JP6988258B2 - 乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、枚葉状のワークを乾燥させるための乾燥装置、およびこのような乾燥装置による枚葉状のワークの乾燥方法に関する。
従来から、基板やシート等の枚葉状のワークを乾燥させるための乾燥装置として、例えば特許文献1に開示されているような基板処理装置が存在する。この基板処理装置は、乾燥させられるべき基板を基板収容器の中に密封した後に不活性ガス等の気体を基板収容器内に充満させることにより、基板を乾燥させるようになっている。より詳細には、基板収容器には、不活性ガス等の気体を供給する供給口と、供給口から供給された気体を排気するための排気口等とが設けられている。また、供給口から供給された不活性ガス等を基板収容器内部で拡散させることにより、基板を乾燥させる際に揮発した有機溶剤等(すなわち、有害ガス等)を不活性ガス等に置換するとともに、基板収容器を排気することにより生じる負圧によって基板を乾燥させるようになっている。また、基板を密閉した状態において乾燥処理を行うため、揮発した有機溶剤等の有害なガスを装置の基板収容器の外部に漏らしてしまうことを防ぐことができるようになっている。
特開2004−47582号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているような基板処理装置は、複数枚の基板を連続的に乾燥させる際の処理効率が悪いという問題がある。より詳細には、特許文献1に開示される基盤処理装置を用いて基板を連続的に処理する場合には、ある基板を基板収容器内で乾燥させた後、基板収容器の密封を解除し(具体的には、蓋を持ち上げ)、乾燥済みの基板を取り出し、次に乾燥させるべき基板を投入し、基板収容器を密閉する、という手順を基板ごとに繰り返す必要があり、手間がかかってしまう。また、この基盤処理装置では、揮発した溶剤等の有害なガスを不活性ガス等により置換する際に基板収容器内の気流等を調整するのではなく気体の拡散を用いているため、基板周辺に存在する揮発した溶剤等を不活性ガス等により置換するのに時間がかかってしまうという問題がある。
また、基板が乾燥させられる際に、基板処理容器内に排出された揮発した溶剤等が十分に排気されたことを確認した後に基板を取り出すような場合には、基板の処理効率が更に悪くなってしまうという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、枚葉状のワークを乾燥させる際に有機溶剤等の有害なガスが発生する場合であっても、カバー内部の気流を調整することにより、このような有害ガスを効率的に排気することができるとともに、カバーの一部を常に開口させておくことにより、枚葉状のワークを連続的に処理する際の処理効率を向上させることができる乾燥装置および乾燥方法を提供することを目的とする。
本発明の乾燥装置は、枚葉状のワークを乾燥させるための乾燥装置であって、枚葉状のワークが載置される載置部と、前記載置部を覆うよう配置されるカバーと、前記載置部に載置された枚葉状のワークに向かって気体を送る送風部と、前記カバー内部の気体を排気するための排気部と、前記送風部から送られた気体を前記排気部に向かって案内するよう前記カバー内部の気流を調整する気流調整部と、を備え、前記カバーには、枚葉状のワークを前記カバーの外部から内部に出し入れするための開口が設けられており、当該開口により前記カバーの内部の空間と外部の空間とが常に連通するようになっていることを特徴とする。
このような乾燥装置によれば、載置部に載置された枚葉状のワークを乾燥させる際に有機溶剤等の有害なガスが発生する場合にも、カバー内部の気流を調整することにより、このような有害ガスを効率的に排気することができるとともに、カバーの内部の空間と外部の空間とを常に連通させる開口を介して枚葉状のワークを出し入れすることにより、枚葉状のワークを連続的に処理する際の処理効率を向上させることができる。
本発明の乾燥装置においては、前記気流調整部は、気体を送り出すための送風機構を有しており、前記送風部から枚葉状のワークに向かって送られた気体が前記送風機構から送り出された気体により前記排気部に向かって案内されるようになっていてもよい。
この場合、前記排気部は、前記送風機構の下方に配置されていてもよい。
また、本発明の乾燥装置においては、前記送風部から前記載置部に載置された枚葉状のワークに向かって送られる気体の速度よりも、前記送風機構により送り出される気体の速度のほうが大きくなっていてもよい。
また、前記送風部は、直線状に延びる送風口から枚葉状のワークに向かって気体を送り出すようになっていてもよい。
また、本発明の乾燥装置においては、前記カバーは、天井部と、水平面に対して略垂直方向に延びる側部とを有しており、前記天井部は、前記側部の上端から上方に向かって傾斜するようそれぞれが向かい合って配置される傾斜部分を含んでおり、前記送風口は、前記傾斜部分同士が接続される箇所に沿って延びるよう配置されていてもよい。
本発明の乾燥装置においては、前記送風機構は、前記天井部と前記側部とが接続される箇所の近傍に配置されていてもよい。
また、前記開口の下端の高さレベルと、前記載置部の載置面の高さレベルとが略同一であってもよい。
本発明の乾燥方法は、枚葉状のワークを乾燥させるための乾燥方法であって、枚葉状のワークを出し入れするための開口が設けられ、当該開口により内部の空間と外部の空間とが常に連通しているカバーの内部に枚葉状のワークを載置する工程と、載置された枚葉状のワークに向かって気体を送る工程と、枚葉状のワークに向かって送られた気体の流れを調整する工程と、枚葉状のワークに向かって送られた気体を排気する工程と、を備えたことを特徴とする。
このような乾燥方法によれば、カバーの内部の空間と外部の空間とを常に連通させるような開口を介してカバー内部に載置された枚葉状のワークを乾燥させる際に、有機溶剤等の有害なガスが発生する場合であっても、カバー内部の気流を調整することによりこのような有害ガスを効率的に排気することができるとともに、枚葉状のワークを連続的に処理する際の処理効率を向上させることができる。
本発明の乾燥装置および乾燥方法によれば、カバー内部の気流を調整することによりカバー内部の気体を効率的に排気することができるとともに、カバーの一部を常に開口させておくことにより、枚葉状のワークを連続的に処理する際の処理効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態の乾燥装置の概略的な構成を示す正面図である。 図1に示す乾燥装置の概略的な構成を示す側面図である。 図1に示す乾燥装置の概略的な構成を示す上面図である。 図1に示す乾燥装置を用いて枚葉状のワークを乾燥させる際の構成の一例を説明するための上面図である。 本実施の形態の乾燥装置の他の例の構成を示す上面図である。 図5に示す例の乾燥装置の構成を概略的に示す側面図である。 本実施の形態の乾燥装置の更に他の例の構成を示す上面図である。 図7に示す例の乾燥装置の構成を概略的に示す側面図である。 本実施の形態の乾燥装置の更に他の例の構成を示す上面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図9は、本実施の形態の乾燥装置および乾燥方法を説明するための図面である。このうち、図1は、本実施の形態の乾燥装置の概略的な構成を示す正面図であり、図2および図3は、図1に示す乾燥装置の概略的な構成を示す側面図および上面図である。また、図4は、図1に示す乾燥装置を用いて枚葉状のワークを乾燥させる際の構成の一例を説明するための上面図である。また、図5および図6は、本実施の形態の乾燥装置の他の例の構成を示す上面図および側面図である。また、図7および図8は、本実施の形態の乾燥装置の更に他の例の構成を示す上面図および側面図である。また、図9は、本実施の形態の乾燥装置の更に他の例の構成を示す上面図である。なお、図1乃至図9において、枚葉状のワークを参照符号Wで示している。また、図4において、操作者を参照符号Mで示している。また、本実施の形態の乾燥装置の概略的な構成を示す上面図を含む図3、図4、図5、図7および図9においては、乾燥装置の各構成部材の配置等についての理解を容易にするため、天井部の描写を省略している。
本実施の形態の乾燥装置1は、例えば表面にインキの付着した樹脂等の枚葉状のワークを乾燥させるための装置である。図1乃至図3に示すように、乾燥装置1は、枚葉状のワーク(図1において参照符号Wで表示)を載置するための載置部10と、載置部10を覆うよう配置されるカバー20と、カバー20の内側に配置される送風部30、排気部40および気流調整部50とを有している。また、載置部10の載置面は、水平面に沿った平面となっており、乾燥させる対象となる枚葉状のワークを2枚並べて載置することができるようになっている。また、カバー20は、水平面(すなわち、載置部10の載置面に平行な面)に対して垂直に延びる側部28と、天井部24とを有している。より詳細には、側部28は、水平面に対して垂直に延びる4枚の板状部材から構成されている。また、天井部24は、側部28のうち対向する一対の板状部材の上端部から上方に向かって傾斜するようそれぞれが向かい合って配置される傾斜部分25(図1参照)と、水平面に対して垂直に延びる側部分26(図2参照)を含んでいる。また、傾斜部分25同士が接続される接続箇所25aは、乾燥装置1の奥行き方向(すなわち、図2における左右方向)に沿って伸びている。また、接続箇所25aは、カバー20の幅方向(すなわち、図1における左右方向)における中央近傍の箇所に位置するようになっている。また、図1に示す乾燥装置1においては、各傾斜部分25は、水平面に対してそれぞれ同じ角度で傾斜している。
また、側部28を構成する4枚の板状部材のうちの1枚には、カバー20の内部の空間と外部の空間とを連通させるための略長方形形状の開口22が設けられている。より詳細には、開口22は、その下端部の高さレベルと、載置部10における枚葉状のワークの載置面の高さレベルとが略同一となるような位置に形成されている。また、開口22は、カバー20の内部の空間と外部の空間とを常に連通させるようになっている。言い換えると、本実施の形態による乾燥装置1には、開口22を選択的に塞ぐことができるような蓋部材等は設けられておらず、開口22は常に乾燥装置1の外部から視認することができるようになっている。また、操作者は常に外部に露出している開口22を介して枚葉状のワークをカバー20の内部から外部に出し入れするようになっているため、開口22を介した枚葉状のワークの出し入れを効率よく行うことができるようになっている。より詳細には、枚葉状のワークをカバー20の内部に出し入れする際に蓋部材等を開閉する等の動作を行う必要がなく、また、両手で枚葉状のワークの把持や出し入れを行うことができるため、枚葉状のワークを乾燥させる際の処理効率を向上させることができるようになっている。なお、操作者は、枚葉状のワークを片手で把持および運搬するようになっていてもよい。
また、送風部30は、載置部10に載置された枚葉状のワークに向かって気体を送るようになっている。より詳細には、送風部30は直線状(具体的には、図2における左右方向)に延びる送風口32を含んでおり、この送風口32から載置部10に載置された枚葉状のワークに向かって気体が送られるようになっている(図1に示す矢印参照)。このように、直線状に延びる送風口32から気体を送るようになっているため、枚葉状のワークに向かって略均一に気体を送ることができ、よって枚葉状のワークに付着したインキを均一に乾燥させることができるようになる。
より詳細には、送風口32は、カバー20における傾斜部分25同士が接続される接続箇所25aの近傍に配置されるようになっている。言い換えると、図1に示すように、カバー20の天井部24には送風口32が配置される箇所の近傍以外の角部(すなわち、接続箇所25a以外の角部)が無いため、送風口32から枚葉状のワークに向かって送られた気体が、カバー20内部における対流により送風口32の側方に戻ってきてしまうことを抑制することができるようになっている。より具体的には、カバー20が側方(すなわち、図1における紙面に直交する方向)からみたときに略長方形形状となるような形状をしている場合には、送風口32から枚葉状のワークに向かって送られた気体がカバー20の内部における対流によって上記の略長方形形状における上方に位置する角部の近傍に留まってしまうことによりこのような気体の効率的な排出を妨げてしまうという問題がある。これに対し、本実施の形態におけるカバー20は、側方(すなわち、図1における紙面に直交する方向)からみたときの形状が略五角形形状であるため、角部の近傍に気体が留まってしまうことを防止することができるようになり、よってこのような問題を解決することができるようになっている。このため、送風口32から送られた気体は、載置部10に載置された枚葉状のワークに向かったあと、効率的に排気部40(後述)に向かって送られるようになっている。
また、本実施の形態による乾燥装置1は、送風部30から枚葉状のワークに向かって送られる気体の温度を調整する温度調整機構(図示せず)を有している。このため、温度調整機構により送風部30から枚葉状のワークに向かって送られる気体の温度を例えば上昇させることにより、この枚葉状のワークの表面に付着したインキ等を乾燥させる際の効率を向上させることができるようになっている。
図1乃至図3に示すように、排気部40は、カバー20の幅方向(すなわち、図3における左右方向)における端部近傍に配置されており、カバー20内部の気体をカバー20の外部に排気するようになっている。より詳細には、排気部40はガス処理設備(図示せず)に接続されるとともに、排気部40によりカバー20の内部から排気される気体はこのガス処理設備により処理されるようになっている。このため、揮発した溶剤の成分等を含む気体は乾燥装置1の近傍には排気されないようになっている。また、排気部40は、カバー20の奥行き方向(すなわち、図3における上下方向)に延びる略長方形形状の排気口42を有している。また、排気部40は、主として、送風部30から枚葉状のワークに向かって送られた気体と、気流調整部50の送風機構52(後述)から送り出された気体とを排気するようになっている。また、排気部40は、当該排気部40における排気口42の上端部の高さレベルと、載置部10の載置面の高さレベルとが略同一となるような位置に配置されている(図1参照)。このことにより、送風部30の送風口32および気流調整部50の送風機構52から送り出された気体を効率よく排気することができるようになっている。
なお、排気部40は、排気口42の上端部の高さレベルが、載置部10の載置面の高さレベルよりも僅かに低くなるような位置に配置されていてもよい。また、排気部40が、カバー20の内部における載置部10の奥側(すなわち、図3における上側の端部がある側)の近傍にも配置されるようになっていてもよい。
また、気流調整部50は、送風部30から枚葉状のワークに向かって送られた気体を排気部40に向かって案内するようカバー20内部の気流を調整するようになっている。また、気流調整部50は、気体を送り出すための送風機構52を有しており、送風機構52は、排気部40の排気口42の上方に設けられている(図1参照)。言い換えると、排気部40は、送風機構52の下方に配置されている。また、送風機構52は、排気部40の排気口42と同じ方向に(すなわち、図3における上下方向に)延びる送風口から気体を送り出すようになっている。また、送風部30の送風口32から枚葉状のワークに向かって送られた気体は、送風機構52の送風口から送り出された気体により排気部40に向かって案内されるようになっている。
本実施の形態による乾燥装置1においては、送風部30の送風口32から枚葉状のワークに向かって送られた気体と気流調整部50の送風機構52から送り出された気体とが衝突する箇所における、送風口32から枚葉状のワークに向かって送られた気体の速度よりも、送風機構52から送り出された気体の速度が大きくなるようになっている。このことにより、送風機構52の送風口から送り出された気体によって、送風部30の送風口32から枚葉状のワークに向かって送られた気体を更に効率よく排気部40に向かって案内することができるようになる。より具体的には、送風機構52の送風口から送り出された気体は、送風部30の送風口32から枚葉状のワークに向かって送られた気体をまき込むようにして、排気部40に向かって案内するようになっている。
また、送風部30、排気部40および気流調整部50は、送風部30の送風口32および気流調整部50の送風機構52から送り出されるそれぞれの気体を合計した単位時間当たりの流量と、排気部40により排気される気体の単位時間当たりの流量とが略同一となるように構成されている。このことにより、送風部30の送風口32および気流調整部50の送風機構52から送り出された気体が開口22を介してカバー20の外部に漏れてしまうことを抑制することができるようになっている。言い換えると、乾燥装置1は、カバー20の内部の気体がカバー20の外部に漏れてしまうことを抑制することができるようになっている。
次に、上述した本実施の形態による乾燥装置1による、枚葉状のワークを乾燥させる動作の流れについて、図3および図4を用いて説明する。また、以下の説明においては、乾燥装置1は、枚葉状のワークに付着したインキを半乾燥させる(具体的には、枚葉状のワークに付着したインキの一部を乾燥させる)ために用いられるとする。また、乾燥装置1は、乾燥していない状態のインキが片面に付着した枚葉状のワークが排出される排出部(図示せず)を有する印刷機200と、乾燥装置1により半乾燥させられたインキを完全に乾燥させるための乾燥台300との間に配置されているものとする。
まず、操作者(図4において参照符号Mで表示)は、枚葉状のワークを乾燥装置1により半乾燥させる前に(すなわち、載置部10に載置する前に)、送風部30、排気部40および気流調整部50を駆動させることにより、送風部30および気流調整部50によりカバー20の内部に気体を供給するとともに、排気部40によりカバー20内部の気体を排気させるようにする。次に、印刷機200の排出部から乾燥していない状態のインキの付着した枚葉状のワークを1枚持ち上げ、開口22を介して載置部10に載置する。より詳細には、枚葉状のワークを、例えば載置部10における送風口32の右側の領域に載置することにより、枚葉状のワークを半乾燥させるようにする(図4参照)。上述したように、送風部30の送風口32から枚葉状のワークに向かって送られた気体は、枚葉状のワークのインキの近傍を通過することによりインキを乾燥させるようになっている。また、インキが乾燥する際に排出される、溶剤等が揮発した成分が含まれる気体は、枚葉状のワークの表面および載置部10に沿って排気部40がある箇所に向かって流れるようになっているとともに、気流調整部50の送風機構52から送り出された気体により排気部40に案内されるようになっている。
そして、1枚目の枚葉状のワークを半乾燥させている間に、印刷機200の排出部から乾燥していない状態のインキが付着した枚葉状のワーク(すなわち、2枚目の枚葉状のワーク)を新たに持ち上げ、載置部10の開いている箇所(例えば、載置部10における送風口32の左側の領域)に載置するようにする。2枚目の枚葉状のワークに付着したインキも、1枚目の枚葉状のワークに付着したインキと同様に、送風部30から送られた気体等により乾燥させられるようになっている。
そして、載置部10に1枚目の枚葉状のワークを載置してから所定の時間(例えば、数十秒)経過することにより1枚目の枚葉状のワークに付着したインキを半乾燥させた後、この枚葉状のワークを開口22を介してカバー20の外部に取り出し、乾燥台300に載置する。そして、印刷機200の排出部から、乾燥していない状態のインキが付着した枚葉状のワーク(すなわち、3枚目の枚葉状のワーク)を新たに持ち上げ、開口22を介して、載置部10における1枚目の枚葉状のワークが載置してあった箇所にこの3枚目の枚葉状のワークを載置するようにする。その後、載置部10に2枚目のワークを載置してから所定の時間が経過することにより2枚目の枚葉状のワークに付着したインキが半乾燥すると、この2枚目のワークを開口22を介してカバー20の外部に取り出し、乾燥台300に載置する。そして、印刷機200の排出部から乾燥していない状態のインキが付着した枚葉状のワーク(すなわち、4枚目の枚葉状のワーク)を新たに持ち上げ、開口22を介して乾燥装置1の載置部10に載置する。このように、半乾燥させた後の枚葉状のワークをカバー20の内部から取り出すとともに乾燥していない状態のインキが付着した枚葉状のワークをカバー20の内部に投入する作業を連続的に行うことにより、枚葉状のワークに付着したインキを連続的にかつ効率よく乾燥させることができる。
ここで、従来の乾燥装置(基盤処理装置)では、複数枚の基板を連続的に乾燥させる際の処理効率が悪いという問題があった。より詳細には、ある基板を基板収容器内で乾燥させた後、次に基板収容器の密封を解除し(具体的には、蓋を持ち上げ)、乾燥済みの基板を取り出し、乾燥させるべき基板を投入し、基板収容器を密閉する、という手順を基板ごとに繰り返す必要があり、手間がかかってしまうという問題があった。また、揮発した溶剤等の有害なガスを不活性ガス等により置換する際に、気流等を調整するのではなく気体の拡散を用いているため、基板周辺に存在する揮発した溶剤等を不活性ガス等により置換するのに時間がかかってしまうという問題があった。これに対し、本実施の形態による乾燥装置1は、上述したように、カバー20内部の気流を調整することにより、このような基板周辺に存在する揮発した溶剤等を効率的に排気することができるようになっている。また、カバー20には、枚葉状のワークをカバー20の外部から内部に出し入れするための開口22が設けられており、当該開口22によりカバー20の内部の空間と外部の空間とが常に連通するようになっているため、枚葉状のワークを連続的に乾燥させる際の効率を向上させることができるようになっている。
なお、上述した説明においては、乾燥装置1は枚葉状のワークに付着したインキを半乾燥させるために使用したが、乾燥装置1の使用はこのような態様に限定されることはない。枚葉状のワークに付着したインキを完全に乾燥させるために乾燥装置1が用いられるようになっていてもよい。すなわち、本実施の形態による乾燥装置1は、枚葉状のワークを乾燥させる時間を調整することにより、枚葉状のワークに付着したインキを半乾燥させることも可能であるし、完全に乾燥させることもできるようになっている。
以上のような構成からなる、枚葉状のワーク(例えば、インキの付着した樹脂等のシート)を乾燥させるための乾燥装置1は、枚葉状のワークが載置される載置部10と、載置部10を覆うよう配置されるカバー20と、載置部10に載置された枚葉状のワークに向かって気体を送る送風部30と、カバー20内部の気体を排気するための排気部40と、送風部30から送られた気体を排気部40に向かって案内するようカバー20の内部の気流を調整する気流調整部50と、備えている。また、カバー20には、枚葉状のワークをカバー20の外部から内部に出し入れするための開口22が設けられており、当該開口22によりカバー20の内部の空間と外部の空間とが常に連通するようになっているため、枚葉状のワークを乾燥させる際に有機溶剤等の有害なガスが発生する場合であっても、カバー20内部の気流を調整することにより、このような有害ガスを効率的に排気することができる。また、カバー20の一部を常に開口させているため、枚葉状のワークを連続的に乾燥させる際の処理効率を向上させることができるようになっている。
また、本実施の形態による乾燥装置1においては、上述したように、気流調整部50は、気体を送り出すための送風機構52を有しており、送風部30から枚葉状のワークに向かって送られた気体が送風機構52から送り出された気体により排気部40に向かって案内されるようになっているため、送風部30から枚葉状のワークに向かって送られた気体が効率よく排気部40に向かって案内されるようになっている。また、排気部40は、送風機構52の下方に配置されている。また、送風部30から載置部10に載置された枚葉状のワークに向かって送られる気体の速度よりも、送風機構52により送り出される気体の速度のほうが大きいため、送風部30から枚葉状のワークに向かって送られた気体は、巻き込まれるようにして排気部40に向かって案内されるようになっている。
また、本実施の形態による乾燥装置1においては、上述したように、送風部30は、直線状に延びる送風口32から枚葉状のワークに向かって気体を送り出すようになっているため、枚葉状のワークに付着したインキをより均一に乾燥させることができる。また、カバー20は、天井部24と、水平面に対して略垂直方向に延びる側部28とを有しており、天井部24は、側部28の上端から上方に向かって傾斜するようそれぞれが向かい合って配置される傾斜部分25を含んでおり、送風口32は、傾斜部分同士が接続される箇所(具体的には、接続箇所25a)に沿って延びるよう配置されているため、送風口32から枚葉状のワークに向かって送られる気体が効率よくカバー20の内部を流れるようになっている。
また、本実施の形態による乾燥装置1においては、上述したように、送風機構52は、天井部24と側部28とが接続される箇所の近傍に配置されているため、送風機構52から送り出された気体はカバー20の内側面(すなわち、側部28)に沿って排気部40に向かうようになる。また、開口22の下端の高さレベルと、載置部10の載置面の高さレベルとが略同一である(すなわち、開口22の下端と載置部10の載置面との間に段差がない)ため、操作者は開口22を介してスムーズに枚葉状のワークの出し入れを行うことができるようになる。
また、上述した、枚葉状のワークを乾燥させるための乾燥方法は、枚葉状のワークを出し入れするための開口22が設けられ、当該開口22により内部の空間と外部の空間とが常に連通しているカバー20の内部に枚葉状のワークを載置する工程と、載置された枚葉状のワークに向かって気体を送る工程と、枚葉状のワークに向かって送られた気体の流れを調整する工程と、枚葉状のワークに向かって送られた気体を排気する工程と、を備えている。このため、枚葉状のワークを乾燥させる際に有機溶剤等の有害なガスが発生する場合であっても、カバー20の内部の気流を調整することによりこのような有害ガスを効率的に排気することができるとともに、枚葉状のワークを連続的に処理する際の処理効率を向上させることができる。
なお、本実施の形態による乾燥装置1は上述したような態様に限定されることはなく、様々な変更を加えることができる。
例えば、本実施の形態による乾燥装置1における載置部10は、水平面に沿った平面からなる載置面を有しているが、載置部10は複数の貫通孔を有する部材(たとえば、網目状の模様を有する部材)から構成されていてもよい。この場合にも、載置部10に載置される枚葉状のワークを乾燥させることができる。また、このとき、上記の複数の貫通孔を有する部材の下方に排気部40を追加的に設けることにより、カバー20内部の気体が外部に漏れてしまうことを更に抑制することができるようになる。
また、送風部30、排気部40および気流調整部50は、排気部40により排気される気体の単位時間当たりの流量が、送風部30の送風口32および気流調整部50の送風機構52から送り出されるそれぞれの気体を合計した単位時間当たりの流量よりも大きくなるように構成されていてもよい。この場合にも、送風部30の送風口32および気流調整部50の送風機構52から送り出された気体が、開口22を介してカバー20の外部に漏れてしまうことを抑制することができる。
また、カバー20内部の気流を調整する気流調整部は、気体を送り出す送風機構52を有する構成に限定されることはない。例えば、気流調整部の他の例として、送風部30から枚葉状のワークに向かって送られた気体を排気部40に案内するよう配置される例えば板状の部材から構成されたものが用いられてもよい。
また、本実施の形態による乾燥装置の他の例として、図5乃至図9に示すようなものが用いられるようになっていてもよい。以下に、乾燥装置の他の例について説明する。
図5および図6に示す乾燥装置1aは、図1乃至図3等に示す乾燥装置1に対して、カバー20の外側でありかつ開口22の近傍の箇所に排気部40および気流調整部50をそれぞれ追加的に設けたものである。このような乾燥装置1aであっても、カバー20内部の気流を調整することによりカバー20の内部の気体を効率的に排気することができるとともに、カバー20の一部を常に開口させておくことにより、枚葉状のワークを連続的に処理する際の処理効率を向上させることができる。また、追加的な排気部40および気流調整部50を設けた場合には、枚葉状のワークの出し入れを行う際等に、揮発した溶剤等を含む気体が開口22を介してカバー20の外部に漏れ出てしまった場合にも、気流調整部50によりこの漏れ出てしまった気体を排気部40に案内するとともに当該排気部40により排気することができる。なお、排気部40および気流調整部50の各々が追加的に設けられる必要はなく、排気部40のみが追加的に設けられるようになっていてもよい。
また、図7および図8に示す乾燥装置1bは、図1乃至図3等に示す乾燥装置1における送風口32の延びる方向を略90°変更するとともに、カバー20の外部でありかつ開口22の近傍に追加的な排気部40および気流調整部50をそれぞれ追加的に設けたものである。このような乾燥装置1bであっても、カバー20内部の気流を調整することによりカバー20内部の気体を効率的に排気することができるとともに、カバー20の一部を常に開口させておくことにより、枚葉状のワークを連続的に処理する際の処理効率を向上させることができる。また、図8に示すように、カバー20の天井部24における傾斜部分25は、水平面(すなわち、載置部10の載置面)に対してそれぞれ異なる角度で傾斜している。より詳細には、開口22が設けられた側部28の近傍の箇所にある傾斜部分25(すなわち、図8における右側にある傾斜部分25)の水平面に対する傾斜角度は、開口22が設けられていない側部28の近傍にある傾斜部分25(すなわち、図8における左側にある傾斜)の水平面に対する傾斜角度よりも小さくなっている。このことにより、開口22が延びる方向(すなわち、図7における左右方向)と平行に延びるよう送風口32を配置した場合であっても、枚葉状のワークを効率的に乾燥させることができるようになる。
また、図9に示す乾燥装置1cは、図1乃至図3等に示す乾燥装置1における送風口32の延びる方向を略90°変更するとともに、載置部10の左右方向(すなわち、図3における左右方向)における端部に排気部40および気流調整部50を設けるかわりに、カバー20の奥側(すなわち、図9における上側の端部がある側)およびカバー20の手前側に排気部40および気流調整部50を設けたものである。より詳細には、カバー20の奥側に設けられる排気部40および気流調整部50はカバー20の内側に配置されるようになっている。一方で、カバー20の手前側に設けられる排気部40および気流調整部50は、カバー20の外側に配置されるようになっている。このような乾燥装置1cであっても、カバー20内部の気流を調整することによりカバー20内部の気体を効率的に排気することができるとともに、カバー20の一部を常に開口させておくことにより、枚葉状のワークを連続的に処理する際の処理効率を向上させることができる。また、図9に示す乾燥装置1cは、カバー20の内側の1箇所にのみ排気部40および気流調整部50を設置する構成であるため、カバー20の内側の2か所に排気部40および気流調整部50を設置する構成である図1乃至図8に示す乾燥装置1、1a、1bと比較してカバー20の大きさを小さくすることができ、よって乾燥装置1cをよりコンパクトなものとすることができるようになる。
1、1a、1b、1c 乾燥装置
10 載置部
20 カバー
22 開口
24 天井部
25 傾斜部分
25a 接続箇所
26 側部分
28 側部
30 送風部
32 送風口
40 排気部
42 排気口
50 気流調整部
52 送風機構
200 印刷機
300 乾燥台

Claims (4)

  1. 枚葉状のワークを乾燥させるための乾燥装置であって、
    枚葉状のワークが載置される載置部と、
    前記載置部を覆うよう配置されるカバーと、
    前記載置部に載置された枚葉状のワークに向かって気体を送る送風部と、
    前記カバー内部の気体を排気するための排気部と、
    前記送風部から送られた気体を前記排気部に向かって案内するよう前記カバー内部の気流を調整する気流調整部と、
    を備え、
    前記気流調整部は、気体を送り出すための送風機構を有しており、
    前記送風部から枚葉状のワークに向かって送られた気体が前記送風機構から送り出された気体により前記排気部に向かって案内されるようになっており、
    前記排気部は、前記送風機構の下方に配置されており、
    前記カバーは、天井部と、水平面に対して略垂直方向に延びる側部とを有しており、
    前記天井部は、前記側部の上端から上方に向かって傾斜するようそれぞれが向かい合って配置される傾斜部分を含んでおり、
    前記送風部は、直線状に延びる送風口から枚葉状のワークに向かって気体を送り出すようになっており、
    前記送風口は、前記傾斜部分同士が接続される箇所に沿って延びるよう配置されており、
    前記カバーには、枚葉状のワークを前記カバーの外部から内部に出し入れするための開口が設けられており、当該開口により前記カバーの内部の空間と外部の空間とが常に連通するようになっている、乾燥装置。
  2. 前記送風部から前記載置部に載置された枚葉状のワークに向かって送られる気体の速度よりも、前記送風機構により送り出される気体の速度のほうが大きい、請求項1に記載の乾燥装置。
  3. 前記送風機構は、前記天井部と前記側部とが接続される箇所の近傍に配置されている、請求項1または2記載の乾燥装置。
  4. 前記開口の下端の高さレベルと、前記載置部の載置面の高さレベルとが略同一である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の乾燥装置。
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