JP6989610B2 - 鋲留め及び接合されたアルミニウム製自動車前部クレードル構造体 - Google Patents

鋲留め及び接合されたアルミニウム製自動車前部クレードル構造体 Download PDF

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Description

本発明は、アルミニウム又はアルミニウム合金製の自動車クレードル構造体に関する。
より詳細には、本発明はクレードル構造体に関し、特に非常に軽量な自動車前部クレードル構造体に関する。
これに関し、前部クレードル構造体のすべて又は一部、具体的には側方長手方向サイドレールとその一以上の前部及び/又は後部クロスメンバを、アルミニウムで作製することは、既に提案されている。
このような構造体は、衝突事象において特に剛性とエネルギー吸収能力の観点から種々の特徴を有していなくてはならないことに加え、構造体を自動車のボディ構造に確実に固定しなくてはならない。
更に、構造体は、例えばウィッシュボーンなどサスペンション部品の様々な締結インターフェースを容易に組み込めなくてはならない。
同様に、前部クレードル構造体の場合は、他の装置やアクセサリ、例えば自動車のステアリングラックシステムなどが用意且つ堅固に締結されねばならない。
クレードル構造体の主要部品の組み立てや接続においては、これら部品の正確な相対的位置決めが保証されねばならない一方、アセンブリの機械的強度が十分であることも要求される。
アルミニウム製クレードル構造体の場合、そのような様々な組み立てを溶接によって実施することが既に提案されている。
そのような技術では組立・事前位置決め手段が必要となるが、実装が複雑であり、特に小規模や中規模の自動車製造ではそのような投資が見合わないことがある。
このような投資を削減すべく、製造ユニットについて構造的な組立手段を含まないシンプルな組み立てを実現することが提案される。
そこで、リベットによる締結と組み合わせた接合を用いた、組み立て・締結技術を提案する。
この種の組み立てでは、リベットを使うことによってパーツの位置を互いに対して確実に揃えることができる。
一連のリベットを用いることにより、溶接技法の実施のため等で従来の組み立て施設に備え付けられていた追加のクランプ手段を用いずに、接合面を互いに押圧することができる。
本発明は、特に接合アセンブリの信頼性によって剛性を向上させることで、そのような自動車クレードル構造体の改善を提案しようとするものである。
上記目的のため、本発明は、下記を含む自動車クレードル構造体を提案する。
アルミニウム又はアルミニウム合金製であり横断方向に離間した、少なくとも2つの長手方向サイドレール、
アルミニウム又はアルミニウム合金製であり該2つの長手方向サイドレールを互いに接続する、横断方向に向けられた少なくとも1つのクロスメンバ。
該構造体において、クロスメンバは、リベットを用いた締結と組み合わせた接合によって、長手方向サイドレールに分離不可能に固定される。
該構造体は、接合される表面が、粘着剤又は接着剤を受け入れることができるよう、決められた寸法のクリアランスぶん離間されることを特徴とする。
本発明の更なる特徴によれば、
少なくとも1つの接合区域は、隆起した要素が設けられた表面を有し、該隆起した要素は、対面する表面と協働する。
隆起した要素によって、該表面と対面する表面との間で、実質的に一定の寸法のクリアランスが定められる。
隆起した要素が設けられた表面は、平坦な表面である。
該表面には、少なくとも1つの隆起したコンタクト部が設けられる。
平坦な表面には、表面に分布する一連の隆起したコンタクト部が設けられる。
該表面には、少なくとも1つの隆起したリブが設けられる。
該表面には、該表面に分布する一連の隆起したリブが設けられる。
長手方向サイドレールの各々は、少なくとも1つの壁部分又は1つのフランジ部分を有し、その一表面がクロスメンバに、接合されリベットを用いて締結される。
接合される表面は、長手方向サイドレールの長手方向端部に配置される。
接合される表面は平坦な表面である。
長手方向サイドレールの各々は、それぞれが平坦な表面を有する2つのフランジ又は壁部分を有し、2つのフランジ又は壁部分は並行でありかつ対向しており、それぞれクロスメンバに接合されリベットを用いて締結される。
クロスメンバは、少なくとも1つの壁部分又は1つのフランジ部分を有し、その一表面は、長手方向サイドレールに接合されリベットを用いて締結される。
該表面は、クロスメンバの横断方向端部に配置される。
該表面は平坦な表面である。
クロスメンバは、それぞれが平坦な表面を有した2つのフランジ又は壁部分を有し、2つのフランジ又は壁部分は並行でありかつ対向しており、それぞれ長手方向サイドレールに接合されリベットを用いて締結される。
接合される表面は、処理された表面であり、特に、陽極酸化処理される。
該構造は自動車前部クレードルを形成し、クロスメンバは前部クレードルの前部クロスメンバである。
該構造は、自動車のサスペンションに属する部品を取付けるための少なくとも1つの補助要素を有し、該要素はアルミニウム製であり、リベットを用いた締結と組み合わせた接合によって、長手方向サイドレール及び/又はクロスメンバに分離不可能に固定される。
該構造は、少なくとも1つの補強プレートを含む。補強プレートはアルミニウム又はアルミニウム合金製であり、リベットを用いた締結と組み合わせた接合によって、長手方向サイドレール及び/又はクロスメンバに分離不可能に固定される。
長手方向サイドレール及び/又はクロスメンバの各々は、アルミニウム又はアルミニウム合金製の中空の箱型要素である。
下記の詳細な記載を読むことによって、本発明のその他の特徴及び利点が明らかとなろう。特徴や利点の理解のため、下記の添付図面を参照する。
本発明による自動車前部クレードル構造体の前方3/4斜視下面図であり、クレードル構造体は、前方左側下方ウィッシュボーン及びステアリングラックシステムを備えて示されている。 図1のクレードル構造体の後方3/4斜視上面図である。 図2と同様のクレードル構造体の図であるが、クレードル構造体を締結するための後部左側及び右側ハウジングを含まず、2つの前方左側及び右側ヨークを含まず、補強プレートを含まない。 図3Aと同様の図であるが別の角度からのものである。 図3A及び3Bのアセンブリの上面図である。 図2のアセンブリの上面図である。 後部左側ハウジングの斜視図である。 前方左側ヨークの斜視図である。 図3A及び3Bのクレードル構造体の前部クロスメンバの部分斜視図である。 図5の線9−9に沿った垂直・横断平面における断面の詳細な図である。 後部左側クロスメンバの斜視図である。 図3A及び3Bのクレードル構造体の左側方長手方向サイドレールの斜視図である。 図2の矢印F12に沿った細部の図である。 図12に示す前部クロスメンバの後部右側補強プレートの斜視図である。 図1のクレードル構造体の前部クロスメンバに締結されたステアリングラックのケーシングの正面図である。 図14の矢印F15に沿った側端図である。 図14の線16−16に沿った垂直・長手方向平面における断面図である。 図5の線17−17に沿った、組み立て・締結リベットの拡大かつ詳細な断面図である。
本明細書では以下において、同じ構造物や同様の機能をもつ要素は同じ参照符号を用いて示されている。
本明細書では以下において、長手方向、垂直、及び横断方向といった向きは図面ではL,V,T座標で示されており、非限定的に用いられている。長手方向及び横断方向に延びる水平面も定められている。
図1は、アセンブリ20を示す。アセンブリ20は自動車の前部クレードル構造体22を含み、ここで前部クレードル構造体22はその前部において、2つの前部下方ウィッシュボーンを備えている。図では前方左側下方ウィッシュボーン24のみ図示する。
前部クレードル構造体22はその前部において、既知の一般的なデザインのステアリングラックシステム26も備えている。ステアリングラックシステム26が、前部クレードル構造体22に締結された横断方向ケーシング28を含むことに留意されたい。
前部クレードル構造体22は、図5に示す長手方向垂直正中面PVMに対して全体として対称のデザインとなっている。
前部クレードル構造体22は本質的に、平面PVMに対して互いに横断方向に離間した2つ、すなわち左及び右側方長手方向サイドレール30、長手方向サイドレール30の前端に繋げて締結された前部クロスメンバ32、及び、2つの後部クロスメンバ34(又は2つの後部ハーフクロスメンバ)を有し、後部クロスメンバ34の各々は、関連する長手方向サイドレール30の後端に繋がっている。
ここで、長手方向サイドレール30及びクロスメンバ32、34はアルミニウム又はアルミニウム合金片で作製されており、それらの表面は陽極酸化処理されている。
これらのパーツや部品は例えば、特に剛性と軽量性とのバランスが可能な製法という観点から、押出成形により得られる。
アルミニウム又はアルミニウム合金パーツを陽極酸化処理することで、接合により締結される種々の構造的要素の様々な表面間での適切な接着剤や粘着剤による保持が、最も良好に保証される。
一例として、前部クロスメンバ32が、Al6082−HSを用いて陽極酸化処理した押出成形パーツであり、後部クロスメンバ34が、Al6063−T66を用いて陽極酸化処理した押出成形パーツである。長手方向サイドレール30も同様である。
特に図11で示されているように、各長手方向サイドレール30は、水平上壁36及び水平下壁38によって画定される水平面において平坦なボックスであり、水平上壁36及び水平下壁38は、2つの長手方向内側垂直隔壁40と2つの長手方向垂直側壁42とによって互いに繋がっている。
水平下壁38は、水平上壁36よりも長いので、2つの対向する延長部、具体的には前端延長部44と後端延長部46とを有している。各延長部はそれぞれ水平プレートであり、上面45、47には4つの隆起したリブ48、50がそれぞれ設けられている。
したがって、平坦なリブ付き表面45、47が、本発明による隆起した要素48、50を備えた接合面を形成する。
図11に見られるように、延長部44及び46には、開口52が設けられてもよく、開口52は例えば、インデックスピンやそれに類するもの、或いは組み立てリベットを受容する孔54を受けるように設計されている。
同様の孔52及び54が、上壁36、側壁42、及び水平下壁38に設けられてもよい。
図において、締結リベットを受け入れるように設計された孔はすべてパーツに関係なく参照符号54を用いて示した。関連するリベットは参照符号90で示してある。
長手方向サイドレール30の上壁36の前端及び後端部分の上面は平滑な接合面を形成し、下記で説明するように、隆起した要素を有した対応する接合面と協働する。
前部クロスメンバ32は、概して横断方向を向いた部分であり、全体として矩形の断面を有し(図15及び16を参照)、中心部分を部分的に切りぬかれた水平上壁56と、2つの対向する横断方向端部において部分的に切り抜かれた水平下壁58と、より厚みのある垂直前部壁60と、後部垂直横断方向壁62と、水平に対して傾斜しており且つ実質的に前部クロスメンバ32の全長に沿って延びる内側横断方向補強フランジ64と、を有する。
上壁56は、2つの対向する長手方向端部の各々において、前方に開いた水平スロット65を有する。
対向する2つの横断方向端部の各々の近傍において、前部クロスメンバ32の垂直後部壁62は、実質的に半分の高さにおいて、水平後方に延びる長手方向水平フランジ66を有する。
各水平フランジ66は、関連する長手方向サイドレール30の上壁36の上面37の対面部分に対する前部クロスメンバ32の組み立て・締結フランジである。
この目的のため、各フランジ66の下面67は接合面であり、ここでは3つの隆起した長手方向リブ68を有している。
各水平フランジ66は、アセンブリを受容する2つの孔54と、長手方向サイドレール30の上壁36の上面37の前部端部部分の対応する孔54と協働するように設計された締結リベットと、を有する。
特に図10で示されているように、各後部クロスメンバ34は、水平上壁70及び水平下壁72によって画定された矩形の断面を有する部分であり、水平上壁70と水平下壁72は、2つの内側横断方向垂直隔壁74によって、且つ、前部横断方向垂直壁76及び後部横断方向垂直壁78によって、繋がっている。
ここでは壁70、72、76、及び78の外側表面はすべて平滑な表面を有している。
水平上壁70の延長部において、後部クロスメンバ34は、長手方向前方に延びる水平締結・組み立てランジ80を含む。
フランジ80は、2つの横断方向リブ84を有した下方接合面82を有する。
リブ付き下方水平面82の各々は、関連する長手方向サイドレール30の水平上壁36の後部端部部分の上面37の対面部分と協働するように設計されている。
特に図10で示されているように、後部クロスメンバ34の水平下壁72は、リベットを締結する2つの孔54と、ピンを受容するように設計された一連の孔又は開口52と、を有する。
要約すると、また非限定的な例として、長手方向サイドレール30を前部及び後部クロスメンバ32、34に接合することによる組み立て及び締結のための表面は、ここではフランジ66、80のリブ付き表面67、82によって、及び延長部44、46のリブ付き表面45、47によって形成されていることに留意されたい。
本発明の教示によれば、リブ68、84又は48及び50が存在することで、ここでは平滑な対向する表面との協働により、接合すべき表面間に、所与の、例えば実質的に一定の値の寸法のクリアランスとして空間を提供して、粘着剤や接着剤を受容することが可能となる。
これは図17でより詳細に示されている。ここでは、長手方向サイドレール30の上壁36の上面37と、クロスメンバ30のフランジ66のリブ付き下面67との間に、長手方向サイドレール30の水平上壁36の上面37に対するリブ68の支持協働によって垂直クリアランス「j」が存在している。
接合により組み立てられるパーツ30及び32の、ここでは垂直方向に行われる組み立て及びクランピングは、図17で詳細に例示するブレークステム(rupture de tige)リベットによってもたらされる。
ここでは実際のリベット工程の前の状態を示しているが、ブレークステムリベット90の本体は、軸Aに沿って軸方向に、この目的のために一方は水平フランジ66、他方は水平上壁36に設けられた整列孔54を通って延びている。
組み立て及びクランプ機能に加え、各ブレークステムリベット90は、2つの整列孔54を通り挿入されると、部品パーツの「孔対孔」又は「モノ対モノ」を確実に相対的に位置決めし、部品パーツのリベットによる締結が保証される。
別の実施形態では、孔54が円形又は楕円形であり得る。
リブなどの隆起した要素が存在することで、接合すべき表面間に膜を形成する粘着剤や接着剤の厚みを最大限に正確に制御して、接合アセンブリの機械的強度という特徴を保証することができる。この間隔の値すなわちクリアランス「j」は、組み立てるべきパーツが互いに確実に押圧される鋲留めにより得られる。
これにより、クレードル構造体22の形状や堅牢性に影響しない、制御されたほぼ一定の粘着剤や接着剤の厚みが保証される。
ここで、クレードル構造体22はその後端において、且つ各長手方向サイドレール30において、後部右側又は左側ハウジング92をそれぞれ備える。
図6でハウジング92のうちの1つを詳細に示す。ここではアルミニウムAl6063 T66を陽極酸化処理した押出成形パーツである。
ハウジング92は全体として複雑な形状をしており、特に、水平下壁94を有する。水平下壁94は後部長手方向延長部96を有しており、その上面97は平滑であって、関連する後部クロスメンバ34の水平下壁72の外側表面73の対面部分との接合によって協働するように設計されている。
ハウジング92は、水平上壁98も有する。水平上壁98は、2つの長手方向に向いた対向するスロット100を有する。スロット100は、ラックハウジング28の前部クロスメンバ32への締結に関して後述するようなタイプの補強・締結プレートを受容するように設計されている。
ハウジング92は、接合面103を画定する長手方向垂直壁102を有する。接合面103は2つの水平リブ104を備え、関連する長手方向サイドレール30の側壁42の外側表面の対面部分と協働するように設計されている。
ハウジング92はまた、水平壁96と98との間の実質的に半分の高さで延びる長手方向水平組み立て・締結フランジ106も有する。フランジ106のリブ付き水平下面107は、3つの長手方向リブ108を有する。
リブ付き表面107は、関連する長手方向サイドレール30の水平上壁36の外側表面37の部分と、接合により協働するよう意図されている。
その前端において、且つ、前部クロスメンバ32の水平上壁56の上面において、クレードル構造体22は、左側及び右側前部ヨーク110も備える。
図7に示すように、ヨーク110もまた、アルミニウムAl6063T66を陽極酸化処理した押出成形部品であり、横断方向に延びている水平下壁112を本質的に介して、前部クロスメンバ32に締結されている。
水平壁112は、4つの横断方向リブ114を備えた下方接合面もしくは面113を有し、前部クロスメンバ32の水平上壁56の上面57の対面部分と協働するリブ付き接合面を形成している。
良好な機械的強度を保証するために、ヨーク110の水平下壁112は、前部クロスメンバ32の上壁56の関連するスロット65に受容される側方リブ118を有する。
各ヨーク110は、2つの垂直横断方向側壁120も含み、側壁120の各々は、傾斜した横断方向フランジ122によって延長されている。
前部及び後部に対するヨーク110の締結及び剛性は、横断方向垂直壁132と上方傾斜フランジ134とを特に含む合致する形状を有した補強プレート130によって、拡張される。
各補強プレート130は、表面133及び135上に、上述のリブと同じ役割を果たす隆起したコンタクト部136を有する。表面133及び135は、一方の側で、関連するヨーク110に面した部分に接合・鋲留めされ、他方の側では前部クロスメンバ32の前部垂直壁60の外側表面に接合・鋲留めされる。
ステアリングラック26のハウジング28はここで、ラックハウジング28の2つの対向する横断方向端部に配置された2つのナット/ボルトアセンブリ140を用いて、ねじ止めすることで締結される。
各ナット/ボルトアセンブリ140は、ハウジング28に属しているラグ144を通るボルト142を有する。ハウジング28は、前部クロスメンバ32の前部横断方向壁60の外側表面に対して押圧される。
ボルト142は、前部クロスメンバ32の内側に配置された対応するナット146にねじ止めされる。
組み立ての品質と剛性のために、鋼製の中間プレート148が配置される。中間プレート148は、前部クロスメンバ32の内側で、前部クロスメンバ32の前部横断方向壁60の対面する内側表面部分とナット146との間に配置される。
この場合、非限定的に、ナットが補強プレート148に溶接される。
補強プレート148はここで、矩形の輪郭を有したプレートであり、2つの内側横断方向水平スロット61に受容される。スロット61は、前部クロスメンバ32の前部横断方向壁60の内側表面に隣接している。
鋼製の補強プレート148は、ボルト142の本体を受容する中央孔を有し、まず前部クロスメンバ32の内側に予め位置決めされ、ここでは補強プレート148の位置保持ピンという単一の機能を果たす2つのリベット90によって、正しい位置に保持され得る。

Claims (18)

  1. 自動車クレードル構造体(22)であって、
    アルミニウム又はアルミニウム合金製であり横断方向に離間した、少なくとも2つの長手方向サイドレール(30)と、
    アルミニウム製又はアルミニウム合金製であり、前記2つの長手方向サイドレール(30)を互いに接続する、少なくとも1つの横断方向に向けられたクロスメンバ(32,34)であって、リベット(90)を用いた締結と組み合わせた接合によって、前記長手方向サイドレール(30)に分離不可能に固定されている、クロスメンバ(32,34)と
    を含み、
    接合される表面が、粘着剤又は接着剤を受容できる決められた寸法のクリアランス(j)ぶん離間されており、
    少なくとも1つの接合区域が、対面する表面と協働する隆起した要素(104,108,114,68,84,48,50,136)を備えた表面(103,107,113,67,82,45,47,133,135)を有し、少なくとも2つの前記隆起した要素(104,108,114,68,84,48,50,136)は前記表面(103,107,113,67,82,45,47,133,135)の縁より内側に設けられていることを特徴とする、構造体。
  2. 前記隆起した要素が、前記表面と前記対面する表面との間で実質的に一定の寸法のクリアランス(j)を画定していることを特徴とする、請求項に記載の構造体。
  3. 隆起した要素(104,108,114,68,84,48,50,136)を備える前記表面(103,107,113,67,82,45,47,133,135)が、平坦な表面であることを特徴とする、請求項に記載の構造体。
  4. 前記表面(133,135)に、少なくとも1つの隆起したコンタクト部(136)が設けられていることを特徴とする、請求項に記載の構造体。
  5. 坦な表面に、該表面に分布する一連の隆起したコンタクト部(136)が設けられていることを特徴とする、請求項に記載の構造体。
  6. 前記表面(103,107,113,67,82,45,47)に、少なくとも1つの隆起したリブ(104,108,114,68,84,48,50)が設けられていることを特徴とする、請求項に記載の構造体。
  7. 前記表面に、該表面に分布する一連の隆起したリブが設けられていることを特徴とする、請求項に記載の構造体。
  8. 前記長手方向サイドレール(30)の各々は、一表面が前記クロスメンバに接合されリベットを用いて締結されている少なくとも1つの壁部分又は1つのフランジ部分を有することを特徴とする、請求項1に記載の構造体。
  9. 接合される前記表面が、前記長手方向サイドレール(30)の長手方向端部に配置されることを特徴とする、請求項に記載の構造体。
  10. 接合される前記表面が平坦な表面であることを特徴とする、請求項に記載の構造体。
  11. 前記長手方向サイドレール(30)の各々は、平坦な表面をそれぞれ有する2つのフランジ又は壁部分を有し、前記2つのフランジ又は壁部分は並行でありかつ対向しており、それぞれ前記クロスメンバに接合されリベット(90)を用いて締結されることを特徴とする、請求項10に記載の構造体。
  12. 前記クロスメンバ(32,34)は、一表面が前記長手方向サイドレール(30)に接合されリベット(90)を用いて締結される少なくとも1つの壁部分又は1つのフランジ部分を有することを特徴とする、請求項1に記載の構造体。
  13. 前記表面が前記クロスメンバ(32,34)の横断方向端部に配置されることを特徴とする、請求項12に記載の構造体。
  14. 前記表面が平坦な表面であることを特徴とする、請求項12に記載の構造体。
  15. 前記クロスメンバ(32,34)は、平坦な表面をそれぞれ有する2つのフランジ又は壁部分を有し、前記2つのフランジ又は壁部分は並行でありかつ対向しており、それぞれ前記長手方向サイドレール(30)に接合されリベット(90)を用いて締結されることを特徴とする、請求項14に記載の構造体。
  16. 自動車前部クレードルを形成し、前記少なくとも1つのクロスメンバが前記自動車前部クレードル(22)の前部クロスメンバ(32)であることを特徴とする、請求項1に記載の構造体。
  17. 前記自動車のサスペンションに属する部品を取付けるための少なくとも1つの補助要素(92,110)を有し、前記要素がアルミニウム製であり、長手方向サイドレール(30)及び/又は前記クロスメンバ(32,34)に、リベット(90)を用いた締結と組み合わせた接合によって分離不可能に固定されることを特徴とする、請求項1に記載の構造体。
  18. アルミニウム又はアルミニウム合金製の少なくとも1つの補強プレート(130)を含み、前記補強プレート(130)が、長手方向サイドレール(30)及び/又は前記クロスメンバ(32)に、リベット(90)を用いた締結と組み合わせた接合によって分離不可能に締結されることを特徴とする、請求項1に記載の構造体。
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