JP6986095B2 - 中空コアフォトニック結晶ファイバ及びこれを製造する方法 - Google Patents

中空コアフォトニック結晶ファイバ及びこれを製造する方法 Download PDF

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Description

本発明は中空コアフォトニック結晶ファイバ(HC−PCF:hollow-core photonic crystal fiber)に関し、特に、非バンドギャップタイプ(すなわち中空コア反共振反射ファイバ(HC−AF:hollow-core anti-resonant-reflecting fibre))の、特に、軸方向中空コア及びこのコアを取り囲む反共振構造構成を含む内部クラッド領域を有し、少なくとも1つの光フィールドモードをガイドするために構成されたものに関する。更に、本発明は、HC−PCFを使用しHC−PCFを製造する方法に関する。本発明の用途は、例えば光学メトロロジ、分光法、科学的研究、及び導光の分野において利用可能である。
本明細書において、本発明の技術的背景を示す以下の従来技術を参照する。
[1]P. Uebel et al, in "Opt. Lett." 41, 1961-1964 (2016)
[2]F. Benabid et al. in "Science" 298, 399-402 (2002)
[3]WO 2015/185761 A1
[4]P. St. J. Russell et al. in "Nature Photonics" 8, 278-286 (2014)
[5]EP 1 153 324 B2
ガス充填中空コアフォトニック結晶ファイバは、例えばメトロロジ及び分光法に適用される可能性のある新世代の高輝度光源のための技術プラットフォームである。図8(従来技術)は、ガス充填HC−PCF10’における非線形光学系に基づくそのような光源100’の概念を概略的に示している。HC−PCF10’は、外装12’と、内部クラッド13’と、中空コア14’とを含む(図8の上方のHC−PCF10’の縦断面図を参照のこと)。内部クラッド13’は、図9(従来技術)の走査電子顕微鏡(SEM)の断面像に例示され、例えば[1]に開示されているように、HC−PCF10’に沿って軸方向に延出すると共に中空コア14’を取り囲む毛細管状の単一環状構成のような反共振構造15’を含む。他のファイバ構造は、例えばカゴメタイプ(Kagome-type)又は入れ子構造[2、3]のように、より複雑なものである場合がある。
ポンプ源20’からのパルス光フィールド1’は、HC−PCF10’のコア14’への入力結合端(incoupling end)に発射され、主に基本横モードを励起し、これは出力結合端(outcoupling end)の方へガイドされる。HC−PCF10’は、最大で数10バールの典型的な圧力に制御されたガス環境(例えば希ガス又はラマン活性ガス)を与えると共に光を透過させるための透明ウィンドウ31’を有するガスセル30’内に配置されている。HC−PCF10’の導波路の分散とガスの非線形性との相互作用により、例えばパルス圧縮及びスペクトル拡大[4]及び/又は他の光学的に非線形の効果を含む、ポンプパルス光フィールド1’の大きな変化が生じる。
図8の光源100’の動作は実験で証明されているが、以下の重大な欠点が確認されている。本発明者等による寿命試験によって、すでに数10Whの露光ポンプドーズでは平均出力パワーが大きく劣化し、日常的な用途においてHC−PCFベースの光源100’の有用性を著しく限定することが明らかになっている。別の欠点として、従来のHC−PCFは、HC−PCF10’の非線形動作の開始時に発射効率が制限される可能性がある。
本発明の目的は、従来の技法の欠点を回避できる改良された中空コアフォトニック結晶ファイバ及びこれを製造する方法を提供することである。特に、HC−PCFは線形又は非線形の動作に適していると共に、長寿命化、及び/又は光パワーの増大、及び/又は発射効率の改善が得られる。更に、HC−PCFは簡単なプロセスで製造される。
これらの目的は、独立請求項の特徴(features)を含むHC−PCF及びこれを製造する方法によってそれぞれ解決される。本発明の好適な実施形態及び適用例は従属請求項から得られる。
本発明の第1の一般的な態様に従って、上述の目的は、HC−PCFの軸方向の長さに沿って延出している外装と、内部クラッドと、中空コアと、を有するHC−PCFによって解決される。内部クラッドが取り囲む中空コアは、HC−PCFへの入力結合端に結合される光フィールド(ポンプフィールド)の少なくとも1つのモード、例えば基本横モードをガイドするためのHC−PCFのモードガイドセクションを提供する。外装は固体材料で作製され、内部クラッドは外装の内面によって支持されている。内部クラッドは、HC−PCFの軸方向の長さに沿って延出すると共に中空コアを画定する反共振構造を含む。HC−PCFのモードガイドセクションに沿って、中空コアはモードガイドコア直径(d)を有する。モードガイドコア直径は、中空コア内部隙間の内接円断面寸法である。従って、モードガイドセクションは特定の中心波長の光フィールドをガイドするために適合されている。すなわち、光フィールドの中心波長、対応する集束特性、及び、特にモードガイドコア直径には、相互関係がある。
本発明によれば、HC−PCFの少なくとも1つのファイバ端部は、中空コアが少なくとも1つのファイバ端部におけるファイバ端部コア直径(D)からモードガイドコア直径(d)まで軸方向結合セクション長にわたってテーパ状である光フィールド結合セクションを有する。ファイバ端部コア直径は、ファイバ端部開口における中空コア内部隙間の断面寸法であり、モードガイドコア直径よりも大きい。
本発明者等は、特に高パワーポンプフィールドを使用する場合、従来のHC−PCFの出力パワーの損失が、ファイバ入力面(ファイバ端部の開口)の劣化の結果であることを見出した。従来のHC−PCFの横構造は通常、ファイバ長に沿って一定である。低いポンプエネルギ(例えば数Wh)露光を用いた非線形実験の間、入力側の構造は不変のままである。すなわち、SEMにおいて顕著な差は観察できない。しかしながら、本発明者等による寿命試験では、すでに数10Whの露光ポンプドーズではファイバ入力面の大きな劣化が明らかになっている。劣化はポンプフィールドの入力結合効率を制限するので、これに対応してHC−PCFの出力パワーが制限される。入力面の劣化は、ポンプフィールドと従来のHC−PCFの内部クラッドとの突然の強い重複によって生じるガラスとガスの境界におけるフィールド増強(field enhancement)及びプラズマベースの浸食の結果である。
これに対し、本発明のHC−PCFの少なくとも1つのファイバ端部における光フィールド結合セクションは、ファイバ端部において一定の内径で製造されている従来のHC−PCFのファイバ端部とは別の構造を提供する。本発明の光フィールド結合セクションを提供することで、ファイバ端部におけるポンプフィールドと例えばガラスで作製された内装とのゼロ又は無視できる程度のフィールド重複からモードガイドセクションにおけるモード重複への円滑な遷移が生成され、この結果、フィールド増強が低減すると共にプラズマベースの浸食が抑制される。ゼロ又は無視できる程度のフィールド重複とは、内装に到達するポンプフィールド部分の強度がゼロであるか、又は内装浸食を発生させる臨界強度未満であることを意味する。有利な点として、1000Whを超えるポンプドーズであっても本発明のHC−PCFの劣化は観察されず、これに対応してHC−PCFの寿命が延びる。寿命が延びることに加えて、発射効率が従来のHC−PCFに比べて数%改善することがわかった。
本発明の第2の一般的な態様に従って、上記の目的は、本発明の第1の一般的な態様に従ったHC−PCFを使用する方法によって解決される。特に強度、中心波長、集束ジオメトリ(focusing geometry)、及びビーム径のような入力光フィールドパラメータが選択され、HC−PCFは、少なくとも1つのファイバ端部の劣化なしにHC−PCFが動作できるような寸法に設定される。第1の好適な適用例(非線形動作)に従って、本発明のHC−PCFは、光学的に非線形のプロセス、特にスペクトル拡大及び/又はパルス圧縮を光フィールドに実行するため使用される。好ましくは、広帯域出力パルス(具体的には、真空又は深紫外線(UV)から近赤外線(IR)までのスペクトル範囲をカバーする)を発生するための、ポンプ源及びHC−PCFを含む光源が提供される。本発明のHC−PCFを含む光源は、本発明の別の独立した主題と見なされる。
本発明の第2の好適な適用例(線形動作)に従って、HC−PCFは、例えば材料処理のために適用場所へ光フィールドをガイドするため使用される。
本発明の第3の一般的な態様に従って、上記の目的は、本発明の第1の一般的な態様に従ったHC−PCFを製造する方法によって解決される。この製造方法は、外装、内部クラッド、及び中空コアを含むHC−PCFを提供するステップと、HC−PCFの熱処理によって少なくとも1つのファイバ端部に光フィールド結合セクションを提供するための内挿テーパ形状を形成するステップと、を含む。有利な点として、本発明のHC−PCFは、好ましくはガラスであるファイバ材料の軟化点までファイバを局所的に加熱することによって製造される。表面張力のため、例えば毛細管のような内装構造は崩れる(collapse)傾向があるが、好ましくはHC−PCFの外径はほとんど不変のままである。
本発明の好適な実施形態に従って、反共振構造は、光フィールド結合セクションにおいてファイバ端部開口からモードガイドセクションに向かって徐々に拡大する断面寸法を有する。有利な点として、HC−PCFのこの実施形態は、光フィールド結合における内部クラッドを変更した構造を有し、HC−PCFの外径は光フィールド結合セクションに沿って一定であるので、外装の変更は回避されると共に、例えばHC−PCFと保持キャリアとの結合は影響を受けない。
本発明の別の好適な実施形態に従って、光フィールド結合セクションのファイバ端部コア直径及び軸方向結合セクション長は、内部クラッドとHC−PCFによるガイドのため中空コアに集束される光フィールドとのフィールド重複がファイバ端部開口において排除されるか又は無視できる程度であるように選択される。有利な点として、これは、内部クラッドとモードガイドセクションにおける光フィールドとのフィールド重複への円滑な遷移を与える。好ましくは、ポンプ源及び光学機構(optical setup)は、HC−PCFのモードガイドセクションに対する光の最大結合効率を得るように構成される。
有利な点として、光フィールド結合セクションは、軸方向結合セクション長及び軸方向遷移長を含むパラメータのうち少なくとも1つによって特徴付けることができる。軸方向結合セクション長は、光フィールド結合セクションの全長である。光フィールド結合セクションは好ましくは、光フィールド結合セクションにおいてファイバコア直径寸法がファイバ端部コア直径(D)から(0.5*(D+d))まで縮小するファイバ長である軸方向遷移長によって特徴付けられる。
軸方向遷移長は好ましくは、モードガイドコア直径(d)の少なくとも0.5倍の下限、及び/又は遷移寸法(π(D−d0.5/4λ))の最大で0.5倍の上限を有する。ここで、λはポンプ光フィールドの中心波長である。軸方向遷移長のこれらの限度は、ファイバ端部コア直径からモードガイドコア直径までの最小限であるが効果的な遷移に関して利点を有する。上限により、光フィールド結合セクションは特に、ガイドモードへの自由空間ビームの断熱的遷移(adiabatic transition)のために設計された光ファイバの従来のアップテーパ(up-tapering)(例えば[5]に記載されている)とは異なっている。特に好ましくは、軸方向遷移長は少なくとも10μm及び/又は最大で1000μmである。
軸方向結合セクション長は好ましくは、少なくともモードガイドコア直径(d)である下限、及び/又は最大で遷移寸法(π(D−d0.5/4λ))である上限を有する。本発明を実際に用いる際の具体的な利点は、光フィールド結合セクションの軸方向結合セクション長が少なくとも20μmである及び/又は最大で5000μmである場合に得られる。
好ましくは、光フィールド結合セクションは、内部クラッドの鋭い(階段状又はブレード形状の)エッジが入力ポンプフィールドに露光されないように構成されている。有利な点として、内部クラッドのエッジにおけるフィールド増強は回避される。しかしながら、特に臨界光フィールド強度を有する領域の外へ移動させる場合、反共振構造の鋭いエッジを除去する必要はない。
本発明の更に別の好適な実施形態によれば、内部クラッドは少なくとも1つのファイバ端部の開口まで延出している。有利な点として、光フィールド結合セクションのコンパクトなサイズが得られる。あるいは、内部クラッドは少なくとも1つのファイバ端部の開口まで延出していない。言い換えると、内部クラッドは、少なくとも1つのファイバ端部の開口から軸方向に距離をあけて提供することができる。有利な点として、これにより、HC−PCF内の厚さがゼロになった内部クラッドの縮小が可能となる。
ファイバ端部の劣化を抑制する利点は、HC−PCFの入力結合ファイバ端だけでなく出力結合端でも得られる。従って本発明によれば、光フィールド結合セクションは、入力結合ファイバ端及び出力結合ファイバ端のうち少なくとも一方に、例えば双方の端部に提供することができる。好ましくは、光フィールド結合セクションをHC−PCFの入力結合端にのみ提供することで、HC−PCFの製造は有利に簡略化される。
HC−PCF製造方法の好適な変形によれば、ある長さのHC−PCFが、このHC−PCFの端部からある距離に配置された少なくとも1つのファイバセクションで熱処理される。熱処理により、HC−PCFの長さに沿って内装のテーパ形状が形成される。その後HC−PCFは、少なくとも1つのファイバ端部において光ファイバ結合セクションを形成するため、少なくとも1つの熱処理したファイバセクションにおいて、例えばその中央部で、少なくとも1つの熱処理されたファイバセクションからある距離で、所定のファイバ長に切断される。入力結合端に光フィールド結合セクションを好適に提供したら、次いで、遷移領域を慎重に劈開して(cleave)高品質端面を生成することにより、入力結合端を調製する。HC−PCF製造方法の代替的な変形によれば、HC−PCFを、取得すべき所定のファイバ長に切断し、切断したHC−PCFの少なくとも1つのファイバ端部に対して、この少なくとも1つのファイバ端部に光フィールド結合セクションを形成するための熱処理を実行する。
適切な熱処理条件は、加熱に応じた、例えば表面張力による内部クラッド熱変形の試験又は数値シミュレーションによって見出すことができる。特に、熱処理条件は、取得すべきテーパ形状を形成するための処理温度と処理範囲に沿った温度分布を含む。
好ましくは、熱処理は、例えばレーザ照射、アーク放電、又は外部抵抗ヒータにより、少なくとも1つのファイバセクション又は少なくとも1つのファイバ端部でHC−PCFを加熱して、内部クラッドの共振構造を軟化させ、軟化させた反共振構造における表面張力効果によって光フィールド結合セクションを形成することを含む。反共振構造の収縮と同時に、その壁厚は増大する。更に、HC−PCF、特に内部クラッドの反共振構造に真空を与えることができ、軟化した反共振構造における表面張力と与えた真空との組み合わせ効果によって光フィールド結合セクションが形成される。これに加えて又はこの代わりに、モードガイドコアに内圧を加えることで、軟化した反共振構造における表面張力と与えた圧力との組み合わせ効果によって光フィールド結合セクションを形成することも可能である。
添付図面を参照しながら、本発明の更なる詳細及び利点について以下で説明する。
本発明の好適な実施形態に従ったHC−PCFの概略断面図である。 ポンプ光フィールドの図示を含む、本発明の別の実施形態に従ったHC−PCFの概略断面図である。 光学顕微鏡写真(A)及びSEM画像(B)を含む、本発明のHC−PCFのファイバ端部の画像である。 劣化した従来のHC−PCFの入力側のSEM画像である。 本発明のHC−PCF(曲線A)及び従来のHC−PCF(曲線B)のHC−PCF出力パワーを測定した実験結果である。 本発明に従ったHC−PCFを含む光源デバイスの概略図である。 本発明に従ったHC−PCFの測定出力スペクトルである。 従来のHC−PCFを含むHC−PCFベースの光源の概略図である。 従来のHC−PCFの入力側のSEM画像である。
本発明の好適な実施形態の特徴を、HC−PCFの入力ファイバ端部に光フィールド結合セクションを提供することに関連付けて以下で説明する。本発明はこれに対応して、HC−PCFの出力ファイバ端部で又は双方の端部で光フィールド結合セクションを用いて実施することも可能である。例示的に、毛細管状の単一環状構成によって内部クラッドが形成されているHC−PCFを参照する。本発明はこれに対応して、カゴメタイプ又は入れ子構造のような他の反共振構造を用いて実施することも可能である。
図1及び図2は、本発明の好適な実施形態に従ったHC−PCF10の概略拡大断面図を示す。図2は、ガウスビーム(入力光フィールド1)がHC−PCF10(入力ファイバ端部のみが図示されている)に集束され結合されていることを示す。実際の用途では、HC−PCF10は図1及び図2に示されているよりも長い軸方向範囲を有し、HC−PCF10の機能に応じて、例えば1cm〜5m、又はそれ以上の範囲内から選択される。
HC−PCF10は、例えば厚さが30μmであり内径Δが60μである、例えば石英ガラスで作製された外装12と、反共振構造15を含む内部クラッド13と、反共振構造間の空間によって与えられる中空コア14と、を備えている。反共振構造は、例えば図9の従来技術を参照して示されるような5つの毛細管の単一環状構成を含む。毛細管は、例えば0.1μm〜1μm、又はそれ以上の厚さの石英ガラスで作製されている。内部クラッド13は外装12の内面によって支持されている。HC−PCF10はモードガイドセクション11を含み、ここでは中空コア14が例えば30μmのモードガイドコア直径dを有する。
HC−PCF10の入力ファイバ端部16に、光フィールド結合セクション17が設けられている。光フィールド結合セクション17は軸方向結合セクション長Lを有し、これに沿ってHC−PCF10の内径がファイバ端部コア直径Dからモードガイドコア直径dまで縮小する。モードガイドコア直径が30μmであるHC−PCF10の例では、軸方向結合セクション長は好ましくは300μm以下である。例えば50μ以上のようなより大きいモードガイドコア直径では、軸方向結合セクション長は少なくとも1mm、具体的には数mmである可能性がある。内部クラッド14の毛細管15は、部分的に崩れたもの(図3B)から未処理のファイバ構造(図9)の寸法まで円滑な遷移を形成する。
光フィールド結合セクション17の理論的な最大軸方向結合セクション長Lは、ガウスレーザビーム(入力光フィールド1)の集束特性から以下のように導出することができる。集束レーザビームは、ビーム径w(z)(z:ビーム伝搬方向及びHC−PCF10の軸方向。図2のz<0の領域を参照のこと)、中心波長λ、焦点距離w=w(0)によって特徴付けられる。w(z)は以下のように計算することができる。
w(z)=w(1+(z/z0.5
ここで、z=πw /(4π)はレイリー長である。
ファイバ端部における光重複を低減するため、光フィールド結合セクションの軸方向結合セクション長L及び端部直径Dは、w(−L)<Dであるように、すなわち以下であるように選択しなければならない。
D>w(−L)≒d(1+(L/z0.5≒d(1+(4Lλ/(πd))0.5
ここで、d≒wである。この式をLについて解くと、以下が得られる。
L<π(D−d0.5/(4λ)
この長さの制約は好ましくは、ファイバ端部と向かい合い、初期コア直径Dが0.5*(D+d)に縮小するすなわち低減全体の50%に縮小するセクションに対する長さ制限に拡張される。好ましくは、この長さ(いわゆる軸方向遷移長)は、(π(D−d0.5/4λ))の0.5倍よりも短い。
図3は、本発明のHC−PCFの実用例の画像を示す。図3Aは入力ファイバ端部16の光学顕微鏡写真であり、光フィールド結合セクションは約250μmの長さを有する。図3Bは、外装12及び反共振構造15を含む入力面のSEM画像である。本発明の本質的な利点は図3Bによって表されている。すなわち、寿命試験後の反共振構造15が示され(図4及び図5も参照のこと)、目に見える劣化の兆候は存在しない。
図4及び図5に、従来のHC−PCFのパワー誘発劣化と、本発明のHC−PCFの有利な長い寿命が示されている。図4A及び図4Bは、約>100Whのポンプ光フィールドに露光された従来のHC−PCFの入力側のSEM画像を示す。本発明者等は、クラッド構造のこの顕著な劣化が、プラズマに促進された浸食の結果であることを見出した。プラズマは、ファイバ入力側の鋭いガス−ガラス界面におけるフィールド増強のために形成される。劣化の結果、従来のHC−PCFの平均出力パワーは、すでに数10Whの後で大幅に低下する(図5の破線の曲線Bを参照のこと)。本発明のHC−PCFを非線形の実験で試験すると、劇的な寿命の改善が得られた(図5の実線の曲線Aを参照のこと)。図5によると、外挿値を用いて、>1000Whの露光が実行可能である。
図6に、本発明のHC−PCF10を含む広帯域高輝度光源100の一実施形態が示されている。このような光源100は好ましくは、光学メトロロジ(例えば半導体業界向け)、UV顕微鏡法、又は分光法のような、長い寿命が極めて望ましい用途で使用される。
光源100は、ポンプ源20と、任意選択的な安定化ユニット21と、ガスセル30内に配置されたHC−PCF10と、任意選択的な追加の出力光学系22と、を備えている。ポンプ源20はパルスレーザであり、例えばμJレベルのエネルギ及びサブpsパルス時間を有する、具体的には中心波長が1030nmの10μJエネルギ及び300fsパルス時間を有するパルス光フィールド1を生成する。安定化ユニット21は、ポンプ源20からのパルス出力の空間位置を安定化するために提供される。ポンプパルスは、ガス充填された本発明のHC−PCF10内へ発射される。ガスセルは、例えば30バールのArを含む。パルスはHC−PCF10内でスペクトル拡大が実行され、広帯域出力2は出力光学系22によってコリメートされてアプリケーションに送出される。図7に、約240nm〜1700nmの範囲であるこのような光源の例示的なスペクトル3が示されている。図7の挿入図は、出力2の測定ビーム断面(570nmで1/e直径3.9mm)であり、極めて高いビーム品質を示している。
あるいは、HC−PCF10は、例えば材料処理のため連続レーザ光又はパルスレーザ光を生成するレーザ源から、例えばワークピースのような適用場所への線形レーザ伝送のために使用することができる。
例えば図1によるHC−PCF10は、融着接続機によって、HC−PCFのファイバセクションを、例えば1200℃のガラス転移温度(溶融シリカ向け)を超える温度に300msの加熱時間だけ加熱することによって製造される。ファイバセクションは、例えば500μmの長さを有する。加熱したファイバセクションの中央部から端部まで温度を低下させることにより、又は単にファイバセクションの中央部の加熱によって生成される温度フィールドにより、テーパ形状が形成される。続いて、冷却後にファイバセクションを切断する。
上記の記載、図面、及び特許請求の範囲において開示される本発明の特徴は、本発明を異なる実施形態で実施するため、個別に、組み合わせで、又はサブ組み合わせ(sub-combination)で、意義を持つ可能性がある。

Claims (17)

  1. 中空コアフォトニック結晶ファイバ(HC−PCF)(10)であって、前記HC−PCF(10)のモードガイドセクション(11)に沿って光フィールド(1)の少なくとも1つのモードをガイドするために構成され、
    前記HC−PCF(10)に沿って延出する外装(12)、内部クラッド(13)、及び中空コア(14)を備え、
    前記内部クラッド(13)は、前記外装(12)の内面上に配置され、前記中空コア(14)を取り囲む反共振構造(15)を含み、前記反共振構造(15)は複数の毛細管の単一環状構成を含み、
    前記中空コア(14)は、前記HC−PCF(10)の前記モードガイドセクションに沿って与えられたモードガイドコア直径(d)を有する、中空コアフォトニック結晶ファイバにおいて、
    前記HC−PCF(10)の少なくとも1つのファイバ端部(16)は、前記中空コア(14)が前記少なくとも1つのファイバ端部(16)におけるファイバ端部コア直径(D)から前記モードガイドコア直径(d)まで軸方向結合セクション長にわたってテーパ状である光フィールド結合セクション(17)を有することを特徴とする、中空コアフォトニック結晶ファイバ。
  2. 前記反共振構造(15)は、前記光フィールド結合セクション(17)において前記モードガイドセクションに向かって徐々に拡大する断面寸法を有する、請求項1に記載の中空コアフォトニック結晶ファイバ。
  3. 前記ファイバ端部コア直径(D)及び前記軸方向結合セクション長は、前記内部クラッド(13)と前記HC−PCF(10)によるガイドのため前記中空コア(14)に集束される前記光フィールドとの重複が前記ファイバ端部において排除されるか又は無視できる程度であるように選択される、請求項1から2のうち1項に記載の中空コアフォトニック結晶ファイバ。
  4. 前記ファイバコア直径の寸法が前記光フィールド結合セクション(17)において前記ファイバ端部コア直径(D)から(0.5*(D+d))まで縮小する軸方向遷移長は、前記モードガイドコア直径(d)の少なくとも0.5倍、及び/又は遷移寸法(π(D−d0.5/4λ))の最大で0.5倍であり、λは前記光フィールドの中心波長である、請求項1から3のうち1項に記載の中空コアフォトニック結晶ファイバ。
  5. 前記軸方向遷移長は少なくとも10μm及び/又は最大で1000μmである、請求項4に記載の中空コアフォトニック結晶ファイバ。
  6. 前記光フィールド結合セクション(17)の前記軸方向結合セクション長は、少なくとも前記モードガイドコア直径(d)、及び/又は最大で遷移寸法(π(D−d0.5/4λ))であり、λは前記光フィールドの中心波長である、請求項1から5のうち1項に記載の中空コアフォトニック結晶ファイバ。
  7. 前記光フィールド結合セクション(17)の前記軸方向結合セクション長は少なくとも20μm及び/又は最大で5000μmである、請求項6に記載の中空コアフォトニック結晶ファイバ。
  8. 前記内部クラッド(13)は前記少なくとも1つのファイバ端部(16)の開口まで延出している、請求項1から7のうち1項に記載の中空コアフォトニック結晶ファイバ。
  9. 前記内部クラッド(13)は前記少なくとも1つのファイバ端部(16)の開口まで延出していない、請求項1から7のうち1項に記載の中空コアフォトニック結晶ファイバ。
  10. 前記光フィールド結合セクション(17)は前記HC−PCF(10)の入力結合端にのみ設けられている、請求項1から9のうち1項に記載の中空コアフォトニック結晶ファイバ。
  11. 前記HC−PCF(10)は、光学的に非線形のプロセス、特にスペクトル拡大を光フィールドに実行するため使用されるか、又は
    前記HC−PCF(10)は光フィールドを適用場所へ送出するため使用される、請求項1から10のうち1項に記載の中空コアフォトニック結晶ファイバ(10)を使用する方法。
  12. 前記外装(12)及び前記内部クラッド(13)を含むHC−PCF(10)を提供するステップと、
    前記HC−PCF(10)の熱処理によって前記光フィールド結合セクション(17)を形成するステップと、
    を含む、請求項1から10のうち1項に記載の中空コアフォトニック結晶ファイバを製造する方法。
  13. 前記HC−PCF(10)の少なくとも1つのファイバセクションに前記熱処理を実行するステップと、
    前記少なくとも1つのファイバ端部(16)において前記光フィールド結合セクション(17)を形成するため、前記少なくとも1つの熱処理したファイバセクションにおいてある距離で前記HC−PCF(10)を所定のファイバ長に切断するステップと、
    を含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記HC−PCF(10)を、取得すべき所定のファイバ長に切断するステップと、
    前記切断したHC−PCF(10)の少なくとも1つのファイバ端部(16)に対して、前記少なくとも1つのファイバ端部(16)に前記光フィールド結合セクション(17)を形成するための前記熱処理を実行するステップと、
    を含む、請求項12に記載の方法。
  15. 前記熱処理は、前記内部クラッド(13)の前記反共振構造を軟化させ、前記軟化させた反共振構造(15)における表面張力効果によって前記光フィールド結合セクション(17)が形成されるように、前記HC−PCF(10)を加熱することを含む、請求項13又は14に記載の方法。
  16. 前記熱処理は、前記内部クラッド(13)の前記反共振構造を軟化させ、前記軟化させた反共振構造(15)における表面張力と前記反共振構造(15)のうち少なくとも1つに与えられた真空との組み合わせ効果によって前記光フィールド結合セクション(17)が形成されるように、前記HC−PCF(10)を加熱することを含む、請求項13又は14に記載の方法。
  17. 前記熱処理は、前記内部クラッド(13)の前記反共振構造を軟化させ、前記軟化させた反共振構造(15)における表面張力と前記中空コア(14)に与えられた圧力との組み合わせ効果によって前記光フィールド結合セクション(17)が形成されるように、前記HC−PCF(10)を加熱することを含む、請求項13、14、又は16に記載の方法。
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