットを交換することもできる。例えば、ステップS403で、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービング用の順序が[0、1、2、3、4、5、6、7]、[0、2、1、3、4、6、5、7]、[0、2、4、6、1、3、5、7]又は[0、4、2、6、1、5、3、7]として決定されてもよい。
また、初期2進数シーケンス番号が4ビットを含む場合、24つのビット交換方式が存在しえる。それに応じて、ステップS403で、以下の24つのセグメント内及び/又はセグメント間インターリービング用の順序のうち1つの順序を取得することができる。
[0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15]、
[0、2、1、3、4、6、5、7、8、10、9、11、12、14、13、15]、
[0、1、4、5、2、3、6、7、8、9、12、13、10、11、14、15]、
[0、2、4、6、1、3、5、7、8、10、12、14、9、11、13、15]、
[0、4、2、6、1、5、3、7、8、12、10、14、9、13、11、15]、
[0、4、1、5、2、6、3、7、8、12、9、13、10、14、11、15]、
[0、1、2、3、8、9、10、11、4、5、6、7、12、13、14、15]、
[0、2、1、3、8、10、9、11、4、6、5、7、12、14、13、15]、
[0、1、4、5、8、9、12、13、2、3、6、7、10、11、14、15]、
[0、2、4、6、8、10、12、14、1、3、5、7、9、11、13、15]、
[0、4、2、6、8、12、10、14、1、5、3、7、9、13、11、15]、
[0、4、1、5、8、12、9、13、2、6、3、7、10、14、11、15]、
[0、1、8、9、4、5、12、13、2、3、10、11、6、7、14、15]、
[0、2、8、10、4、6、12、14、1、3、9、11、5、7、13、15]、
[0、1、8、9、2、3、10、11、4、5、12、13、6、7、14、15]、
[0、2、8、10、1、3、9、11、4、6、12、14、5、7、13、15]、
[0、4、8、12、1、5、9、13、2、6、10、14、3、7、11、15]、
[0、4、8、12、2、6、10、14、1、5、9、13、3、7、11、15]、
[0、8、2、10、4、12、6、14、1、9、3、11、5、13、7、15]、
[0、8、1、9、4、12、5、13、2、10、3、11、6、14、7、15]、
[0、8、4、12、2、10、6、14、1、9、5、13、3、11、7、15]、
[0、8、4、12、1、9、5、13、2、10、6、14、3、11、7、15]、
[0、8、2、10、1、9、3、11、4、12、6、14、5、13、7、15]、
[0、8、1、9、2、10、3、11、4、12、5、13、6、14、7、15]。
図4は、セグメント識別子に対応する2進数シーケンス番号に従ってインターリービング順序を決定する方法を示す。しかしながら、本発明の実施形態によれば、インターリービング順序は、他の方法により決定されてもよい。
図5は、本実施形態の別の例による、1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングしてインターリーブビットシーケンスを生成する方法500のフローチャートを示す。
図5を参照すると、ステップS501で、前記1つ又は複数のセグメントの数に対応する初期行列を生成する。
この例では、ステップS501での初期行列は、ポーラーコードの生成行列であってもよい。例えば、前記1つ又は複数のセグメントの数に応じて、ポーラーエンコーダにより長さが前記1つ又は複数のセグメントの数である情報ビットシーケンスを符号化する際に使用される生成行列を生成し、そして当該生成行列が初期行列として使用されることができる。
例えば、上記のステップ102で、所定のセグメントパターンに従って、長さ16のコードワードビットシーケンスを分割し、8つのセグメントを取得するが、ポーラーコードエンコーダが長さ8の情報ビットシーケンスを符号化する際に使用される生成行列が8×8行列である場合、ステップS501で、当該8×8生成行列を生成し、当該8×8生成行列を初期行列として使用する。図6Aは、8×8初期行列の概略図を示し、当該8×8初期行列の列番号1〜8は、それぞれ、8つのセグメントのセグメント識別子0〜7に対応する。
また、この例では、生成行列の生成方式は、従来技術における何れの生成方式であってもよく、ここでは詳細を省略する。
図5に戻り、ステップS502で、前記初期行列の列のうち列重みが1である現在の対象列を決定し、決定された現在の対象列の列番号に従ってインターリーブシーケンス番号を取得する。
例えば、図6Aに示す例では、ステップS501に従って8×8初期行列を生成し、次にステップS502で、初期行列の列のうち列重みが1である現在の対象列が列8であると決定され、列8の列番号に従ってインターリーブシーケンス番号7を取得する。
次に、ステップS503で、現在の対象列及び現在の対象列に対応する行を削除して、縮小行列を生成する。
例えば、上記のステップS502で、初期行列の列のうち列重みが1である現在の対象列が列8であると決定される場合、ステップS503で、列8と行8を削除して、縮小行列を生成する。図6Bは、8×8初期行列から縮小行列を生成する概略図を示す。図6Aに示すように、当該8×8初期行列の行8と列8を削除して、7×7縮小行列を生成する。
図5に戻り、ステップS504で、前記縮小行列のうち列重みが1である現在の対象列を決定し、現在の縮小対象列の列番号に従ってインターリーブシーケンス番号を取得する。
例えば、図6Bに示す例では、7×7縮小行列が生成されており、ステップS504に従って、縮小行列の列のうち列重みが1である現在の対象列が列6であると決定され、列6の列番号に従ってインターリーブシーケンス番号5を取得する。
次に、ステップS505で、初期行列における全ての列の列番号がインターリーブシーケンス番号を取得したかを判断し、NOの場合、現在の対象列と現在の対象列に対応する行を削除して縮小行列を生成し、縮小行列のうち列重みが1である現在の対象列を決定し、現在の縮小対象列の列番号に従ってインターリーブシーケンス番号を取得することを繰り返すが、YESである場合、ステップS506を実行する。
例えば、図6Bに示す例では、ステップS504に従って縮小行列の列のうち列重みが1である現在の対象列が列6であると決定される場合、ステップS505に従って列6と行6を削除して、6×6縮小行列を生成し、さらに、6×6縮小行列の列のうち列重みが1である現在の対象列が列4であると決定され、列4の列番号に従ってインターリーブシーケンス番号3を取得する。当該8×8初期行列における全ての列の列番に従ってインターリーブシーケンス番号を取得するまで、ステップS503とステップS504を繰り返す。
次に、ステップS506で、取得されたインターリーブシーケンス番号を順に並べて、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序を決定する。
例えば、図6Aと図6Bを参照して示す例では、初期行列と縮小行列に従って順にインターリーブシーケンス番号[7、5、3、6、4、2、1、0]を取得したと仮定する場合、ステップS506で、インターリーブシーケンス番号[7、5、3、6、4、2、1、0]を順に並べてセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序を[7、5、3、6、4、2、1、0]として決定することができる。或いは、インターリーブシーケンス番号[7、5、3、6、4、2、1、0]を逆の順に並べて、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序を[0、1、2、4、6、3、5、7]として決定することができる。
次に、ステップS507で、決定された順序に従って前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成する。
例えば、上記のステップS506で、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序が[7、5、3、6、4、2、1、0]又は[0、1、2、4、6、3、5、7]であると決定される場合、ステップS507で、8つのセグメントを、[7、5、3、6、4、2、1、0]又は[0、1、2、4、6、3、5、7]の順序でセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができる。
また、この例では、上記のステップS502〜505で、初期行列又は縮小行列の列のうち列重みが1である現在の対象列が1つだけではない場合、現在の対象列をランダムに選択してもよく、特定の規約条件に従って現在の対象列を一つ選択してもよい。
図4と図5は、インターリービングの順序を決定する異なる方法を示す。しかしながら、本発明の実施形態によれば、インターリービングの順序は、他の方法により決定されてもよい。
例えば、ステップS102で、前記第1のコードワードビットシーケンスを分割してN個のセグメント(Nが2以上の正整数である)を取得することができる。この場合、ステップS103で、N個のセグメントをセグメント内インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができる。ここで、インターリーブビットシーケンスのi番目のセグメントのセグメント識別子と(N−i+1)番目のセグメントのセグメント識別子の合計は、インターリービング前のi番目のセグメントのセグメント識別子と(N−i+1)番目のセグメントのセグメント識別子の合計に等しくなる(iは正整数)。
ここで、具体的な一例を挙げて説明する。例えば、ステップS102で、第1のコードワードビットシーケンスを分割し、セグメント識別子が0〜15である16個のセグメントを取得する場合、ステップS103で、[0、1、4、8、5、2、6、3、12、9、13、10、7、11、14、15]などのような所定のインターリービングの順序に従って、当該16個のセグメントをセグメント間インターリービングして、ビットシーケンスをインターリービングすることができる。そして、インターリービング前に、1番目のセグメントのセグメント識別子「0」と16番目のセグメントのセグメント識別子「15」の合計が15であり、2番目のセグメントのセグメント識別子「1」と15番目のセグメントのセグメント識別子「14」の合計が15であり、…、8番目のセグメントのセグメント識別子「7」と9番目のセグメントのセグメント識別子「8」の合計が15であるが、インターリービング後、また、インターリーブビットシーケンスにおける、1番目のセグメントのセグメント識別子「0」と16番目のセグメントのセグメント識別子「15」の合計が依然として15であり、2番目のセグメントのセグメント識別子「1」と15番目のセグメントのセグメント識別子「14」の合計が依然として15であり、…、8番目のセグメントのセグメント識別子「3」と9番目のセグメントのセグメント識別子「12」の合計が依然として15である。
つまり、インターリービングされたインターリーブビットシーケンスのi番目のセグメントのセグメント識別子と(N−i+1)番目のセグメントのセグメント識別子の合計がインターリービングする前と同じとなるように確保できるインターリービングの順序(ここで、iが正整数であり、Nが2以上の正整数である。)は、何れもここで記載の所定のインターリービングの順序とされてもよい。
また、本発明の別の例によれば、ステップS103で、以上で記載されたいずれかの方式とは異なる他の方式で前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができる。
本発明の別の例によれば、ステップS103で、ランダムに生成された順序に従って前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができる。実際の応用において、ランダムに生成された順序は、乱数発生器により生成された順序であってもよい。
本発明の別の例によれば、ステップS103で、凍結ビットの順序のうち少なくとも一部の順序に従って、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序を決定することができる。次に、決定された順序に従って前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成する。本発明の一例によれば、凍結ビットは、ポーラーコードエンコーダにより情報ビットシーケンスを符号化するときに使用される、送信者と受信者が予め決定されたビットであり、凍結ビットの順序が凍結ビットの並べ順であってもよい。
この例では、ステップS103で、凍結ビットの並べ順の全て又は一部の順序に従って、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序を決定し、次に、決定された順序に従って前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成する。
本発明の別の例によれば、ステップS103で、前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することは、インターリービングされたインターリーブビットシーケンスに用いられたインターリービング順序に従って、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序を決定することと、決定された順序に従って前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することと、を含む。実際の応用において、インターリービングされたインターリーブビットシーケンスに用いられたインターリービング順序を記憶し、次に他のコードワードビットシーケンスのセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序の決定に用いることができる。
また、本発明の別の例によれば、ステップS103で、前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができ、前記1つ又は複数のセグメントのうち少なくとも一部のセグメントのインターリービング順序が、前記1つ又は複数のセグメントのうち他の部分のセグメントのインターリービング順序と異なる。
例えば、複数のセグメントのうち少なくとも一部のセグメントについて、複数のセグメントのうち他の部分のセグメントと異なる決定方式で複数のセグメントのうち少なくとも一部のセグメントのインターリービング順序を決定することができる。例えば、ステップS102で得られた8つのセグメントについて、ステップS103で、当該8つのセグメントのうち2つのセグメントが、以上で記載された複数のインターリービング順序の決定方式の一つ(例えば、図4に示されるようなフロー400)でセグメント内インターリービング順序が決定される一方、当該8つのセグメントのうち他の6つのセグメントが、以上で記載された複数のインターリービング順序の決定方式の別の方式(例えば、図5に示されるようなフロー500)でセグメント内インターリービング順序が決定されることができる。
また、本発明の別の例によれば、ステップS102に従って前記第1のコードワードビットシーケンスを分割して複数のセグメントを取得する場合、ステップS103に従って、複数のセグメントをセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができ、前記複数のセグメントのうち少なくとも一部のインターリービング順序が、複数のセグメントのうち他の部分のインターリービング順序と異なる。
例えば、複数のセグメントのうち少なくとも一部について、複数のセグメントのうち他の部分と異なる方式で、複数のセグメントのうち少なくとも一部のインターリービング順序が決定されることができる。例えば、ステップS102で得られた8つのセグメントについて、ステップS103で、当該8つのセグメントのうち4つのセグメントを、以上で記載された複数のインターリービング順序の決定方式の一つ(例えば、ランダムに生成した順序)でセグメント間インターリービングの順序を決定する一方、当該8つのセグメントのうち他の4つのセグメントを、以上で記載された複数のインターリービング順序の決定方式の別の方式(例えば、凍結ビット順序のうち少なくとも一部の順序)でセグメント間インターリービング順序を決定することができる。
また、本実施形態の別の例によれば、ステップS103で、前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができる。例えば、ステップS102に従って得られた8つのセグメントの場合、ステップS103で、この8つのセグメントのうち1つのセグメントをセグメント内インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができる。別の例として、ステップS102に従って得られた8つのセグメントの場合、ステップS103で、この8つのセグメントのうちそれぞれのセグメントをセグメント内インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができる。
また、本発明の別の例によれば、ステップS102に従って前記第1のコードワードビットシーケンスを分割して複数のセグメントを取得する場合、ステップS103で、前記複数のセグメントをセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンス生成する。前記複数のセグメントをセグメント内インターリービング及びセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができる。
この例では、複数のセグメントをセグメント内インターリービング及びセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することは、セグメント内インターリービング順序及びセグメント間インターリービング順序を同時に考慮しながら複数のセグメントをセグメント内インターリービング及びセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することであってもよい。或いは、複数のセグメントをセグメント内インターリービング及びセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することは、まず、セグメント内インターリービング順序に従って複数のセグメントをセグメント内インターリービングした後、さらにセグメント間インターリービング順序に従ってセグメント内インターリービングされた複数のセグメントをセグメント間インターリービングすることであってもよい。或いは、複数のセグメントをセグメント内インターリービング及びセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することは、まず、セグメント間インターリービング順序に従って複数のセグメントをセグメント間インターリービングした後、さらにセグメント内インターリービング順序に従ってセグメント間インターリービングされた複数のセグメントをセグメント内インターリービングすることであってもよい。
図7は、ステップS103で複数のセグメントをセグメント内インターリービング及びセグメント間インターリービングしてインターリーブビットシーケンスを生成する概略図を示す。図7に示すように、ステップS102で、セグメント識別子が[0、1、2、3]であり、各セグメントが4ビットを含み、即ち、1番目のセグメントがビット701〜704を含み、2番目のセグメントがビット705〜708を含み、3番目のセグメントがビット709〜712を含み、4番目のセグメントがビット713〜716を含む、4つのセグメントが取得される場合、ステップS103で、セグメント間インターリービング順序である[0、1、2、3]及びセグメント内インターリービング順序である[0、2、1、3]を同時に考慮しながら、4つのセグメントをインターリービングして、インターリーブビットシーケンスを最終的に生成する。
図8は、ステップS103で前記複数のセグメントをセグメント内インターリービング及びセグメント間インターリービングしてインターリーブビットシーケンスを生成する別の概略図を示す。図8に示すように、ステップS102で、セグメント識別子が[0、1、2、3]であり、各セグメントが4ビットを含み、即ち、1番目のセグメントがビット801〜804を含み、2番目のセグメントがビット805〜808を含み、3番目のセグメントがビット809〜812を含み、4番目のセグメントがビット813〜816を含む、4つのセグメントが取得される場合、ステップS103で、まずセグメント内インターリービング順序である[0、2、1、3]に従って、当該4つのセグメントのそれぞれのセグメントをセグメント内インターリービングし、次に、セグメント間インターリービング順序である[0、1、2、3]に従って、当該4つのセグメントをセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを最終的に生成する。
また、本発明の別の例によれば、以上で記載された複数のインターリービング順序の決定方式で、1つのセグメント内のセグメント内インターリービング順序を決定する際に、以上で記載された複数のインターリービング順序の決定方式における一つ又は複数のセグメントを、1つのセグメント内の一つ又は複数のビットと読み替えることで、1つのセグメント内のセグメント内インターリービング順序を決定することができる。
本実施形態により提供されるポーラーコード用のレートマッチングインターリービング方法によれば、コードワードビットシーケンスにチャネルインターリービング及び変調を行う前に、まずコードワードビットシーケンスをセグメント化するため、無線通信システムは長さが比較的長いコードワードビットシーケンスの代わりに、長さが比較的短い1つ又は複数のセグメントを処理することになり、無線通信システムの実装を簡素化できる。また、コードワードビットシーケンスをセグメント化した後、1つ又は複数のセグメントをセグメント内インターリービング又はセグメント間インターリービングして、ビット伝送のバースト性エラーを低減し、ビット誤り率などの無線通信システムのパフォーマンスが向上される。
以下、図9を参照して、図1に示される方法100を実行するための装置を説明する。図9は、図1に示される方法100を実行する装置900の構造概略図を示す。
図9に示されるように、装置900は、第1のコードワードビットシーケンスを取得する取得部910を含む。装置900は、前記第1のコードワードビットシーケンスを分割して、1つ又は複数のセグメントを取得するセグメント化部920をさらに含む。装置900は、前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成する処理部930をさらに含む。装置900は、これらの3つの部材に加えて、他の部材を含むことができるが、これらの部材が本発明の実施形態の内容に関連しないため、ここでは図示及び説明を省略する。また、本発明の実施形態による装置900により実行される以下の動作の具体的な詳細は、図2〜図8を参照しながら以上で記載されたものと同じであるため、繰り返しを避けるためにここでは同じ詳細の説明を省略する。
この実施形態の一例によれば、取得部910により取得される第1のコードワードビットシーケンスは、ポーラーエンコーダにより出力されるコードワードビットシーケンスであってもよい。例えば、ポーラーエンコーダは、情報ビットシーケンスを符号化して、コードワードビットシーケンス(ポーラーコードのマザーコードコードワードビットシーケンスとも呼ばれる)を生成する。
一例によれば、取得部910により取得される第1のコードワードビットシーケンスは、複数のビットを含んでもよい。例えば、第1のコードワードビットシーケンスには、8ビット又は16ビットなどが含まれることができる。
本実施形態の一例によれば、セグメント化部920が前記第1のコードワードビットシーケンスを分割して1つ又は複数のセグメントを取得することは、所定のセグメントパターンに従って、前記第1のコードワードビットシーケンスを分割して1つ又は複数のセグメントを取得し、前記1つ又は複数のセグメントに含まれるビット数が、前記所定のセグメントパターンに従って第2のコードワードビットシーケンスを分割することにより得られる対応するセグメントに含まれるビット数と同じであり、前記第1のコードワードビットシーケンスの長さが、前記第2のコードワードビットシーケンスの長さと異なることを含む。
この例では、所定のセグメントパターンは、予め各セグメントに含まれるビット数を決定することができる。例えば、セグメント化部920は、予め決定された各セグメントに含まれるビット数に従って第1のコードワードビットシーケンス又は第2のコードワードビットシーケンスを分割して、1つ又は複数のセグメントを取得する。分割した後、各セグメントに含まれるビット数は、同じであってもよく、異なってもよい。
所定のセグメントパターンに従ってセグメント化し、分割された後に同一のコードワードビットシーケンスの各セグメントに含まれるビット数が同じ或いは異なることできる場合は、以上で記載された図2と図3に示される例と同様であるため、ここでは詳細を省略する。
本実施形態の別の例によれば、セグメント化部920が前記第1のコードワードビットシーケンスを分割して1つ又は複数のセグメントを取得することは、前記第1のコードワードビットシーケンスを分割して複数のセグメントを取得し、前記複数のセグメントのうち少なくとも1つのセグメントに含まれるビット数が前記複数のセグメントのうち他のセグメントに含まれるビット数と異なることを含む。
例えば、取得部910で長さ8の第1のコードワードビットシーケンスを取得する場合、セグメント化部920はそれを分割して、2ビットを含む1番目のセグメントと、4ビットを含む2番目のセグメントと、2ビットを含む3番目のセグメントとの、3つのセグメントを取得する。
この例では、セグメント化部920は、第1のコードワードビットシーケンスを第1の分割化して、各第1のセグメントに含まれるビット数が同じである複数の第1のセグメントを取得し、その後、複数の第1のセグメントのうち少なくとも2つの隣接する第1のセグメントを1つの第2のセグメントに合併して、第2のセグメントと、複数の第1のセグメントのうち前記少なくとも2つの隣接する第1のセグメント以外の他の第1のセグメントとが、第1のコードワードビットシーケンスを分割して得られる複数のセグメントを形成する。例えば、取得部910が長さ8の第1のコードワードビットシーケンスを取得した場合、セグメント化部920は、長さ8の第1のコードワードビットシーケンスを第1の分割化して、各第1のセグメントに含まれるビット数がいずれも2である4つの第1のセグメントを取得し、その後、4つの第1のセグメントのうち2番目の第1のセグメントと3番目の第1のセグメントを1つの第2のセグメントに合併すると、第2のセグメントに含まれるビット数が4となり、第2のセグメントと、1番目の第1のセグメントと、4番目の第1のセグメントとが、長さ8のコードワードビットシーケンスを分割して得られる3つのセグメントを形成する。
次に、処理部930が、前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成する。
処理部930は、様々な方式により、前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができる。例えば、規律的な置換規則により複数のセグメントのセグメント識別子を置換して、1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングするための順序を決定してもよい。別の例として、ランダムに生成された順序により、1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングするための順序を決定してもよい。さらなる別の例として、1つ又は複数のセグメントのうち異なるセグメントに対して異なる方法によりセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングするための順序を決定してもよい。
処理部930が本実施形態の一例により、前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングしてインターリーブビットシーケンスを生成するフローは、以下のとおりである。
処理部930が、前記1つ又は複数のセグメントのうち各々のセグメント識別子に従って、当該セグメントの初期2進数シーケンス番号を生成し、ここで各初期2進数シーケンス番号が複数のビットを含む。
本実施形態の一例によれば、1つ又は複数のセグメントのうちそれぞれのセグメントに、10進数シーケンス番号であってもよいセグメント識別子が割り当てされることができる。処理部930は、各セグメントの10進数シーケンス番号を、対応する2進数シーケンス番号に変換する。
例えば、上記のセグメント化部920は、所定のセグメントパターンに従って、長さ16のコードワードビットシーケンスを分割して、セグメント識別子がそれぞれ[0、1、2、3、4、5、6、7]である8つのセグメントを取得する。そして、処理部930は、当該8つのセグメントのセグメント識別子を、それぞれ[000、001、010、011、100、101、110、111]である対応する2進数シーケンス番号に変換する。つまり、当該8つのセグメントの初期2進数シーケンス番号は、それぞれ[000、001、010、011、100、101、110、111]であり、かつ、各セグメントの初期2進数シーケンス番号は、3ビットを含む。
次に、処理部930は、前記初期2進数シーケンス番号の複数のビットのうち一部のビットの位置を交換して、置換2進数シーケンス番号を生成する。
例えば、上記のような、処理部930が長さ16のコードワードビットシーケンスを分割して8つのセグメントを取得する例では、処理部930は、各セグメントの初期2進数シーケンス番号が3ビットを含む場合、各セグメントの初期2進数シーケンス番号の3ビットのうち1番目のビットと2番目のビットの位置を交換して、置換2進数シーケンス番号を生成する。即ち、前記8つのセグメントの置換2進数シーケンス番号は、それぞれ[000、001、100、101、010、011、110、111]である。
次に、処理部930は、置換2進数シーケンス番号に従って、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序を決定する。
例えば、上記の処理部930で生成された8つのセグメントの置換2進数シーケンス番号がそれぞれ[000、001、100、101、010、011、110、111]である場合、処理部930は、置換2進数シーケンス番号に対応する10進数シーケンス番号[0、1、4、5、2、3、6、7]に従って、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序を決定することができる。もちろん、直接に置換2進数シーケンス番号に従って、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序を決定することもできる。
次に、処理部930は、決定された順序に従って、前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成する。
例えば、上記の処理部930により決定された順序が[0、1、4、5、2、3、6、7]である場合、処理部930は、[0、1、4、5、2、3、6、7]の順序に従って、前記8つのセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成する。
以上、初期2進数シーケンス番号の複数ビットのうち2ビットを交換することを例として説明したが、本発明はそれに限定されない。或いは、初期2進数シーケンス番号の複数のビットのうちより多くのビットを交換してもよい。例えば、上記の長さ16のコードワードビットシーケンスを分割して8つのセグメントを取得する例では、2進数シーケンス番号に含まれる3ビットをいずれも交換してもよい。
具体的には、処理部930は、それぞれの初期2進数シーケンス番号の3ビットのうち1番目のビットと3番目のビットの位置を交換し、さらに2番目のビットと3番目のビットの位置を交換して、置換2進数シーケンス番号を生成することができる。即ち、当該8つのセグメントの置換2進数シーケンス番号は[000、100、001、101、010、110、011、111]である。
次に、処理部930は、置換2進数シーケンス番号に対応する10進数シーケンス番号である[0、4、1、5、2、6、3、7]に従ってセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングための順序を決定してもよい。
次に、処理部930は、[0,4,1,5,2,6,3,7]の順序に従って、当該8つのセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成する。
以上、処理部930がセグメント識別子に対応する2進数シーケンス番号に従ってインターリービング順序を決定する方法を説明した。しかしながら、本発明の実施形態によれば、インターリービング順序は、他の方法により決定されてもよい。
処理部930が本実施形態の別の例によって、前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングしてインターリーブビットシーケンスを生成する方法の流れは、以下の通りである。
処理部930は、前記1つ又は複数のセグメントの数に対応する初期行列を生成する。
この例では、処理部930により生成された初期行列は、ポーラーコードの生成行列であってもよい。例えば、前記1つ又は複数のセグメントの数に応じて、ポーラーコードエンコーダにより長さが前記1つ又は複数のセグメントの数である情報ビットシーケンスを符号化する際に使用される生成行列を生成し、そして当該生成行列が初期行列として使用されることができる。
例えば、上記のようにセグメント化部920が、所定のセグメントパターンに従って、長さ16のコードワードビットシーケンスを分割し、8つのセグメントを取得するが、ポーラーコードエンコーダにより長さ8の情報ビットシーケンスを符号化する際に使用される生成行列が8×8行列である場合、処理部930は、当該8×8生成行列を生成し、当該8×8生成行列を初期行列とする。図6Aは、8×8初期行列の概略図を示し、当該8×8初期行列の列番号1〜8は、それぞれ、8つのセグメントのセグメント識別子0〜7に対応する。
また、この例では、生成行列の生成方式は、従来技術における任意の生成方式であってもよく、ここで詳細を省略する。
次に、処理部930は、前記初期行列の列のうち列重みが1である現在の対象列を決定し、決定された現在の対象列の列番号に従ってインターリーブシーケンス番号を取得する。
例えば、上記の処理部930が、8×8初期行列を生成し、次に処理部930は、初期行列の列のうち列重みが1である現在の対象列が列8であると決定し、列8の列番号に従ってインターリーブシーケンス番号7を取得する。
次に、処理部930は、現在の対象列及び現在の対象列に対応する行を削除して、縮小行列を生成する。
例えば、上記の処理部930が、初期行列の列のうち列重みが1である現在の対象列が列8であると決定した場合、処理部930は、列8と行8を削除して、縮小行列を生成する。
次に、処理部930は、前記縮小行列のうち列重みが1である現在の対象列を決定し、現在の縮小対象列の列番号に従ってインターリーブシーケンス番号を取得する。
例えば、上記の処理部930が7×7縮小行列を生成した場合、処理部930は、縮小行列の列のうち列重みが1である現在の対象列が列6であると決定し、列6の列番号に従ってインターリーブシーケンス番号5を取得する。
次に、処理部930は、初期行列における全ての列の列番号がインターリーブシーケンス番号を取得したかを判断し、NOの場合、現在の対象列と現在の対象列に対応する行を削除して縮小行列を生成し、縮小行列のうち列重みが1である現在の対象列を決定し、現在の削減対象列の列番号に従ってインターリーブシーケンス番号を取得することを繰り返すが、YESである場合、インターリーブシーケンス番号の順序を並べる動作を実行する。
例えば、上記の処理部930が縮小行列の列のうち列重みが1である現在の対象列が列6であると決定した場合、列6と行6を削除して、6×6縮小行列を生成し、さらに、6×6縮小行列の列のうち列重みが1である現在の対象列が列4であると決定し、列4の列番号に従ってインターリーブシーケンス番号3を取得する。当該8×8初期行列における全ての列の列番号に従ってインターリーブシーケンス番号を取得するまで、上記流れを繰り返す。
次に、処理部930は、取得されたインターリーブシーケンス番号を順に並べて、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序を決定する。
例えば、上記の例では、初期行列と縮小行列に従って順にインターリーブシーケンス番号[7、5、3、6、4、2、1、0]を取得したと仮定する場合、処理部930は、インターリーブシーケンス番号[7、5、3、6、4、2、1、0]を順に並べてセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングを[7、5、3、6、4、2、1、0]として決定することができる。或いは、インターリーブシーケンス番号[7、5、3、6、4、2、1、0]を逆の順に並べて、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序を[0、1、2、4、6、3、5、7]として決定することができる。
次に、処理部930は、決定された順序に従って前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成する。
例えば、上記の前記処理部930が、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序が[7、5、3、6、4、2、1、0]又は[0、1、2、4、6、3、5、7]であると決定した場合、処理部930は、8つのセグメントを、[7、5、3、6、4、2、1、0]又は[0、1、2、4、6、3、5、7]の順序でセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができる。
また、この例では、上記の処理部930の処理中で、初期行列又は縮小行列の列のうち列重みが1である現在の対象列が1つだけではない場合、現在の対象列をランダムに一つ選択してもよく、特定の規約条件に従って現在の対象列を一つ選択してもよい。
以上、2つの異なるインターリービング順序の決定方法を説明した。しかしながら、本発明の実施形態によれば、処理部930は、他の方法によりインターリービング順序を決定してもよい。例えば、セグメント化部920は、前記第1のコードワードビットシーケンスを分割してN個のセグメント(Nが2以上の正整数である)を取得することができる。この場合、処理部930は、N個のセグメントをセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができる。ここで、インターリーブビットシーケンスのi番目のセグメントのセグメント識別子と(N−i+1)番目のセグメントのセグメント識別子の合計は、インターリービング前のi番目のセグメントのセグメント識別子と(N−i+1)番目のセグメントのセグメント識別子(iは正整数)の合計に等しくなる。
ここで具体的な一例を挙げて説明する。例えば、セグメント化部920が、第1のコードワードビットシーケンスを分割して、セグメント識別子が0〜15である16個のセグメントを取得する場合、処理部930は、[0、1、4、8、5、2、6、3、12、9、13、10、7、11、14、15]のような所定のインターリービング順序に従って、当該16個のセグメントをセグメント間インターリービングして、ビットシーケンスをインターリービングすることができる。そして、インターリービングする前に、1番目のセグメントのセグメント識別子「0」と16番目のセグメントのセグメント識別子「15」の合計が15であり、2番目のセグメントのセグメント識別子「1」と15番目のセグメントのセグメント識別子「14」の合計が15であり、…、8番目のセグメントのセグメント識別子「7」と9番目のセグメントのセグメント識別子「8」の合計が15であるが、インターリービングした後、インターリーブビットシーケンスにおける、1番目のセグメントのセグメント識別子「0」と16番目のセグメントのセグメント識別子「15」の合計が依然として15であり、2番目のセグメントのセグメント識別子「1」と15番目のセグメントのセグメント識別子「14」の合計が依然として15であり、…、8番目のセグメントのセグメント識別子「3」と9番目のセグメントのセグメント識別子「12」の合計が依然として15である。
つまり、インターリービングされたインターリーブビットシーケンスのi番目のセグメントのセグメント識別子と(N−i+1)番目のセグメントのセグメント識別子の合計が、インターリービングする前と同じとなるように確保できるインターリービング順序(ここで、iが正整数であり、Nが2以上の正整数である。)は、何れもここで記載の所定のインターリービング順序とされる。また、本発明の別の例によれば、処理部930は、以上で記載されたいずれかの方式と異なる他の方式で前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することもできる。
本発明の別の例によれば、処理部930は、ランダムに生成された順序に従って前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができる。実際の応用において、ランダムに生成された順序は、乱数発生器により生成された順序であってもよい。
本発明の別の例によれば、処理部930は、凍結ビットの順序のうち少なくとも一部に従って、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序を決定することができる。次に、決定された順序に従って前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成する。本発明の一例によれば、凍結ビットは、ポーラーコードエンコーダにより情報ビットシーケンスを符号化するときに使用される、送信者と受信者が予め決定したビットであり、凍結ビットの順序が凍結ビットの並べ順であってもよい。
この例では、処理部930は、凍結ビットの並べ順の全て又は一部に従って、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序を決定し、次に、決定された順序に従って前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成する。本発明の別の例によれば、処理部930は、インターリービングされたインターリーブビットシーケンスに用いられたインターリービング順序に従って、セグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序を決定し、決定された順序に従って前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成する。実際の応用において、インターリービングされたインターリーブビットシーケンスに用いられたインターリービング順序を記憶して、他のコードワードビットシーケンスのセグメント内及び/又はセグメント間インターリービングの順序の決定に用いることができる。
また、本発明の別の例によれば、処理部930は、前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内及び/又はインターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することは、前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成し、前記1つ又は複数のセグメントのうち少なくとも一部のセグメントのインターリービング順序が、前記1つ又は複数のセグメントのうち他の部分のセグメントのインターリービング順序と異なることを含む。
例えば、複数のセグメントのうち少なくとも一部のセグメントについて、複数のセグメントのうち他の部分のセグメントと異なる決定方式で複数のセグメントのうち少なくとも一部のセグメントのインターリービング順序を決定することができる。例えば、セグメント化部920により得られた8つのセグメントについて、処理部930は、当該8つのセグメントのうち2つのセグメントに対して、以上で記載された複数のインターリービング順序の決定方式の一つ(例えば、図4に示されるようなフロー400)でセグメント内インターリービング順序を決定する一方、当該8つのセグメントのうち他の6つのセグメントに対して、以上で記載された複数のインターリービング順序の決定方式の別の方式(例えば、図5に示されるようなフロー500)でセグメント内インターリービング順序を決定することができる。
また、本発明の別の例によれば、セグメント化部920が、前記第1のコードワードビットシーケンスを分割して複数のセグメントを取得する場合、処理部930、複数のセグメントをセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができ、前記複数のセグメントのうち少なくとも一部のインターリービング順序が、複数のセグメントのうち他の部分のインターリービング順序と異なる。
例えば、複数のセグメントのうち少なくとも一部について、複数のセグメントのうち他の部分と異なる決定方式で、複数のセグメントのうち少なくとも一部のインターリービング順序を決定することができる。例えば、セグメント化部920により得られた8つのセグメントについて、処理部930は、当該8つのセグメントのうち4つのセグメントに対して、以上で記載された複数のインターリービング順序の決定方式の一つ(例えば、ランダムに生成した順序)でセグメント間インターリービング順序を決定する一方、当該8つのセグメントのうち他の4つのセグメントに対して、以上で記載された複数のインターリービング順序の決定方式の別の方式(例えば、凍結ビットの順序のうち少なくとも一部の順序)でセグメント間インターリービング順序を決定することができる。
また、本実施形態の別の例によれば、処理部930は、前記1つ又は複数のセグメントをセグメント内インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができる。例えば、セグメント化部920により得られた8つのセグメントの場合、処理部930は、8つのセグメントのうち1つのセグメントをセグメント内インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができる。別の例として、セグメント化部920により得られた8つのセグメントの場合、8つのセグメントのうちそれぞれのセグメントをセグメント内インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができる。
また、本発明の別の例によれば、セグメント化部920により前記第1のコードワードビットシーケンスを分割して複数のセグメントを取得する場合、処理部930は、前記複数のセグメントをセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンス生成する。或いは、前記複数のセグメントをセグメント内インターリービング及びセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することができる。
この例では、複数のセグメントをセグメント内インターリービング及びセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することは、セグメント内インターリービング順序及びセグメント間インターリービング順序を同時に考慮しながら複数のセグメントをセグメント内インターリービング及びセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することである。或いは、複数のセグメントをセグメント内インターリービング及びセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することは、まず、セグメント内インターリービング順序に従って複数のセグメントをセグメント内インターリービングした後、さらにセグメント間インターリービング順序に従ってセグメント内インターリービングされた複数のセグメントをセグメント間インターリービングすることである。或いは、複数のセグメントをセグメント内インターリービング及びセグメント間インターリービングして、インターリーブビットシーケンスを生成することは、まず、セグメント間インターリービング順序に従って複数のセグメントをセグメント間インターリービングした後、さらにセグメント内インターリービング順序に従ってセグメント間インターリービングされた複数のセグメントをセグメント内インターリービングすることである。具体的な例は、以上で記載された図7と図8に示される例と同様であるため、ここで詳細を省略する。
また、本発明の別の例によれば、処理部930は、以上で記載された複数のインターリービング順序の決定方式を1つのセグメント内のセグメント内インターリービング順序の決定に用いる場合、以上で記載された複数のインターリーブ順序の決定方式における一つ又は複数のセグメントを1つのセグメント内の一つ又は複数のビットと読み替えることで、1つのセグメント内のセグメント内インターリービング順序を決定することができる。
本実施形態により提供されるポーラーコード用のレートマッチングインターリービング装置によれば、コードワードビットシーケンスにチャネルインターリービング及び変調を行う前に、まずコードワードビットシーケンスをセグメント化するため、無線通信システムは長さが比較的長いコードワードビットシーケンスの代わりに、長さが比較的短い1つ又は複数のセグメントを処理することにより、無線通信システムの実装を簡素化できる。また、コードワードビットシーケンスをセグメント化した後、1つ又は複数のセグメントをセグメント内インターリービング又はセグメント間インターリービングして、ビット伝送のバースト性エラーを低減し、ビット誤り率などの無線通信システムのパフォーマンスが向上される。
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能部を単位とするブロックを示している。これらの機能部は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能部の実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能部は、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本開示の一実施形態に係るユーザ機器は、本発明のビーム管理のための参照信号送信方法の処理を実行するコンピュータとして機能してもよい。図10は、本開示の一実施形態による装置1000(基地局又はユーザ端末)のハードウェア構成の一例を示す図である。上記の装置1000は、物理的には、プロセッサ1010、メモリ1020、ストレージ1030、通信装置1040、入力装置1050、出力装置1060、バス1070などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。ユーザ機器1000のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
例えば、プロセッサ1010は1つだけ図示されているが、複数のプロセッサがあってもよい。また、処理は、1のプロセッサで実行されてもよいし、処理が同時に、逐次に、又はその他の手法で、1以上のプロセッサで実行されてもよい。なお、プロセッサ1010は、1以上のチップで実装されてもよい。
ユーザ機器1000の各機能は、例えば、プロセッサ1010、メモリ1020などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1010が演算を行い、通信装置1040による通信や、メモリ1020及びストレージ1030におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1010は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1010は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上記のベースバンド信号処理部、呼処理部などは、プロセッサ1010により実装されてもよい。
また、プロセッサ1010は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1030及び/又は通信装置1040からメモリ1020に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上記の実施形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、ユーザ機器1000の制御部は、メモリ1020に格納され、プロセッサ1010で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。
メモリ1020は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)、RAM(Random Access Memory)、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1020は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1020は、本開示の一実施形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1030は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、フレキシブルディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD−ROM(Compact Disc ROM)など)、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、リムーバブルディスク、ハードディスクドライブ、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、磁気ストライプ、データベース、サーバ、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1030は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。
通信装置1040は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1040は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び/又は時分割複信(TDD:Time Division Duplex)を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、上記の送受信アンテナ、アンプ部、送受信部、伝送路インターフェースなどは、通信装置1040で実現されてもよい。
入力装置1050は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1060は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LED(Light Emitting Diode)ランプなど)である。なお、入力装置1050及び出力装置1060は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1010やメモリ1020などの各装置は、情報を通信するためのバス1070で接続される。バス1070は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、ユーザ機器1000は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1010は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)、パイロット信号などと呼ばれてもよい。また、コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)は、セル、周波数キャリア、キャリア周波数などと呼ばれてもよい。
また、無線フレームは、時間領域において1つ又は複数の期間(フレーム)で構成されてもよい。無線フレームを構成する当該1つ又は複数の各期間(フレーム)は、サブフレームと呼ばれてもよい。さらに、サブフレームは、時間領域において1つ又は複数のスロットで構成されてもよい。サブフレームは、ニューメロロジーに依存しない固定の時間長(例えば、1ms)であってもよい。
さらに、スロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボル(OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル、SC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)シンボルなど)で構成されてもよい。また、スロットは、ニューメロロジーに基づく時間単位であってもよい。また、スロットは、複数のミニスロットを含んでもよい。各ミニスロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボルで構成されてもよい。また、ミニスロットは、サブスロットと呼ばれてもよい。
無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、いずれも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、それぞれに対応する別の呼称が用いられてもよい。例えば、1サブフレームは送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)と呼ばれてもよいし、複数の連続したサブフレームがTTIと呼ばれてよいし、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれてもよい。つまり、サブフレーム及び/又はTTIは、既存のLTEにおけるサブフレーム(1ms)であってもよいし、1msより短い期間(例えば、1〜13シンボル)であってもよいし、1msより長い期間であってもよい。なお、TTIを表す単位は、サブフレームではなくスロット、ミニスロットなどと呼ばれてもよい。
ここで、TTIは、例えば、無線通信におけるスケジューリングの最小時間単位のことをいう。例えば、LTEシステムでは、無線基地局が各ユーザ端末に対して、無線リソース(各ユーザ端末において使用することが可能な周波数帯域幅、送信電力など)を、TTI単位で割り当てるスケジューリングを行う。なお、TTIの定義はこれに限られない。
TTIは、チャネル符号化されたデータパケット(トランスポートブロック)、コードブロック、及び/又はコードワードの送信時間単位であってもよいし、スケジューリング、リンクアダプテーションなどの処理単位となってもよい。なお、TTIが与えられたとき、実際にトランスポートブロック、コードブロック、及び/又はコードワードがマッピングされる時間区間(例えば、シンボル数)は、当該TTIよりも短くてもよい。
なお、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれる場合、1以上のTTI(すなわち、1以上のスロット又は1以上のミニスロット)が、スケジューリングの最小時間単位となってもよい。また、当該スケジューリングの最小時間単位を構成するスロット数(ミニスロット数)は制御されてもよい。
1msの時間長を有するTTIは、通常TTI(LTE Rel.8〜12におけるTTI)、ノーマルTTI、ロングTTI、通常サブフレーム、ノーマルサブフレーム、又はロングサブフレームなどと呼ばれてもよい。通常TTIより短いTTIは、短縮TTI、ショートTTI、部分TTI(partial又はfractional TTI)、短縮サブフレーム、ショートサブフレーム、ミニスロット、又は、サブスロットなどと呼ばれてもよい。
なお、ロングTTI(例えば、通常TTI、サブフレームなど)は、1msを超える時間長を有するTTIで読み替えてもよいし、ショートTTI(例えば、短縮TTIなど)は、ロングTTIのTTI長未満かつ1ms以上のTTI長を有するTTIで読み替えてもよい。
リソースブロック(RB:Resource Block)は、時間領域及び周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域において、1つ又は複数個の連続した副搬送波(サブキャリア(subcarrier))を含んでもよい。また、RBは、時間領域において、1つ又は複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1ミニスロット、1サブフレーム又は1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームは、それぞれ1つ又は複数のリソースブロックで構成されてもよい。なお、1つ又は複数のRBは、物理リソースブロック(PRB:Physical RB)、サブキャリアグループ(SCG:Sub−Carrier Group)、リソースエレメントグループ(REG:Resource Element Group)、PRBペア、RBペアなどと呼ばれてもよい。
また、リソースブロックは、1つ又は複数のリソースエレメント(RE:Resource Element)で構成されてもよい。例えば、1REは、1サブキャリア及び1シンボルの無線リソース領域であってもよい。
なお、上述した無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルなどの構造は例示に過ぎない。例えば、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレーム又は無線フレームあたりのスロットの数、スロット内に含まれるミニスロットの数、スロット又はミニスロットに含まれるシンボル及びRBの数、RBに含まれるサブキャリアの数、並びにTTI内のシンボル数、シンボル長、サイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)長などの構成は、様々に変更することができる。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースは、所定のインデックスで指示されるものであってもよい。さらに、これらのパラメータを使用する数式などは、本明細書で明示的に開示したものと異なってもよい。
本明細書においてパラメータなどに使用する名称は、いかなる点においても限定的なものではない。例えば、様々なチャネル(PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
また、情報、信号などは、上位レイヤから下位レイヤ、及び/又は下位レイヤから上位レイヤへ出力され得る。情報、信号などは、複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報、信号などは、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報、信号などは、上書き、更新又は追記をされ得る。出力された情報、信号などは、削除されてもよい。入力された情報、信号などは、他の装置へ送信されてもよい。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)、上り制御情報(UCI:Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(マスタ情報ブロック(MIB:Master Information Block)、システム情報ブロック(SIB:System Information Block)など)、MAC(Medium Access Control)シグナリング)、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。
なお、物理レイヤシグナリングは、L1/L2(Layer 1/Layer 2)制御情報(L1/L2制御信号)、L1制御情報(L1制御信号)などと呼ばれてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。また、MACシグナリングは、例えば、MAC制御要素(MAC CE(Control Element))で通知されてもよい。
また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗示的に(例えば、当該所定の情報の通知を行わないことによって又は別の情報の通知によって)行われてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真(true)又は偽(false)で表される真偽値(boolean)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び/又は無線技術(赤外線、マイクロ波など)を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
本明細書では、「基地局(BS:Base Station)」、「無線基地局」、「eNB」、「gNB」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」及び「コンポーネントキャリア」という用語は、互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、送信ポイント、受信ポイント、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(RRH:Remote Radio Head))によって通信サービスを提供することもできる。「セル」又は「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局及び/又は基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部又は全体を指す。
本明細書では、「移動局(MS:Mobile Station)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(UE:User Equipment)」及び「端末」という用語は、互換的に使用され得る。移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
また、本明細書における無線基地局は、ユーザ端末で読み替えてもよい。例えば、無線基地局及びユーザ端末間の通信を、複数のユーザ端末間(D2D:Device−to−Device)の通信に置き換えた構成について、本発明の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、上述の無線基地局が有する機能をユーザ端末が有する構成としてもよい。また、「上り」及び「下り」などの文言は、「サイド」と読み替えられてもよい。例えば、上りチャネルは、サイドチャネルと読み替えられてもよい。
同様に、本明細書におけるユーザ端末は、無線基地局で読み替えてもよい。この場合、上述のユーザ端末が有する機能を無線基地局が有する構成としてもよい。
本明細書において、基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)から成るネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局、基地局以外の1つ以上のネットワークノード(例えば、MME(Mobility Management Entity)、S−GW(Serving−Gateway)などが考えられるが、これらに限られない)又はこれらの組み合わせによって行われ得ることは明らかである。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE−Advanced)、LTE−B(LTE−Beyond)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、New−RAT(Radio Access Technology)、NR(New Radio)、NX(New radio access)、FX(Future generation radio access)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra−WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切な無線通信方法を利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本明細書で使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2の要素の参照は、2つの要素のみが採用され得ること又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本明細書で使用する「判断(決定)(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。例えば、「判断(決定)」は、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)などを「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。また、「判断(決定)」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。また、「判断(決定)」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などを「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。つまり、「判断(決定)」は、何らかの動作を「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。
本明細書で使用する「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」と読み替えられてもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び/又は光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
本明細書又は特許請求の範囲で「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。