JP6985897B2 - 情報処理装置およびその制御方法、プログラム - Google Patents
情報処理装置およびその制御方法、プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6985897B2 JP6985897B2 JP2017215899A JP2017215899A JP6985897B2 JP 6985897 B2 JP6985897 B2 JP 6985897B2 JP 2017215899 A JP2017215899 A JP 2017215899A JP 2017215899 A JP2017215899 A JP 2017215899A JP 6985897 B2 JP6985897 B2 JP 6985897B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feature
- image
- availability
- information processing
- features
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Image Analysis (AREA)
Description
第1実施形態では、現実空間における撮像装置の位置/姿勢を撮像装置から得られる画像に基づいて計測する構成について説明する。計測された撮像装置の位置/姿勢は、例えば、複合現実感システムが、現実空間と仮想物体とを位置合わせして仮想物体を描画することによりユーザに複合現実感を提供するのに利用される。第1実施形態の構成では、現実空間中に移動物体が存在する場合にも高精度にかつ安定して撮像装置の位置/姿勢を計測することが可能となる。複合現実感を体験するユーザは、頭部装着型表示装置(以下、HMD(Head-Mounted Display))を装着することにより、HMDを通して仮想物体が重畳された現実空間を観察する。HMDが搭載している撮像装置により撮像された画像上に、撮像装置の現実空間における位置/姿勢に基づいて仮想物体像が描画される。HMDは、撮像画像に仮想物体像が重畳された画像をユーザに提示する。
なお、画像を撮像する撮像装置180はステレオカメラに限るものではなく、現実空間の画像を撮像するカメラであればよい。例えば、撮像装置180は、単眼カメラで構成されても良いし、相対的な位置/姿勢が既知な三台以上のカメラで構成されても良い。また、撮像装置180はカラー画像を撮像するカメラに限るものではなく、濃淡画像を撮像するカメラであっても良いし、奥行き情報を撮像するカメラであってもよい。但し、単眼カメラを用いる場合には、位置/姿勢の算出、再投影誤差の算出に当たっては奥行きが必要となるため、例えばKleinらの手法(非特許文献5)を用いてカメラの動きから奥行きを算出することが必要になる。また、位置/姿勢を算出するための画像を撮像する撮像装置とCGが合成される画像を撮像する撮像装置は同一のものであってもよいし、別々のものであってもよい。
第1実施形態では、画像特徴に特徴点を用いたがこれに限られるものではなく、画像特徴は画像の幾何情報から撮像装置180の位置/姿勢を算出できるものであれば良い。例えばKotakeらの手法(非特許文献6)のように画像中のエッジを画像特徴として用いても良い。この場合、保持部140が保持する画像特徴の幾何属性は、例えば、画像上のエッジの両端点の二次元位置とすればよい。また、物体の三次元モデルを画像特徴とし、モデルと入力画像とを比較して撮像装置180の位置/姿勢を得るKorkaloらの手法(非特許文献7)が用いられてもよい。また、三次元モデルの代わりにマーカを画像特徴とし、マーカに基づく位置姿勢推定であるKatoらの手法(非特許文献2)が用いられても良い。
第1実施形態では、画像特徴の対応付けに正規化相互相関を用いた(ステップS140)。しかしながら、画像特徴の対応付けに用いられ得る手法はこれに限られるものではなく、画像間での特徴点の対応関係を見つけることができるものであれば良い。例えば、Loweの手法であるSIFT特徴量のマッチング(非特許文献8)が用いられても良い。また、例えばTomasiらの手法(非特許文献9)のように、前フレームの特徴点から直接現フレームの特徴点位置が算出(追跡)されても良い。
また、第1実施形態では、利用可能性の値が所定の閾値Vth以上の特徴点を、撮像装置180の位置/姿勢の算出に使用する特徴点として選択している(ステップS150)。しかしながら、特徴点の選択方法はこれに限られるものではなく、利用可能性の値の大きな特徴点を選択するものであればよい。例えば、利用可能性の値が大きなものから順に所定個(Pmax個)を選択するようにしても良い。また、例えばすべての特徴点の利用可能性の値の中央値や平均値の値よりも大きな利用可能性の値をもつ特徴点を選択するようにしても良い。
また、第1実施形態では、撮像装置180の位置/姿勢の算出に用いる特徴点を選択するための条件として、利用可能性の値が所定の閾値Vth以上であることを示したが、幾何属性(特徴点の位置)については考慮されていない。位置/姿勢の算出の精度を向上させるためには現フレーム上で密度が均一になるように特徴点が分布すると良い。したがって、例えば現フレームを格子上の小領域に区切り、各領域において利用可能性の値の大きい順に所定個(Pmax個)を選択するようにしても良い。また、例えば、既に選択された特徴点との画像上の距離が所定の閾値よりも大きい特徴点の中から利用可能性の値の大きな順に特徴点を選択するようにしても良い。すなわち、画像上の距離が所定の閾値よりも大きくなるように、かつ、利用可能性の値の大きな順に特徴点が選択されてもよい。
第1実施形態では、複数の検出特徴点(対応特徴点)から、利用可能性の値をもとに位置/姿勢算出に用いる特徴点を選択したが、使用する特徴点を選択するのではなく、利用可能性の値に基づいて位置/姿勢の算出への重みを各特徴点に付与するようにしても良い。具体的には、利用可能性の値をそのまま重みとしても良いし、利用可能性の値が所定の閾値以下であれば重みを0とし閾値以上であれば利用可能性の値をそのまま重みとするよう定めても良い。位置/姿勢の算出においては、複数の検出特徴点(対応特徴点)の各々に付与された重みに基づいて特徴点の位置/姿勢の算出への寄与度が調整、変更される。
第1実施形態のステップS170では、時刻tの利用可能性情報における利用可能性の値ctは、前フレームの利用可能性の値ct−1とステップS171で求めた再投影誤差を基に算出した利用可能性の値ccalcとのうち小さい方の値で更新される(数4を参照)。しかしながら、利用可能性の値の更新の方法はこれに限られるものではなく、再投影誤差が大きい場合に利用可能性の値が小さくなるような更新を実現する方法であれば良い。例えば、前フレームの利用可能性の値ct−1と再投影誤差から求めた利用可能性の値ccalcの単純な平均値で利用可能性の値が更新されてもよい。また、利用可能性の値ct−1と利用可能性の値ccalcの重み付き平均で利用可能性の値が更新されても良い。また、算出した利用可能性の値ccalcが所定の閾値以下の場合に0を下回らない範囲で時刻t−1の利用可能性の値ct−1から所定の値(例えば0.1)を減算した値を更新された利用可能性の値ctとしてもよい。
第1実施形態のステップS172では、再投影誤差から求めた利用可能性の値ccalcを、数5を用いて算出していたがこれに限られるものではない。再投影誤差が大きいほど利用可能性の値ccalcが小さくなるようないかなる算出方法も適用可能である。例えば、再投影誤差が所定の閾値以上であれば1、閾値未満であれば0としても良い。また、例えば、1を再投影誤差に1を加えた値で割った値としても良い。また、例えば、ネイピア数を底とし再投影誤差に負の符号をかけた値を指数とした値でも良い。
第1実施形態では、利用可能性の値を0から1の実数値で保持していたが、2値や量子化した値でも良い。例えば、利用可能性の値を2値で保持する場合には、ステップS171で算出した再投影誤差が所定の閾値以上では0、閾値未満であれば1とすれば良い。また、量子化する場合は、例えば、所定の閾値を2つ定めておき、再投影誤差の大きさをL、2つの閾値をA,B(A>B)とした場合に、L≧Aであれば0、A>L≧Bであれば0.5、L<Bであれば1のように定めても良い。
第1実施形態では、保持部140は時刻t−1に撮像した前フレームの画像特徴の幾何属性と利用可能性を利用可能性情報として保持していた。しかしながら、前フレームは時刻t−1に限られるものではなく、複数の時刻の履歴が保持されても良い。この時、更新部170は、利用可能性情報を、複数の時刻の履歴を参照して更新するようにしても良い。例えば、更新部170は、数6に示されるように、過去n個のフレームで算出した利用可能性の値の重み平均を用いて利用可能性の値を更新しても良い。
第1実施形態では、位置/姿勢の算出結果に基づいて(再投影誤差に基づいて)利用可能性情報を更新していた。しかしながら、利用可能性情報の更新は必須としない構成も可能である。以下に、利用可能性情報を更新しない画像処理システム100の構成について図5、図6を参照して説明する。
第1実施形態では、移動物体上の特徴点が位置/姿勢算出に利用されないように利用可能性情報を更新していた。しかしながら、テレビ画面に写る映像やプロジェクタが投影する像などといった、動く物体ではないが位置が変化する画像特徴もある。したがって、このような動く物体ではないが位置が変化する画像特徴が位置/姿勢算出に利用されないように利用可能性情を更新するようにしてもよい。具体的には、テレビ画面やプロジェクタが投影する領域などの動く物体ではないが位置が変化する画像特徴が現れる領域(以下、除外すべき領域)の情報を、ステップS110の初期化処理にて取得し、例えば保持部140に保持しておく。除外すべき領域を示す情報は、例えば、外部の記憶装置にデータベースとして記録されており、情報処理装置1はこのデータベースを読み込み、保持部140に保持する。もしくは、表示装置にGUIを提示し、ユーザの入力した除外すべき領域を指定するようにしてもよい。除外すべき領域内で検出された画像特徴については、更新部170が保持部140の該当する利用可能性の値を減少させる。
第1実施形態で用いた各種の閾値をユーザが設定するための構成が設けられてもよい。ユーザ設定を可能とする閾値としては、例えば、
・画像上での特徴点対応付けにおいて同一の特徴点とみなすかどうか判定するための閾値Mth(ステップS140)、
・特徴点を位置/姿勢算出に利用するか否かを判定するための利用可能性の値の閾値Vth(ステップS150)、
・利用可能性情報を更新する際の再投影誤差の閾値dth(ステップS172)、などが挙げられる。
本実施形態では、本発明における情報処理装置1を、複合現実感を実現するためのHMDの位置姿勢を算出する場合における適用方法について説明した。しかしながら、本発明を適応するアプリケーションは複合現実感を実現するための用途にとどまらない。例えば、移動ロボットの制御のためにロボットの位置/姿勢を算出する場合や、自動運転のために自動車の位置/姿勢を算出する場合にも適用してもよい。このような場合には、他の移動ロボットや自動車、歩行者が移動物体となりうる。
第1実施形態では、再投影誤差が大きい特徴点ほど利用可能性の値を小さくすることで、再投影誤差が大きい特徴点が位置/姿勢の算出へ利用されにくくなるようにしていた。第2実施形態では、前フレームと現フレームの特徴点の対応付けが連続して成功した回数が多い特徴点ほど利用可能性の値を大きくし、対応付けに失敗した特徴点は利用可能性の値を小さくする。このように、対応付けに連続して成功している特徴点を選択して用いることで高精度に、安定して撮像装置180の位置/姿勢を算出することができる。
第2実施形態では、各特徴点の対応付けに成功した回数である連続対応回数を基に利用可能性の値を更新したがこれに限られるものではない。例えば、連続対応回数を基に算出した利用可能性の値と、第1実施形態で算出した再投影誤差に基づいて算出した利用可能性の値とを組み合わせた合成値を算出し、この合成値を用いて位置/姿勢に用いる特徴点を選択するようにしても良い。この場合、利用可能性情報141は連続対応回数を基に算出された利用可能性の値ccと再投影誤差を基に算出された利用可能性の値cp、及び合成値cを保持する。そして、ステップS150において選択部150が、合成値cが所定の閾値以上である特徴点を選択する。なお、合成値cは、連続対応回数が小さいほど、または再投影誤差が大きいほど、減少するような値であれば良い。例えば、利用可能性の値ccとcpのうち小さい値を合成値としても良いし、ccとcpを積算した値や和算した値を合成値としても良い。
第1実施形態では、再投影誤差が大きい特徴点ほど、その利用可能性を減少させることで位置/姿勢の算出に利用しにくくしていた。また、第2実施形態では、連続対応回数の少ない特徴点ほど、その利用可能性を減少させることで位置/姿勢の算出に利用しにくくしていた。第3実施形態では、利用可能性の値が低下した特徴点でも再投影誤差が連続して所定の閾値よりも小さければ利用可能性の値を向上させる。すなわち、再投影誤差の値が所定回数以上にわたって連続して所定の閾値より小さい保持特徴に関連付けられた利用可能性を大きくする。これにより、一度低下した利用可能性の値を向上させることができ、移動物体が静止した時にも高精度、高安定に位置/姿勢を算出することができる。なお、第3実施形態における移動物体が静止するというのは、例えば複合現実感体験中に机や椅子などの什器のレイアウトを変更するなどして移動させた場合や、自動運転において他の移動していた自動車が駐車し静止した場合に起こる現象である。
第3実施形態では、連続整合回数が閾値以上であれば、数9のように利用可能性情報を更新していた。しかしながら、これに限られるものではなく、利用可能性情報の更新は連続整合回数が閾値以上の場合に利用可能性を増加させる方法であれば良い。例えば、利用可能性の値が1を超えない範囲で前フレームの利用可能性の値に所定の実数値を加算(例えば0.1)するようにしてもよい。あるいは、1を再投影誤差dに1を加えた値で割った値(c=1/(d+1))としても良いし、再投影誤差が所定の閾値以上であればd=1、閾値未満であればd=0としても良い。
第3実施形態においては、連続整合回数をもとに利用可能性の値を算出していた。しかしながら、連続整合回数ではなく、連続して整合した時間をもとに利用可能性の値を算出してもよい。具体的には、各特徴点の再投影誤差が所定の時間所定の閾値未満であれば利用可能性の値を小さくしてもよい。これにより、移動物体が一定時間静止した場合にはその物体上の特徴点も位置/姿勢算出に用いることが可能になり、高精度に、安定に位置/姿勢を算出することができる。
第1実施形態から第3実施形態では、世界座標系に対する前フレームのカメラの位置/姿勢に前フレームに対する現フレームのカメラの位置/姿勢を積算することで、現フレームの世界座標系に対するカメラの位置/姿勢を算出していた。このため、時間が経過すると位置/姿勢に蓄積誤差が生じる可能性がある。第4実施形態では、移動物体が存在するシーンにおいて位置/姿勢の算出の指標となる三次元マップを作成しつつ、作成した三次元マップと現フレーム上の特徴点との対応関係を基にマップに対する位置/姿勢を算出する。このとき、現フレーム上の特徴点の利用可能性の値が所定の閾値より小さければその特徴点を位置/姿勢の算出に使用しないようにすることで、高精度、安定にカメラの位置/姿勢が算出される。また、三次元マップ作成時には、利用可能性の値が所定の閾値より小さい特徴点を三次元マップに追加しないようにすることで、移動物体上の特徴点が三次元マップに追加されることを防ぎ、高精度、安定にカメラの位置/姿勢を算出する。
第4実施形態では、前フレームと現フレームの対応特徴点、投影マップ点と前フレームの特徴点の対応マップ点の二つの関係を併用してカメラの位置/姿勢を算出していた。また、第1実施形態では、前フレームの特徴点と現フレームの対応特徴点の関係から位置/姿勢を算出していた。しかしながら、これらに限られるものではなく、Kleinらの手法(非特許文献5)のように、マップ点と現フレームの対応特徴点の関係のみを用いて位置/姿勢を算出するようにしても良い。具体的には、ステップS260で投影マップ点との対応関係が見つからなかった前フレームの特徴点を除外し、投影マップ点と現フレームの対応特徴点により位置/姿勢を算出するようにしても良い。
上記各実施形態では、複合現実感システムにおける現実空間と仮想物体との位置合わせに利用するための現実空間における撮像装置(カメラ)の位置/姿勢の計測に本発明を適用する例を説明したが、これに限られるものではない。例えば、移動物体が含まれるシーンの中で、ロボットや自動車の自己位置推定を行う場合や、物体や空間の三次元モデリングを行う場合などに本発明を適用することができる。
Claims (22)
- 現実空間の複数の特徴を複数の第一の特徴として保持する保持手段と、
前記複数の第一の特徴の各々には、第一の時刻に撮像装置によって撮像された第一の画像における位置と、前記撮像装置の位置または姿勢の推定への利用可能性の情報とが関連付けられており、
前記第一の時刻以降の第二の時刻に前記撮像装置によって撮像された第二の画像において検出された複数の第二の特徴と、前記複数の第一の特徴とを対応付ける対応付け手段と、
前記対応付け手段によって対応付けられた第一の特徴に関連付けられている利用可能性に基づいて、前記複数の第二の特徴のうち前記撮像装置の位置または姿勢の推定に用いる第二の特徴を決定する決定手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記決定手段は、前記複数の第二の特徴から前記撮像装置の位置または姿勢の推定に用いる第二の特徴を選択、または、前記複数の第二の特徴の各々の位置または姿勢の推定への寄与度を表す重みを調整することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記決定手段が決定した第二の特徴を用いて前記第二の画像を撮像したときの前記撮像装置の位置または姿勢を推定する推定手段と、
前記推定手段が推定した位置または姿勢に基づいて、前記保持手段が保持する利用可能性を更新する更新手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記更新手段は、前記複数の第一の特徴に関連付けられている位置を前記第二の画像における位置に更新することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
- 前記推定手段が推定した位置または姿勢に基づいて前記複数の第一の特徴を前記第二の画像に投影し、前記第二の画像における、前記第二の特徴の位置と、前記対応付け手段により対応付けされた第一の特徴の投影位置との距離である再投影誤差を取得する取得手段をさらに備え、
前記更新手段は、前記再投影誤差に基づいて前記複数の第一の特徴に対応する利用可能性を小さくすることを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理装置。 - 前記更新手段は、前記再投影誤差が大きいほど前記利用可能性を小さくすることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
- 前記更新手段は、前記再投影誤差に基づいて推定された利用可能性と前記保持手段に保持されている利用可能性とのうちの小さい方、平均または重み付き平均、を用いて、前記保持手段に保持されている利用可能性を更新することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
- 前記更新手段は、前記対応付け手段による対応付け結果に基づいて、前記保持手段が保持する利用可能性を更新することを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記保持手段は、前記複数の第一の特徴の各々に関して、前記対応付け手段が対応付けに連続して成功した回数を保持し、
前記更新手段は、画像特徴の前記回数が小さいほど前記保持手段が保持する該画像特徴の利用可能性を小さくすることを特徴とする請求項7または8に記載の情報処理装置。 - 前記更新手段は、前記回数が所定回数以下の第一の特徴の利用可能性を0に設定することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
- 前記推定手段が推定した位置または姿勢に基づいて前記複数の第一の特徴を前記第二の画像に投影し、前記第二の画像における、前記第二の特徴の位置と、前記対応付け手段により対応付けされた第一の特徴の投影位置との距離である再投影誤差を取得する取得手段をさらに備え、
前記更新手段は、前記再投影誤差の値が所定回数以上にわたって連続して所定の閾値より小さい場合に、第一の特徴に関連付けられた利用可能性を大きくすることを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記保持手段は、シーン中に存在する特徴の三次元幾何情報を含む三次元マップを保持し、
前記三次元マップが有する特徴を前記第一の画像へ投影し、前記決定手段により決定された第二の特徴に対応する第一の特徴と投影された特徴とを対応付け、対応付けられた第一の特徴の位置を前記特徴の投影位置に変更する変更手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記対応付け手段により対応付けられた第二の特徴のうち、利用可能性の値が所定の閾値より大きい第二の特徴を前記三次元マップに追加する追加手段をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
- 前記決定手段は、前記複数の第二の特徴のうち利用可能性の値が所定の閾値より大きい第二の特徴を選択する、または、利用可能性の値が所定の閾値より大きい第二の特徴の位置または姿勢の推定への寄与度を表す重みの値を大きくすることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記決定手段は、前記複数の第二の特徴のうち利用可能性の値が大きなものから順に所定個の特徴を選択する、または、利用可能性の値が大きいほど第二の特徴の位置または姿勢の推定への寄与度を表す重みの値を大きくすることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記決定手段は、前記第二の画像を小領域に区切り、小領域ごとに利用可能性が高い順
に所定個の第二の特徴を選択する、または、小領域ごとに利用可能性が高い順に第二の特徴の
位置または姿勢の推定への寄与度を表す重みの値を大きくすることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記決定手段は、画像上の距離が所定の閾値よりも大きくなるように、かつ、利用可能性の値の大きな順に第二の特徴を選択することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記推定手段が推定した前記撮像装置の位置または姿勢に基づいて仮想物体の像を前記第一の画像に合成する合成手段と、
前記合成手段が合成した画像を表示する表示手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 撮像装置によって撮像された第一の画像における第一の特徴点の位置と、現実空間における前記撮像装置の位置または姿勢の推定への利用可能性であって第一の特徴点に関連付けられた利用可能性とを取得する取得手段と、
前記撮像装置によって撮像された第二の画像における複数の第二の特徴点と、複数の第一の特徴点とを対応付ける対応付け手段と、
前記第二の特徴点に関連付けられた第一の特徴点の利用可能性に基づいて、前記複数の第二の特徴のうち前記撮像装置の位置または姿勢の推定に用いる前記第二の画像における第二の特徴点を決定する決定手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 現実空間の複数の特徴を複数の第一の特徴として保持する保持手段を有する情報処理装置の制御方法であって、
前記複数の第一の特徴の各々には、第一の時刻に撮像装置によって撮像された第一の画像における位置と、前記撮像装置の位置または姿勢の推定への利用可能性の情報とが関連付けられており、
前記第一の時刻以降の第二の時刻に前記撮像装置によって撮像された第二の画像において検出された複数の第二の特徴と、前記複数の第一の特徴とを対応付ける対応付け工程と、
前記対応付け工程によって対応付けられた第一の特徴に関連付けられている利用可能性に基づいて、前記複数の第二の特徴のうち、前記撮像装置の位置または姿勢の推定に用いる第二の特徴を調整する決定工程と、を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 情報処理装置の制御方法であって、
撮像装置によって撮像された第一の画像における第一の特徴点の位置と、現実空間における前記撮像装置の位置または姿勢の推定への利用可能性であって第一の特徴点に関連付けられた利用可能性とを取得する取得工程と、
前記撮像装置によって撮像された第二の画像における複数の第二の特徴点と、複数の第一の特徴点とを対応付ける対応付け工程と、
前記第二の特徴点に関連付けられた第一の特徴点の利用可能性に基づいて、前記複数の第二の特徴のうち前記撮像装置の位置または姿勢の推定に用いる前記第二の画像における第二の特徴点を決定する決定工程と、を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至19の何れか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US15/861,764 US10957068B2 (en) | 2017-01-06 | 2018-01-04 | Information processing apparatus and method of controlling the same |
US16/779,997 US11037325B2 (en) | 2017-01-06 | 2020-02-03 | Information processing apparatus and method of controlling the same |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017001435 | 2017-01-06 | ||
JP2017001435 | 2017-01-06 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018113021A JP2018113021A (ja) | 2018-07-19 |
JP2018113021A5 JP2018113021A5 (ja) | 2020-12-17 |
JP6985897B2 true JP6985897B2 (ja) | 2021-12-22 |
Family
ID=62912348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017215899A Active JP6985897B2 (ja) | 2017-01-06 | 2017-11-08 | 情報処理装置およびその制御方法、プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6985897B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112001968B (zh) * | 2019-05-27 | 2022-07-15 | 浙江商汤科技开发有限公司 | 相机定位方法及装置、存储介质 |
CN112444242B (zh) * | 2019-08-31 | 2023-11-10 | 北京地平线机器人技术研发有限公司 | 一种位姿优化方法及装置 |
US20220366574A1 (en) * | 2019-09-26 | 2022-11-17 | Sony Group Corporation | Image-capturing apparatus, image processing system, image processing method, and program |
KR20240002188A (ko) * | 2022-06-28 | 2024-01-04 | 주식회사 브이알크루 | 비주얼 로컬라이제이션을 위한 방법 및 장치 |
KR102556767B1 (ko) * | 2022-06-28 | 2023-07-18 | 주식회사 브이알크루 | 비주얼 로컬라이제이션을 위한 방법 및 장치 |
KR102556765B1 (ko) * | 2022-07-04 | 2023-07-18 | 주식회사 브이알크루 | 비주얼 로컬라이제이션을 위한 방법 및 장치 |
KR20240004102A (ko) * | 2022-07-04 | 2024-01-11 | 주식회사 브이알크루 | 비주얼 로컬라이제이션을 위한 방법 및 장치 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6272071B2 (ja) * | 2014-02-18 | 2018-01-31 | 日本放送協会 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
JP6405891B2 (ja) * | 2014-10-29 | 2018-10-17 | 富士通株式会社 | 位置・姿勢推定装置、位置・姿勢推定方法、及び、プログラム |
-
2017
- 2017-11-08 JP JP2017215899A patent/JP6985897B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018113021A (ja) | 2018-07-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6985897B2 (ja) | 情報処理装置およびその制御方法、プログラム | |
US11037325B2 (en) | Information processing apparatus and method of controlling the same | |
US11727587B2 (en) | Method and system for scene image modification | |
US11348267B2 (en) | Method and apparatus for generating a three-dimensional model | |
US9928656B2 (en) | Markerless multi-user, multi-object augmented reality on mobile devices | |
CN108475433B (zh) | 用于大规模确定rgbd相机姿势的方法和系统 | |
JP6338021B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム | |
JP6503906B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム | |
JP6894707B2 (ja) | 情報処理装置およびその制御方法、プログラム | |
WO2013029675A1 (en) | Method for estimating a camera motion and for determining a three-dimensional model of a real environment | |
IL284840B (en) | Damage detection using visual data from multiple viewing angles | |
US12026903B2 (en) | Processing of depth maps for images | |
JP2017011328A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム | |
JP6817742B2 (ja) | 情報処理装置およびその制御方法 | |
JP2017123087A (ja) | 連続的な撮影画像に映り込む平面物体の法線ベクトルを算出するプログラム、装置及び方法 | |
KR100574227B1 (ko) | 카메라 움직임을 보상한 객체 움직임 추출 장치 및 그 방법 | |
JP6272071B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
Shere et al. | 3D Human Pose Estimation From Multi Person Stereo 360 Scenes. | |
WO2021146450A1 (en) | Mobile multi-camera multi-view capture | |
Koniarski | Augmented reality using optical flow | |
Madaras et al. | Position estimation and calibration of inertial motion capture systems using single camera | |
WO2021100681A1 (ja) | 三次元モデル生成方法及び三次元モデル生成装置 | |
Herttuainen et al. | Simultaneous Camera Calibration and Temporal Alignment of 2D and 3D Trajectories | |
JP2022112168A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201106 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201106 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20210103 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211018 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211029 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211126 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6985897 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |